JP2606819B2 - グラフ表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、関数式データ及びレンジデータを入力す
ることにより表示部にグラフ表示を行なうグラフ表示装
置に関する。
ることにより表示部にグラフ表示を行なうグラフ表示装
置に関する。
[従来技術とその問題点] 近年、関数式データ及びレンジデータを入力すること
により、表示部にグラフ表示を行なうグラフ表示機能を
備えた小型電子式計算機が製品化されている。この種の
小型電子式計算機において、表示されているグラフの一
部を拡大して表示させたい場合は、拡大指定のキーを操
作すると共に、拡大したい部分の対角2点をポインタで
指定する、または拡大したい部分のレンジデータを新た
に入力する、あるいは拡大倍率及び拡大を行なう中心座
標を指定するなど、各種の方法により拡大表示を実行す
るようにしていた。
により、表示部にグラフ表示を行なうグラフ表示機能を
備えた小型電子式計算機が製品化されている。この種の
小型電子式計算機において、表示されているグラフの一
部を拡大して表示させたい場合は、拡大指定のキーを操
作すると共に、拡大したい部分の対角2点をポインタで
指定する、または拡大したい部分のレンジデータを新た
に入力する、あるいは拡大倍率及び拡大を行なう中心座
標を指定するなど、各種の方法により拡大表示を実行す
るようにしていた。
しかしながら上記拡大を行なう方法はいずれも、2点
を指定するためのポインタキー操作、レンジデータを新
たに入力するための数値キー操作、拡大倍率及び拡大を
行なう中心座標を指定するための数値キー操作、等々、
それぞれ操作が複雑であり、面倒臭いものであった。
を指定するためのポインタキー操作、レンジデータを新
たに入力するための数値キー操作、拡大倍率及び拡大を
行なう中心座標を指定するための数値キー操作、等々、
それぞれ操作が複雑であり、面倒臭いものであった。
[発明の目的] この発明は上記のような実情に鑑みてなされたもの
で、表示部に表示されているグラフを簡単な操作で拡大
する範囲の指定と倍率の任意設定を行なって拡大するこ
とのできるグラフ表示装置を提供することを目的とす
る。
で、表示部に表示されているグラフを簡単な操作で拡大
する範囲の指定と倍率の任意設定を行なって拡大するこ
とのできるグラフ表示装置を提供することを目的とす
る。
[発明の要点] この発明は、表示部上に透明部材によって構成され、
押圧操作に応じてその操作位置の座標データを検出する
タブレット入力部を設け、このタブレット入力を操作し
て表示部の座標範囲を指定し、その指定された座標デー
タに応じて新たなレンジデータを算出し、算出したレン
ジデータに従ってグラフの拡大を実行するようにしたも
のである。
押圧操作に応じてその操作位置の座標データを検出する
タブレット入力部を設け、このタブレット入力を操作し
て表示部の座標範囲を指定し、その指定された座標デー
タに応じて新たなレンジデータを算出し、算出したレン
ジデータに従ってグラフの拡大を実行するようにしたも
のである。
[発明の実施例] 以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はその回路構成を示すもので、11はキー入力部
である。このキー入力部11には、数値データを入力する
テンキー11a、演算内容を指定するファンクションキー1
1b、関数データを入力する関数キー11c、グラフ表示の
ための関数入力を指定するグラフ(Graph)キー11d、ポ
インタによるグラフライン上のトレースを指定するトレ
ース(Trace)キー11e、ポインタの左方向への移動を指
定する「←」キー(図では「」と表わす)11f、同じ
くポインタの右方向への移動を指定する「→」キー(図
では「」と表わす)11g、グラフ表示の実行を指定す
る実行キー(図では「EXE」と表わす)11h、表示グラフ
の拡大を指定する拡大キー11i、表示グラフの縮小を指
定する縮小キー11jが備えられ、これらのキーを操作す
ると、そのキー操作信号は制御部12に送られる。この制
御部12は、キー入力部11からのキー操作信号に従って他
の各回路の制御動作を行なうもので、グラフの表示デー
タを記憶するグラフ表示バッファ13、グラフの表示ポイ
ンタの座標データをテキスト表示するための表示データ
を記憶するテキスト表示バッファ14、ポインタ表示のた
めの制御を行なうポインタ制御部15、グラフ及びポイン
タ表示を行なうための計算実行を指示する実行ポインタ
16及びRAM等により構成されるメモリ部17のそれぞれに
制御データを送出すると共に、タブレット制御部18に制
御信号を送出する。このタブレット制御部18は、制御部
12からの制御信号により表示部19上に一体にして設けら
れたタブレット入力部20に駆動電圧を印加する。このタ
ブレット入力部20は、後述する透明部材で構成されるも
ので、使用者がこの透明部材を指あるいはペン等で押圧
操作すると、その操作された位置に応じた電圧データが
A/D変換部21に送られる。A/D変換部21は、送られてきた
アナログ値の電圧データをデジタル値に変換し、これを
タブレット入力部20操作による指定座標データとして演
算部22を介して上記メモリ部17に送出する。メモリ部17
は、グラフ表示に関する様々なデータを記憶するもの
で、グラフ表示される関数式を記憶するグラフ式記憶部
17a、レンジデータを記憶するXmaxレジスタ17b、Xminレ
ジスタ17c、Ymaxレジスタ17d及びYminレジスタ17e、タ
ブレット入力部20の指定範囲、すなわち、拡大/縮小を
行なう際の新たなレンジを算出するために必要なデータ
を記憶するX′maxレジスタ17f、X′minレジスタ17g、
Y′maxレジスタ17h及びY′minレジスタ17iが備えら
れ、制御部12からの制御指令により演算部22とデータの
入出力を行なう。この演算部22は、メモリ部17の他に、
ポインタ制御部15、上記実行ポインタ16の指示により関
数式データを記憶する数式バッファ23の両者ともデータ
の入出力を行ない、グラフ表示、レンジ変更及びポイン
タとその座標データの表示のための演算を行なって、そ
の演算結果を上記グラフ表示バッファ13、テキスト表示
バッファ14に出力する。グラフ表示バッファ13、テキス
ト表示バッファ14は、制御部12、演算部22及びポインタ
制御部15から送られてくる種々のデータに応じて表示デ
ータを記憶するものであり、その記憶した表示データは
上記表示部19に送られる。この表示部19は、例えば液晶
表示素子による縦64×横96ドットのドットマトリクスで
構成され、グラフ表示バッファ13及びテキスト表示バッ
ファ14からのデータにより、関数式、グラフ、ポイン
タ、ポインタの座標データ等を表示する。
である。このキー入力部11には、数値データを入力する
テンキー11a、演算内容を指定するファンクションキー1
1b、関数データを入力する関数キー11c、グラフ表示の
ための関数入力を指定するグラフ(Graph)キー11d、ポ
インタによるグラフライン上のトレースを指定するトレ
ース(Trace)キー11e、ポインタの左方向への移動を指
定する「←」キー(図では「」と表わす)11f、同じ
くポインタの右方向への移動を指定する「→」キー(図
では「」と表わす)11g、グラフ表示の実行を指定す
る実行キー(図では「EXE」と表わす)11h、表示グラフ
の拡大を指定する拡大キー11i、表示グラフの縮小を指
定する縮小キー11jが備えられ、これらのキーを操作す
ると、そのキー操作信号は制御部12に送られる。この制
御部12は、キー入力部11からのキー操作信号に従って他
の各回路の制御動作を行なうもので、グラフの表示デー
タを記憶するグラフ表示バッファ13、グラフの表示ポイ
ンタの座標データをテキスト表示するための表示データ
を記憶するテキスト表示バッファ14、ポインタ表示のた
めの制御を行なうポインタ制御部15、グラフ及びポイン
タ表示を行なうための計算実行を指示する実行ポインタ
16及びRAM等により構成されるメモリ部17のそれぞれに
制御データを送出すると共に、タブレット制御部18に制
御信号を送出する。このタブレット制御部18は、制御部
12からの制御信号により表示部19上に一体にして設けら
れたタブレット入力部20に駆動電圧を印加する。このタ
ブレット入力部20は、後述する透明部材で構成されるも
ので、使用者がこの透明部材を指あるいはペン等で押圧
操作すると、その操作された位置に応じた電圧データが
A/D変換部21に送られる。A/D変換部21は、送られてきた
アナログ値の電圧データをデジタル値に変換し、これを
タブレット入力部20操作による指定座標データとして演
算部22を介して上記メモリ部17に送出する。メモリ部17
は、グラフ表示に関する様々なデータを記憶するもの
で、グラフ表示される関数式を記憶するグラフ式記憶部
17a、レンジデータを記憶するXmaxレジスタ17b、Xminレ
ジスタ17c、Ymaxレジスタ17d及びYminレジスタ17e、タ
ブレット入力部20の指定範囲、すなわち、拡大/縮小を
行なう際の新たなレンジを算出するために必要なデータ
を記憶するX′maxレジスタ17f、X′minレジスタ17g、
Y′maxレジスタ17h及びY′minレジスタ17iが備えら
れ、制御部12からの制御指令により演算部22とデータの
入出力を行なう。この演算部22は、メモリ部17の他に、
ポインタ制御部15、上記実行ポインタ16の指示により関
数式データを記憶する数式バッファ23の両者ともデータ
の入出力を行ない、グラフ表示、レンジ変更及びポイン
タとその座標データの表示のための演算を行なって、そ
の演算結果を上記グラフ表示バッファ13、テキスト表示
バッファ14に出力する。グラフ表示バッファ13、テキス
ト表示バッファ14は、制御部12、演算部22及びポインタ
制御部15から送られてくる種々のデータに応じて表示デ
ータを記憶するものであり、その記憶した表示データは
上記表示部19に送られる。この表示部19は、例えば液晶
表示素子による縦64×横96ドットのドットマトリクスで
構成され、グラフ表示バッファ13及びテキスト表示バッ
ファ14からのデータにより、関数式、グラフ、ポイン
タ、ポインタの座標データ等を表示する。
次に上記タブレット入力部20周辺の構成について第2
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
同図において、タブレット入力部20は2枚のITO(透
明導電)膜201,202とその間のギャップ材等で構成され
るスペーサ(図示せず)とからなっている。このITO膜2
01及びITO膜202は、その一方の両端にタブレット制御部
18の制御により電源203からの定電圧、例えば5Vが印加
され、他方の一端、上記定電圧を印加した方向に対して
垂直となる方向の端部が開放されるもので、この状態が
特定タイミングにより交互反転される。今、例えば図示
するようにITO膜201に電圧が印加され、ITO膜202の一端
が開放とされている状態で、タブレット入力部20上の一
点が押圧操作されると、ITO膜201にかかっていた電圧が
抵抗分割され、ITO膜202の開放端とは反対の端部に電圧
データとして取出される。この電圧データを上記A/D変
換部21でデジタル値に変換すると、タブレット入力部20
上の押圧操作した位置座標がわかるようになる。そし
て、次のタイミングでITO膜202に電圧が印加され、ITO
膜201の一端が開放とされている状態で同様の検出を行
ない、得られた電圧データをデジタル値に変換する。こ
のデジタル値と上記デジタル値とで一対の座標データ、
すなわち、X座標とY座標とを示す座標データとなり、
タブレット入力部20上の押圧操作位置、すなわち、表示
部19の指定座標位置がわかるようになる。
明導電)膜201,202とその間のギャップ材等で構成され
るスペーサ(図示せず)とからなっている。このITO膜2
01及びITO膜202は、その一方の両端にタブレット制御部
18の制御により電源203からの定電圧、例えば5Vが印加
され、他方の一端、上記定電圧を印加した方向に対して
垂直となる方向の端部が開放されるもので、この状態が
特定タイミングにより交互反転される。今、例えば図示
するようにITO膜201に電圧が印加され、ITO膜202の一端
が開放とされている状態で、タブレット入力部20上の一
点が押圧操作されると、ITO膜201にかかっていた電圧が
抵抗分割され、ITO膜202の開放端とは反対の端部に電圧
データとして取出される。この電圧データを上記A/D変
換部21でデジタル値に変換すると、タブレット入力部20
上の押圧操作した位置座標がわかるようになる。そし
て、次のタイミングでITO膜202に電圧が印加され、ITO
膜201の一端が開放とされている状態で同様の検出を行
ない、得られた電圧データをデジタル値に変換する。こ
のデジタル値と上記デジタル値とで一対の座標データ、
すなわち、X座標とY座標とを示す座標データとなり、
タブレット入力部20上の押圧操作位置、すなわち、表示
部19の指定座標位置がわかるようになる。
続いて上記実施例の動作について説明する。
第3図は表示グラフの拡大を行なう場合の操作と表示
部19,タブレット入力部20の状態を示すものである。初
めに、第3図(1)に示すようにグラフキー11dを操作
し、続けて関数キー11cのうちの「Sin」キーをした後に
実行キー11hを操作する。これらのキー操作により、メ
モリ部17のグラフ式記憶部17a及びこのグラフ式記憶部1
7aから演算部22を介して数式バッファ23に、関数式 Y=sinX のデータが記憶設定される。これと共に、ここでは図示
はしないが、レンジデータとして、例えばXminレジスト
タ17cに「−360」を、Xmaxレジスタ17bに「360」を、ま
た、Yminレジスタ17eに「−1.6」を、Ymaxレジスタ17d
に「1.6」をそれぞれ入力設定すると、メモリ部17のグ
ラフ式記憶部17a、Xmaxレジスタ17b、Xminレジスタ17
c、Ymaxレジスタ17d及びYminレジスタ17eの記憶データ
が演算部22に読出される。演算部22では、これらのデー
タや、さらに表示部19を構成するドットマトリクスのド
ット数データによってグラフ表示データを算出し、得ら
れたデータをグラフ表示バッファ13に出力する。そし
て、グラフ表示バッファ13に記憶されるグラフ表示デー
タにより、表示部19に第3図(1)に示すように、関数
式 Y=sinX のグラフ表示を行う。
部19,タブレット入力部20の状態を示すものである。初
めに、第3図(1)に示すようにグラフキー11dを操作
し、続けて関数キー11cのうちの「Sin」キーをした後に
実行キー11hを操作する。これらのキー操作により、メ
モリ部17のグラフ式記憶部17a及びこのグラフ式記憶部1
7aから演算部22を介して数式バッファ23に、関数式 Y=sinX のデータが記憶設定される。これと共に、ここでは図示
はしないが、レンジデータとして、例えばXminレジスト
タ17cに「−360」を、Xmaxレジスタ17bに「360」を、ま
た、Yminレジスタ17eに「−1.6」を、Ymaxレジスタ17d
に「1.6」をそれぞれ入力設定すると、メモリ部17のグ
ラフ式記憶部17a、Xmaxレジスタ17b、Xminレジスタ17
c、Ymaxレジスタ17d及びYminレジスタ17eの記憶データ
が演算部22に読出される。演算部22では、これらのデー
タや、さらに表示部19を構成するドットマトリクスのド
ット数データによってグラフ表示データを算出し、得ら
れたデータをグラフ表示バッファ13に出力する。そし
て、グラフ表示バッファ13に記憶されるグラフ表示デー
タにより、表示部19に第3図(1)に示すように、関数
式 Y=sinX のグラフ表示を行う。
ここで、第3図(2)に示すように、拡大キー11iを
操作すると、このキー操作を制御部12が判断し、第4図
に示す拡大処理が行なわれる。
操作すると、このキー操作を制御部12が判断し、第4図
に示す拡大処理が行なわれる。
第4図においては、まずステップA01に示すように、
キー入力が拡大キー11iによるものであるか否か判断さ
れる。もし、拡大キー11iによるものではないと判断さ
れた場合は他の処理を行なうが、ここでは拡大キー11i
によるものであるので判断結果はYESとなり、次にステ
ップA02に進む。ステップA02では、制御部12からの制御
指令により、メモリ部17のX′maxレジスタ17f、X′mi
nレジスタ17g、Y′maxレジスタ17h及びY′minレジス
タ17iがクリアされ、その内容がすべて「0」となる。
その後、ステップA03において、タブレット入力部20の
押圧入力により、新たな表示範囲の指定を開始する。こ
こでは、第3図(2)の表示部19上に破線で示したよう
なタブレット入力を行なうものとする。このタブレット
入力が開始されると、制御部12からのタブレット制御部
18に信号が送出され、タブレット制御部18は上記第2図
で示したように適宜タブレット入力部20に電圧を印加す
る。このタブレット入力部20から次々に得られる座標デ
ータのうち、その最初に得られる座標データが、続くス
テップA04で初期値として設定される。すなわち、その
座標データのX座標データがX′maxレジスタ17fとX′
minレジスタ17gに、また、Y座標データがY′maxレジ
スタ17hとY′minレジスタ17iに入力設定されるもの
で、その後に入力される座標データは次のステップA05
からの処理により内容に応じてX′maxレジスタ17f、
X′minレジスタ17g、Y′maxレジスタ17h及びY′min
レジスタ17iに入力設定される。ステップA05では、新た
な座標データのうちのX座標データの値がすでにX′ma
xレジスタ17fに設定してあるX座標データの値よりも大
きいか否かを判断する。ここで、新たなX座標データの
値がX′maxレジスタ17fの値よりも大きいと判断された
場合は、次にステップA06に進み、この新たなX座標デ
ータの値をX′maxレジスタ17fに更新設定する、また、
新たなX座標データの値がX′maxレジスタ17fの値より
も大きくないと判断された場合は、次にステップA07に
進み、今度は新たなX座標データの値がX′minレジス
タ17gの値よりも小さいか否か判断する。ここで新たな
X座標データの値がX′minレジスタ17gの値よりも小さ
いと判断された場合は、続いてステップA08に進み、こ
の新たなX座標データの値をX′minレジスタ17gに更新
設定する。また、新たなX座標データの値がX′minレ
ジスタ17gの値よりも小さくないと判断された場合は、
次にステップA09に進む。このステップA09はまた、上記
ステップA06,A08の処理が終了した後に行なうもので、
今度は新たな座標データのうちのY座標データの値がす
でにY′maxレジスタ17hに設定してあるY座標データの
値よりも大きいか否かを判断する。ここで、新たなY座
標データの値がY′maxレジスタ17hの値よりも大きいと
判断された場合は、次にステップA10に進み、この新た
なY座標データの値をY′maxレジスタ17hに更新設定す
る。また、新たなY座標データの値がY′maxレジスタ1
7hの値よりも大きくないと判断された場合は、次にステ
ップA11に進み、今度はこの新たなY座標データの値が
Y′minレジスタ17iの値よりも小さいか否か判断する。
ここで新たなY座標データの値がY′minレジスタ17iの
値よりも小さいと判断された場合は、続いてステップA1
2に進み、この新たなY座標データの値をY′minレジス
タ17iに入力設定する。また、新たなY座標データの値
がY′minレジスタ17iの値よりも小さくないと判断され
た場合は、次にステップA13に進む。このステップA13は
また、上記ステップA10,A12の処理が終了した後に行な
うもので、実行キー11hの操作が有ったか否か判断する
ものである。ここで、判断結果がNOとなると、次のタイ
ミングで入力されてくる新しいX座標データ及びY座標
データによって再び上記ステップA05からの動作を繰返
し行なう。
キー入力が拡大キー11iによるものであるか否か判断さ
れる。もし、拡大キー11iによるものではないと判断さ
れた場合は他の処理を行なうが、ここでは拡大キー11i
によるものであるので判断結果はYESとなり、次にステ
ップA02に進む。ステップA02では、制御部12からの制御
指令により、メモリ部17のX′maxレジスタ17f、X′mi
nレジスタ17g、Y′maxレジスタ17h及びY′minレジス
タ17iがクリアされ、その内容がすべて「0」となる。
その後、ステップA03において、タブレット入力部20の
押圧入力により、新たな表示範囲の指定を開始する。こ
こでは、第3図(2)の表示部19上に破線で示したよう
なタブレット入力を行なうものとする。このタブレット
入力が開始されると、制御部12からのタブレット制御部
18に信号が送出され、タブレット制御部18は上記第2図
で示したように適宜タブレット入力部20に電圧を印加す
る。このタブレット入力部20から次々に得られる座標デ
ータのうち、その最初に得られる座標データが、続くス
テップA04で初期値として設定される。すなわち、その
座標データのX座標データがX′maxレジスタ17fとX′
minレジスタ17gに、また、Y座標データがY′maxレジ
スタ17hとY′minレジスタ17iに入力設定されるもの
で、その後に入力される座標データは次のステップA05
からの処理により内容に応じてX′maxレジスタ17f、
X′minレジスタ17g、Y′maxレジスタ17h及びY′min
レジスタ17iに入力設定される。ステップA05では、新た
な座標データのうちのX座標データの値がすでにX′ma
xレジスタ17fに設定してあるX座標データの値よりも大
きいか否かを判断する。ここで、新たなX座標データの
値がX′maxレジスタ17fの値よりも大きいと判断された
場合は、次にステップA06に進み、この新たなX座標デ
ータの値をX′maxレジスタ17fに更新設定する、また、
新たなX座標データの値がX′maxレジスタ17fの値より
も大きくないと判断された場合は、次にステップA07に
進み、今度は新たなX座標データの値がX′minレジス
タ17gの値よりも小さいか否か判断する。ここで新たな
X座標データの値がX′minレジスタ17gの値よりも小さ
いと判断された場合は、続いてステップA08に進み、こ
の新たなX座標データの値をX′minレジスタ17gに更新
設定する。また、新たなX座標データの値がX′minレ
ジスタ17gの値よりも小さくないと判断された場合は、
次にステップA09に進む。このステップA09はまた、上記
ステップA06,A08の処理が終了した後に行なうもので、
今度は新たな座標データのうちのY座標データの値がす
でにY′maxレジスタ17hに設定してあるY座標データの
値よりも大きいか否かを判断する。ここで、新たなY座
標データの値がY′maxレジスタ17hの値よりも大きいと
判断された場合は、次にステップA10に進み、この新た
なY座標データの値をY′maxレジスタ17hに更新設定す
る。また、新たなY座標データの値がY′maxレジスタ1
7hの値よりも大きくないと判断された場合は、次にステ
ップA11に進み、今度はこの新たなY座標データの値が
Y′minレジスタ17iの値よりも小さいか否か判断する。
ここで新たなY座標データの値がY′minレジスタ17iの
値よりも小さいと判断された場合は、続いてステップA1
2に進み、この新たなY座標データの値をY′minレジス
タ17iに入力設定する。また、新たなY座標データの値
がY′minレジスタ17iの値よりも小さくないと判断され
た場合は、次にステップA13に進む。このステップA13は
また、上記ステップA10,A12の処理が終了した後に行な
うもので、実行キー11hの操作が有ったか否か判断する
ものである。ここで、判断結果がNOとなると、次のタイ
ミングで入力されてくる新しいX座標データ及びY座標
データによって再び上記ステップA05からの動作を繰返
し行なう。
こうしてタブレット入力部20の押圧操作入力による
X′maxレジスタ17f、X′minレジスタ17g、Y′maxレ
ジスタ17h及びY′minレジスタ17iの値の更新設定を行
ない、新たな表示範囲のレンジデータを入力した時点
で、次に第3図(3)に示すように実行キー11hを操作
すると、このキー操作信号が制御部12に送出され、ステ
ップA13での判断結果がYESとなって次にステップA14に
進む。ステップA14においては、上記ステップA05〜A12
の処理によって入力されたX′maxレジスタ17f、X′mi
nレジスタ17g、Y′maxレジスタ17h及びY′minレジス
タ17iの記憶するレンジデータを、それぞれXmaxレジス
タ17b、Xminレジスタ17c、Ymaxレジスタ17d及びYminレ
ジスタ17eに転送設定する。次いでステップA15で制御部
12の制御データに従って演算部22が、Xmaxレジスタ17
b、Xminレジスタ17c、Ymaxレジスタ17d及びYminレジス
タ17eに記憶される新しいレンジデータとグラフ式記憶
部17aの記憶する関数式データ、表示部19を構成するド
ットマトリクスのドット数データによってグラフの表示
データの演算を行ない、演算の結果得られた表示データ
をグラフ表示バッファ13に記憶させる。そして次のステ
ップA16において、このグラフ表示バッファ13の記憶す
る表示データにより、表示部19に第3図(3)に示すよ
うにタブレット入力に指定された範囲を表示全画面に拡
大する拡大グラフ表示を行なう。
X′maxレジスタ17f、X′minレジスタ17g、Y′maxレ
ジスタ17h及びY′minレジスタ17iの値の更新設定を行
ない、新たな表示範囲のレンジデータを入力した時点
で、次に第3図(3)に示すように実行キー11hを操作
すると、このキー操作信号が制御部12に送出され、ステ
ップA13での判断結果がYESとなって次にステップA14に
進む。ステップA14においては、上記ステップA05〜A12
の処理によって入力されたX′maxレジスタ17f、X′mi
nレジスタ17g、Y′maxレジスタ17h及びY′minレジス
タ17iの記憶するレンジデータを、それぞれXmaxレジス
タ17b、Xminレジスタ17c、Ymaxレジスタ17d及びYminレ
ジスタ17eに転送設定する。次いでステップA15で制御部
12の制御データに従って演算部22が、Xmaxレジスタ17
b、Xminレジスタ17c、Ymaxレジスタ17d及びYminレジス
タ17eに記憶される新しいレンジデータとグラフ式記憶
部17aの記憶する関数式データ、表示部19を構成するド
ットマトリクスのドット数データによってグラフの表示
データの演算を行ない、演算の結果得られた表示データ
をグラフ表示バッファ13に記憶させる。そして次のステ
ップA16において、このグラフ表示バッファ13の記憶す
る表示データにより、表示部19に第3図(3)に示すよ
うにタブレット入力に指定された範囲を表示全画面に拡
大する拡大グラフ表示を行なう。
また、上記第3図(1)に示した状態で次に拡大キー
11iではなく第3図(4)に示すように縮小キー11jを操
作すると、そのキー操作に対して第5図に示す処理が行
なわれる。
11iではなく第3図(4)に示すように縮小キー11jを操
作すると、そのキー操作に対して第5図に示す処理が行
なわれる。
第5図においては、まずステップB01に示すように、
キー入力が縮小キー11jによるものであるか否か判断さ
れる。もし、縮小キー11jによるものではないと判断さ
れた場合は他の処理を行なうが、ここでは縮小キー11j
によるものであるので判断結果はYESとなり、次にステ
ップB02に進む。ステップB02では、制御部12からの制御
指令により、メモリ部17のX′maxレジスタ17f、X′mi
nレジスタ17g、Y′maxレジスタ17h及びY′minレジス
タ17iがクリアされ、その内容がすべて「0」となる。
その後、ステップB03において、タブレット入力部20の
押圧入力により、現在表示されている表示画面の新たな
表示範囲の指定を開始する。ここでは、第3図(4)の
表示部19上に破線で示したようなタブレット入力を行な
うものとする。このタブレット入力が開始されると、制
御部12からタブレット制御部18に信号が送出され、タブ
レット制御部18は上記第2図で示したように適宜タブレ
ット入力部20に電圧を印加する。このタブレット入力部
20から次々に得られる座標データのうち、その最初に得
られる座標データが、続くステップB04で初期値として
設定される。すなわち、その座標データのX座標データ
がX′maxレジスタ17fとX′minレジスタ17gに、また、
Y座標データがY′maxレジスタ17hとY′minレジスタ1
7iに入力設定されるもので、その後に入力される座標デ
ータは次のステップB05からの処理により内容に応じて
X′maxレジスタ17f、X′minレジスタ17g、Y′maxレ
ジスタ17h及びY′minレジスタ17iに入力設定される。
ステップB05では、新たな座標データのうちのX座標デ
ータの値がすでにX′maxレジスタ17fに設定してあるX
座標データの値よりも大きいか否かを判断する、ここ
で、新たなX座標データの値がX′maxレジスタ17fの値
よりも大きいと判断された場合は、次にステップB06に
進み、この新たなX座標データの値をX′maxレジスタ1
7fに更新設定する。また、新たなX座標データの値が
X′maxレジスタ17fの値よりも大きくないと判断された
場合は、次にステップB07に進み、今度は新たなX座標
データの値がX′minレジスタ17gの値よりも小さいか否
か判断する。ここで新たなX座標データの値がX′min
レジスタ17gの値よりも小さいと判断された場合は、続
いてステップB08に進み、この新たなX座標データの値
をX′minレジスタ17gに更新設定する。また、新たなX
座標データの値がX′minレジスタ17gの値よりも小さく
ないと判断された場合は、次にステップB09に進む。こ
のステップB09はまた、上記ステップB06,B08の処理が終
了した後に行なうもので、今度は新たな座標データのう
ちのY座標データの値がすでにY′maxレジスタ17hに設
定してあるY座標データの値よりも大きいか否かを判断
する。ここで、新たなY座標データの値がY′maxレジ
スタ17hの値よりも大きいと判断された場合は、次にス
テップB10に進み、この新たなY座標データの値をY′m
axレジスタ17hに更新設定する。また、新たなY座標デ
ータの値がY′maxレジスタ17hの値よりも大きくないと
判断された場合は、次にステップB11に進み、今度はこ
の新たなY座標データの値がY′minレジスタ17iの値よ
りも小さいか否か判断する。ここで新たなY座標データ
の値がY′minレジスタ17iの値よりも小さいと判断され
た場合は、続いてステップB12に進み、この新たなY座
標データの値をY′minレジスタ17iに入力設定する。ま
た、新たなY座標データの値がY′minレジスタ17iの値
よりも小さくないと判断された場合は、次にステップB1
3に進む。このステップB13はまた、上記ステップB10,B1
2の処理が終了した後に行なうもので、実行キー11hの操
作が有ったか否か判断するものである、ここで、判断結
果がNOとなると、次のタイミングで入力されてくる新し
いX座標データ及びY座標データによって再び上記ステ
ップB05からの動作を繰返し行なう。
キー入力が縮小キー11jによるものであるか否か判断さ
れる。もし、縮小キー11jによるものではないと判断さ
れた場合は他の処理を行なうが、ここでは縮小キー11j
によるものであるので判断結果はYESとなり、次にステ
ップB02に進む。ステップB02では、制御部12からの制御
指令により、メモリ部17のX′maxレジスタ17f、X′mi
nレジスタ17g、Y′maxレジスタ17h及びY′minレジス
タ17iがクリアされ、その内容がすべて「0」となる。
その後、ステップB03において、タブレット入力部20の
押圧入力により、現在表示されている表示画面の新たな
表示範囲の指定を開始する。ここでは、第3図(4)の
表示部19上に破線で示したようなタブレット入力を行な
うものとする。このタブレット入力が開始されると、制
御部12からタブレット制御部18に信号が送出され、タブ
レット制御部18は上記第2図で示したように適宜タブレ
ット入力部20に電圧を印加する。このタブレット入力部
20から次々に得られる座標データのうち、その最初に得
られる座標データが、続くステップB04で初期値として
設定される。すなわち、その座標データのX座標データ
がX′maxレジスタ17fとX′minレジスタ17gに、また、
Y座標データがY′maxレジスタ17hとY′minレジスタ1
7iに入力設定されるもので、その後に入力される座標デ
ータは次のステップB05からの処理により内容に応じて
X′maxレジスタ17f、X′minレジスタ17g、Y′maxレ
ジスタ17h及びY′minレジスタ17iに入力設定される。
ステップB05では、新たな座標データのうちのX座標デ
ータの値がすでにX′maxレジスタ17fに設定してあるX
座標データの値よりも大きいか否かを判断する、ここ
で、新たなX座標データの値がX′maxレジスタ17fの値
よりも大きいと判断された場合は、次にステップB06に
進み、この新たなX座標データの値をX′maxレジスタ1
7fに更新設定する。また、新たなX座標データの値が
X′maxレジスタ17fの値よりも大きくないと判断された
場合は、次にステップB07に進み、今度は新たなX座標
データの値がX′minレジスタ17gの値よりも小さいか否
か判断する。ここで新たなX座標データの値がX′min
レジスタ17gの値よりも小さいと判断された場合は、続
いてステップB08に進み、この新たなX座標データの値
をX′minレジスタ17gに更新設定する。また、新たなX
座標データの値がX′minレジスタ17gの値よりも小さく
ないと判断された場合は、次にステップB09に進む。こ
のステップB09はまた、上記ステップB06,B08の処理が終
了した後に行なうもので、今度は新たな座標データのう
ちのY座標データの値がすでにY′maxレジスタ17hに設
定してあるY座標データの値よりも大きいか否かを判断
する。ここで、新たなY座標データの値がY′maxレジ
スタ17hの値よりも大きいと判断された場合は、次にス
テップB10に進み、この新たなY座標データの値をY′m
axレジスタ17hに更新設定する。また、新たなY座標デ
ータの値がY′maxレジスタ17hの値よりも大きくないと
判断された場合は、次にステップB11に進み、今度はこ
の新たなY座標データの値がY′minレジスタ17iの値よ
りも小さいか否か判断する。ここで新たなY座標データ
の値がY′minレジスタ17iの値よりも小さいと判断され
た場合は、続いてステップB12に進み、この新たなY座
標データの値をY′minレジスタ17iに入力設定する。ま
た、新たなY座標データの値がY′minレジスタ17iの値
よりも小さくないと判断された場合は、次にステップB1
3に進む。このステップB13はまた、上記ステップB10,B1
2の処理が終了した後に行なうもので、実行キー11hの操
作が有ったか否か判断するものである、ここで、判断結
果がNOとなると、次のタイミングで入力されてくる新し
いX座標データ及びY座標データによって再び上記ステ
ップB05からの動作を繰返し行なう。
こうしてタブレット入力部20の押圧操作入力による
X′maxレジスタ17f、X′minレジスタ17g、Y′maxレ
ジスタ17h及びY′minレジスタ17iの値の更新設定がを
行ない、新たな表示範囲のレンジデータを入力した時点
で、次に第3図(5)に示すように実行キー11hを操作
すると、このキー操作信号が制御部12に送出され、ステ
ップB13での判断結果がYESとなって次にステップB14に
進む。ステップB14においては、上記ステップB05〜B12
の処理によって入力されたX′maxレジスタ17f、X′mi
nレジスタ17g、Y′maxレジスタ17h及びY′minレジス
タ17iに記憶されるタブレット入力による新たなレンジ
指定データとXmaxレジスタ17b、Xminレジスタ17c、Ymax
レジスタ17d及びYminレジスタ17eに記憶される現在のレ
ンジデータにより、演算部22が演算 を行ない、その演算結果を新たにXmaxレジスタ17b、Xmi
nレジスタ17c、Ymaxレジスタ17d及びYminレジスタ17eの
それぞれに入力設定する。次いでステップB15で制御部1
2の制御データに従って演算部22が、Xmaxレジスタ17b、
Xminレジスタ17c、Ymaxレジスタ17d及びYminレジスタ17
eに記憶される新しいレンジデータとグラフ式記憶部17a
の記憶する関数式データ、表示部19を構成するドットマ
トリクスのドット数データによってグラフの表示データ
の演算を行ない、演算の結果得られた表示データをグラ
フ表示バッファ13に記憶させる。そして次のステップB1
6において、このグラフ表示バッファ13の記憶する表示
データにより、表示部19に第3図(5)に示すように表
示画面をタブレット入力で指定した範囲へ縮小する縮小
グラフ表示を行なう。
X′maxレジスタ17f、X′minレジスタ17g、Y′maxレ
ジスタ17h及びY′minレジスタ17iの値の更新設定がを
行ない、新たな表示範囲のレンジデータを入力した時点
で、次に第3図(5)に示すように実行キー11hを操作
すると、このキー操作信号が制御部12に送出され、ステ
ップB13での判断結果がYESとなって次にステップB14に
進む。ステップB14においては、上記ステップB05〜B12
の処理によって入力されたX′maxレジスタ17f、X′mi
nレジスタ17g、Y′maxレジスタ17h及びY′minレジス
タ17iに記憶されるタブレット入力による新たなレンジ
指定データとXmaxレジスタ17b、Xminレジスタ17c、Ymax
レジスタ17d及びYminレジスタ17eに記憶される現在のレ
ンジデータにより、演算部22が演算 を行ない、その演算結果を新たにXmaxレジスタ17b、Xmi
nレジスタ17c、Ymaxレジスタ17d及びYminレジスタ17eの
それぞれに入力設定する。次いでステップB15で制御部1
2の制御データに従って演算部22が、Xmaxレジスタ17b、
Xminレジスタ17c、Ymaxレジスタ17d及びYminレジスタ17
eに記憶される新しいレンジデータとグラフ式記憶部17a
の記憶する関数式データ、表示部19を構成するドットマ
トリクスのドット数データによってグラフの表示データ
の演算を行ない、演算の結果得られた表示データをグラ
フ表示バッファ13に記憶させる。そして次のステップB1
6において、このグラフ表示バッファ13の記憶する表示
データにより、表示部19に第3図(5)に示すように表
示画面をタブレット入力で指定した範囲へ縮小する縮小
グラフ表示を行なう。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明の小型電子式計算機は、表
示手段に表示されているグラフの拡大したい領域をタブ
レット入力手段上からペン等で線を描くように押圧操作
して指定するだけで、簡単にグラフの任意の範囲を任意
の倍率で拡大表示することができる。
示手段に表示されているグラフの拡大したい領域をタブ
レット入力手段上からペン等で線を描くように押圧操作
して指定するだけで、簡単にグラフの任意の範囲を任意
の倍率で拡大表示することができる。
【図面の簡単な説明】 図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は回路
構成を示すブロック図、第2図はタブレット入力部近辺
の詳細な構成を示す図、第3図はキー操作とそれに対応
する表示部の状態を示す図、第4図は表示グラフの拡大
処理を示すフローチャート、第5図は表示グラフの縮小
処理を示すフローチャートである。 11……キー入力部、11a……テンキー、11b、ファンクシ
ョンキー、11c……関数キー、11d……グラフ(Graph)
キー、11e……トレース(Trace)キー、11f……「←」
()キー、11g……「→」()キー、11h……実行
(EXE)キー、11i……拡大キー、11j……縮小キー、12
……制御部、13……グラフ表示バッファ、14……テキス
ト表示バッファ、15……ポインタ制御部、16……実行ポ
インタ、17……メモリ部、17a……グラフ式記憶部、17b
……Xmaxレジスタ、17c……Xminレジスタ、17d……Ymax
レジスタ、17e……Yminレジスタ、17f……X′maxレジ
スタ、17g……X′minレジスタ、17h……Y′maxレジス
タ、17i……Y′minレジスタ、18……タブレット制御
部、19……表示部、20……タブレット入力部、201,202
……ITO(透明導電)膜、203……電源、21……A/D変換
部、22……演算部、23……数式バッファ。
構成を示すブロック図、第2図はタブレット入力部近辺
の詳細な構成を示す図、第3図はキー操作とそれに対応
する表示部の状態を示す図、第4図は表示グラフの拡大
処理を示すフローチャート、第5図は表示グラフの縮小
処理を示すフローチャートである。 11……キー入力部、11a……テンキー、11b、ファンクシ
ョンキー、11c……関数キー、11d……グラフ(Graph)
キー、11e……トレース(Trace)キー、11f……「←」
()キー、11g……「→」()キー、11h……実行
(EXE)キー、11i……拡大キー、11j……縮小キー、12
……制御部、13……グラフ表示バッファ、14……テキス
ト表示バッファ、15……ポインタ制御部、16……実行ポ
インタ、17……メモリ部、17a……グラフ式記憶部、17b
……Xmaxレジスタ、17c……Xminレジスタ、17d……Ymax
レジスタ、17e……Yminレジスタ、17f……X′maxレジ
スタ、17g……X′minレジスタ、17h……Y′maxレジス
タ、17i……Y′minレジスタ、18……タブレット制御
部、19……表示部、20……タブレット入力部、201,202
……ITO(透明導電)膜、203……電源、21……A/D変換
部、22……演算部、23……数式バッファ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−33591(JP,A) 特開 昭57−105086(JP,A) 工藤丈彦、屋敷誠二、横溝和宏共著 「PC−8801BASIC入門」(昭57− 5−25)アスキー出版P.151−156、口 絵写真P.4
Claims (1)
- 【請求項1】関数式データを記憶する関数式データ記憶
手段と、 上記関数式データ記憶手段に記憶された関数式データの
グラフの表示範囲を示すレンジデータを記憶するレンジ
データ記憶手段と、 このレンジデータ記憶手段に記憶されたレンジデータに
基づいて上記関数式データ記憶手段に記憶された関数式
データのグラフデータを作成し、この作成したグラフを
表示するグラフ表示手段と、 押圧操作により指定された押圧点の位置データを出力
し、この出力に対応して上記グラフ表示手段の表示画面
上に表示されているグラフのうち任意の範囲を指定する
ための軌跡を入力するタブレット入力手段と、 このタブレット入力手段により入力された軌跡によって
上記グラフ表示手段に表示されているグラフの任意の範
囲が指定されたときに、上記グラフ表示手段に現にグラ
フ表示している直交座標上における上記任意の範囲の直
交座標軸夫々の最大値及び最小値の座標データを、移動
する上記押圧点に対応して上記タブレット入力手段から
順に出力される位置データ毎に比較演算により求める範
囲指定手段と、 上記グラフ表示手段に表示されたグラフの拡大表示を指
示する拡大指示手段と、 この拡大指示手段によるグラフの拡大指示に応じて上記
範囲指定手段によって得られた座標データを新たなレン
ジデータとして上記レンジデータ記憶手段に再設定する
レンジ設定手段と、 このレンジ設定手段による上記レンジデータ記憶手段へ
のレンジデータの再設定に基づいて、上記グラフ表示手
段に拡大された新たなグラフの表示を行うよう制御する
制御手段と、 を具備したことを特徴とするグラフ表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2804186A JP2606819B2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | グラフ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2804186A JP2606819B2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | グラフ表示装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23638194A Division JP3018324B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | グラフ表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62186347A JPS62186347A (ja) | 1987-08-14 |
JP2606819B2 true JP2606819B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=12237655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2804186A Expired - Lifetime JP2606819B2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | グラフ表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606819B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0140548B1 (ko) * | 1993-11-19 | 1998-07-01 | 월리엄 티. 엘리스 | 다중 파라메터 범위의 그래픽적 설정 방법 및 장치 |
JP3484316B2 (ja) * | 1997-04-03 | 2004-01-06 | シャープ株式会社 | 計算機 |
JP6428053B2 (ja) | 2014-08-26 | 2018-11-28 | カシオ計算機株式会社 | グラフ表示装置およびプログラムおよびサーバ装置 |
-
1986
- 1986-02-13 JP JP2804186A patent/JP2606819B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
工藤丈彦、屋敷誠二、横溝和宏共著「PC−8801BASIC入門」(昭57−5−25)アスキー出版P.151−156、口絵写真P.4 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62186347A (ja) | 1987-08-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |