JP2000181967A - 分散オフィスシステムおよびその管理方法 - Google Patents
分散オフィスシステムおよびその管理方法Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なる場所に分散する複数のオフィスが全体
として1つのオフィススペースとして機能する分散オフ
ィスシステムを提供する。 【解決手段】 ユーザが使用するユーザ端末装置に備わ
っている後方用カメラ65または正面用カメラ66で撮
像された画像は、各カメラからパーソナルコンピュータ
本体61のビデオ入力端子を通じてパーソナルコンピュ
ータ18に入力されて圧縮された後、ホストサーバ装置
11に速やかに転送される。ホストサーバ装置11は、
圧縮画像を受信すると、画像処理を行って縮小圧縮画像
を生成し、この画像を撮像したユーザ端末装置以外のす
べてのユーザ端末装置に送信する。各ユーザ端末装置の
画面には、他のユーザの勤務状況の画像81、そのユー
ザの勤務状況データ、そのユーザの個室オフィススペー
スを意味する図形画像からなる仮想的な個室オフィスが
表示される。
として1つのオフィススペースとして機能する分散オフ
ィスシステムを提供する。 【解決手段】 ユーザが使用するユーザ端末装置に備わ
っている後方用カメラ65または正面用カメラ66で撮
像された画像は、各カメラからパーソナルコンピュータ
本体61のビデオ入力端子を通じてパーソナルコンピュ
ータ18に入力されて圧縮された後、ホストサーバ装置
11に速やかに転送される。ホストサーバ装置11は、
圧縮画像を受信すると、画像処理を行って縮小圧縮画像
を生成し、この画像を撮像したユーザ端末装置以外のす
べてのユーザ端末装置に送信する。各ユーザ端末装置の
画面には、他のユーザの勤務状況の画像81、そのユー
ザの勤務状況データ、そのユーザの個室オフィススペー
スを意味する図形画像からなる仮想的な個室オフィスが
表示される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線網を介し
て、例えば、複数のユーザ端末装置および1台のホスト
サーバ装置を接続し、オフィス(事務所)スペースを開
設するのと同等の効果をもつ仮想的なオフィススペース
をネットワーク上に構築することによって、遠隔地に分
散して存在する勤務者のグループであっても、良好なグ
ループ内コミュニケーションを維持しながらチームワー
クを活かして勤務することができ、また、その地理的分
散勤務を長期間継続しても疎外感や孤独感をメンバーに
生じさせず、さらに、組織体としてもある程度の緊張感
と、グループとしての一体感を維持した良好な管理を行
うことができる分散オフィスシステムおよびその管理方
法に関する。
て、例えば、複数のユーザ端末装置および1台のホスト
サーバ装置を接続し、オフィス(事務所)スペースを開
設するのと同等の効果をもつ仮想的なオフィススペース
をネットワーク上に構築することによって、遠隔地に分
散して存在する勤務者のグループであっても、良好なグ
ループ内コミュニケーションを維持しながらチームワー
クを活かして勤務することができ、また、その地理的分
散勤務を長期間継続しても疎外感や孤独感をメンバーに
生じさせず、さらに、組織体としてもある程度の緊張感
と、グループとしての一体感を維持した良好な管理を行
うことができる分散オフィスシステムおよびその管理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、企業、団体、公共機関などの各組
織体は、事務作業、営業業務や大きな設備を必要としな
い技術業務などに従事させる雇用労働者(以下、勤務者
という)の勤務場所であるオフィススペースを自らの所
有不動産として、または賃貸借契約によって確保し、勤
務者は通常、公共交通機関や自家用車などを利用して就
業開始時刻までにオフィススペースに到着して集合し、
決められた就業時間内に集合勤務を行うことが一般的で
あった。そして、オフィススペースでは、電話機、複写
機、ファクシミリ、コンピュータおよびコンピュータネ
ットワークを装備することにより、各種業務の効率化が
達成されてきた。
織体は、事務作業、営業業務や大きな設備を必要としな
い技術業務などに従事させる雇用労働者(以下、勤務者
という)の勤務場所であるオフィススペースを自らの所
有不動産として、または賃貸借契約によって確保し、勤
務者は通常、公共交通機関や自家用車などを利用して就
業開始時刻までにオフィススペースに到着して集合し、
決められた就業時間内に集合勤務を行うことが一般的で
あった。そして、オフィススペースでは、電話機、複写
機、ファクシミリ、コンピュータおよびコンピュータネ
ットワークを装備することにより、各種業務の効率化が
達成されてきた。
【0003】この集合勤務の慣習は、人類の歴史におい
て、産業革命以降に工場の効率運営のために採用される
ようになった比較的新しい現象であるが、近年になって
通勤地獄や自家用車の増加による大気汚染など集合勤務
を起因とする弊害が顕著になるとともに、インターネッ
トなどの通信インフラストラクチャや各種通信技術を利
用できるようになった結果、組織とその勤務者にとって
集合勤務は必ずしも必然的な勤務形態ではなく、むしろ
同一の組織体に所属する勤務者をその自宅や好みの場所
において働かせ、全体として組織の目的業務を遂行する
ための、分散勤務の考え方が注目されるようになってき
た。
て、産業革命以降に工場の効率運営のために採用される
ようになった比較的新しい現象であるが、近年になって
通勤地獄や自家用車の増加による大気汚染など集合勤務
を起因とする弊害が顕著になるとともに、インターネッ
トなどの通信インフラストラクチャや各種通信技術を利
用できるようになった結果、組織とその勤務者にとって
集合勤務は必ずしも必然的な勤務形態ではなく、むしろ
同一の組織体に所属する勤務者をその自宅や好みの場所
において働かせ、全体として組織の目的業務を遂行する
ための、分散勤務の考え方が注目されるようになってき
た。
【0004】一般に、企業などの組織体では、分散勤務
を実施するために、各勤務者の自宅の一部屋を勤務スペ
ースとして使い(ホームオフィス)、遠隔地に分散する
複数のホームオフィスを通信回線で結び、電話機やファ
クシミリなどの宅内通信端末機器および通信アプリケー
ションソフトウェアを用いることにより、各勤務者間の
必要な連絡を行うことが一般的である。通信回線として
は、加入電話網、ISDN網、インターネット専用回線
などが用いられ、通信アプリケーションシステムとして
は、電子メールシステム、WWW(World Wide Web)シ
ステム、テレビ会議システムなどが用いられる。
を実施するために、各勤務者の自宅の一部屋を勤務スペ
ースとして使い(ホームオフィス)、遠隔地に分散する
複数のホームオフィスを通信回線で結び、電話機やファ
クシミリなどの宅内通信端末機器および通信アプリケー
ションソフトウェアを用いることにより、各勤務者間の
必要な連絡を行うことが一般的である。通信回線として
は、加入電話網、ISDN網、インターネット専用回線
などが用いられ、通信アプリケーションシステムとして
は、電子メールシステム、WWW(World Wide Web)シ
ステム、テレビ会議システムなどが用いられる。
【0005】また、勤務者は、ホームオフィスではなく
所属組織や地方自治体などが用意するサテライトオフィ
スやテレコテージなど、また、営業業務や保守業務の場
合、顧客訪問に用いる自家用車や公共交通機関の座席な
どを一時的な勤務場所(モバイルオフィス)として用い
る場合もある。
所属組織や地方自治体などが用意するサテライトオフィ
スやテレコテージなど、また、営業業務や保守業務の場
合、顧客訪問に用いる自家用車や公共交通機関の座席な
どを一時的な勤務場所(モバイルオフィス)として用い
る場合もある。
【0006】図21は従来のホームオフィスの構成を示
すブロック図である。ホームオフィス101aは一般的
に勤務者の自宅の一部屋あるいはその一部のスペースで
あり、そこにパーソナルコンピュータ102a、電話機
105a、ファクシミリ送受信機106a、ISDNタ
ーミナルアダプタ104a、DSU(回線終端装置)1
07aなどが設置されている。
すブロック図である。ホームオフィス101aは一般的
に勤務者の自宅の一部屋あるいはその一部のスペースで
あり、そこにパーソナルコンピュータ102a、電話機
105a、ファクシミリ送受信機106a、ISDNタ
ーミナルアダプタ104a、DSU(回線終端装置)1
07aなどが設置されている。
【0007】この場合、パーソナルコンピュータ102
aは、そのシリアル通信ポートからISDNターミナル
アダプタ104aのデータポートに接続されており、電
話機105aおよびファクシミリ送受信機106aはそ
れぞれISDNターミナルアダプタ104aのアナログ
ポートに接続されている。
aは、そのシリアル通信ポートからISDNターミナル
アダプタ104aのデータポートに接続されており、電
話機105aおよびファクシミリ送受信機106aはそ
れぞれISDNターミナルアダプタ104aのアナログ
ポートに接続されている。
【0008】ISDNターミナルアダプタ104aはD
SU107aを介してISDN加入者網108aに接続
され、この回線網を利用してメインオフィス109a、
他のホームオフィス110aまたはモバイルオフィス1
11aと通信を行う。
SU107aを介してISDN加入者網108aに接続
され、この回線網を利用してメインオフィス109a、
他のホームオフィス110aまたはモバイルオフィス1
11aと通信を行う。
【0009】ISDN加入者網の代わりに、一般加入電
話網を用いることができ、その場合、ISDNターミナ
ルアダプタの代わりに、モデム(変復調装置)を用いて
パーソナルコンピュータを回線網に接続し、電話機およ
びファクシミリ送受信機を別の一般加入電話回線を用い
て一般加入電話網に接続したり、もしくは回線切替装置
などを利用してモデム(変復調装置)と同じ一般加入電
話回線に接続する。電話機およびファクシミリ送受信機
は別製品ではなく、ファクシミリ機能内蔵電話機を用い
ることも多い。
話網を用いることができ、その場合、ISDNターミナ
ルアダプタの代わりに、モデム(変復調装置)を用いて
パーソナルコンピュータを回線網に接続し、電話機およ
びファクシミリ送受信機を別の一般加入電話回線を用い
て一般加入電話網に接続したり、もしくは回線切替装置
などを利用してモデム(変復調装置)と同じ一般加入電
話回線に接続する。電話機およびファクシミリ送受信機
は別製品ではなく、ファクシミリ機能内蔵電話機を用い
ることも多い。
【0010】パーソナルコンピュータ102aには、通
信アプリケーションソフトウェア103aをあらかじめ
インストールしておき、メインオフィス、他のホームオ
フィスまたはモバイルオフィスとの連絡には、この通信
アプリケーションソフトウェア103aを用いる。
信アプリケーションソフトウェア103aをあらかじめ
インストールしておき、メインオフィス、他のホームオ
フィスまたはモバイルオフィスとの連絡には、この通信
アプリケーションソフトウェア103aを用いる。
【0011】図22は各種通信アプリケーションを表と
して示す図である。電子メールクライアントソフトウェ
ア21aはメインオフィス、他のホームオフィスまたは
モバイルオフィスに所在する他の勤務者との電子メール
のやり取りに用いられ、電子メールの作成、送信や受
信、読み取りなどを可能にする。グループスケジュール
管理ソフトウェア22aは勤務者自身の勤務スケジュー
ルの登録・確認や他の勤務者の勤務スケジュールの確認
などを可能とする。World Wide Webブラウザソフトウェ
ア23aは主に勤務者が所属する組織によって作成され
たホームページや、そこに置かれた組織メンバー用掲示
板などの閲覧を可能とする。
して示す図である。電子メールクライアントソフトウェ
ア21aはメインオフィス、他のホームオフィスまたは
モバイルオフィスに所在する他の勤務者との電子メール
のやり取りに用いられ、電子メールの作成、送信や受
信、読み取りなどを可能にする。グループスケジュール
管理ソフトウェア22aは勤務者自身の勤務スケジュー
ルの登録・確認や他の勤務者の勤務スケジュールの確認
などを可能とする。World Wide Webブラウザソフトウェ
ア23aは主に勤務者が所属する組織によって作成され
たホームページや、そこに置かれた組織メンバー用掲示
板などの閲覧を可能とする。
【0012】テレビ会議ソフトウェア24aは打ち合わ
せまたは会議を行うため、他の勤務者との間で音声と画
像を交換し、実際に他の場所へ外出・移動などをせずに
通信回線を用いて会議を行うことを可能にする。
せまたは会議を行うため、他の勤務者との間で音声と画
像を交換し、実際に他の場所へ外出・移動などをせずに
通信回線を用いて会議を行うことを可能にする。
【0013】コラボレーションソフトウェア25aは他
の勤務者との間で、それぞれのパーソナルコンピュータ
のディスプレイ上に共有のホワイトボードや同一のアプ
リケーションソフトウェアを開き、その上で共同作業を
行うためのソフトウェアであり、テレビ会議ソフトウェ
ア24aに含まれる場合もある。
の勤務者との間で、それぞれのパーソナルコンピュータ
のディスプレイ上に共有のホワイトボードや同一のアプ
リケーションソフトウェアを開き、その上で共同作業を
行うためのソフトウェアであり、テレビ会議ソフトウェ
ア24aに含まれる場合もある。
【0014】このように、従来では、組織に所属する勤
務者がホームオフィスで勤務する場合、電話機、ファク
シミリ送受信機、パーソナルコンピュータおよびそれに
インストールした各通信アプリケーションソフトウェア
を用い、他の勤務者と連絡をとりながら業務を推進して
いくことが一般的であった。
務者がホームオフィスで勤務する場合、電話機、ファク
シミリ送受信機、パーソナルコンピュータおよびそれに
インストールした各通信アプリケーションソフトウェア
を用い、他の勤務者と連絡をとりながら業務を推進して
いくことが一般的であった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来用
いられている機器および各通信アプリケーションソフト
ウェアは、本来、分散業務を支援するために開発された
ものではなく、汎用性を重視して開発されたか、あるい
は集合勤務の事務所および勤務形態を前提に開発された
ものであるため、分散勤務を効率よく行うために用いる
のは困難であり、また、特に従来の集合勤務で可能であ
った組織内コミュニケーションの形態および量を保ちな
がら分散勤務を実施することが不可能であったため、分
散勤務の普及自体が進まず、特に集合勤務から分散勤務
への移行が困難であるなどの問題があった。
いられている機器および各通信アプリケーションソフト
ウェアは、本来、分散業務を支援するために開発された
ものではなく、汎用性を重視して開発されたか、あるい
は集合勤務の事務所および勤務形態を前提に開発された
ものであるため、分散勤務を効率よく行うために用いる
のは困難であり、また、特に従来の集合勤務で可能であ
った組織内コミュニケーションの形態および量を保ちな
がら分散勤務を実施することが不可能であったため、分
散勤務の普及自体が進まず、特に集合勤務から分散勤務
への移行が困難であるなどの問題があった。
【0016】以下に、従来の機器およびソフトウェアな
どを用いた場合の問題点について示す。図23は企業な
どの組織体の中の一部門として5名で構成される部門に
いる5人の勤務者が分散勤務する場合のオフィスの構成
を模式的に示す図である。5名の勤務者のうち、勤務者
A、B、Cの3名はそれぞれホームオフィス101aに
勤務する勤務者であり、勤務者Dはメインオフィス勤
務、勤務者Eはモバイルオフィス勤務であるとする。
どを用いた場合の問題点について示す。図23は企業な
どの組織体の中の一部門として5名で構成される部門に
いる5人の勤務者が分散勤務する場合のオフィスの構成
を模式的に示す図である。5名の勤務者のうち、勤務者
A、B、Cの3名はそれぞれホームオフィス101aに
勤務する勤務者であり、勤務者Dはメインオフィス勤
務、勤務者Eはモバイルオフィス勤務であるとする。
【0017】このような組織では、分散勤務を開始する
以前の勤務形態は集合勤務である。図24は図23に示
す勤務者が分散勤務を開始する以前の勤務形態である集
合勤務を示す図である。同一のオフィスに事務机を並べ
て勤務している。
以前の勤務形態は集合勤務である。図24は図23に示
す勤務者が分散勤務を開始する以前の勤務形態である集
合勤務を示す図である。同一のオフィスに事務机を並べ
て勤務している。
【0018】例えば、勤務者Aは勤務者Bの状況を視覚
的にも聴覚的にも容易に分かるので、勤務者Bがそれほ
ど忙しくなさそうであるとの気配を理解し、適切なタイ
ミングを判断して勤務者Bに対し話しかけることができ
た。
的にも聴覚的にも容易に分かるので、勤務者Bがそれほ
ど忙しくなさそうであるとの気配を理解し、適切なタイ
ミングを判断して勤務者Bに対し話しかけることができ
た。
【0019】一方、図23に示す分散勤務の場合、質問
を行う行為自体は図21および図22に示す各種機器お
よび通信アプリケーションソフトウェアのうち、電話機
またはテレビ会議ソフトウェアを用いて行うことが可能
である。しかし、電話またはテレビ会議ソフトウェアを
用いて、勤務者Aが勤務者Bに発呼する際、勤務者Aは
勤務者Bの状況を発呼の事前に確認することかできない
ので、例えは、勤務者Bが他の電話に出ていたため、話
し中であったり、あるいは休憩中であるため、ホームオ
フィスから同じ住居内のリビングルームに移動していて
応答がないという結果になり、勤務者Aが勤務者Bに発
呼する作業自体が無駄になり、業務の効率が悪くなるな
どの問題があった。
を行う行為自体は図21および図22に示す各種機器お
よび通信アプリケーションソフトウェアのうち、電話機
またはテレビ会議ソフトウェアを用いて行うことが可能
である。しかし、電話またはテレビ会議ソフトウェアを
用いて、勤務者Aが勤務者Bに発呼する際、勤務者Aは
勤務者Bの状況を発呼の事前に確認することかできない
ので、例えは、勤務者Bが他の電話に出ていたため、話
し中であったり、あるいは休憩中であるため、ホームオ
フィスから同じ住居内のリビングルームに移動していて
応答がないという結果になり、勤務者Aが勤務者Bに発
呼する作業自体が無駄になり、業務の効率が悪くなるな
どの問題があった。
【0020】この場合、勤務者Aは勤務者Bに対して電
子メールクライアントソフトウェアを使用して電子メー
ルで質問を送ることができるが、この方法では、至急回
答を要する質問の場合、勤務者Bがいつ返答できるのか
が不明のため、勤務者Aの業務の計画上困難を生じてし
まう。
子メールクライアントソフトウェアを使用して電子メー
ルで質問を送ることができるが、この方法では、至急回
答を要する質問の場合、勤務者Bがいつ返答できるのか
が不明のため、勤務者Aの業務の計画上困難を生じてし
まう。
【0021】勤務者Aはグループスケジュール管理ソフ
トウェア22を用いて、勤務者Bの予定を確認すること
もできるが、通常、この種のグループスケジュール管理
ソフトウェアに登録する内容は、1時間単位の行動計画
や作業予定などに限られ、細かな休憩時間などを入力す
ることは行われず、また、作業予定などについてもあく
まで予定が入力されているに過ぎず、実際の勤務者の現
状の状況を反映しているものであるとは限らないため、
この例であげたような突然、至急の用件で電話やテレビ
会議を発呼する場合、相手の状況を確認するための手段
にはなり得ず、またいつ電子メールの返信がもらえるか
を判断するための手段にもなり得ないとの問題があっ
た。
トウェア22を用いて、勤務者Bの予定を確認すること
もできるが、通常、この種のグループスケジュール管理
ソフトウェアに登録する内容は、1時間単位の行動計画
や作業予定などに限られ、細かな休憩時間などを入力す
ることは行われず、また、作業予定などについてもあく
まで予定が入力されているに過ぎず、実際の勤務者の現
状の状況を反映しているものであるとは限らないため、
この例であげたような突然、至急の用件で電話やテレビ
会議を発呼する場合、相手の状況を確認するための手段
にはなり得ず、またいつ電子メールの返信がもらえるか
を判断するための手段にもなり得ないとの問題があっ
た。
【0022】これらの問題に対処するため、従来とられ
た方法の1つとして、勤務者のパーソナルコンピュータ
上で動作するテレビ会議ソフトウェアを用いて、複数の
勤務者の画像を接続し、その接続を勤務時間中に継続し
て行い、お互いの勤務状況の画像を見せ合うことによっ
て解決しようとする試みも行われた。
た方法の1つとして、勤務者のパーソナルコンピュータ
上で動作するテレビ会議ソフトウェアを用いて、複数の
勤務者の画像を接続し、その接続を勤務時間中に継続し
て行い、お互いの勤務状況の画像を見せ合うことによっ
て解決しようとする試みも行われた。
【0023】この例として、米国White Pine Software
Inc.が開発販売するEnhanced CU-SeeMeおよびReflector
(Enhanced CU-SeeMe用サーバソフトウェア)を用いる
場合について示す。図25は勤務者のパーソナルコンピ
ュータの画面を示す図である。ここに示されるように、
他の勤務者の画像が会議中に限らず、勤務時間中、継続
的に表示されることにより、例えば他の勤務者がホーム
オフィスに存在しているか否か、あるいは電話中である
か否かなどをこの表示を基に確認することが可能であ
る。
Inc.が開発販売するEnhanced CU-SeeMeおよびReflector
(Enhanced CU-SeeMe用サーバソフトウェア)を用いる
場合について示す。図25は勤務者のパーソナルコンピ
ュータの画面を示す図である。ここに示されるように、
他の勤務者の画像が会議中に限らず、勤務時間中、継続
的に表示されることにより、例えば他の勤務者がホーム
オフィスに存在しているか否か、あるいは電話中である
か否かなどをこの表示を基に確認することが可能であ
る。
【0024】しかし、画面上に表示されるのは、勤務者
の名前とその画像およびシステムの動作情報(画像を受
信中であるか否か、フレームレート、通信速度など)だ
けであり、例えば、画像中に勤務者が存在しない場合、
その勤務者の休暇日であるために当日中に連絡できる見
込みがないのか、または一時的に休憩しているだけです
ぐに帰ってくるのか、または業務目的で外出しているの
かなどの勤務状況を知ることはできなかった。
の名前とその画像およびシステムの動作情報(画像を受
信中であるか否か、フレームレート、通信速度など)だ
けであり、例えば、画像中に勤務者が存在しない場合、
その勤務者の休暇日であるために当日中に連絡できる見
込みがないのか、または一時的に休憩しているだけです
ぐに帰ってくるのか、または業務目的で外出しているの
かなどの勤務状況を知ることはできなかった。
【0025】また、画面上に表示される画像およびユー
ザの名前などは一般的なパーソナルコンピュータのGU
I(グラフィックユーザインターフェース)の標準方式
に基づいて表示されており、個室オフィスを模した図形
画像を含んだり、組織体との対応がとれていないため、
仮想的なオフィススペースとして機能させることはでき
ず、複数の勤務者が長期間継続して分散勤務するために
必要として挙げられるような組織内の一体感を作り出
し、各勤務者の孤独感や疎外感を解消するということは
できなかった。
ザの名前などは一般的なパーソナルコンピュータのGU
I(グラフィックユーザインターフェース)の標準方式
に基づいて表示されており、個室オフィスを模した図形
画像を含んだり、組織体との対応がとれていないため、
仮想的なオフィススペースとして機能させることはでき
ず、複数の勤務者が長期間継続して分散勤務するために
必要として挙げられるような組織内の一体感を作り出
し、各勤務者の孤独感や疎外感を解消するということは
できなかった。
【0026】特に大きな問題となったのは、この図25
に示すような従来例の場合、勤務者のパーソナルコンピ
ュータの画面上に他の勤務者の画像を表示するにあた
り、誰の画像を表示させるかという選択や、その画像の
画面上での表示位置や、表示する画像の大きさに関して
は、そのパーソナルコンピュータを使用する勤務者がテ
レビ会議ソフトウェアのユーザ・インタフェースを使用
して自ら設定しなければならないことである。すなわ
ち、勤務者が画面上に誰の画像を表示するかを決定し、
その相手勤務者のパーソナルコンピュータのIPアドレ
スや、または多地点接続用サーバから送られたディレク
トリ情報などのアドレス情報を入力して接続動作を行
い、さらにその結果表示された複数の勤務者の画像を自
らの画面上に適当な大きさと順序において配置するため
の操作が必要であった。
に示すような従来例の場合、勤務者のパーソナルコンピ
ュータの画面上に他の勤務者の画像を表示するにあた
り、誰の画像を表示させるかという選択や、その画像の
画面上での表示位置や、表示する画像の大きさに関して
は、そのパーソナルコンピュータを使用する勤務者がテ
レビ会議ソフトウェアのユーザ・インタフェースを使用
して自ら設定しなければならないことである。すなわ
ち、勤務者が画面上に誰の画像を表示するかを決定し、
その相手勤務者のパーソナルコンピュータのIPアドレ
スや、または多地点接続用サーバから送られたディレク
トリ情報などのアドレス情報を入力して接続動作を行
い、さらにその結果表示された複数の勤務者の画像を自
らの画面上に適当な大きさと順序において配置するため
の操作が必要であった。
【0027】しかしながら、この操作は勤務者にとって
は相当に複雑な作業であることが知られている。また従
来例では、この勤務者のパーソナルコンピュータの画面
上に画像が表示されることになる他の勤務者にとって
は、自分の勤務中の画像が誰の画面上に表示されている
のか、あるいは自分の勤務中の画像を表示している他の
勤務者の画面上のどのような位置にどのような大きさで
自分の画像が表示されているのかが不明であり、このこ
とがプライバシー侵害に対する不安感につながりやすい
という問題が指摘されていた。
は相当に複雑な作業であることが知られている。また従
来例では、この勤務者のパーソナルコンピュータの画面
上に画像が表示されることになる他の勤務者にとって
は、自分の勤務中の画像が誰の画面上に表示されている
のか、あるいは自分の勤務中の画像を表示している他の
勤務者の画面上のどのような位置にどのような大きさで
自分の画像が表示されているのかが不明であり、このこ
とがプライバシー侵害に対する不安感につながりやすい
という問題が指摘されていた。
【0028】また、これらの複数の勤務者は企業など同
一のグループに所属しているにもかかわらず、従来では
勤務者によってその画面上に表示される他の勤務者の画
像表示位置が異なる結果となり、仮想的なオフィススペ
ースをメンバー間で共有し、分散オフィスシステムとし
て活用していくための心理的な感覚が得られなかった。
一のグループに所属しているにもかかわらず、従来では
勤務者によってその画面上に表示される他の勤務者の画
像表示位置が異なる結果となり、仮想的なオフィススペ
ースをメンバー間で共有し、分散オフィスシステムとし
て活用していくための心理的な感覚が得られなかった。
【0029】さらに、前述の例では、勤務者Aが勤務者
Bに電話の発呼を行う場合、この発呼は勤務者Aのホー
ムオフィスに接続されている一般加入電話回線またはI
SDN回線を用いて行われるが、一般のホームオフィス
では、この回線を家庭使用の回線と兼用していることが
多く、その場合、通話料金が家庭に対して課金されるこ
とになる。勤務者は、例えば、通信事業者から課金明細
書を入手して家庭使用の通信料金と業務使用の通信料金
とを区別して集計し、業務使用の通信料金に対してだけ
雇用者である組織などに請求するということも可能であ
るが、その作業自体が複雑であり、それにかかわる作業
時間が増えてしまい、本来の業務に関する効率が低下し
てしまうという問題があった。
Bに電話の発呼を行う場合、この発呼は勤務者Aのホー
ムオフィスに接続されている一般加入電話回線またはI
SDN回線を用いて行われるが、一般のホームオフィス
では、この回線を家庭使用の回線と兼用していることが
多く、その場合、通話料金が家庭に対して課金されるこ
とになる。勤務者は、例えば、通信事業者から課金明細
書を入手して家庭使用の通信料金と業務使用の通信料金
とを区別して集計し、業務使用の通信料金に対してだけ
雇用者である組織などに請求するということも可能であ
るが、その作業自体が複雑であり、それにかかわる作業
時間が増えてしまい、本来の業務に関する効率が低下し
てしまうという問題があった。
【0030】このように、従来のホームオフィスが装備
する機器および通信アプリケーションソフトウェアを用
いるだけでは、集合勤務と同じようにスムーズなコミュ
ニケーションが不可能であり、業務の効率が悪くなるだ
けでなく、さらにその結果、勤務者間でコミュニケーシ
ョンをとることを躊躇することにより、コミュニケーシ
ョンの量自体が減少していくという問題があった。コミ
ュニケーションの量の減少は、必然的に組織内の一体感
に支障を生じ、勤務者にとっては孤立感や疎外感を感じ
ることになり、これが分散勤務を行うことの大きな問題
となっていた。
する機器および通信アプリケーションソフトウェアを用
いるだけでは、集合勤務と同じようにスムーズなコミュ
ニケーションが不可能であり、業務の効率が悪くなるだ
けでなく、さらにその結果、勤務者間でコミュニケーシ
ョンをとることを躊躇することにより、コミュニケーシ
ョンの量自体が減少していくという問題があった。コミ
ュニケーションの量の減少は、必然的に組織内の一体感
に支障を生じ、勤務者にとっては孤立感や疎外感を感じ
ることになり、これが分散勤務を行うことの大きな問題
となっていた。
【0031】そこで、本発明は、かかる問題に鑑みなさ
れたものであり、異なる場所に設置された複数のユーザ
端末装置と、通常1台のホストサーバ装置とが通信回線
網を介して接続されることにより、地理的に分散して存
在する勤務者間で円滑なコミュニケーションとりながら
業務を行うことを可能にし、結果として異なる場所に分
散する複数のオフィス(ホームオフィス、モバイルオフ
ィス、メインオフィス、サテライトオフィスなどを含
む)が全体として1つのオフィススペースとして機能す
ることができる分散オフィスシステムおよびその管理方
法を提供することを目的とする。
れたものであり、異なる場所に設置された複数のユーザ
端末装置と、通常1台のホストサーバ装置とが通信回線
網を介して接続されることにより、地理的に分散して存
在する勤務者間で円滑なコミュニケーションとりながら
業務を行うことを可能にし、結果として異なる場所に分
散する複数のオフィス(ホームオフィス、モバイルオフ
ィス、メインオフィス、サテライトオフィスなどを含
む)が全体として1つのオフィススペースとして機能す
ることができる分散オフィスシステムおよびその管理方
法を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の分散オフィスシステム
は、複数のユーザの各々に設置された端末装置と、該端
末装置と通信回線を介して接続されたサーバ装置とを備
え、前記ユーザの端末装置の画面上に他のユーザに関す
る情報を表示する分散オフィスシステムにおいて、前記
ユーザの端末装置の画面上に、前記他のユーザに関する
情報である他のユーザの勤務状況の画像、他のユーザの
勤務状況に関する文字情報、及び、他のユーザの仮想的
な個室オフィスであることを示す図形画像の少なくとも
3種を含む情報の集合を合わせて表示する勤務状況表示
手段を備えたことを特徴とする。
に、本発明の請求項1に記載の分散オフィスシステム
は、複数のユーザの各々に設置された端末装置と、該端
末装置と通信回線を介して接続されたサーバ装置とを備
え、前記ユーザの端末装置の画面上に他のユーザに関す
る情報を表示する分散オフィスシステムにおいて、前記
ユーザの端末装置の画面上に、前記他のユーザに関する
情報である他のユーザの勤務状況の画像、他のユーザの
勤務状況に関する文字情報、及び、他のユーザの仮想的
な個室オフィスであることを示す図形画像の少なくとも
3種を含む情報の集合を合わせて表示する勤務状況表示
手段を備えたことを特徴とする。
【0033】請求項2に記載の分散オフィスシステムで
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記勤務状況表示手段は、ユーザ自身及び他のユーザを含
む複数のユーザに関する情報を、前記画面上に設けられ
た仮想的なオフィス領域に表示することを特徴とする。
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記勤務状況表示手段は、ユーザ自身及び他のユーザを含
む複数のユーザに関する情報を、前記画面上に設けられ
た仮想的なオフィス領域に表示することを特徴とする。
【0034】請求項3に記載の分散オフィスシステム
は、請求項2に係る分散処理システムにおいて、前記仮
想的なオフィス領域に表示するユーザの選択、及び、そ
のユーザに関する情報の表示位置の配置の変更は、特定
のユーザにより行われることを特徴とする。
は、請求項2に係る分散処理システムにおいて、前記仮
想的なオフィス領域に表示するユーザの選択、及び、そ
のユーザに関する情報の表示位置の配置の変更は、特定
のユーザにより行われることを特徴とする。
【0035】請求項4に記載の分散オフィスシステムで
は、請求項2に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記勤務状況表示手段は、前記端末装置の画面上に、会議
室、研修室、資料室、又は、休憩室を含む仮想的なユー
ザ共有スペース領域を、前記仮想的なオフィス領域と共
に表示することを特徴とする。
は、請求項2に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記勤務状況表示手段は、前記端末装置の画面上に、会議
室、研修室、資料室、又は、休憩室を含む仮想的なユー
ザ共有スペース領域を、前記仮想的なオフィス領域と共
に表示することを特徴とする。
【0036】請求項5に記載の分散オフィスシステムで
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記勤務状況に関する文字情報は、ユーザの名前、現在の
勤務状況や作業内容、勤務していない場合はその理由及
び現在の居場所、及び今後の勤務予定の少なくとも1つ
を含む文字情報であることを特徴とする。
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記勤務状況に関する文字情報は、ユーザの名前、現在の
勤務状況や作業内容、勤務していない場合はその理由及
び現在の居場所、及び今後の勤務予定の少なくとも1つ
を含む文字情報であることを特徴とする。
【0037】請求項6に記載の分散オフィスシステム
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記サーバ装置に備わっている電話回線ボードを介して電
話通話が行われている場合、前記勤務状況表示手段は、
前記他のユーザの勤務状況に関する文字情報として該ユ
ーザが現在電話中である旨の文字情報を表示することを
特徴とする。
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記サーバ装置に備わっている電話回線ボードを介して電
話通話が行われている場合、前記勤務状況表示手段は、
前記他のユーザの勤務状況に関する文字情報として該ユ
ーザが現在電話中である旨の文字情報を表示することを
特徴とする。
【0038】請求項7に記載の分散オフィスシステムで
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記勤務状況表示手段は、前記他のユーザが休憩中である
場合、前記他のユーザの勤務状況の画像の表示を行わ
ず、休憩中であることを示す画像を表示することを特徴
とする。
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記勤務状況表示手段は、前記他のユーザが休憩中である
場合、前記他のユーザの勤務状況の画像の表示を行わ
ず、休憩中であることを示す画像を表示することを特徴
とする。
【0039】請求項8に記載の分散オフィスシステム
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記他のユーザの仮想的な個室オフィスを前記画面上で選
択する選択手段と、前記選択された他のユーザの仮想的
な個室オフィスへの訪問であることを入力する訪問入力
手段と、前記訪問であることが入力された場合、訪問者
の端末装置の画面上に被訪問者の仮想的な個室オフィス
の内部を表示する仮想的な個室オフィス表示手段とを更
に備え、前記被訪問者の仮想的な個室オフィスの内部が
表示される画面には、被訪問者の勤務状況の画像、被訪
問者の什器備品などを意味する図形画像が含まれること
を特徴とする。
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記他のユーザの仮想的な個室オフィスを前記画面上で選
択する選択手段と、前記選択された他のユーザの仮想的
な個室オフィスへの訪問であることを入力する訪問入力
手段と、前記訪問であることが入力された場合、訪問者
の端末装置の画面上に被訪問者の仮想的な個室オフィス
の内部を表示する仮想的な個室オフィス表示手段とを更
に備え、前記被訪問者の仮想的な個室オフィスの内部が
表示される画面には、被訪問者の勤務状況の画像、被訪
問者の什器備品などを意味する図形画像が含まれること
を特徴とする。
【0040】請求項9に記載の分散オフィスシステム
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記他のユーザの仮想的な個室オフィスを前記画面上で選
択する選択手段と、該選択された他のユーザの仮想的な
個室オフィスへの訪問であることを入力する訪問入力手
段と、前記訪問であることが入力された場合、被訪問者
の端末装置の画面上に訪問者の仮想的な個室オフィスの
内部を表示するオフィス表示手段とを更に備え、前記訪
問者の仮想的な個室オフィスの内部が表示される画面に
は、該訪問者の勤務状況の画像、該訪問者の什器備品な
どを意味する図形画像、オフィスの入口である扉を模し
た図形画像、この扉の窓の部分に前記訪問者の勤務状況
の画像が表示されることを特徴とする。
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記他のユーザの仮想的な個室オフィスを前記画面上で選
択する選択手段と、該選択された他のユーザの仮想的な
個室オフィスへの訪問であることを入力する訪問入力手
段と、前記訪問であることが入力された場合、被訪問者
の端末装置の画面上に訪問者の仮想的な個室オフィスの
内部を表示するオフィス表示手段とを更に備え、前記訪
問者の仮想的な個室オフィスの内部が表示される画面に
は、該訪問者の勤務状況の画像、該訪問者の什器備品な
どを意味する図形画像、オフィスの入口である扉を模し
た図形画像、この扉の窓の部分に前記訪問者の勤務状況
の画像が表示されることを特徴とする。
【0041】請求項10に記載の分散オフィスシステム
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記他のユーザの仮想的な個室オフィスを前記画面上で選
択する選択手段と、該選択された他のユーザの仮想的な
個室オフィスへの訪問あるいは電話を入力する入力手段
と、前記他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪問あ
るいは電話が入力された場合、前記サーバ装置は電話回
線ボードを通じて両者それぞれのあらかじめ登録された
電話加入者番号に宛てて電話の発呼を行い、両者間での
電話通話を可能にする通話手段とを備えたことを特徴と
する。
は、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、前
記他のユーザの仮想的な個室オフィスを前記画面上で選
択する選択手段と、該選択された他のユーザの仮想的な
個室オフィスへの訪問あるいは電話を入力する入力手段
と、前記他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪問あ
るいは電話が入力された場合、前記サーバ装置は電話回
線ボードを通じて両者それぞれのあらかじめ登録された
電話加入者番号に宛てて電話の発呼を行い、両者間での
電話通話を可能にする通話手段とを備えたことを特徴と
する。
【0042】請求項11に記載の分散オフィスシステム
では、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記端末装置は、ユーザの画像を撮像するカメラと、該
カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画
像に変換する変換手段と、該変換された画像を前記サー
バ装置に送信する送信手段とを更に備え、前記サーバ装
置は、受信した画像の画素数を削減した縮小圧縮画像を
生成する生成手段と、該生成された縮小圧縮画像を前記
端末装置に送信する送信手段とを更に備え、前記送信さ
れた縮小圧縮画像を前記他のユーザの勤務状況の画像と
して前記端末装置の画面に表示することを特徴とする。
では、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記端末装置は、ユーザの画像を撮像するカメラと、該
カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画
像に変換する変換手段と、該変換された画像を前記サー
バ装置に送信する送信手段とを更に備え、前記サーバ装
置は、受信した画像の画素数を削減した縮小圧縮画像を
生成する生成手段と、該生成された縮小圧縮画像を前記
端末装置に送信する送信手段とを更に備え、前記送信さ
れた縮小圧縮画像を前記他のユーザの勤務状況の画像と
して前記端末装置の画面に表示することを特徴とする。
【0043】請求項12に記載の分散オフィスシステム
では、請求項8に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記端末装置は、ユーザの画像を撮像するカメラと、該
カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画
像に変換する変換手段と、該変換された画像を前記サー
バ装置に送信する送信手段とを更に備え、前記サーバ装
置は、訪問者の端末装置に被訪問者の圧縮画像を送信す
る送信手段を更に備えたことを特徴とする。
では、請求項8に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記端末装置は、ユーザの画像を撮像するカメラと、該
カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画
像に変換する変換手段と、該変換された画像を前記サー
バ装置に送信する送信手段とを更に備え、前記サーバ装
置は、訪問者の端末装置に被訪問者の圧縮画像を送信す
る送信手段を更に備えたことを特徴とする。
【0044】請求項13に記載の分散オフィスシステム
では、請求項9に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記端末装置は、ユーザの画像を撮像するカメラと、該
カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画
像に変換する変換手段と、該変換された画像を前記サー
バ装置に送信する送信手段とを更に備え、前記サーバ装
置は、被訪問者の端末装置に訪問者の圧縮画像を送信す
る送信手段を更に備えたことを特徴とする。
では、請求項9に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記端末装置は、ユーザの画像を撮像するカメラと、該
カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画
像に変換する変換手段と、該変換された画像を前記サー
バ装置に送信する送信手段とを更に備え、前記サーバ装
置は、被訪問者の端末装置に訪問者の圧縮画像を送信す
る送信手段を更に備えたことを特徴とする。
【0045】請求項14に記載の分散オフィスシステム
では、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記勤務状況表示手段は、カメラを有しない携帯型端末
装置を前記端末装置として使用する他のユーザの勤務状
況の画像を表示する場合、予め前記サーバ装置に登録さ
れているユーザの画像を表示することを特徴とする。
では、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記勤務状況表示手段は、カメラを有しない携帯型端末
装置を前記端末装置として使用する他のユーザの勤務状
況の画像を表示する場合、予め前記サーバ装置に登録さ
れているユーザの画像を表示することを特徴とする。
【0046】請求項15に記載の分散オフィスシステム
では、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記勤務状況表示手段は、端末装置に備わっているカメ
ラで撮像された前記他のユーザの勤務状況の画像を受信
して表示する場合、ユーザの操作に応じてフレームレー
トを設定する設定手段を備えたことを特徴とする。
では、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記勤務状況表示手段は、端末装置に備わっているカメ
ラで撮像された前記他のユーザの勤務状況の画像を受信
して表示する場合、ユーザの操作に応じてフレームレー
トを設定する設定手段を備えたことを特徴とする。
【0047】請求項16に記載の分散オフィスシステム
は、請求項3に係る分散オフィスシステムにおいて、同
一の組織に所属するユーザの仮想的な個室オフィスを同
一の仮想オフィス領域に表示する画面上で組織を指示す
る指示手段と、該指示に従って、異なる組織の仮想オフ
ィス領域に前記画面を移動させる移動手段とを備えたこ
とを特徴とする。
は、請求項3に係る分散オフィスシステムにおいて、同
一の組織に所属するユーザの仮想的な個室オフィスを同
一の仮想オフィス領域に表示する画面上で組織を指示す
る指示手段と、該指示に従って、異なる組織の仮想オフ
ィス領域に前記画面を移動させる移動手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0048】請求項17に記載の分散オフィスシステム
は、請求項14に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記サーバ装置に登録された携帯情報端末の画面表示能
力に関するプロファイルを参照する参照手段と、前記携
帯情報端末の画面表示に最適な表示データを前記サーバ
装置で生成する生成手段と、該生成された表示データを
前記携帯情報端末に送信する送信手段とを備え、前記携
帯情報端末は、受信した前記表示データに従って、仮想
的な個室オフィス、仮想オフィス領域およびユーザ共有
スペース領域の画像を表示することを特徴とする。
は、請求項14に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記サーバ装置に登録された携帯情報端末の画面表示能
力に関するプロファイルを参照する参照手段と、前記携
帯情報端末の画面表示に最適な表示データを前記サーバ
装置で生成する生成手段と、該生成された表示データを
前記携帯情報端末に送信する送信手段とを備え、前記携
帯情報端末は、受信した前記表示データに従って、仮想
的な個室オフィス、仮想オフィス領域およびユーザ共有
スペース領域の画像を表示することを特徴とする。
【0049】請求項18に記載の分散オフィスシステム
では、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記勤務状況に関する文字情報は、前記端末装置で入力
される他、電話機のテンキーで入力されることを特徴と
する。
では、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記勤務状況に関する文字情報は、前記端末装置で入力
される他、電話機のテンキーで入力されることを特徴と
する。
【0050】請求項19に記載の分散オフィスシステム
では、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記サーバ装置は、ユーザの標準勤務時間を設定する時
間設定手段と、前記端末装置にメロディ音の指示を送出
する音指示送出手段とを備え、前記端末装置は、音源装
置を有し、前記送出されたメロディ音の指示を受け取る
と、通常勤務のユーザである場合、始業時間、昼休み開
始時間、昼休み終了時間、終業時間、コアタイム終了時
間にメロディ音を鳴動する鳴動手段を備えたことを特徴
とする。
では、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記サーバ装置は、ユーザの標準勤務時間を設定する時
間設定手段と、前記端末装置にメロディ音の指示を送出
する音指示送出手段とを備え、前記端末装置は、音源装
置を有し、前記送出されたメロディ音の指示を受け取る
と、通常勤務のユーザである場合、始業時間、昼休み開
始時間、昼休み終了時間、終業時間、コアタイム終了時
間にメロディ音を鳴動する鳴動手段を備えたことを特徴
とする。
【0051】請求項20に記載の分散オフィスシステム
では、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記サーバ装置は、ユーザの標準休憩時間または休憩間
隔時間を設定する設定手段と、前記端末装置にメロディ
音の指示を送出する音指示送出手段とを備え、前記端末
装置は、音源装置と、前記送出されたメロディ音の指示
を受け取ると、勤務者の休憩を促すための休憩促進メロ
ディ音を鳴動する鳴動手段とを備えたことを特徴とす
る。
では、請求項1に係る分散オフィスシステムにおいて、
前記サーバ装置は、ユーザの標準休憩時間または休憩間
隔時間を設定する設定手段と、前記端末装置にメロディ
音の指示を送出する音指示送出手段とを備え、前記端末
装置は、音源装置と、前記送出されたメロディ音の指示
を受け取ると、勤務者の休憩を促すための休憩促進メロ
ディ音を鳴動する鳴動手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0052】請求項21に記載の分散オフィスシステム
の管理方法は、複数のユーザの各々に設置された端末装
置と、該端末装置と通信回線を介して接続されたサーバ
装置とを有する分散オフィスシステム内の前記ユーザの
端末装置の画面上に他のユーザに関する情報を表示する
分散オフィスシステムの管理方法において、前記ユーザ
の端末装置の画面上に、前記他のユーザに関する情報で
ある他のユーザの勤務状況の画像、他のユーザの勤務状
況に関する文字情報、及び、他のユーザの仮想的な個室
オフィスであることを示す図形画像の少なくとも3種を
含む情報の集合を合わせて表示することを特徴とする。
の管理方法は、複数のユーザの各々に設置された端末装
置と、該端末装置と通信回線を介して接続されたサーバ
装置とを有する分散オフィスシステム内の前記ユーザの
端末装置の画面上に他のユーザに関する情報を表示する
分散オフィスシステムの管理方法において、前記ユーザ
の端末装置の画面上に、前記他のユーザに関する情報で
ある他のユーザの勤務状況の画像、他のユーザの勤務状
況に関する文字情報、及び、他のユーザの仮想的な個室
オフィスであることを示す図形画像の少なくとも3種を
含む情報の集合を合わせて表示することを特徴とする。
【0053】請求項22に記載の分散オフィスシステム
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記他のユーザの勤務状況に関
する情報を表示する工程は、ユーザ自身及び他のユーザ
を含む複数のユーザに関する情報を、前記画面上に設け
られた仮想的なオフィス領域に表示することを特徴とす
る。
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記他のユーザの勤務状況に関
する情報を表示する工程は、ユーザ自身及び他のユーザ
を含む複数のユーザに関する情報を、前記画面上に設け
られた仮想的なオフィス領域に表示することを特徴とす
る。
【0054】請求項23に記載の分散オフィスシステム
の管理方法は、請求項22に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記仮想的なオフィス領域に表示
するユーザの選択、及び、そのユーザに関する情報の表
示位置の配置の変更は、特定のユーザにより行われるこ
とを特徴とする。
の管理方法は、請求項22に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記仮想的なオフィス領域に表示
するユーザの選択、及び、そのユーザに関する情報の表
示位置の配置の変更は、特定のユーザにより行われるこ
とを特徴とする。
【0055】請求項24に記載の分散オフィスシステム
の管理方法では、請求項22に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記他のユーザの勤務状況に関
する情報を表示する工程は、前記端末装置の画面上に、
会議室、研修室、資料室、又は、休憩室を含む仮想的な
ユーザ共有スペース領域を、前記仮想的なオフィス領域
と共に表示することを特徴とする。
の管理方法では、請求項22に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記他のユーザの勤務状況に関
する情報を表示する工程は、前記端末装置の画面上に、
会議室、研修室、資料室、又は、休憩室を含む仮想的な
ユーザ共有スペース領域を、前記仮想的なオフィス領域
と共に表示することを特徴とする。
【0056】請求項25に記載の分散オフィスシステム
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記勤務状況に関する文字情報
は、ユーザの名前、現在の勤務状況や作業内容、勤務し
ていない場合はその理由及び現在の居場所、今後の勤務
予定の少なくとも1つを含む文字情報であることを特徴
とする。
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記勤務状況に関する文字情報
は、ユーザの名前、現在の勤務状況や作業内容、勤務し
ていない場合はその理由及び現在の居場所、今後の勤務
予定の少なくとも1つを含む文字情報であることを特徴
とする。
【0057】請求項26に記載の分散オフィスシステム
の管理方法は、請求項21に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記サーバ装置に備わっている電
話回線ボードを介して電話通話が行われている場合、前
記他のユーザの勤務状況に関する情報を表示する工程
は、前記他のユーザの勤務状況に関する文字情報として
該ユーザが現在電話中である旨の文字情報を表示するこ
とを特徴とする。
の管理方法は、請求項21に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記サーバ装置に備わっている電
話回線ボードを介して電話通話が行われている場合、前
記他のユーザの勤務状況に関する情報を表示する工程
は、前記他のユーザの勤務状況に関する文字情報として
該ユーザが現在電話中である旨の文字情報を表示するこ
とを特徴とする。
【0058】請求項27に記載の分散オフィスシステム
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記他のユーザの勤務状況に関
する情報を表示する工程は、前記他のユーザが休憩中で
ある場合、前記他のユーザの勤務状況の画像の表示を行
わず、休憩中であることを示す画像を表示することを特
徴とする。
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記他のユーザの勤務状況に関
する情報を表示する工程は、前記他のユーザが休憩中で
ある場合、前記他のユーザの勤務状況の画像の表示を行
わず、休憩中であることを示す画像を表示することを特
徴とする。
【0059】請求項28に記載の分散オフィスシステム
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記他のユーザの仮想的な個室
オフィスを前記画面上で選択する工程と、該選択された
他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪問であること
を入力する工程と、前記訪問であることが入力された場
合、訪問者の端末装置の画面上に被訪問者の仮想的な個
室オフィスの内部を表示する工程とを有し、前記被訪問
者の仮想的な個室オフィスの内部が表示される画面に
は、該被訪問者の勤務状況の画像、該被訪問者の什器備
品などを意味する図形画像が含まれることを特徴とす
る。
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記他のユーザの仮想的な個室
オフィスを前記画面上で選択する工程と、該選択された
他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪問であること
を入力する工程と、前記訪問であることが入力された場
合、訪問者の端末装置の画面上に被訪問者の仮想的な個
室オフィスの内部を表示する工程とを有し、前記被訪問
者の仮想的な個室オフィスの内部が表示される画面に
は、該被訪問者の勤務状況の画像、該被訪問者の什器備
品などを意味する図形画像が含まれることを特徴とす
る。
【0060】請求項29に記載の分散オフィスシステム
の管理方法は、請求項21に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記他のユーザの仮想的な個室オ
フィスを前記画面上で選択する工程と、該選択された他
のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪問であることを
入力する工程と、前記訪問であることが入力された場
合、被訪問者の端末装置の画面上に訪問者の仮想的な個
室オフィスの内部を表示する工程とを有し、前記訪問者
の仮想的な個室オフィスの内部が表示される画面には、
該訪問者の勤務状況の画像、該訪問者の什器備品などを
意味する図形画像、オフィスの入口である扉を模した図
形画像、この扉の窓の部分に前記訪問者の勤務状況の画
像が表示されることを特徴とする。
の管理方法は、請求項21に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記他のユーザの仮想的な個室オ
フィスを前記画面上で選択する工程と、該選択された他
のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪問であることを
入力する工程と、前記訪問であることが入力された場
合、被訪問者の端末装置の画面上に訪問者の仮想的な個
室オフィスの内部を表示する工程とを有し、前記訪問者
の仮想的な個室オフィスの内部が表示される画面には、
該訪問者の勤務状況の画像、該訪問者の什器備品などを
意味する図形画像、オフィスの入口である扉を模した図
形画像、この扉の窓の部分に前記訪問者の勤務状況の画
像が表示されることを特徴とする。
【0061】請求項30に記載の分散オフィスシステム
の管理方法は、請求項21に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記他のユーザの仮想的な個室オ
フィスを前記画面上で選択する工程と、該選択された他
のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪問あるいは電話
を入力する工程と、前記他のユーザの仮想的な個室オフ
ィスへの訪問あるいは電話が入力された場合、前記サー
バ装置は電話回線ボードを通じて両者それぞれのあらか
じめ登録された電話加入者番号に宛てて電話の発呼を行
い、両者間での電話通話を可能にする工程とを有するこ
とを特徴とする。
の管理方法は、請求項21に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記他のユーザの仮想的な個室オ
フィスを前記画面上で選択する工程と、該選択された他
のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪問あるいは電話
を入力する工程と、前記他のユーザの仮想的な個室オフ
ィスへの訪問あるいは電話が入力された場合、前記サー
バ装置は電話回線ボードを通じて両者それぞれのあらか
じめ登録された電話加入者番号に宛てて電話の発呼を行
い、両者間での電話通話を可能にする工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0062】請求項31に記載の分散オフィスシステム
の管理方法は、請求項21に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記端末装置に備わっているカメ
ラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画像に
変換する工程と、該変換された画像を前記サーバ装置に
送信する工程と、前記サーバ装置で受信した画像の画素
数を削減した縮小圧縮画像を生成する工程と、該生成さ
れた縮小圧縮画像を前記端末装置に送信する工程と、該
送信された縮小圧縮画像を前記他のユーザの勤務状況の
画像として前記端末装置の画面に表示する工程とを有す
ることを特徴とする。
の管理方法は、請求項21に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記端末装置に備わっているカメ
ラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画像に
変換する工程と、該変換された画像を前記サーバ装置に
送信する工程と、前記サーバ装置で受信した画像の画素
数を削減した縮小圧縮画像を生成する工程と、該生成さ
れた縮小圧縮画像を前記端末装置に送信する工程と、該
送信された縮小圧縮画像を前記他のユーザの勤務状況の
画像として前記端末装置の画面に表示する工程とを有す
ることを特徴とする。
【0063】請求項32に記載の分散オフィスシステム
の管理方法は、請求項28に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記端末装置に備わっているカメ
ラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画像に
変換する工程と、該変換された画像を前記サーバ装置に
送信する工程と、前記サーバ装置は訪問者の端末装置に
被訪問者の圧縮画像を送信する工程とを有することを特
徴とする。
の管理方法は、請求項28に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記端末装置に備わっているカメ
ラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画像に
変換する工程と、該変換された画像を前記サーバ装置に
送信する工程と、前記サーバ装置は訪問者の端末装置に
被訪問者の圧縮画像を送信する工程とを有することを特
徴とする。
【0064】請求項33に記載の分散オフィスシステム
の管理方法は、請求項29に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記端末装置に備わっているカメ
ラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画像に
変換する工程と、該変換された画像を前記サーバ装置に
送信する工程と、前記サーバ装置は被訪問者の端末装置
に訪問者の圧縮画像を送信する工程とを有することを特
徴とする。
の管理方法は、請求項29に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記端末装置に備わっているカメ
ラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画像に
変換する工程と、該変換された画像を前記サーバ装置に
送信する工程と、前記サーバ装置は被訪問者の端末装置
に訪問者の圧縮画像を送信する工程とを有することを特
徴とする。
【0065】請求項34に記載の分散オフィスシステム
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記他のユーザの勤務状況を表
示する工程は、カメラを有しない携帯型端末装置を前記
端末装置として使用する他のユーザの勤務状況の画像を
表示する場合、予め前記サーバ装置に登録されているユ
ーザの画像を表示することを特徴とする。
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記他のユーザの勤務状況を表
示する工程は、カメラを有しない携帯型端末装置を前記
端末装置として使用する他のユーザの勤務状況の画像を
表示する場合、予め前記サーバ装置に登録されているユ
ーザの画像を表示することを特徴とする。
【0066】請求項35に記載の分散オフィスシステム
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記他のユーザの勤務状況を表
示する工程は、前記端末装置に備わっているカメラで撮
像された前記他のユーザの勤務状況の画像を受信して表
示する場合、ユーザの操作により設定されたフレームレ
ートで表示することを特徴とする。
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記他のユーザの勤務状況を表
示する工程は、前記端末装置に備わっているカメラで撮
像された前記他のユーザの勤務状況の画像を受信して表
示する場合、ユーザの操作により設定されたフレームレ
ートで表示することを特徴とする。
【0067】請求項36に記載の分散オフィスシステム
の管理方法は、請求項23に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、同一の組織に所属するユーザの仮
想的な個室オフィスを同一の仮想オフィス領域に表示す
る画面上で組織を指示する工程と、該指示に従って、異
なる組織の仮想オフィス領域に前記画面を移動させる工
程とを有することを特徴とする。
の管理方法は、請求項23に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、同一の組織に所属するユーザの仮
想的な個室オフィスを同一の仮想オフィス領域に表示す
る画面上で組織を指示する工程と、該指示に従って、異
なる組織の仮想オフィス領域に前記画面を移動させる工
程とを有することを特徴とする。
【0068】請求項37に記載の分散オフィスシステム
の管理方法は、請求項34に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記サーバ装置に登録された携帯
情報端末の画面表示能力に関するプロファイルを参照す
る工程と、前記携帯情報端末の画面表示に最適な表示デ
ータを前記サーバ装置で生成する工程と、該生成された
表示データを前記携帯情報端末に送信する工程とを有
し、前記携帯情報端末が、受信した前記表示データに従
って、仮想的な個室オフィス、仮想オフィス領域および
ユーザ共有スペース領域を表示することを特徴とする。
の管理方法は、請求項34に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記サーバ装置に登録された携帯
情報端末の画面表示能力に関するプロファイルを参照す
る工程と、前記携帯情報端末の画面表示に最適な表示デ
ータを前記サーバ装置で生成する工程と、該生成された
表示データを前記携帯情報端末に送信する工程とを有
し、前記携帯情報端末が、受信した前記表示データに従
って、仮想的な個室オフィス、仮想オフィス領域および
ユーザ共有スペース領域を表示することを特徴とする。
【0069】請求項38に記載の分散オフィスシステム
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記勤務状況に関する文字情報
は、前記端末装置で入力される他、電話機のテンキーで
入力されることを特徴とする。
の管理方法では、請求項21に係る分散オフィスシステ
ムの管理方法において、前記勤務状況に関する文字情報
は、前記端末装置で入力される他、電話機のテンキーで
入力されることを特徴とする。
【0070】請求項39に記載の分散オフィスシステム
の管理方法は、請求項21に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記サーバ装置でユーザの標準勤
務時間を設定する工程と、前記端末装置にメロディ音の
指示を送出する工程と、前記端末装置が、前記送出され
たメロディ音の指示を受け取ると、付属の音源装置によ
り、通常勤務のユーザである場合、始業時間、昼休み開
始時間、昼休み終了時間、終業時間、コアタイム終了時
間にメロディ音を鳴動する工程とを有することを特徴と
する。
の管理方法は、請求項21に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記サーバ装置でユーザの標準勤
務時間を設定する工程と、前記端末装置にメロディ音の
指示を送出する工程と、前記端末装置が、前記送出され
たメロディ音の指示を受け取ると、付属の音源装置によ
り、通常勤務のユーザである場合、始業時間、昼休み開
始時間、昼休み終了時間、終業時間、コアタイム終了時
間にメロディ音を鳴動する工程とを有することを特徴と
する。
【0071】請求項40に記載の分散オフィスシステム
の管理方法は、請求項21に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記サーバ装置でユーザの標準休
憩時間または休憩間隔時間を設定する工程と、前記端末
装置にメロディ音の指示を送出する工程と、前記端末装
置が、前記送出されたメロディ音の指示を受け取ると、
付属の音源装置により、勤務者の休憩を促すための休憩
促進メロディ音を鳴動する工程を有することを特徴とす
る。
の管理方法は、請求項21に係る分散オフィスシステム
の管理方法において、前記サーバ装置でユーザの標準休
憩時間または休憩間隔時間を設定する工程と、前記端末
装置にメロディ音の指示を送出する工程と、前記端末装
置が、前記送出されたメロディ音の指示を受け取ると、
付属の音源装置により、勤務者の休憩を促すための休憩
促進メロディ音を鳴動する工程を有することを特徴とす
る。
【0072】
【発明の実施の形態】本発明の分散オフィスシステムお
よびその管理方法の実施の形態について説明する。本実
施形態における分散オフィスシステムは、複数のユーザ
端末装置が通信回線網を介して同時にホストサーバ装置
に接続されることにより、分散オフィスシステムとして
の各種機能を実現し、結果として分散オフィスの運用を
行うものである。
よびその管理方法の実施の形態について説明する。本実
施形態における分散オフィスシステムは、複数のユーザ
端末装置が通信回線網を介して同時にホストサーバ装置
に接続されることにより、分散オフィスシステムとして
の各種機能を実現し、結果として分散オフィスの運用を
行うものである。
【0073】図1は分散オフィスシステムの構成を示す
図である。図において、11はホストサーバ装置であ
り、メインオフィス(分散オフィスを導入する企業など
各種組織体の本社事業所など)に設置されており、メイ
ンオフィス内のLAN(Local Area Net
work)12に接続されている。
図である。図において、11はホストサーバ装置であ
り、メインオフィス(分散オフィスを導入する企業など
各種組織体の本社事業所など)に設置されており、メイ
ンオフィス内のLAN(Local Area Net
work)12に接続されている。
【0074】13、14はメインオフィスで勤務する勤
務者用のユーザ端末装置であり、本実施形態では、パー
ソナルコンピュータ18、ユーザ端末装置用ソフトウェ
ア19および電話機20からなる3種類の機器、および
その他の機器を組み合わせて実現される。このうち、電
話機20はPSTN回線(一般加入電話回線)またはI
SDN回線を通じてホストサーバ装置11と接続されて
おり、パーソナルコンピュータ18はLAN12を通じ
てホストサーバ装置11と接続されている。
務者用のユーザ端末装置であり、本実施形態では、パー
ソナルコンピュータ18、ユーザ端末装置用ソフトウェ
ア19および電話機20からなる3種類の機器、および
その他の機器を組み合わせて実現される。このうち、電
話機20はPSTN回線(一般加入電話回線)またはI
SDN回線を通じてホストサーバ装置11と接続されて
おり、パーソナルコンピュータ18はLAN12を通じ
てホストサーバ装置11と接続されている。
【0075】15はホームオフィスで勤務するユーザ用
のユーザ端末装置であり、本実施形態では、ユーザ端末
装置13と同様、パーソナルコンピュータ18、ユーザ
端末装置用ソフトウェア19、電話機20からなる3種
類の機器、およびその他の機器を組み合わせて実現され
ている。このうち、電話機20はPSTN回線(一般加
入電話回線)またはISDN回線を通じてホストサーバ
装置11と接続されており、パーソナルコンピュータ1
8はインターネット21を通じてホストサーバ装置11
と接続されている。
のユーザ端末装置であり、本実施形態では、ユーザ端末
装置13と同様、パーソナルコンピュータ18、ユーザ
端末装置用ソフトウェア19、電話機20からなる3種
類の機器、およびその他の機器を組み合わせて実現され
ている。このうち、電話機20はPSTN回線(一般加
入電話回線)またはISDN回線を通じてホストサーバ
装置11と接続されており、パーソナルコンピュータ1
8はインターネット21を通じてホストサーバ装置11
と接続されている。
【0076】16はモバイルオフィスで勤務するユーザ
用の携帯型ユーザ端末装置であり、本実施形態では、ユ
ーザ端末装置14と同様、携帯用パーソナルコンピュー
タ22、ユーザ端末装置用ソフトウェア19および携帯
電話機23からなる3種類の機器、およびその他の機器
を組み合わせて実現されている。このうち、携帯電話機
23は移動体通信網およびPSTN回線(一般加入電話
回線)またはISDN回線を通じてホストサーバ装置1
1と接続されており、パーソナルコンピュータ22はイ
ンターネット21を通じてホストサーバ装置11と接続
されている。
用の携帯型ユーザ端末装置であり、本実施形態では、ユ
ーザ端末装置14と同様、携帯用パーソナルコンピュー
タ22、ユーザ端末装置用ソフトウェア19および携帯
電話機23からなる3種類の機器、およびその他の機器
を組み合わせて実現されている。このうち、携帯電話機
23は移動体通信網およびPSTN回線(一般加入電話
回線)またはISDN回線を通じてホストサーバ装置1
1と接続されており、パーソナルコンピュータ22はイ
ンターネット21を通じてホストサーバ装置11と接続
されている。
【0077】17はモバイルオフィスで勤務するユーザ
用の別の携帯型ユーザ端末装置であり、汎用の携帯用情
報端末(World Wide Webブラウザ内蔵
型)24および携帯電話機23の2種類の機器を組み合
わせて使用している。このうち、携帯電話機23は移動
体通信網およびPSTN回線(一般加入電話回線)また
はISDN回線を通じてホストサーバ装置11と接続さ
れており、携帯用情報端末(World Wide W
ebブラウザ内蔵型)24はインターネット21を通じ
てホストサーバ装置11と接続されている。
用の別の携帯型ユーザ端末装置であり、汎用の携帯用情
報端末(World Wide Webブラウザ内蔵
型)24および携帯電話機23の2種類の機器を組み合
わせて使用している。このうち、携帯電話機23は移動
体通信網およびPSTN回線(一般加入電話回線)また
はISDN回線を通じてホストサーバ装置11と接続さ
れており、携帯用情報端末(World Wide W
ebブラウザ内蔵型)24はインターネット21を通じ
てホストサーバ装置11と接続されている。
【0078】図2はホストサーバ装置11のハードウェ
ア構成を示す図である。BP(Basic Platf
orm)31はPCサーバ装置である。SPU(Sig
nal Processing Unit)32はパラ
レルDSP(DigitalSignal Proce
ssor)信号処理ボードである。CU(CallUn
it)33は電話回線ボード(Computer Te
lephonyBoard)である。BP31はLAN
ネットワークボードを通じてメインオフィス内のLAN
に接続されており、CU33はPSTN回線またはIS
DN回線に接続されている。
ア構成を示す図である。BP(Basic Platf
orm)31はPCサーバ装置である。SPU(Sig
nal Processing Unit)32はパラ
レルDSP(DigitalSignal Proce
ssor)信号処理ボードである。CU(CallUn
it)33は電話回線ボード(Computer Te
lephonyBoard)である。BP31はLAN
ネットワークボードを通じてメインオフィス内のLAN
に接続されており、CU33はPSTN回線またはIS
DN回線に接続されている。
【0079】図3はホストサーバ装置11のソフトウェ
ア構成を示す図である。本ホストサーバ装置11に含ま
れるソフトウェアは、C++言語などを用いて開発され
たソフトウェアプログラムおよび既存のソフトウェアプ
ログラムを含み、OS(Operating Syst
em)としてWindowsNT(米国マイクロソフト
社の登録商標)を採用している。図において、41はサ
ーバーマネージャ部、42はCUアクセスライブラリ
部、43はSPUアクセスライブラリ部、44、45、
48はドライバ部、46はメール送信部、47はDLL
(DynamicLink Library)部、49
は動的Webサーバ部、50はデータベースコネクタ
部、51はWindows NT(米国マイクロソフト
社の登録商標)、53はデータベース部である。
ア構成を示す図である。本ホストサーバ装置11に含ま
れるソフトウェアは、C++言語などを用いて開発され
たソフトウェアプログラムおよび既存のソフトウェアプ
ログラムを含み、OS(Operating Syst
em)としてWindowsNT(米国マイクロソフト
社の登録商標)を採用している。図において、41はサ
ーバーマネージャ部、42はCUアクセスライブラリ
部、43はSPUアクセスライブラリ部、44、45、
48はドライバ部、46はメール送信部、47はDLL
(DynamicLink Library)部、49
は動的Webサーバ部、50はデータベースコネクタ
部、51はWindows NT(米国マイクロソフト
社の登録商標)、53はデータベース部である。
【0080】図4はユーザ端末装置13、15のハード
ウェア構成を示す図である。ユーザ端末装置の主な構成
機器としては、パーソナルコンピュータ18、端末装置
用ソフトウェア19および電話機20の3種類である
が、これらに加え、2種類(後方用、正面用)のビデオ
カメラ65、66がパーソナルコンピュータ本体61に
備わっているビデオ入力端子に接続される。ただし、ビ
デオカメラはどちらかの1台だけの場合もある。また、
ディスプレイ64、キーボード63、マウス62、スピ
ーカ67、マイク68等はそれぞれパーソナルコンピュ
ータ本体61に備わっている各機器に対応する入出力端
子に接続される。図5はユーザが勤務するホームオフィ
スで実際に図4に示される機器が設置された状況を示す
図である。
ウェア構成を示す図である。ユーザ端末装置の主な構成
機器としては、パーソナルコンピュータ18、端末装置
用ソフトウェア19および電話機20の3種類である
が、これらに加え、2種類(後方用、正面用)のビデオ
カメラ65、66がパーソナルコンピュータ本体61に
備わっているビデオ入力端子に接続される。ただし、ビ
デオカメラはどちらかの1台だけの場合もある。また、
ディスプレイ64、キーボード63、マウス62、スピ
ーカ67、マイク68等はそれぞれパーソナルコンピュ
ータ本体61に備わっている各機器に対応する入出力端
子に接続される。図5はユーザが勤務するホームオフィ
スで実際に図4に示される機器が設置された状況を示す
図である。
【0081】図6はユーザ端末装置用ソフトウェアの構
成を示す図である。このユーザ端末装置用ソフトウェア
は、C++言語などを用いて開発されたソフトウェアプ
ログラムおよび既存のソフトウェアプログラムを含み、
OS(OperatingSystem)としてWin
dows95(米国マイクロソフト社の登録商標)を採
用している。図において、72はWindow/Dia
log部、73はプログラムコンポーネント部、74は
信号線、75はHTML部、76はWebBrowse
r(コンポーネント)部である。
成を示す図である。このユーザ端末装置用ソフトウェア
は、C++言語などを用いて開発されたソフトウェアプ
ログラムおよび既存のソフトウェアプログラムを含み、
OS(OperatingSystem)としてWin
dows95(米国マイクロソフト社の登録商標)を採
用している。図において、72はWindow/Dia
log部、73はプログラムコンポーネント部、74は
信号線、75はHTML部、76はWebBrowse
r(コンポーネント)部である。
【0082】つぎに、分散オフィスシステムにおける各
種機能の動作について示す。説明を簡略化するために、
既に各ユーザがそれぞれのユーザ端末装置を用いてホス
トサーバ装置への接続を完了し、勤務を開始しているも
のとする。
種機能の動作について示す。説明を簡略化するために、
既に各ユーザがそれぞれのユーザ端末装置を用いてホス
トサーバ装置への接続を完了し、勤務を開始しているも
のとする。
【0083】図7はユーザ端末装置の画面の一部を示す
図である。81は他のユーザの勤務状況の画像である。
82はそのユーザの勤務状況データである文字情報が表
示される勤務状況データ表示部である。83はそのユー
ザの仮想的な個室オフィススペースであることを示す図
形画像である。この3つを合わせたものが、このユーザ
の仮想的な個室オフィスである。
図である。81は他のユーザの勤務状況の画像である。
82はそのユーザの勤務状況データである文字情報が表
示される勤務状況データ表示部である。83はそのユー
ザの仮想的な個室オフィススペースであることを示す図
形画像である。この3つを合わせたものが、このユーザ
の仮想的な個室オフィスである。
【0084】尚、本実施形態では、同一の画面上に9つ
の個室オフィスを表示しているが、個室オフィスの数は
これより多くても少なくてもよい。そして、全体の表示
スペース84を個室オフィスエリア(仮想的なオフィス
領域)とする。また、個室オフィスと隣の個室オフィス
との間の空白のスペースは仮想的な廊下部分である。
の個室オフィスを表示しているが、個室オフィスの数は
これより多くても少なくてもよい。そして、全体の表示
スペース84を個室オフィスエリア(仮想的なオフィス
領域)とする。また、個室オフィスと隣の個室オフィス
との間の空白のスペースは仮想的な廊下部分である。
【0085】本実施形態におけるホストサーバ装置にお
いては、通常複数の個室オフィスエリアが存在できるよ
う制御を行っているが、ある特定のユーザのユーザ端末
装置の画面上に表示される個室オフィスエリアは通常1
つのみであり、ある特定のユーザの個室オフィスが所属
・配置されることになる個室オフィスエリア、およびそ
の個室オフィスエリアの中における個室オフィスの位置
はオフィス管理者データベースのオフィスビューレイア
ウト情報17−15によりあらかじめ決定されている。
いては、通常複数の個室オフィスエリアが存在できるよ
う制御を行っているが、ある特定のユーザのユーザ端末
装置の画面上に表示される個室オフィスエリアは通常1
つのみであり、ある特定のユーザの個室オフィスが所属
・配置されることになる個室オフィスエリア、およびそ
の個室オフィスエリアの中における個室オフィスの位置
はオフィス管理者データベースのオフィスビューレイア
ウト情報17−15によりあらかじめ決定されている。
【0086】したがって、ある特定の個室オフィスエリ
アの中に所属する各個室オフィスのユーザやそれらの表
示画面上での配置(上下および左右の位置、図7におい
てSC211、SC212などの配置位置番号で示され
ているもの)は、この個室オフィスエリアに所属し、こ
れをユーザ端末装置の画面上に表示しているすべてのユ
ーザに対して完全に同一である。すなわち、同一の個室
オフィスエリアを表示しているすべてのユーザは同一の
タイミングにおいて同じ内容の画面を見ることになる。
このように、What you see is Wha
t I seeが実現されていることにより、ユーザ間
において同じ仮想的なオフィスを共有する、働く仲間同
士であるという心理的な感覚を得ることが可能になるの
みならず、同じ個室オフィスエリアに所属する複数のユ
ーザの間においてユーザ端末装置の使用方法やその他の
個室オフィスエリアの表示内容に関する会話を行う際
に、同一の表示内容の画面を見ていることからスムーズ
な会話を行うことが可能になる。
アの中に所属する各個室オフィスのユーザやそれらの表
示画面上での配置(上下および左右の位置、図7におい
てSC211、SC212などの配置位置番号で示され
ているもの)は、この個室オフィスエリアに所属し、こ
れをユーザ端末装置の画面上に表示しているすべてのユ
ーザに対して完全に同一である。すなわち、同一の個室
オフィスエリアを表示しているすべてのユーザは同一の
タイミングにおいて同じ内容の画面を見ることになる。
このように、What you see is Wha
t I seeが実現されていることにより、ユーザ間
において同じ仮想的なオフィスを共有する、働く仲間同
士であるという心理的な感覚を得ることが可能になるの
みならず、同じ個室オフィスエリアに所属する複数のユ
ーザの間においてユーザ端末装置の使用方法やその他の
個室オフィスエリアの表示内容に関する会話を行う際
に、同一の表示内容の画面を見ていることからスムーズ
な会話を行うことが可能になる。
【0087】また、各ユーザがユーザ端末装置をホスト
サーバ装置に接続して画面上に個室オフィスエリアを表
示させるまでの操作は、ユーザ端末装置用ソフトウェア
19を用いてパーソナルコンピュータ18を起動し、I
Dとパスワードの入力を行うだけでよく、ユーザが所属
する個室オフィスエリアを選択したり、自分のユーザ端
末装置の画面上にその個室オフィスを表示させたい他の
ユーザを選択する必要が全く無いので、非常に簡便な接
続操作が実現されている。
サーバ装置に接続して画面上に個室オフィスエリアを表
示させるまでの操作は、ユーザ端末装置用ソフトウェア
19を用いてパーソナルコンピュータ18を起動し、I
Dとパスワードの入力を行うだけでよく、ユーザが所属
する個室オフィスエリアを選択したり、自分のユーザ端
末装置の画面上にその個室オフィスを表示させたい他の
ユーザを選択する必要が全く無いので、非常に簡便な接
続操作が実現されている。
【0088】また、本実施形態においては、オフィスビ
ューレイアウト情報17−15はオフィス管理者の資格
を持つ特定のユーザのみが設定および変更可能であり、
一般のユーザがこれを設定または変更することはできな
いが、そのことによってホストサーバ装置を所有または
利用する企業などの組織にとっては組織体との対応がと
れた良好な組織管理を可能にする運用を行うことができ
るメリットがある。すなわち、通常本実施形態のような
分散オフィスシステムを利用する企業などは、構成員の
面からは雇用者である経営者および被雇用者である管理
者や労働者によって構成されているが、それらの間の関
係を良好に維持しながら企業経営を行うため、通常は組
織制度および役職・階級制度に基づく組織運営を行って
おり、それらの制度に基づき各部門組織とそれに所属さ
せる勤務者を決定している。したがって、本発明による
分散オフィスシステムにおいても、ユーザがどの個室オ
フィスエリアに所属するべきであるか、さらに同一の個
室オフィスエリアに所属する複数のユーザの個室オフィ
スの位置関係は、そのユーザが所属する企業などの管理
者が決定する事柄であり、一般のユーザの操作によりそ
れを勝手に変更することがもし可能であるとすると、組
織運営に支障をきたす可能性が高くなる。本実施形態で
は、前記のようにオフィス管理者データベースの設定・
変更の権限を持つ特定のユーザのみがユーザの所属する
個室オフィスエリアおよびその位置を決定できることか
ら、組織との対応がとれた良好な組織管理を可能にする
運用を行うことができる。
ューレイアウト情報17−15はオフィス管理者の資格
を持つ特定のユーザのみが設定および変更可能であり、
一般のユーザがこれを設定または変更することはできな
いが、そのことによってホストサーバ装置を所有または
利用する企業などの組織にとっては組織体との対応がと
れた良好な組織管理を可能にする運用を行うことができ
るメリットがある。すなわち、通常本実施形態のような
分散オフィスシステムを利用する企業などは、構成員の
面からは雇用者である経営者および被雇用者である管理
者や労働者によって構成されているが、それらの間の関
係を良好に維持しながら企業経営を行うため、通常は組
織制度および役職・階級制度に基づく組織運営を行って
おり、それらの制度に基づき各部門組織とそれに所属さ
せる勤務者を決定している。したがって、本発明による
分散オフィスシステムにおいても、ユーザがどの個室オ
フィスエリアに所属するべきであるか、さらに同一の個
室オフィスエリアに所属する複数のユーザの個室オフィ
スの位置関係は、そのユーザが所属する企業などの管理
者が決定する事柄であり、一般のユーザの操作によりそ
れを勝手に変更することがもし可能であるとすると、組
織運営に支障をきたす可能性が高くなる。本実施形態で
は、前記のようにオフィス管理者データベースの設定・
変更の権限を持つ特定のユーザのみがユーザの所属する
個室オフィスエリアおよびその位置を決定できることか
ら、組織との対応がとれた良好な組織管理を可能にする
運用を行うことができる。
【0089】個室オフィスの一部として表示されている
ユーザの勤務状況の画像81は、そのユーザが使用する
ユーザ端末装置に備わっている後方用カメラ65または
正面用カメラ66で撮像された画像である。この画像の
処理動作について示す。
ユーザの勤務状況の画像81は、そのユーザが使用する
ユーザ端末装置に備わっている後方用カメラ65または
正面用カメラ66で撮像された画像である。この画像の
処理動作について示す。
【0090】撮像された画像は各カメラからパーソナル
コンピュータ本体61のビデオ入力端子を通じてパーソ
ナルコンピュータ18に入力され、プログラムコンポー
ネント部73の画像圧縮送信プログラムコンポーネント
によってQCIFフォーマット(176×144pix
els)の圧縮画像として圧縮符号化され、信号線74
(図6参照)を介してホストサーバ装置11に速やかに
転送される。
コンピュータ本体61のビデオ入力端子を通じてパーソ
ナルコンピュータ18に入力され、プログラムコンポー
ネント部73の画像圧縮送信プログラムコンポーネント
によってQCIFフォーマット(176×144pix
els)の圧縮画像として圧縮符号化され、信号線74
(図6参照)を介してホストサーバ装置11に速やかに
転送される。
【0091】ホストサーバ装置11は、圧縮画像を受信
すると、その画像をサーバーマネージャ部41、SPU
アクセスライブラリ部43およびドライバ部45の各ソ
フトウェアの動作によりSPU32に転送する。
すると、その画像をサーバーマネージャ部41、SPU
アクセスライブラリ部43およびドライバ部45の各ソ
フトウェアの動作によりSPU32に転送する。
【0092】SPU32は、SPU32に備わっている
画像処理ファンクションプログラム格納部にあらかじめ
記憶されている圧縮画像縮小処理機能ソフトウェアプロ
グラムを用い、この圧縮画像に対して縦横ともそれぞれ
2分の1に縮小する画像処理を行い、88×72pix
elsの縮小圧縮画像を生成し、この縮小圧縮画像をサ
ーバーマネージャ部41を介して、この画像を撮像した
ユーザ端末装置以外のすべてのユーザ端末装置に送信す
る。
画像処理ファンクションプログラム格納部にあらかじめ
記憶されている圧縮画像縮小処理機能ソフトウェアプロ
グラムを用い、この圧縮画像に対して縦横ともそれぞれ
2分の1に縮小する画像処理を行い、88×72pix
elsの縮小圧縮画像を生成し、この縮小圧縮画像をサ
ーバーマネージャ部41を介して、この画像を撮像した
ユーザ端末装置以外のすべてのユーザ端末装置に送信す
る。
【0093】これらのユーザ端末装置は受信した縮小圧
縮画像をプログラムコンポーネント部73の画像伸長表
示プログラムコンポーネントを用いてそれぞれの画面上
の個室オフィスの勤務状況の画像として表示する。
縮画像をプログラムコンポーネント部73の画像伸長表
示プログラムコンポーネントを用いてそれぞれの画面上
の個室オフィスの勤務状況の画像として表示する。
【0094】このように、ホストサーバ装置11のSP
U32を用いてオリジナル圧縮画像を基に縮小圧縮画像
を生成し、それを他のユーザ端末装置に送信することに
より、各ユーザ端末装置の画面上の各個室オフィスに表
示される各ユーザの勤務状況の画像の更新頻度(フレー
ムレート)を高速化することが実現されている。すなわ
ち、このSPU32における縮小圧縮画像生成処理が行
われない場合、個室オフィスに表示する画像のフレーム
レートが、例えば1fps(frame per se
cond)であったものが、この縮小画像生成処理によ
って4fps程度まで高速化することが可能である。但
し、実際のフレームレートは使用するインターネットの
伝送速度などさまざまな要因によって左右される。
U32を用いてオリジナル圧縮画像を基に縮小圧縮画像
を生成し、それを他のユーザ端末装置に送信することに
より、各ユーザ端末装置の画面上の各個室オフィスに表
示される各ユーザの勤務状況の画像の更新頻度(フレー
ムレート)を高速化することが実現されている。すなわ
ち、このSPU32における縮小圧縮画像生成処理が行
われない場合、個室オフィスに表示する画像のフレーム
レートが、例えば1fps(frame per se
cond)であったものが、この縮小画像生成処理によ
って4fps程度まで高速化することが可能である。但
し、実際のフレームレートは使用するインターネットの
伝送速度などさまざまな要因によって左右される。
【0095】尚、フレームレートは、ユーザ端末装置の
手動操作によっても変更可能である。例えば、あるユー
ザがその使用するユーザ端末装置の画面上に表示される
他のユーザの勤務状況の画像のフレームレートが早すぎ
るため、業務推進上、業務に集中できないなどの弊害が
あると感じる場合、手動操作によってそのフレームレー
トを例えば1fps、10秒間に1枚、1分間に1枚な
どに変更することが可能である。その場合、ユーザの希
望するフレームレート情報がホストサーバ装置11のサ
ーバーマネージャ部41に通知されると、ホストサーバ
装置11は、この情報を基に、ユーザ端末装置のプログ
ラムコンポーネント部73の画像伸長表示プログラムコ
ンポーネントに送信する画像のフレームレートを制御す
る。
手動操作によっても変更可能である。例えば、あるユー
ザがその使用するユーザ端末装置の画面上に表示される
他のユーザの勤務状況の画像のフレームレートが早すぎ
るため、業務推進上、業務に集中できないなどの弊害が
あると感じる場合、手動操作によってそのフレームレー
トを例えば1fps、10秒間に1枚、1分間に1枚な
どに変更することが可能である。その場合、ユーザの希
望するフレームレート情報がホストサーバ装置11のサ
ーバーマネージャ部41に通知されると、ホストサーバ
装置11は、この情報を基に、ユーザ端末装置のプログ
ラムコンポーネント部73の画像伸長表示プログラムコ
ンポーネントに送信する画像のフレームレートを制御す
る。
【0096】ユーザの勤務状況データ表示部82にある
文字情報の処理動作について示す。通常、ユーザがホー
ムオフィスなどで個人的業務を遂行中である場合、この
部分にはユーザの名前だけが表示されているが、この名
前に関する情報はホストサーバ装置11のデータベース
部53にユーザの名称に関する情報として格納されてい
る。
文字情報の処理動作について示す。通常、ユーザがホー
ムオフィスなどで個人的業務を遂行中である場合、この
部分にはユーザの名前だけが表示されているが、この名
前に関する情報はホストサーバ装置11のデータベース
部53にユーザの名称に関する情報として格納されてい
る。
【0097】図8はデータベース部53に格納された情
報の概要を表として示す図である。ユーザの名称はこの
うち個人プロファイル情報17−16に格納されてお
り、この情報(文字列)がホストサーバ装置11のデー
タベース部53からデータベースコネクタ部50、動的
Webサーバ部49、サーバーマネージャ部41を介し
て、ユーザ端末装置のプログラムコンポーネント部73
に含まれるユーザ勤務状況データ表示プログラムコンポ
ーネントによってユーザ端末装置の画面上に表示され
る。
報の概要を表として示す図である。ユーザの名称はこの
うち個人プロファイル情報17−16に格納されてお
り、この情報(文字列)がホストサーバ装置11のデー
タベース部53からデータベースコネクタ部50、動的
Webサーバ部49、サーバーマネージャ部41を介し
て、ユーザ端末装置のプログラムコンポーネント部73
に含まれるユーザ勤務状況データ表示プログラムコンポ
ーネントによってユーザ端末装置の画面上に表示され
る。
【0098】さらに、ユーザが手動操作によって名前以
外の勤務状況データを全員のユーザ端末装置に表示させ
ることを希望する場合、そのユーザはユーザ端末装置の
画面上の個室オフィスエリア表示とは別の部分に表示さ
れるコントロールボックスからの入力操作を行う。
外の勤務状況データを全員のユーザ端末装置に表示させ
ることを希望する場合、そのユーザはユーザ端末装置の
画面上の個室オフィスエリア表示とは別の部分に表示さ
れるコントロールボックスからの入力操作を行う。
【0099】図9はコントロールボックスを示す図であ
る。ユーザがコントロールボックス91に含まれるメッ
セージボタン95をユーザ端末装置に備わっているマウ
ス62で指示すると、ユーザの画面上に図10に示すメ
ッセージ入力ダイアログ111が表示される。図10は
メッセージ入力ダイアログを示す図である。ユーザは自
由文メッセージ入力エリア112に好みの文章を入力す
るか、または既存メッセージ選択エリア113からあら
かじめ用意されている文章の1つを選択する。
る。ユーザがコントロールボックス91に含まれるメッ
セージボタン95をユーザ端末装置に備わっているマウ
ス62で指示すると、ユーザの画面上に図10に示すメ
ッセージ入力ダイアログ111が表示される。図10は
メッセージ入力ダイアログを示す図である。ユーザは自
由文メッセージ入力エリア112に好みの文章を入力す
るか、または既存メッセージ選択エリア113からあら
かじめ用意されている文章の1つを選択する。
【0100】これらの文章は、主に現在の勤務場所や現
在の状況(例えば、休憩中や外出中であること、それ以
外の他のユーザに伝えたいメッセージなど)に関するこ
とである。このようにして入力または選択された文字情
報は、ユーザ端末装置用ソフトウェア19のWindo
w/Dialog部72からプログラムコンポーネント
部73のサーバ通信プログラムコンポーネントを介して
ホストサーバ装置11のサーバーマネージャ部41に転
送される。
在の状況(例えば、休憩中や外出中であること、それ以
外の他のユーザに伝えたいメッセージなど)に関するこ
とである。このようにして入力または選択された文字情
報は、ユーザ端末装置用ソフトウェア19のWindo
w/Dialog部72からプログラムコンポーネント
部73のサーバ通信プログラムコンポーネントを介して
ホストサーバ装置11のサーバーマネージャ部41に転
送される。
【0101】サーバーマネージャ部41はこの文字情報
をデータベース部53に記録するとともに、直ちに他の
すべてのユーザ端末装置のプログラムコンポーネント部
73にある勤務状況データ表示プログラムコンポーネン
トを用いて各ユーザ端末装置の画面上の個室オフィス表
示の一部である勤務状況データ表示部82に表示する。
をデータベース部53に記録するとともに、直ちに他の
すべてのユーザ端末装置のプログラムコンポーネント部
73にある勤務状況データ表示プログラムコンポーネン
トを用いて各ユーザ端末装置の画面上の個室オフィス表
示の一部である勤務状況データ表示部82に表示する。
【0102】このように、各ユーザ端末装置の画面上の
個室オフィスエリアに、組織上の同一の部門に所属する
他の勤務者の勤務状況の画像および勤務状況に関する文
字情報が表示されることで、職場全体の状況を一目で確
認することが可能である。
個室オフィスエリアに、組織上の同一の部門に所属する
他の勤務者の勤務状況の画像および勤務状況に関する文
字情報が表示されることで、職場全体の状況を一目で確
認することが可能である。
【0103】また、ユーザ端末装置の画面上には、個室
オフィスエリア84の表示の隣に共有スペースエリア8
5が表示される。共有スペースエリア85には、会議
室、研修室、リフレッシュルーム(休憩室)、ビデオル
ームの各部屋を示す画像とそれぞれの部屋への入口を示
す画像が表示される。
オフィスエリア84の表示の隣に共有スペースエリア8
5が表示される。共有スペースエリア85には、会議
室、研修室、リフレッシュルーム(休憩室)、ビデオル
ームの各部屋を示す画像とそれぞれの部屋への入口を示
す画像が表示される。
【0104】これらの画像を画面上で指定することによ
り各部屋へ入室することが可能である。図18は会議室
に入室した場合のユーザ端末装置の画面上の表示例を示
す図である。図18に示す画面上には、会議室内表示エ
リア151、資料表示エリア152、自身のプレビュー
画像153、資料表示切り替えボタン154などが表示
されている。また、図19は研修室に入室した場合のユ
ーザ端末装置の画面上の表示例を示す図である。図19
に示す画面上には、受講者表示エリア161、資料表示
エリア162、使用時間表示エリア163、講師プレビ
ュー画像164、発言者プレビュー画像165などが表
示されている。さらに、図20はリフレッシュルーム
(休憩室)に入室した場合のユーザ端末装置の画面上の
表示例を示す図である。図20に示す画面上には、ユー
ザプレビュー(空席、着席中)171、使用時間表示エ
リア172などが表示されている。使用時間表示エリア
172には、入室時間、今回の使用時間、今日の合計時
間などが設けられている。尚、これらの動作に関して
は、従来技術による多地点テレビ会議システムなどと同
様であるので、その説明を省略する。
り各部屋へ入室することが可能である。図18は会議室
に入室した場合のユーザ端末装置の画面上の表示例を示
す図である。図18に示す画面上には、会議室内表示エ
リア151、資料表示エリア152、自身のプレビュー
画像153、資料表示切り替えボタン154などが表示
されている。また、図19は研修室に入室した場合のユ
ーザ端末装置の画面上の表示例を示す図である。図19
に示す画面上には、受講者表示エリア161、資料表示
エリア162、使用時間表示エリア163、講師プレビ
ュー画像164、発言者プレビュー画像165などが表
示されている。さらに、図20はリフレッシュルーム
(休憩室)に入室した場合のユーザ端末装置の画面上の
表示例を示す図である。図20に示す画面上には、ユー
ザプレビュー(空席、着席中)171、使用時間表示エ
リア172などが表示されている。使用時間表示エリア
172には、入室時間、今回の使用時間、今日の合計時
間などが設けられている。尚、これらの動作に関して
は、従来技術による多地点テレビ会議システムなどと同
様であるので、その説明を省略する。
【0105】さらに、個室オフィスエリア84と共有ス
ペースエリア85とは、通常、ユーザ端末装置の1つの
画面上に同時に表示されるが、これは組織内の1つの部
門の仮想的なオフィススペースであることを示してい
る。ここで、この画面表示の形態をオフィスビューと呼
ぶ。同一のオフィスビューに表示される個室オフィスは
原則的に同じ部門に所属するユーザのものであるが、こ
の部門と他の部門との関係については以下の通りであ
る。
ペースエリア85とは、通常、ユーザ端末装置の1つの
画面上に同時に表示されるが、これは組織内の1つの部
門の仮想的なオフィススペースであることを示してい
る。ここで、この画面表示の形態をオフィスビューと呼
ぶ。同一のオフィスビューに表示される個室オフィスは
原則的に同じ部門に所属するユーザのものであるが、こ
の部門と他の部門との関係については以下の通りであ
る。
【0106】ある1つの部門は複数のユーザによって構
成されるが、通常、そのような部門が複数存在するの
で、それらの複数の部門の分散オフィスシステムに関わ
る処理動作は、ホストサーバ装置の処理能力を超えない
限り、同一のホストサーバ装置で実現することも可能で
ある。
成されるが、通常、そのような部門が複数存在するの
で、それらの複数の部門の分散オフィスシステムに関わ
る処理動作は、ホストサーバ装置の処理能力を超えない
限り、同一のホストサーバ装置で実現することも可能で
ある。
【0107】図11は分散オフィスシステムが適用され
る複数の部門からなる組織体を示す図である。別々のオ
フィスビュー画面に表示される複数の異なる部門12
4、125、126は組織図の構成と同じく横に並んで
おり、オフィスビュー画面上の左ボタン86または右ボ
タン88を指示することにより(図7参照)、隣の部門
(組織体の組織図上において隣に位置する別部門)のオ
フィスビューを閲覧することが可能である。ここで、図
11の組織体を画面に表示し、表示された異なる部門1
24、125、126をマウスなどで指示することによ
り、指示された部門(組織)のオフィスエリアに移動
し、そのオフィスエリアを画面に表示するようにしても
よい。
る複数の部門からなる組織体を示す図である。別々のオ
フィスビュー画面に表示される複数の異なる部門12
4、125、126は組織図の構成と同じく横に並んで
おり、オフィスビュー画面上の左ボタン86または右ボ
タン88を指示することにより(図7参照)、隣の部門
(組織体の組織図上において隣に位置する別部門)のオ
フィスビューを閲覧することが可能である。ここで、図
11の組織体を画面に表示し、表示された異なる部門1
24、125、126をマウスなどで指示することによ
り、指示された部門(組織)のオフィスエリアに移動
し、そのオフィスエリアを画面に表示するようにしても
よい。
【0108】さらに、上ボタン87を指示することによ
り、上位の階層の組織の表示に移る。上位の階層の組織
はHTML文書として表示され、そのHTML文書の内
容は部門の紹介などが主である。この文書の中には各下
位部門の組織図および紹介の文書があり、それを指示す
ることにより、該当する下位部門のオフィスビューの表
示に移ることができる。
り、上位の階層の組織の表示に移る。上位の階層の組織
はHTML文書として表示され、そのHTML文書の内
容は部門の紹介などが主である。この文書の中には各下
位部門の組織図および紹介の文書があり、それを指示す
ることにより、該当する下位部門のオフィスビューの表
示に移ることができる。
【0109】さらに、オフィスビューの表示中、ユーザ
が他のユーザの個室オフィスを表示するエリアを指示す
ると、図12に示すダイアログボックスが表示される。
図12はユーザによって他のユーザの個室オフィスを表
示するエリアが指示された際に表示されるダイアログボ
ックスを示す図である。ここで、訪問ボタン131を指
示することにより、このユーザの個室オフィスを仮想的
に訪問することが可能である。
が他のユーザの個室オフィスを表示するエリアを指示す
ると、図12に示すダイアログボックスが表示される。
図12はユーザによって他のユーザの個室オフィスを表
示するエリアが指示された際に表示されるダイアログボ
ックスを示す図である。ここで、訪問ボタン131を指
示することにより、このユーザの個室オフィスを仮想的
に訪問することが可能である。
【0110】この訪問機能は、コントロールボックス9
1の訪問ボタン96を指示することによっても可能であ
る。他のユーザの個室オフィスを訪問する操作を行った
場合、訪問者のユーザ端末装置の画面上には図13に示
す画面(パーソナルビューA)の表示が行われ、被訪問
者のユーザ端末装置の画面上には図14に示す画面(パ
ーソナルビューB)の表示が行われ、お互いの画面上に
相手の勤務状況の画像が表示される。図13は訪問者の
ユーザ端末装置の画面上に表示される画面(パーソナル
ビューA)を示す図である。図14は被訪問者のユーザ
端末装置の画面上に表示される画面(パーソナルビュー
B)を示す図である。
1の訪問ボタン96を指示することによっても可能であ
る。他のユーザの個室オフィスを訪問する操作を行った
場合、訪問者のユーザ端末装置の画面上には図13に示
す画面(パーソナルビューA)の表示が行われ、被訪問
者のユーザ端末装置の画面上には図14に示す画面(パ
ーソナルビューB)の表示が行われ、お互いの画面上に
相手の勤務状況の画像が表示される。図13は訪問者の
ユーザ端末装置の画面上に表示される画面(パーソナル
ビューA)を示す図である。図14は被訪問者のユーザ
端末装置の画面上に表示される画面(パーソナルビュー
B)を示す図である。
【0111】パーソナルビューAおよびパーソナルビュ
ーBに表示される相手の画像は、それぞれ相手のユーザ
端末装置に備わっているカメラによって撮像され、プロ
グラムコンポーネント部73の画像圧縮送信プログラム
コンポーネントによってQCIFフォーマット(176
×144pixels)の圧縮画像として圧縮符号化さ
れ、信号線74を介してホストサーバ装置11に転送さ
れる。サーバーマネージャ部41の動作により、転送さ
れた圧縮画像を直接、相手のユーザ端末装置に転送し、
パーソナルビューAまたはパーソナルビューBの画面上
に表示する。したがって、画面上に表示される圧縮画像
は、個室オフィスエリアに表示するため、SPU32に
備わる圧縮画像縮小処理機能ソフトウェアプログラムを
用いて縦横ともそれぞれ1/2に縮小した88×72p
ixelsの縮小圧縮画像とは異なる。
ーBに表示される相手の画像は、それぞれ相手のユーザ
端末装置に備わっているカメラによって撮像され、プロ
グラムコンポーネント部73の画像圧縮送信プログラム
コンポーネントによってQCIFフォーマット(176
×144pixels)の圧縮画像として圧縮符号化さ
れ、信号線74を介してホストサーバ装置11に転送さ
れる。サーバーマネージャ部41の動作により、転送さ
れた圧縮画像を直接、相手のユーザ端末装置に転送し、
パーソナルビューAまたはパーソナルビューBの画面上
に表示する。したがって、画面上に表示される圧縮画像
は、個室オフィスエリアに表示するため、SPU32に
備わる圧縮画像縮小処理機能ソフトウェアプログラムを
用いて縦横ともそれぞれ1/2に縮小した88×72p
ixelsの縮小圧縮画像とは異なる。
【0112】また、この訪問操作が行われた場合、ホス
トサーバ装置11に備わっているCU(Call Un
it)33により、訪問者および被訪問者のそれぞれの
電話機に対して電話の発呼が行われ、両者がそれぞれ電
話機を用いてこの電話発呼に応答することにより、両者
間のCU33を介した通話を行うことが可能である。
トサーバ装置11に備わっているCU(Call Un
it)33により、訪問者および被訪問者のそれぞれの
電話機に対して電話の発呼が行われ、両者がそれぞれ電
話機を用いてこの電話発呼に応答することにより、両者
間のCU33を介した通話を行うことが可能である。
【0113】尚、CU33が両者に発呼する際に用いる
電話番号は、ホストサーバ装置11のデータベース部5
3の個人プロファィル情報17−16として記録されて
いる。
電話番号は、ホストサーバ装置11のデータベース部5
3の個人プロファィル情報17−16として記録されて
いる。
【0114】このように、訪問オペレーションでは、訪
問者および被訪問者間でお互いのビデオカメラから撮像
された比較的高解像度の画像が表示されるとともに、電
話機での通話が可能であり、テレビ電話的な使い方が可
能となる。
問者および被訪問者間でお互いのビデオカメラから撮像
された比較的高解像度の画像が表示されるとともに、電
話機での通話が可能であり、テレビ電話的な使い方が可
能となる。
【0115】これとは別に音声通話だけを行いたい場
合、訪問ではなく通話機能を用いることも可能である。
この場合、他のユーザの個室オフィスエリアを指示して
から表示されるダイアログボックスの通話ボタン132
を指示するか、またはコントロールボックスの通話ボタ
ン97を指示することにより、訪問の場合と同様、CU
33から両者に対して発呼し、両者間の電話通話が可能
になる。通話機能が用いられる場合、両者間の画像の交
換は行われない。
合、訪問ではなく通話機能を用いることも可能である。
この場合、他のユーザの個室オフィスエリアを指示して
から表示されるダイアログボックスの通話ボタン132
を指示するか、またはコントロールボックスの通話ボタ
ン97を指示することにより、訪問の場合と同様、CU
33から両者に対して発呼し、両者間の電話通話が可能
になる。通話機能が用いられる場合、両者間の画像の交
換は行われない。
【0116】訪問オペレーションまたは電話通話によ
り、CU33を介して両者間の電話通話が行われている
間、該当するユーザが電話中であることがホストサーバ
装置11のデータベース部53の個人プロファイル情報
17−16に記録される。そして、その情報を基に、該
当するユーザの個室オフィス表示の勤務状況データ表示
部82が自動的に「電話中」の表示となる。
り、CU33を介して両者間の電話通話が行われている
間、該当するユーザが電話中であることがホストサーバ
装置11のデータベース部53の個人プロファイル情報
17−16に記録される。そして、その情報を基に、該
当するユーザの個室オフィス表示の勤務状況データ表示
部82が自動的に「電話中」の表示となる。
【0117】つぎに、あるユーザが勤務を休憩する場合
の各機能の処理動作について示す。前述したように、分
散勤務の形態で、ある特定のユーザが一時的に(例え
ば、10分間)離席して休憩をとる場合、他のユーザの
ユーザ端末装置の画面上にその事実を表示することによ
って、他のユーザが休憩中のユーザに電話発呼を行って
も応答されないなどの無駄な作業を防ぐことができる。
本実施形態では、ユーザが勤務を休憩する場合、以下に
示す方法で休憩中である旨の表示を、全てのユーザのユ
ーザ端末装置の画面上に表示することができる。
の各機能の処理動作について示す。前述したように、分
散勤務の形態で、ある特定のユーザが一時的に(例え
ば、10分間)離席して休憩をとる場合、他のユーザの
ユーザ端末装置の画面上にその事実を表示することによ
って、他のユーザが休憩中のユーザに電話発呼を行って
も応答されないなどの無駄な作業を防ぐことができる。
本実施形態では、ユーザが勤務を休憩する場合、以下に
示す方法で休憩中である旨の表示を、全てのユーザのユ
ーザ端末装置の画面上に表示することができる。
【0118】すなわち、ある特定のユーザが休憩をとる
場合、そのユーザ端末装置の画面上に表示されているコ
ントロールボックス91の勤務中断ボタン93をマウス
62で指示することにより、休憩中モードに移行するこ
とができる。また、ユーザが単に休憩に入ることを他の
ユーザに通知するだけでなく、その理由や関連情報(休
憩が終了する見込み時刻など)を他のユーザに知らせた
い場合、コントロールボックス91のメッセージボタン
95をマウス62で指示することにより表示される図1
0に示すダイアログボックスで既存メッセージから休憩
を選択し、その他のメッセージを同時に入力することが
可能であり、このような操作によってユーザは休憩中モ
ードに移行する。
場合、そのユーザ端末装置の画面上に表示されているコ
ントロールボックス91の勤務中断ボタン93をマウス
62で指示することにより、休憩中モードに移行するこ
とができる。また、ユーザが単に休憩に入ることを他の
ユーザに通知するだけでなく、その理由や関連情報(休
憩が終了する見込み時刻など)を他のユーザに知らせた
い場合、コントロールボックス91のメッセージボタン
95をマウス62で指示することにより表示される図1
0に示すダイアログボックスで既存メッセージから休憩
を選択し、その他のメッセージを同時に入力することが
可能であり、このような操作によってユーザは休憩中モ
ードに移行する。
【0119】このように、ユーザが休憩中モードに移行
する場合、休憩中である旨の情報はユーザ端末装置用ソ
フトウェア19のWindow/Dialog部72か
らプログラムコンポーネント部73のサーバ通信プログ
ラムコンポーネントを介してホストサーバ装置11のサ
ーバマネージャ部41に転送される。
する場合、休憩中である旨の情報はユーザ端末装置用ソ
フトウェア19のWindow/Dialog部72か
らプログラムコンポーネント部73のサーバ通信プログ
ラムコンポーネントを介してホストサーバ装置11のサ
ーバマネージャ部41に転送される。
【0120】サーバマネージャ部41はこの情報を休憩
開始時刻情報などと共に、ホストサーバ装置11のデー
タベース部53の勤怠情報データベース17−18に記
録し、ユーザが休憩中である旨の情報を直ちに他の全て
のユーザ端末装置のプログラムコンポーネント部73に
ある勤務状況データ表示プログラムコンポーネントおよ
び画像伸長表示プログラムコンポーネントに通知する。
開始時刻情報などと共に、ホストサーバ装置11のデー
タベース部53の勤怠情報データベース17−18に記
録し、ユーザが休憩中である旨の情報を直ちに他の全て
のユーザ端末装置のプログラムコンポーネント部73に
ある勤務状況データ表示プログラムコンポーネントおよ
び画像伸長表示プログラムコンポーネントに通知する。
【0121】これにより、各ユーザ端末装置の勤務状況
データ表示プログラムコンポーネントは、各ユーザ端末
装置の画面上の個室オフィス表示の一部である勤務状況
データ表示部82に休憩中である旨の文字、および休憩
するユーザより入力された場合、その他の関連メッセー
ジを表示する。
データ表示プログラムコンポーネントは、各ユーザ端末
装置の画面上の個室オフィス表示の一部である勤務状況
データ表示部82に休憩中である旨の文字、および休憩
するユーザより入力された場合、その他の関連メッセー
ジを表示する。
【0122】これと同時に、各ユーザ端末装置の画像伸
長表示プログラムコンポーネントは各ユーザ端末装置の
画面上の個室オフィス表示の一部である勤務状況の画像
の表示を中止し、この代わりにあらかじめ画像伸長表示
プログラムコンポーネントに登録済みの静止画像である
ブラインド図形画像の表示を行う。図15は勤務状況の
画像の表示を中止して静止画像であるブラインド図形画
像を表示する様子を示す図である。
長表示プログラムコンポーネントは各ユーザ端末装置の
画面上の個室オフィス表示の一部である勤務状況の画像
の表示を中止し、この代わりにあらかじめ画像伸長表示
プログラムコンポーネントに登録済みの静止画像である
ブラインド図形画像の表示を行う。図15は勤務状況の
画像の表示を中止して静止画像であるブラインド図形画
像を表示する様子を示す図である。
【0123】上記方法で休憩中モードに移行した場合、
ダイアログボックスの操作によって休憩中モードを終了
し、通常の勤務に戻す(休憩中である旨の文字表示およ
びブラインド画像表示を終了する)ことが可能である。
ダイアログボックスの操作によって休憩中モードを終了
し、通常の勤務に戻す(休憩中である旨の文字表示およ
びブラインド画像表示を終了する)ことが可能である。
【0124】ここでは、勤務中に休憩をとる場合の処理
動作について示したが、ユーザが一日の勤務を終了して
図9に示す勤務終了ボタン94を指示した場合、あるい
は休暇日などの理由で全く勤務しない場合も、前述した
同様の方法で、各ユーザ端末装置の画像伸長表示プログ
ラムコンポーネントは、各ユーザ端末装置の画面上の個
室オフィス表示の一部である勤務状況の画像を表示する
部分に、あらかじめ画像伸長表示プログラムコンポーネ
ントに登録済みの静止画像であるブラインド図形画像を
表示する。
動作について示したが、ユーザが一日の勤務を終了して
図9に示す勤務終了ボタン94を指示した場合、あるい
は休暇日などの理由で全く勤務しない場合も、前述した
同様の方法で、各ユーザ端末装置の画像伸長表示プログ
ラムコンポーネントは、各ユーザ端末装置の画面上の個
室オフィス表示の一部である勤務状況の画像を表示する
部分に、あらかじめ画像伸長表示プログラムコンポーネ
ントに登録済みの静止画像であるブラインド図形画像を
表示する。
【0125】つぎに、携帯型パーソナルコンピュータを
使用する携帯型ユーザ端末装置およびホストサーバ装置
の処理動作について示す。ここでいう携帯型パーソナル
コンピュータとは、Windows95(米国マイクロ
ソフト社の登録商標)が動作するノート型パーソナルコ
ンピュータなどであり、ユーザ端末装置用ソフトウェア
19を実行できるが、図4に示すカメラ65、66を装
備していないものをいう。尚、カメラを装備していて
も、ユーザの使用環境(モバイルオフィス)上の問題か
ら、その使用ができないものも含む。
使用する携帯型ユーザ端末装置およびホストサーバ装置
の処理動作について示す。ここでいう携帯型パーソナル
コンピュータとは、Windows95(米国マイクロ
ソフト社の登録商標)が動作するノート型パーソナルコ
ンピュータなどであり、ユーザ端末装置用ソフトウェア
19を実行できるが、図4に示すカメラ65、66を装
備していないものをいう。尚、カメラを装備していて
も、ユーザの使用環境(モバイルオフィス)上の問題か
ら、その使用ができないものも含む。
【0126】このユーザ端末装置を使用するユーザはそ
の勤務状況の画像を常時撮像するということができない
ので、あらかじめ撮像したユーザ自身の顔写真などの画
像をホストサーバ装置11のデータベース部53にある
個人プロファイル情報データベース17−16に保存し
ておくと共に、このユーザが使用するユーザ端末装置が
画像の常時送信を行わないタイプである旨の情報をホス
トサーバ装置11のデータベース部53にあるクライア
ント端末プロファイル情報データベース17−17に登
録する。
の勤務状況の画像を常時撮像するということができない
ので、あらかじめ撮像したユーザ自身の顔写真などの画
像をホストサーバ装置11のデータベース部53にある
個人プロファイル情報データベース17−16に保存し
ておくと共に、このユーザが使用するユーザ端末装置が
画像の常時送信を行わないタイプである旨の情報をホス
トサーバ装置11のデータベース部53にあるクライア
ント端末プロファイル情報データベース17−17に登
録する。
【0127】これにより、ホストサーバ装置11のサー
バマネージャ部41は該当するユーザ端末装置から画像
の受信を行わず、個人プロファイル情報データベース1
7−16に格納されているユーザの静止画像およびその
ユーザ端末装置のプロファイル情報の一部を全てのユー
ザ端末装置に送信する。
バマネージャ部41は該当するユーザ端末装置から画像
の受信を行わず、個人プロファイル情報データベース1
7−16に格納されているユーザの静止画像およびその
ユーザ端末装置のプロファイル情報の一部を全てのユー
ザ端末装置に送信する。
【0128】他のユーザのユーザ端末装置は、そのユー
ザの個室オフィス中の勤務状況の画像81を表示する画
面上の領域に、あらかじめ個人プロファイル情報データ
ベース17−16に格納されているユーザの静止画像を
表示する。尚、この画像表示以外の機能については、前
述した通常のユーザ端末装置15の場合と同様である。
ザの個室オフィス中の勤務状況の画像81を表示する画
面上の領域に、あらかじめ個人プロファイル情報データ
ベース17−16に格納されているユーザの静止画像を
表示する。尚、この画像表示以外の機能については、前
述した通常のユーザ端末装置15の場合と同様である。
【0129】つづいて、汎用の携帯情報端末24を用い
てホストサーバ装置11に接続する場合の処理動作につ
いて示す。ここでいう汎用の携帯情報端末とは、ユーザ
端末装置用ソフトウェア19をインストールおよび実行
することはできないが、汎用Webブラウザがあらかじ
め組み込まれて動作するものである。
てホストサーバ装置11に接続する場合の処理動作につ
いて示す。ここでいう汎用の携帯情報端末とは、ユーザ
端末装置用ソフトウェア19をインストールおよび実行
することはできないが、汎用Webブラウザがあらかじ
め組み込まれて動作するものである。
【0130】この汎用Webブラウザは、HTML文
書、JPEGフォーマット画像およびGIFフォーマッ
ト画像の表示が可能であり、また、HTMLフォームへ
の文書の入力および送信などが可能であるものをいう。
また、図4に示すユーザ端末装置の構成機器のうち、カ
メラ65、66に相当する機器を装備していないか、ま
たはカメラを装備しているとしても、ユーザの使用環境
(モバイルオフィス)上の問題からその使用ができない
ものが一般的である。
書、JPEGフォーマット画像およびGIFフォーマッ
ト画像の表示が可能であり、また、HTMLフォームへ
の文書の入力および送信などが可能であるものをいう。
また、図4に示すユーザ端末装置の構成機器のうち、カ
メラ65、66に相当する機器を装備していないか、ま
たはカメラを装備しているとしても、ユーザの使用環境
(モバイルオフィス)上の問題からその使用ができない
ものが一般的である。
【0131】この携帯情報端末24を使用するユーザ
は、携帯用ユーザ端末装置を使用するユーザと同様、そ
の勤務状況の画像を常時撮像することができないので、
あらかじめ撮像したユーザ自身の顔写真などの画像をホ
ストサーバ装置11のデータベース部53にある個人プ
ロファイル情報データベース17−16に保存しておく
とともに、このユーザが使用するユーザ端末装置が汎用
の携帯情報端末24であり、かつ画像の常時送信を行わ
ないタイプである旨の情報をホストサーバ装置11のデ
ータベース部53にあるクライアント端末プロファイル
情報データベース17−17に登録する。
は、携帯用ユーザ端末装置を使用するユーザと同様、そ
の勤務状況の画像を常時撮像することができないので、
あらかじめ撮像したユーザ自身の顔写真などの画像をホ
ストサーバ装置11のデータベース部53にある個人プ
ロファイル情報データベース17−16に保存しておく
とともに、このユーザが使用するユーザ端末装置が汎用
の携帯情報端末24であり、かつ画像の常時送信を行わ
ないタイプである旨の情報をホストサーバ装置11のデ
ータベース部53にあるクライアント端末プロファイル
情報データベース17−17に登録する。
【0132】これにより、ホストサーバ装置11のサー
バマネージャ部41は該当する携帯情報端末24から画
像の受信を行わず、個人プロファイル情報データベース
17−16)格納されているユーザの静止画像およびユ
ーザの携帯情報端末24のプロファイル情報の一部をす
べてのユーザ端末装置に送信する。その他のユーザのユ
ーザ端末装置は、ユーザの個室オフィス中の勤務状況の
画像81を表示する画面上の領域に、あらかじめ個人プ
ロファイル情報データベース17−16に格納されてい
るユーザの静止画像を表示する。
バマネージャ部41は該当する携帯情報端末24から画
像の受信を行わず、個人プロファイル情報データベース
17−16)格納されているユーザの静止画像およびユ
ーザの携帯情報端末24のプロファイル情報の一部をす
べてのユーザ端末装置に送信する。その他のユーザのユ
ーザ端末装置は、ユーザの個室オフィス中の勤務状況の
画像81を表示する画面上の領域に、あらかじめ個人プ
ロファイル情報データベース17−16に格納されてい
るユーザの静止画像を表示する。
【0133】また、この携帯情報端末24はユーザ端末
装置用ソフトウェア19をインストールおよび実行する
ことができず、ユーザ端末装置用ソフトウェア19に含
まれるプログラムコンポーネント部73を利用すること
もできず、携帯情報端末24の画面上に他のユーザの勤
務状況の画像や勤務状況データである文字情報などを表
示することができないので、ホストサーバ装置11はこ
の携帯情報端末24に送信するデータなどを通常のユー
ザ端末装置に送信するデータなどとは別に加工して送信
する。
装置用ソフトウェア19をインストールおよび実行する
ことができず、ユーザ端末装置用ソフトウェア19に含
まれるプログラムコンポーネント部73を利用すること
もできず、携帯情報端末24の画面上に他のユーザの勤
務状況の画像や勤務状況データである文字情報などを表
示することができないので、ホストサーバ装置11はこ
の携帯情報端末24に送信するデータなどを通常のユー
ザ端末装置に送信するデータなどとは別に加工して送信
する。
【0134】携帯情報端末24の処理動作の概要を示
す。携帯情報端末24に組み込まれて動作している汎用
Webブラウザは、HTML文書、JPEGフォーマッ
ト画像およびGIFフォーマット画像の表示が可能であ
り、また、HTMLフォームへの文書の入力および送信
が可能であるため、ホストサーバ装置11はユーザ端末
装置に送信すべきデータをこの携帯情報端末24の汎用
Webブラウザで表示・入力が可能なように加工する。
す。携帯情報端末24に組み込まれて動作している汎用
Webブラウザは、HTML文書、JPEGフォーマッ
ト画像およびGIFフォーマット画像の表示が可能であ
り、また、HTMLフォームへの文書の入力および送信
が可能であるため、ホストサーバ装置11はユーザ端末
装置に送信すべきデータをこの携帯情報端末24の汎用
Webブラウザで表示・入力が可能なように加工する。
【0135】例えば、他のユーザの勤務状況の画像につ
いては、ホストサーバ装置11がそれを他のユーザ端末
装置から受信すると、ホストサーバ装置11はその圧縮
画像をサーバマネージャ部41、SPUアクセスライブ
ラリ部43およびドライバ部45の各ソフトウェアの動
作によりSPU32に転送する。
いては、ホストサーバ装置11がそれを他のユーザ端末
装置から受信すると、ホストサーバ装置11はその圧縮
画像をサーバマネージャ部41、SPUアクセスライブ
ラリ部43およびドライバ部45の各ソフトウェアの動
作によりSPU32に転送する。
【0136】SPU32は、この圧縮画像をJPEGフ
ォーマットまたはGIFフォーマットに変換する画像処
理を行い、この変換済み画像をサーバマネージャ部41
を介して動的Webサーバ部49に転送する。動的We
bサーバ部49は、転送された変換済み画像に加え、携
帯情報端末24の画面に表示すべきデータ(ユーザの勤
務勤務状況データである文字情報や、個室オフィスエリ
アや共有スペースエリアに表示すべき各種の図形画像を
含む)を、ユーザが使用中である携帯情報端末24のプ
ロファイル(端末の機能や使用に関する情報で、Web
ブラウザの画面の大きさや解像度、カラー色数または白
黒かなどの画像表示能力の詳細、処理速度や最大通信速
度などを含む)に応じて、最適化した形態に再構成し、
再構成済みのWeb文書(HTML文書と画像などを含
む)を生成し、これを携帯情報端末24に送信する。
ォーマットまたはGIFフォーマットに変換する画像処
理を行い、この変換済み画像をサーバマネージャ部41
を介して動的Webサーバ部49に転送する。動的We
bサーバ部49は、転送された変換済み画像に加え、携
帯情報端末24の画面に表示すべきデータ(ユーザの勤
務勤務状況データである文字情報や、個室オフィスエリ
アや共有スペースエリアに表示すべき各種の図形画像を
含む)を、ユーザが使用中である携帯情報端末24のプ
ロファイル(端末の機能や使用に関する情報で、Web
ブラウザの画面の大きさや解像度、カラー色数または白
黒かなどの画像表示能力の詳細、処理速度や最大通信速
度などを含む)に応じて、最適化した形態に再構成し、
再構成済みのWeb文書(HTML文書と画像などを含
む)を生成し、これを携帯情報端末24に送信する。
【0137】尚、携帯情報端末24はメーカーや機種の
違いなどによって複数の種類が存在し、これらのプロフ
ァイル情報を混在して同時にホストサーバ装置に収容す
ることは可能である。各種の携帯情報端末24のプロフ
ァイル情報は図8のクライアント端末プロファイル情報
17−17にあらかじめホストサーバ装置の管理者など
によって格納されている。
違いなどによって複数の種類が存在し、これらのプロフ
ァイル情報を混在して同時にホストサーバ装置に収容す
ることは可能である。各種の携帯情報端末24のプロフ
ァイル情報は図8のクライアント端末プロファイル情報
17−17にあらかじめホストサーバ装置の管理者など
によって格納されている。
【0138】個人プロファイル情報17−16はクライ
アント端末プロファイル情報17−17とリンクしてお
り、どのユーザがどの種類の携帯情報端末24を使用す
るかについての情報を格納している。そのため、通常、
あるユーザがその携帯情報端末24をホストサーバ装置
11に接続する場合、ユーザIDを入力するが、その操
作によりホストサーバ装置11はユーザの特定と同時に
ユーザが使用する携帯情報端末24の機種を特定するこ
とができる。
アント端末プロファイル情報17−17とリンクしてお
り、どのユーザがどの種類の携帯情報端末24を使用す
るかについての情報を格納している。そのため、通常、
あるユーザがその携帯情報端末24をホストサーバ装置
11に接続する場合、ユーザIDを入力するが、その操
作によりホストサーバ装置11はユーザの特定と同時に
ユーザが使用する携帯情報端末24の機種を特定するこ
とができる。
【0139】動的Webサーバ部49は、携帯情報端末
24のプロファイル情報を基に、ユーザが使用する携帯
情報端末24の表示に適した形態に再構成する。また、
携帯情報端末24のユーザが入力する情報、例えば、休
憩理由、メッセージの入力および各種機能の指定など
は、汎用Webブラウザ上で処理され、携帯情報端末2
4からホストサーバ装置11に送信されることにより、
通常のユーザ端末装置のユーザが使用できる機能の多く
を携帯情報端末24のユーザも使用可能である。
24のプロファイル情報を基に、ユーザが使用する携帯
情報端末24の表示に適した形態に再構成する。また、
携帯情報端末24のユーザが入力する情報、例えば、休
憩理由、メッセージの入力および各種機能の指定など
は、汎用Webブラウザ上で処理され、携帯情報端末2
4からホストサーバ装置11に送信されることにより、
通常のユーザ端末装置のユーザが使用できる機能の多く
を携帯情報端末24のユーザも使用可能である。
【0140】ただし、携帯情報端末24のWebブラウ
ザは画面表示が小さいため、ユーザは頻繁にスクロール
操作を行う必要がある。ここで、動的Webサーバ部4
9は、ユーザが使用する携帯情報端末24のプロファイ
ルを参照し、方向スクロール(縦スクロールまたは横ス
クロール)だけですべての表示・機能が可能なように画
面表示を再構成して送信しているので、ユーザは片方向
スクロールだけの操作で必要な機能を使用することがで
き、ユーザの操作性の劣化を最小限に抑えている。
ザは画面表示が小さいため、ユーザは頻繁にスクロール
操作を行う必要がある。ここで、動的Webサーバ部4
9は、ユーザが使用する携帯情報端末24のプロファイ
ルを参照し、方向スクロール(縦スクロールまたは横ス
クロール)だけですべての表示・機能が可能なように画
面表示を再構成して送信しているので、ユーザは片方向
スクロールだけの操作で必要な機能を使用することがで
き、ユーザの操作性の劣化を最小限に抑えている。
【0141】図16は携帯情報端末24の画面表示を示
す図である。この画面上では、縦に2つの個室オフィス
141が表示されているが、ユーザが携帯情報端末24
の縦スクロールの操作を行うことにより、個室オフィス
エリアや共有スペースエリアを含む全体を閲覧すること
が可能である。図中、142はスクロール操作により画
面に現れる部分である。
す図である。この画面上では、縦に2つの個室オフィス
141が表示されているが、ユーザが携帯情報端末24
の縦スクロールの操作を行うことにより、個室オフィス
エリアや共有スペースエリアを含む全体を閲覧すること
が可能である。図中、142はスクロール操作により画
面に現れる部分である。
【0142】つぎに、勤務状況データの入力を電話機
(携帯電話機を含む)から行う処理動作について示す。
図1に示すように、ユーザは原則的に、ユーザ端末装
置、携帯型ユーザ端末装置または携帯情報端末に加え、
電話機を所持して併用し、ホストサーバ装置11のCU
(Call Unit)33からの発呼により、2者の
ユーザ間で通話を行うことが可能であるが、モバイルオ
フィス16、17で勤務のユーザの場合、携帯電話機
(自動車電話、簡易型携帯電話機やその他の移動体通信
機を含む)を使用するのが一般的である。
(携帯電話機を含む)から行う処理動作について示す。
図1に示すように、ユーザは原則的に、ユーザ端末装
置、携帯型ユーザ端末装置または携帯情報端末に加え、
電話機を所持して併用し、ホストサーバ装置11のCU
(Call Unit)33からの発呼により、2者の
ユーザ間で通話を行うことが可能であるが、モバイルオ
フィス16、17で勤務のユーザの場合、携帯電話機
(自動車電話、簡易型携帯電話機やその他の移動体通信
機を含む)を使用するのが一般的である。
【0143】通常、モバイルオフィスで勤務するユーザ
は、携帯型ユーザ端末装置または携帯情報端末のいずれ
かを所持し、これをホストサーバ装置11に接続して使
用することにより、各端末装置の操作によってユーザの
勤務状況データを変更することが可能である。しかし、
例えば、モバイルオフィスのユーザがある時点から休憩
をとる際、公共交通期間などで移動中の場合や人込みの
中でわざわざ鞄から携帯型ユーザ端末装置や携帯情報端
末24を取り出して操作するのが面倒であるという場合
もありうる。
は、携帯型ユーザ端末装置または携帯情報端末のいずれ
かを所持し、これをホストサーバ装置11に接続して使
用することにより、各端末装置の操作によってユーザの
勤務状況データを変更することが可能である。しかし、
例えば、モバイルオフィスのユーザがある時点から休憩
をとる際、公共交通期間などで移動中の場合や人込みの
中でわざわざ鞄から携帯型ユーザ端末装置や携帯情報端
末24を取り出して操作するのが面倒であるという場合
もありうる。
【0144】そのような場合、ユーザは、取り出して操
作することがより簡単である携帯電話機を用いて、ホス
トサーバ装置11のCU33に接続されている加入電話
回線などの電話番号に発呼し、CU33の使用中でない
電話回線ポートに接続することにより、第2ダイアルト
ーン音声がCU33から携帯電話機に送信される。
作することがより簡単である携帯電話機を用いて、ホス
トサーバ装置11のCU33に接続されている加入電話
回線などの電話番号に発呼し、CU33の使用中でない
電話回線ポートに接続することにより、第2ダイアルト
ーン音声がCU33から携帯電話機に送信される。
【0145】図17は第2ダイアルトーン音声の内容を
示す図である。ユーザはこの第2ダイアルトーン音声を
確認した後、図17に示す各コマンドを携帯電話機のダ
イアルキーより入力する。これにより、入力されたダイ
アルキーに対応するDTMF信号がCU33に備わるD
TMFレシーバによって復号化され、サーバマネージャ
部41、CUアクセスライブラリ部42、ドライバ部4
5の各ソフトウェアの動作により、データベース部5
3、勤怠情報データベース17−18が更新され、さら
に各ユーザのユーザ端末装置の画面上にあるユーザの個
室オフィス上の勤務状況データ部82の表示も更新され
る。
示す図である。ユーザはこの第2ダイアルトーン音声を
確認した後、図17に示す各コマンドを携帯電話機のダ
イアルキーより入力する。これにより、入力されたダイ
アルキーに対応するDTMF信号がCU33に備わるD
TMFレシーバによって復号化され、サーバマネージャ
部41、CUアクセスライブラリ部42、ドライバ部4
5の各ソフトウェアの動作により、データベース部5
3、勤怠情報データベース17−18が更新され、さら
に各ユーザのユーザ端末装置の画面上にあるユーザの個
室オフィス上の勤務状況データ部82の表示も更新され
る。
【0146】つづいて、勤務管理メロディに関する処理
動作を示す。ホストサーバ装置11は、データベース部
53の標準勤務時刻情報データベース17−19で、ユ
ーザの標準勤務時間としてあらかじめ設定された時刻を
記憶している。その時刻とは、例えば通常勤務ユーザに
関しては、始業時間、昼休み開始時間、昼休み終了時
間、終業時間などであり、フレックスタイム勤務のユー
ザに関してはコアタイム開始時間、コアタイム終了時間
等である。
動作を示す。ホストサーバ装置11は、データベース部
53の標準勤務時刻情報データベース17−19で、ユ
ーザの標準勤務時間としてあらかじめ設定された時刻を
記憶している。その時刻とは、例えば通常勤務ユーザに
関しては、始業時間、昼休み開始時間、昼休み終了時
間、終業時間などであり、フレックスタイム勤務のユー
ザに関してはコアタイム開始時間、コアタイム終了時間
等である。
【0147】ホストサーバ装置11は、個人プロファイ
ル情報部17−16に、各ユーザが通常勤務者である
か、フレックスタイム勤務者であるか、またはその他の
特殊勤務形態の勤務者であるかに関する情報を格納して
おり、例えば通常勤務ユーザの使用するユーザ端末装置
に対しては、始業時間などの各時刻にサーバマネージャ
部41からユーザ端末装置のプログラムコンポーネント
部73のメロディ鳴動プログラムコンポーネントに対し
て勤務メロディ鳴動指示を送信する。これにより、各ユ
ーザのユーザ端末装置は付属の音源装置を用いて各ユー
ザに勤務メロディ音を送出する。
ル情報部17−16に、各ユーザが通常勤務者である
か、フレックスタイム勤務者であるか、またはその他の
特殊勤務形態の勤務者であるかに関する情報を格納して
おり、例えば通常勤務ユーザの使用するユーザ端末装置
に対しては、始業時間などの各時刻にサーバマネージャ
部41からユーザ端末装置のプログラムコンポーネント
部73のメロディ鳴動プログラムコンポーネントに対し
て勤務メロディ鳴動指示を送信する。これにより、各ユ
ーザのユーザ端末装置は付属の音源装置を用いて各ユー
ザに勤務メロディ音を送出する。
【0148】このように、分散勤務の勤務者であって
も、その所属する組織体の必要に応じて規律を重視した
勤務時間体系で勤務を行うことが可能となり、また、分
散勤務の弊害として挙げられる終業時間を忘れてしまい
過労に陥る危険性が高い問題を回避することができる。
も、その所属する組織体の必要に応じて規律を重視した
勤務時間体系で勤務を行うことが可能となり、また、分
散勤務の弊害として挙げられる終業時間を忘れてしまい
過労に陥る危険性が高い問題を回避することができる。
【0149】つづいて、休憩促進メロディに関する処理
動作を示す。ホストサーバ装置11は、データベース部
53の標準休憩時刻情報17−22(図8参照)で、オ
フィス管理者が決定する、勤務者に対して休憩を促す具
体的な時刻または休憩間隔時間に関する情報をあらかじ
め記憶している。その情報とは、例えば午前10時およ
び午後3時のような具体的な時刻、または勤務者の勤務
開始時刻から1時間おき、などの時間に関する情報であ
る。
動作を示す。ホストサーバ装置11は、データベース部
53の標準休憩時刻情報17−22(図8参照)で、オ
フィス管理者が決定する、勤務者に対して休憩を促す具
体的な時刻または休憩間隔時間に関する情報をあらかじ
め記憶している。その情報とは、例えば午前10時およ
び午後3時のような具体的な時刻、または勤務者の勤務
開始時刻から1時間おき、などの時間に関する情報であ
る。
【0150】ホストサーバ装置11は、この標準休憩時
刻情報17−22により指定されている各時刻のタイミ
ングにおいて、サーバマネージャ部41からユーザ端末
装置のプログラムコンポーネント部73のメロディ鳴動
プログラムコンポーネントに対して休憩促進メロディ鳴
動指示を送信する。これにより、各ユーザのユーザ端末
装置は付属の音源装置を用いて各ユーザに休憩促進メロ
ディ音を送出する。
刻情報17−22により指定されている各時刻のタイミ
ングにおいて、サーバマネージャ部41からユーザ端末
装置のプログラムコンポーネント部73のメロディ鳴動
プログラムコンポーネントに対して休憩促進メロディ鳴
動指示を送信する。これにより、各ユーザのユーザ端末
装置は付属の音源装置を用いて各ユーザに休憩促進メロ
ディ音を送出する。
【0151】尚、休憩促進メロディ音は、勤務者に休憩
を促すための、チャイムのような音色による簡単で短時
間のメロディ音であるが、これの代わりに、より強く休
憩を勧告する目的において、ラジオ体操用音楽や疲労回
復体操のガイダンス音声などを送出してもよい。
を促すための、チャイムのような音色による簡単で短時
間のメロディ音であるが、これの代わりに、より強く休
憩を勧告する目的において、ラジオ体操用音楽や疲労回
復体操のガイダンス音声などを送出してもよい。
【0152】従来の在宅勤務では、通常のオフィスワー
クに比べて休憩を取得するタイミングが得にくいこと、
それによって肉体的疲労がより激しいことが知られてい
るが、このように、休憩を促すメロディなどが自動的に
送出されることにより、分散勤務の勤務者であっても、
休憩を取得するタイミングが得られやすくなり、疲労が
増大する問題を回避することができる。 [第2の実施形態]前記第1の実施形態では、ユーザ端
末装置により撮像された画像をQCIFフォーマット
(176×144pixels)の圧縮画像として圧縮
符号化し、ホストサーバ装置11は圧縮画像を受信する
と、その画像をサーバマネージャ部41、SPUアクセ
スライブラリ部43およびドライバ部45の各ソフトウ
ェアの動作によりSPU32に転送し、SPU32はこ
の圧縮画像を縦横ともそれぞれ2分の1に縮小する画像
処理を行い、88×72pixelsの縮小圧縮画像を
生成し、この縮小圧縮画像をサーバマネージャ部41を
介してこの画像を撮像したユーザ端末装置以外の全ての
ユーザ端末装置に送信していたが、第2の実施形態で
は、ホストサーバ装置11にSPU32およびこれの処
理動作に関連するソフトウェアを実装せず、サーバマネ
ージャ部41は各ユーザ端末装置から受信した圧縮画像
をそのまま他のユーザ端末装置に送信する処理を行うよ
うにしてもよい。
クに比べて休憩を取得するタイミングが得にくいこと、
それによって肉体的疲労がより激しいことが知られてい
るが、このように、休憩を促すメロディなどが自動的に
送出されることにより、分散勤務の勤務者であっても、
休憩を取得するタイミングが得られやすくなり、疲労が
増大する問題を回避することができる。 [第2の実施形態]前記第1の実施形態では、ユーザ端
末装置により撮像された画像をQCIFフォーマット
(176×144pixels)の圧縮画像として圧縮
符号化し、ホストサーバ装置11は圧縮画像を受信する
と、その画像をサーバマネージャ部41、SPUアクセ
スライブラリ部43およびドライバ部45の各ソフトウ
ェアの動作によりSPU32に転送し、SPU32はこ
の圧縮画像を縦横ともそれぞれ2分の1に縮小する画像
処理を行い、88×72pixelsの縮小圧縮画像を
生成し、この縮小圧縮画像をサーバマネージャ部41を
介してこの画像を撮像したユーザ端末装置以外の全ての
ユーザ端末装置に送信していたが、第2の実施形態で
は、ホストサーバ装置11にSPU32およびこれの処
理動作に関連するソフトウェアを実装せず、サーバマネ
ージャ部41は各ユーザ端末装置から受信した圧縮画像
をそのまま他のユーザ端末装置に送信する処理を行うよ
うにしてもよい。
【0153】この場合、ユーザ端末装置は、受信した圧
縮画像をプログラムコンポーネント部73の画像伸長表
示プログラムコンポーネントを用いてそれぞれの画面上
の個室オフィスの勤務状況の映像として表示する際、画
面表示のレイアウトに適合するように、そのサイズを縮
小して表示する。但し、この場合、前記第1の実施形態
で示したフレームレートを高速化する効果は得られな
い。
縮画像をプログラムコンポーネント部73の画像伸長表
示プログラムコンポーネントを用いてそれぞれの画面上
の個室オフィスの勤務状況の映像として表示する際、画
面表示のレイアウトに適合するように、そのサイズを縮
小して表示する。但し、この場合、前記第1の実施形態
で示したフレームレートを高速化する効果は得られな
い。
【0154】尚、上記実施形態では、勤務者のユーザ端
末装置は、パーソナルコンピュータ18、ユーザ端末装
置用ソフトウェア19および電話機20からなる3種の
機器およびその他の機器を組み合わせて実現している
が、これによらず、その他の実施形態として、パーソナ
ルコンピュータ18の代わりに、インターネット接続専
用コンピュータ端末、ゲーム専用コンピュータ端末、イ
ンターネット接続機能内蔵テレビジョン受像機、ゲーム
機能内蔵テレビジョン受像機、通信回線接続用ターミナ
ルアダプタ、ケーブルテレビ回線接続用ケーブルモデ
ム、インターネット接続機能内蔵多機能電話機、インタ
ーネット接続機能内蔵各種家庭電化製品(例として、イ
ンターネット接続機能内蔵冷蔵庫)などの蓄積プログラ
ム制御可能な各種電子端末機器を用いて実施してもよ
く、その場合、ユーザ端末装置用ソフトウェア19はそ
れぞれの端末において実行可能な形式に移植され、本実
施形態と同様の動作を行うことが可能である。
末装置は、パーソナルコンピュータ18、ユーザ端末装
置用ソフトウェア19および電話機20からなる3種の
機器およびその他の機器を組み合わせて実現している
が、これによらず、その他の実施形態として、パーソナ
ルコンピュータ18の代わりに、インターネット接続専
用コンピュータ端末、ゲーム専用コンピュータ端末、イ
ンターネット接続機能内蔵テレビジョン受像機、ゲーム
機能内蔵テレビジョン受像機、通信回線接続用ターミナ
ルアダプタ、ケーブルテレビ回線接続用ケーブルモデ
ム、インターネット接続機能内蔵多機能電話機、インタ
ーネット接続機能内蔵各種家庭電化製品(例として、イ
ンターネット接続機能内蔵冷蔵庫)などの蓄積プログラ
ム制御可能な各種電子端末機器を用いて実施してもよ
く、その場合、ユーザ端末装置用ソフトウェア19はそ
れぞれの端末において実行可能な形式に移植され、本実
施形態と同様の動作を行うことが可能である。
【0155】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の分散オフィス
システムによれば、勤務状況表示手段により、前記ユー
ザの端末装置の画面上に、前記他のユーザに関する情報
である他のユーザの勤務状況の画像、他のユーザの勤務
状況に関する文字情報、及び、他のユーザの仮想的な個
室オフィスであることを示す図形画像の少なくとも3種
を含む情報の集合を合わせて表示するので、地理的に分
散して存在する勤務者間で円滑なコミュニケーションを
取りながら業務を行うことを可能にし、結果として異な
る場所に分散する複数のオフィス(ホームオフィス、モ
バイルオフィス、メインオフィス、サテライトオフィス
などを含む)が全体として1つのオフィススペースとし
て機能させることができる。
システムによれば、勤務状況表示手段により、前記ユー
ザの端末装置の画面上に、前記他のユーザに関する情報
である他のユーザの勤務状況の画像、他のユーザの勤務
状況に関する文字情報、及び、他のユーザの仮想的な個
室オフィスであることを示す図形画像の少なくとも3種
を含む情報の集合を合わせて表示するので、地理的に分
散して存在する勤務者間で円滑なコミュニケーションを
取りながら業務を行うことを可能にし、結果として異な
る場所に分散する複数のオフィス(ホームオフィス、モ
バイルオフィス、メインオフィス、サテライトオフィス
などを含む)が全体として1つのオフィススペースとし
て機能させることができる。
【0156】このように、ユーザの端末装置およびサー
バ装置の使用により、従来のオフィス(事務所)スペー
スを開設するのと同等の効果を持つ仮想的なオフィスス
ペースをネットワーク上に構築することができ、それに
より良好なグループ内コミュニケーションを維持しなが
らチームワークを活かして勤務することができ、またそ
の地理的分散勤務を長時間継続しても、疎外感や孤独感
をメンバーに生じさせず、また、組織体としても一体感
を維持した良好な管理を行うことができる。
バ装置の使用により、従来のオフィス(事務所)スペー
スを開設するのと同等の効果を持つ仮想的なオフィスス
ペースをネットワーク上に構築することができ、それに
より良好なグループ内コミュニケーションを維持しなが
らチームワークを活かして勤務することができ、またそ
の地理的分散勤務を長時間継続しても、疎外感や孤独感
をメンバーに生じさせず、また、組織体としても一体感
を維持した良好な管理を行うことができる。
【0157】したがって、企業などの組織体にとって
は、オフィススペース(不動産)の確保・維持に関わる
費用を削減できる。また、オフィスに通勤またはその近
隣に転居できない事情のある優秀な勤務者を雇用するこ
とができる。さらに、身体障害や家庭の事情などにより
在宅を強いられる人材を雇用することができる。また、
地震・大雪などの自然災害で交通網に障害が発生した際
にも企業活動を継続できる。
は、オフィススペース(不動産)の確保・維持に関わる
費用を削減できる。また、オフィスに通勤またはその近
隣に転居できない事情のある優秀な勤務者を雇用するこ
とができる。さらに、身体障害や家庭の事情などにより
在宅を強いられる人材を雇用することができる。また、
地震・大雪などの自然災害で交通網に障害が発生した際
にも企業活動を継続できる。
【0158】また、勤務者にとっては、通勤の負荷や時
間のロスが減少する。また、通勤が難しい障害者や高齢
者、女性などにとって雇用される機会が広がる。
間のロスが減少する。また、通勤が難しい障害者や高齢
者、女性などにとって雇用される機会が広がる。
【0159】さらに、社会にとっては、自家用車の減少
により大気汚染が低減する。また、公共交通網の整備に
関わるコストを削減できる。さらに、都市部への一極集
中や地方の過疎化の問題を緩和できる。
により大気汚染が低減する。また、公共交通網の整備に
関わるコストを削減できる。さらに、都市部への一極集
中や地方の過疎化の問題を緩和できる。
【0160】尚、請求項21に記載の分散オフィスシス
テムの管理方法においても、同様の効果を得ることがで
きる。
テムの管理方法においても、同様の効果を得ることがで
きる。
【0161】請求項2に記載の分散オフィスシステムに
よれば、前記勤務状況表示手段は、ユーザ自身及び他の
ユーザを含む複数のユーザに関する情報を、前記画面上
に設けられた仮想的なオフィス領域に表示するので、す
べてのユーザは同一のタイミングにおいて同じ内容の画
面を見る、つまりWhat you see isWh
at I seeを実現することにより、ユーザ間にお
いて同じ仮想的なオフィスを共有する、働く仲間同士で
あるという心理的な感覚を得ることが可能になるのみな
らず、同じ個室オフィスエリアに所属する複数のユーザ
の間においてユーザ端末装置の使用方法やその他の個室
オフィスエリアの表示内容に関する会話を行う際に、同
一の表示内容の画面を見ていることからスムーズな会話
を行うことが可能になる。尚、請求項22に記載の分散
オフィスシステムの管理方法においても、同様の効果を
得ることができる。
よれば、前記勤務状況表示手段は、ユーザ自身及び他の
ユーザを含む複数のユーザに関する情報を、前記画面上
に設けられた仮想的なオフィス領域に表示するので、す
べてのユーザは同一のタイミングにおいて同じ内容の画
面を見る、つまりWhat you see isWh
at I seeを実現することにより、ユーザ間にお
いて同じ仮想的なオフィスを共有する、働く仲間同士で
あるという心理的な感覚を得ることが可能になるのみな
らず、同じ個室オフィスエリアに所属する複数のユーザ
の間においてユーザ端末装置の使用方法やその他の個室
オフィスエリアの表示内容に関する会話を行う際に、同
一の表示内容の画面を見ていることからスムーズな会話
を行うことが可能になる。尚、請求項22に記載の分散
オフィスシステムの管理方法においても、同様の効果を
得ることができる。
【0162】請求項3に記載の分散オフィスシステムに
よれば、前記仮想的なオフィス領域に表示するユーザの
選択、及び、そのユーザに関する情報の表示位置の配置
の変更は、特定のユーザにより行われるので、ユーザが
どの個室オフィスエリアに所属するべきであるか、さら
に同一の個室オフィスエリアに所属する複数のユーザの
個室オフィスの位置関係は、そのユーザが所属する企業
などの管理者が決定する事柄であり、一般のユーザの操
作によりそれを勝手に変更することがもし可能であると
すると、組織運営に支障をきたす可能性が高くなるが、
このようにオフィス管理者データベースの設定・変更の
権限を持つ特定のユーザのみがユーザの所属する個室オ
フィスエリアおよびその位置を決定できることから、組
織との対応がとれた良好な組織管理を可能にする運用を
行うことができる。尚、請求項23に記載の分散オフィ
スシステムの管理方法においても、同様の効果を得るこ
とができる。
よれば、前記仮想的なオフィス領域に表示するユーザの
選択、及び、そのユーザに関する情報の表示位置の配置
の変更は、特定のユーザにより行われるので、ユーザが
どの個室オフィスエリアに所属するべきであるか、さら
に同一の個室オフィスエリアに所属する複数のユーザの
個室オフィスの位置関係は、そのユーザが所属する企業
などの管理者が決定する事柄であり、一般のユーザの操
作によりそれを勝手に変更することがもし可能であると
すると、組織運営に支障をきたす可能性が高くなるが、
このようにオフィス管理者データベースの設定・変更の
権限を持つ特定のユーザのみがユーザの所属する個室オ
フィスエリアおよびその位置を決定できることから、組
織との対応がとれた良好な組織管理を可能にする運用を
行うことができる。尚、請求項23に記載の分散オフィ
スシステムの管理方法においても、同様の効果を得るこ
とができる。
【0163】請求項4に記載の分散オフィスシステムに
よれば、前記勤務状況表示手段は、前記端末装置の画面
上に、会議室、研修室、資料室、又は、休憩室を含む仮
想的なユーザ共有スペース領域を、前記仮想的なオフィ
ス領域と共に表示するので、組織内の1つの部門の仮想
的なオフィススペースであるとすることができる。尚、
請求項24に記載の分散オフィスシステムの管理方法に
おいても、同様の効果を得ることができる。
よれば、前記勤務状況表示手段は、前記端末装置の画面
上に、会議室、研修室、資料室、又は、休憩室を含む仮
想的なユーザ共有スペース領域を、前記仮想的なオフィ
ス領域と共に表示するので、組織内の1つの部門の仮想
的なオフィススペースであるとすることができる。尚、
請求項24に記載の分散オフィスシステムの管理方法に
おいても、同様の効果を得ることができる。
【0164】請求項5に記載の分散オフィスシステムに
よれば、前記勤務状況に関する文字情報は、ユーザの名
前、現在の勤務状況や作業内容、勤務していない場合は
その理由及び現在の居場所、今後の勤務予定の少なくと
も1つを含む文字情報であるので、画像中に勤務者が存
在しない場合、その勤務者の休暇日であるために当日中
に連絡できる見込みがないのか、一時的に休憩している
だけですぐに帰ってくるのか、業務目的で外出している
のか等の勤務状況を知ることができる。尚、請求項25
に記載の分散オフィスシステムの管理方法においても、
同様の効果を得ることができる。
よれば、前記勤務状況に関する文字情報は、ユーザの名
前、現在の勤務状況や作業内容、勤務していない場合は
その理由及び現在の居場所、今後の勤務予定の少なくと
も1つを含む文字情報であるので、画像中に勤務者が存
在しない場合、その勤務者の休暇日であるために当日中
に連絡できる見込みがないのか、一時的に休憩している
だけですぐに帰ってくるのか、業務目的で外出している
のか等の勤務状況を知ることができる。尚、請求項25
に記載の分散オフィスシステムの管理方法においても、
同様の効果を得ることができる。
【0165】請求項6に記載の分散オフィスシステムに
よれば、前記サーバ装置に備わっている電話回線ボード
を介して電話通話が行われている場合、前記勤務状況表
示手段は、前記他のユーザの勤務状況に関する文字情報
として該ユーザが現在電話中である旨の文字情報を表示
するので、自動的に表示することができる。尚、請求項
26に記載の分散オフィスシステムの管理方法において
も、同様の効果を得ることができる。
よれば、前記サーバ装置に備わっている電話回線ボード
を介して電話通話が行われている場合、前記勤務状況表
示手段は、前記他のユーザの勤務状況に関する文字情報
として該ユーザが現在電話中である旨の文字情報を表示
するので、自動的に表示することができる。尚、請求項
26に記載の分散オフィスシステムの管理方法において
も、同様の効果を得ることができる。
【0166】請求項7に記載の分散オフィスシステムに
よれば、前記勤務状況表示手段は、前記他のユーザが休
憩中である場合、前記他のユーザの勤務状況の画像の表
示を行わず、休憩中であることを示す画像を表示するの
で、他のユーザが休憩中であることを即座に認識でき
る。尚、請求項27に記載の分散オフィスシステムの管
理方法においても、同様の効果を得ることができる。
よれば、前記勤務状況表示手段は、前記他のユーザが休
憩中である場合、前記他のユーザの勤務状況の画像の表
示を行わず、休憩中であることを示す画像を表示するの
で、他のユーザが休憩中であることを即座に認識でき
る。尚、請求項27に記載の分散オフィスシステムの管
理方法においても、同様の効果を得ることができる。
【0167】請求項8に記載の分散オフィスシステムに
よれば、選択手段により前記他のユーザの仮想的な個室
オフィスを前記画面上で選択し、訪問入力手段により該
選択された他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪問
であることを入力し、オフィス表示手段により前記訪問
であることが入力された場合、訪問者の端末装置の画面
上に被訪問者の仮想的な個室オフィスの内部を表示し、
前記被訪問者の仮想的な個室オフィスの内部が表示され
る画面には、該被訪問者の勤務状況の画像、該被訪問者
の什器備品などを意味する図形画像が含まれるので、訪
問者および被訪問者間で通話を行うことでテレビ電話的
な使い方をすることができる。尚、請求項9および請求
項10に記載の分散オフィスシステムにおいても、同様
の効果を得ることができる。また、尚、請求項28、請
求項29および請求項30に記載の分散オフィスシステ
ムの管理方法においても、同様の効果を得ることができ
る。
よれば、選択手段により前記他のユーザの仮想的な個室
オフィスを前記画面上で選択し、訪問入力手段により該
選択された他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪問
であることを入力し、オフィス表示手段により前記訪問
であることが入力された場合、訪問者の端末装置の画面
上に被訪問者の仮想的な個室オフィスの内部を表示し、
前記被訪問者の仮想的な個室オフィスの内部が表示され
る画面には、該被訪問者の勤務状況の画像、該被訪問者
の什器備品などを意味する図形画像が含まれるので、訪
問者および被訪問者間で通話を行うことでテレビ電話的
な使い方をすることができる。尚、請求項9および請求
項10に記載の分散オフィスシステムにおいても、同様
の効果を得ることができる。また、尚、請求項28、請
求項29および請求項30に記載の分散オフィスシステ
ムの管理方法においても、同様の効果を得ることができ
る。
【0168】請求項11に記載の分散オフィスシステム
によれば、変換手段により前記端末装置に備わっている
カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画
像に変換し、送信手段により該変換された画像を前記サ
ーバ装置に送信し、生成手段により前記サーバ装置で受
信した画像の画素数を削減した縮小圧縮画像を生成し、
送信手段により該生成された縮小圧縮画像を前記端末装
置に送信し、前記送信された縮小圧縮画像を前記他のユ
ーザの勤務状況の画像として前記端末装置の画面に表示
するので、オリジナル圧縮画像を基に縮小圧縮画像を生
成し、それを他のユーザの端末装置に送信することによ
り、各ユーザ端末装置の画面上に表示される各ユーザの
勤務状況の画像のフレームレート(更新頻度)を高速化
することができる。尚、請求項31に記載の分散オフィ
スシステムの管理方法においても、同様の効果を得るこ
とができる。
によれば、変換手段により前記端末装置に備わっている
カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画
像に変換し、送信手段により該変換された画像を前記サ
ーバ装置に送信し、生成手段により前記サーバ装置で受
信した画像の画素数を削減した縮小圧縮画像を生成し、
送信手段により該生成された縮小圧縮画像を前記端末装
置に送信し、前記送信された縮小圧縮画像を前記他のユ
ーザの勤務状況の画像として前記端末装置の画面に表示
するので、オリジナル圧縮画像を基に縮小圧縮画像を生
成し、それを他のユーザの端末装置に送信することによ
り、各ユーザ端末装置の画面上に表示される各ユーザの
勤務状況の画像のフレームレート(更新頻度)を高速化
することができる。尚、請求項31に記載の分散オフィ
スシステムの管理方法においても、同様の効果を得るこ
とができる。
【0169】請求項12に記載の分散オフイスシステム
によれば、変換手段により前記端末装置に備わっている
カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画
像に変換し、送信手段により該変換された画像を前記サ
ーバ装置に送信し、送信手段により前記サーバ装置は訪
問者の端末装置に被訪問者の圧縮画像を送信するので、
訪問オペレーションでは、訪問者および被訪問者間でお
互いのビデオカメラから撮像された比較的高解像度の画
像を表示することができる。尚、請求項13に記載の分
散オフィスシステムにおいても、同様の効果を得ること
ができる。また、尚、請求項32および請求項33に記
載の分散オフィスシステムの管理方法においても、同様
の効果を得ることができる。
によれば、変換手段により前記端末装置に備わっている
カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画
像に変換し、送信手段により該変換された画像を前記サ
ーバ装置に送信し、送信手段により前記サーバ装置は訪
問者の端末装置に被訪問者の圧縮画像を送信するので、
訪問オペレーションでは、訪問者および被訪問者間でお
互いのビデオカメラから撮像された比較的高解像度の画
像を表示することができる。尚、請求項13に記載の分
散オフィスシステムにおいても、同様の効果を得ること
ができる。また、尚、請求項32および請求項33に記
載の分散オフィスシステムの管理方法においても、同様
の効果を得ることができる。
【0170】請求項14に記載の分散オフィスシステム
によれば、前記勤務状況表示手段は、カメラを有しない
携帯型端末装置を前記端末装置として使用する他のユー
ザの勤務状況の画像を表示する場合、予め前記サーバ装
置に登録されているユーザの画像を表示するので、勤務
状況を常時撮像することができないモバイルオフィスで
も、ユーザの静止画像を表示しておくことができる。
尚、請求項34に記載の分散オフィスシステムの管理方
法においても、同様の効果を得ることができる。
によれば、前記勤務状況表示手段は、カメラを有しない
携帯型端末装置を前記端末装置として使用する他のユー
ザの勤務状況の画像を表示する場合、予め前記サーバ装
置に登録されているユーザの画像を表示するので、勤務
状況を常時撮像することができないモバイルオフィスで
も、ユーザの静止画像を表示しておくことができる。
尚、請求項34に記載の分散オフィスシステムの管理方
法においても、同様の効果を得ることができる。
【0171】請求項15に記載の分散オフィスシステム
によれば、前記勤務状況表示手段は、端末装置に備わっ
ているカメラで撮像された前記他のユーザの勤務状況の
画像を受信して表示する場合、設定手段によりユーザの
操作に応じてフレームレートを設定するので、ユーザは
好みのフレームレート(更新頻度)に設定することがで
き、更新が頻繁に行われ過ぎて勤務に集中できないなど
の弊害が生じないようにすることが可能である。尚、請
求項35に記載の分散オフィスシステムの管理方法にお
いても、同様の効果を得ることができる。
によれば、前記勤務状況表示手段は、端末装置に備わっ
ているカメラで撮像された前記他のユーザの勤務状況の
画像を受信して表示する場合、設定手段によりユーザの
操作に応じてフレームレートを設定するので、ユーザは
好みのフレームレート(更新頻度)に設定することがで
き、更新が頻繁に行われ過ぎて勤務に集中できないなど
の弊害が生じないようにすることが可能である。尚、請
求項35に記載の分散オフィスシステムの管理方法にお
いても、同様の効果を得ることができる。
【0172】請求項16に記載の分散オフィスシステム
によれば、指示手段により同一の組織に所属するユーザ
の仮想的な個室オフィスを同一の仮想オフィス領域に表
示する画面上で組織を指示し、移動手段により該指示に
したがって、異なる組織の仮想オフィス領域に前記画面
を移動させるので、実際に存在する企業などの組織体と
の対応をとることができ、異なるオフィスエリアに簡単
に移動することができる。尚、請求項36に記載の分散
オフィスシステムの管理方法においても、同様の効果を
得ることができる。
によれば、指示手段により同一の組織に所属するユーザ
の仮想的な個室オフィスを同一の仮想オフィス領域に表
示する画面上で組織を指示し、移動手段により該指示に
したがって、異なる組織の仮想オフィス領域に前記画面
を移動させるので、実際に存在する企業などの組織体と
の対応をとることができ、異なるオフィスエリアに簡単
に移動することができる。尚、請求項36に記載の分散
オフィスシステムの管理方法においても、同様の効果を
得ることができる。
【0173】請求項17に記載の分散オフィスシステム
によれば、参照手段により前記サーバ装置に登録された
携帯情報端末の画面表示能力に関するプロファイルを参
照し、生成手段により前記携帯情報端末の画面表示に最
適な表示データを前記サーバ装置で生成し、送信手段に
より該生成された表示データを前記携帯情報端末に送信
し、前記携帯情報端末は、受信した前記表示データにし
たがって、仮想的な個室オフィス、仮想オフィス領域お
よびユーザ共有スペース領域の画像を表示するので、携
帯情報端末のプロファイル情報を基にユーザが使用する
携帯情報端末の表示に適した形態に再構成することがで
きる。したがって、通常のユーザの端末装置で使用でき
る機能の多くを携帯情報端末でも使用可能であり、その
操作性の低下を最小限に抑えることができる。尚、請求
項37に記載の分散オフィスシステムの管理方法におい
ても、同様の効果を得ることができる。
によれば、参照手段により前記サーバ装置に登録された
携帯情報端末の画面表示能力に関するプロファイルを参
照し、生成手段により前記携帯情報端末の画面表示に最
適な表示データを前記サーバ装置で生成し、送信手段に
より該生成された表示データを前記携帯情報端末に送信
し、前記携帯情報端末は、受信した前記表示データにし
たがって、仮想的な個室オフィス、仮想オフィス領域お
よびユーザ共有スペース領域の画像を表示するので、携
帯情報端末のプロファイル情報を基にユーザが使用する
携帯情報端末の表示に適した形態に再構成することがで
きる。したがって、通常のユーザの端末装置で使用でき
る機能の多くを携帯情報端末でも使用可能であり、その
操作性の低下を最小限に抑えることができる。尚、請求
項37に記載の分散オフィスシステムの管理方法におい
ても、同様の効果を得ることができる。
【0174】請求項18に記載の分散オフィスシステム
によれば、前記勤務状況に関する文字情報は、前記端末
装置で入力される他、電話機のテンキーで入力されるの
で、文字情報の入力を簡単に行うことができる。尚、請
求項38に記載の分散オフィスシステムの管理方法にお
いても、同様の効果を得ることができる。
によれば、前記勤務状況に関する文字情報は、前記端末
装置で入力される他、電話機のテンキーで入力されるの
で、文字情報の入力を簡単に行うことができる。尚、請
求項38に記載の分散オフィスシステムの管理方法にお
いても、同様の効果を得ることができる。
【0175】請求項19に記載の分散オフィスシステム
によれば、前記サーバ装置は、時間設定手段によりユー
ザの標準勤務時間を設定し、音指示送出手段により前記
端末装置にメロディ音の指示を送出し、前記端末装置
は、前記メロディ音の指示を受け取ると、鳴動手段によ
り音源装置を用いて、通常勤務のユーザである場合、始
業時間、昼休み開始時間、昼休み終了時間、終業時間、
コアタイム終了時間にメロディ音を鳴動するので、分散
勤務の勤務者であっても、その所属する組織体の必要に
応じて規律を重視した勤務時間体系で勤務を行うことが
可能となり、また、分散勤務の弊害として挙げられる終
業時間を忘れてしまい過労に陥る危険性が高い問題を回
避することができる。尚、請求項39に記載の分散オフ
ィスシステムの管理方法においても、同様の効果を得る
ことができる。
によれば、前記サーバ装置は、時間設定手段によりユー
ザの標準勤務時間を設定し、音指示送出手段により前記
端末装置にメロディ音の指示を送出し、前記端末装置
は、前記メロディ音の指示を受け取ると、鳴動手段によ
り音源装置を用いて、通常勤務のユーザである場合、始
業時間、昼休み開始時間、昼休み終了時間、終業時間、
コアタイム終了時間にメロディ音を鳴動するので、分散
勤務の勤務者であっても、その所属する組織体の必要に
応じて規律を重視した勤務時間体系で勤務を行うことが
可能となり、また、分散勤務の弊害として挙げられる終
業時間を忘れてしまい過労に陥る危険性が高い問題を回
避することができる。尚、請求項39に記載の分散オフ
ィスシステムの管理方法においても、同様の効果を得る
ことができる。
【0176】請求項20に記載の分散オフィスシステム
によれば、前記サーバ装置は、設定手段によりユーザの
標準休憩時間または休憩間隔時間を設定し、音指示送出
手段により前記端末装置にメロディ音の指示を送出し、
前記端末装置は、前記送出されたメロディ音の指示を受
け取ると、鳴動手段により音源装置を用いて、勤務者の
休憩を促すための休憩促進メロディ音を鳴動するので、
分散勤務の勤務者であっても、休憩を取得するタイミン
グが得られやすくなり、疲労が増大する問題を回避する
ことができる。尚、請求項40に記載の分散オフィスシ
ステムの管理方法においても、同様の効果を得ることが
できる。
によれば、前記サーバ装置は、設定手段によりユーザの
標準休憩時間または休憩間隔時間を設定し、音指示送出
手段により前記端末装置にメロディ音の指示を送出し、
前記端末装置は、前記送出されたメロディ音の指示を受
け取ると、鳴動手段により音源装置を用いて、勤務者の
休憩を促すための休憩促進メロディ音を鳴動するので、
分散勤務の勤務者であっても、休憩を取得するタイミン
グが得られやすくなり、疲労が増大する問題を回避する
ことができる。尚、請求項40に記載の分散オフィスシ
ステムの管理方法においても、同様の効果を得ることが
できる。
【図1】分散オフィスシステムの構成を示す図である。
【図2】ホストサーバ装置11のハードウェア構成を示
す図である。
す図である。
【図3】ホストサーバ装置11のソフトウェア構成を示
す図である。
す図である。
【図4】ユーザ端末装置13、15のハードウェア構成
を示す図である。
を示す図である。
【図5】ユーザが勤務するホームオフィスで実際に図4
に示される機器が設置された状況を示す図である。
に示される機器が設置された状況を示す図である。
【図6】ユーザ端末装置用ソフトウェアの構成を示す図
である。
である。
【図7】ユーザ端末装置の画面の一部を示す図である。
【図8】データベース部53に格納された情報の概要を
表として示す図である。
表として示す図である。
【図9】コントロールボックスを示す図である。
【図10】メッセージ入力ダイアログを示す図である。
【図11】分散オフィスシステムが適用される複数の部
門からなる組織体を示す図である。
門からなる組織体を示す図である。
【図12】ユーザによって他のユーザの個室オフィスを
表示するエリアが指示された際に表示されるダイアログ
ボックスを示す図である。
表示するエリアが指示された際に表示されるダイアログ
ボックスを示す図である。
【図13】訪問者のユーザ端末装置の画面上に表示され
る画面(パーソナルビューA)を示す図である。
る画面(パーソナルビューA)を示す図である。
【図14】被訪問者のユーザ端末装置の画面上に表示さ
れる画面(パーソナルビューB)を示す図である。
れる画面(パーソナルビューB)を示す図である。
【図15】勤務状況の画像の表示を中止して静止画像で
あるブラインド図形画像を表示する様子を示す図であ
る。
あるブラインド図形画像を表示する様子を示す図であ
る。
【図16】携帯情報端末24の画面表示を示す図であ
る。
る。
【図17】第2ダイアルトーン音声の内容を示す図であ
る。
る。
【図18】会議室に入室した場合のユーザ端末装置の画
面上の表示例を示す図である。
面上の表示例を示す図である。
【図19】研修室に入室した場合のユーザ端末装置の画
面上の表示例を示す図である。
面上の表示例を示す図である。
【図20】リフレッシュルーム(休憩室)に入室した場
合のユーザ端末装置の画面上の表示例を示す図である。
合のユーザ端末装置の画面上の表示例を示す図である。
【図21】従来のホームオフィスの構成を示すブロック
図である。
図である。
【図22】各種通信アプリケーションを表として示す図
である。
である。
【図23】企業などの組織体の中の一部門として5名で
構成される部門にいる5人の勤務者が分散勤務する場合
のオフィスの構成を模式的に示す図である。
構成される部門にいる5人の勤務者が分散勤務する場合
のオフィスの構成を模式的に示す図である。
【図24】図23に示す勤務者が分散勤務を開始する以
前の勤務形態である集合勤務を示す図である。
前の勤務形態である集合勤務を示す図である。
【図25】勤務者のパーソナルコンピュータの画面を示
す図である。
す図である。
11 ホストサーバ装置 13、14、15、16、17 ユーザ端末装置 18 パーソナルコンピュータ 19 ユーザ端末装置用ソフトウェア 20 電話機 24 携帯情報端末 41 サーバーマネージャ部 53 データベース部 61 パーソナルコンピュータ本体 62 マウス 64 ディスプレイ 65、66 カメラ 73 プログラムコンポーネント部 81 勤務状況の画像 82 勤務状況データ表示部 83 個室オフィススペース 84 個室オフィスエリア 85 共有スペースエリア
Claims (40)
- 【請求項1】 複数のユーザの各々に設置された端末装
置と、該端末装置と通信回線を介して接続されたサーバ
装置とを備え、前記ユーザの端末装置の画面上に他のユ
ーザに関する情報を表示する分散オフィスシステムにお
いて、 前記ユーザの端末装置の画面上に、前記他のユーザに関
する情報である他のユーザの勤務状況の画像、他のユー
ザの勤務状況に関する文字情報、及び、他のユーザの仮
想的な個室オフィスであることを示す図形画像の少なく
とも3種を含む情報の集合を合わせて表示する勤務状況
表示手段を備えたことを特徴とする分散オフィスシステ
ム。 - 【請求項2】 前記勤務状況表示手段は、ユーザ自身及
び他のユーザを含む複数のユーザに関する情報を、前記
画面上に設けられた仮想的なオフィス領域に表示するこ
とを特徴とする請求項1記載の分散オフィスシステム。 - 【請求項3】 前記仮想的なオフィス領域に表示するユ
ーザの選択、及び、そのユーザに関する情報の表示位置
の配置の変更は、特定のユーザにより行われることを特
徴とする請求項2記載の分散オフィスシステム。 - 【請求項4】 前記勤務状況表示手段は、前記端末装置
の画面上に、会議室、研修室、資料室、又は、休憩室を
含む仮想的なユーザ共有スペース領域を、前記仮想的な
オフィス領域と共に表示することを特徴とする請求項2
記載の分散オフィスシステム。 - 【請求項5】 前記勤務状況に関する文字情報は、ユー
ザの名前、現在の勤務状況や作業内容、勤務していない
場合はその理由及び現在の居場所、及び今後の勤務予定
の少なくとも1つを含む文字情報であることを特徴とす
る請求項1記載の分散オフィスシステム。 - 【請求項6】 前記サーバ装置に備わっている電話回線
ボードを介して電話通話が行われている場合、前記勤務
状況表示手段は、前記他のユーザの勤務状況に関する文
字情報として該ユーザが現在電話中である旨の文字情報
を表示することを特徴とする請求項1に記載の分散オフ
ィスシステム。 - 【請求項7】 前記勤務状況表示手段は、前記他のユー
ザが休憩中である場合、前記他のユーザの勤務状況の画
像の表示を行わず、休憩中であることを示す画像を表示
することを特徴とする請求項1記載の分散オフィスシス
テム。 - 【請求項8】 前記他のユーザの仮想的な個室オフィス
を前記画面上で選択する選択手段と、 前記選択された他のユーザの仮想的な個室オフィスへの
訪問であることを入力する訪問入力手段と、 前記訪問であることが入力された場合、訪問者の端末装
置の画面上に被訪問者の仮想的な個室オフィスの内部を
表示する仮想的な個室オフィス表示手段とを更に備え、 前記被訪問者の仮想的な個室オフィスの内部が表示され
る画面には、被訪問者の勤務状況の画像、被訪問者の什
器備品などを意味する図形画像が含まれることを特徴と
する請求項1記載の分散オフィスシステム。 - 【請求項9】 前記他のユーザの仮想的な個室オフィス
を前記画面上で選択する選択手段と、 該選択された他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪
問であることを入力する訪問入力手段と、 前記訪問であることが入力された場合、被訪問者の端末
装置の画面上に訪問者の仮想的な個室オフィスの内部を
表示するオフィス表示手段とを更に備え、 前記訪問者の仮想的な個室オフィスの内部が表示される
画面には、該訪問者の勤務状況の画像、該訪問者の什器
備品などを意味する図形画像、オフィスの入口である扉
を模した図形画像、この扉の窓の部分に前記訪問者の勤
務状況の画像が表示されることを特徴とする請求項1記
載の分散オフィスシステム。 - 【請求項10】 前記他のユーザの仮想的な個室オフィ
スを前記画面上で選択する選択手段と、 該選択された他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪
問あるいは電話を入力する入力手段と、 前記他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪問あるい
は電話が入力された場合、前記サーバ装置は電話回線ボ
ードを通じて両者それぞれのあらかじめ登録された電話
加入者番号に宛てて電話の発呼を行い、両者間での電話
通話を可能にする通話手段とを備えたことを特徴とする
請求項1記載の分散オフィスシステム。 - 【請求項11】 前記端末装置は、 ユーザの画像を撮像するカメラと、 該カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮
画像に変換する変換手段と、 該変換された画像を前記サーバ装置に送信する送信手段
とを更に備え、 前記サーバ装置は、 受信した画像の画素数を削減した縮小圧縮画像を生成す
る生成手段と、 該生成された縮小圧縮画像を前記端末装置に送信する送
信手段とを更に備え、 前記送信された縮小圧縮画像を前記他のユーザの勤務状
況の画像として前記端末装置の画面に表示することを特
徴とする請求項1記載の分散オフィスシステム。 - 【請求項12】 前記端末装置は、 ユーザの画像を撮像するカメラと、 該カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮
画像に変換する変換手段と、 該変換された画像を前記サーバ装置に送信する送信手段
とを更に備え、 前記サーバ装置は、 訪問者の端末装置に被訪問者の圧縮画像を送信する送信
手段を更に備えたことを特徴とする請求項8記載の分散
オフィスシステム。 - 【請求項13】 前記端末装置は、 ユーザの画像を撮像するカメラと、 該カメラで撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮
画像に変換する変換手段と、 該変換された画像を前記サーバ装置に送信する送信手段
とを更に備え、 前記サーバ装置は、 被訪問者の端末装置に訪問者の圧縮画像を送信する送信
手段を更に備えたことを特徴とする請求項9記載の分散
オフィスシステム。 - 【請求項14】 前記勤務状況表示手段は、カメラを有
しない携帯型端末装置を前記端末装置として使用する他
のユーザの勤務状況の画像を表示する場合、予め前記サ
ーバ装置に登録されているユーザの画像を表示すること
を特徴とする請求項1記載の分散オフィスシステム。 - 【請求項15】 前記勤務状況表示手段は、端末装置に
備わっているカメラで撮像された前記他のユーザの勤務
状況の画像を受信して表示する場合、ユーザの操作に応
じてフレームレートを設定する設定手段を備えたことを
特徴とする請求項1記載の分散オフィスシステム。 - 【請求項16】 同一の組織に所属するユーザの仮想的
な個室オフィスを同一の仮想オフィス領域に表示する画
面上で組織を指示する指示手段と、 該指示に従って、異なる組織の仮想オフィス領域に前記
画面を移動させる移動手段とを備えたことを特徴とする
請求項3記載の分散オフィスシステム。 - 【請求項17】 前記サーバ装置に登録された携帯情報
端末の画面表示能力に関するプロファイルを参照する参
照手段と、 前記携帯情報端末の画面表示に最適な表示データを前記
サーバ装置で生成する生成手段と、 該生成された表示データを前記携帯情報端末に送信する
送信手段とを備え、 前記携帯情報端末は、受信した前記表示データに従っ
て、仮想的な個室オフィス、仮想オフィス領域およびユ
ーザ共有スペース領域の画像を表示することを特徴とす
る請求項14記載の分散オフィスシステム。 - 【請求項18】 前記勤務状況に関する文字情報は、前
記端末装置で入力される他、電話機のテンキーで入力さ
れることを特徴とする請求項1記載の分散オフィスシス
テム。 - 【請求項19】 前記サーバ装置は、 ユーザの標準勤務時間を設定する時間設定手段と、 前記端末装置にメロディ音の指示を送出する音指示送出
手段とを備え、 前記端末装置は、 音源装置を有し、 前記送出されたメロディ音の指示を受け取ると、通常勤
務のユーザである場合、始業時間、昼休み開始時間、昼
休み終了時間、終業時間、コアタイム終了時間にメロデ
ィ音を鳴動する鳴動手段を備えたことを特徴とする請求
項1記載の分散オフィスシステム。 - 【請求項20】 前記サーバ装置は、 ユーザの標準休憩時間または休憩間隔時間を設定する設
定手段と、 前記端末装置にメロディ音の指示を送出する音指示送出
手段とを備え、 前記端末装置は、 音源装置と、 前記送出されたメロディ音の指示を受け取ると、勤務者
の休憩を促すための休憩促進メロディ音を鳴動する鳴動
手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の分散オ
フィスシステム。 - 【請求項21】 複数のユーザの各々に設置された端末
装置と、該端末装置と通信回線を介して接続されたサー
バ装置とを有する分散オフィスシステム内の前記ユーザ
の端末装置の画面上に他のユーザに関する情報を表示す
る分散オフィスシステムの管理方法において、 前記ユーザの端末装置の画面上に、前記他のユーザに関
する情報である他のユーザの勤務状況の画像、他のユー
ザの勤務状況に関する文字情報、及び、他のユーザの仮
想的な個室オフィスであることを示す図形画像の少なく
とも3種を含む情報の集合を合わせて表示することを特
徴とする分散オフィスシステムの管理方法。 - 【請求項22】 前記他のユーザの勤務状況に関する情
報を表示する工程は、ユーザ自身及び他のユーザを含む
複数のユーザに関する情報を、前記画面上に設けられた
仮想的なオフィス領域に表示することを特徴とする請求
項21記載の分散オフィスシステムの管理方法。 - 【請求項23】 前記仮想的なオフィス領域に表示する
ユーザの選択、及び、そのユーザに関する情報の表示位
置の配置の変更は、特定のユーザにより行われることを
特徴とする請求項22記載の分散オフィスシステムの管
理方法。 - 【請求項24】 前記他のユーザの勤務状況に関する情
報を表示する工程は、前記端末装置の画面上に、会議
室、研修室、資料室、又は、休憩室を含む仮想的なユー
ザ共有スペース領域を、前記仮想的なオフィス領域と共
に表示することを特徴とする請求項22記載の分散オフ
ィスシステムの管理方法。 - 【請求項25】 前記勤務状況に関する文字情報は、ユ
ーザの名前、現在の勤務状況や作業内容、勤務していな
い場合はその理由及び現在の居場所、今後の勤務予定の
少なくとも1つを含む文字情報であることを特徴とする
請求項21記載の分散オフィスシステムの管理方法。 - 【請求項26】 前記サーバ装置に備わっている電話回
線ボードを介して電話通話が行われている場合、前記他
のユーザの勤務状況に関する情報を表示する工程は、前
記他のユーザの勤務状況に関する文字情報として該ユー
ザが現在電話中である旨の文字情報を表示することを特
徴とする請求項21記載の分散オフィスシステムの管理
方法。 - 【請求項27】 前記他のユーザの勤務状況に関する情
報を表示する工程は、前記他のユーザが休憩中である場
合、前記他のユーザの勤務状況の画像の表示を行わず、
休憩中であることを示す画像を表示することを特徴とす
る請求項21記載の分散オフィスシステムの管理方法。 - 【請求項28】 前記他のユーザの仮想的な個室オフィ
スを前記画面上で選択する工程と、 該選択された他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪
問であることを入力する工程と、 前記訪問であることが入力された場合、訪問者の端末装
置の画面上に被訪問者の仮想的な個室オフィスの内部を
表示する工程とを有し、 前記被訪問者の仮想的な個室オフィスの内部が表示され
る画面には、該被訪問者の勤務状況の画像、該被訪問者
の什器備品などを意味する図形画像が含まれることを特
徴とする請求項21記載の分散オフィスシステムの管理
方法。 - 【請求項29】 前記他のユーザの仮想的な個室オフィ
スを前記画面上で選択する工程と、 該選択された他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪
問であることを入力する工程と、 前記訪問であることが入力された場合、被訪問者の端末
装置の画面上に訪問者の仮想的な個室オフィスの内部を
表示する工程とを有し、 前記訪問者の仮想的な個室オフィスの内部が表示される
画面には、該訪問者の勤務状況の画像、該訪問者の什器
備品などを意味する図形画像、オフィスの入口である扉
を模した図形画像、この扉の窓の部分に前記訪問者の勤
務状況の画像が表示されることを特徴とする請求項21
記載の分散オフィスシステムの管理方法。 - 【請求項30】 前記他のユーザの仮想的な個室オフィ
スを前記画面上で選択する工程と、 該選択された他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪
問あるいは電話を入力する工程と、 前記他のユーザの仮想的な個室オフィスへの訪問あるい
は電話が入力された場合、前記サーバ装置は電話回線ボ
ードを通じて両者それぞれのあらかじめ登録された電話
加入者番号に宛てて電話の発呼を行い、両者間での電話
通話を可能にする工程とを有することを特徴とする請求
項21記載の分散オフィスシステムの管理方法。 - 【請求項31】 前記端末装置に備わっているカメラで
撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画像に変換
する工程と、 該変換された画像を前記サーバ装置に送信する工程と、 前記サーバ装置で受信した画像の画素数を削減した縮小
圧縮画像を生成する工程と、 該生成された縮小圧縮画像を前記端末装置に送信する工
程と、 該送信された縮小圧縮画像を前記他のユーザの勤務状況
の画像として前記端末装置の画面に表示する工程とを有
することを特徴とする請求項21記載の分散オフィスシ
ステムの管理方法。 - 【請求項32】 前記端末装置に備わっているカメラで
撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画像に変換
する工程と、 該変換された画像を前記サーバ装置に送信する工程と、 前記サーバ装置は訪問者の端末装置に被訪問者の圧縮画
像を送信する工程とを有することを特徴とする請求項2
8記載の分散オフィスシステムの管理方法。 - 【請求項33】 前記端末装置に備わっているカメラで
撮像されたユーザの画像を所定画素数の圧縮画像に変換
する工程と、 該変換された画像を前記サーバ装置に送信する工程と、 前記サーバ装置は被訪問者の端末装置に訪問者の圧縮画
像を送信する工程とを有することを特徴とする請求項2
9記載の分散オフィスシステムの管理方法。 - 【請求項34】 前記他のユーザの勤務状況を表示する
工程は、カメラを有しない携帯型端末装置を前記端末装
置として使用する他のユーザの勤務状況の画像を表示す
る場合、予め前記サーバ装置に登録されているユーザの
画像を表示することを特徴とする請求項21記載の分散
オフィスシステムの管理方法。 - 【請求項35】 前記他のユーザの勤務状況を表示する
工程は、前記端末装置に備わっているカメラで撮像され
た前記他のユーザの勤務状況の画像を受信して表示する
場合、ユーザの操作により設定されたフレームレートで
表示することを特徴とする請求項21記載の分散オフィ
スシステムの管理方法。 - 【請求項36】 同一の組織に所属するユーザの仮想的
な個室オフィスを同一の仮想オフィス領域に表示する画
面上で組織を指示する工程と、 該指示に従って、異なる組織の仮想オフィス領域に前記
画面を移動させる工程とを有することを特徴とする請求
項23記載の分散オフィスシステムの管理方法。 - 【請求項37】 前記サーバ装置に登録された携帯情報
端末の画面表示能力に関するプロファイルを参照する工
程と、 前記携帯情報端末の画面表示に最適な表示データを前記
サーバ装置で生成する工程と、 該生成された表示データを前記携帯情報端末に送信する
工程とを有し、 前記携帯情報端末が、受信した前記表示データに従っ
て、仮想的な個室オフィス、仮想オフィス領域およびユ
ーザ共有スペース領域を表示することを特徴とする請求
項34記載の分散オフィスシステムの管理方法。 - 【請求項38】 前記勤務状況に関する文字情報は、前
記端末装置で入力される他、電話機のテンキーで入力さ
れることを特徴とする請求項21記載の分散オフィスシ
ステムの管理方法。 - 【請求項39】 前記サーバ装置でユーザの標準勤務時
間を設定する工程と、 前記端末装置にメロディ音の指示を送出する工程と、 前記端末装置が、前記送出されたメロディ音の指示を受
け取ると、付属の音源装置により、通常勤務のユーザで
ある場合、始業時間、昼休み開始時間、昼休み終了時
間、終業時間、コアタイム終了時間にメロディ音を鳴動
する工程とを有することを特徴とする請求項21記載の
分散オフィスシステムの管理方法。 - 【請求項40】 前記サーバ装置でユーザの標準休憩時
間または休憩間隔時間を設定する工程と、 前記端末装置にメロディ音の指示を送出する工程と、 前記端末装置が、前記送出されたメロディ音の指示を受
け取ると、付属の音源装置により、勤務者の休憩を促す
ための休憩促進メロディ音を鳴動する工程を有すること
を特徴とする請求項21記載の分散オフィスシステムの
管理方法。
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