JPS6111779Y2 - - Google Patents

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JPS6111779Y2
JPS6111779Y2 JP1976175115U JP17511576U JPS6111779Y2 JP S6111779 Y2 JPS6111779 Y2 JP S6111779Y2 JP 1976175115 U JP1976175115 U JP 1976175115U JP 17511576 U JP17511576 U JP 17511576U JP S6111779 Y2 JPS6111779 Y2 JP S6111779Y2
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JP
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temperature
load
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voltage
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JP1976175115U
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JPS5392651U (ja
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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
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  • Amplifiers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、入力信号によつてオン・オフ駆動さ
れ得る負荷に流れる電流を電流検知用抵抗器によ
つて電圧に変換し演算増幅器、すなわち差動増幅
器に帰還することにより電流制御(定電流)を行
なう定電流回路において、負荷に流れる電流が該
電流検知用抵抗器の温度変化によつて変化しても
その負荷電流を一定に維持するように働く駆動電
流制御回路に関するものである。
背景技術及び従来技術の問題点 従来のこの種の駆動回路(ドライブ回路)にお
いては、負荷が例えば電磁石などの場合、入力信
号によつてオン・オフされ得る駆動トランジスタ
のバイアス抵抗あるいは負荷の抵抗部分を含む構
成素子(r,L)は正の温度係数のため温度が上
昇すると抵抗が上がり、負荷電流が小さくなつて
しまう。また、逆に温度が下がるとそれらの抵抗
値が下がるために駆動電流が大きくなつてしま
い、安定した駆動電流が維持できず、したがつて
温度変化に対して、良好な駆動特性が得られなか
つた。
例えば、第1図には従来の駆動回路を示すが、
負荷Zの抵抗分rであるとかトランジスタTのバ
イアス抵抗Rは正の温度係数をもつ素子であるの
で温度が上ると抵抗が増加し、温度が下がると減
少して負荷(例えばマグネツト)に流れる駆動電
流が温度変化に対応して変化してしまう。すなわ
ち第1図でバイアス電流IBあるいはコレクタ電
流ICが温度によつて変化してしまう訳である。
一方負荷抵抗が変動しても常に一定の電流を供
給することのできる定電流回路は種々知られてい
る。例えば何らかの原因で負荷が変動した場合に
標準抵抗に負荷電流を流し、標準抵抗の電圧降下
を別に設けた標準電源、この標準電源としてツエ
ナーダイオードを用いる場合がある、と比較して
負荷電流を一定にするものが知られている(例え
ば、特公昭46−14933号公報)。しかしながらこの
回路は負荷に常時一定電流を供給することを目的
とするものであり、本考案のように負荷をオン・
オフする回路には用いられない。また上記ツエナ
ーダイオードは標準電圧を発生するものにすぎ
ず、負荷電流検知用の上記標準抵抗が温度変化に
対応して変化してしまうことは前述の例と同じで
ある。
さらに感温素子、例えばサーミスタ、ダイオー
ドを用いて温度特性を補償する電源装置が知られ
ている(例えば、特公昭42−14722号公報)。この
装置も負荷をオン・オフできるようにはなつてお
らず、また負荷側の変動に対する負帰還が設けら
れていず負荷電流を一定にするという点に関して
正確さが期待できない。
考案の目的 本考案は、従来回路のもつていた上記の欠点を
解消する駆動電流制御回路を提供することであ
り、本考案による回路では、抵抗器と同一の温度
係数を有するツエナダイオードと演算増幅器など
で構成される温度補正用電圧発生回路を設けるこ
とにより上記抵抗器の温度変化による抵抗変化を
打消すようにして、温度の変動に拘わらず、オ
ン・オフ駆動される負荷の駆動電流を一定の値に
維持させるものである。
考案の実施例 次に本考案による実施例を第2図を参照して説
明する。
第2図の回路においてIはインバータ、ZDは
ツエナダイオード、OA1,OA2は演算増幅器、T
はトランジスタを示し、Zは例えばパンチマグネ
ツトなどの負荷を示すものでありインバータに印
加される入力信号Sによつてオン又はオフに駆動
され得るものである。この駆動電流制御回路で、
本考案においては温度が変化した際に、抵抗変化
による負荷側の駆動電流を安定した状態に維持す
るために温度補正用ツエナダイオードZD、演算
増幅器OA1、付属の抵抗器R1,R2から成る補
正電圧発生回路が設けられ、抵抗変化分を補正す
るようにしている。
次に第2図の回路の動作を入力信号Sがオンで
負荷Zを駆動させる場合について説明する。冒頭
ですでに述べたように、周囲の温度が上昇する
と、電流検知用抵抗器R6の抵抗値が増大するの
で負荷のマグネツトを流れる駆動電流は、そのま
までは、少なくなる。しかしながら、温度補正用
のツエナダイオードZDは、例えば第3図(横
軸:ツエナー電圧VZ(mv)、縦軸:温度T
(℃))に図示の特性曲線の如く温度−ツエナー電
圧の関係が上記抵抗器と同じプラスの係数を有す
るものを使用し、そのブレーク点を適切に設定し
てあるので、温度が上つた際に該ダイオードZD
の端子電圧が上る。そうすると、演算増幅器OA1
の出力側A点の電圧が上昇するので、入力信号S
が入力された際にインバータIで反転された演算
増幅器OA2の入力レベルは上昇する。したがつて
トランジスタのバイアス電圧は上昇し抵抗R6
流れる負荷駆動電流は大きくなるので温度上昇分
による駆動電流減少を打消して駆動電流は安定値
に維持される。但し、上記の際VIN<V0となつ
ている。
次に、環境温度が下つた場合に、逆に前記抵抗
は減少して駆動電流を大きく流そうとする作用が
働くので、ツエナダイオードZDの電圧が下がる
ことによつてA点の電圧が下降し、演算増幅器
OA2によつてトランジスタTの抵抗器R6の電圧を
降下させるので電流が小さくなるように制御され
て温度変化分による電流変化を打消す。
入力信号Sがオフの場合は、温度補正電圧発生
回路からの電圧はトランジスタTを駆動させるの
に充分な大きさではないので、温度補正電圧発生
回路の影響を受けずに、負荷Zはオフになる。
考案の効果 以上述べたように、本考案の回路によつて例え
ば、パンチ用マグネツトに流れる駆動電流を温度
変化に拘わらず、一定に保持することができるの
で、入力信号Sによつてオン・オフ駆動され得る
負荷をオン時に安定した状態で作動することがで
きる。
また、本考案は、補正電圧を駆動信号に重畳し
て印加するようにしたので、回路構成を簡単にす
ることができる。
上記の説明から明らかなように、本考案はオ
ン・オフ駆動される負荷に流れる駆動電流を温度
変化に関係なく自動的に一定に維持しようとする
その他の電気回路に広く応用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方式による駆動電流制御回路、第
2図は本考案による実施例の駆動電流制御回路、
第3図は第2図回路に用いるツエナーダイオード
の例示的な特性図、を示す。 符号の説明、I……インバータ、OA1,OA2
…演算増幅器、ZD……ツエナダイオード、T…
…トランジスタ、Z……負荷(マグネツト)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オン/オフする駆動信号に応答して負荷を駆動
    するスイツチング素子、該スイツチング素子の入
    力側に設けられた差動増幅器、前記負荷に流れる
    電流に比例する電圧を前記差動増幅器の一方の入
    力端子に印加する電流検知用抵抗器、及び、前記
    差動増幅器の他方の入力端子に接続された前記駆
    動信号に温度補正電圧を重畳する補正電圧発生回
    路、を具備し、該補正電圧発生回路には、温度変
    化に伴う前記電流検知用抵抗器の変化分と同一温
    度変化を実現するための温度補正用ダイオードを
    設け、温度に依存せず前記駆動信号に応答する一
    定の電流を前記負荷に印加するようにしたことを
    特徴とする温度補償形駆動電流制御回路。
JP1976175115U 1976-12-28 1976-12-28 Expired JPS6111779Y2 (ja)

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JP1976175115U JPS6111779Y2 (ja) 1976-12-28 1976-12-28

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JPS5392651U JPS5392651U (ja) 1978-07-28
JPS6111779Y2 true JPS6111779Y2 (ja) 1986-04-14

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