JPH1023383A - テレビ会議システム - Google Patents
テレビ会議システムInfo
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- JPH1023383A JPH1023383A JP8173251A JP17325196A JPH1023383A JP H1023383 A JPH1023383 A JP H1023383A JP 8173251 A JP8173251 A JP 8173251A JP 17325196 A JP17325196 A JP 17325196A JP H1023383 A JPH1023383 A JP H1023383A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 会議出席者それぞれが自由に、見たい資料の
見たい箇所を選択して見ることのできるテレビ会議シス
テムを提供することを目的とする。 【解決手段】 会議室端末6は、カメラ8からの動画像
信号を入力して動画像情報として出力すると共に副会議
室2から送出された動画像情報を動画像信号として共通
表示装置7へ出力する画像入出力処理手段19と、静止
画像入力装置9からの静止画像信号を入力して静止画像
情報として出力する静止画像入力手段22と、個別端末
5との間で画像情報等を内部通信回線24を介して送受
する内部通信手段16と、画像情報等を圧縮して副会議
室2へ送出すると共に副会議室2から送出された画像情
報等を伸長して出力する外部通信手段18とを有し、個
別端末5は内部通信回線24から受信した画像情報を表
示することにより、会議出席者は自由に、見たい資料の
見たい箇所を選択して見ることができる。
見たい箇所を選択して見ることのできるテレビ会議シス
テムを提供することを目的とする。 【解決手段】 会議室端末6は、カメラ8からの動画像
信号を入力して動画像情報として出力すると共に副会議
室2から送出された動画像情報を動画像信号として共通
表示装置7へ出力する画像入出力処理手段19と、静止
画像入力装置9からの静止画像信号を入力して静止画像
情報として出力する静止画像入力手段22と、個別端末
5との間で画像情報等を内部通信回線24を介して送受
する内部通信手段16と、画像情報等を圧縮して副会議
室2へ送出すると共に副会議室2から送出された画像情
報等を伸長して出力する外部通信手段18とを有し、個
別端末5は内部通信回線24から受信した画像情報を表
示することにより、会議出席者は自由に、見たい資料の
見たい箇所を選択して見ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の会議室を通
信回線で接続して会議を行うためのテレビ会議システム
に関する。
信回線で接続して会議を行うためのテレビ会議システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】会議室等に設置されるテレビ会議システ
ムにおいて、会議室に設置された1つの表示端末上又は
会議出席者毎もしくは複数人数毎に設置された複数の表
示端末上に表示される同一の画面を同時に見て利用する
形態のシステムは既に存在していた。また、会議出席者
が共有して利用する共通表示装置と会議出席者毎もしく
は複数人数毎に設置される個別端末とを持つシステムに
おいて、共通表示装置上に表示される会議資料に対し、
各個別端末上で共通表示装置上の会議資料と同じ資料を
持ち、各個別端末上においてその資料に加筆修正を加え
た後、共通表示装置上にその修正した会議資料の情報を
伝達し、修正された会議資料を共通表示装置上で表示す
るようなシステムも存在している。
ムにおいて、会議室に設置された1つの表示端末上又は
会議出席者毎もしくは複数人数毎に設置された複数の表
示端末上に表示される同一の画面を同時に見て利用する
形態のシステムは既に存在していた。また、会議出席者
が共有して利用する共通表示装置と会議出席者毎もしく
は複数人数毎に設置される個別端末とを持つシステムに
おいて、共通表示装置上に表示される会議資料に対し、
各個別端末上で共通表示装置上の会議資料と同じ資料を
持ち、各個別端末上においてその資料に加筆修正を加え
た後、共通表示装置上にその修正した会議資料の情報を
伝達し、修正された会議資料を共通表示装置上で表示す
るようなシステムも存在している。
【0003】複数人数が会議室に集まり、会議室間をテ
レビ会議システムにより通信回線を通じて結んで会議を
開催する場合や、複数人数が一つの会議室内で表示手段
としてテレビ会議システムを使用する場合、テレビ会議
システムは会議資料を各会議出席者に見やすく表示する
必要がある。従来の技術における表示方法は、共通表示
装置上で全て表示を行なう方法か、各個別端末は持つも
ののそこに表示される画面は共通表示装置と同じ画面と
する方法であった。しかし、共通表示装置では、装置が
遠方に存在するため、人間の目の解像度の限界により実
用上表示できる資料は制限される。このため、共通表示
装置の解像度がどのように良くても、手元に配られる会
議資料をそのまま表示することは実用上できない。これ
は、テレビ会議システムを使用しない会議等で用いられ
るOHP(Orerhead Projector)等で明らかである。
レビ会議システムにより通信回線を通じて結んで会議を
開催する場合や、複数人数が一つの会議室内で表示手段
としてテレビ会議システムを使用する場合、テレビ会議
システムは会議資料を各会議出席者に見やすく表示する
必要がある。従来の技術における表示方法は、共通表示
装置上で全て表示を行なう方法か、各個別端末は持つも
ののそこに表示される画面は共通表示装置と同じ画面と
する方法であった。しかし、共通表示装置では、装置が
遠方に存在するため、人間の目の解像度の限界により実
用上表示できる資料は制限される。このため、共通表示
装置の解像度がどのように良くても、手元に配られる会
議資料をそのまま表示することは実用上できない。これ
は、テレビ会議システムを使用しない会議等で用いられ
るOHP(Orerhead Projector)等で明らかである。
【0004】このため、上述した、1つの表示端末上に
表示される同一の画面を同時に見て利用する形態のシス
テムの場合や、会議出席者が共有して利用する共通表示
装置と会議出席者毎もしくは複数人数毎に設置される個
別端末とを持ち、共通表示装置上に表示される会議資料
に対し、各個別端末上での修正が可能なシステムにおい
ては、会議資料は共通表示装置で表示を行なうための資
料であるため、実用上の解像度は低くなる。このため、
従来のテレビ会議システムの構成では、会議出席者は発
表の背景の資料等をテレビ会議システム上の表示装置か
ら得ることはできないという問題点を有していた。
表示される同一の画面を同時に見て利用する形態のシス
テムの場合や、会議出席者が共有して利用する共通表示
装置と会議出席者毎もしくは複数人数毎に設置される個
別端末とを持ち、共通表示装置上に表示される会議資料
に対し、各個別端末上での修正が可能なシステムにおい
ては、会議資料は共通表示装置で表示を行なうための資
料であるため、実用上の解像度は低くなる。このため、
従来のテレビ会議システムの構成では、会議出席者は発
表の背景の資料等をテレビ会議システム上の表示装置か
ら得ることはできないという問題点を有していた。
【0005】また、一般の会議において、会議資料はそ
の性質により2つに分類される。1つは話し手側会議資
料で、これは、発表者が発表の進行とともに表示を行な
う会議資料を示し、聞き手は発表者の進行に合わせてし
か会議資料を見ることができず、先読みや既に過ぎた資
料の読み直し等の自由が制限される会議資料であり、一
般の会議ではOHPによる会議資料がこれに相当する。
もう1つは聞き手側会議資料で、発表者が予め準備して
会議参加者に配る会議資料であり、会議参加者は発表者
の進行の状態とは独立して見る事ができる会議資料であ
る。従来の技術におけるテレビ会議システムの構成およ
びその構成における会議資料の取扱い方法では、会議資
料を分類して取り扱って最適な配置を行なうことがなさ
れないため、これら2つの会議資料のうち話し手側会議
資料しか対応できず、会議出席者は発表の背景の詳細な
資料等の聞き手側会議資料をテレビ会議システム上の表
示装置から得ることはできないという問題点を有してい
た。
の性質により2つに分類される。1つは話し手側会議資
料で、これは、発表者が発表の進行とともに表示を行な
う会議資料を示し、聞き手は発表者の進行に合わせてし
か会議資料を見ることができず、先読みや既に過ぎた資
料の読み直し等の自由が制限される会議資料であり、一
般の会議ではOHPによる会議資料がこれに相当する。
もう1つは聞き手側会議資料で、発表者が予め準備して
会議参加者に配る会議資料であり、会議参加者は発表者
の進行の状態とは独立して見る事ができる会議資料であ
る。従来の技術におけるテレビ会議システムの構成およ
びその構成における会議資料の取扱い方法では、会議資
料を分類して取り扱って最適な配置を行なうことがなさ
れないため、これら2つの会議資料のうち話し手側会議
資料しか対応できず、会議出席者は発表の背景の詳細な
資料等の聞き手側会議資料をテレビ会議システム上の表
示装置から得ることはできないという問題点を有してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このテレビ会議システ
ムにおいては、聞き手側会議資料をも容易に見ることが
できることが要求されている。
ムにおいては、聞き手側会議資料をも容易に見ることが
できることが要求されている。
【0007】本発明は、会議出席者それぞれが自由に見
たい資料の見たい箇所を選択して見ることのできるテレ
ビ会議システムを提供することを目的とする。
たい資料の見たい箇所を選択して見ることのできるテレ
ビ会議システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、相手側会議室から送出された動画像と自己
側会議室のカメラで撮像した動画像と会議発表者が発表
の進行に応じて表示を切り換える話し手側会議資料とを
会議出席者全員に対して表示する共通表示装置と、静止
画を撮像して静止画像信号として出力する静止画像入力
装置と、外部通信回線を介して相手側会議室と画像情
報、音声情報等の情報を送受する会議室端末と、内部通
信回線を介して前記会議室端末と画像情報、音声情報等
の情報を送受する個別端末とを有するテレビ会議システ
ムであって、会議室端末は、カメラからの動画像信号を
入力して動画像情報として出力すると共に相手側会議室
から送出された動画像情報を動画像信号として共通表示
装置へ出力する画像入出力処理手段と、静止画像入力装
置からの静止画像信号を入力して静止画像情報として出
力する静止画像入力手段と、個別端末との間で画像情報
および音声情報を前記内部通信回線を介して送受する内
部通信手段と、画像情報および音声情報を圧縮して相手
側会議室へ送出すると共に相手側会議室から送出された
画像情報および音声情報を伸長して出力する外部通信手
段とを有し、個別端末は内部通信回線を介して受信した
画像情報を表示するように構成したものである。
に本発明は、相手側会議室から送出された動画像と自己
側会議室のカメラで撮像した動画像と会議発表者が発表
の進行に応じて表示を切り換える話し手側会議資料とを
会議出席者全員に対して表示する共通表示装置と、静止
画を撮像して静止画像信号として出力する静止画像入力
装置と、外部通信回線を介して相手側会議室と画像情
報、音声情報等の情報を送受する会議室端末と、内部通
信回線を介して前記会議室端末と画像情報、音声情報等
の情報を送受する個別端末とを有するテレビ会議システ
ムであって、会議室端末は、カメラからの動画像信号を
入力して動画像情報として出力すると共に相手側会議室
から送出された動画像情報を動画像信号として共通表示
装置へ出力する画像入出力処理手段と、静止画像入力装
置からの静止画像信号を入力して静止画像情報として出
力する静止画像入力手段と、個別端末との間で画像情報
および音声情報を前記内部通信回線を介して送受する内
部通信手段と、画像情報および音声情報を圧縮して相手
側会議室へ送出すると共に相手側会議室から送出された
画像情報および音声情報を伸長して出力する外部通信手
段とを有し、個別端末は内部通信回線を介して受信した
画像情報を表示するように構成したものである。
【0009】これにより、会議出席者それぞれが自由に
見たい資料の見たい箇所を選択して見ることのできるテ
レビ会議システムが得られる。
見たい資料の見たい箇所を選択して見ることのできるテ
レビ会議システムが得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、相手側会議室から送出された動画像と自己側会議室
のカメラで撮像した動画像と会議発表者が発表の進行に
応じて表示を切り換える話し手側会議資料とを会議出席
者全員に対して表示する共通表示装置と、会議資料等の
静止画を撮像して静止画像信号として出力する静止画像
入力装置と、外部通信回線を介して相手側会議室と画像
情報、音声情報等の情報を送受する会議室端末と、内部
通信回線を介して前記会議室端末と画像情報、音声情報
等の情報を授受する個別端末とを有するテレビ会議シス
テムであって、会議室端末は、カメラからの動画像信号
を入力して動画像情報として出力すると共に相手側会議
室から送出された動画像情報を動画像信号として共通表
示装置へ出力する画像入出力処理手段と、静止画像入力
装置からの静止画像信号を入力して静止画像情報として
出力する静止画像入力手段と、個別端末との間で画像情
報および音声情報を前記内部通信回線を介して送受する
内部通信手段と、画像情報および音声情報を圧縮して相
手側会議室へ送出すると共に相手側会議室から送出され
た画像情報および音声情報を伸張して出力する外部通信
手段とを有し、個別端末は内部通信回線を介して受信し
た画像情報を表示することとしたものであり、各個別端
末は内部通信回線を介して会議室端末から受信した画像
情報を表示するという作用を有する。
は、相手側会議室から送出された動画像と自己側会議室
のカメラで撮像した動画像と会議発表者が発表の進行に
応じて表示を切り換える話し手側会議資料とを会議出席
者全員に対して表示する共通表示装置と、会議資料等の
静止画を撮像して静止画像信号として出力する静止画像
入力装置と、外部通信回線を介して相手側会議室と画像
情報、音声情報等の情報を送受する会議室端末と、内部
通信回線を介して前記会議室端末と画像情報、音声情報
等の情報を授受する個別端末とを有するテレビ会議シス
テムであって、会議室端末は、カメラからの動画像信号
を入力して動画像情報として出力すると共に相手側会議
室から送出された動画像情報を動画像信号として共通表
示装置へ出力する画像入出力処理手段と、静止画像入力
装置からの静止画像信号を入力して静止画像情報として
出力する静止画像入力手段と、個別端末との間で画像情
報および音声情報を前記内部通信回線を介して送受する
内部通信手段と、画像情報および音声情報を圧縮して相
手側会議室へ送出すると共に相手側会議室から送出され
た画像情報および音声情報を伸張して出力する外部通信
手段とを有し、個別端末は内部通信回線を介して受信し
た画像情報を表示することとしたものであり、各個別端
末は内部通信回線を介して会議室端末から受信した画像
情報を表示するという作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、会議室端末は、会議資料を話し手側会
議資料と話し手側会議資料では取り扱えない発表の詳細
部分を示す聞き手側会議資料とに分類して登録する情報
記憶手段を設け、個別端末は、会議室端末との間で内部
通信回線を介して画像情報および音声情報の送受を行う
個別内部通信手段と、個別内部通信手段を介して受け取
った話し手側会議資料情報と聞き手側会議資料情報とを
分類して登録する内部記憶手段と、話し手側会議資料と
聞き手側会議資料とを表示する個別表示手段と、話し手
側会議資料と聞き手側会議資料との表示方法を決定する
ための個別端末操作制御手段とを設けることとしたもの
であり、話し手側会議資料と聞き手側会議資料との表示
方法を予め決定するという作用を有する。
の発明において、会議室端末は、会議資料を話し手側会
議資料と話し手側会議資料では取り扱えない発表の詳細
部分を示す聞き手側会議資料とに分類して登録する情報
記憶手段を設け、個別端末は、会議室端末との間で内部
通信回線を介して画像情報および音声情報の送受を行う
個別内部通信手段と、個別内部通信手段を介して受け取
った話し手側会議資料情報と聞き手側会議資料情報とを
分類して登録する内部記憶手段と、話し手側会議資料と
聞き手側会議資料とを表示する個別表示手段と、話し手
側会議資料と聞き手側会議資料との表示方法を決定する
ための個別端末操作制御手段とを設けることとしたもの
であり、話し手側会議資料と聞き手側会議資料との表示
方法を予め決定するという作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、個別端末は、会議室端末との間で内部
通信回線を介して画像情報および音声情報の送受を行う
個別内部通信手段と、マイクからの音声信号を入力して
音声情報として出力すると共に個別内部通信手段を介し
て入力される音声情報を音声信号として出力する音声入
出力処理手段とを設け、会議室端末は、複数の個別端末
から内部通信回線を介して送られてきた複数の音声情報
を合成して会議室音声情報を生成し、会議室音声情報を
外部通信手段を介して相手側会議室へ送出すると共に会
議室音声情報と相手側会議室からの会議室音声情報とを
合成して複数の個別端末へ送出する音声処理手段を設け
ることとしたものであり、各個別端末からの音声や相手
側会議室からの音声を合成するという作用を有する。
の発明において、個別端末は、会議室端末との間で内部
通信回線を介して画像情報および音声情報の送受を行う
個別内部通信手段と、マイクからの音声信号を入力して
音声情報として出力すると共に個別内部通信手段を介し
て入力される音声情報を音声信号として出力する音声入
出力処理手段とを設け、会議室端末は、複数の個別端末
から内部通信回線を介して送られてきた複数の音声情報
を合成して会議室音声情報を生成し、会議室音声情報を
外部通信手段を介して相手側会議室へ送出すると共に会
議室音声情報と相手側会議室からの会議室音声情報とを
合成して複数の個別端末へ送出する音声処理手段を設け
ることとしたものであり、各個別端末からの音声や相手
側会議室からの音声を合成するという作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、個別端末は、言
語の管理番号と対応する言語の意味の一覧の情報を会議
室端末から受け取って表示し、会議室端末へ送信する音
声の言語の管理番号と会議室端末から受け取る音声の言
語の管理番号とを設定し、設定した音声の言語の管理番
号を個別内部通信手段を介して会議室端末へ送出する個
別端末操作制御手段を設け、会議室端末は、会議で用い
る音声に言語の管理番号を与え、与えた管理番号を内部
通信手段を介して個別端末に送出すると共に、相手側会
議室の会議室端末との間で送受される音声に言語の管理
番号を設定し、個別端末および相手側会議室の会議室端
末から送られてきた複数の音声のうち設定した音声の言
語の管理番号が同じ音声を合成し、設定した音声の言語
の管理番号と同じ管理番号の個別端末および相手側会議
室へ合成した音声を送出する会議室端末操作制御手段を
設けることとしたものであり、音声を管理番号で管理す
ることにより会議の目的とする音声のみ(例えば国際会
議における母国語の音声のみ)を選択的に採用すること
ができるという作用を有する。
語の管理番号と対応する言語の意味の一覧の情報を会議
室端末から受け取って表示し、会議室端末へ送信する音
声の言語の管理番号と会議室端末から受け取る音声の言
語の管理番号とを設定し、設定した音声の言語の管理番
号を個別内部通信手段を介して会議室端末へ送出する個
別端末操作制御手段を設け、会議室端末は、会議で用い
る音声に言語の管理番号を与え、与えた管理番号を内部
通信手段を介して個別端末に送出すると共に、相手側会
議室の会議室端末との間で送受される音声に言語の管理
番号を設定し、個別端末および相手側会議室の会議室端
末から送られてきた複数の音声のうち設定した音声の言
語の管理番号が同じ音声を合成し、設定した音声の言語
の管理番号と同じ管理番号の個別端末および相手側会議
室へ合成した音声を送出する会議室端末操作制御手段を
設けることとしたものであり、音声を管理番号で管理す
ることにより会議の目的とする音声のみ(例えば国際会
議における母国語の音声のみ)を選択的に採用すること
ができるという作用を有する。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、内部通信回線は、ローカルエリアネット
ワーク、ISDN回線又は専用回線であることとしたも
のであり、自由度、信頼性等が高まるという作用を有す
る。
発明において、内部通信回線は、ローカルエリアネット
ワーク、ISDN回線又は専用回線であることとしたも
のであり、自由度、信頼性等が高まるという作用を有す
る。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、外部通信回線は、ローカルエリアネット
ワーク、ISDN回線又は専用回線であることとしたも
のであり、自由度、信頼性等が高まるという作用を有す
る。
発明において、外部通信回線は、ローカルエリアネット
ワーク、ISDN回線又は専用回線であることとしたも
のであり、自由度、信頼性等が高まるという作用を有す
る。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項2、3又
は4記載の発明において、個別内部通信手段は、内部通
信回線を介して送受信するために音声情報を圧縮または
伸長することとしたものであり、効率よく音声情報が伝
送されるという作用を有する。
は4記載の発明において、個別内部通信手段は、内部通
信回線を介して送受信するために音声情報を圧縮または
伸長することとしたものであり、効率よく音声情報が伝
送されるという作用を有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の一実施の形態によるテ
レビ会議システムを示すブロック図、図2と図3は図1
のテレビ会議システムを構成する個別端末と会議室端末
を詳細に示すブロック図である。図1において、主会議
室1は、個別端末5、会議室端末6、共通表示装置7、
カメラ8、静止画像入力装置9、内部通信回線24、ポ
インティング装置26、キーボード27および操作用表
示装置28から成る。副会議室2は主会議室1と同じ構
成で、主会議室1と外部通信回線25を介して接続され
ている。
から図4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の一実施の形態によるテ
レビ会議システムを示すブロック図、図2と図3は図1
のテレビ会議システムを構成する個別端末と会議室端末
を詳細に示すブロック図である。図1において、主会議
室1は、個別端末5、会議室端末6、共通表示装置7、
カメラ8、静止画像入力装置9、内部通信回線24、ポ
インティング装置26、キーボード27および操作用表
示装置28から成る。副会議室2は主会議室1と同じ構
成で、主会議室1と外部通信回線25を介して接続され
ている。
【0018】図2において、個別端末5は個別内部通信
手段10、内部記憶手段11、個別表示手段12、音声
入出力処理手段13、外部記憶手段14、個別端末操作
制御手段15およびマイク30から成る。また図3にお
いて、会議室端末6は、内部通信回線24を介して個別
端末5と接続され、内部通信手段16、情報記憶手段1
7、外部通信手段18、画像入出力処理手段19、音声
処理手段20、会議室端末操作制御手段21、静止画像
入力手段22および外部記憶手段23から成る。
手段10、内部記憶手段11、個別表示手段12、音声
入出力処理手段13、外部記憶手段14、個別端末操作
制御手段15およびマイク30から成る。また図3にお
いて、会議室端末6は、内部通信回線24を介して個別
端末5と接続され、内部通信手段16、情報記憶手段1
7、外部通信手段18、画像入出力処理手段19、音声
処理手段20、会議室端末操作制御手段21、静止画像
入力手段22および外部記憶手段23から成る。
【0019】共通表示装置7は会議出席者全員に対し、
相手側会議室(たとえば自己側会議室を主会議室1とす
れば副会議室2)から送られてきた動画像と、自己側会
議室から送出している動画像と、話し手側会議資料とを
表示する共通表示画面を備え、共通音声情報を出力す
る。カメラ8は会議室内の状況や発言者を撮像して動画
像信号として出力する。静止画像入力装置9は例えばイ
メージスキャナであり、話し手側会議資料や聞き手側会
議資料を撮像する。内部通信回線24は会議室端末6と
複数の個別端末5との間で画像情報や音声情報の送受を
行なうための回線であり、外部通信回線25は会議室同
士間(ここでは主会議室1と副会議室2との間)で送受
信を行なうための回線である。内部通信回線24、外部
通信回線25は例えば、ローカルエリアネットワーク、
ISDN回線又は専用回線であり、これらの回線を用い
ることにより、自由度、信頼性等を高めることができ
る。ポインティング装置26は例えばマウスやトラック
ボールであり、テレビ会議システム全体への操作を効率
良く行なうために用いられる。キーボード27はテレビ
会議システム全体の操作や電話番号等の情報を入力する
ために用いられる。操作用表示装置28はテレビ会議シ
ステムを操作するための情報の表示を行なう。
相手側会議室(たとえば自己側会議室を主会議室1とす
れば副会議室2)から送られてきた動画像と、自己側会
議室から送出している動画像と、話し手側会議資料とを
表示する共通表示画面を備え、共通音声情報を出力す
る。カメラ8は会議室内の状況や発言者を撮像して動画
像信号として出力する。静止画像入力装置9は例えばイ
メージスキャナであり、話し手側会議資料や聞き手側会
議資料を撮像する。内部通信回線24は会議室端末6と
複数の個別端末5との間で画像情報や音声情報の送受を
行なうための回線であり、外部通信回線25は会議室同
士間(ここでは主会議室1と副会議室2との間)で送受
信を行なうための回線である。内部通信回線24、外部
通信回線25は例えば、ローカルエリアネットワーク、
ISDN回線又は専用回線であり、これらの回線を用い
ることにより、自由度、信頼性等を高めることができ
る。ポインティング装置26は例えばマウスやトラック
ボールであり、テレビ会議システム全体への操作を効率
良く行なうために用いられる。キーボード27はテレビ
会議システム全体の操作や電話番号等の情報を入力する
ために用いられる。操作用表示装置28はテレビ会議シ
ステムを操作するための情報の表示を行なう。
【0020】図3の会議室端末6の各構成について説明
する。内部通信手段16は、話し手側会議資料情報と聞
き手側会議資料情報と音声情報と制御情報とを符号化
し、圧縮し、多重化して内部通信回線24へ送信すると
共に、符号化され、圧縮され、多重化された話し手側会
議資料情報と聞き手側会議資料情報と音声情報と制御情
報とを受信し、分離して伸長、復号化を行なう。情報記
憶手段17は、内部通信手段16と外部通信手段18と
静止画像入力手段22と外部記憶手段23とから、話し
手側会議資料と聞き手側会議資料とを受け取って記憶す
ると共に記憶している話し手側会議資料や聞き手側会議
資料を外部記憶手段23や内部通信手段16、画像入出
力処理手段19へ送出する。
する。内部通信手段16は、話し手側会議資料情報と聞
き手側会議資料情報と音声情報と制御情報とを符号化
し、圧縮し、多重化して内部通信回線24へ送信すると
共に、符号化され、圧縮され、多重化された話し手側会
議資料情報と聞き手側会議資料情報と音声情報と制御情
報とを受信し、分離して伸長、復号化を行なう。情報記
憶手段17は、内部通信手段16と外部通信手段18と
静止画像入力手段22と外部記憶手段23とから、話し
手側会議資料と聞き手側会議資料とを受け取って記憶す
ると共に記憶している話し手側会議資料や聞き手側会議
資料を外部記憶手段23や内部通信手段16、画像入出
力処理手段19へ送出する。
【0021】外部通信手段18は、動画像情報と話し手
側会議資料情報と聞き手側会議資料情報と音声情報と制
御情報とを符号化し、圧縮し、多重化して外部通信回線
25へ送信すると共に、符号化され、圧縮され、多重化
された動画像情報と話し手側会議資料情報と聞き手側会
議資料情報と音声情報と制御情報とを受信し、分離して
伸長、復号化を行なう。画像入出力処理手段19は、外
部通信手段18から受け取る相手側会議室の動画像情報
と、情報記憶手段17から受け取る話し手側会議資料情
報等の静止画情報と、カメラ8から受け取る相手側会議
室へ送信するための動画像信号と、制御用の画像情報と
に対し、拡大縮小、表示位置割り当ておよび合成を行な
って共通画面を作成し、音声処理手段20で生成された
会議室内に出力する共通の音声信号を併せて共通表示装
置7へ送出すると共に、カメラ8から受け取る相手側会
議室へ送信するための動画像信号に対し、画面の拡大縮
小処理を施して外部通信手段18により圧縮(伸長)処
理並びに多重化処理を行って送出する。
側会議資料情報と聞き手側会議資料情報と音声情報と制
御情報とを符号化し、圧縮し、多重化して外部通信回線
25へ送信すると共に、符号化され、圧縮され、多重化
された動画像情報と話し手側会議資料情報と聞き手側会
議資料情報と音声情報と制御情報とを受信し、分離して
伸長、復号化を行なう。画像入出力処理手段19は、外
部通信手段18から受け取る相手側会議室の動画像情報
と、情報記憶手段17から受け取る話し手側会議資料情
報等の静止画情報と、カメラ8から受け取る相手側会議
室へ送信するための動画像信号と、制御用の画像情報と
に対し、拡大縮小、表示位置割り当ておよび合成を行な
って共通画面を作成し、音声処理手段20で生成された
会議室内に出力する共通の音声信号を併せて共通表示装
置7へ送出すると共に、カメラ8から受け取る相手側会
議室へ送信するための動画像信号に対し、画面の拡大縮
小処理を施して外部通信手段18により圧縮(伸長)処
理並びに多重化処理を行って送出する。
【0022】音声処理手段20は、各会議出席者の個別
端末5で生成される音声情報を内部通信手段16を介し
て受け取り、合成して会議室の共通音声情報(会議室音
声情報)を生成し、外部通信手段18へ送出すると共
に、各会議出席者の個別端末5へ配信する音声情報や会
議室内に出力する共通の音声情報を、外部通信手段18
から受け取る相手側会議室の共通音声情報や内部通信手
段16から受け取る各個別端末5で生成される音声情報
と合成して合成音声情報を生成し、画像入出力処理手段
19と内部通信手段16へ送出する。会議室端末操作制
御手段21は、内部通信手段16および外部通信手段1
8から内部通信回線24、外部通信回線25を介して送
られてくる会議資料の表示制御などの制御情報を受け取
り、その制御情報に応じた制御を実行する。
端末5で生成される音声情報を内部通信手段16を介し
て受け取り、合成して会議室の共通音声情報(会議室音
声情報)を生成し、外部通信手段18へ送出すると共
に、各会議出席者の個別端末5へ配信する音声情報や会
議室内に出力する共通の音声情報を、外部通信手段18
から受け取る相手側会議室の共通音声情報や内部通信手
段16から受け取る各個別端末5で生成される音声情報
と合成して合成音声情報を生成し、画像入出力処理手段
19と内部通信手段16へ送出する。会議室端末操作制
御手段21は、内部通信手段16および外部通信手段1
8から内部通信回線24、外部通信回線25を介して送
られてくる会議資料の表示制御などの制御情報を受け取
り、その制御情報に応じた制御を実行する。
【0023】静止画像入力手段22は、静止画像入力装
置9から送られる静止画像信号の入力処理を行ない、処
理後の画像情報を情報記憶手段17へ送出すると共に、
静止画像入力装置9の制御を行なう。外部記憶手段23
は例えばフロッピーディスクや光磁気ディスクであり、
聞き手側会議資料情報や話し手側会議資料情報、電話番
号帳等の制御情報が読み書きされる。
置9から送られる静止画像信号の入力処理を行ない、処
理後の画像情報を情報記憶手段17へ送出すると共に、
静止画像入力装置9の制御を行なう。外部記憶手段23
は例えばフロッピーディスクや光磁気ディスクであり、
聞き手側会議資料情報や話し手側会議資料情報、電話番
号帳等の制御情報が読み書きされる。
【0024】次に、図2の個別端末5の各構成について
説明する。個別内部通信手段10は、話し手側会議資料
情報と聞き手側会議資料情報と音声情報と制御情報とを
符号化し、圧縮し、多重化して内部通信回線24へ送信
すると共に、符号化され、圧縮され、多重化された話し
手側会議資料情報と聞き手側会議資料情報と音声情報と
制御情報と受信し、分離して伸長、復号化を行なう。内
部記憶手段11は、個別内部通信手段10や外部記憶手
段14から、話し手側会議資料情報や聞き手側会議資料
情報を受け取って記憶すると共に、記憶している話し手
側会議資料情報や聞き手側会議資料情報を外部記憶手段
14や個別内部通信手段10へ送出する。
説明する。個別内部通信手段10は、話し手側会議資料
情報と聞き手側会議資料情報と音声情報と制御情報とを
符号化し、圧縮し、多重化して内部通信回線24へ送信
すると共に、符号化され、圧縮され、多重化された話し
手側会議資料情報と聞き手側会議資料情報と音声情報と
制御情報と受信し、分離して伸長、復号化を行なう。内
部記憶手段11は、個別内部通信手段10や外部記憶手
段14から、話し手側会議資料情報や聞き手側会議資料
情報を受け取って記憶すると共に、記憶している話し手
側会議資料情報や聞き手側会議資料情報を外部記憶手段
14や個別内部通信手段10へ送出する。
【0025】個別表示手段12は、個別端末操作制御手
段15からの表示制御情報に従って内部記憶手段11か
ら話し手側会議資料情報と聞き手側会議資料情報とを受
け取って表示する。音声入出力処理手段13は、個別端
末5を使用する会議出席者に対して個別内部通信手段1
0から受け取った会議室の共通音声を(例えば必要によ
り音声の管理番号を付与する等の処理を行って)出力す
ると共に、個別端末5を使用する会議出席者の音声をマ
イク30または必要に応じて取り付けられる音声入出力
装置29(図5参照)を通じて受け取り、デジタル化、
エコーキャンセル処理を行なった後、個別内部通信手段
10へ送出する。
段15からの表示制御情報に従って内部記憶手段11か
ら話し手側会議資料情報と聞き手側会議資料情報とを受
け取って表示する。音声入出力処理手段13は、個別端
末5を使用する会議出席者に対して個別内部通信手段1
0から受け取った会議室の共通音声を(例えば必要によ
り音声の管理番号を付与する等の処理を行って)出力す
ると共に、個別端末5を使用する会議出席者の音声をマ
イク30または必要に応じて取り付けられる音声入出力
装置29(図5参照)を通じて受け取り、デジタル化、
エコーキャンセル処理を行なった後、個別内部通信手段
10へ送出する。
【0026】外部記憶手段14は例えばフロッピーディ
スクや光磁気ディスクであり、聞き手側会議資料情報や
話し手側会議資料情報が読み書きされる。個別端末操作
制御手段15は、個別端末5上の表示の操作、音量等の
音声の操作、外部記憶手段14の操作、会議室端末6を
介する共通表示装置7や各個別端末5に表示する話し手
側会議資料の表示の制御に関する操作を個別端末5を使
用する会議出席者から受け、個別内部通信手段10、内
部記憶手段11、個別表示手段12、音声入出力処理手
段13、外部記憶手段14を制御したり、個別内部通信
手段10を通じて制御情報を送出したりする。マイク3
0は個別端末5を使用する会議出席者の音声を受け取
る。
スクや光磁気ディスクであり、聞き手側会議資料情報や
話し手側会議資料情報が読み書きされる。個別端末操作
制御手段15は、個別端末5上の表示の操作、音量等の
音声の操作、外部記憶手段14の操作、会議室端末6を
介する共通表示装置7や各個別端末5に表示する話し手
側会議資料の表示の制御に関する操作を個別端末5を使
用する会議出席者から受け、個別内部通信手段10、内
部記憶手段11、個別表示手段12、音声入出力処理手
段13、外部記憶手段14を制御したり、個別内部通信
手段10を通じて制御情報を送出したりする。マイク3
0は個別端末5を使用する会議出席者の音声を受け取
る。
【0027】なお、図1のテレビ会議システムでは会議
室端末6に対して個別端末5が4台で構成されている
が、会議規模たとえば出席者の数に応じて個別端末5の
台数を増減してもよい。
室端末6に対して個別端末5が4台で構成されている
が、会議規模たとえば出席者の数に応じて個別端末5の
台数を増減してもよい。
【0028】図4は図1のテレビ会議システムにおける
表示状態を示す表示状態図である。図4において、共通
表示画面101は共通表示装置7上の画面であり、会議
室内の会議出席者全員が見ることができる。個別表示画
面102〜104は会議出席者毎に配置され、各会議出
席者がそれぞれ個別に表示する内容を設定できる個別の
表示画面である。
表示状態を示す表示状態図である。図4において、共通
表示画面101は共通表示装置7上の画面であり、会議
室内の会議出席者全員が見ることができる。個別表示画
面102〜104は会議出席者毎に配置され、各会議出
席者がそれぞれ個別に表示する内容を設定できる個別の
表示画面である。
【0029】(表1)に、図1のテレビ会議システムに
おいて使用される表示情報を示す。
おいて使用される表示情報を示す。
【0030】
【表1】
【0031】(表1)に示すように、動画像情報は会議
室の様子や発言者の様子を外部通信回線25で結ばれた
相手側会議室との間で相互に伝達するための情報であ
り、話し手側会議資料は会議発言者が発言中に説明を行
なうために表示する資料であり、この話し手側会議資料
はテレビ会議システムを使用しない会議においてはOH
P表示資料に相当する。また、聞き手側会議資料は会議
発言予定者や会議主催者が会議の事前に参考資料として
会議出席者に配布する資料であり、テレビ会議システム
を使用しない会議においては書類として配布される資料
に相当する。図1のテレビ会議システムにおいては、図
4並びに(表1)に示すように、共通表示装置7上の共
通表示画面101に動画像情報と話し手側会議資料とを
表示し、個別端末5上の個別表示画面102〜104に
話し手側会議資料と聞き手側会議資料とを表示する。
室の様子や発言者の様子を外部通信回線25で結ばれた
相手側会議室との間で相互に伝達するための情報であ
り、話し手側会議資料は会議発言者が発言中に説明を行
なうために表示する資料であり、この話し手側会議資料
はテレビ会議システムを使用しない会議においてはOH
P表示資料に相当する。また、聞き手側会議資料は会議
発言予定者や会議主催者が会議の事前に参考資料として
会議出席者に配布する資料であり、テレビ会議システム
を使用しない会議においては書類として配布される資料
に相当する。図1のテレビ会議システムにおいては、図
4並びに(表1)に示すように、共通表示装置7上の共
通表示画面101に動画像情報と話し手側会議資料とを
表示し、個別端末5上の個別表示画面102〜104に
話し手側会議資料と聞き手側会議資料とを表示する。
【0032】図5は図2の個別端末5を示す斜視図であ
る。図5において、個別表示手段12、外部記憶手段1
4、個別端末操作制御手段15、マイク30は図2と同
様のものなので、説明は省略する。音声入出力装置29
は例えばマイク付ヘッドフォンであり、個別端末5に必
要に応じて取り付けられ、個別端末5を使用する会議出
席者の音声を受け取ると共に音声入出力処理手段13か
ら出力される音声信号に基づいて音声を出力する。個別
表示手段12では、話し手側会議資料と聞き手側会議資
料との2種類の会議資料が表示されており、話し手側会
議資料が聞き手側会議資料の上に表示されている。ま
た、図5では、個別端末操作制御手段15においてオペ
レータの操作を受け取る部分を複数個のボタンスイッチ
で実現しているが、これを個別表示手段12に取り付け
られるタッチパネルとしても構わない。
る。図5において、個別表示手段12、外部記憶手段1
4、個別端末操作制御手段15、マイク30は図2と同
様のものなので、説明は省略する。音声入出力装置29
は例えばマイク付ヘッドフォンであり、個別端末5に必
要に応じて取り付けられ、個別端末5を使用する会議出
席者の音声を受け取ると共に音声入出力処理手段13か
ら出力される音声信号に基づいて音声を出力する。個別
表示手段12では、話し手側会議資料と聞き手側会議資
料との2種類の会議資料が表示されており、話し手側会
議資料が聞き手側会議資料の上に表示されている。ま
た、図5では、個別端末操作制御手段15においてオペ
レータの操作を受け取る部分を複数個のボタンスイッチ
で実現しているが、これを個別表示手段12に取り付け
られるタッチパネルとしても構わない。
【0033】図6は図1のテレビ会議システムを構成す
る会議室を示す斜視図であり、図6において、個別端末
5、会議室端末6、共通表示装置7、カメラ8、静止画
像入力装置9、外部記憶手段23、内部通信回線24、
外部通信回線25、ポインティング装置26、キーボー
ド27、操作用表示装置28、音声入出力装置29は図
1、図2、図3、図5と同様のものなので、説明は省略
する。
る会議室を示す斜視図であり、図6において、個別端末
5、会議室端末6、共通表示装置7、カメラ8、静止画
像入力装置9、外部記憶手段23、内部通信回線24、
外部通信回線25、ポインティング装置26、キーボー
ド27、操作用表示装置28、音声入出力装置29は図
1、図2、図3、図5と同様のものなので、説明は省略
する。
【0034】以上のように構成されたテレビ会議システ
ムについて、以下その動作を主に図1〜図3を用いて説
明する。本システムの動作説明は概略的には、事前準備
等、会議開始、会議中および会議終了から成る。
ムについて、以下その動作を主に図1〜図3を用いて説
明する。本システムの動作説明は概略的には、事前準備
等、会議開始、会議中および会議終了から成る。
【0035】まず事前準備等について説明する。会議主
催者は会議を開催するに際してまず、会議室端末6と共
通表示装置7の電源を投入して起動させる。また、他の
会議室との接続が必要であれば、他の会議室の代表者と
連絡を取り、その会議室の会議室端末6と共通表示装置
7の電源を投入してもらう。このとき会議主催者は、会
議室端末6に接続されたポインティング装置26もしく
はキーボード27および操作用表示装置28を使用して
他の会議室の会議室端末6との回線接続操作を行なう。
会議室端末6と他の会議室の会議室端末6は外部通信回
線25で接続される。以下、他の会議室を図1の副会議
室2であるとして説明をする。
催者は会議を開催するに際してまず、会議室端末6と共
通表示装置7の電源を投入して起動させる。また、他の
会議室との接続が必要であれば、他の会議室の代表者と
連絡を取り、その会議室の会議室端末6と共通表示装置
7の電源を投入してもらう。このとき会議主催者は、会
議室端末6に接続されたポインティング装置26もしく
はキーボード27および操作用表示装置28を使用して
他の会議室の会議室端末6との回線接続操作を行なう。
会議室端末6と他の会議室の会議室端末6は外部通信回
線25で接続される。以下、他の会議室を図1の副会議
室2であるとして説明をする。
【0036】各会議出席者は各個別端末5の前に座り会
議に出席する。会議出席者は出席していることをそれぞ
れの各個別端末5の電源スイッチ(図示せず)をオンに
することにより会議室端末6に示す。
議に出席する。会議出席者は出席していることをそれぞ
れの各個別端末5の電源スイッチ(図示せず)をオンに
することにより会議室端末6に示す。
【0037】会議発表者は発表の前に会議資料を以下に
示す3つの方法(第1〜第3の方法)のいずれかで会議
室端末6に登録する。第1の方法は、静止画像入力装置
9を用い、ポインティング装置26またはキーボード2
7を使用して、操作用表示装置28を見ながら、会議資
料が聞き手側会議資料であるか話し手側会議資料である
かを会議室端末操作制御手段21に対し指定して、情報
記憶手段17に資料を読み込ませる方法である。第2の
方法は、ワープロやパソコン等で作成された電子ファイ
ル形式の会議資料や、以前にテレビ会議システムの静止
画像入力装置9により外部記憶手段23に登録され電子
ファイル化された会議資料を会議室端末操作制御手段2
1に接続されている外部記憶手段23から、操作用表示
装置28を見ながらポインティング装置26またはキー
ボード27を使用して、会議資料が聞き手側会議資料で
あるか話し手側会議資料であるかを会議室端末操作制御
手段21に対し指定して、情報記憶手段17に資料を読
み込ませる方法である。第3の方法は、個別表示手段1
2に表示される個別端末5を操作する情報の表示画面を
見ながら個別端末操作制御手段15を操作して、第2の
方法と同様な電子ファイル形式の会議資料を、会議資料
が聞き手側会議資料であるか話し手側会議資料であるか
を指定して、外部記憶手段14から内部記憶手段11に
読み込ませ、この読み込まれた会議資料を内部通信回線
24を通じて会議室端末6に転送する方法である。上記
のいずれかの方法により、会議資料は会議室端末6の情
報記憶手段17に登録(記憶)される。
示す3つの方法(第1〜第3の方法)のいずれかで会議
室端末6に登録する。第1の方法は、静止画像入力装置
9を用い、ポインティング装置26またはキーボード2
7を使用して、操作用表示装置28を見ながら、会議資
料が聞き手側会議資料であるか話し手側会議資料である
かを会議室端末操作制御手段21に対し指定して、情報
記憶手段17に資料を読み込ませる方法である。第2の
方法は、ワープロやパソコン等で作成された電子ファイ
ル形式の会議資料や、以前にテレビ会議システムの静止
画像入力装置9により外部記憶手段23に登録され電子
ファイル化された会議資料を会議室端末操作制御手段2
1に接続されている外部記憶手段23から、操作用表示
装置28を見ながらポインティング装置26またはキー
ボード27を使用して、会議資料が聞き手側会議資料で
あるか話し手側会議資料であるかを会議室端末操作制御
手段21に対し指定して、情報記憶手段17に資料を読
み込ませる方法である。第3の方法は、個別表示手段1
2に表示される個別端末5を操作する情報の表示画面を
見ながら個別端末操作制御手段15を操作して、第2の
方法と同様な電子ファイル形式の会議資料を、会議資料
が聞き手側会議資料であるか話し手側会議資料であるか
を指定して、外部記憶手段14から内部記憶手段11に
読み込ませ、この読み込まれた会議資料を内部通信回線
24を通じて会議室端末6に転送する方法である。上記
のいずれかの方法により、会議資料は会議室端末6の情
報記憶手段17に登録(記憶)される。
【0038】会議室端末6は、情報記憶手段17に聞き
手側会議資料を読み込んだ場合には、内部通信回線24
を通じて接続されている個別端末5のうち電源が投入さ
れているものに対して聞き手側会議資料を配信する。各
個別端末5は、会議が終了するまでの間、配信された聞
き手側会議資料を内部記憶手段11に記憶しておく。ま
た、主会議室1の会議室端末(自己側会議室端末)6が
外部通信回線25で副会議室2の会議室端末6に接続さ
れている場合は、自己側会議室端末6は、主会議室1の
個別端末(自己側個別端末)5へ聞き手側会議資料を配
信するのと同時に、副会議室2の会議室端末(相手側会
議室端末)6に対しても聞き手側会議資料を配信する。
配信される相手側会議室端末6は、聞き手側会議資料を
情報記憶手段17に読み込んだ後、同様に、相手側会議
室端末6に接続されている個別端末5のうち電源が投入
されているもの全てに対して内部通信回線24を通じて
聞き手側会議資料を配信する。
手側会議資料を読み込んだ場合には、内部通信回線24
を通じて接続されている個別端末5のうち電源が投入さ
れているものに対して聞き手側会議資料を配信する。各
個別端末5は、会議が終了するまでの間、配信された聞
き手側会議資料を内部記憶手段11に記憶しておく。ま
た、主会議室1の会議室端末(自己側会議室端末)6が
外部通信回線25で副会議室2の会議室端末6に接続さ
れている場合は、自己側会議室端末6は、主会議室1の
個別端末(自己側個別端末)5へ聞き手側会議資料を配
信するのと同時に、副会議室2の会議室端末(相手側会
議室端末)6に対しても聞き手側会議資料を配信する。
配信される相手側会議室端末6は、聞き手側会議資料を
情報記憶手段17に読み込んだ後、同様に、相手側会議
室端末6に接続されている個別端末5のうち電源が投入
されているもの全てに対して内部通信回線24を通じて
聞き手側会議資料を配信する。
【0039】自己側会議室端末6が話し手側会議資料を
読み込んだ場合は、外部通信回線25により、現在接続
されている副会議室2の会議室端末6に対して、読み込
んだ話し手側会議資料を配信する。相手側会議室端末6
は受け取った話し手側会議資料を情報記憶手段17に記
憶する。なお、上述したように、このときの話し手側会
議資料は主会議室1の内部記憶手段11、情報記憶手段
17にも記憶される。また、話し手側会議資料は登録時
には個別端末5内の内部記憶手段11には記憶されな
い。話し手側会議資料の情報は、会議中表示の指示が出
されたときと、個別端末5側から会議資料の記録を外部
記憶手段14に保存するときのみ、内部通信回線24を
通して会議室端末6の情報記憶手段17より配信され
る。
読み込んだ場合は、外部通信回線25により、現在接続
されている副会議室2の会議室端末6に対して、読み込
んだ話し手側会議資料を配信する。相手側会議室端末6
は受け取った話し手側会議資料を情報記憶手段17に記
憶する。なお、上述したように、このときの話し手側会
議資料は主会議室1の内部記憶手段11、情報記憶手段
17にも記憶される。また、話し手側会議資料は登録時
には個別端末5内の内部記憶手段11には記憶されな
い。話し手側会議資料の情報は、会議中表示の指示が出
されたときと、個別端末5側から会議資料の記録を外部
記憶手段14に保存するときのみ、内部通信回線24を
通して会議室端末6の情報記憶手段17より配信され
る。
【0040】各個別端末5に配信された聞き手側会議資
料は、その個別端末5を使用する会議出席者が、聞き手
側会議資料についての表示の有無や、表示を行なう聞き
手側会議資料の選択、会議資料表示の大きさと表示箇所
を個別表示手段12に表示される操作制御画面と個別端
末操作制御手段15とを用いて指示することにより、会
議中の任意の時に個別端末5毎に独立して個別表示手段
12に表示される。これにより会議出席者は、聞き手側
会議資料が個別端末5に転送(配信)された後は、会議
中において、自分に必要な部分を取捨選択しながら聞き
手側会議資料を見て考えることが可能になる。
料は、その個別端末5を使用する会議出席者が、聞き手
側会議資料についての表示の有無や、表示を行なう聞き
手側会議資料の選択、会議資料表示の大きさと表示箇所
を個別表示手段12に表示される操作制御画面と個別端
末操作制御手段15とを用いて指示することにより、会
議中の任意の時に個別端末5毎に独立して個別表示手段
12に表示される。これにより会議出席者は、聞き手側
会議資料が個別端末5に転送(配信)された後は、会議
中において、自分に必要な部分を取捨選択しながら聞き
手側会議資料を見て考えることが可能になる。
【0041】会議が開始されると、主会議室1の会議発
表者はカメラ8により撮像される。カメラ8からの動画
像信号は会議室端末6に入力され、共通表示装置7に表
示される。また副会議室2の会議室端末6と接続されて
いる場合、カメラ8からの動きのある画像は自己側会議
室端末6の内部の外部通信手段18で画像圧縮され、外
部通信回線25を通じて相手側会議室端末6に送られ
る。相手側会議室端末6は、外部通信回線25から、圧
縮された動きのある画像情報を受け取り、その画像情報
を通常の画像情報に伸長し、画像信号に変換して共通表
示装置7に表示する。また同時に、副会議室(相手側会
議室)2のカメラ8で撮像された会議参加者の動きのあ
る画像は相手側会議室端末6に入力され、副会議室2の
共通表示装置7に表示されるとともに、相手側会議室端
末6の外部通信手段18において圧縮され、外部通信回
線25を通じて主会議室1の会議室端末(自己側会議室
端末)6に送られる。自己側会議室端末6は、外部通信
回線25から圧縮された画像情報を受け取り、副会議室
2の外部通信手段18において圧縮された動画像情報を
伸長し、画像入出力処理手段19を通じて共通表示装置
7に表示する。
表者はカメラ8により撮像される。カメラ8からの動画
像信号は会議室端末6に入力され、共通表示装置7に表
示される。また副会議室2の会議室端末6と接続されて
いる場合、カメラ8からの動きのある画像は自己側会議
室端末6の内部の外部通信手段18で画像圧縮され、外
部通信回線25を通じて相手側会議室端末6に送られ
る。相手側会議室端末6は、外部通信回線25から、圧
縮された動きのある画像情報を受け取り、その画像情報
を通常の画像情報に伸長し、画像信号に変換して共通表
示装置7に表示する。また同時に、副会議室(相手側会
議室)2のカメラ8で撮像された会議参加者の動きのあ
る画像は相手側会議室端末6に入力され、副会議室2の
共通表示装置7に表示されるとともに、相手側会議室端
末6の外部通信手段18において圧縮され、外部通信回
線25を通じて主会議室1の会議室端末(自己側会議室
端末)6に送られる。自己側会議室端末6は、外部通信
回線25から圧縮された画像情報を受け取り、副会議室
2の外部通信手段18において圧縮された動画像情報を
伸長し、画像入出力処理手段19を通じて共通表示装置
7に表示する。
【0042】会議中、会議発表者が発表の参考のため話
し手側会議資料の表示操作が必要になった場合、会議発
表者本人または発表の補助を行なう会議出席者は、予め
会議室端末6の情報記憶手段17に登録している話し手
側会議資料の表示の開始と終了、表示する話し手側会議
資料の選択、会議資料の中の表示する部位とその大きさ
を指定することができる。この指定操作を行なうには、
会議室端末6に対してポインティング装置26またはキ
ーボード27を使用して操作用表示装置28を見ながら
操作を行なう方法と、各個別端末5において個別表示手
段12に表示される個別端末5を操作する情報の表示画
面を見ながら個別端末操作制御手段15を操作して会議
室端末6と通信を行ない操作する方法との2通りがあ
る。どちらの場合においても、操作を行なった会議室端
末6または操作された個別端末5が内部通信回線24で
接続されている会議室端末6において、外部通信回線2
5を通じて、現在接続されている副会議室2の会議室端
末6に対して、話し手側会議資料の操作制御情報が送信
され、それぞれの会議室端末6は話し手側会議資料の操
作情報を共有する。
し手側会議資料の表示操作が必要になった場合、会議発
表者本人または発表の補助を行なう会議出席者は、予め
会議室端末6の情報記憶手段17に登録している話し手
側会議資料の表示の開始と終了、表示する話し手側会議
資料の選択、会議資料の中の表示する部位とその大きさ
を指定することができる。この指定操作を行なうには、
会議室端末6に対してポインティング装置26またはキ
ーボード27を使用して操作用表示装置28を見ながら
操作を行なう方法と、各個別端末5において個別表示手
段12に表示される個別端末5を操作する情報の表示画
面を見ながら個別端末操作制御手段15を操作して会議
室端末6と通信を行ない操作する方法との2通りがあ
る。どちらの場合においても、操作を行なった会議室端
末6または操作された個別端末5が内部通信回線24で
接続されている会議室端末6において、外部通信回線2
5を通じて、現在接続されている副会議室2の会議室端
末6に対して、話し手側会議資料の操作制御情報が送信
され、それぞれの会議室端末6は話し手側会議資料の操
作情報を共有する。
【0043】話し手側会議資料の表示の開始または表示
する部位の変更の操作が行なわれた場合、それぞれの会
議室端末6は指定された操作に従って共通表示装置7に
話し手側会議資料を表示し、内部通信回線24により接
続されている個別端末5に対して表示情報を送出する。
各個別端末5においては個別端末毎に個別端末5の使用
者が予め、話し手側会議資料についての表示の有無、表
示の大きさ、表示する聞き手側会議資料と話し手側会議
資料の表示の重なりの上下を、個別表示手段12に表示
される操作制御画面と個別端末操作制御手段15を用い
て指示することにより設定しておく。各個別端末5はそ
れぞれの設定された表示条件に従って、受け取った表示
情報を個別表示手段12に表示する。
する部位の変更の操作が行なわれた場合、それぞれの会
議室端末6は指定された操作に従って共通表示装置7に
話し手側会議資料を表示し、内部通信回線24により接
続されている個別端末5に対して表示情報を送出する。
各個別端末5においては個別端末毎に個別端末5の使用
者が予め、話し手側会議資料についての表示の有無、表
示の大きさ、表示する聞き手側会議資料と話し手側会議
資料の表示の重なりの上下を、個別表示手段12に表示
される操作制御画面と個別端末操作制御手段15を用い
て指示することにより設定しておく。各個別端末5はそ
れぞれの設定された表示条件に従って、受け取った表示
情報を個別表示手段12に表示する。
【0044】話し手側会議資料の表示を終了する操作が
行なわれた場合、それぞれの会議室端末6は、共通表示
装置7に表示されている指定された話し手側会議資料の
表示を終了し、内部通信回線24により接続されている
個別端末5に対して表示終了制御情報を送出する。各個
別端末5においては、使用者の設定により話し手側会議
資料が表示されている場合、指定された話し手側会議資
料の表示を終了する。
行なわれた場合、それぞれの会議室端末6は、共通表示
装置7に表示されている指定された話し手側会議資料の
表示を終了し、内部通信回線24により接続されている
個別端末5に対して表示終了制御情報を送出する。各個
別端末5においては、使用者の設定により話し手側会議
資料が表示されている場合、指定された話し手側会議資
料の表示を終了する。
【0045】会議発表者および会議参加者の音声情報
は、各個別端末5のマイク30もしくは各個別端末5に
必要に応じて接続された音声入出力装置29(図5参
照)により受け取られる。受け取られた音声情報は各個
別端末5内部の音声入出力処理手段13において音量音
質調整された後、デジタル化され、エコーキャンセル処
理を施し、個別内部通信手段10へ送られる。個別内部
通信手段10では、エコーキャンセル処理後のデジタル
音声情報に対して符号化処理、圧縮処理を行ない、話し
手側会議資料や聞き手側会議資料の符号化情報および制
御情報とともに多重化され、内部通信回線24を通じ
て、会議室端末6に転送される。
は、各個別端末5のマイク30もしくは各個別端末5に
必要に応じて接続された音声入出力装置29(図5参
照)により受け取られる。受け取られた音声情報は各個
別端末5内部の音声入出力処理手段13において音量音
質調整された後、デジタル化され、エコーキャンセル処
理を施し、個別内部通信手段10へ送られる。個別内部
通信手段10では、エコーキャンセル処理後のデジタル
音声情報に対して符号化処理、圧縮処理を行ない、話し
手側会議資料や聞き手側会議資料の符号化情報および制
御情報とともに多重化され、内部通信回線24を通じ
て、会議室端末6に転送される。
【0046】会議室端末6は、各個別端末5から内部通
信回線24を通じて送られてきた複数の圧縮された符号
化デジタル音声情報と外部通信回線25から送られてき
た副会議室(相手側会議室)2の圧縮された符号化デジ
タル音声情報を受け取る。各個別端末5から内部通信回
線24を通じて送られてきた複数の圧縮された符号化デ
ジタル音声情報は内部通信手段16において伸長され、
復号化された後、音声処理手段20に送られる。同じ
く、外部通信回線25から送られてきた副会議室(相手
側会議室)2の圧縮された符号化デジタル音声情報は外
部通信手段18において伸長され、復号化された後、音
声処理手段20に送られる。音声処理手段20は、内部
通信手段16から出力される複数のデジタル音声情報を
合成して会議室の共通音声のデジタル音声情報を生成
し、外部通信手段18に出力する。また、音声処理手段
20は、上記会議室の共通音声のデジタル音声情報に副
会議室(相手側会議室)2の会議室端末6から送られて
きた副会議室(相手側会議室)2の共通音声のデジタル
音声情報を合成して会議全体の共通音声のデジタル音声
情報を生成し、内部通信手段16に出力する。また、上
記会議全体の共通音声のデジタル音声情報は音声処理手
段20内部でアナログ化され、画像入出力処理手段19
を通じて共通表示装置7から出力される。内部通信手段
16に出力された上記会議全体の共通音声のデジタル音
声情報は、内部通信手段16内部において符号化され、
圧縮され、話し手側会議資料や聞き手側会議資料の符号
化情報および制御情報とともに多重化され、内部通信回
線24を通じて個別端末5に転送される。各個別端末5
は個別内部通信手段10において、会議室端末6から内
部通信回線24を通じて送られてきた多重化された情報
の中から会議全体の共通音声の圧縮された符号化デジタ
ル音声情報を分離した後、伸長し、復号化してデジタル
音声情報となし、このデジタル音声情報を音声入出力処
理手段13に入力する。音声入出力処理手段13は、デ
ジタル音声情報をアナログ化し、音量調整等を行ない、
音声入出力装置29(図5参照)から出力する。この
際、音声入出力装置29が接続されていない場合は個別
端末5の内部で音声情報は生成されるが、出力は行なわ
れない。
信回線24を通じて送られてきた複数の圧縮された符号
化デジタル音声情報と外部通信回線25から送られてき
た副会議室(相手側会議室)2の圧縮された符号化デジ
タル音声情報を受け取る。各個別端末5から内部通信回
線24を通じて送られてきた複数の圧縮された符号化デ
ジタル音声情報は内部通信手段16において伸長され、
復号化された後、音声処理手段20に送られる。同じ
く、外部通信回線25から送られてきた副会議室(相手
側会議室)2の圧縮された符号化デジタル音声情報は外
部通信手段18において伸長され、復号化された後、音
声処理手段20に送られる。音声処理手段20は、内部
通信手段16から出力される複数のデジタル音声情報を
合成して会議室の共通音声のデジタル音声情報を生成
し、外部通信手段18に出力する。また、音声処理手段
20は、上記会議室の共通音声のデジタル音声情報に副
会議室(相手側会議室)2の会議室端末6から送られて
きた副会議室(相手側会議室)2の共通音声のデジタル
音声情報を合成して会議全体の共通音声のデジタル音声
情報を生成し、内部通信手段16に出力する。また、上
記会議全体の共通音声のデジタル音声情報は音声処理手
段20内部でアナログ化され、画像入出力処理手段19
を通じて共通表示装置7から出力される。内部通信手段
16に出力された上記会議全体の共通音声のデジタル音
声情報は、内部通信手段16内部において符号化され、
圧縮され、話し手側会議資料や聞き手側会議資料の符号
化情報および制御情報とともに多重化され、内部通信回
線24を通じて個別端末5に転送される。各個別端末5
は個別内部通信手段10において、会議室端末6から内
部通信回線24を通じて送られてきた多重化された情報
の中から会議全体の共通音声の圧縮された符号化デジタ
ル音声情報を分離した後、伸長し、復号化してデジタル
音声情報となし、このデジタル音声情報を音声入出力処
理手段13に入力する。音声入出力処理手段13は、デ
ジタル音声情報をアナログ化し、音量調整等を行ない、
音声入出力装置29(図5参照)から出力する。この
際、音声入出力装置29が接続されていない場合は個別
端末5の内部で音声情報は生成されるが、出力は行なわ
れない。
【0047】さらに、音声の言語の管理番号の付与につ
いて以下に説明する。外部通信回線25を通して行われ
る会議室端末6間の通信プロトコルにおいて、互いに独
立した音声情報のチャンネルを複数設ける。複数ある音
声チャンネルを分割して管理するグループを設け、この
グループの番号を言語の管理番号とする。また、言語の
管理番号は、それぞれについてそのグループにおける言
語の意味を表す情報、例えば日本語、英語等の言語の管
理番号の属性情報を持つ。
いて以下に説明する。外部通信回線25を通して行われ
る会議室端末6間の通信プロトコルにおいて、互いに独
立した音声情報のチャンネルを複数設ける。複数ある音
声チャンネルを分割して管理するグループを設け、この
グループの番号を言語の管理番号とする。また、言語の
管理番号は、それぞれについてそのグループにおける言
語の意味を表す情報、例えば日本語、英語等の言語の管
理番号の属性情報を持つ。
【0048】各会議室端末6は、会議室端末操作制御手
段21に、言語の管理番号と音声チャンネルとの対応お
よび言語の管理番号の属性情報について現在使用してい
るものと、この会議室端末6から各会議室端末6を呼び
出して会議を行う場合に会議開始時に適用するためのも
のとの2種を記録しており、各個別端末5が使用してい
る言語について送信用の言語の管理番号についても記録
している。各個別端末5はそれぞれが使用する言語を操
作者が言語の管理番号を選択することにより決定でき
る。言語の管理番号を設定する際には、個別端末5にお
いて操作者が個別端末操作制御手段15を操作して言語
の管理番号を設定するモードにすると、接続されている
会議室端末6より言語の管理番号と言語の管理番号の属
性データが内部通信回線24を通して読み出され、個別
表示手段12に表示される。操作者が個別端末操作制御
手段15により選択を行う。選択した結果は内部通信回
線24を通して会議室端末6に送られる。
段21に、言語の管理番号と音声チャンネルとの対応お
よび言語の管理番号の属性情報について現在使用してい
るものと、この会議室端末6から各会議室端末6を呼び
出して会議を行う場合に会議開始時に適用するためのも
のとの2種を記録しており、各個別端末5が使用してい
る言語について送信用の言語の管理番号についても記録
している。各個別端末5はそれぞれが使用する言語を操
作者が言語の管理番号を選択することにより決定でき
る。言語の管理番号を設定する際には、個別端末5にお
いて操作者が個別端末操作制御手段15を操作して言語
の管理番号を設定するモードにすると、接続されている
会議室端末6より言語の管理番号と言語の管理番号の属
性データが内部通信回線24を通して読み出され、個別
表示手段12に表示される。操作者が個別端末操作制御
手段15により選択を行う。選択した結果は内部通信回
線24を通して会議室端末6に送られる。
【0049】会議室端末6内の音声処理手段20は、会
議室端末操作制御手段21より各個別端末5の送信の音
声情報がどの音声チャンネルに対応するかの情報を受け
取り、内部通信手段16から送出される各個別端末5か
らの音声情報を対応する音声情報チャンネルごとに合成
したデータを作成する。
議室端末操作制御手段21より各個別端末5の送信の音
声情報がどの音声チャンネルに対応するかの情報を受け
取り、内部通信手段16から送出される各個別端末5か
らの音声情報を対応する音声情報チャンネルごとに合成
したデータを作成する。
【0050】それぞれの個別端末5においては、送信、
受信に用いる言語の管理番号が内部記憶手段11に設
定、記録されている。各個別端末5は、それぞれ個別に
設定された受信の言語の管理番号により、会議室端末6
より送られる音声情報を個別内部通信手段10により選
択的に受信する。
受信に用いる言語の管理番号が内部記憶手段11に設
定、記録されている。各個別端末5は、それぞれ個別に
設定された受信の言語の管理番号により、会議室端末6
より送られる音声情報を個別内部通信手段10により選
択的に受信する。
【0051】各個別端末5において送信、受信の言語の
管理番号を設定する際には、会議室端末6より、言語の
管理番号と言語の管理番号の属性情報のうち現在使用し
ているものが内部通信回線24を通して読み出され、個
別表示手段12に表示される。操作者は、この画面を見
ながら個別端末操作制御手段15を操作して、送信用と
受信用の言語の管理番号を選択する。選択、決定された
言語の管理番号のうち送信用の言語の管理番号について
は、内部通信回線24を通して会議室端末6内の会議室
端末操作制御手段21に記憶され、以降音声処理手段2
0において利用される。
管理番号を設定する際には、会議室端末6より、言語の
管理番号と言語の管理番号の属性情報のうち現在使用し
ているものが内部通信回線24を通して読み出され、個
別表示手段12に表示される。操作者は、この画面を見
ながら個別端末操作制御手段15を操作して、送信用と
受信用の言語の管理番号を選択する。選択、決定された
言語の管理番号のうち送信用の言語の管理番号について
は、内部通信回線24を通して会議室端末6内の会議室
端末操作制御手段21に記憶され、以降音声処理手段2
0において利用される。
【0052】これらにより、2カ国語以上を用いる会議
に対して通訳を含む形で対応することができるようにな
る。
に対して通訳を含む形で対応することができるようにな
る。
【0053】各会議出席者は、会議中に、次に示す2つ
の方法で会議資料の個別の記録を取ることができる。1
つの方法は、会議室端末6においてポインティング装置
26またはキーボード27を使用して操作用表示装置2
8を見ながら、記録する会議資料を指定して、外部記憶
手段23により記憶する方法である。もう1つの方法
は、個別端末5において個別表示手段12に表示される
個別端末5を操作する情報の表示画面を見ながら個別端
末操作制御手段15を操作して記録する会議資料を指定
し、外部記憶手段14により記憶する方法である。記録
を行なう会議資料としては、聞き手側会議資料と話し手
側会議資料とのどちらでも可能である。個別端末5にお
いて、話し手側会議資料の記録を取る場合には、個別端
末5は、登録されている話し手側会議資料の一覧を会議
室端末6から内部通信回線24を通して受け取り、個別
表示手段12に一覧を表示する。これにより、記録する
話し手側会議資料を容易に選択することができる。操作
者により記録を行なう話し手側会議資料が決定される
と、個別端末5は会議室端末6に対し、指定した話し手
側会議資料の転送を要求する。会議室端末6は要求して
きた個別端末5に対し、指定された話し手側会議資料を
転送する。要求してきた個別端末5は、会議室端末6か
ら送られてきた話し手側会議資料の情報を内部記憶手段
11に一時的に記録するとともに内部記憶手段11に記
憶された話し手側会議資料の情報を外部記憶手段14に
記憶する。
の方法で会議資料の個別の記録を取ることができる。1
つの方法は、会議室端末6においてポインティング装置
26またはキーボード27を使用して操作用表示装置2
8を見ながら、記録する会議資料を指定して、外部記憶
手段23により記憶する方法である。もう1つの方法
は、個別端末5において個別表示手段12に表示される
個別端末5を操作する情報の表示画面を見ながら個別端
末操作制御手段15を操作して記録する会議資料を指定
し、外部記憶手段14により記憶する方法である。記録
を行なう会議資料としては、聞き手側会議資料と話し手
側会議資料とのどちらでも可能である。個別端末5にお
いて、話し手側会議資料の記録を取る場合には、個別端
末5は、登録されている話し手側会議資料の一覧を会議
室端末6から内部通信回線24を通して受け取り、個別
表示手段12に一覧を表示する。これにより、記録する
話し手側会議資料を容易に選択することができる。操作
者により記録を行なう話し手側会議資料が決定される
と、個別端末5は会議室端末6に対し、指定した話し手
側会議資料の転送を要求する。会議室端末6は要求して
きた個別端末5に対し、指定された話し手側会議資料を
転送する。要求してきた個別端末5は、会議室端末6か
ら送られてきた話し手側会議資料の情報を内部記憶手段
11に一時的に記録するとともに内部記憶手段11に記
憶された話し手側会議資料の情報を外部記憶手段14に
記憶する。
【0054】会議の終了に際しては、各会議出席者は、
それぞれの個別端末5の電源をオフにすることにより、
会議室からの退場を会議主催者に示す。会議主催者は、
副会議室(相手側会議室)2の代表者と連絡と取り、外
部通信回線25を通じて接続していた相手側会議室端末
6との接続を、ポインティング装置26またはキーボー
ド27を使用して操作用表示装置28を見ながら自己側
会議室端末6に対して操作を行なうことにより切断す
る。また、会議主催者と各会議室の代表者は、各会議室
の会議室端末6の電源をオフにして会議を終了する。
それぞれの個別端末5の電源をオフにすることにより、
会議室からの退場を会議主催者に示す。会議主催者は、
副会議室(相手側会議室)2の代表者と連絡と取り、外
部通信回線25を通じて接続していた相手側会議室端末
6との接続を、ポインティング装置26またはキーボー
ド27を使用して操作用表示装置28を見ながら自己側
会議室端末6に対して操作を行なうことにより切断す
る。また、会議主催者と各会議室の代表者は、各会議室
の会議室端末6の電源をオフにして会議を終了する。
【0055】以上のように本実施の形態によれば、共通
表示装置7上で表示できない詳細な聞き手側会議資料お
よび話し手側会議資料を会議室端末6から各個別端末5
へ配信し、各個別端末5においては配信された聞き手側
会議資料と話し手側会議資料を予め指定した適当な配置
により表示することができるので、会議出席者それぞれ
は自由に、見たい資料の見たい箇所を選択して見ること
ができる。
表示装置7上で表示できない詳細な聞き手側会議資料お
よび話し手側会議資料を会議室端末6から各個別端末5
へ配信し、各個別端末5においては配信された聞き手側
会議資料と話し手側会議資料を予め指定した適当な配置
により表示することができるので、会議出席者それぞれ
は自由に、見たい資料の見たい箇所を選択して見ること
ができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各個別端
末は内部通信回線を介して会議室端末から受信した画像
情報を表示することができるので、画像情報の中に話し
手側会議資料のみならず聞き手側会議資料を含ませ、そ
れらを表示させることができ、各個別端末に付いた各会
議出席者それぞれは自由に、見たい資料の見たい箇所を
選択して見ることができるという有利な効果が得られ
る。また、話し手側会議資料と聞き手側会議資料との表
示方法を予め決定することができるので、会議中におい
ては特に操作する必要がなく、予め選択した表示方法で
話し手側会議資料と聞き手側会議資料と表示することが
できるという有利な効果が得られる。さらに、各個別端
末からの音声や相手側会議室からの音声を合成すること
ができるので、会議を円滑に進行することが可能になる
という有利な効果が得られる。さらに、音声を管理番号
で管理することにより、不必要な音声を除去できるとい
う有利な効果が得られる。さらに、通信回線をローカル
エリアネットワーク、ISDN回線又は専用回線とする
ことにより、自由度、信頼性等を高めることができると
いう有利が効果が得られる。さらに、音声情報を圧縮
し、伸長することにより、音声情報伝送の効率化が図れ
るという有利な効果が得られる。
末は内部通信回線を介して会議室端末から受信した画像
情報を表示することができるので、画像情報の中に話し
手側会議資料のみならず聞き手側会議資料を含ませ、そ
れらを表示させることができ、各個別端末に付いた各会
議出席者それぞれは自由に、見たい資料の見たい箇所を
選択して見ることができるという有利な効果が得られ
る。また、話し手側会議資料と聞き手側会議資料との表
示方法を予め決定することができるので、会議中におい
ては特に操作する必要がなく、予め選択した表示方法で
話し手側会議資料と聞き手側会議資料と表示することが
できるという有利な効果が得られる。さらに、各個別端
末からの音声や相手側会議室からの音声を合成すること
ができるので、会議を円滑に進行することが可能になる
という有利な効果が得られる。さらに、音声を管理番号
で管理することにより、不必要な音声を除去できるとい
う有利な効果が得られる。さらに、通信回線をローカル
エリアネットワーク、ISDN回線又は専用回線とする
ことにより、自由度、信頼性等を高めることができると
いう有利が効果が得られる。さらに、音声情報を圧縮
し、伸長することにより、音声情報伝送の効率化が図れ
るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるテレビ会議システ
ムを示すブロック図
ムを示すブロック図
【図2】図1のテレビ会議システムを構成する個別端末
を詳細に示すブロック図
を詳細に示すブロック図
【図3】図1のテレビ会議システムを構成する会議室端
末を詳細に示すブロック図
末を詳細に示すブロック図
【図4】図1のテレビ会議システムにおける表示状態を
示す表示状態図
示す表示状態図
【図5】図2の個別端末を示す斜視図
【図6】図1のテレビ会議システムを構成する会議室を
示す斜視図
示す斜視図
1 主会議室 2 副会議室 5 個別端末 6 会議室端末 7 共通表示装置 8 カメラ 9 静止画像入力装置 10 個別内部通信手段 11 内部記憶手段 12 個別表示手段 13 音声入出力処理手段 14 外部記憶手段 15 個別端末操作制御手段 16 内部通信手段 17 情報記憶手段 18 外部通信手段 19 画像入出力処理手段 20 音声処理手段 21 会議室端末操作制御手段 22 静止画像入力手段 23 外部記憶手段 24 内部通信回線 25 外部通信回線 26 ポインティング装置 27 キーボード 28 操作用表示装置 29 音声入出力装置 30 マイク
Claims (7)
- 【請求項1】相手側会議室から送出された動画像と自己
側会議室のカメラで撮像した動画像と会議発表者が発表
の進行に応じて表示を切り換える話し手側会議資料とを
会議出席者全員に対して表示する共通表示装置と、静止
画を撮像して静止画像信号として出力する静止画像入力
装置と、外部通信回線を介して相手側会議室と画像情
報、音声情報等の情報を送受する会議室端末と、内部通
信回線を介して前記会議室端末と画像情報、音声情報等
の情報を送受する個別端末とを有するテレビ会議システ
ムであって、前記会議室端末は、前記カメラからの動画
像信号を入力して動画像情報として出力すると共に相手
側会議室から送出された動画像情報を動画像信号として
前記共通表示装置へ出力する画像入出力処理手段と、前
記静止画像入力装置からの静止画像信号を入力して静止
画像情報として出力する静止画像入力手段と、前記個別
端末との間で画像情報および音声情報を前記内部通信回
線を介して送受する内部通信手段と、画像情報および音
声情報を圧縮して相手側会議室へ送出すると共に相手側
会議室から送出された画像情報および音声情報を伸長し
て出力する外部通信手段とを有し、前記個別端末は前記
内部通信回線を介して受信した画像情報を表示するテレ
ビ会議システム。 - 【請求項2】前記会議室端末は、会議資料を前記話し手
側会議資料と前記話し手側会議資料では取り扱えない発
表の詳細部分を示す聞き手側会議資料とに分類して登録
する情報記憶手段を設け、前記個別端末は、前記会議室
端末との間で前記内部通信回線を介して画像情報および
音声情報の送受を行う個別内部通信手段と、前記個別内
部通信手段を介して受け取った前記話し手側会議資料情
報と前記聞き手側会議資料情報とを分類して登録する内
部記憶手段と、前記話し手側会議資料と前記聞き手側会
議資料とを表示する個別表示手段と、前記話し手側会議
資料と前記聞き手側会議資料との表示方法を決定するた
めの個別端末操作制御手段とを設けた請求項1記載のテ
レビ会議システム。 - 【請求項3】前記個別端末は、前記会議室端末との間で
前記内部通信回線を介して画像情報および音声情報の送
受を行う個別内部通信手段と、マイクからの音声信号を
入力して音声情報として出力すると共に前記個別内部通
信手段を介して入力される音声情報を音声信号として出
力する音声入出力処理手段とを設け、前記会議室端末
は、複数の前記個別端末から前記内部通信回線を介して
送られてきた複数の音声情報を合成して会議室音声情報
を生成し、前記会議室音声情報を前記外部通信手段を介
して相手側会議室へ送出すると共に前記会議室音声情報
と相手側会議室からの会議室音声情報とを合成して前記
複数の個別端末へ送出する音声処理手段を設けた請求項
1記載のテレビ会議システム。 - 【請求項4】前記個別端末は、言語の管理番号と対応す
る言語の意味の一覧の情報を前記会議室端末から受け取
って表示し、前記会議室端末へ送信する音声の言語の管
理番号と前記会議室端末から受け取る音声の言語の管理
番号とを設定し、前記設定した音声の言語の管理番号を
前記個別内部通信手段を介して前記会議室端末へ送出す
る個別端末操作制御手段を設け、前記会議室端末は、会
議で用いる音声に言語の管理番号を与え、前記与えた管
理番号を前記内部通信手段を介して前記個別端末に送出
すると共に、相手側会議室の会議室端末との間で送受さ
れる音声に言語の管理番号を設定し、前記個別端末およ
び相手側会議室の会議室端末から送られてきた複数の音
声のうち前記設定した音声の言語の管理番号が同じ音声
を合成し、前記設定した音声の言語の管理番号と同じ管
理番号の前記個別端末および相手側会議室へ前記合成し
た音声を送出する会議室端末操作制御手段を設けた請求
項3記載のテレビ会議システム。 - 【請求項5】前記内部通信回線は、ローカルエリアネッ
トワーク、ISDN回線又は専用回線である請求項1記
載のテレビ会議システム。 - 【請求項6】前記外部通信回線は、ローカルエリアネッ
トワーク、ISDN回線又は専用回線である請求項1記
載のテレビ会議システム。 - 【請求項7】前記個別内部通信手段は、音声情報を前記
内部通信回線を介して送受信するために音声情報を圧縮
または伸長する請求項2、3又は4記載のテレビ会議シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8173251A JPH1023383A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | テレビ会議システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8173251A JPH1023383A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | テレビ会議システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1023383A true JPH1023383A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15956979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8173251A Pending JPH1023383A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | テレビ会議システム |
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JP (1) | JPH1023383A (ja) |
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1996
- 1996-07-03 JP JP8173251A patent/JPH1023383A/ja active Pending
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