JP2002210176A - アース接続機構を有する遊技基板ボックスの取付構造 - Google Patents

アース接続機構を有する遊技基板ボックスの取付構造

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JP2002210176A
JP2002210176A JP2001015126A JP2001015126A JP2002210176A JP 2002210176 A JP2002210176 A JP 2002210176A JP 2001015126 A JP2001015126 A JP 2001015126A JP 2001015126 A JP2001015126 A JP 2001015126A JP 2002210176 A JP2002210176 A JP 2002210176A
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Masahiro Matayoshi
正弘 又吉
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Olympia KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技基板ボックスのアース接続が容易で、遊技
基板ボックスの組み付け・封止解除作業の効率化が図れ
るアース接続機構を有する遊技基板ボックスの取付構造
を提供する。 【解決手段】遊技機の遊技内容を制御する制御基板を被
包する遊技基板ボックス62を前記遊技機側の取付台1
50に取り付ける遊技基板ボックスの取付構造におい
て、一端が前記制御基板61に接地し、他端が遊技基板
ボックス62の外部に延設されたアース接続機構90を
有し、前記遊技機用基板ボックス62を前記取付台15
0に取り付けると、前記アース接続機構90の他端が前
記遊技基板ボックス62の外部に設けられたアース部へ
接続することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等
の弾球遊技機やスロットマシン等の遊技機に取付台を介
して制御基板を収納する遊技基板ボックスを取り付ける
と共に、遊技基板ボックス外部にあるアース部に接続す
るアース接続機構を有する遊技基板ボックスの取付構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機等の弾球遊技機や
スロットマシン等の遊技機には、多くの制御基板が設け
られている。特に、遊技動作を制御する制御基板には、
マイクロコンピュータを構成するMPU、ROM、RA
M等の電子部品や回路が多数実装されている。そして、
遊技動作を制御するプログラムが格納されるROMを交
換することにより、多くの場合、異なる遊技内容を実現
することが可能である。従って、この種の弾球遊技機で
は、制御基板に実装されたROM等の電子部品を不正に
交換できないように、制御基板を樹脂製の遊技基板ボッ
クス内に収納すると共に封止し、監督官庁等による検査
の際に、その遊技基板ボックスの封止を解除して検査で
きるようにしてある。
【0003】この遊技基板ボックスは、従来、制御基板
を収納する矩形のボックス本体と、このボックス本体を
覆う蓋体と、前記蓋体の開放を封止する封止手段と、か
ら構成される。なお、ボックス本体は底板に沿って立設
した周壁部を有する。また、蓋体はボックス本体の外形
よりやや大きく形成され、蓋板に沿って立設した外周壁
部を有する。そして、ボックス本体と蓋体を組み付ける
際は、蓋体の外周壁部内にボックス本体の周壁部を挿入
することで外周壁部と周壁部を重複させて覆い、この蓋
体とボックス本体を封止手段(例えば、一方向ネジ)で
固着する。
【0004】また、制御基板は、作動中に静電気や電磁
波等の電気的ノイズが発生することがあり、この電気的
ノイズを放置すると誤動作を起こすことがある。そこ
で、従来より、遊技基板ボックス内の制御基板と外部に
設けたアース部とを接地して電気的ノイズを除去するた
めのアース接続機構が提案されている。
【0005】すなわち、従来は、遊技基板ボックスとは
別個にアース用ハーネスを製作し、遊技基板ボックスの
組み付け時、あるいは取付台に遊技基板ボックスを取り
付ける時にアース用ハーネスを制御基板と外部のアース
部とを接続するように取り付けていた。なお、アース用
ハーネスと制御基板とを接地する方法は、制御基板をボ
ックス本体に取り付ける際に共締めする方法が採られて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、遊技基板ボ
ックスは、不正防止ために封止手段が設けられており、
組み付ける際や検査時の封止解除の際に複雑な作業を必
要とする。この複雑な作業に加えて、従来はアース用ハ
ーネスの組み付け、取り外し作業を行わなければなら
ず、遊技基板ボックスの組み付け・封止解除作業の効率
化を図る上で障害となっていた。
【0007】本発明は、前記問題点に鑑みなされたもの
で、遊技基板ボックスのアース接続が容易で、遊技基板
ボックスの組み付け・封止解除作業の効率化が図れるア
ース接続機構を有する遊技基板ボックスの取付構造を提
供することを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明のアース接続機構を有する遊技基板ボックス
の取付構造は以下に示す手段を採用した。すなわち、本
発明のアース接続機構を有する遊技基板ボックスの取付
構造は、遊技機の遊技内容を制御する制御基板を被包す
る遊技基板ボックスを前記遊技機側の取付台に取り付け
る遊技基板ボックスの取付構造において、一端が前記制
御基板に接地し、他端が遊技基板ボックスの外部に延設
されたアース接続機構を有し、前記遊技機用基板ボック
スを前記取付台に取り付けると、前記アース接続機構の
他端が前記遊技基板ボックスの外部に設けられたアース
部へ接続することを特徴とする。
【0009】この構成によれば、アース接続機構が予め
制御基板と接地するように遊技基板ボックスに設けられ
ており、遊技基板ボックスを取付台に取り付けるだけ
で、アース接続機構の他端が外部に延設されるので、従
来のようにアース接続機構を別作業で組み付ける作業が
無くなり、遊技基板ボックスの組み付け・封止解除作業
の効率化を図ることができる。なお、外部に延設された
アース接続機構の他端とアース部との接地作業は容易で
ある。
【0010】また、本発明のアース接続機構を有する遊
技基板ボックスの取付構造において、前記アース接続機
構の一端は前記制御基板に固着されている構成のものも
例示でき、制御基板との固着は制御基板のグランド部と
アース接続機構の一端とを半田付けすることが好まし
い。
【0011】更に、本発明のアース接続機構を有する遊
技基板ボックスの取付構造において、前記アース接続機
構の一端は前記制御基板を載置して固定する載置台に一
体成形されている構成のものも例示でき、アース接続機
構の一端を載置台の成形時にインサート成形することが
好ましい。
【0012】更にまた、本発明のアース接続機構を有す
る遊技基板ボックスの取付構造において、前記アース接
続機構の他端には係合孔が穿設され、前記取付台は導電
性を有しており、前記取付台には前記アース接続機構の
他端を前記外部に延設する孔部が穿設されると共に、前
記孔部の近傍に前記アース接続機構の係合孔と係合する
係合突起が設けられ、前記遊技機用基板ボックスを前記
取付台に取り付ける際に、前記アース接続機構の他端を
前記孔部より外部に延設し、前記係合突起に係合孔を係
合させる構成のものも例示できる。この例示によれば、
遊技基板ボックスを取付台に取り付けるだけで、アース
接続機構の他端が導電性を有する取付台に係合できるの
で、遊技基板ボックスの組み付け・封止解除作業の効率
化を更に上げることができる。また、取付台とアース部
との接地作業は更に容易となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る遊技機の基板収納ボックスを図1〜図3に基づいて詳
細に説明する。なお、この実施の形態では、遊技機をパ
チンコ遊技機(弾球遊技機)として説明する。
【0014】[弾球遊技機の構造]弾球遊技機1は、図
1の正面図および図2の背面図に示すように、縦長な方
形状に枠組み形成される外枠2と、この外枠2の一側に
開閉自在に軸支され且つ弾球遊技機1の主要構成部のほ
ぼすべてが集約して設けられる枠筐体3と、を備えてい
る。また、弾球遊技機1の側方には、遊技者に遊技玉を
貸し出すためのユニット装置であるカードユニット装置
30が付設されている。
【0015】枠筐体3は、主要構成部として遊技盤40
と、操作ハンドル22と、機構板50と、打球発射装置
71とを備えている。
【0016】遊技盤40は、枠筐体3の裏面側に一体的
に形成される遊技盤収納枠(図示しない)に収納固定さ
れるべく、ほぼ正方形状の合板により形成され、その表
面には、打玉を賞球に導く各種装置や、遊技の雰囲気を
盛り上げる各種照明や表示手段等が装着されている。
【0017】すなわち、遊技盤40には、その上部にラ
ンプ6a,6bが設けられている。このランプ6a,6
bは、遊技状態に応じて点灯又は点滅されるものであ
り、特別の遊技状態の発生時や継続時を遊技者に報知す
ると共に遊技の雰囲気を盛り上げるものである。
【0018】また、枠筐体3には、遊技の進行に応じた
効果音を発生するスピーカ10a,10bが設けられて
いる。
【0019】操作ハンドル22は遊技盤40の下側に設
けられている。この操作ハンドル22は、打球発射装置
71の発射装置モータ72の駆動を開始せしめるメイン
スイッチ及びタッチアンテナ(共に図示しない)を内蔵
していると共に、弾発力を調節するものである。
【0020】機構板50は、弾球遊技機1の裏面側に開
閉自在に設けられている。機構板50の中央には入賞玉
集合カバー体52が設置されている。入賞玉集合カバー
体52には、中継基板53と、表示制御回路基板54を
備えた可変表示装置41と、が設けられている。なお、
各基板53,54は、相互間で接続されている。また、
中継基板53には、遊技盤40上の各種電気部品が接続
されると共に、遊技制御回路基板(制御基板)61が接
続されている。また、表示制榔回路基板54には、可変
表示装置41を構成する各種電気部品が接続されると共
に、遊技制御回路基板61が接続されている。
【0021】また、機構板50には、発生した入賞玉に
基づいて所定個数の賞球を払い出す玉タンク55と、玉
タンク55内の玉を払い出す手段及び入賞玉排出ソレノ
イド60bを備えた入賞玉処理装置60と、遊技制御回
路基板61を収納した遊技基板ボックス62と、賞球払
出制御基板63を収納した制御基板ボックス64と、ユ
ニット中継基板65を収納した中継基板ボックス66
と、ターミナル基板67を収納したターミナル基板ボッ
クス68と、が設けられている。
【0022】遊技制御回路基板61は、CPU、RA
M、及びROMを備えて可変表示装置41や可変入賞球
装置42等の遊技装置の遊技動作を制御するものであ
る。賞球払出制御基板63は、賞球払出装置56の動作
を制御するものである。ユニット中継基板65は、弾球
遊技機1とカードユニット装置30との配線を中継する
ものである。ターミナル基板67は、遊技制御回路基板
61に電源を供給するものである。
【0023】また、弾球遊技機1の裏面には、機構板5
0以外の領域に、装飾制御基板69を収納した制御基板
ボックス70と、発射装置モータ72を備えた打球発射
装置71とが設けられている。装飾制御基板69は、遊
技制御回路基板61からの指令又はデータに基づいて弾
球遊技機1の前面に設けられる電気的装飾部品(ランプ
等)の動作を制御するものである。
【0024】なお、上記した各種基板及び装置には、所
定の配線を接続するためのコネクタが設けられており、
特に、ターミナル基板ボックス68に収納されるターミ
ナル基板67は、遊技制御回路基板61に電源を供給す
るだけでなく、弾球遊技機1に設けられる各種電気的装
置、例えば、上記した各基板及び打球発射装置71にも
電源を供給すると共に、弾球遊技機1の内部での信号線
の中継、あるいは弾球遊技機1と外部との信号線の中継
を行うための端子も設けられている。更に、遊技基板ボ
ックス62(あるいは遊技制御回路基板61)の近傍に
は、遊技機外部へアース接地するためのアース端子(ア
ース部)が設けられている。そして、この実施の形態で
はアース接続機構と前記アース端子を接続することで遊
技制御回路基板61に発生したノイズの除去を行う。
【0025】カードユニット装置30は、正面に設けら
れる操作部を操作することにより作動されるものであ
る。このカードユニット装置30は、使用可能状態であ
るか否かを表示する使用可能表示器31と、カードユニ
ット装置30がいずれの側の弾球遊技機1に対応してい
るか否かを表示する連結台方向表示器32と、記録媒体
としての磁気カードを挿入するカード投入口33とが設
けられている。
【0026】そして、このように構成されるカードユニ
ツト装置30は、独自の制御回路によって制御されるも
のであり、制御基板ボックス64内に収納された賞球払
出制御基板63と接続されている。なお、本実施の形態
においては、遊技者に遊技玉を貸し出すためのユニット
装置としてカードユニット装置30を例示したが、例え
ば、紙幣等を挿入し得るユニット装置であっても良い。
【0027】[遊技基板ボックスの構造]次に、遊技制
御回路基板61を収納する遊技基板ボックス62の構成
について図3に基づき説明する。遊技基板ボックス62
は、図3(a)に示すように、遊技制御回路基板61を
内部に収納するボックス本体110と蓋体80とを組み
付けた組付体である。この組付体が取付台150を介し
て機構板50に取り付けられて構成される。
【0028】ボックス本体110は透過合成樹脂製であ
り、矩形状の底板の外周に沿って立設した周壁部と、遊
技制御回路基板61を載置する載置台113と、を備え
ている。
【0029】載置台113は周壁部の内側に沿って底板
に立設されたたものであり、枠状の載置台である。な
お、この載置台は遊技制御回路基板61が載置可能なよ
うに4固以上の突起体であってもよい。そして、載置台
113の外形は遊技制御回路基板61の外形よりやや小
さく形成されている。また、載置台113の4隅には鉤
状の係合突起を有する係止片(図示せず)が延設され、
この係止片を用いて遊技制御回路基板61を載置台11
3に係合することでボックス本体110に固定する。
【0030】アース接続機構90は、導電性を有する板
材をL形に曲げた形状を成し、アース接続機構90の一
端は遊技制御回路基板61のグランド部に半田付けされ
ている。そして、アース接続機構90の他端は、遊技制
御回路基板61がボックス本体110に固定された時、
L形に曲げた形状部分がボックス本体110の外周に密
着するように外部に延設される。
【0031】蓋体80は、透明合成樹脂製であり、矩形
状の蓋板と、蓋板の外周に沿って蓋板に立設した外周壁
部と、を備えている。なお、蓋体80およびボックス本
体110を透過合成樹脂製とした理由は、蓋体80およ
びボックス本体110が透過性のものであれば、遊技制
御回路基板61に対する不正行為の発見を容易にするた
めである。
【0032】取付台150は矩形状の蓋板と、蓋板の外
周に沿って蓋板に立設した外周壁部と、を備えている。
なお、取付台150は導電性部材が好ましい。また、外
周壁部の内部は遊技基板ボックス62の外形よりやや大
きく形成されており、外周壁部の内部に遊技基板ボック
ス62をネジ止めにより固定する。そして、遊技基板ボ
ックス62が固定された時(図3(b)参照)、取付台
150が導電性部材の場合は、アース接続機構90のL
形形状部分が取付台150の外周壁部に接地することが
好ましい。取付台150が導電性部材でない場合は、外
周壁部に切り欠き部を設けてアース接続機構90のL形
形状部分が取付台150の外部より覗く状態にする。更
に、固定構造は、ネジ止めに限定されるものではなく、
一端を係合構造にし他端を付勢構造にして固定してもよ
い。
【0033】[アース接続機構を有する遊技基板ボック
スの取付構造の作用]この実施の形態によれば、アース
接続機構90が予め制御基板61と接地するように遊技
基板ボックス62に設けられており、遊技基板ボックス
62を取付台150に取り付けるだけで、アース接続機
構90のL形他端が外部に延設されるので、従来のよう
にアース接続機構を別作業で組み付ける作業が無くな
り、遊技基板ボックスの組み付け・封止解除作業の効率
化を図ることができる。そして、外部に延設されたアー
ス接続機構90の他端と機構板50に設けられたアース
部との接地作業は容易に行うことができる。すなわち、
取付台150が導電性部材の場合は、アース接続機構9
0のL形形状部分が取付台150の外周壁部に接地する
ように構成すれば、取付台150とアース部を接地する
ことで、電気的ノイズを除去できる。一方、取付台15
0が導電性部材でなく切り欠きを設けた場合は、切り欠
き部を介してアース接続機構90のL形形状部とアース
部を接地することで、電気的ノイズを除去できる。
【0034】[別の実施の形態]次に、本発明のアース
接続機構を有する遊技基板ボックスの取付構造の別の実
施の形態(実施の形態2)を説明する。上述の実施の形
態と実施の形態2との違いは遊技基板ボックスの取付構
造に関する部分なので符号の異なる部分のみを説明し他
の同一符号のものは同一構造なのでその部分の説明を省
略する。
【0035】実施の形態2の遊技基板ボックス62B
は、図4(a)に示すように、遊技制御回路基板61を
内部に収納するボックス本体110Bと蓋体80とを組
み付けた組付体である。この組付体が取付台150を介
して機構板50に取り付けられて構成される。ボックス
本体110Bは透過合成樹脂製であり、矩形状の底板の
外周に沿って立設した周壁部と、遊技制御回路基板61
を載置する載置台113Bと、を備えている。
【0036】載置台113Bは周壁部の内側に沿って底
板に立設されたものであり、枠状の載置台である。そし
て、載置台113Bの外形は遊技制御回路基板61の外
形よりやや小さく形成されている。
【0037】アース接続機構90Bは、導電性を有する
板材をL形に曲げた形状を成し、アース接続機構90B
の一端は制御基板61を載置して固定する載置台113
Bにインサート成形により一体成形されている。そし
て、アース接続機構90BのL形他端は、ボックス本体
110Bの外周に密着するように外部に延設される。
【0038】この実施の形態2によれば、アース接続機
構90Bが遊技基板ボックス62Bの載置台113Bと
一体に成形されており、遊技基板ボックス62を取付台
150に取り付けるだけで、アース接続機構90BのL
形他端が外部に延設されるので、前述の実施の形態と同
様にアース接続機構を別作業で組み付ける作業が無くな
り、遊技基板ボックスの組み付け・封止解除作業の効率
化を図ることができる。
【0039】更に、本発明のアース接続機構を有する遊
技基板ボックスの取付構造の別の実施の形態(実施の形
態3)を説明する。上述の実施の形態と実施の形態3と
の違いは遊技基板ボックスの取付構造に関する部分なの
で符号の異なる部分のみを説明し他の同一符号のものは
同一構造なのでその部分の説明を省略する。
【0040】実施の形態3の遊技基板ボックス62B
は、図5(b)に示すように、遊技制御回路基板61を
内部に収納するボックス本体110Cと蓋体80とを組
み付けた組付体である。この組付体が取付台150Cを
介して機構板50に取り付けられて構成される。ボック
ス本体110Cは透過合成樹脂製であり、矩形状の底板
の外周に沿って立設した周壁部と、遊技制御回路基板6
1を載置する載置台113Cと、を備えている。
【0041】載置台113Cは周壁部の内側に沿って底
板に立設されたものであり、枠状の載置台である。そし
て、載置台113Cの外形は遊技制御回路基板61の外
形よりやや小さく形成されている。
【0042】アース接続機構90Cは、図5(a)に示
すように、導電性を有する板材をL形に曲げた形状を成
し、アース接続機構90Cの一端は制御基板61を載置
して固定する載置台113Cにインサート成形により一
体成形されている。そして、アース接続機構90CのL
形他端には、角形の係合孔91が穿設されている。
【0043】取付台150Cは矩形状の蓋板と、蓋板の
外周に沿って蓋板に立設した外周壁部と、を備えてい
る。取付台150Cは導電性を有しており、取付台15
0Cにはアース接続機構90Cの他端を外部に延設する
孔部151が穿設されると共に、孔部151の近傍にア
ース接続機構90Cの係合孔91と係合する係合突起1
52が設けられている。
【0044】そして、遊技機用基板ボックス62Cを取
付台150Cに取り付ける際に、アース接続機構90C
の他端を孔部151より外部に延設し(図6(a)参
照)、係合突起152に係合孔91を係合させる(図6
(b)参照)。
【0045】この実施の形態3によれば、遊技基板ボッ
クス62Cを取付台150Cに取り付けるだけで、アー
ス接続機構90Cの他端が導電性を有する取付台150
Cに係合できるので、遊技基板ボックスの組み付け・封
止解除作業の効率化を更に上げることができる。また、
取付台とアース部との接地作業は更に容易となる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、アース接続機構が予め
制御基板と接地するように遊技基板ボックスに設けられ
ており、遊技基板ボックスを取付台に取り付けるだけ
で、アース接続機構の他端が外部に延設されるので、従
来のようにアース接続機構を別作業で組み付ける作業が
無くなり、遊技基板ボックスの組み付け・封止解除作業
の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の一実施の形態における弾球遊技機の背
面図である。
【図3】遊技基板ボックスを取付台に取り付ける説明図
である。
【図4】実施の形態2の遊技基板ボックスを取付台に取
り付ける説明図である。
【図5】実施の形態3の遊技基板ボックス及び取付台の
概略説明図である。
【図6】実施の形態3の遊技基板ボックスを取付台に取
り付ける説明図である。
【符号の説明】 1…弾球遊技機(遊技機) 2…外枠 3…枠筐体 22…操作ハンドル 30…カードユニット装置 40…遊技盤 50…機構板 61…遊技制御回路基板(制御基板) 62…遊技基板ボックス(基板収納ボックス) 71…打球発射装置 80…蓋体 90…アース接続機構 110…ボックス本体 113…載置台 150…底板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の遊技内容を制御する制御基板を
    被包する遊技基板ボックスを前記遊技機側の取付台に取
    り付ける遊技基板ボックスの取付構造において、 一端が前記制御基板に接地し、他端が遊技基板ボックス
    の外部に延設されたアース接続機構を有し、 前記遊技機用基板ボックスを前記取付台に取り付ける
    と、前記アース接続機構の他端が前記遊技基板ボックス
    の外部に設けられたアース部へ接続することを特徴とす
    るアース接続機構を有する遊技基板ボックスの取付構
    造。
  2. 【請求項2】 前記アース接続機構の一端は前記制御基
    板に固着されていることを特徴とする請求項1記載のア
    ース接続機構を有する遊技基板ボックスの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記アース接続機構の一端は前記制御基
    板を載置して固定する載置台に一体成形されていること
    を特徴とする請求項1記載のアース接続機構を有する遊
    技基板ボックスの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記アース接続機構の他端には係合孔が
    穿設され、 前記取付台は導電性を有しており、前記取付台には前記
    アース接続機構の他端を前記外部に延設する孔部が穿設
    されると共に、前記孔部の近傍に前記アース接続機構の
    係合孔と係合する係合突起が設けられ、 前記遊技機用基板ボックスを前記取付台に取り付ける際
    に、前記アース接続機構の他端を前記孔部より外部に延
    設し、前記係合突起に係合孔を係合させることを特徴と
    する請求項3記載のアース接続機構を有する遊技基板ボ
    ックスの取付構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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