JP3749266B2 - 切断機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は例えばワークの一辺に切断加工を行なった後、90度旋回せしめて他方の辺に切断加工を行ない得るようにした切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワークから金型材を切り出す場合、通常ワークとして平鋼が使用されている。そして、この平鋼をまず長手方向にバンドソーで切断するが、1カットで済むことは通常なく、切断後のワークを再度幅方向に切断する必要がある。つまり、ワークをほとんど最低クロス方向に2カットして金型材を得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のワークからクロス方向に2カットして金型材を得る場合に、2カット目の切断作業はほとんど手動で行なわれている。そのために、非常に工数がかかる厄介な仕事であった。
【0004】
また、この金型材の切断においては、切断機1台に必ず一人が付かなければならない程、工数がかかり、かつ精度も必要とするため、工数削減は不可能にしても、より使い易い切断機とする必要が要求されている。
【0005】
この発明の目的は、上記問題点を改善するために、ワークの直交した2辺を切断装置にて切断する際に自動的かつ精度よく、しかもより使い易いようにした切断機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、水平に旋回自在に設けたターンテーブル上のワークを当接して当該ワークのY軸方向の位置決めを行うための第1の突当て部材を、前記ターンテーブルの外側においてY軸方向へ移動位置決め自在に設け、前記ワークを当接して当該ワークのX軸方向の位置決めを行うための第2の突当て部材を、前記ターンテーブルの外側において前記Y軸に対して直交する前記X軸方向へ移動位置決め自在に設け、前記ターンテーブル上のワークを前記第1,第2の突当て部材に同時的に突当て可能に設けると共に、前記ターンテーブルの外側において前記ワークを切断するための切断工具を備えた切断装置を、前記Y軸方向へ移動自在に設けた構成である。
【0009】
【実施例】
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1および図2を参照するに、切断機1は箱形状のベッド3を備えており、このベッド3の前側上部には水平に旋回可能なターンテーブル5が支承されている。このターンテーブル5はベッド3内に設けられた旋回用駆動モータによって旋回されるようになっている。
【0011】
前記ベッド3の側面にはY軸方向(図1において前後方向、図2において上下方向)へ延伸した複数の平行なガイドレール7が設けられている。このガイドレール7に案内されてY軸方向へ移動自在な切断装置としての竪型帯鋸盤9が設けられている。
【0012】
この竪型帯鋸盤9は上部ブロック11Uと下部ブロック11Dを備えたU字状の鋸刃ハウジング11を備えており、この鋸刃ハウジング11の下部ブロック11Dには例えば駆動ホイール13が、鋸刃ハウジング11の上部ブロック11Uには従動ホイール15が回転自在に支承されている。この駆動ホイール13と従動ホイール15とには切断工具としての帯鋸刃Tが巻回されている。また、駆動ホイール13には回転用駆動モータが連動連結されている。
【0013】
さらに、前記上部ブロック11Uの下部および下部ブロック11Dの上部にはそれぞれ前記帯鋸刃Tを例えば90度捻り起すと共に帯鋸刃Tのガイドの役目を果す鋸刃ガイド17U,17Dが設けられている。
【0014】
上記構成により、回転用駆動モータを駆動せしめると、駆動ホイール13が回転されることにより、帯鋸刃Tが例えば図1において反時計方向回りに走行回転されることになる。
【0015】
前記ベッド3の側面における前、後部にはそれぞれ駆動ボックス19、軸受21が取付けられており、この駆動ボックス19と軸受21とにはY軸方向へ延伸したボールねじ23の両端が回転自在に支承されている。前記駆動ボックス19には駆動モータ25が連動連結されている。またボールねじ23に螺合したナット部材27が前記鋸刃ハウジング11の左側面に一体化されている。
【0016】
上記構成により、駆動モータ25を駆動せしめると、駆動ボックス19を介してボールねじ23が回転される。このボールねじ23の回転によりナット部材27を介して鋸刃ハウジング11がガイドレール7に案内されてY軸方向へ移動されることになる。
【0017】
前記ベッド3上におけるターンテーブル5の後側にはY軸バックゲージ29が設けられている。すなわち、ベッド3上には支持ブロック31が立設されている。この支持ブロック31の上部にはY軸方向へ延伸した複数の平行なガイドシャフト33が装着されていると共に、このガイドシャフト33間にはY軸方向へ延伸したラック部材35装着されている。
【0018】
前記ガイドシャフト33、ラック部材35の前部には突当て部材37が設けられていると共に、ガイドシャフト33、ラック部材35の後部は支持フレーム39で一体化されている。前記支持ブロック31の上部には駆動モータ41が設けられており、この駆動モータ41の出力軸には前記ラック部材35のラックに噛合したピニオン43が装着されている。
【0019】
上記構成により、駆動モータ41を駆動せしめると、ピニオン43が回転される。このピニオン43の回転によりラック部材35がY軸方向へガイドシャフト33と共に移動されるから、突当て部材37がY軸方向へ移動されることになる。
【0020】
前記ターンテーブル5の右側には隣接してX軸バックゲージ45が設けられている。すなわち、ターンテーブル5の右側にはある一定の間隔をおいて箱形状のベッド47が立設されており、このベッド47上には支持ブロック49が設けられている。
【0021】
この支持ブロック49の上部にはX軸方向(図1、図2において左右方向)へ延伸した複数の平行なガイドシャフト51が装着されていると共に、このガイドシャフト51間にはX軸方向へ延伸したラック部材53が装着されている。
【0022】
前記ガイドシャフト51、ラック部材53の前部(図1、図2において左部)は突当て部材55が設けられていると共に、ガイドシャフト51、ラック部材53の後部(図1、図2において右部)には支持フレーム57が一体化されている。前記支持ブロック49の上部には駆動モータ59が設けられており、この駆動モータ59の出力軸には前記ラック部材53に噛合したピニオン61が装着されている。
【0023】
上記構成により、駆動モータ59を駆動せしめると、ピニオン61が回転される。このピニオン61の回転によりラック部材53がX軸方向へガイドシャフト51と共に移動されるから、突当て部材55がX軸方向へ移動されることになる。
【0024】
ワークWの2辺を切断する動作を説明すると、まず、ワークWの2辺には予め切断すべき寸法α,βからなる切断予定位置W1 ,W2 が決められているので、この寸法α,βを基にして切断線CLに対して突当て部材37,55をX軸,Y軸方向へ移動せしめて図2に示したように、位置決め固定する。そしてワークWをターンテーブル5上に載置すると共に移動せしめてワークWの2辺を突当て部材37,55に突当てた後、図示省略のすでに公知のワーククランプでワークWをターンテーブル5上にクランプせしめる。
【0025】
突当て部材37,55をそれぞれ退避させた後、竪型帯鋸盤9の帯鋸刃Tを回転走行せしめると共に、鋸刃ハウジング11をY軸方向の前方へ移動せしめることによって、ワークWの切断予定位置W1ターンテーブル5の外側で切断される。次いで鋸刃ハウジング11を元の位置へ戻した後、ターンテーブル5を90度旋回せしめて切断予定位置W2 を切断線CLに位置決めする。そして再度鋸刃ハウジング11をY軸方向の前方へ移動せしめることによって、ワークWの切断予定位置W2ターンテーブル5の外側で切断されることになる。
【0026】
このように、ワークWの2辺をX軸、軸バックゲージ45,29で位置決めすると共に、竪型帯鋸盤9で切断予定位置W1 を切断し、ターンテーブル5を90度旋回した後、竪型帯鋸盤9で切断予定位置W2 を切断するようにしたから、ワークWの2辺を自動的にかつ精度よく切断させることができる。
【0027】
なお、この発明は、前述した実施例に限定されることなく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実施し得るものである。本実施例では切断装置として竪型帯鋸盤9を例にして説明したが、横型帯鋸盤などそれ以外の切断装置であっても構わない。
【0028】
【発明の効果】
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、本発明においては、水平に旋回自在に設けたターンテーブル5上のワークWを当接して当該ワークWのX,Y軸方向の位置を位置決め自在の第1、第2突当て部材37,55が前記ターンテーブル5の外側においてX,Y方向へ移動位置決め自在に設けてあり、前記ターンテーブル5上のワークWを前記第1、第2の突当て部材37,55に同時的に突当て可能に設けてあると共に、前記ターンテーブル5の外側において前記ワークWを切断するための切断工具を備えた切断装置をY軸方向へ移動自在に設けた構成である。したがって、ターンテーブル5上においてワークWのX,Y方向の切断代を同時的に設定することができ、その後に切断装置によってワークWを切断し、かつターンテーブル5を90°旋回して位置決めした後にワークWを再度切断することにより、予め設定した切断代でもってワークWを直角に切断することができ、ワークWを直角に切断することの精度向上及び能率向上を図ることができ、前述したごとき従来の問題を解消することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する一実施例の切断機の斜視図である。
【図2】図1における平面図である。
【符号の説明】
1 切断機
3 ベッド
5 ターンテーブル
9 竪型帯鋸盤(切断装置)
11 鋸刃ハウジング
29 Y軸バックゲージ
37 突当て部材
45 X軸バックゲージ
55 突当て部材
T 帯鋸刃
W ワーク

Claims (1)

  1. 水平に旋回自在に設けたターンテーブル(5)上のワーク(W)を当接して当該ワーク(W)のY軸方向の位置決めを行うための第1の突当て部材(37)を、前記ターンテーブル(5)の外側においてY軸方向へ移動位置決め自在に設け、前記ワーク(W)を当接して当該ワーク(W)のX軸方向の位置決めを行うための第2の突当て部材(55)を、前記ターンテーブル(5)の外側において前記Y軸に対して直交する前記X軸方向へ移動位置決め自在に設け、
    前記ターンテーブル(5)上のワーク(W)を前記第1,第2の突当て部材(37,55)に同時的に突当て可能に設けると共に、前記ターンテーブル(5)の外側において前記ワーク(W)を切断するための切断工具を備えた切断装置を、前記Y軸方向へ移動自在に設けたことを特徴とする切断機。
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