JP3351502B2 - 電流センサ内蔵コネクタ - Google Patents

電流センサ内蔵コネクタ

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JP3351502B2
JP3351502B2 JP25057196A JP25057196A JP3351502B2 JP 3351502 B2 JP3351502 B2 JP 3351502B2 JP 25057196 A JP25057196 A JP 25057196A JP 25057196 A JP25057196 A JP 25057196A JP 3351502 B2 JP3351502 B2 JP 3351502B2
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/04Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R15/00Details of measuring arrangements of the types provided for in groups G01R17/00 - G01R29/00, G01R33/00 - G01R33/26 or G01R35/00
    • G01R15/14Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks
    • G01R15/20Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks using galvano-magnetic devices, e.g. Hall-effect devices, i.e. measuring a magnetic field via the interaction between a current and a magnetic field, e.g. magneto resistive or Hall effect devices
    • G01R15/202Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks using galvano-magnetic devices, e.g. Hall-effect devices, i.e. measuring a magnetic field via the interaction between a current and a magnetic field, e.g. magneto resistive or Hall effect devices using Hall-effect devices

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  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に配索さ
れた所定の電線に流れる電流を検出するための電流セン
サを内蔵した電流センサ内蔵コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電気制御部品に流れる電流の検
出には、電流検出の際の電圧降下が生じないという利点
から、フェライトビーズ及びホール素子からなる電流セ
ンサが一般的に用いられていた。
【0003】このような電流センサを用いた従来の電流
検出回路としては、例えば、実開昭64−42465号
に提案されているものがある。図6は実開昭64−42
465号に係る電流検出回路を示すものであり、同図
(a)は分解斜視図,同図(b)は組立状態の斜視図,
同図(c)は同図(b)の断面図である。
【0004】これら図面において、101はフェライト
ビーズであり、ケース100の筒状の挿通口100aの
外側に挿通してある。該フェライトビーズ101には切
欠部101aが形成してあり、該切欠部101aにはケ
ース100内に立設したホール素子102が配置され
る。これらフェライトビーズ101とホール素子102
は電流センサを構成し、監視対象である被電流検出回路
(図示せず)に接続されたバスバー103,104に流
れる電流を検出する。また、105はアンプであり、ホ
ール素子102からの出力信号を増幅する。106は該
電流検出回路を図示しない制御部に接続するためのコネ
クタである。なお、107は該フェライトビーズ101
を挿通口100aに固定するための係止部材である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の電流検出回路は、それ自体が専用のケース100に
収納された独立部品であったため、装置の設置スペース
を確保しなければならないという問題があった。また、
独立部品であるため、バスバー103,104を介して
監視対象の回路に接続する手間もかかるという問題があ
った。
【0006】さらに、装置を構成する部品点数が多いた
め、その組み立てに手間がかかるという問題があった。
これに加えて、アンプ105をケース100内に収納す
る構成としてあるので、ケース100は該アンプ105
の防水及び耐熱を考慮した構成としなければならないと
いう問題があった。
【0007】ここで、特開平4−264266号では、
図7に示すように、図示しない被電流検出回路と制御部
とを接続するコネクタ201の導体部201aに、該導
体部201aを流れる電流を検出するためのフェライト
ビーズ202及びホール素子203を挿設した電流検出
回路が提案されている。
【0008】このような電流検出回路によれば、フェラ
イトビーズ202及びホール素子203を、図示しない
ケース内のデッドスペースに設けることができるので、
該ケースを縮小して装置全体の小型化を図ることができ
る。
【0009】しかし、該電流検出回路も、それ自体が専
用のケースに収納された独立部品であったため、たとえ
該ケースを縮小できたとしても、依然として装置の設置
スペースを確保しなければならないという問題が残る。
【0010】また、このような電流検出回路では、フェ
ライトビーズ202及びホール素子203からなる電流
センサを、コネクタ201の導体部201aにあらかじ
め挿通させてから、該導体部201aを基板204に半
田付けしなければならず、前記電流センサが邪魔となっ
てコネクタ201の接続作業が煩雑になるという問題も
あった。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、被電流検出回路に接続されるコネクタに電流
センサを内蔵することによって、部品点数の減少と専用
の設置スペースの排除とを図ることができ、また、該電
流センサの組み付けをスムーズに行うことができるとと
もに、被電流検出回路に容易に接続することができる電
流センサ内蔵コネクタの提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の電流センサ内蔵コネクタは、被電流
検出回路に接続される端子付き電線を収容するコネクタ
ハウジングに、一部を切り欠いたリング状のフェライト
ビーズと、該フェライトビーズの切欠部に配置されるホ
ール素子とからなる電流センサを内蔵するとともに、前
記フェライトビーズに前記端子付き電線を挿通し、該端
子付き電線に流れる電流を前記電流センサによって検出
する構成としてある。
【0013】このような構成によれば、電流検出回路を
独立部品として構成する必要がなくなり、コネクタハウ
ジングに収容された端子付き電線を利用して簡単に被電
流検出回路に流れる電流を検出することができる。ま
た、電流の検出に用いられる端子付き電線は、直接ある
いはコネクタを介して間接的に被電流検出回路に接続さ
れるので、例えば、従来のバスバーのごとき被電流検出
回路との接続用及び電流検出用の導体部を特に設ける必
要がなく、被電流検出回路との接続も容易に行える。
【0014】請求項2記載の電流センサ内蔵コネクタ
は、前記ホール素子及び該ホール素子の接続用端子を、
前記ホール素子の一部が外部に突出するように絶縁性樹
脂によって覆うことにより、これらホール素子及び接続
用端子を一体部品とした構成としてある。
【0015】このような構成とした場合、一体部品とな
ったホール素子及びその接続用端子を、コネクタハウジ
ングに簡単に組み込むことができ、また、これらの防水
性の向上を図ることができる。
【0016】請求項3記載の電流センサ内蔵コネクタ
は、前記コネクタハウジングに、前記一体部品とした前
記ホール素子及び前記接続用端子の収納部と、該収納部
と平行な前記端子付き電線の収容部と、前記フェライト
ビーズを前記収容部内に導くスリットと、該スリットを
介して前記収容部内に入ったフェライトビーズを保持す
る保持溝と、前記収納部及び前記収容部に連通し、前記
ホール素子の突出部を前記フェライトビーズの切欠部に
案内するガイド溝とを設けた構成としてある。
【0017】このような構成とした場合、まず、コネク
タハウジングの収容部内にスリットを介してフェライト
ビーズを入れ、該フェライトビーズを収容部内の保持溝
に保持させる。次いで、該フェライトビーズに端子付き
電線を挿通しつつ、該端子付き電線を収容部に挿入す
る。
【0018】その後、一体部品としたホール素子及び接
続用端子を、コネクタハウジングの収納部内に挿入す
る。すると、該ホール素子の突出部が、コネクタハウジ
ングに設けたガイド溝に案内され、収容室に収まったフ
ェライトビーズの切欠部に配置される。
【0019】このように、請求項3記載の電流センサ内
蔵コネクタによれば、ホール素子及びフェライトビーズ
等からなる電流センサを簡単にコネクタに組み付けるこ
とができる。特に、スリット,保持溝及びガイド溝によ
ってホール素子とフェライトビーズの位置決めを確実か
つ容易に行うことができる。
【0020】請求項4記載の電流センサ内蔵コネクタ
は、前記ホール素子,該ホール素子の接続用端子及び前
記フェライトビーズを絶縁性樹脂によって覆うことによ
り、これらホール素子,接続用端子及びフェライトビー
ズを一体部品とした構成としてある。
【0021】このような構成とした場合、ホール素子の
突出部をフェライトビーズの切欠部に位置決めする必要
がなくなり、電流センサをより簡単にコネクタハウジン
グに組み付けることができる。
【0022】請求項5記載の電流センサ内蔵コネクタ
は、前記コネクタハウジングに複数の前記端子付き電線
を収容するとともに、該コネクタハウジング内に各端子
付き電線にそれぞれ対応する複数の前記フェライトビー
ズと前記ホール素子とを内蔵した構成としてある。
【0023】このような構成とした場合、コネクタハウ
ジングに収容された複数の端子付き電線に流れる電流を
個別に検出することができ、すなわち、該端子付き電線
に接続された複数の被電流検出回路に流れる電流を個別
に検出することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電流センサ内蔵コ
ネクタの実施形態について、図面を参照しつつ説明す
る。図1は本発明の実施形態に係る電流センサ内蔵コネ
クタを示すものであり、同図(a)は断面図,同図
(b)は正面図であり、図2は上記電流センサ内蔵コネ
クタの背面図である。また、図3は上記電流センサ内蔵
コネクタに収納されるホール素子パッケージの斜視図で
ある。
【0025】図1(a),(b)及び図2において、1
は本実施形態に係る電流センサ内蔵コネクタであり、主
にコネクタハウジング10,フェライトビーズ20,ホ
ール素子パッケージ30及び端子付き電線40からなっ
ている。
【0026】図1(a)において、コネクタハウジング
10は、合成樹脂等によって形成してあり、その内部
に、図示しない相手側端子の受け部10Aと、端子付き
電線40の収容部10Bと、ホール素子パッケージ30
の収納部10Cとを有する。
【0027】これら収容部10Bと収納部10Cは、隔
壁11によって仕切られており、該隔壁11の収容部1
0B側には、端子41を該収容部10B内に係止する係
止腕12が一体形成してある。
【0028】図1(b)に示すように、受け部10Aと
収容部10B及び収納部10Cを仕切るコネクタハウジ
ング10の内壁には、受け部10Aと収容部10Bに連
通する端子導出孔10aと、受け部10Aと収納部10
Cに連通する端子導出孔10b,10c,10d,10
eがそれぞれ形成してある。
【0029】ここで、図1(a)及び図2に示すよう
に、コネクタハウジング10の上側壁には、フェライト
ビーズ20の直径及び肉厚とほぼ等しい寸法の第一スリ
ット13aが設けてある。また、コネクタハウジング1
0内の隔壁11には、該第一スリット13aに対向する
第二スリット13bが設けてある。該第二スリット13
bは、第一スリット13aと同様に、フェライトビーズ
20の直径及び肉厚とほぼ等しい寸法としてある。
【0030】さらに、コネクタハウジング10の収容部
10底壁には、第二スリット13bと対向する保持溝1
4が形成してある。該保持溝14は、フェライトビーズ
20の外側と同じ円弧を描き、その溝寸法は、フェライ
トビーズ20の直径及び肉厚とほぼ等しくしてある。
【0031】これらに加え、コネクタハウジング10の
隔壁11の、受け部10Aと反対側の端部には、ガイド
溝15が切り欠いてある。該ガイド溝15の横幅は、フ
ェライトビーズ20の切欠部21、及び、ホール素子パ
ッケージ30から突出するホール素子31の突出部31
aの各横幅とほぼ同じ寸法となっている。これにより、
本コネクタ1の組立時において、ガイド溝15は、フェ
ライトビーズ20の切欠部21と一致し、ホール素子3
1の突出部31aを該切欠部21に導く。
【0032】フェライトビーズ20は、端子付き電線4
0の挿通が可能なリング状となっており、その一部に前
記切欠部21が設けてある。コネクタハウジング10の
収容部10Bに収容されたフェライトビーズ20には、
端子付き電線40が挿通され、該フェライトビーズ20
は、電線42に電流が流れたときに磁界を発生する。
【0033】ホール素子パッケージ30は、図1及び図
3に示すように、前記ホール素子31及び該ホール素子
31に接続導体32を介して接続された入出力端子(接
続用端子)33,33,33,33を、ホール素子31
の一部が外部に突出(前記突出部31a)するように絶
縁性樹脂34によって覆った構成となっている。
【0034】なお、ホール素子の種類によっては出力端
子のみ有するものもあり、このようなホール素子を用い
ることもできる。
【0035】コネクタハウジング10の収納部10Cに
ホール素子パッケージ30を収納すると、ホール素子3
1の突出部31aが、コネクタハウジング10のガイド
溝15に案内され、フェライトビーズ20の切欠部21
に配置される。このようなホール素子31は、フェライ
トビーズ20の磁界に比例した起電力を発生する。
【0036】このような構成からなる電流センサ内蔵コ
ネクタ1は、次のようにして組み立てる。
【0037】まず、コネクタハウジング10の収容部1
0B内に、第一及び第二スリット13a,13bを介し
てフェライトビーズ20を入れ、該フェライトビーズ2
0を収容部10B内の保持溝14に保持させる。
【0038】次いで、端子付き電線40を、フェライト
ビーズ20に挿通しつつ、収容部10Bから端子導出孔
10aに挿入する。すると、端子41の電気接触部41
aが受け部10A内に突出する。
【0039】その後、ホール素子パッケージ30をコネ
クタハウジング10の収納部10C内に挿入する。する
と、ホール素子31の突出部31aが、コネクタハウジ
ング10のガイド溝15に案内され、収容部10Bに収
容されているフェライトビーズ20の切欠部21に配置
される。これにより、電流センサ内蔵コネクタ1の組み
立てが完了する。
【0040】ここで、図4は本電流センサ内蔵コネクタ
1を含む電流検出回路を示す回路図である。同図におい
て、上記フェライトビーズ20とホール素子31からな
る電流センサ2は、ホール素子31の四つの入出力端子
33,33,33,33を介して、電源50,比較器6
0,アンプ70に接続してある。また、該アンプ70の
出力側には、図示しない制御部が接続してある。さら
に、端子付き電線40には、図示してないが、直接又は
本コネクタ1を介して間接的に、電流監視の対象となる
被電流検出回路が接続してある。
【0041】上記電流検出回路において、端子付き電線
40に電流が流れると、フェライトビーズ20が磁界を
発生し、ホール素子31が起電力を生じて出力信号を出
力する。該出力信号は、比較器60及びアンプ70を介
して前記制御部に入力され、該制御部が、前記被電流検
出回路に電流が正常に流れていることを検知する。これ
と逆に、端子付き電線40に電流が流れないと、ホール
素子31から出力信号が出力されず、これに基づいて、
前記制御部が前記被電流検出回路に電流の流れてないこ
とを検知する。
【0042】このような本電流センサ内蔵コネクタ1
は、例えば、車両の電力供給回路に使用する。図5は本
電流センサ内蔵コネクタ1の使用例を示す回路図であ
る。
【0043】同図に示す車両の電力供給回路は、バッテ
リ(12V)3と、該バッテリ3に接続された交流発電
機4と、バッテリ3と交流発電機4の間に接続されたヒ
ューズ5aと、図示しない各負荷にそれぞれ対応し、該
負荷と交流発電機4の間に接続されたヒューズ5b,5
c,5dとを備える。
【0044】このような電力供給回路において、例え
ば、本電流センサ内蔵コネクタ1を介して、交流発電機
4とヒューズ5b,5c,5dを接続すれば、バッテリ
3からの電流が、各負荷に正常に流れているか否かを検
出することができる。
【0045】また、本電流センサ内蔵コネクタ1を介し
て、バッテリ3と交流発電機4を接続すれば、バッテリ
3からの電流が、各負荷に正常に流れているか否かを検
出することができるとともに、交流発電機4からバッテ
リ3に正常に電流が流れているか否かを検出することが
できる。
【0046】このような本実施形態に係る電流センサ内
蔵コネクタ1によれば、電流検出回路を従来のような専
用ケースに収納された独立部品として構成する必要がな
くなり、コネクタハウジング10に収容された端子付き
電線40を利用して簡単に被電流検出回路に流れる電流
を検出することができる。したがって、電流検出回路の
専用の設置スペースを排除することができる。
【0047】また、電流の検出に用いられる端子付き電
線40は、直接あるいはコネクタを介して間接的に被電
流検出回路に接続されるので、例えば、従来のバスバー
103,104(図6参照)のごとき被電流検出回路と
の接続用及び電流検出用の導体部を特に設ける必要がな
く、被電流検出回路との接続も容易に行える。
【0048】さらに、ホール素子31及び入出力端子3
3,33,33,33等を絶縁性樹脂34によって覆っ
て、単一のパッケージ部品30としたことにより、コネ
クタハウジング10の収納部10Cに簡単に組み込むこ
とができ、また、これらホール素子31等の防水性の向
上を図ることができる。
【0049】これらに加え、コネクタハウジング10の
第一及び第二スリット13a,13b、保持溝14、ガ
イド溝15によって、ホール素子パッケージ30とから
なる電流センサを簡単に該コネクタハウジング10に組
み付けることができ、特に、ホール素子31とフェライ
トビーズ20の位置決めを確実かつ容易に行うことがで
きる。
【0050】なお、本発明の電流センサ内蔵コネクタ
は、上述した実施形態に限定されるものではない。例え
ば、ホール素子31,該ホール素子31に接続された入
出力端子33及びフェライトビーズ20を、互いに組み
付けた状態で絶縁性樹脂34によって覆うことにより、
これらホール素子31,入出力端子33及びフェライト
ビーズ20を一体部品(パッケージ部品)にする構成と
してもよい。
【0051】このような構成とした場合、ホール素子3
1の突出部31aをフェライトビーズ20の切欠部21
に位置決めする必要がなくなり、電流センサをより簡単
にコネクタハウジング10に組み付けることができる。
【0052】また、コネクタハウジング10に複数の端
子付き電線40,40…を収容するとともに、該コネク
タハウジング10内に各端子付き電線40,40…にそ
れぞれ対応する複数のフェライトビーズ20,20…と
ホール素子31,31…とを内蔵した構成としてもよ
い。
【0053】このような構成とした場合、コネクタハウ
ジング10に収容された複数の端子付き電線40,40
…に流れる電流を個別に検出することができ、すなわ
ち、該端子付き電線40,40…に接続された複数の被
電流検出回路に流れる電流を個別に検出することができ
る。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明の電流センサ内蔵
コネクタによれば、被電流検出回路に接続されるコネク
タに電流センサを内蔵することによって、部品点数の減
少と専用の設置スペースの排除とを図ることができ、ま
た、該電流センサの組み付けをスムーズに行うことがで
きるとともに、被電流検出回路に容易に接続することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電流センサ内蔵コネク
タを示すものであり、同図(a)は断面図,同図(b)
は正面図である。
【図2】上記電流センサ内蔵コネクタの背面図である。
【図3】上記電流センサ内蔵コネクタに収納されるホー
ル素子パッケージの斜視図である。
【図4】本電流センサ内蔵コネクタを含む電流検出回路
を示す回路図である。
【図5】本電流センサ内蔵コネクタの使用例を示す回路
図である。
【図6】実開昭64−42465号に係る電流検出回路
を示すものであり、同図(a)は分解斜視図,同図
(b)は組立状態の斜視図,同図(c)は同図(b)の
断面図である。
【図7】特開平4−264266号に係る電流検出回路
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電流センサ内蔵コネクタ 10 コネクタハウジング 10A 受け部 10B 収容部 10C 収納部 13a 第一スリット 13b 第二スリット 14 保持溝 15 ガイド溝 20 フェライトビーズ 21 切欠部 30 ホール素子パッケージ 31 ホール素子 31a 突出部 33 入出力端子(接続用端子) 34 絶縁性樹脂 40 端子付き電線 41 端子 42 電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−145268(JP,A) 特開 平3−149776(JP,A) 特開 昭64−19686(JP,A) 特開 昭63−186154(JP,A) 特開 平2−242182(JP,A) 特開 平2−242183(JP,A) 特開 平4−264266(JP,A) 実開 昭61−4376(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/66 G01R 15/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被電流検出回路に接続される端子付き電
    線を収容するコネクタハウジングに、一部を切り欠いた
    リング状のフェライトビーズと、該フェライトビーズの
    切欠部に配置されるホール素子とからなる電流センサを
    内蔵するとともに、前記フェライトビーズに前記端子付
    き電線を挿通し、該端子付き電線に流れる電流を前記電
    流センサによって検出することを特徴とする電流センサ
    内蔵コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ホール素子及び該ホール素子の接続
    用端子を、前記ホール素子の一部が外部に突出するよう
    に絶縁性樹脂によって覆うことにより、これらホール素
    子及び接続用端子を一体部品とした請求項1記載の電流
    センサ内蔵コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記コネクタハウジングに、前記一体部
    品とした前記ホール素子及び前記接続用端子の収納部
    と、該収納部と平行な前記端子付き電線の収容部と、前
    記フェライトビーズを前記収容部内に導くスリットと、
    該スリットを介して前記収容部内に入ったフェライトビ
    ーズを保持する保持溝と、前記収納部及び前記収容部に
    連通し、前記ホール素子の突出部を前記フェライトビー
    ズの切欠部に案内するガイド溝とを設けた請求項2記載
    の電流センサ内蔵コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記ホール素子,該ホール素子の接続用
    端子及び前記フェライトビーズを絶縁性樹脂によって覆
    うことにより、これらホール素子,接続用端子及びフェ
    ライトビーズを一体部品とした請求項1記載の電流セン
    サ内蔵コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記コネクタハウジングに複数の前記端
    子付き電線を収容するとともに、該コネクタハウジング
    内に各端子付き電線にそれぞれ対応する複数の前記フェ
    ライトビーズと前記ホール素子とを内蔵した請求項1〜
    4いずれか記載の電流センサ内蔵コネクタ。
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