JP3359209B2 - 半導体記憶装置及びメモリアクセス方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びメモリアクセス方法

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JP3359209B2
JP3359209B2 JP31143995A JP31143995A JP3359209B2 JP 3359209 B2 JP3359209 B2 JP 3359209B2 JP 31143995 A JP31143995 A JP 31143995A JP 31143995 A JP31143995 A JP 31143995A JP 3359209 B2 JP3359209 B2 JP 3359209B2
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    • G11C17/12Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM using field-effect devices
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置及
びメモリアクセス方法に関し、特にページモードを有す
る半導体記憶装置におけるページモードでの読出し処理
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から半導体記憶装置には、ページモ
ードやバーストモードを用いて高速かつ連続にデータを
読出す機能を搭載したものがある。このような半導体記
憶装置の中でもマスクROMにおいては、上記ページモ
ード等では次にアクセスすべきメモリセルのアドレスが
事前に判っているために、予め次に読み出す数個(4〜
8個)のメモリセルに対するアクセス動作を従来からの
プリチャージ回路を使用して実施し、これらのメモリセ
ルから読み出したデータを数個(4〜8個)のセンスア
ンプにて増幅し、その後レジスターに格納するようにし
ている。
【0003】従って、高速にかつ連続してデータを読み
出す場合には、複数のセンスアンプと複数の増幅データ
格納レジスタが必要となる。
【0004】ここで、アクセス動作とは、アクセスすべ
きメモリセルに対応するビット線及びバーチャルGND
線(通常は、GNDレベルではなくて、アクセス時のみ
にGNDレベルとするGND線)のプリチャージ動作
と、プリチャージ動作完了後のメモリセルでのビット線
引き込み動作をいう。
【0005】また、このビット線引き込み動作は、デー
タの読み出し動作であり、セルのデータにより、ビット
線の電位が引き込まれるわけである。そして、この様な
構成のメモリでは、ビット・バー線を使わない方式とな
っている。
【0006】図11は上記のようなアクセス動作を実現
するための半導体記憶装置の構成を示すブロック図であ
り、201はページモード機能を搭載した半導体記憶装
置で、この半導体記憶装置201は、4つのブロック1
0aに分けられたメモリセルアレイ10と、該メモリセ
ルアレイ10のビット線及びバーチャルGND線をプリ
チャージするプリチャージ回路211とを有している。
ここで該プチャージ回路211は、一度にプリチャー
ジすべきビット数を予め調整可能な構成となっている。
【0007】また、上記半導体記憶装置201は、該プ
ルチャージ回路211が一度にプリチャージするビット
数に対応した数のセンスアンプ212と、各センスアン
プにより増幅されたデータをすべて格納するデータ格納
レジスタ213とを有している。
【0008】この半導体記憶装置201では、あるワー
ド線が活性状態となると、まず、該ワード線につながる
数個の、例えば4つのメモリセルに対応するビット線に
対してアクセス動作が行われる。その後、メモリセルア
レイ10からデータが読み出され、読み出されたデータ
がセンスアンプ212により増幅されて、データレジス
タ213に格納される。
【0009】そして、データレジスタ213の保持デー
タが、出力バッファ214を介してパッド215から外
部に取り出される。また、この保持データの取り出しと
同時に、該ワード線につながる次の4つのメモリセルに
対応するビット線に対してアクセス動作が行われる。
【0010】また、高速性及び連続性を追求する手法と
して、予め全ビット線をプリチャージしておき、ビット
線のプリチャージ時間を短縮しアクセスを速くする手法
も上記手法と併用して採用されている(特開昭61−2
17992号公報参照)。
【0011】さらに、別の手法としてセンスアンプの数
は増加させずに、予めアクセスするメモリセルの数を増
加させて、レベルを確定させるビット線の本数を増加さ
せる手法がある。
【0012】しかし、この場合には、このプリチャージ
回路規模の増大またはプリチャージ回路数の増加を招
き、より読出しサイクルの高速性を実現するには、予め
先にアクセスするメモリセルの数をさらに増やす必要が
生じるために更なるプリチャージ回路規模の増大やプリ
チャージ回路数の増加をもたらすこととなり、この結果
チップサイズが益々増大することになる。
【0013】図12は、上記のようにより高速性を得る
ためにプリチャージ回路を増加させた場合の回路構成の
一例を示している。
【0014】図において、202は第1及び第2の2つ
のプリチャージ回路211a,211bを備えた半導体
記憶装置で、図11に示す半導体記憶装置201に比べ
ると、センスアンプ212及びデータレジスタ213の
個数はそれぞれ1つと少なくなっている。この回路構成
では、メモリセルからのデータのアクセス動作は、奇数
番目のメモリブロック10aと偶数番目のメモリブロッ
ク10bとで交互に行われる。
【0015】つまり、第1番目のメモリブロックに対し
て第1のプリチャージ回路211aにより所定の複数の
ビット線に対してプリチャージ動作が行われ、これらの
ビット線に対してビット線引き込み動作が行われると、
各ビット線毎にセンスアンプ212によるデータ増幅及
びデータレジスタ213によるデータ格納が行われ、デ
ータが順次出力される。このデータの出力の際、上記第
2のプリチャージ回路211bにより、第2番目メモリ
ブロックの所定の複数のビット線に対して、プリチャー
ジ動作が行われる。このように奇数番目のメモリブロッ
クに対するデータ出力動作の際に、偶数番目のメモリブ
ロックに対するプリチャージ動作が行われ、また、上記
偶数番目のメモリブロックに対するデータ出力動作の際
に、奇数番目のメモリブロックに対するプリチャージ動
作が行われることにより、データの読出しを高速に行う
ことができる。
【0016】この回路構成では、ページモードやバース
トモード等のシリアルアクセスモードのようにアクセス
するアドレスが連続的にインクリメントすることが予め
分かっている場合には、第1のプリチャージ回路211
aの出力をセンスアンプにて増幅している間に、もう一
方の第2のプリチャージ回路211bを使用して、次に
アクセスすべきメモリセルに対応するビット線のプリチ
ャージ動作を前もって実行しておくことができ、従っ
て、この場合アクセス動作を非常に効果的に行うことが
できる。
【0017】但し、この回路構成では、センスアンプ2
12及びデータレジスタ213の個数は減ってはいるも
のの、プリチャージ回路の個数の増大によりチップサイ
ズの増加を招く。
【0018】つまり、データ出力線が×16構成である
半導体記憶装置では、メモリ領域が16分割されてお
り、図12に示す回路構成が16個搭載されている。こ
のため、各データ出力ごとに、つまりメモリアレイ毎に
プリチャージ回路が2個必要となり、上記のようにデー
タ出力線数が×16構成である半導体記憶装置では、3
2個のプリチャージ回路が必要となり、チップサイズの
増加は大きくなる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体記憶装置
では、ページモードやバーストモードにおいて、読出し
サイクル約30ns以下の高速で、かつ連続してデータ
を読み出す場合には、図11に示す回路構成を用いれ
ば、センスアンプの数やデータ格納レジスタの数が増加
する。また、図12に示す回路構成を採用すれば、従来
からのプリチャージ回路規模の増大やプリチャージ回路
数が増加してチップ面積の増加をもたらすことになる。
【0020】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、チップサイズの増加を招くことな
く、高速にしかも連続してデータの読み出しを行うこと
ができる半導体記憶装置及びメモリアクセス方法を得る
ことを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明(請求項1)に
係る半導体記憶装置は、マトリクス状に配列された複数
のメモリセルと、該メモリセルの各行に対応させて設け
られ、対応する行のメモリセルを活性化するための複数
のワード線と、それぞれ該メモリセルの各列に対応させ
て設けられ、メモリセルのデータを読み出すための複数
のビット線及び複数のバーチャルGNDとを含み、各メ
モリセルの一端が対応するビット線に、その他端が対応
するバーチャルGNDに接続され、複数のメモリブロッ
クに分割されたメモリセルアレイを備え、アクセスされ
るべきメモリセルにつながるビット線及びバーチャルG
ND線をデータ読出し動作のためのアクセス電位に設定
し、アクセスする必要のないメモリセルにつながるビッ
ト線及びバーチャルGND線をプリチャージ動作のため
のプリチャージ電位に設定するよう構成したものであ
る。
【0022】そしてこの半導体記憶装置は、入力された
アドレス信号に基づいて、各メモリブロック内のビット
線及びバーチャルGND線に供給すべき電位を、該プリ
チャージ電位とするか、あるいは該アクセス電位とする
かを判定する判定手段と、該各メモリブロックに対応し
て設けられ、該判別回路での判別結果に基づいて、該ビ
ット線及び該バーチャルGND線に該プリチャージ電位
を供給する複数のプリチャージ回路と、該各メモリブロ
ックに対応して設けられ、該判定回路での判定結果に基
づいて、該ビット線及び該バーチャルGND線にアクセ
ス電位を供給する複数のアクセス回路とを備えている。
そのことにより上記目的が達成される。この発明(請求
項2)は、上記請求項1記載の半導体記憶装置におい
て、前記判定手段を、入力されたアドレスに基づいて、
対応するメモリブロック内の所定のビット線及びバーチ
ャルGND線の電位を、アクセス電位とすべきか、プリ
チャージ動作を維持すべきかを判断する第1の判定回路
と、入力されたアドレスに基づいて、対応するメモリブ
ロックの1つ前のメモリブロックがアクセスされている
時点にて、該対応するメモリブロックのアクセス動作を
する必要があることを判定する第2の判定回路とを有す
る構成としたものである。
【0023】この発明(請求項3)は、上記請求項1記
載の半導体記憶装置において、前記アクセス回路を、ア
クセスされるべき、所望のメモリブロックのビット線に
該プリチャージ電位より低いアクセス電位を供給するア
クセス電位供給回路と、アクセスされるべき、所望のメ
モリブロックのバーチャルGND線にGNDレベルを供
給するGNDレベル供給回路とを有する構成としたもの
である。
【0024】この発明(請求項4)は、上記請求項1記
載の半導体記憶装置において、前記メモリセルアレイ
が、各メモリブロック内に、所定のビット線及び所定の
バーチャルGND線のみ選択するためのバンク選択線を
有しており、前記判定手段が、所定のワード線によって
活性化された全てのページ内メモリセルに対するビット
線のうち、該バンク選択線により選択された全てのビッ
ト線の電位が、前記プリチャージ電位からこれよりやや
低いアクセス電位まで低下し、かつ、該所定のワード線
によって活性化された全てのページ内メモリセルに対す
るバーチャルGND線のうち、該バンク選択線により選
択された全てのバーチャルGND線の電位が、該プリチ
ャージ電位から、GNDレベルよりやや高い値にまで低
下するよう前記複数のアクセス回路を制御する構成とな
っているものである。
【0025】この発明(請求項5)に係るメモリアクセ
ス方法は、複数のメモリブロックに分割されたメモリセ
ルアレイを備えた半導体記憶装置において、メモリセル
からのデータのアクセスを行う際、アクセスされるべき
メモリセルにつながるビット線及びバーチャルGND線
をアクセス動作のためのアクセス電位に設定し、アクセ
スする必要のないメモリセルにつながるビット線及びバ
ーチャルGND線をプリチャージ動作のためのプリチャ
ージ電位に設定するものである。
【0026】このメモリアクセス方法では、1つのワー
ド線が活性化されてページ内メモリセルが選択されたと
き、入力されたアドレスに基づいて、対応するメモリブ
ロックの1つ前のメモリブロックがアクセスされている
時点にて、該対応するメモリブロック内の、アクセスさ
れるべきメモリセルにつながるビット線及びバーチャル
GND線をアクセス電位に設定する動作を、複数のメモ
リブロックに対して順次行うようになっている。そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0027】この発明(請求項6)は、複数のメモリブ
ロックに分割されたメモリセルアレイを備えた半導体記
憶装置において、メモリセルからのデータのアクセスを
行う際、アクセスされるべきメモリセルにつながるビッ
ト線及びバーチャルGND線をアクセス動作のためのア
クセス電位に設定し、アクセスする必要のないメモリセ
ルにつながるビット線及びバーチャルGND線をプリチ
ャージ動作のためのプリチャージ電位に設定するもので
ある。
【0028】このメモリアクセス方法では、1つのワー
ド線が活性化されてページ内メモリセルが選択されたと
き、該ページ内メモリセルに接続されたビット線及びバ
ーチャルGND線のうち、入力されたアドレスに基づい
てバンク選択線により選択されたビット線及びバーチャ
ルGND線をすべて、全メモリブロックに対して同時に
アクセス電位に設定するようになっている。そのことに
より上記目的が達成される。
【0029】以下、本発明の作用について説明する。
【0030】この発明(請求項1,2,3)において
は、入力されたアドレス信号に基づいて、各メモリブロ
ック内のビット線及びバーチャルGND線に供給すべき
電位を、プリチャージ電位とするか、あるいはデータ読
出しのためのアクセス電位とするかを判定する判定手段
を設けるとともに、該判別回路での判別結果に基づい
て、該ビット線及び該バーチャルGND線に該プリチャ
ージ電位を供給するプリチャージ回路、及び該判定回路
での判定結果に基づいて、該ビット線及び該バーチャル
GND線にアクセス電位を供給するアクセス回路を、各
メモリブロック毎に備えたから、所定のメモリブロック
の1つ前のメモリブロックがアクセスされている時点に
て、該所定のメモリブロック内の、アクセスされるべき
メモリセルにつながるビット線及びバーチャルGND線
をアクセス電位に設定することができる。このため、所
定のメモリブロックのデータの読出しを、その1つ前の
メモリブロックのデータの読出しの終了後直ちに行うこ
とができる。
【0031】また、プリチャージ回路及びアクセス回路
は、各メモリブロック毎に設けているため、対応するメ
モリブロックのプリチャージ電位の供給及びアクセス電
位の供給を、他のメモリブロックのアクセス動作の間に
行うことができる。このためこれらの回路の駆動能力は
小さいものでよく、その結果、回路規模の縮小を図るこ
とができる。
【0032】この発明(請求項4)においては、所定の
ワード線によって活性化された全てのページ内メモリセ
ルに対するビット線のうち、バンク選択線により選択さ
れた全てのビット線の電位を、プリチャージ電位からこ
れよりやや低いアクセス電位まで低下させ、該所定のワ
ード線によって活性化された全てのページ内メモリセル
に対するバーチャルGND線のうち、該バンク選択線に
より選択された全てのバーチャルGND線の電位を、該
プリチャージ電位から、GNDレベルよりやや高い値に
まで低下させるようにしたので、上記ページモード内メ
モリセルのうち、バンク選択線により選択されたビット
線及びバーチャルGND線につながるすべてのメモリセ
ルを、高速にかつ連続してランダムに読み出すことが可
能となる。
【0033】この発明(請求項5)においては、1つの
ワード線が活性化されてページ内メモリセルが選択され
たとき、入力されたアドレスに基づいて、対応するメモ
リブロックの1つ前のメモリブロックがアクセスされて
いる時点にて、該対応するメモリブロック内の、アクセ
スされるべきメモリセルにつながるビット線及びバーチ
ャルGND線をアクセス電位に設定する動作を、複数の
メモリブロックに対して順次行うようにしたので、対応
するメモリブロックがアクセスされる時点では、直ちに
データの読み出しを行うことができる。また、ビット線
及びバーチャルGND線をアクセス電位に設定する動作
が、アクセスされる時点より前に予め行われるので、電
位設定のための時間をある程度長くとることができ、電
位設定回路のドライブ能力が小さくして、その回路規模
を小さいものとできる。
【0034】この発明(請求項6)においては、1つの
ワード線が活性化されてページ内メモリセルが選択され
たとき、該ページ内メモリセルに接続されたビット線及
びバーチャルGND線のうち、入力されたアドレスに基
づいてバンク選択線により選択されたビット線及びバー
チャルGND線をすべて、全メモリブロックに対して同
時にアクセス電位に設定するようにしたので、ページモ
ードでのランダムアクセスが可能となる。また、ビット
線及びバーチャルGND線をアクセス電位に設定する動
作が、アクセスされる時点より前に予め行われるので、
電位設定のための時間をある程度長くとることができ、
電位設定回路のドライブ能力が小さくして、その回路規
模を小さいものとできる。
【0035】
【発明の実施の形態】まず、本発明の基本原理について
説明する。
【0036】本発明の半導体記憶装置では、メモリセル
からの記憶情報を読み出す場合は、ビット線及びバーチ
ャルGND線の両方をアクティブレベルにするようにな
っている。つまり、アクセス時には、ビット線のプリチ
ャージレベルを保持し、バーチャルGND線をGNDレ
ベルにする。
【0037】そして、本発明の半導体記憶装置は、アク
セスすべきメモリセルにつながるビット線のプリチャー
ジレベルを保持する、つまり該ビット線にアクセスレベ
ルを供給するプリチャージレベル保持回路(アクセス回
路)と、回り込みレベル(プリチャージレベル)をビッ
ト線に供給するビット線プリチャージ回路とを、1つの
メモリアレイを構成する各メモリブロック毎に有してい
る。
【0038】また該半導体記憶装置は、アクセスすべき
メモリセルにつながるバーチャルGND線のレベルをプ
リチャージレベルから下げるバーチャルGND線引き込
み回路(アクセス回路)と、バーチャルGND線に回り
込みレベル(プリチャージレベル)を供給するバーチャ
ルGND線プリチャージ回路とを、1つのメモリアレイ
を構成する各メモリブロック毎に有している。
【0039】さらに該半導体記憶装置は、同一ワード線
(ロウアドレス)にてアクセスされるメモリセルにおけ
る所要のメモリセルにつながるビット線及びバーチャル
GND線に対して、コラムアドレスに基づいてアクセス
電位を供給すべきか、あるいはプリチャージレベルを供
給すべきかを判断する判定回路と、その判定回路の判断
に基づいて、ビット線及びバーチャルGND線に対応す
るアクセス回路とプリチャージ回路とを切り替える選択
回路とを備えている。
【0040】このため、従来より使用していた、1つの
メモリアレイに対する回路規模の大きなプリチャージ回
路は必要なくなるので、チップ面積の増加なく、ページ
モード又はバーストモードでの高速アクセスやデータの
連続した読み出しを実現することができる。
【0041】すなわち、上記判定回路にて、コラムアド
レスに基づいて直ちにアクセスする必要がないと判定し
たメモリブロックについては、各メモリブロックのうち
の全ビット線、及び全バーチャールGND線にプリチャ
ージ回路にてプリチャージレベルを供給してプリチャー
ジ動作を完了する。
【0042】一方、上記判定回路にて、コラムアドレス
に基づき直ちにアクセスする必要があると判定したメモ
リブロックについては、そのメモリブロック(選択ブロ
ック)内の所望なビット線(アクセスされたビット線)
には、プリチャージレベル保持回路(アクセス回路)に
てプリチャージレベルの保持を実行する。また所望な
(アクセスされた)バーチャルGND線には、バーチャ
ルGND線引き込み回路(アクセス回路)にてGNDレ
ベルを供給することによって、メモリセルのアクセス
(所望なメモリセルにつながるビット線の引き込み)を
実行する。但し、ビット線の引き込みが行われるのは、
メモリトランジスタがオンのときのみである。
【0043】ここで、選択ブロック内のアクセスされた
ビット線及びバーチャルGND線の電位と、非選択ブロ
ック内のビット線及びバーチャルGND線の電位とは、
表1に示す通りである。
【0044】
【表1】
【0045】従って、従来の方式では、所望のビット線
を選択してセンスアンプにて増幅する時点にて、プリチ
ャージ動作及びアクセス動作を行う必要があったのに対
して、本発明では、入力アドレスに基づいて直ちに、ア
クセスされるべきバーチャルGND線にGNDレベルを
供給しており、アクセスされたメモリセルでは、予めビ
ット線の引き込みが幾分なされている。そのため、この
ビット線のレベルとレファレンスレベルとの差が、従来
のビット線引込みがされていない場合に比べて大きくな
っている。このため、センスアンプは短い時間にてこの
ときのビット線電位とレファレンスレベル電位との差の
増幅を完了することができる。
【0046】つまり、本発明では、従来から使用してい
るプリチャージ方式を用いずに、直ちにビット線電位の
増幅を実行することができ、これにより、従来よりも高
速な読出しサイクルにてデータを読み出すことが可能と
なる。
【0047】また、従来使用していたようなプリチャー
ジ回路を削除することができるために、チップ面積の縮
小も可能となる。
【0048】以下、本発明の実施形態による半導体記憶
装置について説明する。下記の実施形態では、半導体記
憶装置がROMである場合について説明するが、本発明
は、ROMの他にフラッシュメモリをはじめ他のメモリ
装置でも同様に適用できる。 (実施形態1)図1は本発明の実施形態1による半導体
記憶装置の概略構成を示す図である。但し、データ出力
線数が16本である場合ではメモリ領域は16分割され
ているが、図1ではそのメモリ領域のうちの1つのメモ
リアレイに対応する構成を示している。なお、以下に説
明する実施形態1及び実施形態2では、トランジスタに
はすべてNチャネル型のトランジスタを用いるものとす
る。
【0049】図において、図12と同一符号は従来の半
導体記憶装置202のものと同一のものを示し、100
は、4つのメモリブロック
〔0〕10a0,メモリブロ
ック〔1〕10a1,メモリブロック〔2〕10a2,及
びメモリブロック〔3〕10a3からなるメモリアレイ
10を有する本実施形態の半導体記憶装置である。この
半導体記憶装置100では、上記メモリアレイ10の、
センスアンプ212とは反対側に各メモリブロックに対
応して、データを読み出すための周辺回路部101a0
〜101a3が設けられている。
【0050】図2は、上記各メモリブロックに対応する
周辺回路部の具体的な構成を示す図であり、各周辺回路
部101a0,101a1,101a2,101a3は、そ
れぞれ判定回路1,11,21,31と、選択回路2,
12,22,32と、ビット線プリチャージ回路3,1
3,23,33と、ビット線アクセス回路4,14,2
4,34と、バーチャルGND線プリチャージ回路5,
15,25,35と、バーチャルGND線アクセス回路
6,16,26,36とを有している。また、周辺回路
部101a0及び101a1はこれらに共通な4つの電源
回路A,B,C,Dを有し、周辺回路部101a2及び
101a3もまた、これらに共通な4つの電源回路A,
B,C,Dを有している。
【0051】また、上記メモリアレイ10は、メモリブ
ロック10a1とメモリブロック10a2の間に配置さ
れ、上記4つのメモリブロックに対して共通のワード線
を選択するローデコーダ10bを有している。
【0052】図3は、図2における1つのメモリブロッ
クに対応する構成の説明図である。図3では、メモリブ
ロック10a0についてのみ示しているが、他のメモリ
ブロック10a1〜10a3についても、図3に示すもの
と全く同一である。また図4は、該メモリブロックの詳
細な構成を示す図である。
【0053】まず、図4において、Mij(i=1・・・
7,j=1・・・n)は、1つのMOSトランジスタか
らなるメモリセルで、ここではn行7列のマトリクス状
に配列されている。そして、メモリセルの各行に対応し
てワード線WL1〜WLnが設けられており、各ワード
線は対応するメモリセルを構成するトランジスタ(以下
メモリトランジスタという。)のゲートに接続されてい
る。また、メモリセルの列に沿って交互にビット線B0
〜B3とバーチャルGND線V0〜V3が配置されてお
り、各列のメモリトランジスタは、ソース及びドレイン
の一方がビット線、その他方がバーチャルGND線に接
続されている。
【0054】また、各ビット線B0〜B3はそれぞれ、そ
の一端がロード抵抗トランジスタB0R〜B3Rを介して電
源Vccに接続され、他端側が出力トランジスタTD0
D3を介して、センスアンプ212に接続されている。
そして、上記ロード抵抗トランジスタB0R及びB2Rのゲ
ートはバンク線BO1に、上記ロード抵抗トランジスタB
1R及びB3Rのゲートはバンク線BO2に接続され、各出力
トランジスタTD0〜TD3のゲートには、コラムデコーダ
10cからの制御信号が入力されるようになっている。
【0055】また、各バーチャルGND線V0〜V3はそ
れぞれ、その一端がロード抵抗トランジスタV0R〜V3R
を介して電源Vccに接続されている。また、上記バー
チャルGND線V0及びV2の一端側は、接地トランジス
タT01Gを介してGNDに接続され、上記バーチャルG
ND線V1及びV3の一端側が接地トランジスタT02G
介してGNDに接続されている。そして、上記ロード抵
抗トランジスタV0R及びV2Rのゲートはバンク選択線B
01に、上記ロード抵抗トランジスタV1R及びV3Rのゲ
ートはバンク選択線BE02に接続され、上記接地トラン
ジスタT01G及びT0 2Gのゲートには、それぞれバンク選
択線BE01及びBE02の電位の反転レベルが入力される
ようになっている。
【0056】また、図3において、判定回路1は、ワー
ド線の立ち上がり状態を示す信号ENAとコラムアドレ
ス信号に基づいて、対応するメモリブロック10a0
のビット線を選択すべきか否かを判定するものであり、
選択回路2は、該判定回路1の判定結果に基づいて、ビ
ット線プリチャージ回路3及びビット線アクセス回路4
の一方を選択するとともに、バーチャルGND線プリチ
ャージ回路5及びバーチャルGND線アクセス回路6の
一方を選択する。
【0057】ここで、上記ビット線プリチャージ回路3
は、ビット線に1/2Vcc程度の電位を供給する回
路、上記ビット線アクセス回路4は、ビット線を1/2
Vccよりやや低い電位を供給する回路であり、また、
バーチャルGND線プリチャージ回路5は、バーチャル
GND線に1/2Vcc程度の電位を供給する回路、バ
ーチャルGND線アクセス回路6は、バーチャルGND
線にGNDレベルを供給する回路である。
【0058】上記各メモリブロックに対応する判定回路
は、ビット線判定回路とバーチャルGND線判定回路と
から構成されており、図5にメモリブロック10a0及び
10a1に対応するビット判定回路1a0及び1a1の回路
構成を示す。
【0059】該ビット判定回路1a0は、上記ENA信
号及びアドレス信号A4,A5を受ける3入力AND回
路111と、上記ENA信号を反転するインバータ11
2aと、該インバータ112aの出力と上記アドレス信
号A4,A5を入力とする3入力NOR回路112と、
これらの回路111及び112の出力を入力とする2入
力NOR回路113と、該回路113の出力を反転する
インバータ114とを有している。
【0060】また、上記判定回路1a0は、該インバー
タ114の出力とアドレス信号A6を入力とする2入力
NAND回路115と、該インバータ114の出力とア
ドレス信号A6の反転信号/A6を入力とする2入力N
AND回路116と、該両NAND回路115,116
の出力を反転するインバータ117,118とを有して
いる。
【0061】そして、上記NAND回路115,116
の出力B0C,B0A及びインバータ117,118の出力
0D,B0Bは、上記ビット線プリチャージ回路3及びビ
ット線アクセス回路4の一方を選択する選択信号となっ
ている。
【0062】また、上記ビット判定回路1a1は、上記
ENA信号を反転するインバータ121aと、該インバ
ータ121aの出力,アドレス信号A5,及びアドレス
信号A4の反転信号/A4を受ける3入力NOR回路1
21と、該NOR回路121の出力及び上記判定回路1
0の3入力NOR回路112の出力を入力とする2入
力NOR回路122と、該回路122の出力を反転する
インバータ123とを有している。
【0063】また、上記判定回路1a1は、該インバー
タ123の出力とアドレス信号A6を入力とする2入力
NAND回路124と、該インバータ123の出力とア
ドレス信号A6の反転信号/A6を入力とする2入力N
AND回路125と、該両NAND回路124,125
の出力を反転するインバータ126,127とを有して
いる。
【0064】そして、上記NAND回路124,125
の出力B1C,B1A及びインバータ126,127の出力
1D,B1Bは、上記ビット線プリチャージ回路13及び
ビット線アクセス回路14の一方を選択する選択信号と
なっている。
【0065】また、図6は、メモリブロック10a0及び
10a1に対応するバーチャルGND線判定回路1b0
び1b1の回路構成を示す。
【0066】該バーチャルGND線判定回路1b0は、
上記ビット線判定回路1a0における2入力NAND回
路115,116に入力されるアドレス信号A6,/A
6を、バーチャルGND線選択信号/VGSEL,VG
SELに代えたものであり、その他の回路構成は上記ビ
ット線判定回路1a0と同一である。また、バーチャル
GND線判定回路1b1も、上記ビット線判定回路1a1
における2入力NAND回路124,125に入力され
るアドレス信号A6,/A6を、バーチャルGND線選
択信号/VGSEL,VGSELに代えたものであり、
その他の回路構成は上記ビット線判定回路1a1と同一
である。
【0067】図7は上記ビット線プリチャージ電源回路
A、ビット線プリチャージ回路3,13、ビット線アク
セス電源回路B、ビット線アクセス回路4,14並びに
ビット線選択回路2a,12aの具体的な回路構成を示
す図であり、ここでは、メモリブロック10a0及びメ
モリブロック10a1に対応するものを示している。
【0068】図7に示すように、ビット線プリチャージ
用電源回路A及びビット線アクセス用電源回路Bは共
に、ダイオード接続のNチャネルトランジスタTPを、
電源Vccと接地との間に5つ直列に接続してなる構成
となっている。該ビット線プリチャージ用電源回路Aで
は、電源側からみて1段目のトランジスタと2段目のト
ランジスタとの接続点からビット線プリチャージ用の電
位A1を出力するようになっている。また、ビット線ア
クセス用電源回路Bでは、電源側からみて2段目のトラ
ンジスタと3段目のトランジスタとの接続点からビット
線アクセス用の電位B1を出力するようになっている。
【0069】また、メモリブロック10a0に対応する
ビット線選択回路2aは、上記バンク選択線B01と上記
電源回路Aの出力との間に接続され、判定回路からの選
択信号BOAを受ける選択トランジスタT0Aと、上記バン
ク選択線B01と上記電源回路Bの出力との間に接続さ
れ、判定回路からの選択信号BOBを受ける選択トランジ
スタT0Bと、上記バンク選択線B02と上記電源回路Aの
出力との間に接続され、判定回路からの選択信号BOC
受ける選択トランジスタT0Cと、上記バンク選択線B02
と上記電源回路Bの出力との間に接続され、判定回路か
らの選択信号BODを受ける選択トランジスタT0D
から構成されている。
【0070】このような構成では、判定回路1からの選
択信号により、バンク選択線B01を介してロード抵抗ト
ランジスタB0R及びB2Rに電源回路Aの出力A1及び電
源回路Bの出力B1のいずれかが供給される。電源回路
Aの出力A1が選択された場合は、バンク選択線B01
対応するロード抵抗トランジスタB0R及びB2Rのドライ
ブ能力は大きくなり、該トランジスタB1R及びB2Rにつ
ながるビット線B0及びB2には、プリチャージレベルと
して1/2Vcc程度の電位が供給される。つまりこの
状態では、上記ロード抵抗トランジスタB0R及びB
2Rは、ビット線プリチャージ回路3を形成することとな
る。
【0071】一方、電源回路Bの出力B1が選択された
場合は、電源回路Aの出力A1が選択された場合に比べ
ると、バンク選択線B01に対応するロード抵抗トランジ
スタB0R及びB2Rのドライブ能力はやや小さくなり、該
トランジスタB0R及びB2Rにつながるビット線B0及び
2には、アクセスレベルとして1/2Vccよりやや
低い電位が供給される。つまりこの状態では、上記ロー
ド抵抗トランジスタB0R及びB2Rは、ビット線アクセス
回路4を形成することとなる。
【0072】また、上記バンク選択線B02につながるロ
ード抵抗トランジスタB1R及びB3Rについても、上記判
定回路1からの選択信号B0C及びB0Dに基づいて、ビッ
ト線プリチャージ回路3及びビット線アクセス回路4の
一方を形成することとなる。また、メモリブロック10
1に対応する選択回路12aは、上記バンク選択線B
11と上記電源回路Aの出力との間に接続され、判定回路
からの選択信号B1Aを受ける選択トランジスタT1Aと、
上記バンク選択線B11と上記電源回路Aの出力との間に
接続され、判定回路からの選択信号B1Bを受ける選択ト
ランジスタT1Bと、上記バンク選択線B12と上記電源回
路Aの出力との間に接続され、判定回路からの選択信号
1Cを受ける選択トランジスタT1Cと、上記バンク選択
線B12と上記電源回路Bの出力との間に接続され、判定
回路からの選択信号B1Dを受ける選択トランジスタT1D
とから構成されている。
【0073】そして、上記バンク選択線B11につながる
ロード抵抗トランジスタB0R’,B2R’,及びB4R
は、該判定回路1からの選択信号B1A,B1Bに基づい
て、また上記バンク選択線B12につながるロード抵抗ト
ランジスタB1R’及びB3R’は、該判定回路1からの選
択信号B1C,B1Dに基づいて、それぞれビット線プリチ
ャージ回路13及びビット線アクセス回路14の一方を
形成することとなる。
【0074】図8は、上記バーチャルGND線プリチャ
ージ電源回路C,バーチャルGND線プリチャージ回路
5,15、バーチャルGND線アクセス電源回路D、バ
ーチャルGND線アクセス回路6,16並びにバーチャ
ルGND線選択回路2b,12bの具体的な回路構成を
示す図であり、ここでは、メモリブロック10a0及び
メモリブロック10a1に対応するものを示している。
【0075】図8に示すように、バーチャルGND線プ
リチャージ用電源回路Cは、ダイオード接続のNチャネ
ルトランジスタTPを、電源Vccと接地との間に5つ
直列に接続してなる構成となっており、この電源回路C
では、電源側からみて1段目のトランジスタと2段目の
トランジスタとの接続点からバーチャルGND線プリチ
ャージ用の電位C1を出力するようになっている。ま
た、バーチャルGND線アクセス用電源回路Dは、一端
が接地され、ゲートに電源電圧Vccが供給されたトラ
ンジスタTPからなり、該トランジスタの他端からバー
チャルGND線アクセス用の電位D1を出力するように
なっている。
【0076】また、メモリブロック10a0に対応する
バーチャルGND線選択回路2bは、上記バンク選択線
BE01と上記電源回路Cの出力との間に接続され、判定
回路からの選択信号VOAを受ける選択トランジスタT0A
と、上記バンク選択線BE01と上記電源回路Dの出力と
の間に接続され、判定回路からの選択信号VOBを受ける
選択トランジスタT0Bと、上記バンク選択線BE02と上
記電源回路Cの出力との間に接続され、判定回路からの
選択信号VOCを受ける選択トランジスタT0Cと、上記バ
ンク選択線BE02と上記電源回路Dの出力との間に接続
され、判定回路からの選択信号VODを受ける選択トラン
ジスタT0Dとを有している。
【0077】また、上記選択回路2bは、バンク選択線
BE01,BE02の電位を反転するインバータI01,I02
と、バーチャルGND線V0,V2と接地との間に接続さ
れ、そのゲートに該インバータI01の出力を受ける接地
側抵抗トランジスタT01Gと、バーチャルGND線V1
3と接地との間に接続され、そのゲートに該インバー
タI02の出力を受ける接地側抵抗トランジスタT02G
を有している。
【0078】また、メモリブロック10a1に対応する
バーチャルGND線選択回路12bは、上記バンク選択
線BE11と上記電源回路Cの出力との間に接続され、判
定回路からの選択信号V1Aを受ける選択トランジスタT
1Aと、上記バンク選択線BE11と上記電源回路Dの出力
との間に接続され、判定回路からの選択信号V1Bを受け
る選択トランジスタT1Bと、上記バンク選択線V12と上
記電源回路Cの出力との間に接続され、判定回路からの
選択信号V1Cを受ける選択トランジスタT1Cと、上記バ
ンク選択線V12と上記電源回路Dの出力との間に接続さ
れ、判定回路からの選択信号V1Dを受ける選択トランジ
スタT1Dと有している。
【0079】また、上記選択回路12bは、バンク選択
線BE11,BE12の電位を反転するインバータI11,I
12と、バーチャルGND線V0,V2と接地との間に接続
され、そのゲートに該インバータI11の出力を受ける接
地側抵抗トランジスタT11Gと、バーチャルGND線
1,V3と接地との間に接続され、そのゲートに該イン
バータI12の出力を受ける接地側抵抗トランジスタT
12Gとを有している。
【0080】次に動作について説明する。
【0081】さて、ここで、一例としてメモリブロック
10a0についての動作説明を行う。後述するように、
読出し時には、所定のワード線がまず立上がっているの
で、読出し動作を、ワード線の立上りの後のコラムアド
レスの状態に分けて述べる。上記判定回路1が、コラム
アドレスA4〜A6に基づいて対応するメモリブロック
10a0に対して直ちにアクセスする必要がないと判定
した場合、つまりメモリブロック10a0のビット線が
非選択である場合には、選択回路2は該判定回路1から
の選択信号を受けて、ビット線プリチャージ回路3及び
バーチャルGNDプリチャージ回路5をアクティブ状態
とする。
【0082】つまり、このとき、ビット線選択回路2a
は、バンク選択線B01及びB02にビット線プリチャージ
用電源回路Aの出力A1を供給して、ロード抵抗トラン
ジスタB0R,B2R及びB1R,B3Rを十分オンさせ、ビッ
ト線B0〜B3をプリチャージレベル(1/2Vcc)に
する(図7参照)。また、上記バーチャルGND線選択
回路2bは、バンク選択線BE01及びBE02にバーチャ
ルGND線プリチャージ用電源回路Cの出力C1を供給
して、ロード抵抗トランジスタV0R,V2R及びV1R,V
3Rを十分オンさせるとともに、接地側トランジスタT
01G及びT02Gをオフして、バーチャルGND線V0〜V3
にプリチャージレベル(1/2Vcc)とする(図8参
照)。
【0083】従って、この場合にはメモリブロック10
0内の全ビット線、全バーチャルGND線に対して、
ビット線プリチャージ回路3及びバーチャルGND線プ
リチャージ回路5より、プリチャージレベルを供給して
プリチャージ動作を完了する。ここでは、途中でのレベ
ルダウン等を考えて、ビット線、バーチャルGND線が
最終的に所定のレベルになるようにプリチャージのレベ
ルを調整しておく。
【0084】次に、判定回路1にて、コラムアドレスA
4〜A6に基づき、メモリブロック10a0に対して直
ちにアクセスする必要があると判定した場合には、この
メモリブロック10a0のビット線はすでにプリチャー
ジされているので、該メモリブロック10a0内の、ア
クセスされるべきビット線には、ビット線アクセス回路
4にてそのままプリチャージレベルの保持を実行する。
つまり、ビット線選択回路2aは、判定回路1からの選
択信号に基づいて所要のバンク選択線にビット線アクセ
ス用電源回路Bの出力B1を供給して、このバンク選択
線につながるロード抵抗トランジスタの駆動能力をやや
下げて、アクセスされるべきビット線を1/2Vccよ
りやや低い電位にする。
【0085】また、アクセスされるべきバーチャルGN
D線に対しては、バーチャルGND線アクセス回路6に
てGNDレベルを供給してメモリセルのアクセスを実行
する。具体的には、バーチャルGND線選択回路2b
は、判定回路1からの選択信号に基づいて所要のバンク
選択線にバーチャルGND線アクセス用電源回路Dの出
力D1を供給して、このバンク選択線につながるロード
抵抗トランジスタをオフ状態として、アクセスされるべ
きバーチャルGND線の電源側端を電源Vccから切り
離すとともに、接地側トランジスタをオンさせて該バー
チャルGND線の接地側端をGNDに接続する。
【0086】このとき、ワード線が立上がっている(ワ
ード線トランジスタがONしている)ので、メモリトラ
ンジスタがオン状態のときは、バーチャルGND線がG
NDレベルであることから、ビット線がGNDに引込ま
れる。メモリトランジスタがオフ状態のときには、ビッ
ト線はプリチャージレベルのままとなり、ビット線電位
の引き込みはない。
【0087】図9には上記回路構成における動作タイミ
ングを示す。
【0088】図9では、ワード線の立上りを認識した時
点にて、ワード線立ち上がり認識信号(ENA)がハイ
レベルになる。ワード線立上り認識信号(ENA)がロ
ーレベルである期間では、上記判定回路1は選択回路2
を制御してビット線プリチャージ回路3及びバーチャル
GND線プリチャージ回路5をアクティブにして、この
場合メモリブロック10a0内の全ビット線、全バーチ
ャルGND線に対してプリチャージレベルを供給する。
なお、ワード線はメモリブロック10a0〜10a3に対
して共通であるため、他のメモリブロック10a1〜1
0a3に対しては、対応する判定回路11,21,31
が選択回路12,22,32を制御して、それぞれのメ
モリブロック内の全ビット線、全バーチャルGND線に
対してプリチャージレベルを供給する。
【0089】次に、ワード線の立ち上がりを認識した時
点にてワード線立ち上がり認識信号(ENA)がHig
hレベルになると、判定回路1は、入力されるアドレス
信号A4〜A6に基づいてその選択出力を制御する。
【0090】ここで、全ビット線、全バーチャルGND
線はプリチャージされているので、今コラムアドレス
(A6、A5、A4)が(0、0、0)である時、つま
りメモリブロック10a0がアクセスされたとき、ビッ
ト線アクセス回路4をアクティブにして所望のビット線
にアクセス電位を供給してプリチャージレベルを保持す
る。また、バーチャルGND線アクセス回路6をアクテ
ィブにして、所望のバーチャルGND線に対してGND
レベルを供給して、所望のメモリセルに対応するビット
線のプリチャージレベルを低下させる。なお、バーチャ
ルGND線は、セルアクセスのとき、常にGNDレベル
になる。
【0091】ここで、メモリトランジスタの記憶情報が
オンであるときは、ビット線とバーチャルGND線のG
NDレベルがつながるので、ビット線のプリチャージレ
ベルは低下する。
【0092】次に、約数十nsの経過後にメモリブロッ
ク10a0のアクセス動作に対応させてセンスアンプ2
12をアクティブにしてビット線のセンスを実行する。
ここでは、全てのメモリブロックに対して1つのセンス
アンプがある。
【0093】図9のタイミングT1では、メモリブロッ
ク10a0に対するプリチャージ動作を終了し、メモリ
セルのアクセス動作を開始する。図9のタイミングT2
では、メモリブロック10a1に対するプリチャージ動
作を終了し、メモリセルのアクセス動作を開始する。図
9のタイミングT3、T4でそれぞれのメモリブロック
における選択メモリセルのデータのセンス動作を終了す
る。このデータのセンス動作は、センスアンプをアクテ
ィブにして行う。
【0094】次に、メモリブロック10a1に対応する
判定回路11に入力されるアドレス信号(A6、A5、
A4)が(0、0、1),つまりメモリブロック10a
1に対応したものとなると、判定回路11はメモリブロ
ック10a1内の選択回路12を制御して、所望のビッ
ト線をアクセスするビット線アクセス回路14をアクテ
ィブにする。このとき該当するビット線では、プリチャ
ージレベルが保持される。 また、判定回路11はメモ
リブロック10a1内の選択回路12を制御して、メモ
リブロック1内のバーチャルGND線アクセス回路16
をアクティブにして、所望のバーチャルGND線に対し
てはGNDレベルを供給し、該当するビット線の引き込
みを実行する。
【0095】そしてコラムアドレス(A6、A5、A
4)が(0、1、0),つまりメモリブロック10a2
に対応したものとなると、メモリブロック10a1に対
してセンスアンプをアクティブにして、ビット線電位の
増幅を行い、同時に所望のバーチャルGND線に対して
はGNDレベルを供給し、アクセスすべきビット線の引
き込み動作を実行している。
【0096】図9などからわかる様に、メモリブロック
10a2に対してアクセス動作を行っているときには、
メモリブロック10a1のデータが出力されつつあり、
メモリブロック10a0は完全に非選択になっている。
【0097】また、この時にはメモリブロック10a0
のビット線センス増幅およびメモリセルアクセス(該当
するビット線及びバーチャルGND線へのアクセス)を
終了して、メモリブロック10a0内の全ビット線、全
バーチャルGND線のプリチャージ動作を実行する。な
ぜなら、この時メモリブロック10a0は、アクセス不
要の状態になっているからである。
【0098】最後にカラムアドレスが先頭の0番目から
数えて256番目になると、センスアンプではメモリブ
ロック10a1内の該当する全ビット線の増幅が終了し
て、メモリブロック10a1内の全ビット線、及び全バ
ーチャルGND線のプリチャージ動作が実行される。
【0099】次に上記ビット線判定回路1a0,1a1
びビット線選択回路2a,12aの動作、及びバーチャ
ルGND線判定回路1b0,1b1及びバーチャルGND
線選択回路2b,12bの動作について図5〜図8を用
いて追加説明する。
【0100】図7の選択回路2aは、図5の判定回路1
0の出力B0A,B0B,B0C,B0Dを受け、メモリブロ
ック10a0に対するビット線プリチャージ回路3及び
ビット線アクセス回路4を選択する。
【0101】また図7の選択回路12aは、図5の判定
回路1a1の出力B1A,B1B,B1C,B1Dを受け、メモ
リブロック10a1のビット線へのビット線プリチャー
ジ回路13及びビット線アクセス回路14を選択する。
【0102】図8のバーチャルGND線選択回路2b
は、図6のバーチャルGND線判定回路1b0の出力V
0A,V0B,V0C,V0Dを受け、メモリブロック10a0
に対するバーチャルGND線プリチャージ回路5及びバ
ーチャルGND線アクセス回路6を選択する。
【0103】また、図8のバーチャルGND線選択回路
12bは、図6のバーチャルGND線判定回路1b1
出力V1A,V1B,V1C,V1Dを受けて、メモリブロック
10a1に対するバーチャルGND線プリチャージ回路
15及びバーチャルGND線アクセス回路16を選択す
る。
【0104】いまコラムアドレス(A6,A5,A4)
が(0,0,0)であると、判定回路1a0の出力は、
0A=Lレベル,B0B=Hレベル,B0C=Hレベル,B
0D=Lレベルとなる。従って、ビット線B0,B2群につ
ながるロード抵抗トランジスタB0R,B2R群に入力され
るゲート信号は電源回路Bの出力B1となる。この電源
回路Bの出力B1のレベルを、Tr段数を変えることに
よって調整してビット線プリチャージレベルを保持す
る。これによってビット線アクセス回路4が選択された
こととなる。
【0105】また判定回路1a0の出力B0Cは、B0C
Hレベルであるため、電源回路Aの出力A1が、ビット
線B1,B3群につながるロード抵抗トランジスタB1R
3R群のゲートに入力される。
【0106】この出力A1のレベルは電源回路Bの出力
B1より高いレベルにあり、ビット線プリチャージレベ
ルを供給し続ける。つまりビット線プリチャージ回路3
が選択されたこととなる。
【0107】同様にして、コラムアドレス(A6,A
5,A4)が(0,0,0)であると、バーチャルGN
D線判定回路1b0の出力レベルは、それぞれV0A=L
レベル,V0B=Hレベル,V0C=Hレベル,V0D=Lレ
ベルとなる。なお、バーチャルGND線選択信号の反転
信号は、/VGSEL=Lである。
【0108】このとき出力V0Bがハイレベルであるた
め、電源回路Dからの出力D1が、バーチャルGND線
0,V2群につながるロード抵抗トランジスタのゲート
に入力され、さらに該出力D1の反転レベルが接地側ト
ランジスタT01Gのゲートに入力される。これにより、
バーチャルGND線V0,V2群がGNDレベルに接続さ
れ、所望のメモリセルがアクセスされたこととなる。つ
まりバーチャルGND線アクセス回路6が選択されたこ
ととなる。
【0109】また判別回路1b0の出力は、V0C=Hレ
ベル,V0D=Lレベルとなり、電源回路Cの出力信号C
1が、バーチャルGND線V1,V3群につながるロード
抵抗トランジスタV1R,V3Rに入力され、さらに該出力
C1の反転レベルが接地側トランジスタT02Gに入力さ
れる。これによりバーチャルGND線V1,V3群へのプ
リチャージレベルの供給が維持される。つまり、バーチ
ャルGND線プリチャージ回路5が選択されたこととな
る。
【0110】また、同様にして、メモリブロック10a
1に対しても、ビット線判定回路1a1の出力B1A
1B,B1C,B1Dに基づいてビット線選択回路12aが
制御され、バーチャルGND線判定回路1b1の出力V
1A,V1B,V1C,V1Dに基づいてビット線選択回路12
bが制御されて、ビット線プリチャージ回路13及びビ
ット線アクセス回路14の一方、また、バーチャルGN
D線プリチャージ回路15及びバーチャルGND線アク
セス回路16の一方が選択される。
【0111】また、図4においてメモリセルM11が記
憶するデータの読み出しを行う場合、バンク選択線BO1
へは、対向するビット線がプリチャージレベルを保持可
能な電位B1を供給し、バンク選択線BO2に対しては、
ビット線にプリチャージレベルを安定供給可能な電圧A
1(但しA1>B1)を供給する。また、バンク選択線
BE01にはGNDレベルを供給し、バンク選択線BE02
に対してはプリチャージレベルを安定供給可能な電位C
1(=A1)を供給する。
【0112】上記読出し動作は、メモリセルM11が含
まれるメモリブロックとは異なるメモリブロックに対す
る、コラムアドレス信号の入力からコラムデコーダによ
るアドレスのデコーダまでの期間において実行され、特
に本願発明はページ内をランダムに読み出す場合に高速
化が可能となる。
【0113】さらに、コラムデコーダにより選択された
ビット線とセンスアンプが接続されたとき、ビット線電
位は確定しており、従来のようにページモード実現のた
めにセンスアンプを複数個設けることなしに、図1で示
された構成で高速かつ連続したデータの読み出しが可能
となる。
【0114】なお、上記実施形態1では、バンク選択線
にバーチャルGND線アクセス回路より、電源回路Dの
出力D1を供給するようにしたが、該バンク選択線には
GNDレベルを直接供給するようにしてもよい。
【0115】また、上記実施形態1では、ページモード
にて連続してデータを読み出す場合には、例えばメモリ
ブロック10a0をアクセスして、センスアンプにて増
幅する期間に、予めメモリブロック10a1のメモリセ
ルをアクセス(ビット線プリチャージレベル保持及びバ
ーチャルGND線にGNDレベル供給)して、ビット線
とレファレンス線の電位差を確保しておくようにし、こ
の動作によってセンスアンプの増幅期間の短縮を図り、
高速化を可能としたが、全メモリブロックを同時にアク
セスして、ビット線とレファレンス線の電位差を確保し
ておくようにしてもよい。
【0116】(実施形態2)この実施形態2に係る半導
体記憶装置は、上記実施形態1における判定回路1,1
1,21,31を、所定のワード線が立ち上がったと
き、該ワード線によって活性化された全てのページ内メ
モリセルに対するビット線のうち、バンク選択線により
選択された全てのビット線の電位が、前記プリチャージ
電位からこれよりやや低いアクセス電位まで低下し、該
所定のワード線によって活性化された全てのページ内メ
モリセルに対するバーチャルGND線のうち、該バンク
選択線により選択された全てのバーチャルGND線の電
位が、該プリチャージ電位から、GNDレベルよりやや
高い値にまで低下するよう、複数のビット線アクセス回
路4,14,24,34及びバーチャルGND線アクセ
ス回路6,16,26,36を制御する構成としたもの
である。
【0117】また、この実施形態では、全メモリブロッ
クをアクセス状態とし、その時の消費電流の低減化対策
として、バーチャルGND線のアクセスレベルをGND
よりやや浮かせておく。メモリ装置のうち、DRAMと
ROMではプリチャージ時の電流消費が大きく異なる。
例えば、DRAMではほとんど電流消費はないが、RO
Mでの電流消費は大きい。従って、バーチャルGND線
のアクセスレベルをGNDよりやや浮かせておくことは
ROMにおいては非常に有効である。
【0118】本実施形態2では、ワード線及びバンク選
択線によってアクセスされるメモリセルを全てアクセス
しておく。この状態ではビット線とバーチャルGND線
がアクティブになることによって、メモリセルが確定す
る。これにより、ビット線とREF線との電位差を僅か
ながら付けておくことができる。
【0119】従って、センスアンプによる増幅時には、
ビット線とREF線とを比較することにより、従来より
も高速にビット線の増幅が完了して高速なデータ読み出
しを実現することができる。
【0120】
【0121】図13は本実施形態2による半導体記憶装
置の構成を説明するための図であり、バーチャルGND
線選択回路及びその周辺回路の具体的な構成を示してい
る。図において、2b’及び12b’は、この実施形態
2におけるバーチャルGND線選択回路であり、該選択
回路2b’では、接地側トランジスタT01Gとバーチャ
ルGND線V0,V2との間には、さらにダイオード接続
の負荷トランジスタT01G’が接続され、また接地側ト
ランジスタT02GとバーチャルGND線V1,V3との間
には、さらにダイオード接続の負荷トランジスタ
02G’が接続されている。
【0122】また、該選択回路12b’では、接地側ト
ランジスタT11GとバーチャルGND線V0,V2との間
には、さらにダイオード接続の負荷トランジスタ
11G’が接続され、また接地側トランジスタT12Gとバ
ーチャルGND線V1,V3との間には、さらにダイオー
ド接続の負荷トランジスタT12G’が接続されている。
【0123】この実施形態2では、データの読出しの際
にバーチャルGND線に印加される電位が、実施形態1
のものに比べて若干高くなるので、メモリセルのアクセ
ス動作,つまりビット線へのデータの読み出しが、実施
形態1と比較すると緩やかではあるが、すべてのメモリ
ブロックに対してアクセス動作が実行され続ける。
【0124】よって、センスアンプでのビット線増幅動
作時間の短縮につながる。
【0125】また、所望のワード線、バンク選択線によ
ってアクセスされた全てのメモリセルに対して、メモリ
セルのアクセス(メモリセルによるビット線引き込み動
作)が実行されているために、そのワード線及びバンク
選択線によってアクセスされる全てのメモリセル(ペー
ジ内のメモリセル)に対しては、ランダムなアクセスが
高速に実行される。このページモードでは、ワード線が
共通であるメモリセルのうちから、順次異なるビット線
に対応するメモリセルが読み出される。
【0126】図10(a)に、従来の半導体記憶装置の
ページモード、特にページ内をランダムに読み出す場合
におけるタイミング図を示す。ページモードにおけるラ
ンダムアクセスではアドレスの予想が困難になるため、
従来の構成の半導体記憶装置では、アドレス入力後にビ
ット線プリチャージ動作が必要になる。
【0127】図10(a)では、ページアドレスデコー
ド後、ビット線プリチャージ動作、メモリセルによるビ
ット線引き込み動作、センスアンプによるビット線増幅
動作、及びデータの出力動作が必要となる。
【0128】これに対し本発明の実施形態2の半導体記
憶装置によるページ内ランダムアクセスでは、ページア
ドレスデコードの際にビット線のプリチャージ及びメモ
リセルのアクセス動作が行われるため、ページアドレス
デコード後は、センスアンプによるビット線増幅動作、
及びデータの出力動作のみとなる。このため、読出し動
作の高速化が可能となる。図10(b)には、本実施形
態2の動作のタイミングを示している。
【0129】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、チップサ
イズの増加を招くことなく、高速にしかも連続してデー
タの読み出しを行うことができる効果がある。
【0130】つまり、ページモードやバーストモードを
使用して、データの読出しを高速に尚かつ連続して行う
場合には、従来の構成では、数個のセンスアンプを同時
に動作させて読み出したデータをレジスタに確保してお
き、レジスタからのデータの出力中に、次に読み出すメ
モリセルに対するプリチャージ動作に移る必要がある。
【0131】これに対し本発明では、センスアンプによ
るビット線増幅動作の前の段階にて、読み出すべきメモ
リセルに対するプリチャージ動作及びメモリセルによる
ビット線引き込み動作を終了させている。従って、1つ
のセンスアンプによるデータの増幅及び増幅データのレ
ジスタへの確保を、順次アクセスすべきメモリセルに対
して行うことにより、読出しを高速にしかも連続して行
うことができる。
【0132】また、本発明では、従来からのプリチャー
ジ回路を省略したシステム構成の採用が可能となるため
に、周辺回路が簡略化されてチップ面積の増加を防ぐこ
とができる。
【0133】また、本発明では、ページ内をランダムに
アクセスする場合には、ビット線プリチャージ動作、メ
モリセルによるビット線引き込み動作が既に実行されて
いるために、読出しサイクルの高速化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による半導体記憶装置にお
けるデータ読出しのための概略構成を示す図である。
【図2】上記実施形態1による半導体記憶装置の1つの
メモリセルアレイに対応する全体的な構成を示す図であ
る。
【図3】上記メモリセルアレイを構成するメモリブロッ
クの1つに対応する構成を示す図である。
【図4】上記半導体記憶装置におけるメモリセルアレイ
の詳細な構成を示す図である。
【図5】上記半導体記憶装置を構成するビット線判定回
路の具体的な回路構成を示す図である。
【図6】上記半導体記憶装置を構成するバーチャルGN
D線判定回路の具体的な回路構成を示す図である。
【図7】上記半導体記憶装置を構成するビット線選択回
路及びその周辺の具体的な回路構成を示す図である。
【図8】上記半導体記憶装置を構成するバーチャルGN
D線選択回路及びその周辺の具体的な回路構成を示す図
である。
【図9】上記実施形態1の半導体記憶装置におけるメモ
リブロック間での動作タイミングを説明するための図で
ある。
【図10】ページ内モードでのランダムアクセス動作の
タイミングを説明するための図であり、図10(a)は
従来の半導体記憶装置に対応するもの、図10(b)は
本発明の実施形態2の半導体記憶装置に対応するものを
示している。
【図11】従来のページモードでもってデータ読出しを
行うための回路構成を示すブロック図であり、センスア
ンプ増設による回路構成を示している。
【図12】従来のページモードでもってデータ読出しを
行うための他の回路構成を示すブロック図であり、プリ
チャージ回路の増設による回路構成を示している。
【図13】本発明の実施形態2による半導体記憶装置の
構成を説明するための図であり、該半導体記憶装置にお
けるバーチャルGND線選択回路及びその周辺の具体的
な回路構成を示している。
【符号の説明】
1,11,21,31 判定回路 2,12,22,32 選択回路 3,13,23,33 ビット線プリチャージ回路 4,14,24,34 ビット線アクセス回路 5,15,25,35 バーチャルGND線プリチャー
ジ回路 6,16,26,36 バーチャルGND線アクセス回
路 10 メモリセルアレイ 10a0,10a1,10a2,10a3 メモリブロック 10b ローデコーダ 10c コラムデコーダ 100 半導体記憶装置 212 センスアンプ 213 データレジスタ A ビット線プリチャージ用電源回路 B ビット線アクセス用電源回路 C バーチャルGND線プリチャージ用電源回路 D バーチャルGND線アクセス用電源回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配列された複数のメモリ
    セルと、該メモリセルの各行に対応させて設けられ、対
    応する行のメモリセルを活性化するための複数のワード
    線と、それぞれ該メモリセルの各列に対応させて設けら
    れ、メモリセルのデータを読み出すための複数のビット
    線及び複数のバーチャルGNDとを含み、各メモリセル
    の一端が対応するビット線に、その他端が対応するバー
    チャルGNDに接続され、複数のメモリブロックに分割
    されたメモリセルアレイを備え、アクセスされるべきメ
    モリセルにつながるビット線及びバーチャルGND線
    を、データ読出し動作のためのアクセス電位に設定し、
    アクセスする必要のないメモリセルにつながるビット線
    及びバーチャルGND線をプリチャージ動作のためのプ
    リチャージ電位に設定するよう構成した半導体記憶装置
    であって、 入力されたアドレス信号に基づいて、各メモリブロック
    内のビット線及びバーチャルGND線に供給すべき電位
    を、該プリチャージ電位とするか、あるいは該アクセス
    電位とするかを、各メモリブロック毎に判定する判定手
    段と、 該各メモリブロックに対応して設けられ、該判定手段に
    よって、対応するメモリブロックに対してアクセスする
    必要があると判定された場合に、対応するメモリブロッ
    クの1つ前のメモリブロックがアクセスされている時点
    に、対応するメモリブロックの該ビット線及び該バーチ
    ャルGND線に該プリチャージ電位をそれぞれ供給する
    複数のプリチャージ回路と、 該各メモリブロックに対応して設けられ、該プリチャー
    ジ回路にてプリチャージ電位とされた対応するメモリブ
    ロックの該ビット線及び該バーチャルGND線にアクセ
    ス電位をそれぞれ供給する複数のアクセス回路とを備え
    た半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記アクセス回路は、 アクセスされるべき、所望のメモリブロックのビット線
    に該プリチャージ電位より低いアクセス電位を供給する
    アクセス電位供給回路と、 アクセスされるべき、所望のメモリブロックのバーチャ
    ルGND線にGNDレベルを供給するGNDレベル供給
    回路とを備えている半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記メモリセルアレイは、各メモリブロック内に、所定
    のビット線及び所定のバーチャルGND線のみ選択する
    ためのバンク選択線を有しており、 前記判定手段は、 所定のワード線によって活性化された全てのページ内メ
    モリセルに対するビット線のうち、該バンク選択線によ
    り選択された全てのビット線の電位が、前記プリチャー
    ジ電位からこれよりやや低いアクセス電位まで低下し、
    かつ、該所定のワード線によって活性化された全てのペ
    ージ内メモリセルに対するバーチャルGND線のうち、
    該バンク選択線により選択された全てのバーチャルGN
    D線の電位が、該プリチャージ電位から、GNDレベル
    よりやや高い値にまで低下するよう前記複数のアクセス
    回路を制御する構成となっている半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 複数のメモリブロックに分割されたメモ
    リセルアレイを備えた半導体記憶装置において、メモリ
    セルのデータのアクセスを行う際、アクセスされるべき
    メモリセルにつながるビット線及びバーチャルGND線
    をアクセス動作のためのアクセス電位に設定し、アクセ
    スする必要のないメモリセルにつながるビット線及びバ
    ーチャルGND線をプリチャージ動作のためのプリチャ
    ージ電位に設定するメモリアクセス方法であって、 1つのワード線が活性化されてページ内メモリセルが選
    択されたとき、 入力されたアドレスに基づいて、アクセスする必要のあ
    るメモリブロックを判定して、その判定されたメモリブ
    ロックの1つ前のメモリブロックがアクセスされている
    時点にて、該判定されたメモリブロック内の、アクセス
    されるべきメモリセルにつながるビット線及びバーチャ
    ルGND線をプリチャージ電位に設定する動作を、複数
    のメモリブロックに対して順次行うメモリアクセス方
    法。
  5. 【請求項5】 複数のメモリブロックに分割されたメモ
    リセルアレイを備えた半導体記憶装置において、メモリ
    セルからのデータのアクセスを行う際、アクセスされる
    べきメモリセルにつながるビット線及びバーチャルGN
    D線をアクセス動作のためのアクセス電位に設定し、ア
    クセスする必要のないメモリセルにつながるビット線及
    びバーチャルGND線をプリチャージ動作のためのプリ
    チャージ電位に設定するメモリアクセス方法であって、 1つのワード線が活性化されてページ内メモリセルが選
    択されたとき、 該ページ内メモリセルに接続されたビット線及びバーチ
    ャルGND線のうち、入力されたアドレスに基づいてバ
    ンク選択線により選択されたビット線及びバーチャルG
    ND線をすべて、全メモリブロックに対して同時にアク
    セス電位に設定するメモリアクセス方法。
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