JPH04167788A - テレビ会議システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、公衆網を介して接続された複数の端末相互間
でテレビ会議を行なうためのテレビ会議システムに関す
る。

（従来の技術） 営業所や研究所が各地に散在する企業の各営業所等の担
当者が会議を行なう場合には、従来、それぞれ一定の会
議場を設定し、そこに集合するようにしている。しかし
ながら、遠方から出張するための時間は無視できず、近
年、公衆網を介して、テレビ会議を行なうことが試みら
れている。

このようなテレビ会議システムにおいては、各営業所や
研究所等に所定の端末システムを設置し、会議の開催、
運用、資料配布等の処理が行なわれる。

第２図に、従来のテレビ会議システムブロック図を示す
。

図において、公衆網１には、構内交換器（ＰＢＸ）２及
びｌ５ＤＮ　（サービス総合ディジタル網）４を介して
、端末システム３が接続されてぃる。この端末システム
３は、図に示すようなブロック構成となる。

即ち、ＴＳＤＮ４には、ゲートウェイ３１を介して、ロ
ーカルエリアネットワーク３２が接続されている。この
ローカルエリアネットワーク３２には、管理端末３３、
運用端末３４、同報端末３５及びユーザー操作端末３６
．３７が接続されている。

ゲートウェイ３１は、ｌ５ＤＮ４とローカルエリアネッ
トワーク３２との間を接続するインタフェースである。

管理端末３３は、テーレビ会議の予約日時、参加者、議
題等の管理処理を実行するための端末である。また、運
用端末３４は、参加者への呼、議長や発言者の設定１画
面の切替え、描画、使用者の割当て、参加者の遅刻・早
退処理等を含む、会議開始から終了までの一連の運用処
理を実行する端末である。

同報端末３５は、複数の相手に対し、配布資料等を同時
に送信する同報通信を実行するための端末である。ファ
イル端末３８は、会議関連資料や議事録等のファイリン
グ可能な情報を格納し、更新し、あるいは検索等を実行
する端末である。

ユーザー操作端末３６．３７は、会議参加者が、実際に
テレビ会議を行なう際に入出力装置として使用する端末
である。

第２図中の３つの構内交換器２にそれぞれ接続された幾
つかの端末システム３は、何れも同様の構成をしている
が、ここでは簡略化のため、〕つの端末システムのみに
ついて、そのブロック構成を具体的に図示した。

このようなシステムにおいて、テレビ会議を開催する場
合、主催者の使用する端末システム３の管理端末３３に
よって、会議の予約１通知等が行なわれ、運用端末３４
によって会議参加者を呼出し、同報端末３５により必要
な資料を配布して、会議の結果はファイル端末３８に格
納される。また、必要な資料等は、ファイル端末３８か
ら提供される。運用端末３４は、各端末システムのユー
ザー操作端末３６，３７を操作する会議参加者を画面に
写し出す。運用端末３４は、その画面の切替等を行ない
、会議終了時、回線の切断等を行なう。

こうして、会議参加者は、最寄の端末を用いて、各営業
所や支店、研究所等に散在する多数の会議参加者と公衆
網を介して、会議を行なうことができる。

（発明が解決しようとする課題） ところで、上記のような従来のテレビ会議システムにお
いては、何れの端末システム３も同様の構成とされ、管
理端末３３．運用端末３４．同報端末３５．ファイル端
末３８等を備付けることになる。

しかしながら、実際に会議を運用する場合には、主催者
の所有する端末システム３の管理端末等が使用され、他
の端末システム３においては、ユーザー操作端末３６．
３７等のみが使用される。従って、管理の主催を稀にし
か行なわない部門においては、端末システム３が極めて
割高なものとなる。しかも、管理端末３３．運用端末３
４等の各端末を、より高機能、高性能な汎用性の高いも
のにしようとした場合、端末システム３が、更に高価な
ものとなってしまう。これよりもむしろ、ユーザー操作
端末３６．３７等を、充実した機能、性能のものとする
ことが好ましい。

従って、実際には、価格面で、端末システム３を構成す
る各端末の性能向上を図ることが難しし１という問題点
があった。

また、このような問題を解決するために、必要な端末全
てが揃った端末システム３を、重要な箇所のみに配置し
、残りの端末システムについては、ユーザー操作端末の
みが設けられるといった構成も可能である。しかしなが
ら、これでは、必要な端末の揃った端末システムを備え
た部所のみが会議を主催できることとなり、便利性、汎
用性、操作性の面で問題があった。

本発明は以上の点に着目してなされたもので、各端末シ
ステムのコストアップを防止し、より汎用性の高いテレ
ビ会議システムを提供することを目的とするものである
。

（課題を解決するための手段） 本発明のテレビ会議システムは、公衆網に対してそれぞ
れ交換機を介して接続された、複数のテレビ会議用の端
末と、前記公衆網に接続され、前記端末を用いたテレビ
会議を行なう際、当該テレビ会議の開催通知、参加者が
使用する端末の呼及び配布資料の同報送信を含む、管理
運用動作を行なうテレビ会議サーバを備えたことを特徴
とするものである。

また、本発明のテレビ会議システムは、公衆網に対して
それぞれ交換機を介して接続された、複数のテレビ会議
用の端末と、前記交換機に接続され、前記端末を用いた
テレビ会議を行なう際、当該テレビ会議の開催通知、参
加者が使用する端末システムの呼及び配布資料の同報送
信を含む、管理運用動作を行なうテレビ会議サーバを備
えたことを特徴とするものである。

（作用） このシステムは、各端末にユーザーが使用するための必
要最小限の機器を組込む。そして、公衆網あるいは交換
機に、会議開催通知等を行なう管理端末や、参加者を呼
出す運用端末、資料を配布する同報端末等の管理運用動
作を行なう管理運用端末装置を接続する。従って、各端
末は、何れもこの管理運用端末装置を共用し、何れの端
末も会議の主催が可能となる。

（実施例） 以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。

第１図は、本発明のテレビ会議システム実施例を示すブ
ロック図である。

図において、このシステムは、公衆網１に対し、構内交
換器（ＰＢＸ）２及びｌ５ＤＮ４を介して接続された、
多数の端末としてのワークステーション２０を用いて、
テレビ会議を実行するためのものである。

図において、各ワークステーション（ＷＳ）２０は、何
れも、例えば従来の第２図に示した、端末システム３を
構成するユーザー操作端末３６のみから成るものである
。一方、公衆網１には、テレビ会議サーバ１０が接続さ
れている。

即ち、このシステムでは、公衆網を構成する、例えば電
話局等、にテレビ会議サーバ１０が設置されている。

このテレビ会議サーバは、制御部１３と記憶部１６とか
ら成る。

制御部１３は、マイクロプロセッサ等から成り、第２図
で示した管理端末機能１３１、運用端末機能１３２、同
報機能１３３及びファイル端末機能１３４を持つ。記憶
部１３は、ファイル端末機能１３４の実行時に、データ
格納等に使用される、磁気ディスク装置等から成る。

以上のような構成の本発明のテレビ会議システムは、次
のように動作する。

第３図に会議予約のための会議登録フローチャートを示
す。

先ず、何れかのワークステーション２ｏから、ｌ５ＤＮ
４及び構内交換器２と公衆網１を介して、テレビ会議サ
ーバ１０に対し会議登録処理を開始すると（ステップＳ
１）、始めに、端末システム２０がテレビ会議サーバ１
０を発呼しくステップＳ２）、回線が接続される（ステ
ップＳ３）。その後、図示しないターミナルアダプタ（
ＴＡ）においてモード設定が行なわれ（ステップＳ４）
、テレビ会議サーバ１０に対し、所定の会議モード登録
が実行される（ステップＳ５）。この会議モード登録に
際しては、ワークステーション２０から、所定の会議登
録データが送信され、テレビ会議サーバ１０の記憶部１
６に蓄積される。その後、回線が切断され（ステップＳ
６）、会議登録が終了する。

第４図に、そのような会議登録データの説明図を示す。

会議登録は、それぞれ各ワークステーション２０のパス
ワード、ＩＤ番号に基ついて行われ、会議開催通知の登
録、予約状況の把握、予約変更処理、取消処理等が実行
可能とされている。会議開催のための予約内容としては
、図のように、開催日時、終了日時、議長、参加者、議
題、配布資料等が挙げられる。これらのデータが予め会
議実行のために登録される。

このような動作は、制御部１３の管理端末機能１３１に
より実行される。

第５図は、会議開催フローチャートを示す。

実際に、制御部１３の運用端末機能１３２によって会議
を開催する場合には、このような動作が実行される。

先ず、会議開催処理が開始され（ステップＳ１）、第１
図に示すテレビ会議サーバ１０は、主催者となる何れか
のワークステーション２０に代わって、参加者のワーク
ステーション２０に対し、定刻に呼を行なう代行発信を
実行する（ステップＳ２）。この場合、参加予定者が、
全員準備完了か否かを確認するために、接続状態をチエ
ツクしくステップＳ３）、議長のいるワークステーショ
ンにその接続状態を表示する（ステップＳ４）。この場
合、全てのワークステーションに接続状態を表示しても
差し支えない。

こうして、会議が開始される（ステップＳ５）。

会議開始後は、遅刻者が新たに会議に参加する場合、遅
刻者に対する回線の接続を行なう（ステップＳ６）。早
退者かある場合には、早退者についてそのつど回線の切
断を行なう（ステップＳ７）。その後、会議が終了する
と（ステップＳ８）、全回線の切断か行なわれる（ステ
ップＳ９）。

また、資料の配布、必要な資料の検索、蓄積等、同報端
末機能１３３．ファイル端末１３４による処理も、第１
図に示すテレビ会議サーバ１０が合わせて実行すること
になる。

第５図に、そのようなテレビ会議システムの全ての具体
的機能を表わす機能説明図を示す。

上記テレビ会議サーバ１０は、先に説明した、代行発信
、議長画面の送受信、参加者画面の送受信等を行なう。

この場合、参加者が複数ある場合には、画面の合成等が
行なわれる。更に、音声の送受信、議題に上った静止画
の送受信、描画の送受信、信号の合成／分配切替等が行
なわれる。

また、会議開始後、画面に、゛終了前何分゛°といった
表示や終了メツセージ等の表示を行なう。

また、遅刻早退制御、会議終了制御、予約受付管理、Ｉ
Ｄパスワードチエツク、開催通知送信、予約取消管理、
資料蓄積、資料配布等の処理を実行する。

図のように、本発明のテレビ会議システムにおいては、
各ワークステーション２０自体は、テレビ会議主催機能
を持たず、単なるユーザー操作端末から構成されており
、公衆網１に接続されたテレビ会議サーバ１０に対し、
会議の管理運用を依頼する形態とされている。テレビ会
議サーバ１０は、特定のワークステーション２０から会
議の依頼を受けると、その時点で、あたかもそのワーク
ステーションに付属した、管理端末、運用端末。

同報端末及びファイル端末であるかのように、参加者の
呼を代行し、会議の進行、資料の配布等を実行する。

このテレビ会議サーバ１０は、例えば電話会社側で所有
し、各種のサービス項目の一つに含められる。

従って、各ワークステーションは、汎用のパーソナルコ
ンピュータ等の通信端末から構成することができ、端末
側の構成が簡素化される。

本発明は以上の実施例に限定されない。

第７図に、本発明のテレビ会議システム変形例ブロック
図を示す。

図のように、上記テレビ会議サーバ１０をて何れかの構
内交換器２に、ｌ５ＤＮ４を介して接続するようにして
も、同様のシステムを構成することが可能である。

このテレビ会議サーバ１０は、ターミナルアダプタ（Ｔ
Ａ）　、符号器／復号器（ＧＯＤＥＣ）　　１２、制御
部１３、合成分配制御部１４、合成分配部１５及び記憶
部１６から成る。

ターミナルアダプタ１１は、Ｉ　ＳＤＮ　４とテレビ会
議サーバ１０内の回路とのインタフェース用回路である
。また、　Ｃ０ｐＥＣ１２は、ｌ５ＤＮ４上の符号化さ
れたデータを復号し、あるいはｌ５ＤＮ４へ送出するた
めのデータを符号化する既知の回路から成る。

制御部１３ば、テレビ会議サーバ１０の全体の動作を制
御するだめのもので、第２図に示す管理端末３３、運用
端末３４、同報端末３５及びファイル端末３８の機能を
行なう、管理運用動作を実行するだめのプロセッサから
構成される。記憶部１６は、ファイル端末３８として動
作する場合の、各種情報を格納しておくための磁気ディ
スク装置等から成る。

合成分配制御部１４及び合成分配部１５は、何れも、Ｔ
ＳＤＮ４に伝送されるパケット信号の合成分配等を制御
する既知の回路から成る。

また、各ワークステーション２０には、それぞれｌ５Ｄ
Ｎ４を介して通信を行なうための、ターミナルアダプタ
２１　、　　Ｃ０ＤＥＣ２２が設けられる。

以上の構成によって、いわゆる音声、動画、静止画等の
大量の情報伝送が可能となる。

また、このような構成によって、構内交換機に接続され
た図示しない複数の端末により、テレビ会議サーバを共
用するようにすることもできる。

（発明の効果） 以上説明した本発明のテレビ会議システムによれば、従
来、各端末システムに設けられていた、管理端末、運用
端末、同報端末、ファイル端末等の機能を持つテレビ会
議サーバが、公衆網あるいは構内交換器に接続され、依
頼を受けたワークステーションになり代わって、会議の
主催進行等を実行する。このため、ワークステーション
側では、テレビ会議を実現するために、必要な最小限の
機能のみを搭載することができ、ワークステーション自
体、その本来の機能を、高性能、高機能化するために十
分な費用をかけることが可能となる。また、ワークステ
ーション自体、汎用性の高いものとなり、より多岐に渡
るサービスの可能なテレビ会議システムを提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のテレビ会議システム実施例を示すブロ
ック図、第２図は従来のテレビ会議システムブロック図
、第３図は会議登録フローチャート、第４図は会議登録
データ説明図、第５図は会議開催フローチャート、第６
図はテレビ会議システム機能説明図、第７図は本発明の
テレビ会議システム変形例ブロック図である。 １・・・公衆網、２・・・構内交換機、４・・・サービ
ス総合ディジタル網、 １０・・・テレビ会議サーバ、 ２０・・・ワークステーション（端末）。 会議登録フローチャート 第　　３　　図 会議閏催フローチャート 第　　５　　図 会議登録データ説明図 第４図 テレビ会議システム機能説明図 第　　６　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、公衆網に対してそれぞれ交換機を介して接続された
   、複数のテレビ会議用の端末と、前記公衆網に接続され
   、前記端末を用いたテレビ会議を行なう際、当該テレビ
   会議の開催通知、参加者が使用する端末の呼及び配布資
   料の同報送信を含む、管理運用動作を行なうテレビ会議
   サーバを備えたことを特徴とするテレビ会議システム。 ２、公衆網に対してそれぞれ交換機を介して接続された
   、複数のテレビ会議用の端末と、前記交換機に接続され
   、前記端末を用いたテレビ会議を行なう際、当該テレビ
   会議の開催通知、参加者が使用する端末システムの呼及
   び配布資料の同報送信を含む、管理運用動作を行なうテ
   レビ会議サーバを備えたことを特徴とするテレビ会議シ
   ステム。