JPS5856386Y2 - デイ−ゼル機関用始動補助装置 - Google Patents

デイ−ゼル機関用始動補助装置

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JPS5856386Y2
JPS5856386Y2 JP1979135876U JP13587679U JPS5856386Y2 JP S5856386 Y2 JPS5856386 Y2 JP S5856386Y2 JP 1979135876 U JP1979135876 U JP 1979135876U JP 13587679 U JP13587679 U JP 13587679U JP S5856386 Y2 JPS5856386 Y2 JP S5856386Y2
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JP
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voltage
reference voltage
glow plug
temperature
output
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JP1979135876U
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JPS5654276U (ja
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善春 多田
清 渡辺
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株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はディーゼル機関用始動補助装置の改良に関し、
特に機関温度に応じて予熱時間を制御する装置の改良に
関する。
ディーゼル機関では冷却水温が低温の場合は必ず予熱を
しなければ始動がむずかしいが、ある温度以上になると
、予熱なしでも始動が容易になる。
そのため従来は、エンジンの温度に関連した温度を検出
し、該温度に応じた時間グロープラグに通電するように
構成している(実開昭54− 40341号公報)。
また、別の従来技術においては、エンジンの温度に関連
した温度を検出し、該温度に応じた時間グロープラグに
通電し、さらに、前記温度が所定値以上となった場合は
、グロープラグへの通電を遮断するように構成している
(実開昭54−15137号公報、実開昭54−151
38号公報)。
しかし、前者の装置においては、エンジン温度の上昇に
応じてグロープラグへの通電時間は短くなるが、グロー
プラグへの通電が不要となる高温時においても、必ずグ
ロープラグへ通電する構成となっているため、無駄な電
力を消費し、極めて不経済である。
また、後者の装置においては、前記前者の欠点は除去で
きるものの、所定値以上の温度でグロープラグへの通電
を遮断するために、別に比較器23゜23と、遮断回路
20.20とを設ける必要があるため、部品点数が増加
してコストアップになると共に、信頼性が低下するとい
う欠点を有している。
本考案は、前述の従来装置の欠点を除去するためになさ
れたもので、その目的は、低温時はエンジン温度に応じ
た時間グロープラグに通電し、グロープラグへの通電が
不要な高温時は、グロープラグへ通電させないようにす
ると共に、構成を極めて簡単にして部品点数が少ないテ
゛イーゼル機関用始動補助装置を得ることにある。
この目的達成のために、本考案は、エンジン温度に関連
してグロープラグへの通電を制御し、前記エンジン温度
が所定値以上のときは前記グロープラグへの通電を遮断
するように構成されたディーゼル機関用始動補助装置に
おいて、前記エンジンの温度に関連した温度信号が十入
力端子に入力され、グロープラグへの通電が不要となる
所定のエンジン温度に相当する第1基準電圧が一入力端
子に入力されるオープンコレクタ形コンパレータと、該
コンパレータの出力端子と十入力端子との間に接続され
た抵抗と、キースイッチの投入に応答して充電されるコ
ンデンサを有し時間の経過と共に前記コンデンサの端子
電圧が徐々に変化する充電回路と、該充電回路の作動開
始時の出力電圧レベルを規定するために前記コンテ゛ン
サに直列に接続され、第2基準電圧を発生する基準電圧
発生手段と、前記コンテ゛ンサと前記基準電圧発生手段
との直列接続の両端の電圧と前記オープンコレクタ形コ
ンパレータの出力電圧とが入力され、両者を比較する比
較回路とを備え、前記第2基準電圧は前記オープンコレ
クタ形コンパレータの低レベル飽和出力電圧より大きく
、かつ、前記第1基準電圧以下となるように設定されて
おり、前記比較回路は、前記オープンコレクタ形コンパ
レータから低レベル飽和出力電圧が出力されたときグロ
ープラグへの通電を遮断する電圧を出力するように構成
されている点に特徴を有する。
以下図面に従い本考案の一実施例を説明する。
第1図には本考案によるディーゼル機関用始動補助装置
の概略ブロック図が示されている。
1はエンジンの冷却水温に応じてグロープラグ9への通
電を制御する制御信号を形成するタイマ回路である。
前記制御信号は、増幅回路7により電力増幅され、該電
力増幅された制御信号は、グロープラグ制御リレー8の
コイルに印加されて、該リレー8の接点に直列に接続さ
れているグロープラグ9への通電が制御される。
次に前記タイマ回路1の構成を第2図を参照して説明す
る。
エンジン冷却水温を検出するサーミスタ43の一端は、
図示しないバッテリの負極に接続された負導線12と接
続され、他端は抵抗42.41の直列接続を介して、定
電圧回路を構成している抵抗52とツェナーダイオード
51との接続点に接続される。
前記抵抗52の他端は、前記バッテリの正極端子に図示
しないキースイッチを介して接続された正導線11と接
続され、前記ツェナーダイオード51の他端は負導線1
2と接続されている。
したがって前記抵抗52とツェナーダイオード51との
接続点は定電圧となっている。
前記抵抗41と抵抗42との接続点からは、エンジン冷
却水温に応じた電圧V1が出力され、該電圧■1はオー
プンコレクタ形コンパレータ61の十入力端子に印加さ
れており、該オープンコレクタ形コンパレータ61の一
入力端子には、前記定電圧回路の定電圧を分圧している
抵抗64と抵抗63との接続点の電圧である第1基準電
圧■2が入力されている。
第1基準電圧V2は、エンジンの予熱が不要となる冷却
水温に相当する電圧に設定しである。
オープンコレクタ形コンパレータ61の出力端子は、抵
抗62を介して該オープンコレクタ形コンパレータ61
の十入力端子と接続しており、さらに、抵抗25を介し
てコンパレータ21の十入力端子と接続されている。
上述の説明から理解されるように、オープンコレクタ形
コンパレータ61の出力電圧■4は、電圧■1と第1基
準電圧■2との大小により、オープンコレクタ形コンパ
レータ61の低レベル飽和出力電圧または電圧■1とな
る。
充電回路を構成しているコンデンサ33と抵抗31との
間には第2基準電圧を発生する抵抗32が接続されてお
り、図示しないキースイッチの投入と同時に正導線11
.抵抗32、コンテ゛ンサ33、負導線12を介してコ
ンテ゛ンサ33の充電が開始される。
前記第2基準電圧は、前記オープンコレクタ形コンパレ
ータの低レベル飽和出力電圧よりも大きく、かつ前記第
1基準電圧V2以下となるように設定されている。
抵抗32とコンテ゛ンサ34との接続点と正導線11と
の間には、ダイオード34が図示の極性で接続されてい
る。
該ダイオード34は、キ−スイッチ遮断時、コンテ゛ン
サ33によるスパイク電圧からコンパレータ21を保護
するものである。
前記抵抗32とコンテ゛ンサ33との直列接続の両端電
圧■3は、抵抗24を介してコンパレータ21の入力端
子に印加されており、該コンパレータ21の出力端子は
、抵抗22を介して正導線11と接続されると共に、抵
抗23を介して増幅回路7の入力側に接続されている。
次に上記構成による作用について説明する。
図示しないキースイッチを投入すると各回路に電源が供
給され作動を開始する。
サーミスタ43、抵抗41.42で決定されるオープン
コレクタ形コンパレータ61の十入力端子電圧■1が、
抵抗63.64により決定される一入力端子電圧(第1
基準電圧)■2(予熱が不要となる冷却水温に相当する
電圧)以上のとき、(冷却水温が低く予熱が必要なとき
)、オーブンコレクタ形コンパレータ61の出力は高レ
ベル(オープンコレクタ形のため遮断状態)となり、抵
抗41,42、サーミスタ43で検出された温度信号は
抵抗62.25を介しコンパレータ21の十入力端子に
入力され、前記電圧■3と比較される。
前述したように図示しないキースイッチを投入すると、
充電回路を構成しているコンテ゛ンサ33は抵抗31.
32を介して充電され始めるが、抵抗32とコンテ゛ン
サ33との直列接続の両端の電圧V3は、キースイッチ
投入時においては負導線12の電位より抵抗32による
電圧降下(第2基準電圧)分だけ高くなる。
その後時間の経過とともに電圧V3は上昇するが、コン
テ゛ンサ33の充電量が少なく出力電圧v3が前記オー
プンコレクタ形コンパレータ61の出力電圧■4より低
いとコンパレータ21は高レベルとなり、増幅回路7を
介しグロープラグ制御リレー8を作動させ、グロープラ
グ9へ通電する。
コンデンサ33の充電量が増加して■3が高くなり十入
力端子電圧(V4)以上になると、コンパレータ21は
低レベルとなり増幅回路7への信号の出力を停止しグロ
ープラグ9への通電を終了する。
次に冷却水温が高<Vl<V2のとき、オープンコレク
タ形コンパレータ61の出力電圧V4は低レベル飽和出
力電圧となって、V1≧■2のときの■4(すなわち■
1)に比べて小さくなり、さらにキースイッチ投入時の
■3より低くなるため(すなわち、第2基準電圧はオー
プンコレクタ形コンパレータ61の低レベル飽和出力電
圧より大きく、かつ、第1基準電圧■2以下となるよう
に設定されている)、コンパレータ21の出力はイ氏レ
ベルとなり、グロープラグ9へは通電されない。
このように、オープンコレクタ形コンパレータ61は、
冷却水温が第1基準電圧v2により設定された温度以下
のときのみ冷却水温に応じた電圧をコンパレータ21へ
出力し、前記設定された温度以上のときは、低レベル飽
和出力電圧を出力する。
そして、コンテ゛ンサ33の充電開始時の電圧■3を抵
抗32による第2基準電圧で規定したため、冷却水温が
第1基準電圧■2により設定された温度以下のときのみ
冷却水温に応じた時間グロープラグへ通電し、前記設定
された温度以上のときは、グロープラグへの通電を停止
する。
尚、充電回路、温度検出回路、又は第1基準電圧発生部
のうちどれかに外気温度検出用サーミスタを設ける予熱
を水温だけでなく外気温にも関連させることができ制御
性能を向上させることができる。
以上説明したように本考案によれば、オープンコレクタ
形コンパレータの十入力端子にエンジン温度信号を入力
し、−入力端子に、エンジンの予熱が不要となるエンジ
ン温度に相当する第1基準電圧を入力して比較し、前記
オーブンコレクタ形コンパレータの出力端子と十入力端
子とを抵抗を介して接続し、予熱時間を決定するコンデ
ンサに直列に第2基準電圧を発生する基準電圧発生手段
を接続して該基準電圧発生手段とコンデンサとの直列接
続の両端電圧と前記オープンコレクタ形コンパレータの
出力電圧とを比較し、該比較結果によりグロープラグへ
の通電を制御するように構成し、さらに、前記第2基準
電圧が前記オープンコレクタ形コンパレータの低レベル
飽和の出力電圧よりも大きく、かつ、前記第1基準電圧
以下となるように設定したので、エンジン温度が低いと
きはエンジン温度にみあった時間グロープラグへ通電し
、予熱が不要な高温時は、グロープラグへ通電しないと
いう作用を達成するのに従来必要だった比較器と遮断回
路とをオープンコレクタ形コンパレータのみで構成でき
るため、極めて簡単な構成となり、部品点数が減少し、
信頼性が増加する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による始動補助装置の一実施例を示す概
略ブロック図である。 第2図は本考案のタイマ回路を示す実施例である。 1:タイマ回路、21:コンパレータ、32:第2基準
電圧発生手段である抵抗、33:コンテ゛ンサ、43:
冷却水温検出用サーミスタ、61:オープンコレクタ形
コンパレータ、62:抵抗、Vl:冷却水温に応じた電
圧、■2:第1基準電圧。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン温度に関連してグロープラグへの通電を制御し
    、前記エンジン温度が所定値以上のとき、は前記グロー
    プラグへの通電を遮断するように構成されたディーゼル
    機関用始動補助装置において、前記エンジンの温度に関
    連した温度信号が十入力端子に入力され、グロープラグ
    への通電が不要となる所定のエンジン温度に相当する第
    1基準電圧が一入力端子に入力されるオープンコレクタ
    形コンパレータと、該コンパレータの出力端子と十入力
    端子との間に接続された抵抗と、キースイッチの投入に
    応答して充電されるコンテ゛ンサを有し時間の経過と共
    に前記コンデンサの端子電圧が徐々に変化する充電回路
    と、該充電回路の作動開始時の出力電圧レベルを規定す
    るために前記コンデンサに直列に接続され第2基準電圧
    を発生する基準電圧発生手段と、前記コンデンサと前記
    基準電圧発生手段との直列接続の両端の電圧と前記オー
    プンコレクタ形コンパレータの出力電圧とが入力され両
    者を比較する比較回路とを備え、前記第2基準電圧は前
    記オープンコレクタ形コンパレータの低レベル飽和出力
    電圧より大きく、かつ、前記第1基準電圧以下となるよ
    うに設定されており、前記比較回路は、前記オープンコ
    レクタ形コンパレータから低レベル飽和出力電圧が出力
    されたときグロープラグへの通電を遮断する電圧を出力
    するように構成されていることを特徴とするテ゛イーゼ
    ル機関用始動補助装置。
JP1979135876U 1979-10-01 1979-10-01 デイ−ゼル機関用始動補助装置 Expired JPS5856386Y2 (ja)

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JPS5654276U JPS5654276U (ja) 1981-05-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54112428A (en) * 1978-02-22 1979-09-03 Diesel Kiki Co Ltd Glow plug control
JPS5440341B2 (ja) * 1974-11-05 1979-12-03

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