JPH08195805A - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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JPH08195805A
JPH08195805A JP539195A JP539195A JPH08195805A JP H08195805 A JPH08195805 A JP H08195805A JP 539195 A JP539195 A JP 539195A JP 539195 A JP539195 A JP 539195A JP H08195805 A JPH08195805 A JP H08195805A
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JP
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JP539195A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tanisada
昌弘 谷定
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 留守番電話装置において、メッセ−ジを記憶
中にメモリ−部の容量が少なくなったときビットレ−ト
を変更することで、より長い時間録音できるようにする
ことを目的とする。 【構成】 入力されたメッセ−ジを記憶する第1の記憶
部11と、第1のビットレ−ト、第1のビットレ−トよ
り情報量が少ない第2のビットレ−ト、及びビットレ−
トを変更するしきい値となる容量値を記憶する第2の記
憶部25と、メッセ−ジが記憶するときに、第1の記憶
部11の容量値と第2の記憶部25に記憶されたしきい
値となる容量値とを比較し、第1の記憶部11の検出さ
れた容量値がしきい値となる容量値より小さい場合、メ
ッセ−ジを記憶するビットレ−トを変更する制御部13
とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は留守番電話装置に係り、
特にメッセ−ジを記憶中にメモリ−の容量が少なくなっ
たとき、ビットレ−トを変更することで、より長い時間
録音できる留守番電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の留守番電話装置においては、留守
中に着呼があると、所定の応答メッセ−ジを送信した
後、発呼者のメッセ−ジを録音する機能の他に、他の使
用者(例えば、家族等)に伝えるための伝言メッセ−ジ
を録音できる機能を付加したものが考えられている。ま
た、このような留守番電話装置においては、従来、前記
発呼者からのメッセ−ジまたは伝言メッセ−ジを録音テ
ープにより録音していたが、最近ICメモリに録音する
ものが考えられている。
【0003】図1は、伝言メッセ−ジ等のメッセ−ジを
ICメモリに録音する留守番電話装置の構成を示すブロ
ック図である。図1に基づいて留守番電話装置の構成に
ついて説明する。 (着信の場合)留守番電話装置では、局線1を介して相
手から着信を受けた場合、着信を受けたことを着信検出
部2により検出し、この着信検出部2により着信を検出
することにより、着信部3はスピ−カ部18から着信音
を鳴らす。さらに、音声信号はクロスポイントミキサ1
0を介して変復調部19により変調をかけられた後、無
線部20およびアンテナ21を介して、子機に対し着呼
信号を送信する。
【0004】ここで、使用者が近傍にいる場合には、ハ
ンドセット17または子機により応答すると、フックス
イッチ4がオン、回線捕捉部5が接続されることにより
回線が接続される。回線接続後、相手からの音声信号が
入力されると、音声信号は防側音部7、スピ−チネット
ワ−ク部8、音声信号処理部9および、クロスポイント
ミキサ部10を介して、ハンドセット17の受話器、ま
たは子機へと送出される。
【0005】ここで、留守番モ−ドが設定されている時
に着信を受けた場合、制御部13は、着信音の回数をカ
ウントし、着信音が所定の回数鳴音するとダイヤラ−部
14を介して回線捕捉部5を制御し、フックスイッチ4
をオンとする。これにより、回線が接続される。制御部
13は、回線が接続されると応答メッセ−ジ(以下、O
GMと称する)部12を動作させ、応答メッセ−ジをク
ロスポイントミキサ部10、音声信号処理部9、スピ−
チネットワ−ク部8、防側音部7、回線捕捉部5およ
び、フックスイッチ4を介して局線側に送出する。この
時、応答メッセ−ジは、メモリ−部に容量がある場合
は、「ただいま、留守にしておりますので、メッセ−ジ
をお願いします。」のような第1の応答メッセ−ジを送
出し、メモリ−部に容量が無い場合には、「ただいま、
留守にしておりますので、もう一度おかけ直し下さ
い。」のような第2の応答メッセ−ジを送出する。
【0006】次に、第1の応答メッセ−ジが送出された
場合は、局線を介して相手から音声信号が送られると、
この音声信号はフックスイッチ4、回線捕捉部5、スピ
−チネットワ−ク部8を介して音声信号処理部9に入力
される。
【0007】ここで、図1に示したブロック図の音声信
号処理部の詳細を、図2を用いて説明する。音声信号処
理部9に入力された音声信号は、コ−デック部22にて
デジタルデ−タに変換され、デジタル・シグナル・プロ
ッセッサ(以下、DSPと称する)部26へと入力され
る。DSP部26は、入力されたデ−タを、例えば64
kbpsのような所定のビットレ−トに基づいてメモリ−部
11に録音される。また、音声信号処理部9は、この音
声信号をクロスポイントミキサ部10を介して、ハンド
セット17の受話器へと送出する。さらに、相手先がメ
ッセ−ジ(音声信号)を入力し終わり、電話を切るとC
PC部6が電話が切れたことを検出し、制御部13に伝
える。これにより、制御部13は、音声信号処理部9を
介してメモリ−部11への録音を終了させる。
【0008】次に、図8、図9を用いて局線を介して入
力される相手先からのメッセ−ジの録音について説明す
る。図8、図9は、従来の留守番電話装置の動作を説明
するためのフロ−チャ−トである。
【0009】まず、留守番電話装置は、局線1を介して
相手から着信を受けると回線を接続する(ステップ9
0)。制御部13は、回線が接続されると(ステップ9
1)、メモリ−部11の容量が残っているか否かを検出
する(ステップ92)。
【0010】ここで、制御部13は、メモリ−部11に
容量がある場合は、相手先に対し、第1の応答メッセ−
ジを送出する(ステップ93)。また、制御部13は、
ステップ92にてメモリ−の容量が無い場合は、相手先
に対し、第2の応答メッセ−ジを送出した後(ステップ
108)、回線を切断する(ステップ107)。制御部
13は、ステップ93にて第1の応答メッセ−ジを送出
した後、相手からのメッセ−ジを受信すると(ステップ
94)、DSP部26に対し、メッセ−ジの録音開始命
令を送出する(ステップ95)。DSP部26は、メモ
リ−部11に対し録音開始命令を送出し(ステップ9
6)、メモリ−11は相手から送られたメッセ−ジの録
音を開始する(ステップ97)。
【0011】次に、制御部13は、録音が開始された
後、録音が終了したか否かを判定する(ステップ9
8)。録音が継続している場合は、メモリ−部11の容
量を検出する(ステップ99)。検出した結果、まだメ
モリ−部11の容量があれば引き続き録音を継続する。
メモリ−の容量が無い場合は、DSP部26は制御部1
3に対し、メモリ−容量が無い旨のデ−タを送出する
(ステップ100)。メモリ−部11の容量が無い場
合、制御部13は、DSP部26に対し録音を終了する
命令を送出する(ステップ101)。DSP部26は、
メモリ−部11の録音を終了させる(ステップ102)
と同時に、制御部13に対し録音終了時のメモリ−部1
1のアドレスデ−タを送出する(ステップ103)。制
御部13は、このアドレスデ−タをE2 PROM部27
に記憶させた後(ステップ104)、録音を終了し(ス
テップ105)、局線1側及び、ハンドセット17の受
信器より録音終了音を送出する(ステップ106)。録
音終了音が送出された後、回線を切断する(ステップ1
07)。 (伝言メッセ−ジを登録する場合)留守番電話装置で
は、使用者が伝言メッセ−ジを登録する場合、録音スイ
ッチ16を押下し、音声信号をハンドセット17の送話
器から入力する。この入力された音声信号は、クロスポ
イントミキサ部10を介して、音声信号処理部9へと送
られる。ここで、音声信号はコ−デック部24によりデ
ジタルデ−タに変換され、DSP部26に入力される。
DSP部26は、入力されたデ−タを64kbpsのよ
うな所定のビットレ−トに基づきメモリ−部11に録音
される。 (発信の場合)次に、留守番電話装置から発信を行う場
合は、ハンドセット17をオフフックもしくは、ダイヤ
ルキ−15内にあるスピ−カボタンを押下することによ
り、フックスイッチ4がオン状態となり、回線捕捉部5
が接続され回線が接続される。回線接続後、使用者がダ
イヤルキ−15より発信先の電話番号を入力すること
で、ダイヤラ−14がDTMF信号を回線捕捉部5へと
送り、フックスイッチ4を介してDTMF信号が送出さ
れる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の留守番電話装置
は、相手からのメッセ−ジである音声信号をデジタルデ
−タに変換し、この変換したデ−タをメモリ−部に録音
する際に用いられるビットレ−トが一定であるため、一
定時間の録音しか行えないという問題があった。
【0013】本発明の目的は、メッセ−ジをメモリ−部
に録音していく上で、メモリ−量が一定のメモリ−部に
おいても、より長い時間の録音を行うことができる留守
番電話装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、局線または送
話器から入力されるメッセ−ジを記憶可能な留守番電話
装置において、前記メッセ−ジを記憶する第1の記憶部
と、前記第1の記憶部の前記メッセ−ジを記憶するとき
のビットレ−トである第1のビットレ−ト、前記第1の
ビットレ−トより情報量が少ない第2のビットレ−ト、
及び前記第1および第2のビットレ−トを変更する第1
の記憶部のしきい値となる容量値を記憶する第2の記憶
部と、前記第2の記憶部に接続され、前記メッセ−ジが
入力されたときに、前記第1の記憶部の容量値を検出
し、前記検出された容量値と前記第2の記憶部に記憶さ
れた前記しきい値となる容量値とを比較し、比較した結
果検出された容量値が前記しきい値となる容量値より大
きい場合、前記メッセ−ジを前記第1のビットレ−トに
て前記第1の記憶部に記憶し、前記比較結果が前記しき
い値となる容量値より少ない場合は、前記第2のビット
レ−トに変更する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明に係る留守番電話装置では、記憶部に複
数のビットレ−トを持たせることにより、音声信号であ
るメッセ−ジをデジタルデ−タに変換しメモリ−部に録
音する際に、メモリ−部の容量が予め定めた一定値以下
となるとメモリ−部に録音する際のビットレ−トを別の
ビットレ−トに変更できるようにした。
【0016】すなわち、本発明の留守番電話装置は、メ
モリ−部の容量が一定値以下となった時点でビットレ−
トを変更することより、今までのビットレ−トの時より
も、デ−タをより圧縮して録音することができるため、
より長い時間の録音を行うことが可能となる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例について、以下詳細に説明
する。なお、構成は音声信号処理部9を除いて従来と同
じため、図1の説明は省略する。図2は、図1に示した
ブロック図の音声信号処理部9の詳細を示す図である。
【0018】ここで、音声信号処理部9は、局線1を介
して入力される音声信号または、ハンドセット17の送
話器より入力される音声信号をデジタルデ−タに変換す
るコ−デック部22、24と、デジタルデ−タをメモリ
−部11に記憶させる際に用いられる第1、第2のビッ
トレ−トと、このメモリ−部11のアドレス情報と、メ
モリ−部11に記憶する際のビットレ−トを第1から第
2に変更する時のしきい値となるメモリ−部11の容量
値とを記憶するE2 PROM部25とから構成されて
いる。なお、ビットレ−トを第1から第2のビットレ−
トへと変更する時のしきい値となるメモリ−部11の容
量値は、使用者が予め留守番電話装置のダイヤルキ−1
5より入力することにより、E2 PROM部25に登録
することができる。
【0019】図3、図4は、本発明に係る一実施例の動
作を説明するためのフロ−チャ−トであり、局線を介し
て送られるメッセ−ジを録音する際の動作を説明するた
めのものである。
【0020】まず、局線1を介して着呼を受けた場合
(ステップ30)、所定回数着信音が検出されると、フ
ックスイッチ4を自動的にオンすることにより回線を接
続する(ステップ31)。回線が接続されると、制御部
13はDSP部23を介してメモリ−部11の容量を検
出する(ステップ32)。ステップ32にて、メモリ−
部11の容量がある場合は、相手先に対し第1の応答メ
ッセ−ジを送出する(ステップ33)。また、ステップ
32にて、メモリ−容量が無い場合には、相手先に対し
第2の応答メッセ−ジを送出した後(ステップ54)、
回線を切断し(ステップ46)、動作を終了する。
【0021】次に、ステップ32にて第1の応答メッセ
−ジが送出された場合は、その後相手先からのメッセ−
ジを受信すると(ステップ34)、制御部13はDSP
部23に対し、録音を開始する命令を送出する(ステッ
プ35)。DSP部23は、制御部13からの命令を受
けると、メモリ−部11へ録音開始命令を送出し(ステ
ップ36)、例えば64kbpsのようなビットレ−トにて
相手先のメッセ−ジの録音を開始する(ステップ3
7)。
【0022】次に、ステップ37にて録音を開始した
後、制御部13はE2 PROM部25に設定されたしき
い値を読み出し、現在のメモリ−部11の容量が、この
設定されていたしきい値以上残っているか否かを比較す
る(ステップ38)。ここで、メモリ−部11の容量が
残っている場合は、録音を終了するかを判定し(ステッ
プ39)、録音を終了しない場合には、引き続きステッ
プ38にて、メモリ−部11の容量としきい値との比較
を続ける。また、ステップ39にて録音を終了する場合
には、制御部13からDSP部23に対し、録音を終了
する命令を送出する(ステップ40)。DSP部23
は、終了命令を受けるとメモリ−部11に対し録音を終
了する命令を送出すると同時に(ステップ41)制御部
13に対し、この時点でのメモリ−部11のアドレスデ
−タを送出する(ステップ42)。制御部13は、この
デ−タを受けるとE2 PROM部25に記憶させた後
(ステップ43)、録音を終了させる(ステップ4
4)。録音が終了すると、局線および受話器へ録音終了
音が送出された後(ステップ45)、回線が切断され
(ステップ46)動作を終了する。
【0023】次に、ステップ38にて、メモリ−部11
の容量が残っていない場合には、制御部13は、E2 P
ROM部25にアクセスし、ここに記憶されている、例
えば32kbpsのような第2のビットレ−トを読み出す。
さらに、制御部13は、この読み出したビットレ−トを
もとにDSP部23に対し、ビットレ−トの変更命令を
送出し(ステップ47)、次から入力されるデジタルデ
−タのビットレ−トを第2のものに変更する(ステップ
48)。ビットレ−トが変更されると、DSP部23
は、制御部13に対し、ビットレ−トが変更された時点
でのメモリ−部11のアドレスデ−タを送出する(ステ
ップ49)。制御部13は、送られたメモリ−のアドレ
スデ−タをE2 PROM部25に記憶させる(ステップ
50)。
【0024】次に、制御部13は、録音を終了するか否
かを判定し(ステップ51)、録音を終了しない場合に
は、メモリ−部11の容量があるか否かについて判定す
る(ステップ52)。ここで、メモリ−部11の容量が
あるようなら引き続き録音を行い、無いようであれば、
DSP部23は、制御部13に対しメモリ−部11の容
量がない旨のデ−タを送出した後(ステップ53)、ス
テップ42以降の動作を行う。また、ステップ51にて
録音を終了する場合には、ステップ40以降の動作を行
う。
【0025】なお、E2 PROM部25には、第1およ
び第2のビットレ−トだけでなく、3種類以上のビット
レ−トを持たせても構わない。図5、図6は、本発明に
係るその他の実施例の動作を説明するためのフロ−チャ
−トであり、伝言メッセ−ジを録音する際の動作を説明
するためのものである。
【0026】まず、留守番電話装置における録音スイッ
チ16が押下された場合(ステップ60)、制御部13
は、DSP部23を介してメモリ−部11の容量を検出
する(ステップ61)。ここで、メモリ−部11の容量
がある場合には、ハンドセット17の送話器より伝言メ
ッセ−ジを入力する(ステップ62)。伝言メッセ−ジ
が入力されると、制御部13はDSP部23に対し、録
音を開始する命令を送出する(ステップ63)。DSP
部23は、制御部13からの命令を受けると、メモリ−
部11へ録音開始命令を送出し(ステップ64)、例え
ば64kbpsのようなビットレ−トにて伝言メッセ−ジの
録音を開始する(ステップ65)。
【0027】次に、ステップ65にて録音を開始した
後、制御部13はE2 PROM部25に設定されたしき
い値を読み出し、現在のメモリ−部11の容量が、この
設定されていたしきい値以上残っているか否かを比較す
る(ステップ66)。ここで、メモリ−部11の容量が
残っている場合は、録音を終了するかを判定し(ステッ
プ67)、録音を終了しない場合には、引き続きステッ
プ66にて、メモリ−部11の容量としきい値との比較
を続ける。また、ステップ67にて録音を終了する場合
には、制御部13からDSP部23に対し、録音を終了
する命令を送出する(ステップ68)。DSP部23
は、終了命令を受けるとメモリ−部11に対し録音を終
了する命令を送出すると同時に(ステップ69)制御部
13に対し、この時点でのメモリ−部11のアドレスデ
−タを送出する(ステップ70)。制御部13は、この
デ−タを受けるとE2 PROM部25に記憶させた後
(ステップ71)、録音を終了させる(ステップ7
2)。録音が終了すると、受話器へ録音終了音が送出さ
れた後(ステップ73)、回線が切断され(ステップ7
4)動作を終了する。
【0028】次に、ステップ66にて、メモリ−部11
の容量が残っていない場合には、制御部13は、E2 P
ROM部25にアクセスし、ここに記憶されている、例
えば32kbpsのような第2のビットレ−トを読み出す。
さらに、制御部13は、この読み出したビットレ−トを
もとにDSP部23に対し、ビットレ−トの変更命令を
送出し(ステップ75)、ビットレ−トを変更する(ス
テップ76)。ビットレ−トが変更されると、DSP部
23は、制御部13に対し、ビットレ−トが変更された
時点でのメモリ−部11のアドレスデ−タを送出する
(ステップ77)。制御部13は、送られたメモリ−の
アドレスデ−タをE2 PROM部25に記憶させる(ス
テップ78)。
【0029】次に、制御部13は、録音を終了するか否
かを判定し(ステップ71)、録音を終了しない場合に
は、メモリ−部11の容量があるか否かについて判定す
る(ステップ80)。ここで、メモリ−部11の容量が
あるようなら引き続き録音を行い、無いようであれば、
DSP部23は、制御部13に対しメモリ−部11の容
量がない旨のデ−タを送出した後(ステップ53)、ス
テップ70以降の動作を行う。また、ステップ79にて
録音を終了する場合には、ステップ68以降の動作を行
う。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
記憶部にはビットレ−トを変更する時のメモリ−容量お
よび、変更すべきビットレ−トが記憶されており、メッ
セ−ジをメモリ−部に録音していく上で、メモリ−部の
容量が記憶部に記憶された容量以下となった場合に、ビ
ットレ−トを記憶部に記憶されたものと変更することが
できるため、それ以降のデ−タを今迄のものより圧縮し
て録音することができ、容量が一定のメモリ−部におい
てもより長い時間の録音を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 留守番電話装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1に示したブロック図の音声信号処理部の
詳細を示す図である。
【図3】 本発明に係る一実施例の動作を説明するため
のフロ−チャ−トである。
【図4】 本発明に係る一実施例の動作を説明するため
のフロ−チャ−トである。
【図5】 本発明に係るその他の実施例の動作を説明す
るためのフロ−チャ−トである。
【図6】 本発明に係るその他の実施例の動作を説明す
るためのフロ−チャ−トである。
【図7】 図1に示したブロック図の従来の音声信号処
理部の詳細を示す図である。
【図8】 従来の留守番電話装置の動作を説明するため
のフロ−チャ−トである。
【図9】 従来の留守番電話装置の動作を説明するため
のフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1…局線 2…着信検出部 3…着信部 4…フックスイッチ 5…回線捕捉部 6…CPC部 7…防側音部 8…スピ−チネットワ−ク部 9…音声信号処理部 10…クロスポイントミキサ部 11…メモリ−部 12…OGM部 13…制御部 14…ダイヤラ−部 15…ダイヤルキ− 16…録音スイッチ 17…ハンドセット 18…スピ−カ 19…変復調部 20…無線部 21…アンテナ 22、24…コ−デック部 23…DSP部 25…E2 PROM部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局線または送話器から入力されるメッセ
    −ジを記憶可能な留守番電話装置において、 前記メッセ−ジを記憶する第1の記憶部と、 前記第1の記憶部の前記メッセ−ジを記憶するときのビ
    ットレ−トである第1のビットレ−ト、前記第1のビッ
    トレ−トより情報量が少ない第2のビットレ−ト、及び
    前記第1および第2のビットレ−トを変更する第1の記
    憶部のしきい値となる容量値を記憶する第2の記憶部
    と、 前記第2の記憶部に接続され、前記メッセ−ジが入力さ
    れたときに、前記第1の記憶部の容量値を検出し、前記
    検出された容量値と前記第2の記憶部に記憶された前記
    しきい値となる容量値とを比較し、比較した結果検出さ
    れた容量値が前記しきい値となる容量値より大きい場
    合、前記メッセ−ジを前記第1のビットレ−トにて前記
    第1の記憶部に記憶し、前記比較結果が前記しきい値と
    なる容量値より少ない場合は、前記第2のビットレ−ト
    に変更する制御部とを具備することを特徴とする留守番
    電話装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の記憶部は、前記第1のビット
    レ−トを第2のビットレ−トに変更した時の前記第1の
    記憶部のアドレスデ−タを記憶することを特徴とする請
    求項1記載の留守番電話装置。
JP539195A 1995-01-18 1995-01-18 留守番電話装置 Pending JPH08195805A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0994485A1 (de) * 1998-10-13 2000-04-19 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum digitalen Aufzeichnen eines analogen Audiosignals in einem digitalen Speicher
KR100692103B1 (ko) * 1997-03-11 2007-07-09 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 음성신호를위한디지털처리소자를포함하는전화통신장치및이러한장치에서수행되는방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100692103B1 (ko) * 1997-03-11 2007-07-09 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 음성신호를위한디지털처리소자를포함하는전화통신장치및이러한장치에서수행되는방법
EP0994485A1 (de) * 1998-10-13 2000-04-19 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum digitalen Aufzeichnen eines analogen Audiosignals in einem digitalen Speicher

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