JP2002028832A - 立形主軸を有する装置及びその製造方法 - Google Patents

立形主軸を有する装置及びその製造方法

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JP2002028832A
JP2002028832A JP2000211687A JP2000211687A JP2002028832A JP 2002028832 A JP2002028832 A JP 2002028832A JP 2000211687 A JP2000211687 A JP 2000211687A JP 2000211687 A JP2000211687 A JP 2000211687A JP 2002028832 A JP2002028832 A JP 2002028832A
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slider
spindle
guide
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JP2000211687A
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English (en)
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Tetsuo Yamakage
哲郎 山蔭
Tadayuki Abe
忠之 阿部
Yoshihiro Arai
義博 荒井
Yasuhiro Okada
康廣 岡田
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主軸ヘッドを互いに直角な3方向に移動可能
に装架する中間組立体を予め組立てることにより、組付
け精度の向上と容易化、ベッドの共通化、多様な機種へ
の迅速な対応を可能とする。 【解決手段】 一対の第1案内部が形成された中間プレ
ート上に主軸ヘッドを互いに直角な3方向に移動可能に
装架した中間組立体を予め組付け、底部とこの底部の両
側端から上方に立設され互いに平行な一対の側壁とこの
一対の側壁間に形成された動作空間とを有する断面コの
字状のベッドを設け、前記一対の側壁の上面に取付水平
面を形成し、各取付水平面上に前記中間組立体の中間プ
レートの各第1案内部を前記側壁と前記第1案内部を平
行にして夫々固定し、前記中間組立体の主軸の下端部に
装着された工具と対向するように工作物を位置決めクラ
ンプする治具装置を前記ベッドの底部に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸を垂直に支持
する主軸ヘッドをベッド上に互いに直角な3方向に移動
可能に装架した立形主軸を有する装置及びその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】主軸を垂直軸線回りに回転可能に支承し
た主軸ヘッドを工作物に対して相対的に互いに直角な
X,Y,Z方向に移動可能にベッドに装架した立形の工
作機械として、例えば、工作部を位置決めクランプする
治具装置が取付けられたテーブルを水平なY方向に移動
可能にベッド上に装架し、このテーブルを跨いで門型の
コラムを前記ベッドに固定し、このコラムのクロスレー
ルにスライダをX方向に移動可能に装架し、このスライ
ダに主軸を垂直軸線回りに回転可能に支承した主軸ヘッ
ドをZ方向に移動可能に装架したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の立形工作機
械では、テーブルをガイドする案内部が工作物より下方
位置となり、加工時のクーラント及び切粉が案内部に落
下するため、案内部をカバーで保護しきれない不具合が
あった。また、テーブルはベッド上に、主軸ヘッドはク
ロスレールに支承されたスライダに装架されているの
で、主軸ヘッドをX,Y,Z方向に移動可能に予め高精
度に中間組立体として組付けることができなかった。本
発明は係る従来の不具合を解消するためになされたもの
で、主軸ヘッドを互いに直角な3方向に移動可能に装架
する中間組立体を予め組立てることにより、組付け精度
の向上と容易化、ベッドの共通化、多様な機種への迅速
な対応を可能とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、底部とこ
の底部の両側端から上方に立設され上面に取付水平面が
形成された互いに平行な一対の側壁とこの一対の側壁間
に形成された動作空間とを有する断面コの字状のベッド
と、前記一対の側壁の取付水平面上に夫々固定された一
対の第1案内部と前記動作空間と連なる貫通スペース部
と前記一対の第1案内部を連結する連結部とを有する中
間プレートと、前記一対の第1案内部に前記側壁と平行
で水平な第1方向に夫々移動可能に装架された一対の第
1スライド部とこの一対の第1スライド部を連結する第
2案内部とを有する第1スライダと、この第1スライダ
を第1方向に移動させる第1駆動装置と、前記第2案内
部に前記第1方向と直角で水平な第2方向に移動可能に
装架された第2スライダと、この第2スライダを第2方
向に移動させる第2駆動装置と、前記第2スライダに前
記第1及び第2方向と直角な第3方向に移動可能に装架
され主軸を垂直に支持する主軸ヘッドと、この主軸ヘッ
ドを第3方向に移動させる第3駆動装置と、前記第1、
第2案内部よりも下方で前記ベッドの底部に設けられ前
記主軸の下端部に装着された工具と対向する工作物を位
置決めクランプする治具装置とを備えたことである。
【0005】請求項2に係る発明の構成上の特徴は、底
部とこの底部の両側端から上方に立設され上面に取付水
平面が形成された互いに平行な一対の側壁とこの一対の
側壁間に形成された動作空間とを有する断面コの字状の
ベッドと、前記一対の側壁の取付水平面上に夫々固定さ
れた一対の第1案内部と前記動作空間と連なる貫通スペ
ース部と前記一対の第1案内部を連結する連結部とを有
する中間プレートと、前記一対の第1案内部に前記側壁
と平行で水平な第1方向に夫々移動可能に装架された一
対の第1スライド部とこの一対の第1スライド部の両端
部を夫々連結する一対の第2案内部と第1スライド部及
び第2案内部で囲まれた貫通空間部とを有する第1スラ
イダと、この第1スライダを第1方向に移動させる第1
駆動装置と、前記一対の第2案内部に前記第1方向と直
角で水平な第2方向に夫々移動可能に装架された一対の
第2スライド部と垂直方向に延在する第3案内部とこの
第3案内部に接し前記貫通空間部に向けて開口する貫通
路とを有する第2スライダと、この第2スライダを第2
方向に移動させる第2駆動装置と、前記第3案内部に前
記第1及び第2方向と直角な第3方向に移動可能に装架
され主軸を垂直に支持する主軸ヘッドと、この主軸ヘッ
ドを第3方向に移動させる第3駆動装置と、前記第1、
第2及び第3案内部よりも下方で前記ベッドの底部に設
けられ前記主軸の下端部に装着された工具と対向する工
作物を位置決めクランプする治具装置とを備えたことこ
とである。
【0006】請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1又は請求項2に記載の立形主軸を有する装置にお
いて、前記治具装置を前記動作空間の前部で前記ベッド
の底部に取付け、複数の工具を着脱可能に収納し前記主
軸の軸線と平行な軸線の回りに割出し回転されて前記主
軸との間で工具交換を行うマガジンを有する工具マガジ
ン装置を前記動作空間の後部で前記ベッドに取付け、工
具マガジン装置が休止位置にあるとき工具マガジン装置
を前記主軸から隔離し工具交換時は前記マガジンととも
に回転して前記主軸と前記マガジンとの間で工具交換を
可能とする隔壁をマガジンに取付けたことである。
【0007】請求項4に係る発明の構成上の特徴は、一
対の第1案内部とこの一対の第1案内部間に形成された
貫通スペース部と前記一対の第1案内部を連結する連結
部とを有する中間プレートを設け、一対の第1スライド
部とこの一対の第1スライド部を連結する第2案内部を
有する第1スライダを設け、前記一対の第1案内部に前
記一対の第1スライド部を第1案内部と平行で水平な第
1方向に移動可能に夫々装架し、前記中間プレートと第
1スライダとの間に第1スライダを第1方向に移動させ
る第1駆動装置を取付け、第2スライダを第2案内部に
前記第1方向と直角で水平な第2方向に移動可能に装架
し、前記第1スライダと第2スライダとの間に第2スラ
イダを第2方向に移動させる第2駆動装置を取付け、主
軸を垂直に支持する主軸ヘッドを前記第2スライダに前
記第1及び第2方向と直角な第3方向に移動可能に装架
し、前記第2スライダと主軸ヘッドとの間に主軸ヘッド
を第3方向に移動させる第3駆動装置を取付けて中間組
立体を組付け、底部とこの底部の両側端から上方に立設
され互いに平行な一対の側壁とこの一対の側壁間に形成
された動作空間とを有する断面コの字状のベッドを設
け、前記一対の側壁の上面に取付水平面を形成し、各取
付水平面上に前記中間組立体の中間プレートの各第1案
内部を前記側壁と平行にして夫々固定し、前記中間組立
体の主軸の下端部に装着された工具と対向するように工
作物を位置決めクランプする治具装置を前記第1及び第
2案内部よりも下方で前記ベッドの底部に取付けること
ことである。
【0008】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、断面コの字状のベッドの底部から
互いに平行な一対の側壁を立設してこの一対の側壁間に
動作空間を形成し、前記一対の側壁上面に形成された取
付水平面上に固定された一対の第1案内部を有する中間
プレートに前記動作空間と連なる貫通スペース部と前記
一対の第1案内部を連結する連結部とを設け、前記一対
の第1案内部に夫々装架された一対の第1スライド部が
形成され前記側壁と平行で水平な第1方向に駆動される
第1スライダに、前記一対の第1スライド部を連結する
第2案内部を形成し、この第2案内部に第2スライダを
前記第1方向と直角で水平な第2方向に移動可能に装架
し、主軸を垂直に支持する主軸ヘッドを第2スライダに
前記第1及び第2方向と直角な第3方向に移動可能に装
架し、前記主軸の下端部に装着された工具と対向する工
作物を位置決めクランプする治具装置を前記第1、第2
案内部よりも下方で前記ベッドの底部に取付けたので、
主軸ヘッドを中間プレート上に互いに直角な3方向に移
動可能に予め組付けることができ、組付け精度の向上と
容易化、ベッドの共通化、多様な機種への迅速な対応が
可能となる。
【0009】上記のように構成した請求項2に係る発明
においては、断面コの字状のベッドの底部から互いに平
行な一対の側壁を立設してこの一対の側壁間に動作空間
を形成し、前記一対の側壁上面に形成された取付水平面
上に固定された一対の第1案内部を有する中間プレート
に前記動作空間と連なる貫通スペース部と前記一対の第
1案内部を連結する連結部とを設け、前記一対の第1案
内部に夫々装架された一対の第1スライド部が形成され
前記側壁と平行で水平な第1方向に駆動される第1スラ
イダに、前記一対の第1スライド部の両端部を連結する
一対の第2案内部と中央部分の貫通空間部とを形成し、
前記一対の第1案内部に装架された一対の第2スライド
部が形成され前記第1方向と直角で水平な第2方向に駆
動される第2スライダに、垂直方向に延在する第3案内
部とこの第3案内部に接し前記貫通空間部に向けて開口
する貫通路を設け、主軸を垂直に支持し前記第1及び第
2方向と直角な第3方向に駆動される主軸ヘッドを前記
第3案内部に装架し、前記主軸の下端部に装着された工
具と対向する工作物を位置決めクランプする治具装置を
前記第1、第2及び第3案内部よりも下方で前記ベッド
の底部に取付けたので、主軸ヘッドを中間プレート上に
互いに直角な3方向に移動可能に予め組付けることがで
き、組付け精度の向上と容易化、ベッドの共通化、多様
な機種への迅速な対応が可能になるとともに、第1、第
2スライダ及び主軸ヘッドの中間組立体の積層高さが低
くなるので、主軸ヘッドの高速高精度移動可能で高剛性
な立形主軸を有する装置を提供することができる。
【0010】上記のように構成した請求項3に係る発明
においては、請求項1又は請求項2に記載の立形主軸を
有する装置において、前記動作空間の前部及び後部に治
具装置と工具マガジン装置を夫々設け、工具マガジン装
置が休止位置にあるときは工具マガジン装置を前記主軸
から隔離し、工具交換時はマガジンとともに回転して主
軸とマガジンとの間で工具交換を可能とする隔壁をマガ
ジンに取付けているので、中間プレート上に主軸ヘッド
を互いに直角な3方向に移動可能に予め組付けた中間組
立体、工具交換装置及び治具装置をベッドに容易に組付
けることが可能となり、作動中にクーラント及び切粉等
が工具マガジン装置に飛散することを防止可能で高精
度、高剛性の立形主軸を有する装置を提供することがで
きる。
【0011】上記のように構成した請求項4に係る発明
においては、一対の第1案内部が形成された中間プレー
ト上に主軸ヘッドを互いに直角な3方向に移動可能に装
架した中間組立体を予め組付け、底部とこの底部の両側
端から上方に立設され互いに平行な一対の側壁とこの一
対の側壁間に形成された動作空間とを有する断面コの字
状のベッドを設け、前記一対の側壁の上面に取付水平面
を形成し、各取付水平面上に前記中間組立体の中間プレ
ートの各第1案内部を前記側壁と前記第1案内部を平行
にして夫々固定し、前記中間組立体の主軸の下端部に装
着された工具と対向するように工作物を位置決めクラン
プする治具装置を前記ベッドの底部に取付けて立形主軸
を有する装置を製造するので、組付け精度を向上し組付
け作業を容易にすることができるとともに、ベッドの共
通化、多様な機種への迅速な対応が可能となる。
【0012】
【実施の形態】図1において、1は立形主軸を有する工
作機械の断面コの字状のベッドで、底部2の両側端から
一対の側壁3が上方に立設され、一対の側壁3の間には
動作空間4が形成され、各側壁3の上面には取付水平面
5が形成されている。6は中間プレートで、一対の側壁
3の取付水平面上に夫々固定される一対の第1案内部7
が形成されている。一対の第1案内部7の両端部は連結
部8により連結され、第1案内部7と連結部8で囲まれ
た中央部には、動作空間4に連なる貫通スペース9が設
けられている。
【0013】10は中間プレート6上に側壁3と平行で
水平な第1方向に摺動可能に載置された第1スライダ
で、この第1スライダ10に設けられた一対の第1スラ
イド部11が一対の第1案内部7に第1方向に移動可能
に夫々装架されている。即ち、一対の第1案内部7の各
上面に一対の第1ガイドレール12が第1方向に夫々延
設され、この一対の第1ガイドレール12に第1スライ
ド部11が移動可能に夫々支承されている。一対の第1
スライド部11の両端部は一対の第2案内部13により
夫々連結され、第1スライド部11及び第2案内部13
で囲まれた中央部には貫通空間部14が形成されてい
る。15は第1スライダ10を第1方向に移動させる第
1駆動装置で、一対の第1案内部7上面に第1ガイドレ
ール12と並んでその外側に第1方向に夫々回転可能に
取付けられた一対のボールネジ16と、この一対のボー
ルネジ16と夫々螺合し一対の第1スライド部11に夫
々取付けられた一対の送りナット17とを有する。一対
のボールネジ16は一対の第1案内部7に固定されたサ
ーボモータ18により夫々回転駆動されるようになって
いる。なお、各ボールネジ16を各第1スライド部11
に固定し、各送りナット17を各第1案内部7に回転可
能に支承して各サーボモータ18により回転駆動するよ
うにしてもよい。
【0014】20は第1スライダ10に第1方向と直角
で水平な第2方向に摺動可能に載置された第2スライダ
で、この第2スライダ20に設けられた一対の第2スラ
イド部21が第2案内部13に第2方向に移動可能に装
架されている。即ち、一対の第2案内部13の各上面に
一対の第2ガイドレール22が第2方向に夫々延設さ
れ、この一対の第2ガイドレール22に第2スライド部
21が移動可能に夫々支承されている。一対の第2スラ
イド部21の両端部は夫々連結されるとともに垂直方向
に延在する第3案内部23が連結されている。第2スラ
イダ20の中央部には第3案内部23に接し貫通空間部
14に向けて開口する貫通路24が設けられている。2
5は第2スライダ20を第2方向に移動させる第2駆動
装置で、一対の第2案内部13上面に第2ガイドレール
22と並んでその外側に第2方向に夫々回転可能に取付
けられた一対のボールネジ26と一対のボールネジ26
と夫々螺合し一対の第2スライド部21に夫々取付けら
れた一対の送りナット27を有する。一対のボールネジ
26は一対の第2案内部13に固定されたサーボモータ
28により夫々回転駆動されるようになっている。
【0015】30は主軸31を回転可能に垂直に支持す
る主軸ヘッドで、第3案内部23に第1及び第2方向と
直角な第3方向に延設された一対の第3ガイドレール3
2に貫通路24を通って移動可能に装架されている。3
3は主軸ヘッド30を第3方向に移動させる第3駆動装
置で、第3案内部23に回転可能に軸承されサーボモー
タ34により回転駆動される図略のボールネジに主軸ヘ
ッド30に固定された送りナットが螺合して構成されて
いる。
【0016】35は工作物Wを位置決めクランプする治
具装置で、第1、第2及び第3ガイドレール12,2
2,32よりも下方でベッド1の底部2の前部に設けら
れている。これにより工作物Wは主軸31の下端部に装
着された工具と対向し必要な加工が施される。
【0017】以下に上記のように構成した立形主軸を有
する工作機械を製造する方法について説明する。中間プ
レート6の一対の第1案内部7に第1スライダ10の一
対のスライド部11を第1案内部7と平行で水平な第1
方向に移動可能に夫々組付ける。ボールネジ16、送り
ナット17、サーボモータ18からなる第1駆動装置1
5を中間プレート6と第1スライダ10とに組付ける。
第2スライダ20の一対の第2スライド部21を第1スラ
イダ10の一対の第2案内部13に第1方向と直角で水
平な第2方向に移動可能に夫々組付ける。ボールネジ2
6、送りナット27、サーボモータ28からなる第2駆
動装置25を第1スライダ10と第2スライダ20とに
組付ける。主軸31を垂直に支承する主軸ヘッド30を
第2スライダ20の第3案内部23に第1及び第2方向
と直角な第3方向に移動可能に組付ける。ボールネジ、
送りナット、サーボモータ34からなる第3駆動装置3
3を第2スライダ20の第3案内部23と主軸ヘッド3
0とに組付ける。このように中間プレート6上に主軸ヘ
ッド30を互いに直角な3方向に移動可能に装架した中
間組立体50を予め組付ける。断面コの字状のベッド1
の一対の側壁3の上面に取付水平面5を形成し、工作物
Wを位置決めクランプする治具装置35を底部2の前部
に予め組付ける。中間組立体50の中間プレート6の各
第1案内部7を側壁3と平行にして各取付水平面5上に
夫々固定する。こらにより中間組立体50の主軸31の
下端部に装着された工具は治具35にクランプされた工
作物Wと対向する。この場合、中間プレート6の一対の
第1案内部7の両端部は一対の連結部8により連結され
ロの字形状になっているので、中間プレート6は中間組
立体50のベースとしての剛性を確保することができる
とともに、ベッド1の一対の側壁3上に載置して固定す
るだけで主軸31が貫通スペース9を通り作動空間4内
に入って移動可能となる。なお、中間プレート6は、一
対の第1案内部7の片側の端部のみを連結部8により連
結したコの字形状にしてもよい。
【0018】上記のように構成した実施形態において、
工作物Wが治具35に取付けられ、サーボモータ18,
28,34が図略の数値制御装置からの指令に基づいて
回転し、ボールネジ16,26等を回転駆動する。これ
により第1スライダ10が第1方向に、第2スライダ2
0が第2方向に、主軸ヘッド30が第3方向に移動さ
れ、主軸31に装着された工具Tは工作物Wに所望の加
工を行う。
【0019】図2に示す第2の実施形態のように、複数
の工具Tを着脱可能に収納するマガジン51を主軸31
の軸線と平行な軸線52の回りに割出し回転可能に支承
した工具マガジン装置53をベッド1の後部に取付けて
もよい。マガジン51の周囲には複数の工具保持部54
が設けられ、工具保持部54に工具Tが夫々収納されて
いる。マガジン51が休止位置にあるときはマガジン5
1に垂直に固定された隔壁55がベッド1の作動空間4
を前側と後側に遮断し、工具交換装置53を主軸31か
ら隔離する。工具交換時にマガジン51が回転すると、
隔壁55も一緒に回転し、工具Tが収納されていない空
の工具保持部54が、工具交換位置に割出された主軸3
1の下方に回転割出しされて主軸31に装着されている
工具Tを受取る。次に使用する工具Tを収納した工具保
持部54が前記主軸31の下方に割出されこの工具Tが
主軸31に装着される。
【0020】上記実施形態の中間組立体50は高精度切
削加工用の主軸ヘッド30を備えたものであるが、これ
に限られるものでなく、図3に示す第3の実施形態のよ
うに穴あけ用の主軸ヘッド67を備えた中間組立体60
でもよい。中間プレート61は中間プレート6と同じで
あるので、同一部品に同一符号を付けて詳細説明は省略
する。中間プレート61の一対の第1案内部7に第1ス
ライダ62の一対のスライド部63が第1方向に移動可
能に夫々装架されている。第1スライダ62には一対の
スライダ部62を連結する第2案内部64が設けられ、
この第2案内部64に一対の第2ガイドレール65が第
2方向に延設され、この一対の第2ガイドレール65に
第2スライダ66が移動可能に装架され、図略の第2駆
動装置により駆動されるようになっている。67は第2
スライダ66に上下方向に移動可能に装架された主軸ヘ
ッドとしてのラムで、サーボモータ68により第3方向
に駆動されるようになっている。ラム66内には下端部
に工具Tが装着される主軸69が回転可能に軸承されて
いる。
【0021】立形主軸を有する装置の中間組立体の第4
の実施形態である測定用の主軸ヘッド80を備えた中間
組立体70を図4に示す。ロの字形状をなす中間プレー
ト71は一対の第1案内部72とこの一対の第1案内部
72の両端部を連結する連結部73とを有し、第1案内
部72と連結部73とで囲まれた中央部には動作空間4
に連なる貫通スペース74が形成されている。中間プレ
ート71の一対の第1案内部72上面に第1方向に延設
された一対の第1ガイドレール75に第1スライダ76
の一対のスライド部77が移動可能に夫々装架され、第
1スライダ76は図略の第1駆動装置により第1方向に
駆動されるようになっている。第1スライダ76には一
対の第1スライダ部76を連結する第2案内部78が設
けられ、この第2案内部78に第2スライダ79が移動
可能に装架され、図略の第2駆動装置により第2方向に
駆動される。80は第2スライダ78に上下方向に移動
可能に装架された測定用の主軸ヘッドで、図略の第3駆
動装置により第3方向に駆動される。81は主軸ヘッド
80に割出し回転可能に支承された垂直な主軸で先端に
タッチプローブ82が装着されている。
【0022】図5に示す第5の実施形態は、レーザ加工
用の主軸ヘッド85を備えた中間組立体86である。中
間プレート71、第1、第2スライダ76,79は、第
4の実施形態のものと同じであるので、同一部品に同一
符号を付けて説明を省略する。第2スライダ79にはレ
ーザ加工用の主軸ヘッド85が上下方向に移動可能に装
架され、図略の第3駆動装置により第3方向に駆動され
るようになっている。87は主軸ヘッド85に割出し回
転可能に支承された垂直な主軸で先端に回転体88を介
してトーチ89が割出し回転可能に装着されている。9
0はレーザ発振器からレーザ光線をトーチ89に導くた
めのレーザガイドで、主軸ヘッド85に取付けられてい
る。
【0023】図6に示す第6の実施形態は、放電加工用
の主軸ヘッド91を備えた中間組立体92である。中間
プレート71、第1、第2スライダ76,79は、第4
の実施形態のものと同じであるので、同一部品に同一符
号を付けて説明を省略する。第2スライダ79には放電
加工用の主軸ヘッド91が上下方向に移動可能に装架さ
れ、図略の第3駆動装置により第3方向に駆動されるよ
うになっている。93は主軸ヘッド91に支承された主
軸で先端に電極94が装着されている。95は電解液を
貯溜する電解液槽で、ベッド1の底部2に固定される。
工作物Wを取付ける治具装置96は電解液槽95内でベ
ッド1の底部2に固定される。97は電解液を出し入れ
するためのパイプである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る立形主軸を有する装置の第1の
実施形態を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る立形主軸を有する工作機械で工
具マガジン装置を備えたものを示す断面図である。
【図3】 中間組立体の第3の実施形態を示す斜視図で
ある。
【図4】 中間組立体の第4の実施形態を示す斜視図で
ある。
【図5】 中間組立体の第5の実施形態を示す斜視図で
ある。
【図6】 中間組立体の第6の実施形態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…ベッド、2…底部、3…側壁、4…作動空間、5…
取付水平面、6,61,71…中間プレート、7,72
…第1案内部、8,73…連結部、9,74…貫通スペ
ース、10,62,76…第1スライダ、11,63,
77…第1スライド部、13,64,78…第2案内
部、14…貫通空間部、15…第1駆動装置、20,6
6,79…第2スライダ、21…第2スライド部、23
…第3案内部、24…貫通路、25…第2駆動装置、3
0…主軸ヘッド、31,69,81,87,93…主
軸、33…第3駆動装置、50,60,70,86,9
2…中間組立体、51…マガジン、53…工具マガジン
装置、55…隔壁、67…穴あけ用の主軸ヘッド、80
…測定用の主軸ヘッド、85…レーザ加工用の主軸ヘッ
ド、91…放電加工用の主軸ヘッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井 義博 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 岡田 康廣 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 Fターム(参考) 3C002 AA01 BB07 3C011 DD06 3C048 AA01 AA03 BB01 BC04 DD10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部とこの底部の両側端から上方に立設
    され上面に取付水平面が形成された互いに平行な一対の
    側壁とこの一対の側壁間に形成された動作空間とを有す
    る断面コの字状のベッドと、前記一対の側壁の取付水平
    面上に夫々固定された一対の第1案内部と前記動作空間
    と連なる貫通スペース部と前記一対の第1案内部を連結
    する連結部とを有する中間プレートと、前記一対の第1
    案内部に前記側壁と平行で水平な第1方向に夫々移動可
    能に装架された一対の第1スライド部とこの一対の第1
    スライド部を連結する第2案内部とを有する第1スライ
    ダと、この第1スライダを第1方向に移動させる第1駆
    動装置と、前記第2案内部に前記第1方向と直角で水平
    な第2方向に移動可能に装架された第2スライダと、こ
    の第2スライダを第2方向に移動させる第2駆動装置
    と、前記第2スライダに前記第1及び第2方向と直角な
    第3方向に移動可能に装架され主軸を垂直に支持する主
    軸ヘッドと、この主軸ヘッドを第3方向に移動させる第
    3駆動装置と、前記第1、第2案内部よりも下方で前記
    ベッドの底部に設けられ前記主軸の下端部に装着された
    工具と対向する工作物を位置決めクランプする治具装置
    とを備えたことを特徴とする立形主軸を有する装置。
  2. 【請求項2】 底部とこの底部の両側端から上方に立設
    され上面に取付水平面が形成された互いに平行な一対の
    側壁とこの一対の側壁間に形成された動作空間とを有す
    る断面コの字状のベッドと、前記一対の側壁の取付水平
    面上に夫々固定された一対の第1案内部と前記動作空間
    と連なる貫通スペース部と前記一対の第1案内部を連結
    する連結部とを有する中間プレートと、前記一対の第1
    案内部に前記側壁と平行で水平な第1方向に夫々移動可
    能に装架された一対の第1スライド部とこの一対の第1
    スライド部の両端部を夫々連結する一対の第2案内部と
    第1スライド部及び第2案内部で囲まれた貫通空間部と
    を有する第1スライダと、この第1スライダを第1方向
    に移動させる第1駆動装置と、前記一対の第2案内部に
    前記第1方向と直角で水平な第2方向に夫々移動可能に
    装架された一対の第2スライド部と垂直方向に延在する
    第3案内部とこの第3案内部に接し前記貫通空間部に向
    けて開口する貫通路とを有する第2スライダと、この第
    2スライダを第2方向に移動させる第2駆動装置と、前
    記第3案内部に前記第1及び第2方向と直角な第3方向
    に移動可能に装架され主軸を垂直に支持する主軸ヘッド
    と、この主軸ヘッドを第3方向に移動させる第3駆動装
    置と、前記第1、第2及び第3案内部よりも下方で前記
    ベッドの底部に設けられ前記主軸の下端部に装着された
    工具と対向する工作物を位置決めクランプする治具装置
    とを備えたことを特徴とする立形主軸を有する装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の立形主軸
    を有する装置において、前記治具装置を前記動作空間の
    前部で前記ベッドの底部に取付け、複数の工具を着脱可
    能に収納し前記主軸の軸線と平行な軸線の回りに割出し
    回転されて前記主軸との間で工具交換を行うマガジンを
    有する工具マガジン装置を前記動作空間の後部で前記ベ
    ッドに取付け、工具マガジン装置が休止位置にあるとき
    工具マガジン装置を前記主軸から隔離し工具交換時は前
    記マガジンとともに回転して前記主軸と前記マガジンと
    の間で工具交換を可能とする隔壁をマガジンに取付けた
    ことを特徴とする立形主軸を有する装置。
  4. 【請求項4】 一対の第1案内部とこの一対の第1案内
    部間に形成された貫通スペース部と前記一対の第1案内
    部を連結する連結部とを有する中間プレートを設け、一
    対の第1スライド部とこの一対の第1スライド部を連結
    する第2案内部を有する第1スライダを設け、前記一対
    の第1案内部に前記一対の第1スライド部を第1案内部
    と平行で水平な第1方向に移動可能に夫々装架し、前記
    中間プレートと第1スライダとの間に第1スライダを第
    1方向に移動させる第1駆動装置を取付け、第2スライ
    ダを第2案内部に前記第1方向と直角で水平な第2方向
    に移動可能に装架し、前記第1スライダと第2スライダ
    との間に第2スライダを第2方向に移動させる第2駆動
    装置を取付け、主軸を垂直に支持する主軸ヘッドを前記
    第2スライダに前記第1及び第2方向と直角な第3方向
    に移動可能に装架し、前記第2スライダと主軸ヘッドと
    の間に主軸ヘッドを第3方向に移動させる第3駆動装置
    を取付けて中間組立体を組付け、底部とこの底部の両側
    端から上方に立設され互いに平行な一対の側壁とこの一
    対の側壁間に形成された動作空間とを有する断面コの字
    状のベッドを設け、前記一対の側壁の上面に取付水平面
    を形成し、各取付水平面上に前記中間組立体の中間プレ
    ートの各第1案内部を前記側壁と平行にして夫々固定
    し、前記中間組立体の主軸の下端部に装着された工具と
    対向するように工作物を位置決めクランプする治具装置
    を前記第1及び第2案内部よりも下方で前記ベッドの底
    部に取付けることを特徴とする立形主軸を有する装置の
    製造方法。
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