JP3363201B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP3363201B2 JP08817593A JP8817593A JP3363201B2 JP 3363201 B2 JP3363201 B2 JP 3363201B2 JP 08817593 A JP08817593 A JP 08817593A JP 8817593 A JP8817593 A JP 8817593A JP 3363201 B2 JP3363201 B2 JP 3363201B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機に関し、特
にパチンコ機の各種電気的作動機器の動作状態を制御す
る電子回路基板への静電気の放電を防止するようにした
パチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように一般のパチンコ機は、前面
枠の裏側に合成樹脂製の遊技盤取付枠が固着されると共
に、その遊技盤取付枠の一側に景品球タンク、景品球払
出装置等の裏機構および多数のパチンコ球が通る球通路
が形成された合成樹脂製の機構板が開閉可能に装着され
ている。また、機構板の下部には各種電気的作動機器の
動作状態を制御するための電子回路基板が収納された基
板ボックスが装着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のパチ
ンコ機にあっては、多くのパチンコ球が球通路を通ると
きに該パチンコ球が球通路の壁面に衝突したり接触摩擦
によって静電気が発生し、その静電気がパチンコ球や機
構板に滞電することになる。そして、その滞電した静電
気の電圧が高くなって電子回路基板に放電されると、該
電子回路基板は高周波ノイズ等を受け、そのノイズによ
って誤動作したり破壊されるといった問題点があった。
【0004】本発明は、パチンコ球や機構板に滞電した
静電気が電子回路基板に放電されることのないようなパ
チンコ機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、側枠の前面に装着した前面枠の
裏側に遊技盤取付枠を固着し、該遊技盤取付枠に遊技盤
を着脱可能に装着すると共に、該遊技盤の裏面に合成樹
脂製の機構板を装着し、さらに前記機構板の背面に各種
電気的作動機器の動作状態を制御するための電子回路基
板を収納した基板ボックスを備えてなるパチンコ機にお
いて、前記基板ボックスの底板を導電性部材で形成する
と共に、該底板に側面から見てL形に形成された接触部
を形成し、該接触部を機構板の前面側に露出して該機構
板に当接すると共に前面枠の裏面側に設けられた導電性
部材に接触させるようにしたものである。
【0006】
【作用】このように構成することにより、パチンコ球や
機構板に滞電した静電気は、電子回路基板を収納した基
板ボックスの底板および導電性部材からなる遊技盤取付
枠に逃がされることになり、これによって電子回路基板
への放電が防止される。なお、前記接触部は、導電性部
材への接触を良好にするため側面から見てL形に形成さ
れた接触片とするのが好ましく、また、前記遊技盤取付
枠を鉄板等の導電 性部材で形成し、該遊技盤取付枠に接
触部を接触させるようにするのが好ましい。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例であるパチンコ
機の裏面図、図2はそのパチンコ機の前面枠を開放した
状態の斜視図、図3は同じく遊技盤を取外した状態の斜
視図である。図1ないし図3において、パチンコ機1
は、側枠2を有し、その側枠2の前面には前面枠3が開
閉可能に取付けられている。前面枠3の裏側には遊技盤
取付枠4が固着され、該遊技盤取付枠4には遊技盤5が
着脱自在に装着される。
【0008】前記遊技盤取付枠4は、周知のように合成
樹脂で形成されているのが通常であるが本発明において
は導電性部材としての鉄板で形成されている。さらに詳
しく説明すると前記遊技盤取付枠4は、図3に示すよう
に遊技盤5の下端を除く周縁部分が嵌合される上部枠部
4aと、その上部枠部4aの下部に一体状に形成され、
かつ遊技盤5の下端を支持する中空箱状の下部枠部4b
とにより構成されている。前記上部枠部4aの周縁に
は、薄い鉄板を折曲げて遊技盤5を当接する段部4cが
形成されている。また、上部枠部4aの左右両側には取
付金具4dが取付けられており、該取付金具4dを回動
することによって遊技盤5を取外し可能とし、または遊
技盤取付枠4に対して固定的に押圧保持し得るようにな
っている。
【0009】図2に示すように前記遊技盤5の裏面には
中央部を覆うように合成樹脂製の入賞球集合カバー6が
着脱自在に装着されている。この入賞球集合カバー6
は、遊技盤5の表面に装着された複数の入賞口や変動入
賞装置に入賞したパチンコ球を下方へ導くためのもの
で、その背面には大当り等パチンコ機の遊技制御を行な
う電子回路基板7aが収納された基板ボックス7が装着
されている。
【0010】また、前記遊技盤取付枠4の一側には合成
樹脂製の機構板8が開閉自在に装着されている。機構板
8は、遊技盤5の裏面に相対する板状部8aを有し、そ
の板状部8aのほぼ中央部には相対的に大きな窓孔9が
形成されている。この窓孔9は入賞球集合カバー6より
やゝ小さく開口されていて基板ボックス7を後方へ突出
させるようにしている。また板状部8aの前面下方部に
は入賞球集合カバー6から落下する入賞球を集合する入
賞球集合通路10が形成されている。
【0011】前記板状部8aの背面上部には景品球タン
ク11が設けられている。景品球タンク11の下方には
景品球を整列して導き出す球通路としての樋レール12
が形成され、この樋レール12の下端には景品球払出装
置13が配設される。また、景品球払出装置13の下方
には払出された景品球としてのパチンコ球を機前の打球
供給皿(図示せず)に排出する垂直球通路14が形成さ
れる。なお、景品球払出し装置13は例えばモータの回
転によって所定数の景品球を払出す公知構造のものであ
る。
【0012】前記入賞球集合通路10の終端部分には入
賞球排出処理装置15が配設されている。この入賞球排
出処理装置15は、ソレノイド16の駆動で往復回動す
るカム部材17により入賞球集合通路10に集められた
入賞球を1個ずつ排出通路19に排出するものである。
【0013】また、機構板8の背面下部にはパチンコ機
1に装着される各種電気的作動機器、例えば前述した景
品球払出装置13、入賞球排出処理装置15等の動作状
態を制御するための電子回路基板20aが収納された基
板ボックス20が取付けられている。また、基板ボック
ス20に収納された電子回路基板20aには前面枠3の
裏面下部に装着された打球発射用モータ21や、遊技状
態が大当り状態になつたとき等にそれを知らせて遊技の
雰囲気を盛上げるための効果音発生用のスピーカーおよ
びランプ等が接続される。さらに、基板ボックス7に収
納した遊技制御を行なう電子回路基板7aと相互に接続
される。
【0014】前記基板ボックス20は、図4に示すよう
に合成樹脂製のカバー22と導電性部材としての鉄板か
らなる底板23とにより箱状に形成される。この基板ボ
ックス20の底板23の一側には接触部としての接触片
24が一体に形成される。この接触片24は、図4及び
図5に示すように側面から見てL形に折曲形成されてい
る。
【0015】一方、基板ボックス20を取付ける機構板
8の下部には、接触片24に対応する位置に該接触片2
4を機構板8の前面側に露出させるための開口部25が
形成される。また、機構板8の背面側には中心にねじ孔
26の形成された複数の突起部27が形成される。
【0016】そして、基板ボックス20は、カバー22
と底板23とを合体してその底板23の接触片24を開
口部25に臨ませた後、機構板8の背面側に当接し、ね
じ28をカバー22のねじ挿通孔18から突起部27の
ねじ孔26に蝶着することにより取付ける。この状態が
図5に示される。これによって、機構板8を遊技盤5の
裏面に密着するように閉じたとき、基板ボックス20の
底板23の接触片24が遊技盤取付枠4の下部枠部4b
に接触する。
【0017】したがって、パチンコ球や機構板8に滞電
した静電気は、基板ボックス20の底板23または遊技
盤取付枠4に逃がされることになり、基板ボックス20
に収納された電子回路基板20aへ放電されることが防
止できる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、パチン
コ球や機構板に滞電する静電気が基板ボックスの底板お
よび前面枠の裏面側に設けられた導電性部材によって速
やかに逃がされるため、基板ボックスに収納される電子
回路基板を静電気から有効に保護することができ、放電
によるノイズ等の悪影響を与えることがないパチンコ機
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るパチンコ機の裏面図である。
【図2】同パチンコ機の前面枠を開放した状態の斜視図
である。
【図3】同遊技盤を取外した状態の斜視図である。
【図4】機構板からメイン基板ボックスを取外して示す
要部の斜視図である。
【図5】メイン基板ボックスの取付け部分を示す要部の
断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 側枠 3 前面枠 4 遊技盤取付枠 5 遊技盤 8 機構板 20 基板ボックス 20a 電子回路基板 23 底板 24 接触片 25 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−251872(JP,A) 特開 平4−269983(JP,A) 特開 平4−361775(JP,A) 特開 平2−45079(JP,A) 特開 平1−284278(JP,A) 実開 平5−7282(JP,U) 実開 平3−85080(JP,U) 実公 平3−57266(JP,Y2) 実公 昭63−48041(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 H05F 3/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側枠の前面に装着した前面枠の裏側に遊
    技盤取付枠を固着し、該遊技盤取付枠に遊技盤を着脱可
    能に装着すると共に、該遊技盤の裏面に合成樹脂製の機
    構板を装着し、さらに前記機構板の背面に各種電気的作
    動機器の動作状態を制御するための電子回路基板を収納
    した基板ボックスを備えてなるパチンコ機において、前
    記基板ボックスの底板を導電性部材で形成すると共に、
    該底板に側面から見てL形に形成された接触部を形成
    し、該接触部を機構板の前面側に露出して該機構板に当
    すると共に前面枠の裏面側に設けられた導電性部材に
    接触させるようにしたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記機構板に前記接触部を前面側に露出
    させる開口部を形成した請求項1記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記遊技盤取付枠を鉄板等の導電性部材
    で形成し、該遊技盤取付枠と機構板の前面側に露出する
    接触部とを接触させてなる請求項1又は2記載のパチン
    コ機。
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