JP2002314965A - テレビ会議予約システム及びテレビ会議予約方法 - Google Patents

テレビ会議予約システム及びテレビ会議予約方法

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JP2002314965A
JP2002314965A JP2001119842A JP2001119842A JP2002314965A JP 2002314965 A JP2002314965 A JP 2002314965A JP 2001119842 A JP2001119842 A JP 2001119842A JP 2001119842 A JP2001119842 A JP 2001119842A JP 2002314965 A JP2002314965 A JP 2002314965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続操作に必要な会議情報を会議端末及び多
地点制御装置に送信して、テレビ会議接続時のユーザの
操作、例えば事前に決められた番号へのダイヤル操作な
どを自動で行うことを可能とし、ユーザの操作を簡略化
することを可能としたテレビ会議予約システム及びテレ
ビ会議予約方法を提供する。 【解決手段】 予約制御装置1は、テレビ会議開催に必
要な接続時間・接続先情報・切断時間を含む会議情報を
会議端末2及び多地点制御装置3に送信し、会議端末2
は、予約制御装置1から送信された会議情報を受信し、
会議情報に従いテレビ会議接続処理を実行し、多地点制
御装置3は、予約制御装置1から送信された会議情報を
受信し、会議情報に従いテレビ会議接続処理を実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ会議予約シ
ステム及びテレビ会議予約方法に関し、特に、テレビ会
議を予約して自動的に開催するためのテレビ会議予約シ
ステム及びテレビ会議予約方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔した複数の地点(会議場所)
を通信回線で結び、テレビ画面に会議参加者の映像を表
示して会議を行うテレビ会議を予約し開催するテレビ会
議予約システムが実用化されている。
【0003】図5は従来例のテレビ会議予約システムの
基本構成を示すブロック図である。テレビ会議予約シス
テムは、予約制御装置51、複数の会議端末52a〜5
2n、多地点制御装置53、回線網54から構成されて
いる。
【0004】予約制御装置51は、予約情報に従って多
地点制御装置53を制御する。多地点制御装置53は、
予約制御装置51からの指示に従いテレビ会議開催処理
を行う。多地点制御装置53からの発信による接続の場
合、多地点制御装置53は、回線網54を介して会議端
末52a〜52nへ接続処理を行う。他方、会議端末5
2a〜52nからの発信による接続の場合、ユーザは会
議端末52a〜52nから回線網54を介して多地点制
御装置53への接続処理を行う。この場合、接続処理で
必要となる接続先番号は、あらかじめ決められた番号で
あるか、または、会議毎に決められた番号であり、この
接続先番号を、図5の会議予約システムには無い手段
(例えば電話)を用いてユーザに連絡する。
【0005】テレビ会議システムに関する従来例として
は、例えば特開2000−354235号公報に記載の
技術が提案されている。同公報には、複数のテレビ会議
端末と、通信回線を介してこれら複数のテレビ会議端末
間を相互に接続する多地点間通信用の通信制御装置と、
通信回線を介してテレビ会議端末に接続され、かつ、会
議の受付を行う受付端末とからなるテレビ会議システム
であって、各テレビ会議端末には、受付端末との接続を
確立する際に使用される第1接続先番号に関する情報が
付与されており、このテレビ会議端末を用いてテレビ会
議に参加する会議参加者には、それぞれID番号及びパ
スワードが付与されており、受付端末には、会議予約時
に、会議の申し込み、並びに会議に参加する複数の会議
参加者の各ID番号及びパスワードに関する情報が記録
されており、会議受付時、各テレビ会議端末は、第1接
続先番号による通信回線を介した受付端末との接続の確
立と、会議参加者により入力された会議参加者のID番
号及びパスワードに関する情報の送信とを実施し、受付
端末は、送信されたID番号及びパスワードと会議予約
時に記録されたID番号及びパスワードとを照合し、こ
の照合結果に従って会議実施時に利用される第2接続先
番号を決定し、この第2接続先番号に関する情報の送信
を実施し、テレビ会議端末は、送信された第2接続先番
号に関する情報を記録し、会議実施時、各テレビ会議端
末は、第2接続先番号による通信回線を介した通信制御
装置との接続を確立することを特徴とするテレビ会議シ
ステムが開示されている。
【0006】また、他の従来例としては、例えば特許第
3042479号公報に記載の技術が提案されている。
同公報には、テレビ会議予約端末より多地点制御装置に
テレビ会議の開催日時を予約し、前記予約された開催日
時に前記多地点制御装置と複数のテレビ会議端末とを回
路網を介して接続してテレビ会議を開催するテレビ会議
開催方法において、前記予約されたテレビ会議の開催日
時情報を管理し、該情報が示す日時になると、テレビ会
議に使用する前記多地点制御装置の回線番号を前記テレ
ビ会議端末に通知する段階と、前記通知を受けたテレビ
会議端末から前記回線番号により前記多地点制御装置に
自動的に発信して回線を接続することを特徴とするテレ
ビ会議開催方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た図5に示す従来例等においては次のような問題点があ
った。
【0008】第1の問題点は、予約制御装置が、会議端
末に情報を送信しないで、多地点制御装置のみを制御し
ているため、テレビ会議開催時に会議端末からの接続を
行う場合、別途、接続先番号などを連絡し、手動で接続
処理を行う必要があることである。
【0009】第2の問題点は、予約制御装置が、多地点
制御装置に接続されているため、複数の多地点制御装置
が存在する場合、予約制御装置も複数必要となり、多地
点制御装置の資源を有効に活用するためには、ユーザが
手動で会議の割り振りを行わなくてはならないことであ
る。
【0010】本発明の目的は、接続操作に必要な会議情
報を会議端末及び多地点制御装置に送信して、テレビ会
議接続時のユーザの操作、例えば事前に決められた番号
へのダイヤル操作などを自動で行うことを可能とし、ユ
ーザの操作を簡略化することを可能としたテレビ会議予
約システム及びテレビ会議予約方法を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、テレビ
会議の予約を受付ける予約制御装置と、テレビ会議に用
いる会議端末と、前記会議端末と接続してテレビ会議を
開催する多地点制御装置とを備えたテレビ会議予約シス
テムにおいて、前記予約制御装置は、テレビ会議開催に
必要な接続時間・接続先情報・切断時間に関する会議情
報を前記会議端末及び前記多地点制御装置に送信する手
段を備え、前記会議端末は、前記予約制御装置から送信
された前記会議情報を受信する手段と、前記会議情報に
従いテレビ会議接続処理を実行する手段を備え、前記多
地点制御装置は、前記予約制御装置から送信された前記
会議情報を受信する手段と、前記会議情報に従いテレビ
会議接続処理を実行する手段を備えることを特徴とする
テレビ会議予約システムが提供される。
【0012】上記のテレビ会議予約システムにおいて、
前記会議端末及び前記多地点制御装置は複数設置され、
前記予約制御装置は、前記各会議端末についての会議開
始時間、会議終了時間、接続先番号及び接続方法並びに
前記各多地点制御装置についての会議開催時間、会議終
了時間、接続先番号、接続方法、会議種別を登録する予
約情報データベースと、各多地点制御装置についての各
時間帯での多地点接続可能数を登録する多地点資源デー
タベースと、テレビ会議の予約に係る予約情報を受付け
る予約受付手段と、前記予約受付手段で受付けた前記予
約情報と、前記予約情報データベースに登録されている
前記予約情報及び前記多地点資源データベースに登録さ
れている前記多地点資源情報とを比較し、該比較結果に
基づきテレビ会議の予約の可否を判断し、テレビ会議の
予約が可能な場合は前記予約情報データベース及び前記
多地点資源データベースを更新する予約登録手段と、を
備えていてもよい。
【0013】上記のテレビ会議予約システムにおいて、
前記予約制御装置は、前記会議情報を各会議が開始する
時刻の所定時間前に前記会議端末及び前記多地点制御装
置に自発的に送信する手段を備えていてもよい。
【0014】上記のテレビ会議予約システムにおいて、
前記会議端末は、前記会議情報を前記予約制御装置に要
求する手段を備え、前記予約制御装置は、前記要求に応
じて前記会議情報を前記会議端末及び前記多地点制御装
置に送信する手段を備えてもよい。
【0015】また、本発明のテレビ会議予約システム
は、図1を参照しつつ説明すれば、テレビ会議の予約を
受付ける予約制御装置(1)と、テレビ会議に用いる会
議端末(2)と、前記会議端末と接続してテレビ会議を
開催する多地点制御装置(3)とを備えたテレビ会議予
約システムにおいて、前記予約制御装置は、テレビ会議
開催に必要な接続時間・接続先情報・切断時間を含む会
議情報を前記会議端末及び前記多地点制御装置に送信
し、前記会議端末は、前記予約制御装置から送信された
前記会議情報を受信し、前記会議情報に従いテレビ会議
接続処理を実行し、前記多地点制御装置は、前記予約制
御装置から送信された前記会議情報を受信し、前記会議
情報に従いテレビ会議接続処理を実行する。
【0016】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]次に、本発明の
第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0017】(1)構成の説明 本発明の第1実施形態は、テレビ会議を予約して自動的
に開催するためのテレビ会議予約システム、特に単一の
予約システム管理下に複数の多地点制御装置(MCU)
を収容するシステムにおいて、テレビ会議開催時にユー
ザが行う接続操作を容易にするとともに、MCU資源を
有効に利用することができるようにしたものである。
【0018】図1は本発明の第1実施形態のテレビ会議
予約システムの基本構成を示すブロック図である。テレ
ビ会議予約システムは、会議情報送信部11を備えた予
約制御装置1、会議情報受信部21を備えた会議端末
2、会議情報受信部31を備えた多地点制御装置3、回
線網4から構成されている。
【0019】予約制御装置1は、会議情報送信部11か
ら回線網4を介して会議情報を送信する。会議情報は、
会議端末2と多地点制御装置3の両方に送信される。会
議端末2は、予約制御装置1から送信された会議情報を
会議情報受信部21で受信する。多地点制御装置3は、
予約制御装置1から送信された会議情報を会議情報受信
部31で受信する。会議情報とは、テレビ会議開催に必
要な情報、即ち、接続時間・接続先情報・切断時間等に
関する情報である。
【0020】会議情報受信部21で受信した会議情報に
より、会議端末2は、会議情報で指定された接続時間・
接続先情報に従ったテレビ会議接続処理を実行する。ま
た、会議情報受信部31で受信した会議情報により、多
地点制御装置3は、会議情報で指定された接続時間・接
続先情報に従ったテレビ会議接続処理を実行する。
【0021】予約制御装置1による会議情報の送信は、
会議が始まる時刻の所定時間(例えば、10分又は5
分)前に行われるが、多地点を結んだテレビ会議の場合
は、予約制御装置1により、この時点で利用可能な多地
点制御装置を使用するように会議情報の内容を構成す
る。
【0022】図2は本発明の第1実施形態のテレビ会議
予約システムの構成の一例を示すブロック図であり、図
1の基本構成における会議端末及び多地点制御装置を複
数設置した場合の例である。テレビ会議予約システム
は、予約制御装置1、複数の会議端末2a〜2n、複数
の多地点制御装置3a〜3m、回線網4、回線網5から
構成されている。尚、第1実施形態では、回線網4と回
線網5を別に図示しているが、同一の回線網としてもよ
い。
【0023】予約制御装置1は、会議情報を回線網4を
介して会議端末2a〜2nと多地点制御装置3a〜3m
に送信する。会議端末2a〜2n及び多地点制御装置3
a〜3mは、回線網4を介して受信した会議情報に従い
テレビ会議接続処理を行う。テレビ会議は、回線網5を
介して会議端末2a〜2nならびに多地点制御装置3a
〜3mを接続することにより開催する。
【0024】図3は図2に示す予約制御装置1の詳細構
成を示すブロック図である。予約制御装置1は、会議情
報送信部11、予約受付部12、予約登録部13、予約
情報データベース(以下DBと略称)14、多地点資源
データベース(以下DBと略称)15を備えている。
【0025】予約受付部12は、ユーザからの予約情報
を受信し、予約制御装置1内部の情報として加工するイ
ンタフェースを提供する。予約受付部12は、予約情報
を予約登録部13に送信する。予約登録部13は、多地
点資源DB15及び予約情報DB14の内容を参照し、
予約情報に対する応答を予約受付部12に送信するとと
もに、多地点資源DB15及び予約情報DB14の内容
を更新する。会議情報送信部11は、予約情報DB14
の内容を参照し、会議情報を回線網4を介して会議端末
2a〜2nと多地点制御装置3a〜3mに送信する。
【0026】上記図1には、図2に示すテレビ会議予約
システムの会議情報に関する部分の構成が示されてい
る。会議端末2及び多地点制御装置3は、予約制御装置
1から送信された会議情報を、それぞれ会議情報受信部
21及び会議情報受信部31で受信する。
【0027】(2)動作の説明 次に、本発明の第1実施形態の動作について図1〜図3
を参照して詳細に説明する。
【0028】予約制御装置1の動作を説明する。ユーザ
からの予約情報が予約制御装置1の予約受付部12に与
えられると、予約受付部12は、予約情報を予約制御装
置1の内部情報に加工し、予約登録部13に送信する。
予約登録部13は、受信した予約情報と、予約情報DB
14及び多地点資源DB15の情報とを比較すること
で、予約が可能か不可能かを判断する。更に、予約登録
部13は、判断結果を予約情報の応答として予約受付部
12に送信するとともに、予約が可能であった場合は、
予約情報DB14及び多地点資源DB15の情報を更新
する。
【0029】予約情報DB14には、以下のような情
報、即ち、各会議端末についての会議開始時間、会議終
了時間、接続先番号及び接続方法並びに各多地点制御装
置についての会議開催時間、会議終了時間、接続先番
号、接続方法及び会議種別に関する情報が登録される。
多地点資源DB15には、以下のような情報、即ち、各
多地点制御装置についての各時間帯での多地点接続可能
数に関する情報が登録される。
【0030】ここで、接続方法とは、例えばISDN
(Integrated Service Digital Network)回線使用時、
発信にて接続を行うか着信にて接続を行うかを示す。ま
た、会議種別とは、例えば画面合成が可能な多地点制御
装置において、4画面合成を行う会議か、9画面合成を
行う会議かを示す。
【0031】会議情報送信部11は、定期的に予約情報
DB14を参照し、テレビ会議開始時間の一定時間前
(例えば、5分前又は10分前)に、各会議端末2と多
地点制御装置3に対して自発的に会議情報を送信する。
ここで、予約登録部13は、会議情報送信部11が会議
情報を送信する時刻以降は、予約情報の登録を行わな
い、即ち、予約受付部12からの予約情報に対して拒否
の応答を返すものとする。
【0032】上記図1を参照すると、会議情報は、回線
網4を介して会議端末2の会議情報受信部21、及び多
地点制御装置3の会議情報受信部31により受信され
る。会議情報受信部21及び会議情報受信部31で受信
された会議情報に従って、会議端末2及び多地点制御装
置31は、テレビ会議接続処理を行う。
【0033】以上説明したように、本発明の第1実施形
態によれば、予約制御装置1から、接続操作に必要な会
議情報を会議端末2及び多地点制御装置3に送信してい
るため、テレビ会議接続時のユーザの操作、例えば事前
に決められた番号へのダイヤル操作などを自動で行うこ
とができ、ユーザの操作を簡略化することができる。ま
た、会議情報の送信を会議開催時刻の一定時間前に行っ
ているから、その送信が行われるときまで予約情報の更
新をすることができるので、テレビ会議システムの資源
を柔軟に利用することができるという効果が得られる。
【0034】[第2実施形態]次に、本発明の第2実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0035】(1)構成の説明 図4は本発明の第2実施形態のテレビ会議予約システム
の基本構成を示すブロック図である。テレビ会議予約シ
ステムは、会議情報送信部11、要求受付部16を備え
た予約制御装置1、会議情報受信部21、会議情報要求
部22を備えた会議端末2、会議情報受信部31を備え
た多地点制御装置3、回線網4から構成されている。
【0036】第2実施形態の構成において、第1実施形
態との相異点を説明すると、第1実施形態では、予約制
御装置1が各会議開始時刻の一定時間前に会議情報を会
議端末2及び多地点制御装置3に自発的に送信するのに
対し、第2実施形態では、そのようなことは行わず、会
議端末2の会議情報要求部22が会議情報の要求を予約
制御装置1の要求受付部16に送信し、予約制御装置1
の会議情報送信部11は、要求受付部16が会議情報の
要求を受信したときに、会議端末2の会議情報受信部2
1及び多地点制御装置3の会議情報受信部31に送信す
る。会議端末2の会議情報要求部22が会議情報の要求
を送信するタイミングは、例えば、会議端末2の利用者
がその要求の送信を指示したときであり、これは通常は
会議が間もなく始まる時に行われる。
【0037】(2)動作の説明 次に、本発明の第2実施形態の動作について図4を参照
して詳細に説明する。
【0038】第2実施形態では、予約制御装置1の会議
情報送信部11の動作についてさらに工夫している。予
約制御装置1の会議情報要求部22は、テレビ会議の開
催前に、会議情報要求を回線網4を介して予約制御装置
1に送信する。会議情報要求は、予約制御装置1の要求
受付部16により受信される。要求受付部16は、会議
情報要求を受信すると、会議情報送信部11に対し、該
当する会議端末に対して会議情報を送信する指示を行
う。
【0039】会議情報送信部11は、要求受付部16か
らの指示に従って、予約情報DB14を参照して該当す
る会議端末に会議情報を送信すると共に、該当する会議
端末が接続する多地点制御装置3に対しても会議情報を
送信する。会議情報は、会議端末2の会議情報受信部2
1及び多地点制御装置3の会議情報受信部31で受信さ
れる。会議情報を受信した会議端末2及び多地点制御装
置3は、会議情報に従ってテレビ会議接続処理を行う。
【0040】以上説明したように、本発明の第2実施形
態によれば、テレビ会議が間もなく始まろうとしている
時に、会議端末2から会議情報要求を送信しているの
で、図2に示したような回線網4と回線網5が同一であ
るような場合など、テレビ会議開催中に会議情報の送信
ができないような場合に、会議情報の不達などの問題を
回避することができるという効果が得られる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記の効果が得られる。
【0042】第1の効果は、予約制御装置から会議情報
を各会議端末及び各多地点制御装置に送信しているの
で、テレビ会議接続時のユーザの操作、例えば事前に決
められた番号へのダイヤル操作などを自動で行うことが
でき、ユーザの操作を簡略化することができることであ
る。
【0043】第2の効果は、会議情報の送信を会議開催
時刻の一定時間前に行っているから、その送信が行われ
るときまで予約情報の更新をすることができるので、テ
レビ会議システムの資源を柔軟に利用することができる
ことである。
【0044】第3の効果は、テレビ会議開催中に会議情
報の送信ができないような場合に、会議情報の不達など
の問題を回避することができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のテレビ会議予約システ
ムの基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態のテレビ会議予約システ
ムの構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態の予約制御装置の詳細構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2実施形態のテレビ会議予約システ
ムの基本構成を示すブロック図である。
【図5】従来例のテレビ会議予約システムの基本構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 予約制御装置 2 会議端末 3 多地点制御装置 4 回線網 11 会議情報送信部 12 予約受付部 13 予約登録部 14 予約情報DB 15 多地点資源DB 16 要求受付部 21 会議情報受信部 22 会議情報要求部 31 会議情報受信部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ会議の予約を受付ける予約制御装
    置と、テレビ会議に用いる会議端末と、前記会議端末と
    接続してテレビ会議を開催する多地点制御装置とを備え
    たテレビ会議予約システムにおいて、 前記予約制御装置は、テレビ会議開催に必要な接続時間
    ・接続先情報・切断時間に関する会議情報を前記会議端
    末及び前記多地点制御装置に送信する手段を備え、 前記会議端末は、前記予約制御装置から送信された前記
    会議情報を受信する手段と、前記会議情報に従いテレビ
    会議接続処理を実行する手段を備え、 前記多地点制御装置は、前記予約制御装置から送信され
    た前記会議情報を受信する手段と、前記会議情報に従い
    テレビ会議接続処理を実行する手段を備えることを特徴
    とするテレビ会議予約システム。
  2. 【請求項2】 前記会議端末及び前記多地点制御装置は
    複数設置され、 前記予約制御装置は、 前記各会議端末についての会議開始時間、会議終了時
    間、接続先番号及び接続方法並びに前記各多地点制御装
    置についての会議開催時間、会議終了時間、接続先番
    号、接続方法、会議種別を登録する予約情報データベー
    スと、 各多地点制御装置についての各時間帯での多地点接続可
    能数を登録する多地点資源データベースと、 テレビ会議の予約に係る予約情報を受付ける予約受付手
    段と、 前記予約受付手段で受付けた前記予約情報と、前記予約
    情報データベースに登録されている前記予約情報及び前
    記多地点資源データベースに登録されている前記多地点
    資源情報とを比較し、該比較結果に基づきテレビ会議の
    予約の可否を判断し、テレビ会議の予約が可能な場合は
    前記予約情報データベース及び前記多地点資源データベ
    ースを更新する予約登録手段と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載のテレビ会議
    予約システム。
  3. 【請求項3】 前記予約制御装置は、前記会議情報を各
    会議が開始する時刻の所定時間前に前記会議端末及び前
    記多地点制御装置に自発的に送信する手段を備えること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のテレビ会議予約シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記会議端末は、前記会議情報を前記予
    約制御装置に要求する手段を備え、 前記予約制御装置は、前記要求に応じて前記会議情報を
    前記会議端末及び前記多地点制御装置に送信する手段を
    備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビ
    会議予約システム。
  5. 【請求項5】 テレビ会議の予約を受付ける予約制御装
    置と、テレビ会議に用いる会議端末と、前記会議端末と
    接続してテレビ会議を開催する多地点制御装置とを備え
    たテレビ会議予約システムで行われるテレビ会議予約方
    法において、 前記予約制御装置が、テレビ会議開催に必要な接続時間
    ・接続先情報・切断時間に関する会議情報を前記会議端
    末及び前記多地点制御装置に送信するステップと、 前記会議端末が、前記予約制御装置から送信された前記
    会議情報を受信するステップと、 前記会議端末が、前記会議情報に従いテレビ会議接続処
    理を実行するステップと、 前記多地点制御装置が、前記予約制御装置から送信され
    た前記会議情報を受信するステップと、 前記多値点制御装置が、前記会議情報に従いテレビ会議
    接続処理を実行するステップと、 を有することを特徴とするテレビ会議予約方法。
  6. 【請求項6】 前記会議端末及び前記多地点制御装置は
    複数設置され、 前記予約制御装置は、 前記各会議端末についての会議開始時間、会議終了時
    間、接続先番号及び接続方法並びに前記各多地点制御装
    置についての会議開催時間、会議終了時間、接続先番
    号、接続方法、会議種別を登録する予約情報データベー
    スと、 各多地点制御装置についての各時間帯での多地点接続可
    能数を登録する多地点資源データベースと、 を備え、 当該方法は、 前記予約制御装置が、テレビ会議の予約に係る予約情報
    を受付けるステップと、 前記予約制御装置が、受付けた前記予約情報と、前記予
    約情報データベースに登録されている前記予約情報及び
    前記多地点資源データベースに登録されている前記多地
    点資源情報とを比較し、該比較結果に基づきテレビ会議
    の予約の可否を判断し、テレビ会議の予約が可能な場合
    は前記予約情報データベース及び前記多地点資源データ
    ベースを更新するステップと、 を有することを特徴とする請求項5に記載のテレビ会議
    予約方法。
  7. 【請求項7】 前記予約制御装置が、テレビ会議開催に
    必要な接続時間・接続先情報・切断時間に関する会議情
    報を前記会議端末及び前記多地点制御装置に送信するス
    テップは、前記会議情報を各会議が開始する時刻の所定
    時間前に前記予約制御装置が自発的に行うことを特徴と
    する請求項5又は6に記載のテレビ会議予約方法。
  8. 【請求項8】 前記会議端末が、前記会議情報を前記予
    約制御装置に要求するステップを更に有し、 前記予約制御装置が、テレビ会議開催に必要な接続時間
    ・接続先情報・切断時間に関する会議情報を前記会議端
    末及び前記多地点制御装置に送信するステップは、前記
    要求に応じて前記予約制御装置が行うことを特徴とする
    請求項5又は6に記載のテレビ会議予約方法。
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