JP2001142850A - 休憩支援システム、休憩支援方法、記憶媒体、端末装置およびサーバ装置 - Google Patents

休憩支援システム、休憩支援方法、記憶媒体、端末装置およびサーバ装置

Info

Publication number
JP2001142850A
JP2001142850A JP32537799A JP32537799A JP2001142850A JP 2001142850 A JP2001142850 A JP 2001142850A JP 32537799 A JP32537799 A JP 32537799A JP 32537799 A JP32537799 A JP 32537799A JP 2001142850 A JP2001142850 A JP 2001142850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
break
user
time
terminal device
cooperative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32537799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001142850A5 (ja
Inventor
Ken Sakakibara
憲 榊原
Yoshihisa Tadokoro
善久 田處
Masami Kato
政美 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP32537799A priority Critical patent/JP2001142850A/ja
Publication of JP2001142850A publication Critical patent/JP2001142850A/ja
Publication of JP2001142850A5 publication Critical patent/JP2001142850A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔地のホームオフィスなどに分散して存在
する勤務者のグループであっても、協調休憩によってグ
ループ内のインフォーマルコミュニケーションを行うこ
とのできる休憩支援システムを提供する。 【解決手段】 新たに協調休憩を開始しようとする場
合、ユーザはキーボード33によりユーザIDおよびパ
スワードの文字列を入力する。入力されたユーザIDお
よびパスワードが有効な情報であることが確認された場
合、ユーザ端末装置のディスプレイ32の画面上にリフ
レッシュルームの画像および文字情報が表示される。例
えば、3人の勤務者が同一のリフレッシュコーナで協調
休憩を行う場合、このユーザは、3人の間におけるイン
フォーマルコミュニケーションおよび休憩を可能とする
協調休憩ツールを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、休憩支援システ
ム、休憩支援方法、記憶媒体、端末装置およびサーバ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、企業や団体、公共機関などの各組
織体は、事務作業、営業業務や大きな設備を必要としな
い技術業務などに従事させる雇用労働者(以下、勤務者
とする)の勤務場所として、オフィススペースを自らの
所有不動産として、または賃貸借契約によって確保し、
勤務者は通常、公共交通機関や自家用車などを利用して
就業開始時刻までにオフィススペースに到着・集合し、
決められた就業時間内に集合勤務を行うことが一般的で
あった。
【0003】そして、オフィススペースでは、電話機、
複写機、ファクシミリ、コンピュータおよびコンピュー
タネットワークなどを装備することにより、各種業務の
効率化を達成してきた。
【0004】この集合勤務の慣習は、人類の歴史におい
ては産業革命以降に工場の効率運営のために採用される
ようになった比較的新しい現象であるが、近年になって
通勤地獄や自家用車の増加による大気汚染など集合勤務
を起因とする弊害が顕著になるとともに、インターネッ
トなどの通信インフラストラクチャや各種通信技術を利
用できるようになってきた結果、組織とその勤務者にと
って集合勤務は必ずしも必然的な勤務形態ではなく、む
しろ同一の組織体に所属する勤務者をその自宅や好みの
場所において働かせ、全体として組織の目的業務を遂行
するための、分散勤務の考え方が注目されるようになっ
てきた。
【0005】一般に、企業などの組織体において分散勤
務を実施するためには、各勤務者の自宅の一部屋を勤務
スペースとして使い(これをホームオフィスと呼ぶ)、
遠隔地に分散する複数のホームオフィスを通信回線で結
び、電話機やファクシミリなどの宅内通信端末機器およ
び通信アプリケーションを用いることにより、各勤務者
間で必要な連絡を行うことが一般的である。
【0006】通信回線としては、加入電話網、ISDN
網、インターネット専用回線などが用いられ、通信アプ
リケーションシステムとしては、電子メールシステム、
WWW(World Wide Web)システム、テ
レビ会議システムなどが用いられる。また、勤務者は、
ホームオフイスではなく、所属組織や地方自治体等が用
意するサテライトオフィスやテレコテージなど、また営
業業務や保守業務の場合においては、顧客訪問に用いる
自家用車や公共交通機関の座席などを一時的な勤務場所
(モバイルオフィス)として用いる場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、組織に
所属する勤務者をホームオフィスにおいて在宅勤務さ
せ、前述したような各種機器および通信アプリケーショ
ンシステムを用いて、他の勤務者と連絡を取りながら業
務を推進して行く試みが近年始まるにしたがって、それ
に関するさまざまな弊害が顕在化してきた。
【0008】まず、第1の問題として、インフォーマル
コミュニケーションの減少による疎外感発生の問題が挙
げられる。郵政省通信政策局情報通信利用振興室および
労働大臣官房政策調査部総合政策課が事務局となり組織
されている「テレワーク推進会議」が1996年11月
に発行した冊子である「テレワーク推進会議最終報告−
テレワーク本格普及に向けて」によると、「テレワーカ
ー(在宅勤務者やサテライトオフィス勤務者)は、情報
の面で疎外された状況に陥る危険があり、これを防ぐこ
とが重要な課題である。業務に直接関係する情報だけで
なく、それ以外の情報についても、テレワーカーに敏速
に伝わるよう工夫する必要がある」と記されている。
【0009】一般的にこのような業務に直接関係する以
外の情報については、通常のオフィスの場合、休憩室
(リフレッシュルーム)において勤務者間で休憩中にそ
れとなく情報交換されることが多いと考えられるが、前
述したような各種宅内通信端末機器および通信アプリケ
ーションシステムでは、このような従来、休憩室で行わ
れていたようなインフォーマルコミュニケーションを遠
隔地間に分散する勤務者間で行うのに適していないとい
う問題があった。
【0010】勤務者間のインフォーマルコミュニケーシ
ョンの量の減少は、必然的に組織内の一体感に支障を生
じ、勤務者にとっては孤立感や疎外感を感じることにな
り、これが分散勤務を長時間継続する事の大きな支障と
なっていた。
【0011】さらに、第2の問題として、ホームオフィ
スにおいて勤務する勤務者が通常の集合勤務の勤務者と
比較して、過労に陥る危険性が高いという問題があっ
た。前述の「テレワーク推進会議最終報告−テレワーク
本格普及に向けて」によると、「在宅勤務の場合、労働
者が仕事に熱中するあまり、つい労働時間が長くなった
り、深夜に及んでしまうことがないようにしなければな
らない」と警告しているが、これ以外の在宅勤務関係の
文献によっても示されるように、在宅勤務者は労働時間
の管理や休憩の取得に関して、自己裁量に任されている
為、在宅勤務者自身は休憩を取得する必要性を十分認識
しており、しかもホームオフィスにおいても体操などに
よって休憩を取得することは可能であるにもかかわら
ず、1人のみで勤務していることからどうしても休憩の
取得がおろそかになりがちな面が指摘されている。
【0012】その大きな原因として、通常のオフィス勤
務においては、昼休み休憩、午後3時のお茶休憩、また
は標準就業時間終了後の残業時間開始までの休憩時間な
どは、通常、複数の勤務者同士が会話を行ったり、共同
で食事や買い物に出かけたりなど協調しながら休憩を取
得するため、勤務を中断して休憩を開始するきっかけを
得やすいのが一般的であるが、遠隔地に分散して勤務す
る在宅勤務者同士ではそのような協調休憩を可能にする
手段が存在していないことが考えられる。
【0013】そこで、本発明は、遠隔地のホームオフィ
スなどに分散して存在する勤務者のグループであって
も、協調休憩によってグループ内のインフォーマルコミ
ュニケーションを行うことのできる機会を与えられ、そ
の結果、チームワークを活かして勤務することができる
休憩支援システム、休憩支援方法、記憶媒体、端末装置
およびサーバ装置を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、その地理的分散勤務を長
時間継続しても疎外感や孤独感をメンバーに生じさせ
ず、また、在宅勤務にありがちな休憩時間を取得しない
働き過ぎの問題を回避することができる休憩支援システ
ム、休憩支援方法、記憶媒体、端末装置およびサーバ装
置を提供することを他の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、請求項1に記載の休憩支援システムは、
複数のユーザの各々に設置された端末装置と、該端末装
置と通信回線を介して接続されたサーバ装置とを備え、
複数のユーザ間で協調しながら休憩をとる協調休憩を支
援する休憩支援システムであって、前記ユーザの端末装
置の画面上に、他のユーザの休憩情報を表示する休憩情
報表示手段と、前記他のユーザとの協調休憩を選択する
選択手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項2に記載の休憩支援システムでは、
請求項1に係る休憩支援システムにおいて、前記休憩情
報表示手段は、前記他のユーザの休憩情報として、仮想
的な休憩室に設けられたテーブルに前記他のユーザが着
席していることを示す画像を表示し、前記選択手段は、
前記ユーザによって前記テーブルに同席することが示さ
れた後、前記他のユーザとの協調休憩を選択可能にする
ことを特徴とする。
【0017】請求項3に記載の休憩支援システムでは、
請求項2に係る休憩支援システムにおいて、前記休憩情
報表示手段は、前記画像と共に前記他のユーザに関する
文字列を表示することを特徴とする。
【0018】請求項4に記載の休憩支援システムは、請
求項1に係る休憩支援システムにおいて、前記ユーザの
端末装置の画面上に該ユーザの休憩経過時間を表示する
休憩経過時間表示手段を備えたことを特徴とする。
【0019】請求項5に記載の休憩支援システムでは、
請求項1に係る休憩支援システムにおいて、前記選択さ
れる協調休憩では、前記各ユーザの端末装置に付属する
マイクおよびスピーカを用いた音声会話が可能であるこ
とを特徴とする。
【0020】請求項6に記載の休憩支援システムでは、
請求項1に係る休憩支援システムにおいて、前記選択さ
れる協調休憩では、前記休憩情報とは別に表示されたウ
インドウを用いた文字会話が可能であることを特徴とす
る。
【0021】請求項7に記載の休憩支援システムでは、
請求項1に係る休憩支援システムにおいて、前記選択さ
れる協調休憩では、前記休憩情報とは別に表示されたウ
インドウを用いたマルチユーザゲームが可能であること
を特徴とする。
【0022】請求項8に記載の休憩支援システムは、請
求項1に係る休憩支援システムにおいて、前記ユーザの
端末装置の画面上にユーザ自身及び他のユーザを含む複
数のユーザの勤務情報を表示することにより分散勤務を
実現する分散オフィスシステムに適用されたことを特徴
とする。
【0023】請求項9に記載の休憩支援システムは、複
数のユーザの各々に設置された端末装置と、該端末装置
と通信回線を介して接続されたサーバ装置とを備え、前
記各ユーザの休憩を支援する休憩支援システムであっ
て、前記ユーザの休憩開始時刻を記録する開始時刻記録
手段と、前記ユーザの休憩終了時刻を記録する終了時刻
記録手段と、前記ユーザの合計休憩時間を集計する休憩
時間集計手段と、所定期間で集計された合計休憩時間が
最短休憩時間に満たない前記ユーザに対して休憩取得勧
告の通知を発行する休憩取得勧告手段と、所定期間で集
計された合計休憩時間が最長休憩時間を越える前記ユー
ザに対して休憩削減勧告の通知を発行する休憩削減勧告
手段とを備えたことを特徴とする。
【0024】請求項10に記載の休憩支援システムで
は、請求項9に係る休憩支援システムにおいて、前記休
憩は前記サーバ装置によって前記各ユーザ毎に管理され
る協調休憩であることを特徴とする。
【0025】請求項11に記載の休憩支援システムで
は、請求項9に係る休憩支援システムにおいて、前記休
憩取得勧告の通知および前記休憩削減勧告の通知は、電
子メール文書で発行されることを特徴とする。
【0026】請求項12に記載の休憩支援方法は、複数
のユーザの各々に設置された端末装置と、該端末装置と
通信回線を介して接続されたサーバ装置とを備えた休憩
支援システムを用いて複数のユーザ間で協調しながら休
憩をとる協調休憩を支援する休憩支援方法であって、前
記ユーザの端末装置の画面上に他のユーザの休憩情報を
表示する工程と、前記他のユーザとの協調休憩を選択す
る工程とを有することを特徴とする。
【0027】請求項13に記載の休憩支援方法は、複数
のユーザの各々に設置された端末装置と、該端末装置と
通信回線を介して接続されたサーバ装置とを備えた休憩
支援システムを用いて前記各ユーザの休憩を支援する休
憩支援方法であって、前記ユーザの休憩開始時刻を記録
する工程と、前記ユーザの休憩終了時刻を記録する工程
と、前記ユーザの合計休憩時間を集計する工程と、所定
期間で集計された合計休憩時間が最短休憩時間に満たな
い前記ユーザに対して休憩取得勧告の通知を発行する工
程と、所定期間で集計された合計休憩時間が最長休憩時
間を越える前記ユーザに対して休憩削減勧告の通知を発
行する工程とを有することを特徴とする。
【0028】請求項14に記載の記憶媒体は、複数のユ
ーザの各々に設置された端末装置と、該端末装置と通信
回線を介して接続されたサーバ装置とを備えた休憩支援
システムに装着され、複数のユーザ間で協調しながら休
憩をとる協調休憩を支援するためのプログラムを記憶す
る記憶媒体であって、前記プログラムは、前記ユーザの
端末装置の画面上に他のユーザの休憩情報を表示する手
順と、前記他のユーザとの協調休憩を選択する手順とを
含むことを特徴とする。
【0029】請求項15に記載の記憶媒体は、複数のユ
ーザの各々に設置された端末装置と、該端末装置と通信
回線を介して接続されたサーバ装置とを備えた休憩支援
システムに装着され、前記各ユーザの休憩を支援するた
めのプログラムを記憶する記憶媒体であって、前記プロ
グラムは、前記ユーザの休憩開始時刻を記録する手順
と、前記ユーザの休憩終了時刻を記録する手順と、前記
ユーザの合計休憩時間を集計する手順と、所定期間で集
計された合計休憩時間が最短休憩時間に満たない前記ユ
ーザに対して休憩取得勧告の通知を発行する手順と、所
定期間で集計された合計休憩時間が最長休憩時間を越え
る前記ユーザに対して休憩削減勧告の通知を発行する手
順とを含むことを特徴とする。
【0030】請求項16に記載の端末装置は、複数のユ
ーザの各々に設置され、複数のユーザ間で協調しながら
休憩をとる協調休憩を支援するサーバ装置と通信回線を
介して接続された端末装置であって、他のユーザの休憩
情報を画面上に表示する休憩情報表示手段と、前記他の
ユーザとの協調休憩を選択する選択手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0031】請求項17に記載のサーバ装置は、複数の
ユーザの各々に設置された端末装置に通信回線を介して
接続され、前記各ユーザの休憩を支援するサーバ装置で
あって、前記ユーザの休憩開始時刻を記録する開始時刻
記録手段と、前記ユーザの休憩終了時刻を記録する終了
時刻記録手段と、前記ユーザの合計休憩時間を集計する
休憩時間集計手段と、所定期間で集計された合計休憩時
間が最短休憩時間に満たない前記ユーザに対して休憩取
得勧告の通知を発行する休憩取得勧告手段と、所定期間
で集計された合計休憩時間が最長休憩時間を越える前記
ユーザに対して休憩削減勧告の通知を発行する休憩削減
勧告手段とを備えたことを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の休憩支援システム、休憩
支援方法、記憶媒体、端末装置およびサーバ装置の実施
の形態について説明する。本実施形態の休憩支援システ
ムは、各ユーザの端末装置の画面上に他の勤務者の画像
などを表示して分散勤務を実現する分散オフィスシステ
ムとしても利用可能なシステムに、単独のシステムとし
て実施されている。また、本実施形態では、複数のユー
ザ端末装置が通信回線網を介して同時にホストサーバ装
置に接続されることにより、協調休憩支援システムとし
ての各種機能が実現され、その運用が行われる。
【0033】図1は実施の形態における協調休憩支援シ
ステムの構成を示す図である。図において、1はホスト
サーバ装置である。ホストサーバ装置1はサーバハード
ウェア10およびホストサーバ装置用ソフトウェア11
を組み合わせて実現される。ホストサーバ装置1はメイ
ンオフィス(在宅勤務制度を導入する企業など各種組織
体の本社や事業所など)に設置されており、メインオフ
ィス内のLAN(Local Area Networ
k)2に接続されている。
【0034】3、4はメインオフィス内において勤務す
るオフィス勤務者用のユーザ端末装置である。本実施形
態では、ユーザ端末装置3、4はパーソナルコンピュー
タ5およびユーザ端末装置用ソフトウェア6を組み合わ
せて実現されている。パーソナルコンピュータ5はLA
N2を通じてホストサーバ装置1に接続されている。
【0035】7、8はホームオフィスにおいて勤務する
在宅勤務者用のユーザ端末装置である。本実施形態で
は、ユーザ端末装置7、8は、ユーザ端末装置3、4と
同様にパーソナルコンピュータ5およびユーザ端末装置
用ソフトウェア6を組み合わせて実現されている。パー
ソナルコンピュータ5はインターネット9を通じてホス
トサーバ装置1に接続されている。
【0036】また、LAN2には、ホストサーバ装置
1、ユーザ端末装置3、4、7、8の他、インターネッ
トメールサーバ12、ルータ13などが接続されてい
る。
【0037】図2はホストサーバ装置用ソフトウェア1
1の構成を示すブロック図である。ホストサーバ装置1
に搭載されたホストサーバ装置用ソフトウェア11は、
C++言語などを用いて本実施形態の為に開発されたソ
フトウェアプログラムおよび既存のソフトウェアプログ
ラムを含み、また、OS(Operating Sys
tem)として採用されたWindowsNT(米国マ
イクロソフト社の登録商標)18を含む。ホストサーバ
装置1では、ホストサーバ装置用ソフトウェア11を起
動することにより、サーバマネージャ部21、動的We
bサーバ部22、データベースコネクタ部23、データ
ベース部24、コンテンツ部25、ドライバ部19、D
LL部20、メール送信部30、音声会議サーバ部2
6、文字会議サーバ部27、マルチユーザゲーム部28
の各機能が実現される。
【0038】図3はユーザ端末装置の構成の一例を示す
図である。ユーザ端末装置の主な構成機器はパーソナル
コンピュータであるが、これに加えてビデオカメラ37
がパーソナルコンピュータ本体31に備わるビデオ入力
端子に接続されている。また、ディスプレイ32、キー
ボード33、マウス34、スピーカ35、マイク36な
どは、それぞれパーソナルコンピュータ本体31に備わ
る各機器に対応する入出力端子に接続されている。さら
に、パーソナルコンピュータ本体31には、LAN2に
接続するためのLANカード38、あるいはISDN回
線またはPSTN回線を介してインターネットあるいは
イントラネットに接続するためのモデムあるいはターミ
ナルアダプタ39が接続されている。
【0039】図4はユーザ端末装置用ソフトウェア6の
構成を示すブロック図である。このユーザ端末装置用ソ
フトウェア6は、C++言語などを用いて本実施形態の
為に開発されたソフトウェアプログラムおよび既存のソ
フトウェアプログラムを含み、OS(Operatin
g System)として採用されたMicrosof
t Windows95(米国マイクロソフト社の登録
商標)を含む。ユーザ端末装置では、ユーザ端末装置用
ソフトウェア6を起動することにより、HTML部4
1、Web Browser部42、Window/D
ialog部43、プログラムコンポーネント部44、
音声会議クライアントソフトウェア47、文字会議クラ
イアントソフトウェア48、マルチユーザゲームクライ
アントソフトウェア49の各機能が実現される。
【0040】つぎに、休憩支援システムの各種機能の動
作を示す。ここでは説明を簡略化するため、既に各ユー
ザはそれぞれのユーザ端末装置を用いてLAN2または
インターネット9との接続を完了し、ホストサーバ装置
1と通信可能であるとする。
【0041】図5はLAN2またはインターネット9と
の接続が完了した状態でのユーザ端末装置の画面の一部
を示す図である。ユーザ端末装置のパーソナルコンピュ
ータ5上でユーザ端末装置用ソフトウェア6が起動する
と、ユーザ端末装置用ソフトウェア6のWeb Bro
wser(コンポーネント)部42は、直ちにホストサ
ーバ装置1に対して信号線50を介して接続要求を行
い、その接続要求情報はホストサーバ装置1のサーバマ
ネージャ部21を介して動的Webサーバ部22に送ら
れる。
【0042】動的Webサーバ部22は、図5の画面表
示を行うのに必要な情報およびダイアログボックス表示
用情報をサーバマネージャ部21および信号線50を介
してWeb Browser(コンポーネント)部42
に送信する。これによって図5の画面がユーザ端末装置
のディスプレイ32の画面上に表示される。図におい
て、51はユーザが協調休憩支援システムを使用するた
めにユーザIDおよびパスワードを入力するためのダイ
アログボックスである。
【0043】ユーザがキーボード33によりユーザID
およびパスワードの文字列を入力すると、これらの情報
は、Web Browser(コンポーネント)部42
およびサーバマネージャ部21を介して動的Webサー
バ部22に転送され、動的Webサーバ部22はこの情
報をデータベースコネクタ部23を介してデータベース
24に格納されたユーザ登録情報と照合し、入力された
ユーザIDおよびパスワードが既に発行済の有効な情報
であるか否かをを確認する。
【0044】有効な情報であることが確認された場合、
すなわち動的Webサーバ部22がその旨の通知をデー
タベースコネクタ部23を介してデータベース24から
受け取った場合、直ちに動的Webサーバ部22は図6
の画面表示に必要な情報を自ら生成し、それをサーバマ
ネージャ部21を介してWeb Browser(コン
ポーネント)部42およびプログラムコンポーネント部
44に送信することにより、ユーザ端末装置のディスプ
レイ32の画面上に図6に示される画像および文字情報
が表示される。
【0045】図6はユーザ端末装置の画面上に表示され
るリフレッシュルームを示す図である。図6は、4つの
独立した仮想的なリフレッシュコーナが同時に同じ画面
上に表示されていることを意味しており、同じリフレッ
シュコーナに着席するユーザ同士だけが協調休憩ツール
を用いながらコミュニケーションを行えることを示して
いる。
【0046】図において、61は他のユーザを撮影した
画像である。また、文字列62はその勤務者のユーザI
Dであり、文字列63はその勤務者の名前である。ま
た、机(テーブル)を模した画像64は協調休憩ツール
を置くことのできる仮想的な場所を示す。65は装飾用
の図形画像である。また、66は空席であることを示す
椅子を模した図形画像である。
【0047】これら全てを合わせたものが、勤務者が所
属する企業などの組織が用意する仮想的な休憩室である
ことを意味する。本実施形態では、同一の画面上に4つ
のリフレッシュコーナを表示し、1つのリフレッシュコ
ーナ内に4人の勤務者を収容できるように表示している
が、これらの数は適宜変更可能であり、これより多くて
も少なくてもよい。
【0048】表示されているユーザの画像61は、その
ユーザが使用するユーザ端末装置に備わっているカメラ
37で撮像された画像であり、この画像の処理動作につ
いて以下に示す。
【0049】撮像された画像は、各カメラ37からパー
ソナルコンピュータ本体31のビデオ入力端子を介して
パーソナルコンピュータ5に入力されると、プログラム
コンポーネント部44に備わる画像キャプチャ圧縮送信
プログラムコンポーネントの働きによって88×72p
ixelsフォーマットの圧縮画像として圧縮符号化さ
れ、信号線45を介してホストサーバ装置1に速やかに
転送される。
【0050】ホストサーバ装置1では、この圧縮画像を
受信すると、速やかにその画像をサーバマネージャ部2
1のソフトウェア動作により、画像を撮像したユーザ端
末装置以外の全てのユーザ端末装置に送信する。各ユー
ザ端末装置は、ホストサーバ装置1から信号線45を介
して受信した圧縮画像を、プログラムコンポーネント部
44に備わる圧縮画像伸長表示プログラムコンポーネン
トを用いて図6の画面上にそれぞれのユーザの画像とし
て表示する。
【0051】尚、本実施形態では、各ユーザ端末装置の
カメラ37が画像を撮像する頻度と各ユーザ端末装置の
画面上に表示される各ユーザの画像の更新頻度(フレー
ムレート)とは同一である。そして、フレームレートは
1fps(frame per second)に設定
されているが、適宜、変更可能であり、1fpsより早
くても遅くてもよい。
【0052】つづいて、勤務者のユーザIDを示す文字
列62、およびその勤務者の名前を示す文字列63の文
字情報についての処理動作を示す。
【0053】通常、このユーザIDおよび名前に関する
情報は、ホストサーバ装置1のデータベース部24にユ
ーザ登録に関する情報として格納されている。この情報
(文字列)はホストサーバ装置1のデータベース部24
からデータベースコネクタ部23、動的Webサーバ部
22およびサーバマネージャ部21を介してユーザ端末
装置に送られ、ユーザ端末装置のプログラムコンポーネ
ント部44に含まれる文字情報表示プログラムコンポー
ネントによってユーザ端末装置の画面上に表示される。
【0054】机を模した画像64および装飾用の画像6
5は、予めホストサーバ装置1のコンテンツ部25に登
録されている静止画像ファイルを表示することによって
得られた画像である。これらの静止画像ファイルは、動
的Webサーバ部22およびサーバマネージャ部21を
介してユーザ端末装置のWeb Browser(コン
ポーネント)部42およびHTML部41に転送され、
ユーザ端末装置のディスプレイ32上のそれぞれの位置
に画像として表示される(図6参照)。
【0055】ここで、新たに協調休憩を開始しようとす
る場合、ユーザは、前述したように、まずキーボード3
3によりユーザIDおよびパスワードの文字列を入力す
る。入力されたユーザIDおよびパスワードが有効な情
報であることが確認された場合、ユーザ端末装置のディ
スプレイ32の画面上に図6の画像および文字情報が表
示される。これと同時に、動的Webサーバ部22はデ
ータベースコネクタ部23を介して特定のユーザが協調
休憩を開始した時刻を直ちにデータベース部24に備わ
る休憩情報データベースに記録する。
【0056】一方、図6のリフレッシュルームビューが
ユーザ端末装置のディスプレイ画面上に表示されると、
ユーザ端末装置のプログラムコンポーネント部44に備
わる時計プログラムコンポーネントの働きにより、その
時刻を入室時刻表示エリア68に表示するとともに、そ
れ以降の経過時間を逐次、今回使用時間表示エリア69
に表示する。本実施形態では、ホストサーバ装置1が記
録する協調休憩時刻と今回使用時間表示エリア69に表
示される今回使用時間とは完全に一致するとは限らない
が、概ね同じである。
【0057】こうして、あるユーザのユーザ端末装置の
ディスプレイ画面上における各種の表示が開始すると、
ユーザはこれらの表示を基に、自らが協調休憩を行うた
めの仮想的なリフレッシュコーナおよび席を選択する。
図6の場合、テーブル1、3、4の各席には全くユーザ
が着席しておらず、協調休憩を行うことが不可能であ
る。ただし、これらの席に着席して他のユーザが後から
着席するまでの間、1人で休憩して待機することは可能
である。
【0058】テーブル2のリフレッシュコーナのうち、
席A,席Bについては、既に他のユーザが着席している
ので、空席(椅子を模した画像は空席を意味する)であ
る席C,席Dのいずれかに着席することで、既に席A、
席Bに着席しているユーザに加わって3人のユーザ間で
協調休憩をとれることが視覚的に容易に判断可能であ
る。ここでは、ユーザがテーブル2のリフレッシュコー
ナの席Cに着席(同席)することを決定した際の動作を
示す。
【0059】ユーザがテーブル2のリフレッシュコーナ
の席Cに着席することを決定すると、ユーザはマウス3
4の左クリックボタンを使用して現在、椅子を模した図
形画像が表示されている席Cの表示部分を指示する。こ
の指示は、ユーザ端末装置のWindow/Dialo
g部43およびWeb Browser部42から信号
線50を介してホストサーバ装置1に転送され、ホスト
サーバ装置1の動的Webサーバ部22の働きにより、
データベース部24に格納された着席情報データベース
にこのユーザがテーブル2のC席に着席した旨の情報が
記録される。
【0060】これと同時に、このユーザの休憩情報の画
像は、このユーザの使用するユーザ端末装置のカメラ3
7からパーソナルコンピュータ本体31のビデオ入力端
子を介してパーソナルコンピュータ5に入力され、プロ
グラムコンポーネント部44に備わる画像キャプチャ圧
縮送信プログラムコンポーネントの働きにより、88×
72pixelsフォーマットの圧縮画像として圧縮符
号化され、信号線45を介してホストサーバ装置1に速
やかに転送される。
【0061】一方、これと同時に、動的Webサーバ部
22の働きにより、現在、ホストサーバ装置1に接続中
の全てのユーザのユーザ端末装置(図6の場合、テーブ
ル2のA、B、C席に着席している3人のユーザのユー
ザ端末装置であるが、他のテーブルのリフレッシュコー
ナに着席しているユーザがいる場合、そのユーザも含
む)に対し、各ユーザ端末装置のプログラムコンポーネ
ント部44に備わる画像圧縮伸長表示プログラムコンポ
ーネントを追加・起動し、その表示位置をテーブル2の
C席とする旨の指示情報が、サーバマネージャ部21よ
り信号線45を介して各ユーザ端末装置のプログラムコ
ンポーネント部44に転送される。こうして、全てのユ
ーザ端末装置の画面上に、3名のユーザの画像が1fp
sの更新頻度で表示される。
【0062】また、これと同時に、このユーザのユーザ
IDに関する文字列62および名前に関する文字列63
の表示も、全てのユーザのユーザ端末装置に対して同様
の処理で開始される。
【0063】この状態では、3人の勤務者が同一のリフ
レッシュコーナ(同じテーブル)で協調休憩を行う意図
があることが、3人のそれぞれのユーザ端末装置の画面
上から明確になる。この3名のユーザは、3人の間にお
けるインフォーマルコミュニケーションおよび休憩を可
能とする協調休憩ツールを選択することができる。
【0064】尚、協調休憩ツールの選択は、同一のリフ
レッシュコーナに1名が着席した時点でも選択可能であ
るが、ここでは複数のユーザが同席した後、協調休憩ツ
ールを選択可能である場合を示す。
【0065】本実施形態における協調休憩ツールには、
音声会議ツール(音声チャットツールともいう)、文字
会議ツール(テキストチャットツールともいう)、マル
チユーザゲームツールの3種類があり、それぞれの動作
は従来からよく知られているので、ここでは簡単に説明
する。音声会議ツールとは、ユーザ端末装置に備わる音
声会議クライアントソフトウェア47(ITU−T標準
H.323に準拠するTCP/IP網用音声電話クライ
アントソフトウェア)、およびホストサーバ装置1に備
わる音声会議サーバソフトウェア(部)26(ITU−
T標準H.323に準拠するTCP/IP網用多地点音
声電話会議サーバソフトウェア)の双方を起動し、各ユ
ーザが各ユーザ端末装置のマイク36およびスピーカ3
5を用いて多地点間音声会議会話を行うためのツールで
ある。
【0066】また、文字会議ツールとは、ユーザ端末装
置に備わる文字会議クライアントソフトウェア48(I
RC(Internet Relay Chat)標準
に準拠するTCP/IP網用文字会議クライアントソフ
トウェア)、およびホストサーバ装置1に備わる文字会
議サーバソフトウェア(部)27(IRC(Inter
net Relay Chat)標準に準拠するTCP
/IP網用多地点文字会議サーバソフトウェア)の双方
を起動し、各ユーザが各ユーザ端末装置のキーボード3
3およびディスプレイ32を用いてリフレッシュルーム
表示画面(図6)とは別のウインドウとして同時に表示
されるテキストチャットウインドウで文字会議会話を行
うためのツールである。
【0067】また、マルチユーザゲームツールとは、ユ
ーザ端末装置に備わるマルチユーザゲームクライアント
ソフトウェア49(TCP/IP網用多地点間通信ゲー
ムソフトウェア)、およびホストサーバ装置1に備わる
マルチユーザゲームサーバソフトウェア(部)28(T
CP/IP網用マルチユーザゲーム・サーバソフトウェ
ア)の双方を起動し、各ユーザが各ユーザ端末装置のキ
ーボード33およびディスプレイ32を用いてリフレッ
シュルーム表示画面(図6)とは別のウインドウとして
同時に表示されるマルチユーザゲームウインドウでマル
チユーザゲームを行うためのツールである。
【0068】尚、これらのツールを複数のユーザ端末装
置のユーザが協調して使用している時もユーザ端末装置
用ソフトウェア6は並行して動作しており、各ユーザは
1fps毎に更新される他のユーザの勤務状況の画像を
継続して見ることができる。また、各ユーザは自身がリ
フレッシュルームに入室してからの経過時間を、使用時
間表示エリア67の今回使用時間表示エリア69で確認
することが可能である。
【0069】つぎに、あるユーザが協調休憩を終了する
際の動作について示す。あるユーザが自身だけ協調休憩
を終了する場合、音声会議ツール、文字会議ツール、マ
ルチユーザゲームツールの使用を、それぞれのクライア
ントソフトウェア47、48、49の操作方法にしたが
って中止し、その後、図6に示されるリフレッシュルー
ムビューの画面上の退室ボタン70をマウス34によっ
て選択する。
【0070】この操作によって、ユーザがリフレッシュ
ルームを退室する(今回の協調休憩を終了する)旨の指
示がユーザ端末装置のWindow/Dialog部4
3およびWeb Browser部42から信号線50
を介してホストサーバ装置1に転送され、ホストサーバ
装置1の動的Webサーバ部22の働きにより、データ
ベース部24に格納されている休憩情報データベースに
このユーザがテーブル2のC席から退席した旨の情報お
よびその時刻と着席した時刻との差(協調休憩経過時
間)が記録される。
【0071】これと同時に、同じく動的Webサーバ部
22の働きにより、現在、ホストサーバ装置1に接続さ
れている全てのユーザ端末装置(この場合、テーブル2
のA、B、C席に着席している3人のユーザのユーザ端
末装置)に対し、各プログラムコンポーネント部44内
で複数(この場合、3つ)動作している画像圧縮伸長表
示プログラムコンポーネントのうち、退席するユーザの
画像表示に用いられている画像圧縮伸長表示プログラム
コンポーネントの動作を終了する旨の指示情報が、サー
バマネージャ部21から信号線45を介して各ユーザ端
末装置のプログラムコンポーネント部44に転送され
る。これにより、退席するユーザの休憩情報の画像情報
の表示は中止し、その部分にはこれまで画像圧縮伸長表
示プログラムコンポーネントの表示が上層にオーバーレ
イ表示されていたため隠れていた、椅子を模した図形画
像66が表示される。
【0072】また、これと同時に、このユーザのユーザ
IDに関する文字列62および名前に関する文字列63
の表示も中止する。今回は1名のユーザだけが退席する
場合の動作について示したが、実際、協調休憩を終了す
る場合、複数のユーザがほぼ同時に退席することが多
く、その場合の動作は1名のユーザだけが退席する場合
の動作の繰り返しである。
【0073】ところで、各ユーザに関し、協調休憩を開
始した時刻、それを終了した時刻および経過時間は、そ
れぞれその都度、データベース部24内の休憩情報デー
タベースに記録されている。
【0074】休憩情報は、各ユーザおよび各月毎に独立
したデータファイルで構成されており、サーバマネージ
ャ部21の働きにより毎月の初めに各ユーザ毎の休憩情
報データファイルがデータベース部24内に自動作成さ
れる。図7はユーザ毎の休憩情報データファイルのデー
タを示す図である。
【0075】この例では、あるユーザ(ユーザIDはS
C221)の1998年12月の協調休憩状況が示され
ている。ここで、Record Numberはこのユ
ーザが協調休暇を取得した際の1回毎の通し番号を示
す。また、各休憩毎の日付が「Date」の項目に記録
され、休憩開始時刻が「In」の項目にhhmm形式で
記録され、休憩終了時刻が「Out」の項目にhhmm
形式で記録される。さらに、「Past」の項目には、
各回の協調休憩終了毎にサーバマネージャ部がInおよ
びOutの情報を基に計算した各休憩毎の協調休憩従事
経過時間(単位:分)が記録されている。
【0076】図8は休憩対処処理プログラムの処理手順
を示すフローチャートである。この処理プログラムはサ
ーバ装置用ソフトウェア11に格納されており、音声会
議サーバソフトウェア26、文字会議サーバソフトウェ
ア27などの他の処理プログラムと同様、ホストサーバ
装置1によって実行される。サーバマネージャ部21
は、次の月に入ると、前月の月初めから月末までの間の
各ユーザの協調休憩従事経過時間の総合計を計算し(ス
テップS1)、その合計時間(単位:分)に応じた処理
を行う。
【0077】すなわち、あるユーザの月間総協調休憩従
事時間(Ttotal)が標準最短休憩時間(Tmi
n、例えば400分)に満たないか否かを判別し(ステ
ップS2)、標準最短休憩時間に満たない場合、サーバ
マネージャ部21から信号線29を介してメール送信部
30に対してこのユーザに休憩取得勧告通知を発行する
旨の指示が送られる(ステップS3)。この後、処理が
終了する。
【0078】一方、ステップS2で月間総協調休憩従事
時間(Ttotal)が標準最短休憩時間(Tmin)
以上である場合、月間総協調休憩従事時間(Ttota
l)が標準最長休憩時間(Tmax、例えば1200
分)を越えているか否かを判別し(ステップS4)、標
準最長休憩時間を越えている場合、このユーザに対して
休憩削減勧告通知を発行する旨の指示が送られる(ステ
ップS5)。この後、処理を終了する。一方、ステップ
S4で月間総協調休憩従事時間(Ttotal)が標準
最長休憩時間(Tmax)を越えていない場合、そのま
ま処理を終了する。
【0079】メール送信部30は、それぞれの指示を受
けると、休憩取得勧告通知の場合、図9に示す電子メー
ル文書を自動生成し、一方、休憩削減勧告通知の場合、
図10に示す電子メール文書を自動生成し、その電子メ
ール文書を標準電子メールプロトコル(SMTPプロト
コル)にしたがって、インターネットメールサーバ12
に送信する。図9は休憩取得勧告通知の場合に自動生成
された電子メール文書を示す図である。図10は休憩削
減勧告通知の場合に自動生成された電子メール文書を示
す図である。本実施形態では、電子メール文書は、英語
で作成されているが、日本語、その他の言語でもよい。
また、文書の代わりに、当事者間で理解される図形ある
いは記号を用いてもよい。
【0080】ここで、メールを送信する際に必要となる
各ユーザのインターネット電子メールアドレスは、デー
タベース部44に格納されたユーザ登録情報の中に記録
されており、メール送信部30はそれをデータベース部
24から入手する。インターネットメールサーバ12
は、受信した電子メール文書を周知の電子メール技術に
よってそれぞれのユーザの電子メールクライアントソフ
トウェアに送信する。
【0081】このように、各ユーザが所属する企業など
組織体の雇用者は、各ユーザに対して協調休憩を取得す
ることを促したり、あるいは協調休憩を抑制することを
促す旨の内容を自動的に通知することができる。
【0082】尚、上記実施形態では、協調休憩従事経過
時間が1ヶ月中に標準最短休憩時間より短いか、または
標準最長休憩時間より長いかのいずれの場合だけ、電子
メールを通じてこのユーザに通知する方式によって適切
な協調休憩従事時間を維持する管理を行っていたが、こ
のような管理を行う代わりに、各ユーザが自身の協調休
憩従事経過時間を自身で確認して自己管理する方式にし
てもよい。その場合、各ユーザはユーザ端末装置のユー
ザ端末装置用ソフトウェアを用いて、データベース部2
4に格納されている各ユーザ毎の休憩情報データファイ
ルの内容を、データベースコネクタ部23および動的W
ebサーバ部22を介して入手・表示して閲覧できるよ
うにすることが好ましい。さらに、特定のユーザ端末装
置のユーザ、例えば組織内の上司に相当するユーザのユ
ーザ端末装置が管理する方式にしてもよい。
【0083】また、上記実施形態では、協調休憩従事時
間の管理は、暦の1ヶ月単位で行っていたが、1日単
位、その他の期間を単位として行ってもよい。
【0084】さらに、上記実施形態では、協調休憩シス
テムという単独のシステムとして実施する場合を示した
が、ユーザ端末装置およびサーバ装置を使用して仮想的
なオフィススペースをネットワーク上に構築し、各ユー
ザ端末装置の画面上にユーザ自身及び他のユーザを含む
複数のユーザの勤務状況を表示することにより分散勤務
を実現する分散オフィスシステム(特願平11−283
885号参照)あるいはその提供機能の一部として実施
してもよい。
【0085】また、上記実施形態では、ユーザは、リフ
レッシュルームに着席した後の経過時間を、入室時間表
示エリア68に視覚的に表示された時間を見ることで、
確認できるが、確認方法は、これに限らず、例えば、音
声情報と組み合わせ、着席してから1時間後に警告音が
鳴動するように、ユーザ端末装置用ソフトウェアを構成
して確認できるようにしてもよい。
【0086】さらに、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。この場合、本発明を
達成するためのソフトウェアによって表されるプログラ
ムを格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に読み出
すことによってそのシステムあるいは装置が本発明の効
果を享受することが可能となる。
【0087】図11はホストサーバ装置およびユーザ端
末装置にそれぞれ装着される記憶媒体としてのフロッピ
ーディスクのメモリマップを示す図である。同図(A)
に示すホストサーバ装置1に装着されるフロッピーディ
スクには、ホストサーバ装置用ソフトウェア11とし
て、音声会議サーバソフトウェア26、文字会議サーバ
ソフトウェア27、マルチユーザゲームソフトウェア2
8の他、図8のフローチャートに示す休憩対処処理プロ
グラムモジュールなどが格納されている。また、同図
(B)に示すユーザ端末装置に装着されるフロッピーデ
ィスクには、ユーザ端末装置用ソフトウェア6として、
音声会議クライアントソフトウェア47、文字会議クラ
イアントソフトウェア48、マルチユーザゲームクライ
アントソフトウェア49などが格納されている。
【0088】プログラムモジュールを供給する記憶媒体
としては、フロッピーディスクに限らず、例えばハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カードなどを用いることができる。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、通信回線網を介して通
常複数のユーザ端末装置および通常1台のホストサーバ
装置を接続し、複数のユーザ間で協調しながら休憩を取
得することのできる、従来のオフィス(事務所)におけ
る休憩室(リフレッシュルームなどと呼ばれることもあ
る)と同等の効果をもつ仮想的な協調休憩スペースをネ
ットワーク上に構築することによって、遠隔地のホーム
オフィスなどに分散して存在する勤務者のグループであ
っても、そこにおける協調休憩によってグループ内のイ
ンフォーマルコミュニケーションを行うことのできる機
会を与えられ、その結果、チームワークを活かして勤務
することができ、また、その地理的分散勤務を長時間継
続しても疎外感や孤独感をメンバーに生じさせず、ま
た、在宅勤務にありがちな休憩時間を取得しない働き過
ぎの問題を回避することが可能になる。
【0090】また、集計された合計休憩時間が標準最短
休憩時間に満たない場合、このユーザに対して休憩取得
勧告の通知を発行することで、協調休憩が不足している
ユーザに対してより協調休憩時間を取ることを促した
り、逆に集計された合計休憩時間が標準最長休憩時間を
越える場合、このユーザに対して休憩削減勧告の通知を
発行することで、休憩し過ぎによる業務への悪影響を防
ぐことが可能である。
【0091】これらの結果、企業などの組織体にとって
は今後の重要な経営課題である、従業員の在宅勤務を含
む分散勤務による組織活動の運営を長期的に継続できる
という効果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における協調休憩支援システムの構
成を示す図である。
【図2】ホストサーバ装置用ソフトウェア11の構成を
示すブロック図である。
【図3】ユーザ端末装置の構成の一例を示す図である。
【図4】ユーザ端末装置用ソフトウェア6の構成を示す
ブロック図である。
【図5】LAN2またはインターネット9との接続が完
了した状態でのユーザ端末装置の画面の一部を示す図で
ある。
【図6】ユーザ端末装置の画面上に表示されるリフレッ
シュルームを示す図である。
【図7】ユーザ毎の休憩情報データファイルのデータを
示す図である。
【図8】休憩対処処理プログラムの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】休憩取得勧告通知の場合に自動生成された電子
メール文書を示す図である。
【図10】休憩削減勧告通知の場合に自動生成された電
子メール文書を示す図である。
【図11】ホストサーバ装置およびユーザ端末装置にそ
れぞれ装着される記憶媒体としてのフロッピーディスク
のメモリマップを示す図である。
【符号の説明】
1 ホストサーバ装置 3、4、7、8 ユーザ端末装置 6 ユーザ端末用ソフトウェア 11 サーバ装置用ソフトウェア 21 サーバマネージャ部 22 動的Webサーバ部 24 データベース部 25 コンテンツ部 26 音声会議サーバソフトウェア(部) 27 文字会議サーバソフトウェア(部) 28 マルチユーザサーバソフトウェア(部) 30 メール送信部 32 ディスプレイ 42 Web Browser部 47 音声会議クライアントソフトウェア 48 文字会議クライアントソフトウェア 49 マルチユーザクライアントソフトウェア
フロントページの続き (72)発明者 加藤 政美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B085 BE07 BG07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザの各々に設置された端末装
    置と、該端末装置と通信回線を介して接続されたサーバ
    装置とを備え、複数のユーザ間で協調しながら休憩をと
    る協調休憩を支援する休憩支援システムであって、 前記ユーザの端末装置の画面上に、他のユーザの休憩情
    報を表示する休憩情報表示手段と、 前記他のユーザとの協調休憩を選択する選択手段とを備
    えたことを特徴とする休憩支援システム。
  2. 【請求項2】 前記休憩情報表示手段は、前記他のユー
    ザの休憩情報として、仮想的な休憩室に設けられたテー
    ブルに前記他のユーザが着席していることを示す画像を
    表示し、 前記選択手段は、前記ユーザによって前記テーブルに同
    席することが示された後、前記他のユーザとの協調休憩
    を選択可能にすることを特徴とする請求項1記載の休憩
    支援システム。
  3. 【請求項3】 前記休憩情報表示手段は、前記画像と共
    に前記他のユーザに関する文字列を表示することを特徴
    とする請求項2記載の休憩支援システム。
  4. 【請求項4】 前記ユーザの端末装置の画面上に該ユー
    ザの休憩経過時間を表示する休憩経過時間表示手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の休憩支援システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記選択される協調休憩では、前記各ユ
    ーザの端末装置に付属するマイクおよびスピーカを用い
    た音声会話が可能であることを特徴とする請求項1記載
    の休憩支援システム。
  6. 【請求項6】 前記選択される協調休憩では、前記休憩
    情報とは別に表示されたウインドウを用いた文字会話が
    可能であることを特徴とする請求項1記載の休憩支援シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記選択される協調休憩では、前記休憩
    情報とは別に表示されたウインドウを用いたマルチユー
    ザゲームが可能であることを特徴とする請求項1記載の
    休憩支援システム。
  8. 【請求項8】 前記ユーザの端末装置の画面上にユーザ
    自身及び他のユーザを含む複数のユーザの勤務情報を表
    示することにより分散勤務を実現する分散オフィスシス
    テムに適用されたことを特徴とする請求項1記載の休憩
    支援システム。
  9. 【請求項9】 複数のユーザの各々に設置された端末装
    置と、該端末装置と通信回線を介して接続されたサーバ
    装置とを備え、前記各ユーザの休憩を支援する休憩支援
    システムであって、 前記ユーザの休憩開始時刻を記録する開始時刻記録手段
    と、 前記ユーザの休憩終了時刻を記録する終了時刻記録手段
    と、 前記ユーザの合計休憩時間を集計する休憩時間集計手段
    と、 所定期間で集計された合計休憩時間が最短休憩時間に満
    たない前記ユーザに対して休憩取得勧告の通知を発行す
    る休憩取得勧告手段と、 所定期間で集計された合計休憩時間が最長休憩時間を越
    える前記ユーザに対して休憩削減勧告の通知を発行する
    休憩削減勧告手段とを備えたことを特徴とする休憩支援
    システム。
  10. 【請求項10】 前記休憩は前記サーバ装置によって前
    記各ユーザ毎に管理される協調休憩であることを特徴と
    する請求項9記載の休憩支援システム。
  11. 【請求項11】 前記休憩取得勧告の通知および前記休
    憩削減勧告の通知は、電子メール文書で発行されること
    を特徴とする請求項9記載の休憩支援システム。
  12. 【請求項12】 複数のユーザの各々に設置された端末
    装置と、該端末装置と通信回線を介して接続されたサー
    バ装置とを備えた休憩支援システムを用いて複数のユー
    ザ間で協調しながら休憩をとる協調休憩を支援する休憩
    支援方法であって、 前記ユーザの端末装置の画面上に他のユーザの休憩情報
    を表示する工程と、 前記他のユーザとの協調休憩を選択する工程とを有する
    ことを特徴とする休憩支援方法。
  13. 【請求項13】 複数のユーザの各々に設置された端末
    装置と、該端末装置と通信回線を介して接続されたサー
    バ装置とを備えた休憩支援システムを用いて前記各ユー
    ザの休憩を支援する休憩支援方法であって、 前記ユーザの休憩開始時刻を記録する工程と、 前記ユーザの休憩終了時刻を記録する工程と、 前記ユーザの合計休憩時間を集計する工程と、 所定期間で集計された合計休憩時間が最短休憩時間に満
    たない前記ユーザに対して休憩取得勧告の通知を発行す
    る工程と、 所定期間で集計された合計休憩時間が最長休憩時間を越
    える前記ユーザに対して休憩削減勧告の通知を発行する
    工程とを有することを特徴とする休憩支援方法。
  14. 【請求項14】 複数のユーザの各々に設置された端末
    装置と、該端末装置と通信回線を介して接続されたサー
    バ装置とを備えた休憩支援システムに装着され、複数の
    ユーザ間で協調しながら休憩をとる協調休憩を支援する
    ためのプログラムを記憶する記憶媒体であって、 前記プログラムは、 前記ユーザの端末装置の画面上に他のユーザの休憩情報
    を表示する手順と、 前記他のユーザとの協調休憩を選択する手順とを含むこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  15. 【請求項15】 複数のユーザの各々に設置された端末
    装置と、該端末装置と通信回線を介して接続されたサー
    バ装置とを備えた休憩支援システムに装着され、前記各
    ユーザの休憩を支援するためのプログラムを記憶する記
    憶媒体であって、 前記プログラムは、 前記ユーザの休憩開始時刻を記録する手順と、 前記ユーザの休憩終了時刻を記録する手順と、 前記ユーザの合計休憩時間を集計する手順と、 所定期間で集計された合計休憩時間が最短休憩時間に満
    たない前記ユーザに対して休憩取得勧告の通知を発行す
    る手順と、 所定期間で集計された合計休憩時間が最長休憩時間を越
    える前記ユーザに対して休憩削減勧告の通知を発行する
    手順とを含むことを特徴とする記憶媒体。
  16. 【請求項16】 複数のユーザの各々に設置され、複数
    のユーザ間で協調しながら休憩をとる協調休憩を支援す
    るサーバ装置と通信回線を介して接続された端末装置で
    あって、 他のユーザの休憩情報を画面上に表示する休憩情報表示
    手段と、 前記他のユーザとの協調休憩を選択する選択手段とを備
    えたことを特徴とする端末装置。
  17. 【請求項17】 複数のユーザの各々に設置された端末
    装置に通信回線を介して接続され、前記各ユーザの休憩
    を支援するサーバ装置であって、 前記ユーザの休憩開始時刻を記録する開始時刻記録手段
    と、 前記ユーザの休憩終了時刻を記録する終了時刻記録手段
    と、 前記ユーザの合計休憩時間を集計する休憩時間集計手段
    と、 所定期間で集計された合計休憩時間が最短休憩時間に満
    たない前記ユーザに対して休憩取得勧告の通知を発行す
    る休憩取得勧告手段と、 所定期間で集計された合計休憩時間が最長休憩時間を越
    える前記ユーザに対して休憩削減勧告の通知を発行する
    休憩削減勧告手段とを備えたことを特徴とするサーバ装
    置。
JP32537799A 1999-11-16 1999-11-16 休憩支援システム、休憩支援方法、記憶媒体、端末装置およびサーバ装置 Pending JP2001142850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32537799A JP2001142850A (ja) 1999-11-16 1999-11-16 休憩支援システム、休憩支援方法、記憶媒体、端末装置およびサーバ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32537799A JP2001142850A (ja) 1999-11-16 1999-11-16 休憩支援システム、休憩支援方法、記憶媒体、端末装置およびサーバ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001142850A true JP2001142850A (ja) 2001-05-25
JP2001142850A5 JP2001142850A5 (ja) 2004-11-25

Family

ID=18176163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32537799A Pending JP2001142850A (ja) 1999-11-16 1999-11-16 休憩支援システム、休憩支援方法、記憶媒体、端末装置およびサーバ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001142850A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019128683A (ja) * 2018-01-22 2019-08-01 システムインテリジェント株式会社 オフィス用バーチャルリアリティシステム、及びオフィス用バーチャルリアリティプログラム
EP4156653A1 (en) 2021-09-24 2023-03-29 JVCKenwood Corporation Virtual-break-room providing system, virtual-break-room providing device, and virtual-break-room providing method
US11985176B2 (en) 2021-09-24 2024-05-14 Jvckenwood Corporation Virtual-break-room providing system, virtual-break-room providing device, and virtual-break-room providing method

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019128683A (ja) * 2018-01-22 2019-08-01 システムインテリジェント株式会社 オフィス用バーチャルリアリティシステム、及びオフィス用バーチャルリアリティプログラム
JP7073116B2 (ja) 2018-01-22 2022-05-23 システムインテリジェント株式会社 オフィス用バーチャルリアリティシステム、及びオフィス用バーチャルリアリティプログラム
EP4156653A1 (en) 2021-09-24 2023-03-29 JVCKenwood Corporation Virtual-break-room providing system, virtual-break-room providing device, and virtual-break-room providing method
US11985176B2 (en) 2021-09-24 2024-05-14 Jvckenwood Corporation Virtual-break-room providing system, virtual-break-room providing device, and virtual-break-room providing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8498396B2 (en) Notification to absent teleconference invitees
US7116284B2 (en) Control apparatus of virtual common space using communication line
US20060147009A1 (en) Integrated voice and video conferencing management
JP2000181967A (ja) 分散オフィスシステムおよびその管理方法
JPH0879391A (ja) 電子会議システム
WO1998013995A1 (en) Network-based conference system
US20030167176A1 (en) System and method for greeting a visitor
US20020049709A1 (en) Status information sharing system and user terminal device for sharing status information of user handling plurality of user terminal devices, and server device for managing user terminal devices, as well as control method thereof and storage medium storing program for method
US20070064898A1 (en) Telephone conference system
JPH11506595A (ja) マルチメディア文書の会議参加システム
JP3869989B2 (ja) 分散システム、その表示方法および記憶媒体
JP2020141208A (ja) コミュニケーションシステム
JP2001142850A (ja) 休憩支援システム、休憩支援方法、記憶媒体、端末装置およびサーバ装置
JP2002149580A (ja) サーバ装置、ユーザ端末装置、仮想空間システム、ユーザ情報配信方法、ユーザ情報表示方法、ユーザ情報配信表示方法、及び記憶媒体
WO2001067760A1 (en) Method and apparatus for providing interactive video communications services
JP3927744B2 (ja) 通信制御装置およびその方法
JPH08263398A (ja) 通信サービス方法及びシステム
JP2003067316A (ja) 会議システムと、通信端末と、会議センタ装置と、プログラムと、記憶装置と、会議方式
US20040174972A1 (en) Telephone conference system
JP2004221628A (ja) 分散システム制御装置、分散システム制御方法及び分散システム制御プログラムを記憶した媒体
JP2002083105A (ja) 分散オフィスシステム及びその管理方法
JP2002135753A (ja) 分散システム、その表示制御方法および記憶媒体
JP2003108793A (ja) 仮想空間システム
JP2006060421A (ja) 多地点会議システムおよび会議参加者確認方法
JP2005215792A (ja) 電子オフィスサービスシステム、電子オフィスサーバ及び電子オフィスサービス方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031210

A621 Written request for application examination

Effective date: 20031210

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Effective date: 20060309

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060523

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20061003

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02