JPH08172478A - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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JPH08172478A
JPH08172478A JP33401694A JP33401694A JPH08172478A JP H08172478 A JPH08172478 A JP H08172478A JP 33401694 A JP33401694 A JP 33401694A JP 33401694 A JP33401694 A JP 33401694A JP H08172478 A JPH08172478 A JP H08172478A
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JP
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business
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JP33401694A
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English (en)
Inventor
Takeshi Toyama
猛 外山
Takashi Imai
貴 今井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 留守録による多量の用件メッセージのなかか
ら、容易に所望のメッセージを検索できる留守番電話装
置を提供することを目的とする。 【構成】 用件メッセージをインデックス部と用件部に
分けて管理し、複数のインデックス部を連続して再生で
きるようにした。また、インデックス部を連続して再生
しているときに、所定の操作を行うことで、当該再生中
のメッセージの用件部の再生やメッセージの消去を行え
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル録音方式の留
守番電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタル信号処理技術の発達によ
り、RAM等のデジタルメモリを録音媒体とし、DSP
(デジタル・シグナル・プロセッサ)により録音および
再生を行わせるような留守番電話装置が実用化されてき
た。
【0003】本方式によれば、通信回線から到来する用
件メッセージを録音するには、A/D変換器によりデジ
タル信号に変換し、DSPによりRAMなどのデジタル
メモリ内に圧縮して記憶する。
【0004】また、この用件メッセージを再生する場合
は、DSPによりデジタルメモリ内の音声データを伸張
した後、D/A変換器によりアナログ信号に変換してス
ピーカに出力する。
【0005】また、デジタルメモリ内の複数の用件メッ
セージは各メッセージ毎の属性(記憶アドレス、メモリ
容量等)を管理テーブル等に記憶する。
【0006】したがって、この管理テーブルから記憶ア
ドレス等の属性を得ることで、任意の用件メッセージを
再生および消去することが可能となる。
【0007】また、あるメッセージを再生中に再生アド
レスを切り替えることで、別メッセージ再生に移ること
も可能である。
【0008】このことを利用して、用件メッセージが複
数存在する場合、ある用件メッセージを再生中に次のメ
ッセージにスキップさせるという機能も実現できる。
【0009】したがって、複数の用件メッセージが録音
されていて、そのうちの1件を再生したい場合には、ス
キップ操作を繰り返すことによって所望のメッセージま
でたどっていけばよい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今後、
音声メモリが大容量化すると、所望のメッセージにたど
り着くまでに多量のスキップ操作を必要とする。
【0011】たとえば、多量の用件メッセージの中の1
件を再生あるいは消去したいような場合には、この用件
を検索するのに非常な手間となってしまう。
【0012】そこで、本発明は、留守録による多量の用
件メッセージのなかから、容易に所望のメッセージを検
索できる留守番電話装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声メッセー
ジをデジタル信号に変換してデジタルメモリに記憶し、
再生時に再びアナログ信号に変換しながら再生するデジ
タル録音再生機能を具備した留守番電話装置において、
複数の着信メッセージを管理するテーブルであって、個
々の着信メッセージ毎にデジタルメモリ内の2つの格納
先情報である第1アドレスエントリ、第2アドレスエン
トリを記憶するテーブル記憶手段と、発信者名を述べる
ように促す第1応答メッセージ、および、用件を述べる
よう促す第2応答メッセージを記憶するメッセージ記憶
手段と、着信時に、第1応答メッセージを再生し、この
第1応答メッセージの再生終了後に、所定時間、用件メ
ッセージをデジタルメモリ内に録音記憶し、記憶アドレ
スを前記第1アドレスエントリに記憶するインデックス
部録音手段と、このインデックス部録音手段の録音に続
いて、上記第2応答メッセージを再生し、この第2応答
メッセージの再生終了後に、所定時間、メッセージをデ
ジタルメモリ内に録音記憶し、記憶アドレスを前記第2
アドレスエントリに記憶する用件部録音手段と、操作者
が録音されている着信メッセージ群のインデックス部の
みを連続して再生する指示を与えるインデックス部再生
指示手段とを有することを特徴とする。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における留守番電
話装置の構成を示すブロック図である。
【0015】切替器101は、回線118をハンドセッ
ト102側またはファクシミリ装置側に選択的に接続す
るものであり、ハンドセット102は、通話機能、ダイ
ヤル機能、着信通知機能(ベル音鳴動)等を具備してい
る。
【0016】呼出信号検出器103は、回線118から
到来する呼出信号を検出するものである。なお、この呼
出信号検出器103のインピーダンスは、ハンドセット
102の終端インピーダンスに比べて十分大きいもので
あるので、通話等への影響は無視できる。
【0017】通話信号検出器104は、通話の内容を録
音のためにモニタする回路である。なお、この通話信号
検出器104についても、そのインピーダンスがハンド
セット102の終端インピーダンスに比べて十分大きい
ものであるので、通話等への影響は無視できる。
【0018】ハイブリッド回路105は、回線118か
らの2線信号を4線信号に切り替えて送信系信号と受信
系信号を分離/多重するものである。なお、図1におい
て、“Line Out”は送信路、“Line I
n”が受信路となる。
【0019】また、送信路上の送信信号のほとんどは、
ハイブリッド回路105を通過して回線118へと送信
されるが、そのうちのいくらかは、ハイブリッド回路1
05で反射して受信路へと流入する。以下、ハイブリッ
ド回路105で反射して受信路へと流入する信号を反射
信号という。
【0020】切替器106は、デジタル留守録部112
への入力を回線118からダイレクトにとるか、また
は、通話信号検出器104からとるかを切り替えるもの
であり、加算器107は、トーン信号送受信器110か
らの送信信号とデジタル留守録部112からの送信信号
を加算して回線118に送信するものである。
【0021】切替器108は、回線118への送信路
に、デジタル留守録部112をつなぐか、送話路/受話
路結合部111をつなぐかを切り替えるものであり、切
替器109は、デジタル留守録部112への入力を回線
118からにするか、マイク115からにするかを切り
替えるものである。
【0022】トーン信号送受信器110は、トーン信号
を送信したり、受信したりするものであり、送話路/受
話路結合部111は、回線118から到来する相手局か
らの音声信号をスピーカ114へと導き、マイク115
からの音声信号を回線へと導くものである。
【0023】これにより、装置付属のマイク115から
相手局へ送話し、装置付属のスピーカ114により相手
局から受話することが可能となる。なお、送話路と受話
路の結合方式としては、全二重方式でも半二重方式であ
ってもよい。
【0024】デジタル留守録部112は、音声信号の録
音/再生を行うものであり、切替器113は、スピーカ
114への接続を、回線118からの受信路にダイレク
トにつなぐか、送話路/受話路結合部211を通してつ
なぐかを切り替えるものである。
【0025】スピーカ114およびマイク115は、拡
声通話時に用いるものであり、オフフック検出器116
は、ハンドセット102のフックの状態を検出するもの
である。なお、オフフック検出器116のインピーダン
スは、ハンドセット102の終端インピーダンスに比べ
て十分大きいものであるので、通話等への影響は無視で
きる。
【0026】システムバス117は、主制御部119の
MPUと各回路部との間でデータをやりとりするもので
あり、主制御部119は、MPU、ROM、RAM等か
ら構成され、装置全体を制御するものである。
【0027】操作部120は、オペレータが装置を操作
するためのもので、表示器や操作ボタン等から構成され
ている。
【0028】なお、本装置には、その他、ダイヤル信号
を生成する回路等があるが、本実施例の説明に直接かか
わらないので省略する。
【0029】図2は、本実施例におけるデジタル留守録
部112の構成を示すブロック図である。
【0030】図中、“Line Out”は回線への送
信路、“Line In”は回線からの受信路を示す。
【0031】また、送信アンプ201は、D/A変換器
202の出力信号のゲインを調整するためのアンプであ
り、D/A変換器202は、DSP203の生成するデ
ジタルの音声信号をアナログ信号に変換するものであ
る。
【0032】DSP203は、デジタル化された音声デ
ータの圧縮および伸張処理を行うものである。なお、こ
の処理は、主制御部119のMPUからシステムバス1
10を介して送られてくるコマンドにより開始される。
【0033】A/D変換器204は、回線から到来する
アナログの音声信号をデジタル信号に変換してDSPに
供給するものである。
【0034】受信アンプ205は、D/A変換器202
への入力信号のゲインを調整するためのアンプである。
【0035】RAM206は、DSP203が圧縮した
音声データを格納しておくものであり、音声データバス
207は、DSP203とRAM206との間で音声デ
ータのやりとりを行うためのバスである。ROM209
は、圧縮された音声データを格納しておくものである。
【0036】図3は、本実施例における操作部120の
構成を示す平面図である。
【0037】表示器301は、ガイダンスメッセージや
装置の状態等を表示するものであり、留守キー302
は、装置の着信モードを在宅モードにセットしたり、留
守モードにセットしたりするキーである。
【0038】ここで在宅モードとは、装置の近くに人が
いて着信があったらすぐに電話に出られる状態にあるモ
ードであり、留守モードとは、自動着信して応答メッセ
ージを送信後着信メッセージを録音するモードである。
【0039】再生キー303は、用件メッセージの再生
の起動をかけるためのキーであり、スキップキー304
は、ある用件メッセージ再生中に、次の用件メッセージ
の再生にスキップするためのキーである。
【0040】リピートキー305は、用件メッセージ再
生中に、該用件メッセージの先頭から再び再生するため
のキーであり、停止キー306は、動作を停止するため
のキーである。
【0041】録音キー307は、録音動作の起動をかけ
るためのキーであり、消去キー308は、用件メッセー
ジを消去するためのキーである。
【0042】通話キー309は、ハンドセット1を用い
ることなく、マイク115およびスピーカ114を用い
て拡声通話動作を行う際に、この動作に移行するための
キーである。また、テンキー310は、ダイヤル入力等
を行うためのキーである。
【0043】図4は、主制御部119およびDSP20
3が用件メッセージを管理するための管理テーブルのフ
ォーマットを示す説明図である。
【0044】主制御部119は、用件メッセージが録音
された順に0番、1番、……というように、一意に識別
可能なように番号が割り当てられている。
【0045】また、各用件メッセージは、インデックス
部と用件部に分けて記憶されており、各用件番号毎に管
理情報が主制御部119内のRAMに生成される。
【0046】それが用件メッセージ管理テーブル401
であり、DSP203が管理するRAM206内のイン
トロ部および用件部の先頭メモリブロックの情報、録音
開始時刻等が記憶されている。以下、それぞれのエント
リを、インデックス部ブロックエントリ、用件部ブロッ
クエントリ、時刻エントリという。
【0047】一方、DSP203では、圧縮された音声
情報は、RAM206内に記憶するが、その際、メモリ
ブロックというユニットに分割されて格納される。
【0048】また、各メモリブロックは、0番、1番、
……というように、一意に識別可能なように番号が割り
当てられている。
【0049】そして、各メモリブロックを管理するのが
メモリブロック管理テーブル402であり、これはDS
P203内のRAMに配置される。
【0050】各メモリブロックは、アドレスの低い順か
ら0、1、2、……というように番号が割り当てられ、
メモリブロック管理テーブル402によりメモリブロッ
クの連結状態を表わされる。
【0051】また、あるメモリブロックが使用中かどう
かを判断するために、メモリブロック検索マップ403
がDSP203内のRAMに用意されている。
【0052】各メモリブロック毎に1ビットずつ静的に
エリアが確保されており、使用/未使用を1/0で表わ
す。
【0053】主制御部119とDSP203の間では、
このブロック番号をもって、用件メッセージを識別す
る。
【0054】すなわち、主制御部119は、録音開始コ
マンドをDSP203に発行後、この録音されるメッセ
ージが格納される先頭のメモリブロック番号を得る。
【0055】その後、メッセージを再生するには、上記
先頭ブロック番号情報を含んだ再生コマンドを発行す
る。DSP203では、この先頭ブロック番号情報をも
とに、メモリブロック管理テーブル402からメッセー
ジのデータを順次アクセスすることが可能となる。
【0056】図5は、主制御部119内にあるMPUと
デジタル留守録部112内にあるDSP203との間で
システムバス110を介してやりとりされるコマンドイ
ンターフェースを示す説明図である。
【0057】まず、インターフェース501は、着信メ
ッセージ録音動作におけるコマンドインターフェースで
ある。
【0058】図8は、本実施例における着信メッセージ
の録音動作を示すフローチャートである。以下、このフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0059】着信後、まず、MPUはDSP203に対
して第1応答メッセージ再生コマンドを発行して、第1
応答メッセージを送出する(S801)。
【0060】この第1応答メッセージは、DSP内蔵の
ROM209に圧縮されて記憶されている固定の音声デ
ータ、たとえば「タダイマ ルス ニシテオリマス ア
ナタノオナマエ ヲ ドウゾ」を伸張処理して、D/A
変換器202によりアナログ信号に変換して通信回線に
送出する。
【0061】なお、この第1応答メッセージもメモリブ
ロック管理テーブル402に示したものと同様のフォー
マットで管理されており、最終メモリブロックのデータ
まで出し終ったら(S802)、終了ステータスをMP
Uに返す。
【0062】MPUでは、これを受けてDSP203に
対し録音開始コマンドを発行する。そして、メッセージ
管理テーブル401にメッセージをエントリする。
【0063】上記録音開始コマンドの発行を受けて、D
SP203はメッセージ検索テーブル403を用いて空
ブロックを検索し獲得する(S803)。
【0064】そして、DSP203は、回線から到来す
る音声信号からA/D変換器304を通してデジタル信
号を得、このデジタル化された音声信号を圧縮処理を施
しながらメモリブロック管理テーブル402に示したも
のと同様のフォーマットで記憶していく(S804)。
【0065】そして、録音開始から所定時間が経過した
ことを、MPU内蔵のタイマにて検出したか、あるい
は、回線から到来する音声エネルギが消失してから所定
時間が経過したことを、MPU内蔵のタイマにて検出し
たら(S805、806)、MPUはDSP203に対
して停止コマンドを発行する。
【0066】この停止コマンドの発行を受けて、DSP
203はメモリブロック管理テーブル402に対する当
該着信メッセージのエントリを終了(最終ブロックにそ
の旨を示すTERMコードを書き込む)する。
【0067】その後、DSP203は、主制御部119
に対して先頭メモリブロック番号を通知する。主制御部
119は、当該該先頭メモリブロック番号をメッセージ
管理テーブル401内のインデックス部ブロックエント
リに書き込む。これにより、インデックス部の録音が完
了したことになる(S807)。
【0068】続いて、MPUは、DSP203に対して
第2応答メッセージ再生コマンドを発行して第2応答メ
ッセージを送出する(S808)。
【0069】この第2応答メッセージは、DSP203
内蔵のROM209に圧縮されている固定の音声デー
タ、たとえば「デハ、ゴヨウケン ヲ ドウゾ」を伸張
処理して、D/A変換器202によりアナログ信号に変
換して通信回線に送出するものである。
【0070】この第2応答メッセージも、メモリブロッ
ク管理テーブル402に示したものと同様のフォーマッ
トで管理されており、最終メモリブロックのデータまで
出し終わったら(S809)、終了ステータスをMPU
に返す。MPUでは、これを受けてDSP203に対し
て録音開始コマンドを発行する。そして、メッセージ管
理テーブル401にメッセージをエントリする。
【0071】この録音開始コマンドの発行を受けて、D
SP203はメッセージ検索テーブル403を用いて空
ブロックを検索し獲得する(S810)。
【0072】そして、DSP203は、回線から到来す
る音声信号からA/D変換器304を通してデジタル信
号を得、このデジタル化された音声信号を圧縮処理を施
しながらメモリブロック管理テーブル402に示したも
のと同様のフォーマットで記憶していく(S811)。
【0073】そして、録音開始から所定時間が経過した
ことを、MPU内蔵のタイマにて検出したか、あるい
は、回線から到来する音声エネルギが消失してから所定
時間が経過したことを、MPU内蔵のタイマにて検出し
た(S812、S813)、あるいは発呼側が呼を切断
したことを示すトーン信号を検出したら(S814)、
MPUはDSP203に対して停止コマンドを発行す
る。
【0074】この停止コマンドの発行を受けて、DSP
203は、メモリブロック管理テーブル402に対する
当該着信メッセージのエントリを終了(最終ブロックに
その旨を示すTERMコードを書き込む)する。
【0075】その後、DSP203は、主制御部119
に対して先頭メモリブロック番号を通知する。主制御部
119は、当該先頭メモリブロック番号をメッセージ管
理テーブル401内の用件部ブロックエントリに書き込
む。これにより、用件部の録音が完了したことになる
(S815)。
【0076】以後、この着信メッセージは、メッセージ
管理テーブル401のエントリ内容にしたがって動作す
る。
【0077】次に、インターフェース502は、用件メ
ッセージを再生する際のコマンドインターフェースであ
る。
【0078】メッセージ管理テーブル401内のエント
リから所望のメッセージを選び、このメッセージのブロ
ックエントリ(イントロ部または用件部)に記憶されて
いる先頭ブロック番号情報を含んだ再生開始コマンドを
DSP203に発行する。
【0079】これを受けて、DSP203では、当該先
頭ブロック番号情報からRAM206内のアドレスを
得、そこから伸張処理してD/A変換器202によりア
ナログ信号に変換してスピーカ114へと送出してい
く。
【0080】このメモリブロックの最終アドレスに到達
したら、メモリブロック管理テーブル402から次ブロ
ック情報を得、最終メモリブロック(終了コードTER
M)まで同様の処理を行う。
【0081】なお、1件のみの再生ならば、これで再生
処理を終了するが、複数の用件を続けて再生する場合に
は、再び再生開始コマンドを発行して同様の処理を行え
ばよい。
【0082】次に、スキップ動作を実現するには、ま
ず、再生動作中に停止コマンドを発行して、一旦再生動
作を中断する。
【0083】次に、所望のメッセージの先頭ブロック番
号情報を含んだ再生開始コマンドをDSP203に発行
すればよい。
【0084】また、メッセージを消去する場合には、メ
ッセージ管理テーブル401内のエントリから所望のメ
ッセージを選び、このメッセージのブロックエントリに
記憶されている先頭ブロック番号情報を含んだ消去コマ
ンドをDSP203に発行する。
【0085】これを受けて、DSP203では、メモリ
ブロック管理テーブル402において、当該先頭ブロッ
ク番号情報から始まるメッセージデータを解放する。同
時に、メモリブロック管理テーブル402の対応ビット
もオフする。
【0086】また、同時にMPUでは、メッセージ管理
テーブル401から該当するメッセージエントリを消去
する。
【0087】図6は、本実施例の各動作における各切替
器101、106、108、109、113の状態を示
す説明図である。
【0088】本図にしたがって、各切替器を動作させる
ことで、所望の動作に必要な結線状態を構成することが
できる。
【0089】また、一般の留守番電話と同様に、再生指
示操作がなされると、録音されている全てのメッセージ
について、インデックス部と用件部を続けて再生する。
【0090】本発明では、これに加えて、録音されてい
る全てのメッセージについて、インデックス部のみを再
生するインデックス再生動作を追加する。
【0091】以下、本実施例におけるインデックス再生
動作について説明する。
【0092】図7は、インデックス再生動作を示すフロ
ーチャートである。
【0093】本実施例では、装置のスタンバイ状態にお
いて、スキップキーを押下することで動作が開始される
ものとする。
【0094】まず、S701では、メッセージ管理テー
ブル401からメッセージ管理データを1件取得する。
本処理は、上記メッセージ管理テーブル401の先頭か
ら順番に取得していく。そして、テーブルの最後のメッ
セージを取得したら、次回をテーブルの先頭に戻る。
【0095】次に、S702では、図5において説明し
た方法で取得したメッセージのインデックス部を再生す
る。
【0096】そして、S703では、停止キー306が
押されたかどうかを判定する。そして、停止キー306
が押された場合、S709に進み、再生動作を終了す
る。すなわち、S709では、図5において説明したよ
うに、当該インデックス部の先頭ブロック番号情報を含
んだ再生開始コマンドをDSPに対して発行する。
【0097】また、停止キー306が押されなければ、
S704に進み、再生キー303が押されたかどうかを
判定する。そして、再生キー303が押された場合、S
710に進み、S709と同様にして、再生動作を終了
し、インデックス部を再生していたメッセージの用件部
を再生する(S711)。
【0098】また、再生キー303が押されなければ、
S705に進み、消去キー308が押されたかどうかを
判定する。そして、消去キー308が押された場合、S
712に進み、S709と同様にして、再生動作を終了
する。そして、S713に進み、消去キー押下時にイン
デックス部を再生していたメッセージを消去する。
【0099】また、消去キー308が押されなければ、
S706に進み、スキップキー304が押されたかどう
かを判定する。そして、スキップキー304が押された
場合、S708に進み、S709と同様にして、再生動
作を終了する。
【0100】また、スキップキー304が押されなけれ
ば、S707に進み、再生終了かどうかを判定する。な
お、図5において説明したように、再生動作が終了した
らDSPから終了ステータスが返ってくる。そして、再
生終了なら、S708に進み、S709と同様にして、
再生動作を終了する。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1の発
明によれば、用件メッセージをインデックス部と用件部
に分けて管理し、複数のインデックス部を連続して再生
できるようにしたことから、多量の用件メッセージの中
の1件を再生あるいは消去したいような場合に、各用件
メッセージを検索する手間が大幅に軽減できる効果があ
る。
【0102】また、本出願の第2、第3の発明によれ
ば、インデックス部を連続して再生しているときに、当
該再生中のメッセージの用件部の再生やメッセージの消
去を容易に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における留守番電話装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるデジタル留守録部の構成を
示すブロック図である。
【図3】上記実施例における操作部の構成を示す平面図
である。
【図4】上記実施例における管理テーブルのフォーマッ
トを示す説明図である。
【図5】上記実施例におけるコマンドインターフェース
を示す説明図である。
【図6】上記実施例の各動作における各切替器の状態を
示す説明図である。
【図7】上記実施例におけるインデックス再生動作を示
すフローチャートである。
【図8】上記実施例における着信メッセージ録音動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
101、106、108、109、113…切替器、 102…ハンドセット、 103…呼出信号検出器、 104…通話信号検出器、 105…ハイブリッド回路、 107…加算器、 110…トーン信号送受信器、 111…送話路/受話路結合部、 112…デジタル留守録部、 114…スピーカ、 115…マイク、 116…オフフック検出器、 117…システムバス、 118…回線、 119…主制御部、 120…操作部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声メッセージをデジタル信号に変換し
    てデジタルメモリに記憶し、再生時に再びアナログ信号
    に変換しながら再生するデジタル録音再生機能を具備し
    た留守番電話装置において、 複数の着信メッセージを管理するテーブルであって、個
    々の着信メッセージ毎にデジタルメモリ内の2つの格納
    先情報である第1アドレスエントリ、第2アドレスエン
    トリを記憶するテーブル記憶手段と;発信者名を述べる
    ように促す第1応答メッセージ、および、用件を述べる
    よう促す第2応答メッセージを記憶するメッセージ記憶
    手段と;着信時に、第1応答メッセージを再生し、この
    第1応答メッセージの再生終了後に、所定時間、用件メ
    ッセージをデジタルメモリ内に録音記憶し、記憶アドレ
    スを前記第1アドレスエントリに記憶するインデックス
    部録音手段と;このインデックス部録音手段の録音に続
    いて、上記第2応答メッセージを再生し、この第2応答
    メッセージの再生終了後に、所定時間、メッセージをデ
    ジタルメモリ内に録音記憶し、記憶アドレスを前記第2
    アドレスエントリに記憶する用件部録音手段と;操作者
    が録音されている着信メッセージ群のインデックス部の
    みを連続して再生する指示を与えるインデックス部再生
    指示手段と;を有することを特徴とする留守番電話装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 複数の着信メッセージのインデックス部を連続して再生
    中にある指示操作を行うと、再生中のインデックス部に
    相当する着信メッセージの用件部が再生されることを特
    徴とする留守番電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 複数の着信メッセージのインデックス部を連続して再生
    中にある指示操作を行うと、再生中のインデックス部に
    相当する着信メッセージが消去されることを特徴とする
    留守番電話装置。
  4. 【請求項4】 第1応答メッセージおよび第2応答メッ
    セージを回線に送出する送出手段と;第1応答メッセー
    ジと第2応答メッセージの送出の間にインデックスメッ
    セージを録音するとともに、第2応答メッセージの送出
    後に用件メッセージを録音する録音手段と;前記録音手
    段に順次に録音された複数のインデックスメッセージを
    選択的に再生する再生手段と;を有することを特徴とす
    る留守番電話装置。
JP33401694A 1994-12-16 1994-12-16 留守番電話装置 Pending JPH08172478A (ja)

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