JP3356376B2 - 防錆・帯電防止性熱可塑性樹脂成形品 - Google Patents
防錆・帯電防止性熱可塑性樹脂成形品Info
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- JP3356376B2 JP3356376B2 JP26212896A JP26212896A JP3356376B2 JP 3356376 B2 JP3356376 B2 JP 3356376B2 JP 26212896 A JP26212896 A JP 26212896A JP 26212896 A JP26212896 A JP 26212896A JP 3356376 B2 JP3356376 B2 JP 3356376B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、防錆・帯電防止性
熱可塑性樹脂成形品に関し、特には、電子部品等の包装
材として用いる帯電防止性能及び防錆性能を有する包装
材、及びこの包装材を用いた包装袋、広義には、包装用
容器を含む熱可塑性樹脂成形品に関する。
熱可塑性樹脂成形品に関し、特には、電子部品等の包装
材として用いる帯電防止性能及び防錆性能を有する包装
材、及びこの包装材を用いた包装袋、広義には、包装用
容器を含む熱可塑性樹脂成形品に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に熱可塑性重合体の成形品は、静電
気を帯びやすく、そのため使用時あるいは加工時に帯電
による種々の弊害が発生することはよく知られている。
従来この種の帯電防止法として、例えば、低密度ポリエ
チレンに帯電防止剤を練り混み、帯電防止フィルムの包
装袋として成形し、透湿及び結露による被包装物の防錆
のため、シリカゲル等乾燥剤を被包装物と共に収納し、
脱気密封する包装形態が採られる。
気を帯びやすく、そのため使用時あるいは加工時に帯電
による種々の弊害が発生することはよく知られている。
従来この種の帯電防止法として、例えば、低密度ポリエ
チレンに帯電防止剤を練り混み、帯電防止フィルムの包
装袋として成形し、透湿及び結露による被包装物の防錆
のため、シリカゲル等乾燥剤を被包装物と共に収納し、
脱気密封する包装形態が採られる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記帯電防止剤は、主
にアルカリ性の界面活性剤を成分として含み、このた
め、空気中の水分と反応して相乗的に吸湿性が増し、錆
を促進し、アルカリ金属含有のアイオノマーの場合、ア
ルカリ金属を含有させるため、不飽和カルボン酸含有量
を高める必要があり、その結果、アイオノマーの融点が
低くなり、耐熱性を要する用途には、不適当となる。ま
た、一般的な低密度ポリエチレンを用いた帯電防止フィ
ルムは、親水性の界面活性剤が混練されているため、フ
ィルム表面からの透湿により低密度ポリエチレン単独の
フィルムに比して透湿性が２〜４倍となり、乾燥剤の効
果も自ずから短時間の限界を有するものとなる。又、界
面活性剤は、被包装物へ移行し、電子部品などの汚染、
損傷の原因となる。さらに、乾燥剤は、飽和時点或いは
温度条件によっては吸湿した水分を一度に排出する事も
あり、積極的な防錆効果が期待できない。
にアルカリ性の界面活性剤を成分として含み、このた
め、空気中の水分と反応して相乗的に吸湿性が増し、錆
を促進し、アルカリ金属含有のアイオノマーの場合、ア
ルカリ金属を含有させるため、不飽和カルボン酸含有量
を高める必要があり、その結果、アイオノマーの融点が
低くなり、耐熱性を要する用途には、不適当となる。ま
た、一般的な低密度ポリエチレンを用いた帯電防止フィ
ルムは、親水性の界面活性剤が混練されているため、フ
ィルム表面からの透湿により低密度ポリエチレン単独の
フィルムに比して透湿性が２〜４倍となり、乾燥剤の効
果も自ずから短時間の限界を有するものとなる。又、界
面活性剤は、被包装物へ移行し、電子部品などの汚染、
損傷の原因となる。さらに、乾燥剤は、飽和時点或いは
温度条件によっては吸湿した水分を一度に排出する事も
あり、積極的な防錆効果が期待できない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、叙上の課題を
解決するために開発されたもので、本発明のプリント基
板の包装材として用いる防錆・帯電防止性熱可塑性樹脂
成形品は、カリウムイオンアイオノマー樹脂１５〜２５
wt%、ポリオレフィン樹脂７５〜８５wt%から成る樹脂組
成物９９〜９９．５wt%に対して、非鉄用気化性防錆剤
６５〜８５wt%、低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）１５
〜３５wt%から成るマスターバッチ０．５〜１wt%添加
し、加熱混練して形成して成ることを特徴とする。
解決するために開発されたもので、本発明のプリント基
板の包装材として用いる防錆・帯電防止性熱可塑性樹脂
成形品は、カリウムイオンアイオノマー樹脂１５〜２５
wt%、ポリオレフィン樹脂７５〜８５wt%から成る樹脂組
成物９９〜９９．５wt%に対して、非鉄用気化性防錆剤
６５〜８５wt%、低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）１５
〜３５wt%から成るマスターバッチ０．５〜１wt%添加
し、加熱混練して形成して成ることを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、説明する。
て、説明する。
【０００６】本発明の帯電防止性能を有する熱可塑性樹
脂組成物としては、アイオノマー組成物として、特開平
３−１０６９５４号に開示されているエチレン・不飽和
カルボン酸共重合体の一部または全部がカリウム、ルビ
ジウム及びセシウムからなる群より選択されたアルカリ
金属で中和されているベースとなるエチレン・不飽和カ
ルボン酸共重合体中の不飽和カルボン酸含有量が互いに
異なるアイオノマーの少なくとも２種以上を混合して成
る組成物であって、該アルカリ金属量は、上記組成物１
ｇ当たり１．３ミリモル未満の量で存在するアイオノマ
ー組成物１５〜２５wt％に、直鎖状低密度ポリエチレン
（ＬＬＤＰＥ），高密度ポリエチレン、好ましくは、低
密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）７５〜８５wt％を混練
し、ペレット化したもの、具体的には、カリウムイオン
アイオノマー樹脂として三井・デュポンポリケミカル、
CMK 701又は703を用いることができる。
脂組成物としては、アイオノマー組成物として、特開平
３−１０６９５４号に開示されているエチレン・不飽和
カルボン酸共重合体の一部または全部がカリウム、ルビ
ジウム及びセシウムからなる群より選択されたアルカリ
金属で中和されているベースとなるエチレン・不飽和カ
ルボン酸共重合体中の不飽和カルボン酸含有量が互いに
異なるアイオノマーの少なくとも２種以上を混合して成
る組成物であって、該アルカリ金属量は、上記組成物１
ｇ当たり１．３ミリモル未満の量で存在するアイオノマ
ー組成物１５〜２５wt％に、直鎖状低密度ポリエチレン
（ＬＬＤＰＥ），高密度ポリエチレン、好ましくは、低
密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）７５〜８５wt％を混練
し、ペレット化したもの、具体的には、カリウムイオン
アイオノマー樹脂として三井・デュポンポリケミカル、
CMK 701又は703を用いることができる。
【０００７】また、本発明の防錆性能を有する熱可塑性
樹脂組成物としては、気化性防錆剤、好ましくは、非鉄
用気化防錆剤として、例えば、低密度ポリエチレン（Ｌ
ＤＰＥ）１５〜３５wt%、好ましくは、２０〜２５wt%に
非鉄用気化性防錆剤VCL６５〜８５wt%、好ましくは７０
〜７５wt%から成るマスターバッチ、好適には、NORTHER
N TECHNOLOGIES INTERNATIONAL CORPORATION 社 (USA)
ZERUST NFC 60222 が用いられ、この防錆性能を有する
熱可塑性樹脂組成物０．５〜１wt%、好ましくは、０．
５wt%を、前記帯電防止性能を有する熱可塑性樹脂組成
物に添加混練したペレット化したものあるいは、ドライ
ブレンドが用いられ、これらを加熱混練して包装材、及
びひの包装材を用いた包装袋など包装用容器を含む熱可
塑性樹脂成形品を成形する。
樹脂組成物としては、気化性防錆剤、好ましくは、非鉄
用気化防錆剤として、例えば、低密度ポリエチレン（Ｌ
ＤＰＥ）１５〜３５wt%、好ましくは、２０〜２５wt%に
非鉄用気化性防錆剤VCL６５〜８５wt%、好ましくは７０
〜７５wt%から成るマスターバッチ、好適には、NORTHER
N TECHNOLOGIES INTERNATIONAL CORPORATION 社 (USA)
ZERUST NFC 60222 が用いられ、この防錆性能を有する
熱可塑性樹脂組成物０．５〜１wt%、好ましくは、０．
５wt%を、前記帯電防止性能を有する熱可塑性樹脂組成
物に添加混練したペレット化したものあるいは、ドライ
ブレンドが用いられ、これらを加熱混練して包装材、及
びひの包装材を用いた包装袋など包装用容器を含む熱可
塑性樹脂成形品を成形する。
【０００８】〔比較例〕低密度ポリエチレン１００部に
対して界面活性剤系（ノニオン系）帯電防止剤を０．２
部添加し、インフレーション法により厚さ０．０７mmに
成膜したフィルム（次表１において、「比較例１」とす
る）および、比較例１の原料に、ZERUSTNFC 60222 を全
重量の１wt% を添加した場合（「比較例２」）について
実験を行ったところ、防錆効果には変化がなかったが、
帯電防止効果は、表面抵抗値でZERUST NFC 60222 添加
前に比較して3 桁以上の高い抵抗値を示した。
対して界面活性剤系（ノニオン系）帯電防止剤を０．２
部添加し、インフレーション法により厚さ０．０７mmに
成膜したフィルム（次表１において、「比較例１」とす
る）および、比較例１の原料に、ZERUSTNFC 60222 を全
重量の１wt% を添加した場合（「比較例２」）について
実験を行ったところ、防錆効果には変化がなかったが、
帯電防止効果は、表面抵抗値でZERUST NFC 60222 添加
前に比較して3 桁以上の高い抵抗値を示した。
【０００９】
【表１】
【００１０】界面活性剤が気化性防錆剤と反応し、帯電
防止効果が減少したと考えられる。ZERUST NFC 60222
は、気化性防錆剤として既に広く一般に使用され、錆を
促進する空気中の水分や硫化水素ガス、塩化水素ガス、
アンモニアガスを中和し、錆の発生を抑止するものであ
るが、このZERUST NFC 60222を単に従来の界面活性剤系
の帯電防止剤に添加した場合には帯電防止効果を損なう
ことが明らかである。
防止効果が減少したと考えられる。ZERUST NFC 60222
は、気化性防錆剤として既に広く一般に使用され、錆を
促進する空気中の水分や硫化水素ガス、塩化水素ガス、
アンモニアガスを中和し、錆の発生を抑止するものであ
るが、このZERUST NFC 60222を単に従来の界面活性剤系
の帯電防止剤に添加した場合には帯電防止効果を損なう
ことが明らかである。
【００１１】〔比較例〕低密度ポリエチレンに帯電防止
剤として界面活性剤を混練したフィルムで成る内層（比
較例１）と低密度ポリエチレン９９wt％にZERUST NFC 6
0222を１wt%を添加した外層から成る共押し出しによる
２層フィルム（厚さ０．１mm）を準備し、これと比較例
１の単層フィルムとの帯電性及び防錆効果の比較試験を
行った。
剤として界面活性剤を混練したフィルムで成る内層（比
較例１）と低密度ポリエチレン９９wt％にZERUST NFC 6
0222を１wt%を添加した外層から成る共押し出しによる
２層フィルム（厚さ０．１mm）を準備し、これと比較例
１の単層フィルムとの帯電性及び防錆効果の比較試験を
行った。
【００１２】
【表２】
【００１３】内層の電気特性は、比較例１と略同様の値
を示し、外層の防錆効果が内層の帯電防止フィルムを透
過してその効果を及ぼすことになるため、効果の発生が
極めて遅くなることが推察される評価を得た。
を示し、外層の防錆効果が内層の帯電防止フィルムを透
過してその効果を及ぼすことになるため、効果の発生が
極めて遅くなることが推察される評価を得た。
【００１４】〔製造例〕カリウムイオンアイオノマー樹
脂25wt% 直鎖状低密度ポリエチレン75wt% から成る前掲
CMK701 から成る比較例４と、この比較例４の原料１０
０kgに対して前掲 ZERUST NFC 60222マスターバッチ
０．５kgを加熱混練し、インフレーション法により０．
０７mmのフィルムに成形した。
脂25wt% 直鎖状低密度ポリエチレン75wt% から成る前掲
CMK701 から成る比較例４と、この比較例４の原料１０
０kgに対して前掲 ZERUST NFC 60222マスターバッチ
０．５kgを加熱混練し、インフレーション法により０．
０７mmのフィルムに成形した。
【００１５】尚、成形方法としては、これに限定される
ものではなく、Ｔダイ法、その他の射出成形等によって
各種用途の包装材としてのフィルムあるいは包装用容器
として成形することができる。
ものではなく、Ｔダイ法、その他の射出成形等によって
各種用途の包装材としてのフィルムあるいは包装用容器
として成形することができる。
【００１６】
【表３】
【００１７】上記製造例による実施例１について、電気
特性、帯電防止効果を評価した。
特性、帯電防止効果を評価した。
【００１８】
【表４】
【００１９】比較例４と、実施例１の表面低効率は、略
同程度であることが判明した。
同程度であることが判明した。
【００２０】ZERUST NFC 60222 の添加による表面低効
率の変動は、見られなかった。又、減衰時間では、むし
ろ実施例１が好ましい結果を得られた。
率の変動は、見られなかった。又、減衰時間では、むし
ろ実施例１が好ましい結果を得られた。
【００２１】防錆効果についての比較において、泉質；
硫黄泉，源泉温度；７５℃、浴温；３５〜４０℃、気
温；２２〜２８℃、湿度；８５〜９６％の環境に、銅板
を研磨し、油膜を取り除き、比較例４、実施例１及び比
較例１の１５０mm×１３０mm、厚み０．０７mmの袋に収
納し、ヒートシールで密封し、３５日間放置して、目視
により、錆の発生状態を評価したところ、比較例１で
は、全面が黒く錆びが発生し、比較例４が比較例１と比
してやや軽い錆びが発生したのに対して、実施例１は、
錆の発生が無く、顕著な相違が見られた。
硫黄泉，源泉温度；７５℃、浴温；３５〜４０℃、気
温；２２〜２８℃、湿度；８５〜９６％の環境に、銅板
を研磨し、油膜を取り除き、比較例４、実施例１及び比
較例１の１５０mm×１３０mm、厚み０．０７mmの袋に収
納し、ヒートシールで密封し、３５日間放置して、目視
により、錆の発生状態を評価したところ、比較例１で
は、全面が黒く錆びが発生し、比較例４が比較例１と比
してやや軽い錆びが発生したのに対して、実施例１は、
錆の発生が無く、顕著な相違が見られた。
【００２２】同じくプリント基板を上記実施例１および
比較例４の各袋に収納して３５日間放置した結果を外周
縁を銅被覆した接続端子及び該端子中のピンについてマ
イクロスコープにより判定した。実施例１においては両
者に全く錆びの発生が見られなかったのに対し、比較例
４においては、接続端子及びピン両者に錆びが発生し、
端子外周縁の銅被覆を越えて腐食が生じていた。
比較例４の各袋に収納して３５日間放置した結果を外周
縁を銅被覆した接続端子及び該端子中のピンについてマ
イクロスコープにより判定した。実施例１においては両
者に全く錆びの発生が見られなかったのに対し、比較例
４においては、接続端子及びピン両者に錆びが発生し、
端子外周縁の銅被覆を越えて腐食が生じていた。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、帯電防止機能を損なう
こと無く、防錆機能を発揮させることができ、各種形態
の包装材として用いることができるのみでなく、両機能
を有する包装用容器として成形することもできる多彩な
用途に供することができる。
こと無く、防錆機能を発揮させることができ、各種形態
の包装材として用いることができるのみでなく、両機能
を有する包装用容器として成形することもできる多彩な
用途に供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−93340（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−337334（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C08L 23/02 - 23/24 ＷＰＩ（ＤＩＡＬＯＧ)
Claims (1)
- 【請求項１】 カリウムイオンアイオノマー樹脂１５〜
２５wt%、ポリオレフィン樹脂７５〜８５wt%から成る樹
脂組成物９９〜９９．５wt%に対して、非鉄用気化性防
錆剤６５〜８５wt%、低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）
１５〜３５wt%から成るマスターバッチ０．５〜１wt%添
加し、加熱混練して形成して成ることを特徴とするプリ
ント基板の包装材として用いる防錆・帯電防止性熱可塑
性樹脂成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26212896A JP3356376B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 防錆・帯電防止性熱可塑性樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26212896A JP3356376B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 防錆・帯電防止性熱可塑性樹脂成形品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10101855A JPH10101855A (ja) | 1998-04-21 |
| JP3356376B2 true JP3356376B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=17371448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26212896A Expired - Lifetime JP3356376B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 防錆・帯電防止性熱可塑性樹脂成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3356376B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013070340A1 (en) | 2011-11-07 | 2013-05-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method to form an aqueous dispersion of an ionomer-polyolefin blend |
| JP2020084008A (ja) * | 2018-11-22 | 2020-06-04 | 株式会社テクノスタット工業 | 防錆及び帯電防止性熱可塑性樹脂材料及びその成形フイルム |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4601281B2 (ja) * | 2003-11-07 | 2010-12-22 | 三井・デュポンポリケミカル株式会社 | 防錆性重合体組成物及びその製法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2868862B2 (ja) * | 1990-08-10 | 1999-03-10 | 三井・デュポンポリケミカル株式会社 | オレフィン重合体組成物 |
| JPH04337334A (ja) * | 1991-05-15 | 1992-11-25 | Honsyu Kagaku Kogyo Kk | 防錆剤マスターバッチ |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP26212896A patent/JP3356376B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013070340A1 (en) | 2011-11-07 | 2013-05-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method to form an aqueous dispersion of an ionomer-polyolefin blend |
| US8841379B2 (en) | 2011-11-07 | 2014-09-23 | E I Du Pont De Nemours And Company | Method to form an aqueous dispersion of an ionomer-polyolefin blend |
| JP2020084008A (ja) * | 2018-11-22 | 2020-06-04 | 株式会社テクノスタット工業 | 防錆及び帯電防止性熱可塑性樹脂材料及びその成形フイルム |
| JP7141060B2 (ja) | 2018-11-22 | 2022-09-22 | 株式会社テクノスタット工業 | 防錆及び帯電防止性熱可塑性樹脂材料及びその成形フイルム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10101855A (ja) | 1998-04-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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