JP2001298544A - Cti中継台システム - Google Patents

Cti中継台システム

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JP2001298544A
JP2001298544A JP2000114186A JP2000114186A JP2001298544A JP 2001298544 A JP2001298544 A JP 2001298544A JP 2000114186 A JP2000114186 A JP 2000114186A JP 2000114186 A JP2000114186 A JP 2000114186A JP 2001298544 A JP2001298544 A JP 2001298544A
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cti
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JP2000114186A
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Masaaki Fuse
雅明 布施
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡張性に劣っているので、中継交換作業の効
率を向上することが困難であるという課題があった。 【解決手段】 CTI中継台システムは、PBX1を介
した公衆網10、専用線網11または内線からの着信を
中継するための複数のCTIクライアント3と、複数の
CTIクライアント3を制御し、PBX1からの着信呼
を複数のCTIクライアント3に分配するCTIサーバ
2と、CTIサーバ2および各CTIクライアント3よ
りアクセス、更新可能な電話帳、転送履歴などの情報を
格納するデータベースサーバ4とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CTI(コンピ
ュータ・テレフォニー・インテグレーション;Computer
Telephony Integration)システムに関し、特に電話交
換サービスを提供する複数のCTIクライアント(すな
わちCTI中継台)を制御管理するCTIサーバと基本
的なCTI機能を有するPBXとを備え、ユーザ毎にカ
スタマイズ可能な、拡張性のあるCTI中継台システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の中継台システムの構成を
示すブロック図である。図において、1はデジタル式の
PBX(Private Branch Exchange:構内電話交換機)、
6はDCT(Digital Cordless Telephone)基地局、7
はDCT携帯端末、8は内線電話機、10は公衆網(ア
ナログ、ISDN局線)、11は専用線網、14はPB
X1のデジタル多機能電話機インタフェースまたは中継
台専用インタフェースに接続され、ハードウェアキーの
マンマシンインタフェースを備えた卓上設置型の中継
台、15は各中継台14に接続されたヘッドセットであ
る。
【0003】次に動作について説明する。図10に示す
従来の中継台システムでは、複数の中継台14をPBX
1に接続することができ、ハードウェアキーを備えた各
中継台14の前にはオペレータがヘッドセット15を装
着して待機している。各中継台14に着席して待機する
オペレータは、作業を開始する前に、中継台14の電源
をONにする。従来の中継台14は、悪用防止等のセキ
ュリティ機能を有しておらず、電源をONするだけでい
かなる者も中継台14を使用することができる。なお、
中継台14に常時電源が投入されている場合もある。
【0004】例えば公衆網10または専用線網11から
着信があり既に全ての中継台14が着信中である場合に
は、PBX1は、キューイング機能を有していないなら
ば、発信者側に話中音を聞かせる。これに対して、PB
X1がキューイング機能を有している場合には、中継台
14の台数に見合った予め決められた数の着信呼のみを
キューイングすることができる。そして、PBX1は、
キューイングした着信呼には、「ただいま大変混み合っ
ています。そのままお待ちになるか、しばらくしてから
おかけ直し下さい」という旨のアナウンストーキを相手
に聞かせることができる。
【0005】各中継台14に着席しているオペレータ
は、PBX1により分配された着信呼を受けると、発信
者が所望する転送先へと呼を接続する。この際、中継台
14には、卓上に置かれた紙ベースの電話帳ファイルま
たはこれから引用したメモ書きが用意されており、転送
先の内線番号等が不明の場合にはオペレータは電話帳フ
ァイルまたはメモ書きを検索する必要がある。また、同
一の発信者が頻繁に同一の転送先への転送を所望した場
合であっても、過去の転送履歴を自動で残すための仕組
みや装置がないので、オペレータはその度に転送先の内
線番号を検索する必要がある。
【0006】オペレータが転送先への接続を要求する
と、中継台14は接続要求をPBX1に伝える。PBX
1は、着信呼を転送先の内線電話機8またはDCT携帯
端末7へ接続する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の中継台システム
は以上のように構成されているので、着信呼が輻輳した
場合、PBX1は単に発信者側に話中音を聞かせるか、
または、キューイング機能を有している場合でも単に予
め定めた着信呼数分キューイングするだけであり、現在
着信応答可能なオペレータの数や状態までを管理するも
のではなく、発信者側が何度かけても話中であったり、
かなり長時間にわたって待たされる場合があるという課
題があった。
【0008】また、従来の中継台システムでは、中継台
の卓上に紙ベースの電話帳ファイルが置かれ、オペレー
タは中継交換作業を行なう際に電話帳ファイルまたはこ
れから引用したメモ書き等を参照することができ、転送
頻度の高い転送先の番号はオペレータの経験や記憶によ
り電話帳ファイルを参照せずに転送処理を行なうことが
できたが、オペレータの異動が頻繁に行なわれるような
場合にはオペレータの経験や記憶に頼ることができず、
オペレータの異動の度に電話帳ファイルの差し替えをし
なければならず余計な手間がかかるという課題があっ
た。さらには、従来の中継台システムは転送しようとす
る相手の当日の出勤状況(出張や休暇等)までを把握す
るための仕組みを有しておらず、転送先の相手が不在の
場合であっても転送しなければその旨を確認できないと
いう中継交換作業の効率上の課題があった。
【0009】さらに、同じ発信者から同一転送先への中
継要求があった場合でも、対応するオペレータが異なる
場合や、同じオペレータが対応した場合でもオペレータ
が記憶していなかったような場合には、紙ベースの電話
帳ファイルを再度検索するとか転送の度にメモ書きを残
しておく必要があるなど中継交換作業の効率上の課題が
あった。
【0010】さらに、従来の中継台システムは悪用防止
等のセキュリティ機能を一切有しておらず、電源をON
するだけでまたはそれすらする必要なく中継台14の機
能を利用することが可能であるというセキュリティ上の
課題があった。さらに、PBX1も各中継台14を使用
しているオペレータを管理する機能を有しておらず、オ
ペレータの業務管理のための別の仕組みまたは装置が必
要であった。
【0011】さらに、従来の中継台システムは他の中継
台14の状態をオペレータに認識させる機能を有してお
らず、他の中継台14への着信に対して自席で応答する
ような場合には、どの中継台14への着信なのかを、目
視、オペレータ間の口頭による連絡、または着信中の中
継台14で鳴動する呼出音等にて確認した後、その着信
中の中継台14を指定して代理応答する必要があるとい
う中継交換作業の効率上の課題があった。
【0012】さらに、従来の中継台システムはオペレー
タ間で情報を共有化する技術的な手段を有していないの
で、オペレータは口頭連絡またはメモ書きの回覧という
手段で情報を伝達しなければならず、そのため、連絡が
十分に伝わらないとかオペレータの勤務交代等で引き継
ぎが十分にできないという連絡ミスが発生してしまい、
オペレータによって異なる応対をしてしまうという課題
があった。
【0013】さらに、従来の中継台システムでは、PB
X1が複数の中継台14を制御しているので、中継台1
4へ新規機能を追加したり、ユーザ毎にカスタマイズを
する際にはPBX1本体のソフトウェアの変更が必要で
あり、多大な労力と開発費を要するという課題があっ
た。また、マンマシンインタフェースを変更する場合に
は中継台専用端末のハードウェアキー配置、表示ランプ
等の改造、製作等が必要であり、マンマシンインタフェ
ースの変更を容易に行なえない、つまりは多種多様なユ
ーザ毎の要件にカスタマイズされた中継台14を提供す
ることが困難であるという課題があった。
【0014】すなわち、従来の中継台システムは、高度
なキューイング機能、電話帳等のデータベースとの連携
機能、情報の共有化機能、業務管理機能等を備えていな
い上に、拡張性に劣っているので、このような機能を追
加して中継交換作業の効率を向上することが困難である
だけでなく、中継交換作業を行なうにはオペレータの熟
練した経験に頼る部分が大きく、新人オペレータがある
程度の業務をこなせるようになるまでにはかなりの時間
を要しなければならない等ユーザの負担が大きいという
課題があった。
【0015】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、短時間の教育期間でオペレータが
高度な中継交換作業ができるようにすることを可能にす
るとともに、データベースとの連携、情報の共有化、業
務管理、ネットワーク機能との連携を行なうことにより
効率的な中継交換作業を行うことを可能にし、多種多様
なユーザの要件に対応できる高い拡張性を持ったCTI
中継台システムを得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るCTI中
継台システムは、それぞれオペレータの操作に従いPB
Xを介した公衆網(または局線)、専用線網または内線
からの着信を中継するための複数のCTIクライアント
と、複数のCTIクライアントを制御し、上記PBXか
らの着信通知を受け着信した呼を上記複数のCTIクラ
イアントに分配するCTIサーバと、CTIサーバおよ
び各CTIクライアントが必要に応じて更新可能な情報
を格納するデータベースサーバと、上記PBX、上記複
数のCTIクライアント、上記CTIサーバおよび上記
データベースを互いに接続するLANとを備えたもので
ある。
【0017】この発明に係るCTI中継台システムは、
各CTIクライアントが、CTIサーバからの情報およ
びデータベースから得た情報を表示してオペレータの作
業を容易にするとともに、上記CTIサーバによる制御
のために必要な情報をオペレータが上記CTIサーバに
送信することを可能にするマンマシンインタフェース手
段を備えたものである。
【0018】この発明に係るCTI中継台システムは、
CTIサーバが、着信可能な呼数を現在着席稼動中のオ
ペレータ数からリアルタイムに算出してキューイング呼
数を管理するキューイング手段を備えたものである。
【0019】この発明に係るCTI中継台システムは、
マンマシンインタフェース手段がオペレータが着席して
いるか否かを設定する手段を有し、各CTIクライアン
トがその旨をCTIサーバに通知するものである。
【0020】この発明に係るCTI中継台システムは、
キューイング手段が、PBXからの着信呼が輻輳した場
合、オペレータが短時間内に応答できる着信呼の場合に
は相手呼出音、短時間内に応答できない着信呼の場合に
は所定のアナウンストーキを流すようにキューイングし
且つPBXを制御するものである。
【0021】この発明に係るCTI中継台システムは、
マンマシンインタフェース手段が、オペレータが入力し
たログイン名およびパスワードをCTIサーバに転送す
るログイン手段を備え、CTIサーバは、受信したログ
イン名およびパスワードが予め登録されたものであると
きに上記CTIクライアントの利用を上記ログイン名お
よびパスワードを入力したオペレータに許可するログイ
ン手段を備えたものでる。
【0022】この発明に係るCTI中継台システムは、
データベースサーバが業務管理データベースを備え、C
TIサーバが、ログイン名に基づき、各オペレータ毎の
中継交換作業に関する情報を上記業務管理データベース
に記録する手段を備えたものである。
【0023】この発明に係るCTI中継台システムは、
データベースサーバが電話帳データベースを備え、マン
マシンインタフェース手段が、オペレータの操作に従い
電話帳検索画面の表示要求を受け付け、該電話帳検索画
面内で発信または転送先の選択を可能にする手段を有し
ており、各CTIクライアントが、上記マンマシンイン
タフェース手段を介して受け付けた表示要求に従い上記
電話帳データベースにアクセスして上記電話帳検索画面
を表示する電話帳検索画面表示手段を備えているもので
ある。
【0024】この発明に係るCTI中継台システムは、
電話帳データベースが、電話帳に登録されている個人の
動静状況に関する情報を格納しているものである。
【0025】この発明に係るCTI中継台システムは、
マンマシンインタフェース手段が、オペレータに電話帳
検索画面上で個人の動静状況の変更を可能にする変更手
段を備え、各CTIクライアントは該変更手段による変
更に応じて上記電話帳データベースを更新する更新手段
を備えたものである。
【0026】この発明に係るCTI中継台システムは、
データベースサーバが、発信者毎の過去の転送履歴を記
録した転送履歴データベースを備え、マンマシンインタ
フェース手段は、オペレータの操作に従い発信者の過去
の転送履歴を示す転送履歴画面の表示要求を受け付け、
該転送履歴画面内で転送先の選択を可能にする手段を有
し、各CTIクライアントは、上記表示要求に従い上記
転送履歴データベースにアクセスして転送履歴画面を表
示する転送履歴画面表示手段を備え、CTIサーバは、
CTIクライアントからの転送要求を受信した際に、履
歴情報を発信者毎に上記データベースサーバに格納され
た上記転送履歴データベースに記録する更新手段を備え
たものである。
【0027】この発明に係るCTI中継台システムは、
CTIサーバが、オペレータの着席稼働状況に関する情
報、中継交換作業に関する情報およびシステム全体に関
する情報を各CTIクライアントに提供する提供手段を
備え、各CTIクライアントのマンマシンインタフェー
ス手段は、上記提供手段から得た上記情報を表示するも
のである。
【0028】この発明に係るCTI中継台システムは、
提供手段が複数のCTIクライアントのそれぞれにおい
て待機中、着信中、通話中、離席中であるかを示す情報
および着信中である場合にはさらに発信者側の回線の種
別に関する情報を提供するものである。
【0029】この発明に係るCTI中継台システムは、
LANに接続されており、CTIサーバの動作設定を行
うことを可能にし、データベースサーバに格納するデー
タベースの作成および更新を可能にするCTIコンソー
ルを備えたものである。
【0030】この発明に係るCTI中継台システムは、
CTIコンソールが、複数のCTIクライアントに送信
すべきメッセージおよび送信時刻をCTIサーバに登録
するメッセージ登録手段を備え、上記CTIサーバが、
登録された上記メッセージを指定された送信時刻に上記
複数のCTIクライアントへ送信するメッセージ送信手
段を備えたものである。
【0031】この発明に係るCTI中継台システムは、
PBXおよびLANに接続されており、各CTIクライ
アントにおける通話内容を必要に応じて録音し、録音し
た通話内容をそのままで必要とする相手へ送信するボイ
スメール装置を備えたものである。
【0032】この発明に係るCTI中継台システムは、
PBXおよびLANに接続されており、各CTIクライ
アントにおける通話内容を必要に応じて録音し、録音し
た通話内容を電子メールに変換して必要とする相手へ送
信するボイスメール装置を備えたものである。
【0033】この発明に係るCTI中継台システムは、
LANに接続されており、各CTIクライアントのオペ
レータに情報を提供するためのWebサーバを備えたも
のである。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるC
TI中継台システムの構成を示すブロック図である。図
において、1はデジタル式のPBX、3は着席するオペ
レータの操作に従いPBX1を介したアナログ、ISD
N局線等の公衆網(または局線)10、専用線網11ま
たは内線からの着信を中継するためのCTIクライアン
ト(すなわちCTI中継台)、2は複数のCTIクライ
アント3の状態管理を行う等の制御を行い、PBX1か
らの着信通知を受け着信した呼を複数のCTIクライア
ント3に分配するCTIサーバ、4はCTIサーバ2お
よび各CTIクライアント3が直接アクセスすることが
でき、CTIサーバ2および各CTIクライアント3が
必要に応じて更新可能な電話帳データベース等の情報を
格納するデータベースサーバ、5はCTIサーバ2の動
作設定を行ったり、CTIクライアント3に送信するメ
ッセージをCTIサーバ2に登録したり、データベース
サーバ4に格納する情報を作成、更新、参照したりする
等のために設けられたCTIコンソール(またはCTI
ツール)、6はDCT基地局、7はDCT携帯端末、8
は内線電話機、9はPBX1、CTIサーバ2、CTI
クライアント3、データベースサーバ4およびCTIコ
ンソール5を互いに接続するローカルエリアネットワー
ク(以下LANと称す)である。また、図1において、
31は各CTIクライアント3に設けられたパーソナル
コンピュータ等のCTI端末装置、32は各CTIクラ
イアント3に設けられ、PBX1に接続された多機能デ
ジタル電話機、33は多機能デジタル電話機32に接続
されたヘッドセットである。CTI端末装置31は、タ
ッチパネル311を備えた表示装置312等を含む。な
お、マンマシンインタフェース手段は、タッチパネル3
11および表示装置312を含む。
【0035】図2は、この発明の実施の形態1によるC
TI中継台システムのソフトウェア構成を示すブロック
図である。図において、101はPBX1に設けられて
おり、公衆網10等を介して受けたCTIクライアント
3への着信を受けCTIサーバ2へ着信通知を行う着信
通知機能、102はPBX1に設けられており、CTI
サーバ2からの接続要求を受け付け着信した呼を指定さ
れたCTIクライアント3または転送先に接続する接続
要求機能、103はPBX1に設けられており、着信し
た呼を転送先に転送した後転送を行ったCTIクライア
ント3との通話を切断したり、CTIサーバ2からの要
求により呼を切断したりする等、接続した呼を切断する
切断機能である。
【0036】また、201は各CTIクライアント3に
ついて、後述する着信拒否モードであるか否か、オペレ
ータが着席しているか否か等の状態を常に管理したり、
後述するログイン処理時のログイン名およびパスワード
の照合を行ったりする等、各CTIクライアント3を制
御する状態遷移処理と、この状態遷移処理等のために各
CTIクライアント3と通信を行うとともに、制御する
複数のCTIクライアント3のそれぞれにおけるオペレ
ータの着席稼働状況に関する情報、中継交換作業に関す
る情報、システム全体に関する情報およびCTIコンソ
ール5で登録されたメッセージ等をLAN9を介して各
CTIクライアント3へ送信するクライアント通信処理
と、各CTIクライアント3でログインしているオペレ
ータに関する業務管理情報をデータベースサーバ4に登
録したり、PBX1からの着信通知があり、あるCTI
クライアント3が着信呼を転送先へ転送した際にデータ
ベースサーバ4にアクセスしてその発信者に関する過去
の転送履歴情報に新たな転送履歴を追加したりする等の
データベース参照/更新処理とを実行するCTIクライ
アント制御機能、202は、CTIサーバ2に設けられ
ており、PBX1の着信通知機能によって着信通知され
た呼を一旦キューにキューイングし、それを順次待機中
のCTIクライアント3に均等に分配するとともに、状
態遷移処理に基づきキューイング可能な呼の数を算出し
てキューイング呼数を管理するキューイング機能(キュ
ーイング手段)である。さらに、203は、各CTIク
ライアント3においてオペレータがタッチパネル311
を介してログインを行ったときに、各CTIクライアン
ト3から送られてくるログイン名、パスワードを照合し
てその結果を上位の機能であるCTIクライアント制御
機能201へ通知するログイン処理(ログイン手段)
と、各CTIクライアント3からの接続要求等のメッセ
ージを受け付けこれを上位のCTIクライアント制御機
能201へ転送する要求受付転送処理とを実行するクラ
イアント要求監視機能、204はPBX1との通信を監
視してPBX1からのメッセージを受け付けこれを上位
のCTIクライアント制御機能201へ転送するPBX
通信監視機能、205はCTIコンソール5のCTIサ
ーバ2へのメッセージ登録を受付け、全てまたは指定さ
れた複数のCTIクライアント3にそのメッセージを指
定の送信時刻に送信すべく上位のCTIクライアント制
御機能201へメッセージおよび送信時刻等に関する情
報を転送したり、CTIコンソール5によるCTIサー
バ2の動作設定処理を受け付けるCTIコンソール監視
機能、206はCTIサーバ2の上記機能201〜20
5を制御するための各種の設定の入力、参照、変更を可
能にするCTIサーバ動作設定機能、207はCTIサ
ーバ2とPBX1との間のリンクが接続されているか否
かを定周期で監視したり、各CTIクライアント3とC
TIサーバ2との間のリンクが接続されているか否かを
定周期で監視する定周期処理機能である。なお、CTI
クライアント制御機能201は、提供手段、更新手段、
ログイン手段の一部およびメッセージ送信手段の一部を
含む。また、CTIコンソール監視機能205はメッセ
ージ送信手段の一部を含む。
【0037】各CTIクライアント3において、301
は着信拒否モードであるか否か、オペレータが着席して
いるか否か等の状態を常に管理するとともに、これに応
じた各CTIクライアント3の制御を実行する状態遷移
処理と、この状態遷移処理により得られた各CTIクラ
イアント3の状態に関する情報をCTIサーバ2へ通信
したり、後で述べるように各CTIクライアント3で着
席したオペレータの操作に応じてログイン画面を表示す
るように制御を行い入力されたログイン名およびパスワ
ードを照合するためにこれらをLAN9を介してCTI
サーバ2へ送信したりする等の対サーバ通信処理と、着
信呼に応答し通話中の際にオペレータの操作に従い電話
帳検索画面または転送履歴画面を表示するためにデータ
ベースサーバ4にアクセスして電話帳または転送履歴を
読み出したり、必要に応じて電話帳に関する情報を更新
するデータベース参照/更新処理とを実行するCTIク
ライアント制御機能、302はCTIサーバ2からのロ
グイン名およびパスワードの照合の結果を受けこれを上
位の機能であるCTIクライアント機能301へ転送す
るログイン処理と、CTIサーバ2からのメッセージ表
示要求、接続要求等のメッセージを受け付けこれを上位
のCTIクライアント制御301へ転送する要求受付転
送処理とを実行する対サーバ通信監視機能、303は中
継交換作業に関する情報、他のCTIクライアント3に
おけるオペレータの着席稼働状況に関する情報およびシ
ステム全体に関する情報などオペレータが電話交換作業
を行うために必要な情報等を表示する画面に加えて、ロ
グインのためのログイン名およびパスワードを入力する
ためのログイン画面、電話帳検索画面および転送履歴画
面等を表示装置312上に表示する画面表示機能、30
4はCTIクライアント3の上記機能301〜303を
制御するための各種の設定の入力、参照、変更を可能に
するCTIクライアント動作設定機能である。なお、マ
ンマシンインタフェース手段は、変更手段を含んでい
る。また、各CTIクライアント3のCTIクライアン
ト制御機能301は更新手段およびログイン手段の一部
を含んでおり、対サーバ通信監視機能302はログイン
手段の一部を含んでおり、画面表示機能303はマンマ
シンインタフェース手段の一部、電話帳検索画面表示手
段、転送履歴画面表示手段およびログイン手段の一部を
含んでいる。
【0038】データベースサーバ4において、401は
例えば、外線(会社)、外線(氏名)、内線(部門)、
内線(氏名)別に電話番号、内線番号、会社名、氏名、
部門名等の情報を格納する電話帳データベース、402
は発信者毎に過去の転送履歴情報を格納する転送履歴デ
ータベース、403はオペレータ毎に勤務状況、扱い呼
数、平均呼保有時間、市外/市内発信呼数等の情報を格
納する業務管理データベースである。また、CTIコン
ソール5において、501はCTIコンソール5を介し
てCTIサーバ2のCTIサーバ動作設定機能206を
起動し、CTIサーバ2に設けられた上記機能201〜
205を制御するための各種設定の入力、参照、変更を
可能にするとともに、各CTIクライアント3のCTI
クライアント動作設定機能304を起動し、各CTIク
ライアント3に設けられた上記機能301〜303を制
御するための各種設定の入力、参照、変更を可能にする
CTIサーバ/CTIクライアント動作設定機能、50
2は全てまたは指定の複数のCTIクライアント3へ通
知するメッセージおよび指定の送信時刻等をCTIサー
バ2へ登録するメッセージ登録機能(メッセージ登録手
段)、503は転送履歴等をCTIコンソール5に備わ
る表示装置(図示せず)に表示するためにデータベース
4を参照したり、電話帳データベース401を作成、更
新したり、電話帳データベース401、転送履歴データ
ベース402および業務管理データベース403を参照
したりするデータベース参照/更新機能である。なお、
通常、CTIコンソール5を使用する者は、CTI中継
台システムの管理者等に限定される。従って、CTIコ
ンソール5を使用する際には、ログイン名およびパスワ
ードを入力することが要求される。また、各CTIクラ
イアント3のCTIクライアント動作設定機能304を
用いた各CTIクライアント3の各種設定の入力、変更
できる範囲を限定して、CTIコンソール5のCTIサ
ーバ/CTIクライアント動作設定機能501を用いた
各CTIクライアント3の各種設定の入力、変更できる
範囲をより広くすることができる。
【0039】CTIサーバ2の図2に示す上記した諸機
能201〜207は、Windows(登録商標)NT
(またはWindows2000等)や、Linux等
のUNIX(登録商標)互換またはUNIXベースのO
S等のOS上で動作するアプリケーションプログラムに
より実現される。同様に、各CTIクライアント3の図
2に示す上記した諸機能301〜304は、Windo
ws98(またはWindows2000等)や、Li
nux等のUNIX互換またはUNIXベースのOS等
のOS上で動作するアプリケーションプログラムにより
実現される。同様に、CTIコンソール5の図2に示す
上記した諸機能501〜503は、Windows98
(またはWindows2000等)や、Linux等
のUNIX互換またはUNIXベースのOS等のOS上
で動作するアプリケーションプログラムにより実現され
る。
【0040】図3は各CTIクライアント3に設けられ
た画面表示機能303により作成される表示画面の一例
を示す説明図であり、図において、34はCTIクライ
アント3につけられた番号(中継台No.)、35はオ
ペレータのログイン名(受付者No.)、36はCTI
クライアント3に通知されたメッセージを表示するため
のメッセージ表示部、37はオペレータが着席した際
に、これをタッチパネル311上で押下したり、直接マ
ウス等のポインティングデバイスを操作してクリックし
たり、キーボード上の着席/離席ボタンを押下する等す
ると、後で詳しく述べるログイン画面が表示され、ログ
インに成功するとバックが白色等に変化して着席中とい
う文字が表示され、離席する場合には、同様にタッチパ
ネル311上で押下する等すると、バックが灰色等の他
の色に変化して離席中という文字が表示される着席/離
席ボタンである。なお、図2に示す上記した諸機能30
1〜304を実現するアプリケーションプログラムが起
動後は、着席/離席ボタン37は離席中である旨を表示
しており、この状態では、着信拒否モードの場合を除
き、オペレータは通常CTIクライアント3を操作する
ことはできない。
【0041】また、38は各CTIクライアント3の状
態を表示する中継台状態表示キーである。中継台状態表
示キー38が例えば白色であるものは、オペレータが着
席しており着信可能であることを示しており、中継台状
態表示キー38が灰色等の暗い色であるものは、オペレ
ータが離席しているかまたは着信拒否モードであること
を示している。図3に示す表示画面例は、中継台03,
07に対応するCTIクライアント3がオペレータが離
席しているかまたは着信拒否モードとなっていることを
示している。また、中継台04の中継台状態表示キー3
8は点滅しており、これに対応するCTIクライアント
3は着信中(CTIサーバ2により分配された呼が着信
しているが、まだ呼が接続されていない状態)であるこ
とを示している。
【0042】次に動作について説明する。まず、オペレ
ータが業務開始前にセキュリティーおよび業務管理のた
めに実行するログイン処理について説明する。
【0043】図1に示すCTI中継台システムでは、上
記したように、複数のCTIクライアント3をLAN9
に接続することができ、各CTIクライアント3に設け
られたCTI端末装置31に接続されたタッチパネル3
11を備えた表示装置312の前にはオペレータがヘッ
ドセット33を装着して待機している。各CTIクライ
アント3に着席して待機するオペレータは作業を開始す
る前に、まずCTIクライアント3に接続されたタッチ
パネル311等を操作してログインを行う必要がある。
通常、毎日の業務の最初および離席後再度着席する際に
オペレータはログインを行う。上記したように、各CT
Iクライアント3のアプリケーションプログラムが起動
した直後は、図3に示す着席/離席ボタン37は離席中
となっており、オペレータはこれをタッチパネル311
上で押下したり、直接マウス等のポインティングデバイ
スを操作してクリックしたり、キーボード上の着席/離
席ボタンを押下する等すると、画面表示機能303はロ
グイン画面を表示装置312上に表示する。図4はログ
イン画面43の一例を示す説明図であり、図において、
44はログイン名(すなわち受付者No.)を入力する
ログイン名入力部、45はパスワードを入力するパスワ
ード入力部である。
【0044】ログイン画面43においてオペレータがロ
グイン名およびパスワードをログイン名入力部44,パ
スワード入力部45にそれぞれ入力すると、CTIクラ
イアント制御機能301は、ログイン名およびパスワー
ドをCTIサーバ2へ転送する。CTIサーバ2がクラ
イアント要求監視機能203を介してそのログイン名お
よびパスワードを受信すると、対応するCTIクライア
ント制御機能201はログイン名及びパスワードの照合
を実行する。CTIクライアント制御機能201が照合
を終え、登録されたオペレータである旨を確認すると、
上記CTIクライアント3に対して使用許可メッセージ
をLAN9を介して送信する。そのCTIクライアント
3は対サーバ通信監視機能302を介して使用許可メッ
セージを受信すると、CTIクライアント制御機能30
1は画面表示機能303を制御して図3に示した着席/
離席ボタン37のバックを白色等に点灯し着席中と表示
する。これにより、オペレータは電話交換作業を実行で
きる。
【0045】CTIサーバ2においては、さらに、各C
TIクライアント3に対するCTIクライアント制御機
能201が、対応するCTIクライアント制御機能30
1と協働して、上記のようにログインしたオペレータ毎
に、中継交換作業従事時間(着席時間)等の勤務状況、
通話時間、平均呼保有時間、待機時間、扱い呼数、扱い
呼に関する情報(発信元情報、転送先情報および応対時
刻)、市外/市内発信呼数等の情報を収集して、これら
の情報をデータベースサーバ4に格納された業務管理デ
ータベース403に登録することができる。
【0046】以上のように、全てのオペレータに作業開
始時にログインを実行させ、オペレータ毎の、勤務状
況、扱い呼数、平均呼保有時間、市外/市内発信呼数等
の業務管理上必要な情報を業務管理データベース403
に記録することができるので、CTIクライアント3の
機能の不正利用を未然に防ぎCTIクライアント3特有
の機能である聴話(他の通話をモニタすること)機能や
スーパバイザ機能等がオペレータ以外の人間によって使
用または悪用されることを防止でき、さらには、業務管
理の効率化を図ることができる。
【0047】ところで、以上述べたようなログイン処理
はオプションとすることができる。すなわち、ログイン
処理を行わずいかなるオペレータにも自由に電話交換作
業を実行させることも可能である。さらに、ログイン処
理を行う場合に、着信拒否モードを追加することが可能
である。着信拒否モードが設定されると、オペレータは
着信に関する業務を行うことはできず、発信に関する業
務のみを行うことが許可される。着信拒否モードが設定
されたCTIクライアント3では、着席/離席ボタン3
7は離席中の表示のままに保持される。このような着信
拒否モードは、着信業務が不得手な新人オペレータの教
育に有効である。
【0048】次にキューイング処理について説明する。
例えば公衆網10または専用線網11から着信があった
場合、PBX1は着信通知機能101によりCTIサー
バ2に着信通知を行なう。CTIサーバ2はPBX1か
ら着信通知を受けると、キューイング機能202によ
り、その呼を一旦自己の管理する公衆網用キューにキュ
ーイングする。そして、CTIサーバ2は、着信した呼
を指定するCTIクライアント3に接続するようPBX
1に対して要求する。例えば、均等モードでは、着信し
た呼を順次待機中の複数のCTIクライアント3に均等
に分配する。すなわち、複数の待機中のCTIクライア
ント3があるならば、前の呼を扱ってから最も長い時間
待機しているCTIクライアント3に呼を接続するよう
にPBX1に対して要求する。これに代わり、低番号モ
ードでは、CTIサーバ2は、1から順番に番号が付け
られた複数のCTIクライアント3の待機しているもの
の最も低い番号のものに呼を接続するようにPBX1に
対して要求する。また、ラウンドロビンモードでは、C
TIサーバ2は、最初は、複数のCTIクライアント3
の待機しているものの最も低い番号のものに呼を接続
し、次は、次に低い番号のものに接続するという具合
に、接続するCTIクライアント3の番号を順次変更す
る。PBX1は、接続要求を受けると、接続要求機能1
02により、指定のCTIクライアント3へ呼を接続す
る。なお、CTIサーバ2は、公衆網用のキューだけで
はなく、専用線網用および内線用のキューも備えてい
る。その後、着信呼を分配されこれを受けたCTIクラ
イアント3のオペレータが転送先への接続を要求する
と、CTIクライアント3は接続要求をCTIサーバ2
を介してPBX1に伝える。PBX1は、接続要求機能
102により着信呼を転送先の内線電話機8またはDC
T携帯端末7へ接続した後、切断機能103により上記
CTIクライアント3との通話を切断する。
【0049】CTIサーバ2は、LAN9に接続された
全てのCTIクライアント3のそれぞれについて、各C
TIクライアント3に関するCTIクライアント制御機
能201により、各CTIクライアント3について着信
拒否モードに設定されているか否か、オペレータが着席
しているかそれとも離席しているか等の状態を常に管理
している。このために、各CTIクライアント3は、C
TIクライアント制御機能301により、着信拒否モー
ドに設定されているか否か、オペレータが着席している
かそれとも離席しているか等の状態を把握し、CTIサ
ーバ2に対してその状態を通知する。上記したように、
例えば新人オペレータを教育するような場合には、各C
TIクライアント3ではCTI動作設定機能304を介
して強制的に着信拒否モードに設定することができる。
また、CTIクライアント制御機能301は、オペレー
タが着席しているかそれとも離席しているか等の状態を
把握し、CTIサーバ2に対してその状態を通知する。
各CTIクライアント3では、オペレータが離席する際
には、上記したように図3に示したような表示画面上の
白色等に点灯している着席/離席ボタン37を押下する
等すると、CTIクライアント制御機能301はオペレ
ータが離席していると判断する。
【0050】CTIサーバ2のCTIクライアント制御
機能201は、このような各CTIクライアント3に対
する状態遷移処理を行い、着信可能なCTIクライアン
ト3の数を常に把握しており、キューイング機能202
は、この数に基づきキューイング可能な着信呼の数をリ
アルタイムに算出してキューイング呼数を管理すること
ができる。そして、キューイング機能202は、算出し
たキューイング可能な着信呼数が現在のキューイング呼
数より大きい場合は、算出した数に至るまで着信呼を発
信者側の種別(公衆網10、専用線網11および内線)
毎に所定のキューにキューイングする。これに対して、
算出したキューイング可能な着信呼数が現在のキューイ
ング呼数より小さい場合は、それ以降の着信をPBX1
から通知されてもキューイングバッファオーバとして話
中音を流すことによって呼を切断する。キューイング機
能202は、発信者側の種別毎に2種類のキューすなわ
ち一次キューと二次キューとを管理しており、一次キュ
ーは比較的短時間の待ち時間でオペレータが応答できる
着信呼をキューイングするものであり、二次キューはよ
り長時間の待ち時間でオペレータが応答できる着信呼を
キューイングするものである。
【0051】キューイング機能202は、上記のキュー
の違いによって異なった処理をすることができる。例え
ば、一次キューにキューイングされている着信呼には相
手呼出音を、二次キューにキューイングされている着信
呼には「ただいま大変混み合っています。そのままお待
ちになるか、しばらくしてからおかけ直し下さい」とい
う旨のアナウンストーキを相手に聞かせるために、PB
X1に対してその着信呼に対するトーキ番号を通知す
る。PBX1は通知されたトーキ番号に従い相手呼出音
か上記アナウンストーキを相手に聞かせる。また、PB
X1は、キューイングバッファオーバになった着信呼に
ついては、CTIサーバ2のキューイング機能202か
らの通知に従い、例えば「ただいま大変混み合っていま
す、しばらくしてからおかけ直し下さい」という旨のア
ナウンストーキを相手に聞かせる。また、CTIサーバ
2のキューイング機能202は、発信者側の種別(公衆
網10、専用線網11および内線)に応じて聞かせるア
ナウンストーキの内容を変更すべく、発信者側の種別に
応じてトーキ番号を変更してPBX1に通知することが
できる。この場合、PBX1は多くのトーキ番号に応じ
た多くのアナウンストーキとその音源とを備えている必
要がある。
【0052】以上のように、CTIサーバ2はPBX1
から着信した呼を待機中のCTIクライアント3に自動
的に分配するとともに、キューイング可能な着信呼数を
現在着席中のオペレータ数等からリアルタイムに算出す
るので、キューイングをCTIクライアント3の状態に
応じて管理することができる。また、着信呼が輻輳した
場合のキューイング処理では、オペレータが短時間内に
応答できる着信呼には相手呼出音、応答により長時間を
要する着信呼にはアナウンストーキを流すことで発信者
側に負荷状況を認識させることができる。
【0053】次に、各CTIクライアント3における、
CTIサーバ2から送信される他のCTIクライアント
3に関する情報およびCTI中継台システム全体に関す
る情報を表示する処理について説明する。
【0054】上記したように、CTIサーバ2は、各C
TIクライアント3別に設けられたCTIクライアント
制御機能201により、LAN9に接続された各CTI
クライアント3を制御、管理して各CTIクライアント
を担当するオペレータの着席状況及び着信拒否状況、各
CTIクライアント3の状態(待機中、着信中、通話
中、離席中等)を把握しているとともに、キューイング
機能202によりCTI中継台システム全体におけるP
BX1からの着信待ち呼数を管理する等、CTI中継台
システム全体に関する情報を管理している。CTIサー
バ2は、各CTIクライアント3毎に設けられたCTI
クライアント制御機能201により、各CTIクライア
ント3固有の情報を他のCTIクライアント3にも提供
するとともに、CTI中継台システム全体に関する情報
も全てのCTIクライアント3へ提供することができ
る。
【0055】各CTIクライアント3の画面表示機能3
03は、CTIサーバ2から受信した上記情報を、各C
TIクライアント3に接続された表示装置312の画面
上に表示することができる。画面表示機能303は、オ
ペレータが他のCTIクライアント3の状態(待機中、
着信中、通話中、離席中等)を認識することができるよ
うな、表示画面を作成する。上記したように、バックが
白色に点灯している中継台状態表示キー38は、オペレ
ータが着席しており待機中であることを示しており、バ
ックが灰色の中継台状態表示キー38は、オペレータが
離席中であることを示している。
【0056】また、例えば中継台No.4のCTIクラ
イアント3が着信中の場合には、図3に示すように、画
面表示機能303は対応する中継台状態表示キー38を
点滅させる。さらに、各CTIクライアント3の画面表
示機能303は、他のCTIクライアント3が着信中の
場合はその発信者側の種別(公衆回線、内線、専用線)
に応じて中継台状態表示キー38を点滅させる色を変え
て表示し、オペレータに発信者側の種別を認識させるこ
とができる。
【0057】例えば、内線電話機8から中継台No.を
入力して発信した場合、PBX1はLAN9を介してC
TIサーバ2に対してその対応するCTIクライアント
3へ着信した旨の着信通知を行なう。このとき、CTI
サーバ2は着信先として指定されたCTIクライアント
3を選択してPBX1に対してこのCTIクライアント
3への接続要求を行い、PBX1はその着信呼を指定さ
れたCTIクライアント3へ接続する。そして、着信先
として選択されたCTIクライアント3の画面表示機能
303は、さらに発信者の情報(この場合、内線電話機
7の内線番号と種別“内線”)を画面上に設けられた発
信者情報表示部42に表示する。同時に、CTIサーバ
2は、CTIクライアント制御機能201により、他の
CTIクライアント3にも上記指定されたCTIクライ
アント3に内線より着信があった旨を通知し、他のCT
Iクライアント3においては、その画面表示機能303
が着信先として指定された上記CTIクライアント3が
内線を着信中である旨を示すように対応する中継台状態
表示キー38を例えば緑色で点滅させる。これにより、
他のCTIクライアント3に着席しているオペレータ
は、着信先として指定された上記CTIクライアント3
が着信している発信者側の種別が内線であることを認識
することができる。従って、他のCTIクライアント3
の中継台状態表示キー38が長い間点滅のまま放置さ
れ、オペレータがその着信に応答しようとするような場
合には、中継台状態表示キー38の点滅の色を見てオペ
レータは発信者側の種別を予め認識することができるの
で、優先して応答すべき相手であるか否かを容易に判断
することができる。これにより、オペレータは公衆網1
0を介した着信すなわち外線からの着信に優先的に応答
するか、または、専用線網11または内線を介した着信
に優先的に応答するかを予め判断して着信に応答するこ
とが可能となる。また、現在通話中の呼を他のCTIク
ライアント3に転送する場合においても、他のCTIク
ライアント3の状態をその対応する中継台状態表示キー
38により予め認識できるので、オペレータは転送が可
能な他のCTIクライアント3を容易に選択することが
できる。
【0058】各CTIクライアント3の画面表示機能3
03は、また、CTIサーバ2から提供された着信待ち
呼数等のCTI中継台システム全体に関する情報を表示
装置312の画面上に表示することができる。例えば、
図3に示すように、CTI中継台システム全体での着信
待ち呼数は受付者No.の下に表示される。
【0059】次に、オペレータの操作に従いCTIクラ
イアント3に接続された表示装置312に電話帳検索画
面を表示する処理について説明する。あるCTIクライ
アント3において、オペレータが着信呼に応答し発信者
と通話している間に、発信者から依頼された転送先につ
いて電話帳検索を行いたい場合、オペレータは任意のタ
イミングでCTIクライアント3に接続されたタッチパ
ネル311を操作して電話帳検索画面を表示させること
ができる。オペレータが、画面表示機能303により表
示装置312上に表示された図3に示すような表示画面
の電話帳ボタン40を押下すると、CTIクライアント
制御機能301がデータベースサーバ4内の電話帳デー
タベース401にアクセスして電話帳に関する情報を読
み出し、画面表示機能303は、その情報に基づいて、
図5に示すように、電話帳検索画面(電話帳検索ウィン
ドウ)46を生成して図3に示すような表示画面上に重
ねて表示する。電話帳検索画面46は、典型的には、内
線から公衆網10を介して発信する際に使用される、会
社別の電話帳を記載した外線(会社)および個人別の電
話帳を記載した外線(氏名)と、公衆網10等を介して
着信した際に使用される、部門別の内線の電話帳を記載
した内線(部門)および個人別の内線の電話帳を記載し
た内線(氏名)とを含んでいる。また、図5に示すよう
に、内線(氏名)の電話帳は、各個人が昼勤、夜勤、宿
直、出張中、休暇等であるかを示す出勤状況(動静状
況)を含んでいる。
【0060】また、オペレータは、着信があった際に
は、電話帳検索画面46を表示し、転送先の番号又は氏
名等をタッチパネル311で選択することによりその転
送先に呼を容易に転送することができる。さらに、内線
(氏名)の電話帳には、各個人が昼勤、夜勤、宿直、出
張中、休暇等であるかを示す出勤状況が記載されている
ので、オペレータは、転送先の相手が不在であるか否か
を容易に判断でき、出張中、休暇等で不在にもかかわら
ず呼を転送してしまうという無駄な転送動作を防止で
き、発信者への対応も迅速に行なうことができる。
【0061】オペレータは、転送を試みたときに転送先
の相手の出勤状況に変更があることを把握した場合、そ
の出勤状況を変更することができる。図5に示す電話帳
検索画面46の変更したい個人の出勤状況に対応するタ
ッチパネル311の箇所を押下すると、図6に示すよう
に、出勤状況を変更するための出勤状況変更ウィンドウ
461が電話帳検索画面46上に表示される。オペレー
タは、転送先の上記相手の新たな出勤状況を選択して登
録する。この結果、CTIクライアント制御機能301
は、その新たな出勤状況が反映されるように電話帳デー
タベース401に格納されたその出勤状況に関する項目
を更新する。また、同様な操作により、オペレータに外
線(会社)、外線(氏名)、内線(部門)および内線
(氏名)の各電話帳に記載された情報を変更させること
も可能である。そして、CTIクライアント制御機能3
01は、その変更が反映されるように電話帳データベー
ス401を更新する。勿論、各CTIクライアント3に
おける、電話帳データベース401の更新を限定した
り、禁止することも可能である。
【0062】電話帳データベース401は、CTIコン
ソール5に設けられたデータベース参照/更新機能50
3を用いて、作成または更新される。内線(氏名)の電
話帳に記載される出勤状況は、各個人毎に登録すること
ができる。例えば、デフォルトの出勤状況を週単位、月
単位等で登録し、特別な出勤状況を前もって登録した
り、出勤状況を日々変更することも可能である。
【0063】次に、オペレータの操作に従いCTIクラ
イアント3に接続された表示装置312に転送履歴画面
を表示する処理について説明する。PBX1は、公衆網
10のサービスの一環として発信者情報を取得すること
ができる。同様に、PBX1は、専用線網11を介した
着信および内線を介した着信においても発信者情報を取
得することができる。PBX1は発信者情報を取得する
と、CTIサーバ2へ着信通知する際に、発信者情報と
して発IDを通知する。上記したように、CTIサーバ
2は、着信した呼をキューイングした後、待機中のある
CTIクライアント3への接続要求をLAN9を介して
PBX1へ送信し、PBX1はその指定されたCTIク
ライアント3へ上記着信呼を接続する。この際、指定さ
れたCTIクライアント3のオペレータが発信者の過去
の転送履歴を見たい場合には、オペレータは任意のタイ
ミングでCTIクライアント3に接続されたタッチパネ
ル311を操作して転送履歴画面を表示させることがで
きる。オペレータが、画面表示機能303により表示装
置312上に表示された図3に示すような表示画面の転
送履歴ボタン41を押下すると、CTIクライアント制
御機能301は、発信者の転送履歴を参照すべくデータ
ベースサーバ4に登録されている転送履歴データベース
402にアクセスし、上記発信者からの過去の転送履歴
情報を読み出す。そして、画面表示機能303は、その
転送履歴情報に基づいて、図7に示すように、転送履歴
画面(転送履歴ウィンドウ)47を生成して図3に示す
ような表示画面上に重ねて表示する。図7に示す例で
は、転送履歴画面47には、発信者に関する情報と過去
8件分の最新の転送履歴とが表示されており、各転送履
歴は、転送時刻、転送先の内線番号および対応したCT
Iクライアント3の中継台No.を含んでいる。
【0064】CTIサーバ2は、CTIクライアント制
御機能201により、転送履歴データベース402の更
新を行うことができる。クライアント要求監視機能20
3があるCTIクライアント3から転送要求を受信する
と、そのCTIクライアント3に対するCTIクライア
ント制御機能201は、発信者、その転送先の番号、転
送時刻、対応した上記CTIクライアント3に関する情
報(中継台No.またはオペレータNo.)等の履歴情
報を転送履歴データベース402に登録する。この際、
転送履歴データベース402に登録することができる転
送履歴の件数が予め定められており登録件数が既に満杯
の場合には、CTIクライアント制御機能201は、最
も古い転送履歴を削除した後、最新の転送履歴を転送履
歴データベース402に登録する。
【0065】以上のように、着信に応答したオペレータ
の操作に従いCTIクライアント3は発信者の過去の転
送履歴を転送履歴データベース402より取得し表示装
置312の画面上に表示することができるので、同一発
信者から同一相手への転送要求が多い中継交換サービス
において作業の効率を向上することができる。
【0066】次に、LAN9に接続された全てまたは指
定した複数のCTIクライアント3へメッセージを送信
する処理について説明する。
【0067】稼働中の全てのCTIクライアント3にて
作業する全てまたは指定した複数のオペレータに伝達し
たい用件がある場合、CTIコンソール5に設けられた
メッセージ登録機能502を用いて、CTIサーバ2を
介して伝達したいメッセージを登録することができる。
この際、そのメッセージを伝達する指定時刻(即時また
は予約)、メッセージを伝達している期間、伝達するオ
ペレータ等も設定することができ、同時に全てまたは指
定したCTIクライアント3の表示装置312の画面上
にメッセージを表示することができる。CTI中継台シ
ステムの管理者等がメッセージ登録機能502によりメ
ッセージ、伝達する指定時刻等を登録すると、CTIコ
ンソール5はLAN9を介してそのメッセージおよびそ
の他の関連する情報をCTIサーバ2へ送信する。CT
Iサーバ2のCTIコンソール監視機能205は、CT
Iコンソール5からLAN9を介してメッセージおよび
その他の関連する情報を受信すると、メッセージの送信
先として設定されたCTIクライアント3に対応するC
TIクライアント制御機能201へメッセージおよびそ
の他の関連する情報を転送する。メッセージおよびその
他の関連する情報を受信したCTIクライアント制御機
能201は、その他の関連する情報中に記載された指定
時刻になると、受信したメッセージを対応するCTIク
ライアント3へLAN9を介して送信する。メッセージ
を受信すると、CTIクライアント3は画面表示機能3
03によりそのメッセージを図3に示すメッセージ表示
部36に表示する。
【0068】以上のように、全てまたは指定したCTI
クライアント3で作業しているオペレータに伝達すべき
メッセージを自由に登録しさらにメッセージを送信する
送信時刻等も任意に設定することにより、メッセージを
同時に全てまたは指定したCTIクライアント3の表示
装置312の画面上にメッセージを表示することができ
る。従って、業務上の連絡事項等の情報を必要とする全
てまたは指定したオペレータに確実に伝達することがで
き、これらのオペレータは業務上の連絡事項等の情報を
共有することができる。
【0069】以上述べたように、この実施の形態1によ
るCTI中継台システムでは、PBX1が、CTIサー
バ2との間での通信を制御する基本的なCTI機能(着
信通知機能、接続要求機能、切断機能)を具備してお
り、各CTIクライアント3が、タッチパネル311等
を用いたマンマシンインタフェースを介してオペレータ
が容易に電話帳、転送履歴にアクセスでき、着席/離席
をCTIサーバ2に対して通知でき、ログインを実行で
きる等の作業環境を提供する、ソフトウェアで実現され
るCTIクライアント制御機能301、対サーバ通信監
視機能302、画面表示機能303等を具備しており、
CTIサーバ2が、ソフトウェアで実現される、各CT
Iクライアント3を制御したりオペレータの業務管理を
も実行するCTIクライアント制御機能201、着信呼
をキューイングして複数のCTIクライアント3に分配
するキューイング機能202、複数のCTIクライアン
ト3からのログイン処理を受け付けたりするなど、複数
のCTIクライアント3から送信されるメッセージを受
け付けて上位のCTIクライアント制御機能201へ転
送するクライアント要求監視機能203等を具備してお
り、CTIサーバ2および複数のCTIクライアント3
は、さらに、協働して上記したようなCTIクライアン
ト間の連携機能等の高度な中継交換機能をも実現してい
る。すなわち、この実施の形態1によるCTI中継台シ
ステムでは、オペレータの着席稼働状況の管理等のオペ
レータの業務管理をも含んだ各CTIクライアント3の
状態管理等を行なう機能を全てCTIサーバ2と各CT
Iクライアント3とに持たせている。従って、PBX1
のソフトウェアを変更することなく、単にCTIサーバ
2および各CTIクライアント3のソフトウェアを変更
することにより、上記したような新規機能を容易に追加
でき、さらに既存の機能およびマンマシンインタフェー
スのカスタマイズを容易に行うことができる。このよう
に、CTI中継台システムを使用するユーザ毎に異なる
多種多様な要件に対応するように、CTI中継台システ
ムに新規機能を追加したり既存の機能およびマンマシン
インタフェースをカスタマイズすることが容易に行え
る。
【0070】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態2によるCTI中継台システムの構成を示すブロック
図である。図において、図1に示すものと同一の符号は
上記実施の形態1によるCTI中継台システムの構成要
素と同一のものを示しており、以下ではその説明を省略
する。また、図8において、12はPBX1の一端末と
して設けられ、着信した呼の転送先が不在であるような
場合に発信者との通話を録音し、この録音がある旨を上
記転送先に通知するボイスメール装置である。ボイスメ
ール装置12は、PBX1に接続されているとともに、
LAN9を介してCTIサーバ2、各CTIクライアン
ト3、データベースサーバ4、CTIコンソール5に接
続されている。また、図示してはいないが、ボイスメー
ル装置12は、LAN9を介してCTI中継台システム
のユーザのコンピュータネットワークに接続されてい
る。また、この実施の形態2によるCTI中継台システ
ムのソフトウェア構成は、基本的には、図2に示す上記
実施の形態1によるものと同一であるので、以下ではそ
の説明は省略する。
【0071】次に動作について説明する。着信した呼の
転送先が不在であるような場合、オペレータは、ボイス
メール装置12と発信者と自分との3者の会議を選択す
る。この際、上記転送先の者が後で容易に録音した通話
内容(伝言内容)を知ることができるように、まず上記
転送先のメールボックスを指定する。上記転送先のメー
ルボックスが指定されると、CTIクライアント3は、
ボイスメール装置12と発信者とオペレータとの3者の
会議を選択して、ボイスメール装置12の指定したメー
ルボックスにオペレータと発信者の通話を録音する。そ
の後、ボイスメール装置12は不在中に電話がありオペ
レータとの通話が録音されている旨を通知する電子メー
ルをLAN9を介して上記転送先に送付する。
【0072】この後、上記転送先である者は、ボイスメ
ール装置12の自分のメールボックスに内線で電話をか
けることにより録音内容を聞くことができる。これに代
わって、ボイスメール装置12が、録音内容を文字に変
換して電子メール化するようにしてもよい。
【0073】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、PBX1の一端末であるボイスメール装置12がL
AN9を介して各CTIクライアント3およびコンピュ
ータネットワークに接続されているので、不在の転送先
への伝言内容等を録音して後でその録音内容を通知する
ことができる。
【0074】実施の形態3.図9はこの発明の実施の形
態3によるCTI中継台システムの構成を示すブロック
図である。図において、図1に示すものと同一の符号は
上記実施の形態1によるCTI中継台システムの構成要
素と同一のものを示しており、以下ではその説明を省略
する。また、図9において、13はオペレータ間での情
報の共有化を行うために設けられたWebサーバであ
る。また、この実施の形態3によるCTI中継台システ
ムのソフトウェア構成は、基本的には、図2に示す上記
実施の形態1によるものと同一であるので、以下ではそ
の説明は省略する。
【0075】次に動作について説明する。Webサーバ
13には、HTML等で記述されたホームページが格納
されている。例えば、オペレータへの連絡事項等のメッ
セージを記載した掲示板、オペレータ同士がメッセージ
をやりとりするための連絡掲示板、リアルタイムにチャ
ットするためのチャットページ等がホームページとして
Webサーバ13に格納される。このようなホームペー
ジに記載されるオペレータへの連絡事項等は、CTIコ
ンソール5を介して、CTI中継台システムの管理者に
よりホームページに書き込まれる。
【0076】各CTIクライアント3のアプリケーショ
ンプログラムは、図2に示す構成に加えて、Webサー
バ13に格納されたHTML等で記述されたホームペー
ジにアクセスするためのブラウザ機能を備えているか、
または、一般的なブラウザプログラムを起動することが
できる。各CTIクライアント3では、オペレータは必
要に応じてブラウザ機能またはブラウザプログラムを起
動して、Webサーバ13に予め用意された掲示板等に
アクセスして、オペレータへのメッセージや他のオペレ
ータからのメッセージを確認することができる。
【0077】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、LAN9上にWebサーバ13を設けたので、各C
TIクライアント3に着席するオペレータはブラウザを
用いて容易にWebサーバ13に格納されたホームペー
ジ上の情報を取得することができ、オペレータ間での情
報の共有化を実現できる。
【0078】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、CT
I中継台システムは、それぞれオペレータの操作に従い
PBXを介した公衆網(または局線)、専用線網または
内線からの着信を中継するための複数のCTIクライア
ントと、複数のCTIクライアントを制御し、上記PB
Xからの着信通知を受け着信した呼を上記複数のCTI
クライアントに分配するCTIサーバと、CTIサーバ
および各CTIクライアントが必要に応じて更新可能な
情報を格納するデータベースサーバと、上記PBX、上
記複数のCTIクライアント、上記CTIサーバおよび
上記データベースを互いに接続するLANとを備えるよ
うに構成したので、PBXのソフトウェアを変更するこ
となく、単にCTIサーバおよび各CTIクライアント
のソフトウェアを変更することにより、CTI中継台シ
ステムを使用するユーザ毎に異なる多種多様な要件に対
応するように新規機能を容易に追加でき、さらに既存の
機能およびマンマシンインタフェースのカスタマイズを
容易に行うことができる効果がある。
【0079】この発明によれば、CTIサーバが、着信
可能な呼数を現在着席稼動中のオペレータ数からリアル
タイムに算出してキューイング呼数を管理するキューイ
ング手段を備えるように構成したので、キューイングを
CTIクライアントの状態に応じて管理することができ
る効果がある。
【0080】この発明によれば、キューイング手段が、
PBXからの着信呼が輻輳した場合、オペレータが短時
間内に応答できる着信呼の場合には相手呼出音、短時間
内に応答できない着信呼の場合には所定のアナウンスト
ーキを流すようにキューイングし且つPBXを制御する
ように構成したので、着信呼が輻輳した場合のキューイ
ング処理において、発信者側に負荷状況を認識させるこ
とができる効果がある。
【0081】この発明によれば、マンマシンインタフェ
ース手段が、オペレータが入力したログイン名およびパ
スワードをCTIサーバに転送するログイン手段を備
え、CTIサーバは、受信したログイン名およびパスワ
ードが予め登録されたものであるときに上記CTIクラ
イアントの利用を上記ログイン名およびパスワードを入
力したオペレータに許可するログイン手段を備えるよう
に構成したので、CTIクライアントの機能の不正利用
を未然に防ぎCTIクライアント特有の機能である聴話
(他の通話をモニタすること)機能やスーパバイザ機能
等がオペレータ以外の人間によって使用または悪用され
ることを防止できる効果がある。
【0082】この発明によれば、データベースサーバが
業務管理データベースを備え、CTIサーバが、ログイ
ン名に基づき、各オペレータ毎の中継交換作業に関する
情報を上記業務管理データベースに記録する手段を備え
るように構成したので、業務管理の効率化を図ることが
できる効果がある。
【0083】この発明によれば、データベースサーバが
電話帳データベースを備え、マンマシンインタフェース
手段が、オペレータの操作に従い電話帳検索画面の表示
要求を受け付け、該電話帳検索画面内で発信または転送
先の選択を可能にする手段を有しており、各CTIクラ
イアントが、上記マンマシンインタフェース手段を介し
て受け付けた表示要求に従い上記電話帳データベースに
アクセスして上記電話帳検索画面を表示する電話帳検索
画面表示手段を備えているように構成したので、オペレ
ータは電話帳を確認しながら着信呼を容易に転送できる
効果がある。
【0084】この発明によれば、電話帳データベース
が、電話帳に登録されている個人の動静状況に関する情
報を格納しているように構成したので、オペレータは、
転送先の相手が不在であるか否かを容易に判断でき、出
張中、休暇等で不在にもかかわらず呼を転送してしまう
という無駄な転送動作を防止でき、発信者への対応も迅
速に行なうことができる効果がある。
【0085】この発明によれば、マンマシンインタフェ
ース手段が、オペレータに電話帳検索画面上で個人の動
静状況の変更を可能にする変更手段を備え、各CTIク
ライアントは該変更手段による変更に応じて上記電話帳
データベースを更新する更新手段を備えるように構成し
たので、転送を試みたときに転送先の相手の動静状況に
変更があることを把握した場合、その動静状況を変更す
ることができる効果がある。
【0086】この発明によれば、データベースサーバ
が、発信者毎の過去の転送履歴を記録した転送履歴デー
タベースを備え、マンマシンインタフェース手段は、オ
ペレータの操作に従い発信者の過去の転送履歴を示す転
送履歴画面の表示要求を受け付け、該転送履歴画面内で
転送先の選択を可能にする手段を有し、各CTIクライ
アントは、上記表示要求に従い上記転送履歴データベー
スにアクセスして転送履歴画面を表示する転送履歴画面
表示手段を備え、CTIサーバは、CTIクライアント
からの転送要求を受信した際に、履歴情報を発信者毎に
上記データベースサーバに格納された上記転送履歴デー
タベースに記録する更新手段を備えるように構成したの
で、同一発信者から同一相手への転送要求が多い中継交
換サービスにおいて作業の効率を向上することができる
効果がある。
【0087】この発明によれば、CTIサーバが、オペ
レータの着席稼働状況に関する情報、中継交換作業に関
する情報およびシステム全体に関する情報を各CTIク
ライアントに提供する提供手段を備え、各CTIクライ
アントのマンマシンインタフェース手段は、上記提供手
段から得た上記情報を表示するように構成したので、オ
ペレータは他のCTIクライアントの状態やシステム全
体の情報などを容易に確認できる効果がある。
【0088】この発明によれば、提供手段が複数のCT
Iクライアントのそれぞれにおいて待機中、着信中、通
話中、離席中であるかを示す情報および着信中である場
合にはさらに発信者側の回線の種別に関する情報を提供
するように構成したので、オペレータは、他のCTIク
ライアントに分配された着信に応答するような場合、そ
れが外線からの着信であるのか専用線網または内線から
の着信なのかを予め認識でき、優先して応答すべき相手
であるか否かを容易に判断することができる効果があ
る。
【0089】この発明によれば、CTIコンソールが、
複数のCTIクライアントに送信すべきメッセージおよ
び送信時刻をCTIサーバに登録するメッセージ登録手
段を備え、上記CTIサーバが、登録された上記メッセ
ージを指定された送信時刻に上記複数のCTIクライア
ントへ送信するメッセージ送信手段を備えるように構成
したので、業務上の連絡事項等の情報を必要とする全て
または指定したオペレータに確実に伝達することがで
き、これらのオペレータは業務上の連絡事項等の情報を
共有することができる効果がある。
【0090】この発明によれば、PBXおよびLANに
接続されており、各CTIクライアントにおける通話内
容を必要に応じて録音し、録音した通話内容をそのまま
または電子メールに変換して必要とする相手へ送信する
ボイスメール装置を備えるように構成したので、不在の
転送先への伝言内容等を録音して後でその録音内容を通
知することができる効果がある。
【0091】この発明によれば、LANに接続されてお
り、各CTIクライアントのオペレータに情報を提供す
るためのWebサーバを備えるように構成したので、オ
ペレータ間での情報の共有化を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるCTI中継台
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すこの発明の実施の形態1によるC
TI中継台システムのソフトウェア構成を示す図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1によるCTI中継台
システムの各CTIクライアントで表示される画面の一
例を示す図である。
【図4】 図3に示す画面上にログイン画面が表示され
た場合を示す図である。
【図5】 図3に示す画面上に電話帳検索画面が表示さ
れた場合を示す図である。
【図6】 図5に示す電話帳検索画面上に出勤状況変更
ウィンドウが表示された画面を示す図である。
【図7】 図3に示す画面上に転送履歴画面が表示され
た場合を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態2によるCTI中継台
システムの構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態3によるCTI中継台
システムの構成を示すブロック図である。
【図10】 従来の中継台システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 PBX、2 CTIサーバ、3 CTIクライアン
ト、4 データベースサーバ、5 CTIコンソール、
6 DCT基地局、7 DCT携帯端末、8内線電話
機、9 LAN、10 公衆網(または局線)、11
専用線網、12ボイスメール装置、13 Webサー
バ、31 CTI端末装置、32 多機能デジタル電話
機、33 ヘッドセット、34 中継台No. 35
受付者No.(ログイン名)、36 メッセージ表示
部、37 着席/離席ボタン、38中継台状態表示キ
ー、40 電話帳ボタン、41 転送履歴ボタン、42
発信者情報表示部、43 ログイン画面、44 ログ
イン名入力部、45 パスワード入力部、46 電話帳
検索画面、47 転送履歴画面、311 タッチパネル
(マンマシンインタフェース手段)、312 表示装置
(マンマシンインタフェース手段)、101 着信通知
機能、102 接続要求機能、103 切断機能、20
1 CTIクライアント制御機能(提供手段、更新手
段、ログイン手段、メッセージ送信手段)、202 キ
ューイング機能(キューイング手段)、203 クライ
アント要求監視機能(ログイン手段)、204 PBX
通信監視機能、205 CTIコンソール監視機能(メ
ッセージ送信手段)、206 CTIサーバ動作設定機
能、207 定周期処理機能、301 CTIクライア
ント制御機能(更新手段、ログイン手段)、302 対
サーバ通信監視機能(ログイン手段)、303 画面表
示機能(マンマシンインタフェース手段、電話帳検索画
面表示手段、転送履歴画面表示手段およびログイン手
段)、304 CTIクライアント動作設定機能、40
1 電話帳データベース、402 転送履歴データベー
ス、403 業務管理データベース、461 出勤状況
変更ウィンドウ、501 CTIサーバ/CTIクライ
アント動作設定機能、502 メッセージ登録機能(メ
ッセージ登録手段)、503 データベース参照/更新
機能。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/60 H04Q 3/545 5K049 3/58 101 H04Q 3/545 H04L 11/00 310Z 3/58 101 11/20 B Fターム(参考) 5K015 AA00 AA10 AB00 AB01 AF00 AF03 AF06 5K024 AA01 AA11 AA31 AA71 BB00 BB07 CC01 CC09 DD03 DD04 DD05 EE00 EE04 FF03 FF04 GG00 GG03 GG07 GG11 GG13 5K026 AA09 AA23 BB00 CC02 CC07 EE05 FF02 FF04 GG03 GG10 GG12 HH02 HH08 LL01 LL12 LL16 5K030 GA11 GA16 HA02 HA08 HB01 HC14 JA13 KA07 LD17 MB15 5K033 AA02 AA09 BA14 CC01 DA01 DB18 5K049 AA07 AA15 AA18 BB04 BB13 BB19 CC00 CC04 EE13 FF32 FF36 FF40 FF47 GG00 KK02 KK11 KK12

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CTI(コンピュータ・テレフォニー・
    インテグレーション)インタフェースを有しており、基
    本的なCTI機能である着信通知機能、接続要求機能、
    切断機能を具備した構内交換機(以下、PBXと称す)
    と、 それぞれオペレータの操作に従い上記PBXを介した公
    衆網(または局線)、専用線網または内線からの着信を
    中継するための複数のCTIクライアントと、 上記複数のCTIクライアントの状態管理を行う等上記
    複数のCTIクライアントを制御し、上記PBXからの
    着信通知を受け着信した呼を上記複数のCTIクライア
    ントに分配するCTIサーバと、 上記CTIサーバおよび各CTIクライアントが直接ア
    クセスすることができ、上記CTIサーバおよび各CT
    Iクライアントが必要に応じて更新可能な情報を格納す
    るデータベースサーバと、 上記PBX、上記複数のCTIクライアント、上記CT
    Iサーバおよび上記データベースを互いに接続するロー
    カルエリアネットワークすなわちLANとを備えたCT
    I中継台システム。
  2. 【請求項2】 各CTIクライアントは、CTIサーバ
    からの情報およびデータベースから得た情報を表示して
    オペレータの作業を容易にするとともに、上記CTIサ
    ーバによる制御のために必要な情報をオペレータが上記
    CTIサーバに送信することを可能にするマンマシンイ
    ンタフェース手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のCTI中継台システム。
  3. 【請求項3】 CTIサーバは、着信可能な呼数を現在
    着席稼動中のオペレータ数からリアルタイムに算出して
    キューイング呼数を管理するキューイング手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載のCTI中継台システ
    ム。
  4. 【請求項4】 各CTIクライアントのマンマシンイン
    タフェース手段はオペレータが着席しているか否かを設
    定する手段を有し、各CTIクライアントはその旨をC
    TIサーバに通知する手段を有していることを特徴とす
    る請求項3記載のCTI中継台システム。
  5. 【請求項5】 キューイング手段は、PBXからの着信
    呼が輻輳した場合、オペレータが短時間内に応答できる
    着信呼の場合には相手呼出音、短時間内に応答できない
    着信呼の場合には所定のアナウンストーキを流すように
    キューイングし且つPBXを制御することを特徴とする
    請求項3または請求項4記載のCTI中継台システム。
  6. 【請求項6】 各CTIクライアントのマンマシンイン
    タフェース手段は、オペレータがログイン名およびパス
    ワードを入力して当該CTI中継台システムにログイン
    することを可能にし、入力した上記ログイン名およびパ
    スワードをCTIサーバに転送するログイン手段を備
    え、CTIサーバは、受信したログイン名およびパスワ
    ードが予め登録されたものであるときに上記ログイン名
    およびパスワードの送信元であるCTIクライアントの
    利用を上記ログイン名およびパスワードを入力したオペ
    レータに許可するログイン手段を備えたことを特徴とす
    る請求項2から請求項5のうちのいずれか一項記載のC
    TI中継台システム。
  7. 【請求項7】 データベースサーバは業務管理データベ
    ースを備え、CTIサーバは、ログイン手段が得たログ
    イン名に基づき、各オペレータ毎の中継交換作業に関す
    る情報を上記業務管理データベースに記録する手段を備
    えたことを特徴とする請求項6記載のCTI中継台シス
    テム。
  8. 【請求項8】 データベースサーバは電話帳データベー
    スを備え、各CTIクライアントのマンマシンインタフ
    ェース手段は、オペレータの操作に従い電話帳検索画面
    の表示要求を受け付け、該電話帳検索画面内で発信また
    は転送先の選択を可能にする手段を有しており、各CT
    Iクライアントは、上記マンマシンインタフェース手段
    を介して受け付けた表示要求に従い上記電話帳データベ
    ースにアクセスして上記電話帳検索画面を表示する電話
    帳検索画面表示手段を備えていることを特徴とする請求
    項2記載のCTI中継台システム。
  9. 【請求項9】 電話帳データベースは、電話帳に登録さ
    れている個人の動静状況に関する情報を格納しているこ
    とを特徴とする請求項8記載のCTI中継台システム。
  10. 【請求項10】 各CTIクライアントのマンマシンイ
    ンタフェース手段は、オペレータに電話帳検索画面上で
    個人の動静状況の変更を可能にする変更手段を備えてお
    り、各CTIクライアントは該変更手段による変更に応
    じて上記電話帳データベースを更新する更新手段を備え
    たことを特徴とする請求項9記載のCTI中継台システ
    ム。
  11. 【請求項11】 データベースサーバは、発信者毎の過
    去の転送履歴を記録した転送履歴データベースを備え、
    各CTIクライアントのマンマシンインタフェース手段
    は、オペレータの操作に従い発信者の過去の転送履歴を
    示す転送履歴画面の表示要求を受け付け、該転送履歴画
    面内で転送先の選択を可能にする手段を有し、各CTI
    クライアントは、上記マンマシンインタフェース手段を
    介して受け付けた表示要求に従い上記転送履歴データベ
    ースにアクセスして上記転送履歴画面を表示する転送履
    歴画面表示手段を備え、CTIサーバは、CTIクライ
    アントからの転送要求を受信した際に、転送先、転送時
    刻、対応した該CTIクライアントを特定する情報を含
    む履歴情報を発信者毎に上記データベースサーバに格納
    された上記転送履歴データベースに記録することにより
    上記転送履歴データベースを更新する更新手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載のCTI中継台システ
    ム。
  12. 【請求項12】 CTIサーバは、制御する複数のCT
    Iクライアントのそれぞれにおけるオペレータの着席稼
    働状況に関する情報、中継交換作業に関する情報および
    システム全体に関する情報を各CTIクライアントに提
    供する提供手段を備え、各CTIクライアントのマンマ
    シンインタフェース手段は、上記提供手段から得た上記
    情報を表示することを特徴とする請求項2記載のCTI
    中継台システム。
  13. 【請求項13】 提供手段は複数のCTIクライアント
    のそれぞれにおいて待機中、着信中、通話中、離席中で
    あるかを示す情報および着信中である場合にはさらに発
    信者側の回線の種別に関する情報を提供することを特徴
    とする請求項12記載のCTI中継台システム。
  14. 【請求項14】 LANに接続されており、CTIサー
    バの動作設定を行うことを可能にし、データベースサー
    バに格納するデータベースの作成および更新を可能にす
    るCTIコンソールを備えたことを特徴とする請求項1
    から請求項13のうちのいずれか一項記載のCTI中継
    台システム。
  15. 【請求項15】 CTIコンソールは、複数のCTIク
    ライアントに送信すべきメッセージおよび送信時刻をC
    TIサーバに登録するメッセージ登録手段を備え、上記
    CTIサーバは、登録された上記メッセージを指定され
    た送信時刻に上記複数のCTIクライアントへ送信する
    メッセージ送信手段を備えたことを特徴とする請求項1
    4記載のCTI中継台システム。
  16. 【請求項16】 PBXおよびLANに接続されてお
    り、各CTIクライアントにおける通話内容を必要に応
    じて録音し、録音した通話内容をそのままで必要とする
    相手へ送信するボイスメール装置を備えたことを特徴と
    する請求項1から請求項15のうちのいずれか一項記載
    のCTI中継台システム。
  17. 【請求項17】 PBXおよびLANに接続されてお
    り、各CTIクライアントにおける通話内容を必要に応
    じて録音し、録音した通話内容を電子メールに変換して
    必要とする相手へ送信するボイスメール装置を備えたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項15のうちのいずれ
    か一項記載のCTI中継台システム。
  18. 【請求項18】 LANに接続されており、各CTIク
    ライアントのオペレータに情報を提供するためのWeb
    サーバを備えたことを特徴とする請求項1から請求項1
    7のうちのいずれか一項記載のCTI中継台システム。
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