JPH01268312A - タイマ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は温度により変化するサーミスタ抵抗値に依存し
たタイ′マ回路に関するものである。

なお、本発明でサーミスタというのは電気抵抗の温度係
数が負である通常のサーミスタの外、前記温度係数が正
である正特性サーミスタ（ＰＴＣ）、前記温度係数が負
であって且つ特定の温度領域で急激な電気抵抗の変化を
示すクリテジスタ（ＣＴＲ）など一般に電気抵抗が温度
係数を有するものをも含むものとする。

（従来の技術） 従来この種のタイマ回路は第３図に示すような構成であ
った。

この場合タイマ時間は、サーミスタ１０１の端子電位に
依存した定電流を発生する定電流回路２により充電回路
３に充電され、出力端子３１の電位が上昇して、基４Ｉ
雷電圧生回路４で決定される出力端子４１の電位を越え
た時、比較回路５の出方端子５３の出力を反転させるこ
とによって決定されるものであった。

（発明が解決しようとする課題） 上記のような従来のタイマ回路の構成では、基準電圧発
生回路４の出力端子電位が一定であるため、温度変化に
対するタイマ時間変化の割合に限界があった。

（課題を解決するための手段） この課題を解決するために１本発明はサーミスタの端子
電位に依存して、温度変化とともに基準電圧発生回路の
出力端子電位も変化するようにした。

（作　用） 基準電圧発生回路の出力端子電位はサーミスタの端子電
位に比例して変化せしめることができるので、従来のタ
イマ回路に比べて、温度変化に対するタイマ時間変化の
割合も基準電圧発生回路の出力端子電圧に比例して変化
するようになり、またその変化率も決定できるようにな
った。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
その具体化回路を示す、。

１はサーミスタ１０１及び抵抗１０２からなる分圧回路
、２は抵抗２０１．トランジスタ２０２．抵抗２０３か
らなる定電流回路、３はコンデンサ３０１からなる充電
回路、４は抵抗４０１及び４０２からなる基準電圧発生
回路、５は抵抗５０１．コンデンサ５０２．コンパレー
タ５０３．抵抗５０４及び５０５からなる比較回路、６
は帰還抵抗である。

次に、上記の如く構成されたタイマ回路を第２図に従っ
て説明する。

初期状態において、充電回路３のコンデンサ３０１は充
電されていないものとする。この時点で比較回路５の出
力端子５３はハイレベル（以下■（と呼ぶ）であり、出
力端子５３がローレベル（以下りと呼ぶ）になるまでの
時間がタイマ時間である。

比較回路５の入力端子５２の電位は、サーミスタ１０１
の端子電位１１を帰還抵抗６で基準電圧発生回路４にフ
ィードバックした電位である。また入力端子５１の電位
は、サーミスタ１０１の端子電位１１に依存した定電流
を流す定電流回路２から時間経過とともに充電された。

充電回路３のコンデンサ３０１の端子電位３１である。

入力端子５１の電位が時間経過とともに上昇して入力端
子５２の電位を超えた時、出力端子５３はＬとなり、タ
イマー時間が決定される。

（発明の効果） 以上述べてきたように、本発明によれば、比較回路の基
準入力電圧が、サーミスタの抵抗変化に依存して変化す
るようになり、その依存度も帰還抵抗６により変化させ
ることができるため、さまざまの特性のタイマを１つの
サーミスタで構成する場合に有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のタイマ回路のブロック図、第２図は本
発明の一実施例を示す回路図、第３図は従来のタイマ回
路のブロック図である。 １　・・・分圧回路、２・・・定電流回路、３・・・充
電回路、４　・・・基準電圧発生回路、５・・・比較回
路、６・・・帰還抵抗、５１．５２・・・比較入力端子
、５３・・・出力端子。 特許出願人　松下電器産業株式会社 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 温度により抵抗値が変化するサーミスタと、該サーミス
   タの端子電位に依存した定電流を流す定電流回路と、該
   定電流回路出力電流によって充電される充電回路と、該
   サーミスタの端子電位に依存した基準電圧発生回路と、
   該充電回路出力電位と該基準電圧発生回路出力電位とを
   比較する比較回路とで構成されるタイマ回路。