JP2848374B2 - 交換機 - Google Patents

交換機

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JP2848374B2
JP2848374B2 JP6048597A JP6048597A JP2848374B2 JP 2848374 B2 JP2848374 B2 JP 2848374B2 JP 6048597 A JP6048597 A JP 6048597A JP 6048597 A JP6048597 A JP 6048597A JP 2848374 B2 JP2848374 B2 JP 2848374B2
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JP6048597A
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吉章 淺川
熹 市川
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は交換機に係り、特に被呼
者が不在時に発呼者のメッセージを簡便かつ確実に伝達
するのに好適な音声蓄積機能付きの電話通信システムに
おける交換機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、構内電話システムにおいては、被
呼者が不在の場合、次のような対応が取られていること
が多い。(1)不在が予めわかっている場合には、留守
番電話機能を作動させておく。(2)呼び出しが一定時
間以上継続しても被呼者が応答しない場合、オペレータ
に再接続する。(3)被呼者の電話とグループ化されて
いる電話を使用している人が代応答する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記構内電話システム
は、発呼者のメッセージの伝達という観点から次のよう
な問題点がある。 【0004】(1)留守番電話の場合、発呼者が実際に
メッセージを残す率はかなり低いことが知られている。
この理由としては、機械に向って話すことに対する心理
的な抵抗感が強いこと、被呼者がいることを前提として
電話をかけるため、不在時にメッセージとして何を残す
べきかが整理されておらず、とっさに言うべきことが浮
かばないことなどがあげられる。したがって留守番電話
は不在者宛のメッセージを伝達する手段としては効率が
悪い。 【0005】(2)一定時間以上経過しても応答が悪い
場合にオペレータに再接続する方式では、一般にオペレ
ータは個々の被呼者宛のメッセージを管理することは出
来ないので、発呼者は再度電話をかけ直す必要がある。 【0006】(3)第三者が代応答する場合、発呼者は
不在の被呼者に伝達すべき内容を代応答者に伝え、代応
答者はメモを作成することになる。しかしこれは代応答
者に必要以上の負担をかけることになり、またメモの見
落とし、紛失等により発呼者のメッセージが確実に伝わ
らない可能性がある。本発明の目的は、不在者宛の発呼
者のメッセージを不慣れなユーザであっても簡便かつ確
実に伝達することのできる電話通信システムを実現する
交換機を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的は、電話の接続
制御を行う回線制御部と、記録装置と通話内容および制
御信号を送受信するインタフェースとを有する交換機
が、発呼者からの指定に基づいて第1の電話を呼び出し
時に、第2の電話からの代応答要求を受信すると、発呼
者と第2の電話との間に第1の通話路と、第1の通話路
の通話内容を記録装置に送信する第2の通話路を形成
し、さらにインタフェースを介して、前記記録装置と制
御信号を送受信することにより達成される。 【0008】 【作用】不在者宛にかかってきた電話に、グループ内の
人が代理で応答しようとする場合、その人は自分の電話
機から代応答することを指示する。回線制御装置はこの
信号によって回線を代応答者の電話に切替え、接続す
る。 【0009】発呼者は代応答者との会話を通して伝達す
べきメッセージを整理することができ、留守番電話に向
って話すような抵抗感が無くなる。一方、代応答者は発
呼者との会話においてメモが必要と判断した時には、自
分の電話機から音声メモの記録開始を指示する。回線制
御装置はこの信号を検出し、それ以降の会話音声(もし
くは発話者のメッセージ)を音声情報として、本来の被
呼者に割当てられたメモリ領域に記録する。この結果、
代応答者はメモを作成する必要が無くなり、発呼者は会
話の速度で用件を済ますことが出来る。代応答者による
音声メモ終了指令もしくは回線切断により音声情報の記
録を終了する。これと同時に本来の被呼者の電話機に音
声メモが蓄積されていることを示す信号を出す。この信
号により電話機の表示ランプが点灯したり、この電話機
から発信しようとした時に、音声メモのあることを音声
で知らせことにより、被呼者は音声メモがあることがわ
かる。被呼者は自分の電話機から音声メモ再生指令を出
すことによって、音声メモを聞くことができる。 【0010】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。 【0011】図1は本発明の音声蓄積機能付き構内電話
システムの構成図である。まず回線接続の動作の概要を
説明する。発呼者(X)は外部の電話機1を使用して
(外線通話)構内の人(被呼者(A))に電話をかけ
る。この時、電話機1からの信号は回線2を介して構内
電話システムの識別部3に接続される。識別部は外線通
話の場合は通常オペレータが介在して、構内の内戦番号
を指定し、この信号14を回線制御部8に送出する。発
呼者が構内(内線)電話を使用した場合は、識別部3は
回線2を介して送られる信号から内線番号を識別する。
回線制御部は回線接続制御信号15を回線切替接続装置
4に送出し、回線切替接続装置4は、発呼者の回線と被
呼者の回線6aを接続し、電話機7aの呼出しを行う。 【0012】以上の動作は通常のPBX(私設回線交換
機)の動作と同一である。 【0013】次に代応答から音声メモの蓄積までの動作
を説明する。代応答とは、別個の内線番号が割当てられ
た複数の電話機を1つのグループとして登録しておき、
グループ内の不在者宛にかかってきた電話を他の者が自
分の電話機から応答できる機能である。グループは、例
えば同じ部屋に設置してある電話機の内線番号とし、こ
の情報はグループ番号管理テーブル9に格納されてい
る。 【0014】図1において、被呼者Aが不在の場合に、
同室の人Bが自分用の電話機7bから代応答するものと
する。この手順は、Bが図2に示す電話機7bのハンド
セット71を取りあげ、代応答用のスイッチ72を押
す。この結果、代応答要求信号と電話機識別信号(内線
番号に対応)が図1の回線6bを介して識別部5に送出
される。識別部では電話機7bが代応答を要求している
ことを識別し、この情報16を回線制御部8に送出す
る。回線制御部8ではグループ番号管理テーブル9を参
照して代応答の要求を出している電話機7bと同一グル
ープにあって、呼び出し中の電話が7aであることを識
別し、回線2を回線6aから6bへ切替えて接続する指
示を回線切替接続装置4へ出す。回線切替接続装置はこ
の指示に基づき、回線を6aから切断し、6bに接続す
る。これと同時に回線制御部8から音声メモ制御部10
に対して音声メモ制御用の情報17が送出される。この
情報の内容は、音声メモを電話機7aに割当てられた
領域に記録すること、記録内容は回線2−6b間の通
話内容であること、の2つである。これによって音声メ
モ制御部10では、電話機7aに対する音声メモ記録の
ステータスを「準備完」(ready)とする。 【0015】代応答者(B)は発呼者(X)との会話を
通してメモが必要と判断した場合には、図2に示す電話
機の音声メモスイッチ73を押す。この信号が図1の識
別部5を経由して音声メモ制御部10に到達し、音声メ
モの記録を開始する。この時音声メモ制御部10は音声
メモ記録のステータスを「記録中」とし、その信号は識
別部5を経由して電話機7bに到達し、図2の表示ラン
プ74を点灯させる。またディレクトリにはこの時点の
日時の情報を記録する。 【0016】音声メモの記録は既に音声メモ制御部5に
設定されている前述の条件,に従って、回線2と6
b間の通話音声19が音声CODEC12に入力され、
符号化された音声情報20がメモリ13に記録される。
この時の記録領域の制御は通常の磁気ディスクメモリの
ディレクトリ管理と同じであり、この情報はディレクト
リ管理テーブル11に格納される。 【0017】ここに音声CODEC12は公知の音声符
号・復号装置であり、例えばPCM−CODECやAD
PCM−CODECである。音声メモ記録用のメモリを
節約するためには、音声情報の圧縮率は高めた方が良い
が、このためには、例えば発明者らが既に提案した線形
予測モデルによる高能率音声符号化方式(TOR−CO
DEC特開昭60−137721)などを用いれば前記
CODECに比べ情報量は1/8〜1/4になる。 【0018】音声メモの終了は代応答者が電話機7bの
音声メモスイッチ73を再度押すことにより、音声メモ
制御部10は音声メモの記録を停止させ、ステータスを
「準備完」にする。この時電話機7bの表示ランプ74
を消灯する。回線が切断された時点で、電話機7aに対
する音声メモ記録のステータスを調べ、「準備完」であ
れば「解放」とする。もしステータスが「記録中」であ
れば、音声メモ記録の終了が指示されない状態で回線が
切断されたことになるので、停止処理を行った後、「解
放」とする。 【0019】音声メモ制御部10では各電話機毎の音声
メモの有無をディレクトリ管理テーブル11によって調
べ、音声メモがあれば、該当電話機の表示ランプ75を
点灯させ、音声メモの個数を表示部76aに表示される
信号を送出する。 【0020】次に記録された音声メモを再生する場合の
動作を説明する。自分の電話機7aの表示ランプ75の
点灯により音声メモがあることを確認した人(A)は、
ハンドセットを取り上げ、再生ボタン77を押す。この
信号は識別部5を経由して音声メモ制御部10に送ら
れ、同制御部10はステータスを「再生中」とする。デ
ィレクトリ管理テーブル11を参照し、最初の音声メモ
の日時の情報を音声合成部18で音声に変換し、次に符
号化音声情報を音声メモ格納メモリ13から読出し、音
声CODEC12に送る。音声CODEC12では復号
化処理を行い、音声信号19を回線切替接続装置4に送
り出し、回線6aを経由して電話機7aに到達する。こ
の時、再生中の音声メモが何番目のものかは、表示部7
6bに示される。次の音声メモを再生したい場合は同じ
スイッチ77を、くり返して再生したい場合はスイッチ
79を、1つ前のメモを再生したい場合はスイッチ78
を押すことにより、同様の動作により音声メモを聞くこ
とができる。 【0021】また内容を確認して不要となったメモは、
スイッチ80を押すことによって消去できる。すなわち
この信号が識別部5を経由して音声メモ制御部10に送
られ、同制御部10はディレクトリ管理テーブルから直
前に再生した音声メモのディレクトリを消除する。この
とき音声メモの個数を計数しているカウンタがカウント
ダウンされ、その結果が電話機の表示部75に表示され
る。カウンタ値が0となれば、音声メモが無いことにな
るので、表示ランプ75を消灯させる。 【0022】なお音声メモがあることの報知は、表示ラ
ンプ74のみでなく、ハンドセット71を取りあげる
と、合成音声によって音声メモがあることを知らせるこ
ともできる。 【0023】上記手順のタイミングを図3に示す。なお
時間軸は相対的な前後関係が問題なので、実際の経過時
間とは対応しない。 【0024】以上、本発明の一実施例を示した。各部の
回路は開示した動作の仕様に基づいて容易に実現できる
ことは明らかである。本発明は音声メモを記録する媒体
を磁気ディスクメモリに限定するものではない。さら
に、音声メモの再生にあたっては高速再生やランダムサ
ーチなどの機能を付加できることは言うまでもない。 【0025】 【発明の効果】本発明によれば、被呼者が不在の場合、
代応答者と発呼者との通話内容を音声メモとして、被呼
者用に割当てられた音声メモ格納領域に記録し、被呼者
の電話機にその旨表示できるようにした。この結果、不
慣れなユーザであっても、代応答中の会話が記憶中であ
ることを表示できるので、代応答者は通話中の内容が記
憶されていることが確実に把握できる。また、発呼者は
留守番電話に向かって話す時の抵抗感を感じずに用件の
伝達が可能となり、応答者はメモを作成する手間が不要
となり、被呼者は発呼者からの用件を確実に受信できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の構成図である。 【図2】本発明の実施例に用いられる電話機の外観図で
ある。 【図3】本発明の実施例におけるシステム動作のタイミ
ング図である。 【符号の説明】 7a,7b…構内電話機、 8…回線制御部、 10…音声メモ制御部、 12…音声CODEC、 13…音声メモ格納用メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/64 - 1/65 H04M 3/42 - 3/58 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1. 複数の電話端末と、該電話端末を接続する交換機
    と、前記電話端末で行う通話内容を記録する記録装置と
    を有する電話通信システムにおける交換機において、 該交換機は、前記電話端末の接続制御を行う回線制御部
    と、前記記録装置と通話内容および制御信号を送受信す
    るインタフェースとを有し、 発呼端末からの指定に基づいて第1の電話端末を呼び出
    し時に、第2の電話端末が代応答すると、前記回線制御部は、 発呼端末と第2の電話端末との間に
    第1の通話路を、前記第1の通話路と前記インタフェー
    スとの間に第2の通話路を形成するよう接続制御し、 さらに、前記インタフェースを介して、前記記録装置に
    対し発呼端末から指定された本来の呼び出し先が第1の
    電話端末であることを通知する制御信号を送信し、
    た、前記記録装置から通話内容の記録が存在することを
    通知する制御信号を受信すると、通話内容の記録の存在
    記録の宛先の電話端末の所有者に通知することを特徴
    とする交換機。
JP6048597A 1997-03-14 1997-03-14 交換機 Expired - Lifetime JP2848374B2 (ja)

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JPH104457A JPH104457A (ja) 1998-01-06
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