JPH11104321A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JPH11104321A
JPH11104321A JP28905897A JP28905897A JPH11104321A JP H11104321 A JPH11104321 A JP H11104321A JP 28905897 A JP28905897 A JP 28905897A JP 28905897 A JP28905897 A JP 28905897A JP H11104321 A JPH11104321 A JP H11104321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
storage tank
game board
ball storage
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28905897A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Ioki
定男 井置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP28905897A priority Critical patent/JPH11104321A/ja
Publication of JPH11104321A publication Critical patent/JPH11104321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 球貯留タンク内に貯留した遊技球の静電気
を、追加部品を取り付けることなく簡単な構造で除去す
る。 【解決手段】 遊技盤を収納する金属製の遊技盤収納フ
レームと、遊技盤収納フレームの裏側に配設された裏機
構盤23とを備えたパチンコ遊技機であって、球貯留タ
ンク24は、導電性合成樹脂により成型して、裏機構盤
側に突出する導通突部66を一体成型し、裏機構盤に
は、球貯留タンクの導通突部が貫通可能な貫通開口部5
0を開設し、球貯留タンクを裏機構盤に取り付けて導通
突部を貫通開口部内に貫通させ、導通突部の先端を遊技
盤収納フレームに電気的に導通させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製の遊技球を
使用して遊技を行うパチンコ遊技機などの遊技機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】金属製の遊技球を使用して遊技を行う遊
技機の代表的なものとしてパチンコ遊技機がある。この
パチンコ遊技機1は、図6に示すように、島設備2に複
数並べて設置される。そして、各パチンコ遊技機2で発
射された遊技球は、遊技盤表面の遊技領域内を流下した
後に、アウト球或はセーフ球として回収され、島設備2
の内部下方に設置された球回収樋3により球揚送装置4
に集められ、この球揚送装置4によって研磨されながら
島設備上部の球タンク5に揚送され、この球タンク5か
ら球補給樋6を介して各パチンコ遊技機1の球貯留タン
クに補給され、遊技球が入賞すると、球排出装置が作動
して球貯留タンクから導出した遊技球を賞球としてパチ
ンコ遊技機1前面の上皿に排出し、球貸し操作が行われ
た場合も同様に球貯留タンクからの球を上皿に排出す
る。上皿に排出された遊技球は、再度発射されて遊技領
域内を流下してから球回収樋3により回収される。この
様に、遊技球は、島設備2内で循環使用される。
【0003】島設備2内で遊技球が循環使用されると、
揚送研磨する途中や球補給樋6内を流下する途中で静電
気が帯電する。帯電した遊技球が球貯留タンク内に補給
され、この遊技球が球導出樋、球排出装置、球排出樋な
どを流下すると、パチンコ遊技機1を制御している制御
装置に悪影響を及ぼすことがある。特に、近年のパチン
コ遊技機の制御は、マイクロコンピュータ構成の制御装
置により制御しているので、遊技球の静電気の影響を受
け易い。
【0004】このため、遊技球に帯電した静電気の除去
が問題となっており、例えば、特開平7−275497
号公報に記載されているように、球貯留タンクに金属製
の電気導電体を別途取り付け、この電気導電体にリード
線を介してアースに接続し、これにより帯電した電荷を
除去するようにしたものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、球貯留
タンクに電気導電体を別途取り付ける構造を採ると、部
品点数が増え、また、電気導電体の取り付け作業が増え
るので、製造工程の合理化が図り難く、コスト上昇の原
因になる。さらには、球貯留タンクにアース線を接続と
すると、配線処理が面倒になるばかりでなく裏機構盤の
開閉に支障を生じる。
【0006】そこで本発明の目的は、球貯留タンク内に
貯留した遊技球の静電気を、追加部品を取り付けること
なく簡単な構造で除去することができる遊技機を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、窓部を開設した前面枠と、この前面枠の裏面に取り
付けられ、内部に遊技盤を収納する遊技盤収納フレーム
と、該遊技盤収納フレームの裏側に配設され、上部に球
貯留タンクを取り付けた裏機構盤と、を備え、前面枠の
窓部を通して遊技盤表面の遊技領域が見えるようにした
遊技機において、遊技盤収納フレームは導電性を有し、
球貯留タンクは、導電性素材を混入させた合成樹脂によ
り成型して、裏機構盤側に突出する導通突部を一体成型
し、裏機構盤は、球貯留タンクの導通突部が貫通可能な
貫通開口部を開設し、球貯留タンクを裏機構盤に取り付
けて上記導通突部を貫通開口部内に貫通させ、導通突部
の先端を裏機構盤に当接して電気的に導通させたことを
特徴とする遊技機である。
【0008】請求項2に記載のものは、請求項1の構成
に加えて、導通突部は、球貯留タンク側に形成した弾性
可撓部と、この弾性可撓部の先端に形成されて球貯留タ
ンクから突出した導通部とからなり、裏機構盤側に弾性
移動可能な上記導通部が遊技盤収納フレームの裏面に圧
接するようにしたことを特徴とする遊技機である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は代表的な遊技機であるパチ
ンコ遊技機11の正面図、図2はパチンコ遊技機11の
背面図である。
【0010】パチンコ遊技機11は、機枠12の前面
に、大きな窓部を開設した額縁状の前面枠13を開閉可
能に取り付け、この前面枠13の窓部を前面から塞ぐよ
うにして透明部材保持枠14と開閉パネル15を上下に
取り付け、開閉パネル15の前面に設けた球供給皿16
の下方に位置する前面枠13下部前面に打球発射操作部
17や下皿18を設けてある。そして、前面枠13の裏
側に遊技盤収納フレーム20を取り付け、この遊技盤収
納フレーム20内に遊技盤21を収納すると、遊技盤2
1の表面に形成した遊技領域22が前面枠13の窓部内
に臨んで、透明部材保持枠14のガラスを通して遊技者
から見えるように構成してある。また、遊技盤収納フレ
ーム20の裏側には、裏機構盤23を設け、この裏機構
盤23に球貯留タンク24や球排出機構25などの裏機
構部品を取り付けてある。なお、上記遊技盤21の遊技
領域22内には、可変表示装置26、始動口27、大入
賞口28、一般入賞口29などを配設するとともに、無
数の障害釘(図示せず)を植設してある。
【0011】前記遊技盤収納フレーム20は、鉄板など
の金属板製略四角形の枠体であり、前面枠13の裏面に
ビス等により固定される。具体的に説明すると、図3に
示すように、前面枠13の窓部よりも大きく、前面枠1
3の裏面の大部分を覆い得る大きさに設定されており、
遊技盤21の板厚よりも少し大きな前後深さの凹部を形
成し、遊技盤21の裏面に対向する背面には、遊技盤2
1の裏側に突出する各部材を貫通し得る大きな開口部3
1を開設し、凹部を形成する左右の側面には、凹部内に
収納した遊技盤21を固定する固定金具(図示せず)を
設け、上面の前端縁及び左右側面の前縁端にはフランジ
状の取付片32を形成し、この取付片32に開設してあ
る止着孔33内にビス等を通して前面枠13の裏面に固
定される。また、この遊技盤収納フレーム20の一側
(図3中右側の側面)に、裏機構盤23を開閉可能に支
持するヒンジ機構の一部を構成する支持軸34を上向き
に、上下2箇所設けてある。
【0012】なお、この遊技盤収納フレーム20は、全
体を金属製にしたものに限定されるものではなく、導電
性を有すればよい。例えば、導電性合成樹脂により成型
してもよいし、導電性のない合成樹脂により成型してか
ら金属箔を添設しても、あるいは導電性塗料で塗布して
もよい。
【0013】裏機構盤23は、球貯留タンク24や球排
出機構25などを取り付ける取付ベースとなるととも
に、遊技盤21から流出するセーフ球やアウト球を流下
する流路などを形成した合成樹脂製の部材であり、合成
樹脂に導電性は不要なので安価に製造可能であり、ま
た、透明な合成樹脂を使用できる。さらには、裏機構盤
23が絶縁性を備えていると、中継基板等の電気部品を
直接止着できる利点もある。裏機構盤23の構成を具体
的に説明すると、図3に示すように、ほぼ中央に開口部
40を開設した略四角形の枠体であり、開口部40の上
方の背面には、球貯留タンク24を取り付けるタンク用
凹部41、球貯留タンク24から球を導出する球導出樋
42の取付部43等を形成し、開口部40の右側(図3
中右側)に球排出機構収納室44を形成し、開口部40
の下方であって球排出機構収納室44の下方に球排出流
路45、オーバーフロー流路46、セーフ球流路47な
どの流路を形成し、球排出機構収納室44を形成した側
の側面に、ヒンジ機構の一部を構成する支軸受部49を
支持軸34の位置に応じて上下2箇所設けてある。球貯
留タンク24を取り付けるタンク用凹部41は、後述す
る球貯留タンク24の形状に応じた形状に窪ませてあ
り、球貯留タンク24の前部の約3分の1程の深さを有
し、タンク用凹部41の底面(球貯留タンク24の前側
の面が対向する面)には貫通開口部50を左右2箇所開
設してある。
【0014】球貯留タンク24は、図5に示すように、
炭素微細粉や金属微細粉などの導通性素材を混入させた
合成樹脂により成型された略四角形の上面開放タイプの
箱状タンクであり、底面60の一側に開口した球流出口
61に向かって上記底面60が下り傾斜しており、この
底面60の各辺から起立した側壁の内、短尺な左右の側
壁62の外面の前側から約3分の1の位置に耳片状のタ
ンク止着片63を突設し、このタンク止着片63に止着
具64を設け、側壁の内、長尺な前側の側壁65に導通
突部66を左右2箇所形成してある。なお、球貯留タン
ク24を導電性合成樹脂により成型しても、裏機構盤2
3に比較して形状や構造が単純であり、また、軽量なの
で、裏機構盤23を導電性樹脂により成型した場合に比
較してコストへの影響は遥かに小さい。また、図5中、
67は球不足検出手段のスイッチに作用する踏板であ
り、68は球導出樋42の上方に揺動可能な状態で臨ん
で球を崩す球崩し部材である。
【0015】導通突部66は、ほぼ垂直な側壁の上端か
ら下方に向かってスリット状の細い切欠部69をほぼ平
行に形成し、両切欠部69,69の間の壁面の上端から
外方、即ち裏機構盤23側である前方に向かって導通部
70をほぼ水平に突出させ、導通部70の先端にテーパ
ーを形成してある。そして、導通突部66の突出長さ
は、球貯留タンク24を裏機構盤23に取り付けた状態
で、貫通開口部50内を貫通して先端の導通部70が遊
技盤収納フレーム20の背面に圧接し得る長さに設定す
る。
【0016】この導通突部66は、導電性素材を混入さ
せた合成樹脂製によって球貯留タンク24と一体成型す
るので導電性を有し、導通部70の先端が電気接点とし
て機能し得る。また、本実施形態では、倒L字状片の導
通突部66としたので、側壁の一部である切欠部69の
間の部分が弾性を有し、この部分が弾性可撓部71とし
て機能して得る。
【0017】なお、導通突部66は、球貯留タンク24
の前壁の上端に形成した突出片に限定されるものではな
く、球貯留タンク24と一体成型されて前方に突出して
いればよい。したがって、球貯留タンク24の前壁65
よりも前方に突出した棒状でもよい。この様な棒状導通
突部66を設ける球貯留タンク24は、導電性を有する
合成樹脂を低発泡させた発泡プラスチックにより成型
し、この発泡プラスチック自体の弾性を利用して導通突
部66を遊技盤収納フレーム20の背面に圧接するよう
に構成してもよい。発泡プラスチック製の球貯留タンク
24は、遊技球が補給される際の騒音の発生を低く抑制
する効果も期待できる。しかしながら、前記実施形態の
様に、導通突部66を球貯留タンク24の前壁65の上
端に形成すると、球貯留タンク24を裏機構盤23に取
り付ける際に、導通突部66の位置を裏機構盤23の貫
通開口部50に合わせ易いし、また、前壁65の一部を
スリット状の切欠部69,69で縁を切って弾性可撓部
71を形成するだけで十分な弾性を持たせることができ
るので、合理的である。
【0018】上記した構成からなる球貯留タンク24を
裏機構盤23に取り付けるには、図4に示すように、裏
機構盤23の背面上部に球貯留タンク24の前部を臨ま
せ、この状態で球貯留タンク24を前進させながら前方
に突出している導通突部66の先端を裏機構盤23の貫
通開口部50に位置を合わせる。そして、さらに前進さ
せることにより導通突部66を貫通開口部50内に貫通
させるとともに、タンク用凹部41内に球貯留タンク2
4の前部を嵌合し、十分に前進させた状態で左右の止着
具64の先端を裏機構盤23の止着孔72内に係合す
る。この様にして、球貯留タンク24を裏機構盤23に
取り付けると、導通突部66が裏機構盤23の貫通開口
部50内を貫通して、導通突部66の先端、即ち導通部
70が裏機構盤23の前面側に突出する。
【0019】球貯留タンク24を取り付けたならば、図
2に示すように、その下方の球導出樋取付部43に球導
出樋42を少し傾斜した状態で取り付け、球導出樋42
の傾斜下端の下方に位置している球排出機構収納室44
内に球排出機構25を取り付け、その下方に球排出用制
御装置75を取り付ける。そして、裏機構盤23の開口
部の左側下方に発射装置用制御装置76を、その右側に
はセーフ球の流下制御を行うセーフ球ユニット77を取
り付けるなどして、球排出機構25や球排出用制御装置
75などを覆うカバーを取り付ける。
【0020】所定の部品を裏機構盤23に取り付けたな
らば、ヒンジ機構を中心にして裏機構盤23を回動しな
がら遊技盤収納フレーム20の背面に重ね合わさるよう
に閉める。この様にして、所定の部品を取り付けた裏機
構盤23を遊技盤収納フレーム20の裏側に重ね合わせ
ると、図4(b)に示すように、裏機構盤23の貫通開
口部50から前方に突出している球貯留タンク24の導
通突部66の先端の導通部70が遊技盤収納フレーム2
0の背面に当接して球貯留タンク24と遊技盤収納フレ
ーム20とが導通突部66を介して電気的に導通する。
そして、裏機構盤23をさらに遊技盤収納フレーム20
側に押圧して所定位置まで閉じてから、裏機構盤23の
自由端側を止着具78により遊技盤収納フレーム20側
に止着する。
【0021】球貯留タンク24の導通突部66の先端で
ある導通部70が遊技盤収納フレーム20の背面に当接
してからさらに裏機構盤23を押圧して前進させると、
導通突部66の導通部70が遊技盤収納フレーム20の
背面に当接した状態で球貯留タンク24が前進すること
になるが、導通突部66の弾性可撓部71が撓むので破
損することはなく、この撓みの弾性復元力により導通突
部66の先端である導通部70を遊技盤収納フレーム2
0の背面に圧接し、電気的導通を確実にする。なお、遊
技盤収納フレーム20の背面は塗装されているが、数万
ボルトに達する静電気を除去するための導通であるか
ら、良好な導通状態を維持できる。
【0022】この様に、球貯留タンク24と遊技盤収納
フレーム20とを導通突部66を介して電気的に導通さ
せたパチンコ遊技機11においては、静電気を帯びた遊
技球が球補給樋6から球貯留タンク24内に補給された
場合、球貯留タンク24内の遊技球の静電気は、それぞ
れ接触している遊技球を通って、導電性を有する球貯留
タンク24に伝わり、この球貯留タンク24から導通突
部66を介して遊技盤収納フレーム20に伝わり、これ
により球貯留タンク24内に貯留されたいる遊技球の電
荷が除去される。したがって、球貯留タンク24内に貯
留されていた球が球導出樋42を介して球排出機構25
から球排出樋内などを流下しても、遊技球の静電気によ
る悪影響が役物制御装置,球排出用制御装置75などの
制御装置や各種センサーに及ぶことを防止することがで
きる。なお、遊技盤収納フレーム20は、前記したよう
に金属製の大きな枠体なので静電容量が大きく、また、
大気との接触面積も大きいので電荷を空中放電し易い。
したがって、電気的に導通している球貯留タンク24内
の遊技球に帯電していた電荷を除去することができる。
【0023】また、球詰まりなどのトラブルが発生して
裏機構盤23を開くことが必要になった場合、裏機構盤
23の自由端を手前に回動すると導通突部66の先端導
通部70がそのまま遊技盤収納フレーム20から離脱す
るので、裏機構盤23の開閉に支障がない。
【0024】なお、前記実施形態においてはパチンコ遊
技機11について説明したが、金属製の遊技球を使用す
る遊技機であればどのようなものにでも実施できる。例
えば、アレンジボール式遊技機や雀球遊技機などでもよ
い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏する。請求項1の発明によれば、遊技盤収
納フレームが導電性を有し、球貯留タンクは、導電性素
材を混入させた合成樹脂により成型して、裏機構盤側に
突出する導通突部を一体成型し、裏機構盤は、球貯留タ
ンクの導通突部が貫通可能な貫通開口部を開設し、球貯
留タンクを裏機構盤に取り付けて上記導通突部を貫通開
口部内に貫通させ、導通突部の先端を遊技盤収納フレー
ムに電気的に導通させたので、球貯留タンク内に帯電し
た遊技球が補給された場合、この遊技球の電荷を球貯留
タンクの導電突部を介して遊技盤収納フレームに伝えて
除去することができる。したがって、帯電した遊技球が
球貯留タンク内に補給されても、この遊技球の静電気に
より制御装置やセンサーが誤動作するなどの悪影響を防
止することができる。
【0026】また、球貯留タンクに形成した導通突部が
裏機構盤の貫通開口部を貫通して遊技盤収納フレームに
接することにより球貯留タンクと遊技盤収納フレームと
を導通させて、両者をリード線で結ぶ必要がないので、
裏機構盤の開閉に支障を生じない。
【0027】請求項2の発明では、球貯留タンク側に形
成した弾性可撓部と、この弾性可撓部の先端に形成され
て球貯留タンクから突出した導通部とから導通突部を構
成し、裏機構盤側に弾性移動可能な上記導通部が遊技盤
収納フレームの裏面に圧接するようにしたので、球貯留
タンクと遊技盤収納フレームとの導通を確実に維持する
ことができる。したがって、裏機構盤が多少前後動した
としても接触不良などのトラブルが発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の背面図である。
【図3】遊技盤収納フレーム及び裏機構盤の斜め後方か
ら見た斜視図である。
【図4】(a)は球貯留タンクの裏機構盤に対する取り
付け状態を示す斜視図、(b)は球貯留タンクを取り付
けた状態における導通突部の断面図である。
【図5】球貯留タンクの斜視図である。
【図6】島設備の概略構成図である。
【符号の説明】
11 パチンコ遊技機 12 機枠 13 前面枠 14 透明部材保持枠 15 開閉パネル 16 球供給皿 17 打球発射操作部 18 下皿 20 遊技盤収納フレーム 21 遊技盤 22 遊技領域 23 裏機構盤 24 球貯留タンク 25 球排出機構 26 可変表示装置 27 始動口 28 大入賞口 29 一般入賞口 31 開口部 32 取付片 33 止着孔 34 支持軸 40 開口部 41 タンク用凹部 42 球導出樋 43 球導出樋用の取付部 44 球排出機構収納室 45 球排出流路 46 オーバーフロー樋 49 支軸受部 50 貫通開口部 61 球流出口 62 左右の側壁 63 タンク止着片 64 止着具 65 前方の側壁 66 導通突部 67 踏板 68 球崩し部材 69 切欠部 70 導通突部の先端に形成した導通部 71 導通突部の基端側に形成した弾性可撓部 72 止着孔 75 球排出用制御装置 76 発射装置用制御装置 77 セーフ球ユニット 78 止着具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓部を開設した前面枠と、この前面枠の
    裏面に取り付けられ、内部に遊技盤を収納する遊技盤収
    納フレームと、該遊技盤収納フレームの裏側に配設さ
    れ、上部に球貯留タンクを取り付けた裏機構盤と、を備
    えた遊技機において、 遊技盤収納フレームは導電性を有し、 球貯留タンクは、導電性素材を混入させた合成樹脂によ
    り成型して、裏機構盤側に突出する導通突部を一体成型
    し、 裏機構盤は、球貯留タンクの導通突部が貫通可能な貫通
    開口部を開設し、 球貯留タンクを裏機構盤に取り付けて上記導通突部を貫
    通開口部内に貫通させ、導通突部の先端を遊技盤収納フ
    レームに当接して電気的に導通させたことを特徴とする
    遊技機。
  2. 【請求項2】 導通突部は、球貯留タンク側に形成した
    弾性可撓部と、この弾性可撓部の先端に形成されて球貯
    留タンクから突出した導通部とからなり、裏機構盤側に
    弾性移動可能な上記導通部が遊技盤収納フレームの裏面
    に圧接するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    の遊技機。
JP28905897A 1997-10-06 1997-10-06 遊技機 Pending JPH11104321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28905897A JPH11104321A (ja) 1997-10-06 1997-10-06 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28905897A JPH11104321A (ja) 1997-10-06 1997-10-06 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11104321A true JPH11104321A (ja) 1999-04-20

Family

ID=17738283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28905897A Pending JPH11104321A (ja) 1997-10-06 1997-10-06 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11104321A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002292057A (ja) * 2001-04-02 2002-10-08 Samii Kk 弾球遊技機
JP2002315930A (ja) * 2001-04-24 2002-10-29 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2002336442A (ja) * 2001-05-11 2002-11-26 Daidoo:Kk パチンコ類遊技機
JP2002346145A (ja) * 2001-05-24 2002-12-03 Takao:Kk 弾球遊技機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002292057A (ja) * 2001-04-02 2002-10-08 Samii Kk 弾球遊技機
JP2002315930A (ja) * 2001-04-24 2002-10-29 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2002336442A (ja) * 2001-05-11 2002-11-26 Daidoo:Kk パチンコ類遊技機
JP2002346145A (ja) * 2001-05-24 2002-12-03 Takao:Kk 弾球遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11104321A (ja) 遊技機
JP2005177363A (ja) 電気接続装置
JP2000176127A (ja) アースのための導電部材を備えた遊技機
JP4284080B2 (ja) 遊技機
JPH0133104Y2 (ja)
JP3683142B2 (ja) 遊技機
JPH05228257A (ja) パチンコ機
JPH02249572A (ja) パチンコ機の制御回路基板用ボックス
JPH1099510A (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JP2000140332A (ja) パチンコ遊技機の機構板
JP4038410B2 (ja) パチンコ遊技機の端子部保護構造
JPH0975530A (ja) 遊技機
JP2000210459A (ja) パチンコ機の制御回路基板用ボックス
JP3363201B2 (ja) パチンコ機
JPH1099506A (ja) パチンコ機
JPH05345070A (ja) パチンコ機におけるパチンコ球払出装置のカバー構造
JPH0450067Y2 (ja)
JPH0751165B2 (ja) パチンコ機における放電防止構造
JP3645186B2 (ja) 弾球遊技機
JP3646874B2 (ja) 弾球遊技機
JP2002113241A (ja) 遊技機
JP4656554B2 (ja) 弾球遊技機
JPH0810338Y2 (ja) パチンコ機における電子回路ボックスの取付構造
JPH09276515A (ja) パチンコ機
JPH0246393Y2 (ja)