JP6667871B2 - アラームシステム - Google Patents

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この発明は、アラームシステムに関し、ホテル等の宿泊施設において、例えば非常時に各客室の宿泊客の理解可能な言語で音声メッセージをアナウンスすることのできるアラームシステムに関する。
従来、例えばホテルにおいて利用される緊急用の放送設備にあっては、建物内に設置された複数のスピーカから緊急放送を行うようになっている。
図6に特許文献1に開示される従来の放送設備(報知システム)の概略構成を示す。図6に示すように、放送設備200は、予め記憶されたメッセージを再生する自動アナウンス部201と、通報内容を入力するためのマイク202と、所定のチャイム音信号を出力するチャイム音発生部203とを備える。さらに、前記自動アナウンス部201とマイク202とチャイム音発生部203からの出力を選択または混合するミキサ204と、ミキサ204から出力された音声信号を増幅するアンプ205と、前記アンプ205の出力を再生するスピーカ206とを備えている。
このような放送設備によれば、自動アナウンス部201に予め所定の音声メッセージが記憶されているため、例えば非常時において操作者は慌てることなく必要最低限の内容を報知することができる。
特許第3966678号公報
ところで近年では、例えば日本におけるホテルなどの宿泊施設には、日本人に限らず外国の人たちが滞在することが多く、全ての人に日本語が通じるとは限らない。
そのため、前記のような所定のメッセージを再生する放送設備にあっては、緊急用に限らず、多言語のメッセージに対応可能なシステムが要求されていた。
また、災害発生時など緊急の場合には、そのときの状況に応じた適切なメッセージを素早く呼び出して各客室の宿泊者に通知する必要がある。そのため、多種にわたる状況に対応した数多くのアナウンスメッセージが予め用意されているだけでなく、その中から操作者が容易に適切なメッセージを選択することができるインタフェースの提供が課題となっていた。
尚、特許文献1に記載の報知システムにあっては、緊急事態発生時に自動アナウンス器により避難誘導のための所定のメッセージが再生されることのみが開示され、メッセージを選択する具体的な手段(インタフェース)については全く記載されていない。また、多言語でのメッセージの放送についても何ら開示されていない。
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、宿泊施設の各客室に滞在する宿泊客に対し所望の音声メッセージをアナウンスするアラームシステムであって、前記メッセージを容易に導出することができ、且つ各客室に滞在する宿泊客の理解可能な言語にて前記選択したメッセージを再生することができるアラームシステムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するためになされた、本発明に係るアラームシステムは、複数の言語によるメッセージデータを記録する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記録されたメッセージデータを再生する再生手段と、を有し、宿泊施設の各客室に配備されるアラーム子機と、宿泊客の使用言語情報を客室毎に記録する第2の記憶手段を有し、前記各客室のアラーム子機に対しネットワーク接続された制御装置と、前記制御装置に対し、選択されたメッセージに対応する番号情報を入力するためのスイッチ装置と、を備え、前記制御装置は、前記スイッチ装置から入力された番号情報と、前記第2の記憶手段に記録された客室毎の使用言語情報とを指示データとして各客室の前記アラーム子機に送信し、前記アラーム子機は、前記指示データに基づき、前記第1の記憶手段から指定されたメッセージデータを読み出し、指定された言語で指定されたメッセージを前記再生手段により再生することに特徴を有する。
尚、前記アラーム子機において、前記第1の記憶手段に記録されたメッセージデータは、テキストデータであって、前記再生手段は、前記テキストデータを音声信号として読み上げることが望ましい。
また、前記アラーム子機において、前記第1の記憶手段に記録されたメッセージデータは、音声データであって、前記再生手段は、前記音声データを音声信号として再生するように構成してもよい。
また、前記制御装置は、各客室に配備されたアラーム子機に対しメッセージデータを転送し、第1の記憶手段に記録するように構成してもよい。
また、前記制御装置には、データ入力手段が接続され、前記データ入力手段により前記メッセージデータが形成されるように構成してもよい。
このような構成によれば、宿泊施設のフロントマンなどの操作者は、例えば非常時において各客室に所定のメッセージを送信したい場合、メッセージ一覧表などからメッセージを選択するだけでよい。
即ち、各客室のアラーム子機に対し、前記メッセージの選択信号(番号情報)と、前記第2の記憶手段に記録された客室毎の使用言語情報とに基づく指示データを一度に送信できるため、全客室において宿泊者が理解可能な言語による所望のメッセージを容易に再生することができる。
また、前記制御装置は、各客室に配備された前記アラーム子機に対し、所定の周期で応答要求信号を送信し、前記アラーム子機から応答信号が返ってくるか否かにより各アラーム子機の稼働状態を判定することが望ましい。
これにより、例えば故障により稼働しないアラーム子機の配置場所を容易に把握することができる。
前記アラーム子機は、少なくとも1つのランプを有し、前記ランプの発光色により稼働状態を示すことが望ましい。
このような構成により、例えば、正常稼働をブルー発光、異常稼働をレッド発光とすれば、客室清掃時にアラーム子機の状態を清掃員が容易に把握することができる。
本発明によれば、宿泊施設の各客室に滞在する宿泊客に対し所望の音声メッセージをアナウンスするアラームシステムであって、前記メッセージを容易に導出することができ、且つ各客室に滞在する宿泊客の理解可能な言語にて前記選択したメッセージを再生することができるアラームシステムを得ることができる。
図1は、本発明に係るアラームシステムの全体構成を示すブロック図である。 図2は、図1のアラームシステムが備える制御装置内の構成を模式的に示すブロック図である。 図3は、図2の制御装置において実行される電子プログラムによりモニタに表示されるデータ設定画面(ユーザインタフェース)の一例である。 図4は、図1のアラームシステムが備える各アラーム子機の構成を模式的に示すブロック図である。 図5は、図1のアラームシステムが備えるスイッチ装置と、該スイッチ装置上に載置されたアラームパネルの正面図である。 図6は、従来の放送設備の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明に係るアラームシステムの実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るアラームシステムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すアラームシステム100は、例えばホテルなどの宿泊施設に適用される。宿泊施設のフロント(宿泊受付)には、パーソナルコンピュータ(PC)からなる制御装置1と、制御装置1に対する(宿泊客に係る情報などの)データ入力手段としてのキーボード2(テンキー2aのみでもよい)と、メッセージ内容を選択するための選択スイッチ装置3(スイッチ装置)と、各客室に係る設定データなどを表示するためのモニタ4とが具備される。
尚、本アラームシステム1は、常時通電され稼働している状態が望ましいため、無停電装置5を介して制御装置1に電源供給される。
また、制御装置1は、複数の通信ポートをもつルータ6にLANケーブル7を介して接続されている。このルータ6には、例えば各フロアにそれぞれ配置されたスイッチングハブ8にLANケーブル9を介して接続され、各フロアのスイッチングハブ8は、各客室に配置されたアラーム子機10にLANケーブル11を介して接続されている。前記ルータ6は、LAN接続された配下のアラーム子機10に対しIPアドレスを振り分け、各客室番号とIPアドレスとの紐付け情報は、制御装置1において管理される。このように制御装置1は、各客室のアラーム子機10にネットワーク接続されている。
図2は、制御装置1内の構成を模式的に示すブロック図である。制御装置1の筐体内においては、CPU12を有し、このCPU12に対し、モニタ4との間に設けられる表示インタフェース13と、スイッチ装置3との間に設けられるシリアルバスインタフェース14と、ルータ6との間に設けられる通信インタフェース15と、キーボード5との間に設けられる入力インタフェース16とが接続されている。
さらに、CPU12には、電子プログラムP等が記憶された記憶装置17(第2の記憶手段)が接続されている。前記電子プログラムPは、宿泊客の情報、例えば国籍(使用言語)や宿泊日数などを入力設定するためのユーザインタフェース(画面UIなど)表示の機能や、スイッチ装置3から入力された信号に基づき各アラーム子機10に対して対応する指示信号を送信するための機能などを有する。
また、CPU12には、前記電子プログラムPを実行させるために一時的なデータの置き場所となるRAM18が接続されている。
尚、前記電子プログラムPは、基本的に常時起動された状態となされる。
また前記記憶装置17には、前記電子プログラムPのユーザインタフェースを介して入力された宿泊客の情報を記録するための客室データテーブル20が記録されている。この客室データテーブル20には、少なくとも客室ごとにアラーム子機10のIP番号に紐付けされた客室番号と、宿泊者の国籍(使用言語)情報と、宿泊日数の情報とが記録されている。
図3は、制御装置1において実行される電子プログラムPによりモニタ4に表示されるデータ設定画面(ユーザインタフェース)の一例である。
モニタ4の画面上には、図示するようにデータ設定画面Wが表示され、このデータ設定画面Wには、例えば、部屋番号欄41と、再生言語欄42と、宿泊日数欄43とが全客室について表示される。一画面上に全客室を表示しきれない場合には、図示するように頁移動ボタン44,45により頁を移動して全ての客室の情報を表示するようにすればよい。本実施の形態においては、図示するように、部屋名(部屋番号)編集ボタン46、全室日本語にするボタン47、全室英語にするボタン48を設けた例を示している。
このデータ設定画面Wにおいて、各宿泊客について、例えばチェックイン時に少なくとも部屋番号と再生言語と宿泊日数の情報とを入力することにより、それらの情報が前記の客室データテーブル20に記録され、記憶装置17に保存されるようになっている。
図4は、各アラーム子機10の構成を模式的に示すブロック図である。図示するようにアラーム子機10は、マイコン21を備え、このマイコン21に対し通信インタフェース22を介してLANケーブル11が接続され、メモリインタフェース23を介して不揮発性メモリ24(第1の記憶手段)が接続されている。
前記不揮発性メモリ24には、後述する複数のメッセージデータが、番号に紐付けされ、例えばテキストデータとして記録されている。即ち、複数のメッセージデータは、予め各アラーム子機10に保持されている。これにより通常は制御装置1から各アラーム子機10に対しメッセージデータを送る必要がなく、通信データ量を低減することができる。
尚、前記不揮発性メモリ24に、複数のメッセージデータをMP3形式などの音声データとして予め保持しておいてもよい。この場合、各言語で録音したメッセージデータが必要である。
また、予め用意されたアナウンスメッセージ以外に、新たにアナウンスメッセージを追加したい場合には、例えばメンテナンス時において、制御装置1に接続されたキーボード2から所望のメッセージをテキスト入力し、LAN接続された各アラーム子機10の不揮発性メモリ24に対し番号情報とともにテキストファイルとして直接記録するようにしてもよい。
或いは、別途作成したメッセージの音声データを制御装置1から各アラーム子機10の不揮発性メモリ24に対し番号情報とともに追加記録するようにしてもよい。
また、ここではアナウンスデータ記憶手段を不揮発メモリ24としたが、データ記憶可能であればよく、不揮発性メモリに限定されない。例えば、アナウンスデータ記憶手段は、ハードディスク、或いはコンパクトディスクなどの光ディスクであってもよい。
また、図4に示すようにマイコン21には音声信号を形成するためのDSP(デジタルシグナルプロセッサ)からなる信号処理部25が接続され、信号処理部25において形成された音声信号は、D/A変換部26によりアナログ音波に変換され、スピーカ27から放音されるようになっている。
より具体的には、信号処理部25は、不揮発性メモリ24から読み出したメッセージデータ(テキストファイル)を合成音声により指定言語で読み上げ、音声信号を形成する。即ち、信号処理部25は、複数の言語のうち指定された言語で、指定されたメッセージ番号のテキストを読み上げる機能を有する。
尚、不揮発性メモリ24にメッセージデータが言語別に音声ファイルとして記録されている場合には、信号処理部25は、その音声ファイルを再生する機能のみを有すればよい。
図5は、スイッチ装置3の正面図である。このスイッチ装置3の上には、複数のアナウンスメッセージを番号順に印字したアラームパネル30が載置されている。
スイッチ装置3の正面には、複数のスイッチボタンSW(図ではSW1〜SW10の10個)が設けられている。
前記アラームパネル30には、非常放送アナウンスとして、例えば、1:「強い地震が発生します。低い姿勢で頑丈な物につかまって下さい。」、2:「当ホテルは、耐震構造になっています。ご安心下さい。」、3:「エレベーター、エスカレーターは停止しています。階段をご利用下さい。」、4:「津波が来ます、津波が来ます。4階以上の上の階へ避難して下さい。」、5:「ホテル内で火災が発生しました。煙に注意して非常口からすぐに避難して下さい。」、6:「大雨警報が発表されました。外出は控えて下さい。」、7:「外は大変風が強くなっています。外出は控えて下さい」、といった内容が印字されている。
また、通常の放送アナウンスとして、8:「おはようございます。まもなく10時。チェックアウトの時間です。お忘れ物のございませんよう、お支度下さい。今日も良い一日でありますよう、お気を付けてお出かけくださいませ。」、9:「フロントは、電話機の受話器をとり、9番を押してお待ちください。」、といった内容が印字されている。尚、このアラームパネル30の内容を、通常はモニタ4に表示するようにしてもよい。
前記スイッチ装置3において、スイッチボタンSW1〜SW10の表面に印字された番号は、アラームパネル30に印字された各アナウンスメッセージの番号に対応している。
スイッチボタンSW1〜SW10のいずれかのボタンを押すと、押下されたボタンの番号が、シリアル信号により指定され、制御装置1のCPU12に入力されるようになっている。
また、本発明に係るアラームシステム100において、制御装置1は、各客室に配備されたアラーム子機10に対し、所定の周期(例えば10秒に1回)で応答要求信号を送信し、アラーム子機10から応答信号(ack)が返ってくるか否かにより各アラーム子機10の稼働状態を判定するように構成される。これにより、例えば故障により稼働しないアラーム子機10の配置場所を容易に把握することができる。
また、各アラーム子機10においては、図1に示すようなランプ10aが設けられ、ランプ10aの発光色により稼働状態が示されるようになっている。
例えば、正常稼働をブルー発光、異常稼働をレッド発光とすることにより、客室清掃時にアラーム子機10の状態を清掃員が容易に把握することができる。
続いて、このように構成されたアラームシステム100の使用形態について説明する。例えば、アラームシステム100を適用したホテルにおいては、ホテルのフロントマンが操作者となり得る。フロントマンは、宿泊客がチェックインする際、キーボード2のテンキー2aを利用して図3に示したデータ設定画面Wの部屋番号に対応する再生言語欄42、宿泊数欄43に、宿泊者に対応する項目を入力設定する。
例えば、宿泊者の国籍が米国人の場合には、宿泊設定する部屋番号(例えば202号室)に対応する再生言語欄42に英語を設定し、宿泊数欄43には宿泊する日数(例えば2)を入力設定する。再生言語欄42に再生言語を設定する際には、予め再生言語と番号とを対応付けしておき、テンキー2aからの番号の指定により再生言語を設定する。
このようにして、チェックインする全ての宿泊客について、図4のデータ設定画面W(ユーザインタフェース)を介して部屋番号と再生言語と宿泊数とを紐付けする。
ホテルにおいて、何らかの非常事態、例えば火災が発生した場合、フロントマンは図5に示すアラームパネル30のアナウンス一覧より5番のアナウンスメッセージを選択し、スイッチ装置3のスイッチボタン5を押す。
スイッチ装置3からはシリアル伝送により「5」を示す信号がアナウンス番号(番号情報)としてCPU12に入力される。常時、電子プログラムPが起動している制御装置1においては、各客室に配備されているアラーム子機10に対し、このアナウンス番号を、指示データとして各客室に設定されている使用言語情報(の番号)とともに送信する。各客室のアラーム子機10への対応する指示データの送信は、各客室番号に紐付けされているIPアドレスによりアラーム子機10が指定されて行われる。
指示データを受け取ったアラーム子機10においては、マイコン21が信号処理部25に対し、前記指示データで指定される言語により、指定されたアナウンス番号に対応するメッセージのテキストファイルをメモリ24から読み出し、それを合成音声で読み上げるよう指示する。信号処理部25においては、メモリ24からアドレス指定して読み出したテキストファイルを、指定された言語で読み上げ、音声信号を形成する。音声信号は、D/A変換部26においてアナログの音波に変換され、スピーカ27からは、指定された言語で指定された音声メッセージが再生される。例えば、言語として英語が指定され、火災時に5番のアナウンスメッセージが選択された場合には、英語で5番のアナウンスメッセージが音声再生される。
以上のように本発明に係る実施の形態によれば、制御装置1には、複数のアナウンスメッセージを容易に選択するためのスイッチ装置3から選択信号(番号情報)が入力され、さらに前記制御装置1は、客室毎に使用言語等が設定された客室データテーブル20を有する。
一方、各客室に配備され、前記制御装置1とネットワーク接続されたアラーム子機10は、予め複数の言語による複数のメッセージデータを有する。
この構成により、宿泊施設のフロントマンなどの操作者は、例えば非常時において各客室に所定のメッセージを送信したい場合、メッセージ一覧表などからメッセージを選択するだけでよい。
即ち、各客室のアラーム子機10に対し、前記メッセージの選択信号(番号情報)と、前記客室データテーブル20とに基づく指示データを一度に送信できるため、全客室において宿泊者が理解可能な言語による所望のメッセージを容易に再生することができる。
尚、前記実施の形態においては、メッセージデータを音声信号として再生するものとして説明したが、本発明に係るアラームシステムにあっては、その形態に限定されるものではない。例えば、アラーム子機10が表示部を有し、メッセージデータを前記表示部に表示するように構成してもよい。その場合、音声の再生とともに、前記表示部に表示するように構成することが好ましい。
また、本発明に係るアラームシステムは、ホテル等の宿泊施設において該システムを構成する各装置を新たに配備してもよいが、既存の管理システムに組み込んでもよい。この場合、多くの宿泊施設では、既に各部屋にLAN環境が構築されていることが多く、また、制御装置1はパーソナルコンピュータで実現できるため、より少ない設備投資で本発明のアラームシステムを構築することができる。
1 制御装置
2 キーボード(データ入力手段)
3 スイッチ装置
4 モニタ
10 アラーム子機
10a ランプ
17 記憶装置(第2の記憶手段)
20 客室データテーブル
24 不揮発性メモリ(第1の記憶手段)
25 信号処理部(再生手段)
100 アラームシステム

Claims (7)

  1. 複数の言語によるメッセージデータを記録する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記録されたメッセージデータを再生する再生手段と、を有し、宿泊施設の各客室に配備されるアラーム子機と、
    宿泊客の使用言語情報を客室毎に記録する第2の記憶手段を有し、前記各客室のアラーム子機に対しネットワーク接続された制御装置と、
    前記制御装置に対し、選択されたメッセージに対応する番号情報を入力するためのスイッチ装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記スイッチ装置から入力された番号情報と、前記第2の記憶手段に記録された客室毎の使用言語情報とを指示データとして各客室の前記アラーム子機に送信し、
    前記アラーム子機は、前記指示データに基づき、前記第1の記憶手段から指定されたメッセージデータを読み出し、指定された言語で指定されたメッセージを前記再生手段により再生することを特徴とするアラームシステム。
  2. 前記アラーム子機において、前記第1の記憶手段に記録されたメッセージデータは、テキストデータであって、
    前記再生手段は、前記テキストデータを音声信号として読み上げることを特徴とする請求項1に記載されたアラームシステム。
  3. 前記アラーム子機において、前記第1の記憶手段に記録されたメッセージデータは、音声データであって、
    前記再生手段は、前記音声データを音声信号として再生することを特徴とする請求項1に記載されたアラームシステム。
  4. 前記制御装置は、各客室に配備されたアラーム子機に対しメッセージデータを転送し、第1の記憶手段に記録することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたアラームシステム。
  5. 前記制御装置には、データ入力手段が接続され、前記データ入力手段により前記メッセージデータが形成されることを特徴とする請求項4に記載されたアラームシステム。
  6. 前記制御装置は、各客室に配備された前記アラーム子機に対し、所定の周期で応答要求信号を送信し、前記アラーム子機から応答信号が返ってくるか否かにより各アラーム子機の稼働状態を判定することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載されたアラームシステム。
  7. 前記アラーム子機は、少なくとも1つのランプを有し、前記ランプの発光色により稼働状態を示すことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載されたアラームシステム。
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