JPH04315552A - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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Publication number
JPH04315552A
JPH04315552A JP10667691A JP10667691A JPH04315552A JP H04315552 A JPH04315552 A JP H04315552A JP 10667691 A JP10667691 A JP 10667691A JP 10667691 A JP10667691 A JP 10667691A JP H04315552 A JPH04315552 A JP H04315552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
temperature
machining
deciding
machine tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP10667691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kurashita
浩幸 倉下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP10667691A priority Critical patent/JPH04315552A/ja
Publication of JPH04315552A publication Critical patent/JPH04315552A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械、特に、モー
タにより駆動される駆動部を有する工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】旋盤、パンチプレス機等の
モータにより駆動される工作機械では、過負荷によるモ
ータの加熱を避けるために、温度スイッチが設けられて
おり、一定温度以上にモータが過熱すると、停止するよ
うになっている。
【0003】しかしながら、モータが過熱により停止し
てしまうと、24時間の連続無人運転等の自動化運転に
対応できないことになる。無人中に過熱によりモータが
止まってしまうと、加工が中断してしまい、計画したと
おりにワークの加工が行えないことになるからである。
【0004】したがって、従来は、どのような加工プロ
グラムでも過熱しないように、モータの時定数を長く設
定していた。しかし、モータの時定数を長く設定すると
、加工速度が低下し、加工時間が長くなるので、加工能
率が低下するという問題がある。
【0005】本発明の目的は、モータの過熱を防止し、
ワークの加工中におけるモータの過熱による停止を低減
し、加工効率を向上できる工作機械を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る工作機械は
モータにより駆動される駆動部を有するものであって、
温度検出手段と、第1判定手段と、第2判定手段と、モ
ータ制御手段とを備えたものである。温度検出手段はモ
ータの温度を検出する。第1判定手段は温度検出手段の
検出結果が第1の所定温度を超えたことを判定する。第
2判定手段は温度検出手段の検出結果が第1の所定温度
より低い第2の所定温度を超えたことを判定する。モー
タ制御手段は、第1判定手段の判定結果に基づきモータ
を停止させ、第2判定手段の判定結果に基づきモータを
減速させる。
【0007】
【作用】本発明においては、モータ停止のための第1の
所定温度よりも低い第2の所定温度が設定されており、
モータ温度がこの第2の所定温度を超えるか否かが第2
判定手段で判定される。モータ温度が第2の所定温度を
超えた場合には、モータ制御手段によりモータを減速さ
せる。これにより、モータが第2の所定温度以下の場合
には通常の回転速度で運転され、また過負荷等によりモ
ータが第2の所定温度を超えると、減速制御されて通常
の回転速度より低速で運転される。このため、モータの
温度が下降し、第1の所定温度に達することが少なくな
り、モータの時定数を短くし、加工スピードを高速化し
ても無人運転中の異常停止を少なくできる。
【0008】一方、モータが第1の所定温度を超えると
、モータを停止させる。
【0009】
【実施例】ここでは、工作機械の一例として、パンチプ
レス機を例にとって説明する。図1はパンチプレス機の
全体構成を示す斜視図、図2はパンチプレス機の平面図
である。パンチプレス機1は、主に下部フレーム2、上
部フレーム3及びこれらを後方で支持するスロート部4
から構成されている。前記下部フレーム2にはガイドレ
ール5及び6が配置され、このガイドレール5及び6に
沿って装置本体の前後方向(以下、Y軸方向という)に
移動可能なキャリッジ7及び装置本体の左右方向(以下
、X軸方向という)に移動可能な左右の移動テーブル8
,9が設けられている。また、前記左右の移動テーブル
8,9の間には固定テーブル10が設けられている。
【0010】図2に示すごとく、下部フレーム2の上面
後方には、左右の移動テーブル8,9を移動するための
パルスエンコーダ39付のサーボモータ20が固定され
ており、このサーボモータ20にはボールねじ21が連
結されている。一方、移動テーブル9には前記ボールね
じ21と螺合するナット部22が固定されている。
【0011】またキャリッジ7には、X軸方向に移動自
在なクロススライド23が設けられており、このクロス
スライド23にはワーク11を把持するためのワークホ
ルダ24が設けられている。そして前記クロススライド
23を移動するためのパルスエンコーダ40付のサーボ
モータ25がキャリッジ7に固定されており、このサー
ボモータ25に連結されたボールねじ26と前記クロス
スライド23に固定されたナット部27とが螺合してい
る。
【0012】また、上部フレーム3には、多数のパンチ
ヘッドが装着されたタレット12が回転自在に設けられ
ており、加工位置にセットされたパンチヘッドは、図示
しないクランク機構等により昇降可能となっている。タ
レット12の前方には加工位置の両側に、ワーク11を
一時的に保持するためのレポジション装置13が設けら
れている。
【0013】図3は、パンチプレス機1の制御系の構成
を示すブロック図である。制御系を構成するマイクロプ
ロセッサ30は、バス50に接続されている。バス50
には、テープリーダ31、デジタル入力部32、デジタ
ル出力部33、ROM34、RAM35、テーブル制御
部36、判定部43及びパンチプレス駆動部44がそれ
ぞれ接続されている。ROM34は制御プログラム等を
記憶するものであり、そこに記憶されている制御プログ
ラムは、常時マイクロプロセッサ30によってバス50
を介して呼び出され、マイクロプロセッサ30は、その
命令を解読して外部からの命令を読み込んだり、制御信
号を出力したりする。
【0014】テープリーダ31は、加工プログラムを読
み込むためのものである。デジタル入力部32は、スイ
ッチ、キーボード等の入力信号をデジタル化し、入力す
るものである。デジタル出力部33は、マイクロプロセ
ッサからバス50を介して出力される各種制御信号を出
力するためのものである。RAM35は、テープリーダ
31から読み込まれた加工プログラムを格納するととも
に、各種フラグ,レジスタ等を格納する。
【0015】テーブル制御部36は、移動テーブル8,
9を移動するためのサーボモータM1 20と、クロス
スライド23を移動するためのサーボモータM2 25
を制御するためのものである。
【0016】テーブル制御部36にはアンプ37,38
がそれぞれ接続され、アンプ37,38の出力により、
サーボモータM1 20,M2 25が制御される。ま
たサーボモータM1 20,M2 25の速度及び位置
は、パルスエンコーダ39,40により検出され、その
検出結果がテーブル制御部36に与えられ、サーボ制御
が行われる。
【0017】判定部43には、サーボモータM1 20
の温度を検出する温度検出部41とサーボモータM2 
25の温度を検出する温度検出部42とが接続されてい
る。 判定部43は、温度検出部41,42の検出結果をt1
 〜t4 の4段階の温度と比較判定し、その判定結果
をマイクロプロセッサ30に送る。
【0018】次に、図4及び図5に示す制御フローチャ
ートにしたがって、マイクロプロセッサ30の制御動作
を説明する。制御プログラムがスタートすると、図4の
ステップS1において、タレット12の初期位置への設
定、移動テーブル8,9及びクロススライド23の初期
位置への設定並びに送り速度の設定等が行われる。この
とき移動テーブル8,9及びクロススライド23の送り
速度V1 ,V2 としてそれぞれ64m/minが設
定される。次にステップS2では、テープリーダ31を
用いて加工プログラムを読み込む。この加工プログラム
は、RAM35に格納される。ステップS3では作業の
開始指令を待つ。
【0019】オペレータにより作業開始指令が入力され
ると、制御プログラムはステップS3からステップS4
に移行する。ステップS4では、送り速度が設定される
。最初は、ステップS1の初期設定で設定された送り速
度が設定される。続いてステップS5ではステップS2
で記憶した加工プログラムのうちの最初の指令ステップ
を読み込む。そしてステップS6からステップS9にお
いて、読み込んだ指令ステップがどのような指令を指示
するものであるかを判断する。
【0020】すなわち、ステップS6では送り指令のス
テップであるか否かを判断する。ステップS7では加工
の開始指令のステップであるか否かを判断する。ステッ
プS8では、他の処理を指令するステップであるか否か
を判断する。また、ステップS9では、そのステップが
加工動作の終了を意味するステップであるか否かを判断
する。
【0021】なお、読み込まれた指令ステップが一連の
加工動作の終了を示すステップでなければ、制御プログ
ラムはステップS9から再びステップS4に戻り、送り
速度を設定した後、ステップS5で次のステップを読み
込む。
【0022】ステップS5で読み込まれた指令ステップ
が送り指令を意味するステップである場合には、制御プ
ログラムはステップS6からステップS10に移行する
。ステップS10では、移動テーブル8,9及びクロス
スライド23を、ステップS4で設定された送り速度で
早送りし、ワークの位置決めを行う。この送り処理が終
了すると、制御プログラムはステップS7に移行する。
【0023】また、読み込んだ指令ステップが加工開始
を意味するステップである場合には、制御プログラムは
ステップS7からステップS11に移行する。ステップ
S11では、指示された工具によるパンチプレス加工を
行う。ステップS11での加工処理が終了すると、制御
プログラムはステップS8に進む。
【0024】ステップS5で読み込んだ指令ステップが
その他の処理を意味する指令ステップである場合には、
制御プログラムはステップS8からステップS12に移
行する。このステップS12では、指令ステップに基づ
いて他の処理が実行される。
【0025】加工が進み一連の加工動作の終了を意味す
る指令ステップが読み込まれれば、ステップS9での判
断がYESとなってプログラムは終了する。
【0026】ステップS4の送り速度設定処理において
は、図5に示すように、まずステップS21で、2台の
サーボモータM1 20(i=1),M2 25(i=
2)の双方の温度を検出するための変数iを1にセット
する。続いてステップS22では、温度検出部41によ
り温度Ti を測定する。ステップS23からステップ
S27では、測定された温度Ti が設定温度t1 〜
t4 の4つの区分のいずれにあるかを判定する。これ
らの判定が終了するとステップS28では変数iを1イ
ンクリメントし、ステップS29では変数iが2以上か
否かをチェックする。変数iが2を超えないときはステ
ップS22に戻り、以下のステップを繰り返し、モータ
M2 25の温度を測定し、その判定を行う。変数iが
2より大きいときはこの処理を終了し、メインルーチン
に戻る。
【0027】ステップS23で、測定温度Tiが設定温
度t1 より小さいと判定された場合は、ステップS3
0に進む。ステップS30では送り速度Vi が64m
/minに設定され、ステップS24に進む。ステップ
S24で、測定温度Ti が設定温度t1 とt2 と
の間にあると判定された場合は、ステップS31に進む
。ステップS31では送り速度Vi が48m/min
に設定され、ステップS25に進む。
【0028】ステップS25で測定温度t1 が設定温
度t2 とt3 との間にあると判定された場合はステ
ップS32に進む。ステップS32では送り速度Vi 
が32m/minに設定され、ステップS26に進む。 ステップS26で測定温度Ti が設定温度t3 とt
4 との間にあると判定された場合は、ステップS33
に進む。ステップS33では、送り速度Ti が16m
/minに設定され、ステップS27に進む。
【0029】ステップS27で測定温度Ti が設定温
度t4 により高いと判断された場合はステップS34
に進む。ステップS34ではモータMi を停止させ、
処理を終了する。この設定温度t4 はモータの過熱に
対応した温度の設定であり、これは従来の設定温度と同
様である。
【0030】このように本実施例ではモータの温度を4
段階で判定し、それらに応じた送り速度を設定するとと
もに、それ以上の温度になるとモータを停止させている
。したがって、通常は測定温度Ti が設定温度t4 
を超えることはなく、いずれかの速度に設定され、モー
タの温度の低下を待って徐々に通常の送り速度に復帰す
るようになっている。
【0031】〔他の実施例〕 (a)  前記実施例では、モータの温度を4段階に分
けているが、本発明はこれに限るものではなく、モータ
の温度と過熱温度より低い所定温度とを比較し、それに
より減速を行うものであればどうような態様でも良い。
【0032】(b)  前記実施例では、温度検出部を
モータに応じてそれぞれ設けているが、直接温度を検出
せずに、モータ巻線抵抗の測定、モータの駆動トランジ
スタの温度測定等によりモータの温度を間接的に測定す
るようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る工作機械では、モータの過
熱温度である第1の所定温度と、それより低い第2の所
定温度とを判断し、第2の所定温度になったとき、モー
タを減速し、それ以上モータの温度が上昇しないように
しているのでモータが過熱することがなくなり、モータ
の時定数を短くして制御することが可能である。したが
って、加工速度が早くなり、加工効率が上がる。また過
熱により停止することがなくなり、無人化運転等にも対
応できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による工作機械であるパンチ
プレス機の全体構造を示す斜視図。
【図2】パンチプレス機の平面図。
【図3】パンチプレス機の制御系の構成を示すブロック
図。
【図4】パンチプレス機の制御フローチャート。
【図5】送り速度設定処理の処理内容を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1  パンチプレス機 8,9  移動テーブル 23  クロススライド 20,25  サーボモータM1 ,M2 30  マ
イクロプロセッサ 36  テーブル制御部 41,42  温度検出部 43  判定部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータにより駆動される駆動部を有する工
    作機械において、前記モータの温度を検出する温度検出
    手段と、前記温度検出手段の検出結果が、第1の所定温
    度を超えたことを判定する第1判定手段と、前記温度検
    出手段の検出結果が、前記第1の所定温度より低い第2
    の所定温度を超えたことを判定する第2判定手段と、前
    記第1判定手段の判定結果に基づき、前記モータを停止
    させ、前記第2判定手段の判定結果に基づき、前記モー
    タを減速させるモータ制御手段と、を備えた工作機械。
JP10667691A 1991-04-10 1991-04-10 工作機械 Pending JPH04315552A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10667691A JPH04315552A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 工作機械

Applications Claiming Priority (1)

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JP10667691A JPH04315552A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 工作機械

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Family

ID=14439675

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JP10667691A Pending JPH04315552A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 工作機械

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JP (1) JPH04315552A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09239618A (ja) * 1996-03-04 1997-09-16 Akira Ito 鉄筋コンクリート構造物に対する切断鋸送り装置
US6291959B1 (en) 1999-03-24 2001-09-18 Makino Milling Machine Co., Ltd. Method and apparatus for controlling numerically controlled machine tool
CN106216471A (zh) * 2016-07-26 2016-12-14 安徽纳赫智能科技有限公司 一种翻边折弯机床
CN108388205A (zh) * 2017-02-03 2018-08-10 发那科株式会社 学习模型构建装置以及控制信息最优化装置

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