JP2556729B2 - タイマ回路 - Google Patents
タイマ回路Info
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- JP2556729B2 JP2556729B2 JP63095460A JP9546088A JP2556729B2 JP 2556729 B2 JP2556729 B2 JP 2556729B2 JP 63095460 A JP63095460 A JP 63095460A JP 9546088 A JP9546088 A JP 9546088A JP 2556729 B2 JP2556729 B2 JP 2556729B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- thermistor
- potential
- timer
- constant current
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、周囲の温度によって変化するサーミスタ抵
抗値に応じて時間、例えばディーゼル車のエンジンの始
動時間を制御するためのタイマ回路に関するものであ
る。
抗値に応じて時間、例えばディーゼル車のエンジンの始
動時間を制御するためのタイマ回路に関するものであ
る。
なお、本発明でサーミスタというのは電気抵抗の温度
係数が負である通常のサーミスタの外、前記温度係数が
正である正特性サーミスタ（PTC）、前記温度係数が負
であって且つ特定の温度領域で急激な電気抵抗の変化を
示すクリテジスタ（CTR）など一般に電気抵抗が温度係
数を有するものをも含むものとする。
係数が負である通常のサーミスタの外、前記温度係数が
正である正特性サーミスタ（PTC）、前記温度係数が負
であって且つ特定の温度領域で急激な電気抵抗の変化を
示すクリテジスタ（CTR）など一般に電気抵抗が温度係
数を有するものをも含むものとする。
（従来の技術） 従来この種のタイマ回路は第３図に示すような構成で
あった。
あった。
この場合タイマ時間は、サーミスタ101の端子電位に
依存した定電流を発生する定電流回路２により充電回路
３に充電され、出力端子31の電位が上昇して、基準電圧
発生回路４で決定される出力端子41の電位を越えた時、
比較回路５の出力端子53の出力を反転させることによっ
ても決定されるものであった。
依存した定電流を発生する定電流回路２により充電回路
３に充電され、出力端子31の電位が上昇して、基準電圧
発生回路４で決定される出力端子41の電位を越えた時、
比較回路５の出力端子53の出力を反転させることによっ
ても決定されるものであった。
（発明が解決しようとする課題） 上記のような従来のタイマ回路の構成では、基準電圧
発生回路４の出力端子電位が一定であるため、温度変化
に対するタイマ時間変化の割合ΔＴは、第４図に示す通
り、 で一定であった。
発生回路４の出力端子電位が一定であるため、温度変化
に対するタイマ時間変化の割合ΔＴは、第４図に示す通
り、 で一定であった。
（課題を解決するための手段） この課題を解決するために、本発明はサーミスタの端
子電位に依存して、温度変化とともに基準電圧発生回路
の出力端子電位も変化するようにした。
子電位に依存して、温度変化とともに基準電圧発生回路
の出力端子電位も変化するようにした。
（作 用） 基準電圧発生回路の出力端子電位はサーミスタの端子
電位に比例して変化せしめることができるので、従来の
タイマ回路に比べて、温度変化に対するタイマ時間変化
の割合も基準電圧発生回路の出力端子電圧に比例して変
化するようになり、またその変化率も決定できるように
なった。
電位に比例して変化せしめることができるので、従来の
タイマ回路に比べて、温度変化に対するタイマ時間変化
の割合も基準電圧発生回路の出力端子電圧に比例して変
化するようになり、またその変化率も決定できるように
なった。
（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はその具体化回路を示す。
はその具体化回路を示す。
１はサーミスタ101及び抵抗102からなる分圧回路、２
は抵抗201,トランジスタ202,抵抗203からなる定電流回
路、３はコンデンサ301からなる充電回路、４は抵抗401
及び402からなる基準電圧発生回路、５は抵抗501,コン
デンサ502,コンパレータ503,抵抗504及び505からなる比
較回路、６は帰還抵抗である。
は抵抗201,トランジスタ202,抵抗203からなる定電流回
路、３はコンデンサ301からなる充電回路、４は抵抗401
及び402からなる基準電圧発生回路、５は抵抗501,コン
デンサ502,コンパレータ503,抵抗504及び505からなる比
較回路、６は帰還抵抗である。
次に、上記の如く構成されたタイマ回路を第２図に従
って説明する。
って説明する。
初期状態において、充電回路３のコンデンサ301は充
電されていないものとする。この時点で比較回路５の出
力端子53はハイレベル（以下Ｈと呼ぶ）であり、出力端
子53がローレベル（以下Ｌと呼ぶ）になるまでの時間が
タイマ時間である。
電されていないものとする。この時点で比較回路５の出
力端子53はハイレベル（以下Ｈと呼ぶ）であり、出力端
子53がローレベル（以下Ｌと呼ぶ）になるまでの時間が
タイマ時間である。
比較回路５の入力端子52の電位は、サーミスタ101の
端子電位11を帰還抵抗６で基準電圧発生回路４にフィー
ドバックした電位である。また入力端子51の電位は、サ
ーミスタ101の端子電位11に依存した定電流を流す定電
流回路２から時間経過とともに充電された、充電回路３
のコンデンサ301の端子電位31である。入力端子51の電
位が時間経過とともに上昇して入力端子52の電位を超え
た時、出力端子53はＬとなり、タイマ時間が決定され
る。なお、このタイマ時間変化の割合ΔＴは、第５図に
示す通り、 から に変化させることができ入るので、温度変化によるタイ
マ時間の変化の検出が向上して、さまざまの特性のタイ
マが１つのサーミスタ101で構成できるようになる。
端子電位11を帰還抵抗６で基準電圧発生回路４にフィー
ドバックした電位である。また入力端子51の電位は、サ
ーミスタ101の端子電位11に依存した定電流を流す定電
流回路２から時間経過とともに充電された、充電回路３
のコンデンサ301の端子電位31である。入力端子51の電
位が時間経過とともに上昇して入力端子52の電位を超え
た時、出力端子53はＬとなり、タイマ時間が決定され
る。なお、このタイマ時間変化の割合ΔＴは、第５図に
示す通り、 から に変化させることができ入るので、温度変化によるタイ
マ時間の変化の検出が向上して、さまざまの特性のタイ
マが１つのサーミスタ101で構成できるようになる。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、充電回路の出
力電位と基準電圧発生回路の出力電位とが、１つのサー
ミスタの端子電位によって同時に変化するので、タイマ
時間が温度変化に拘らず一定となるという効果を奏す
る。
力電位と基準電圧発生回路の出力電位とが、１つのサー
ミスタの端子電位によって同時に変化するので、タイマ
時間が温度変化に拘らず一定となるという効果を奏す
る。
又、サーミスタと基準電圧発生回路との間に電位を帰
還抵抗によって変化させると、温度変化に対するタイマ
の特性が自由に設定できるようになって、さまざまな特
性のタイマが簡単に製造できるようになるという効果を
奏する。
還抵抗によって変化させると、温度変化に対するタイマ
の特性が自由に設定できるようになって、さまざまな特
性のタイマが簡単に製造できるようになるという効果を
奏する。
第１図は本発明のタイマ回路のブロック図、第２図は本
発明の一実施例を示す回路図、第３図は従来のタイマ回
路のブロック図、第４図は従来のタイマ回路の温度−タ
イマ特性図、第５図は本発明のタイマ回路による温度−
タイマ特性図である。 １……分圧回路、２……定電流回路、３……充電回路、
４……基準電圧発生回路、５……比較回路、６……帰還
抵抗、51,52……比較入力端子、53……出力端子。
発明の一実施例を示す回路図、第３図は従来のタイマ回
路のブロック図、第４図は従来のタイマ回路の温度−タ
イマ特性図、第５図は本発明のタイマ回路による温度−
タイマ特性図である。 １……分圧回路、２……定電流回路、３……充電回路、
４……基準電圧発生回路、５……比較回路、６……帰還
抵抗、51,52……比較入力端子、53……出力端子。
Claims (2)
- 【請求項１】温度によって抵抗値が変化するサーミスタ
を有する分圧回路と、 前記分圧回路のサーミスタの端子電位に依存した定電流
を流す定電流回路と、 前記定電流回路の出力によって充電される充電回路と、 前記分圧回路からフィードバックされた前記サーミスタ
の端子電位によって出力電位が制御される基準電圧発生
回路と、 前記充電回路の出力電位と前記基準電圧発生回路の出力
電位とを比較する比較回路と で構成されるタイマ回路。 - 【請求項２】前記分圧回路のサーミスタと前記基準電圧
発生回路とは、抵抗を介して接続されていることを特徴
とする請求項（１）記載のタイマ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63095460A JP2556729B2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | タイマ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63095460A JP2556729B2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | タイマ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01268312A JPH01268312A (ja) | 1989-10-26 |
| JP2556729B2 true JP2556729B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=14138284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63095460A Expired - Fee Related JP2556729B2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | タイマ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2556729B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5174561B2 (ja) * | 2008-07-08 | 2013-04-03 | スパンション エルエルシー | 半導体装置及びその制御方法 |
| CN102983847B (zh) * | 2012-12-18 | 2014-11-12 | 中国科学院微电子研究所 | 一种宽电源电压低功耗定时器电路 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5545250A (en) * | 1978-09-26 | 1980-03-29 | Toshiba Corp | Timer circuit |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP63095460A patent/JP2556729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01268312A (ja) | 1989-10-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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