JP2002016709A - 音声蓄積装置 - Google Patents

音声蓄積装置

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JP2002016709A
JP2002016709A JP2000196107A JP2000196107A JP2002016709A JP 2002016709 A JP2002016709 A JP 2002016709A JP 2000196107 A JP2000196107 A JP 2000196107A JP 2000196107 A JP2000196107 A JP 2000196107A JP 2002016709 A JP2002016709 A JP 2002016709A
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JP2000196107A
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Yoichi Nakamura
洋一 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定ユーザの希望に応じて極めて簡単に第2
言語を利用することができる音声蓄積装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 音声データを蓄積する中央処理部200
と、中央処理部200と電話回線や構内交換機内線など
の回線2との間の音声データの入出力を行う複数の音声
処理部100とから成る音声蓄積装置1であって、中央
処理部200は、システムガイダンスを含む音声データ
を蓄積可能な音声メッセージ蓄積部201a〜201d
と音声メッセージ蓄積部201a〜201dに対する音
声データの入出力を制御する音声データ処理部202a
〜202dとから成る着脱可能な複数の音声ユニット2
03a〜203dを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ電話回線
やディジタル電話回線、構内交換機の内線等の回線に接
続され、当該回線を介して音声メッセージの録音、再生
を行う音声蓄積装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ボイスメール装置などの多数の音
声を蓄積できる音声蓄積装置においては、ボイスメール
装置がガイダンスする言語としては、製品出荷時にシス
テムガイダンスとしてあらかじめ固定の言語(英語、ド
イツ語等の主要言語)が音声蓄積装置内に格納され、外
部からボイスメールに入来してきた者(以下、「発呼
者」という)に対し、このシステムガイダンスを再生す
ることで、所定の操作を案内することになる。
【0003】ボイスメール装置の利用者は、加入者サー
ビス(ボイスメール装置内に自分自身のメールボックス
を所有する者に対するサービス)、非加入者サービス
(ボイスメール装置を介して所望する加入者のメールボ
ックスへ伝言を残す者に対するサービス)及び管理者サ
ービス(ボイスメール装置内に自分自身のメールボック
スを持ちシステム設定を変更したりシステムガイダンス
を変更することができる者に対するサービス)等を利用
することができるが、母国語が複数存在する国の場合な
どには、システムガイダンスを一つの言語で作成した場
合、利用者は、その言語のシステムガイダンスを必ずし
も理解することができない。そのため、管理者が他の言
語でシステムガイダンスと同じ意味を有するガイダンス
を音声メッセージと同じ管理形式で予め録音しておき
(以下、このように利用者によって録音されたガイダン
スを「ユーザガイダンス」という)、加入者、非加入者
又は管理者がボイスメール装置を使用するときに予めど
ちらの言語でガイダンスさせるかを指定するようにする
ことで、理解可能な言語により容易にガイダンスに沿っ
た操作が可能である。
【0004】従来、ボイスメール装置には工場出荷時に
システムガイダンスを予め格納した一つの音声蓄積装置
を有するが、ここにはシステムガイダンスだけでなくメ
ールボックスへの録音メッセージや非加入者に対する応
答メッセージなどのように運用後に格納や削除可能な各
種のメッセージも格納される。特定の国向けの場合に
は、ユーザガイダンスを予め工場出荷時に格納してお
き、システムガイダンス又は固定のユーザガイダンスの
いずれかを利用することができるようになっている。
【0005】しかしながら、予め工場出荷時にユーザガ
イダンスが格納されているとは言っても、特定の国の特
定の地域では別のユーザガイダンスが必要になり、第
2、第3の言語の供給を行う場合には、ボイスメール装
置を購入した場所において、個々にユーザガイダンスを
録音し直さなければならないか又はパソコン上にユーザ
ガイダンスをファイル形式で退避しておき、それを別の
場所でボイスメール装置にロードするといったような時
間のかかる過程を踏まなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の音
声蓄積装置では、ある特定の地域においてその地域で使
用する言語に切り替えてガイダンスサービスしたい場
合、上記のように販売店やディーラ又は購入者などが個
々にユーザガイダンスとして録音しておかなければなら
ず、煩雑で手間がかかるという問題点を有していた。ま
た、システムガイダンスは、工場出荷時に格納された
後、ユーザガイダンスのように再録音することができな
いようにされているという問題点も有していた。
【0007】この音声蓄積装置は、特定国の特定地域の
ユーザ等のような特定のユーザの希望に応じて極めて簡
単に第2言語を利用することができることが要求されて
いる。
【0008】本発明は、この要求を満たすため、特定ユ
ーザの希望に応じて極めて簡単に第2言語を利用するこ
とができる音声蓄積装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の音声蓄積装置は、音声データを蓄積する中央
処理部と、中央処理部と電話回線や構内交換機内線など
の回線との間の音声データの入出力を行う複数の音声処
理部とから成る音声蓄積装置であって、中央処理部は、
システムガイダンスを含む音声データを蓄積可能な音声
メッセージ蓄積部と音声メッセージ蓄積部に対する音声
データの入出力を制御する音声データ処理部とから成る
着脱可能な複数の音声ユニットを有する構成を備えてい
る。
【0010】これにより、特定ユーザの希望に応じて極
めて簡単に第2言語を利用することができる音声蓄積装
置が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の音声蓄
積装置は、音声データを蓄積する中央処理部と、中央処
理部と電話回線や構内交換機内線などの回線との間の音
声データの入出力を行う複数の音声処理部とから成る音
声蓄積装置であって、中央処理部は、システムガイダン
スを含む音声データを蓄積可能な音声メッセージ蓄積部
と音声メッセージ蓄積部に対する音声データの入出力を
制御する音声データ処理部とから成る着脱可能な複数の
音声ユニットを有することとしたものである。
【0012】この構成により、自由な組合わせの音声ユ
ニットの実装が可能になるので、第2言語で作成された
音声ユニットも極めて簡単に実装されるという作用を有
する。
【0013】請求項2に記載の音声蓄積装置は、請求項
1に記載の音声蓄積装置において、複数の音声ユニット
は、予め設定された音声データを一定の配列をもって蓄
積する第1の音声ユニットと、第1の音声ユニットと異
なる言語の音声データを第1の音声ユニットの配列に対
応して蓄積する複数の第2の音声ユニットとから成るこ
ととしたものである。
【0014】この構成により、第1の音声ユニットと第
2の音声ユニットとで異なる言語のシステムガイダンス
が蓄積可能になるという作用を有する。
【0015】請求項3に記載の音声蓄積装置は、請求項
1又は2に記載の音声蓄積装置において、中央処理部
は、複数の音声ユニットのうちのいずれの音声ユニット
の音声データを音声処理部に出力するかを選択するチャ
ネル選択部を有することとしたものである。
【0016】この構成により、ガイダンス番号が音声ユ
ニット間で重複した場合であっても、適正な音声ユニッ
トが選択可能であり、不都合なく複数の音声ユニットの
ガイダンスが再生されるという作用を有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図7を用いて説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による音声蓄積装置を示すブロック図である。
【0019】図1において、1は回線との間でデータや
音声の通信を行うために回線毎に設けた音声処理部10
0と、音声メッセージや装置全体を制御する中央処理部
200とから成る音声蓄積装置、2はアナログ回線やデ
ィジタル回線等の電話回線や構内交換機の内線などの回
線(以下、単に「回線」という)、101は回線2との
接続を行う回線インタフェース部、102は回線2から
DTMF信号等で送られてくる音声蓄積装置1へのアク
セス信号を検出する信号検出部、103はアナログ音声
信号をディジタル信号(例えばPCM信号)に変換する
と共にディジタル信号をアナログ音声信号へ変換する音
声コーディック、104は中央処理部200とのやり取
りを行いながら音声処理部100全体を制御する回線制
御部である。また、201a〜201dは音声データを
蓄積する音声メッセージ蓄積部、202a〜202dは
音声メッセージ蓄積部201a〜201dに対する音声
データの入出力を制御する音声データ処理部、203a
は音声メッセージ蓄積部201aと音声データ処理部2
02aとから成る基本カード(第1の音声ユニット)、
203b〜203dは音声メッセージ蓄積部201b〜
201dと音声データ処理部202b〜202dとから
成る拡張カード(第2の音声ユニット)、204は音声
データ処理部202a〜202dからディジタル化され
た音声信号を読み出したり、音声コーディック103か
らのディジタル化された音声信号を音声データ処理部2
02a〜202dに出力する音声データ制御部、205
は複数の回線の中から音声の入出力を行う回線を選択し
て音声コーディック103を音声データ制御部204に
接続するチャンネル選択部、206は各回線の音声処理
部100と情報のやり取りをしながら音声メッセージ蓄
積部201a〜201dから適切な音声メッセージやガ
イダンスを選択して、音声データの録音や再生等を行う
中央制御部、207は中央制御部206と各音声処理部
100の回線制御部104との間でコマンドやステータ
スの情報をやり取りするコマンドインタフェース部、2
08は外部ターミナル300と音声蓄積装置1との間で
データ(音声データを含む)をやり取りするPCインタ
フェース/ユーティリティ制御部である。
【0020】図1において、音声処理部100は、1回
線の音声処理等を行い、音声蓄積装置1全体では複数の
音声処理部(1、2、・・・、Nの複数Nの音声処理
部)100を有する。また、音声メッセージ蓄積部20
1a〜201dは、取り外し可能に(つまり着脱自在
に)構成されており、また取り外した場合であっても蓄
積された音声データが破壊されないような不揮発性メモ
リやハードディスク等の記憶部を有する。
【0021】図3は、本発明の実施の形態1による音声
蓄積装置1の中央処理部200のガイダンス管理テーブ
ルの内容を示すテーブル図であり、使用者が指定したメ
ールボックスの番号とその番号に関連したガイダンス種
別とを示している。
【0022】図4は、システムガイダンス番号に対する
ガイダンス情報の例を示す情報図である。図4に示すよ
うに、例えばシステムガイダンス番号1が選択された場
合には、“こちらはボイスメールサービスです”という
ガイダンスが流れることになる。ユーザガイダンスにつ
いても、番号により指定されたガイダンス(ユーザが録
音したガイダンス)が流れることになる。
【0023】上記のように構成された音声蓄積装置1に
ついて、音声ガイダンス再生動作を図2、図3を用いて
説明する。図2は音声蓄積装置1における音声ガイダン
ス再生動作を示すフローチャートである。
【0024】回線2から音声蓄積装置1に対して着信が
あると(S1)、回線制御部104は回線インタフェー
ス部101を介して回線2との接続を行う。回線接続
後、中央制御部206は、音声データ制御部204を介
して、所定の音声ガイダンス(例えば「こちらはメッセ
ージセンターです。メールボックス番号を入力してくだ
さい。」)を回線インタフェース部101へ出力するよ
うに制御する(S2)。この時、中央制御部206は、
上記ガイダンスを聞いた発呼者が自己の電話機等のキー
操作(DTMFやその他の信号などを回線インタフェー
ス部101に送出するための操作)により、所望したメ
ールボックス番号の入力があるのを待つ(S3)。メー
ルボックスの指定が有った場合には、中央制御部206
は、加入者サービス、非加入者サービス或いは管理者サ
ービスのいずれのサービスを始めるかを決定し、さら
に、所望したメールボックスに対しシステムガイダンス
で応答するかユーザガイダンスで応答するかを図3の管
理テーブルを参照して選択し(S4)、選択したガイダ
ンスを発呼者に提供する(S5〜S10)。例えば発呼
者が、所定の信号により加入者サービス及びメールボッ
クス番号301を選択した場合には、加入者サービスが
選択され(S6)、ユーザガイダンス(2)ドイツ語が
ガイダンスとして発呼者に提供される(S9)。この場
合、中央制御部206は、音声データ制御部204を介
して、ユーザガイダンス(2)が蓄積されている基本カ
ード203aの音声メッセージ蓄積部201a若しくは
拡張カード203bの音声メッセージ蓄積部201bか
ら音声データを再生する。又、発呼者がメールボックス
番号101を選択した場合には、加入者サービスが選択
され(S6)、システムガイダンス(英語)がガイダンス
として発呼者に提供される(S9)。この場合、中央制
御部206は、音声データ制御部204を介して、シス
テムガイダンス(英語)が蓄積されている基本カード2
03aの音声メッセージ蓄積部201aから音声データ
を再生する。その後、発呼者が回線を切断した場合にサ
ービスが途中で終了する場合を除き、各サービス種別ご
とのサービスが、当該サービスが終了まで提供される
(S11)。
【0025】以上のように本実施の形態によれば、着脱
可能な複数の音声ユニット203a〜203dにより自
由な組合わせの音声ユニットの実装が可能になるので、
複数の言語が必要な場合であっても、メールボックス番
号毎にガイダンスを設定することにより複数の言語での
ガイダンスの提供が可能である。例えば、このボイスメ
ール装置を購入する会社の中に英語だけ理解できる人と
フランス語だけ理解できる人がいるとする。英語だけを
理解できる人をメールボックス101からメールボック
ス109に割り当て且つメールボックスの応答ガイダン
スとしてシステムガイダンス(英語)を再生するように
登録し、またフランス語だけを理解できる人をメールボ
ックス201からメールボックス209に割り当て且つ
メールボックスの応答ガイダンスとしてユーザガイダン
ス(1)(フランス語)を再生可能なように登録してお
く。それらの各メールボックスの加入者はボイスメール
装置にアクセスし、自分のメールボックス番号を指定す
ると、それぞれ自分の理解できる言語でボイスメール装
置がガイダンスしてくれることになる。
【0026】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる音声蓄積装置の構成は図1の構成と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0027】このように構成された音声蓄積装置1につ
いて、ユーザガイダンスの録音動作を図5を用いて説明
する。図5は図1の音声蓄積装置1のユーザガイダンス
の録音動作を示すフローチャートである。
【0028】ここでまず、カード内メモリ領域について
図6、図7を用いて説明する。図6は、基本カード20
3a、拡張カード203b〜203dのメモリマップを
示すメモリ領域図であり、予め工場出荷時にメーカによ
り設定されている固定的なシステムガイダンス領域やプ
ログラム領域を有し、またユーザにより自由に録音再生
が可能なガイダンス領域(ユーザガイダンスと共にメー
ルボックスに残すメッセージも当然に含む)を有してい
る。システムガイダンス領域にはシステムガイダンスが
予めガイダンス順に配列されている。図7は上記カード
内メモリにおけるガイダンス領域テーブルイメージを示
すテーブル図である。図7に示すように、ガイダンス等
の種別及び番号(タイプ)に対してセクタ領域を割り付
けられることになる。図6のシステムガイダンス領域に
は、各サービス(非加入者/加入者/管理者サービス)
の中でそれぞれの場面に応じたガイダンスを持っている
(例えば加入者サービスの中で、非加入者から録音され
たメッセージ聴取メニューとして「このメッセージを繰
り返す場合は1を、次のメッセージを聞く場合は2を、
このメッセージを削除する場合は3を押してください」
というガイダンスがある)。このシステムガイダンスに
は固定番号が割り当てられており、当該ガイダンスに関
連したユーザガイダンスを録音する場合には、このガイ
ダンス番号を指定して、システムガイダンスと同じ意味
を持つ別の言語で録音する。
【0029】次に、ユーザガイダンスの録音動作につい
て、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
【0030】加入者が回線2から音声蓄積装置1に対し
て着信をすると(S21)、回線制御部104は、回線
インタフェース部101を介して回線2との接続を行
い、メインガイダンス(例えば「こちらはメッセージセ
ンターです。メールボックスを指定する場合は、メール
ボックス番号を入力してください。管理者サービス案内
を指定する場合は、“#”を入力ください。」)(S2
2)が流れる。加入者が管理者サービス案内を指定する
と、管理者サービス案内のガイダンス(例えば、「管理
者サービス案内です。メールボックスのメッセージの再
生は、“1”を、ユーザガイダンスの録音の場合は
“2”を入力してください」)が流れる(S23)。加
入者がユーザガイダンスの録音を指定すると、カード選
択ガイダンス(例えば、「録音するカードの指定を行っ
てください。基本カードは“1”、拡張カード1は
“2”、拡張カード2は“3”を入力してくださ
い。」)が流れる(S24)。カード選択ガイダンス
は、拡張カードを実装した場合にのみ提供され、基本カ
ードのみの場合には提供されない。
【0031】録音するカードが指定されると、ユーザガ
イダンス録音案内のガイダンス(例えば「録音したいガ
イダンス番号を入力し、その後ガイダンスを録音してく
ださい。」)が流れ(S25)、ユーザーは、ガイダン
ス番号を入力し、その番号に相当するシステムガイダン
スと同じ内容を第2言語として録音する(S26)。こ
のユーザガイダンスは音声メッセージとして、基本カー
ド203aの音声メッセージ蓄積部201aか又は拡張
カードを選択した場合は拡張カード203bの音声メッ
セージ蓄積部201bに格納される(図7参照)。音声
メッセージ蓄積部201a、201bの一部はメールボ
ックスへの録音メッセージやユーザガイダンス等を自由
に格納したり削除したりできる領域である。なお、本実
施の形態ではユーザガイダンスはユーザガイダンス
(1)又はユーザガイダンス(2)として、第3言語ま
で対応している(図3参照)。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、拡張
カードは、不揮発半導体メモリのように電源供給がなく
とも着脱時に記憶内容は破壊されない記憶媒体を使用し
ており、ユーザガイダンスの録音に使用した音声蓄積装
置から当該拡張カードを取り外して別の音声蓄積装置に
装着することができるため、工場にて、各国の言語をユ
ーザガイダンスとして格納した拡張カードを生産するこ
とにより(すなわち第1の音声ユニットと第2の音声ユ
ニットを生産することにより)、必要な地域だけの需要
に応じて簡単に第2言語を供給することができる。ま
た、基本カードと拡張カードとをシステムガイダンスの
言語種別のみ異なるように構成した場合には予め録音さ
れたシステムガイダンスが2つ存在することになるが、
この場合には基本カードのシステムガイダンスをシステ
ムガイダンス(1)とし、拡張カードのシステムガイダ
ンスをシステムガイダンス(2)としてカードの位置装
着情報(通常、中央制御部206から指定するアドレス
の相違により行う)により、双方のガイダンスを使用可
能とする。これにより、カード変更若しくは追加により
異なるガイダンスを容易に提供することができる。
【0033】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
よる音声蓄積装置の構成は図1の構成と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0034】基本カード203aに格納されたシステム
ガイダンスは固定言語(例えば英語)としてどの国に対
しても同じ言語で供給するが、国によっては基本カード
203aに格納された言語を全く必要としない地域も存
在する。この場合、拡張カードを装着し、非加入者、加
入者、管理者が設定するガイダンス種別はユーザガイダ
ンスだけで十分であり、システムガイダンスとして格納
された基本カード203a内の音声メッセージ蓄積部2
01aは全く使われず無駄になる。拡張カード203b
〜203dに格納されたユーザガイダンスを基本カード
203aのシステムガイダンスにデータ変換し、置き換
えることにより、基本カード203aのシステムガイダ
ンスを第2言語として使用することができる。変換方法
は、外部に接続したターミナル(外部ターミナル)30
0から入力された文字列をPCインタフェース/ユーテ
ィリティ制御部208が解析、制御することで、中央制
御部206を介し拡張カード203b〜203dのユー
ザガイダンスを基本カード203aのシステムガイダン
スに変更する。
【0035】以上のように本実施の形態によれば、シス
テムガイダンスが必要のない地域で販売店にその地域で
必要な言語の格納された拡張カードを供給するだけで、
ユーザガイダンスを録音することなくシステムガイダン
スとして簡単に登録することができる。このためユーザ
ガイダンスとして使用される資源がメッセージ録音用と
して有効に使用できることになる。また、ユーザガイダ
ンスのシステムガイダンスへの変換後は別の言語が格納
された拡張カードを装着することで、第2、第3の言語
をユーザや販売店側で独自にカスタマイズすることがで
きる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載の音声蓄積装置によれば、音声データを蓄積する中
央処理部と、中央処理部と電話回線や構内交換機内線な
どの回線との間の音声データの入出力を行う複数の音声
処理部とから成る音声蓄積装置であって、中央処理部
は、システムガイダンスを含む音声データを蓄積可能な
音声メッセージ蓄積部と音声メッセージ蓄積部に対する
音声データの入出力を制御する音声データ処理部とから
成る着脱可能な複数の音声ユニットを有することによ
り、自由な組合わせの音声ユニットの実装が可能になる
ので、第2言語や第3言語で作成された音声ユニットを
極めて簡単に実装することができ、音声ユニットの増加
により録音容量の拡大を図ることができると共に第2言
語を録音するための時間を節減することができるという
有利な効果が得られる。
【0037】請求項2に記載の音声蓄積装置によれば、
請求項1に記載の音声蓄積装置において、複数の音声ユ
ニットは、予め設定された音声データを一定の配列をも
って蓄積する第1の音声ユニットと、第1の音声ユニッ
トと異なる言語の音声データを第1の音声ユニットの配
列に対応して蓄積する複数の第2の音声ユニットとから
成ることにより、第1の音声ユニットと第2の音声ユニ
ットとで異なる言語のシステムガイダンスを蓄積するこ
とができ、極めて簡単に第2言語の音声ユニットを実装
することができるという有利な効果が得られる。
【0038】請求項3に記載の音声蓄積装置によれば、
請求項1又は2に記載の音声蓄積装置において、中央処
理部は、複数の音声ユニットのうちのいずれの音声ユニ
ットの音声データを音声処理部に出力するかを選択する
チャネル選択部を有することにより、ガイダンス番号が
音声ユニット間で重複した場合であっても、適正な音声
ユニットを選択することにより、不都合なく複数の音声
ユニットのガイダンスを再生することができるという有
利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2、3による音声蓄積
装置を示すブロック図
【図2】音声蓄積装置における音声ガイダンス再生動作
を示すフローチャート
【図3】本発明の実施の形態1による音声蓄積装置の中
央処理部のガイダンス管理テーブルの内容を示すテーブ
ル図
【図4】システムガイダンス番号に対するガイダンス情
報の例を示す情報図
【図5】図1の音声蓄積装置のユーザガイダンスの録音
動作を示すフローチャート
【図6】基本カード、拡張カードのメモリマップを示す
メモリ領域図
【図7】カード内メモリにおけるガイダンス領域テーブ
ルイメージを示すテーブル図
【符号の説明】
1 音声蓄積装置 2 回線 100 音声処理部 101 回線インタフェース部 102 信号検出部 103 音声コーディック 104 回線制御部 200 中央処理部 201a〜201d 音声メッセージ蓄積部 202a〜202d 音声データ処理部 203a 基本カード(第1の音声ユニット) 203b〜203d 拡張カード(第2の音声ユニッ
ト) 204 音声データ制御部 205 チャネル選択部 206 中央制御部 207 コマンドインタフェース部 208 PCインタフェース/ユーティリティ制御部 300 外部ターミナル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声データを蓄積する中央処理部と、前記
    中央処理部と電話回線や構内交換機内線などの回線との
    間の音声データの入出力を行う複数の音声処理部とから
    成る音声蓄積装置であって、 前記中央処理部は、システムガイダンスを含む音声デー
    タを蓄積可能な音声メッセージ蓄積部と前記音声メッセ
    ージ蓄積部に対する音声データの入出力を制御する音声
    データ処理部とから成る着脱可能な複数の音声ユニット
    を有することを特徴とする音声蓄積装置。
  2. 【請求項2】前記複数の音声ユニットは、予め設定され
    た音声データを一定の配列をもって蓄積する第1の音声
    ユニットと、前記第1の音声ユニットと異なる言語の音
    声データを前記第1の音声ユニットの配列に対応して蓄
    積する複数の第2の音声ユニットとから成ることを特徴
    とする請求項1に記載の音声蓄積装置。
  3. 【請求項3】前記中央処理部は、前記複数の音声ユニッ
    トのうちのいずれの音声ユニットの音声データを前記音
    声処理部に出力するかを選択するチャネル選択部を有す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の音声蓄積装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100969760B1 (ko) * 2007-03-09 2010-07-13 삼성전자주식회사 통신 시스템에서 음성 메시지 제공 장치 및 방법

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