JP3358809B2 - グラフ表示制御装置及びグラフ表示制御方法 - Google Patents

グラフ表示制御装置及びグラフ表示制御方法

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    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、関数式の積分計算を行ない、それに応じ
た結果とグラフを表示するグラフ表示制御装置及びグラ
フ表示制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の積分計算機能を備えた小型電子式計算機は、積
分の計算のみ可能となっており、積分が為される関数式
とその関数領域を入力することにより積分を計算し、そ
の結果を表示するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
したがって、上記従来の技術では計算された積分がど
のような関数の変化のなかでどの範囲で行なわれたもの
であるかは、別にグラフを描いてみないと分らないとい
う欠点があった。
この発明の課題は積分領域が示されたグラフを表示す
る機能を付加して、上記欠点を解消することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかるグラフ表示制御装置は、 関数式Y=f(x)に対応したグラフを表示部(第1
図の表示部17)に表示させるように制御するグラフ表示
制御装置において、 関数式Y=f(x)と定積分の範囲を指定する範囲デ
ータとを含む積分式を記憶している積分式記憶手段(第
1図のメモリ4;4a〜4f)と、 前記積分式記憶手段に記憶されている関数式Y=f
(x)と範囲データとに基づいて定積分計算を行い、こ
の計算された定積分結果を前記表示部に表示させるよう
に制御する一方、前記積分式記憶手段に記憶されている
関数式Y=f(x)に対応するグラフとこのグラフに対
応する座標軸とを前記表示部に表示させるように制御す
る第1の表示制御手段(第1図の制御部2;第3図のA4〜
A6)と、 この第1の表示制御手段の制御により表示されるグラ
フ上の座標点が前記積分式記憶手段に記憶された範囲デ
ータの範囲内にあるのか否かを判断する判断手段(第1
図の制御部2;第4図のB8)と、 この判断手段により、前記グラフ上の座標点が前記範
囲内にあると判断された際、この範囲内にあると判断さ
れたグラフ上の座標点と、前記X座標軸の前記座標点と
対応する点との間に存在するドットのすべてを前記範囲
データの範囲内において順次点灯させてゆき、前記グラ
フと前記X座標軸とで囲まれた前記範囲データの範囲内
の部分を前記表示部に識別表示させるように制御する第
2の表示制御手段(第1図の制御部2;第4図のB8〜BB1
3;第5図のC1〜C7)とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明における作用は次の通りである。
すなわち、この発明にかかるグラフ表示制御装置にお
いて、第1の表示制御手段は、関数式Y=f(x)と定
積分の範囲を指定する範囲データとを含む積分式を記憶
している積分式記憶手段をアクセスし、この積分式記憶
手段に記憶されている関数式Y=f(x)と範囲データ
とに基づいて定積分計算を行い、この計算された定積分
結果を前記表示部に表示させるように制御する一方、前
記積分式記憶手段に記憶されている関数式Y=f(x)
に対応するグラフとこのグラフに対応する座標軸とを前
記表示部に表示させるように制御する。
判断手段は、この第1の表示制御手段の制御により表
示されるグラフ上の座標点が前記積分式記憶手段に記憶
された範囲データの範囲内にあるのか否かを判断する。
第2の表示制御手段は、この判断手段により、前記グ
ラフ上の座標点が前記範囲内にあると判断された際、こ
の範囲内にあると判断されたグラフ上の座標点と、前記
X座標軸の前記座標点と対応する点との間に存在するド
ットのすべてを前記範囲データの範囲内において順次点
灯させてゆき、前記グラフと前記X座標軸とで囲まれた
前記範囲データの範囲内の部分を前記表示部に識別表示
させるように制御する。
〔実施例〕
以下、第1図〜第5図を参照してこの発明の実施例を
説明する。
第1図はその回路構成を示すものである。第1図にお
いて1はキー入力部で、テンキー、演算キー等を含んだ
データ入力キー1a、積分に及ぶ関数式を入力して、この
関数式をグラフ化させ得るモードへ移行させるグラフ・
積分キー(▲[G−∫dx]▼)1b、関数式のグラフ描画
や定積分等を実行させる実行キー(▲[EXE]▼)1c、
積分領域が示されたグラフと積分式とを交互に切り替え
て表示させるグラフ・テキストキー(▲[GT]▼)
1d等を備えている。
制御部2は、この装置における各回路の動作制御を行
なうものである。入力バッファ3は前記キー入力部1で
入力された数値、式等を一時的に記憶し、これをキー入
力データとして次に説明するメモリ4や演算部5へ転送
する。
メモリ4は例えばRAMから成り、座標(X,Y)の値を記
憶するXレジスタ4a、Yレジスタ4b、予め設定されたグ
ラフの表示範囲を指定するXminレジスタ4c、Xmaxレジス
タ4d、Yminレジスタ4e、Ymaxレジスタ4f、定積分下端デ
ータ「a」レジスタ4g、定積分上端データ「b」レジス
タ4h、定積分値レジスタ4i、表示ドットを表わす(x,
y)を記憶する(x,y)レジスタ4jのレジスタで構成さ
れ、演算部5、表示バッファ6へ前記制御部2からの指
令によりデータを転送する。
演算部5は各種の演算処理を行なうものであり、演算
結果を表示バッファ6、メモリ4へ送る。表示バッファ
6はグラフ表示バッファ6aとテキスト表示バッファ6bと
で構成され、グラフ表示バッファ6aはグラフの表示デー
タを記憶し、テキスト表示バッファ6bは関数式、定積分
範囲あるいは積分値等を一時的に記憶する。そしてこの
表示バッファ6に記憶されたデータは前記制御部2から
の指令によって表示部7にて表示される。表示部7は、
例えば液晶ディスプレイからなり、この表示部7は縦8d
ot×横96dotの定積分値表示部7a(第2図(ィ)参照)
と、縦56dot×横96dotのグラフ表示部7bからなり、合わ
せて縦64dot×横96dotにドットマトリクスで構成される
ものである。
次に、本実施例の動作を第2図、第3図を基にて説明
する。
初めに前記キー入力部1に備えたグラフ・積分キー1b
を押して積分式の入力モードにする(ステップA1)。そ
の後第2図(ア)に示す様にデータ入力キー1aを用いて
積分式を入力する(ステップA2)。ここで積分式とは、
関数Y=f(x)と、定積分を行う際の積分範囲である
下端データ「a」、上端データ「b」の各項からなるも
のである。また各項の間には「,」コードを入力して区
切りをつける。なお、下端、上端データ「a」、「b」
はそれぞれメモリ4の定積分下端データ「a」レジスタ
4g、定積分上端データ「b」レジスタ4hに制御部2から
の指令にしたがって記憶される。
積分式が入力された後、実行キー1cの操作を待つ(ス
テップA3)。その後キー操作されたら、演算部5にて積
分書式にしたがって、定積分の計算が実行される(ステ
ップA4)。本実施例では入力された関数式Y=f(x)
は f(x)=X3+15X2+66X+80 ‥‥(1) とする。また、上記(1)式の定積分範囲を示す下端デ
ータ、上端データ「a」、「b」をそれぞれ とする。そして定積分は ▲∫b a▼f(x)dx=▲∫-4 -7▼(X3+15X2+66X+8
0)dx ‥‥(2) と計算される。その結果、「9.75」が定積分値として得
られる。そしてこの値「9.75」は前記メモリ4の定積分
値レジスタ4iに記憶されるとともに、第2図(イ)に示
す如く表示部7の下部に設けた定積分値表示部7aに表示
される(ステップA5)。また、積分式にしたがって積分
領域が表示された関数Y=f(x)のグラフも合わせて
表示部7の上部に設けたグラフ表示部7bに描画される
(ステップA6)。
次に上記のグラフ描画処理に関して第4図を用いて説
明する。
座標(X,Y)をグラフ表示部7b上の対応する表示ドッ
ト(x,y)に変換する式が下記の二式である。(3)式
はXに対応するドットがグラフ表示部7bの左端からx番
目にあることを表わし、(4)式はYに対応するドット
がグラフ表示部7bの下端からy番目にあることを表して
いる。
上式において、Mはグラフ表示部7bの横方向のドット数
で96であり、Nは縦方向のドット数で56である。また
(x,y)は整数値で求まるとは限らず、その場合は整数
化の処理が為される。
そしてステップB1において上記の(3)、(4)式を
用いて、X軸、Y軸の両座標軸を求め表示する。まずX
軸は、Y=0、本実施例の場合、Ymin=−18、Ymax=22
であるため(4)式より y=25.75 と求まる。これを整数化するとy=26dotとなる。つま
り、このyの値に基づいてグラフ表示部7bの下端から26
番目のドット列を表示すると、これが即ちX軸になる。
次にY軸を求めるには(3)式にX=0、Xmin=−1
2、Xmax=3を代入してxを求めると、x=77dotと求ま
る。このxの値に基づいてグラフ表示部の左端から77番
目のドット列を表示すると、これがY軸になる(ステッ
プB2)。
上記のx=77、y=26といった数値は当然のことなが
らXmin〜Ymax等の設定値によって変わるものであり、か
つ後述する説明の都合上、グラフ表示部下端からX軸ま
でのドット数であるyをA(=26)とする。
X,Y両座標軸の描画の処理が為されたら、次の関数Y
=f(x)のグラフ描画に移行する。まずXの値を先に
設定してあるYminにする(ステップB3)。またこのXの
値はXレジスタ4aに記憶される。と共に関数式f(x)
に代入され、そのときのf(x)の値が演算部5で算出
される(ステップB4、B5)。そしてこのf(x)の値を
Yとし、Yの値がYレジスタ4dに記憶される(ステップ
B6)。
こうして座標(X,Y)が得られたが、これをドット
(x,y)に変換するのが次のステップB7の処理である。
この処理については前述のX,Yの両座標軸を描画する際
の(X,Y)から(x,y)に変換する処理と同様に(3)、
(4)式によって行なわれる。また得られる(x,y)の
値は(x,y)レジスタ4jで記憶される。そして、本実施
例ではf(x)は(1)式に示しているように f(x)=X3+15X2+66X+80 である。今X=−12(Xmin)をf(x)に代入して計算
すると、 f(x)=−280 となり、つまり、これはY=−280ということである。
そしてこの座標(X,Y)=(−12、−280)に対応するド
ット(x,y)を(3)、(4)式から求めると、(x,y)
=(1、−359)となる。つまり、この(x,y)はグラフ
表示部7bの左端からX軸方向に1番目で、下端からY軸
方向に−359番目のドットであることを表わしている。
yは1〜56までしかグラフ表示部7b、及びグラフ表示バ
ッファ6aには存在せず、この場合次のステップB8のドッ
ト(x,y)の有無判断でNOとなる。
したがってX=−12(x=1)に対応するYが −18≦Y≦22(1≦y≦56) の範囲外であるときは、ステップB8からステップB12へ
進む。
ステップB12ではXがΔXだけ増大される。ここで、
ΔXとはX軸方向で1ドット分のXの変化量を表し、こ
れを算出する式は で求められ、今、Xmin=−12、Xmax=3であるため ΔX≒0.1579 となり(X+ΔX)が新たにXとされ、Xレジスタ4aに
記憶される。今X=Xminで、つまりX=−12であるため
ΔX分増大して、新たなXは X=−11.8421 となる。
次のステップB13ではXがXmaxより小さいか否かの判
断が為され、今XはXmax(=3)より充分小さいためYE
SとなりステップB4へ戻る。
こうして、またステップB4以下の処理がX<Xmaxの条
件を満たさなくなるまで繰り返す。
そして、Xを順次インクリメントして行き、そのXに
対応するYが、Y≦Yminになった際に、ステップB8でド
ット(x,y)がYESと判断されて、ステップB9へ進む。ス
テップB9はプロット処理で(x,y)で示されるドット
が、第2図(イ)で示すI点にプロット(点灯)され
る。その後、次のステップB10へ進むが、今Xの値はa
≦X≦bの範囲外であるからNOとなりステップB12へ進
み、XがインクリメントされステップB13を経てステッ
プB4以下の処理が為される。
上記のようにドット点灯が順次為されて行き、関数式
Y=f(x)のグラフがグラフ表示部7bに描画されて行
く。そしてXがX≧aに及んだら(II点)、ステップB1
0でYESとなりステップB11へ進む。
普通、一般に定積分のグラフを紙面等に描くとき、X,
Y両座標軸、関数式Y=f(x)に加え定積分範囲の下
端と上端を書き、その上積分領域を塗り潰すなり、ハッ
チングを描き入れるなりする。そこで本実施例でも積分
領域に在るドットを全て点灯させようとするものであ
る。また積分領域とは、関数式Y=f(x)のグラフ
と、X=a(下端)、X=b(上端)と、X軸(Y=
0)とで囲まれる面積のことである。そこでステップB1
1では、その時点でのドット(x,y)とX軸を結ぶ、つま
りドット(x,y)とX軸の間に直線状に在るドットを全
て点灯させる処理がすなわち、その時点でのドット
(x、y)の座標点と、前記X軸の前記ドット(x、
y)座標点と対応する点とを結ぶその線上、つまりそれ
らの点の間に存在するドットのすべてを前記範囲データ
の範囲内において順次点灯させる処理が為される。この
ドット(x,y)とX軸を結ぶ処理についての詳細は後述
する。その後、Xがインクリメントされ(ステップB1
2)再び前のステップに戻り、新たな(X,Y)に対応する
ドット(x,y)を点灯させ、その上X軸と結ばれる。こ
うしてa≦X≦bの範囲内において上記の処理が繰り返
され、積分領域内の全てのドットの点灯が完了する(図
ではハッチングで示す)。そしてXがbを越えたらステ
ップB11はパスされ、関数式Y=f(x)にしたがった
グラフが描画されてゆく。そしてドットの点灯が、III
点を越えたら、ステップB8のドット(x,y)の有無判断
でNOとなり、ステップB9もパスされる。その後、更にX
はインクリメントされてゆくが、XがXmaxを越えたなら
ば、ステップB13でNOとなり終了する。
次に、ドット(x,y)とX軸を結ぶ処理について説明
する。
これについてはドット(x,y)が正の領域に在るか
(Y>0)、負の領域に在るか(Y<0)、更にX軸と
重なるものか(Y=0)の3つの状態に応じて処理方法
が異なる。
第4図、ステップC1において、ドット(x,y)が上記
3状態の何れの状態に該当しているのかが判断される。
まず、初めにドット(x,y)が正の領域(Y>0)に在
る場合について説明する。正の領域であるY>0の場合
は、即ち第2図(イ)でのII点から開始される。II点の
ドット(x,y)を考えると、まずxに関しては前記の
(3)式から、yに関しては(4)式から既に算出され
ている。その後、Y=f(x)上のドットである(x,
y)のすぐ下の(x,y−1)のドットを点灯させる(ステ
ップC2)。そして、またそのすぐ下のドットを点灯させ
るために、yを1だけデクリメントしてゆき(ステップ
C3)、その都度対応するドットを点灯させて行く。この
処理はステップC4の判断によってy>A(A=26)であ
る限り、繰り返される。そしてy=AとなったならばNO
となり終了する。
このようにしてY>0の領域では、Xのインクリメン
トにつれてII点からIV点の手前までY=f(x)のグラ
フの描画が為されると共に、上記の処理が為されるが、
Y=0、つまりX軸とドット(x,y)が重なった場合
は、グラフラインとX軸の交点であるため、既にそのド
ットは点灯してあるので何も為されない(IV点)。
次に負の領域であるY<0の場合について説明する。
今V点について考えてみる。ここのドットも(x,y)と
すると、Y>0の場合とは逆に(x,y)のすぐ上のドッ
ト(x,y+1)を点灯させる(ステップC5)。その後、
またすぐその上のドットを点灯させるために、yを1だ
けインクリメントしてゆき(ステップC6)、その都度対
応するドットを点灯させてゆく。この処理はステップC6
の判断によってy<A(A=26)である限り、繰り返さ
れる。そしてy=AとなったならばNOとなり終了する。
この処理はIV点を越えたところからV点まで、Y=f
(x)のグラフ描画と共に行なわれる。
こうして上述の3状態に応じてY=f(x)のグラフ
とX軸とで挟まれる直線状のドットが、定積分範囲a≦
X≦bにおいて点灯する。
関数式Y=f(x)のグラフの描画後、キー入力部1
に備えたグラフ・テキストキー1dを操作すると、グラフ
表示状態から第2図(ア)に示す如く積分式の表示に切
り替わり、積分式の確認、あるいは再入力が可能とな
る。
尚、本実施例では積分領域内のドットのプロット(点
灯)はグラフY=f(x)の描画と共に為されているが
別の方法でも構わなく、例えばグラフの描画後に積分領
域を表示しても良い。
〔発明の効果〕
この発明によれば、関数式Y=f(x)と定積分の範
囲を指定する範囲データとを含む積分式を記憶している
積分式記憶手段をアクセスし、この積分式記憶手段に記
憶されている関数式Y=f(x)と範囲データとに基づ
いて定積分計算を行い、この計算された定積分結果を表
示部に表示させるように制御する一方、前記積分式記憶
手段に記憶されている関数式Y=f(x)に対応するグ
ラフとこのグラフに対応する座標軸とを前記表示部に表
示させるように制御することができる。
また、そればかりでなく、この発明によれば、この第
1の表示制御手段の制御により表示されるグラフ上の座
標点が前記範囲内にあると判断された際、この範囲内に
あると判断されたグラフ上の座標点と、前記X座標軸の
前記座標点と対応する点との間に存在するドットのすべ
てを前記範囲データの範囲内において順次点灯させてゆ
き、前記グラフと前記X座標軸とで囲まれた前記範囲デ
ータの範囲内の部分を前記表示部に識別表示させるよう
に制御することができる。このため、計算された定積分
結果ばかりでなく、併せて、定積分の領域が示された関
数式のグラフを同時に視覚的に確認することができ、学
習上、大変に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回路構成を示すブロック図、第2図
(ア)は積分書式の表示例、第2図(イ)は積分領域が
示された関数式のグラフと定積分値の表示例、第3図は
動作のフローチャート、第4図はグラフ描画を説明する
フローチャート、第5図は積分領域の表示を説明するフ
ローチャートである。 1……キー入力部 1b……グラフ・積分キー 1c……エグゼキー 2……制御部 4……メモリ 5……演算部 7a……定積分値表示部 7b……グラフ表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−103364(JP,A) 特開 昭61−290562(JP,A) 増田真郎著,「パーソナルコンピュー タによる数学入門」,初版,株式会社 サイエンス社,1985年2月25日,付録B p.22−25 「数学セミナー増刊 数学100の定理 ピタゴラスの定理から現代数学まで」, 第1版,日本評論社,1983年10月20日, p.117 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/02 - 15/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】関数式に対応したグラフを表示部に表示さ
    せるように制御するグラフ表示制御装置において、 関数式Y=f(x)と定積分の範囲を指定する範囲デー
    タとを含む積分式を記憶している積分式記憶手段と、 前記積分式記憶手段に記憶されている関数式Y=f
    (x)と範囲データとに基づいて定積分計算を行い、こ
    の計算された定積分結果を前記表示部に表示させるよう
    に制御する一方、前記積分式記憶手段に記憶されている
    関数式Y=f(x)に対応するグラフとこのグラフに対
    応するX座標軸およびY座標軸とを前記表示部に表示さ
    せるように制御する第1の表示制御手段と、 この第1の表示制御手段の制御により表示されるグラフ
    上の座標点が前記積分式記憶手段に記憶された範囲デー
    タの範囲内にあるのか否かを判断する判断手段と、 この判断手段により、前記グラフ上の座標点が前記範囲
    内にあると判断された際、この範囲内にあると判断され
    たグラフ上の座標点と、前記X座標軸の前記座標点と対
    応する点との間に存在するドットのすべてを前記範囲デ
    ータの範囲内において順次点灯させてゆき、前記グラフ
    と前記X座標軸とで囲まれた前記範囲データの範囲内の
    部分を前記表示部に識別表示させるように制御する第2
    の表示制御手段と、 を備えたことを特徴とするグラフ表示制御装置。
  2. 【請求項2】関数式に対応したグラフを表示部に表示さ
    せるように制御するグラフ表示制御方法において、 関数式Y=f(x)と定積分の範囲を指定する範囲デー
    タとを含む積分式を記憶している積分式記憶手段をアク
    セスし、この前記積分式記憶手段に記憶されている関数
    式Y=f(x)と範囲データとに基づいて定積分計算を
    行い、この計算された定積分結果を前記表示部に表示さ
    せるように制御する一方、前記積分式記憶手段に記憶さ
    れている関数式Y=f(x)に対応するグラフとこのグ
    ラフに対応する座標軸とを前記表示部に表示させるよう
    に制御する第1の表示制御ステップと、 この第1の表示制御ステップの制御により表示されるグ
    ラフ上の座標点が前記積分式記憶手段に記憶された範囲
    データの範囲内にあるのか否かを判断する判断ステップ
    と、 この判断ステップにより、前記グラフ上の座標点が前記
    範囲内にあると判断された際、この範囲内にあると判断
    されたグラフ上の座標点と、前記X座標軸の前記座標点
    と対応する点との間に存在するドットのすべてを前記範
    囲データの範囲内において順次点灯させてゆき、前記グ
    ラフと前記X座標軸とで囲まれた前記範囲データの範囲
    内の部分を前記表示部に識別表示させるように制御する
    第2の表示制御ステップと、 を備えたことを特徴とするグラフ表示制御方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載のグラフ表示制
    御装置において、更に、 関数式Y=f(x)と定積分の範囲を指定する範囲デー
    タとを含む積分式を前記積分式記憶手段に入力する入力
    手段と、 この入力手段により入力された積分式を前記表示部に表
    示させるように制御する第3の表示制御手段と、 を備えたことを特徴とするグラフ表示制御装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載のグラフ表示制
    御装置において、更に、 表示画面を切り替える際に操作される操作手段と、 この操作手段の操作に応答して、前記第1の表示制御手
    段の制御により表示されている定積分結果、前記グラフ
    および座標軸の表示画面から、前記入力手段により入力
    された積分式の表示画面に切り替える切替制御手段と、 を備えたことを特徴とするグラフ表示制御装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第2項記載のグラフ表示制
    御方法において、更に、 関数式Y=f(x)と定積分の範囲を指定する範囲デー
    タとを含む積分式を前記積分式記憶手段に入力する入力
    ステップと、 この入力ステップにより入力された積分式を前記表示部
    に表示させるように制御する第3の表示制御ステップ
    と、 を備えたことを特徴とするグラフ表示制御方法。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項記載のグラフ表示制
    御方法において、更に、 表示画面を切り替える際に操作される操作手段が操作さ
    れると、この操作に応答して、前記第1の表示制御ステ
    ップの制御により表示されている定積分結果、前記グラ
    フおよび座標軸の表示画面から、前記入力ステップによ
    り入力された積分式の表示画面に切り替える切替制御ス
    テップを備えたことを特徴とするグラフ表示制御方法。
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