JP3027546B2 - 板材送給用ピンチロール装置 - Google Patents

板材送給用ピンチロール装置

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JP3027546B2
JP3027546B2 JP09098890A JP9889097A JP3027546B2 JP 3027546 B2 JP3027546 B2 JP 3027546B2 JP 09098890 A JP09098890 A JP 09098890A JP 9889097 A JP9889097 A JP 9889097A JP 3027546 B2 JP3027546 B2 JP 3027546B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧延設備の例え
ば厚い板材を所定幅に剪断するための剪断装置におい
て、板材を送り込むための上下一対の固定側ピンチロー
ルと上下一対の可動側ピンチロールを備えた板材送給用
ピンチロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延設備において板材を剪断する場合、
板材の両側を上下一対のピンチロール(本体)によって
挟持し、それらの回転によって板材を剪断装置に送給
し、下ナイフに対し上ナイフを下降することにより剪断
している。
【0003】ところで、板材の送給に用いられるピンチ
ロールのうち、一方の組(固定側)は支持台に固定され
たベースに対し不動に設けられるが、他方の組(可動
側)は支持台に敷設された軌道に沿って走行可能なベー
ス上に設けられ、板材の幅に応じてその可動側ピンチロ
ールを移動して左右のピンチロール本体(以下、ロール
本体ともいう)の間隔を調整できるようにしている。と
ころで、ロール本体は、板材との接触により徐々に摩耗
していくが、ロール径が小さくなると、板材のパスライ
ンが下がってくるとともに、ロール本体を回転させて板
材を送給する際に、板材が蛇行することがある。そこ
で、下部ロール本体の位置を上昇させて上下方向の位
置、いわゆるレベルを調整する必要がある。このレベル
調整に際し、従来のピンチロール装置では、可動側およ
び固定側の各ピンチロールの軸受ハウジングの外側下部
下に、その下方のベースから上向きに配設されたスクリ
ュージャッキの上端部を当接してピンチロールを支持し
ており、上記のようなピンチロール本体のレベル調整
を、スクリュージャッキのスクリューをスパナ等の回転
工具を用いて回転することにより上昇させ、軸受ハウジ
ングを介してピンチロールの位置を正規のパスラインに
押し上げることにより行うようにしている。また上記の
スクリュージャッキは、軸受ハウジングを介してロール
本体を定位置に支持する役目も兼ねている。
【0004】なお、この種のピンチロール装置の先行技
術として、特開平5−269620号公報に記載の剪断
装置の板材蛇行防止方法に関する発明がある。この発明
は、上下のナイフの入口側のピンチロールと出口側のピ
ンチロールとによる板材の圧下を行ったり、圧下を解除
したりすることで、送給の際の板材の入口側と出口側の
ピンチロール間の下降部と支持部の長さを等しくしてそ
の蛇行を防止するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のピンチロール装置においては、各ピンチロール
に対し1つのスクリュージャッキしか備えられておら
ず、ピンチロール本体のレベル調整とピンチロール本体
の支持とが1つのスクリュージャッキで行われている。
このため、レベルの調整については特に問題はないが、
調整後のピンチロール本体の支持が不安定になる。
【0006】また、板材ピンチ用油圧シリンダを収縮し
て上下のピンチロール本体をクランプしてその間で板材
を送給する(通板の)際に、ピンチロール本体ふらつ
き、板材が蛇行するおそれがある。このため、従来の装
置では、軸受ハウジングのピンチロール本体と反対側の
上下の減速機をスチールバンドで締め付けて固定してい
たが、この作業は煩わしいうえに、板材の蛇行を完全に
防止することはできない。
【0007】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、ピンチロールを十分にかつ確実に支持できるととも
に、通板の際に発生し易かったピンチロール本体のふら
つきをスチールバンドで軸受ハウジングの端部を締め付
けて固定しなくても解消でき、板材の蛇行を防止でき
る、板材送給用のピンチロール装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1にかかる板材送給用のピンチロール装置
は、板材を送り込むための上下一対の固定側ピンチロー
ルと上下一対の可動側ピンチロールを備えた板材送給用
ピンチロール装置において、前記各下部ピンチロール
片持支持する軸受ハウジングの下部外側下で且つ下部ピ
ンチロール本体の回転軸の延長線上に、前記軸受ハウジ
ングの下方の固定側ベースおよび可動側ベースからそれ
ぞれ3つのスクリュージャッキを間隔をあけて上向きに
配設し、それらのスクリュージャッキの上端を前記各下
部ピンチロールの前記軸受ハウジングの下面にそれぞれ
当接して支持するとともに前記下部ピンチロール本体の
レベル調整を可能にしたことを特徴とするものである。
スクリュージャッキには、スクリュー部の上端付近に螺
合する固定用ナットを設けるとともに、スクリュー部の
上端部を回転工具を嵌合可能な二面カット部などの嵌合
部を形成し、固定用ナットを緩めなければスクリュー部
が回転しないようにすることが好ましい。
【0009】この発明のピンチロール装置によれば、従
来は1つであったレベル調整用スクリュージャッキに加
えて、2つのピンチロール支持用のスクリュージャッキ
を下部ピンチロールの回転軸の延長線上に設けた、合計
3つのしかも間隔をあけて配置したスクリュージャッキ
で軸受ハウジングを支持するから、軸受ハウジングをほ
ぼ全長にわたってバランスよく支持することができ、し
たがって板材ピンチ用シリンダを収縮し上部ロール本体
の負荷重を下部ロール本体に作用させた状態で、板材を
通過させる場合にも、ロール本体のふらつきが起こらな
い。このため、従来のように上下の軸受ハウジングのロ
ール本体と反対側(上下の減速機)をスチールバンドで
締め付けて固定するという余分な作業が不要になる。
【0010】請求項2に記載のように、前記各下部ピン
チロールの軸受ハウジングを支持する3つのスクリュー
ジャッキのうち、中間のスクリュージャッキを左右の各
ピンチロールの長手方向のほぼ荷重中心位置に配設し、
下部ピンチロール本体のレベル調整用に使用することが
できる。
【0011】そして、この請求項2記載の装置によれ
ば、ロール本体が摩耗するなどしてパスラインのレベル
が低下したときに、中間のスクリュージャッキを操作し
て軸受ハウジングを押し上げ、下部ロール本体の上下方
向位置を正規のパスライン位置に調整することができ
る。中間のスクリュージャッキは各ピンチロール荷重の
長手方向のほぼ中心に位置するから、スクリュージャッ
キを回転させて上下動させる際に、このスクリュージャ
ッキの頭部が当接する軸受ハウジングの位置が長手方向
の荷重中心となり、左右のピンチロールはそれぞれバラ
ンスよく昇降する。ここまでの操作は従来と変わらず、
この操作の後に両側の2つのスクリュージャッキを、前
記調整済みのスクリュージャッキの操作量に応じて軸受
ハウジングに当接するまで回転操作すればよい。
【0012】請求項3記載のように、前記各下部ピンチ
ロールの軸受ハウジングを支持する3つのスクリュージ
ャッキのうちの両端のスクリュージャッキを、板材ピン
チ用シリンダを挟むように前記軸受ハウジングの両端部
に配設することが望ましい。なお、板材ピンチ用シリン
ダには油圧シリンダのほかに、エアシリンダも使用でき
る。
【0013】請求項3のピンチロール装置によれば、通
常、板材ピンチ用シリンダは軸受ハウジングの両端部付
近に設けられており、本装置ではそれらの板材ピンチ用
シリンダを挟むように各シリンダの外側で軸受ハウジン
グの両端部にスクリュージャッキを配置しているから、
両端のピンチロール支持用のスクリュージャッキ間のス
パンが最大限に広くなり、下部ピンチロールの軸受ハウ
ジングを十分にかつ効果的に支持することができる。こ
れにより、通板の際の板材ピンチ時に発生し易いロール
本体のふらつきを確実に防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図4に、発明の実施につい
て一形態を紹介する。図1は本発明の実施例にかかる剪
断装置における厚板送給用ピンチロール装置を示す全体
正面図、図2は同平面図、図3は図1の一部を拡大して
示す正面図、そして図4は、図1のIV−IV線拡大断面図
である。
【0015】図1・図2に示すピンチロール装置1は、
圧延設備の本例では剪断装置(図示せず)の入口側およ
び出口側にそれぞれ設けられる。上下一対のピンチロー
ル2・3の組が、その間のパスラインLを通過する板材
の中心線Sを挟んで、間隔をあけて左右に配置されてい
る。一方のピンチロール2・3の組(図の右側)は定位
置に固定され、他方のピンチロール2・3の組(図の左
側)は板材の幅方向に移動自在である。
【0016】すなわち、固定側のピンチロール2・3の
組は、幅方向に連続する支持台4上に、ベース5を介し
て固定されている。一方、可動側のピンチロール2・3
の組は、ベース5が支持台4上に平行に敷設された一対
の軌道6・6上に、走行可能に載置され、ベース5が移
動されることにより、所定位置に保持されるようになっ
ている。図2のように軌道6・6の中間にそれらと平行
にボールスクリュー7が回動自在に配設され、駆動モー
ター7aによりボールスクリュー7が回転することによ
りベース5が一方向に移動する。図3のように上下のピ
ンチロール2・3は、それぞれ円筒状の軸受ハウジング
8を備え、軸受ハウジング8内に軸受9・10を介して
回動自在に支持されたシャフト11の一端部に、ピンチ
ロール本体12・13がそれぞれ一体回転可能に取り付
けられている。
【0017】また図1に示すように、各シャフト11の
ピンチロール本体12・13の反対側には、それぞれ減
速機14を介して駆動モーター15が接続されている。
この駆動モーター15にはケーブル(図示ぜず)により
電力が供給されるが、可動側のピンチロール2・3の組
の駆動モーター15へのケーブル(図示ぜず)は、J形
のケーブルベア(登録商標名)16で案内している。
【0018】図4に示すように、ベース5上には一対の
鉤形支持フレーム17がそれぞれ所定間隔をあけて立設
され、この支持フレーム17の一方(図の左側)の垂直
フレーム部材17aに、上下の軸受ハウジング8がブラ
ケット17bを介してそれぞれ上下方向に回転可能にピ
ン18で枢着されている。軸受ハウジング8には取付ブ
ラケット19が一体的に固着され、取付ブラケット19
の一端部がピン18によりブラケット17bに枢着され
ている。各取付ブラケット19の他端部間には、板材ピ
ンチ(クランプ)用油圧シリンダ20の両端がそれぞれ
ピン21で連結され、油圧シリンダ20の伸縮操作によ
りピンチロール本体12・13が開閉される。油圧シリ
ンダ20は一対で、軸受ハウジング8の両端部近傍(や
や内寄り)に設けられている。この構成により、上下の
ピンチロール2・3は支持フレーム17の垂直フレーム
部材17aにピン18にて吊持された状態で、ピンチロ
ール2・3の荷重の大部分がベース5上に作用する。
【0019】ところで、従来のピンチロール装置(図示
せず)では、レベル調整用の1つのスクリュージャッキ
22だけがベース5上に設けられていたが、本発明のピ
ンチロール装置1は図1・図3のようにスクリュージャ
ッキ22を3つ設けて、ピンチロール2・3の荷重を3
つのスクリュージャッキ22で支持することを特徴とす
るものである。本例では、各スクリュージャッキ22の
頭部22aを、回転工具(図示せず)が嵌合できるよう
に二面カットし、軸受ハウジング8に固設した支持座2
3に上面を当接させている。3つのスクリュージャッキ
22のうちの1つは、本例では従来のレベル調整用のス
クリュージャッキの位置に設定しているが、これは既設
のスクリュージャッキ22を利用するためである。残り
の2つは軸受ハウジング8の両端部で、前記各板材ピン
チ用油圧シリンダ20より外側の位置にそれらを挟むよ
うに設定している。また、いずれのスクリュージャッキ
22も、図4のようにピンチロール本体12・13の回
転軸(軸芯)の真下に配置している。固定側および可動
側ともに上記のように配置する位置を決め、3つのスク
リュージャッキ22を軸受ハウジング8の軸芯に沿って
一直線上にかつ間隔をあけて設けている。
【0020】スクリュージャッキ22は、図3に示すよ
うに、その側周面に刻設された雄ネジ部に螺合する雌ネ
ジ部を内周面に設け、ベース5上に立設した内ネジ筒体
24内に回転可能に配設している。また、ロックナット
25をスクリュージャッキ22の雄ネジ部に螺合させて
内ネジ筒体24の上端に配置し、スクリュージャッキ2
2の高さを調整した後、ロックナット25を締め付ける
ことでスクリュージャッキ22が緩まないようにしてい
る。
【0021】図1および図2において、符号31はピン
チロール本体12・13間に通される短寸の板材を押し
出すためのキッカーのリフトアップ用油圧シリンダ、符
号32はキッカー用の油圧シリンダ、符号33は駆動モ
ーター15の冷却用ファン装置である。また、上記の各
ピンチロール本体12・13の駆動モーター15は、全
て電気的に連係され、同一速度で回転するように制御さ
れているが、左右の下部ピンチロール本体13・13
は、連動シャフト34により接続され、機械的にも同一
速度で回転するように構成されている。なお、符号35
はテレスコピックカバーで、可動側ベース5の移動に伴
って摺動することによって軌道6・6を覆っている。
【0022】上記した構成からなる本実施例にかかるピ
ンチロール装置1は、次のような手順で運転前にレベル
調整される。
【0023】 3つのスクリュージャッキ22のう
ち、両端の2つのスクリュージャッキ22L・22Rの
ロックナット25を緩めたのち、スパナ等の回転工具を
頭部22aに嵌合させて回転することにより、スクリュ
ージャッキ22L・22Rをそれぞれ下降し、軸受ハウ
ジング8の下面から下方に離間させる。
【0024】 中間のスクリュージャッキ22Mのロ
ックナット25を緩めたのち、スパナ等の回転工具を頭
部22aに嵌合させて回転し、スクリュージャッキ22
Mを上昇させる(下降させる場合もある)ことにより下
部側軸受ハウジング8を上昇(あるいは下降)させ、下
部ピンチロール本体13の最上面を正規のパスラインL
(図1)に一致させる。
【0025】 のレベル調整後、中間のスクリュー
ジャッキ22Mのロックナット25を締め付けて固定す
る。
【0026】 両端のスクリュージャッキ22L・2
2Rをそれぞれ回転して上昇させ、下側軸受ハウジング
8の支持座23にその頭部22aを当接させ、この状態
でロックナット25を締め付けて固定する。
【0027】ところで、本実施例の固定側と可動側の下
部ピンチロール本体13・13は連動シャフト34によ
り連結しているが、上記したレベル調整作業は、固定側
と可動側の両方のピンチロール2・3で行う必要があ
る。それは、連動シャフト34とピンチロール本体13
のシャフト11とがギヤカップリングを介して連結され
ているので、ギヤ部36(図3)のガタがあるからで
す。
【0028】上記に本発明のピンチロール装置の一実施
例を示したが、本発明のピンチロール装置は次のように
実施することもできる。
【0029】(a) 中間のスクリュージャッキ22Mの位
置を、可動側および固定側ともに、既設のレベル調整用
のスクリュージャッキ22の位置からピンチロール2・
3の長手方向の荷重中心に変更する。これにより、レベ
ル調整作業の際に、スクリュージャッキ22Mを円滑に
回転操作して軸受ハウジング8を昇降できる。
【0030】(b) 連動シャフト34を取り外し、左右上
下の4台の駆動モーター15を電気的にのみ連係して制
御する。
【0031】(c) ピンチロール装置1は剪断装置の出入
り口に設ける場合に限らず、圧延機などにおいて板材を
送給する場合に使用する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明のピンチロール装置には、次のような効果があ
る。すなわち、 (1) 請求項1の発明では、各ピンチロールの軸受ハウジ
ングをほぼ全長にわたってバランスよく支持することが
できるから、板材ピンチ用シリンダを収縮してクランプ
し上部ピンチロールの負荷重を下部ピンチロールに作用
させた状態で、板材を通過させる場合にも、ピンチロー
ル(本体)のふらつきが起こらない。このため、従来の
ように上下の軸受ハウジングのロール本体と反対側をス
チールバンドで締め付け、固定するという余分な作業が
不要になる。。
【0033】(2) 請求項2の発明では、中間のスクリュ
ージャッキを各ピンチロールの長手方向のほぼ荷重中心
に配置しているから、スクリュージャッキを回転させて
軸受ハウジングを昇降させる際に、このスクリュージャ
ッキの頭部が当接する軸受ハウジングの位置が長手方向
の荷重中心となり、左右のピンチロールがそれぞれバラ
ンスよく昇降して、レベル調整作業が円滑にかつ容易に
できる。
【0034】(3) 請求項3の発明では、軸受ハウジング
の両端部付近に設けられている板材ピンチ用シリンダを
挟むように各シリンダの外側で軸受ハウジングの両端部
にスクリュージャッキを配置しているから、両端のピン
チロール支持用のスクリュージャッキ間のスパンが最大
限に広くなり、下部ピンチロールの軸受ハウジングを十
分にかつ効果的に支持することができ、したがって、板
材ピンチ状態での通板時に起こり易いピンチロール(本
体)のふらつきを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる、剪断装置における厚
板送給用ピンチロール装置を示す全体正面図である。
【図2】図1の厚板送給用ピンチロール装置を示す全体
平面図である。
【図3】図1の厚板送給用ピンチロール装置の一部を拡
大して示す正面図である。
【図4】図1のIV−IV線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ピンチロール装置 2・3 ピンチロール 4 支持台 5 ベース 6 軌道6 7 ボールスクリュー 7a・15 駆動モーター 8 軸受ハウジング 9・10 軸受 11 シャフト 12・13 ピンチロール本体(ロール本体) 14 減速機 16 ケーブルベア 17 支持フレーム 18・21 ピン 19 取付ブラケット 20 板材ピンチ用油圧シリンダ 22(22L・22M・22N) スクリュージャッキ 23 支持座 24 内ネジ筒体 25 ロックナット 31 キッカーリフトアップ用油圧シリンダ 32 キッカー用油圧シリンダ 33 冷却用ファン装置 34 連動シャフト 35 テレスコピックカバー 36 ギヤ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 33/02 B21D 43/09

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材を送り込むための上下一対の固定側
    ピンチロールと上下一対の可動側ピンチロールを備えた
    板材送給用ピンチロール装置において、 前記各下部ピンチロールを片持支持する軸受ハウジング
    の下部外側下で且つ下部ピンチロール本体の回転軸の延
    長線上に、前記軸受ハウジングの下方の固定側ベースお
    よび可動側ベースからそれぞれ3つのスクリュージャッ
    キを間隔をあけて上向きに配設し、それらのスクリュー
    ジャッキの上端を前記各下部ピンチロールの前記軸受ハ
    ウジングの下面にそれぞれ当接して支持するとともに前
    記下部ピンチロール本体のレベル調整を可能にしたこと
    を特徴とする板材送給用ピンチロール装置。
  2. 【請求項2】 前記各下部ピンチロールの軸受ハウジン
    グを支持する3つのスクリュージャッキのうち、中間の
    スクリュージャッキを各ピンチロールの長手方向のほぼ
    荷重中心位置に配設し、下部ピンチロール本体のレベル
    調整用に使用する請求項1記載の板材送給用ピンチロー
    ル装置。
  3. 【請求項3】 前記各下部ピンチロールの軸受ハウジン
    グを支持する3つのスクリュージャッキのうちの両端の
    スクリュージャッキを、板材ピンチ用シリンダを挟むよ
    うに前記軸受ハウジングの両端部に配設した請求項1又
    は2記載の板材送給用ピンチロール装置。
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