JPS5914811Y2 - 電圧特性補償回路 - Google Patents

電圧特性補償回路

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JPS5914811Y2
JPS5914811Y2 JP16321476U JP16321476U JPS5914811Y2 JP S5914811 Y2 JPS5914811 Y2 JP S5914811Y2 JP 16321476 U JP16321476 U JP 16321476U JP 16321476 U JP16321476 U JP 16321476U JP S5914811 Y2 JPS5914811 Y2 JP S5914811Y2
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JP
Japan
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voltage
circuit
constant voltage
power supply
point
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Application number
JP16321476U
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English (en)
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JPS5379327U (ja
Inventor
陽一郎 宮津
公男 田村
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両の定電圧電源によって電源を供給される制
御装置内の回路の電圧特性の補償に関するものである。
従来、例えば自動車に搭載される排気ガス制御装置やワ
イパー制御装置等に内蔵される比較回路あるいはタイマ
回路等を有する電子装置は、その電圧特性をフラットす
るために定電圧ダイオード等を使用して定電圧電源を作
り、バッテリ電圧が8〜18〔■〕と変化することに対
する補償を行なっている。
しかしながらこの定電圧ダイオードを使用しても、電源
電圧の変化が大きい場合にツェナー電流も大きく変化し
、定電圧ダイオードの動作抵抗のためツェナー電圧■z
もかなり変化してしまう。
このツェナー電圧の変化は電源電圧の変化に比してそれ
ほど大きな値ではないが、タイマ回路等を構成した場合
はシステムとして大きな電圧特性となって現われてくる
という欠点がある。
すなわちこの欠点は、比較のための2人力電圧が定電圧
電源に依存するような構成の比較回路においては、その
入力電圧の定電圧電源の電圧変動に対する依存度に大き
な差があるときに生じる。
本考案は定電圧電源の電圧変化による2人力電圧間の変
化割合の差を小さくするべく、2人力電圧のうち定電圧
電源の電圧変化に対する依存度の小さい他の一方の入力
電圧について、その電圧依存度を補償して変化させるこ
とにより、前述の欠点を解消せんとするものであり、さ
らにこれをきわめて簡単な構成にて提供することを目的
とするものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図は本考案の基本的な一実施例を示し、第2図およ
び第3図はさらに具体化した各実施例を示すものである
第1図において、1および5は定電圧電源を構成する定
電圧素子としての定電圧ダイオードと抵抗で、自動車搭
載のバッテリ電源端子(VB)と接地端子(GND)と
の間に直列接続してある。
7は電圧比較器で、その比較の基準電圧は抵抗3,
4. 6により接続点Bに分圧電圧として生じるよう
になっている。
他方、基準電圧と比較される電圧は信号発生回路2の出
力端子Aに現われる。
信号発生回路がタイマ回路のような場合でその電源がツ
ェナー電圧の場合、信号発生回路2の出力電圧は、バッ
テリ電圧VBが大きく変化すると前記定電圧ダイオード
1のツェナー電圧は第4図のように変化し、この変化を
受け、がっ、タイマ回路の場合は蓄積効果もあり、それ
に従ってVBが12Vに比べて大きく変化してしまう。
この変化に対して、B点における電圧は抵抗6を除いて
考えるとツェナー電圧Vzの抵抗による分圧電位である
ためと蓄積効果もないために、A点の電圧変化分より小
さく、R4・VB/(R3+R4)以下となる。
そこで、第2図図示の如く電源端(VB )と抵抗3,
4の接続点とを電気抵抗素子としての抵抗6を挿入しそ
の抵抗値を適宜選択することにより、バッテリ電源の電
圧変動を基準電圧に作用させて、VB−R4/(R4+
R6)だけ持ち上げて、面入力端子A、 Bにおける変
化割合の差が少なくなるよう補償する。
次に具体的構成になる第1の実施例を第2図に従って説
明する。
図に示す回路全体の概略作動は、第5図に示すようにス
イッチ2aの投入後一定時間経過したときソレノイド8
への通電を遮断するタイマ機能に従うものである。
スイッチ2a、抵抗2b、2C,2d、2e、トランジ
スタ2f、コンテ゛ンサ2gは第1図の信号発生回路2
に相当し、スイッチ2aの開時にトランジスタ2fが導
通してコンデンサ2gを充電し、スイッチ2aの閉成と
ともにその電圧が抵抗2eを介して放電し徐々に降下し
ていくようになっている。
7aは電圧比較用のトランジスタ、9,10はソレノイ
ド駆動用トランジスタ、11はトランジスタ7aの比較
動作にヒステリシス特性を付与する抵抗である。
上記構成においてスイツ)2aが閉じるとトランジスタ
2fが遮断となり、コンデンサ2gの電荷は抵抗2eを
通って放電をはじめ、A点の電位がB点の電位よりトラ
ンジスタ7aのベースエミッタ間電圧より下がるとトラ
ンジスタ7aが導通となり、つれてトランジスタ9が導
通、トランジスタ10が遮断となる。
この回路で抵抗6を除いて考えるとB点の基準電位はツ
ェナー電圧Vzと抵抗3,4により決定される。
一方、スイッチ2aが開のときトランジスタ2fが導通
して飽和していればVA=V2−■5A1、(VA:A
点の電位、V5A□:トランジスタ2fの飽和電圧)と
なりツェナー電圧Vzの変化分はほぼA点の電位の変化
分となる。
従ってこのA点の電位変化分はB点の変化よりも大とな
り、かつ、コンデンサ2gの蓄積効果と相まってタイマ
時間に第6図のように誤差を生しるので、この補償のた
めに接続した抵抗6により、B点の電位を前記の如く持
ち上げて補償することによりA点の変化とB点の変化が
タイマ時間を均一にする上で好適になり、スイッチ2a
を閉じてからソレノイド8がオフするまでの作動時間の
電圧特性をフラットにする。
第3図は具体的構成になる第2の実施例を示す。
この第2の実施例では充電型のタイマ回路を構成してお
り、スイッチ2aの投入によりトランジスタ2hが遮断
して、抵抗2i、2jを介してコンテ゛ンサ2kに充電
開始され、そのA点電位が比較用トランジスタ7aのB
点の基準電圧よりトランジスタ7aのペースエミッタ間
だけ高い電圧より上昇すると、トランジスタ7aが導通
し、つれてトランジスタ9,10が導通してソレノイド
8に通電される。
ここで、A点の電位と抵抗6を除いたときのB点の電位
とは、いずれも定電圧ダイオード1のツェナー電圧Vz
の変化の影響を受けるが、その変化分は前記したように
A点の方が大きくタイマ時間に誤差が生じてしまう。
そこで、前記のように抵抗6を付加することによりツェ
ナー電圧Vzの変化によるA点の電圧変化分を補償する
電圧をB点に付加することができる。
したがって、ソレノイドのタイマ作動時間の電圧変動に
よる誤差をほとんどなくすことができる。
以上述べたように本考案装置においては、定電圧電源を
利用した比較回路の2人力の一方に簡単な接続素子を接
続するだけで、電源電圧したがって定電圧電源の変化に
より生じる上記2人力間のレベル差の変化を補償するこ
とができ、従って回路の精度が向上し、無調整化を図る
上でも有益となる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる電圧特性補償回路の基本的な一実
施例を示す電気結線図、第2図は第1図に示す実施例を
さらに具体化した第1の実施例を示す電気結線図、第3
図は第1図に示す実施例をさらに具体化した第2の実施
例を示す電気結線図、第4図はツェナー電圧特性図、第
5図は第2図回路の作動タイミング図、第6図はタイマ
時間Tの電圧特性図である。 1・・・定電圧素子をなす定電圧ダイオード、7゜7a
・・・比較回路をなす電圧比較器とトランジスタ、6・
・・電気抵抗素子をなす抵抗、8・・・ソレノイド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電源に対して抵抗とツェナーダイオード(又はアバラン
    シェダイオード)を使用して定電圧を発生する定電圧回
    路と、その定電圧を利用して比較作動する比較回路とを
    有し、その比較のための2個の入力電圧のうち第1の電
    圧は前記定電圧を2個の抵抗で分割した点の電圧で構成
    し、かつ比較されるべき第2の電圧は前記定電圧より、
    作られる充放電特性を利用したタイマ回路を出力電圧と
    して構成された回路において、前記第1の電圧を発生す
    る回路部と前記電源とを電気抵抗素子を介して接続し、
    前記電源の電圧変動に対する前記比較回路の面入力電圧
    の変動度を近似させて前記電源電圧を補償することを特
    徴とする特許 路。
JP16321476U 1976-12-06 1976-12-06 電圧特性補償回路 Expired JPS5914811Y2 (ja)

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JP16321476U JPS5914811Y2 (ja) 1976-12-06 1976-12-06 電圧特性補償回路

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JP16321476U JPS5914811Y2 (ja) 1976-12-06 1976-12-06 電圧特性補償回路

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Publication Number Publication Date
JPS5379327U JPS5379327U (ja) 1978-07-01
JPS5914811Y2 true JPS5914811Y2 (ja) 1984-05-01

Family

ID=28770939

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