JPS5930637Y2 - 温度補償を施したモ−タ−速度制御回路 - Google Patents

温度補償を施したモ−タ−速度制御回路

Info

Publication number
JPS5930637Y2
JPS5930637Y2 JP1977094934U JP9493477U JPS5930637Y2 JP S5930637 Y2 JPS5930637 Y2 JP S5930637Y2 JP 1977094934 U JP1977094934 U JP 1977094934U JP 9493477 U JP9493477 U JP 9493477U JP S5930637 Y2 JPS5930637 Y2 JP S5930637Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
motor
control circuit
terminal
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977094934U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5421117U (ja
Inventor
淳 岸
Original Assignee
日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気株式会社 filed Critical 日本電気株式会社
Priority to JP1977094934U priority Critical patent/JPS5930637Y2/ja
Publication of JPS5421117U publication Critical patent/JPS5421117U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5930637Y2 publication Critical patent/JPS5930637Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本願は温度補償のなされた電流制御方式のモーター速度
制御回路に関するものである。
一般に負性インピーダンスを含む電流制御方式とは第1
図に示すように、制御すべき直流モーター1の両端を、
一端を電源電圧端子11にまた他端を制御回路3の出力
端子14に接続し、制御回路3の入力端子12と電源端
子11間に受動素子(主に抵抗2)を接続した回路構成
をとっている。
制御回路3は入力端子12と出力端子14との間に所定
の電位差が生じるように出力端子14を介して直流モー
ター1に流れる電流および抵抗2に流れる電流を制御し
ている。
したがって、モーター1の両端子間電圧は抵抗2の電圧
ドロップと入力端子12と出力端子14との間の電位差
とを加えたものである。
すなわち、モーター1の負荷変動によってモーター1の
逆起電力とモーター流入電流とが変動する。
このうちモーター流入電流の変化に応動する様、入力端
子12を介して抵抗2に流れる電流を制御回路3内で変
化させ、抵抗2の電圧ドロップを変え、もってモーター
1の両端子間電圧を調整してこの端子間電圧に見合った
電流を出力端子14から直流モーター1に流し、負荷変
動に対するモーターの逆起電力を制御回路3の入出力端
子12,14間の電位差に一定にし、モーター1の回転
速度を一定に保つ方式である。
かかる方式の従来技術においては、制御回路3の温度特
性はその回路構成によりなくすことができ、温度変化に
対し、モータ一端子間電圧Vmを一定にできる。
しかし、モーターそのものの温度特性は、温度と共に回
転速度が上昇する特性を持っている(この理由としてモ
ーター内の磁束の温度特性などが考えられる)ために温
度に対する回転数の変化が避けられない。
これは温度ドリフトの重要な原因となる。
このモーター単体の温度特性を打ち消すには、制御回路
に温度特性を持たせる様回路構成をすれば良いが、融通
性がないばかりか、制御回路の温度上昇とが同じくなら
ないため、時間ドリフトを生じることになる。
この問題は特に、モーター起動時に顕著にあられれる。
本願はガバナーモーターの温度一回転速度特性を簡単な
手段を用い改善する事を目的としたものである。
本願考案によれば、電源端子と、制御回路と、この制御
回路の出力端子と電源端子間に接続されたモーターと、
制御回路の入力端子と電源端子間に挿入された抵抗と負
の温度特性を持つ素子との直列回路とを含むモーター速
度制御回路を得る。
以下、本願の実施例を第2図に示す6■用直流モーター
の電流制御方式によるモーター制御回路を例にしてより
詳細に説明する。
制御回路7の入力端子22と、電源端子21間に接続さ
れた、例えば抵抗である受動素子6に直列に、温度補償
素子5を挿入したものである。
直流モーター4は電源端子21と制御回路7の出力端子
24との間に挿入されている。
制御回路7は、入力端子22に接続された基準電圧発生
回路26を有し、この基準電圧発生回路26からの基準
電圧Vrefを入力端子22の電圧から引いた電圧゛と
出力端子24の電圧とを比較器27で比較し、これらの
電圧が等しくなるように比較出力で2つの電流源28,
29の電流を制御している。
一方の電流源28は入力端子22と接地端子23との間
に、他方の電流源29は出力端子24と接地端子23と
の間にそれぞれ接続されている。
よって、入力端子22と出力端子24との間の電位差は
一定の基準電圧Vrefとなる。
制御回路7はさらに入力端子22と接地端子23との間
に接続された定電流源25を有する。
したがって、電源端子21から温度補償素子5および抵
抗6を介して制御回路7へ流れ込む電流は、一方の電流
源28と定電流源25との電流和となり、モーター4べ
電源端子21から流れるモーター電流は出力端子24を
介する他方の電流源29に流れる電流となる。
即ち、モーター4の端子間電圧Vmは下記の式1式% (1) Vref :基準端子22と出力端子24との温度特性
を持たない安定化された基準電圧、 ■c :基準端子22に流れ込む温度特性を持たない
定電流。
■ 二基準端子22に流れ込むモーター流入電流に応
動する電流、 ■X :温度補償素子5による電圧ドロップ、R:抵抗
体6の抵抗値。
モーター4の負荷変動にともなうモーター流入電流の変
化に応動するように抵抗Rの電圧ドロップと温度補償素
子5による電圧ドロップとの和を変えると基準電圧Vr
efはモーター4の逆起電力と等しくなる。
モーター4の回転数で逆起電力は決まるものであるので
、逆起電力を一定にすることによって、モーター4の負
荷が変動しても回転数を一定に保つことができる。
ここで、モーター4のモータ端子電圧Vm対回転速度r
、p、m、特性曲線の一例を第3図に示す。
回転速度変動率(A r、p、m、 / l Vm )
を求めると約77 Or、p、m、 / Vである。
又、モーク一端子電圧Vmを常温である値(例えば21
00 r、p、m。
付近)に設定した時のモーター単体での周囲温度T動回
転速度r、p、m、特性は第4図より約3r、p、m、
/’Cである。
50℃の温度変化で15Or、p、m、変化する。
そこで式(1)の通り受動素子5に温度特性を持たせる
事で、回転速度対温度変化が改善できる。
−例として、ダイオードを接続して、■Xなる電圧ドロ
ップを生じせしめた場合を考える。
ダイオードの温度特性は約−2mV/℃(ダイオードを
流れる電流が1mAの時)で負の温度係数を持つものと
する。
これは、温度が50℃上昇するとダイオードの電圧ドロ
ップVxは0. I V変化することとなり、前述の第
3図より一77r、p、m、の変化となる。
以上の通り50℃上昇時を考えるとダイオードが無いと
約15゜r、p、m、上昇し、ダイオードが有ると約7
Or、p、m、上昇して約半分の回転速度変動率で、温
度に対する回転速度の安定化に対して、大きな効果があ
る。
さらに、ダイオードを2個直列に接続すれば、はぼモー
タの温度特性は10r、p、m。
だけ上昇するようにする事ができる。
このように、負の温度係数をもった受動素子の電圧ドロ
ップVxをモーターの温度特性を打ち消す様に、抵抗体
6に接続するものとして、ダイオードの継続接続、及び
温度係数の微調整の為に抵抗を並列に接続する方法やサ
ーミスタを接続する方法が考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の電流制御方式回路の一例を示す回路
図である。 第2図は本願考案の電流制御方式回路の一例を示す回路
図である。 第3図は6V用DCモ一ター単体の端子電圧一回転速度
特性を示すグラフである。 第4図は6■用DCモ一ター単体の温度一回転速度特性
を示すグラフである。 1.4・・・・・・モーター 2,6・・・・・・抵抗
、5・・・・・・負の温度係数を持った受動素子、 3゜ 7・・・・・・電流 制御方式のモーター制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電圧供給端と、入出力端を有し入力端に加わる電圧から
    所定の電圧をひいた電圧と出力端の電圧とを比較してこ
    れらが等しくなるように出力端子に流れる電流を制御す
    る制御回路と、一端を前記電圧供給端に、他端を前記制
    御回路の出力端に接続した直流モーターと、前記制御回
    路の入力端と前記電圧供給端子との間に接続された抵抗
    体と負の温度特性をもった電圧を発生する電圧発生素子
    との直列回路とを含み、前記直流モーターに加わる電圧
    を前記抵抗体の電圧降下分と前記所定の電圧と前記電圧
    発生素子の発生する電圧との和に等しくなるように前記
    制御回路はその出力端に流れる電流を制御することを特
    徴とする温度補償を施したモーター速度制御回路。
JP1977094934U 1977-07-15 1977-07-15 温度補償を施したモ−タ−速度制御回路 Expired JPS5930637Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977094934U JPS5930637Y2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 温度補償を施したモ−タ−速度制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977094934U JPS5930637Y2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 温度補償を施したモ−タ−速度制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5421117U JPS5421117U (ja) 1979-02-10
JPS5930637Y2 true JPS5930637Y2 (ja) 1984-08-31

Family

ID=29027402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977094934U Expired JPS5930637Y2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 温度補償を施したモ−タ−速度制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5930637Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS645996Y2 (ja) * 1979-09-04 1989-02-15

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
TECHNICAL NOTE113 *

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5421117U (ja) 1979-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100303450B1 (ko) 역률보정제어기
US4797577A (en) Bandgap reference circuit having higher-order temperature compensation
US5509306A (en) Thermal type flowmeter
JPH0675247B2 (ja) 空気流量検出装置
JPH0574299B2 (ja)
JPS5930637Y2 (ja) 温度補償を施したモ−タ−速度制御回路
JPS6311877B2 (ja)
US3412306A (en) Circuit arrangement for controlling the speed of battery-fed electric motors
JP2668875B2 (ja) 内燃機関点火装置
JP3060585B2 (ja) パルス幅変調回路
JP2767835B2 (ja) 車両用充電制御装置
JP2525762B2 (ja) 直流モ−タの速度制御装置
JP2556729B2 (ja) タイマ回路
JP2890545B2 (ja) 直流定電圧回路
JP2534223Y2 (ja) 直流定電圧回路
JPS632888Y2 (ja)
JPH0125318B2 (ja)
JPS6335184A (ja) 電子ガバナ
JPS6111779Y2 (ja)
JPH0610413Y2 (ja) 直列制御型レギュレータ
JP2615447B2 (ja) 直流モータの速度制御装置
JPS6117368B2 (ja)
SU410371A1 (ja)
JPH0232641B2 (ja)
JPS6117461Y2 (ja)