JPH0418768Y2 - - Google Patents

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JPH0418768Y2
JPH0418768Y2 JP1985149310U JP14931085U JPH0418768Y2 JP H0418768 Y2 JPH0418768 Y2 JP H0418768Y2 JP 1985149310 U JP1985149310 U JP 1985149310U JP 14931085 U JP14931085 U JP 14931085U JP H0418768 Y2 JPH0418768 Y2 JP H0418768Y2
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JP
Japan
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workpiece
cutter
abutments
cutter base
moving
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JP1985149310U
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JPS6258142U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はワークの位置決め装置、特にカツタに
よるワークの加工取代の均一化を図つたワークの
位置決め装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種ワークの位置決めは、前工程での
加工部または粗材面を加工基準として、この加工
基準にストツパ等を当接させて行うことが一般に
行われていた。
また、実開昭57−173936号公報には、ツールヘ
ツドにガイドバーを固着し、治具台に形成したガ
イドポストにこのガイドバーを挿入することによ
り位置決めを行うよう構成したものが記載されて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記前工程又は粗材面を加工基
準とした場合、前加工寸法、粗材のバラツキ等の
影響により加工取代が不均一となつて加工残り発
生の原因となつてしまうという欠点があつた。
また、前記実開昭57−173936号公報に記載のも
のは、工作機械におけるツールヘツドと治具台と
の位置決め装置に関するもので、加工取代の均一
化を図つたものではなく、従つて加工面とガイド
バー及びカツタ等との関係については何等提案さ
れていない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記のような従来の問題点に鑑み、加
工取代を一定に保ち、加工残りの発生防止及び取
代低減を可能とすることによつて加工精度の向上
を図つたものを提供せんとして案出されたもので
あり、その要旨は、カツタと一対の突当てとを装
着したカツタベースと、該カツタベースを前後及
び左右方向に移動せしめる駆動機構と、ワークを
固定するためのクランプ機構とを夫々具備し、前
記カツタベースの左右動により前記一対の突当て
をワークのクランプ中心を跨ぎワークの左右側方
に夫々位置せしめるとゝもに、前記カツタベース
の前進により前記一対の突当ての前面をワークの
加工面に当接させてワークの位置決めを行うよう
構成したことを特徴とするワーク位置決め装置に
ある。
(作用) 而して、ワークの加工される面(加工面)を基
準面として、この基準面に突当てを当接させてワ
ークの位置決めを行い、この状態でワークをクラ
ンプすることによりカツタに対する平行度及び適
正な取代を確保して加工取代の均一化を図るよう
にしたものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により詳細に
説明するに、図中1は加工機本体で、該加工機本
体1にはカツタベース2が前後及び左右動自在に
装着されており、該カツタベース2の前端にはカ
ツタ3が回転自在に支承されている。
4,4は左右二個の突当で、ボルト等により前
記カツタベース2に固着されたブラケツト5に突
設して取付けられており、このカツタベース2の
移動に伴つて前記カツタ3及び突当て4,4が一
体となつて移動するよう構成されていると共に、
前記突当て4,4の前面4a,4aとカツタ3の
表面との距離がlとなるよう設定されている。
この突当て4,4はその前面4a,4aを夫々
ワーク6の加工を施す面(加工面)を基準面6a
とし、この基準面6aに夫々当接させることによ
り、突当て4,4の前面4a,4aと下記のテー
ブル7の幅方向(前後方向)中心との距離をLと
してワーク6、特にその基準面6aの位置決めを
行うためのものであり、ワーク6を下記の治具8
でクランプした時、この左右方向のクランプ中心
を跨ぎ、ワーク6の左右両側方に位置するよう配
設されている。
而して、ワーク6の加工面、即ち基準面6aの
左右方向クランプ中心を跨ぐ二箇所に前記突当て
4,4の前面4a,4aを夫々当接させてワーク
6の位置決めを行うことにより、ワーク6の平行
度及び適正な取代を確保するよう構成されている
のである。
7は前記加工機本体1の前方に配設したテーブ
ルで、その上面にはワーク6を固定するため治具
(クランプ)8が備えられている。この治具8は
前部クランパ8a、後部クランパ8b、側部クラ
ンパ8c,8c及び上部クランパ8dとから構成
されており、前記テーブル7の上面に載置された
ワーク6の基準面6aを突当て4,4の前面4
a,4aに当接させてこの位置決めを行つた後、
先ず前部クランパ8aを前進させ、ワーク6を突
当て4,4と前部クランパ8aで挟持する。
次に、後部クランパ8bを前進させてこの前面
でワーク6の内部後面を押し付けた後、側部クラ
ンパ8c,8cを内方に夫々移動させてワーク6
の側面を挟持し、更に上部クランパ8dを下降さ
せてワーク6の上面を押さえ、ワーク6を前記テ
ーブル7の上面に固定する。
而して、先ずテーブル7の上面にワーク6を載
置し、この状態でカツタベース2をテーブル7の
方向に移動させ、さらに前進させてワーク6の基
準面6aに突当て4,4の前面4a,4aを夫々
当接させてこの位置決めを行つた後、上記のよう
に、治具8によりワーク6の固定(クランプ)を
行い、つぎに、前記カツタベース2、ひいては突
当て4,4を上記lより少ないΔl(l<Δl)だけ
後退させる。
そしてこの状態で、カツタベース2、ひいては
カツタ3を更にテーブル7方向に移動させること
により、カツタ3によるワーク6の加工面(基準
面)6aのl−Δlの切削加工を行うのである。
この時、カツタベース2の左右動に伴い突当て
4,4も同時に同方向に移動するため、この突当
て4,4がこのカツタ3による切削加工の邪魔と
なつてしまうことはない。
〔考案の効果〕
本考案に係るワークの位置決め装置は、上記の
ように、カツタと一対の突当てとを装着したカツ
タベースと、該カツタベースを前後及び左右方向
に移動せしめる駆動機構と、ワークを固定するた
めのクランプ機構とを夫々具備し、前記カツタベ
ースの左右動により前記一対の突当てをワークの
クランプ中心を跨ぎワークの左右側方に夫々位置
せしめるとゝもに、前記カツタベースの前進によ
り前記一対の突当ての前面をワークの加工面に当
接させてワークの位置決めを行うよう構成したも
のであるから、カツタに対する平行度及び適正な
取代を確保して加工取代の均一化を図ることがで
きる。
従つて、加工残りの発生を防止することが出来
るとゝもに、取代低減による平面度や面粗度等の
加工精度を向上させることができ、更にカツタに
よる切削加工の際の突当てを別の手段で逃がす必
要はないといつた諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を備えた加工機械を示
し、第1図は平面図、第2図は正面図、第3図は
テーブルの上面を示す平面図である。 1……加工機本体、2……カツタベース、3…
…カツタ、4……突当て、4a……同前面(当接
面)、6……ワーク、6a……同基準面(加工
面)、7……テーブル、8……治具(クランプ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カツタと一対の突当てとを装着したカツタベー
    スと、該カツタベースを前後及び左右方向に移動
    せしめる駆動機構と、ワークを固定するためのク
    ランプ機構とを夫々具備し、前記カツタベースの
    左右動により前記一対の突当てをワークのクラン
    プ中心を跨ぎワークの左右側方に夫々位置せしめ
    るとゝもに、前記カツタベースの前進により前記
    一対の突当ての前面をワークの加工面に当接させ
    てワークの位置決めを行うよう構成したことを特
    徴とするワーク位置決め装置。
JP1985149310U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0418768Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985149310U JPH0418768Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985149310U JPH0418768Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6258142U JPS6258142U (ja) 1987-04-10
JPH0418768Y2 true JPH0418768Y2 (ja) 1992-04-27

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ID=31064395

Family Applications (1)

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JP1985149310U Expired JPH0418768Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP (1) JPH0418768Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56139851A (en) * 1980-04-02 1981-10-31 Mazda Motor Corp Device for inspecting working position of machine tool
JPS6195809A (ja) * 1984-10-12 1986-05-14 Hitachi Seiki Co Ltd Nc専用工作機械のワーク取付装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56139851A (en) * 1980-04-02 1981-10-31 Mazda Motor Corp Device for inspecting working position of machine tool
JPS6195809A (ja) * 1984-10-12 1986-05-14 Hitachi Seiki Co Ltd Nc専用工作機械のワーク取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6258142U (ja) 1987-04-10

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