JP2002244920A - Dramインターフェース回路 - Google Patents

Dramインターフェース回路

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JP2002244920A
JP2002244920A JP2001037990A JP2001037990A JP2002244920A JP 2002244920 A JP2002244920 A JP 2002244920A JP 2001037990 A JP2001037990 A JP 2001037990A JP 2001037990 A JP2001037990 A JP 2001037990A JP 2002244920 A JP2002244920 A JP 2002244920A
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address
access
bank
burst
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JP2001037990A
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Hiroyuki Fukuyama
弘幸 福山
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続アドレスの一連のアクセスの開始から終
了までの連続アクセスを実現し、アクセス時間を短縮す
る。 【解決手段】 複数のROWを配置したBANKを複数
設けたDRAMのアクセスを、ROWアドレスが連続す
る一連のアクセスにおいて全てのROW遷移が異なるB
ANKに配置されたROWの間で生じるように制御し、
第1のROWがこれからアクセスされるあるいはアクセ
スされているアクセスROWであり、第2のROWが連
続アドレスのアクセスであれば上記アクセスROWの次
にアクセスされる次アクセスROWである期間に、上記
第1のROWのアクセスに並行して、上記第2のROW
をあらかじめアクティブにしておき、上記アクセスRO
Wが上記第2のROWに遷移したときに、上記第2のR
OWのアクセスに並行して、上記第1のROWをプリチ
ャージする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAMのアクセ
スを制御するDRAMインターフェース回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】記憶装置としてDRAMを備えるマイク
ロプロセッサにおいては、DRAMインターフェース回
路を設け、このDRAMインターフェース回路によって
DRAMのアクセス(データの書き込みまたは読み出
し)を制御する。
【0003】DRAMにおいては、メモリセルをアクセ
スをする前に、そのメモリセルが配置されたロウ(ro
w、以下ROW)をアクティブにする必要がある。この
ため、DRAMインターフェース回路は、アクセスする
アドレスについてリード・ライトコマンド(リードコマ
ンドまたはライトコマンド)を発行する前に、アクセス
するROWがアクティブになっているか否かを判別し、
アクティブになっていなければ、アクティブコマンドを
発行してそのROWをアクティブにする。また、アクセ
スするROWが他のROWに遷移するときには、それま
でアクセスしていたROWにプリチャージコマンドを発
行してそのROWをプリチャージする。
【0004】アクセス時間を短縮することを目的とした
DRAMについては、SDRAM(Synchronous DRAM)
がある。SDRAMは、クロック信号に同期して動作す
るDRAMであり、DRAMインターフェース回路によ
って制御され、複数のカラム(column、以下COL)に
配置されたメモリセルを連続してアクセスするバースト
動作が可能である。また、アクセス時間を短縮すること
を目的としたDRAMインターフェース回路について
は、例えば、特開平9−106669号公報に記載され
たものがある。上記文献には、BANKを跨いだバース
ト動作においてアクセス時間を短縮する技術が記載され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のDRAMインタ
ーフェース回路は、連続アドレスの一連のアクセス(R
OWアドレスが連続する一連のアクセス)においては、
第1のBANKの全てのROWをアクセスし、そのあと
第2のBANKの全てのROWをアクセスするため、R
OW遷移は、同じBANK内のROWの間で生じる場合
と、異なるBANKのROWの間で生じる場合とがあ
る。異なるBANK間でROW遷移を生じる場合には、
上記文献に記載された技術によって連続アクセスが可能
である。しかし、同じBANK内でROW遷移を生じる
場合には、それまでアクセスしていた第1のROWにプ
リチャージコマンドを発行してから、第1のROWのプ
リチャージが完了するのを待ってこれからアクセスする
第2のROWにアクティブコマンドを発行し、第2のR
OWがアクティブになるまで、リード・ライトコマンド
の発行を中断する必要がある。このため、上記第1のR
OWをプリチャージする期間および上記第2のROWを
アクティブにする期間においては、アクセスが中断さ
れ、これにより、DRAMのアクセス時間が増大すると
いう問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたものであり、連続アドレスの一連のアクセス
の開始から終了まで連続アクセスが可能であり、アクセ
ス時間を短縮できるDRAMインターフェース回路を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明の請求項1記載のDRAMインターフェ
ース回路は、複数のROWを配置したBANKを複数設
けたDRAMのアクセスを、ROWアドレスが連続する
一連のアクセスにおいて全てのROW遷移が異なるBA
NKに配置されたROWの間で生じるように制御するD
RAMインターフェース回路であって、第1のROWが
これからアクセスされるあるいはアクセスされているア
クセスROWであり、第2のROWが連続アドレスのア
クセスであれば上記アクセスROWの次にアクセスされ
る次アクセスROWである期間に、上記第1のROWの
アクセスに並行して、上記第2のROWをあらかじめア
クティブにしておき、上記アクセスROWが上記第2の
ROWに遷移したときに、上記第2のROWのアクセス
に並行して、上記第1のROWをプリチャージすること
を特徴とする。
【0008】請求項2記載のDRAMインターフェース
回路は、上記請求項1において、連続して入力される一
連のアドレス信号に従って一連のアクセスを制御し、ア
クセスROWが上記第2のROWに遷移したときに、上
記第2のROWのアクセスに並行して、新たな次アクセ
スROWをアクティブにすることを特徴とする。
【0009】請求項3記載のDRAMインターフェース
回路は、上記請求項2において、上記アクセスROWが
上記次アクセスROWと異なる第3のROWに遷移する
ときに、上記第3のROWをアクティブにし、アクセス
ROWが上記第3のROWに遷移したときに、新たな次
アクセスROWをアクティブにすることを特徴とする。
【0010】請求項4記載のDRAMインターフェース
回路は、上記請求項2において、上記一連のアクセスの
最初に、上記次アクセスROWをアクティブにすること
を特徴とする。
【0011】請求項5記載のDRAMインターフェース
回路は、上記請求項2において、入力されたアドレス信
号をデコードし、入力ROWアドレス、入力BANKア
ドレス、入力カラムアドレスを生成するアドレスデコー
ド手段と、上記アクセスROWのROW/BANKアド
レスを記憶するアドレスレジスタと、リード・ライトコ
マンドの発行が許可されているときに、上記入力ROW
/BANK/カラムアドレスについてリード・ライトコ
マンドを発行するリード・ライトコマンド生成手段と、
上記入力ROW/BANKアドレスを上記アクセスRO
WのROW/BANKアドレスと比較するアクセスアド
レス比較手段と、上記入力ROW/BANKアドレスを
上記次アクセスROWのROW/BANKアドレスと比
較する次アクセスアドレス比較手段と、アクティブ・プ
リチャージコマンドを発行するとともに、上記リード・
ライトコマンドの発行を許可または禁止するアクティブ
・プリチャージコマンド生成手段とを備え、上記アクテ
ィブ・プリチャージコマンド生成手段は、上記入力RO
W/BANKアドレスが上記アクセスROWまたは上記
次アクセスROWのROW/BANKアドレスと一致す
るとき、上記入力ROW/BANK/カラムアドレスに
ついてのリード・ライトコマンドの発行を直ちに許可
し、上記入力ROW/BANKアドレスが上記次アクセ
スROWのROW/BANKアドレスと一致し、アクセ
スROWが次アクセスROWに遷移するときにはさら
に、新たなアクセスROWのアクセスに並行して、それ
までのアクセスROWにプリチャージコマンドを発行
し、新たなアクセスROWのROW/BANKアドレス
を上記アドレスレジスタに記憶し、新たな次アクセスR
OWにアクティブコマンドを発行することを特徴とす
る。
【0012】請求項6記載のDRAMインターフェース
回路は、上記請求項2において、それぞれ複数のバンク
を設けた複数のDRAMのアクセスを制御するDRAM
インターフェース回路であって、上記第1のROWおよ
び上記第2のROWが第1のDRAMに配置されたRO
Wであり、連続アドレスのアクセスであれば上記第2の
ROWの次にアクセスされる第3のROWが第2のDR
AMに配置されたROWである場合には、アクセスRO
Wが上記第2のROWに遷移するときに、上記第2のD
RAMを一時選択して上記第3のROWをアクティブに
することを特徴とする。
【0013】請求項7記載のDRAMインターフェース
回路は、上記請求項6において、入力されたアドレス信
号をデコードし、上記複数のDRAMの内のいずれかを
選択するための入力コアアドレス、入力ROWアドレ
ス、入力BANKアドレス、入力カラムアドレスを生成
するアドレスデコード手段と、上記アクセスROWのコ
ア/ROW/BANKアドレスを記憶するアドレスレジ
スタと、リード・ライトコマンドの発行が許可されてい
るときに、選択されているDRAMの上記入力コア/R
OW/BANK/カラムアドレスについてリード・ライ
トコマンドを発行するリード・ライトコマンド生成手段
と、上記入力コア/ROW/BANKアドレスを上記ア
クセスROWのコア/ROW/BANKアドレスと比較
するアクセスアドレス比較手段と、上記入力コア/RO
W/BANKアドレスを上記次アクセスROWのコア/
ROW/BANKアドレスと比較する次アクセスアドレ
ス比較手段と、上記複数のDRAMの内のいずれかを選
択し、選択したDRAMについて、アクティブ・プリチ
ャージコマンドを発行するとともに、上記リード・ライ
トコマンドの発行を許可または禁止するアクティブ・プ
リチャージコマンド生成手段とを備え、上記アクティブ
・プリチャージコマンド生成手段は、アクセスROWが
上記第1のROWであり、次アクセスROWが上記第2
のROWである場合において、上記入力コア/ROW/
BANKアドレスが上記第2のROWのコア/ROW/
BANKアドレスと一致し、アクセスROWが上記第2
のROWに遷移するときに、上記第2のROWのコア/
ROW/BANKアドレスを上記アドレスレジスタに記
憶するとともに、リード・ライトコマンドの発行を禁止
して第2のDRAMを選択し、上記第3のROWにアク
ティブコマンドを発行し、第1のDRAMを再び選択し
てリード・ライトコマンドの発行を許可し、上記第2の
ROWのアクセスに並行して上記第1のROWにプリチ
ャージコマンドを発行し、アクセスROWが上記第2の
ROWであり、次アクセスROWが上記第3のROWで
ある場合において、上記入力コア/ROW/BANKア
ドレスが上記第3のROWのコア/ROW/BANKア
ドレスと一致し、アクセスROWが上記第3のROWに
遷移するときに、リード・ライトコマンドの発行を禁止
して上記第2のROWにプリチャージコマンドを発行
し、上記第2のDRAMを選択してリード・ライトコマ
ンドの発行を許可し、第3のROWのアクセスに並行し
て、上記第3のROWのコア/ROW/BANKアドレ
スを上記アドレスレジスタに記憶し、新たな次アクセス
ROWにアクティブコマンドを発行することを特徴とす
る。
【0014】請求項8記載のDRAMインターフェース
回路は、上記請求項1において、入力されたバースト初
期アドレス信号およびバースト長信号に従ってバースト
動作を制御し、バースト動作中において、アクセスRO
Wが上記第2のROWに遷移したときに、上記第2のR
OWのアクセスに並行して、新たな次アクセスROWを
アクティブにすることを特徴とする。
【0015】請求項9記載のDRAMインターフェース
回路は、上記請求項8において、上記バースト動作の最
初に、上記次アクセスROWをアクティブにすることを
特徴とする。
【0016】請求項10記載のDRAMインターフェー
ス回路は、上記請求項8において、入力されたバースト
初期アドレス信号をデコードし、入力バースト初期RO
Wアドレス、入力バースト初期BANKアドレス、入力
バースト初期カラムアドレスを生成するアドレスデコー
ド手段と、入力されたバースト長信号をデコードし、バ
ースト長データを生成するバースト長デコード手段と、
入力バースト初期ROW/BANK/カラムアドレスか
らバースト長に達するまでカウントするアドレスカウン
ト手段と、上記アクセスROWのROW/BANKアド
レスを記憶するアドレスレジスタと、カウントされたそ
れぞれのROW/BANK/カラムアドレスについてリ
ード・ライトコマンドを発行するリード・ライトコマン
ド生成手段と、カウントされたカラムアドレスが最終カ
ラムアドレスに達したか否かを比較するバーストカラム
アドレス比較手段と、アクティブ・プリチャージコマン
ドを発行するとともに、上記リード・ライトコマンドの
発行を許可または禁止するアクティブ・プリチャージコ
マンド生成手段とを備え、上記アクティブ・プリチャー
ジコマンド生成手段は、バースト動作中において、連続
してリード・ライトコマンドの発行を許可し、カウント
されたカラムアドレスが最終カラムアドレスから初期カ
ラムアドレスに戻り、アクセスROWが次アクセスRO
Wに遷移したときに、新たなアクセスROWのアクセス
に並行して、それまでのアクセスROWにプリチャージ
コマンドを発行し、新たなアクセスROWのROW/B
ANKアドレスを上記アドレスレジスタに記憶し、新た
な次アクセスROWにアクティブコマンドを発行するこ
とを特徴とする。
【0017】請求項11記載のDRAMインターフェー
ス回路は、上記請求項8において、それぞれ複数のバン
クを設けた複数のDRAMのアクセスを制御するDRA
Mインターフェース回路であって、上記第1のROWお
よび上記第2のROWが第1のDRAMに配置されたR
OWであり、連続アドレスのアクセスであれば上記第2
のROWの次にアクセスされる第3のROWが第2のD
RAMに配置されたROWである場合には、アクセスR
OWが上記第2のROWに遷移するときに、上記第2の
DRAMを一時選択して上記第3のROWをアクティブ
にすることを特徴とする。
【0018】請求項12記載のDRAMインターフェー
ス回路は、上記請求項11において、入力されたバース
ト初期アドレス信号をデコードし、上記複数のDRAM
の内のいずれかを選択するための入力バースト初期コア
アドレス、入力バースト初期ROWアドレス、入力バー
スト初期BANKアドレス、入力バースト初期カラムア
ドレスを生成するアドレスデコード手段と、入力された
バースト長信号をデコードし、バースト長データを生成
するバースト長デコード手段と、入力バースト初期コア
/ROW/BANK/カラムアドレスからバースト長に
達するまでカウントするアドレスカウント手段と、上記
アクセスROWのROW/BANKアドレスを記憶する
アドレスレジスタと、リード・ライトコマンドの発行が
許可されているときに、選択されているDRAMのカウ
ントされたそれぞれのコア/ROW/BANK/カラム
アドレスについてリード・ライトコマンドを発行するリ
ード・ライトコマンド生成手段と、カウントされたカラ
ムアドレスが最終カラムアドレスに達したか否かを比較
するバーストカラムアドレス比較手段と、上記複数のD
RAMの内のいずれかを選択し、選択したDRAMにつ
いて、アクティブ・プリチャージコマンドを発行すると
ともに、上記リード・ライトコマンドの発行を許可また
は禁止するアクティブ・プリチャージコマンド生成手段
とを備え、上記アクティブ・プリチャージコマンド生成
手段は、アクセスROWが上記第1のROWであり、次
アクセスROWが上記第2のROWである場合におい
て、カウントされたカラムアドレスが最終カラムアドレ
スから初期カラムアドレスに戻り、アクセスROWが上
記第2のROWに遷移するときに、上記第2のROWの
コア/ROW/BANKアドレスを上記アドレスレジス
タに記憶するとともに、リード・ライトコマンドの発行
を禁止して第2のDRAMを選択し、上記第3のROW
にアクティブコマンドを発行し、第1のDRAMを再び
選択してリード・ライトコマンドの発行を許可し、上記
第2のROWのアクセスに並行して上記第1のROWに
プリチャージコマンドを発行し、アクセスROWが上記
第2のROWであり、次アクセスROWが上記第3のR
OWである場合において、カウントされたカラムアドレ
スが最終カラムアドレスから初期カラムアドレスに戻
り、アクセスROWが上記第3のROWに遷移するとき
に、リード・ライトコマンドの発行を禁止して上記第2
のROWにプリチャージコマンドを発行し、上記第2の
DRAMを選択してリード・ライトコマンドの発行を許
可し、第3のROWのアクセスに並行して、上記第3の
ROWのコア/ROW/BANKアドレスを上記アドレ
スレジスタに記憶し、新たな次アクセスROWにアクテ
ィブコマンドを発行することを特徴とする。
【0019】請求項13記載のDRAMインターフェー
ス回路は、上記請求項1において、入力されたバースト
初期アドレス信号およびバースト長信号に従ってバース
ト動作を制御し、バースト動作中において、アクセスR
OWが上記第2のROWに遷移し、上記第2のROWに
おいてのアクセスが所定のカラムアドレスに達したとき
に、新たな次アクセスROWをアクティブにすることを
特徴とする。
【0020】請求項14記載のDRAMインターフェー
ス回路は、上記請求項13において、上記所定のカラム
アドレスを、プログラムによって変更可能であることを
特徴とする。
【0021】請求項13記載のDRAMインターフェー
ス回路は、上記請求項13において、バースト動作の最
初に、上記次アクセスROWをアクティブにすることを
特徴とする。
【0022】請求項16記載のDRAMインターフェー
ス回路は、上記請求項13において、バースト初期カラ
ムアドレスが上記所定のカラムアドレスに達していると
きにのみ、バースト動作の最初に上記次アクセスROW
をアクティブにすることを特徴とする。
【0023】請求項17記載のDRAMインターフェー
ス回路は、上記請求項13において、入力されたバース
ト初期アドレス信号をデコードし、入力バースト初期R
OWアドレス、入力バースト初期BANKアドレス、入
力バースト初期カラムアドレスを生成するアドレスデコ
ード手段と、入力されたバースト長信号をデコードし、
バースト長データを生成するバースト長デコード手段
と、入力バースト初期ROW/BANK/カラムアドレ
スからバースト長に達するまでカウントするアドレスカ
ウント手段と、上記アクセスROWのROW/BANK
アドレスを記憶するアドレスレジスタと、リード・ライ
トコマンドの発行が許可されているときに、カウントさ
れたそれぞれのROW/BANK/カラムアドレスにつ
いてリード・ライトコマンドを発行するリード・ライト
コマンド生成手段と、所定のカラムアドレスがあらかじ
め記憶されているカラムアドレスレジスタと、カウント
されたカラムアドレスが上記所定のカラムアドレスに達
しているか否かを比較するバーストカラムアドレス比較
手段と、アクティブ・プリチャージコマンドを発行する
とともに、上記リード・ライトコマンドの発行を許可ま
たは禁止するアクティブ・プリチャージコマンド生成手
段とを備え、上記アクティブ・プリチャージコマンド生
成手段は、バースト動作中において、連続してリード・
ライトコマンドの発行を許可し、カウントされたカラム
アドレスが最終カラムアドレスから初期カラムアドレス
に戻り、アクセスROWが次アクセスROWに遷移した
ときに、新たなアクセスROWのアクセスに並行して、
それまでのアクセスROWにプリチャージコマンドを発
行し、新たなアクセスROWのROW/BANKアドレ
スを上記アドレスレジスタに記憶し、上記新たなアクセ
スROWにおいてのアクセスが上記所定のカラムアドレ
スに達したときに、新たな次アクセスROWにアクティ
ブコマンドを発行することを特徴とする。
【0024】請求項18記載のDRAMインターフェー
ス回路は、上記請求項13において、それぞれ複数のバ
ンクを設けた複数のDRAMのアクセスを制御するDR
AMインターフェース回路であって、上記アクセスRO
Wが第1のDRAMに配置されたROWであり、上記次
アクセスROWが第2のDRAMに配置されたROWで
ある場合には、上記アクセスROWにおいてのアクセス
が上記所定のカラムアドレスに達するときに、上記第2
のDRAMを一時選択して上記次アクセスROWをアク
ティブにすることを特徴とする。
【0025】請求項19記載のDRAMインターフェー
ス回路は、上記請求項18において、入力されたバース
ト初期アドレス信号をデコードし、上記複数のDRAM
の内のいずれかを選択するための入力バースト初期コア
アドレス、入力バースト初期ROWアドレス、入力バー
スト初期BANKアドレス、入力バースト初期カラムア
ドレスを生成するアドレスデコード手段と、入力された
バースト長信号をデコードし、バースト長データを生成
するバースト長デコード手段と、入力バースト初期コア
/ROW/BANK/カラムアドレスからバースト長に
達するまでカウントするアドレスカウント手段と、上記
アクセスROWのコア/ROW/BANKアドレスを記
憶するアドレスレジスタと、リード・ライトコマンドの
発行が許可されているときに、選択されているDRAM
のカウントされたそれぞれのコア/ROW/BANK/
カラムアドレスについてリード・ライトコマンドを発行
するリード・ライトコマンド生成手段と、所定のカラム
アドレスがあらかじめ記憶されているカラムアドレスレ
ジスタと、カウントされたカラムアドレスが最終カラム
アドレスに達したか否かおよび上記所定のカラムアドレ
スに達したか否かを比較するバーストカラムアドレス比
較手段と、カウントされたROW/BANKアドレスが
最終ROW/BANKアドレスに達したか否かを比較す
るバーストROW/BANKアドレス比較手段と、上記
複数のDRAMの内のいずれかを選択し、選択したDR
AMについて、アクティブ・プリチャージコマンドを発
行するとともに、上記リード・ライトコマンドの発行を
許可または禁止するアクティブ・プリチャージコマンド
生成手段とを備え、上記アクティブ・プリチャージコマ
ンド生成手段は、上記アクセスROWが第1のDRAM
に配置されたROWであり、上記次アクセスROWが第
2のDRAMに配置されたROWである場合において、
カウントされたカラムアドレスが上記所定のカラムアド
レスに達したときに、リード・ライトコマンドの発行を
禁止して第2のDRAMを選択し、上記第3のROWに
アクティブコマンドを発行し、第1のDRAMを再び選
択してリード・ライトコマンドの発行を許可し、カウン
トされたカラムアドレスが最終カラムアドレスから初期
カラムアドレスに戻り、アクセスROWが上記第2のR
OWに遷移するときに、リード・ライトコマンドの発行
を禁止し、上記第1のROWについてプリチャージコマ
ンドを発行し、上記第2のDRAMを選択してリード・
ライトコマンドの発行を許可し、アクセスROWが上記
第2のROWに遷移したときに、上記第2のROWのア
クセスに並行して、上記第2のROWのコア/ROW/
BANKアドレスを上記アドレスレジスタに記憶するこ
とを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1のマイクロプロセッサのブ
ロック図である。図1のマイクロプロセッサは、内部バ
ス11と、CPU12と、DRAMインターフェース回
路13と、SDRAM(Synchronous DRAM)14とを備
える。図1のマイクロプロセッサでは、内部バス11を
介してCPU12とDRAMインターフェース回路13
とが接続されている。SDRAM14は、DRAMイン
ターフェース回路13に接続されている。
【0027】DRAMインターフェース回路13は、内
部バス11を介して入力されるアドレス信号および他の
コントロール信号(例えば、リード信号またはライト信
号)に従ってSDRAM14のアクセス(データの書き
込みまたは読み出し)を制御する。上記のアドレス信号
は、CPU12において生成され、あるいは内部バス1
1に接続されているアドレス信号生成回路あるいは磁気
記録装置などにおいてCPU12からの制御信号に従っ
て生成され、内部バス11に出力される。
【0028】図2はDRAMインターフェース回路13
においてのSDRAM14のアドレスの割付を説明する
図である。また、図3はSDRAM14の構成図であ
る。
【0029】図3のように、SDRAM14は、4つの
バンク(bank、以下BANKと表記する)(BANK
0,BANK1,DANK2,BANK3)を備える。
それぞれのBANKには、m(mは正の整数)本のロウ
(row、以下ROWと表記する)(ROW0,ROW
1,…ROWm−1)が配置されている。従って、SD
RAM14には、合計4×m本のROWが配置されてい
る。また、SDRAM14には、n本のカラム(colum
n、以下COLと表記する)(COL0,COL1,…
COLn−1)が配置されている。
【0030】SDRAMコア14に配列されたメモリセ
ルは、ROWおよびCOLを選択することによって選択
される。SDRAMコア14に配置された4×m本のR
OWについては、上記のアドレス信号からデコードされ
たROWアドレスおよびBANKアドレスに従って選択
され、n本のCOLについては、上記のアドレス信号か
らデコードされたCOLアドレスに従って選択される。
【0031】図2のように、DRAMインターフェース
回路13は、入力されたアドレス信号を、上位の9ビッ
トがROWアドレスであり、中位の2ビットがBANK
アドレスであり、下位の6ビットがCOLアドレスであ
る17ビットのアドレスデータにデコードする。上記9
ビットのROWアドレスを[r8r7r6r5r4r3
r2r1r0]とし、上記2ビットのBANKアドレス
を[b1b0]とし、上記6ビットのCOLアドレスを
[c5c4c3c2c1c0]とするとき、上記17ビ
ットのアドレスデータは、[r8r7r6r5r4r3
r2r1r0b1b0c5c4c3c2c1c0]であ
る。
【0032】連続アドレスのアクセスにおいては、上記
のアドレスデータは、[1]ずつインクリメントされ
る。上記のアドレスデータでは、上位にROWアドレス
を割り付け、中位にBANKアドレスを割り付け、下位
にCOLアドレスを割り付けているので、COLアドレ
スが最終COLアドレス[111111]から初期CO
Lアドレス[000000]に戻るときに、BANKア
ドレスがインクリメントされ、BANKアドレスが最終
BANKアドレス[11]から初期BANKアドレス
[00]に戻るときに、ROWアドレスがインクリメン
トされる。
【0033】従って、上記17ビットのアドレスデータ
による連続アドレスのアクセスにおいては、BANK0
のROW0,BANK1のROW0,BANK2のRO
W0,BANK3のROW0,BANK0のROW1,…
BANK2のROWm−1,BANK3のROWm−1
の順で、アクセスされるROWが遷移する。従って、上
記連続アドレスのアクセスにおいては、アクセスされる
ROWは、異なるBANKに配置された2本のROWの
間で遷移し、ROW遷移を生じるときには、必ずBAN
K遷移を生じる。
【0034】SDRAM14のメモリセルをアクセスす
るときには、メモリセルが配置されているROWをアク
ティブ(そのROWに配置されたそれぞれのメモリセル
がBANKのデータ入出力回路に接続できるようになっ
ていること)とし、COLを順次選択してアクティブな
ROWに配置されたメモリセルを順位アクセスし、その
ROWのアクセスを完了したあと、そのROW(に配置
されたメモリセル)をプリチャージし、そのROWをア
イドル(アクティブでないこと)にする。
【0035】SDRAM14においては、第1のROW
および第2のROWが異なるBANKに配置されていれ
ば、第1のROWおよび第2のROWを同時にアクティ
ブにすること、第1のROWをアクセスしているときに
第2のROWをアクティブにすること、および第2のR
OWをアクセスしているときに第1のROWをプリチャ
ージすることが可能である。
【0036】従って、上記17ビットのアドレスデータ
による連続アドレスのアクセスにおいては、アクセスさ
れるROWは必ず異なるBANKに配置された2本のR
OWの間で遷移するので、第1のROWのアクセスに並
行して第2のROWをアクティブにすること、第2のR
OWのアクセスに並行してアクセスが完了した第1のR
OWをプリチャージすることが可能である。
【0037】なお、以下の説明においては、例えば、R
OWアドレス[r8r7r6r5r4r3r2r1r
0]およびBANKアドレス[b1b0]を、ROW/
BANKアドレス[r8r7r6r5r4r3r2r1
r0/b1b0]とも表記し、ROWアドレス[r8r
7r6r5r4r3r2r1r0]およびBANKアド
レス[b1b0]ならびにCOLアドレス[c5c4c
3c2c1c0]を、ROW/BANK/COLアドレ
ス[r8r7r6r5r4r3r2r1r0/b1b0
/c5c4c3c2c1c0]とも表記する。
【0038】[実施の形態1のDRAMインターフェー
ス回路]図4は本発明の実施の形態1のDRAMインタ
ーフェース回路のブロック図である。図4の実施の形態
1のDRAMインターフェース回路は、図1のマイクロ
プロセッサのDRAMインターフェース回路13に適用
される。この実施の形態1のDRAMインターフェース
回路は、アドレスデコード回路21と、リード・ライト
コマンド生成回路22と、アクティブ・プリチャージコ
マンド生成回路23と、アクセスアドレス比較回路24
と、次アクセスアドレス比較回路25と、BANKアド
レスレジスタ26と、ROWアドレスレジスタ27とを
備える。
【0039】実施の形態1のDRAMインターフェース
回路は、複数のROWを配置したBANKを複数設けた
DRAMのアクセスを、ROWアドレスが連続する一連
のアクセスにおいて全てのROW遷移が異なるBANK
に配置されたROWの間で生じるように制御するDRA
Mインターフェース回路であって、第1のROWがこれ
からアクセスされるあるいはアクセスされているアクセ
スROWであり、第2のROWが連続アドレスのアクセ
スであれば上記アクセスROWの次にアクセスされる次
アクセスROWである期間に、上記第1のROWのアク
セスに並行して、上記第2のROWをあらかじめアクテ
ィブにしておき、上記アクセスROWが上記第2のRO
Wに遷移したときに、上記第2のROWのアクセスに並
行して、上記第1のROWをプリチャージすることを特
徴とする。例えば、上記第1のROWがBANK0のR
OW0のとき、上記第2のROWはBANK1のROW
0である。
【0040】そして、この実施の形態1のDRAMイン
ターフェース回路は、連続して入力される一連のアドレ
ス信号に従って一連のアクセスを制御し、アクセスRO
Wが上記第2のROWに遷移したときに、上記第2のR
OWのアクセスに並行して、新たな次アクセスROWを
アクティブにすることを特徴とする。
【0041】なお、以下の説明において、アクセスRO
WのBANKアドレス、ROWアドレスを、それぞれア
クセスBANKアドレス、アクセスROWアドレスと
し、次アクセスROWのBANKアドレス、ROWアド
レスを、それぞれ次アクセスBANKアドレス、次アク
セスROWアドレスとする。
【0042】[アドレスデコード回路21]アドレスデ
コード回路21は、図1の内部バス11を介して入力さ
れたアドレス信号を17ビットのアドレスデータ[r8
r7r6r5r4r3r2r1r0b1b0c5c4c
3c2c1c0]にデコードし、入力ROWアドレス
[r8r7r6r5r4r3r2r1r0]、入力BA
NKアドレス[b1b0]、入力COLアドレス[c5
c4c3c2c1c0]を生成する。
【0043】[BANKアドレスレジスタ26、ROW
アドレスレジスタ27]BANKアドレスレジスタ26
には、アクセスBANKアドレスが記憶され、ROWア
ドレスレジスタ27には、アクセスROWアドレスが記
憶される。
【0044】[アクセスアドレス比較回路24]アクセ
スアドレス比較回路24は、アドレスデコード回路21
で生成された入力BANKアドレスを、BANKアドレ
スレジスタ26に記憶されているアクセスBANKアド
レスと比較し、両BANKアドレスが一致するときLO
Wレベルとなり、一致しないときHIGHレベルとなる
BANKアドレス比較結果信号31を出力する。また、
アクセスアドレス比較回路24は、アドレスデコード回
路21で生成された入力ROWアドレスを、ROWアド
レスレジスタ27に記憶されているアクセスROWアド
レスと比較し、両ROWアドレスが一致するときLOW
レベルとなり、一致しないときHIGHレベルとなるR
OWアドレス比較結果信号32を出力する。このよう
に、アクセスアドレス比較回路24は、入力ROW/B
ANKアドレスをアクセスROW/BANKアドレスと
比較し、アドレス比較結果信号31,32を出力する。
【0045】[次アクセスアドレス比較回路25]次ア
クセスアドレス比較回路25は、アドレスデコード回路
21で生成された入力BANKアドレスを、次アクセス
BANKアドレスと比較し、両BANKアドレスが一致
するときLOWレベルとなり、一致しないときHIGH
レベルとなる次BANKアドレス比較結果信号33を出
力する。また、次アクセスアドレス比較回路25は、ア
ドレスデコード回路21で生成された入力ROWアドレ
スを、次アクセスROWアドレスと比較し、両ROWア
ドレスが一致するときLOWレベルとなり、一致しない
ときHIGHレベルとなる次ROWアドレス比較結果信
号34を出力する。このように、次アクセスアドレス比
較回路25は、入力ROW/BANKアドレスを次アク
セスROW/BANKアドレスと比較し、次アドレス比
較結果信号33,34を出力する。上記の次アクセスR
OW/BANKアドレスは、次アクセスアドレス比較回
路25において、アドレスレジスタ26,27に保持さ
れているアクセスROW/BANKアドレスを参照して
生成される。
【0046】[リード・ライトコマンド生成回路22]
リード・ライトコマンド生成回路22は、リード・ライ
トコマンドの発行が許可されているときに(アクティブ
・プリチャージコマンド生成回路23から入力されるコ
マンドイネーブル信号35がHIGHレベルであるとき
に)、アドレスデコード回路21から入力された入力R
OW/BANK/COLアドレスについてリード・ライ
トコマンド(リードコマンドまたはライトコマンド)を
発行する。
【0047】[アクティブ・プリチャージコマンド生成
回路23]アクティブ・プリチャージコマンド生成回路
23は、アクティブ・プリチャージコマンド(アクティ
ブコマンドまたはプリチャージコマンド)を発行すると
ともに、コマンドイネーブル信号35によって上記リー
ド・ライトコマンドの発行を許可または禁止する。ま
た、アクティブ・プリチャージコマンド生成回路23
は、アドレスレジスタ26,27に記憶されているアク
セスROW/BANKアドレスを参照して次アクセスR
OW/BANKアドレスを生成する。また、アクティブ
・プリチャージコマンド生成回路23は、アクセスRO
Wがアクティブになっているか否かを記憶するレジスタ
を内部に備えている。
【0048】このアクティブ・プリチャージコマンド生
成回路23は、入力ROW/BANKアドレスがアクセ
スROW/BANKアドレスまたは次アクセスROW/
BANKアドレスに一致するか否かによって、以下の
(A1)〜(A3)のいずれかの動作をする。
【0049】(A1)入力ROW/BANKアドレスが
アクセスROW/BANKアドレスに一致するときは
(BANKアドレス比較結果信号31およびROWアド
レス比較結果信号32がともにLOWレベルのとき
は)、リード・ライトコマンドの発行を直ちに許可する
(コマンドイネーブル信号35をHIGHに保持す
る)。
【0050】(A2)入力ROW/BANKアドレスが
次アクセスROW/BANKアドレスに一致するときは
(次BANKアドレス比較結果信号33および次ROW
アドレス比較結果信号34がともにLOWのときは)、
リード・ライトコマンドの発行を直ちに許可し(コマン
ドイネーブル信号35をHIGHレベルに保持し)、そ
れまでのアクセスROW/BANKアドレスについてプ
リチャージコマンドを発行し、新たなアクセスROW/
BANKアドレス(入力ROW/BANKアドレス)を
アドレスレジスタ26,27に記憶し、新たな次アクセ
スROW/BANKアドレスについてアクティブコマン
ドを発行する。
【0051】(A3)入力ROW/BANKアドレスが
アクセスROW/BANKアドレスおよび次アクセスR
OW/BANKアドレスのいずれにも一致しないときは
(BANKアドレス比較結果信号31またはROWアド
レス比較結果信号32のいずれかまたは両者がHIGH
レベルであり、かつ次BANKアドレス比較結果信号3
3または次ROWアドレス比較結果信号34のいずれか
または両者がHIGHレベルのときは)、リード・ライ
トコマンドの発行を禁止し(コマンドイネーブル信号5
2をLOWレベルとし)、それまでのアクセスROW/
BANKアドレスおよびそれまでの次アクセスROW/
BANKアドレスについてそれぞれプリチャージコマン
ドを発行し、新たなアクセスROW/BANKアドレス
(入力ROW/BANKアドレス)についてアクティブ
コマンドを発行するとともに、上記新たなアクセスRO
W/BANKアドレスをアドレスレジスタ26,27に
記憶し、新たな次アクセスROW/BANKアドレスに
ついてアクティブコマンドを発行し、上記新たなアクセ
スROWがアクティブになるのを待ってリード・ライト
コマンドの発行を許可する(コマンドイネーブル信号5
2をHIGHレベルにする)。
【0052】[一連のアクセスの開始時のアクティブ・
プリチャージコマンド生成回路23]上記(A1)〜
(A3)は、連続して入力される一連のアドレス信号に
よる一連のアクセス動作の最中においてのアクティブ・
プリチャージコマンド生成回路23の動作であり、一連
のアクセスの開始時(アドレス信号の入力が途切れ、あ
るいはリセットされ、あるいは電源が投入されたあと
に、最初のアドレス信号が入力されたとき)には、SD
RAMの全てのROWはアイドルになっているので、そ
のまま適用できない。
【0053】一連のアクセスの開始時においては、アク
ティブ・プリチャージコマンド生成回路23は、アドレ
ス比較結果信号31〜34を参照せず、新たなアクセス
ROW/BANKアドレス(入力ROW/BANKアド
レス)についてアクティブコマンドを発行するととも
に、上記新たなアクセスROW/BANKアドレスをア
ドレスレジスタ26,27に記憶し、新たな次アクセス
ROW/BANKアドレスについてアクティブコマンド
を発行し、新たなアクセスROWがアクティブになるの
を待ってリード・ライトコマンドの発行を許可する(コ
マンドイネーブル信号35をHIGHレベルにする)。
【0054】[一連のアクセスの終了時のアクティブ・
プリチャージコマンド生成回路23]一連のアクセスの
終了時(アドレス信号の連続入力が途切れたとき)にお
いては、アクティブ・プリチャージコマンド生成回路2
3は、アクセスROWおよび次アクセスROWにプリチ
ャージコマンドを発行するとともに、リード・ライトコ
マンドの発行を禁止する(コマンドイネーブル信号35
をLOWレベルにする)。
【0055】なお、何もせず、アクセスROWおよび次
アクセスROWをアクティブのまま保持することも可能
である。この場合には、アクティブ・プリチャージコマ
ンド生成回路23は、次の一連のアクセス動作の開始時
においても、上記(A1)〜A3)のいずれかの動作を
する。
【0056】[実施の形態1の動作]実施の形態1のD
RAMインターフェース回路の動作について説明する。
以下の説明では、アドレスデータ[000000000
00 000000]〜[000000000 01
111111]の連続アドレスの一連のアドレス信号
が入力されたときの動作について説明する。上記一連の
アドレス信号による一連のアクセスでは、ROW/BA
NK/COLアドレス[000000000/00/0
00000]〜[000000000/01/1111
11]がアクセスされ、ROW/BANKアドレス[0
00000000/00]から[000000000/
01]にROW遷移を生じる。
【0057】[ステップ11]まず、図1の内部バス1
1を介してアドレスデコード回路21に、アドレスデー
タ[000000000 00 000000]のアド
レス信号が入力されると、アドレスデコード回路21
は、上記のアドレス信号をデコードし、入力ROWアド
レス[000000000]、入力BANKアドレス
[00]、入力COLアドレス[000000]を生成
し、入力ROW/BANKアドレスを、アクティブ・プ
リチャージコマンド生成回路23、アクセスアドレス比
較回路24、および次アクセスアドレス比較回路25に
それぞれ出力し、入力ROW/BANK/COLアドレ
スをリード・ライトコマンド生成回路22に出力する。
【0058】アクティブ・プリチャージコマンド生成回
路23は、一連のアクセスの最初であり、SDRAMの
全てのROWがアイドルになっているので、アドレス比
較結果信号31,32,33,34を参照せず、新たな
アクセスROW/BANKアドレス(入力ROW/BA
NKアドレス)[000000000/00]について
アクティブコマンドを発行するとともに、上記新たなア
クセスROW/BANKアドレスをアドレスレジスタ2
6,27に記憶し、新たな次アクセスROW/BANK
アドレス[000000000/01]についてアクテ
ィブコマンドを発行し、新たなアクセスROWがアクテ
ィブになるのを待ってコマンドイネーブル信号35をH
IGHレベル(許可)にする。
【0059】リード・ライトコマンド生成回路22は、
コマンドイネーブル信号35がHIGHレベル(許可)
になるのを待って入力ROW/BANK/COLアドレ
ス[000000000/00/000000]につい
てリード・ライトコマンドを発行する。
【0060】[ステップ12]次に、アドレスデータ
[000000000 00 000001]のアドレ
ス信号が入力され、このアドレス信号をデコードした入
力ROW/BANK/COLアドレス[0000000
00/00/000001]がアドレスデコード回路2
1から出力される。
【0061】アクセスアドレス比較回路24は、入力B
ANKアドレス[00]をアクセスBANKアドレス
[00]と比較するとともに、入力ROWアドレス[0
00000000]をアクセスROWアドレス[000
000000]と比較し、BANKアドレスおよびRO
Wアドレスがともに一致しているので、LOWレベル
(一致)のアドレス比較結果信号31,32をアクティ
ブ・プリチャージコマンド生成回路23に出力する。
【0062】また、次アクセスアドレス比較回路25
は、入力BANKアドレス[00]を次アクセスBAN
Kアドレス[01]と比較するとともに、入力ROWア
ドレス[000000000]を次アクセスROWアド
レス[000000000]と比較し、BANKアドレ
スは一致していないがROWアドレスは一致しているの
で、HIGHレベル(不一致)の次BANKアドレス比
較結果信号33およびLOWレベル(一致)の次ROW
アドレス比較結果信号34をアクティブ・プリチャージ
コマンド生成回路23に出力する。
【0063】アクティブ・プリチャージコマンド生成回
路23は、アドレス比較結果信号31,32,33,3
4を参照し、入力ROW/BANKアドレス[0000
00000/01]がアクセスROW/BANKアドレ
スと一致しており、そのROWはすでにアクティブにな
っているので、コマンドイネーブル信号35をHIGH
レベル(許可)に保持する。
【0064】リード・ライトコマンド生成回路22は、
コマンドイネーブル信号35がHIGHレベル(許可)
に保持されているので、入力ROW/BANK/COL
アドレス[000000000/00/000001]
についてリード・ライトコマンドを直ちに発行する。
【0065】[ステップ13]これ以降、アドレスデー
タ[000000000 00 000010],[0
00000000 00 00011],…[0000
00000 00 111111]のアドレス信号が順
次入力されるが、入力ROW/BANKアドレスは、い
ずれもアクセスROW/BANKアドレス[00000
0000/00]と一致するので、コマンドイネーブル
信号35はHIGHレベル(許可)のまま保持され、入
力ROW/BANK/COLアドレス[0000000
00/00/000010]〜[000000000
00 111111]についてのリード・ライトコマン
ドが連続して順次発行される。
【0066】[ステップ14]次に、アドレスデータ
[000000000 01 000000]のアドレ
ス信号が入力され、このアドレス信号をデコードした入
力ROWアドレス[000000000]、入力BAN
Kアドレス[01]、入力COLアドレス[00000
0]がアドレスデコード回路21から出力される。
【0067】アクセスアドレス比較回路24は、入力R
OW/BANKアドレス[000000000/01]
をアクセスROW/BANKアドレス[0000000
00/00]と比較し、BANKアドレスは一致してい
ないがROWアドレスは一致しているので、HIGHレ
ベル(不一致)のBANKアドレス比較結果信号31お
よびLOWレベル(一致)のROWアドレス比較結果信
号32を出力する。また、次アクセスアドレス比較回路
25は、入力ROW/BANKアドレス[000000
000/01]を次アクセスROW/BANKアドレス
[000000000/01]と比較し、BANKアド
レスおよびROWアドレスがともに一致しているので、
LOWレベル(一致)のアドレス比較結果信号33,3
4を出力する。
【0068】アクティブ・プリチャージコマンド生成回
路23は、アドレス比較結果信号31,32,33,3
4を参照し、入力ROW/BANKアドレス[0000
00000/01]が次アクセスROW/BANKアド
レスに一致しており、そのROWはすでにアクティブに
なっているので、コマンドイネーブル信号35をHIG
Hレベル(許可)に保持したまま、新たなアクセスRO
Wのアクセスと並行して、それまでのアクセスROW/
BANKアドレス[000000000/00]につい
てプリチャージコマンドを発行し、新たなアクセスRO
W/BANKアドレス[000000000/01]を
アドレスレジスタ26,27に記憶し、新たな次アクセ
スROW/BANKアドレス[000000000/1
0]についてアクティブコマンドを発行する。
【0069】リード・ライトコマンド生成回路22は、
コマンドイネーブル信号35がHIGHレベル(許可)
に保持されているので、入力ROW/BANK/COL
アドレス[000000000/01/000000]
についてリード・ライトコマンドを直ちに発行する。
【0070】[ステップ15]これ以降、アドレスデー
タ[000000000 01 000001]〜[0
00000000 01 111111]のアドレス信
号については、上記ステップ12,13と同じように動
作する。
【0071】[ステップ16]そして、アドレスデータ
[000000000 01 111111]のアドレ
ス信号が入力されたあと、アドレス信号の入力が途切れ
ると、アクティブ・プリチャージコマンド生成回路23
は、アクセスROW/BANKアドレス[000000
000/01]および次アクセスROW/BANKアド
レス[000000000/10]のそれぞれについて
プリチャージコマンドを発行するとともに、コマンドイ
ネーブル信号35をLOWレベル(禁止)にする。
【0072】[実施の形態1のタイミングチャート]図
5は本発明の実施の形態1のDRAMインターフェース
回路のタイミングチャートである。図5において、CL
Kはクロック信号、READYはアドレス信号入力の許
可/禁止を伝達するためにDRAMインターフェース回
路から内部バス11(図1参照)に入出力される信号、
アドレス[16:0]は17ビットの入力ROW/BA
NK/COLアドレス(アドレスデータ)、コマンドイ
ネーブルは図4のコマンドイネーブル信号35、アドレ
ス(ACT/PRE)はアクティブ・プリチャージコマ
ンドを発行するROW/BANKアドレス、アドレス
(READ/WRITE)はリード・ライトコマンドを
発行するROW/BANK/COLアドレスである。
【0073】また、A,B,Cは、それぞれROW/B
ANKアドレスであり、連続アドレスのアクセスであれ
ば、AのROWの次にBのROWがアクセスされ、Bの
ROWの次にCのROWがアクセスされる。また、A
0,A1,A2,A3は、ROW/BANKアドレスが
ともにAであり、COLアドレスのみ異なる入力ROW
/BANK/COLアドレス(アドレスデータ)、B
0,B1,B2,B3は、ROW/BANKアドレスが
ともにBであり、COLアドレスのみ異なる入力ROW
/BANK/COLアドレスである。
【0074】また、コマンド(A)、コマンド(B),
コマンド(C)は、それぞれROW/BANKアドレス
A,B,Cについて発行されるコマンドである。また、
ACTはアクティブコマンド、PREはプリチャージコ
マンドである。また、tRCDはアクティブコマンドに
よってそのROW/BANKアドレスがアクティブにな
るのを補償するための遅延時間、tRPはプリチャージ
コマンドによってそのROW/BANKアドレスのプリ
チャージが完了するのを補償するための遅延時間であ
る。
【0075】図5において、クロックCLKのサイクル
1では、SDRAMの全てのROW/BANKアドレス
がアイドル(IDLE)になっている。また、コマンド
イネーブル信号35は、LOWレベル(禁止)になって
いる。
【0076】まず、クロックCLKのサイクル2におい
て、信号READYがHIGHレベル(アドレス入力許
可)になり、アドレスデータA0のアドレス信号がDR
AMインターフェース回路に入力される。次に、サイク
ル3において、DRAMインターフェース回路は、信号
READYをLOWレベル(アドレス入力禁止)にす
る。また、アクティブ・プリチャージコマンド生成回路
23は、入力ROW/BANKアドレスAについてアク
ティブコマンドACTを発行する。
【0077】次に、サイクル4において、アクティブ・
プリチャージコマンド生成回路23は、ROW/BAN
KアドレスBについてアクティブコマンドACTを発行
する。次に、サイクル5において、アクティブ・プリチ
ャージコマンド生成回路23は、入力ROW/BANK
アドレスAについて遅延時間tRCDを確保し、次のサ
イクルで、コマンドイネーブル信号35をHIGHレベ
ル(許可)にする。
【0078】次に、サイクル6において、DRAMイン
ターフェース回路は、信号READYをHIGHレベル
(アドレス入力許可)とする。また、リード・ライトコ
マンド生成回路22は、入力ROW/BANK/COL
アドレスA0についてリード・ライトコマンドRWを発
行する。
【0079】次に、サイクル7,8,9のそれぞれにお
いて、アドレスデータA2,A3,B0のアドレス信号
が順次入力され、リード・ライトコマンド生成回路22
は、入力ROW/BANK/COLアドレスA1,A
2,A3についてリード・ライトコマンドRWを順次発
行する。
【0080】次に、サイクル10において、アドレスデ
ータB1のアドレス信号が入力され、リード・ライトコ
マンド生成回路22は、入力ROW/BANK/COL
アドレスB0についてリード・ライトコマンドRWを発
行する。ROW/BANKアドレスBは、サイクル5で
のアクティブコマンドACTによってすでにアクティブ
にされ、リード・ライトコマンドRWのウエイト(WA
IT)になっており、コマンドイネーブル信号35はH
IGHレベル(許可)に保持されているので、リード・
ライトコマンド生成回路22は、入力アドレスB0につ
いてリード・ライトコマンドRWを直ちに発行できる。
また、アクティブ・プリチャージコマンド生成回路23
は、ROW/BANKアドレスAについてプリチャージ
コマンドPREを発行する。このように、実施の形態1
のDRAMインターフェース回路においては、ROW遷
移を生じても、連続アクセスが可能である。
【0081】次に、サイクル11において、アドレスデ
ータB2のアドレス信号が入力され、リード・ライトコ
マンド生成回路22は、入力ROW/BANK/COL
アドレスB1についてリード・ライトコマンドRWを発
行する。次に、サイクル12において、アドレスデータ
B3のアドレス信号が入力され、リード・ライトコマン
ド生成回路22は、入力ROW/BANK/COLアド
レスB2についてリード・ライトコマンドRWを発行す
る。また、アクティブ・プリチャージコマンド生成回路
23は、次アクセスROW/BANKアドレスCについ
てアクティブコマンドACTを発行する。
【0082】次に、サイクル13において、連続したア
ドレス入力がないことがDRAMインターフェース回路
に通知され、DRAMインターフェース回路は、ROW
/BANKアドレスBをプリチャージするために、次の
サイクルで信号READYをLOWレベル(アドレス入
力禁止)にする。また、リード・ライトコマンド生成回
路22は、入力アドレスB3についてリード・ライトコ
マンドRWを発行する。
【0083】次に、サイクル14において、アクティブ
・プリチャージコマンド生成回路23は、コマンドイネ
ーブル信号35をLOWレベル(禁止)とし、ROW/
BANKアドレスBについてプリチャージコマンドPR
Eを発行する。次に、サイクル15において、アクティ
ブ・プリチャージコマンド生成回路23は、ROW/B
ANKアドレスCについてプリチャージコマンドPRE
を発行する。
【0084】図11は従来のDRAMインターフェース
回路のタイミングチャートである。図11において、図
5と同じものには同じ符号を付してある。ただし、図1
1においては、A,BのBANKアドレスは同じであ
る。
【0085】図11では、サイクル9において、入力R
OW/BANK/COLデータA3についてリード・ラ
イトコマンドRWを発行し、サイクル10において、R
OW/BANKアドレスAについてプリチャージコマン
ドPREを発行し、ROW/BANKアドレスAのRO
Wのプリチャージが完了するのを待って、サイクル13
において、ROW/BANKアドレスBについてアクテ
ィブコマンドACTを発行し、ROW/BANKアドレ
スBがアクティブになるのを待って、サイクル16にお
いて、入力ROW/BANK/COLアドレスB0につ
いてリード・ライトコマンドRWを発行する。このよう
に、従来のDRAMインターフェース回路においては、
ROW遷移を生じることよって、サイクル10からサイ
クル15までの期間においてアクセスが中断する。
【0086】以上のように実施の形態1によれば、全て
のROW遷移が異なるBANKに配置されたROWの間
で生じるように、連続して入力される一連のアドレス信
号に従って一連のアクセスを制御し、第1のROWのア
クセスが開始されたときに、上記第1のROWのアクセ
スに並行して第2のROWをあらかじめアクティブにし
ておき、アクセスROWが上記第1のROWから上記第
2のROWに遷移したときに、上記第2のROWのアク
セスに並行して、新たな次アクセスROWをアクティブ
にするとともに、上記第1のROWをプリチャージする
ことにより、連続して入力される一連のアドレス信号に
よる一連のアクセスの開始から終了まで連続アクセスが
可能になり、アクセス時間を短縮することができ、最大
データ転送効率を期待できる。
【0087】実施の形態2 図6は本発明の実施の形態2のDRAMインターフェー
ス回路のブロック図である。図6の実施の形態2のDR
AMインターフェース回路は、図1のマイクロプロセッ
サのDRAMインターフェース回路13に適用される。
なお、図6において、図4と同じものには同じ符号を付
してある。
【0088】図6の実施の形態2のDRAMインターフ
ェース回路は、アドレスデコード回路21と、アクセス
アドレス比較回路24と、次アクセスアドレス比較回路
25と、BANKアドレスレジスタ26と、ROWアド
レスレジスタ27と、バーストモードデコード回路41
と、アドレスカウンタ回路42と、リード・ライトコマ
ンド生成回路43と、アクテイブ・プリチャージコマン
ド生成回路44と、バーストCOLアドレス比較回路4
5とを備える。
【0089】このように、実施の形態2のDRAMイン
ターフェース回路は、上記実施の形態1のDRAMイン
ターフェース回路(図4参照)において、バーストモー
ドデコード回路41と、アドレスカウンタ回路42と、
バーストCOLアドレス比較回路45とを設け、リード
・ライトコマンド生成回路22、アクテイブ・プリチャ
ージコマンド生成回路23を、それぞれリード・ライト
コマンド生成回路43、アクテイブ・プリチャージコマ
ンド生成回路44に変更したものである。
【0090】実施の形態2のDRAMインターフェース
回路は、上記実施の形態1と同じように、複数のROW
を配置したBANKを複数設けたDRAMのアクセス
を、ROWアドレスが連続する一連のアクセスにおいて
全てのROW遷移が異なるBANKに配置されたROW
の間で生じるように制御するDRAMインターフェース
回路であって、第1のROWがこれからアクセスされる
あるいはアクセスされているアクセスROWであり、第
2のROWが連続アドレスのアクセスであれば上記アク
セスROWの次にアクセスされる次アクセスROWであ
る期間に、上記第1のROWのアクセスに並行して、上
記第2のROWをあらかじめアクティブにしておき、上
記アクセスROWが上記第2のROWに遷移したとき
に、上記第2のROWのアクセスに並行して、上記第1
のROWをプリチャージすることを特徴とする。
【0091】そして、この実施の形態2のDRAMイン
ターフェース回路は、入力されたバースト初期アドレス
信号およびバースト長信号(バーストモード信号)に従
ってバースト動作を制御し、バースト動作中において、
アクセスROWが上記第2のROWに遷移したときに、
上記第2のROWのアクセスに並行して、新たな次アク
セスROWをアクティブにすることを特徴とする。
【0092】[アドレスデコード回路21]図6のアド
レスデコード回路21は、図1の内部バス11を介して
入力されたバースト初期アドレス信号を17ビットのバ
ースト初期アドレス[r8r7r6r5r4r3r2r
1r0b1b0c5c4c3c2c1c0]にデコード
し、入力バースト初期ROWアドレス[r8r7r6r
5r4r3r2r1r0]、入力バースト初期BANK
アドレス[b1b0]、入力バースト初期COLアドレ
ス[c5c4c3c2c1c0]を生成する。上記バー
スト初期アドレスデータにおいてのアドレス割付は、上
記実施の形態1のアドレスデータと同じである。
【0093】[バーストモードデコード回路41]バー
ストモードデコード回路41は、図1の内部バス11を
介して入力されたバーストモード信号(バースト長信
号)による4ビットのバーストモードデータをデコード
し、バースト長データをアドレスカウンタ回路42に出
力する。バースト長は、上記4ビットのバーストモード
信号に従って、1,4,8,16,32,64,12
8,256,512,1024,2048,4096の
いずれかに設定される。上記のバーストモード信号は、
上記バースト初期アドレス信号と同じタイミングで入力
される。なお、バースト長1のときの図6のDRAMイ
ンターフェース回路の動作は、上記実施の形態1のDR
AMインターフェース回路(図4参照)と同じになる。
【0094】[アドレスカウンタ回路42]アドレスカ
ウンタ回路42は、アドレスデコード回路21で生成さ
れた入力バースト初期ROW/BANK/COLアドレ
スから、バーストモードデコード回路41で生成された
バースト長データによるバースト長までをカウントアッ
プし、カウントしたROW/BANK/COLアドレス
をリードライトコマンド生成回路43に出力する。ま
た、アドレスカウンタ回路42は、カウント動作中であ
るバースト動作中は、バーストビジー信号51をHIG
Hレベルとし、バースト動作が終了すると、バーストビ
ジー信号51をLOWレベルにする。
【0095】上記カウントアップの初期データは、入力
バースト初期ROW/BANK/COLアドレスを、上
記バースト初期アドレスデータと同じように、入力バー
スト初期ROWアドレス[r8r7r6r5r4r3r
2r1r0]が上位となり、入力バースト初期BANK
アドレス[b1b0]が中位となり、入力バースト初期
COLアドレス[c5c4c3c2c1c0]が下位と
なるように割り付けた17ビットのデータである。この
ため、上記カウントされたROW/BANK/COLア
ドレスは、上記実施の形態1においての連続アドレスの
アクセスのときの入力バースト初期ROW/BANK/
COLアドレスと同じように、[1]ずつインクリメン
トされる。
【0096】このため、上記のバースト動作において、
アクセスされるROWは、上記実施の形態1においての
連続アドレスのアクセスと同じように、異なるBANK
に配置された2本のROWの間で遷移し、ROW遷移を
生じるときには、必ずBANK遷移を生じる。従って、
上記のバースト動作において、異なるBANKに配置さ
れた2本のROWを同時にアクティブにすること、およ
びあるBANKのROWをアクセスしているときに他の
BANKのROWをプリチャージすることが可能であ
る。
【0097】[リード・ライトコマンド生成回路43]
リード・ライトコマンド生成回路43は、上記実施の形
態1のリード・ライトコマンド生成回路22において、
バースト動作中であることを認識するためのバーストビ
ジー信号51を入力信号として追加したものである。こ
のリード・ライトコマンド生成回路43は、リード・ラ
イトコマンドの発行が許可されているときに(アクティ
ブ・プリチャージコマンド生成回路44から入力される
コマンドイネーブル信号35がHIGHレベルであると
きに)、かつアドレスカウンタ回路42から入力される
バーストビジー信号51がHIGHレベルであるとき
に、アドレスカウンタ回路42から入力されるカウント
されたそれぞれのROW/BANK/COLアドレスに
ついてリード・ライトコマンドを発行する。
【0098】[バーストCOLアドレス比較回路45]
バーストCOLアドレス比較回路45は、アドレスカウ
ンタ回路42から入力されるカウントされたCOLアド
レスが、最終COLアドレス[111111]に達した
か否かを比較し、カウントされたCOLアドレスが最終
COLアドレスに達したときに、ROW遷移信号52を
HIGHレベルとし、カウントされたCOLアドレスが
初期COLアドレス[000000]に戻ったときに、
ROW遷移信号52をLOWレベルにする。バーストC
OLアドレス比較回路45は、ROW遷移信号52をア
クティブ・プリチャージコマンド生成回路44に出力す
ることによって、ROW遷移を生じることをアクティブ
・プリチャージコマンド生成回路44に伝達する。
【0099】[アクティブ・プリチャージコマンド生成
回路44]アクティブ・プリチャージコマンド生成回路
44は、上記実施の形態1のアクティブ・プリチャージ
コマンド生成回路23において、バースト動作中である
か否かを認識するためのバーストビジー信号51および
バースト動作中のROW遷移を認識するためのROW遷
移信号52を入力信号として追加したものである。この
アクティブ・プリチャージコマンド生成回路44は、コ
マンドイネーブル信号35によってリード・ライトコマ
ンドの発行を許可または禁止するとともに、アクティブ
・プリチャージコマンドを発行する。また、アクティブ
・プリチャージコマンド生成回路44は、アドレスレジ
スタ26,27に記憶されているアクセスROW/BA
NKアドレスを参照して次アクセスROW/BANKア
ドレスを生成する。また、アクティブ・プリチャージコ
マンド生成回路61は、アクセスROWがアクティブで
あるか否かを記憶するレジスタを内部に備えている。
【0100】[バースト動作の開始時のアクティブ・プ
リチャージコマンド生成回路44]バースト動作の開始
時においては、アクティブ・プリチャージコマンド生成
回路44は、バースト初期アドレス信号およびバースト
モード信号が入力される直前に、アクセスROWおよび
次アクセスROWがアクティブであるか否かによって、
以下の(B1)または(B2)のいずれかの動作をす
る。
【0101】(B1)バースト初期アドレス信号および
バーストモード信号が入力される直前に、それまでのア
クセスROWおよびそれまでの次アクセスROWがすで
にアイドルになっているときには、アドレス比較結果信
号31〜34を参照せず、以下のように動作する。この
(B1)は、バースト初期アドレス信号およびバースト
モード信号が、直前のバースト動作の終了時に連続して
入力されなかった場合である。
【0102】新たなアクセスROW/BANKアドレス
(入力バースト初期ROW/BANKアドレス)につい
てアクティブコマンドを発行するとともに、上記新たな
アクセスROW/BANKアドレスをアドレスレジスタ
26,27に記憶し、新たな次アクセスROW/BAN
Kアドレスについてアクティブコマンドを発行し、新た
なアクセスROWがアクティブになるのを待ってリード
・ライトコマンドの発行を許可する(コマンドイネーブ
ル信号35をHIGHレベルにする)。
【0103】(B2)バースト初期アドレス信号および
バーストモード信号が入力される直前に、それまでのア
クセスROWおよびそれまでの次アクセスROWがとも
にアクティブであるときには、アドレス比較結果信号3
1〜34を参照し、以下のように動作する。この(B
2)は、バースト初期アドレス信号およびバーストモー
ド信号が、直前のバースト動作の終了時に連続して入力
された場合である。
【0104】新たなアクセスROW/BANKアドレス
(入力バースト初期ROW/BANKアドレス)がそれ
までのアクセスROW/BANKアドレスと一致してい
れば、リード・ライトコマンドの発行を直ちに許可する
(コマンドイネーブル信号35をHIGHレベルに保持
する)。
【0105】また、新たなアクセスROW/BANKア
ドレス(入力バースト初期ROW/BANKアドレス)
がそれまでの次アクセスROW/BANKアドレスと一
致していれば、それまでのアクセスROW/BANKア
ドレスについてプリチャージコマンドを発行し、新たな
アクセスROW/BANKアドレス(入力バースト初期
ROW/BANKアドレス、それまでの次アクセスRO
W/BANKアドレス)をアドレスレジスタ26,27
に記憶する。
【0106】また、新たなアクセスROW/BANKア
ドレス(入力バースト初期ROW/BANKアドレス)
がそれまでのアクセスROW/BANKアドレスおよび
それまでの次アクセスROW/BANKアドレスのいず
れにも一致していなければ、リード・ライトコマンドの
発行を禁止し(コマンドイネーブル信号35をLOWレ
ベルとし)、それまでのアクセスROW/BANKアド
レスおよびそれまでの次アクセスROW/BANKアド
レスにそれぞれプリチャージコマンドを発行し、新たな
アクセスROW/BANKアドレスについてアクティブ
コマンドを発行するとともに、新たなアクセスROW/
BANKアドレスをアドレスレジスタ26,27に記憶
し、新たな次アクセスROW/BANKアドレスについ
てアクティブコマンドを発行し、新たなアクセスROW
がアクティブになるのを待ってリード・ライトコマンド
の発行を許可する(コマンドイネーブル信号35をHI
GHレベルにする)。
【0107】[バースト動作中のアクティブ・プリチャ
ージコマンド生成回路44]バースト動作中(バースト
動作の開始から終了まで)においては、アクティブ・プ
リチャージコマンド生成回路44は、連続してリード・
ライトコマンドの発行を許可する(コマンドイネーブル
信号35をHIGHレベルに保持する)。
【0108】また、バースト動作中において、アクティ
ブ・プリチャージコマンド生成回路44は、カウントさ
れたCOLアドレスが最終COLアドレス[11111
1]から初期COLアドレス[000000]に戻り
(ROW遷移信号52がHIGHレベルからLOWレベ
ルになり)、アクセスROWが次アクセスROWに遷移
したときに、新たなアクセスROWのアクセスに並行し
て、それまでのアクセスROW/BANKアドレスにつ
いてプリチャージコマンドを発行し、新たなアクセスR
OW/BANKアドレスをアドレスレジスタ26,27
に記憶し、新たな次アクセスROW/BANKアドレス
についてアクティブコマンドを発行する。
【0109】[バースト動作の終了時のアクティブ・プ
リチャージコマンド生成回路44]バースト動作の終了
時においては、アクティブ・プリチャージコマンド生成
回路44は、次のバースト初期アドレス信号およびバー
ストモード信号が連続して入力される場合には、何もせ
ず、次のバースト初期アドレス信号およびバーストモー
ド信号が連続して入力されない場合には、アクセスRO
Wおよび次アクセスROWにプリチャージコマンドを発
行するとともに、リード・ライトコマンドの発行を禁止
する(コマンドイネーブル信号35をLOWレベルにす
る)。
【0110】なお、アクセスROWおよび次アクセスR
OWに必ずプリチャージコマンドを発行することも可能
である。この場合には、次のバースト動作の開始時にお
いて、アクティブ・プリチャージコマンド生成回路44
は、上記(B1)のように動作することになり、アクセ
スアドレス比較回路24および次アクセスアドレス比較
回路25を削除することが可能である。
【0111】あるいは、何もせず、アクセスROWおよ
び次アクセスROWをアクティブのまま保持することも
可能である。この場合には、次のバースト動作の開始時
において、アクティブ・プリチャージコマンド生成回路
44は、上記(B2)のように動作することになる。
【0112】[実施の形態2の動作]実施の形態2のD
RAMインターフェース回路の動作について説明する。
以下の説明では、バースト初期アドレスデータ[000
00000 10 000000]のバースト初期アド
レス信号、およびバーストモード信号によるバーストモ
ードデータ[0111]が入力されたときのバースト動
作について説明する。このバースト動作では、ROW/
BANK/COLアドレス[000000000 01
000000]〜[000000001 01 00
0000]がアクセスされる。
【0113】まず、図1の内部バス11を介して図6の
アドレスデコード回路21に、バースト初期アドレスデ
ータ[000000000 01 000000]のバ
ースト初期アドレス信号が入力されると、アドレスデコ
ード回路21は、入力されたバースト初期アドレス信号
をデコードし、入力バースト初期ROW/BANK/C
OLアドレス[000000000/01/00000
0]を生成し、入力バースト初期ROW/BANKアド
レスを、リード・ライトコマンド生成回路22、アクテ
ィブ・プリチャージコマンド生成回路23、アクセスア
ドレス比較回路24、および次アクセスアドレス比較回
路25にそれぞれ出力し、入力バースト初期ROW/B
ANK/COLアドレスをリード・ライトコマンド生成
回路42に出力する。
【0114】また、上記バースト初期アドレス信号の入
力と同時に、図1の内部バス11を介してバーストモー
ドデコード回路41に、バーストモード信号によるバー
ストモードデータ[0111]が入力されると、バース
トモードデコード回路41は、入力されたバーストモー
ドデータ[0111]に応じた13ビットのバースト長
データ[00001 00 000000](バースト
長256)を生成し、このバースト長データをアドレス
カウンタ生成回路42に出力する。
【0115】アドレスカウンタ回路42は、アドレスデ
コード回路21で生成された入力バースト初期ROW/
BANK/COLアドレス[000000000/01
/000000]が入力されると、上記の入力バースト
初期ROW/BANK/COLアドレスによる17ビッ
トのカウント初期値[000000000 01 00
0000]からカウント回数がバースト長256に達す
るまでカウントアップする。つまり、上記のカウント初
期値[000000000 01 000000]か
ら、このカウント初期値にバースト長データ[0000
1 00 000000]を加算した[0000000
01 01 000000]までカウントする。
【0116】そして、アドレスカウンタ回路42は、カ
ウント初期ROW/BANK/COLアドレス[000
000000/01/000000]からカウント最終
ROW/BANK/COLアドレス[00000000
1/01/000000]までのカウントしたROW/
BANK/COLアドレスを、バースト動作の開始から
終了までの間に順次出力する。カウントされたROW/
BANK/COLアドレスは、リード・ライトコマンド
生成回路43に順次入力され、カウントしたCOLアド
レスは、バーストCOLアドレス比較回路45に順次入
力される。
【0117】また、アドレスカウンタ回路42は、カウ
ント初期ROW/BANK/COLアドレス(入力バー
スト初期ROW/BANK/COLアドレス)[000
000000/01/000000]を出力するとき、
バーストビジー信号51をHIGHレベルにしてバース
ト動作の開始を伝達し、カウント最終ROW/BANK
/COLアドレス[000000001/01/000
000]を出力するとき、バーストビジー信号51をL
OWレベルにしてバースト動作の終了を伝達する。
【0118】[ステップ21]アドレスデコード回路2
1から入力バースト初期ROW/BANK/COLアド
レス[000000000/01/000000]が入
力されると、アドレスカウンタ回路42は、カウント動
作を開始し、カウント初期ROW/BANK/COLア
ドレス[000000000/01/000000]を
出力する。
【0119】アドレスカウンタ回路42からカウント初
期COLアドレス[000000]が入力されると、バ
ーストCOLアドレス比較回路45は、上記のカウント
初期COLアドレスが最終COLアドレス[11111
1]に達しているか否かを比較し、達していないので、
ROW遷移信号52をLOWレベルにする。
【0120】アドレスデコード回路21から入力バース
ト初期ROW/BANKアドレス[000000000
/01]が入力されると、アクティブ・プリチャージコ
マンド生成回路44は、それまでのアクセスROWおよ
びそれまでの次アクセスROWがアイドルなので(それ
までのアクセスROWは消滅したものとみなす)、アド
レス比較結果信号31〜34を参照せず、コマンドイネ
ーブル信号35をLOWレベル(禁止)とし、新たなア
クセスROW/BANKアドレス[000000000
/01]についてアクティブコマンドを発行するととも
に、上記新たなアクセスROW/BANKアドレスをア
ドレスレジスタ26,27に記憶し、上記新たなアクセ
スROWがアクティブになるのを待ってコマンドイネー
ブル信号35をHIGHレベル(許可)とし、新たな次
アクセスROW/BANKアドレス[00000000
0/10]についてアクティブコマンドを発行する。な
お、それまでのアクセスROWおよびそれまでの次アク
セスROWがアクティブであるときには、アドレス比較
結果信号31〜34を参照し、上記(B2)のように動
作する。
【0121】リード・ライトコマンド生成回路43は、
コマンドイネーブル信号35がHIGHレベル(許可)
になるのを待って、上記のカウント初期ROW/BAN
K/COLアドレス[000000000/01/00
0000]についてリード・ライトコマンドを発行す
る。
【0122】これ以降バースト動作の終了時まで、アク
ティブ・プリチャージコマンド生成回路44は、コマン
ドイネーブル信号35がHIGHレベル(許可)に保持
するとともに、アドレス比較結果信号31〜34を参照
しない。
【0123】[ステップ22]次に、カウントされたR
OW/BANK/COLアドレス[000000000
/01/000001]〜[000000000/01
/111110]がアドレスカウンタ回路42から順次
出力される。この間、ROW遷移信号52はLOWレベ
ルに保持され、コマンドイネーブル信号35はHIGH
レベルに保持され、上記のROW/BANK/COLア
ドレス[000000000/01/000001]〜
[000000000/01/111110]について
順次リード・ライトコマンドが発行される。
【0124】[ステップ23]次に、カウントされたR
OW/BANK/COLアドレス[000000000
/01/111111]がアドレスカウンタ回路42か
ら出力されると、バーストCOLアドレス比較回路45
は、カウントされたCOLアドレス[111111]が
最終COLアドレス[111111]に達したので、R
OW遷移信号52をLOWレベルからHIGHレベルに
する。
【0125】コマンドイネーブル信号35はHIGHレ
ベルに保持され、上記のROW/BANK/COLアド
レス[000000000/01/11111]につい
て直ちにリード・ライトコマンドが発行される。
【0126】[ステップ24]次に、カウントされたR
OW/BANK/COLアドレス[000000000
/10/000000]がアドレスカウンタ回路42か
ら出力されると、バーストCOLアドレス比較回路45
は、カウントされたCOLアドレス[000000]が
最終COLアドレス[111111]に達していないの
で、ROW遷移信号52をHIGHレベルからLOWレ
ベルにする。
【0127】アクティブ・プリチャージコマンド生成回
路44は、ROW遷移信号52がLOWレベルになり、
アクセスROWが次アクセスROWに遷移したので、コ
マンドイネーブル信号35をHIGHレベル(許可)に
保持したまま、それまでのアクセスROW/BANKア
ドレス[000000000/01]についてプリチャ
ージコマンドを発行し、新たなアクセスROW/BAN
Kアドレス[000000000/10]をアドレスレ
ジスタ26,27に記憶し、新たな次アクセスROW/
BANKアドレス[000000000/11]につい
てアクティブコマンドを発行する。
【0128】リード・ライトコマンド生成回路43は、
コマンドイネーブル信号35がHIGHレベル(許可)
に保持されているので、上記カウントされたROW/B
ANK/COLアドレス[000000000/10/
000000]について直ちにリード・ライトコマンド
を発行する。
【0129】このように、アクセスROW/BANKア
ドレスがROW/BANKアドレス[00000000
0/01]である期間に、次アクセスROW/BANK
アドレス[000000000/10]をあらかじめア
クティブにしてあることにより、アクセスROWの遷移
を生じても、連続してリード・ライトコマンドを発行す
ることができるので、連続アクセスが可能である。
【0130】[ステップ25]これ以降、カウントされ
たROW/BANK/COLアドレス[0000000
00/10/000001]〜[000000000/
10/111110],[000000000/11/
000001]〜[000000000/11/111
110],[000000001/00/00000
1]〜[000000001/00/111110]に
ついては、上記ステップ22と同じように動作する。ま
た、カウントされたROW/BANK/COLアドレス
[000000000/10/111111],[00
0000000/11/111111],[00000
0001/00/111111]については、上記ステ
ップ23と同じように動作する。また、カウントされた
ROW/BANK/COLアドレス[00000000
0/11/000000],[000000001/0
0/000000]、およびカウント最終ROW/BA
NK/COLアドレス[000000000/01/0
00000]については、上記ステップ24と同じよう
に動作する。
【0131】以上のように実施の形態2によれば、全て
のROW遷移が異なるBANKに配置されたROWの間
で生じるようにバースト動作を制御し、バースト動作の
最初に第1のROWのアクセスに並行して第2のROW
をあらかじめアクティブにしておき、アクセスROWが
上記第1のROWから上記第2のROWに遷移したとき
に、上記第2のROWのアクセスに並行して、新たな次
アクセスROWをアクティブにするとともに、上記第1
のROWをプリチャージすることにより、バースト動作
の開始から終了まで連続アクセスが可能になり、アクセ
ス時間を短縮することができ、最大データ転送効率を期
待できる。また、バーストモードデコード回路41およ
びアドレスカウンタ42を設けてアクセスするROW/
BANK/COLアドレスを生成するので、バースト長
を可変長にすることが可能である。
【0132】実施の形態3 図7は本発明の実施の形態3のDRAMインターフェー
ス回路のブロック図である。図7の実施の形態3のDR
AMインターフェース回路は、図1のマイクロプロセッ
サのDRAMインターフェース回路13に適用される。
なお、図7において、図6と同じものには同じ符号を付
してある。
【0133】図7の実施の形態3のDRAMインターフ
ェース回路は、アドレスデコード回路21と、アクセス
アドレス比較回路24と、次アクセスアドレス比較回路
25と、BANKアドレスレジスタ26と、ROWアド
レスレジスタ27と、バーストモードデコード回路41
と、アドレスカウンタ回路42と、リード・ライトコマ
ンド生成回路43と、アクテイブ・プリチャージコマン
ド生成回路61と、バーストCOLアドレス比較回路6
2と、COLアドレスレジスタ63とを備える。
【0134】このように、実施の形態3のDRAMイン
ターフェース回路は、上記実施の形態2のDRAMイン
ターフェース回路(図6参照)において、COLアドレ
スレジスタ63を設け、アクテイブ・プリチャージコマ
ンド生成回路44、バーストCOLアドレス比較回路4
5を、それぞれアクテイブ・プリチャージコマンド生成
回路61、バーストCOLアドレス比較回路62に変更
したものである。
【0135】実施の形態3のDRAMインターフェース
回路は、上記実施の形態1および2と同じように、複数
のROWを配置したBANKを複数設けたDRAMのア
クセスを、ROWアドレスが連続する一連のアクセスに
おいて全てのROW遷移が異なるBANKに配置された
ROWの間で生じるように制御するDRAMインターフ
ェース回路であって、第1のROWがこれからアクセス
されるあるいはアクセスされているアクセスROWであ
り、第2のROWが連続アドレスのアクセスであれば上
記アクセスROWの次にアクセスされる次アクセスRO
Wである期間に、上記第1のROWのアクセスに並行し
て、上記第2のROWをあらかじめアクティブにしてお
き、上記アクセスROWが上記第2のROWに遷移した
ときに、上記第2のROWのアクセスに並行して、上記
第1のROWをプリチャージすることを特徴とする。
【0136】そして、この実施の形態3のDRAMイン
ターフェース回路は、入力されたバースト初期アドレス
信号およびバースト長信号(バーストモード信号)に従
ってバースト動作を制御し、バースト動作中において、
アクセスROWが上記第2のROWに遷移し、上記第2
のROWにおいてのアクセスが所定のCOLアドレスに
達したときに、新たな次アクセスROWをアクティブに
するにすることを特徴とする。
【0137】つまり、実施の形態3のDRAMインター
フェース回路は、上記実施の形態2において、新たな次
アクセスROWをアクティブにするタイミングを、新た
なアクセスROWにおいてCOLアドレスが所定のCO
Lアドレスに達したときに変更したものである。
【0138】[COLアドレスレジスタ63]COLア
ドレスレジスタ63には、所定のCOLアドレスがあら
かじめ記憶されている。このCOLアドレスレジスタ6
3には、初期COLアドレス[000000]から最終
COLアドレス[111111]までの任意のCOLア
ドレスをプログラムによって記憶させることが可能であ
る。また、COLアドレスレジスタ63に記憶されてい
るCOLアドレスを、プログラムによって変更すること
も可能である。
【0139】[バーストCOLアドレス比較回路62]
バーストCOLアドレス比較回路62は、アドレスカウ
ンタ回路42から入力されるカウントされたCOLアド
レスが、COLアドレスレジスタ63にあらかじめ記憶
されている所定のCOLアドレスに達しているか否かを
比較し、上記所定のCOLアドレスに到達してれば、R
OW遷移信号52をHIGHレベルとし、達していなけ
ればROW遷移信号52をLOWレベルとする。従っ
て、ROW遷移信号52は、カウントされたCOLアド
レスが初期COLアドレス[000000]から上記所
定のCOLアドレスの1つまでの間は、LOWレベルで
あり、カウントされたCOLアドレスが上記所定のCO
Lアドレスに達したときに、LOWレベルからHIGH
レベルになり、カウントされたCOLアドレスが上記所
定のCOLアドレスから最終COLアドレス[1111
11]の間は、HIGHレベルであり、カウントされた
COLアドレスが初期COLアドレス[000000]
に戻ったときに、HIGHレベルからLOWレベルにな
る。
【0140】[アクティブ・プリチャージコマンド生成
回路61]アクティブ・プリチャージコマンド生成回路
61の入力信号は、上記実施の形態2のアクティブ・プ
リチャージコマンド生成回路44の入力信号と同じであ
る。このアクティブ・プリチャージコマンド生成回路6
1は、コマンドイネーブル信号35によってリード・ラ
イトコマンドの発行を許可または禁止するとともに、ア
クティブ・プリチャージコマンドを発行する。また、ア
クティブ・プリチャージコマンド生成回路61は、アド
レスレジスタ26,27に記憶されているアクセスRO
W/BANKアドレスを参照して次アクセスROW/B
ANKアドレスを生成する。また、アクティブ・プリチ
ャージコマンド生成回路61は、アクセスROWおよび
次アクセスROWがそれぞれアクティブであるか否かを
記憶するレジスタを内部に備えている。
【0141】[バースト動作の開始時のアクティブ・プ
リチャージコマンド生成回路61]バースト動作の開始
時においては、アクティブ・プリチャージコマンド生成
回路61は、バースト初期アドレス信号およびバースト
モード信号が入力される直前に、アクセスROWおよび
次アクセスROWがアクティブであるか否かによって、
以下の(C1)〜(C3)のいずれかの動作をする。
【0142】(C1)バースト初期アドレス信号および
バーストモード信号が入力される直前に、それまでのア
クセスROWおよびそれまでの次アクセスROWがすで
にアイドルになっているときには、アドレス比較結果信
号31〜34を参照せず、以下のように動作する。この
(C1)は、バースト初期アドレス信号およびバースト
モード信号が直前のバースト動作の終了時に連続して入
力されなかった場合である。この(C1)では、それま
でのアクセスROWはすでに消滅しているものとみな
す。
【0143】新たなアクセスROW/BANKアドレス
(入力バースト初期ROW/BANKアドレス)につい
てアクティブコマンドを発行するとともに、新たな次ア
クセスROW/BANKアドレスをアドレスレジスタ2
6,27に記憶し、新たなアクセスROWがアクティブ
になるのを待ってリード・ライトコマンドの発行を許可
する(コマンドイネーブル信号35をHIGHレベルに
する)。
【0144】このとき、入力バースト初期COLアドレ
ス(カウント初期COLアドレス)についてのROW遷
移信号52がHIGHレベルであれば、さらに新たな次
アクセスROW/BANKアドレスについてアクティブ
コマンドを発行する。
【0145】(C2)バースト初期アドレス信号および
バーストモード信号が入力される直前に、それまでのア
クセスROWおよびそれまでの次アクセスROWがとも
にアクティブであるときには、アドレス比較結果信号3
1〜34を参照し、以下のように動作する。この(C
2)は、直前のバースト動作の終了時のCOLアドレス
が上記所定のCOLアドレスに達しており、バースト初
期アドレス信号およびバーストモード信号が直前のバー
スト動作の終了時に連続して入力された場合である。
【0146】新たなアクセスROW/BANKアドレス
(入力バースト初期ROW/BANKアドレス)がそれ
までのアクセスROW/BANKアドレスと一致してい
れば、リード・ライトコマンドの発行を直ちに許可する
(コマンドイネーブル信号35をHIGHレベルに保持
する)。
【0147】このとき、入力バースト初期COLアドレ
ス(カウント初期COLアドレス)についてのROW遷
移信号52がLOWレベルであれば、さらに新たな次ア
クセスROW/BANKアドレスについてプリチャージ
コマンドを発行する。
【0148】また、新たなアクセスROW/BANKア
ドレス(入力バースト初期ROW/BANKアドレス)
がそれまでの次アクセスROW/BANKアドレスと一
致していれば、リード・ライトコマンドの発行を直ちに
許可し(コマンドイネーブル信号35をHIGHレベル
に保持し)、それまでのアクセスROW/BANKアド
レスについてプリチャージコマンドを発行し、新たなア
クセスROW/BANKアドレス(入力バースト初期R
OW/BANKアドレス、それまでの次アクセスROW
/BANKアドレス)をアドレスレジスタ26,27に
記憶する。
【0149】また、新たなアクセスROW/BANKア
ドレス(入力バースト初期ROW/BANKアドレス)
がそれまでのアクセスROW/BANKアドレスおよび
それまでの次アクセスROW/BANKアドレスのいず
れにも一致していなければ、リード・ライトコマンドの
発行を禁止し(コマンドイネーブル信号35をLOWレ
ベルにし)、それまでのアクセスROW/BANKアド
レスおよびそれまでの次アクセスROW/BANKアド
レスにそれぞれプリチャージコマンドを発行し、新たな
アクセスROW/BANKアドレスについてアクティブ
コマンドを発行するとともに、新たなアクセスROW/
BANKアドレスをアドレスレジスタ26,27に記憶
し、新たなアクセスROWがアクティブになるのを待っ
てリード・ライトコマンドの発行を許可する(コマンド
イネーブル信号35をHIGHレベルにする)。
【0150】(C3)バースト初期アドレス信号および
バーストモード信号が入力される直前に、それまでのア
クセスROWのみがアクティブであり、それまでの次ア
クセスROWがアイドルであるときには、アドレス比較
結果信号31,32を参照し、以下のように動作する。
この(C3)は、直前のバースト動作の終了時のCOL
アドレスが上記所定のCOLアドレスに達しておらず、
バースト初期アドレス信号およびバーストモード信号が
直前のバースト動作の終了時に連続して入力された場合
である。
【0151】新たなアクセスROW/BANKアドレス
(入力バースト初期ROW/BANKアドレス)がそれ
までのアクセスROW/BANKアドレスと一致してい
れば、リード・ライトコマンドの発行を直ちに許可する
(コマンドイネーブル信号35をHIGHレベルに保持
する)。
【0152】このとき、入力バースト初期COLアドレ
ス(カウント初期COLアドレス)についてのROW遷
移信号52がHIGHレベルであれば、さらに新たな次
アクセスROW/BANKアドレスについてアクティブ
コマンドを発行する。
【0153】また、新たなアクセスROW/BANKア
ドレス(入力バースト初期ROW/BANKアドレス)
がそれまでのアクセスROW/BANKアドレスと一致
していなければ、それまでのアクセスROW/BANK
アドレスについてプリチャージコマンドを発行し、新た
なアクセスROW/BANKアドレスについてアクティ
ブコマンドを発行するとともに、新たなアクセスROW
/BANKアドレスをアドレスレジスタ26,27に記
憶し、新たなアクセスROWがアクティブになるのを待
ってリード・ライトコマンドの発行を許可する(コマン
ドイネーブル信号35をHIGHレベルにする)。
【0154】このとき、入力バースト初期COLアドレ
ス(カウント初期COLアドレス)についてのROW遷
移信号52がHIGHレベルであれば、さらに新たな次
アクセスROW/BANKアドレスについてアクティブ
コマンドを発行する。
【0155】[バースト動作中のアクティブ・プリチャ
ージコマンド生成回路61]バースト動作中(バースト
動作の開始から終了まで)においては、アクティブ・プ
リチャージコマンド生成回路61は、連続してリード・
ライトコマンドの発行を許可する(コマンドイネーブル
信号35をHIGHレベルに保持する)。
【0156】また、バースト動作中において、アクティ
ブ・プリチャージコマンド生成回路61は、ROW遷移
信号52がLOWレベルからHIGHレベルになり、ア
クセスROWにおいてCOLアドレスが上記所定のCO
Lアドレスに達したときに、アクセスROWのアクセス
に並行して、次アクセスROW/BANKアドレスにつ
いてアクティブコマンドを発行する。
【0157】また、バースト動作中において、アクティ
ブ・プリチャージコマンド生成回路61は、ROW遷移
信号52がHIGHレベルからLOWレベルになり、ア
クセスROWが次アクセスROWに遷移したときに、新
たなアクセスROWのアクセスに並行して、それまでの
アクセスROW/BANKアドレスについてプリチャー
ジコマンドを発行し、新たなアクティブROW/BAN
Kアドレス(それまでの次アクティブROW/BANK
アドレス)をアドレスレジスタ26,27に記憶する。
【0158】[バースト動作の終了時のアクティブ・プ
リチャージコマンド生成回路61]バースト動作の終了
時においては、アクティブ・プリチャージコマンド生成
回路61は、上記実施の形態2のアクティブ・プリチャ
ージコマンド生成回路44と同じように動作する。
【0159】バースト動作の終了時において、アクティ
ブ・プリチャージコマンド生成回路61は、次のバース
ト初期アドレス信号およびバーストモード信号が連続し
て入力される場合には、何もせず、次のバースト初期ア
ドレス信号およびバーストモード信号が連続して入力さ
れない場合には、アクセスROWおよびアクティブにな
っている次アクセスROWにプリチャージコマンドを発
行するとともに、リード・ライトコマンドの発行を禁止
する(コマンドイネーブル信号35をLOWレベルにす
る)。
【0160】なお、次のバースト初期アドレス信号およ
びバーストモード信号が連続して入力される場合には、
アクティブになっている次アクセスROWにプリチャー
ジコマンドを発行し、次のバースト初期アドレス信号お
よびバーストモード信号が連続して入力されない場合に
は、アクセスROWおよびアクティブになっている次ア
クセスROWにプリチャージコマンドを発行することも
可能である。この場合には、次のバースト動作の開始時
において、アクティブ・プリチャージコマンド生成回路
61は、上記(C3)のように動作することになり、次
アクセスアドレス比較回路25を削除することが可能で
ある。
【0161】あるいは、アクセスROWおよびアクティ
ブになっている次アクセスROWに必ずプリチャージコ
マンドを発行することも可能である。この場合には、次
のバースト動作の開始時において、アクティブ・プリチ
ャージコマンド生成回路61は、上記(C1)のように
動作することになり、アクセスアドレス比較回路24お
よび次アクセスアドレス比較回路25を削除することが
可能である。
【0162】あるいは、何もせず、アクセスROWをア
クティブのまま保持するとともに、次アクセスROWを
アクティブまたはアイドルのまま保持することも可能で
ある。この場合には、次のバースト動作の開始時におい
て、アクティブ・プリチャージコマンド生成回路61
は、上記(C2)のように動作することになる。
【0163】[実施の形態3の動作]実施の形態3のD
RAMインターフェース回路の動作について説明する。
以下の説明では、バースト初期アドレスデータ[000
00000 10 000000]のバースト初期アド
レス信号、およびバーストモード信号(バースト長信
号)によるバーストモードデータ[0111]が入力さ
れたときのバースト動作について説明する。このバース
ト動作では、ROW/BANK/COLアドレス[00
0000000 01 000000]〜[00000
0001 01000000]がアクセスされる。ま
た、COLアドレスレジスタ63には、COLアドレス
[111100]があらかじめ記憶されているものとす
る。また、上記のバースト初期アドレス信号および上記
のバーストモード信号が入力される直前に、アクセスR
OWおよび次アクセスROWはともにアイドルになって
いるものとする。
【0164】まず、図7のアドレスデコード回路21
に、バースト初期アドレスデータ[000000000
01 000000]のバースト初期アドレス信号が
入力されると、アドレスデコード回路21は、入力され
たバースト初期アドレス信号をデコードし、入力バース
ト初期ROW/BANK/COLアドレス[00000
0000/01/000000]を生成する。
【0165】また、上記バースト初期アドレス信号の入
力と同時に、図7のバーストモードデコード回路41
に、バーストモード信号によるバーストモードデータ
[0111]が入力されると、バーストモードデコード
回路41は、入力されたバーストモードデータ[011
1]に応じた13ビットのバースト長データ[0000
100 000000](バースト長256)を生成す
る。
【0166】アドレスカウンタ回路42は、入力バース
ト初期ROW/BANK/COLアドレス[00000
0000/01/000000]が入力されると、バー
ストビジー信号51をHIGHレベルとし、上記の入力
バースト初期ROW/BANK/COLアドレスによる
17ビットのカウント初期値[00000000001
000000]からカウント回数がバースト長256
に達するまでカウントアップする。つまり、上記のカウ
ント初期値[000000000 01 00000
0]から、このカウント初期値にバースト長データ[0
0001 00000000]を加算した[00000
0001 01 000000]までカウントする。
【0167】そして、アドレスカウンタ回路42は、カ
ウント初期ROW/BANK/COLアドレス[000
000000/01/000000]からカウント最終
ROW/BANK/COLアドレス[00000000
1/01/000000]までのカウントしたROW/
BANK/COLアドレスを、バースト動作の開始から
終了までの間に順次出力する。カウントされたROW/
BANK/COLアドレスは、リード・ライトコマンド
生成回路43に順次入力され、カウントしたCOLアド
レスは、バーストCOLアドレス比較回路45に順次入
力される。また、アドレスカウンタ回路42は、カウン
ト初期ROW/BANK/COLアドレス(入力バース
ト初期ROW/BANK/COLアドレス)[0000
00000/01/000000]を出力するとき、バ
ーストビジー信号51をHIGHレベルにしてバースト
動作の開始を伝達し、カウント最終ROW/BANK/
COLアドレス[000000001/01/0000
00]を出力するとき、バーストビジー信号51をLO
Wレベルにしてバースト動作の終了を伝達する。
【0168】[ステップ31]アドレスデコード回路2
1から入力バースト初期ROW/BANK/COLアド
レス[000000000/01/000000]が入
力されると、アドレスカウンタ回路42は、カウント動
作を開始し、カウント初期ROW/BANK/COLア
ドレス[000000000/01/000000]を
出力する。
【0169】アドレスカウンタ回路42からカウント初
期COLアドレス[000000]が入力されると、バ
ーストCOLアドレス比較回路62は、上記のカウント
初期COLアドレスがCOLアドレスレジスタ63に記
憶されているCOLアドレス[111100]に達して
いるか否かを比較し、達していないので、ROW遷移信
号52をLOWレベルにする。
【0170】アドレスデコード回路21から入力バース
ト初期ROW/BANKアドレス[000000000
/01]が入力されると、アクティブ・プリチャージコ
マンド生成回路61は、それまでのアクセスROWおよ
びそれまでの次アクセスROWがアイドルなので(それ
までのアクセスROWは消滅したものとみなす)、アド
レス比較結果信号31〜34を参照せず、コマンドイネ
ーブル信号35をLOWレベル(禁止)とし、新たなア
クセスROW/BANKアドレス[000000000
/01]についてアクティブコマンドを発行するととも
に、上記新たなアクセスROW/BANKアドレスをア
ドレスレジスタ26,27に記憶し、上記新たなアクセ
スROWがアクティブになるのを待ってコマンドイネー
ブル信号35をHIGHレベル(許可)にする。
【0171】このとき、アクティブ・プリチャージコマ
ンド生成回路61は、カウント初期COLアドレス[0
00000]についてのROW遷移信号52がLOWレ
ベルなので、新たな次アクセスROW/BANKアドレ
ス[000000000/10]についてはアクティブ
コマンドを発行しない。
【0172】なお、それまでのアクセスROWがアクテ
ィブであり、それまでの次アクセスROWがアイドルで
あるときには、アドレス比較結果信号31,32を参照
し、上記(C2)のように動作する。また、それまでの
アクセスROWおよびそれまでの次アクセスROWがと
もにアクティブであるときには、アドレス比較結果信号
31〜34を参照し、上記(C3)のように動作する。
【0173】リード・ライトコマンド生成回路43は、
コマンドイネーブル信号35がHIGHレベル(許可)
になるのを待って、上記のカウント初期ROW/BAN
K/COLアドレス[000000000/01/00
0000]についてリード・ライトコマンドを発行す
る。
【0174】これ以降バースト動作の終了時まで、アク
ティブ・プリチャージコマンド生成回路61は、コマン
ドイネーブル信号35がHIGHレベル(許可)に保持
するとともに、アドレス比較結果信号31〜34を参照
しない。
【0175】[ステップ32]次に、カウントされたR
OW/BANK/COLアドレス[000000000
/01/000001]〜[000000000/01
/111011]がアドレスカウンタ回路42から順次
出力される。この間、ROW遷移信号52はLOWレベ
ルに保持され、コマンドイネーブル信号35はHIGH
レベルに保持され、上記カウントされたROW/BAN
K/COLアドレス[000000000/01/00
0001]〜[000000000/01/11101
1]について順次リード・ライトコマンドが発行され
る。
【0176】[ステップ33]次に、カウントされたR
OW/BANK/COLアドレス[000000000
/01/111100]がアドレスカウンタ回路42か
ら出力されると、バーストCOLアドレス比較回路62
は、カウントされたCOLアドレス[111100]が
COLアドレスレジスタ63に記憶されているCOLア
ドレス[111100]に達したので、ROW遷移信号
52をLOWレベルからHIGHレベルにする。
【0177】アクティブ・プリチャージコマンド生成回
路61は、ROW遷移信号52がHIGHレベルになっ
たので、コマンドイネーブル信号35をHIGHレベル
に保持したまま、次アクセスROW/BANKアドレス
[000000000/10]についてアクティブコマ
ンドを発行する。
【0178】リード・ライトコマンド生成回路43は、
コマンドイネーブル信号35がHIGHレベル(許可)
に保持されているので、上記カウントされたROW/B
ANK/COLアドレス[000000000/01/
111100]について直ちにリード・ライトコマンド
を発行する。
【0179】[ステップ34]次に、カウントされたR
OW/BANK/COLアドレス[000000000
/01/111101]〜[000000000/01
/111111]がアドレスカウンタ回路42から順次
出力される。この間、ROW遷移信号52はHIGHレ
ベルに保持され、コマンドイネーブル信号35はHIG
Hレベルに保持され、上記のROW/BANK/COL
アドレス[000000000/01/111101]
〜[000000000/01/111111]につい
て順次リード・ライトコマンドが発行される。
【0180】[ステップ35]次に、カウントされたR
OW/BANK/COLアドレス[000000000
/10/000000]がアドレスカウンタ回路42か
ら出力されると、バーストCOLアドレス比較回路62
は、カウントされたCOLアドレス[000000]が
COLアドレスレジスタ63に記憶されているCOLア
ドレス[111100]に達していないので、ROW遷
移信号52をHIGHレベルからLOWレベルにする。
【0181】アクティブ・プリチャージコマンド生成回
路61は、ROW遷移信号52がLOWレベルになり、
アクセスROWが次アクセスROWに遷移したので、コ
マンドイネーブル信号35をHIGHレベル(許可)に
保持したまま、それまでのアクセスROW/BANKア
ドレス[000000000/01]についてプリチャ
ージコマンドを発行し、新たなアクセスROW/BAN
Kアドレス[000000000/10]をアドレスレ
ジスタ26,27に記憶する。
【0182】リード・ライトコマンド生成回路43は、
コマンドイネーブル信号35がHIGHレベル(許可)
に保持されているので、上記カウントされたROW/B
ANK/COLアドレス[000000000/10/
000000]について直ちにリード・ライトコマンド
を発行する。
【0183】このように、アクセスCOLアドレスが所
定のCOLアドレス[111100]に達したときに、
次アクセスROW/BANKアドレス[0000000
00/10]をあらかじめアクティブにしてあることに
より、アクセスROWの遷移を生じても、連続してリー
ド・ライトコマンドを発行することができるので、連続
アクセスが可能である。さらに、ROW遷移を生じる直
前に次アクセスROWをアクティブにすることができる
ので、次アクセスROWをアクティブにして待機すると
きに発生する無駄な消費電力をほぼゼロとすることがで
きる。
【0184】[ステップ36]これ以降、カウントされ
たROW/BANK/COLアドレス[0000000
00/10/000001]〜[000000000/
10/111011],[000000000/11/
000001]〜[000000000/11/111
011],[000000001/00/00000
1]〜[000000001/00/111011]に
ついては、上記ステップ32と同じように動作する。ま
た、カウントされたROW/BANK/COLアドレス
[000000000/10/111100],[00
0000000/11/111100],[00000
0001/00/111100]については、上記ステ
ップ33と同じように動作する。また、カウントされた
ROW/BANK/COLアドレス[00000000
0/10/111101]〜[000000000/1
0/111111],[000000000/11/1
11101]〜[000000000/11/1111
11],[000000001/00/111101]
〜[000000001/00/111111]につい
ては、上記ステップ34と同じように動作する。また、
カウントされたROW/BANK/COLアドレス[0
00000000/11/000000],[0000
00001/00/000000]、およびカウント最
終ROW/BANK/COLアドレス[0000000
00/01/000000]については、上記ステップ
35と同じように動作する。
【0185】以上のように実施の形態3によれば、全て
のROW遷移が異なるBANKに配置されたROWの間
で生じるようにバースト動作を制御し、アクセスROW
のCOLアドレスが所定のCOLアドレスに達したとき
に、アクセスROWのアクセスに並行して、次アクセス
ROWをアクティブにしておき、アクセスROWが次ア
クセスROWに遷移したときに、次アクセスROWのア
クセスに並行して、それまでのアクセスROWをプリチ
ャージすることにより、バースト動作の開始から終了ま
で連続アクセスが可能になり、アクセス時間を短縮する
ことができ、最大データ転送効率を期待できる。さら
に、ROW遷移を生じる直前に次アクセスROWをアク
ティブにすることができるので、次アクセスROWをア
クティブにして待機するときに発生する無駄な消費電力
をほぼゼロとすることができる。
【0186】実施の形態4 図8は本発明の実施の形態1のマイクロプロセッサのブ
ロック図である。なお、図8において、図1と同じもの
には同じ符号を付してある。図8のマイクロプロセッサ
は、内部バス11と、CPU12と、DRAMインター
フェース回路13と、2つのSDRAM(Synchronous
DRAM)14,15とを備える。図8のマイクロプロセッ
サでは、内部バス11を介してCPU12とDRAMイ
ンターフェース回路16とが接続されている。2つのS
DRAM14,15は、DRAMインターフェース回路
16に接続されている。このように図8のマイクロプロ
セッサは、図1のマイクロプロセッサにおいて、SDR
AM15を設け、DRAMインターフェース回路13を
DRAMインターフェース回路16に変更したものであ
る。
【0187】DRAMインターフェース回路16は、内
部バス11を介して入力されるアドレス信号に従ってS
DRAM14,15のアクセス(データの書き込みまた
は読み出し)を制御する。このDRAMインターフェー
ス回路16は、SDRAM14または15のいずれかを
選択し、選択したSDRAMにリード・ライトコマンド
またはアクティブ・プリチャージコマンドを送る。上記
のアドレス信号は、CPU12において生成され、ある
いは内部バス11に接続されているアドレス信号生成回
路あるいは磁気記録装置などにおいてCPU12からの
制御信号に従って生成され、内部バス11に出力され
る。また、SDRAM15の構成は、SDRAM14
(図3参照)と同じである。
【0188】図9はDRAMインターフェース回路16
においてのSDRAMのアドレスの割付を説明する図で
ある。図9のように、DRAMインターフェース回路1
6は、入力されるアドレス信号を、最上位の1ビットが
SDRAM14または15のいずれかを選択するための
コアアドレスであり、上位の9ビットがROWアドレス
であり、中位の2ビットがBANKアドレスであり、下
位の6ビットがCOLアドレスである18ビットのアド
レスデータにデコードする。上記1ビットのコアアドレ
スを[d0]とし、上記9ビットのROWアドレスを
[r8r7r6r5r4r3r2r1r0]とし、上記
2ビットのBANKアドレスを[b1b0]とし、上記
6ビットのCOLアドレスを[c5c4c3c2c1c
0]とするとき、上記18ビットのアドレスデータは、
[d0r8r7r6r5r4r3r2r1r0b1b0
c5c4c3c2c1c0]である。このようにDRA
Mインターフェース回路16においての18ビットのア
ドレスデータは、図1のDRAMインターフェース回路
13においての17ビットのアドレスデータの最上位に
1ビットのコアアドレス[d0]を追加した構成であ
る。例えば、コアアドレス[0]はSDRAM14(第
1のSDRAM)のアドレス、コアアドレス[1]はS
DRAM14(第2のSDRAM)のアドレスである。
【0189】連続アドレスのアクセスにおいては、上記
18ビットのアドレスデータは、[1]ずつインクリメ
ントされる。上記18ビットのアドレスデータでは、最
上位にコアアドレスを割り付け、上位にROWアドレス
を割り付け、中位にBANKアドレスを割り付け、下位
にCOLアドレスを割り付けているので、COLアドレ
スが最終COLアドレス[111111]から初期CO
Lアドレス[000000]に戻るときに、BANKア
ドレスがインクリメントされ、BANKアドレスが最終
BANKアドレス[11]から初期BANKアドレス
[00]に戻るときに、ROWアドレスがインクリメン
トされ、ROWアドレスが最終ROWアドレス[111
111111]から初期COLアドレス[00000
0]に戻るときに、コアアドレスがインクリメントされ
る。
【0190】従って、上記18ビットのアドレスデータ
による連続アドレスのアクセスにおいては、SDRAM
14のBANK0のROW0,SDRAM14のBAN
K1のROW0,…SDRAM14のBANK3のRO
Wm−1,SDRAM15のBANK0のROW0,S
DRAM15のBANK1のROW0,…SDRAM1
5のBANK3のROWm−1の順で、アクセスROW
が遷移する。従って、上記の連続アドレスのアクセスに
おいては、アクセスROWは、異なるBANKに配置さ
れた2本のROWの間で遷移し、ROW遷移を生じると
きには、必ずBANK遷移を生じる。また、上記の連続
アドレスのアクセスにおいては、アクセスされるROW
がSDRAM14のBANK3のROWm−1からSD
RAM15のBANK0のROW0に遷移するときに、
SDRAMの選択が切り換えられる。
【0191】上記18ビットのアドレスデータによる連
続アドレスのアクセスにおいては、アクセスされるRO
Wは必ず異なるBANKに配置された2本のROWの間
で遷移するので、異なるBANKに配置された第1のR
OWおよび第2のROWについて、第1のROWのアク
セスに並行して第2のROWをアクティブにすること、
第2のROWのアクセスに並行してアクセスが完了した
第1のROWをプリチャージすることが可能である。
【0192】ただし、DRAMインターフェース回路1
6は、選択していないSDRAMにコマンドを送ること
ができないので、上記第1のROWおよび上記第2のR
OWが異なるSRDAMに配置されている場合は、例え
ば第1のROWのアクセスを(第1のROWにリード・
ライトコマンドを送るのを)一時中止し、第2のROW
のSDRAMを選択し、第2のROWにアクティブコマ
ンドを送り、再び第1のROWのSDRAMを選択し、
第1のROWのアクセスを再開する必要がある。
【0193】[実施の形態4のDRAMインターフェー
ス回路]図10は本発明の実施の形態4のDRAMイン
ターフェース回路のブロック図である。図10の実施の
形態4のDRAMインターフェース回路は、図8のマイ
クロプロセッサのDRAMインターフェース回路16に
適用される。なお、図10において、図7と同じものに
は同じ符号を付してある。
【0194】図10の実施の形態4のDRAMインター
フェース回路は、BANKアドレスレジスタ26と、R
OWアドレスレジスタ27と、バーストモードデコード
回路41と、バーストCOLアドレス比較回路62と、
COLアドレスレジスタ63と、アドレスデコード回路
81と、アドレスカウンタ回路82と、リード・ライト
コマンド生成回路83と、アクテイブ・プリチャージコ
マンド生成回路84と、バーストROW/BANKアド
レス比較回路85と、アクセスアドレス比較回路86
と、次アクセスアドレス比較回路87と、コアアドレス
レジスタ88とを備える。
【0195】このように、実施の形態4のDRAMイン
ターフェース回路は、上記実施の形態3のDRAMイン
ターフェース回路(図7参照)において、バーストBA
NK/ROWアドレス比較回路85と、コアアドレスレ
ジスタ88とを設け、アドレスデコード回路21、アド
レスカウンタ回路42、リード・ライトコマンド生成回
路43、アクティブ・プリチャージコマンド生成回路6
1、アクセスアドレス比較回路24、次アクセスアドレ
ス比較回路25を、それぞれアドレスデコード回路8
1、アドレスカウンタ回路82、リード・ライトコマン
ド生成回路83、アクティブ・プリチャージコマンド生
成回路84、アクセスアドレス比較回路86、次アクセ
スアドレス比較回路87に変更したものである。
【0196】アドレスデコード回路81、アドレスカウ
ンタ回路82、リード・ライトコマンド生成回路83、
アクティブ・プリチャージコマンド生成回路84、アク
セスアドレス比較回路86、次アクセスアドレス比較回
路87は、図7のアドレスデコード回路21、アドレス
カウンタ回路42、リード・ライトコマンド生成回路4
3、アクティブ・プリチャージコマンド生成回路61、
アクセスアドレス比較回路24、次アクセスアドレス比
較回路25において、それぞれ入力信号または出力信号
としてコアアドレスを追加したものである。
【0197】この実施の形態4のDRAMインターフェ
ース回路は、上記実施の形態3のDRAMインターフェ
ース回路において複数のSDRAMのアクセスを制御で
きるようにしたものであって、アクセスROWが第1の
SDRAMに配置されたROWであり、次アクセスRO
Wが第2のSDRAMに配置されたROWである場合に
は、上記アクセスROWにおいてのアクセスが上記所定
のCOLアドレスに達するときに、上記第2のSRRA
Mを一時選択して上記次アクセスROWをアクティブに
することを特徴とする。
【0198】[アドレスデコード回路81]アドレスデ
コード回路81は、図8の内部バス11を介して入力さ
れたバースト初期アドレス信号を18ビットのバースト
初期アドレスデータ[d0r8r7r6r5r4r3r
2r1r0b1b0c5c4c3c2c1c0]にデコ
ードし、入力コアアドレス[d0]、入力ROWアドレ
ス[r8r7r6r5r4r3r2r1r0]、入力B
ANKアドレス[b1b0]、入力COLアドレス[c
5c4c3c2c1c0]を生成する。
【0199】[アドレスカウンタ回路82]アドレスカ
ウンタ回路82は、アドレスデコード回路81で生成さ
れた入力バースト初期コア/ROW/BANK/COL
アドレスから、バーストモードデコード回路41で生成
されたバースト長データによるバースト長までをカウン
トアップし、カウントしたコア/ROW/BANK/C
OLアドレスをリードライトコマンド生成回路83に出
力する。また、アドレスカウンタ回路82は、カウント
動作中であるバースト動作中は、バーストビジー信号5
1をHIGHレベルとし、バースト動作が終了すると、
バーストビジー信号51をLOWレベルにする。
【0200】上記カウントアップの初期データは、入力
バースト初期コア/ROW/BANK/COLアドレス
を、上記バースト初期アドレス信号と同じように、入力
バースト初期コアアドレス[d0]が最上位となり、入
力バースト初期ROWアドレス[r8r7r6r5r4
r3r2r1r0]が上位となり、入力バースト初期B
ANKアドレス[b1b0]が中位となり、入力バース
ト初期COLアドレス[c5c4c3c2c1c0]が
下位となるように割り付けた18ビットのデータであ
る。このため、上記カウントされたコア/ROW/BA
NK/COLアドレスは、上記実施の形態1においての
連続アドレスのアクセスのときの入力ROW/BANK
/COLアドレスと同じように、[1]ずつインクリメ
ントされる。
【0201】[リード・ライトコマンド生成回路83]
リード・ライトコマンド生成回路83は、リード・ライ
トコマンドの発行が許可されているときに(アクティブ
・プリチャージコマンド生成回路84から入力されるコ
マンドイネーブル信号35がHIGHレベルであるとき
に)、かつアドレスカウンタ回路82から入力されるバ
ーストビジー信号51がHIGHレベルであるときに、
アドレスカウンタ回路82から入力されるカウントされ
たそれぞれのコア/ROW/BANK/COLアドレス
についてリード・ライトコマンドを発行する。上記のリ
ード・ライトコマンドは、アクティブ・プリチャージコ
マンド生成回路84によって選択されたSDRAM(第
1または第2のSDRAM)に送られる。
【0202】[コアアドレスレジスタ88]コアアドレ
スレジスタ88には、選択されているSDRAMのコア
アドレス(アクセスROWのコアアドレス、以下アクセ
スコアアドレスとする)が記憶される。
【0203】[アクセスアドレス比較回路86]アクセ
スアドレス比較回路86は、アドレスデコード回路21
で生成された入力バースト初期コア/ROW/BANK
アドレスを、アクセスコア/ROW/BANKアドレス
と比較し、両BANKアドレスが一致するときLOWレ
ベルとなり、一致しないときHIGHレベルとなるBA
NKアドレス比較結果信号31、両ROWアドレスが一
致するときLOWレベルとなり、一致しないときHIG
HレベルとなるROWアドレス比較結果信号32、およ
び両コアアドレスが一致するときLOWレベルとなり、
一致しないときHIGHレベルとなるコアアドレス比較
結果信号92を出力する。
【0204】[次アクセスアドレス比較回路87]アド
レスデコード回路21で生成された入力バースト初期コ
ア/ROW/BANKアドレスを、次アクセスコア/R
OW/BANKアドレスと比較し、両BANKアドレス
が一致するときLOWレベルとなり、一致しないときH
IGHレベルとなる次BANKアドレス比較結果信号3
3、両ROWアドレスが一致するときLOWレベルとな
り、一致しないときHIGHレベルとなる次ROWアド
レス比較結果信号34、および両コアアドレスが一致す
るときLOWレベルとなり、一致しないときHIGHレ
ベルとなる次コアアドレス比較結果信号93を出力す
る。上記の次アクセスコア/ROW/BANKアドレス
は、次アクセスアドレス比較回路87において、アドレ
スレジスタ26,27,88に保持されているアクセス
コア/ROW/BANKアドレスを参照して生成され
る。
【0205】[バーストROW/BANKアドレス比較
回路85]バーストROW/BANKアドレス比較回路
85は、アドレスカウン夕回路82から入力されるカウ
ントされたROW/BANKアドレスが、最終ROW/
BANKアドレス[111111111/11]に達し
たか否かを比較し、カウントされたROW/BANKア
ドレスが最終ROW/BANKアドレスに達したとき
に、コア遷移信号91をHIGHレベルとし、カウント
されたROW/BANKアドレスが初期ROW/BAN
Kアドレス[000000000/00]に戻ったとき
に、コア遷移信号91をLOWレベルにする。バースト
ROW/BANKアドレス比較回路85は、ROW遷移
信号52をアクティブ・プリチャージコマンド生成回路
84に出力することによって、コア遷移を生じることを
アクティブ・プリチャージコマンド生成回路84に伝達
する。
【0206】[アクティブ・プリチャージコマンド生成
回路84]アクティブ・プリチャージコマンド生成回路
84は、上記実施の形態3のアクティブ・プリチャージ
コマンド生成回路61において、コア遷移信号91、コ
アアドレス比較結果信号92、および次コアアドレス比
較結果信号93を入力信号として追加したものである。
このアクティブ・プリチャージコマンド生成回路84
は、第1のSDRAMまたは第2のいずれかを選択し、
選択したSDRAMについて、アクティブ・プリチャー
ジコマンドを発行するとともに、コマンドイネーブル信
号35によってリード・ライトコマンドの発行を許可ま
たは禁止する。また、アクティブ・プリチャージコマン
ド生成回路84は、アドレスレジスタ26,27,88
に記憶されているアクセスコア/ROW/BANKアド
レスを参照して次アクセスコア/ROW/BANKアド
レスを生成する。また、アクティブ・プリチャージコマ
ンド生成回路84は、アクセスROWおよび次アクセス
ROWがそれぞれアクティブであるか否かを記憶するレ
ジスタを内部に備えている。SDRAMの選択切り換え
の必要がないときのアクティブ・プリチャージコマンド
生成回路84は、上記実施の形態3のアクティブ・プリ
チャージコマンド生成回路61と同じである。
【0207】アクティブ・プリチャージコマンド生成回
路84は、アクセスROWが最終ROW/BANKアド
レス[111111111/11]のROWである場合
において(コア遷移信号91がHIGHレベルである場
合において)、カウントされたCOLアドレスが所定の
COLアドレスに達したときに(ROW遷移信号52が
LOWレベルからHIGHレベルになったときに)、リ
ード・ライトコマンドの発行を禁止して第2のSDRA
Mを選択し、次アクセスコア/ROW/BANKアドレ
スにアクティブコマンドを発行し、第1のSDRAMを
再び選択してリード・ライトコマンドの発行を許可し、
カウントされたCOLアドレスが最終カラムアドレス
[111111]から初期COLアドレス[00000
0]に戻り(ROW遷移信号52がLOWレベルに戻
り)、アクセスROWが次アクセスROWに遷移すると
きに、リード・ライトコマンドの発行を禁止し、アクセ
スROWについてプリチャージコマンドを発行し、第2
のSDRAMを選択してリード・ライトコマンドの発行
を許可し、アクセスROWが次アクセスROWに遷移し
たときに、新たなアクセスROWのアクセスに並行し
て、新たなアクセスROWのコア/ROW/BANKア
ドレスをアドレスレジスタ26,27,88に記憶す
る。
【0208】[実施の形態4の動作]実施の形態4のD
RAMインターフェース回路の動作について説明する。
以下の説明では、バースト初期アドレスデータ[0 1
11111111 11 000000]のバースト初
期アドレス信号、およびバーストモード信号によるバー
ストモードデータ(バースト長データ)[0110]が
入力されたときのバースト動作について説明する。この
バースト動作では、ROW/BANK/COLアドレス
[0 111111111 11 000000]〜
[1 000000000 01 000000]がア
クセスされる。また、COLアドレスレジスタ63に
は、COLアドレス[111100]があらかじめ記憶
されているものとする。
【0209】まず、図1の内部バス11を介してアドレ
スデコード回路81に、バースト初期アドレスデータ
[0 111111111 11 000000]のバ
ースト初期アドレス信号が入力されると、アドレスデコ
ード回路81は、入力されたバースト初期アドレス信号
をデコードし、入力バースト初期コア/ROW/BAN
K/COLアドレス[0/111111111/11/
000000]を生成する。
【0210】また、上記バースト初期アドレス信号の入
力と同時に、図1の内部バス11を介してバーストモー
ドデコード回路41に、バーストモード信号によるバー
ストモードデータ[0110]が入力されると、バース
トモードデコード回路41は、入力されたバーストモー
ドデータ[0110]に応じた13ビットのバースト長
データ[00000 10 000000](バースト
長128)を生成し、このバースト長データをアドレス
カウンタ生成回路82に出力する。
【0211】アドレスカウンタ回路82は、アドレスデ
コード回路81で生成された入力バースト初期コア/R
OW/BANK/COLアドレス[0/1111111
11/11/000000]が入力されると、上記の入
力バースト初期コア/ROW/BANK/COLアドレ
スによる18ビットのカウント初期値[0 11111
1111 11 000000]からカウント回数がバ
ースト長128に達するまでカウントアップする。つま
り、上記のカウント初期値[0 111111111
11 000000]から、このカウント初期値にバー
スト長データ[00000 01 000000]を加
算した[1 000000001 01000000]
までカウントする。
【0212】[ステップ41]まず、アドレスカウンタ
回路82は、カウント初期コア/ROW/BANK/C
OLアドレス[0/111111111/11/000
000]を出力する。アドレスカウンタ回路82からカ
ウント初期ROW/BANKアドレス[1111111
11/11]が入力されると、バーストROW/BAN
Kアドレス比較回路85は、上記のカウント初期ROW
/BANKアドレスが最終ROW/BANKアドレス
[1111111111/11]に到達しているので、
コア遷移信号91をHIGHレベルとし、コア遷移を生
じることを伝達する。なお他の回路の動作は、上記実施
の形態3のステップ31においての相当する回路の動作
と同じである。
【0213】[ステップ42]次に、アドレスカウンタ
回路82からカウントされたコア/ROW/BANK/
COLアドレス[0/111111111/11/00
0001]〜[0/111111111/11/111
011]が順次出力される。このときのそれぞれの回路
の動作は、上記実施の形態3のステップ32においての
相当する回路の動作と同じである。
【0214】[ステップ43]次に、カウントされたR
OW/BANK/COLアドレス[0/1111111
11/11/111100]がアドレスカウンタ回路8
2から出力されると、バーストCOLアドレス比較回路
62は、カウントされたCOLアドレス[11110
0]がCOLアドレスレジスタ63に記憶されているC
OLアドレス[111100]に達したので、ROW遷
移信号52をLOWレベルからHIGHレベルにする。
【0215】アクティブ・プリチャージコマンド生成回
路84は、コア遷移信号91がHIGHレベルであり、
ROW遷移信号52がHIGHレベルになったので、コ
マンドイネーブル信号35をLOWレベル(禁止)にて
コアアドレス[1]のSDRAMを選択し、次アクセス
コア/ROW/BANKアドレス[1/0000000
00/00]にアクティブコマンドを発行し、コアアド
レス[0]のSDRAMを再び選択してリード・ライト
コマンドの発行を許可する。つまり、次アクセスROW
をアクティブにするためにSDRAMの切り換えが必要
なときには、1クロックサイクルのみバースト動作を中
断し、その間にアクティブコマンドを発行する。
【0216】リード・ライトコマンド生成回路83は、
コマンドイネーブル信号35がHIGHレベル(許可)
になるのを待って、上記カウントされたコア/ROW/
BANK/COLアドレス[0/111111111/
11/111100]についてリード・ライトコマンド
を発行する。
【0217】[ステップ44]次に、カウントされたR
OW/BANK/COLアドレス[000000000
/01/111101]〜[000000000/01
/111111]がアドレスカウンタ回路82から順次
出力される。このときのそれぞれの回路の動作は、上記
実施の形態3のステップ32においての相当する回路の
動作と同じである。
【0218】[ステップ45]次に、カウントされたコ
ア/ROW/BANK/COLアドレス[1/0000
00000/00/000000]がアドレスカウンタ
回路82から出力されると、バーストCOLアドレス比
較回路62は、カウントされたCOLアドレス[000
000]がCOLアドレスレジスタ63に記憶されてい
るCOLアドレス[111100]に達していないの
で、ROW遷移信号52をHIGHレベルからLOWレ
ベルにする。また、バーストROW/BANKアドレス
比較回路85は、カウントされたROW/BANKアド
レス[000000000/00]が最終ROW/BA
NKアドレス[111111111/11]に達してい
ないので、コア遷移信号91をHIGHレベルからLO
Wレベルにする。
【0219】アクティブ・プリチャージコマンド生成回
路84は、ROW遷移信号52およびコア遷移信号91
がそれぞれLOWレベルになり、アクセスROWが次ア
クセスROWに遷移するので、コマンドイネーブル信号
35をLOWレベル(禁止)とし、アクセスコア/RO
W/BANKアドレス[0/111111111/1
1]についてプリチャージコマンドを発行し、コアアド
レス[1]のSDRAMを選択してリード・ライトコマ
ンドの発行を許可し、アクセスROWが次アクセスRO
Wに遷移したときに、新たなアクセスROWのアクセス
に並行して、新たなアクセスROWのコア/ROW/B
ANKアドレス[1/000000000/00]をア
ドレスレジスタ26,27,88に記憶する。つまり、
ROWの遷移によってSDRAMの切り換えが必要なと
きには、1クロックサイクルのみバースト動作を中断
し、その間にプリチャージコマンドを発行する。
【0220】リード・ライトコマンド生成回路83は、
コマンドイネーブル信号35がHIGHレベル(許可)
になるのを待って、上記カウントされたコア/ROW/
BANK/COLアドレス[1/000000000/
00/000000]についてリード・ライトコマンド
を発行する。
【0221】[ステップ46]これ以降、カウントされ
たコア/ROW/BANK/COLアドレス[1/00
0000000/00/000001]〜[1/000
000000/01/000000]については、上記
実施の形態3のステップ32〜35においての相当する
回路と同じ動作をする。
【0222】以上のように実施の形態4によれば、上記
実施の形態3において複数のSDRAMに跨るバースト
動作が可能となり、より大容量のデータを高速に転送す
ることができる。
【0223】なお、上記実施の形態4は、上記実施の形
態3において、複数のSDRAMのアクセスを制御でき
るようにしたものであるが、上記実施の形態1および2
において複数のSDRAMのアクセスを制御できるよう
にすることも可能である。
【0224】複数のSDRAMのアクセスを制御する上
記実施の形態1は、第1のROWおよび第2のROWが
第1のSDRAMに配置されたROWであり、連続アド
レスのアクセスであれば上記第2のROWの次にアクセ
スされる第3のROWが第2のSDRAMに配置された
ROWである場合には、アクセスROWが上記第2のR
OWに遷移するときに、上記第2のSDRAMを一時選
択して上記第3のROWをアクティブにすることを特徴
とする。
【0225】この複数のSDRAMのアクセスを制御す
る実施の形態1においてのアクティブ・プリチャージコ
マンド回路は、アクセスROWが上記第1のROWであ
り、次アクセスROWが上記第2のROWである場合に
おいて、上記入力コア/ROW/BANKアドレスが上
記第2のROWのコア/ROW/BANKアドレスと一
致し、アクセスROWが上記第2のROWに遷移すると
きに、上記第2のROWのコア/ROW/BANKアド
レスを上記アドレスレジスタに記憶するとともに、リー
ド・ライトコマンドの発行を禁止して第2のSDRAM
を選択し、上記第3のROWにアクティブコマンドを発
行し、第1のSDRAMを再び選択してリード・ライト
コマンドの発行を許可し、上記第2のROWのアクセス
に並行して上記第1のROWにプリチャージコマンドを
発行し、アクセスROWが上記第2のROWであり、次
アクセスROWが上記第3のROWである場合におい
て、上記入力コア/ROW/BANKアドレスが上記第
3のROWのコア/ROW/BANKアドレスと一致
し、アクセスROWが上記第3のROWに遷移するとき
に、リード・ライトコマンドの発行を禁止して上記第2
のROWにプリチャージコマンドを発行し、上記第2の
SDRAMを選択してリード・ライトコマンドの発行を
許可し、第3のROWのアクセスに並行して、上記第3
のROWのコア/ROW/BANKアドレスを上記アド
レスレジスタに記憶し、新たな次アクセスROWにアク
ティブコマンドを発行する。
【0226】また、複数のSDRAMのアクセスを制御
する上記実施の形態2は、第1のROWおよび第2のR
OWが第1のSDRAMに配置されたROWであり、連
続アドレスのアクセスであれば上記第2のROWの次に
アクセスされる第3のROWが第2のSDRAMに配置
されたROWである場合には、アクセスROWが上記第
2のROWに遷移するときに、上記第2のSDRAMを
一時選択して上記第3のROWをアクティブにすること
を特徴とする。
【0227】この複数のSDRAMのアクセスを制御す
る実施の形態2においてのアクティブ・プリチャージコ
マンド回路は、アクセスROWが上記第1のROWであ
り、次アクセスROWが上記第2のROWである場合に
おいて、カウントされたカラムアドレスが最終カラムア
ドレスから初期カラムアドレスに戻り、アクセスROW
が上記第2のROWに遷移するときに、上記第2のRO
Wのコア/ROW/BANKアドレスを上記アドレスレ
ジスタに記憶するとともに、リード・ライトコマンドの
発行を禁止して第2のSDRAMを選択し、上記第3の
ROWにアクティブコマンドを発行し、第1のSDRA
Mを再び選択してリード・ライトコマンドの発行を許可
し、上記第2のROWのアクセスに並行して上記第1の
ROWにプリチャージコマンドを発行し、アクセスRO
Wが上記第2のROWであり、次アクセスROWが上記
第3のROWである場合において、カウントされたカラ
ムアドレスが最終カラムアドレスから初期カラムアドレ
スに戻り、アクセスROWが上記第3のROWに遷移す
るときに、リード・ライトコマンドの発行を禁止して上
記第2のROWにプリチャージコマンドを発行し、上記
第2のSDRAMを選択してリード・ライトコマンドの
発行を許可し、第3のROWのアクセスに並行して、上
記第3のROWのコア/ROW/BANKアドレスを上
記アドレスレジスタに記憶し、新たな次アクセスROW
にアクティブコマンドを発行する。
【0228】また、上記実施の形態1〜4においてのS
DRAMは、CPUと同じICチップに設けられたSD
RAMコア、CPUのICチップに外付けしたSDRA
Mのいずれであっても、本発明を適用することが可能で
ある。
【0229】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、R
OWアドレスが連続する一連のアクセス(連続アドレス
のアクセス)において全てのROW遷移が異なるBAN
Kに配置されたROWの間で生じるようにDRAMのア
クセスを制御し、第1のROWがアクセスROWである
期間に、第1のROWのアクセスに並行して、第2のR
OWをあらかじめアクティブにしておき、アクセスRO
Wが上記第1のROWから上記第2のROWに遷移した
ときに、上記第2のROWのアクセスに並行して、上記
第1のROWをプリチャージすることにより、連続アド
レスの一連のアクセスの開始から終了まで連続アクセス
が可能になり、アクセス時間を短縮することができ、最
大データ転送効率を期待できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1〜3のマイクロプロセッ
サのブロック図である。
【図2】図1のDRAMインターフェース回路において
のSDRAMのアクセスのためのアドレス割付を説明す
る図である。
【図3】図1のSDRAMの構成図である。
【図4】本発明の実施の形態1のDRAMインターフェ
ース回路のブロック図である。
【図5】図4のDRAMインターフェース回路のタイミ
ングチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2のDRAMインターフェ
ース回路のブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態3のDRAMインターフェ
ース回路のブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態1〜3のマイクロプロセッ
サのブロック図である。
【図9】図8のDRAMインターフェース回路において
のSDRAMのアクセスのためのアドレス割付を説明す
る図である。
【図10】本発明の実施の形態4のDRAMインターフ
ェース回路のブロック図である。
【図11】従来のDRAMインターフェース回路のタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
11 内部バス、 12 CPU、 13,16 DR
AMインターフェース回路、 14,15 SDRA
M、 21 アドレスデコード回路、 22 リード・
ライトコマンド生成回路、 23 アクティブ・プリチ
ャージコマンド生成回路、 24 アクセスアドレス比
較回路、 25 次アクセスアドレス比較回路、 26
BANKアドレスレジスタ、 27 ROWアドレス
レジスタ、41 バーストモードデコード回路、 42
アドレスカウンタ回路、 43リード・ライトコマン
ド生成回路、 44 アクテイブ・プリチャージコマン
ド生成回路、 45 バーストCOLアドレス比較回
路、 61 アクテイブ・プリチャージコマンド生成回
路、 62 バーストCOLアドレス比較回路、63
COLアドレスレジスタ、 81 アドレスデコード回
路、 82 アドレスカウンタ回路、 83 リード・
ライトコマンド生成回路、 84 アクテイブ・プリチ
ャージコマンド生成回路、 85 バーストROW/B
ANKアドレス比較回路、 86 アクセスアドレス比
較回路、 87 次アクセスアドレス比較回路、 88
コアアドレスレジスタ。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のROWを配置したBANKを複数
    設けたDRAMのアクセスを、ROWアドレスが連続す
    る一連のアクセスにおいて全てのROW遷移が異なるB
    ANKに配置されたROWの間で生じるように制御する
    DRAMインターフェース回路であって、 第1のROWがこれからアクセスされるあるいはアクセ
    スされているアクセスROWであり、第2のROWが連
    続アドレスのアクセスであれば上記アクセスROWの次
    にアクセスされる次アクセスROWである期間に、上記
    第1のROWのアクセスに並行して、上記第2のROW
    をあらかじめアクティブにしておき、 上記アクセスROWが上記第2のROWに遷移したとき
    に、上記第2のROWのアクセスに並行して、上記第1
    のROWをプリチャージすることを特徴とするDRAM
    インターフェース回路。
  2. 【請求項2】 連続して入力される一連のアドレス信号
    に従って一連のアクセスを制御し、 アクセスROWが上記第2のROWに遷移したときに、
    上記第2のROWのアクセスに並行して、新たな次アク
    セスROWをアクティブにすることを特徴とする請求項
    1記載のDRAMインターフェース回路。
  3. 【請求項3】 上記アクセスROWが上記次アクセスR
    OWと異なる第3のROWに遷移するときに、上記第3
    のROWをアクティブにし、 アクセスROWが上記第3のROWに遷移したときに、
    新たな次アクセスROWをアクティブにすることを特徴
    とする請求項2記載のDRAMインターフェース回路。
  4. 【請求項4】 上記一連のアクセスの最初に、上記次ア
    クセスROWをアクティブにすることを特徴とする請求
    項2記載のDRAMインターフェース回路。
  5. 【請求項5】 入力されたアドレス信号をデコードし、
    入力ROWアドレス、入力BANKアドレス、入力カラ
    ムアドレスを生成するアドレスデコード手段と、 上記アクセスROWのROW/BANKアドレスを記憶
    するアドレスレジスタと、 リード・ライトコマンドの発行が許可されているとき
    に、上記入力ROW/BANK/カラムアドレスについ
    てリード・ライトコマンドを発行するリード・ライトコ
    マンド生成手段と、 上記入力ROW/BANKアドレスを上記アクセスRO
    WのROW/BANKアドレスと比較するアクセスアド
    レス比較手段と、 上記入力ROW/BANKアドレスを上記次アクセスR
    OWのROW/BANKアドレスと比較する次アクセス
    アドレス比較手段と、 アクティブ・プリチャージコマンドを発行するととも
    に、上記リード・ライトコマンドの発行を許可または禁
    止するアクティブ・プリチャージコマンド生成手段とを
    備え、 上記アクティブ・プリチャージコマンド生成手段は、 上記入力ROW/BANKアドレスが上記アクセスRO
    Wまたは上記次アクセスROWのROW/BANKアド
    レスと一致するとき、上記入力ROW/BANK/カラ
    ムアドレスについてのリード・ライトコマンドの発行を
    直ちに許可し、 上記入力ROW/BANKアドレスが上記次アクセスR
    OWのROW/BANKアドレスと一致し、アクセスR
    OWが次アクセスROWに遷移するときにはさらに、新
    たなアクセスROWのアクセスに並行して、それまでの
    アクセスROWにプリチャージコマンドを発行し、新た
    なアクセスROWのROW/BANKアドレスを上記ア
    ドレスレジスタに記憶し、新たな次アクセスROWにア
    クティブコマンドを発行することを特徴とする請求項2
    記載のDRAMインターフェース回路。
  6. 【請求項6】 それぞれ複数のバンクを設けた複数のD
    RAMのアクセスを制御するDRAMインターフェース
    回路であって、 上記第1のROWおよび上記第2のROWが第1のDR
    AMに配置されたROWであり、連続アドレスのアクセ
    スであれば上記第2のROWの次にアクセスされる第3
    のROWが第2のDRAMに配置されたROWである場
    合には、アクセスROWが上記第2のROWに遷移する
    ときに、上記第2のDRAMを一時選択して上記第3の
    ROWをアクティブにすることを特徴とする請求項2記
    載のDRAMインターフェース回路。
  7. 【請求項7】 入力されたアドレス信号をデコードし、
    上記複数のDRAMの内のいずれかを選択するための入
    力コアアドレス、入力ROWアドレス、入力BANKア
    ドレス、入力カラムアドレスを生成するアドレスデコー
    ド手段と、 上記アクセスROWのコア/ROW/BANKアドレス
    を記憶するアドレスレジスタと、 リード・ライトコマンドの発行が許可されているとき
    に、選択されているDRAMの上記入力コア/ROW/
    BANK/カラムアドレスについてリード・ライトコマ
    ンドを発行するリード・ライトコマンド生成手段と、 上記入力コア/ROW/BANKアドレスを上記アクセ
    スROWのコア/ROW/BANKアドレスと比較する
    アクセスアドレス比較手段と、 上記入力コア/ROW/BANKアドレスを上記次アク
    セスROWのコア/ROW/BANKアドレスと比較す
    る次アクセスアドレス比較手段と、 上記複数のDRAMの内のいずれかを選択し、選択した
    DRAMについて、アクティブ・プリチャージコマンド
    を発行するとともに、上記リード・ライトコマンドの発
    行を許可または禁止するアクティブ・プリチャージコマ
    ンド生成手段とを備え、 上記アクティブ・プリチャージコマンド生成手段は、 アクセスROWが上記第1のROWであり、次アクセス
    ROWが上記第2のROWがある場合において、上記入
    力コア/ROW/BANKアドレスが上記第2のROW
    のコア/ROW/BANKアドレスと一致し、アクセス
    ROWが上記第2のROWに遷移するときに、上記第2
    のROWのコア/ROW/BANKアドレスを上記アド
    レスレジスタに記憶するとともに、リード・ライトコマ
    ンドの発行を禁止して第2のDRAMを選択し、上記第
    3のROWにアクティブコマンドを発行し、第1のDR
    AMを再び選択してリード・ライトコマンドの発行を許
    可し、上記第2のROWのアクセスに並行して上記第1
    のROWにプリチャージコマンドを発行し、 アクセスROWが上記第2のROWであり、次アクセス
    ROWが上記第3のROWである場合において、上記入
    力コア/ROW/BANKアドレスが上記第3のROW
    のコア/ROW/BANKアドレスと一致し、アクセス
    ROWが上記第3のROWに遷移するときに、リード・
    ライトコマンドの発行を禁止して上記第2のROWにプ
    リチャージコマンドを発行し、上記第2のDRAMを選
    択してリード・ライトコマンドの発行を許可し、第3の
    ROWのアクセスに並行して、上記第3のROWのコア
    /ROW/BANKアドレスを上記アドレスレジスタに
    記憶し、新たな次アクセスROWにアクティブコマンド
    を発行することを特徴とする請求項6記載のDRAMイ
    ンターフェース回路。
  8. 【請求項8】 入力されたバースト初期アドレス信号お
    よびバースト長信号に従ってバースト動作を制御し、 バースト動作中において、アクセスROWが上記第2の
    ROWに遷移したときに、上記第2のROWのアクセス
    に並行して、新たな次アクセスROWをアクティブにす
    ることを特徴とする請求項1記載のDRAMインターフ
    ェース回路。
  9. 【請求項9】 上記バースト動作の最初に、上記次アク
    セスROWをアクティブにすることを特徴とする請求項
    8記載のDRAMインターフェース回路。
  10. 【請求項10】 入力されたバースト初期アドレス信号
    をデコードし、入力バースト初期ROWアドレス、入力
    バースト初期BANKアドレス、入力バースト初期カラ
    ムアドレスを生成するアドレスデコード手段と、 入力されたバースト長信号をデコードし、バースト長デ
    ータを生成するバースト長デコード手段と、 入力バースト初期ROW/BANK/カラムアドレスか
    らバースト長に達するまでカウントするアドレスカウン
    ト手段と、 上記アクセスROWのROW/BANKアドレスを記憶
    するアドレスレジスタと、 カウントされたそれぞれのROW/BANK/カラムア
    ドレスについてリード・ライトコマンドを発行するリー
    ド・ライトコマンド生成手段と、 カウントされたカラムアドレスが最終カラムアドレスに
    達したか否かを比較するバーストカラムアドレス比較手
    段と、 アクティブ・プリチャージコマンドを発行するととも
    に、上記リード・ライトコマンドの発行を許可または禁
    止するアクティブ・プリチャージコマンド生成手段とを
    備え、 上記アクティブ・プリチャージコマンド生成手段は、バ
    ースト動作中において、 連続してリード・ライトコマンドの発行を許可し、 カウントされたカラムアドレスが最終カラムアドレスか
    ら初期カラムアドレスに戻り、アクセスROWが次アク
    セスROWに遷移したときに、新たなアクセスROWの
    アクセスに並行して、それまでのアクセスROWにプリ
    チャージコマンドを発行し、新たなアクセスROWのR
    OW/BANKアドレスを上記アドレスレジスタに記憶
    し、新たな次アクセスROWにアクティブコマンドを発
    行することを特徴とする請求項8記載のDRAMインタ
    ーフェース回路。
  11. 【請求項11】 それぞれ複数のバンクを設けた複数の
    DRAMのアクセスを制御するDRAMインターフェー
    ス回路であって、 上記第1のROWおよび上記第2のROWが第1のDR
    AMに配置されたROWであり、連続アドレスのアクセ
    スであれば上記第2のROWの次にアクセスされる第3
    のROWが第2のDRAMに配置されたROWである場
    合には、アクセスROWが上記第2のROWに遷移する
    ときに、上記第2のDRAMを一時選択して上記第3の
    ROWをアクティブにすることを特徴とする請求項8記
    載のDRAMインターフェース回路。
  12. 【請求項12】 入力されたバースト初期アドレス信号
    をデコードし、上記複数のDRAMの内のいずれかを選
    択するための入力バースト初期コアアドレス、入力バー
    スト初期ROWアドレス、入力バースト初期BANKア
    ドレス、入力バースト初期カラムアドレスを生成するア
    ドレスデコード手段と、 入力されたバースト長信号をデコードし、バースト長デ
    ータを生成するバースト長デコード手段と、 入力バースト初期コア/ROW/BANK/カラムアド
    レスからバースト長に達するまでカウントするアドレス
    カウント手段と、 上記アクセスROWのROW/BANKアドレスを記憶
    するアドレスレジスタと、 リード・ライトコマンドの発行が許可されているとき
    に、選択されているDRAMのカウントされたそれぞれ
    のコア/ROW/BANK/カラムアドレスについてリ
    ード・ライトコマンドを発行するリード・ライトコマン
    ド生成手段と、 カウントされたカラムアドレスが最終カラムアドレスに
    達したか否かを比較するバーストカラムアドレス比較手
    段と、 上記複数のDRAMの内のいずれかを選択し、選択した
    DRAMについて、アクティブ・プリチャージコマンド
    を発行するとともに、上記リード・ライトコマンドの発
    行を許可または禁止するアクティブ・プリチャージコマ
    ンド生成手段とを備え、 上記アクティブ・プリチャージコマンド生成手段は、 アクセスROWが上記第1のROWであり、次アクセス
    ROWが上記第2のROWである場合において、カウン
    トされたカラムアドレスが最終カラムアドレスから初期
    カラムアドレスに戻り、アクセスROWが上記第2のR
    OWに遷移するときに、上記第2のROWのコア/RO
    W/BANKアドレスを上記アドレスレジスタに記憶す
    るとともに、リード・ライトコマンドの発行を禁止して
    第2のDRAMを選択し、上記第3のROWにアクティ
    ブコマンドを発行し、第1のDRAMを再び選択してリ
    ード・ライトコマンドの発行を許可し、上記第2のRO
    Wのアクセスに並行して上記第1のROWにプリチャー
    ジコマンドを発行し、 アクセスROWが上記第2のROWであり、次アクセス
    ROWが上記第3のROWである場合において、カウン
    トされたカラムアドレスが最終カラムアドレスから初期
    カラムアドレスに戻り、アクセスROWが上記第3のR
    OWに遷移するときに、リード・ライトコマンドの発行
    を禁止して上記第2のROWにプリチャージコマンドを
    発行し、上記第2のDRAMを選択してリード・ライト
    コマンドの発行を許可し、第3のROWのアクセスに並
    行して、上記第3のROWのコア/ROW/BANKア
    ドレスを上記アドレスレジスタに記憶し、新たな次アク
    セスROWにアクティブコマンドを発行することを特徴
    とする請求項11記載のDRAMインターフェース回
    路。
  13. 【請求項13】 入力されたバースト初期アドレス信号
    およびバースト長信号に従ってバースト動作を制御し、 バースト動作中において、アクセスROWが上記第2の
    ROWに遷移し、上記第2のROWにおいてのアクセス
    が所定のカラムアドレスに達したときに、新たな次アク
    セスROWをアクティブにすることを特徴とする請求項
    1記載のDRAMインターフェース回路。
  14. 【請求項14】 上記所定のカラムアドレスを、プログ
    ラムによって変更可能であることを特徴とする請求項1
    3記載のDRAMインターフェース回路。
  15. 【請求項15】 バースト動作の最初に、上記次アクセ
    スROWをアクティブにすることを特徴とする請求項1
    3記載のDRAMインターフェース回路。
  16. 【請求項16】 バースト初期カラムアドレスが上記所
    定のカラムアドレスに達しているときにのみ、バースト
    動作の最初に上記次アクセスROWをアクティブにする
    ことを特徴とする請求項13記載のDRAMインターフ
    ェース回路。
  17. 【請求項17】 入力されたバースト初期アドレス信号
    をデコードし、入力バースト初期ROWアドレス、入力
    バースト初期BANKアドレス、入力バースト初期カラ
    ムアドレスを生成するアドレスデコード手段と、 入力されたバースト長信号をデコードし、バースト長デ
    ータを生成するバースト長デコード手段と、 入力バースト初期ROW/BANK/カラムアドレスか
    らバースト長に達するまでカウントするアドレスカウン
    ト手段と、 上記アクセスROWのROW/BANKアドレスを記憶
    するアドレスレジスタと、 リード・ライトコマンドの発行が許可されているとき
    に、カウントされたそれぞれのROW/BANK/カラ
    ムアドレスについてリード・ライトコマンドを発行する
    リード・ライトコマンド生成手段と、 所定のカラムアドレスがあらかじめ記憶されているカラ
    ムアドレスレジスタと、 カウントされたカラムアドレスが上記所定のカラムアド
    レスに達しているか否かを比較するバーストカラムアド
    レス比較手段と、 アクティブ・プリチャージコマンドを発行するととも
    に、上記リード・ライトコマンドの発行を許可または禁
    止するアクティブ・プリチャージコマンド生成手段とを
    備え、 上記アクティブ・プリチャージコマンド生成手段は、バ
    ースト動作中において、 連続してリード・ライトコマンドの発行を許可し、 カウントされたカラムアドレスが最終カラムアドレスか
    ら初期カラムアドレスに戻り、アクセスROWが次アク
    セスROWに遷移したときに、新たなアクセスROWの
    アクセスに並行して、それまでのアクセスROWにプリ
    チャージコマンドを発行し、新たなアクセスROWのR
    OW/BANKアドレスを上記アドレスレジスタに記憶
    し、 上記新たなアクセスROWにおいてのアクセスが上記所
    定のカラムアドレスに達したときに、新たな次アクセス
    ROWにアクティブコマンドを発行することを特徴とす
    る請求項13記載のDRAMインターフェース回路。
  18. 【請求項18】 それぞれ複数のバンクを設けた複数の
    DRAMのアクセスを制御するDRAMインターフェー
    ス回路であって、 上記アクセスROWが第1のDRAMに配置されたRO
    Wであり、上記次アクセスROWが第2のDRAMに配
    置されたROWである場合には、上記アクセスROWに
    おいてのアクセスが上記所定のカラムアドレスに達する
    ときに、上記第2のDRAMを一時選択して上記次アク
    セスROWをアクティブにすることを特徴とする請求項
    13記載のDRAMインターフェース回路。
  19. 【請求項19】 入力されたバースト初期アドレス信号
    をデコードし、上記複数のDRAMの内のいずれかを選
    択するための入力バースト初期コアアドレス、入力バー
    スト初期ROWアドレス、入力バースト初期BANKア
    ドレス、入力バースト初期カラムアドレスを生成するア
    ドレスデコード手段と、 入力されたバースト長信号をデコードし、バースト長デ
    ータを生成するバースト長デコード手段と、 入力バースト初期コア/ROW/BANK/カラムアド
    レスからバースト長に達するまでカウントするアドレス
    カウント手段と、 上記アクセスROWのコア/ROW/BANKアドレス
    を記憶するアドレスレジスタと、 リード・ライトコマンドの発行が許可されているとき
    に、選択されているDRAMのカウントされたそれぞれ
    のコア/ROW/BANK/カラムアドレスについてリ
    ード・ライトコマンドを発行するリード・ライトコマン
    ド生成手段と、 所定のカラムアドレスがあらかじめ記憶されているカラ
    ムアドレスレジスタと、 カウントされたカラムアドレスが最終カラムアドレスに
    達したか否かおよび上記所定のカラムアドレスに達した
    か否かを比較するバーストカラムアドレス比較手段と、 カウントされたROW/BANKアドレスが最終ROW
    /BANKアドレスに達したか否かを比較するバースト
    ROW/BANKアドレス比較手段と、 上記複数のDRAMの内のいずれかを選択し、選択した
    DRAMについて、アクティブ・プリチャージコマンド
    を発行するとともに、上記リード・ライトコマンドの発
    行を許可または禁止するアクティブ・プリチャージコマ
    ンド生成手段とを備え、 上記アクティブ・プリチャージコマンド生成手段は、上
    記アクセスROWが第1のDRAMに配置されたROW
    であり、上記次アクセスROWが第2のDRAMに配置
    されたROWである場合において、 カウントされたカラムアドレスが上記所定のカラムアド
    レスに達したときに、リード・ライトコマンドの発行を
    禁止して第2のDRAMを選択し、上記第3のROWに
    アクティブコマンドを発行し、第1のDRAMを再び選
    択してリード・ライトコマンドの発行を許可し、 カウントされたカラムアドレスが最終カラムアドレスか
    ら初期カラムアドレスに戻り、アクセスROWが上記第
    2のROWに遷移するときに、リード・ライトコマンド
    の発行を禁止し、上記第1のROWについてプリチャー
    ジコマンドを発行し、上記第2のDRAMを選択してリ
    ード・ライトコマンドの発行を許可し、 アクセスROWが上記第2のROWに遷移したときに、
    上記第2のROWのアクセスに並行して、上記第2のR
    OWのコア/ROW/BANKアドレスを上記アドレス
    レジスタに記憶することを特徴とする請求項18記載の
    DRAMインターフェース回路。
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