JP2517246Y2 - 平面研削盤 - Google Patents

平面研削盤

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JP2517246Y2
JP2517246Y2 JP1989143136U JP14313689U JP2517246Y2 JP 2517246 Y2 JP2517246 Y2 JP 2517246Y2 JP 1989143136 U JP1989143136 U JP 1989143136U JP 14313689 U JP14313689 U JP 14313689U JP 2517246 Y2 JP2517246 Y2 JP 2517246Y2
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JPH0382145U (ja
Inventor
敏 松井
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日立精工株式会社
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野」 本考案は、砥石と工作物との相対的な移動量を容易に
設定ができる平面研削盤に関する。
〔従来技術〕
平形砥石を使用する平面研削加工では、一般に砥石と
工作物とを工作物の長さ方向および幅方向に相対的に移
動させながら加工を行う。このとき、作業能率を向上さ
せるため、研削加工を開始する前に、あらかじめ相対的
な移動の開始点とその範囲(以下、開始点とその範囲を
まとめて移動量という)を設定しておく必要がある。
実願昭56−48474号では、載置台側に石材の載置位置
を検出する石材位置検出スケールを設けると共に架台側
に石材位置検出スケールに対応しドグの位置決めを可能
とするドグ位置決めスケールを設け、石材の大きさに応
じてドグの位置を決めるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、ドグを位置決めするときには前面と側
面の2面で作業をしなければならない。一般に、研削盤
等の工作機械の設置間隔は最小限であることが多く、側
面のドグ位置決め作業は困難であった。
本考案の目的は、上記した課題を解決し、左右および
前後方向の移動量を能率よく決定することができる平面
研削盤を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した課題は、工作物を載置しベッドに対して左右
に移動するテーブルの前面側にテーブルの移動範囲を決
める位置決め手段を備えテーブルと砥石を保持しベッド
に対して前後に移動するコラムとを相対的に移動させて
加工をする研削盤において、中央を0とする対称目盛で
コラムの最大移動範囲の目盛を持つテーブルスケール
と、1個のドッグと、一端にハンドルを固定し軸方向に
左ねじと右ねじを形成したスクリュウと上記スクリュウ
の左ねじと右ねじの接続部を中心として対称な位置に螺
合する2個の位置検出器と上記スクリュウを回転自在に
保持するガイドとからなリハンドルの回転角と2個の位
置検出器の間隔とを対応させた位置検出装置を設け、テ
ーブルスケールはその目盛0をコラムが移動範囲の中心
に位置するときの砥石中心位置に一致させかつコラムの
移動方向に合わせてテーブル上に配置し、ドッグはコラ
ム側面に配置し、位置検出装置はスクリュウの左ねじと
右ねじの接続部をコラムが移動範囲の中心に位置すると
きのドッグ中心位置に一致させかつハンドルがテーブル
側になる向きにしてベッド側面に配置することにより解
決される。
〔作用〕
工作物を研削面の中心がテーブルの相対的な移動中心
に略一致するようにテーブルに載置する。そして、研削
面の左右および/または前後方向に対応する目盛をテー
ブルスケールで読みとり、読み取つた目盛と同じ位置決
めスケールの目盛位置に位置検出器をセツトすれば、求
める移動量を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を示す第1図〜第3図により
説明する。第1図は本考案を適用した平面研削盤の正面
図である。1はベツド。2はテーブルで、ベツド1上を
図において左右方向に摺動可能に保持されている。3は
チヤツクで、テーブル2の上に載置されている。4は工
作物で、チヤツク3に取り付けられている。5は工作物
4の研削面である。6はコラムで、ベツド1上を図にお
いて前後方向に摺動可能に保持されている。7はスピン
ドルヘツドで,コラム6に図において上下方向に摺動可
能に保持されている。8は砥石で、スピンドルヘツド7
に回転自在に保持されている。
9はガイドで、ベツド1に固定されている。ガイド9
には、テーブル2の最大移動範囲の中央位置に対応する
点を0として、左右対称に目盛が付けられている。10は
スクリュウで、ガイド9に回転自在に保持され、かつ、
前記目盛に0に対応する位置を境界として左ねじと右ね
じが形成されている。11は近接スイツチで、ガイド9に
図において左右方向に移動可能に保持されるとともに、
スクリュウ10と螺合している。12はハンドルで、スクリ
ュウ10の一端に固定されている。13はドツグで、テーブ
ル2が最大移動範囲の中央位置にあるときにガイド9の
目盛0に対向する位置になるようにテーブル2に固定さ
れている。
第2図は第1図の側面図であり、同じ部分は同じ符号
で示してあるので、説明は省略する。ただし、この場合
はドッグ13がコラム6に固定されており、コラム6が図
において左右方向に移動する。なお、2個の近接スイッ
チ11の間隔はハンドル12の回転角に対応させてある。第
3図はテーブル2の平面図である。
点Pはテーブル2の砥石8に対する相対的な移動中心
である。そして、チヤツク3の長さ方向(すなわち左右
方向)および幅方向(すなわち前後方向)の中心も移動
中心Pに一致させてある。
14、15はテーブルスケールで、それぞれ中央0に関し
て対称に目盛がつけてある。なお、テーブルスーケル1
4,15の目盛は上記したガイド9の目盛と同じにしてあ
る。そして、それぞれの中央0は移動中心Pと一致させ
てテーブル2に配置されている。
以上の構成において、研削面5の中心が移動中心Pに
略一致するように工作物4をチヤツク3に載置する。
そして、研削面5の左右および/または前後方向に対
応する目盛をテーブルスケール14,15で読みとる。そし
てハンドル12を回転させ、近接スイッチ11をテーブルス
ケール14、15で読み取つた目盛の位置あるいは一定の余
裕を持たせて位置決めする。
なお、上記実施例ではガイド9に目盛をつけることに
より位置決めスケールとしたが、側面側には設けなくて
もよい。
さらに、近接スイツチを固定し、ドツグを移動可能な
構造にしてもよいし、左右あるいは前後方向のうちのい
づれか一方だけを決めるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案によれば、テーブルに載
置した工作物の研削面の長さおよび幅に対応する目盛を
テーブルスケールにより読み取り、読み取つた目盛と同
じ位置決めスケールの目盛位置に近接スイッチをセツト
すれば、ただちに移動量が決まる。
従つて、移動量を能率よく決定することができ、作業
能率が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面研削盤の正面図。
第2図は側面図。第3図はテーブルの平面図である。 1……ベツド、2……テーブル、4……工作物、5……
研削面、8……砥石、9……ガイド、10……スクリュ
ウ、11……近接スイツチ、12……ハンドル、13……ドッ
グ、14,15…テーブルスケール。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作物を載置しベッドに対して左右に移動
    するテーブルの前面側にテーブルの移動範囲を決める位
    置決め手段を備えテーブルと砥石を保持しベッドに対し
    て前後に移動するコラムとを相対的に移動させて加工を
    する研削盤において、中央を0とする対称目盛でコラム
    の最大移動範囲の目盛を持つテーブルスケールと、1個
    のドッグと、一端にハンドルを固定し軸方向に左ねじと
    右ねじを形成したスクリュウと上記スクリュウの左ねじ
    と右ねじの接続部を中心として対称な位置に螺合する2
    個の位置検出器と上記スクリュウを回転自在に保持する
    ガイドとからなりハンドルの回転角と2個の位置検出器
    の間隔とを対応させた位置検出装置を設け、テーブルス
    ケールはその目盛0をコラムが移動範囲の中心に位置す
    るときの砥石中心位置に一致させかつコラムの移動方向
    に合わせてテーブル上に配置し、ドッグはコラム側面に
    配置し、位置検出装置はスクリュウの左ねじと右ねじの
    接続部をコラムが移動範囲の中心に位置するときのドッ
    グ中心位置に一致させかつハンドルがテーブル側になる
    向きにしてベッド側面に配置したことを特徴とする平面
    研削盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102974867A (zh) * 2012-11-26 2013-03-20 安徽长青电子机械(集团)有限公司 一种触点反控设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852055Y2 (ja) * 1981-04-06 1983-11-28 誉夫 加藤 石材研削機

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CN102974867A (zh) * 2012-11-26 2013-03-20 安徽长青电子机械(集团)有限公司 一种触点反控设备

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