JPH0711873Y2 - 多軸ボール盤への加工物搬入搬出装置 - Google Patents

多軸ボール盤への加工物搬入搬出装置

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Publication number
JPH0711873Y2
JPH0711873Y2 JP5293290U JP5293290U JPH0711873Y2 JP H0711873 Y2 JPH0711873 Y2 JP H0711873Y2 JP 5293290 U JP5293290 U JP 5293290U JP 5293290 U JP5293290 U JP 5293290U JP H0711873 Y2 JPH0711873 Y2 JP H0711873Y2
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JP
Japan
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robot
movement
drill unit
drilling machine
rails
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5293290U
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English (en)
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JPH0413241U (ja
Inventor
時雄 宮本
Original Assignee
株式会社東洋鉄工所
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Publication date
Application filed by 株式会社東洋鉄工所 filed Critical 株式会社東洋鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はNC多軸ボール盤への加工物搬入搬出装置に関す
るものである。
(ロ)従来の技術 従来、NC多軸ボール盤ではテーブルに加工素材を搬入し
てセツトする作業もテーブルから加工完了物を搬出する
作業も人手によつて行われている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 従来は上記のように人手により加工素材や加工完了物を
処理しているので生産能率が上がらなかつた。そこで、
加工物を載置するためのテーブルを2個移動可能に設け
ておき、一方のテーブルに所定位置に加工素材を載置
し、そのテーブルをドリルユニツトの下に移動して加工
している間に、他方のテーブルから加工完了物を取り除
いて新しい加工素材を載せ替えるようにすれば時間の無
駄がなくなり生産能率が向上する。しかし依然として労
力の問題は解決しない。
本考案は上記のような問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、多軸ボール盤への加工物
の搬入搬出を自動化するとともに搬入搬出に要する時間
を浪費しないようにした搬入搬出装置を提供しようとす
るものである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案における多軸ボール
盤への加工物搬入搬出装置は、基台上の左右に直立した
コラムの上部に渡した横梁に沿つてドリルユニツトが左
右方向移動可能な多軸ボール盤の基台上にドリルユニツ
トの移動方向と直交する方向に左右2組のテーブル用レ
ールを設け、基台から適当に離れた前方にドリルユニツ
トの移動方向と平行にロボツト用レールを設け、ロボツ
ト用レールから適当に離れた前方に加工物置場を設け、
加工物を載せるためのテーブルを各テーブル用レール上
に夫夫前後方向移動可能に載せ、テーブル上の加工完了
物を加工物置場に移してから加工物置場の加工素材をテ
ーブル上に載せるロボツトをロボツト用レール上に左右
方向移動可能に載せてあり、ドリルユニツトの移動、テ
ーブルの移動およびロボツトの移動が制御指令装置の指
令により行われるようになつている。
(ホ)作用 本考案は上記のように構成されていて、加工素材が載置
されている一方のテーブルが後退していて、ドリルユニ
ツトが加工素材の直上に位置して加工が行われる。一方
のテーブル上の加工素材が加工されている間に、加工完
了物が載置された他方のテーブルは前進位置し、そのテ
ーブルの近傍に位置したロボツトがそのテーブルから加
工完了物を加工物置場へ移してから新しい加工素材をテ
ーブル上へ載せ替える。そして、一方のテーブル上で加
工素材の加工が完了し、他方のテーブル上で加工完了物
と加工素材の載せ替えが完了するとドリルユニツトは移
動し、一方のテーブルは加工完了物を載せたまま前進
し、加工素材が載つた他方のテーブルは後退してドリル
ユニツトの直下に加工素材が位置するようになる。ま
た、ロボツトは前進した一方のテーブルの近傍に移動す
る。このように一方のテーブル上の加工素材が加工され
ている間に、他方のテーブルではロボツトにより加工完
了物と加工素材の載せ替えが行われるので省力化と能率
化が図られる。
(ヘ)実施例 以下本考案の実施例を図面について説明する。
1はNC多軸ボール盤で、基台2上の左右に直立したコラ
ム3の上部に渡された横梁4にドリルユニツト5が支持
されて左右方向に移動可能である。6はドリルユニツト
移動用モーター、7はドリル駆動用モーターである。基
台2上の左右両位置に横梁4と直交方向にテーブル用レ
ール8,9が設けられている。各テーブル用レール8,9上に
はテーブル10,11が夫夫載り各テーブル移動用モーター1
2,13によりボールねじを介して前後動する。14はロボツ
ト用レールであつて横梁4と平行に伸び、その上をロボ
ツト15が左右方向に移動可能である。16はロボツト移動
用モーターである。17は搬入前の加工素材材18が置かれ
るパレツト、19は搬出された加工完了物20が置かれるパ
レツトである。21はドリルユニツト移動用モーター6、
ドリル駆動用モーター7、テーブル移動用モーター12,1
3、ロボツト移動用モーター16などに指令を送る中央情
報処理装置(CPU)である。第1図は左側のテーブル10
上の加工素材18が加工され、右側のテーブル11について
加工完了物の搬出と加工素材の搬入が行われている状態
を示している。左側のテーブル10は後退していて、その
上に載置された加工素材18の直上にドリルユニツト5が
位置しており、右側のテーブル11は前進位置にあり、テ
ーブル11の直前にロボツト15が位置している。なお、加
工物が木製であるときは、ロボツト15のアーム22に真空
吸着装置が取り付けられ、テーブル10,11にも真空吸着
装置が設けられている。ロボツト15はテーブル11から加
工完了物20を吸い上げてパレツト19へ移し、次にテーブ
ル17上の加工素材18を吸い上げ、テーブル11へ載せてリ
ミツトスイツチ23,24に当接するまで摺動させる。この
ようにしてテーブル11上に位置決めされた加工素材18は
テーブル11の真空吸着装置により吸着されて固定され
る。テーブル10上の加工素材18の加工とテーブル11上へ
の加工素材18の載置が完了すると、ドリルユニツト5は
右へ移動し、左のテーブル10は前進し、右のテーブル11
は後退し、ロボツト15は左へ移動する。そして、右のテ
ーブル11上の加工素材直上にドリルユニツト5が位置
し、左のテーブル10の近傍にロボツト15が位置し、右の
テーブル11では加工が行われ、左のテーブル10では加工
完了物と加工素材の載せ替えが行われる。
なお、パレツトの代わりに左右方向に動くコンベアを使
用してもよい。
(ト)考案の効果 本考案は上述のとおり構成されているので、多軸ボール
盤に対し加工物の搬入搬出が自動的に行われて労力が削
減され且つ一方で加工が行われている間に他方で搬入搬
出が行われ生産能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は平面図、第2図
は側面図である。1は多軸ボール盤、5はドリルユニツ
ト、8,9はテーブル用レール、10,11はテーブル、14はロ
ボツト用レール、15はロボツト、17は加工素材18のパレ
ツト、19は加工完了物20のパレツト、21は中央情報処理
装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台上の左右に直立したコラムの上部に渡
    した横梁に沿つてドリルユニツトが左右方向移動可能な
    多軸ボール盤の基台上にドリルユニツトの移動方向と直
    交する方向に左右2組のテーブル用レールを設け、基台
    から前方へ適当に離れてドリルユニツトの移動方向と平
    行にロボツト用レールを設け、ロボツト用レールから前
    方へ適当に離れて加工物置場を設け、加工物を載せるた
    めのテーブルを各テーブル用レール上に夫夫前後方向移
    動可能に載せ、テーブルから加工完了物を搬出し加工素
    材をテーブルに搬入するロボツトをロボツト用レール上
    に左右方向移動可能に載せ、ドリルユニツトの移動、テ
    ーブルの移動およびロボツトの移動などを制御指令する
    中央情報処理装置を設けてなる多軸ボール盤への加工物
    搬入搬出装置。
JP5293290U 1990-05-21 1990-05-21 多軸ボール盤への加工物搬入搬出装置 Expired - Lifetime JPH0711873Y2 (ja)

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JPH0413241U JPH0413241U (ja) 1992-02-03
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JP2605995Y2 (ja) * 1993-05-17 2000-09-04 日本トムソン株式会社 スライド装置

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JPH0413241U (ja) 1992-02-03

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