JP2002007294A - 画像配信システム及び方法並びに記憶媒体 - Google Patents
画像配信システム及び方法並びに記憶媒体Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/02—Details
- H04L12/16—Arrangements for providing special services to substations
- H04L12/18—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
- H04L12/1813—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast for computer conferences, e.g. chat rooms
- H04L12/1822—Conducting the conference, e.g. admission, detection, selection or grouping of participants, correlating users to one or more conference sessions, prioritising transmission
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/14—Systems for two-way working
- H04N7/141—Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
- H04N7/147—Communication arrangements, e.g. identifying the communication as a video-communication, intermediate storage of the signals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 仮想空間内でのユーザ位置に応じたユーザ画
像を配信する。 【解決手段】 ビデオカメラで撮影されたユーザの画像
をコンピュータ本体に取り込まれる(S1)。仮想空間
内のユーザの位置が判断され(S2)、オフィスビュー
の場合には、大きい量子化係数を設定し(S3)、それ
以外では、小さいな量子化係数を設定すると共に、顔領
域により小さい量子化係数を設定する(S4)。指定さ
れた量子化係数で画像データを圧縮符号化し(S5)、
ネットワークを介してホストサーバ装置12に転送する
(S6)。ユーザ端末は、ホストサーバ装置から他のユ
ーザの画像を受信し(S7)、その画像データを伸長し
(S8)、表示装置44に表示する(S9)。
像を配信する。 【解決手段】 ビデオカメラで撮影されたユーザの画像
をコンピュータ本体に取り込まれる(S1)。仮想空間
内のユーザの位置が判断され(S2)、オフィスビュー
の場合には、大きい量子化係数を設定し(S3)、それ
以外では、小さいな量子化係数を設定すると共に、顔領
域により小さい量子化係数を設定する(S4)。指定さ
れた量子化係数で画像データを圧縮符号化し(S5)、
ネットワークを介してホストサーバ装置12に転送する
(S6)。ユーザ端末は、ホストサーバ装置から他のユ
ーザの画像を受信し(S7)、その画像データを伸長し
(S8)、表示装置44に表示する(S9)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像配信システム
及び方法並びに記憶媒体に関し、より具体的には、コン
ピュータネットワーク上に形成される仮想システムにお
ける画像配信システム及び方法並びに記憶媒体に関す
る。
及び方法並びに記憶媒体に関し、より具体的には、コン
ピュータネットワーク上に形成される仮想システムにお
ける画像配信システム及び方法並びに記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、企業、団体及び公共機関などの各
組織体は、事務作業、営業業務及び大きな設備を必要と
しない技術業務などに従事させる雇用労働者(以下、勤
務者とする。)の勤務場所として、オフイススペースを
所有又は賃貸借契約によって確保し、勤務者は通常、公
共交通機関又は自家用車などを利用して就業開始時刻ま
でにオフイススペースに到着・集合し、決められた就業
時間内に集合勤務を行うのが一般的であった。そして、
オフィススペースに電話機、複写機、ファクシミリ、コ
ンピュータ及びコンピュータネットワークなどを装備す
ることにより、各種業務の効率化を図ってきた。
組織体は、事務作業、営業業務及び大きな設備を必要と
しない技術業務などに従事させる雇用労働者(以下、勤
務者とする。)の勤務場所として、オフイススペースを
所有又は賃貸借契約によって確保し、勤務者は通常、公
共交通機関又は自家用車などを利用して就業開始時刻ま
でにオフイススペースに到着・集合し、決められた就業
時間内に集合勤務を行うのが一般的であった。そして、
オフィススペースに電話機、複写機、ファクシミリ、コ
ンピュータ及びコンピュータネットワークなどを装備す
ることにより、各種業務の効率化を図ってきた。
【0003】この集合勤務の慣習は、人類の歴史におい
ては産業革命以降に工場の効率的運営のために採用され
るようになった比較的新しい現象である。近年になっ
て、通勤地獄及び自家用車の増加による大気汚染など、
集合勤務を起因とする弊害が顕著になる反面、インター
ネットなどの通信インフラストラクチャと各種通信技術
を利用できるようになってきた結果、組織とその勤務者
にとって集合勤務は必ずしも必然的な勤務形態ではなく
なってきている。むしろ、同一の組織体に所属する勤務
者をその自宅又はその近辺の好みの場所で働かせ、全体
として組織の目的業務を遂行するという分散勤務の考え
方が注目されるようになってきた。
ては産業革命以降に工場の効率的運営のために採用され
るようになった比較的新しい現象である。近年になっ
て、通勤地獄及び自家用車の増加による大気汚染など、
集合勤務を起因とする弊害が顕著になる反面、インター
ネットなどの通信インフラストラクチャと各種通信技術
を利用できるようになってきた結果、組織とその勤務者
にとって集合勤務は必ずしも必然的な勤務形態ではなく
なってきている。むしろ、同一の組織体に所属する勤務
者をその自宅又はその近辺の好みの場所で働かせ、全体
として組織の目的業務を遂行するという分散勤務の考え
方が注目されるようになってきた。
【0004】一般に、企業などの組織体において分散勤
務を実現するには、各勤務者の自宅の一部屋を勤務スペ
ース(これをホームオフイスと呼ぶ)として使い、遠隔
地に分散する複数のホームオフィスを通信回線で結び、
電話機及びファクシミリなどの宅内通信端末機器、並び
に通信アプリケーションシステムを用いる方法が採られ
る。これにより、各勤務者間の必要な連絡手段を確保す
る。通信回線は例えば、加入電話網、ISDN網及びイ
ンターネット専用回線などからなり、通信アプリケーシ
ョンシステムは、電子メールシステム、WWW(Wor
ld WideWeb)システム及びテレビ会議システ
ムからなる。
務を実現するには、各勤務者の自宅の一部屋を勤務スペ
ース(これをホームオフイスと呼ぶ)として使い、遠隔
地に分散する複数のホームオフィスを通信回線で結び、
電話機及びファクシミリなどの宅内通信端末機器、並び
に通信アプリケーションシステムを用いる方法が採られ
る。これにより、各勤務者間の必要な連絡手段を確保す
る。通信回線は例えば、加入電話網、ISDN網及びイ
ンターネット専用回線などからなり、通信アプリケーシ
ョンシステムは、電子メールシステム、WWW(Wor
ld WideWeb)システム及びテレビ会議システ
ムからなる。
【0005】また、勤務者は、ホームオフイスではなく
所属組織及び地方自治体等が用意するサテライトオフィ
ス及びテレコテージなどを利用したり、営業業務及び保
守業務の場合には、顧客訪問に用いる自家用車及び公共
交通機関の座席などを一時的な勤務場所(モバイルオフ
ィス)として利用する。
所属組織及び地方自治体等が用意するサテライトオフィ
ス及びテレコテージなどを利用したり、営業業務及び保
守業務の場合には、顧客訪問に用いる自家用車及び公共
交通機関の座席などを一時的な勤務場所(モバイルオフ
ィス)として利用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような分散
勤務を円滑に実施することを目的として、様々なシステ
ムが提案されている。図18は、米国、White P
ine Software Inc.の提供する多地点
テレビ会議システムのクライアント画面を示す。このシ
ステムは、主に、遠隔地の勤務者間で映像を用いたリア
ルタイム会議をパーソナルコンピュータ上で実現する。
勤務を円滑に実施することを目的として、様々なシステ
ムが提案されている。図18は、米国、White P
ine Software Inc.の提供する多地点
テレビ会議システムのクライアント画面を示す。このシ
ステムは、主に、遠隔地の勤務者間で映像を用いたリア
ルタイム会議をパーソナルコンピュータ上で実現する。
【0007】このようなシステムを利用して、分散勤務
者間の映像を相互交換することで、いわゆる双方向アウ
エアネスシステムを実現し、孤立感及び疎外感を防止
し、勤務者間の活発なコミュニケーションの促進を図る
ことができる。
者間の映像を相互交換することで、いわゆる双方向アウ
エアネスシステムを実現し、孤立感及び疎外感を防止
し、勤務者間の活発なコミュニケーションの促進を図る
ことができる。
【0008】しかし、テレビ会議システムを主体的コミ
ュニケーションツールとして利用する場合と、双方向ア
ウエアネスシステムとして利用する場合とでは、その使
用目的が異なるため、従来のシステムをそのまま利用し
た場合には、伝送する映像に関して、通信帯域及び利便
性などの観点から様々な問題があった。例えば、ユーザ
は、利用する機能に応じてカメラの設定及び圧縮パラメ
ータの調整などを行う必要があった。
ュニケーションツールとして利用する場合と、双方向ア
ウエアネスシステムとして利用する場合とでは、その使
用目的が異なるため、従来のシステムをそのまま利用し
た場合には、伝送する映像に関して、通信帯域及び利便
性などの観点から様々な問題があった。例えば、ユーザ
は、利用する機能に応じてカメラの設定及び圧縮パラメ
ータの調整などを行う必要があった。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するた
めに、データネットワーク上に仮想空間システムを構築
し、ユーザの仮想空間内の位置に応じて適切な映像を相
互に通信する画像配信システム及び方法並びに記憶媒体
を提示することを目的とする。
めに、データネットワーク上に仮想空間システムを構築
し、ユーザの仮想空間内の位置に応じて適切な映像を相
互に通信する画像配信システム及び方法並びに記憶媒体
を提示することを目的とする。
【0010】尚、本発明に関する仮想空間内の位置と
は、例えばネットワーク内に仮想的なオフィス空間を構
築する場合、仮想空間内の「大部屋オフィス」や「会議
室」「資料室」などユーザーが存在する(即ち、利用し
ている)仮想空間内の場所を示すものであり、当該位置
に応じてシステムが提供する機能(双方向アウエアネス
を主体とした機能やテレビ会議を主体とした機能等)が
決定される。
は、例えばネットワーク内に仮想的なオフィス空間を構
築する場合、仮想空間内の「大部屋オフィス」や「会議
室」「資料室」などユーザーが存在する(即ち、利用し
ている)仮想空間内の場所を示すものであり、当該位置
に応じてシステムが提供する機能(双方向アウエアネス
を主体とした機能やテレビ会議を主体とした機能等)が
決定される。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像配信シ
ステムは、複数のユーザの各々に設置された端末装置
と、当該複数の端末装置に通信回線を介して接続するサ
ーバ装置とからなり、仮想的な空間を構築する仮想空間
システムにおいて、端末装置間で画像を配信する画像配
信システムであって、当該各端末装置は、ユーザの画像
を取り込む画像取得手段と、当該画像取得手段により取
り込まれた画像を当該サーバ装置に送信する送信手段
と、当該サーバ装置から送信される画像を受信し表示す
る受信表示手段と、当該仮想空間内でのユーザ位置を指
示する指示手段と、当該仮想空間内の当該ユーザ位置に
応じて当該画像取得手段を制御する制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
ステムは、複数のユーザの各々に設置された端末装置
と、当該複数の端末装置に通信回線を介して接続するサ
ーバ装置とからなり、仮想的な空間を構築する仮想空間
システムにおいて、端末装置間で画像を配信する画像配
信システムであって、当該各端末装置は、ユーザの画像
を取り込む画像取得手段と、当該画像取得手段により取
り込まれた画像を当該サーバ装置に送信する送信手段
と、当該サーバ装置から送信される画像を受信し表示す
る受信表示手段と、当該仮想空間内でのユーザ位置を指
示する指示手段と、当該仮想空間内の当該ユーザ位置に
応じて当該画像取得手段を制御する制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0012】本発明に係る画像配信システムはまた、複
数のユーザの各々に設置された端末装置と、当該複数の
端末装置に通信回線を介して接続するサーバ装置とから
なり、仮想的な空間を構築する仮想空間システムにおい
て、端末装置間で画像を配信する画像配信システムであ
って、当該各端末装置は、ユーザの画像を取り込む画像
取得手段と、当該画像取得手段により取り込まれた画像
を当該サーバ装置に送信する送信手段と、当該サーバ装
置から送信される画像を受信し表示する受信表示手段
と、当該仮想空間内でのユーザ位置を指示する指示手段
とを具備し、当該サーバ装置は、当該各端末装置から送
られた画像を加工する画像加工手段と、当該画像加工手
段により加工された画像を当該各端末装置に配信する配
信手段と、配信先のユーザの仮想空間内のユーザ位置に
応じて当該画像加工手段を制御する制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
数のユーザの各々に設置された端末装置と、当該複数の
端末装置に通信回線を介して接続するサーバ装置とから
なり、仮想的な空間を構築する仮想空間システムにおい
て、端末装置間で画像を配信する画像配信システムであ
って、当該各端末装置は、ユーザの画像を取り込む画像
取得手段と、当該画像取得手段により取り込まれた画像
を当該サーバ装置に送信する送信手段と、当該サーバ装
置から送信される画像を受信し表示する受信表示手段
と、当該仮想空間内でのユーザ位置を指示する指示手段
とを具備し、当該サーバ装置は、当該各端末装置から送
られた画像を加工する画像加工手段と、当該画像加工手
段により加工された画像を当該各端末装置に配信する配
信手段と、配信先のユーザの仮想空間内のユーザ位置に
応じて当該画像加工手段を制御する制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0013】本発明に係る画像配信方法は、複数のユー
ザの各々に設置された端末装置と、当該複数の端末装置
に通信回線を介して接続するサーバ装置とからなり、仮
想的な空間を構築する仮想空間システムにおいて、当該
各端末装置は、当該仮想空間内のユーザ位置に応じたユ
ーザ画像を当該サーバ装置に送信し、当該サーバ装置か
ら送信される画像を受信及び表示することを特徴とす
る。
ザの各々に設置された端末装置と、当該複数の端末装置
に通信回線を介して接続するサーバ装置とからなり、仮
想的な空間を構築する仮想空間システムにおいて、当該
各端末装置は、当該仮想空間内のユーザ位置に応じたユ
ーザ画像を当該サーバ装置に送信し、当該サーバ装置か
ら送信される画像を受信及び表示することを特徴とす
る。
【0014】本発明に係る画像配信方法はまた、複数の
ユーザの各々に設置された端末装置と、当該複数の端末
装置に通信回線を介して接続するサーバ装置とからな
り、仮想的な空間を構築する仮想空間システムにおい
て、当該各端末装置は、ユーザの画像を取り込んで当該
サーバ装置に送信し、当該サーバ装置は、当該各端末装
置から送られた画像を 、配信先のユーザの仮想空間内
のユーザ位置に応じて加工して、当該各端末装置に配信
し、当該各端末装置は、当該サーバ装置から送信される
画像を受信し表示することを特徴とする。
ユーザの各々に設置された端末装置と、当該複数の端末
装置に通信回線を介して接続するサーバ装置とからな
り、仮想的な空間を構築する仮想空間システムにおい
て、当該各端末装置は、ユーザの画像を取り込んで当該
サーバ装置に送信し、当該サーバ装置は、当該各端末装
置から送られた画像を 、配信先のユーザの仮想空間内
のユーザ位置に応じて加工して、当該各端末装置に配信
し、当該各端末装置は、当該サーバ装置から送信される
画像を受信し表示することを特徴とする。
【0015】本発明に係る記憶媒体には、上述の画像配
信方法を実行するプログラムが格納される。
信方法を実行するプログラムが格納される。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例である仮想オフ
ィスシステムの概略構成ブロック図を示す。メインオフ
ィス(分散オフィスを導入する企業など各種組織体の本
社事業所など)10に、ホストサーバ装置12が、設置
されている。ホストサーバ装置12は、メインオフイス
10内のLAN(Local Area Networ
k)14に接続する。メインオフィス10で勤務する勤
務者用のユーザ端末装置16,18は、コンピュータ2
0、ユーザ端末装置用ソフトウエア22、電話機24、
ビデオカメラ26及びその他の機器を組み合わせて実現
される。電話機24は、PSTN回線(一般加入電話回
線)又はISDN回線を通じてホストサーバ装置12と
接続可能であり、コンピュータ20は、LAN14を介
してホストサーバ装置12に接続する。
ィスシステムの概略構成ブロック図を示す。メインオフ
ィス(分散オフィスを導入する企業など各種組織体の本
社事業所など)10に、ホストサーバ装置12が、設置
されている。ホストサーバ装置12は、メインオフイス
10内のLAN(Local Area Networ
k)14に接続する。メインオフィス10で勤務する勤
務者用のユーザ端末装置16,18は、コンピュータ2
0、ユーザ端末装置用ソフトウエア22、電話機24、
ビデオカメラ26及びその他の機器を組み合わせて実現
される。電話機24は、PSTN回線(一般加入電話回
線)又はISDN回線を通じてホストサーバ装置12と
接続可能であり、コンピュータ20は、LAN14を介
してホストサーバ装置12に接続する。
【0018】30,32,34はホームオフィスで勤務
するユーザ用のユーザ端末装置であり、それぞれ、コン
ピュータ36、ユーザ端末装置用ソフトウエア38、電
話機40、ビデオカメラ42、仮想オフイス表示装置4
4及びその他の機器を組み合わせて実現されている。電
話機40は、PSTN回線(一般加入電話回線)又はI
SDN回線を通じてホストサーバ装置12と接続可能で
ある。仮想オフイス表示装置44は、コンピュータ36
に接続する。
するユーザ用のユーザ端末装置であり、それぞれ、コン
ピュータ36、ユーザ端末装置用ソフトウエア38、電
話機40、ビデオカメラ42、仮想オフイス表示装置4
4及びその他の機器を組み合わせて実現されている。電
話機40は、PSTN回線(一般加入電話回線)又はI
SDN回線を通じてホストサーバ装置12と接続可能で
ある。仮想オフイス表示装置44は、コンピュータ36
に接続する。
【0019】図2は、ホストサーバ装置12のハードウ
エア構成例を示す。BP(Basic Platfor
m)12aはPCホストサーバ装置からなる。SPU
(Signal processing Unit)1
2bは、高性能DSP(Digital Signal
processor)などから構成される信号処理ボ
ードである。SPU12bはサーバ側での画像・音声な
どの信号処理に利用される。BP12aはLANボード
を通じてメインオフイス10内のLAN14に接続す
る。このような構成自体は、周知であり、その他の周知
の構成を採用可能である。
エア構成例を示す。BP(Basic Platfor
m)12aはPCホストサーバ装置からなる。SPU
(Signal processing Unit)1
2bは、高性能DSP(Digital Signal
processor)などから構成される信号処理ボ
ードである。SPU12bはサーバ側での画像・音声な
どの信号処理に利用される。BP12aはLANボード
を通じてメインオフイス10内のLAN14に接続す
る。このような構成自体は、周知であり、その他の周知
の構成を採用可能である。
【0020】図3は、ホストサーバ装置12ののソフト
ウエア構成の概略構成ブロック図を示す。ホストサーバ
装置12にインストールされるソフトウェアは、C++
言語などを用いて開発されたソフトウエアプログラム及
び既存のソフトウエアプログラムを含み、OS(Ope
rating System)としてWindowsN
T(米国マイクロソフト社の登録商標)を採用してい
る。図3において、50はサーバマネージャ、52はS
PUアクセスライブラリ、54,56はドライバ、58
はメール送信部、60はDLL(Dynamic Li
nk Library)、62は動的Webサーバ、6
4はデータベースコネクタ、66はWindows N
T(米国マイクロソフト社の登録商標)、68はデータ
ベースである。
ウエア構成の概略構成ブロック図を示す。ホストサーバ
装置12にインストールされるソフトウェアは、C++
言語などを用いて開発されたソフトウエアプログラム及
び既存のソフトウエアプログラムを含み、OS(Ope
rating System)としてWindowsN
T(米国マイクロソフト社の登録商標)を採用してい
る。図3において、50はサーバマネージャ、52はS
PUアクセスライブラリ、54,56はドライバ、58
はメール送信部、60はDLL(Dynamic Li
nk Library)、62は動的Webサーバ、6
4はデータベースコネクタ、66はWindows N
T(米国マイクロソフト社の登録商標)、68はデータ
ベースである。
【0021】図4は、ユーザ端末装置30のハードウエ
ア構成例を示す。コンピュータ36は、周知の通り、本
体70、マウス72、キーボード74、ディスプレイ7
6、マイク78、スピーカ80及びモデム82(又はタ
ーミナルアダプタ)からなる。仮想オフイス表示装置4
4は、ディスプレイと同様の映像モニタ装置からなり、
本体70に接続して、仮想オフィス画面を表示するのに
使用される。ビデオカメラ32も本体70に接続する。
マウス72、キーボード74、ディスプレイ76、マイ
ク78、スピーカ80及びモデム82は、本体70の対
応する入出力端子に接続する。
ア構成例を示す。コンピュータ36は、周知の通り、本
体70、マウス72、キーボード74、ディスプレイ7
6、マイク78、スピーカ80及びモデム82(又はタ
ーミナルアダプタ)からなる。仮想オフイス表示装置4
4は、ディスプレイと同様の映像モニタ装置からなり、
本体70に接続して、仮想オフィス画面を表示するのに
使用される。ビデオカメラ32も本体70に接続する。
マウス72、キーボード74、ディスプレイ76、マイ
ク78、スピーカ80及びモデム82は、本体70の対
応する入出力端子に接続する。
【0022】図5は、ホームオフィスにおける図4に示
す各機器の設置状況の一例を示す。ここでは、仮想オフ
ィス表示装置44は、ユーザが作業に使用するコンピュ
ータ36のディスプレイ76とは異なる位置に設置され
ている。
す各機器の設置状況の一例を示す。ここでは、仮想オフ
ィス表示装置44は、ユーザが作業に使用するコンピュ
ータ36のディスプレイ76とは異なる位置に設置され
ている。
【0023】次に、本実施例の動作を説明する。説明を
簡略化するために、既にホームオフィスの各ユーザが各
自のユーザ端末装置30,32,34を用いてホストサ
ーバ装置12への接続を完了し、勤務を開始しているも
のとする。
簡略化するために、既にホームオフィスの各ユーザが各
自のユーザ端末装置30,32,34を用いてホストサ
ーバ装置12への接続を完了し、勤務を開始しているも
のとする。
【0024】図6は、仮想オフイス表示装置44に表示
されるオフイスビューと呼ぶ画面を示す。90は、他の
ユーザの勤務状況を示す画像である。92は、そのユー
ザの勤務状況データを文字情報で表示する勤務状況デー
タ表示部である。94はそのユーザの個室オフィススペ
ースである。この3つを合わせたものが、このユーザの
仮想的な個室オフィスである。図6では、同一の画面上
に9つの個室オフイスを表示しているが、個室オフイス
の数はこれより多くても少なくてもよい。そして、これ
らの個室オフィスを表示するスペースを個室オフィスエ
リア96と呼ぶ。個室オフィス間のスペースは仮想的な
廊下部分である。個室オフイスの一部として表示されて
いるユーザ勤務状況画像90は、そのユーザが使用する
ユーザ端末装置30〜34に備わっているカメラ42で
撮像された画像である。
されるオフイスビューと呼ぶ画面を示す。90は、他の
ユーザの勤務状況を示す画像である。92は、そのユー
ザの勤務状況データを文字情報で表示する勤務状況デー
タ表示部である。94はそのユーザの個室オフィススペ
ースである。この3つを合わせたものが、このユーザの
仮想的な個室オフィスである。図6では、同一の画面上
に9つの個室オフイスを表示しているが、個室オフイス
の数はこれより多くても少なくてもよい。そして、これ
らの個室オフィスを表示するスペースを個室オフィスエ
リア96と呼ぶ。個室オフィス間のスペースは仮想的な
廊下部分である。個室オフイスの一部として表示されて
いるユーザ勤務状況画像90は、そのユーザが使用する
ユーザ端末装置30〜34に備わっているカメラ42で
撮像された画像である。
【0025】個室オフィスエリア96の右側に共通エリ
ア98がある。共通エリア98には、A会議室、B会議
室、研究室、リフレッシュルーム及びビデオニュースル
ームをそれぞれ示すアイコン100〜108が表示され
る。
ア98がある。共通エリア98には、A会議室、B会議
室、研究室、リフレッシュルーム及びビデオニュースル
ームをそれぞれ示すアイコン100〜108が表示され
る。
【0026】通常、ユーザが勤務中の場合、仮想オフイ
ス表示装置44には、図6で示すようなオフィスビュー
が表示されている。このようにユーザが仮想空間内のオ
フィスエリアに位置する場合、双方向のアウエアネスシ
ステムとして機能するので、交換する映像は各ユーザの
大まかな状態が分かるような内容でよい。
ス表示装置44には、図6で示すようなオフィスビュー
が表示されている。このようにユーザが仮想空間内のオ
フィスエリアに位置する場合、双方向のアウエアネスシ
ステムとして機能するので、交換する映像は各ユーザの
大まかな状態が分かるような内容でよい。
【0027】図7は、会議室と呼ぶ仮想オフィス表示画
面の一例である。例えば、ユーザがオフィスビュー上の
会議室アイコン100をクリックすると、仮想空間上の
図7に示す会議室に移動する。会議室表示エリア110
には、他の参加者の画像112と机などを模式的に示す
画像114が表示されている。ユーザの画像116は、
そのユーザが使用するユーザ端末に装備されるカメラで
撮像されたものである。資料表示エリア118には、会
議に関する資料であって、各参加者が予め登録しておい
たものが表示される。
面の一例である。例えば、ユーザがオフィスビュー上の
会議室アイコン100をクリックすると、仮想空間上の
図7に示す会議室に移動する。会議室表示エリア110
には、他の参加者の画像112と机などを模式的に示す
画像114が表示されている。ユーザの画像116は、
そのユーザが使用するユーザ端末に装備されるカメラで
撮像されたものである。資料表示エリア118には、会
議に関する資料であって、各参加者が予め登録しておい
たものが表示される。
【0028】各参加者は、図示しない音声会議ツール
(音声チャットツールとも呼ぶ。)及び文字会議ツール
(テキストチャットツールとも呼ぶ。)などにより、映
像及び資料を見ながら会議を行う。
(音声チャットツールとも呼ぶ。)及び文字会議ツール
(テキストチャットツールとも呼ぶ。)などにより、映
像及び資料を見ながら会議を行う。
【0029】音声会議ツールは、ユーザ端末装置に装備
される音声会議クライアントソフトウエア(ITU−T
標準H.323に準拠するTCP/IP網用音声電話会
議ソフトウエア)及びホストサーバ装置に装備される音
声会議サーバソフトウエア(ITU−T標準H.323
に準拠するTCP/IP網用多地点音声電話会議サーバ
ソフトウエア)を含み、これらが起動した状態で、各ユ
ーザは、それぞれのユーザ端末装置のマイク及びスピー
カを利用して多地点間で音声による会議を行なえる。
される音声会議クライアントソフトウエア(ITU−T
標準H.323に準拠するTCP/IP網用音声電話会
議ソフトウエア)及びホストサーバ装置に装備される音
声会議サーバソフトウエア(ITU−T標準H.323
に準拠するTCP/IP網用多地点音声電話会議サーバ
ソフトウエア)を含み、これらが起動した状態で、各ユ
ーザは、それぞれのユーザ端末装置のマイク及びスピー
カを利用して多地点間で音声による会議を行なえる。
【0030】文字会議ツールは、ユーザ端末装置に装備
される文字会議クライアントソフトウエア(IRC(I
nternet Relay Chat)標準に準拠す
るTCP/IP網用文字会議クライアントソフトウエ
ア)、ホストサーバ装置に装備される文字会議サーバソ
フトウエア(IRC標準に準拠するTCP/IP網用多
地点文字会議サーバソフトウエア)を含み、これらを起
動した状態で、各ユーザは、それぞれのユーザ端末装置
のキーボード及びディスプレイに会議室画面(図7)と
は別のウインドウに同時に表示されるテキストチャット
ウインドウを用いて、文字による会議を行なうことがで
きる。
される文字会議クライアントソフトウエア(IRC(I
nternet Relay Chat)標準に準拠す
るTCP/IP網用文字会議クライアントソフトウエ
ア)、ホストサーバ装置に装備される文字会議サーバソ
フトウエア(IRC標準に準拠するTCP/IP網用多
地点文字会議サーバソフトウエア)を含み、これらを起
動した状態で、各ユーザは、それぞれのユーザ端末装置
のキーボード及びディスプレイに会議室画面(図7)と
は別のウインドウに同時に表示されるテキストチャット
ウインドウを用いて、文字による会議を行なうことがで
きる。
【0031】音声会議ツール、文字会議ツール及びマル
チユーザゲームツールには公知の技術を利用できる。本
実施例とは関係しないので、これ以上の説明を省略す
る。
チユーザゲームツールには公知の技術を利用できる。本
実施例とは関係しないので、これ以上の説明を省略す
る。
【0032】ユーザが会議室に存在する場合、円滑なコ
ミュニケーションを図るには、各参加者の表情などを把
握できるように、参加者の顔を明瞭に伝送することが重
要になる。
ミュニケーションを図るには、各参加者の表情などを把
握できるように、参加者の顔を明瞭に伝送することが重
要になる。
【0033】図8は、ユーザ端末装置の画像データの取
得と表示及び映像制御に関する部分の動作フローチャー
トを示す。図8に示すフローチャートを参照して、本実
施例における仮想オフィスシステムの映像配信制御動作
を説明する。
得と表示及び映像制御に関する部分の動作フローチャー
トを示す。図8に示すフローチャートを参照して、本実
施例における仮想オフィスシステムの映像配信制御動作
を説明する。
【0034】各ビデオカメラ42で撮影された画像は、
コンピュータ本体70のビデオ入力装置によりQCIF
フォーマット(176×144画素)の画像データとし
て本体70に取り込まれる(S1)。仮想空間内のユー
ザの位置が判断され(S2)、オフィスビューの場合
(即ち、ユーザーが仮想的な大部屋オフィス空間に存在
する場合)には第1の圧縮パラメータが設定され(S
3)、それ以外では、第2の圧縮パラメータが設定され
る(S4)。ここでは、圧縮パラメータが量子化係数で
あるとする。ユーザがオフィスビューに存在する場合、
即ち、双方向アウエアネスシステムとして本装置を利用
している場合、大きい量子化係数を選択し(S3)、そ
れ以外の場合、例えば、ユーザが会議室に存在する場合
には、小さい量子化係数を選択し、更には、例えば、横
尾及び萩原による「遺伝的アルゴリズムを用いた自然画
像からの複数顔領域抽出」電学論117−C, 9,
pp.1245−1252, 1997などの方法を用
いて顔の領域を検出し、顔領域により小さい量子化係数
を割り当てる(S4)。
コンピュータ本体70のビデオ入力装置によりQCIF
フォーマット(176×144画素)の画像データとし
て本体70に取り込まれる(S1)。仮想空間内のユー
ザの位置が判断され(S2)、オフィスビューの場合
(即ち、ユーザーが仮想的な大部屋オフィス空間に存在
する場合)には第1の圧縮パラメータが設定され(S
3)、それ以外では、第2の圧縮パラメータが設定され
る(S4)。ここでは、圧縮パラメータが量子化係数で
あるとする。ユーザがオフィスビューに存在する場合、
即ち、双方向アウエアネスシステムとして本装置を利用
している場合、大きい量子化係数を選択し(S3)、そ
れ以外の場合、例えば、ユーザが会議室に存在する場合
には、小さい量子化係数を選択し、更には、例えば、横
尾及び萩原による「遺伝的アルゴリズムを用いた自然画
像からの複数顔領域抽出」電学論117−C, 9,
pp.1245−1252, 1997などの方法を用
いて顔の領域を検出し、顔領域により小さい量子化係数
を割り当てる(S4)。
【0035】指定された量子化係数を使用して、画像デ
ータをJPEG又はH.263などの画像符号化方式よ
り圧縮符号化する(S5)。例えば、JPEG方式によ
り圧縮する場合、色空間変換及びDCT変換により得ら
れる変換係数を指定の量子化係数で量子化し、ハフマン
符号化方式により圧縮する。圧縮された画像データは、
ネットワークを介してホストサーバ装置12に速やかに
転送される(S6)。
ータをJPEG又はH.263などの画像符号化方式よ
り圧縮符号化する(S5)。例えば、JPEG方式によ
り圧縮する場合、色空間変換及びDCT変換により得ら
れる変換係数を指定の量子化係数で量子化し、ハフマン
符号化方式により圧縮する。圧縮された画像データは、
ネットワークを介してホストサーバ装置12に速やかに
転送される(S6)。
【0036】ユーザ端末は、ホストサーバ装置12から
他のユーザの画像を受信し(S7)、その画像データを
伸長し(S8)、表示装置44に表示する(S9)。
他のユーザの画像を受信し(S7)、その画像データを
伸長し(S8)、表示装置44に表示する(S9)。
【0037】ユーザが終了を指示するまで、以上の処理
を繰り返す(S10)。
を繰り返す(S10)。
【0038】本実施例によれば、仮想空間内のユーザの
位置に応じて自動的に所定の量子化係数で撮影画像を圧
縮する。ユーザが双方向アウエアネス機能を利用してい
る場合、大きい量子化係数で圧縮処理することにより、
他のユーザが大まかな画像として表示される。他方、仮
想会議室内で会議を行っている場合には、他のユーザの
画像が高精細に表示される。この結果、双方向アウエア
ネス機能を利用している場合に、他のユーザの画像デー
タ量が削減され、通信帯域を有効に利用できる。また、
会議などのコミュニケーションを中心とする機能を利用
している場合には、高精細な画像を交換できる。更に、
顔領域の認識技術を利用することで、積極的コミュニケ
ーション機能の利用時には顔領域をより高精細にするこ
とも可能である。
位置に応じて自動的に所定の量子化係数で撮影画像を圧
縮する。ユーザが双方向アウエアネス機能を利用してい
る場合、大きい量子化係数で圧縮処理することにより、
他のユーザが大まかな画像として表示される。他方、仮
想会議室内で会議を行っている場合には、他のユーザの
画像が高精細に表示される。この結果、双方向アウエア
ネス機能を利用している場合に、他のユーザの画像デー
タ量が削減され、通信帯域を有効に利用できる。また、
会議などのコミュニケーションを中心とする機能を利用
している場合には、高精細な画像を交換できる。更に、
顔領域の認識技術を利用することで、積極的コミュニケ
ーション機能の利用時には顔領域をより高精細にするこ
とも可能である。
【0039】このように、仮想空間内の位置に対応する
機能に応じて圧縮率を制御することで、通信帯域を有効
に利用しつつ、最適な映像を伝送できるようになる。
機能に応じて圧縮率を制御することで、通信帯域を有効
に利用しつつ、最適な映像を伝送できるようになる。
【0040】図8ではユーザ位置に応じて画像圧縮率を
切り換えたが、ユーザ位置に応じて、撮影画像の主要部
分を切り出すか、撮影画像のサイズを縮小するかを切り
換えるようにしてもよい。図9は、そのように変更した
場合の動作フローチャートを示す。
切り換えたが、ユーザ位置に応じて、撮影画像の主要部
分を切り出すか、撮影画像のサイズを縮小するかを切り
換えるようにしてもよい。図9は、そのように変更した
場合の動作フローチャートを示す。
【0041】実際に伝送する画像よりも広い範囲をビデ
オカメラ42により撮像し、その撮影画像データをコン
ピュータ本体70のビデオ入力装置により本体70に取
り込む(S11)。例えば、ユーザの状態を表す全景を
撮影する。
オカメラ42により撮像し、その撮影画像データをコン
ピュータ本体70のビデオ入力装置により本体70に取
り込む(S11)。例えば、ユーザの状態を表す全景を
撮影する。
【0042】仮想空間内のユーザの位置が判断され(S
12)、ユーザがオフィスビューに存在する場合、即
ち、双方向アウエアネスシステムとして本装置を利用し
ている場合、先に取り込んだ画像を、通信路の伝送レー
トに応じたサイズに線形に縮小し(S13)、それ以外
の場合、例えば、ユーザが会議室に存在する場合には、
取り込んだ画像からユーザの顔を中心とした領域を切り
出す(S14)。切り出す領域は、ユーザが予め設定し
てもよいし、図8で説明したように、顔領域の認識技術
を利用してユーザの顔領域を自動的に検出して切り出し
てもよい。
12)、ユーザがオフィスビューに存在する場合、即
ち、双方向アウエアネスシステムとして本装置を利用し
ている場合、先に取り込んだ画像を、通信路の伝送レー
トに応じたサイズに線形に縮小し(S13)、それ以外
の場合、例えば、ユーザが会議室に存在する場合には、
取り込んだ画像からユーザの顔を中心とした領域を切り
出す(S14)。切り出す領域は、ユーザが予め設定し
てもよいし、図8で説明したように、顔領域の認識技術
を利用してユーザの顔領域を自動的に検出して切り出し
てもよい。
【0043】図10は、画像の縮小(S13)と切り出
し(S14)の例を示す。図10(a)は撮影画像を示
す。図10(b)は、図10(a)に示す画像をそのま
ま所望のサイズに縮小した画像を示す。図10(c)
は、図10(a)に示す画像から顔を中心に所望の大き
さの領域を切り出して得られる画像を示す。
し(S14)の例を示す。図10(a)は撮影画像を示
す。図10(b)は、図10(a)に示す画像をそのま
ま所望のサイズに縮小した画像を示す。図10(c)
は、図10(a)に示す画像から顔を中心に所望の大き
さの領域を切り出して得られる画像を示す。
【0044】このように縮小された画像(S13)又は
切り出された画像(S14)は、JPEG又はH.26
3などの画像符号化方式より圧縮符号化される(S1
5)。圧縮された画像データは、ネットワークを介して
ホストサーバ装置12に速やかに転送される(S1
6)。ユーザ端末は、ホストサーバ装置12から他のユ
ーザの画像を受信し(S17)、その画像データを伸長
し(S18)、表示装置44に表示する(S19)。
切り出された画像(S14)は、JPEG又はH.26
3などの画像符号化方式より圧縮符号化される(S1
5)。圧縮された画像データは、ネットワークを介して
ホストサーバ装置12に速やかに転送される(S1
6)。ユーザ端末は、ホストサーバ装置12から他のユ
ーザの画像を受信し(S17)、その画像データを伸長
し(S18)、表示装置44に表示する(S19)。
【0045】ユーザが終了を指示するまで、以上の処理
を繰り返す(S20)。
を繰り返す(S20)。
【0046】仮想空間内のユーザの位置に応じて、画像
を縮小するか、ユーザの顔部分を識別できるように所定
部分を切り出すかを自動的に選択するので、使い勝手が
向上する。例えば、ユーザが双方向アウエアネス機能を
利用している場合、他のユーザの全景画像が大まかな画
像として受信される。一方、仮想会議室内で会議を行っ
ているような場合、他のユーザは、顔を中心とした画像
で表示される。これにより、アウエアネスモードを利用
している場合には、他のユーザの状況を把握でき、会議
などのコミュニケーションを中心とした機能を利用して
いる場合には、高精細な顔を中心とした画像により良好
なコミュニケーションが可能になる。
を縮小するか、ユーザの顔部分を識別できるように所定
部分を切り出すかを自動的に選択するので、使い勝手が
向上する。例えば、ユーザが双方向アウエアネス機能を
利用している場合、他のユーザの全景画像が大まかな画
像として受信される。一方、仮想会議室内で会議を行っ
ているような場合、他のユーザは、顔を中心とした画像
で表示される。これにより、アウエアネスモードを利用
している場合には、他のユーザの状況を把握でき、会議
などのコミュニケーションを中心とした機能を利用して
いる場合には、高精細な顔を中心とした画像により良好
なコミュニケーションが可能になる。
【0047】このように仮想空間内の位置に対応する機
能に応じて伝送画像領域を制御することで、使用目的に
応じた最適な映像の伝送制御を実現できる。
能に応じて伝送画像領域を制御することで、使用目的に
応じた最適な映像の伝送制御を実現できる。
【0048】図11は、本実施例の第3の動作フローチ
ャートを示す。ユーザ端末は、仮想空間内のユーザ位置
を判断する(S21)。ユーザがオフィスビュー内に存
在する場合(S21)、即ち、双方向アウエアネス機能
を利用している場合、ユーザの状態を表す全景を撮影す
るようにカメラ42のズーム及び撮影方位を制御する
(S22)。それ以外の場合(S21)、ユーザの顔を
中心とした狭い範囲を撮影するようにカメラ42のズー
ム及び撮影方位を制御する(S23)。カメラ42とし
て、パン、チルト及びズームを外部制御可能な撮像カメ
ラを使用すればよい。撮影範囲は、ユーザが予め設定し
てもよいし、自動でもよい。特に、ユーザの顔を中心に
撮影する場合には、図8で説明したように、顔領域の認
識技術を利用してユーザの顔領域を自動的に検出して撮
影範囲を設定しても良い。
ャートを示す。ユーザ端末は、仮想空間内のユーザ位置
を判断する(S21)。ユーザがオフィスビュー内に存
在する場合(S21)、即ち、双方向アウエアネス機能
を利用している場合、ユーザの状態を表す全景を撮影す
るようにカメラ42のズーム及び撮影方位を制御する
(S22)。それ以外の場合(S21)、ユーザの顔を
中心とした狭い範囲を撮影するようにカメラ42のズー
ム及び撮影方位を制御する(S23)。カメラ42とし
て、パン、チルト及びズームを外部制御可能な撮像カメ
ラを使用すればよい。撮影範囲は、ユーザが予め設定し
てもよいし、自動でもよい。特に、ユーザの顔を中心に
撮影する場合には、図8で説明したように、顔領域の認
識技術を利用してユーザの顔領域を自動的に検出して撮
影範囲を設定しても良い。
【0049】設定された撮像範囲で撮影を実行し、本体
70に取り込む(S24)。取り込まれた画像は、JP
EG又はH.263などの画像符号化方式より圧縮符号
化される(S25)。圧縮された画像データは、ネット
ワークを介してホストサーバ装置12に速やかに転送さ
れる(S26)。ユーザ端末は、ホストサーバ装置12
から他のユーザの画像を受信し(S27)、その画像デ
ータを伸長し(S28)、表示装置44に表示する(S
29)。
70に取り込む(S24)。取り込まれた画像は、JP
EG又はH.263などの画像符号化方式より圧縮符号
化される(S25)。圧縮された画像データは、ネット
ワークを介してホストサーバ装置12に速やかに転送さ
れる(S26)。ユーザ端末は、ホストサーバ装置12
から他のユーザの画像を受信し(S27)、その画像デ
ータを伸長し(S28)、表示装置44に表示する(S
29)。
【0050】ユーザが終了を指示するまで、以上の処理
を繰り返す(S30)。
を繰り返す(S30)。
【0051】仮想空間内のユーザ位置に応じて撮影範囲
を選択し、ユーザが双方向アウエアネス機能を利用して
いる場合には全景画像を送信し、それ以外では顔を中心
とした画像を送信するので、アウエアネスモードを利用
している場合には、他のユーザの状況を把握でき、会議
などのコミュニケーションを中心とした機能を利用して
いる場合には、高精細な顔を中心とした画像により良好
なコミュニケーションが可能になる。撮像範囲をカメラ
の制御のみで選択でき、特別な画像処理を必要としない
ので、処理負荷が少ない。
を選択し、ユーザが双方向アウエアネス機能を利用して
いる場合には全景画像を送信し、それ以外では顔を中心
とした画像を送信するので、アウエアネスモードを利用
している場合には、他のユーザの状況を把握でき、会議
などのコミュニケーションを中心とした機能を利用して
いる場合には、高精細な顔を中心とした画像により良好
なコミュニケーションが可能になる。撮像範囲をカメラ
の制御のみで選択でき、特別な画像処理を必要としない
ので、処理負荷が少ない。
【0052】このように、仮想空間内の位置に対応する
機能に応じて撮像装置を制御することで、使用目的に応
じた最適な映像の伝送制御を実現できる。
機能に応じて撮像装置を制御することで、使用目的に応
じた最適な映像の伝送制御を実現できる。
【0053】図12に平面図で示すように、単一のビデ
オカメラ42の代わりに、ユーザの正面に配置され、ユ
ーザ(の顔)を中心に撮影するビデオカメラ42aと、
ユーザのいる場所の全景を撮影するビデオカメラ42b
という2つのビデオカメラを設けても良い。120はビ
デオカメラ42a,42bの出力を切り換えるビデオ切
替え器、122はユーザ端末、124はユーザである。
ビデオ切替え器120はユーザ端末122のシリアルイ
ンターフェースなどに接続し、ユーザ端末122はビデ
オ切替え器120を制御する。
オカメラ42の代わりに、ユーザの正面に配置され、ユ
ーザ(の顔)を中心に撮影するビデオカメラ42aと、
ユーザのいる場所の全景を撮影するビデオカメラ42b
という2つのビデオカメラを設けても良い。120はビ
デオカメラ42a,42bの出力を切り換えるビデオ切
替え器、122はユーザ端末、124はユーザである。
ビデオ切替え器120はユーザ端末122のシリアルイ
ンターフェースなどに接続し、ユーザ端末122はビデ
オ切替え器120を制御する。
【0054】図13は、図12に示すように2つのビデ
オカメラ42a,42bを設置した場合の動作フローチ
ャートを示す。
オカメラ42a,42bを設置した場合の動作フローチ
ャートを示す。
【0055】ユーザ端末122は、仮想空間内のユーザ
位置を判断し(S31)、その結果に従いビデオ切替え
器120を切り替えて、使用するカメラ42a又は同4
2bを選択する(S32)。ユーザがオフィスビュー内
に存在する場合、即ち、双方向アウエアネス機能を利用
している場合、ユーザの状態を表す全景を撮影するビデ
オカメラ42bを選択する。この場合、撮像されること
に対するユーザの心理的抵抗感を低減させるために後方
より全景を撮像する。一方、ユーザが会議室に存在する
場合、ユーザの顔を中心とした狭い範囲を撮影するカメ
ラ42aを選択する。
位置を判断し(S31)、その結果に従いビデオ切替え
器120を切り替えて、使用するカメラ42a又は同4
2bを選択する(S32)。ユーザがオフィスビュー内
に存在する場合、即ち、双方向アウエアネス機能を利用
している場合、ユーザの状態を表す全景を撮影するビデ
オカメラ42bを選択する。この場合、撮像されること
に対するユーザの心理的抵抗感を低減させるために後方
より全景を撮像する。一方、ユーザが会議室に存在する
場合、ユーザの顔を中心とした狭い範囲を撮影するカメ
ラ42aを選択する。
【0056】選択されたビデオカメラ42a又は同42
bの撮影画像を本体70に取り込む(S33)。取り込
まれた画像は、JPEG又はH.263などの画像符号
化方式より圧縮符号化される(S34)。圧縮された画
像データは、ネットワークを介してホストサーバ装置1
2に速やかに転送される(S35)。ユーザ端末は、ホ
ストサーバ装置12から他のユーザの画像を受信し(S
36)、その画像データを伸長し(S37)、表示装置
44に表示する(S38)。
bの撮影画像を本体70に取り込む(S33)。取り込
まれた画像は、JPEG又はH.263などの画像符号
化方式より圧縮符号化される(S34)。圧縮された画
像データは、ネットワークを介してホストサーバ装置1
2に速やかに転送される(S35)。ユーザ端末は、ホ
ストサーバ装置12から他のユーザの画像を受信し(S
36)、その画像データを伸長し(S37)、表示装置
44に表示する(S38)。
【0057】ユーザが終了を指示するまで、以上の処理
を繰り返す(S39)。
を繰り返す(S39)。
【0058】このように仮想空間内のユーザ位置に応じ
てカメラ42a,42bを選択することで、所望の領域
を撮影した画像を配信できる。例えば、ユーザが双方向
アウエアネス機能を利用している場合、ユーザの全景画
像が大まかな画像として配信される。一方、仮想会議室
内で会議を行っているような場合、ユーザの顔を中心と
した画像が表示される。これにより、アウエアネスモー
ドを利用している場合、他のユーザの状況を把握するこ
とができ、会議などのコミュニケーションを中心とした
機能を利用している場合は、顔を中心としたなコミュニ
ケーションに好適な画像を交換できる。
てカメラ42a,42bを選択することで、所望の領域
を撮影した画像を配信できる。例えば、ユーザが双方向
アウエアネス機能を利用している場合、ユーザの全景画
像が大まかな画像として配信される。一方、仮想会議室
内で会議を行っているような場合、ユーザの顔を中心と
した画像が表示される。これにより、アウエアネスモー
ドを利用している場合、他のユーザの状況を把握するこ
とができ、会議などのコミュニケーションを中心とした
機能を利用している場合は、顔を中心としたなコミュニ
ケーションに好適な画像を交換できる。
【0059】カメラを選択するのみで撮像領域を制御で
き、特別な画像処理を必要としないので、信号処理の負
荷が少ないという利点がある。更に、複数のカメラを利
用することで、使用する機能に対応した撮像アングルの
設定に自由度が増し、特に、ユーザの心理的負担の軽減
などに関して利便性をより向上させることができる。
き、特別な画像処理を必要としないので、信号処理の負
荷が少ないという利点がある。更に、複数のカメラを利
用することで、使用する機能に対応した撮像アングルの
設定に自由度が増し、特に、ユーザの心理的負担の軽減
などに関して利便性をより向上させることができる。
【0060】ユーザ位置に応じた処理をホストサーバ装
置12で実行する動作例を説明する。図14は、ユーザ
端末の動作フローチャートを示し、図15はホストサー
バ装置12の動作フローチャートを示す。
置12で実行する動作例を説明する。図14は、ユーザ
端末の動作フローチャートを示し、図15はホストサー
バ装置12の動作フローチャートを示す。
【0061】各ビデオカメラ42で撮影された画像は、
コンピュータ本体70のビデオ入力装置によりQCIF
フォーマット(176×144画素)の画像データとし
て本体70に取り込まれる(S41)。取り込まれた画
像データは、JPEG又はH.263などの画像符号化
方式より圧縮符号化され(S42)、ネットワークを介
してホストサーバ装置12に転送される(S43)。
コンピュータ本体70のビデオ入力装置によりQCIF
フォーマット(176×144画素)の画像データとし
て本体70に取り込まれる(S41)。取り込まれた画
像データは、JPEG又はH.263などの画像符号化
方式より圧縮符号化され(S42)、ネットワークを介
してホストサーバ装置12に転送される(S43)。
【0062】ホストサーバ装置12は、クライアントか
ら送信された画像データを受信し(S51)、送信先の
ユーザの仮想空間内での位置を判定する(S52)。送
信先のユーザが会議室内に存在する場合(S52)、受
信した画像データをそのままユーザに送信する(S5
6)。送信先のユーザがオフィスビュー内に存在する場
合(S52)、受信画像データを部分的に伸長する。例
えば、JPEG方式で圧縮された画像データの場合、ハ
フマン復号化及び逆量子化処理によりDCT係数まで復
号化する。そして、復元されたDCT変換係数を、圧縮
符号化時の量子化係数よりも大きい量子化係数で再び量
子化し(S54)、ハフマン符号化等のエントロピー符
号化により再圧縮符号化する(S55)。ホストサーバ
装置12は、このように部分デコード及び再圧縮された
画像データを、ネットワークを介してユーザ端末に配信
する(S56)。
ら送信された画像データを受信し(S51)、送信先の
ユーザの仮想空間内での位置を判定する(S52)。送
信先のユーザが会議室内に存在する場合(S52)、受
信した画像データをそのままユーザに送信する(S5
6)。送信先のユーザがオフィスビュー内に存在する場
合(S52)、受信画像データを部分的に伸長する。例
えば、JPEG方式で圧縮された画像データの場合、ハ
フマン復号化及び逆量子化処理によりDCT係数まで復
号化する。そして、復元されたDCT変換係数を、圧縮
符号化時の量子化係数よりも大きい量子化係数で再び量
子化し(S54)、ハフマン符号化等のエントロピー符
号化により再圧縮符号化する(S55)。ホストサーバ
装置12は、このように部分デコード及び再圧縮された
画像データを、ネットワークを介してユーザ端末に配信
する(S56)。
【0063】ユーザ端末は、ホストサーバ装置12から
他のユーザの画像を受信し(S44)、その画像データ
を伸長し(S45)、表示装置44に表示する(S4
6)。
他のユーザの画像を受信し(S44)、その画像データ
を伸長し(S45)、表示装置44に表示する(S4
6)。
【0064】ユーザ端末では、ユーザが終了を指示する
まで、以上の処理S41〜S46を繰り返す(S4
7)。ホストサーバ装置12は、終了の指示があるまで
(S57)、以上の処理S51〜S56を繰り返す。
まで、以上の処理S41〜S46を繰り返す(S4
7)。ホストサーバ装置12は、終了の指示があるまで
(S57)、以上の処理S51〜S56を繰り返す。
【0065】図14及び図15に示す動作では、ホスト
サーバ装置12が、仮想空間内のユーザ位置に応じて適
応的に画像データを再圧縮する。例えば、ホストサーバ
装置12は、ユーザが双方向アウエアネス機能を利用し
ている場合には、大きい量子化係数で画像データを再圧
縮し、仮想会議室内で会議を行っているような場合に
は、再圧縮せずにそのまま送信する。このようにして、
ユーザは、双方向アウエアネス機能を利用している場合
には、他のユーザの画像を大まかな画像として受信し、
仮想会議室中には、他のユーザの高精細な画像を受信す
る。これにより、アウエアネスモードを利用している場
合、他のユーザの画像データ量が少なくなるので通信帯
域を有効に利用でき、会議などのコミュニケーションを
中心とした機能を利用している場合は、高精細な画像を
配信できる。
サーバ装置12が、仮想空間内のユーザ位置に応じて適
応的に画像データを再圧縮する。例えば、ホストサーバ
装置12は、ユーザが双方向アウエアネス機能を利用し
ている場合には、大きい量子化係数で画像データを再圧
縮し、仮想会議室内で会議を行っているような場合に
は、再圧縮せずにそのまま送信する。このようにして、
ユーザは、双方向アウエアネス機能を利用している場合
には、他のユーザの画像を大まかな画像として受信し、
仮想会議室中には、他のユーザの高精細な画像を受信す
る。これにより、アウエアネスモードを利用している場
合、他のユーザの画像データ量が少なくなるので通信帯
域を有効に利用でき、会議などのコミュニケーションを
中心とした機能を利用している場合は、高精細な画像を
配信できる。
【0066】量子化係数の制御をサーバ12で行うこと
により、各ユーザに対して最適な画像データを配信でき
る。即ち、会議室等に存在するユーザに対してのみ高精
細な画像データを配信し、オフィスビューに存在するユ
ーザに対しては、会議室に存在する他のユーザの画像も
含めて、高圧縮画像を配信することも可能になる。
により、各ユーザに対して最適な画像データを配信でき
る。即ち、会議室等に存在するユーザに対してのみ高精
細な画像データを配信し、オフィスビューに存在するユ
ーザに対しては、会議室に存在する他のユーザの画像も
含めて、高圧縮画像を配信することも可能になる。
【0067】仮想空間内の位置に応じてサーバ側で量子
化係数を制御することにより、通信帯域を有効に利用し
つつ、最適な映像配信を実現できる。
化係数を制御することにより、通信帯域を有効に利用し
つつ、最適な映像配信を実現できる。
【0068】図15では、ホストサーバ装置12が送信
先のユーザ位置に応じて圧縮率を変更したが、ホストサ
ーバ装置12が、送信先のユーザ位置に応じて、オフィ
スビューでは画像サイズを縮小し、その他の場合には所
望の部分画像(例えば、ユーザの顔の部分)を切り出す
ようにしてもよい。図16は、そのように変更した動作
のクライアント側の動作フローチャートを示し、図17
は、ホストサーバ装置12の動作フローチャートを示
す。
先のユーザ位置に応じて圧縮率を変更したが、ホストサ
ーバ装置12が、送信先のユーザ位置に応じて、オフィ
スビューでは画像サイズを縮小し、その他の場合には所
望の部分画像(例えば、ユーザの顔の部分)を切り出す
ようにしてもよい。図16は、そのように変更した動作
のクライアント側の動作フローチャートを示し、図17
は、ホストサーバ装置12の動作フローチャートを示
す。
【0069】各ビデオカメラ42で撮影された画像は、
コンピュータ本体70のビデオ入力装置によりCIFフ
ォーマット(352×288画素)の画像データとして
本体70に取り込まれる(S61)。取り込まれた画像
データは、JPEG又はH.263などの画像符号化方
式より圧縮符号化され(S62)、ネットワークを介し
てホストサーバ装置12に転送される(S63)。
コンピュータ本体70のビデオ入力装置によりCIFフ
ォーマット(352×288画素)の画像データとして
本体70に取り込まれる(S61)。取り込まれた画像
データは、JPEG又はH.263などの画像符号化方
式より圧縮符号化され(S62)、ネットワークを介し
てホストサーバ装置12に転送される(S63)。
【0070】ホストサーバ装置12は、クライアントか
ら送信された画像データを受信し(S71)、部分的に
伸長する(S72)。例えば、JPEG方式で圧縮され
た画像データの場合、ハフマン復号化及び逆量子化処理
によりDCT係数まで復号化する。そして、ホストサー
バ装置12は、送信先のユーザの仮想空間内での位置を
判定する(S73)。
ら送信された画像データを受信し(S71)、部分的に
伸長する(S72)。例えば、JPEG方式で圧縮され
た画像データの場合、ハフマン復号化及び逆量子化処理
によりDCT係数まで復号化する。そして、ホストサー
バ装置12は、送信先のユーザの仮想空間内での位置を
判定する(S73)。
【0071】送信先のユーザがオフィスビューに存在す
る場合(S73)、即ち、双方向アウエアネスモードで
本装置を利用している場合、ユーザの状態を表す全景を
伝送するために、通信路上の画像サイズに合わせてDC
T変換係数の一部を削除して、画像サイズを縮小する
(S74)。例えば、QCIFフォーマット(176×
144画素)の画像サイズに縮小する。これは、図10
(b)に示す画像に相当する。
る場合(S73)、即ち、双方向アウエアネスモードで
本装置を利用している場合、ユーザの状態を表す全景を
伝送するために、通信路上の画像サイズに合わせてDC
T変換係数の一部を削除して、画像サイズを縮小する
(S74)。例えば、QCIFフォーマット(176×
144画素)の画像サイズに縮小する。これは、図10
(b)に示す画像に相当する。
【0072】一方、ユーザが会議室に存在する場合(S
73)、受信した画像データからユーザの顔を中心とし
た領域を切り出す(S75)。切り出す領域はユーザが
予め設定してもよいし、先に説明したような顔領域の認
識技術を利用して自動的に顔領域を検出して切り出すよ
うにしてもよい。切り出した画像データをQCIFフォ
ーマットで出力する。これは、図10(c)に示す画像
に相当する。
73)、受信した画像データからユーザの顔を中心とし
た領域を切り出す(S75)。切り出す領域はユーザが
予め設定してもよいし、先に説明したような顔領域の認
識技術を利用して自動的に顔領域を検出して切り出すよ
うにしてもよい。切り出した画像データをQCIFフォ
ーマットで出力する。これは、図10(c)に示す画像
に相当する。
【0073】サイズを縮小された画像(S74)又は切
り出された画像(S75)を量子化した後に、再圧縮
(ハフマン符号化)し(S76)、ネットワークを介し
てユーザ端末に配信する(S77)。
り出された画像(S75)を量子化した後に、再圧縮
(ハフマン符号化)し(S76)、ネットワークを介し
てユーザ端末に配信する(S77)。
【0074】ユーザ端末は、ホストサーバ装置12から
他のユーザの画像を受信し(S64)、その画像データ
を伸長し(S65)、表示装置44に表示する(S6
6)。
他のユーザの画像を受信し(S64)、その画像データ
を伸長し(S65)、表示装置44に表示する(S6
6)。
【0075】ユーザ端末では、ユーザが終了を指示する
まで、以上の処理S61〜S66を繰り返す(S6
7)。ホストサーバ装置12は、終了の指示があるまで
(S78)、以上の処理S71〜S77を繰り返す。
まで、以上の処理S61〜S66を繰り返す(S6
7)。ホストサーバ装置12は、終了の指示があるまで
(S78)、以上の処理S71〜S77を繰り返す。
【0076】図16及び図17に示す動作では、ホスト
サーバ装置12が、仮想空間内のユーザ位置に応じて適
応的に画像データの画像サイズ又は圧縮率を変更する。
例えば、ホストサーバ装置12は、ユーザが双方向アウ
エアネス機能を利用している場合には、全景画像を配信
し、仮想会議室内で会議を行っているような場合には、
ユーザの顔を注進した部分を配信する。即ち、ユーザ
は、双方向アウエアネス機能を利用している場合には、
他のユーザの画像を大まかな画像として受信し、仮想会
議室中には、他のユーザの高精細な画像を受信する。こ
れにより、アウエアネスモードを利用している場合、他
のユーザの状況を全体として把握でき、会議などのコミ
ュニケーションを中心とした機能を利用している場合
は、顔を中心した画像なので、顔の表情を読み取りやす
くなる。
サーバ装置12が、仮想空間内のユーザ位置に応じて適
応的に画像データの画像サイズ又は圧縮率を変更する。
例えば、ホストサーバ装置12は、ユーザが双方向アウ
エアネス機能を利用している場合には、全景画像を配信
し、仮想会議室内で会議を行っているような場合には、
ユーザの顔を注進した部分を配信する。即ち、ユーザ
は、双方向アウエアネス機能を利用している場合には、
他のユーザの画像を大まかな画像として受信し、仮想会
議室中には、他のユーザの高精細な画像を受信する。こ
れにより、アウエアネスモードを利用している場合、他
のユーザの状況を全体として把握でき、会議などのコミ
ュニケーションを中心とした機能を利用している場合
は、顔を中心した画像なので、顔の表情を読み取りやす
くなる。
【0077】画像の切出しをサーバ12で行うことによ
り、各ユーザに対して最適な画像データを配信できる。
即ち、会議室等に存在するユーザに対してのみ顔を中心
とする画像データを配信し、オフィスビューに存在する
ユーザに対しては、会議室に存在する他のユーザの画像
も含めて、全景画像を配信することも可能になる。
り、各ユーザに対して最適な画像データを配信できる。
即ち、会議室等に存在するユーザに対してのみ顔を中心
とする画像データを配信し、オフィスビューに存在する
ユーザに対しては、会議室に存在する他のユーザの画像
も含めて、全景画像を配信することも可能になる。
【0078】仮想空間内の位置に応じて、配信すべき画
像範囲や画質等をサーバ側で制御することにより、通信
帯域を有効に利用しつつ、必要な映像情報は、範囲や画
質を適切に配信できる。
像範囲や画質等をサーバ側で制御することにより、通信
帯域を有効に利用しつつ、必要な映像情報は、範囲や画
質を適切に配信できる。
【0079】また、特に仮想空間内の位置に応じてカメ
ラの向きやズームなどの、カメラ自体を制御することに
よって、より高画質の画像を提供するときに便利であ
る。つまり、例えば拡大画像を配信する場合に、撮像位
置やズームが変えられない場合には、電子的に拡大や切
出し等を行うので、画素が大きく汚い画像になり易い。
これに対して、撮影位置やズーム等を制御できれば、電
子的な画像処理を低減し、高画質の画像を提供すること
が出来る。
ラの向きやズームなどの、カメラ自体を制御することに
よって、より高画質の画像を提供するときに便利であ
る。つまり、例えば拡大画像を配信する場合に、撮像位
置やズームが変えられない場合には、電子的に拡大や切
出し等を行うので、画素が大きく汚い画像になり易い。
これに対して、撮影位置やズーム等を制御できれば、電
子的な画像処理を低減し、高画質の画像を提供すること
が出来る。
【0080】画像圧縮符号化方式として、JPEG方式
及びH.263等の変換符号化方式を例示したが、本発
明は、これらに限定されず、様々な画像圧縮符号化方式
を適用可能である。
及びH.263等の変換符号化方式を例示したが、本発
明は、これらに限定されず、様々な画像圧縮符号化方式
を適用可能である。
【0081】双方向アウエアネス機能を利用する空間の
例として仮想的な大部屋空間に相当するオフィスビュー
を、積極的なコミュニケーションを実現する空間の例と
して仮想会議室を例示したが、本発明はこのような例に
限定されず、様々な機能に対応可能である。例えば、積
極的コミュニケーションを実現する機能として、ネット
ワーク上に構築された仮想的な研修室、仮想的な休憩室
及び資料室など様々な機能が考えられる。
例として仮想的な大部屋空間に相当するオフィスビュー
を、積極的なコミュニケーションを実現する空間の例と
して仮想会議室を例示したが、本発明はこのような例に
限定されず、様々な機能に対応可能である。例えば、積
極的コミュニケーションを実現する機能として、ネット
ワーク上に構築された仮想的な研修室、仮想的な休憩室
及び資料室など様々な機能が考えられる。
【0082】更に、オフィス空間に適用するだけでな
く、例えば趣味的な集団のコミュニケーションツールと
して利用するなど、他の目的のコミュニケーション空間
に適用する事も可能である。
く、例えば趣味的な集団のコミュニケーションツールと
して利用するなど、他の目的のコミュニケーション空間
に適用する事も可能である。
【0083】ユーザ端末の動作をパーソナルコンピュー
タ上のソフトウエアで実現する場合を説明した。しか
し、本発明は、これに限定されない。例えば、表示装置
を自立型専用端末として構成し、独自にネットワークに
接続するような構成で実現しても良い。その場合、各種
のユーザ側の信号処理及び通信処理をすべて当該端末で
実行する。
タ上のソフトウエアで実現する場合を説明した。しか
し、本発明は、これに限定されない。例えば、表示装置
を自立型専用端末として構成し、独自にネットワークに
接続するような構成で実現しても良い。その場合、各種
のユーザ側の信号処理及び通信処理をすべて当該端末で
実行する。
【0084】上述した実施例の機能を実現するように各
種のデバイスを動作させるべく当該各種デバイスと接続
された装置又はシステム内のコンピュータに、上記実施
例の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコ
ードを供給し、その装置又はシステムのコンピュータ
(CPU又はMPU)を、格納されたプログラムに従っ
て前記各種デバイスを動作させることによって実施した
ものも、本願発明の範囲に含まれる。
種のデバイスを動作させるべく当該各種デバイスと接続
された装置又はシステム内のコンピュータに、上記実施
例の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコ
ードを供給し、その装置又はシステムのコンピュータ
(CPU又はMPU)を、格納されたプログラムに従っ
て前記各種デバイスを動作させることによって実施した
ものも、本願発明の範囲に含まれる。
【0085】この場合、前記ソフトウエアのプログラム
コード自体が、前述した実施例の機能を実現することに
なり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラム
コードをコンピュータに供給するための手段、例えば、
かかるプログラムコードを格納した記憶媒体は、本発明
を構成する。かかるプログラムコードを格納する記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード及び
ROM等を用いることが出来る。
コード自体が、前述した実施例の機能を実現することに
なり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラム
コードをコンピュータに供給するための手段、例えば、
かかるプログラムコードを格納した記憶媒体は、本発明
を構成する。かかるプログラムコードを格納する記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード及び
ROM等を用いることが出来る。
【0086】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施例の機能が
実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)又は他のアプリケーションソフトウエア等と
共同して上述の実施例の機能が実現される場合にも、か
かるプログラムコードが本出願に係る発明の実施例に含
まれることは言うまでもない。
ムコードを実行することにより、前述の実施例の機能が
実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)又は他のアプリケーションソフトウエア等と
共同して上述の実施例の機能が実現される場合にも、か
かるプログラムコードが本出願に係る発明の実施例に含
まれることは言うまでもない。
【0087】更には、供給されたプログラムコードが、
コンピュータの機能拡張ボード又はコンピュータに接続
された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された
後、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能
拡張ボード又は機能拡張ユニットに備わるCPU等が実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上
述した実施例の機能が実現される場合も、本出願に係る
発明に含まれることは言うまでもない。
コンピュータの機能拡張ボード又はコンピュータに接続
された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された
後、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能
拡張ボード又は機能拡張ユニットに備わるCPU等が実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上
述した実施例の機能が実現される場合も、本出願に係る
発明に含まれることは言うまでもない。
【0088】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、在宅勤務及びサテライトオフィス
などの分散勤務環境に利用される仮想オフィスシステム
等において、ユーザの使用状況に応じて最適な画像配信
を実現できる。
に、本発明によれば、在宅勤務及びサテライトオフィス
などの分散勤務環境に利用される仮想オフィスシステム
等において、ユーザの使用状況に応じて最適な画像配信
を実現できる。
【0089】また、仮想空間内の位置に応じて、配信す
べき画像範囲や画質等をサーバ側で制御することによ
り、通信帯域を有効に利用しつつ、必要な映像情報は、
範囲や画質を適切に配信できる。
べき画像範囲や画質等をサーバ側で制御することによ
り、通信帯域を有効に利用しつつ、必要な映像情報は、
範囲や画質を適切に配信できる。
【0090】また、特に仮想空間内の位置に応じてカメ
ラの向きやズームなどの、カメラ自体を制御することに
よって、より高画質の画像を提供するときに便利であ
る。
ラの向きやズームなどの、カメラ自体を制御することに
よって、より高画質の画像を提供するときに便利であ
る。
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
る。
【図2】 ホストサーバ装置12のハードウエア構成を
示す図である。
示す図である。
【図3】 ホストサーバ装置12のソフトウエア構成を
示す図である。
示す図である。
【図4】 ユーザ端末装置30〜34の機器構成を示す
図である。
図である。
【図5】 ユーザ端末装置30〜34の配置例を示す図
である
である
【図6】 仮想オフイス表示装置44上に表示されるオ
フイスビューと呼ぶ画面の一例である。
フイスビューと呼ぶ画面の一例である。
【図7】 会議室と呼ぶ仮想オフィス表示画面の一例で
ある。
ある。
【図8】 ユーザ端末装置の画像データの取得と表示及
び映像制御に関する部分の動作フローチャートである。
び映像制御に関する部分の動作フローチャートである。
【図9】 本実施例の別の動作フローチャートである。
【図10】 図9に示す動作における処理画像例であ
る。
る。
【図11】 本実施例の第3の動作フローチャートであ
る。
る。
【図12】 複数のビデオカメラを設置する場合のカメ
ラ配置を示す平面図である。
ラ配置を示す平面図である。
【図13】 2つのビデオカメラを設置した場合の動作
フローチャートである。
フローチャートである。
【図14】 ユーザ位置に応じた処理をホストサーバ装
置12で実行する動作例でのユーザ端末の動作フローチ
ャートである。
置12で実行する動作例でのユーザ端末の動作フローチ
ャートである。
【図15】 図14に対応するホストサーバ装置12の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図16】 ユーザ位置に応じた処理をホストサーバ装
置12で実行する別の動作例でのユーザ端末の動作フロ
ーチャートである。
置12で実行する別の動作例でのユーザ端末の動作フロ
ーチャートである。
【図17】 図16に対応するホストサーバ装置12の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図18】 従来の多地点テレビ会議システムのクライ
アント画面例である。
アント画面例である。
10:メインオフィス 12:ホストサーバ装置 12a:BP(Basic Platform) 12b:SPU(Signal processing
Unit) 14:LAN 16,18:ユーザ端末装置 20:コンピュータ 22:ユーザ端末装置用ソフトウエア 24:電話機 26:ビデオカメラ 30,32,34:ユーザ端末装置 36:コンピュータ 38:ユーザ端末装置用ソフトウエア 40:電話機 42:ビデオカメラ 42a,42b:ビデオカメラ 44:仮想オフィス表示装置 50:サーバマネージャ 52:SPUアクセスライブラリ 54,56:ドライバ 58:メール送信部 60:DLL(Dynamic Link Libra
ry) 62:動的Webサーバ 64:データベースコネクタ 66:Windows NT(米国マイクロソフト社の
登録商標) 68:データベース 70:本体 72:マウス 74:キーボード 76:ディスプレイ 78:マイク 80:スピーカ 82:モデム(又はターミナルアダプタ) 90:他のユーザの勤務状況を示す画像 92:勤務状況データ表示部 94:個室オフィススペース 96:個室オフィスエリア 98:共通エリア 100:A会議室を示すアイコン 102:B会議室を示すアイコン 104:研究室を示すアイコン 106:リフレッシュルームを示すアイコン 108:ビデオニュースルームを示すアイコン 110:会議室表示エリア 112:他の参加者の画像 114:机などを模式的に示す画像 116:ユーザの画像 118:資料表示エリア 120:ビデオ切替え器 122:ユーザ端末 124:ユーザ
Unit) 14:LAN 16,18:ユーザ端末装置 20:コンピュータ 22:ユーザ端末装置用ソフトウエア 24:電話機 26:ビデオカメラ 30,32,34:ユーザ端末装置 36:コンピュータ 38:ユーザ端末装置用ソフトウエア 40:電話機 42:ビデオカメラ 42a,42b:ビデオカメラ 44:仮想オフィス表示装置 50:サーバマネージャ 52:SPUアクセスライブラリ 54,56:ドライバ 58:メール送信部 60:DLL(Dynamic Link Libra
ry) 62:動的Webサーバ 64:データベースコネクタ 66:Windows NT(米国マイクロソフト社の
登録商標) 68:データベース 70:本体 72:マウス 74:キーボード 76:ディスプレイ 78:マイク 80:スピーカ 82:モデム(又はターミナルアダプタ) 90:他のユーザの勤務状況を示す画像 92:勤務状況データ表示部 94:個室オフィススペース 96:個室オフィスエリア 98:共通エリア 100:A会議室を示すアイコン 102:B会議室を示すアイコン 104:研究室を示すアイコン 106:リフレッシュルームを示すアイコン 108:ビデオニュースルームを示すアイコン 110:会議室表示エリア 112:他の参加者の画像 114:机などを模式的に示す画像 116:ユーザの画像 118:資料表示エリア 120:ビデオ切替え器 122:ユーザ端末 124:ユーザ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/15 630 H04N 7/15 640Z 640 7/13 Z (72)発明者 田處 善久 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 宮崎 貴識 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA12 AB61 AB62 AB65 AB68 AC27 5C059 KK22 MA00 MC11 ME02 SS07 SS08 TA46 TC34 5C064 AA02 AA06 AC04 AC07 AC12 AC13 AC22 AD01 AD02 AD08 AD09 AD14
Claims (17)
- 【請求項1】 複数のユーザの各々に設置された端末装
置と、当該複数の端末装置に通信回線を介して接続する
サーバ装置とからなり、仮想的な空間を構築する仮想空
間システムにおいて、端末装置間で画像を配信する画像
配信システムであって、 当該各端末装置は、ユーザの画像を取り込む画像取得手
段と、当該画像取得手段により取り込まれた画像を当該
サーバ装置に送信する送信手段と、当該サーバ装置から
送信される画像を受信し表示する受信表示手段と、当該
仮想空間内でのユーザ位置を指示する指示手段と、当該
仮想空間内の当該ユーザ位置に応じて当該画像取得手段
を制御する制御手段とを具備することを特徴とする画像
配信システム。 - 【請求項2】 当該画像取得手段は画像データを圧縮す
る画像圧縮手段を有し、当該制御手段は、当該仮想空間
内の当該ユーザ位置に応じて当該圧縮主段の圧縮パラメ
ータを制御する請求項1に記載の画像配信システム。 - 【請求項3】 当該画像取得手段は、取り込んだ画像の
サイズを変換するサイズ変換手段と、取り込んだ画像か
ら所定領域を切り出す切出し手段とを有し、当該制御手
段は、当該仮想空間内の当該ユーザ位置に応じて当該サ
イズ変換手段及び当該切出し手段の出力を選択する請求
項1に記載の画像配信システム。 - 【請求項4】 当該画像取得手段は、光学像を電気信号
に変換する撮像手段と、当該撮像手段の撮影範囲及び方
位を制御する撮像制御手段とを具備し、当該制御手段
は、当該仮想空間内の当該ユーザ位置に応じて当該撮像
制御手段を介して当該撮像手段の撮影範囲を制御する請
求項1に記載の画像配信システム。 - 【請求項5】 当該画像取得手段は、光学像を電気信号
に変換する複数の撮像手段を具備し、当該制御手段は、
当該仮想空間内の当該ユーザ位置に応じて当該複数の撮
像手段の出力の1つを選択する請求項1に記載の画像配
信システム。 - 【請求項6】 複数のユーザの各々に設置された端末装
置と、当該複数の端末装置に通信回線を介して接続する
サーバ装置とからなり、仮想的な空間を構築する仮想空
間システムにおいて、端末装置間で画像を配信する画像
配信システムであって、 当該各端末装置は、ユーザの画像を取り込む画像取得手
段と、当該画像取得手段により取り込まれた画像を当該
サーバ装置に送信する送信手段と、当該サーバ装置から
送信される画像を受信し表示する受信表示手段と、当該
仮想空間内でのユーザ位置を指示する指示手段とを具備
し、 当該サーバ装置は、当該各端末装置から送られた画像を
加工する画像加工手段と、当該画像加工手段により加工
された画像を当該各端末装置に配信する配信手段と、配
信先のユーザの仮想空間内のユーザ位置に応じて当該画
像加工手段を制御する制御手段とを具備することを特徴
とする画像配信システム。 - 【請求項7】 当該画像加工手段は画像データを再圧縮
する再圧縮手段を有し、当該制御手段は、当該仮想空間
内のユーザ位置に応じて、再圧縮時の圧縮パラメータを
制御する請求項6に記載の画像配信システム。 - 【請求項8】 当該画像加工手段は、画像のサイズを変
換するサイズ変換手段と、画像から所定領域を切り出す
切出し手段とを有し、当該制御手段は、当該仮想空間内
の当該ユーザ位置に応じて当該サイズ変換手段及び当該
切出し手段の出力を選択する請求項6に記載の画像配信
システム。 - 【請求項9】 複数のユーザの各々に設置された端末装
置と、当該複数の端末装置に通信回線を介して接続する
サーバ装置とからなり、仮想的な空間を構築する仮想空
間システムにおいて、当該各端末装置は、当該仮想空間
内のユーザ位置に応じたユーザ画像を当該サーバ装置に
送信し、当該サーバ装置から送信される画像を受信及び
表示することを特徴とする画像配信方法。 - 【請求項10】 当該各端末装置は、当該仮想空間内の
当該ユーザ位置に応じた圧縮率で圧縮したユーザ画像を
当該サーバ装置に送信する請求項9に記載の画像配信方
法。 - 【請求項11】 当該各端末装置は、取り込んだユーザ
画像を、当該仮想空間内の当該ユーザ位置に応じて、画
像サイズの変換及び所定範囲の切出しの一方を施して当
該サーバ装置に送信する請求項9に記載の画像配信方
法。 - 【請求項12】 当該各端末装置は、光学像を電気信号
に変換する撮像手段と、当該撮像手段の撮影範囲及び方
位を制御する撮像制御手段とを具備し、当該仮想空間内
の当該ユーザ位置に応じて、当該撮像手段の撮影範囲を
制御する請求項9に記載の画像配信方法。 - 【請求項13】 当該各端末装置は、光学像を電気信号
に変換する複数の撮像手段を具備し、当該仮想空間内の
当該ユーザ位置に応じて当該複数の撮像手段の出力の1
つを選択し、選択された撮像手段の撮影画像を当該サー
バ装置に送信する請求項9に記載の画像配信方法。 - 【請求項14】 複数のユーザの各々に設置された端末
装置と、当該複数の端末装置に通信回線を介して接続す
るサーバ装置とからなり、仮想的な空間を構築する仮想
空間システムにおいて、 当該各端末装置は、ユーザの画像を取り込んで当該サー
バ装置に送信し、 当該サーバ装置は、当該各端末装置から送られた画像を
、配信先のユーザの仮想空間内のユーザ位置に応じて
加工して、当該各端末装置に配信し、 当該各端末装置は、当該サーバ装置から送信される画像
を受信し表示することを特徴とする画像配信方法。 - 【請求項15】 当該サーバ装置は、当該各端末装置か
ら送られた画像を 、配信先のユーザの仮想空間内のユ
ーザ位置に応じた再圧縮パラメータで再圧縮して、当該
各端末装置に配信する請求項14に記載の画像配信方
法。 - 【請求項16】 当該サーバ装置は、当該各端末装置か
ら送られた画像を 、配信先のユーザの仮想空間内のユ
ーザ位置に応じて画像サイズの変換及び所定領域の切出
しの一方を行って、当該各端末装置に配信する請求項1
4に記載の画像配信方法。 - 【請求項17】 請求項9乃至16の何れか1項に記載
の画像配信方法を実行するプログラムを記憶することを
特徴とする記憶媒体。
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