JP3024018B2 - シート材側面切断機能付き切断装置 - Google Patents

シート材側面切断機能付き切断装置

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JP3024018B2
JP3024018B2 JP4000838A JP83892A JP3024018B2 JP 3024018 B2 JP3024018 B2 JP 3024018B2 JP 4000838 A JP4000838 A JP 4000838A JP 83892 A JP83892 A JP 83892A JP 3024018 B2 JP3024018 B2 JP 3024018B2
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sheet material
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shear
positioning device
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至 坂水
信一 柏木
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株式会社アマダメトレックス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート材の幅切りを行
う切断機において、前記シート材の長手方向および幅方
向の位置決めが可能で、前記シート材の幅に合せて位置
決めし側面切り可能とするシート材側面切断機能付き切
断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のシート材切断装置の正面
図、図11は図10の平面図を示す。シート材切断装置
1は、主として素材台3と、シート材供給装置5と、シ
ート材位置決め装置7と、デスクユニット9と、シヤー
11および製品置き台13とから構成されている。
【0003】素材台3上のシート材15は、シート材供
給装置5のバキュームパッド17により1枚づつ吸着さ
れて運ばれ、テーブル19上のシート材位置決め装置7
にクランプされ、Y軸方向への移動によりデスクユニッ
ト9のターンテーブル21まで運ばれる。
【0004】ターンテーブル21上にシート材15が保
持され、シート材位置決め装置7のクランプが開放さ
れ、シート材位置決め装置7が後退する。その後、ター
ンテーブル21が90度回転し切断する面をシヤー11
側にして、シート材位置決め装置7が再びY軸方向に移
動しシート材15を再びクランプする。
【0005】さらに、シート材位置決め装置7が移動し
て、シヤー11によりシート材15の側面切りをする。
再びシート材15をターンテーブル21まで戻り、上記
と反対手順でシート材15を90度反転させ、シート材
位置決め装置7によりクランプし再びシヤー11で幅切
りを行うものである。
【0006】また、図12は他のシヤー切断装置の説明
図を示す。図においてシヤー切断装置23は、X側シヤ
ー25と、Y側シヤー27と、X側位置決め装置29お
よびY方向位置決め装置31とから構成される。X側位
置決め装置29によりシート材15をクランプしX軸方
向に移動し、X側シヤー25により側面切断(サイドト
リミング)を行う。
【0007】次に、X側位置決め装置29が後退して、
シート材15をY軸側位置決め装置31にクランプ換え
してY軸方向に移動し、Y側シヤー27により幅切りを
行うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シート材切
断装置1は、シート材15をターンテーブル21により
90度回転し、クランプ換えして切断するものであり、
シート材切断装置23は、X側とY側位置決め装置2
9,31によりクランプ換えするために、作業上の時間
損失が多くなり、その構成が複雑で、しかもクランプ換
えによる製品精度の低下が生じるという問題があった。
【0009】本発明の目的は、上記問題点を改善するた
めに、その構成が簡略化され、作業時間が短縮され、製
品精度が保持されるシート材側面切断機能付き切断装置
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、テーブルの幅方向に移動自在に設けられ
前記テーブル上に供給されたシート材の幅に合せて側面
の突き当て位置を決める側面突き当て装置と、側面の突
き当て位置が決められた前記シート材の長手方向の一端
をクランプし長手方向および幅方向の位置決めが可能な
シート材位置決め装置と、前記シート材位置決め装置に
よる幅方向の移動により前記シート材の側面切りをする
側面切りシヤーと、前記クランプ装置による長手方向の
移動によりシート材の幅切りをする幅切りシヤーとを備
えることを特徴とするシート材側面切断機能付き切断装
置である。
【0011】
【作用】本発明のシート材側面切断機能付き切断装置を
採用することにより、テーブル上に供給されたシート材
の幅に合せて側面の突き当て位置を決める側面突き当て
装置をテーブルの幅方向に移動自在に設け、側面の突き
当て位置決めされたシート材の長手方向の一端をクラン
プし長手方向および幅方向の位置決めをするシート材位
置決め装置を設け、前記シート材位置決め装置による幅
方向の移動により前記シート材の側面切りをする側面切
りシヤーを設け、前記クランプ装置による長手方向の移
動によりシート材の幅切りをする幅切りシヤーを設ける
ことによって、クランプ換えによる製品精度が低下する
恐れがなく、その構成が簡略化され、作業時間が短縮さ
れ、その精度が保持される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて、詳
細に説明する。
【0013】図1は本発明のシート材側面切断機能を有
する切断装置の正面図、図2は図1の平面図を示す。図
1および図2において、シート材切断装置33は、主と
してシート材供給装置35と、X側シヤー25と、シー
ト材位置決め装置37、側面突き当て装置39と、Y側
シヤー27および製品収容移動車41とから構成されて
いる。このうち、X側シヤー25と、シート材位置決め
装置37および側面突き当て装置39とは、特にシート
材側面切断機能を具備するものである。
【0014】素材台43上のシート材15は、シート材
供給装置35のバキュームパッド17により1枚づつ吸
着されて運ばれ、図3に示すようにテーブル45上に供
給され載置されている。
【0015】この時、図4に示すように側面突き当て装
置39はX軸方向に移動し、シート材15の幅に応じて
X軸方向の位置決めをした後、シート材位置決め装置3
7によってシート材15をクランプする。
【0016】次に、図5に示すようにシート材位置決め
装置37はX軸方向へ移動し、X側シヤー25によりシ
ート材15の側面のトリミング加工を行う。この時、側
面突き当て装置39はテーブル45の反対側面に復帰し
ている。
【0017】次に、図6に示すようにシート材位置決め
装置37はシート材15を掴み換えることなくY軸方向
へ移動し、Y側シヤー25によりシート材15のY軸方
向の切断(幅切り)を行うものとする。
【0018】次に、図7は図1のシート材位置決め装置
の正面図、図8は図7の平面図、図9は図7の側面図を
示す。図7ないし図9において、シート材位置決め装置
37には、テーブル45のX軸方向に延伸するキヤレッ
ジベース47が設けられ、LMガイド59を介してこの
キヤレッジベース47を駆動し、Y軸方向に摺動自在と
する駆動モータ49が設けられている。
【0019】また、このキヤレッジベース47には、X
軸方向に摺動自在なキヤレッジ51が設けられ、LMガ
イド61を介してこのキヤレッジ51を駆動する駆動モ
ータ53が設けられている。なお、このキヤレッジ51
には複数の、本実施例では5個のクランプ装置55が設
けられ、テーブル45上に供給されたシート材15の一
端をクランプ自在である。このクランプ装置55には、
それぞれクランプセンサ57が設けられシート材15の
クランプ状態を検知する。
【0020】さらに、側面突き当て装置39は、テーブ
ル45の側面の取付台63上に装着された装置本体65
と、装置本体65の先端に設けられたシート材15の側
面突き当てゲージ67と、装置本体65をX軸方向に延
伸自在に駆動する駆動モータ69および駆動モータ69
により移動距離を検出するエンコーダ71等から構成さ
れている。なお、側面突き当てゲージ67およびエンコ
ーダ71の信号、駆動モータ69の駆動電源等はケーブ
ル73によって授受されるものとする。
【0021】以上のように、側面突き当て装置39がX
軸方向に移動されて、テーブル45上に供給されたシー
ト材15の側面に達すると、側面突き当てゲージ67に
よって検知され、エンコーダ71によってその移動距離
が判定される。従って、シート材15の幅に応じてシー
ト材15を、テーブル45上の適当なX軸方向に位置決
めすることが可能である。
【0022】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他
の態様においても実施することが可能である。
【0023】
【発明の効果】上述の説明ですでに明らかなように、本
発明のシート材側面切断機能付き切断装置は、テーブル
上に供給されたシート材の幅に合せて側面の突き当て位
置を決める側面突き当て装置をテーブルの幅方向に移動
自在に設け、側面の突き当て位置決めされたシート材の
長手方向の一端をクランプし長手方向および幅方向の位
置決めするシート材位置決め装置を設け、前記シート材
位置決め装置による幅方向の移動により前記シート材の
側面切りをする側面切りシヤーを設け、前記クランプ装
置による長手方向の移動によりシート材の幅切りをする
幅切りシヤーを設けることによって、従来技術の問題点
が有効に解決され、クランプ換えによる製品精度が低下
する恐れがなく、その構成が簡略化され、その作業時間
が短縮され、その精度が保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート材側面切断機能を有する切断装
置の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の切断機のシート材供給時の状態図であ
る。
【図4】図1の切断機の側面突き当て装置の前進位置決
め後のシート材クランプ状態図である。
【図5】図1の切断機のX軸方向の切断状態図である。
【図6】図1の切断機の掴み換えなしでY軸方向の切断
状態図である。
【図7】図1のシート材位置決め装置の正面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図7の側面図である。
【図10】従来のシート材切断装置の正面図である。
【図11】図10の平面図である。
【図12】他の従来のシート材切断装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
15 シート材 25 X側シヤー 27 Y側シヤー 33 シート材切断装置 37 シート材位置決め装置 39 側面突き当て装置 47 キヤレッジベース 51 キヤレッジ 55 クランプ装置 65 装置本体 67 側面ゲージ 71 エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 11/00 B26D 7/01 B23D 33/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブルの幅方向に移動自在に設けられ前
    記テーブル上に供給されたシート材の幅に合せて側面の
    突き当て位置を決める側面突き当て装置と、側面の突き
    当て位置が決められた前記シート材の長手方向の一端を
    クランプし長手方向および幅方向の位置決めが可能なシ
    ート材位置決め装置と、前記シート材位置決め装置によ
    る幅方向の移動により前記シート材の側面切りをする側
    面切りシヤーと、前記クランプ装置による長手方向の移
    動によりシート材の幅切りをする幅切りシヤーとを備え
    ることを特徴とするシート材側面切断機能付き切断装
    置。
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JP2793782B2 (ja) * 1994-12-26 1998-09-03 フルヤ技研工業株式会社 シート積層体のふち切り装置
US10279494B2 (en) * 2014-06-18 2019-05-07 Uno Seisakusho Co.,Ltd. Cutting apparatus and cutting method

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