JP3060244B2 - 音声蓄積装置 - Google Patents

音声蓄積装置

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JP3060244B2
JP3060244B2 JP3022183A JP2218391A JP3060244B2 JP 3060244 B2 JP3060244 B2 JP 3060244B2 JP 3022183 A JP3022183 A JP 3022183A JP 2218391 A JP2218391 A JP 2218391A JP 3060244 B2 JP3060244 B2 JP 3060244B2
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良二 相良
有司 角
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線を介して音声
メッセージの再生を行う音声蓄積装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電話回線(以下、単に回線という)を用い
た音声蓄積装置として、例えば留守番電話装置があり、
近年の情報量の増大に伴い情報蓄積手段として需要が急
増している。さらに、オフィス内の電話を介してメッセ
ージを蓄積し、統合的に管理して、通信の効率化を進
め、電話に付随する煩わしい作業を軽減する音声メール
装置の開発も進んでおり、既に実用段階に入っている。
【0003】このような音声蓄積装置(以下、音声メー
ル装置という)は、プッシュ・ホンを用いたユーザがダ
イヤルボタンを押下する毎に、その入力に応じたメニュ
ー形式の音声ガイダンスがアナウンスされ、ユーザは、
その案内に従ってダイヤルボタンを操作するだけで、様
々なサービスを受けられるため、多くの分野で種々のサ
ービスに利用されている。
【0004】以下にアナログ回線に接続される従来の音
声メール装置によって、音声ガイダンスが再生・録音可
能な装置について説明する。
【0005】図5は従来の音声メール装置のブロック図
であり、1はアナログ回線L1に接続され、その制御や
入出力の分離を行う回線インタフェース部、2は回線イ
ンタフェース部1から出力されるアナログ信号をディジ
タル・データに変換し、更に必要に応じて情報圧縮した
ディジタル信号を出力する符号化部、3は上記ディジタ
ル信号をアナログ信号に戻して回線インタフェース部1
に出力する復号化部、4は音声の録音時には符号化部2
から出力されるディジタル信号を一時的に格納し、メッ
セージ再生時には復号化部3に入力するディジタル信号
を一時的に格納しておく音声バッファ、5は回線L1
介して送られてくるDTMF信号を検知して、各DTM
F信号に応じた信号を出力するDTMF検知部、6は回
線インタフェース部1を制御して、音声の入出力や回線
の制御を管理する回線制御部、7は回線制御部6の状態
と中央処理部からのコマンドを中継するコマンド通信部
であり、以上によって第1の音声処理部8を構成してい
る。
【0006】9は他の回線L2に接続され、上記の第1
の音声処理部8と同一構成の第2の音声処理部、10はデ
ィジタル化された音声ガイダンスのデータを蓄積してお
く音声ガイダンス蓄積部、11は音声ガイダンス蓄積部10
からディジタル信号を読み出して音声バッファ4に格納
したり、音声バッファ4に書かれた音声データを音声ガ
イダンス蓄積部10に格納したりする音声データ制御部、
12は回線制御部6と情報を交換しながら適切な音声ガイ
ダンスを選択してガイダンスの再生・録音の統括制御を
行う中央制御部、13は音声ガイダンスの格納位置を管理
する音声ガイダンス管理部、14は中央制御部12と接続さ
れるコマンド通信部7を選択するコマンド通信部選択ス
イッチ(以下、単にスイッチという)、15は音声データ
制御部11と接続される音声バッファ4を選択する音声バ
ッファ選択スイッチ(以下、スイッチという)、16は中央
制御部12からの制御信号に応じてスイッチ14とスイッチ
15とを制御して、音声処理部8あるいは9を選択する回
線選択部である。
【0007】以上のように構成された音声メール装置に
おける音声ガイダンス再生時の動作を、図6のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0008】まず、ユーザが回線L1を経て音声メール
装置の第1の音声処理部8に電話をかけると(S′1)、
回線インタフェース部1が回線L1を捕捉し、回線制御
部6に回線L1が閉成されたことを伝え、回線制御部6
はそれを受けてコマンド通信部7に、回線を接続した情
報を格納する。中央制御部12は一定の時間毎に回線選択
部16を制御してスイッチ14および15を切り換えながら音
声処理部8,9のコマンド通信部の情報を読み込んでい
る。中央制御部12は、上記の回線接続情報を読み出すと
同時に、音声ガイダンス管理部13に最初の音声ガイダン
スの出力を要求する。それにより音声ガイダンス管理部
13は、該当するガイダンスの音声データの格納位置を、
ガイダンス蓄積部10に通知して最初のガイダンスの音声
データを出力させ、音声データ制御部11とスイッチ15を
経由して音声バッファ4に音声データを格納する。
【0009】上記の音声データは復号化部3によりアナ
ログ信号に変換された後、回線インタフェース部1を経
由して回線L1に出力され、発呼したユーザに、つぎの
ような最初の音声ガイダンスをアナウンスする。「こち
らはメッセージセンターです。1は、広報サービス、2
は、システム管理サービスです。サービスを選択して下
さい。」(S′2)。ここで、ユーザが[1]をダイヤル
ボタンで入力すると(S′3)、入力されたDTMF信号
は回線インタフェース部1を経由して、DTMF検知部
5により検出され、回線制御部6に入力コード[1]が
通知される。これを受けた回線制御部6は、コマンド通
信部7に[1]が入力されたことを示す情報を格納す
る。この情報を受けた中央制御部12は、上述した最初の
ガイダンスと同様な手順で広報サービスのトップ・メニ
ューの音声ガイダンスを次のようにアナウンスする。
「こちらは広報サービスです。新製品の案内は1を、電
話の案内は2を押して下さい。」(S′4)。以下同様
に、ユーザが押下したダイヤルボタンに応じた音声ガイ
ダンスが選択されてアナウンスされ、ユーザは、これら
のガイダンスに従って、受けたいサービスを選択するこ
とができる。
【0010】次に、音声ガイダンスの登録手順を図6の
フローチャートと図8の音声ガイダンス登録例を参照し
て説明する。
【0011】このシステムの管理者が音声メール装置に
電話した後、[2]を入力すると(S′5)、このシステ
ム管理サービスがスタートし、録音の案内が次のように
アナウンスされる。「音声ガイダンスの録音に入りま
す。音声ガイダンス番号を入力して#を押した後、新し
いガイダンスをどうぞ。」(S′6)。ここで、システム
管理者がアナウンスにしたがってガイダンス番号#1を
入力すると(S′7)、図8のガイダンス#1の録音に入
り、システム管理者が「Hello, you havereached the m
essage center. For bulletin board service, press
1. Forsystem management, press 2.」と発声すると
(S′8)、その音声は符号化部2によりディジタル・デ
ータに変換されたあと、音声バッファ4に格納され、格
納一杯になると、そのデータが回線制御部6によりコマ
ンド通信部7に格納され、そのデータを読み出した中央
制御部12が音声データ制御部11を介して音声ガイダンス
蓄積部10に格納させる。管理者が発声後終了キーとし
て、例えば[1]のダイヤルボタンを押すと(S′9)、
中央制御部12はそれを受けて録音を終了し、そのメッセ
ージのガイダンス番号#1と録音位置を、音声ガイダン
ス管理部13に記録する。録音終了と同時に、次のガイダ
ンスの録音に入り、再びステップ(S′6)の音声ガイダ
ンスがアナウンスされる。以下同様に、管理者はガイダ
ンス番号、例えば#2を入力して、つぎのような新しい
音声ガイダンス、「This isbulletin board service. F
or new products information, press 1. Fortelephon
e guide, press 2.」と発声する。
【0012】一旦、音声ガイダンスが上記のようにシス
テム管理者によって録音されると、図7のフローチャー
トのように、次に音声メール装置の第1の音声処理部8
(図5)が電話によって呼び出されると(S′10)、最初の
音声ガイダンスを管理者が吹き替えたものが、次のよう
にアナウンスされる(S′11)。「Hello, you havereach
ed the message center. For bulletin board service,
press 1.Forsystem management, press 2.」。ここ
で、ユーザが[1]を入力すると(S′12)。広報サービ
スのトップ・メニューを管理者が吹き替えたものを、次
のようにアナウンスする(S′13)。「This is bulletin
board service. For newproducts information, press
1. For telephone guide, press 2.」。以下同様に、
ユーザが入力したダイヤルボタンに応じた音声ガイダン
スが選択され、そのガイダンスが吹き替えられている場
合は、新しい音声ガイダンスがアナウンスされる。
【0013】尚、図7の「2」入力以後の動作ステップ
は、図6のステップ(S′5)〜(S′9)と同様であるの
で説明を省略した。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た音声メール装置では、管理者自身が吹き替えた音声ガ
イダンスが全ての電話回線から送信されるため、回線毎
に異なるガイダンスをアナウンスしたり、回線毎に異な
るサービスを提供することができず、提供できるサービ
スの範囲が限られる問題があった。
【0015】本発明は上述の問題を解決した音声メール
装置の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、電話回線の閉結と開放を行なう回線制御部
と、第1のガイダンスおよび第2のガイダンスからなる
複数の音声ガイダンスの組をそれぞれガイダンス番号に
関連付けて蓄積可能な音声ガイダンス蓄積部と、前記
声ガイダンス蓄積部録音された音声データの格納位置
を管理する音声ガイダンス管理部と、第1電話回線用の
ガイダンスおよび第2電話回線用のガイダンスを選択す
る音声ガイダンス選択部と、前記音声ガイダンス蓄積部
の音声データを再生して前記回線制御部転送する音声
データ制御部と、ガイダンス割当手順においては各々の
電話回線用として第1のガイダンスまたは第2のガイダ
ンスのどちらを使用するかを使用者によって入力される
番号情報に応じて設定し、電話がかかった際には前記音
声データ制御部と前記音声ガイダンス選択部と前記回線
制御部を制御し、その時の電話回線に応じて設定された
音声ガイダンスを選択して電話回線へ送出する中央制御
部とを備えたものである。また本発明は、電話回線の閉
結と開放を行なう回線制御部と、システムガイダンスお
よびユーザガイダンスからなる複数の音声ガイダンスの
組をそれぞれガイダンス番号に関連付けて蓄積可能な音
声ガイダンス蓄積部と、前記音声ガイダンス蓄積部に録
音された音声データの格納位置を管理する音声ガイダン
ス管理部と、第1電話回線用のガイダンスおよび第2電
話回線用のガイダンスを選択する音声ガイダンス選択部
と、前記音声ガイダンス蓄積部の音声データを再生して
前記回線制御部に転送する音声データ制御部と、ガイダ
ンス録音手順においてはガイダンス番号の入力を促し、
音声ガイダンスを録音する旨のアナウンスを流し、その
時に入来する音声を入力されたガイダンス番号に関連付
けてユーザガイダンスとして前記音声ガイダンス蓄積部
に格納し、ガイダンス割当手順においては各々の電話回
線用としてシステムガイダンスまたはユーザガイダンス
のどちらを使用するかを使用者によって入力される番号
情報に応じて設定し、電話がかかった際には前記音声デ
ータ制御部と前記音声ガイダンス選択部と前記回線制御
部を制御し、その時の電話回線に応じて設定された音声
ガイダンスを選択して電話回線へ送出する中央制御部と
を備えたものである。
【0017】
【作用】上記の構成によって、各回線に音声ガイダンス
の組を割り当ててガイダンス選択部に登録しておき、着
信のあった回線に割り当てられている音声ガイダンスを
選択してアナウンスすることにより、回線毎に異なる話
者や異なる言語や異なる内容の音声ガイダンスをアナウ
ンスすることが可能となり、より多くのユーザに対し
て、より使い勝手の良いサービスを提供できる音声メッ
セージ・システムを構築できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例における音声メー
ル装置の構成を示すもので、以下説明しない符号は図5
の対応する符号と同じものを示している。17は予め録音
されているシステム・ガイダンスを格納しておくシステ
ム・ガイダンス蓄積部、18はユーザが新しく登録するユ
ーザ登録ガイダンスを格納しておくユーザ登録ガイダン
ス蓄積部である。また、19は上記の1組のガイダンスの
格納位置を記録しておき、ガイダンス番号に応じた音声
ガイダンスを出力させる音声ガイダンス管理部、20は回
線に応じたガイダンスの組を登録しておき、接続されて
いる回線に応じたガイダンスの組を選択するガイダンス
選択部、21はガイダンス選択部20の制御のもとに、音声
データ制御部11の入出力をシステム・ガイダンス蓄積部1
7またはユーザ登録ガイダンス蓄積部18のどちらかに接
続するガイダンス選択スイッチ(以下、単にスイッチと
いう)、そして、22はDTMF検知部5からの制御信号
により、次に提供するガイダンスやサービスの統括制御
を行なうべく設けた、音声データ制御部11,音声ガイダ
ンス管理部19,回線選択部16,ガイダンス選択部20を制
御する中央制御部である。
【0020】以上のように構成された本実施例は、音声
ガイダンス再生の手順は、図5における中央制御部12の
代わりに22を、同じく音声ガイダンス管理部13の代わり
に19を、同じくガイダンス蓄積部10の代わりにシステム
・ガイダンス蓄積部17を用いていた以外は、従来例とま
ったく同じである。
【0021】つぎに、音声ガイダンスの登録手順につい
て図2,図3のフローチャートと図4の音声ガイダンス
登録例を参照して説明する。
【0022】システム管理者が、図1の音声メール装置
に電話した後、最初のガイダンス(S2)にしたがって
[2]を入力すると(S5)、このシステム管理サービス
がスタートし、サービスの選択メニューが「音声ガイダ
ンスを登録するなら1を、音声ガイダンスを回線に割り
当てるには2を押して下さい。」のようにアナウンスさ
れる(S6)。ここでシステム管理者がダイヤルボタン
[1]を押すと(S7)、「音声ガイダンスの録音に入り
ます。音声ガイダンス番号を入力して#を押した後、新
しいガイダンスをどうぞ。」のような録音の案内がアナ
ウンスされ(S8)、さらにガイダンス番号[#1]を入
力すると(S9)、図4のガイダンス#1の録音に入る。
【0023】ここでシステム管理者が「Hello, you hav
e reached the message center.For bulletin board se
rvice, press 1. For system management, press
2.」と発声すると(S10)、その音声は符号化部2でデ
ィジタル・データに変換されたあと、音声バッファ4に
格納され、中央制御部22は音声バッファ4が一杯になる
とガイダンス選択部20に制御データを送って、スイッチ
21をユーザ登録ガイダンス蓄積部18の側に接続させ、以
下、従来例と同様の手順で上記の音声データをユーザ登
録ガイダンス蓄積部18に格納する。
【0024】管理者が発声後終了を示すダイヤルボタ
ン、例えば[1]を押すと(S11)、中央制御部22はそれ
を受けて録音を終了し、そのメッセージのガイダンス番
号と、録音位置を音声ガイダンス管理部19に記録する。
録音終了と同時に、次のガイダンスの録音に入り、再び
ステップ(S8)の音声ガイダンスがアナウンスされる。
以下同様に、管理者はガイダンス番号、例えば[#2]
を入力して、新しい音声ガイダンス「This is bulletin
board service. For new products information, pres
s 1. For telephone guide, press 2.」と発声すれば
良い。
【0025】次に、それぞれのガイダンスを各回線に割
り当てる手順について図2のフローチャートを参照して
説明する。
【0026】システム管理者が、音声メール装置に電話
して[2]を入力した後(S5)、再び[2]を入力する
と(S12)、ガイダンス割り当てサービスがスタートし、
第1の回線L1(音声処理部8)でアナウンスする音声ガ
イダンスを指定するための、「回線1でアナウンスする
ガイダンスを割り当てます。システム・ガイダンスを流
すなら1を、ユーザ登録ガイダンスを流すなら2を押し
て下さい。」のような案内がアナウンスされる(S13)。
ここで、システム管理者がダイヤルボタン[1]を押す
と(S14)、中央制御部22は、ガイダンス選択部20内の管
理テーブルの第1の回線L1に該当する欄に、システム
・ガイダンスに対応するコードを書き込む。続いて、第
2の回線L2(音声処理部9)でアナウンスされる音声ガ
イダンスを指定するための案内が「回線2でアナウンス
するガイダンスを割り当てます。システム・ガイダンス
を流すなら1を、ユーザ登録ガイダンスを流すなら2を
押して下さい。」のようにアナウンスされ(S15)、シス
テム管理者が[2]を押すと(S16)、中央制御部22はガ
イダンス選択部20内の管理テーブルの、第2の回線L2
に該当する欄にユーザ登録ガイダンスに対応するコード
を書き込む。
【0027】次に、上記の設定の後、第1および第2の
回線L1,L2(音声処理部8及び9)に電話をかけた場合
の、音声ガイダンス再生の手順について図3のフローチ
ャートと図4の音声ガイダンス登録例を参照して説明す
る。
【0028】まず、システム・ガイダンスが割り当てて
ある第1の回線L1に電話をかけると(S17)、中央制御
部22は音声ガイダンス管理部19に最初の音声ガイダンス
の出力を要求する。これを受けた音声ガイダンス管理部
19は該当するガイダンスの音声データの格納位置を、シ
ステム・ガイダンス蓄積部17とユーザ登録ガイダンス蓄
積部18に通知して、最初のガイダンスの音声データを出
力させ、同時にガイダンス選択部20に、回線L1を表す
制御コードを送って、ガイダンタ選択部20内の管理テー
ブルに登録してあるガイダンスの種類(この場合システ
ム・ガイダンス)に応じてスイッチ21をシステム・ガイ
ダンス側に切り替え、音声データ制御部11とスイッチ15
を経由して音声バッファ4にシステム・ガイダンスの音
声データを格納し、ユーザに「これらはメッセージセン
ターです。1は広報サービス、2はシステム管理サービ
スです。サービスを選択して下さい。」のような最初の
音声ガイダンスをアナウンスする(S18)。ここで、ユー
ザが[1]を入力すると(S19)、最初のガイダンスと同
じ手順で広報サービスのトップ・メニューのシステム・
ガイダンスが「こちらは広報サービスです。新製品の案
内は1を、電話の案内は2を押して下さい。」のように
アナウンスされる(S20)。以下同様に、ユーザが入力し
たダイヤルボタンに応じたシステム・ガイダンスが選択
されてアナウンスされる。
【0029】次に、ユーザ登録ガイダンスが割り当てて
ある第2の回線L2に電話をかけた場合(S21)、中央制
御部22は音声ガイダンス管理部19に、最初の音声ガイダ
ンスの出力を要求する。これを受けた音声ガイダンス管
理部19は、該当するガイダンスの音声データの格納位置
をシステム・ガイダンス蓄積部17とユーザ登録ガイダン
ス蓄積部18に通知して、最初のガイダンスの音声データ
を出力させ、同時にガイダンス選択部20に第2の回線L
2を表す制御コードを送って、ガイダンス選択部20内の
管理テーブルに登録してあるガイダンスの種類(この場
合、ユーザ登録ガイダンス)に応じて、スイッチ21をユ
ーザ登録ガイダンス蓄積部18側に切り替え、音声データ
制御部11とスイッチ15経由で音声バッファ4に、ユーザ
登録ガイダンスの音声データを格納して、ユーザに「He
llo, you have reachedthe message center. For bulle
tin board service, press 1. For systemmanagement,
press 2.」のような最初の音声ガイダンスをアナウン
スする(S22)。ここでユーザが[1]を入力すると(S2
3)、最初のガイダンスと同じ手順で広報サービスのトッ
プ・メニューのユーザ登録ガイダンスが、「This isbul
letin board service. For new products information,
press 1.For telephone guide, press 2.」のように
アナウンスされる(S24)。
【0030】以下同様に、ユーザが入力したダイヤルボ
タンに応じたユーザ登録ガイダンスが選択されてアナウ
ンスされ、回線L1が呼び出された場合は日本語で、回
線L2が呼び出された場合は英語でサービスの案内をア
ナウンスすることができる。
【0031】なお、本実施例では、登録可能なガイダン
スを一通りとしたが、回線数をさらに増やし、ユーザ登
録ガイダンス蓄積部を複数個設けて、ガイダンス選択部
の管理テーブルを拡張することにより、さらに多くの言
語,話者,内容に対応したガイダンスを提供することが
できる。
【0032】
【発明の効果】上記説明して明らかなように、本発明
は、プッシュホンを用いる一般ユーザのダイヤルボタン
入力に対応した音声ガイダンスの内容を複数組登録し、
各回線に上記のガイダンスの内の一組を対応させて、回
線毎に異なるガイダンスをアナウンスすることにより、
回線毎に異なる話者や異なる言語や異なる内容の音声ガ
イダンスを、アナウンスすることができることになり、
より多くのユーザに対してより使い勝手の良いサービス
を提供できる音声メッセージ・システムを構築できる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における音声メール装置のブ
ロック図である。
【図2】同実施例における音声ガイダンスの登録手順の
フローチャートである。
【図3】同実施例におけるユーザ登録ガイダンス登録後
のフローチャートである。
【図4】同実施例におけるユーザ登録ガイダンスの登録
例の説明図である。
【図5】従来の音声メール装置のブロック図である。
【図6】従来例における音声ガイダンス再生・登録手順
のフローチャートである。
【図7】従来におけるユーザ登録ガイダンス登録後のフ
ローチャートである。
【図8】従来例におけるユーザ登録ガイダンスの登録例
の説明図である。
【符号の説明】
1…回線インタフェース部、 4…音声バッファ、 6
…回線制御部、 7…コマンド通信部、 8…第1の音
声処理部、 9…第2の音声処理部、 10…ガイダンス
蓄積部、 11…音声データ制御部、 12,22…中央制御
部、 13,19…音声ガイダンス管理部、 14…コマンド
通信部選択スイッチ、 15…音声バッファ選択スイッ
チ、 16…回線選択部、 17…システム・ガイダンス蓄
積部、 18…ユーザ登録ガイダンス蓄積部、 20…音声
ガイダンス選択部、 21…ガイダンス選択スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 11/08 H04M 11/08 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線の閉結と開放を行なう回線制御
    部と、第1のガイダンスおよび第2のガイダンスからなる複数
    の音声ガイダンスの組をそれぞれガイダンス番号に関連
    付けて蓄積可能な 音声ガイダンス蓄積部と、前記 音声ガイダンス蓄積部に録音された音声データの格
    納位置を管理する音声ガイダンス管理部と、第1電話回線用のガイダンスおよび第2電話回線用のガ
    イダンス を選択する音声ガイダンス選択部と、前記 音声ガイダンス蓄積部の音声データを再生して前記
    回線制御部に転送する音声データ制御部と、ガイダンス割当手順においては各々の電話回線用として
    第1のガイダンスまたは第2のガイダンスのどちらを使
    用するかを使用者によって入力される番号情報に応じて
    設定し、電話がかかった際には前記音声データ制御部と
    前記音声ガイダンス選択部と前記回線制御部を制御し、
    その時の電話回線に応じて設定された音声ガイダンスを
    選択して電話回線へ送出 する中央制御部と、を備え たことを特徴とする音声蓄積装置。
  2. 【請求項2】 電話回線の閉結と開放を行なう回線制御
    部と、 システムガイダンスおよびユーザガイダンスからなる複
    数の音声ガイダンスの組をそれぞれガイダンス番号に関
    連付けて蓄積可能な音声ガイダンス蓄積部と、 前記音声ガイダンス蓄積部に録音された音声データの格
    納位置を管理する音声ガイダンス管理部と、 第1電話回線用のガイダンスおよび第2電話回線用のガ
    イダンスを選択する音声ガイダンス選択部と、 前記音声ガイダンス蓄積部の音声データを再生して前記
    回線制御部に転送する音声データ制御部と、 ガイダンス録音手順においてはガイダンス番号の入力を
    促し、音声ガイダンスを録音する旨のアナウンスを流
    し、その時に入来する音声を入力されたガイダンス番号
    に関連付けてユーザガイダンスとして前記音声ガイダン
    ス蓄積部に格納し、ガイダンス割当手順においては各々
    の電話回線用としてシステムガイダンスま たはユーザガ
    イダンスのどちらを使用するかを使用者によって入力さ
    れる番号情報に応じて設定し、電話がかかった際には前
    記音声データ制御部と前記音声ガイダンス選択部と前記
    回線制御部を制御し、その時の電話回線に応じて設定さ
    れた音声ガイダンスを選択して電話回線へ送出する中央
    制御部と、 を備えたことを特徴とする音声蓄積装置。
JP3022183A 1991-02-15 1991-02-15 音声蓄積装置 Expired - Lifetime JP3060244B2 (ja)

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