JPH0560762B2 - - Google Patents

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JPH0560762B2
JPH0560762B2 JP8462788A JP8462788A JPH0560762B2 JP H0560762 B2 JPH0560762 B2 JP H0560762B2 JP 8462788 A JP8462788 A JP 8462788A JP 8462788 A JP8462788 A JP 8462788A JP H0560762 B2 JPH0560762 B2 JP H0560762B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
cover body
cutter
tenon
processing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8462788A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01257002A (ja
Inventor
Takeshi Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Industries Co Ltd filed Critical Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority to JP8462788A priority Critical patent/JPH01257002A/ja
Publication of JPH01257002A publication Critical patent/JPH01257002A/ja
Publication of JPH0560762B2 publication Critical patent/JPH0560762B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、加工材の上面を基準として適切に
各種ほぞ加工を行うほぞ取機などの切削装置に関
する。
(従来の技術) 在来建築工法においては、木材接合部に種々の
継手加工を行う必要があり、近年では熟練技能者
の不足を補うため、或は構成強度、精度の向上を
目的として接合部の加工作業が機械化されて来て
いる。
その接合部を構成するほぞ形状の一例は、第5
図A,Bに示す通りで、対をなす雄ほぞと雌ほぞ
とは、図の場合その上面を基準として寸法が決め
られ、これに従つて切削加工がされている。
従来、この種のほぞ加工機械として実公昭58−
20323号に開示されるものが存在する。この加工
機は、ほぞ加工に当たつて基準面を下側にとり、
下側から上側へ向かつてカツターを作用して加工
を行つたものである。この下側基準方式によれ
ば、加工材の寸法の大きさ(高さ寸法)に拘ら
ず、常に切込み位置を一定にすることができ、ほ
ぞ寸法を管理する上では有利であつた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の方式によるときは切削位
置を記した墨付線を下側にして加工材をセツトす
るために、作業がしにくくなるという問題点があ
つた。また、カツターの直上にカバー体を設ける
ことができないために全体カバーを必要とするな
どの問題点を生じた。
本発明は、上記した従来技術の問題点に着目し
てなされたもので、加工材の上面を基準面として
作業性を向上した場合にあつて、適切なほぞ切削
加工を行うことができる切削装置を提供しようと
するものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明に係るほ
ぞ取機などの切削装置は、次のようにしたもので
ある。すなわちその要旨とするところは、駆動モ
ータによつて少なくとも昇降方向へ移動制御され
る主軸ヘツドに加工カツターを備え、この加工カ
ツターをカバー体により外套した木工機械におい
て、 上記カバー体を主軸ヘツドに対し昇降自在に配
設すると共に、カバー体と主軸ヘツドの相対的な
移動を検出する検出手段を設け、この検出手段の
検出信号によつて上記駆動モータの制御を行うよ
うにしたことにある。
(作用) 加工材に対して近接するまでは、主軸ヘツド及
びカバー体の両者は一緒に下降する。引き続いて
の下降中に、カバー体が加工材の上面に当接する
と、カバー体の下降が停止し、このカバー体に対
し主軸ヘツドが相対的な動きをする。
この動きを検出手段が検出するものであり、そ
の検出信号によつて加工材上面に対する加工カツ
ターの位置を掌握することができる。従つて、こ
れ以降の駆動モータを回転制御することにより、
上面を基準とした適切なほぞ加工を行うことがで
きる。
(実施例) 以下、この発明に係るほぞ取機などの切削装置
を一実施例について具体的に説明する。
第1図及び第2図は、ほぞ取機の全体構成を示
す正面図及び側面図にして、1はフレーム、2は
フレーム1の後側に樹立したコラム、3はコラム
2に設けた昇降方向の縦ガイドレール、4は縦ガ
イドレール3に昇降自在に係合した昇降体、M1
は上記コラム2の上端部に下向きに取りつけたパ
ルスモータ、サーボモータなどの第1の駆動モー
タ、5は駆動モータM1の出力軸に取りつけた昇
降方向の送りねじ軸、6は送りねじ軸5に螺合し
た昇降体4の受動ナツトである。
7は上記昇降体4の前面部に設けた左右方向の
横ガイドレール、8は横ガイドレール7に移動自
在に係合した取付ベース、9は取付ベース8に設
けたモータからなる主軸ヘツド、10は主軸ヘツ
ド9から前方に向けて突設したスピンドル、Sは
チヤツク11を介してスピンドル10の端部に取
りつけた加工カツターである。
M2は昇降体4の側端に横向きに取りつけたパ
ルスモータ、サーボモータなどの第2の駆動モー
タ、12は駆動モータM2の出力軸に取りつけた
左右方向の送りねじ軸、13は送りねじ軸12に
螺合した取付ベース8の受動ナツト、14は昇降
体4の上部から樹立した昇降ガイド、15は昇降
ガイド14に昇降自在に係合した加工カツターS
のカバー体で、その重量により常時は昇降ガイド
14の下端位置に垂下している。
16はカバー体15の上端に設けた排塵口、1
7はカバー体15前面側に設けた透明板式のぞき
窓、18は加工カツターSの下側にして取付ベー
ス8に前向きに設けた加工材Wの位置決め用当接
片、19はフレーム1の前側に設けたテーブル、
20はテーブル19上に設けた前後方向の送り込
みコンベア、21は送り込みコンベア20の両側
に配設した一対のクランプ片22,22からなる
求心バイス手段、23はバイス手段21の操作ハ
ンドルである。
なお、上記において加工材Wが送り込みコンベ
ア20上に供給され、先端が位置決め当接片18
によつて規制された状態において、加工材Wの上
面側には加工カツターSとカバー体15の下端が
対応するようになつている。
次にLS1は取付ステイ24を介して昇降体4側
に取りつけた第1のリミツトスイツチで、このリ
ミツトスイツチLS1はカバー体15側に設けた接
触子25に対応して第1の検出手段を構成する。
そして、カバー体15が加工材Wに当接して下降
を停止するとき、これに対する昇降体4の動きを
検出して検出信号を出力する。この検出信号は第
1及び第2の駆動モータM1,M2の早送り回転を
第1の切削送り回転に切り換えるように作用す
る。
LS2は取付ステイ26を介して昇降体4に取り
つけた第2のリミツトスイツチで、第3図のよう
にカバー体15側の接触子27に対応して第2の
検出手段を構成する。そして、加工材W上に停止
したカバー体15に対し、昇降体4が前記第1の
検出位置からさらに下方へ所定量だけ移動すると
き、検出信号を出力する。この検出信号は、第1
及び第2の駆動モータM1,M2の切削送り回転を
第2の切削送り回転に切り換えるように作用す
る。
そして、この第2の検出信号を基点として前記
第1及び第2の駆動モータM1,M2が所定の運転
プログラムに従つた回転制御を行う。上記の運転
プログラムは、加工対象に応じて種々用意するも
ので、制御盤のセレクトスイツチ(図示省略)に
より選択して設定する。上記の運転プログラム
は、コンピユータに制御される数値情報で与えら
れる。
ここで、上記の所定量すなわち、第1のリミツ
トスイツチLS1と第2のリミツトスイツチLS2
検出位置差は、垂下した状態のカバー体15の下
端位置と、加工カツターSの中心位置の差寸法に
一致して設定する。このようにすることで、運転
プログラムの開始点を加工材Wの上面に一致する
ことができる。従つて、この上面を基準としてほ
ぞ寸法を設定する場合において、プログラムの計
算が容易になる。
上記のほぞ取機によつて第5図Aの雌ほぞ加工
を行うには次のようにする。なお、主軸ヘツド9
の加工カツターSは、待機状態にあつて第1図の
ように機械原点に位置している。この原点位置
は、求心バイス手段21によつてクランプされる
加工材Wの中心に一致する。
まず、加工材Wを送り込みコンベア20上に供
給し、先端を位置決め用当接片18に当接して規
制する。そして、この加工材Wをクランプ片2
2,22によつて求心的に固定する。このように
して加工材Wのセツトが終了したならば、図示省
略のセレクトスイツチにより加工対象に適合する
運転プログラムを選択し、コンピユータにより駆
動モータM1,M2を制御駆動する。これにより加
工カツターSは所定のパターン動作に従つて移動
する。
この雌ほぞ加工においては、第4図Aのような
送り制御がなされる。すなわち駆動モータM1
原点位置aから下向きに早送りを与えると、加工
カツターSと一緒にカバー体15が下降する。下
降に伴つて、カバー体15が加工材Wの上面に当
接して停止する。この位置b点に至ると、第1の
検出信号が出力されるこの信号により早送りが第
1の切削送りに切り換わる。
上記第1の切削送りの進行によつて、加工カツ
ターSの中心位置が加工材Wの上面に一致する。
このc点に至ると、第2の検出信号が出力され
る。この信号により第1の切削送りが第2の切削
送りに切り換わり、またこの信号を基点としてプ
ログラム運転が開始される。
この雌ほぞ加工の場合は、c点からd点に至る
まで直線的な指令が与えられるもので、従つて、
この過程において加工材Wに所要の加工が行われ
る。そして、後はd点からa点に向けて加工カツ
ターSが早戻し制御され、加工が終了する。
次に、上記雌ほぞに対応する第5図Bの雄ほぞ
加工の場合を説明する。
この場合、加工材Wは前記雌ほぞと同じ寸法の
ものを用い、セツトは同じ要領で行う。なお、加
工カツターSは雄ほぞ用のものに交換する。この
雄ほぞ加工においては、第4図Bのようなパター
ン動作に沿う送り制御を行う。
すなわち、原点位置aからb点を経由し、c点
のカバー体15が加工材Wに当接して停止するま
では、早送りを与える。c点に至ると第1の検出
信号が出力され、この信号で早送りが第1の切削
送りに換わる。次にd点の基点位置までは第1の
切削送りが継続され、そしてd点に至ると第1の
切削送りが第2の切削送りに切り換わると共にプ
ログラム運転が開始される。
このプログラム運転は、直線d−e、円弧e−
f、直線f−gで与えられるもので、この過程に
おいて加工材Wには所要の加工が行われる。そし
て、g点からh点を経由して原点位置aにカツタ
ーSが早戻しされ、加工が終了する。
なお、上記の一実施例では第1の切削送りと第
2の切削送りを各別に定義してあるが、同じ送り
速度であつても別段支障を来すことはない。また
一実施例では、カツターSの中心が加工材Wの上
面位置に達してからプログラム運転が開始される
ようになつているが、カバー体15が加工材Wの
上面に当接した位置、すなわち第1の検出手段の
検出信号によつてプログラム運転が開始するよう
にしても良い。
さらに一実施例では、昇降方向にのみ作動する
昇降体にカバー体を備えるようにしたが、昇降方
向と左右方向に作動する主軸ヘツドの取付ベース
にカバー体を備えるようにしても良いものであ
り、共通の構成概念として、主軸ヘツドに対して
カバー体を昇降自在に設ける点を充足すれば良
い。
また、検出手段を構成するリミツトスイツチ
は、他の周知の検出スイツチに変更して良いこと
は勿論である。
(発明の効果) 以上のように本発明に係る切削装置によれば、
加工材の大きさによりその切削基準面が変わつて
も、これを的確に検出し、適切な切削加工を行う
ことができるという優れた効果を発揮する。
なお本発明の切削装置は、カツターとこれを外
套するカバー体を備え、各種材料の上面を基準と
して切削加工を行うものであれば、ほぞ取機に限
らず他の木工機械にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係るほぞ取機などの切削装置
の一実施例を示すもので、第1図はほぞ取機の正
面図、第2図は同じく一部縦断側面図、第3図は
要部の構成を示す側面図、第4図A,Bはほぞ加
工のパターン動作を示す説明図、第5図A,Bは
ほぞの形状を示す説明図である。 4:昇降体、M1:第1の駆動モータ、M2:第
2の駆動モータ、8:取付ベース、9:主軸ヘツ
ド、S:加工カツター、15:カバー体、21:
求心バイス手段、LS1:第1のリミツトスイツ
チ、LS2:第2のリミツトスイツチ、25:接触
子、27:接触子、W:加工材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 駆動モータによつて少なくとも昇降方向へ移
    動制御される主軸ヘツドに加工カツターを備え、
    この加工カツターをカバー体により外套した木工
    機械において、上記カバー体を主軸ヘツドに対し
    昇降自在に配設すると共に、カバー体と主軸ヘツ
    ドの相対的な移動を検出する検出手段を設け、こ
    の検出手段の検出信号によつて上記駆動モータの
    制御を行うようにしたことを特徴とするほぞ取機
    などの切削装置。 装置。
JP8462788A 1988-04-06 1988-04-06 ほぞ取機などの切削装置 Granted JPH01257002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8462788A JPH01257002A (ja) 1988-04-06 1988-04-06 ほぞ取機などの切削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8462788A JPH01257002A (ja) 1988-04-06 1988-04-06 ほぞ取機などの切削装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01257002A JPH01257002A (ja) 1989-10-13
JPH0560762B2 true JPH0560762B2 (ja) 1993-09-03

Family

ID=13835915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8462788A Granted JPH01257002A (ja) 1988-04-06 1988-04-06 ほぞ取機などの切削装置

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JP (1) JPH01257002A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103112060A (zh) * 2013-01-23 2013-05-22 李江华 一种轻木芯材导流切槽机
CN103921322A (zh) * 2014-04-15 2014-07-16 无锡市正阳机械有限公司 一种木板开槽装置
KR101450657B1 (ko) * 2013-05-10 2014-10-17 주식회사 아포스 커팅휠 가공장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103112060A (zh) * 2013-01-23 2013-05-22 李江华 一种轻木芯材导流切槽机
KR101450657B1 (ko) * 2013-05-10 2014-10-17 주식회사 아포스 커팅휠 가공장치
CN103921322A (zh) * 2014-04-15 2014-07-16 无锡市正阳机械有限公司 一种木板开槽装置

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JPH01257002A (ja) 1989-10-13

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