JP3355581B2 - 電圧調整回路 - Google Patents

電圧調整回路

Info

Publication number
JP3355581B2
JP3355581B2 JP21872492A JP21872492A JP3355581B2 JP 3355581 B2 JP3355581 B2 JP 3355581B2 JP 21872492 A JP21872492 A JP 21872492A JP 21872492 A JP21872492 A JP 21872492A JP 3355581 B2 JP3355581 B2 JP 3355581B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
semiconductor
transistor
circuit
alternator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21872492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05308735A (ja
Inventor
ピエレ ジャン・マリ
ルシュダン レイモン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Equipements Electriques Moteur SAS
Original Assignee
Valeo Equipements Electriques Moteur SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Valeo Equipements Electriques Moteur SAS filed Critical Valeo Equipements Electriques Moteur SAS
Publication of JPH05308735A publication Critical patent/JPH05308735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3355581B2 publication Critical patent/JP3355581B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/14Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle
    • H02J7/16Regulation of the charging current or voltage by variation of field
    • H02J7/24Regulation of the charging current or voltage by variation of field using discharge tubes or semiconductor devices
    • H02J7/2434Regulation of the charging current or voltage by variation of field using discharge tubes or semiconductor devices with pulse modulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/92Energy efficient charging or discharging systems for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors specially adapted for vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オルタネータによって
バッテり充電する電圧の調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の調整装置において、例えば、三相
オルタネータの”トリオ”ダイオードの、共通接続点に
おける出力電圧(例えば電圧(D+)は、固定閾値電圧
と比較される。電圧(D+)のリプル成分の基本波は、比
較回路の上流側でフィルタ除去され、また比較回路の下
流側には、比較結果の関数として、オルタネータ励起巻
線の給電回路を開閉する電源回路が設けられている。
【0003】物理的には、従来の調整回路を、トリガを
備える積分比較回路で構成することにより、前記給電回
路が、過度に高速で開閉しないようにする。この種の回
路は、オルタネータの電流量またはこれにかかる負荷が
増すと、調整電圧の平均値が降下するという欠点を有し
ている。
【0004】この現象を軽減するため、積分比較回路に
印加された電圧点で、適宜の修正を行い、全作動形態に
おいて、実質的に一定である平均調整電圧値を得られる
ようにすることが知られている。励起巻線を流れる電流
を感知し、この情報の関数として、調整するべき電圧
に、DC電圧を重ねることによって、前記の修正を行う
ことができる。
【0005】従来は、巻線に分路抵抗器を直列接続詞、
その端子電圧を、オルタネータを流れる電流を表す情報
として用いることによって行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この解決策
は、つぎの欠点を有している。すなわち、分路抵抗器が
あるため、厄介なジュール効果によって、エネルギが消
散してしまう。また、分路端子に接続された処理回路、
すなわち、浮遊電位差を処理する回路は、かなり効果で
ある。本発明の目的は、これらの欠点を軽減することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、オルタ
ネータから出力された電圧の一部が印加され、前記オル
タネータにかかる負荷の関数として調整された、平均電
圧の単調変分を発生する処理比較手段と、オルタネータ
の巻線と直列接続され、処理比較手段の出力により切り
換えられる電力半導体と、オルタネータの巻線と並列接
続されたフライホイール型の半導体と、処理比較手段に
印加された前記電圧の一部のオフセット電圧を発生する
修正手段とを備え、前記オフセット電圧は、前記励起巻
線の電流強度、及びオルタネータの負荷の大きさととも
に、単調変化し、前記処理比較手段によって発生された
前記単調変分を補償し、オルタネータの全作動範囲にわ
たって、一定の充電電圧平均値をえるようにした、自動
車のオルタネータによってバッテリを充電する電圧の調
整回路において、修正手段は、励起巻線と直列接続され
る分路抵抗器を有さない半導体からなり、前記電力半導
体と接続され、前記電力半導体を流れる電流と比例する
第1の小電流が流れる第1の半導体と、フライホイール
型の前記半導体と接続され、前記半導体を流れる電流と
比例する第2の小電流が流れる第2の半導体と、第1及
び第2の前記小電流をそれぞれ流す電流ミラーを形成す
る第1及び第2の手段と、第1及び第2の前記小電流を
合流させ、出力側が処理比較手段の入力側と接続されて
いる手段とを備え、前記修正手段は、励起電流と比例し
て変化するオフセット電圧の一部を処理比較手段に供給
するようになっていることを特徴とする調整回路が提供
されている。
【0008】本発明のその他の態様、目的及び利点は、
添付図面を参照した、本発明の好適実施例の説明から明
らかとなると思う。
【0009】
【実施例】次に、添付図面を参照して、本発明の好適実
施例を詳細に説明する。図1において、三相オルタネー
タのトリオダイオード(図示せず)の共通接続点から得ら
れた電圧(D+)は、直列接続された可調整抵抗器(R1)
と、固定抵抗器(R2)(R3)とから成る可調整分圧ブリ
ッジに印加される。抵抗器(R2)と(R3)との間の接続
点(”b”)は、抵抗器(R4)を介して、演算増幅器(A
4)の反転入力端子に接続されている。増幅器(A4)の
出力端子と反転入力端子との間には、コンデンサ(C1)
が接続されている。増幅器(A4)の出力端子はさらに、
抵抗器(R6)の第1端子に結合されている。抵抗器(R
6)の第2端子は、抵抗器(R5)を介して、増幅器(A
4)の反転入力端子に接続され、かつ、抵抗器(R7)を
介して、増幅器(A4)の非反転入力端子に接続されてい
る。
【0010】抵抗器(R6)の第2端子にある信号は、抵
抗器(R8)を介して、第2演算増幅器(A1)の反転入力
端子に印加される。増幅器(A1)の非反転入力端子は、
抵抗器(R9)を介して、2つの抵抗器(R10)(R11)の第
1端子に接続されている。抵抗器(R10)の第2端子は、
導通方向に直列接続された3つのダイオード(D1)(D
2)(D3)を介して接地され、かつ、増幅器(A4)の非
反転入力端子に接続されている。
【0011】増幅器(A1)の出力端子と、その反転入力
端子との間には、コンデンサ(C2)が接続されている。
増幅器(A1)の出力端子は、第3演算増幅器(A2)の反
転入力端子に直結されている。増幅器(A2)の非反転入
力端子は、安定DC供給線とアースとの間に、直列接続
された2つの抵抗器(R12)(R13)によって構成された分
圧ブリッジの接続点に接続されている。増幅器(A2)の
出力端子は、抵抗器(R14)を介して、その非反転入力端
子に接続されるとともに、抵抗器(R11)の第2端子に直
結されている。
【0012】増幅器(A2)の出力は、抵抗器(R15)を介
して、バイポーラNPNトランジスタ(T4')のベース
に送られる。トランジスタ(T4')のエミッタは接地さ
れ、コレクタは、抵抗器(R16)を介して、供給線(AL)
に接続されている。トランジスタ(T4')のコレクタ
は、エミッタが接地された、別のNPNトランジスタ
(T4)のベースに接続されている。電圧線(D+)とトラ
ンジスタ(T4)のコレクタとの間には、抵抗器(R17)と
(R18)とが、直列接続されている。抵抗器(R17)と(R1
8)との接続点は、PNPトランジスタ(T5)のベースに
接続されている。またこのトランジスタのエミッタは、
線(D+)に接続され、コレクタは、抵抗器(R19)を介し
て接地され、かつ、それぞれ2つの抵抗器(R20)と(R2
1)とを介して、2つのNPNトランジスタ(T6)(T7)
のベースに接続されている。
【0013】抵抗器(T6)(T7)のエミッタは、接地さ
れている。抵抗器(T6)のコレクタは、抵抗器(R22)を
介して、線(D+)に接続されている。抵抗器(R23)は、
トランジスタ(T6)(T7)のコレクタを接続し、抵抗器
(R24)は、トランジスタ(T7)のコレクタを、電源回路
(CP)の第1端子に接続している。電源回路(CP)
は、オルタネータの励起巻線(Le)を流れる励起電流
(Ie)を制御し、かつ次に詳細に説明するように、励起
電流(Ie)を表す情報を得る手段を備えている。巻線
(Le)は、電源回路(CP)と線(D+)との間に接続され
ている。電源回路(CP)はさらに、線(D+)に直結され
るとともに、接地されている。
【0014】線(D+)とアースとの間には、抵抗器(R3
0)とツェナダイオード(Z1)とが、直列接続されてい
る。抵抗器(R30)とツェナダイオード(Z1)との接続点
は、NPNトランジスタ(T3)のベースに接続されてい
る。トランジスタ(T3)のベースとアースとの間には、
ツェナダイオード(Z2)が接続されている。トランジス
タ(T3)のエミッタは、抵抗器(R32)を介して接地さ
れ、かつ、NPNトランジスタ(T2)のベースに直結さ
れている。
【0015】トランジスタ(T2)(T3)のコレクタは、
線(D+)に接続され、トランジスタ(T2)のエミッタ
は、安定供給線(AL)に接続されている。トランジスタ
(T2)のベースは、別のNPNトランジスタ(T1)のベ
ースに接続されている。また、該トランジスタのコレク
タは、トランジスタ(T3)のコレクタに、エミッタは、
抵抗器(R33)を介して、抵抗器(R10)の第2端子に接続
されている。
【0016】次に、図2を参照して、電源回路(CP)の
詳細を説明する。励起巻線(Le)は、線(D+)と、エミ
ッタが接地されたNPN型多重エミッタパワートランジ
スタ(T101)のコレクタとの間に接続されている。図1
のトランジスタ(T7)からの制御信号は、抵抗器(R24)
を介して、トランジスタ(T101)のベースに印加され
る。トランジスタ(T101)のコレクタは、巻線(Le)の
第1端子に接続され、また巻線の第2端子は、線(D+)
に接続されている。
【0017】NPNトランジスタ(T102)のベースは、
トランジスタ(T101)のベースに接続され、エミッタは
接地されている。集積化された実施例においては、トラ
ンジスタ(T102)は、多重セルトランジスタ(T101)の各
セルによって構成されている。トランジスタ(T102)の
コレクタは、NPNトランジスタ(T104)のエミッタに
接続されている。トランジスタ(T104)のベースは、エ
ミッタが、トランジスタ(T101)のコレクタに、コレク
タが、そのベースに接続された、等価のトランジスタ
(T103)のベースに接続されている。
【0018】トランジスタ(T103)(T104)のコレクタ
は、それぞれ、2つのトランジスタ(T105)(T106)のコ
レクタに接続されている。このトランジスタ(T103)(T
104)のベースは、トランジスタ(T106)のコレクタに接
続されている。
【0019】トランジスタ(T105)(T106)のエミッタ
は、それぞれ、2つの抵抗器(R101)(R102)を介して、
安定DC供給線(AL')に接続されている。また線(A
L')は、線(D+)とアースとの間に直列接続された、抵
抗器(R108)とツェナダイオード(Z101)との接続点に接
続されている。トランジスタ(T103)(T105)のコレクタ
は、抵抗器(R106)を介して、線(AL')に接続されてい
る。
【0020】PNPトランジスタ(T107)のベースは、
トランジスタ(T105)(T106)のベースに、またエミッタ
は、抵抗器(R103)を介して、線(AL')に接続されてい
る。PNP型の多重エミッタトランジスタ(T108)は、
巻線(Le)のフリーホイールダイオードを構成してお
り、そのベースとコレクタとは、線(D+)に、エミッタ
は、線(Le)の第1端子に接続されている。
【0021】トランジスタ(T109)は、PNP型であ
り、そのエミッタ及びベースは、トランジスタ(T108)
のエミッタとベースにそれぞれ接続されている。集積型
実施例では、トランジスタ(T109)は、好適には、トラ
ンジスタ(T108)の各セルによって構成(トランジスタ
(T101)(T102)と同様に)されている。
【0022】トランジスタ(T109)のコレクタは、別の
PNPトランジスタ(T110)のエミッタに接続されてい
る。また、そのベースは、エミッタが、線(D+)に接続
された、PNPトランジスタ(T111)(T114)のベースに
接続されている。また、トランジスタ(T111)(T114)の
ベースはさらに、トランジスタ(T110)のコレクタに接
続されている。
【0023】トランジスタ(T110)(T111)のコレクタ
は、それぞれ、ベースが、トランジスタ(T112)のコレ
クタに接続された、2つのNPNトランジスタ(T112)
(T113)のコレクタに接続されている。トランジスタ(T
112)(T113)のエミッタは、それぞれ、抵抗器(R104)
(R105)を介して、安定DC電圧線(AL”)に接続され
ている。コレクタも、抵抗器(R107)を介して、線(A
L”)に接続されている。線(AL”)は、線(D+)から
アース方向に、直列接続されたツェナダイオード(Z10
2)と抵抗器(R111)との接続点に接続されている。
【0024】PNPトランジスタ(T115)のベースは、
線(AL”)に接続され、そのエミッタとコレクタとは、
それぞれ、トランジスタ(T114)と(T107)とのコレクタ
に接続されている。
【0025】図2の回路は、それぞれ、パワー構成素子
であるトランジスタ(T101)(T108)と接続された、2つ
の別個の類似した回路(それぞれ、トランジスタ(T10
2)〜(T107)と(T109)〜(T115)で構成された回路)から
成っている。
【0026】トランジスタ(T107)(T115)のコレクタ
は、NPNトランジスタ(T116)のコレクタとベース、
およびNPNトランジスタ(T117)のベースに接続され
ている。また、トランジスタ(T116)(T117)のエミッタ
は 接地されている。トランジスタ(T117)のコレクタ
は、図1の端子(”b)に対応する端子(”b”)に接続さ
れている。
【0027】次に、本発明の回路の動作を説明する。図
1において、トランジスタ(T1)〜(T3)で構成された
回路は、たとえば、+5ボルトの安定AC電圧を、変動
電圧線(D+)から、供給線(AL)に印加するものであ
り、抵抗器(R12)(R13)によって、この安定電圧から、
比較器(A2)の非反転入力端子に印加される、一定の閾
値電圧を形成する。また、トランジスタ(T1)は、抵抗
器(R33)を介して、導通方向に、ダイオード(D1)〜
(D3)に給電して、ダイオード(D1)の陰極に、これら
3つのダイオードの電圧損の合計に等しい、一定の基準
電圧(Vref)を設定する。また別の適宜の手段によ
り、この基準電圧(Vref)を発生させることもでき
る。
【0028】演算増幅器(A1)(A2)、および(A4)
は、抵抗器(R30)とツェナダイオード(Z1)との接続点
から、電圧の供給を受けることができる。増幅器(A4)
の入力端子には、 −抵抗器(R1)〜(R3)の値によって限定された、電圧
(D+)の一部と、 −以下の説明から分かるように、励起巻線を流れる電流
の関数である、端子(”b”)に印加されたDC修正電圧
とが重畳されて印加される。
【0029】増幅器(A4)は、信号から高周波数リプル
成分の基本波を排除する従来型の能動低域フィルタであ
る。このフィルタの出力端子からは、修正された平均値
(D+)を示す電圧が出力される。能動フィルタを用いる
と、コンデンサ(C1)のキャパシタンスを、受動フィル
タのそれより遥かに少なくできるため、調整回路を集積
化する際に、半導体の表面を小さくすることができる。
【0030】増幅器(A1)と(A2)とは、抵抗器(R11)
を介してフィードバックされる比較器−積分器とトリガ
回路とを一体化した回路である。これは、シュミットト
リガの要領で作動する。すなわち、信号が、降下段階に
あるか上昇段階にあるかに応じて、高低の2つの異なる
入力レベルで、増幅器(A2)の切り替えを行う。より詳
しく言うと、抵抗器(R11)は、増幅器(A2)の出力状態
に応じて、積分段である増幅器(A1)の非反転入力端子
に印加される基準電圧(Vref)を変化させることがで
きる。
【0031】この種の回路は、調整される周波数を制限
するとともに、増幅器(A4)により構成されたフィルタ
では抑止できなかった、増幅器(A1)に印加された信号
中に残留している可能性があるリプル成分による時期尚
早の切り替えを防止するようになっている。
【0032】増幅器(A2)の出力を、抵抗器(R11)を介
して、増幅器(A1)にフィードバックすると、増幅器
(A1)の非反転入力端子に印加される基準電圧(Vre
f')の値が変化する。基準電圧(Vref')は、抵抗器
(R9)(R10)を介して、電圧(Vref)から発生され
る。そのため、基準電圧(Vref')の平均値は、増幅
器(A2)よって出力された、励起電流に実質的に比例す
る信号のデューティサイクルとともに上昇する。この現
象が、調整器にかかる負荷の関数として、調整電圧の平
均値の減少をもたらすことを実証することは簡単である
(増幅器(A4)によって、信号が反転しているため、増
幅器(A1)(A2)は、(D+)の平均値の変化とは、反
対に変化する信号に作用する)。
【0033】トランジスタ(T4')(T4)(T5)(T6)
(T7)により、増幅器(A2)の出力の切り替えを電源回
路(CP)に含まれるトランジスタ(T101)で行うことが
できる。増幅器(A1)(A2)は、信号を、(D+)の平均
値の変化とは反対に変化させるので、トランジスタ(T
4')は、必要な論理反転を行うようになっている。
【0034】さらに、トランジスタ(T6)(T7)と抵抗
器(R22)(R23)(R24)とが設けられているが、これは、
トランジスタ(T7)がなく、1つの抵抗器で置換されて
いる従来のものに代わるものであり、トランジスタ(T
6)の飽和時に、トランジスタ(T101)をオンするような
正の高電圧ピークを電圧(D+)が含んでいる時に、調整
回路を時期尚早に始動させないようになっている。
【0035】図2の回路の動作を説明する。巻線(Le)
とトランジスタ(T101)とに電流が流れると、この電流
の一部(例えば、トランジスタ(T101)が、千個のセルを
基礎としており、そのうちの一個が、トランジスタ(T1
02)として使われる場合は、この電流の千分の一の電流)
が、トランジスタ(T102)に流れる。
【0036】トランジスタ(T103)(T104)と、トランジ
スタ(T105)(T106)とは、電流ミラーを形成する2対の
トランジスタであり、アースと線(AL')との間に設け
られており、アースに対する電位差は、ダイオード(Z1
01)の値によって固定されており、例えば、+5ボルト
に等しい。これらの電流ミラーは、トランジスタ(T10
2)とトランジスタ(T107)とに流れる電流を同レベルと
する。このように、トランジスタ(T107)のコレクタか
らは、直接励起電流(すなわち、トランジスタ(T101)の
飽和中に、線(Le)]を流れる電流)に比例する電流(I
b)が流れる。
【0037】同様に、トランジスタ(T108)によって形
成されたフリーホイールダイオードを流れる電流の一部
(たとえば、千分の一の電流)が、トランジスタ(T109)
を流れる。トランジスタの対(T110)(T111)と(T112)
(T113)とは、線(D+)と(AL”)との間で電流ミラー
を構成しており、(D+)に対する電位差は、ダイオード
(Z102)によって一定(例えば5ボルト)に保持されて
いる。
【0038】これらの電流ミラーにより、トランジスタ
(T109)とトランジスタ(T114)(T115)とに流れる電流
を同レベルとすることができる。トランジスタ(T115)
のコレクタからは、トランジスタ(T101)のオフ中に、
捲き線(Le)とトランジスタ(T108)とを流れるフリー
ホイール電流に比例する電流(Ib'')が流れる。
【0039】トランジスタ(T107)(T115)のコレクタか
らの電流は合流して、トランジスタ(T117)と電流ミラ
ーを構成するトランジスタ(T116)を流れる。トランジ
スタ(T116)(T117)は、ミキサ回路を構成し、トランジ
スタ(T117)は、共通点(”b”)で、巻線(Le)を流れ
る電流に比例する電流(Ib)を減算する。この回路によ
って、線(Le)と直列接続された分路の端子電圧に基づ
いて、電流を測定する必要がなくなり、前記のような利
点が得られる。
【0040】フィルタである増幅器(A4)の入力端子に
印加された電圧(D+)の一部が、オルタネータを流れる
電流またはこれにかかる負荷の関数として修正されるこ
とを説明したが、この修正は、電圧(D+)に、(Ib)の
値に比例するとともに、抵抗器(R1)(R2)に電流(I
b)が流れることによって生じるDC成分を重畳する、
前記の電流(Ib)によって行われる。
【0041】このため、オルタネータにかかる負荷が増
加すると、入力電圧値が調整され、(D+)の平均値に対
して低くなるようにオフセットされる。その結果、回路
のこの特定部分を介して、調整電圧の値が、オルタネー
タにかかる負荷とともに、漸進的に上昇する。この平均
調整値の修正により、回路(A1)(A2)による上述した
逆の作用を補償でき、本発明の回路により、オルタネー
タの全作動範囲にわたって、基本的に一定の調整値が得
られる。
【0042】以上、本発明の好適実施例を説明したが、
本発明は、これに限定されるものではなく、その範囲内
で種々に修正変更できる。特に、所望に応じて、従来オ
ルタネータに付随するピーククリップダイオードを過熱
する恐れのある、余計なリップル成分を含む電圧(D+)
を防止する電圧(D+)の正または/及び負のピークを検
出する回路を加えることによって、平均値調整回路を構
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による調整回路アセンブリの電気回路図
である。
【図2】図1に示す回路の一部詳細を示す、電気回路図
である。
【符号の説明】
(A)演算増幅器 (C)コンデンサ (T)トランジスタ (R)抵抗器 (D)ダイオード (Z)ツェナダイオー
ド (CP)電源回路 (Le)励起巻線 (AL)DC供給線 (D+)電圧 (Vref)基準電圧 (b)接続点 (Ib)電流
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−32726(JP,A) 特開 昭61−224835(JP,A) 特開 昭52−88713(JP,A) 特表 平1−503431(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/16 - 7/24 H02P 9/00 - 9/48

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オルタネータから出力された電圧(D
    +)の一部が印加され、前記オルタネータにかかる負荷
    の関数として調整された、平均電圧の単調変分を発生す
    る処理比較手段(A4)(A1)(A2)と、 オルタネータの巻線(Le)と直列接続され、処理比較
    手段(A4)(A1)(A2)の出力によって制御され
    る電力半導体(T101)と、 オルタネータの巻線(Le)と並列接続されたフライホ
    イール型の半導体(T108)と、 処理比較手段(A4)(A1)(A2)に印加された前
    記電圧の一部のオフセット電圧を発生する修正手段(T
    102〜T107)(T109〜T117)とを備え、
    前記オフセット電圧は、前記励起巻線(Le)の電流強
    度、及びオルタネータの負荷の大きさとともに、単調変
    化し、前記処理比較手段によって発生された前記単調変
    分を補償し、オルタネータの全作動範囲にわたって、一
    定の充電電圧平均値を得るようにした、自動車のオルタ
    ネータによってバッテリを充電する電圧の調整回路にお
    いて、 修正手段は、励起巻線と直列接続される分路抵抗器を有
    さない半導体からなり、 前記電力半導体(T101)と接続され、前記電力半導
    体(T101)を流れる電流と比例する第1の小電流が
    流れる第1の半導体(T102)と、 フライホイール型の前記半導体(T108)と接続さ
    れ、前記半導体(T108)を流れる電流と比例する第
    2の小電流が流れる第2の半導体(T109)と、 第1及び第2の前記小電流をそれぞれ流す電流ミラー
    (T103〜T106)(T110〜T113)を形成
    する第1及び第2の手段と、 第1及び第2の前記小電流を合流させ、出力側が処理比
    較手段の入力側と接続されている手段(T107)(T
    115〜T117)とを備え、 前記修正手段は、励起電流と比例して変化するオフセッ
    ト電圧の一部を処理比 較手段に供給するようになってい
    ることを特徴とする調整回路。
  2. 【請求項2】 前記各小電流は、第1及び第2の半導体
    (T102)(T109)を交互にかつ周期的に流れる
    ようになっていることを特徴とする、請求項1に記載の
    調整回路。
  3. 【請求項3】 処理比較回路は、能動低域フィルタ(A
    4)を備えていることを特徴とする、請求項1または2
    に記載の調整回路。
  4. 【請求項4】 処理比較手段は、基準電圧が印加される
    積分回路(A1)と、固定閾値電圧が印加される比較回
    路(A2)とを備え、積分回路(A1)の基準電圧は、
    比較回路(A2)の出力状態の関数として変化するよう
    になっている、請求項3に記載の調整回路。
  5. 【請求項5】 電力半導体(T101)と第1の半導体
    (T102)、及びフライホイール型の半導体(T10
    8)と第2の半導体(T109)は、同じ半導体チップ
    上に形成され、第1の半導体及び第2の半導体の少なく
    とも一方を構成する多数のセルを備えていることを特徴
    とする、請求項1〜4のいずれかに記載の調整回路。
  6. 【請求項6】 第1及び第2の小電流を合流させる手段
    は、混合回路(T116)(T117)を備えているこ
    とを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の調整
    回路。
  7. 【請求項7】 合流された第1及び第2の小電流は、調
    節された電圧(D+)が印加される可調整抵抗器(R1
    〜R3)の中点に置いて減算されるようになっているこ
    とを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の調整
    回路。
  8. 【請求項8】 処理比較手段は、並列接続された2つの
    トランジスタ(T6)(T7)のオンオフを制御し、ト
    ランジスタ(T6)のコレクタには、第1の抵抗(R2
    2)により調整される電圧が印加され、トランジスタ
    (T7)のコレクタには、第2の抵抗(R23)を介し
    てトランジスタ(T6)のコレクタと、第3の抵抗(R
    24)を介して電力半導体の制御入力側とが接続されて
    いることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載
    の調整回路。
  9. 【請求項9】 処理比較手段は、オルタネータの負荷と
    ともに低下する調整平均電圧の変分を発生し、修正手段
    は、オルタネータの負荷とともに増加する調 整電圧を発
    生するようになっている、請求項1〜8のいずれかに記
    載の調整回路。
JP21872492A 1991-07-25 1992-07-27 電圧調整回路 Expired - Fee Related JP3355581B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9109445A FR2679718B1 (fr) 1991-07-25 1991-07-25 Circuit regulateur de la tension de charge d'une batterie par un alternateur.
FR9109445 1991-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05308735A JPH05308735A (ja) 1993-11-19
JP3355581B2 true JP3355581B2 (ja) 2002-12-09

Family

ID=9415540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21872492A Expired - Fee Related JP3355581B2 (ja) 1991-07-25 1992-07-27 電圧調整回路

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5285146A (ja)
EP (1) EP0530061B1 (ja)
JP (1) JP3355581B2 (ja)
DE (1) DE69200655T2 (ja)
ES (1) ES2065761T3 (ja)
FR (1) FR2679718B1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2773017B1 (fr) * 1997-12-24 2000-03-10 Valeo Equip Electr Moteur Regulateur d'alternateur polyphase de vehicule automobile
FR2773018B1 (fr) * 1997-12-24 2000-03-10 Valeo Equip Electr Moteur Perfectionnements aux regulateurs d'alternateur polyphase de vehicule automobile
FR2821699B1 (fr) * 2001-03-02 2003-05-30 Valeo Equip Electr Moteur Alternateur de vehicule automobile a sortie d'information d'excitation
US7265516B2 (en) * 2001-12-13 2007-09-04 Lacroix Michael Charles Linear electric motor controller and system for providing linear control
US20040105664A1 (en) * 2002-12-03 2004-06-03 Mladen Ivankovic Linear electric motor controller and system for providing linear speed control
US6587338B2 (en) 2001-12-13 2003-07-01 Carter Group, Inc. Electronic controller modules and methods for making and using same
US6871126B2 (en) 2002-05-03 2005-03-22 Donnelly Corporation Variable blower controller for vehicle
US20050264253A1 (en) * 2003-10-21 2005-12-01 Mladen Ivankovic Linear power module
CN100581858C (zh) 2004-09-15 2010-01-20 麦格纳唐纳利工程有限公司 一种车辆环境控制系统
EP1745817A1 (en) * 2005-07-19 2007-01-24 Demetrio Paolo Iero Device for modifying and rebalancing ionisation for an electrical load
US7864496B2 (en) * 2006-12-04 2011-01-04 Magna Electronics Load dump protection for power FET device
FR3035284B1 (fr) * 2015-04-20 2018-11-09 Valeo Equipements Electriques Moteur Regulateur de tension d'un alternateur de vehicule automobile, porte-balais regulateur et alternateurs correspondants

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1602977A (en) * 1978-05-26 1981-11-18 Freeman J W H Voltage regulators
GB2070297B (en) * 1980-02-15 1983-09-07 Lucas Industries Ltd Regulator circuit
US4453194A (en) * 1982-03-01 1984-06-05 International Business Machines Corporation Integrated power circuit with current sensing means
US4459489A (en) * 1982-09-30 1984-07-10 General Motors Corporation Generator load response control
JPS60131037A (ja) * 1983-12-20 1985-07-12 株式会社デンソー 車両充電発電機用制御装置
US4629967A (en) * 1985-04-29 1986-12-16 General Motors Corporation Generator voltage regulator
DE3625211A1 (de) * 1986-07-25 1988-02-04 Bosch Gmbh Robert Spannungsregler fuer einen generator
KR910008548B1 (ko) * 1987-05-07 1991-10-18 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 충전발전기의 전압조정장치
DE68920189T2 (de) * 1988-04-26 1995-05-18 Nippon Denso Co Ladesteuervorrichtung für Fahrzeuge.
JPH0681430B2 (ja) * 1988-05-06 1994-10-12 株式会社日立製作所 自動車用充電発電機の制御装置
US5144219A (en) * 1989-04-01 1992-09-01 Robert Bosch Gmbh Voltage-regulator for generator

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05308735A (ja) 1993-11-19
EP0530061B1 (fr) 1994-11-09
FR2679718A1 (fr) 1993-01-29
DE69200655T2 (de) 1995-03-09
FR2679718B1 (fr) 1993-12-24
US5285146A (en) 1994-02-08
DE69200655D1 (de) 1994-12-15
ES2065761T3 (es) 1995-02-16
EP0530061A1 (fr) 1993-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3355581B2 (ja) 電圧調整回路
JP3643828B2 (ja) 車両用充電発電機の制御装置
JPS59148537A (ja) 充電発電機用電圧調整装置
JPS60121932A (ja) 車両充電発電機用制御装置
JPS5949425B2 (ja) 内燃機関用点火装置
JPS6149920B2 (ja)
JP2765844B2 (ja) 発電機用の電圧調整器
JP3035919B2 (ja) 車両の充電制御装置
JP3121892B2 (ja) 交流発電機による充電調節装置
JPH10293617A (ja) 定電圧電源装置及び突入電流防止回路
JP3180188B2 (ja) 蓄電池充電回路および電池充電装置
JPS6031427Y2 (ja) 電動機速度制御装置
JP2874366B2 (ja) 車両用交流発電機の電圧制御装置
JPH0119567Y2 (ja)
JPS6146187A (ja) 直流電動機の速度制御装置
JP3455665B2 (ja) 直流モータの速度制御回路
JPH01308135A (ja) 車両用発電制御装置
JPH0448812A (ja) ランプ波形発生回路
US5144219A (en) Voltage-regulator for generator
JPS5930637Y2 (ja) 温度補償を施したモ−タ−速度制御回路
RU2035324C1 (ru) Измерительный орган регулятора возбуждения преимущественно генератора постоянного тока тепловоза
JPH087795Y2 (ja) 車両用バッテリ充電装置
JP3065173B2 (ja) 発電機の励磁電流制御装置
JP2582358Y2 (ja) 車両用発電機制御装置
JPH064157A (ja) 定電圧電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees