JPS6342961Y2 - - Google Patents

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JPS6342961Y2
JPS6342961Y2 JP6402883U JP6402883U JPS6342961Y2 JP S6342961 Y2 JPS6342961 Y2 JP S6342961Y2 JP 6402883 U JP6402883 U JP 6402883U JP 6402883 U JP6402883 U JP 6402883U JP S6342961 Y2 JPS6342961 Y2 JP S6342961Y2
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JP
Japan
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workpiece
feed
main shaft
feed table
cutting
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JP6402883U
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JPS59171004U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、回転駆動された被加工物の端面を
切削加工する旋盤のような端面切削装置に関する
ものである。
(従来技術) 従来、旋削加工技術において、加工完了後等に
切削工具を被加工物に対して横送りする移動台を
備えた旋削機械として、実公昭51−17576号公報
に開示された旋盤、第1図に示す端面切削装置等
が知られている。
例えば、第1図に示す端面切削装置について、
以下に説明する。第1図において、1は被加工
物、1Bは被加工物の加工端面、2はチヤツク、
3はチヤツク2が前端部に装着された主軸、4は
主軸3を回転可能に支承する主軸台、5は送り
台、6はベツド、7は送り溝、8はねじ送り機
構、9はパルスモータである。ベツド6に設けた
送り溝7とねじ送り機構8およびパルスモータ9
とで送り台駆動装置100が構成され、送り台5
が主軸3と直角方向に前後駆動される。
10は移動台、11は移動溝、12はリトラク
トシリンダで、送り台5に設けた移動溝11とリ
トラクトシリンダ12とで移動台駆動装置101
が構成され、移動台10が主軸3と平行に前後駆
動される。13は移動台10に取り付け可能に装
着されるバイトのような切削工具、14は移動台
停止用のストツパであり、移動台10の停止位置
を定める。
上記構成において、主軸3が主軸駆動装置(図
示せず)によつて駆動すると、被加工物1を把持
したチヤツク2が被加工物1を回転させる。ねじ
送り機構8とパルスモータ9とにより送り台5を
送り溝7に沿つて下へ前駆動させると、移動台1
0が送り台5とともに下へ移動し、切削工具13
が被加工物の端面1Bを加工する。所定の切削加
工が終わると、送り台5の前駆動が停止される。
そして、リトラクトシリンダ12により移動台1
0を移動溝11に沿つて右へ後駆動させて、切削
工具13が被加工物の端面1Bから離れた後、送
り台5を上へ後駆動させる。さらに、移動台10
を左へ前駆動させると、送り台5および移動台1
0が第1図の状態に復帰し、チヤツク2に新しく
把持された被加工物1の端面1Bがつづいて切削
に供される。
ところで、上記構成を有する従来の端面切削装
置では、移動台10が主軸3と平行に前駆動され
るものであるため、切削圧が増加すると、リトラ
クトシリンダ12の押圧力で上記切削圧に抗して
移動台10を支えるのが困難になつて、移動台1
0の支持剛性が低下するとともに、リトラクトシ
リンダ12の作動源の圧力変動やストツパ14の
摩耗、それに移動台10のくり返し移動に伴つ
て、切削工具13に与える微少な位置ずれが、被
加工物の端面1Bに1:1の割合で影響を及ぼ
し、被加工物1の加工精度に直接影響を与える。
また、上記移動台10の支持剛性を高めようとす
ると、リトラクトシリンダ12が大型化する。さ
らに、この端面切削装置では、リトラクトシリン
ダ12が被加工物1の一側方に出張るものである
ため、作業者の作業性を悪くする。
(考案の目的) この考案は上記従来例の欠点に対処したもので
あり、切削工具の位置ずれが被加工物の加工精度
に直接影響を与えず、しかも切削圧に対する支持
剛性が向上し、かつ作業性のよい端面切削装置を
提供することを目的とする。
(考案の構成) この考案は上記目的を達成するため、移動台が
送り台上において、前駆動されるほどチヤツクか
ら遠ざかるように傾斜案内したものである。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて
説明する。第2図において、15は駆動モータ、
16は駆動モータ15と主軸3との各プーリ、1
7はプーリ16,16に掛け渡したベルトであ
る。上記駆動モータ15とプーリ16およびベル
ト17とで主軸駆動装置102が構成され、主軸
3が回転される。
移動溝11は送り溝7に対して傾斜しており、
移動台10が傾斜案内される。すなわち第3図に
おいて、Cは送り溝7の中心線で、送り台5が該
中心線Cに沿つて主軸3と直角方向に前後駆動さ
れる。Dは移動溝11の中心線で、移動台10が
該中心線Dに沿つて下へ前駆動するとチヤツク2
から遠ざかり、上へ後駆動するとチヤツク2に近
づく。αは中心線CとDとの交差角である。Eは
主軸3の中心線で、送り溝7の中心線と直角であ
る。
第2図および第3図において、駆動モータ15
の駆動によつてチヤツク2に把持した被加工物1
が中心線Eを中心に回転し、送り台5が送り溝7
の中心線C上を下へ前駆動されて、切削工具13
が被加工物の端面1Bを切削する。切削加工が終
わると、送り台5の前駆動は停止される。その状
態で、移動台10が移動溝11の中心線Dに沿つ
て下へ前駆動されると、切削工具13が被加工物
1の加工を終えた端面1Bから遠ざかる。そし
て、送り台5を中心線Cに沿つて上へ後駆動させ
ると、切削工具13が被加工物1の加工端面1B
を傷つけることもなく、送り台5とともに上行す
る。さらに、移動台10を中心線Dに沿つて上へ
後駆動してストツパ14に停止すれば、送り台5
と移動台10とが所定の切削加工を終えて第2図
および第3図の状態に復帰する。
ここで、移動台10が送り台5に対して角度α
を設けて傾斜案内されているため、切削力Fに対
して切削工具13を定位置に保持するのに必要な
力が小さくなる。つまり、F(sinα−μcosα)と
なる。ここでμは移動台10と移動溝との摩擦係
数とする。したがつて、リトラクトシリンダ12
をその分小型化することができるとともに、該リ
トラクトシリンダ12が中心線D上に納められて
被加工物1の一側方に出張ることもないから、被
加工物1側に位置する作業者の周囲のスペースが
広くなつて作業性が向上する。また、リトラクト
シリンダ12の作動源の圧力変動やストツパ14
の摩耗、それに移動台10のくり返し移動に伴つ
て切削工具13に与える微少な位置ずれが、被加
工物1の端面1Bに1:sinαの割合でのみ影響
し、その影響を少なくすることができる。
なお、第2図および第3図では、チヤツク2が
上向きになるように主軸台4が傾斜状に設置され
ているため、被加工物1が自重でチヤツク面に密
着し、被加工物1をチヤツク面に装着し易く、か
つ脱落し難くするものである。したがつて、チヤ
ツク2の前方に位置して被加工物1を押し込んで
おくための心押し装置は除去されている。
(考案の効果) 以上において説明した通り、この考案の端面切
削装置によれば、移動台が送り台上において前駆
動されるほどチヤツクから遠ざかるように傾斜案
内されたものであるため、切削工具の位置ずれが
被加工物の加工精度に直接に悪影響を与えず、し
かも切削圧に対する移動台の支持剛性が向上し、
かつ作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の端面切削装置の正面図、第2図
はこの考案の一実施例を示す端面切削装置の正面
図、第3図は要部を示す第2図の拡大図である。 1……被加工物、1B……加工端面、2……チ
ヤツク、3……主軸、4……主軸台、5……送り
台、7……送り溝、10……移動台、11……移
動溝、12……リトラクトシリンダ、13……切
削工具、14……ストツパ、C,D,E……中心
線、α……角度、100……送り台駆動装置、1
01……移動台駆動装置、102……主軸駆動装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工物の端面を切削加工する装置であつて、
    被加工物を把持するチヤツクが前端部に装着され
    る主軸と、主軸を回転可能に支承する主軸台と、
    主軸を駆動する主軸駆動装置と、主軸と直角方向
    に移動可能に支持された送り台と、送り台を前後
    駆動する送り台駆動装置と、送り台上において前
    駆動されるほどチヤツクから遠ざかるように傾斜
    案内され、かつ切削工具が取付可能な移動台と、
    移動台を前後駆動させる移動台駆動装置とを備え
    てなる端面切削装置。
JP6402883U 1983-04-27 1983-04-27 端面切削装置 Granted JPS59171004U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6402883U JPS59171004U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 端面切削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6402883U JPS59171004U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 端面切削装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59171004U JPS59171004U (ja) 1984-11-15
JPS6342961Y2 true JPS6342961Y2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=30194210

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JP6402883U Granted JPS59171004U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 端面切削装置

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JPS59171004U (ja) 1984-11-15

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