JP2009065336A - テレビ会議システム - Google Patents

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昌樹 ▲高▼野
Masaki Takano
Maiko Kawase
麻衣子 川瀬
Kazuto Tazaki
和人 田▲崎▼
Masaru Terao
勝 寺尾
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Abstract

【課題】発言者側からみて、その通信状況を容易に把握しやすいテレビ会議システムを提供する。
【解決手段】ネットワーク200を介して複数の会議拠点端末装置10a〜10eを相互に接続し、音声データや画像データをリアルタイムに送受信することのできるテレビ会議システムにおいて、会議拠点端末装置10を、画像データを取得するカメラ部11と、音声データを取得するマイク部12と、音声データを出力するスピーカ部14と、これらが接続される拠点処理装置20とで構成し、拠点処理装置20が、複数の他の会議拠点端末装置10から取得した画像データを1つの表示画面100上に表示し、この複数の画像データを表示する各画像領域110に、対応する他の会議拠点端末装置10b〜10eのスピーカ部14から出力される自分の音声データに連動したレベル値を表示するスピーカレベルインジケータ101bを表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して複数の会議拠点端末装置を相互に接続し、音声データや画像データをリアルタイムに送受信することのできるテレビ会議システムに係り、特に、各会議拠点端末装置の表示画面を複数に分割し、この分割部にネットワークに接続される拠点の画像を表示して会議を進行させる方式のテレビ会議システムに関するものである。
従来、複数拠点間を相互に接続し、遠隔地の会議参加者で会議を行うことができるテレビ会議システムが実現されている。このようなテレビ会議システムやテレビ電話においては、各会議拠点端末装置の表示画面を複数に分割し、この分割部にネットワークに接続される拠点の画像を表示して会議を進行させる方式のものがある(例えば、特許文献1参照)。
会議の各参加者毎の当該会議における重み値を記憶し、前記重み値が最大の参加者をキーマンと判別し、他のテレビ会議装置から送られてくる音声データおよび画像データを受信し、受信した音声データを音声出力するとともに、受信した画像データをその画像データの発信元参加者がキーマンであるときには、キーマンの画像を表示するための画面上の固定した位置に他の参加者よりも大きめに表示することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、ネットワーク上の多地点接続装置を介して複数の会議拠点端末を接続する従来例にあっては、各会議拠点端末装置の表示画面に全参加者の映像と各参加者の音声のレベル値に連動するインジケータを表示するものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平08−0340495号公報 特開2005−244744号公報 特開2000−083229号公報
前記特許文献3に記載の従来例によれば、1つの表示画面に会議参加者の画像と音声レベルが表示されるので、会議の参加者は、各参加者の音声のレベル値の大きさを見て、その時点の発言者を容易に判断することができる。
しかしながら、このシステムでは発言しない参加者からはだれが発言しているかを把握しやすいシステムであるが、発言を求める参加者にとっては良好なシステムとはいえない。つまり、このシステムでは、受信者側からは各参加者の発言を音声の大きさを表すインジケータで把握できるものの、発信者側からは自分の発言が相手に届いているかを把握することができない。
したがって、発言者側からみて、相手側の映像に変化がないと、相手が聞いているか不安になり、「聞こえている?」との同意を得ることが必要になるなどの課題がある。
そこで、この発明の目的とするところは、発言者側からみて、その通信状況が容易に把握しやすいテレビ会議システムを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るテレビ会議システムでは、ネットワークを介して複数の会議拠点端末装置を相互に接続し、音声データや画像データをリアルタイムに送受信することのできるテレビ会議システムにおいて、前記会議拠点端末装置を、画像データを取得するカメラ部と、音声データを取得するマイク部と、音声データを出力するスピーカ部と、これらが接続される拠点処理装置とで構成し、前記拠点処理装置が、前記複数の他の会議拠点端末装置から取得した画像データを1つの表示画面上に表示し、この複数の画像データを表示する各画像領域に、対応する他の会議拠点端末装置のスピーカ部から出力される自分の音声データに連動したレベル値を表示するスピーカレベルインジケータを表示するようにする。
本発明によれば、表示画面上に通信相手の映像情報が表示されるとともに、この映像情報に隣接して、送信者側(発信者側)の音声データのレベル値で表示されるので、発信者の音声と相手のリアクションを画像で認識することができる。
以下、図1と図2を参照して、この実施の形態に係るテレビ会議システムを詳細に説明する。ここで、図1は、このテレビ会議システムの概略構成図である。図2は、代表的な表示画面図である。
先ず、図1を参照して、この実施の形態に係るテレビ会議システムの概略構成を説明する。図1において、このテレビ会議システムは、ネットワーク200を介して複数の会議拠点A〜Eを相互に接続し、音声データや画像データをリアルタイムに送受信することができるシステムである。会議の参加者は、それぞれ会議拠点端末装置10a〜10eのいずれかを準備し、例えば、会議拠点の1つである会議拠点端末装置10aに接続することで、このシステムに参加することができる。この図1では、会議拠点A〜Eにそれぞれ設置される会議拠点端末装置10a〜10eで開催されるテレビ会議を事例に説明している。しかし、このシステムでは、会議拠点端末装置10の台数に限定されるものではない。また、以後の説明では、会議拠点端末装置10bを中心とした動作や表示画面を中心に説明する。
このテレビ会議システムでは、このシステムに参加する会議拠点端末装置10の1台である会議拠点端末装置10aが会議マネージャーとなって、複数の会議拠点端末装置10b〜10eを接続する多地点接続装置の役割となる。この実施の形態では、会議マネージャーを会議拠点端末装置10aで説明しているが、ネットワーク200上に参加する他の会議拠点端末装置10b〜10eに同様な役割を持たせても良い。
また、この実施の形態では、このシステムに参加する会議拠点端末装置10の1台である10bが会議マスタ(主催者)となって、前記会議マネージャー(会議拠点端末装置10a)に接続し、会議のスケジュールや会議に参加する会議拠点を前記会議マネージャー(会議拠点端末装置10a)に登録することができる。したがって、他の会議拠点端末装置10c〜10eは、前記会議マネージャー(会議拠点端末装置10a)に接続することで、参加する複数の会議拠点が相互にリアルタイムで接続されたテレビ会議を行うことができる。
前記会議拠点端末装置10は、画像データを取得するカメラ部11と、音声データを取得するマイク部12と、拠点処理装置20と、これらをネットワーク200に接続するためのスイッチングハブ13を備えている。ここで、カメラ部11とマイク部12と拠点処理装置20とは物理的に同一の会議室内にあり、カメラ部11とマイク部12と拠点処理装置20とは1つのスイッチングハブ13に接続されている。
前記拠点処理装置20は、各種情報を表示する拠点表示装置21と、各種情報を格納する拠点記憶装置22と、各種の入力操作を可能とする拠点入力装置23と、前記ネットワーク200に接続するための拠点通信装置24と、この拠点処理装置20を統括的に制御する拠点制御装置25とを含んで構成される極一般的なパーソナルコンピュータで構成することできる。そして、この拠点処理装置20には音声データを出力するためのスピーカ部14が接続されている。
また、前記拠点記憶装置22には、会議マネージャー22aとPC(処理装置)制御ソフトウェア22bとグラフィックソフトウェア22cとWebサーバ22dなどの各種のプログラムソフトが格納され、前記拠点制御装置25が、これらプログラムソフトを起動することで会議拠点端末装置10として稼動することができる。
ここで、会議マネージャー22aは、会議拠点にて会議マネージャー機能を有効にした場合にPC制御ソフトウェア22bと独立して動作し、プレゼン情報とグルーピング情報を管理する。PC制御ソフトウェア22bは、マイク部12とカメラ部11の制御及び会議拠点間の通信を行う。
そして、この実施の形態に係るテレビ会議システムの大きな特徴の1つは、前記拠点処理装置20は、前記複数の他の会議拠点端末装置10から取得した画像データを1つの拠点表示装置21の表示画面100上に表示し、この複数の画像データを表示する各画像領域110に、対応する他の会議拠点端末装置10c〜10eのスピーカ部14から出力される自分の音声データに連動したレベル値を表示するスピーカレベルインジケータ101b〜101eを表示した点にある。前述した前記拠点処理装置20はパーソナルコンピュータ(PC)等の端末装置であってもよく、その場合、拠点制御装置25はPCの中央制御装置であり、拠点表示装置21はPCのディスプレイ装置となる。
即ち、この実施の形態では、拠点制御装置25は、前記拠点通信装置24を介して、前記マイク部12から取得した音声データと、前記カメラ部11から取得した画像データとを他の会議拠点端末装置10に送信し、同様に、他の会議拠点端末装置10からそれぞれの音声データと画像データを受信して、それぞれの音声データと画像データを複数の画像領域110に分割された表示画面100の各画像領域110に表示するとともに、各音声データをミキシング(合成)して前記スピーカ部14から出力することにより、各拠点の映像と音声を提供することができる。
これに加えて、この実施の形態の大きな特徴とするところは、他の各会議拠点端末装置10c〜10eから取得した音声データと、この会議拠点端末装置10bの前記マイク部12から取得した音声データとを照合し、一致した音声データのレベル値を前記それぞれのスピーカレベルインジケータ101に表示する点にある。
この実施の形態によれば、この会議拠点端末装置10bの参加者は、表示画面100を介して、通信先である各拠点の映像と、通信先のスピーカ部14から出力される自分(送信元)の音声の出力レベルを同時に把握することができる。これにより、発信者の音声と相手のリアクションを画像で認識することができる。
さらにまた、この実施の形態の大きな特徴の1つは、前記各画像領域110に、自己の会議拠点端末装置10bから取得した音声データのレベル値を表示するマイクレベルインジケータ102bを前記スピーカレベルインジケータ101bと、各会議拠点端末装置10c〜10eから取得した音声データのレベル値を表示するマイクレベルインジケータ102c〜102eを前記スピーカレベルインジケータ101c〜101eと、それぞれ対で表示させた点にある。この実施の形態によれば、自分の音声のレベル値と、これを聞いている他の拠点の音声のレベル値を視覚的に把握することができる。
次に、図2を参照して、この実施の形態に係るテレビ会議システムの表示画面100の例を、さらに説明する。図2において、前記表示画面100は、最上部に帯状に配置されるタイトルバー120と、その下部に配置される画像領域110と、その下部に配置される操作領域130と、最下部に配置される動作インジケータを備えた動作状態表示部150とから構成される。
前記タイトルバー120は、このテレビ会議システムのシステム名称が表示されるとともに、右端には縮小化ボタンと最大化ボタンと取り消しボタンが配置される。
前記画像領域110は、他の会議拠点端末装置10に対応して複数の画像領域110b〜110eに分割されて構成される。この実施の形態では、前記画像領域110を左側の画像領域(110b)が大きくなるように左右に2分割し、右側の画像領域をさらに上下に3分割(画像領域110c〜110e)している。これにより、会議に参加する4つの会議拠点B〜Eを同時に表示することができる。そして、右側の大きな画像領域110bにメインの会議拠点端末装置10からの画像データを表示して、左側の小さな画像領域110c〜110eには他の会議拠点端末装置10c〜10eの画像データを表示することができる。
これらの画像領域110の分割される領域の数とレイアウトは、前記操作領域130での操作で変更することができる。また、この実施例では、自分の会議拠点を画像領域110bの1つに割り当てて表示しているが、これを割り当てないようにすることもできる。さらに、詳細な機構は省略するが、各拠点から送信される音声データの音量に基づくなどの既存の技術を用いて発言している会議拠点の画像領域を大きな画像領域110bに自動的に変更することができる。さらにまた、分割された画像領域の1つに資料を表示するデータ表示領域として割り当てることもできる。
また、前記したように、各分割される画像領域110b〜110eには、それぞれの画像領域110に割り当てられた会議拠点端末装置10から取得した音声のレベル値を表示するスピーカレベルインジケータ101b〜101eと、各会議拠点端末装置10のマイク部12から取得される音声データのレベル値を表示するマイクレベルインジケータ102b〜102eが表示される。
前記操作領域130は、この拠点処理装置20の各種操作を入力するための選択ボタンや各種ガイダンスなどが配置される。例えば、この実施の形態では、操作領域130の最上部に機能切替ボタン131が左右に並べて配置される。この機能切替ボタン131は、左側から、音声の設定を行う「音声ボタン」、マイクの設定を行う「マイクボタン」、カメラの設定を行う「カメラボタン」、表示画面100の画面レイアウトを設定する「画面配置ボタン」、前記画像領域110の1つに表示する資料のファイルを選択する「ファイル共有ボタン」、システムのOFFを行う「切断ボタン」、会議マネージャーとなる会議拠点端末装置10を設定する「会議マスタボタン」が配置される。これらの機能切替ボタン131は、拠点入力装置23の1つを構成するリモコンの操作で選択することができるし、図示しないマウスやキーボードのカーソルキーの操作で選択することができる。
前記機能切替ボタン131の下方には、この機能切替ボタン131の選択により、その表示内容を切り替える操作キー表示領域132が設けられる。図2の表示例は、「音量ボタン」が選択された状態の操作キー表示領域132を示している。例えば、この「音量ボタン」の操作キー表示領域132は、右側にリモコンの操作方法のガイダンスが表示され、左側には、自分のスピーカ部14から出力される音量を調整する「音声+ボタン」と「音量−ボタン」と「ミュートボタン」と「スピーカレベルインジケータ」が表示される。
他の機能切替ボタン131の操作キー表示領域132の詳細な説明は省略するが、これら各操作キー表示領域132には、当該機能に対応した操作ボタンやガイダンスが表示される。そして、この操作領域130は、リモコンを介して、画面から消去したり、あるいは出現させたりすることができる。さらに、操作領域130を画面から消去する場合、表示画面100の最下部に前記機能切替ボタン131のみを表示して、これら機能切替ボタン131の選択操作に基づいて操作領域130全体を出現させるようにしても良い。
次に、図1と図2を参照して、このテレビ会議システムの動作を説明する。先ず、会議マスタとなる参加者は、会議拠点端末装置10bを起動させて表示画面100の操作キー表示領域132の操作で会議マネージャーとなる会議拠点端末装置10aに接続し、会議参加者(会議拠点)やスケジュールを登録する。そして、他の会議参加者は、このスケジュールに沿って、前記会議拠点端末装置10aにアクセスすることで、会議マスタが主催するテレビ会議に参加することができる。
各会議拠点端末装置10b〜10eの拠点制御装置25は、前記接続が完了すると、カメラ部11で撮影したそれぞれの会議拠点の画像データを、前記会議拠点A(会議拠点端末装置10a)を介して他の会議拠点に送信する。一方、各会議拠点の画像データを受信したそれぞれの拠点制御装置25は、この複数の画像データを合成し、それぞれの設定にあった表示画面100を生成し、当該表示画面100をそれぞれの拠点表示装置21に表示する。
また、各会議拠点端末装置10b〜10eの拠点制御装置25は、マイク部12から取得したそれぞれの会議拠点の音声に対してA/D変換等の所定の処理を施し、音声データとして前記会議拠点Aの会議拠点端末装置10aを介して他の会議拠点B〜Eの会議拠点端末装置10b〜10eに送信するとともに、この音声データを一時的に保存する。一方、各会議拠点の音声データを受信したそれぞれの拠点制御装置25は、音声データのミキシング(合成)を行って、その音声データをスピーカ部14から出力するとともに、その音声の強さ(大きさ)を示すレベル値(デジタル値)を生成し、当該レベル値を前記表示画面の各会議拠点のマイクレベルインジケータ102に表示させる。
また、それぞれの拠点制御装置25は、ミキシング(合成)前の各会議拠点の音声データと前記一時的に保存した自分の音声データとを照合し、一致する音声データを抽出して、その一致する音声の強さ(大きさ)を示すレベル値(デジタル値)を生成し、当該レベル値を前記表示画面100の各会議拠点のスピーカレベルインジケータ101に表示させる。
この実施の形態によれば、各会議拠点の参加者は、各会議拠点の映像情報と、ミキシングされた音声をそれぞれの会議拠点端末装置10を介して取得することができるので、会議全体の雰囲気を各会議拠点の映像と合成された音声で把握することができる。そして、前記表示画面100の各画像領域110には、自分の音声と会議全体の音声がそれぞれレベルインジケータで視覚的に表示される。特に、この実施の形態では、各会議拠点での自分の音量を視覚的に認識することができる。したがって、発言者は、各会議拠点における自分の音量を把握し、そのリアクションを映像と会議全体の音声で把握することができる。
(他の応用例)前記実施の形態では、各会議拠点における自分の音量レベルを計測するにあたり、自分から送信する音声データと、各会議拠点のマイク部12で取得される音声データとを比較して、相手のスピーカ部14から出力される自分の音量レベルを把握する実施の形態で説明した。しかし、この発明では、前記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、各会議拠点のスピーカ部14から出力される自分の送信した音声データのレベル値を各会議拠点から取得して、当該レベル値を対応する会議拠点のスピーカレベルインジケータ101に表示するようにしても良い。
具体的には、各会議拠点端末装置10の拠点制御装置25は、各会議拠点から受信した音声データをミキシング(合成)する前に音声のレベル値に変換し、当該変換したレベル値を送信元の会議拠点端末装置10に返信する。そして、このレベル値を前記各画像領域110のスピーカレベルインジケータ101に反映させるようにする。この実施の形態では、相手先のマイク部12で取得される音声データと自分の音声データを比較する照合処理を行う必要がない。
また、前記実施の形態では、音声データのレベル値の検出や合成、あるいは表示画面100の生成を各会議拠点端末装置10b〜10eの拠点制御装置25が行うことで説明したが、これに限定されるものではない。例えば、会議マネージャーの役割を果たす会議拠点端末装置10aが、音声データのレベル値の検出や合成、あるいは表示画面100の生成を行い、これらの画像情報や音声情報を他の会議拠点端末装置10b〜10eに提供するようにしてもよい。
以上のように、本発明の実施の形態は、ネットワーク200を介して複数の会議拠点端末装置10a〜10eを相互に接続し、音声データや画像データをリアルタイムに送受信することのできるテレビ会議システムにおいて、前記会議拠点端末装置10b〜10eは、画像データを取得するカメラ部11と、音声データを取得するマイク部12と、音声データを出力するスピーカ部14と、これらが接続される拠点処理装置20とで構成され、前記拠点処理装置20は、拠点表示装置21と拠点制御装置25を備え、前記拠点制御装置25は前記複数の他の会議拠点端末装置10b〜10eから取得した画像データを1つの前記拠点表示装置21の表示画面100上に表示するとともに、この複数の画像データを表示する各画像領域110b〜110eに、対応する他の会議拠点端末装置10c〜10eのスピーカ部14から出力される自分の音声データに連動したレベル値を表示するスピーカレベルインジケータ101bを表示するように構成される。
また、本発明の他の実施の形態は、上記テレビ会議システムにおいて、前記拠点処理装置20は、各種情報を表示する拠点表示装置21と、各種情報を格納する拠点記憶装置22と、各種の入力操作を可能とする拠点入力装置23と、前記ネットワークに接続するための拠点通信装置24と、この拠点処理装置を統括的に制御する拠点制御装置25とを含んで構成し、前記拠点制御装置25は、前記拠点通信装置24を介して、前記マイク部12から取得した音声データと、前記カメラ部11から取得した画像データとを送信する機能と、他の会議拠点端末装置10c〜10eのマイク部12から取得される音声データと、他の会議拠点端末装置10c〜10eのカメラ部11から入力される画像データとを取得する機能と、各会議拠点端末装置10c〜10eから取得した音声データと、この拠点制御装置25が前記マイク部12から取得した音声データとを照合し、一致した音声データのレベル値を前記それぞれのスピーカインジケータ101bに表示する機能とを有して構成される。
本発明のさらに他の実施の形態は、上記テレビ会議システムにおいて、前記拠点処理装置20は、各種情報を表示する拠点表示装置21と、各種情報を格納する拠点記憶装置22と、各種の入力操作を可能とする拠点入力装置23と、前記ネットワークに接続するための拠点通信装置24と、この拠点処理装置を統括的に制御する拠点制御装置25とを含んで構成し、前記拠点制御装置25は、前記拠点通信装置24を介して、前記マイク部12から取得した音声データと、前記カメラ部11から取得した画像データと、前記スピーカ部14から出力される前記取得した他の音声データのそれぞれのレベル値とを送信する機能と、前記拠点通信装置24を介して、他の会議拠点端末装置10c〜10eから取得される画像データとレベル値とを前記拠点表示装置21に表示する機能とを有して構成される。
加えて、本発明の他の実施の形態は、上記各テレビ会議システムにおいて、前記拠点制御装置25は、前記各画像領域110に、対応する他の会議拠点端末装置10c〜10eのマイク部12から取得した音声データに連動したレベル値を表示するマイクレベルインジケータ101c〜101eを表示する機能を有して構成される。
本発明にかかるテレビ会議システムの概略構成図である。 本発明にかかるテレビ会議システムにおける代表的な表示画面図である。
符号の説明
10a〜10e…会議拠点端末装置、11…カメラ部、12…マイク部、13…スイッチングハブ、14…スピーカ部、20…拠点処理装置、22a…会議マネージャー、22b…PC(処理装置)制御ソフトウェア、22c…グラフィックソフトウェア、22d…Webサーバ、21…拠点表示装置、22…拠点記憶装置、23…拠点入力装置、24…拠点通信装置、25…拠点制御装置、100…表示画面、101b〜101e…スピーカレベルインジケータ、102b〜102e…マイクレベルインジケータ、110b〜110e…画像領域、120…タイトルバー、130…操作領域、131…機能切替ボタン、132…操作キー表示領域、150…動作状態表示部、200…ネットワーク。

Claims (4)

  1. ネットワークを介して複数の会議拠点端末装置を相互に接続し、音声データや画像データをリアルタイムに送受信することのできるテレビ会議システムにおいて、
    前記会議拠点端末装置は、画像データを取得するカメラ部と、音声データを取得するマイク部と、音声データを出力するスピーカ部と、これらが接続される拠点処理装置とで構成され、
    前記拠点処理装置は、拠点表示装置と拠点制御装置を備え、
    前記拠点制御装置は、前記複数の他の会議拠点端末装置から取得した画像データを1つの前記拠点表示装置の表示画面上に表示するとともに、この複数の画像データを表示する各画像領域に、対応する他の会議拠点端末装置のスピーカ部から出力される自分の音声データに連動したレベル値を表示するスピーカレベルインジケータを表示する
    ことを特徴とするテレビ会議システム。
  2. 請求項1に記載のテレビ会議システムにおいて、
    前記拠点処理装置は、各種情報を表示する拠点表示装置と、各種情報を格納する拠点記憶装置と、各種の入力操作を可能とする拠点入力装置と、前記ネットワークに接続するための拠点通信装置と、この拠点処理装置を統括的に制御する拠点制御装置とを含んで構成し、
    前記拠点制御装置は、
    前記拠点通信装置を介して、前記マイク部から取得した音声データと、前記カメラ部から取得した画像データとを送信する機能と、
    他の会議拠点端末装置のマイク部から取得される音声データと、他の会議拠点端末装置のカメラ部から入力される画像データとを取得する機能と、
    各会議拠点端末装置から取得した音声データと、この拠点制御装置が前記マイク部から取得した音声データとを照合し、一致した音声データのレベル値を前記それぞれのスピーカインジケータに表示する機能とを有する
    ことを特徴とするテレビ会議システム。
  3. 請求項1に記載のテレビ会議システムにおいて、
    前記拠点処理装置は、各種情報を表示する拠点表示装置と、各種情報を格納する拠点記憶装置と、各種の入力操作を可能とする拠点入力装置と、前記ネットワークに接続するための拠点通信装置と、この拠点処理装置を統括的に制御する拠点制御装置とを含んで構成し、
    前記拠点制御装置は、
    前記拠点通信装置を介して、前記マイク部から取得した音声データと、前記カメラ部から取得した画像データと、前記スピーカ部から出力される前記取得した他の音声データのそれぞれのレベル値とを送信する機能と、
    前記拠点通信装置を介して、他の会議拠点端末装置から取得される画像データとレベル値とを前記拠点表示装置に表示する機能とを有する
    ことを特徴とするテレビ会議システム。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載のテレビ会議システムおいて、
    前記拠点制御装置は、前記各画像領域に、対応する他の会議拠点端末装置のマイク部から取得した音声データに連動したレベル値を表示するマイクレベルインジケータを前記拠点表示装置に表示する機能を有する
    ことを特徴とするテレビ会議システム。
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