JP2005034919A - 工作機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】工作機械を構成する場合に、コラム3をベッド2上に配置固定し、該コラム3の前面3b′に主軸7を支持する主軸頭6をZ軸方向に移動可能に配置し、該主軸頭6をこれの重心付近を駆動する左,右一対のZ軸ボールねじ(主軸駆動軸)22を上記コラム3の前面3b′にかつ上記主軸頭6の軸線Cを含むY軸と平行な面に略対称をなすように配設し、もって主軸頭6の重心付近を駆動する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、垂直に向けて配置された主軸とワークとをX軸,Y軸,Z軸方向に相対移動させつつ上記ワークを加工するようにした工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、立形マシニングセンタでは、図5に示すように、機械正面から見て、固定ベッド60の後端部にコラム61を配置固定するとともに、前部にワークWが載置されるサドル62をY軸(前後方向)方向に移動可能に配設し、該サドル62上にテーブル63をX軸(左右方向)方向に移動可能に配設し、上記コラム61の前面に主軸64が装着された主軸頭65をZ軸(上下方向)方向に移動可能に配設した構造が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この種のマシニングセンタの駆動系では、例えば、図6,図7に示すように、主軸頭65を2本のガイドレール67,67により移動可能に支持し、各ガイドレール67の間に配置した1本のボールねじ68により駆動するのが一般的である。なお、69はボールねじ68に係合するナットであり、70は駆動モータである。
【0004】
【特許文献1】
特開昭63−62636号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の駆動系では、主軸のZ軸方向送りの高加減速化及び要求位置決め精度の高度化に伴う駆動−伝達−出力系に対する応答性に限界があり、近年のさらなる高加減速化の要求に応えられないという懸念がある。即ち、主軸頭を位置決めする際に図7に矢印で示すような曲げモーメントによる残留振動が発生するおそれがあり、この点での改善が要請されている。
【0006】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたもので、位置決め時に発生する残留振動を低減して高加減速化の要請に応えることのできる工作機械を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ベッド上にサドルを機械正面から見て前後(Y軸)方向に移動可能に配置し、該サドル上にテーブルを左右(X軸)方向に移動可能に配置し、コラムを上記ベッド上に配置固定し、該コラムの前面に主軸を支持する主軸頭を上下(Z軸)方向に移動可能に配置し、該主軸頭を移動させる左,右一対の主軸駆動軸を上記コラムの前面にかつ上記主軸頭の軸線を含む上記Y軸と平行な面に略対称をなすように配設し、もって上記主軸頭の重心付近を駆動するようにしたことを特徴とする工作機械である。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1において、上記コラムは、上記テーブルの移動範囲を跨ぐように配置された左,右脚部の上部同士を梁部で接続してなる門形状をなしており、該梁部の前面に、平面視で上記主軸頭の軸線及び左,右の主軸駆動軸の軸線を結ぶ直線が上記X軸と平行をなしていることを特徴としている。
【0009】
請求項3の発明は、請求項2において、上記コラムの梁部は左,右脚部より機械背面側に偏位しており、機械側面から見て上記主軸頭の軸線が上記脚部と重なっていることを特徴としている。
【0010】
請求項4の発明は、請求項2又は3において、上記梁部は上記ベッドのY軸方向略中央部に位置していることを特徴としている。
【0011】
【発明の作用効果】
請求項1の発明によれば、主軸頭を駆動する左,右一対の主軸駆動軸を該主軸頭の軸線を含むY軸と平行な面と略対称をなすように配設し、もって主軸頭の重心付近を駆動するようにしたので、左,右の主軸駆動軸による仮想駆動位置を主軸頭の重心に略一致させることができ、主軸頭の重心駆動が可能となり、主軸頭を位置決めする際の曲げモーメントによる残留振動の発生を低減できる。その結果、上述の駆動−伝達−出力系に対する応答性を高めることができ、近年のさらなる高加減速化の要請に応えることができる。
【0012】
請求項2の発明では、コラムをテーブルの移動範囲を跨ぐ門形状とし、該コラムの梁部の前面に主軸頭及び左,右の主軸駆動軸をX軸と平行な直線上に位置するように配列したので、左,右の主軸駆動軸の仮想駆動位置と主軸頭の重心とを略一致させることができ、高加減速化の要請により一層応えることができる。
【0013】
請求項3の発明では、コラムの梁部を左,右脚部より機械背面側に偏位させ、上記主軸頭の軸線を上記脚部に重ねるようにしたので、主軸頭のコラムに対するオーバハングをなくすことが可能となり、それだけ主軸頭の支持剛性を高めることができ、高加減速化に対応できる。
【0014】
請求項4の発明では、梁部をベッドのY軸方向略中央部に位置させたので、主軸頭のオーバハングをなくしつつ主軸頭をベッドの中心部に位置させることができ、加工可能領域を拡大できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0016】
図1ないし図4は、本発明の一実施形態による立形マシニングセンタ(工作機械)を説明するための図であり、図1〜図4はそれぞれ工具交換装置,パレット交換装置及び切り屑処理装置が搭載された立形マシニングセンタの正面図,右側面図,平面図,背面斜視図である。
【0017】
図において、1は立形マシニングセンタを示しており、これは機械正面から見て、固定ベッド2上の前後方向略中央部に門形状のコラム3を配置固定するとともに、該コラム3の下方にサドル4をY軸(前後)方向に移動可能に配置し、該サドル4上にテーブル5をX軸(左右)方向に移動可能に配置し、さらに上記コラム3の前面に主軸頭6をZ軸(上下)方向に移動可能に配置した構成となっている。この主軸頭6の下端部には主軸7が回転自在に支持されており、該主軸7には工具Tが着脱可能に装着されている。
【0018】
上記立形マシニングセンタ1では、テーブル5に載置されたワーク(不図示)をX軸,Y軸方向に、主軸7をZ軸方向にそれぞれ相対移動させつつ上記工具Tによりワークの切削加工を行なうように構成されている。
【0019】
上記コラム3の背面側には、主軸7に装着された加工済み工具Tと、工具マガジン11に装着された次工程工具T1とを交換アーム26により上記コラム3下方の開口Aを介して自動的に交換する工具交換装置10が搭載されている。
【0020】
また上記固定ベッド2の背面側のコラム3の下方には、加工済みワークが載置された前工程パレットP1と、次加工ワークが載置された次工程パレットP2とを旋回軸37を介して自動的に交換するワーク交換装置12が搭載されており、さらに固定ベッド2の底部には、ワーク加工部に供給された切削液を回収するとともに、ワーク加工により発生した切り屑を機外に排出するコンベア47及びクーラントタンク48を備えた切り屑処理装置13が搭載されている。
【0021】
上記固定ベッド2は、左,右の縦壁2a,2aと、該左,右の縦壁2aの内側に段付き状に形成されたサドル支持部2b,2bと、該左,右のサドル支持部2bから段落ち状に形成された略平坦な有底凹部2cとを備えている。この有底凹部2cはベッド2のX軸方向中央部に位置し、かつ背面側及び上側が開放されている。上記固定ベッド2背面の左,右の縦壁2a同士はクロス部材8で結合されている。
【0022】
上記左,右のサドル支持部2bの内側縁部にはサドル4をY軸方向に案内支持する左,右のY軸ガイドレール15が配置されている。この各Y軸ガイドレール15は、上記サドル支持部2bに固定されたレール15aと、上記サドル4の下面に固定されたガイド15bとを摺動自在に係合させた構造となっている。
【0023】
また上記左,右のサドル支持部2bの各Y軸ガイドレール15の外側にはサドル4をY軸方向に駆動する左,右のY軸ボールねじ16,16が回転自在に配置固定されており、各Y軸ボールねじ16の前端部には該ボールねじ16を回転駆動するY軸駆動モータ17,17が接続されている。
【0024】
上記サドル4の上面にはテーブル5をX軸方向に案内支持する前後一対のX軸ガイドレール18,18が配置されている。この各X軸ガイドレール18は、上記サドル4に固定されたレール18aと、上記テーブル5の下面に固定されたガイド18bとを摺動自在に係合させた構造となっている。
【0025】
また上記サドル4の上面の前,後X軸ガイドレール18の間にはテーブル5をX軸方向に移動駆動する1本のX軸ボールねじ19が回転自在に配置固定されており、該X軸ボールねじ19の左側端部には該ボールねじ19を回転駆動するX軸駆動モータ20が接続されている。
【0026】
上記コラム3の前面には、主軸頭6をZ軸方向に案内支持する左,右一対のZ軸ガイドレール21,21が配置されている。この各Z軸ガイドレール21は、上記主軸頭6の背面に固定されたレール21aと、上記コラム3の前面に固定されたガイド21bとを摺動自在に係合させた構造となっている。
【0027】
上記コラム3の前面の各Z軸ガイドレール21の外側には主軸頭6をZ軸方向に移動駆動する左,右のZ軸ボールねじ22,22が回転自在に配置固定されており、各Z軸ボールねじ22の上端部には該ボールねじ22を回転駆動するZ軸駆動モータ23,23が接続されている。
【0028】
上記主軸頭6には左,右に延びる腕部6a,6aが形成されており、該左,右の腕部6aには上記Z軸ボールねじ22に係合するナット22aが装着されている。
【0029】
上記コラム3は、鋳造により一体形成されたものであり、機械正面から見て、テーブル5のX軸,Y軸の移動範囲を跨ぐように配置された左,右の脚部3a,3aと、該各脚部3aの上部同士を一体に接続する梁部3bとを有する門形をなしており、この左,右の脚部3aは固定ベッド2の左,右縦壁2aの上面に載置固定されている。これによりコラム3の下方にはY軸方向に開放され、かつX軸方向に幅広の開口Aが形成されている。
【0030】
上記左,右の脚部3aは、機械正面から見て、該脚部3aの上部3dほど主軸頭6側に位置するように傾斜しており、該主軸頭6側ほど上下寸法が大きくなるように概ね三角形状をなしている。また梁部3bはこれの上縁と開口下縁が略平行となるように四角形状に形成されている。
【0031】
上記コラム3は、平面から見て、梁部3bが左,右脚部3a,3aより機械背面側に偏位するように大略弓形状をなすように形成されており、該梁部3bの前面3b′は左,右脚部3aの前後方向中心を通る脚部中心線C1と略一致している。また上記梁部3bは固定ベッド2のY軸方向略中央に位置しており、左,右脚部3aは前側に位置している。上記梁部3bの前面3b′には上記主軸頭6及び左,右のZ軸ボールねじ22を収納する収納凹部3cが形成されている。
【0032】
そして上記左,右のZ軸ボールねじ(主軸駆動軸)22,22は、上記主軸頭6の軸線Cを含むY軸と平行な面に対称をなすように配置されており、これにより主軸頭6の重心付近を駆動するように構成されている。
【0033】
上記主軸頭6及び左,右のZ軸ボールねじ22,22はこれらを結ぶ線C2上に配列されており、該結ぶ線C2は上記脚部中心線C1と平行で、かつ若干背面側に偏位している。
【0034】
また側面視で、テーブル5のY軸ストロークの略中央では上記主軸頭6の軸線CにX軸ボールねじ19の軸線が直交している。また正面視で上記Y軸ボールねじ16,16の仮想駆動位置Yは上記主軸軸線Cに直交し、かつサドル4の重心に大略一致している。これにより主軸7のワーク加工点にX軸,Y軸,Z軸のそれぞれの駆動点を近づけた構成となっている。
【0035】
本実施形態では、主軸頭6を駆動する左,右一対のZ軸ボールねじ22,22を該主軸頭6の軸線Cを含むY軸に平行に面対称をなすように配置したので、左,右のZ軸ホールねじ22,22の仮想駆動位置を主軸頭6の重心に略一致させることができ、主軸頭6の重心駆動が可能となり、これにより主軸頭6を位置決めする際の曲げモーメントによる残留振動の発生を低減できる。その結果、駆動−伝達−出力系に対する応答性を高めることができ、近年のさらなる高加減速化の要請に応えることができる。
【0036】
本実施形態では、上記主軸頭6の主軸軸線Cと直交するようにテーブル5を駆動するX軸ボールねじ19を配置し、サドル4を駆動する一対のY軸ボールねじ16,16の仮想駆動位置Yを主軸軸線Cと直交させたので、テーブル5上面の加工位置近傍に各軸方向における仮想駆動位置を配置することができ、上記同様に駆動−伝達−出力系に対する応答性を高めることができる。
【0037】
本実施形態では、コラム3をテーブル5の移動範囲を跨ぐように形成された左,右脚部3a,3aの上部同士を梁部3b接続してなる門形状とし、該梁部3bの前面3b′に主軸頭6及び左,右のZ軸ボールねじ22,22をX軸と平行な直線C2上に配置したので、左,右Z軸ボールねじ22の仮想駆動位置と主軸頭6の重心とを略一致させることができ、高加減速化の要請により一層応えることができる。
【0038】
上記コラム3の梁部3bを左,右脚部3aより機械背面側に偏位させ、上記主軸頭6の主軸軸線Cを上記左,右脚部3aに重なるようにしたので、主軸頭6のコラム6に対するオーバハングをゼロにすることができ、それだけ主軸頭6の支持剛性を高めることができ、高加減速化に対応できる。
【0039】
本実施形態では、上記梁部3bを固定ベッド2のY軸方向略中央部に位置させたので、主軸頭6を固定ベッド2の中心部に位置させることができ、加工可能領域を拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による立形マシニングセンタを説明するための正面図である。
【図2】上記立形マシニングセンタの右側面図である。
【図3】上記立形マシニングセンタの平面図である。
【図4】上記立形マシニングセンタの背面斜視図である。
【図5】従来の一般的な立形マシニングセンタの概略図である。
【図6】従来の一般的な駆動系を示す平面概略図である。
【図7】従来の駆動系を示す側面概略図である。
【符号の説明】
1 立形マシニングセンタ(工作機械)
2 固定ベッド
3 コラム
3a 脚部
3b 梁部
4 サドル
5 テーブル
6 主軸頭
7 主軸
16 Y軸ボールねじ(サドル駆動軸)
19 X軸ボールねじ(テーブル駆動軸)
22 Z軸ボールねじ(主軸駆動軸)
C 主軸軸線
Claims (4)
- ベッド上にサドルを機械正面から見て前後(Y軸)方向に移動可能に配置し、該サドル上にテーブルを左右(X軸)方向に移動可能に配置し、コラムを上記ベッド上に配置固定し、該コラムの前面に主軸を支持する主軸頭を上下(Z軸)方向に移動可能に配置し、該主軸頭を移動させる左,右一対の主軸駆動軸を上記コラムの前面にかつ上記主軸頭の軸線を含む上記Y軸と平行な面に略対称をなすように配設し、もって上記主軸頭の重心付近を駆動するようにしたことを特徴とする工作機械。
- 請求項1において、上記コラムは、上記テーブルの移動範囲を跨ぐように配置された左,右脚部の上部同士を梁部で接続してなる門形状をなしており、該梁部の前面に、平面視で上記主軸頭の軸線及び左,右の主軸駆動軸の軸線を結ぶ直線が上記X軸と平行をなしていることを特徴とする工作機械。
- 請求項2において、上記コラムの梁部は左,右脚部より機械背面側に偏位しており、機械側面から見て上記主軸頭の軸線が上記脚部と重なっていることを特徴とする工作機械。
- 請求項2又は3において、上記梁部は上記ベッドのY軸方向略中央部に位置していることを特徴とする工作機械。
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