JP2008301399A - テレビ会議装置、テレビ会議方法、テレビ会議システム、コンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents

テレビ会議装置、テレビ会議方法、テレビ会議システム、コンピュータプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Shigeki Aoyanagi
滋己 青柳
Yasunari Harada
康徳 原田
Toshihiro Takada
敏弘 高田
Junji Yamato
淳司 大和
Keiji Hirata
圭二 平田
Yoshinari Shirai
良成 白井
Naomi Yamashita
直美 山下
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Abstract

【課題】臨場感あふれるテレビ会議を実現する。
【解決手段】テレビ会議システムに用いられるテレビ会議装置は、画面が会議の参加者の正面となるように設置された少なくとも1以上の表示デバイスと、他のテレビ会議装置により出力された、会議の画像を示す情報である会議画像情報を1以上受け付ける会議画像受付部と、前記会議画像受付部により受け付けられた1以上の会議画像情報を用いて、縦長の表示用の画像をそれぞれ構成する表示画像構成部と、前記表示画像構成部により構成された1以上の画像をそれぞれ前記表示デバイスの縦長の画面へ表示させる表示部と、参加者の正面のほぼ全体を撮影可能な位置に設置され、会議の画像を撮影する撮影部と、前記撮影部により撮影された画像から会議画像情報を構成する撮影画像受付部と、前記撮影画像受付部により構成された会議画像情報を出力する出力部と、を具備する。
【選択図】図5

Description

本発明は、テレビ会議等を行うために用いられるテレビ会議装置等に関するものである。
従来のテレビ会議システムとしては、例えば、参加者の画像を、適切な位置に、適切な大きさで表示できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−163905号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来のテレビ会議装置等においては、ディスプレイ等に参加者の顔や上半身等だけをアップで表示するものであったため、会議の参加者を部分的にしか表示できず、ディスプレイ等に映されている参加者が、同じ会議室に同席しているような臨場感が得られなかった。このため、座談会のような臨場感のある会議を従来のテレビ会議装置等で実現することが困難であった。また、会議の参加者の顔や上半身等の一部しかディスプレイ等に表示されないため、ディスプレイ等に表示されていない、顔や上半身以外の部分等の仕草等が、会議の参加者に伝わらない、という課題があった。
また、従来のテレビ会議装置において、参加者の顔や上半身等だけをアップで表示せずに、参加者の体の大部分をディスプレイ等の画面に表示しようとした場合、縦横比が4対3や16対9等の横長のディスプレイに、縦長の人間を映すこととなるため、画面に占める参加者の画像の割合よりも、画面に占める参加者以外の画像、例えば、参加者の左右の背景の画像等の割合の方が、大きくなってしまう。
このような参加者以外の画像、具体的には、背景等の画像の割合が増加すると、参加者を他の会議室で撮影した映像を見ながら、会議を行っている印象を受けることとなり、その結果、参加者が同席しているような臨場感あふれる会議ができないという課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、参加者が同席しているような臨場感あふれるテレビ会議を実現することのできるテレビ会議装置、テレビ会議方法、テレビ会議システム、コンピュータプログラム及び記録媒体を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、テレビ会議システムに用いられるテレビ会議装置であって、画面が会議の参加者の正面となるように設置された少なくとも1以上の表示デバイスと、他のテレビ会議装置により出力された、会議の画像を示す情報である会議画像情報を1以上受け付ける会議画像受付部と、前記会議画像受付部により受け付けられた1以上の会議画像情報を用いて、縦長の表示用の画像をそれぞれ構成する表示画像構成部と、前記表示画像構成部により構成された1以上の画像をそれぞれ前記表示デバイスの縦長の画面へ表示させる表示部と、参加者の正面のほぼ全体を撮影可能な位置に設置され、会議の画像を撮影する撮影部と、前記撮影部により撮影された画像から会議画像情報を構成する撮影画像受付部と、前記撮影画像受付部により構成された会議画像情報を出力する出力部と、を具備することを特徴とするテレビ会議装置である。
かかる構成により、テレビ会議の参加者を画面へ縦長に表示させることができるため、参加者以外の映像が表示される割合が減少し、テレビ会議装置を利用するユーザに、その場に各参加者が同席しているような感覚を与えることができ、臨場感あふれる会議を実現することができる。
また、本発明は、上述するテレビ会議装置であって、前記表示画像構成部により構成された複数の画像をそれぞれ表示するための、縦長の画面を有する表示デバイスを複数具備していることを特徴とする。
かかる構成により、3人以上の人数により、臨場感あふれるテレビ会議を実現することができる。
また、本発明は、上述するテレビ会議装置であって、前記複数の表示デバイスは、当該表示デバイスの画面が上方から見て略円弧状となるよう配置されていることを特徴とする。
かかる構成により、表示デバイスに表示される参加者の視線方向を、円弧の中心方向に集めることができるため、テレビ会議装置のユーザが円弧の中心付近に座ることで、より強い臨場感を得ることができる。
また、本発明は、上述するテレビ会議装置であって、前記他のテレビ会議装置との仮想的な位置関係を記憶する記憶手段を具備し、前記表示部は、前記複数の表示デバイスの中から、前記他のテレビ会議装置により出力された前記会議画像情報を用いて構成された表示用の画像の出力先となる表示デバイスを、前記記憶手段内に記憶されている当該他のテレビ会議装置の仮想的な位置関係に応じて選択し、画面に表示させることを特徴とする。
かかる構成により、より臨場感が向上する。
なお、上述する本発明のテレビ会議装置において、前記表示部は、前記会議の画像内の当該被写体全体の8割以上を含む画像を画面に表示することが好ましい。かかる構成により、画面に会議の参加者である被写体人間の全体を表示しているような印象を与えることができるとともに、画面に表示されている参加者人間が、その場に存在しているような印象をユーザに与えて、強い臨場感を得ることができる。
また、上述する本発明のテレビ会議装置において、前記撮影画像受付部が受け付ける画像は、会議の参加者を撮影した縦長の画像としてもよい。かかる構成により、テレビ会議装置での縦長の画像を構成するための処理を軽減できる。
また、上述する本発明のテレビ会議装置において、前記送信部は、前記撮影画像受付部が受け付けた画像を縦長にトリミングして前記会議画像情報を構成し、出力するようにしてもよい。かかる構成により、他のテレビ会議装置において、縦長の画像を構成する処理を軽減できるとともに、撮影した画像内の不要な部分を削除して他のテレビ会議装置に送信するため、会議画像情報のデータ量を削減できる。
また、本発明は、画面が会議の参加者の正面となるように設置された少なくとも1以上の表示デバイスと、参加者の正面のほぼ全体を撮影可能な位置に設置され、会議の画像を撮影する撮影部とを備え、テレビ会議システムに用いられるテレビ会議装置におけるテレビ会議方法であって、会議画像受付部が、他のテレビ会議装置により出力された、会議の画像を示す情報である会議画像情報を受け付け、当該会議画像情報を記憶手段に書き込む会議画像受付過程と、表示画像構成部が、画像を表示するタイミングであった場合に、前記記憶手段内の会議画像情報から縦長の表示用の画像を構成する表示画像構成過程と、表示部が、前記表示画像構成部により構成された表示用の画像を、前記表示デバイスの縦長の画面へ表示させる表示過程と、撮影画像受付部が、撮影タイミングに前記撮影部によって撮影された会議の画像を受け付け、当該画像から会議画像情報を構成する撮影画像受付過程と、出力部が、前記撮影画像受付部により構成された会議画像情報を出力する出力過程と、を有することを特徴とするテレビ会議方法である。
かかる構成により、テレビ会議の参加者を画面へ縦長に表示させることができるため、参加者以外の映像が表示される割合が減少し、テレビ会議装置を利用するユーザに、その場に各参加者が同席しているような感覚を与えることができ、臨場感あふれる会議を実現することができる。
また、本発明は、上述するテレビ会議方法であって、前記表示過程において、前記表示部は、前記会議画像受付部により受け付けられた前記会議画像内の被写体の画像を、前記表示デバイスの画面に、略実物大のサイズで表示させることを特徴とする。
かかる構成により、テレビ会議装置を利用するユーザに、その場に他のテレビ会議装置を利用している参加者が存在しているような感覚を与えて、臨場感あふれる会議を実現することができる。
また、本発明は、上述するテレビ会議方法であって、前記表示画像構成過程において、前記表示画像構成部は、前記会議画像受付部により受け付けられた前記会議画像情報が示す被写体の縦横比を維持した表示用の画像を構成する。
かかる構成により、不自然な画像の表示を行わないようにして、臨場感を保つことができる。
また、本発明は、上述するテレビ会議方法であって、前記表示画像構成過程において、前記表示画像構成部は、前記会議画像受付部が受け付けた前記会議画像情報が示す画像を、前記表示デバイスが画像を表示する画面のサイズに合わせたサイズにトリミングして、縦長の表示用の画像を構成することを特徴とする。
かかる構成により、撮影部の構成や配置等によらずに、縦長の画像を構成して表示させることができる。
また、本発明は、上述するテレビ会議方法であって、前記テレビ会議装置は複数の表示デバイスを備えており、前記表示過程において、前記表示部は、前記複数の表示デバイスの中から、前記他のテレビ会議装置により出力された前記会議画像情報を用いて構成された表示用の画像の出力先となる表示デバイスを、記憶手段内に記憶されている当該他のテレビ会議装置との仮想的な位置関係に応じて選択し、画面に表示させることを特徴とする。
また、本発明は、複数のテレビ会議装置を具備するテレビ会議システムであって、前記各テレビ会議装置は、画面が会議の参加者の正面となるように設置された少なくとも1以上の表示デバイスと、他のテレビ会議装置により出力された、会議の画像を示す情報である会議画像情報を1以上受け付ける会議画像受付部と、前記会議画像受付部により受け付けられた1以上の会議画像情報を用いて、縦長の表示用の画像をそれぞれ構成する表示画像構成部と、前記表示画像構成部により構成された1以上の画像をそれぞれ前記表示デバイスの縦長の画面へ表示させる表示部と、参加者の正面のほぼ全体を撮影可能な位置に設置され、会議の画像を撮影する撮影部と、前記撮影部により撮影された画像から会議画像情報を構成する撮影画像受付部と、前記撮影画像受付部により構成された会議画像情報を出力する出力部とを具備する、ことを特徴とするテレビ会議システムである。
かかる構成により、臨場感あふれる会議を双方向で実現できる。
また、本発明は、画面が会議の参加者の正面となるように設置された少なくとも1以上の表示デバイスと、参加者の正面のほぼ全体を撮影可能な位置に設置され、会議の画像を撮影する撮影部とを備え、テレビ会議システムに用いられるテレビ会議装置としてのコンピュータに、他のテレビ会議装置により出力された、会議の画像を示す情報である会議画像情報を1以上受け付ける会議画像受付ステップと、前記会議画像受付ステップにより受け付けられた1以上の会議画像情報を用いて、縦長の表示用の画像をそれぞれ構成する表示画像構成ステップと、前記表示画像構成ステップにより構成された1以上の画像をそれぞれ前記表示デバイスの縦長の画面へ表示させる表示ステップと、前記撮影部により撮影された画像から会議画像情報を構成する撮影画像受付ステップと、前記撮影画像受付ステップにより構成された会議画像情報を出力する出力ステップと、を実行させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
また、本発明は、上述するコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によるテレビ会議装置等によれば、臨場感あふれるテレビ会議を実現することができる。
以下、本発明のテレビ会議装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
図1は、本実施の形態におけるテレビ会議装置のブロック図であり、図2は、本実施の形態におけるテレビ会議装置の模式図である。
テレビ会議装置10は、撮影部101、撮影画像受付部102、出力部103、会議画像受付部104、表示画像構成部105、表示部106を具備する。また、ここでは例として、図2に示すように、表示部106は、ディスプレイ等の表示デバイス1061を備えているものとする。なお、図2において、情報処理装置20は、テレビ会議装置10の撮影画像受付部102、出力部103、会議画像受付部104、表示画像構成部105、および表示部106を備えているものとする。
撮影部101は、会議の画像を撮影する。会議の画像とは、具体的には、会議の場面を示す画像である。撮影部101が撮影した画像は、通常は、動画像であるが、一以上の静止画像であっても良い。なお、一定または不定の所定の時間間隔で撮影された複数の静止画像は、ここでは動画像とする。また、撮影した画像は、通常はカラー画像であるが、グレースケール画像であっても良い。ここでの会議とは、例えば、2以上の人が双方向で話をする状況を含むものとする。したがって、いわゆるビジネス上の会議のみでなく、主婦や友人が話をしている状況も会議に含まれるものとする。また、会議には、セミナーや講演等のように、説明者が情報受領者に対して情報を提供する形式も含まれるものとする。この会議の具体例は、テレビ会議である。
撮影部101は、例えば、画像を撮影するカメラであり、例えば、CCD(charge coupled device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを用いて画像を撮影する。撮影部101は、それぞれ撮影した会議の画像を示す情報である会議画像情報を構成し、出力する。撮影部101が行う撮影の対象である被写体は、ここでは、例えば、テレビ会議に参加している人間である。撮影部101の被写体は、会議に参加する一人の人間であることが好ましいが、1以上の複数の人間であっても良い。撮影部101の撮影領域は、通常、テレビ会議に参加している一人の人間の、ほぼ全体、好ましくは8割以上を撮影するように設定されている。会議の参加者の8割以上を含むことで、会議の参加者の全体を写しているような印象を、見るものに与えることができる。撮影部101は、撮影部101が撮影する被写体が人間である場合、撮影部101は、人間のほぼ正面に向けて配置されることが、人間と向き合って話しているような効果が得られる点で好ましい。
各撮影部101が動画像を出力するためのデータ構造やタイミング等は問わない。例えば、撮影部101は、取得した動画像の情報を、一つの動画像ファイルとして出力しても良い。また、撮影部101は動画像を構成する各フレームの画像情報、もしくは各フレームに相当する画像情報を、取得する毎に順次、出力しても良いし、所定数のフレームの画像が取得された時点で、所定数のフレーム単位で、画像情報を出力しても良い。
また、撮影部101は、撮影した動画像に対して、動画像内の任意の時間的位置を指定することができるような情報である時間位置情報を付加した動画像を作成しても良い。例えば、時間位置情報として、撮影時点の時刻を示す情報等の時間位置を示す情報を付加した動画像を作成してもよい。例えば、撮影部101は、動画像を構成する各フレームの画像情報に対し、その画像情報を取得した時刻の情報を、時間位置情報、具体例としてはタイムコードや、タイムスタンプとして付加した画像情報を作成してもよい。また、画像情報の各フレームに、フレームを識別するためのフレーム識別情報を付与するようにしても良い。
撮影部101が作成し出力する画像情報は、アナログの画像情報であってもデジタルの画像情報であってもよい。例えば、デジタルの画像情報である場合、MPEG(Moving Picture Experts Group)や、ITU−T(International Telecommunication Union) H.264等、画像情報の圧縮符号化のアルゴリズム等は問わない。また、非圧縮の画像情報を出力してもよい。また、画像情報は、HD(High-Definition)画像等、画質や解像度等も問わない。また、撮影部101は、マイク等を含むようにし、音声情報も取得するようにしてもよい。
また、撮影部101は、撮影部101を識別する装置識別情報を出力するようにしても良い。装置識別情報は、撮影部101が、カメラ等の撮影デバイスである場合、その撮影デバイスの製造番号等であってもよいし、予め撮影部101に設定しておいた識別番号であっても良い。また、撮影部101のIP(Internet Protocol)アドレス等のネットワーク上の物理アドレス情報であっても良い。また、装置識別情報は、結果として撮影部101を識別できる情報であればよく、撮影部101が接続されているポート番号等の入力端子を識別する情報であっても良い。装置識別情報は、例えば撮影部101内部の図示しないメモリ等に予め蓄積しておく。
撮影部101は、例えば縦長の画像を撮影するものであり、撮影した縦長の画像を示す画像情報を出力するものであってもよい。撮影部101の撮影する画像の、縦と横のアスペクト比は、4対3や、16対9等、問わない。なお、一般的な横長の画像を撮影するカメラ等を90度回転させて配置したものであっても良い。なお、1つのテレビ会議装置10が有する撮影部101は、1以上であればよい。例えば、テレビ会議装置10が表示デバイス1061を複数備えている場合、表示デバイス1061と同数であっても良い。
撮影画像受付部102は、撮影部101が会議の場面を撮影した1以上の画像を受け付ける。ここでは、具体的には、1以上の撮影部101が出力する、当該1以上の撮影部101がそれぞれ撮影した会議の画像を示す情報である1以上の会議画像情報を受け付ける。ここで、この受け付けは、例えば、有線もしくは無線の通信回線(例えば、インターネットやイントラネット、LAN(Local Area Network)などであってもよく、あるいは、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394のケーブルや、映像情報を伝送する専用のケーブル等であってもよい)を介して送信された情報の受信でもよく、所定の記録媒体(例えば、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)から読み出してもよい。本実施の形態では、撮影画像受付部102は、撮影部101が撮影した会議の画像を示す情報を、専用のケーブル等を介して受け付けるものとする。なお、撮影画像受付部102は、受け付けを行うためのデバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、撮影画像受付部102は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは所定のデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
出力部103は、撮影画像受付部102が受け付けた、会議を撮影した1以上の画像を示す情報である1以上の会議画像情報を出力する。出力部103は、撮影画像受付部102が受け付けた画像を縦長にトリミングした会議画像情報を構成し、出力するようにしてもよい。この場合、具体的には、出力部103は、撮影画像受付部102が受け付けた画像の、被写体である人間を含む縦長の領域をトリミングして会議画像情報を構成し、出力することが好適である。このトリミングした領域における被写体以外の画像、例えば背景の画像の比率が極力小さくなるようにすることが好ましい。撮影画像受付部102が受け付けた画像内のトリミングする領域の指定の仕方は問わない。例えば、予め、撮影部101の撮影する領域に応じて設定しておいても良いし、画像処理技術等を用いて、被写体である人間の顔を検出し、この顔の大きさと位置に応じて、トリミングする領域を決定してもよい。また、出力部103は、撮影部101が取得した音声情報を、会議画像情報と同様に、出力しても良い。出力部103は、通常、テレビ会議装置10の外部に、会議画像情報を送信する。ここで述べる出力とは、外部の装置への送信や、記録媒体等への蓄積等を含む概念である。出力部103は、通信デバイス等を含むと考えても含まないと考えても良い。出力部103は、通信デバイス等のドライバーソフトまたは、通信デバイスのドライバーソフトと通信デバイス等で実現され得る。
会議画像受付部104は、会議の画像を示す情報である会議画像情報を1以上受け付ける。会議の画像とは、具体的には、会議の場面を示す画像であり、上述した撮影部101の撮影する会議の画像と同様の画像である。会議の画像には、具体的には、被写体である会議の参加者の画像が含まれる。会議画像受付部104は、通常、他の1以上のテレビ会議装置10から出力される、会議の画像を示す情報である会議画像情報を1以上受け付ける。ここで述べる受付とは、例えば、他の機器等から送信される画像情報の受信や、記録媒体等からの画像情報の読み出し等である。会議画像受付部104は、通信手段のデバイスドライバーや、読み出し装置のデバイスドライバー等で実現され得る。
表示画像構成部105は、会議画像受付部104が受け付けた1以上の会議画像情報を用いて、縦長の表示用の画像をそれぞれ構成する。具体的には、表示画像構成部105は、会議画像情報が示す画像を、表示部106が画像を表示する縦長の画面のサイズに合わせたサイズにトリミングして、縦長の表示用の画像を構成する。例えば、表示デバイスの縦長の画面の表示領域の大きさに合わせた大きさの縦長の画像を構成する。具体的には、表示画像構成部105は、会議画像受付部104が受け付けた会議画像情報が、縦長の画像を示す会議画像情報である場合、そのままの縦長の表示用の画像、例えばビットマップ画像を構成して、VRAM(video RAM)等に書き込む。また、例えば、表示画像構成部105は、会議画像受付部104が受け付けた会議画像情報が、横長の画像を示す会議画像情報である場合、この会議画像情報の示す画像のうちの縦長の領域をトリミングして得られた縦長の画像について、表示用の画像、例えばビットマップ画像を構成して、VRAM等に書き込む。なお、このトリミングの際には、被写体である人間を含む縦長の領域をトリミングして会議画像情報を構成し出力することが好ましい。また、このトリミングした領域における被写体以外の画像、例えば背景の画像の比率が極力小さくなるようにすることが好ましい。また、トリミングにより、人間の画像の一部が切り取られないようにすることが好ましい。会議画像情報が示す画像内のトリミングする領域は、例えば、予め、会議画像受付部104が受け付ける画像に応じて設定しておいても良い。例えば画像内の被写体の位置する領域がほぼ一定である場合、この被写体の位置する領域を含む縦長の領域をトリミングする領域に設定しておいても良い。また、画像処理技術等を用いて、会議画像情報が示す画像内から、被写体である人間の顔を検出し、この顔の大きさと位置に応じて、トリミングする領域を決定してもよい。
なお、表示画像構成部105が表示用の画像を構成する際に、画素数の変換や、色変換や、画像の縮小や拡大等のリサイズ等を行うようにしても良い。表示画像構成部105は、会議画像情報が示す被写体の縦横比を維持した表示用の画像を構成することが好ましい。すなわち、会議画像情報が示す画像内の被写体の画像の縦横比と、表示用の画像内の被写体の画像の縦横比が、一致、あるいはほぼ一致するようにすることが好ましい。これにより、被写体である人間が、実際よりも縦長に表示されたり、横長に表示されたりしないようにすることができる。表示画像構成部105は、通常、MPU(Micro Processing Unit)やメモリ等から実現され得る。表示画像構成部105の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM(Read Only Memory)等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
表示部106は、表示画像構成部105が構成した1以上の画像を、それぞれ縦長の画面に表示する。表示部106は、1以上の画像を表示するための、縦長の表示画面を持つ表示デバイスを備えていても良いし、備えていなくても良い。例えば、会議画像受付部104が会議画像情報を複数受け付ける場合、表示部106は、表示画像構成部105が構成した複数の画像を、それぞれ表示するための、縦長の画面を有する複数の表示デバイスを具備していてもよい。図2においては例として、表示部106が表示デバイス1061を備えている場合について示している。ただし、表示デバイスは2以上であってもよい。縦長の表示デバイス1061は、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等である。縦長の表示デバイス1061は、複数の表示デバイスを縦長となるように配列して、一つの表示デバイスとして機能するようにしたものであっても良い。
なお、本実施の形態においては、会議の画像内の被写体の画像が、表示部106の画面、具体的には表示デバイス1061に、略実物大のサイズで表示されるようにすることが好ましい。このためには、表示デバイス1061の表示画面のサイズは、床や座椅子や椅子等に座った人間が、略実物大のサイズで表示可能なサイズであることが好ましい。例えば、表示デバイスの表示画面のサイズは、横幅が、約35〜80cm、高さが、約90〜150cmであることが好適である。また、必要に応じて、上述した表示画像構成部105において、表示デバイス1061に、略実物大のサイズで被写体の画像が表示されるような表示用の画像を構成するように、リサイズやトリミング等の処理を行うようにしておく。さらに、会議画像情報が示す画像内の被写体の大きさも調整しておくことが好ましい。また、表示部106の画面、具体的には、表示デバイス1061の画面に、表示画像情報に含まれる被写体全体の8割以上を含む画像が表示されるようにすることが好ましい。被写体である人間の画像を8割以上含むと、その場に人が同席しているような臨場感を強く得ることができるからである。このためには、上記と同様に、適宜、表示画像構成部105によるリサイズやトリミングの処理等を行うようにしてもよい。なお、この被写体全体の8割以上を含む画像には、被写体である人間の、頭部の部分の画像が欠けないようにすることが好ましい。表示部106は、画像の表示を行う表示デバイスを含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。表示部106は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは表示デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
なお、会議画像受付部104が、複数の会議画像情報を受け付け、受け付けた会議画像情報を、表示部106が、それぞれ複数の表示デバイスに表示する場合、会議画像受付部104が受け付けた複数の会議画像情報が示す画像が、最終的に複数の表示デバイスのうちのどの表示デバイスにより表示されるかについては、予め図示しないメモリ等に設定しておくようにすればよい。例えば、会議画像受付部104が受け付ける会議画像情報がそれぞれ識別情報等を有するようにし、この識別情報と、各会議画像情報の示す画像の表示先となる表示デバイスを指定する情報、例えば表示デバイスの出力端子の識別情報とを対応付けた情報である対応情報を、図示しないメモリ等に格納しておく。そして、会議画像受付部104が受け付けた1以上の会議画像情報の識別情報を検索キーとして用いて、対応情報から、表示デバイスを指定する情報を検索し、この検索された情報により指定される表示デバイスに、それぞれ対応した各会議画像情報の示す画像を表示させるようにすれば良い。なお、会議画像受付部104が受け付ける会議画像情報がそれぞれ識別情報等を有する代わりに、会議画像受付部104が受け付けた会議画像情報に、会議画像情報の送信元別に、それぞれ識別情報を対応付けるようにしてもよい。
また、会議画像受付部104等が、会議画像情報とともに、会議についての音声情報を受け付けて、音声を出力するための出力部等から、スピーカ等の音声出力デバイスを用いて、音声情報が示す音声を出力するようにしても良い。なお、このようにテレビ会議において音声を出力する処理や構成等は公知技術であるので説明は省略する。
次に、テレビ会議装置の動作について図3のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、撮影部101が一つであり、表示部106が表示を行う表示デバイスが一つである場合について説明する。また、会議画像受付部104が受け付ける会議画像情報が、横長の画像を示す情報であるものとし、この横長の画像から縦長の画像を切り出す矩形領域を指定する情報が、予め、図示しないメモリ等に格納されているものとする。
(ステップS301)会議画像受付部104は、会議画像情報を受け付けたか否かを判断する。ここで受け付ける会議画像情報は1フレーム分の会議画像情報でも、複数フレーム分の会議画像情報であっても良い。受け付けた場合、ステップS302に進み、受け付けていない場合、ステップS303に進む。
(ステップS302)会議画像受付部104は、ステップS301で受け付けた会議画像情報を、図示しないメモリ等に一時記憶する。そして、ステップS303に進む。
(ステップS303)表示画像構成部105は、会議画像情報が示す画像を表示するタイミングであるか否かを判断する。例えば、会議画像情報が示す画像を、毎秒30フレーム表示する場合、直前のフレームの画像を表示してから1/30秒経過したか否かを判断し、経過した場合に、表示するタイミングであると判断する。表示するタイミングである場合、ステップS304に進み、表示するタイミングでない場合、ステップS306に進む。
(ステップS304)表示画像構成部105は、ステップS302で蓄積された会議画像情報から、表示用の1フレームの画像を構成し、さらに、この表示用の画像の予め設定されている縦長の矩形の領域をトリミングして、すなわち縦長の矩形の領域以外を切り落として、縦長の表示用の画像を構成する。なお、トリミングの前後に、適宜、補間しながら、表示用の画像の画素数を増加させたり減少させたりして変更しても良い。表示画像構成部105は、構成した表示用の画像を図示しないVRAM等に一時記憶する。
(ステップS305)表示部106は、ディスプレイ等の表示デバイスの縦長の画面に、ステップS304において構成した表示用の縦長の画像を表示する。なお、すでに表示デバイスに画像が表示されている場合、新たな表示用の画像で現在表示されている画像を置き換えて表示する。
(ステップS306)撮影部101は、画像を撮影するタイミングであるか否かを判断する。例えば、会議の画像を、毎秒30フレームで撮影する場合、直前のフレームの画像を撮影してから1/30秒経過したか否かを判断し、経過した場合に、撮影するタイミングであると判断する。撮影するタイミングである場合、ステップS307に進み、撮影するタイミングでない場合、ステップS301に戻る。
(ステップS307)撮影画像受付部102は、撮影部101が撮影した1フレームの画像を受け付ける。そして、出力部103が、撮影画像受付部102が受け付けた画像を示す会議画像情報を構成する。
(ステップS308)出力部103は、ステップS307で構成した会議画像情報をテレビ会議装置10の外部に、出力、例えば送信する。そして、ステップS301に戻る。
なお、表示部106が表示を行う表示デバイスが複数であり、複数の会議画像情報を受け付けている場合においては、上記のステップS303からステップS305までの処理を、各表示デバイスについて順次実行するようにすればよい。
また、同様に撮影部101が複数である場合、上記ステップS306からステップS308までの処理を、各撮影部101について順次実行するようにすればよい。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態におけるテレビ会議装置を複数備えたテレビ会議システムの具体的な動作について説明する。図4は、テレビ会議システムの概念図を示す図であり、図5は、テレビ会議システムのブロック図を示す。ここでは、図1および図2に示したテレビ会議装置10と同様のテレビ会議装置を3台備えている場合を例に挙げて説明する。ここでは、テレビ会議の音声についての説明は、通常のテレビ会議システムと同様であるので、省略する。なお、図4及び5において、図1および図2と同一符号は同一または相当する部分を示している。
ここで、例として、各テレビ会議装置10を、テレビ会議装置10a〜10cとする。各テレビ会議装置10a〜10cは同様の構成を有しているものとする。
各テレビ会議装置10a〜10cは、それぞれ、2つの表示デバイス1061a、1061bと、1つの撮影部101と、撮影画像受付部102と、出力部103と、会議画像受付部104と、表示画像構成部105と、表示部106とを備えている。撮影部101は、ここではCCDカメラであるとする。なお、図4において、情報処理装置20a〜20bは、各テレビ会議装置10a〜10cの撮影画像受付部102、出力部103、会議画像受付部104、表示画像構成部105、および表示部106を備えているものとする。
各テレビ会議装置10a〜10cは、ネットワークや通信回線等を介して、通信可能に接続されているものとする。
表示デバイス1061a、1061bは、ここでは、縦長のディスプレイであるとする。この表示デバイス1061a、1061bの表示画面のサイズは、例として、横約60cm、縦約120cmであるとする。また、表示デバイス1061a、1061bは、それぞれ、表示画面が、例として床上約5cmの位置に設置されているものとする。表示デバイス1061a、1061bは、並べて配置されるとともに、画面が、上方から見て略円弧状となるよう配置されているものとする。撮影部101は、この表示デバイス1061a、1061bの間の上方に、表示デバイス1061a、1061bの表示面に対向する領域が撮影領域となるように配置されている。
また、ここでは、各テレビ会議装置10a〜10cの出力部103は、各テレビ会議装置10a〜10cの撮影部101が撮影した会議の画像を用いて構成した1つの会議画像情報を、他のテレビ会議装置10にそれぞれ送信するものとする。具体的には、テレビ会議装置10aの出力部103は、テレビ会議装置10b、10cに会議画像情報を送信し、テレビ会議装置10bの出力部103は、テレビ会議装置10a、10cに会議画像情報を送信し、テレビ会議装置10cの出力部103は、テレビ会議装置10a、10bに会議画像情報を送信する。
また、各テレビ会議装置10a〜10cの会議画像受付部104は、他の2つのテレビ会議装置10からそれぞれ出力される、会議の画像を示す情報である会議画像情報を1以上受け付ける。ここで各テレビ会議装置10a〜10cがそれぞれ受け付ける会議画像情報は、他の2つのテレビ会議装置10a〜10cの出力部103が送信する、上述した会議画像情報である。
また、各テレビ会議装置10a〜10cは、他の2つのテレビ会議装置10から送信される会議画像情報を、2つの表示デバイス1061a、1061bに、それぞれ表示するものとする。
まず、テレビ会議装置10a〜10cの表示デバイス1061a、1061bの表示面に対向する領域に、テレビ会議の参加者A、B、Cが、それぞれ表示デバイス1061a、1061bの表示面側が各参加者の正面側となるように床に座っているとする。各テレビ会議装置10a〜10cの撮影部101は、この参加者A〜Cの正面のほぼ全体の画像を撮影可能なように、角度や画角や配置等が調整されているものとする。特にここでは、参加者A〜Cの頭の先が、撮影領域のほぼ上辺付近に位置し、参加者A〜Cの床に接している部分が撮影領域のほぼ下辺付近に位置し、参加者A〜Cが水平方向において撮影領域のほぼ中央に位置するように、撮影部101の角度や画角や配置等が調整されているものとする。
各テレビ会議装置10a〜10cの撮影部101は、それぞれ、テレビ会議中の参加者A〜Cの画像を撮影する。ここでは、撮影部101は、横長の動画像を撮影するものとする。
図6にテレビ会議装置10aの撮影部101が参加者Aを撮影した動画像の1フレームの画像を示す。
各テレビ会議装置10a〜10cの撮影画像受付部102は、それぞれ、各テレビ会議装置10a〜10cの撮影部101が撮影した画像を示す会議画像情報を受け付ける。各テレビ会議装置10a〜10cの出力部103は、撮影画像受付部102が受け付けた会議画像情報を他の2つのテレビ会議装置10にネットワーク等を介して送信する。例えば、図6に示した、テレビ会議装置10aの撮影部101が撮影した画像を示す会議画像情報が、テレビ会議装置10bおよび10cに送信される。例えば、各テレビ会議装置10に、他のテレビ会議装置10のネットワークアドレス等を格納しておき、このネットワークアドレスを、送信先を指定するための情報として用いることで、出力部103は、他の2つのテレビ会議装置10に会議画像情報を送信する。なお、ここでは、出力部103は、送信時には、送信元となる自装置であるテレビ会議装置10のネットワークアドレス等の識別情報を、会議画像情報とともに送信するようにする。
各テレビ会議装置10a〜10cの会議画像受付部104は、それぞれ、他の2つのテレビ会議装置10から送信される会議画像情報を受け付ける。例えば、テレビ会議装置10bの会議画像受付部104は、テレビ会議装置10aから送信される図6に示したような画像を示す会議画像情報と、テレビ会議装置10cから送信される参加者Cを撮影した画像を示す会議画像情報とを受信する。
そして、各テレビ会議装置10a〜10cの表示画像構成部105は、受け付けた会議画像情報別に、表示画像情報を構成する。ここでは、例として、会議画像情報と共に送信される送信元のテレビ会議装置10を識別する情報、例えば、送信元のテレビ会議装置10のネットワークアドレス等、を用いて、受け付けた会議画像情報を識別する。各テレビ会議装置10a〜10cの表示画像構成部105は、具体的には、受け付けた会議画像情報の左右をトリミングして、各テレビ会議装置10a〜10cの表示デバイス1061a、1061bの表示画面の縦横比と同じ縦横比の表示用の画像を構成する。縦横比の情報は、あらかじめメモリ等に格納しておく。
例えば、上述したように、表示デバイス1061a、1061bの表示画面のサイズは縦が120cm、横が60cmであるので、縦対横の比は、2対1である。このため、テレビ会議装置10bの表示画像構成部105は、テレビ会議装置10aから送信された会議画像情報が示す図6に示したような画像の水平方向の中央部以外の、左右の領域をトリミングして、図7に示すような縦対横の比が2対1の表示用の画像を構成する。なお、この画像の画素数の補間等を行って、表示デバイス1061a、1061bの画素数とあわせるようにしてもよい。
そして、各テレビ会議装置10a〜10cの表示画像構成部105が、上記のように構成した、他の2つのテレビ会議装置10から送信された会議画像情報から構成した縦対横の比が2対1の2つの表示用の画像を、それぞれ表示デバイス1061a、1061bに表示する。このように、それぞれのテレビ会議装置10a〜10cにおいては、他の2つのテレビ会議装置10で撮影した会議の画像を縦長の画面に表示して、テレビ会議を行うことができる。
ここで、表示デバイス1061a、1061bの表示画面のサイズは、会議の参加者が座っている時の大きさと同程度の大きさであり、会議画像情報から構成した表示用の画像のほぼ上から下までが、会議の参加者の座った画像であるため、表示デバイス1061a、1061bの画面には、会議の参加者の画像が、ほぼ実物サイズで表示される。
図8に、テレビ会議装置10bにおける、テレビ会議装置10aおよび10cから送信された会議画像情報に対応する画像の表示例を示す。テレビ会議装置10bの表示デバイス1061aに表示されている画像が、テレビ会議装置10aから送信された会議画像情報に対応する画像である。また、テレビ会議装置10bの表示デバイス1061bに表示されている画像が、テレビ会議装置10cから送信された会議画像情報に対応する画像である。
以上、本実施の形態によれば、各テレビ会議装置から送信される会議の画像を、縦長の画面に表示できるようにしたので、テレビ会議の参加者のほぼ全身を、画面に表示させることができるため、テレビ会議装置を利用するユーザに、その場に各参加者が同席しているような感覚を与えることができ、臨場感あふれる会議を実現することができる。
特に、上記のように、会議の参加者が床に座った場合の、全身の画像を送信することで、テレビ会議装置を利用するユーザに、対面や隣に他の参加者が座っているような感覚を与えることができ、臨場感のある座談会を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、会議の参加者が床や椅子に座ったサイズとほぼ同程度のサイズの画面を用いて、当該画面にほぼ実物大のサイズで、会議の参加者の画像を表示することができるため、テレビ会議装置を利用するユーザに、テレビを見て会議しているという感覚をなくして、その場に各参加者が存在しているような感覚を与えて、臨場感あふれる会議を実現することができる。また、画面が縦長であるため、参加者の体の大部分をディスプレイ等の画面に表示しても、参加者以外の背景等の画像等が、画面に占める割合は最小限に抑えることができるため、テレビに映った映像を見ながら会議を行っているような印象を低下させて、臨場感あふれる会議を実現できる。
また、本実施の形態によれば、縦長の画面に表示することで、参加者以外の背景等の画像が映っている領域を少なくすることができ、複数のディスプレイの設置間隔を、狭くすることができる。これにより、狭い場所においても、より多くのディスプレイを設置して、より多くの参加者との会議を実現することが可能となる。
また、上記実施の形態の具体例においては、各表示画像構成部105が、会議画像情報の示す画像の左右の領域をトリミングして、縦長の表示用画像を構成するようにしたが、例えば、図9に示すように、会議画像情報のうちのトリミングにより切り出す領域900を指定する情報を予め図示しないメモリ等に蓄積し、各表示画像構成部105が、表示画像を構成する際に、この領域900を指定する情報を読み出し、この指定に基づいて指定される領域の画像を、会議画像情報が示す画像から切り出して表示用の画像を構成するようにしても良い。例えば、切り出す領域900を指定する情報としては、領域900が矩形である場合、例えば、頂点の座標情報が利用可能である。例えば、図9に示すように、左上と右下の頂点の座標情報(x1,y1)と(x2,y2)を、切り出す領域900を指定する領域として用いるようにしても良い。
また、図10に示すように、撮影部101が、予め、表示デバイス1061の縦横比と同じ、縦長の画像を撮影するようにしても良い。
また、上記のようなトリミングの処理を、会議画像情報を構成する出力部103が行うようにしても良い。
なお、上記実施の形態の具体例においては、テレビ会議システムを構成するテレビ会議装置10が3つである場合について説明したが、本発明においては、テレビ会議装置10が2以上であればよい。なお、この場合、各テレビ会議装置10の出力部103は、会議画像情報を他の1以上のテレビ会議装置10に送信するようにし、各テレビ会議装置10の会議画像受付部104は、他の1以上のテレビ会議装置10から出力される会議画像情報を1以上受け付けるようにすればよい。なお、この場合、他の複数のテレビ会議装置10から送信される会議画像情報が示す画像を表示する縦長の表示デバイス1061は、他の複数のテレビ会議装置10と同数だけ用意する必要がある。このような複数の縦長の表示デバイス1061は、図11に示すように、それぞれの画面が、上方から見て略円弧状となるよう配置されるよう、配置されることが好ましい。図11においては、5つの表示デバイス1061が、それぞれの画面1062が会議の参加者1000を中心とした略円弧上に配置されるよう、配置されている。各表示デバイス1061に表示される他の会議室における会議の参加者の画像が見やすいとともに、略円弧状に配置することで、表示デバイスに表示される参加者の視線方向を、円弧の中心方向に集めることができるため、テレビ会議装置10のユーザが円弧の中心付近に座ることで、臨場感をより効果的に得ることができるからである。
他のテレビ会議装置10の表示部106との関係は、ユーザにより自由に設定することが可能であるが、別の方法として予め位置関係を設定することも可能である。
表示画面とその画面に表示されるテレビ会議装置10の配置位置との関係を図12で説明する。図12は、3つのテレビ会議装置10が接続されている場合を示している。各テレビ会議装置10の情報処理装置20には、図12の下段に記載されているように他のテレビ会議装置10との仮想的な位置関係が記憶されている。この記憶されている位置関係に対応して、表示デバイス1061を選択して、それぞれのテレビ会議装置10から得られる画像を表示する。
その際にそれぞれの情報処理装置20に記憶されている位置関係は、互いに回転対象となるようにすることが好ましい。また、図13に示すようにテレビ会議装置10の表示の構成が異なる場合には、表示デバイス1061のうちで最も記憶されている位置関係に近くなるような表示デバイス1061を選択し表示をおこなえば、より臨場感が向上する効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては、参加者が不在の状態で撮影した会議画像情報に対する、参加者が存在する状態で撮影した会議画像情報の差分の画像領域、すなわち参加者の画像が含まれる領域を求め、この領域を含む縦長の領域を、トリミングする領域に設定するようにしても良い。なお、このように、画像と画像との差分を求め、この差分の画像が含まれる、表示画面と略同一の縦横比の矩形の領域を指定する情報を取得する構成には、MPEG等の移動オブジェクトを検出する処理等の公知技術が利用可能である。
また、上記実施の形態の具体例においては、各テレビ会議装置10a〜10cが1つの撮影部101を備えている場合について説明したが、撮影部101を複数備えているようにしても良い。例えば、上記実施の形態の具体例の場合、2つの撮影部101を、各表示デバイス1061a、1061bの上部にそれぞれ設け、それぞれの撮影部101が撮影した画像から得られる会議画像情報を、それぞれ他の2つのテレビ会議装置10に送信するようにしても良い。
また、上記実施の形態の具体例においては、表示デバイスが床の表面に接するよう配置されているようにしたが、表示デバイス等は、台座等に取り付けられて、床から、浮かせて配置されてもよい。
また、上記実施の形態の具体例においては、会議の参加者が床の上に直接座っているようにしたが、会議の参加者が、床に設置した座椅子や、低い座面を有する椅子等に座っているようにしても良い。
また、図14に示すように、縦長の表示デバイスではなく、通常の横長の表示デバイス1061cを縦に複数枚並べて縦長表示デバイスの代わりに用いても良い。この時、横長表示デバイス1061cには,縦長表示デバイスを用いたときに映される映像の一部が表示されるが、それは縦長表示デバイスを用いた際映される映像のうち、その部分に該当する映像が表示されることになる。つまり,縦長表示デバイスを使った際に顔が表示される高さの位置に横長表示デバイス1061cがある場合には顔が、縦長表示デバイスにおいて足が表示される高さに横長表示デバイス1061cがあった場合には足が表示される。
また、上記実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU(central processing unit)等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。
なお、上記実施の形態におけるテレビ会議装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、他のテレビ会議装置により出力された、会議の画像を示す情報である会議画像情報を1以上受け付ける会議画像受付部、前記会議画像受付部により受け付けられた1以上の会議画像情報を用いて、縦長の表示用の画像をそれぞれ構成する表示画像構成部、前記表示画像構成部により構成された1以上の画像をそれぞれ表示デバイスの縦長の画面へ表示させる表示部、撮影部により撮影された画像から会議画像情報を構成する撮影画像受付部、前記撮影画像受付部により構成された会議画像情報を出力する出力部、として機能させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(情報送信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかるテレビ会議装置等は、テレビ会議等を行うために用いられるテレビ会議装置等として適しており、テレビ会議の参加者を個別に表示するテレビ会議装置等として有用である。
本発明の一実施の形態におけるテレビ会議装置のブロック図。 同テレビ会議装置の摸式図。 同テレビ会議装置の動作について説明するフローチャート。 同テレビ会議システムの概念図。 同テレビ会議システムのブロック図。 同テレビ会議装置が撮影した画像を示す図。 同テレビ会議装置が構成した画像を示す図。 同テレビ会議装置の表示例を示す図。 同テレビ会議装置の変形例を説明する図。 同テレビ会議装置の変形例を説明する図。 同テレビ会議装置の変形例を説明する図。 同テレビ会議装置の変形例を説明する図。 同テレビ会議装置の変形例を説明する図。 同テレビ会議装置の変形例を説明する図。
符号の説明
10、10a〜10c…テレビ会議装置
20、20a〜20c…情報処理装置
101…撮影部
102…撮影画像受付部
103…出力部
104…会議画像受付部
105…表示画像構成部
106…表示部
1061、1061a、1061b、1061c…表示デバイス

Claims (12)

  1. テレビ会議システムに用いられるテレビ会議装置であって、
    画面が会議の参加者の正面となるように設置された少なくとも1以上の表示デバイスと、
    他のテレビ会議装置により出力された、会議の画像を示す情報である会議画像情報を1以上受け付ける会議画像受付部と、
    前記会議画像受付部により受け付けられた1以上の会議画像情報を用いて、縦長の表示用の画像をそれぞれ構成する表示画像構成部と、
    前記表示画像構成部により構成された1以上の画像をそれぞれ前記表示デバイスの縦長の画面へ表示させる表示部と、
    参加者の正面のほぼ全体を撮影可能な位置に設置され、会議の画像を撮影する撮影部と、
    前記撮影部により撮影された画像から会議画像情報を構成する撮影画像受付部と、
    前記撮影画像受付部により構成された会議画像情報を出力する出力部と、
    を具備することを特徴とするテレビ会議装置。
  2. 前記表示画像構成部により構成された複数の画像をそれぞれ表示するための、縦長の画面を有する表示デバイスを複数具備していることを特徴とする請求項1に記載のテレビ会議装置。
  3. 前記複数の表示デバイスは、当該表示デバイスの画面が上方から見て略円弧状となるよう配置されていることを特徴とする請求項2に記載のテレビ会議装置。
  4. 前記他のテレビ会議装置との仮想的な位置関係を記憶する記憶手段を具備し、
    前記表示部は、前記複数の表示デバイスの中から、前記他のテレビ会議装置により出力された前記会議画像情報を用いて構成された表示用の画像の出力先となる表示デバイスを、前記記憶手段内に記憶されている当該他のテレビ会議装置の仮想的な位置関係に応じて選択し、画面に表示させる
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のテレビ会議装置。
  5. 画面が会議の参加者の正面となるように設置された少なくとも1以上の表示デバイスと、参加者の正面のほぼ全体を撮影可能な位置に設置され、会議の画像を撮影する撮影部とを備え、テレビ会議システムに用いられるテレビ会議装置におけるテレビ会議方法であって、
    会議画像受付部が、他のテレビ会議装置により出力された、会議の画像を示す情報である会議画像情報を受け付け、当該会議画像情報を記憶手段に書き込む会議画像受付過程と、
    表示画像構成部が、画像を表示するタイミングであった場合に、前記記憶手段内の会議画像情報から縦長の表示用の画像を構成する表示画像構成過程と、
    表示部が、前記表示画像構成部により構成された表示用の画像を、前記表示デバイスの縦長の画面へ表示させる表示過程と、
    撮影画像受付部が、撮影タイミングに前記撮影部によって撮影された会議の画像を受け付け、当該画像から会議画像情報を構成する撮影画像受付過程と、
    出力部が、前記撮影画像受付部により構成された会議画像情報を出力する出力過程と、
    を有することを特徴とするテレビ会議方法。
  6. 前記表示過程において、前記表示部は、前記会議画像受付部により受け付けられた前記会議画像内の被写体の画像を、前記表示デバイスの画面に、略実物大のサイズで表示させることを特徴とする請求項5に記載のテレビ会議方法。
  7. 前記表示画像構成過程において、前記表示画像構成部は、前記会議画像受付部により受け付けられた前記会議画像情報が示す被写体の縦横比を維持した表示用の画像を構成することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のテレビ会議方法。
  8. 前記表示画像構成過程において、前記表示画像構成部は、前記会議画像受付部が受け付けた前記会議画像情報が示す画像を、前記表示デバイスが画像を表示する画面のサイズに合わせたサイズにトリミングして、縦長の表示用の画像を構成することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかの項に記載のテレビ会議方法。
  9. 前記テレビ会議装置は複数の表示デバイスを備えており、
    前記表示過程において、前記表示部は、前記複数の表示デバイスの中から、前記他のテレビ会議装置により出力された前記会議画像情報を用いて構成された表示用の画像の出力先となる表示デバイスを、記憶手段内に記憶されている当該他のテレビ会議装置との仮想的な位置関係に応じて選択し、画面に表示させる
    ことを特徴とする請求項5に記載のテレビ会議方法。
  10. 複数のテレビ会議装置を具備するテレビ会議システムであって、
    前記各テレビ会議装置は、
    画面が会議の参加者の正面となるように設置された少なくとも1以上の表示デバイスと、
    他のテレビ会議装置により出力された、会議の画像を示す情報である会議画像情報を1以上受け付ける会議画像受付部と、
    前記会議画像受付部により受け付けられた1以上の会議画像情報を用いて、縦長の表示用の画像をそれぞれ構成する表示画像構成部と、
    前記表示画像構成部により構成された1以上の画像をそれぞれ前記表示デバイスの縦長の画面へ表示させる表示部と、
    参加者の正面のほぼ全体を撮影可能な位置に設置され、会議の画像を撮影する撮影部と、
    前記撮影部により撮影された画像から会議画像情報を構成する撮影画像受付部と、
    前記撮影画像受付部により構成された会議画像情報を出力する出力部と
    を具備する、
    ことを特徴とするテレビ会議システム。
  11. 画面が会議の参加者の正面となるように設置された少なくとも1以上の表示デバイスと、参加者の正面のほぼ全体を撮影可能な位置に設置され、会議の画像を撮影する撮影部とを備え、テレビ会議システムに用いられるテレビ会議装置としてのコンピュータに、
    他のテレビ会議装置により出力された、会議の画像を示す情報である会議画像情報を1以上受け付ける会議画像受付ステップと、
    前記会議画像受付ステップにより受け付けられた1以上の会議画像情報を用いて、縦長の表示用の画像をそれぞれ構成する表示画像構成ステップと、
    前記表示画像構成ステップにより構成された1以上の画像をそれぞれ前記表示デバイスの縦長の画面へ表示させる表示ステップと、
    前記撮影部により撮影された画像から会議画像情報を構成する撮影画像受付ステップと、
    前記撮影画像受付ステップにより構成された会議画像情報を出力する出力ステップと、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 請求項11に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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