JPH065073Y2 - ワークの倒立移載装置 - Google Patents

ワークの倒立移載装置

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Publication number
JPH065073Y2
JPH065073Y2 JP15494187U JP15494187U JPH065073Y2 JP H065073 Y2 JPH065073 Y2 JP H065073Y2 JP 15494187 U JP15494187 U JP 15494187U JP 15494187 U JP15494187 U JP 15494187U JP H065073 Y2 JPH065073 Y2 JP H065073Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
axis
gripper
conveyor
arm
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP15494187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0160842U (ja
Inventor
善三郎 竹内
明正 江尻
Original Assignee
オ−クマ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オ−クマ株式会社 filed Critical オ−クマ株式会社
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  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はワークコンベア上で軸心を垂直にして搬送さ
れた円板形状のワークを90°旋回して軸心を主軸軸心方
向に向けワーク置台上に移載するワーク搬送装置に関す
る。
従来技術 従来平歯車等の比較的薄形の円板形状ワークの加工ライ
ンに使用されるワークコンベアは移動中の安定及びワー
ク受台構造の簡素化等の理由で一般に軸心を垂直にした
平置きの状態でワークを移動することが多い。一方加工
する工作機械は水平主軸先端のチャックでワークを把持
する形式のものが多く、工作機械側のローダは組込形の
単機能ローダを用いることが多い。この単機能形ローダ
はコンベア上から直接ワークを取り上げる機能を有せ
ず、ワークコンベアから機械内又は機械近くのローダ用
ワーク置台にワーク軸心方向を替えて載せ替えるための
装置が必要となる。この載せ替え装置は単にワーク軸心
の方向を替えるだけでなく、ワークの厚みが変わっても
単機能形ローダの把持爪が主軸チャックに対する取付基
準面に対して一定位置を把持し得るような状態にしてワ
ーク置き台に載せる必要があるので最近ではロボットが
使用されることが多い。例えば特公昭60−193号が
ある。
考案が解決しようとする問題点 従来のロボットは構造の複雑かつ高価で工作物の軸方向
の長さが変わるたびに面倒なロボットプログラムの変動
や作業者の操作訓練等が必要であるという問題点を有し
ていた。
問題点を解決するための手段 水平主軸にチャックを有する工作機械内または近くに設
けられワーク軸心を主軸軸心方向に向けて載置するワー
ク置台と、該ワーク置台より低い位置でワーク軸心を垂
直として搬送位置決めするワークコンベアと、前記ワー
ク置台上と前記ワークコンベア上との間で水平移動可能
なスライドヘッドと、該スライドヘッドに垂直移動可能
に設けられたアームと、互いの側面を平行として開閉す
る一対のL形把持爪の対向側面で把持したワークの軸心
を主軸の軸心方向と垂直方向とに向けるべく旋回可能に
前記アームに設けられたグリッパと、前記アームに設け
られ該グリッパをL形レバーを介して前記主軸軸心方向
と前記垂直方向とに旋回させる駆動手段と、前記グリッ
パの垂直移動時の下降端の位置決め部材とを含んでなる
ものである。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明する。第1
図,第2図において、図示しないローダ付NC旋盤近く
の床上にワーク軸心を主軸軸心と同一方向にしてワーク
Wを載置するワーク置台1が立設され、ワーク置台1の
近くの床上にワーク置台より低い位置でワーク軸心を垂
直にしてワークWを載せ図示しない駆動装置によって主
軸軸心に対して平行に移動かつ所定の引渡し位置に割出
しされるワークコンベア2が設置されている。
ワーク置台1とコンベア2の中間床上に立設されたスタ
ンド3の上端に主軸軸線に対し直角方向の2本のガイド
レール4を有するスライドビーム5が固着され、ガイド
レール4上にスライドヘッド6が図示しない水平移動用
流体圧シリンダにより移動可能に設けられている。そし
てスライドヘッド6のコ字形断面形状の枠体7に設けら
れた垂直方向の2本の案内筒8に嵌挿されるガイドバー
9の下端にアーム10が固着されている。アーム10は
枠体7に固着された上下移動用流体圧シリンダ11によ
り垂直方向に移動可能とされ、ガイドバー9の一方に位
置調節可能に固定されたドッグ12,13が枠体7に取
付板14を介して固着されたリミットスイッチLS1,
LS2と当接して移動確認信号が出力される。ドッグ1
3の位置は後述する把持爪21の下面がワークコンベア
2上のワーク下端面より一定位置を把持すべく下降端を
規定するように位置調整されている。更にアーム10の
先端にグリッパ20が設けられている。グリッパ20の
本体15は一体のL形レバー15aを有し、このL形レ
バー15aの一方の先端部が旋回軸16により旋回可能
に枢支され、アーム10にピン17により旋回可能に枢
支される流体圧シリンダ18に嵌挿されるピストンロッ
ド先端がグリッパ本体15のL形のレバー15a先端に
ピン19を介して連結されている。更にグリッパ本体1
5にL形の対向側面を把握面とする一対の把持爪21が
流体圧駆動のアクチュエータ22により互いの側面を平
行として開閉自在にに設けられており、グリッパ20は
流体圧シリンダ18に供給される圧力流体の切換えによ
り90°旋回して把持爪21が垂直方向下側と主軸軸心方
向を向くようになっている。
作用 今ワーク軸心を垂直方向にしてワークコンベア2上に載
置された円板形状のワークWは図示しない駆動装置によ
り移動され所定の引渡し位置に割出され、スライドヘッ
ド6はコンベア2の上方位置にあって、グリッパ20の
把持爪21は開放された状態で垂直方向下側を向き、コ
ンベア上の受渡し位置に割出されたワークWと把持爪中
心が同心位置で待機中である。
図示しないNC旋盤付属のローダによってワーク置台1
上のワークWが取り去られて空になると、NCの指令で
流体圧シリンダ11に供給される圧力流体が切換えられ
てピストンロッドが前進しアーム10を介してグリッパ
20が下降し、把持爪21内にコンベア2上のワークW
が挿入され、ドッグ13がリミットスイッチLS2に当
接して信号が出力される。次いでアクチエータ22に供
給される圧力流体が切換えられて、把持爪21が閉じて
ワークWが把持され、再び流体圧シリンダ11に供給さ
れる圧力流体が切り換えられてグリッパ20が垂直方向
に上昇し、ドッグ12がリミットスイッチLS1に当接
して信号が出力される。続いて流体圧シリンダ18に供
給される圧力流体が切り換えられてピストンロッドが前
進しピン19を介してグリッパ本体15が90°旋回して
把持爪21に把持されたワークの軸心が主軸の軸心と同
一方向の水平方向となる。続いて図示しない水平移動用
流体圧シリンダに供給される圧力流体が切り換えられて
スライドヘッド6が水平方向ワーク置台1側に移動して
把持爪21に把持するワークWがワーク置台上に位置決
めされる。流体圧シリンダ11に供給される圧力流体が
切り換えられてピストンロッドが前進しグリッパ20が
垂直方向に下降し把持爪21に把持されるワークWがワ
ークコンベア2より高い位置にあるワーク受台1上に当
接してリミットスイッチLS2から出力される。次いで
アクチエータ22に供給される圧力流体が切り換えられ
て把持爪21が開き工作物が解放され、再び流体圧シリ
ンダ11の供給圧力流体が切り換えられてワークWをワ
ーク置台1上に残し空となったグリッパ20が垂直方向
に上昇しリミットスイッチから信号が出力される。次い
でスライドヘッド6が水平方向ワークコンベア2側へ移
動し、流体圧シリンダ18の供給圧力流体が切り換えら
れてグリッパ20が90°旋回して把持爪21が垂直方向
下側を向き把持爪21中心がコンベア2上に載置され、
引渡し位置に割出された次のワークWと同心となり、こ
の位置で旋削加工が終わりNC旋盤付属のローダがワー
クWを取り去ってワーク置台1が空になるまで待機す
る。
効果 以上詳述したように本考案はワークコンベア上とワーク
コンベアより高い位置にワークをおく本機ローダ用ワー
ク置台上とに移動可能なローダヘッドに垂直方向に移動
可能かつ下側垂直方向と水平方向本機主軸軸線と同一側
を向く90°旋回可能なグリッパを設け、またワークコン
ベア上のワークを把持するグリッパはワーク下端より一
定位置になるように調整する位置決め手段を設けたの
で、ワークの厚さが変わってもチャック取付面基準の定
められたワーク置台上の位置にワークを常に一定位置関
係に方向変換して移載することが可能となり、ワーク種
類の変更にともなう段取り変更の必要がなく、故障が少
なく動作が確実な装置が安価に得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のワーク倒立移載装置の正面図、第2図
はその側面図である。 1……ワーク置台、2……ワークコンベア 6……スライドヘッド、10……アーム 20……グリッパ、21……把持爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平主軸にチャックを有する工作機械内ま
    たは近くに設けられワーク軸心を主軸軸心方向に向けて
    載置するワーク置台と、該ワーク置台より低い位置でワ
    ーク軸心を垂直として搬送位置決めするワークコンベア
    と、前記ワーク置台上と前記ワークコンベア上との間で
    水平移動可能なスライドヘッドと、該スライドヘッドに
    垂直移動可能に設けられたアームと、互いの側面を平行
    として開閉する一対のL形把持爪の対向側面で把持した
    ワークの軸心を主軸の軸心方向と垂直方向とに向けるべ
    く旋回可能に前記アームに設けられたグリッパと、前記
    アームに設けられ該グリッパをL形レバーを介して前記
    主軸軸心方向と前記垂直方向とに旋回させる駆動手段
    と、前記グリッパの垂直移動時の下降端の位置決め部材
    とを含んでなることを特徴とするワークの倒立移載装
    置。
JP15494187U 1987-10-09 1987-10-09 ワークの倒立移載装置 Expired - Lifetime JPH065073Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15494187U JPH065073Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09 ワークの倒立移載装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15494187U JPH065073Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09 ワークの倒立移載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0160842U JPH0160842U (ja) 1989-04-18
JPH065073Y2 true JPH065073Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=31432118

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JP15494187U Expired - Lifetime JPH065073Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09 ワークの倒立移載装置

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