JP2006326104A - 遊技機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電磁波ノイズを発生する電子部品からの電磁波を効果的に遮蔽するとともに回路基板の視認性を確保でき、電磁波遮蔽手段の接地電位への接続が容易な制御装置を提供する。
【解決手段】 電子部品(120)から発生する電磁波ノイズを遮蔽するための電磁波遮蔽手段(シールド板130)を、回路基板(110)を封止する基板ケース(150)側に設けて構成する。また、電磁波遮蔽手段(130)が、回路基板(110)に形成された接地用電極(111、111)を介して電気的に接地電位に接続する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電子制御回路によって制御される遊技機の制御装置に関し、例えば、複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を有し、前記複数の識別情報を可変表示させた後停止させ、停止した前記複数の識別情報の組み合わせが予め定められた特定の態様となったとき遊技者に有利な状態となるよう制御される遊技機の制御装置に関する。
従来、弾球式遊技機や回胴式遊技機など、数字や図柄等の複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を有し、この可変表示装置によって所定の始動条件の成立に従い複数の識別情報を可変表示させ、所定の停止条件の成立に従い可変表示を停止させ、停止したときの識別情報の組み合わせが予め定められた特定の態様(全て同じ識別情報が揃う等)となった場合に、大当たり又はボーナスゲーム等の遊技者にとって有利な遊技状態となるように制御される遊技機がある。
この種の可変表示装置を備えた遊技機においては、遊技性を高めるため、或いは遊技者の興趣を惹起するために、映像や音声による各種の効果演出がなされている。視覚的な効果の演出手段或いは遊技機内部の照明手段として、液晶表示装置、発光ダイオード(LED)、電球、蛍光灯等が使用されており、遊技の状況に応じてこれらの演出パターンを制御する制御回路及び電源回路を備えている。
蛍光灯の電源回路には周知のインバータ回路が利用される。インバータ回路には、高周波コイル等の電磁波ノイズを周囲に放出する電子部品が使用される。このため他の電子回路への電磁波ノイズの影響を防止するために、インバータ回路を金属若しくはカーボン等の導電性素材で作成した電磁波遮蔽ケースで被覆して電磁波を遮蔽していた。
或いは回路基板上の特定の電子部品が電磁波発生源の場合、その特定の電子部品からの電磁波を遮蔽するための電磁波遮蔽部材を、当該電子部品を被覆するように回路基板に固着したり、電磁波遮蔽部材を当該電子部品に非導電性素材で接着したりという手段が用いられていた。
このような電磁波遮蔽部材は、その電磁波遮蔽部材に滞留する電荷を放出するために、電磁波遮蔽部材に電線を半田等で接続し、その電線を接地電位に電気的に接続していた。
この種の遊技機には遊技者の射幸心を徒に高揚させることを防止するため、遊技機の性能、効果演出の機能等の細部に種々の規制があり、指定の検査機関の検査にてこれらの規制事項に適合していることの認定を受けなければ遊技機を市場に投入することができない。従って、この種の遊技機の制御に関わる回路基板は、指定の検査機関の検査にて適合認定を受けた後は、電子回路やその記憶装置(ROMやRAM等)の内容が不正に改造されないよう、基板ケースで封止されて外部からの異物の侵入や不正な改造を防止している。
また、何らかの不正行為が行われた場合にその不正行為を容易に発見できるよう、制御回路基板を封止する基板ケースは透明なプラスチック等で成型されており、制御回路基板が封止された状態で基板ケース外部から基板ケース内部の電子部品等を視認可能に構成していた。
特開平5−131048号公報
このような遊技機において、制御回路とインバータ回路を同一基板上に構成する場合、或いは制御回路基板とインバータ回路基板を同一の基板ケースで封止する場合、これらの回路基板全体を電磁波遮蔽ケースで被覆すると電磁波遮蔽ケース内の電子部品等が外部から視認できないという課題があった。
電磁波発生源が特定の電子部品である場合、その特定の電子部品を遮蔽するための電磁波遮蔽部材を回路基板若しくは電子部品に固着すると、電磁波遮蔽部材が回路基板側に固着されているため、電磁波遮蔽部材の内部を容易には視認することができず、また、電磁波遮蔽部材の取り外しが困難という課題があった。
また、電磁波遮蔽部材を電気的に接地電位に接続する手段が煩雑であるという課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたもので、電磁波ノイズを発生する電子部品からの電磁波を効果的に遮蔽するとともに回路基板の視認性を確保でき、電磁波遮蔽部材の接地電位への接続が容易な制御装置の提供を目的とする。
このような課題を解決するために請求項1に記載の発明は、電子制御回路によって制御される遊技機の制御装置であって、回路基板と、該回路基板に実装された電磁波発生源となる電子部品が発生する電磁波を遮蔽する電磁波遮蔽手段と、前記回路基板を封止する基板ケースとを備え、前記電磁波遮蔽手段が、前記基板ケース側に設けられるとともに前記回路基板に設けられた接地用電極を介して電気的に接地電位に接続されることを特徴とする。
この請求項1に記載の遊技機の制御装置は、電子部品が発生する電磁波を電磁波遮蔽手段が遮蔽するとともにこの電磁波遮蔽手段が基板ケース側に設けられる構成なので、基板ケース開封時に電磁波遮蔽手段が電子部品の被覆を開放し、回路基板の視認性を確保する。また、電磁波遮蔽手段が回路基板に設けられた接地用電極を介して電気的に接地電位に接続される構成なので、電磁波遮蔽手段の接地電位への接続が容易になる。
請求項2に記載の遊技機の制御装置は、電磁波遮蔽手段が、回路基板が基板ケースで封止されている状態で少なくとも一の方向からその電磁波遮蔽手段の内部の電子部品を視認可能な形状で構成されるので、不正行為があった場合には基板ケースを開封することなく不正行為が発見される。
請求項3に記載の遊技機の制御装置は、電磁波遮蔽手段が基板ケースに一体的に成型された壁面部に金属鍍金を施して構成されるので、部品点数が少なく電磁波遮蔽手段の位置精度が高い。
本発明の請求項1に記載の遊技機の制御装置は、電磁波遮蔽手段が電子部品の発生する電磁波を遮蔽するとともに、この電磁波遮蔽手段が回路基板を封止する基板ケース側に設けられているので、検査機関での検査の際、基板ケースを開封するだけで容易に電磁波遮蔽手段が電子部品の被覆を開放し、回路基板全体を容易に視認可能とすることができる。また、電磁波遮蔽手段が回路基板に設けられた接地用電極を介して電気的に接地電位に接続される構成なので、簡単な構造で容易に電磁波遮蔽手段に滞留した電荷を接地電位へ放出することができる。
請求項2に記載の遊技機の制御装置は、上記請求項1に記載の制御装置の効果に加えて、電磁波遮蔽手段が、回路基板が基板ケースで封止されている状態であっても少なくとも一の方向からその電磁波遮蔽手段の内部の電子部品を視認可能な形状で構成されるので、不正行為があった場合には基板ケースを開封することなく迅速に不正行為を発見することができる。
請求項3に記載の遊技機の制御装置は、上記請求項1又は請求項2に記載の制御装置の効果に加えて、電磁波遮蔽手段が基板ケースに一体的に成型された壁面部に金属鍍金を施して構成されるので、電磁波遮蔽手段の位置精度を高くすることができ、且つ部品点数を削減することができる。
本発明は、数字やキャラクタの図柄等の複数の識別情報を可変表示可能な液晶表示器、回胴ドラム、7セグメントLED等の可変表示装置を有する遊技機に用いて好適する制御装置である。これらの遊技機は、打球の特定入賞口への入賞や回胴スタートレバーの操作等、所定の始動条件の成立に従って識別情報の変動表示が開始され、識別情報の変動後、所定時間の経過やストップボタンの操作等、所定の停止条件に従って識別情報の変動が停止され、停止時の識別情報の組み合わせが予め定められた特定の態様(例えば「777」の様に同じ数字や図柄が揃う)となったときに遊技者に有利な遊技価値(特定入賞口の開成、ボーナスゲームの開始など)を付与するものである。
この種の遊技機は、遊技性を高めて遊技者の興趣を惹起するために、画像や音声によって各種の効果演出を行っている。従って、これらの効果演出を制御するための制御装置を備えている。
効果演出には視覚効果を高めるために各種の映像表示装置、LED、電球等とともに蛍光灯が用いられる。この蛍光灯の電源としてインバータ回路が搭載されている。インバータ回路は直流又は交流電源から高周波パルスを生成するものであり、その構成部品には高周波コイル等の電磁波発生部品を含んでいる。
以下、本発明に係る回胴式遊技機としてスロットマシンを例にその好適な実施形態を説明する。ここで、図1はスロットマシンの外観を表す正面図であり、図2はスロットマシンの前扉を開放してその内部の構造を表した図である。
まず図1を参照し、スロットマシン1の外観構造を説明する。スロットマシン1は、いわゆるフロントマスクを形成する前扉2が略矩形状の箱体である筐体(図2の符号3参照)の開口部に対し開閉可能に取り付けられている。前扉2は、視覚効果を高めてデザインされた上部パネル部4、下部パネル部5及び操作卓6に概ね区分けされ、これらは硬質プラスチックにより一体的に形成されている。
上部パネル部4の上部及び側部には、高輝度の発光ダイオードを内蔵する演出用照明部7、8a、8bがそれぞれ配置されている。また、スピーカを内蔵し遊技に係る効果音を発生させる演出用放音部9a、9bが上部パネル部4の左右にそれぞれ配置されている。また、演出用放音部9a、9bの間には、遊技の演出に係る映像を主に表示する演出表示装置としての液晶表示ユニット10が配置されている。
更に上部パネル部4には平板状のパネル面を有するパネルユニット11が取り付けられ、その中央に略長方形の透明な表示窓12が形成されている。表示窓12を通して目視されるリール13a、13b、13cは、それぞれ円筒形状を有して独立して回転可能であり、筐体内において回転軸方向に3個配列されている。遊技者は、各リール13a、13b、13cの外周面に配置した複数種類の図柄(識別情報)のうち縦3個、横3列の図柄を、表示窓12を通して目視することができる。
上部パネル部4と下部パネル部5との間に設けられている操作卓6には、ゲームに用いるメダルを投入するための投入口を有するメダル投入部14と、ベットボタン15と、スタートレバー16と、ストップボタン17a、17b、17cがそれぞれ配設されている。
ベットボタン15は、スロットマシンの当該ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するための押圧操作可能なボタンスイッチである。スタートレバー16は、リール13a、13b、13cの回転開始の操作をするための傾倒操作可能なレバースイッチである。リール13a、13b、13cの回転停止の操作をするためのストップボタン17a、17b、17cは、それぞれ押圧操作可能なボタンスイッチから形成され、各リールの配列に対応してそれぞれ並べて配置されている。
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクタの絵などを表示するパネル21が設けられている。また、下部パネル部5の下側部には、メダルを貯留するための受皿部23が形成された受皿ユニット22が設けられている。また受皿ユニット22には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口24と、スピーカを内蔵し演出効果音を発生させる演出用放音部25とがそれぞれ配置されている。
次に、図2を参照して、筐体3の内部構造と前扉2の裏面構造とを説明する。同図において、筐体3内の上部には、CPU、ROM、RAM等を備えるマイクロコンピュータから形成される制御基板であって、スロットマシン1の全体動作を集中して制御するメイン制御基板30が硬質プラスチックの基板ケースに被覆されたメイン制御装置31が取り付けられている。
筐体3内の中央には、リール13a、13b、13cを備える可変表示装置としてのリールユニット13が設けられている。リールユニット13は、前扉2のパネルユニット11に形成された表示窓12に対しリール13a、13b、13cが対向するように、筐体3のフレーム32に位置決めされて取り付けられている。
また、リールユニット13の上部には、各リール13a、13b、13cを回転駆動するステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する図示しない回胴装置基板が取り付けられており、メイン制御基板30が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
リールユニット13の下方には、メダル投入部14から投入されたメダルを貯留し入賞の配当の際に排出口33aからメダルを排出するメダル払出装置としてのホッパ装置33と、ホッパ装置33から溢れたメダルを収容する補助貯留部34と、スロットマシン1に内蔵される各機器へ電力を配電する主電源装置35が設けられている。
次に、前扉2の裏面側上部には、上述の演出用照明部7を構成する発光ダイオード43と、演出用放音部9a、9b(図1参照)に対向するスピーカ42a、42bが取り付けられている。また、図2には示していないが、スピーカ42a、42bの間に、液晶表示ユニット10が取り付けられ、液晶表示ユニット10の裏面側に当該液晶表示ユニット等を制御駆動するサブ制御基板40が基板ケースに被覆されたサブ制御装置41が取り付けられている。
なお、スロットマシン1の全体の動作は、筐体3側に設けられているメイン制御基板30によって統括制御されており、サブ制御基板40は、液晶表示ユニット10による演出映像の表示制御、演出用照明部7、8a、8b等を使った照明制御、及び演出用放音部9a、9b、25を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行なっている。
サブ制御装置41の下方には、透明な表示窓12が形成されたパネルユニット11が配置される。また、パネルユニット11は、リール13a、13b、13cの外周面を照射して図柄を明るく表示させるための冷陰極蛍光ランプ44と、スタートレバー16及びストップボタン17a、17b、17c等の操作スイッチ類の出力信号をメイン制御基板30へ転送する中継基板である中央表示基板46とを備え、これらがユニット化されている。
パネルユニット11の下方には、メダル選別装置47が取り付けられている。メダル選別装置47は、メダル投入部14(図1参照)に投入されたメダルの適否を判別し、規定のメダルのみを選別する。メダル選別装置47は、内蔵するメダルセンサが投入されたメダルを検知したとき、メダル投入コマンド信号をメイン制御基板30へ送出している。
メダル選別装置47の下方には、選別された規定のメダルをホッパ装置33へ案内するためのガイド部材48と、メダル選別装置47により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口24へ案内するためのガイド部材49と、入賞の際にホッパ装置33の排出口33aから排出されたメダルをメダル排出口24へ案内するためのガイド部材50が設けられている。更に、メダル排出口24に隣接して、上述した演出用放音部25に対向するスピーカ51が取り付けられている。
かかる構成のスロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの払い出しが完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この状態において、何れかのベットボタン15が押圧操作されると、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームにメダルが賭けられ、ゲームが開始する。
ゲーム開始の状態で、スタートレバー16が傾倒操作されると、メイン制御基板30はリール13a、13b、13cを一斉に回転させ始める。同時に入賞役を内部的な処理で抽選し、その結果を役抽選フラグ(メモリ)に記憶する。
次に、遊技者がストップボタン17a、17b、17cを任意の順番で押圧操作すると、メイン制御基板30は、それに従い順次、対応するリールを停止させる。そして、全てのリール13a、13b、13cが停止したことを検知すると、各リールに表示された図柄の組み合わせが、上述の役抽選フラグに記憶された入賞役に係る図柄の組み合わせと一致しているか否か判定する。これらが一致したときには、当該入賞が確定し、その入賞役の種類に応じた配当数のメダルをクレジットに加算する。入賞の配当によりクレジットが上限を超える場合には、ホッパ装置33から超過分のメダルを受皿部23へ払い出している。
本発明の遊技機の制御装置は、上述したメイン制御装置31、サブ制御装置41等に好適するものである。図3及び図4は本発明の第1実施例を詳述するための図であり、図3は第1実施例の制御装置100を示す分解斜視図、図4は図3の要部を示す側面図である。
図3において符号110は遊技機における各種の制御をするための電子回路を構成する回路基板である。この回路基板110には電子回路の主たる動作を実行する電子部品であるIC112等が搭載されている。
符号120は、例えば高周波コイル等の電磁波発生源となる電子部品を示し、この電子部品120も回路基板110に搭載され、例えば蛍光ランプ44(図2参照)の電源回路となるインバータ回路の構成部品となっている。
回路基板110上の電子部品120が搭載される位置の近傍には、後述する電磁波遮蔽手段としてのシールド板130に滞留する電荷を接地電位に導くための接地用電極111、111が形成されている。この接地用電極111、111は、図示しない接地用電線を介して接地電位に接続される。
符号130は電子部品120が発生する電磁波を遮蔽する電磁波遮蔽手段としてのシールド板であり、長方形の金属板を側面が略コの字状となるよう折り曲げて形成された折曲片132を有し、この折曲片132の先端部には回路基板110の接地用電極111に当接する当接片134が折曲形成されている。また、このシールド板130の中央部の面には止めねじ180が挿通される挿通孔133が形成されている。
符号150は透明プラスチック製の基板ケースであり、下ケース190に載置された回路基板110が不正改造されないよう、ねじ113で下ケース190に固着されて回路基板110を封止するものである。
符号180はシールド板130を基板ケース150に固着するための止めねじであり、基板ケース150に形成されたねじ孔151に螺入される。
これら下ケース190、この下ケース190に載置されるIC112及び電子部品120を含む回路構成部品を搭載した回路基板110、基板ケース150、及び基板ケース150のねじ孔151に止めねじ180を螺入することにより基板ケース150に固着されるシールド板130にて遊技機の制御回路100が構成されている。
図4は図3の要部側面図であり、図4(A)は図3の回路基板110の短手方向から見た制御装置100を組み立てる際の各部品の位置関係を示す図であり、図4(B)は回路基板110を基板ケース150で封止して制御装置100を組み立てた状態を示す図である。また図4(C)は図4(A)の状態を図3の回路基板110の長手方向から見た図であり、図4(D)は図4(B)の状態を同じく回路基板110の長手方向から見た図である。
高周波コイル等の電磁波発生源となる電子部品120を搭載した回路基板110は、下ケース190に形成された位置決め部材に案内されて下ケース190の所定の位置に載置される。
電磁波遮蔽手段となるシールド板130は、略長方形の短冊状の金属板の両端を中央部の面131に対して同方向に略直角に折り曲げた折曲片132、132を有し、この折曲片132、132の先端部には回路基板110の接地用電極111、111に当接する当接片134、134が折曲形成されている。また、このシールド板130の中央部の面131にはこのシールド板130を基板ケース150に固着する止めねじ180が挿通される挿通孔133が形成されている。
回路基板110が載置された下ケース190に、シールド板130が固着された基板ケース150をねじ113(図3参照)で固着して制御装置100が構成される。このように構成された遊技機の制御装置100は、シールド板130が、シールド板130の2つの折曲片132、132と中央部の面131にて電磁波発生源の電子部品120を3方向から被覆し、電子部品120から発生する電磁波を吸収遮蔽する。また、シールド板130に滞留する電荷は、シールド板130の折曲片132、132の先端部に形成された当接部134、134が回路基板110に形成された接地用電極111、111に当接して、この接地用電極111、111を通じて図示しない接地用電線から接地電位へと導かれる。
検査機関での検査の際には、シールド板130が回路基板110側ではなく基板ケース150側に固着されているので、基板ケース150を開封することで、基板ケース150とともにシールド板130を電子部品120の被覆から開放することができ、回路基板110全体が容易に視認可能となる。
また、基板ケース150を封止した後も、シールド板130が回路基板110の短手方向から見てシールド板130に被覆された電子部品120を視認可能な形状に構成されているので、制御装置100内の電子回路や電子部品(ICや図示しないROM等)に不正な改造がなされた場合は、基板ケース150を開封することなく容易に不正行為を発見することができる。
図5は本発明の第2実施例を示す要部側面図であり、図5(A)は回路基板110の短手方向から見た制御装置200を組み立てる際の各部品の位置関係を示す図であり、図5(B)は回路基板110を基板ケース160で封止して制御装置200を組み立てた状態を示す図である。また図5(C)は図5(A)の状態を回路基板110の長手方向から見た図であり、図5(D)は図5(B)の状態を同じく回路基板110の長手方向から見た図である。
この第2実施例では、電磁波遮蔽手段としてのシールド部材165の構成が上述した第1実施例と異なる。即ち、第2実施例において、電子部品120から発生する電磁波を遮蔽するシールド部材165は、透明な基板ケース160の天面から一体的に突設成型された一対の壁面部162、162を有し、この壁面部162、162の外周面及びこれら一対の壁面部162、162の間の天面部163に金属鍍金161を施して構成されている。
このように構成された遊技機の制御装置200は、シールド部材165が、シールド部材165の2つの壁面部162、162とそれらの間の天面部163に施された金属鍍金161にて電磁波発生源の電子部品120を3方向から被覆し、電子部品120から発生する電磁波を吸収遮蔽する。また、シールド部材165に滞留する電荷は、シールド部材165の壁面部162、162の先端部164、164が回路基板110に形成された接地用電極111、111に当接して、この接地用電極111、111を通じて図示しない接地用電線から接地電位へと導かれる。
検査機関での検査の際には、シールド部材165が回路基板110側ではなく基板ケース160側に一体的に成型されているので、基板ケース160を開封することで、基板ケース160とともにシールド部材165を電子部品120の被覆から開放することができ、回路基板110全体が容易に視認可能となる。
この第2実施例では、シールド部材165を基板ケース160から一体成型した壁面部162、162に金属鍍金161を施して構成しているので、シールド部材165の位置精度を高められるとともに部品点数を削減することができる。
また、基板ケース160を封止した後も、シールド部材165が回路基板110の短手方向からシールド部材165に被覆された電子部品120を視認可能な形状に構成されているので、制御装置200内の電子回路や電子部品(ICや図示しないROM等)に不正な改造がなされた場合は、基板ケース160を開封することなく容易に不正行為を発見することができる。
以上本発明の実施例について詳述したが、本発明はこれらに限定されることなく種々の形態で実施できるものである。例えば、電磁波遮蔽効果を高めるために電磁波遮蔽手段が電子部品を四方から被覆する構成にしてもよい。また、制御回路基板と電源回路(インバータ回路)基板とを別々の基板で構成してもよい。
本発明は、電磁波(放射ノイズ)を発生する電子部品を搭載した回路基板を基板ケースで封止する必要のある遊技機の制御装置に利用することができる。
本発明に係る遊技機としてのスロットマシンの正面図である。 図1のスロットマシンの内部構造を表した図である。 本発明の制御装置の第1実施例を示す分解斜視図である。 図3の要部を示す側面図である。 本発明の制御装置の第2実施例の要部を示す側面図である。
符号の説明
100、200 制御装置
110 回路基板
120 電子部品(電磁波発生源)
130、165 電磁波遮蔽手段(シールド板、シールド部材)
150、160 基板ケース
161 金属鍍金
162 壁面部
190 下ケース

Claims (3)

  1. 電子制御回路によって制御される遊技機の制御装置であって、回路基板と、該回路基板に実装された電磁波発生源となる電子部品が発生する電磁波を遮蔽する電磁波遮蔽手段と、前記回路基板を封止する基板ケースとを備え、前記電磁波遮蔽手段が、前記基板ケース側に設けられるとともに前記回路基板に設けられた接地用電極を介して電気的に接地電位に接続されることを特徴とする遊技機の制御装置。
  2. 前記電磁波遮蔽手段は、前記回路基板が前記基板ケースで封止されている状態で少なくとも一の方向から前記電磁波遮蔽手段の内部の電子部品を視認可能な形状であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の制御装置。
  3. 前記電磁波遮蔽手段は、前記基板ケースに一体的に成型された壁面部に金属鍍金を施して構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機の制御装置。
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