JP3351478B2 - 音声合成送出システム - Google Patents

音声合成送出システム

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JP3351478B2 JP08037793A JP8037793A JP3351478B2 JP 3351478 B2 JP3351478 B2 JP 3351478B2 JP 08037793 A JP08037793 A JP 08037793A JP 8037793 A JP8037793 A JP 8037793A JP 3351478 B2 JP3351478 B2 JP 3351478B2
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賢一 山根
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声合成送出システムに
係り、入力信号に相応する音声データを読み出し、発声
パターンに従って音声に合成して送出するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、消防署の指令台では、災害の発
生時、担当職員が所要の署所に出動を指令し、所要の消
防団に出動を要請し、また、住民からの電話の問い合わ
せがあった場合にはこれにも対応しなければならない。
このため、指令台の担当職員は、ヘッドセット(通話装
置)により口頭で各署所に指令を発し、そして、消防団
に出動を要請するため災害状況・住所等のメモを持って
指令台席を離れ、指令装置により指令内容を口頭で入力
し、録音後、伝達先の消防団員の電話番号を置数キーの
操作により入力し、指令装置に録音した指令内容を再生
させる。さらに、住民からの問い合わせ電話に対応する
ため、上述のメモにより災害状況等自動案内装置に災害
状況を口頭で入力する、等の作業を短時間のうちに手動
行わなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、火災等の災
害発生時、指令台は職員一人では対応しきれず、通信室
には常時2〜3人の職員の配置が必要とされる。本発明
は、上述のような災害の発生時における指令台の業務
を、職員一人で短時間のうちに行うことのできるシステ
ムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、119番通報に基づいて出動に必要な情報
担当職員が確認し、指令台より出動を指令するシステ
ムにおいて、指令内容別の音声データを記憶する音声デ
ータ記憶部と、発声パターンを記憶する発声パターン記
憶部と、前記指令台よりの指令に相応する音声データを
音声データ記憶部より読み出し、発声パターン記憶部よ
りの発声パターンに基づいて音声に合成する音声合成部
と、前記指令台よりの信号に基づいて音声合成部よりの
署所指令用の音声を指令回線を介し署所に送出する出力
部と、前記指令台よりの信号に基づいて前記音声合成部
よりの順次指令用の音声を録音し、設定されている電話
番号をダイヤリングし、着呼の応答にて録音を再生し送
出する順次指令装置と、前記指令台よりの信号に基づい
て前記音声合成部よりの災害状況の案内音声を録音し、
電話回線を介しての呼び出しに応動して録音を再生し送
出する災害状況等自動案内装置と、前記音声データ記憶
部、発声パターン記憶部、音声合成部、出力部、順次指
令装置および災害状況等自動案内装置を制御する制御部
とで構成した音声合成送出システムを提供するものであ
る。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明による音声
合成送出システムにおいては、119番通報に基づく指
令台よりの署所指令の指示信号に基づいて、音声データ
記憶部より読み出した指令台よりの信号に相応する音声
データを、発声パターン記憶部より読み出した署所指令
用の発声パターンに従って音声に合成し、指令回線を介
し署所へ送出し、指令台よりの順次指令の指示信号に基
づいて、音声データ記憶部より読み出した指令台よりの
信号に相応する音声データを、発声パターン記憶部より
読み出した順次指令用の発声パターンに従って音声に合
成し、順次指令装置に録音し、順次指令用に設定されて
いる電話番号をダイヤリングし、着呼の応答にて録音を
再生して送出し、また、指令台よりの災害状況等案内の
指示信号に基づいて、音声データ記憶部より読み出した
指令台よりの信号に相応する音声データを、発声パター
ン記憶部より読み出した災害状況等案内用の発声パター
ンに従って音声に合成し、災害状況等自動案内装置に録
音し、住民よりの問い合わせ電話に応じてこれを再生し
送出する。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による音声合成
送出システムを消防署の指令システムに応用した実施例
を詳細に説明する。図1は本発明による音声合成送出シ
ステムの一実施例の要部ブロック図である。図におい
て、1は入力部で、電話による119番通報、災害弱者
緊急通報システムよりの通報を入力する。2は指令台
で、入力部1よりの通報に応じて災害状況を確認し、所
要の入力パネルの操作により、住所、災害の内容(種
別、区分)、および災害の規模等を入力する。(イ)は
音声合成システムである。音声合成システム(イ)の3
は音声データ記憶部で、災害の種別・区分、出動次数、
住所、出動車両、あるいは各消防団グループの消防団員
の情報等の音声データを記憶する。4は発声パターン記
憶部で、署所に指令するための発声パターン、消防団に
出動を要請するための発声パターン、あるいは地域住民
からの問い合わせに応答するための災害状況等案内用の
発声パターン記憶する。5は音声合成部で、指令台2
よりの信号に基づいて、音声データ記憶部3より読み出
したデータを発声パターン記憶部4よりの発声パターン
に従って音声に合成する。
【0007】6は出力部で、指令台2よりの信号に基づ
いて音声合成部6よりの署所指令用の音声を指令回線を
介し所要の署所10に送出する。7は順次指令制御部で、
指令台2よりの信号に基づいて、音声合成部5よりの順
次指令用の音声を順次指令装置11に録音する。8は災害
案内制御部で、指令台2よりの信号に基づいて、音声合
成部5よりの災害状況の案内用の音声を災害状況等自動
案内装置12に録音する。9は制御部で、各部を制御す
る。順次指令装置11は、順次指令用の音声録音の後、予
め設定されている消防団グループの各消防団員の電話番
号を自動的にダイヤル発信し、電話回線網13を介して呼
び出し、着呼の応答にて録音を再生して送出する。災害
状況等自動案内装置12は、電話回線網13よりの呼出信号
に応動し、録音されている音声を再生して送出する。
【0008】次に、本発明による音声合成送出システム
の動作を説明する。図2は、音声データおよび発声パタ
ーンの一例である。入力部1を介し電話回線より指令台
2に災害の発生の通報が入力する。指令台2の表示パネ
ルには、通報した電話機の接続されている電話局管内の
町名が表示される。指令台2では、電話により災害状況
を確認し、パネルを操作して町名を入力し、災害の内容
(種別、区分)および災害の規模を入力し、さらに、通
報に基づいて登録されている情報データを検索し、出動
体制を判断し指令を入力する。入力されたデータは指令
台2に内蔵のメモりに記憶され、同時に、音声合成シス
テム(イ)に送出される。
【0009】指令台2より音声合成システム(イ)の制
御部9に入力されるデータは、例えば、図2(イ)に示
すように、災害種別・区分(*1)、出動次数(*
2)、住所(*3)、出動車両(*4)、覚知時刻(*
5)および出動を要請する消防団の規模等(*6)のそ
れぞれの情報である。この入力に応動し、制御部9を介
し音声データ記憶部3より、指令台2よりの情報に該当
する音声データを読み出し、音声合成部5に入力する。
そして、指令台2よりの署所出動の指示信号に基づい
て、発声パターン記憶部4より図2(ロ)の署所指令用
の発声パターンを読み出し、前記音声合成部5に入力す
る。そして、音声合成部5により、音声データ記憶部3
より発声パターンの順序で相応する音声データを取り込
み、例えば、「火災(*1)、発生、火災、発生、○○
町△丁目□□番地先(*3)、第1次出動(*2)、出
動車両はポンプ1号、はしご1号、救急2号(*4)、
出動要請する消防団は○○町消防団(*6)、以上、○
○消防」の音声に合成し、制御部9よりの信号に基づい
て出力部6より指令回線を介し署所10に送出する。
【0010】また、指令台2より順次指令の指示信号が
入力された場合、制御部9を介し発声パターン記憶部4
より、図2(ハ)順次指令用の発声パターンを読み出
し、音声合成部5に入力する。そして、音声データ記憶
部3より発声パターンの順序で相応する音声データを取
り込み、例えば、「○時○○分(*5)、ごろ、○○町
△丁目□□番地先(*3)、で、ビル火災(*1)、
が、発生、しました、以上、○○消防」の音声に合成
し、制御部9よりの信号に基づいて順次指令制御部7を
介し順次指令装置11に録音指示の信号を送り、音声合成
部5よりの合成音声を録音する。順次指令装置11は前記
音声の録音終了後、予め設定されている消防団グループ
の各消防団員の電話番号を自動的にダイヤル発信し、電
話回線網13を介し送出し、着呼の応答にて録音を再生し
て送出する。なお、順次指令装置11には複数の電話回線
が接続されており、電話回線に空きがある場合は複数の
電話番号を並行してダイヤル発信し、音声合成部5より
の音声を送出する。
【0011】また、指令台2より災害状況等案内の指示
信号が入力された場合、例えば、火災鎮火時には、制御
部9を介し発声パターン記憶部4より図2(ニ)災害
状況等自動案内用の発声パターンを読み出し、音声合成
部5に入力し、前記音声データ記憶部3より発声パター
ンに従って相応する音声データを取り込み、例えば、
「○○町△丁目□□番地先(*3)、の、ビル火災(*
1)、は、○時○○分(*5)、に、鎮火、しました」
の音声に合成し、制御部9よりの信号に基づいて災害案
内制御部8を介し災害状況等自動案内装置12に録音指示
の信号を送り、音声合成部5よりの合成音声を録音す
る。そして、電話回線網13を介し住民より問い合わせの
電話に応じ、災害状況等自動案内装置12の録音を再生し
て送出する。
【0012】なお、上記では、このシステムを消防署の
指令台に設置する例で説明したが、この他にも、例え
ば、列車・電車等で、アナウンス用に登録されている音
声を、車掌のボタン操作メモリより読み出し、組み立
てて放送するものに応用できる。また、電力会社、ガス
会社等で電力・ガスの供給等に異常が発生した場合、あ
るいは警察署の管内で異常事態が発生した等の場合、自
宅に居る多数の職員に電話により出動を指示するもの等
にも応用できる。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による音
声合成送出システムによれば、指令台より署所への出動
指令、消防団への出動要請、あるいは住民の問い合わせ
電話に対する災害状況の案内は、予め記憶されている音
声データよりそれぞれに相応する音声データを取り出
し、発声パターンに従って音声に合成し送出するもの
で、指令台では災害状況を確認し、入力パネルの操作
より災害区分、住所、出動次数、出動車両、覚知時刻等
を入力するだけでよいので、殆ど手間がかからず、指令
台の職員は災害現場に対する指令管制に専念することが
でき、多数の職員の配置を要しないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音声合成送出システムの一実施例
の要部ブロック図である。
【図2】音声データ記憶部に記憶する音声データ、およ
び発声パターン記憶部に記憶する発声パターンの一例で
ある。
【符号の説明】
イ 音声合成システム 2 指令台 3 音声データ記憶部 4 発声パターン記憶部 5 音声合成部 6 出力部 7 順次指令制御部 8 災害案内制御部 9 制御部 10 署所 11 順次指令装置 13 電話回線網 12 災害状況等自動案内装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 119番通報に基づいて出動に必要な情
    報を担当職員が確認し、指令台より出動を指令するシス
    テムにおいて、指令内容別の音声データを記憶する音声
    データ記憶部と、発声パターンを記憶する発声パターン
    記憶部と、前記指令台よりの指令に相応する音声データ
    を音声データ記憶部より読み出し、発声パターン記憶部
    よりの発声パターンに基づいて音声に合成する音声合成
    部と、前記指令台よりの信号に基づいて音声合成部より
    の署所指令用の音声を指令回線を介し署所に送出する出
    力部と、前記指令台よりの信号に基づいて前記音声合成
    部よりの順次指令用の音声を録音し、設定されている電
    話番号をダイヤリングし、着呼の応答にて録音を再生し
    送出する順次指令装置と、前記指令台よりの信号に基づ
    いて前記音声合成部よりの災害状況の案内音声を録音
    し、電話回線を介しての呼び出しに応動して録音を再生
    し送出する災害状況等自動案内装置と、前記音声データ
    記憶部、発声パターン記憶部、音声合成部、出力部、順
    次指令装置および災害状況等自動案内装置を制御する制
    御部とで構成した音声合成送出システム。
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