JP3693103B2 - 予約・呼び出し管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲食店等の店舗を利用する顧客の予約を受け付け、顧客の順番が到来した際に、店舗側からその顧客を呼び出す、予約・呼び出し管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
人気のあるレストランや、テーマパーク等では、来客数が定員数を上回って、入店あるいは入場のため、順番待ちとなることが多い。この順番待ちとそれを呼び出す方法には、主として店舗側の意図により、以下の4つの代表的な形態がある。
【0003】
第1の形態は、顧客が来店したときに満員であれば、店舗の入り口付近で到着順に行列し、店舗側は、空きが生じたら、先着順、すなわち行列の先頭から順に顧客を呼び出す方法である。
【0004】
第2の形態は、顧客が来店したときに満員であれば、そのときに店舗側から来店順を表す番号の書かれた紙等が顧客に渡され、店舗側は、空きが生じたら、顧客に渡した番号を順番に音声あるいは表示器等によって伝え、呼び出す方法である。
【0005】
第3の形態は、顧客が来店したときに満員であれば、店舗側からページャ(ページングレシーバ)等の情報機器が顧客に貸与され、店舗側は、空きが生じたら、顧客が来店した順にそのページャを使って顧客を呼び出す方法である。
【0006】
第4の形態は、顧客が来店したときに満員であれば、そのときに、顧客のページャや携帯電話の番号を店舗側に登録し、店舗側は、空きが生じたら、顧客が来店した順に、その登録された番号にメッセージを送ったり電話する等して顧客を呼び出す方法である。
【0007】
こうした顧客の順番待ちと、店舗による顧客の呼び出しは、上記のレストランやテーマパーク以外の様々な店舗で行われている。また、顧客の数が定員数を越えた場合だけでなく、順に処理が行われるのを待つ単純な順番待ちにおいても活用されている。例えば、銀行や郵便局では、振り込み依頼等をする者が、順に番号の付けられた整理券を取り、受け付け窓口では、その整理券に付された番号によって、振り込み依頼者を順次呼び出す方法が採られており、この方法は、上記第2の形態に類似するものといえる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、第1の形態においては、店舗側は、長い行列ができることによって店舗の人気を誇示することができ、大きな宣伝効果が期待できるものの、顧客の立場としては、長い時間、その場を離れることができないため不便であり、悪天候、猛暑、極寒のなかでも行列を強いられることになる。こうした顧客にとっての不便さは、結果的には顧客の減少につながる可能性があり、また、長い行列は、隣接する店舗とのトラブルとなり易い。
【0009】
第2の形態は、第1の形態とは異なって、顧客が行列をする必要がなく、顧客は、自分の番が来るまで店舗から離れて自由に行動することができる。しかし、顧客は、自分の番が来る時点で店舗にいなければならないので、頃合いを見計らって店舗に戻ってこなくてはならない。見当が外れて、自分の番が来るまでに店舗に戻れなかった場合は、順番が無効とされ、逆に、店舗に戻るのが早すぎた場合には、そこで無駄な時間を過ごすことになる。
【0010】
第3の形態は、電子整理券の一種と考えられ、第2の形態における問題点を解決できるが、店舗側では、顧客が定員数を越えて来店する人数分だけページャを用意する必要があり、順番待ちの顧客が多くなってくると、ページャを購入するための金銭的負担が大きくなってくる。また、貸与したページャが紛失・破損する等のトラブルが多発する危険性も考えられる。
【0011】
第4の形態は、第3の形態における問題点を解決できるが、顧客のページャ或いは携帯電話の呼び出し番号という個人情報が、店舗側に登録されることになり、これらが顧客の予期せぬ、好ましくない用途に用いられる危険性がある。こうした点から、顧客の中には、呼び出し番号を店舗側が一旦登録することに抵抗を感じる者がある。また、店舗側では、これら顧客のプライバシー情報が他にもれないように、関連するデータを厳重かつ慎重に取り扱わなければならない。
【0012】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明の目的は、前記第4の形態における問題点を解決しようとするものである。即ち、顧客の携帯電話の番号のような個人情報を、直接店舗側に知らせることなく、顧客と店舗の間で予約と呼び出しを行うことができる予約・呼び出し管理システムを提供する。
【0013】
本発明の第1の実施態様によれば、顧客から電話を着信した場合に、前記電話の発信者番号を取得するとともに、所定の店舗の電話番号に発呼して前記顧客からの電話を店舗の電話と接続する着信接続手段と、前記顧客からの電話と店舗の電話との間の接続を切断した後に店舗の電話と接続し、その店舗の電話からの登録指示を受けて、前記発信者番号を、店舗の予約を行う顧客の電話番号として順番待ちテーブルに登録する予約登録手段と、店舗の電話からの呼び出し指示を受けた場合に、前記店舗の電話を保留して、次に呼び出されるべき顧客の電話番号を前記順番待ちテーブルの中から選択し、取得する顧客選択手段と、前記取得された顧客の電話番号に発呼して、前記保留された店舗の電話と前記顧客の電話とを接続する呼び出し接続手段とを有するように構成された予約・呼び出し管理システムが提供される。
【0014】
これによって、顧客は、順番待ちで店舗に並ぶ必要がないばかりでなく、自身の電話番号を店舗側に知られずに、店舗の予約を行うことができる。
【0015】
本発明の第2の実施態様によれば、顧客から電話を着信した場合に、前記電話の発信者番号を取得する着信手段と、前記顧客の電話から所定の指示があった場合に、前記発信者番号を、店舗の予約を行う顧客の電話番号として順番待ちテーブルに登録する予約登録手段と、店舗の電話から呼び出し指示を受けた場合に、次に呼び出されるべき顧客の電話番号を前記順番待ちテーブルの中から選択し、取得する顧客選択手段と、前記取得された顧客の電話に対して、前記店舗の顧客として呼び出された旨を通知する呼び出し通知手段とを有するように構成された予約・呼び出し管理システムが提供される。
【0016】
これによって、顧客は、自身の電話番号を店舗側に知られず、更に、店舗側と一切通話をすることなく、店舗の予約を行うことができる。
【0017】
本発明の第3の実施態様によれば、前記第1、又は第2の実施態様のシステムにおいて、前記予約登録手段と前記顧客選択手段がそれぞれ、前記電話に提供される音声メッセージに応答して前記電話の所定のボタンが押されたときに、そのボタンの押下を検知することによって、電話から指示を受けるように構成される。
【0018】
本発明の第4の実施態様によれば、顧客から電話を着信した場合に、前記電話の発信者番号を取得するとともに、所定の店舗の電話番号に発呼して前記顧客からの電話を店舗の電話と接続するステップと、前記顧客からの電話と店舗の電話との間の接続を切断した後に店舗の電話と接続し、その店舗の電話からの登録指示を受けて、前記発信者番号を、店舗の予約を行う顧客の電話番号として順番待ちテーブルに登録するステップと、店舗の電話からの呼び出し指示を受けた場合に、前記店舗の電話を保留して、次に呼び出されるべき顧客の電話番号を前記順番待ちテーブルの中から選択し、取得するステップと、前記取得された顧客の電話番号に発呼して、前記保留された店舗の電話と前記顧客の電話とを接続するステップとを有し、前記各ステップが、1つ或いは互いに接続された複数のコンピュータによって実行される予約・呼び出し管理方法が提供される。
【0019】
本発明の第5の実施態様によれば、顧客から電話を着信した場合に、前記電話の発信者番号を取得するステップと、前記顧客の電話から所定の指示があった場合に、前記発信者番号を、店舗の予約を行う顧客の電話番号として順番待ちテーブルに登録するステップと、店舗の電話から呼び出し指示を受けた場合に、次に呼び出されるべき顧客の電話番号を前記順番待ちテーブルの中から選択し、取得するステップと、前記取得された顧客の電話に対して、前記店舗の顧客として呼び出された旨を通知するステップとを有し、前記各ステップが、1つ或いは互いに接続された複数のコンピュータによって実行される予約・呼び出し管理方法が提供される。
【0020】
本発明の第6の実施態様によれば、顧客から電話を着信した場合に、前記電話の発信者番号を取得するとともに、所定の店舗の電話番号に発呼して前記顧客からの電話を店舗の電話と接続する着信接続手段、前記顧客からの電話と店舗の電話との間の接続を切断した後に店舗の電話と接続し、その店舗の電話からの登録指示を受けて、前記発信者番号を、店舗の予約を行う顧客の電話番号として順番待ちテーブルに登録する予約登録手段、店舗の電話からの呼び出し指示を受けた場合に、前記店舗の電話を保留して、次に呼び出されるべき顧客の電話番号を前記順番待ちテーブルの中から選択し、取得する顧客選択手段、及び前記取得された顧客の電話番号に発呼して、前記保留された店舗の電話と前記顧客の電話とを接続する呼び出し接続手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムが提供される。
【0021】
本発明の第7の実施態様によれば、顧客から電話を着信した場合に、前記電話の発信者番号を取得する着信手段、前記顧客の電話から所定の指示があった場合に、前記発信者番号を、店舗の予約を行う顧客の電話番号として順番待ちテーブルに登録する予約登録手段、店舗の電話から呼び出し指示を受けた場合に、次に呼び出されるべき顧客の電話番号を前記順番待ちテーブルの中から選択し、取得する顧客選択手段、及び前記取得された顧客の電話に対して、前記店舗の顧客として呼び出された旨を通知する呼び出し通知手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムが提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】
最初に、本発明の第1の実施形態の予約・呼び出し管理システムの機能概要を、図1の機能ブロック図を参照して説明する。
【0023】
図1の予約・呼び出し管理システム100は、予約管理機能110、呼び出し管理機能120、着信自動応答機能130、及び順番待ちテーブル140からなっている。
【0024】
まず、予約管理機能110について説明する。予約管理機能110は、顧客180による店舗200の予約を管理する機能であり、予約着信機能111、着信接続機能112、及び予約登録機能113を含んでいる。
【0025】
予約着信機能111は、レストランやテーマパークなどの店舗200で順番待ちを行おうとする顧客180により、顧客の携帯電話170から予約・呼び出し管理システム100に宛てて行われた発呼を着信する。顧客180は、予約・呼び出し管理システム100に関連づけられた所定の電話番号に電話をし、その発呼は通常、図1に示すように、携帯電話170から基地局160、及び公衆電話回線網150を介して、予約・呼び出し管理システム100に到達する。ここで、公衆電話回線網150は、インターネット、携帯電話回線網、及び複数のネットワークの組み合わせを含む広範囲のネットワークを意味し、携帯電話170からの、音声を含む情報をシステム100に伝送しうるネットワークであり、伝送のためのプロトコルやネットワークのトポロジーはどのようなものであってもよい。
【0026】
また、予約・呼び出し管理システム100において、予約受け付け用には、店舗毎に別の電話番号が使用されることが好ましいが、当該システム100の着信自動応答機能130を呼び出すことによって、1つの電話番号で複数の店舗の予約受け付けを管理することができる。
【0027】
着信自動応答機能130は、例えばCTI(Computer-Telephony Integration)の機能を実現するものである。CTIとは、コンピュータと電話を連携させる技術のことである。CTIを利用すれば、例えば、着信した情報(発呼側電話番号、押されたプッシュボタンの番号、及び前回押されたプッシュボタンの番号等)の内容にそれぞれ対応した音声メッセージや処理を事前に登録しておき、着信した電話から前記登録された情報が得られた場合に、コンピュータによって、それに応じた前記登録音声メッセージを前記着信電話に出力したり、前記登録処理の実行を自動的に行うことができる。
【0028】
また、着信自動応答機能130は、CTIによって達成される機能だけに限定されるものではない。例えば、携帯電話170の発信者番号やボタン操作等の、定型的な着信情報でなく、顧客180から発せられる音声を解釈して、所定の命令をコンピュータに指示するといった機能をも含むものである。
【0029】
従って、顧客180が、上記1つの電話番号に電話をかけた場合に、システム100は、CTIを用いて「利用する店舗の番号を入力してください」といったガイドメッセージを顧客180の携帯電話170に対して音声出力することによって、顧客180の携帯電話170を介して入力を促し、着信後に店舗を振り分けることができる。
【0030】
着信接続機能112は回線交換(転送)機能を有し、予約着信機能111が、顧客180の携帯電話170から着信を確認した後、それを店舗200の電話190に接続し、店舗200と顧客180が通話できるようにセッションを確立する。図1に示すように、店舗側の電話190の対応をするのは実際には店舗の受け付け担当者や従業員であるが、ここでは、それらを含む広い概念での主体を「店舗200」と呼ぶことにする。次に、着信接続機能112は、店舗200と顧客180との通話によって、顧客180が当該店舗を予約する意思の有無を確認すると、顧客180が電話を切った後、店舗200と予約・呼び出し管理システム100との間のセッションを確立する。
【0031】
このような着信後のセッション確立操作、及びセッション切断操作も、着信自動応答機能130を呼び出すことによって実現される。
【0032】
予約登録機能113は、店舗200と予約・呼び出し管理システム100との前記セッションが確立されると、店舗200からの指示によって、顧客180が予約を行ったことを順番待ちテーブル140に登録する。この際、システム100は、顧客180からの着呼により、携帯電話170の電話番号(発信者番号)を取得しており、その情報が、上記順番待ちテーブル140に登録される。当該携帯電話170の発信者番号を非通知としている場合には、システム100が発信者番号を取得することができないので、例えば顧客180に入力させる等、何らかの手段でその電話番号を入手するようにしなければならない。
【0033】
また、店舗200からの登録指示は、上述した着信自動応答機能130を呼び出すことによって行われうる。例えば、システム100側から、「この電話番号を登録しますか?「はい」なら1、「いいえ」なら0を押してください」という音声メッセージを店舗200の電話190に提供し、それに対して店舗200が電話190のプッシュボタン「1」を押せば、通話の相手であった顧客180の電話番号を順番待ちテーブル140に登録することができる。
【0034】
更に、顧客180は、予約管理機能110により、上述のような着信自動応答機能130を用いて、一旦登録された予約を取り消すこともできる。その場合、順番待ちテーブル140に登録された顧客180の情報は削除される。
【0035】
次に、呼び出し管理機能120について説明する。呼び出し管理機能120は、店舗200が、予約管理機能110によって順番待ちテーブル140に登録され、かつ順番の到来した顧客180を呼び出すための機能を備えており、呼び出し着信機能121、顧客選択機能122、及び呼び出し接続機能123を含む。
【0036】
呼び出し着信機能121は、顧客180を呼び出すための店舗200からの電話190を介した発呼を着信する。店舗200は、席に空きができた等の理由で、次の顧客を受け入れる準備ができたら、顧客180の電話番号ではなく、予約・呼び出し管理システム100の所定の電話番号に電話をかける。この電話番号は、顧客180が予約のためにかけるシステム100の電話番号とは、効率面、及び管理面から異なるものであることが好ましい。しかし、着信自動応答機能130を用いて着信後にどちら用かの振り分けを行えば、同じ電話番号を用いることもできる。
【0037】
顧客選択機能122は、呼び出し着信機能121によって判断された店舗200からの着信に応答して、その店舗200が呼び出すべき次の顧客180は誰かを、順番待ちテーブル140を参照して決定する。
【0038】
呼び出し接続機能123は回線交換(転送)機能を有し、顧客選択機能122が顧客を決定した後、着信した店舗200からの発呼を、その決定された顧客180の携帯電話170に接続し、両者の通話を可能とする。そこで、店舗200は、顧客180に順番が到来したことを通知する。
【0039】
顧客選択機能122は通常、顧客180の登録が早く行われた順に次の顧客180を選択する。また、順番待ちテーブル140の内容は、後で詳細に説明する。
【0040】
顧客選択機能122と呼び出し接続機能123は、上述の通り、店舗200からの着信に応じて、自動的に呼び出す顧客180を決定し、両者間の通話を確立させるが、これらの一連の処理にも、CTIなどの着信自動応答機能130が利用される。
【0041】
次に、図2ないし図4を参照して、顧客180が予約を行って、店舗200に呼び出されるまでの処理を説明する。
【0042】
図2には、顧客180が店舗200に予約を行うまでの一連の処理が、顧客180、予約・呼び出し管理システム100、及び店舗200毎に示されている。これらの処理は、主に、システム100の予約管理機能110によって実現されるものである。
【0043】
最初に、この一連の処理は、顧客180が携帯電話170を使って、予約・呼び出し管理システム100の所定の電話番号に電話をかけることから始まる(図2のステップS10)。予約・呼び出し管理システム100は、予約着信機能111により、この顧客180からの発呼を着信する(ステップS12)。通常、顧客180は、予約を希望する店舗に対応付けられた予約・呼び出し管理システム100の電話番号に電話をする。この電話番号は、店舗200の電話190の電話番号とは異なるものである。また、前述のように、予約・呼び出し管理システム100が1つの代表電話番号を有している場合は、顧客180がその電話番号に電話をかけた後、携帯電話170のボタン操作等によって予約する店舗を選択する。
【0044】
次に、予約・呼び出し管理システム100は、着信接続機能112により、顧客180の着信を店舗200の電話190に接続する(ステップS14)。より具体的に言えば、予約・呼び出し管理システム100のこの処理によって、店舗200の電話190に対して発呼が行われ、店舗200がこの電話190に出た時点で顧客180の携帯電話170と店舗200の電話190が接続される。
【0045】
この接続によって、顧客180と店舗200との間で通話が行われ(ステップS16、S18)、そこで予約の確認が行われる。店舗200はこの後、顧客180との通話を切断し(ステップS20、ステップS22)、店舗200が満員である場合は、この顧客180を順番待ちのリストに加えるよう、予約・呼び出し管理システム100に指示する(ステップS24)。この時点で、店舗200の電話190と予約・呼び出し管理システム100とが接続されており、前記店舗200の指示は、CTI等の着信自動応答機能130を用いて当該システム100に受け付けられる。
【0046】
顧客180が電話をした時点で、店舗200に空きがある場合は、顧客180は即座に店舗200を利用することができるが、すぐに店舗200に行けないような事情がある場合は、空きがない場合と同様に予約を行うようにしてもよい。
【0047】
予約・呼び出し管理システム100は、前記店舗200からの指示を受け、予約登録機能113により、その顧客180をその店舗200の順番待ちリストに登録する(ステップS26)。この登録は、具体的には、順番待ちテーブル140に、顧客180の携帯電話170の電話番号を登録することである。顧客180の電話番号は、システム100が顧客180の携帯電話170から着信した際に、発信者番号として取得し、一時的に記憶しているものである。
【0048】
顧客180は、ステップS10、S18、及びS22の各処理を、携帯電話170を使用した1回の通話によって行っており、図2では、これらのステップの間を点線の矢印で接続してある。同様に、店舗200は、ステップS16、S20、及びS24の処理が、電話190を使用した1回の通話で行われ、これらのステップの間が点線の矢印で接続してある。以降、他の図においても、顧客と店舗に関しては、1回の通話による複数のステップが点線の矢印で接続される。
【0049】
ここで、図3を参照して、順番待ちテーブル140に登録される各項目を説明する。順番待ちテーブル140は、項目として、順番141、番号142、状況143を有している。順番141は、顧客180が、このテーブル140に登録された順番であり、最初に登録された顧客180には「1」が与えられ、以降「2」、「3」、...と付与されていく。番号142は、この例では顧客180の携帯電話170の電話番号である。状況143は、その行に登録された顧客180が現在どのような状況にあるかを示しており、この例では、順番待ちの段階であれば空白であり、既に順番が到来して店舗200によって呼び出しを受けている場合は「済」という文字が記憶される。上記空白の代わりに、あといくつで順番が到来するかを示す数字等を記憶しておいても良い。更に、予約が登録された後に、顧客180によってその予約が取り消されたような場合は、レコードを削除せずに、この項目を「済」に更新して顧客選択の対象外とすることもできる。
【0050】
また、後で説明するように、順番待ちテーブル140の項目として更に、各顧客180が必要とする席の数(人数)を記憶しておいてもよい。通常、予約は、何人かからなるグループの代表が行うものであり、このグループの人数を把握することは、店舗側にとって効率的な呼び出しを可能とする。
【0051】
ここで再び図2の説明に戻ると、ステップS26では、店舗200の指示によって、新たな顧客180が順番待ちテーブル140に登録される。例えば、この顧客180の電話番号が090−888−BBBBであり、この時点で順番待ちテーブル140に7の顧客180が登録されていた場合は、図3の矢印に示すように、8番目のレコード(順番=8)が挿入され、その顧客180が登録される。尚、1番目のレコード(順番=1)の顧客180は、状況=「済」となっていて、既に店舗200に呼び出されているため、8番目のレコードの顧客180は、前に6人の顧客180が順番待ちをしている(即ち、7番目の顧客である)ことになる。
【0052】
次に、図4について説明する。図4には、店舗200に空きができて、顧客180を呼び出すまでの一連の処理が、顧客180、予約・呼び出し管理システム100、及び店舗200毎に示されている。
【0053】
最初に、この一連の処理は、店舗200が電話190で予約・呼び出し管理システム100に電話をすることから開始される(ステップS30)。当該システム100の電話番号は、通常、その店舗200に関連づけられた電話番号である。システム100は、この店舗200からの発呼を、呼び出し着信機能121によって着信する(ステップS32)。
【0054】
次に、システム100は、顧客選択機能122によって、図3に示す順番待ちテーブル140を参照し、次に呼び出されるべき顧客180を決定する(ステップS34)。図3の例では、順番待ちテーブル140は、着信順に顧客180を登録しており、この順に呼び出しを行う場合は、状況が空白で最も順番の小さいレコードの顧客180、即ち2番目のレコード(順番=2)が選択される。しかし、店舗200の選択により、これ以外の順序で呼び出すべき顧客を決定しても良い。こうした決定方法は、店舗毎に異なるものとすることができる。
【0055】
次に、予約・呼び出し管理システム100の呼び出し接続機能123は、前述のように顧客選択機能122によって選択された顧客180の携帯電話170の電話番号を、順番待ちテーブル140内のレコード(上記例では、2番目のレコード)から取得し、その電話番号に発呼し、顧客180の携帯電話170と着信している店舗200の電話190とを接続する(ステップS36)。
【0056】
この接続によって、顧客180と店舗200との間で通話が行われ(ステップS38、S40)、店舗200から顧客180の順番が到来したことが通知される。
【0057】
ステップS38、S40で行われている通話は、用件が終われば、通常の電話と同様に終了する(ステップS42、S44)。図4では、便宜上、ステップS42で店舗200の方から通話を切断するように記載されているが、どちらが先に切断してもよいし、そのこと自体は、本発明からみて重要なことではない。
【0058】
最後に、呼び出し接続機能123が、ステップS46において、いま呼び出しを受けた顧客180に対応する、順番待ちテーブル140のレコードの状況の項目を、空白から「済」に更新する。
【0059】
ステップS46によって、一旦呼び出された顧客180に対応する順番待ちテーブル140のレコードには、「済」のマークが付けられるため、この顧客180が再度選択されることはない。また、これらの「済」のマークが付けられたレコードは、店舗200の指示、あるいは1日の営業時間の終了といった適当なタイミングで自動的に削除されることが望ましい。
【0060】
また、ステップS46のレコード更新は、ステップS36の後であれば、いつでも行うことができる。
【0061】
本発明の第1の実施形態においては、顧客180は携帯電話170を使用して予約・呼び出し管理システム100にアクセスを行うものとして説明したが、家庭用の固定電話のような他の種類の電話が使用されてもよい。その場合、顧客180は、家庭に設置された電話で店舗200の予約を行い、その電話を受けることができる場所(一般的には家庭内)で、店舗200からの呼び出しを待つことになる。
【0062】
また、本発明の他の実施態様において、相手との通話を必要としない場合には、PDAやその他通信機能付き端末などを使用することも可能である。こうしたバリエーションは、店舗200の電話190についても同様である。
【0063】
従って、本明細書においては、「電話」という用語を用いた場合には、必要に応じて、これらの様々な種類の通信機器が含まれるものとする。
【0064】
本システム100により、顧客180は、各店舗200に対応したシステム100の電話番号に電話をすることによって、あるいは、システムの代表電話に電話をした後、所定の店舗を選択することによって、複数の店舗の中から、所望の店舗を予約することができる。同時に、システム100は複数の店舗200に接続され、それぞれ個別に、顧客の予約と呼び出しを管理することができる。
【0065】
更に、本発明の第1の実施形態においては、店舗200に空きが出て初めて、店舗200から顧客180に呼び出しの通知を行っているので、顧客180が店舗200から離れた場所にいるような場合には、すぐに店舗200に入ることができず、店舗200にとって効率的でない場合も考えられる。このような場合には、前記顧客選択機能122は、店舗200から呼び出しの着信を受けた際に、例えば、実際に順番が到来した顧客180の2つ先の順番の顧客180を選択し、「あと2組で順番が来ます」等の通知を行うこともできる。更に、その次に店舗200から呼び出しの着信があった場合に、2つ先の順番の顧客180に「あと2組で順番が来ます」という通知を行うとともに、前回、その通知を行った顧客180に、「あと1組で順番がきます」という通知を改めて行うことも可能である。
【0066】
また、図2においては、店舗200が、一旦顧客180との通話を切断した後に、システム100に対して顧客180の登録を指示していたが、顧客180との通話を切断することなく一時的に保留して、顧客180の登録をシステム100に指示し、その後保留を解除して顧客180との通話を再開することもできる。これによって、店舗200は、登録が正常に行われた等の情報を即時に顧客180に伝えることができる。
【0067】
このようなシステム100によって、顧客180は、自身の携帯電話170の電話番号を店舗200に知らせることなく、予約を行い、店舗200からその携帯電話170に呼び出しを受けることができる。従って、本システム100を運用は、当然店舗200以外の守秘義務を履行する信頼できる会社によって行われることが必要である。例えば、独立した情報サービス会社や、携帯電話サービス会社である。
【0068】
次に、本発明の第2の実施形態の予約・呼び出し管理システム300について、図5ないし図7を参照して説明する。図5に示す予約・呼び出し管理システム300は、着信自動応答機能330を用いて、第1の実施形態のシステム100における、顧客180と店舗200との通話部分を省略している。
【0069】
従って、システム100とシステム300は、共通する部分も多く、以下では、異なる部分のみ説明する。
【0070】
予約登録機能312は、顧客380からの着信を受けて、店舗400と通話をすることなく、着信自動応答機能330を用いて顧客380の予約を確認する。
【0071】
呼び出し着信機能321は、店舗400からの着信を受けて、着信自動応答機能330によって店舗400の呼び出しを受け付ける。また、呼び出し通知機能323は、呼び出される顧客380の携帯電話370に電話をかけ、順番が到来したことを通知する。この通知にも着信自動応答機能330が用いられる。
【0072】
これによって、顧客380と店舗400は、一切会話をすることなく、予約、及び呼び出しの管理が実現される。
【0073】
次に、図6を参照して、顧客380が店舗400に予約を行うまでの一連の処理を説明する。図6は、予約管理機能310に関する処理フローを示し、システム100においては、図2に対応するものである。
【0074】
最初に、この一連の処理は、図2と同様、顧客380が、予約・呼び出し管理システム300の所定の電話番号に電話をかけることから始まる(ステップS60)。そこで、予約・呼び出し管理システム300は、予約着信機能311により、この顧客380からの発呼を着信する(ステップS62)。
【0075】
次に、システム300の予約登録機能312は、着信自動応答機能330により、顧客380から予約の意思を確認し、予約の内容を順番待ちテーブル340に登録する(ステップS64、S66)。登録の内容は、図2に関連して説明したシステム100の予約登録機能112の処理と同様である。
【0076】
上述の顧客380の意思確認は、例えば、顧客380の着信に応答して、顧客380の携帯電話370に、「○○店の予約を行いますか?「はい」なら1を、「いいえ」なら0を押してください」といったガイドメッセージを音声出力し、顧客380に、携帯電話370の所定のボタン(ここでは、1又は0)を押させることによって行われる。
【0077】
この時点で、予約登録機能312は、順番待ちテーブル340の内容を参照して、ガイドメッセージに、「現在、△△人待ちです」といった付加情報を加えることもできる。
【0078】
その後、ステップS68、S70において、通話が切断される。これは、通常の電話を切る行為と同じであり、図6では便宜上ステップS70で、システム300から切断が行われたように記載されているが、どちらが先でもよい。
【0079】
次に、図7を参照して、店舗400に空きができて、顧客380を呼び出すまでの一連の処理を説明する。図7は、呼び出し管理機能320に関する処理フローを示し、システム100における図4に対応するものである。
【0080】
最初に、この一連の処理は、図4と同様、店舗400が電話390で予約・呼び出し管理システム300に電話をすることから開始される(ステップS80)。
【0081】
そこで、呼び出し着信機能321は、店舗400からの発呼を着信すると(ステップS82)、着信自動応答機能330により、自動的に、顧客400からの呼び出し手続を受け付ける(ステップS84、S86)。
【0082】
上述の店舗400の呼び出しを受け付ける処理は、例えば、店舗400の着信に応答して、店舗400の電話390に、「顧客の呼び出しを行いますか?「はい」なら1を、「いいえ」なら0を押してください」といったガイドメッセージを音声出力し、店舗400に、電話390の所定のボタン(ここでは、1又は0)を押させることによって行われる。この時点で、顧客400は、何組かの顧客を同時に呼び出すよう指定してもよい。
【0083】
その後、ステップS88、S90において、通話が切断される。これは、通常の電話を切る行為と同じであり、図7では便宜上ステップS90で、システム400から切断が行われたように記載されているが、どちらが先でもよい。
【0084】
次に、システム300は、顧客選択機能322によって、順番待ちテーブル340を参照し、次に呼び出されるべき顧客380を決定する(ステップS92)。決定方法は、図4のステップS34に関して説明したのと同様である。
【0085】
その後、予約・呼び出し管理システム300の呼び出し通知機能323が、顧客選択機能322によって選択された顧客380の携帯電話370の電話番号を、順番待ちテーブル340内のレコードから取得し、その電話番号に発呼し、ここでも着信自動応答機能330を用いて、「○○店です。お客様の順番がまいりました」等、顧客380の順番が到来したことを通知する(ステップS94、S96)。
【0086】
ステップS94、S96で行われている通話は、用件が終われば、通常の電話と同様に終了する(ステップS98、S100)。図7では、便宜上、スシステム300側から通話が切断されたことにしてある。
【0087】
最後に、呼び出し通知機能323が、ステップS102において、いま呼び出しを受けた顧客380に対応する、順番待ちテーブル340のレコードの状況の項目を、空白から「済」に更新する。
【0088】
本発明は、顧客180、380の電話番号を知られることなく店舗200、400の予約を行うシステムを提供することを目的とするが、上述した第2の実施形態の予約・呼び出し管理システム300によって、顧客と店舗が会話をする必要すらなくなり、顧客のプライバシーをより強固にガードするシステムが提供される。
【0089】
次に、本発明の第3の実施形態の予約・呼び出し管理システム500について説明する。当該システム500は、図5において、店舗400の電話390を、順番待ちリストを表示可能なディスプレイを有するパーソナルコンピュータ410に置き換えたものである。こうした改良のために、システム300の呼び出し着信機能321は、順番待ちリスト提供機能324と、呼び出し受け付け機能325に置き換えられる。従って、図7に示す処理フローの点線ブロックAの部分が、これらの機能によって置き換えられる。
【0090】
順番待ちリスト提供機能324は、パーソナルコンピュータ410からのリクエストを公衆電話回線網350を介して受け取ることによって、或いは、所定のタイミングによって、順番待ちテーブル340の内容をパーソナルコンピュータ410に、公衆電話回線網350を介して提供する。
【0091】
パーソナルコンピュータ410は、その内容を編集し、ディスプレイ上に順番待ちリストとして出力する。また、パーソナルコンピュータ410は、店舗400の一角に置かれ、店舗400の呼び出し担当者がそのディスプレイの内容を随時見ることが出きるようになっていることが好ましい。
【0092】
図8には、一例として、順番待ちリスト表示画面600が示されている。順番待ちリスト600は、順番リスト610及び呼び出しボタン620が示されている。順番リスト610は、図3に示す、順番待ちテーブル140の内容を示しており、現時点で、顧客380の待ち人数が、順番2から順番8までの7人(組)であることが分かる。最初のレコード(順番=1)の顧客は、状況=「済」であるため、このリストには現れない。また、各顧客380の電話番号は、システム300の順番待ちテーブル340内で、店舗400側に知られないように記憶されているので、当然ながら、ここには表示されない。
【0093】
また、途中で予約が取り消された場合は、このリストから当該レコードが削除されるが、そのレコードを、取り消されたものとして表示し続けることもできる。
【0094】
呼び出しボタン620は、店舗に空きが生じた場合にこれを押すと、その信号が予約・呼び出し管理システム300の呼び出し受け付け機能325に検知され、自動的に次の顧客380が決定され、その顧客380に呼び出し通知が行われる。
【0095】
順番リスト610は、その順番の表示された領域をマウス等でクリックすることにより、クリックされた順番の顧客に呼び出し通知を送るよう、呼び出し受け付け機能325に指示することもでき、この場合には、呼び出しボタン620は不要である。
【0096】
また、予約をする1人の顧客380は、通常何人かの顧客グループを代表していることが多い。顧客毎のグループ人数を予約の着信時に把握し、順番待ちテーブル340に登録するようにシステム300を構成すれば、前記順番リスト610にもこの人数を表示することができる。このように、各顧客毎に人数が把握できれば、店舗400は、顧客の予約順以外の効率的な呼び出し順を、空いた席の数に応じて考えることができる。
【0097】
例えば、カウンター席が1席だけ空いた時点で、次の順番の顧客が4人組であり、2番目の顧客が1人であるような場合は、4人組の顧客をスキップして、2番目の顧客をとりあえずそのカウンター席に着かせるように制御することができる。
【0098】
次に、本発明の第4の実施形態の予約・呼び出し管理システム700について説明する。当該システム700は、予約の順番が到来した旨を顧客380に通知する方法が、呼び出し通知機能323で行うような通話によるものではなく、インターネット・メールや、携帯電話で利用可能なメールによるものである。
【0099】
従って、図7に示す処理フローの点線ブロックBの部分が、メールによるメッセージの送信に置き換えられる。このため、顧客380は、メールの着信が可能な携帯電話、PDA、その他通信機能付き端末を有していれば、当該システム700を利用することができる。また、このシステム700を拡張すれば、予約の申し込み自体も、メールを利用して行うことができ、この場合でも、顧客380のメールアドレスが店舗400に知られることはない。
【0100】
このメールは、もちろん、顧客の携帯電話等に対応するメールアドレスに対して送られるものであるが、顧客の電話をシステム700にかけるだけでは、こうしたメールアドレスを取得することはできないので、メールアドレスは、別途いずれかのタイミングで取得することが必要になる。
【0101】
次に、本発明の第5の実施形態の予約・呼び出し管理システム900について説明する。当該システム900は、前述した第2の実施形態の予約・呼び出し管理システム300において、顧客380の携帯電話370に専用のアダプタ910(不図示)を接続するようにしたものである。このアダプタ910は、店頭などの場所に設置され、そこに携帯電話370がセットされる。携帯電話がそのアダプタ910にセットされると、アダプタは、当該携帯電話を使用して自動的にシステム900に電話をかけ、前述した予約の登録手続を行う。登録手続が完了すると、自動的にその携帯電話370とシステム900との間の接続が切断される。
【0102】
アダプタ910は、携帯電話370を保持してその携帯電話を制御するのに必要な接続を行うように構成してもよいし、携帯電話370を近くに置いて、bluetooth等の簡易通信プロトコルを介して制御されるように構成してもよい。
【0103】
次に、本発明の予約・呼び出し管理システムを実施するために使用するパーソナルコンピュータの構成について、図9を参照して説明する。ここでは、本システムが、パーソナルコンピュータ上で稼働するとして説明するが、ホストコンピュータ、ワークステーション、専用コンピュータ、及びその他の種々のコンピュータが使用されうる。
【0104】
図9のパーソナルコンピュータ1100は、CPU1110、メモリ1120、外部記憶装置1130、入力装置1140、出力装置1150、記録媒体駆動装置1160、ネットワーク・インタフェース1170、及びこれらの構成要素1110〜1170を相互に接続するバス1180からなる。
【0105】
CPU1110は、パーソナルコンピュータ1100内の各構成要素の処理を制御して、上述した本システムの各機能を実現する。メモリ1120は、前記制御、及び各処理を行うようCPU1110を制御するプログラム、及び当該プログラムが使用するデータを一時的に記憶する。
【0106】
外部記憶装置1130は、本システムで必要なデータを記憶するハードディスク等の記憶装置である。順番待ちテーブル140、340は、この外部記憶装置1130内に記憶される。
【0107】
入力装置1140は、マウス、キーボード等の、CPU1110に特定の指令を与えたり、外部記憶装置1130に記憶するデータを入力するための装置である。本システムの順番待ちテーブル140、340は、顧客180、380からの着信によって得た情報、及び、顧客から明示的に示された情報が記憶されるため、これらの入力装置1140は、通常の運転には必要とされない。
【0108】
出力装置1150は、CRTディスプレイやテレビモニタであり、これも、本システムの運転には必須のものではない。
【0109】
記録媒体駆動装置1160は、DVD−ROM、CD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体1190の内容を読み出し、必要に応じて前記メモリ1120や外部記憶装置1130にコピーする。本システムを実行するためにCPU1110に指令を与え制御する前記プログラムも当該記録媒体1190に格納される場合があり、必要に応じてメモリ1120にロードされる。パーソナルコンピュータ1100は、このメモリ1120内にロードされた当該プログラムによって制御され、CPU1110はこのプログラムの命令に従って各種処理を実行し、本発明の予約・呼び出し管理システムを実現する。
【0110】
ネットワーク・インタフェース1170は、パーソナルコンピュータ1100をネットワーク1200に接続する。ネットワーク1200は、例えば、図1及び図5に示す公衆電話回線網150、350に対応する。
【0111】
前記CPU1110に指令を与え、本システムを実現するプログラムは、当該ネットワーク1200を介してメモリ1120にロードされる場合もある。
【0112】
また、本発明の第3の実施形態の予約・呼び出し管理システム500について説明したパーソナルコンピュータ410も、上記パーソナルコンピュータ1100と同様の構成である。ただし、マウスなどの入力装置1140は、図8に示す呼び出しボタンをクリックするのに使用され、CRTディスプレイなどの出力装置1150は、図8の順番待ちリストを店舗400に表示するのに用いられる。
【0113】
また、当該パーソナルコンピュータでは、予約・呼び出し管理システム500から順番待ちリストを表示するためのデータを受け取って、それをディスプレイに編集して表示し、更に、マウス等で、呼び出しボタンがクリックされたことに応答して、システム500に、顧客呼び出しのための指令を送信するプログラムが、メモリ1120にロードされている。
【0114】
【発明の効果】
本発明の予約・呼び出し管理システムによって、顧客の携帯電話の番号のような個人情報を、直接店舗側に知らせることなく、顧客と店舗の間で予約と呼び出しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の予約・呼び出し管理システム100の機能概要を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態において、顧客が予約の登録を行う一連の処理を示す処理フロー図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における、順番待ちテーブルの内容の一例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態において、店舗が呼び出しを行う一連の処理を示す処理フロー図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の予約・呼び出し管理システム300の機能概要を示す機能ブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施形態において、顧客が予約の登録を行う一連の処理を示す処理フロー図である。
【図7】本発明の第2の実施形態において、店舗が呼び出しを行う一連の処理を示す処理フロー図である。
【図8】本発明の第3の実施形態において、店舗側に示される順番待ちリスト表示画面の例を示す図である。
【図9】本発明の予約・呼び出し管理システムに使用されるパーソナルコンピュータの構成を示す図である。
【符号の説明】
100、300 予約・呼び出し管理システム
110、310 予約管理機能
111、311 予約着信機能
112 着信接続機能
113、312 予約登録機能
120、320 呼び出し管理機能
121、321 呼び出し着信機能
122、322 顧客選択機能
123 呼び出し接続機能
130、330 着信自動応答機能
140、340 順番待ちテーブル
150、350 公衆電話回線網
160、360 基地局
170、370 携帯電話
180、380 顧客
190、390 電話
200、400 店舗
323 呼び出し通知機能
600 順番待ちリスト表示画面
610 順番リスト
620 呼び出しボタン
1100 パーソナルコンピュータ
1110 CPU
1120 メモリ
1130 外部記憶装置
1140 入力装置
1150 出力装置
1160 記録媒体駆動装置
1170 ネットワーク・インタフェース
1180 バス
1190 記録媒体
1200 ネットワーク

Claims (13)

  1. 顧客から電話を着信した場合に、前記電話の発信者番号を取得するとともに、所定の店舗の電話番号に発呼して前記顧客からの電話を店舗の電話と接続する着信接続手段と、
    前記顧客からの電話と店舗の電話との間の接続を切断した後に店舗の電話と接続し、その店舗の電話からの登録指示を受けて、前記発信者番号を、店舗の予約を行う顧客の電話番号として順番待ちテーブルに登録する予約登録手段と、
    店舗の電話からの呼び出し指示を受けた場合に、前記店舗の電話を保留して、次に呼び出されるべき顧客の電話番号を前記順番待ちテーブルの中から選択し、取得する顧客選択手段と、
    前記取得された顧客の電話番号に発呼して、前記保留された店舗の電話と前記顧客の電話とを接続する呼び出し接続手段とを有することを特徴とする予約・呼び出し管理システム。
  2. 顧客から電話を着信した場合に、前記電話の発信者番号を取得する着信手段と、
    前記顧客の電話から所定の指示があった場合に、前記発信者番号を、店舗の予約を行う顧客の電話番号として順番待ちテーブルに登録する予約登録手段と、
    店舗の電話から呼び出し指示を受けた場合に、次に呼び出されるべき顧客の電話番号を前記順番待ちテーブルの中から選択し、取得する顧客選択手段と、
    前記取得された顧客の電話に対して、前記店舗の顧客として呼び出された旨を通知する呼び出し通知手段とを有することを特徴とする予約・呼び出し管理システム。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の予約・呼び出し管理システムにおいて、
    前記予約登録手段と前記顧客選択手段がそれぞれ、前記電話に提供される音声メッセージに応答して前記電話の所定のボタンが押されたときに、そのボタンの押下を検知することによって、電話から指示を受けるように構成されていることを特徴とする予約・呼び出し管理システム。
  4. 請求項1または2のいずれかに記載の予約・呼び出し管理システムにおいて、
    前記顧客選択手段が、前記順番待ちテーブルに登録された順に、顧客を選択することを特徴とする予約・呼び出し管理システム。
  5. 請求項4に記載の予約・呼び出し管理システムにおいて、
    前記予約登録手段が、顧客の電話番号以外の追加情報を前記順番待ちテーブルに登録し、
    前記顧客選択手段が、前記追加情報を前記店舗に対して提供し、店舗が、前記追加情報を参照して、前記呼び出されるべき顧客の電話番号を選択できるように構成したことを特徴とする予約・呼び出し管理システム。
  6. 請求項5に記載の予約・呼び出し管理システムにおいて、
    前記店舗に提供された追加情報には、顧客が店舗に対して予約する人数が含まれることを特徴とする予約・呼び出し管理システム。
  7. 請求項2に記載の予約・呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し通知手段が、前記顧客の電話の電話番号に発呼して、顧客の電話がこれを着信した場合に、音声によって前記呼び出された旨を通知することを特徴とする予約・呼び出し管理システム。
  8. 請求項2に記載の予約・呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し通知手段が、前記顧客の電話にメールの形態で前記呼び出された旨を通知することを特徴とする予約・呼び出し管理システム。
  9. 請求項2に記載の予約・呼び出し管理システムにおいて、
    前記顧客の電話と接続し、当該電話を前記システムに対して発呼させ、前記発信者番号を順番待ちテーブルに登録させるための前記所定の指示を前記システムに対して行わせるように前記顧客の電話を制御するアダプタを更に有することを特徴とする予約・呼び出し管理システム。
  10. 顧客から電話を着信した場合に、前記電話の発信者番号を取得するとともに、所定の店舗の電話番号に発呼して前記顧客からの電話を店舗の電話と接続するステップと、
    前記顧客からの電話と店舗の電話との間の接続を切断した後に店舗の電話と接続し、その店舗の電話からの登録指示を受けて、前記発信者番号を、店舗の予約を行う顧客の電話番号として順番待ちテーブルに登録するステップと、
    店舗の電話からの呼び出し指示を受けた場合に、前記店舗の電話を保留して、次に呼び出されるべき顧客の電話番号を前記順番待ちテーブルの中から選択し、取得するステップと、
    前記取得された顧客の電話番号に発呼して、前記保留された店舗の電話と前記顧客の電話とを接続するステップとを有し、前記各ステップが、1つ或いは互いに接続された複数のコンピュータによって実行されることを特徴とする予約・呼び出し管理方法。
  11. 顧客から電話を着信した場合に、前記電話の発信者番号を取得するステップと、
    前記顧客の電話から所定の指示があった場合に、前記発信者番号を、店舗の予約を行う顧客の電話番号として順番待ちテーブルに登録するステップと、
    店舗の電話から呼び出し指示を受けた場合に、次に呼び出されるべき顧客の電話番号を前記順番待ちテーブルの中から選択し、取得するステップと、
    前記取得された顧客の電話に対して、前記店舗の顧客として呼び出された旨を通知するステップとを有し、前記各ステップが、1つ或いは互いに接続された複数のコンピュータによって実行されることを特徴とする予約・呼び出し管理方法。
  12. コンピュータを、
    顧客から電話を着信した場合に、前記電話の発信者番号を取得するとともに、所定の店舗の電話番号に発呼して前記顧客からの電話を店舗の電話と接続する着信接続手段、
    前記顧客からの電話と店舗の電話との間の接続を切断した後に店舗の電話と接続し、その店舗の電話からの登録指示を受けて、前記発信者番号を、店舗の予約を行う顧客の電話番号として順番待ちテーブルに登録する予約登録手段、
    店舗の電話からの呼び出し指示を受けた場合に、前記店舗の電話を保留して、次に呼び出されるべき顧客の電話番号を前記順番待ちテーブルの中から選択し、取得する顧客選択手段、及び
    前記取得された顧客の電話番号に発呼して、前記保留された店舗の電話と前記顧客の電話とを接続する呼び出し接続手段として機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、
    顧客から電話を着信した場合に、前記電話の発信者番号を取得する着信手段、
    前記顧客の電話から所定の指示があった場合に、前記発信者番号を、店舗の予約を行う顧客の電話番号として順番待ちテーブルに登録する予約登録手段、
    店舗の電話から呼び出し指示を受けた場合に、次に呼び出されるべき顧客の電話番号を前記順番待ちテーブルの中から選択し、取得する顧客選択手段、及び
    前記取得された顧客の電話に対して、前記店舗の顧客として呼び出された旨を通知する呼び出し通知手段として機能させるためのプログラム。
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