JP3659528B2 - テレビ会議システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の映像/音声ソースからの映像/音声信号を選択的にネットワークに出力する送信処理装置を有するテレビ会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ(パーソナル・コンピュータ又はワークステーション)にカメラ、映像モニタ、マイク及びスピーカなどの映像音声入出力機器を接続して、端末間で映像及び音声を送受信できるようにした通信端末装置の構成は周知であり、例えば、テレビ会議又はビデオ会議のための通信端末装置として既に一般に使用されている。
【0003】
カメラから入力された映像信号及びマイクにより入力された音声信号はそれぞれ、ディジタル化され、所定方式で符号化されてローカル・エリア・ネットワーク又はワイド・エリア・ネットワーク等のネットワークに出力される。ネットワークからの符号化された映像信号及び音声信号は復号化され、それぞれ、映像モニタ及びスピーカから出力される。マイクとスピーカは、音声の回り込みによるエコーを回避するためのエコーキャンセラと組みあわされる。スピーカ・フォンとして構成されているものもある。
【0004】
従来、このようなテレビ会議システムは専用通信端末により構成されていたが、コンピュータの処理能力の向上により、オフィスの各人のデスクトップにあるコンピュータを通信端末としてテレビ会議又はビデオ会議を行なえるようになってきている。
【0005】
映像及び/音声を遠隔地に伝送する用途では、テレビ会議だけでなく、色々な場所の様子を観察する遠隔監視システムなどがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
映像伝送では、カメラの出力映像信号をディジタル化して取り込むためのビデオ・キャプチャ装置と圧縮符号化のビデオ圧縮装置に大きなコストがかかる。各人のコンピュータに装備した場合、その稼働率からみて、コスト効果比が低い。
【0007】
また、遠隔監視システムのような用途では、ビデオ圧縮装置の性能(例えば、秒間30フレームの符号化が可能)に対して、必ずしも1地点の画像をそんな高いフレーム・レートで更新する必要がなく、例えば秒間1フレームで良いといった利用形態がある。そのような利用形態では、秒間30フレームの能力を持つビデオ圧縮装置は過剰仕様となる。
【0008】
本発明は、このような問題点に鑑み、簡便な構成でコスト効果比の良いテレビ会議システムを堤供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るテレビ会議システムは、映像と音声の通信により複数の通信端末間でテレビ会議を行うテレビ会議システムであって、映像及び音声の少なくとも一方についての複数の入力から1つを選択して、ネットワークに送信する送信処理装置であって、複数のアナログ入力信号を与えられた指示に応じて切り換える切り換え手段と、当該切り換え手段から出力されるアナログ信号をディジタル化するA/D変換手段と、当該A/D変換手段のディジタル出力を圧縮符号化する符号化手段と、当該符号化手段により符号化されたデータをネットワークに出力する出力手段とを具備し、当該符号化手段が、映像符号化手段と音声符号化手段を具備する送信処理装置を少なくとも1台具備し、1以上の通信端末に関連するカメラの映像及びマイクの音声が所定の送信処理装置に接続され、1以上の通信端末が、符号化映像情報及び符号化音声情報の復号化手段を具備することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明の第1実施例の概略構成ブロック図を示す。本実施例の映像/音声送信処理装置10は、複数の(本実施例では4つの)映像・音声入力から送信処理すべき映像音声信号を選択するスイッチ12と、スイッチ12により選択された映像音声信号を送信処理する送信処理装置14とからなる。
【0013】
送信処理装置14内のビデオ・キャプチャ16は、スイッチ12により選択された映像信号をディジタル化する。ビデオ・エンコーダ18は、モーションJPEG、MPEG及びH.261の各符号化方式に対応する符号化モジュールを具備し、ビデオ・キャプチャ16の出力信号をモーションJPEG、MPEG及びH.261に従って圧縮符号化する。セレクタ20は、各符号化方式の圧縮映像データの内、送信すべき圧縮映像データを選択し、選択したデータを通信バッファ22に供給する。他方、音声エンコーダ24は、スイッチ12により選択された音声信号をディジタル化及び符号化して、通信バッファ22に供給する。通信バッファ22に書き込まれた符号化映像データ及び符号化音声データは、適宜のフォーマット及び速度でネットワーク30に読み出される。
【0014】
制御回路26は、ネットワーク30を介して受信した制御コマンドに従い、スイッチ12、ビデオ・キャプチャ16、ビデオ・エンコーダ18、セレクタ20及び音声エンコーダ24を制御する。
【0015】
図2は、図1に示す実施例の動作を示すフローチャートである。先ず、送信要求、送信終了要求及び送信起動などのイベントの待ち状態になる(S1)。映像/音声送信要求を受け付けると(S2)、新たな送信処理を開始する(S3)。映像/音声送信終了要求を受け付けると(S4)、指定された映像/音声の送信処理を終了する(S5)。送信スケジューラにより映像音声送信動作を起動するイベントが発生すると(S6)、カメラからの画像データの獲得と送信処理を開始する(S7)。
【0016】
本実施例には、2種類の送信要求がある。第1は、テレビ会議のように高いフレーム・レートの映像データ通信を要求する場合である。この場合、スイッチ12又は送信処理装置14の切り替え速度を上回るフレーム・レートが要求されたときには、その要求に応じるために全ての送信動作を占有する必要が発生する。このような要求を占有的処理要求と呼ぶことにする。第2は、カメラを切り替えながらの監視のように、高いフレーム・レートを要求されない場合である。このような要求を非占有的処理要求と呼ぶことにする。
【0017】
非占有的処理要求は複数、受け付け可能であり、送信スケジューラが、指定の映像/音声ソースからの信号を順に選択し、送信する。送信スケジューラは、実際にはタイマ・イベントにより実現される。
【0018】
制御回路26は、まず、イベント待ち状態(S1)になる。外部からの通信又は送信スケジューラのタイマ・イベントが発生すると、通信内容及びイベントの種類に応じて、S2、S4又はS6の何れかに進む。
【0019】
通信されてきたメッセージが新たな送信要求である場合、映像/音声送信要求受け付け処理(S2)に進み、メッセージの内容を読み出す。次いで、メッセージ内容に従って送信開始処理(S3)を実行する。
【0020】
通信されてきたメッセージが送信終了の要求である場合、音声/映像送信終了要求の受け付け処理(S4)に進み、メッセージの内容を読み出す。次いで、メッセージの内容に従って送信終了処理(S5)を実行する。
【0021】
タイマ・イベントが発生した場合には、送信処理プロセスを再起動し、イベント待ち状態(S1)に戻る。起動された送信処理プロセスが、カメラからの映像データの獲得と送信の処理を実行し、タイマを設定する(S7)。
【0022】
図3は、図2の送信開始処理(S3)の詳細なフローチャートを示す。制御回路26は、まず、占有的処理要求が既にあるか否かを判定する(S11)。占有的処理要求がある場合(S11)、他の要求を受けつけられないので、当該開始要求を拒否する(S15)。占有的処理要求が無い場合(S11)、開始しようとしている処理自体が占有的処理要求であるか否かを判定する(S12)。非占有的処理要求の場合(S12)、送信スケジューラに送信要求処理プロセスを追加し、起動のためのタイマを設定して終了する(S13)。占有的処理要求の場合(S12)、他の要求と共存できないので、既存の要求の処理プロセスを一時停止させた(S14)、その後、送信スケジューラに送信要求処理プロセスを追加し、起動のためのタイマを設定して終了する(S13)。
【0023】
図4は、図2の送信終了処理(S5)の詳細なフローチャートを示す。制御回路26は、まず、指定された終了すべき処理が実際に存在するかどうかを、送信スケジューラを参照して判定する(S21)。終了指定された処理が無い場合(S21)、エラー・メッセージを返す(S24)。終了指定された処理が存在する場合(S21)、対応する送信要求処理プロセスに終了信号を送り、送信スケジューラからそのプロセスを削除する(S22)。その後、終了したプロセスが占有的処理要求によるものかどうかを判定し(S23)、占有的処理要求によるものであれば(S23)、そのプロセスにより一時停止状態にされたプロセスを送信スケジューラを参照して再起動可能な状態に戻し、終了する(S25)。
【0024】
カメラからの映像データの獲得と送信処理(S7)の内容は、処理要求が占有的処理要求であるか否かによって異なる。図5は、図2のS7の詳細であって、非占有的処理要求に対する処理の流れを示す。先ず、制御回路26は、要求されたカメラの映像を入力するようにスイッチ12を設定し(S31)、要求された映像サイズになるようにビデオ・キャプチャ16を設定する(S32)、ビデオ・エンコーダ18の3つの出力の内、要求された圧縮方式に応じた符号化データを選択するようにセレクタ20を設定し(S33)、ビデオ・エンコーダ18の符号化パラメータを設定する(S34)。
【0025】
その後、カメラ映像が取り込まれ、データ送信される。即ち、ビデオ・キャプチャ16がスイッチ12からの映像信号をディジタル化し(S35)、ビデオ・エンコーダ18がディジタル化された映像信号を圧縮符号化する(S36)。指定の符号化方式の符号化映像データがセレクタ20により選択され、通信バッファ22に格納される(S37)。同時に、音声エンコーダ24が、選択された音声信号をディジタル化及び符号化し、通信バッファ22に格納する。通信バッファ22に格納された符号化映像データ及び符号化音声データは、適当なレート及びフォーマットでネットワーク30に読み出され、要求元(又は指定の相手)に送信される(S38)。送信後、タイマを次の送信時期に設定して、終了する。
【0026】
なお、この実施例では、ビデオ・エンコーダ18内の3つのエンコード・モジュール全てにおいて符号化処理が行なわれているが、選択された符号化方式に対応するものだけが動作するようにしてもよい。
【0027】
図6及び図7は、図2のS7の詳細であって、占有的処理要求に対する処理の流れを示す。図6は初期化処理であり、図7は、カメラからの映像データの獲得と送信処理の流れを示す。占有的処理要求の場合、非占有的処理要求のS31〜S34に相当する初期化設定操作が1回目(及び送信要求パラメータの変更時)にのみ行なわれ、その後はデータ獲得と送信動作のみが繰り返される。
【0028】
初期化処理として、図6に示すように、先ず、制御回路26は、要求されたカメラの映像を入力するようにスイッチ12を設定し(S41)、要求された映像サイズになるようにビデオ・キャプチャ16を設定する(S42)、ビデオ・エンコーダ18の3つの出力の内、要求された圧縮方式に応じた符号化データを選択するようにセレクタ20を設定し(S43)、ビデオ・エンコーダ18の符号化パラメータを設定する(S44)。これらの処理は、図5のS31〜S34と同じである。
【0029】
これらの初期化処理の後、実際に、カメラ映像の獲得と送信処理を繰り返す。即ち、ビデオ・キャプチャ16が、スイッチ12からの映像信号をディジタル化し(S51)、ビデオ・エンコーダ18が、ディジタル化された映像信号を圧縮符号化する(S52)。指定の符号化方式の符号化映像データがセレクタ20により選択され、通信バッファ22に格納される(S53)。同時に、音声エンコーダ24が、選択された音声信号をディジタル化及び符号化し、通信バッファ22に格納する。通信バッファ22に格納された符号化映像データ及び符号化音声データは、適当なレート及びフォーマットでネットワーク30に読み出され、要求元(又は指定の相手)に送信される(S54)。送信後、タイマを次の送信時期に設定して、終了する。
【0030】
以上の説明では、1つのカメラ又はマイクからの入力信号を1つの送信先に送る動作を示したが、1つのカメラ又はマイクからの入力信号に対する送信要求が複数の端末からあった場合、これらを一括して複数の送信先に送ることができることはネットワーク技術として明らかである。
【0031】
送信データのサイズやレート等のパラメータ変更要求があった際には、図6の初期化処理が再実行された後に、図7の動作が続く。この際、パラメータの変更により占有的処理要求が非占有的処理要求となる場合には、停止された処理プロセスを再起動可能な状態に戻す。
【0032】
また、映像/音声データの符号化及び通信バッファ22への格納までのステップ(図5のS31〜S37、及び図7のS51〜S53)と通信バッファ22に格納されるデータの送信(図5のS38及び図7のS54)を別々のプロセス(符号化処理プロセスと送信プロセス)とすると共に2つのバッファを用意し、S38又はS54を実行する送信プロセスが一方のバッファのデータをネットワークに出力している間に、符号化処理プロセスが次に送るべきデータをもう一方のバッファに格納するようにすることで、データ送信を効率を向上させることができる。このような技術自体は、並列処理技術として公知である。
【0033】
図8は、図1に示す実施例を利用するテレビ会議システムのネットワーク構成の模式図を示す。図1に示す映像送信処理装置10のスイッチ12には、2台の端末40a,40bのカメラ出力及びマイク出力が入力されている。端末40aはワークステーション42aをベースとし、端末40bはパーソナル・コンピュータ42bをベースとしており、それぞれ、カメラ44a,44b、マイク46a,46b、映像モニタ48a,48b及びスピーカ50a,50bが接続されている。マイク46a,46bとスピーカ50a,50bは、例えばスピーカ・フォン構成になっている。
【0034】
一例として、端末40aは、FDDIなどの高速ネットワークを介してネットワーク30に接続し、ワークステーション42aは例えば、映像/音声の符号化信号を復号化するハードウェアを具備する。また、端末40bは、イーサネット52及びルータ54を介してネットワーク30に接続し、コンピュータ42bは、映像/音声の符号化信号を復号化するソフトウエアを具備する。ここでは、映像送信処理装置10の出力が接続するネットワーク30は、基幹ネットワーク又はそれに近い高速ネットワークであるとする。
【0035】
この環境下でテレビ会議の行なわれる様子を説明する。なお、端末40aと図示しない別の端末との間でテレビ会議が行なわれるとする。
【0036】
テレビ会議では、自分の画像と通信相手(複数人も可)の画像をモニタ上に表示し、相手の声を自分の端末のスピーカから出力する。端末40aを自端末とすると、これは、自端末映像の受信処理を起動すると共に、相手端末の映像及び音声の受信処理を起動することで、実現される。
【0037】
自端末映像の受信処理と相手端末の映像及び音声の受信処理は、ほぼ同様の動作となるので、以下、相手端末の映像及び音声の受信処理を例に説明する。
【0038】
図9は、自端末上で動作する映像音声受信処理と、相手側のカメラ出力及びマイク出力が入力する映像音声送信処理装置(以下、相手側映像音声送信処理装置という。)のデータ送信処理との関係を示す。S61〜S67は自端末上で動作する映像音声の受信処理を示し、S68〜S70は、相手側映像音声送信処理装置のデータ送信処理を示す。
【0039】
まず、自端末上で受信処理が起動する。映像表示及び音声出力に必要なウィンドウ・システム上のモジュールなどが初期設定され(S61)、データ受信のためのバッファが用意される(S62)。受信のためのポートが開かれ、受け付け可能状態になる(S63)。相手側映像音声送信処理装置に、相手端末のカメラ出力及びマイク出力の送信を要求する(S64)。相手側映像音声送信処理装置はこの要求を受けると、もし受け入れられるならば、送信の初期設定を実行し、相手端末(端末40a)側の受信ポートへの通信コネクションを要求する(S68)。これにより、自端末(端末40a)は、相手側映像音声送信処理装置との間に通信コネクションを確立する(S65)。
【0040】
相手側映像音声送信処理装置は、映像及び音声データを獲得及び符号化して通信バッファに格納し(S69)、通信バッファに格納されるデータを通信相手(端末40a)に送信する(S70)。
【0041】
自端末(端末40a)は、符号化されたデータを受信し(S66)、これを復号化して、映像を映像モニタ48aのウィンドウに表示し、音声をスピーカ50aから出力する(S67)。
【0042】
その後、相手側映像音声送信処理装置は、S69とS70を繰り返し、端末40aも、S66とS67を繰り返す。これにより、映像及び音声が連続的に転送され、再生される。
【0043】
カメラの映像出力及びマイク出力はアナログ信号のレベルで分岐されコンピュータ42a,42bと映像音声送信処理装置10の両方に入力されるように構成しても良い。その場合、自分の映像を受信する必要はなくなるが、カメラ入力をディジタル化するビデオ・キャプチャ機能がコンピュータ42a,42bに必要になる。
【0044】
尚、カメラ44a,44b及びマイク46a,46bの出力を無線により映像音声送信処理装置10に送信することで、配線の負担を無くすことができる。
【0045】
このようにして、多数のカメラ・マイクの映像音声情報を伝送する環境を低コストで実現できる。また、受信端末の性能や機能に応じて、異なる圧縮符号化方式や適切な送信パラメータを用いて映像音声データを送受信できる。
【0046】
音声信号の処理を省いて、映像信号のみを送信処理するようにしてもよい。図10は、音声信号の処理を省略した映像送信処理装置の概略構成ブロック図を示す。図1に示す実施例から、スイッチ12の音声入力を無くし、送信処理装置14の音声デコーダ24を除去した構成になっている。映像を用いた監視などの用途には、音声情報が不要な場合もあり、図10に示すように構成することで、よりコスト効果比の良いシステムとすることができる。図11は、図10に示す映像送信処理装置を用いた遠隔監視システムの構成例であり、図8に示す構成から、音声の入出力装置を取り除いたものになっている。
【0047】
このように構成することにより、より安価な構成で、監視のような目的に最適のシステムを安価に構成できる。
【0048】
図8に示す構成をワイド・エリア・ネットワーク(WAN)に拡張できることは明らかである。例えば、図12に示すように、一般にビデオ・ゲートウエイなどと呼ばれる映像音声WAN交換機60を組みあわせればよい。
【0049】
このように構成することにより、ISDNなどの公衆通信回線網を介して外部のネットワークとの間でデータ交換できる。
【0050】
上述の実施例では、映像信号を取り込むビデオ・キャプチャ及び映像と音声のエンコーダを共用することにより、そのためのコストを低減できるが、一般二、スイッチ12としてあまり高速のものを利用できない(高価になる、大型になる。)ので、高いフレーム・レートを要求される用途では、複数の信号を実質的にも同時に扱うことができない。
【0051】
以下に、この問題点を解決した実施例を説明する。図13は、本発明の第3実施例の概略構成ブロック図を示す。110は映像音声送信サーバ、112は8つの映像音声入力から任意の4つの映像音声信号を選択し、選択された4つの映像音声信号の4つの出力ポートから任意に出力できるマトリクス・スイッチ、114は、マトリクス・スイッチ112からの4つの映像音声信号の1つを選択するか、又は、4つの映像音声信号を時間軸圧縮し、映像信号については4画面のマルチ画構成に合成し、音声信号については時間軸で1/4に圧縮して合成する画面分割ユニットである。
【0052】
映像音声送信サーバ110は、画面分割ユニット114から出力される映像信号を取り込み、ディジタル化する映像キャプチャ装置116と、映像キャプチャ装置116の出力映像データを圧縮符号化する映像エンコーダ118と、画面分割ユニット114から出力される音声信号を取り込み、ディジタル化する音声キャプチャ装置120と、音声キャプチャ装置120の出力音声データを圧縮符号化する音声エンコーダ122と、エンコーダ118,122の符号化データ及び送信すべき情報を一時格納する通信バッファ124と、映像音声送信サーバ110の全体、マトリクス・スイッチ112及び画面分割ユニット114を制御する制御回路126からなる。
【0053】
画面分割ユニット114は、図14に示すように分割モードと選択モードの2つの動作モードを具備する。分割モードは4つの入力映像を水平及び垂直で1/2に縮小して1画面に合成するモードである。このとき、画面分割ユニット114は4つの入力音声を時間軸で圧縮及び合成して出力する。選択モードは、4つの入力映像音声信号の内の任意の1つを選択して出力するモードである。このような機能を有する装置として、例えば、ソニー株式会社製YS−Q430などがある。
【0054】
エンコーダ118は、例えば、図15に示すように、それぞれ異なる圧縮符号化方式(例えば、MotionJPEG、MPEG及びITU−T勧告H.261)に対応する複数のエンコーダ130,132,134を設け、制御回路126の制御下で、スイッチ136が、入力映像データを何れか指定のエンコーダ130,132,134に供給するようにした構成であってもよい。音声エンコーダ122についても、同様である。
【0055】
制御回路126は外部からの送信要求の内容に応じて、マトリクス・スイッチ112及び画面分割ユニット114を設定すると共に、映像キャプチャ装置116、映像エンコーダ118、音声キャプチャ装置120及び音声エンコーダ122を制御して、適切な送信データを生成し、通信バッファ124を介して外部ネットワークに送信させる。
【0056】
図16は、図13の実施例の動作を示す流れ図である。先ず、送信要求、送信終了要求及び送信起動などのイベントの待ち状態になる(S101)。映像/音声送信要求を受け付けると(S102)、新たな送信処理を開始する(S103)。映像/音声送信終了要求を受け付けると(S104)、指定された映像/音声の送信処理を終了する(S105)。送信スケジューラにより映像音声送信動作を起動するイベントが発生すると(S106)、カメラ/マイクからの映像/音声の獲得と送信処理を開始する(S107)。
【0057】
この実施例でも、送信要求には占有的処理要求と非占有的処理要求の2種類がある。占有的処理要求は、全ての送信動作を特定のデータで占有させることにより高いフレーム・レートでのデータ通信を可能にする送信要求である。映像音声送信サーバ110に要求するフレーム・レートがマトリクス・スイッチ112の切り替え速度を上回る場合、占有的処理要求にする必要がある。非占有的処理要求は、高いフレーム・レートを割り当てずに、複数の映像音声信号を送信する送信要求である。非占有的処理要求は、複数受け付けることができ、送信スケジューラにより順に起動される。送信スケジューラは、実際にはタイマ・イベントにより実現される。
【0058】
各送信要求は、さらに2種類に分けられる。第1は、テレビ会議などを行うために、解像度よりも映像のフレーム・レートを優先したデータ送信要求である。このときには、画面分割ユニット114の動作モードを分割モードに設定し、複数画面をマトリクス・スイッチ112の切り替えなしに取り込み、符号化することで実現される。第2は、物体の細部の観察などを行なうためにフレーム・レートよりも解像度を優先したデータ送信要求である。このときは、画面分割ユニット114の動作モードを選択モードに設定し、マトリクス・スイッチ112により、送信したい映像音声信号を選択する。
【0059】
制御回路126は、まず、イベント待ち状態(S101)になる。外部からの通信又は送信スケジューラのタイマ・イベントが発生すると、通信内容及びイベントの種類に応じて、S102、S104又はS106の何れかに進む。
【0060】
受信したメッセージが新たな送信要求である場合、映像/音声送信要求受け付け処理(S102)に進み、メッセージの内容を読み出す。次いで、メッセージ内容に従って送信開始処理(S103)を実行する。
【0061】
受信したメッセージが送信終了の要求である場合、音声/映像送信終了要求の受け付け処理(S104)に進み、メッセージの内容を読み出す。次いで、メッセージの内容に従って送信終了処理(S105)を実行する。
【0062】
タイマ・イベントが発生した場合には、送信処理プロセスを再起動し、イベント待ち状態(S101)に戻る。起動された送信処理プロセスが、カメラ/マイクからの映像/音声の獲得と送信の処理を実行し、再びタイマを設定する(S107)。
【0063】
図17は、図16の送信開始処理S103の詳細なフローチャートを示す。制御回路126は、まず、占有的処理要求が既にあるか否かを判定する(S111)。占有的処理要求がある場合(S111)、他の要求を受けつけられないので、当該開始要求を拒否する(S115)。占有的処理要求が無い場合(S111)、開始しようとしている処理自体が占有的処理要求であるか否かを判定する(S112)。非占有的処理要求の場合(S112)、送信スケジューラに、解像度優先かフレームレート優先かに応じた送信要求プロセスを追加し、起動のためのタイマを設定して終了する(S113)。占有的処理要求の場合(S112)、他の要求と共存できないので、既存の要求の処理プロセスを一時停止させた(S114)、その後、送信スケジューラに送信要求処理プロセスを追加し、起動のためのタイマを設定して終了する(S113)。
【0064】
非占有的処理要求の処理プロセスを送信スケジューラに追加する手順を、図18に示す。まず、処理要求を受け取り(S121)、受け取った処理要求が要求するカメラと同じカメラに帯する送信処理要求が既に送信スケジューラに存在するかどうかを調べる(S122)。同じカメラに対する送信処理要求が存在すれば(S122)、その送信処理プロセスに、今受け取った送信要求の送信先を追加して終了する(S123)。同じカメラに対する送信処理要求が存在しない場合(S122)、S121で受け取った処理要求が解像度優先かフレーム・レート優先かを判断する(S124)。解像度優先の場合(S124)、新たに起動のためのタイマを設定して終了する(S125)。フレーム・レート優先であれば(S124)、フレームレート優先処理要求の待ち行列に空きが存在するかどうかを、送信スケジューラを参照して調べ(S126)、空きが存在しなければ(S126)、新たに起動のためのタイマを設定して終了し8S125)、空きがあれば(S126)、空いている場所に処理を追加して終了する8S127)。
【0065】
このような手順により、図19に例示するような送信要求列に対し、送信スケジューラの送信スケジュールは、図20に示すようになる。
【0066】
図21は、図16の送信終了処理S105の詳細なフローチャートである。制御回路126は、まず、指定された終了すべき処理が実際に存在するかどうかを、送信スケジューラを参照して判定する(S131)。終了指定された処理が無い場合(S131)、エラー・メッセージを返す(S134)。終了指定された処理が存在する場合(S131)、対応する送信要求処理プロセスに終了信号を送り、送信スケジューラからそのプロセスを削除する(S132)。その後、終了したプロセスが占有的処理要求によるものかどうかを判定し(S133)、占有的処理要求によるものであれば(S133)、そのプロセスにより一時停止状態にされたプロセスを送信スケジューラを参照して再起動可能な状態に戻し、終了する(S135)。
【0067】
図16のS107、即ち、カメラ/マイクからの映像/音声データの獲得と送信処理の内容は、処理要求が占有的処理要求であるか否かによって異なる。
【0068】
図22は、図16のS107の詳細であって、非占有的処理要求の場合のフローチャートを示す。先ず、制御回路126は、画面分割ユニット114の動作モードを、要求が解像度優先であれば選択モードに、要求がフレーム・レート優先であれば分割モードにそれぞれ設定する(S141)。要求されたカメラ/マイクの映像/音声を取り込むように、マトリクス・スイッチ112を設定し(S142)、要求された映像サイズ及び音質になるように映像キャプチャ装置116及び音声キャプチャ装置120のパラメータを設定する(S143)。映像キャプチャ装置116及び音声キャプチャ装置120は映像/音声データを取り込んでディジタル化する(S144)。
【0069】
映像エンコーダ118及び音声エンコーダ122に圧縮符号化パラメータ(符号化方式と圧縮率等のパラメータ、更には符号化する範囲)を設定し(S145)、キャプチャ装置116,120の出力をその条件で圧縮符号化させる(S146)。圧縮符号化条件の符号化する範囲は、例えば、送信要求が解像度優先である場合には画面全体、フレーム・レート優先の場合には、画面分割ユニット114によって分割された画面の内、未だ符号化されていない領域の一つである。符号化された映像/音声データは通信バッファ124に一時格納され(S147)、通信バッファ124からネットワークを介して要求元(又は指定の相手)に送出される。この送信後、送信スケジューラに次の送信要求処理プロセスを追加する。キャプチャされた全ての領域が送信され終えるまで、S145〜S148を繰り返す(S149)。
【0070】
各入力ごと及び分割された各領域ごとに符号化パラメータを設定するので(S145)、各領域を異なった符号化条件で符号化できる。また、エンコーダ118,122が複数の圧縮符号化方式に対応している場合には、各入力ごとに異なった圧縮符号化方式で符号化することも可能になる。
【0071】
図23及び図24は、図16のS107の詳細であって、占有的処理要求の場合の流れを示す。図23は初期化処理であり、図24は、カメラ/マイクからの映像/音声データの獲得と送信処理の流れを示す。占有的処理要求の場合、図22のS141乃至S143、及びS145に相当する初期化設定操作が1回目(及び送信要求パラメータの変更時)にのみ行なわれ、その後はデータ獲得と送信動作のみが繰り返される。
【0072】
図23を説明する。まず、画面分割ユニット114を選択モードに設定する(S151)。このように設定することにより、ある特定のカメラからの信号を高速に送信できる。次いで、要求されたカメラ/マイクの映像/音声が入力されるようにマトリクス・スイッチ112を設定する(S152)。映像キャプチャ装置116及び音声キャプチャ装置120に送信要求の内容に応じたパラメータを設定し(S153)、映像エンコーダ118及び音声エンコーダ122にも送信要求の内容に応じたパラメータを設定する(S122)。なお、S151で画面分割ユニット114を分割モードに設定すれば、複数のカメラ(図14の例では、最大4箇所)からの映像を高速に送信できる。
【0073】
図24を説明する。映像キャプチャ装置116及び音声キャプチャ装置120は、画面分割ユニット114から出力される映像信号及び音声信号をそれぞれ取り込んでディジタル化する(S161)。映像エンコーダ118及び音声エンコーダ122はそれぞれ映像キャプチャ装置116及び音声キャプチャ装置120の出力データを圧縮符号化し(S162)、符号化データを通信バッファ124に格納する(S163)。通信バッファ124に格納されたデータは、所定のレート及びフォーマットでネットワークを介して送信要求元(又は指定の相手)に送信される(S164)。送信後、タイマを次の送信時期に設定して、終了する。
【0074】
図22及び図24に示す送信処理プロセスで映像/音声データの符号化及び通信バッファ124への格納のステップ(S145〜S147及びS161〜S163)と、通信バッファ124に格納されているデータの送信(S148及びS164)を別のプロセスとすると共に2つのバッファを用意し、S148及びS164を実行する送信プロセスが一方のバッファのデータを転送している間に、符号化プロセスが次に送信すべきデータを他方のバッファに格納するようにして、通信バッファの書き込みと読み出しを同時に実行し、データ送信の効率を向上させることができる。
【0075】
図25は、図13に示す実施例を利用するテレビ会議システムのネットワーク構成の模式図を示す。140は、図13に示す映像音声送信サーバ110、マトリクス・スイッチ112及び画面分割ユニット114からなる映像音声送信処理装置であり、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク、一般公衆電話回線、その他のネットワークなどからなる通信ネットワーク142に接続している。
【0076】
映像音声送信処理装置140のマトリクス・スイッチ112の入力には、個人の机上又はサイドに配置される2台の端末144a,144bのカメラ出力及びマイク出力が接続されている。端末144aはワークステーション146aをベースとし、端末144bはパーソナル・コンピュータ146bをベースとしており、それぞれ、カメラ148a,148b、マイク150a,150b、映像モニタ152a,152b及びスピーカ154a,154bが接続されている。マイク150a,150bとスピーカ154a,154bは、例えばスピーカ・フォン構成になっている。
【0077】
一例として、端末144aは、FDDIなどの高速ネットワークを介してネットワーク142に接続し、ワークステーション146aは例えば、映像/音声の符号化信号を復号化するハードウェアを具備する。また、端末142bは、イーサネット156及びルータ158を介してネットワーク142に接続し、コンピュータ146bは、映像/音声の符号化信号を復号化するソフトウエアを具備する。ここでは、映像音声送信処理装置140の出力が接続するネットワーク142は、基幹ネットワーク又はそれに近い高速ネットワークであるとする。
【0078】
この環境下でテレビ会議の行なわれる様子を説明する。なお、端末144aと図示しない別の端末との間でテレビ会議が行なわれるとする。
【0079】
テレビ会議では、自分の画像と通信相手(複数人も可)の画像をモニタ上に表示し、相手の声を自分の端末のスピーカから出力する。端末144aを自端末とすると、これは、自端末映像の受信処理を起動すると共に、相手端末の映像及び音声の受信処理を起動することで、実現される。
【0080】
自端末映像の受信処理と相手端末の映像及び音声の受信処理は、ほぼ同様の動作となるので、以下、相手端末の映像及び音声の受信処理を例に説明する。
【0081】
図26は、自端末上で動作する映像音声受信処理と、相手側のカメラ出力及びマイク出力が入力する映像音声送信処理装置(以下、相手側映像音声送信処理装置という。)のデータ送信処理との関係を示す。S171〜S177は自端末上で動作する映像音声の受信処理を示し、S178〜S180は、相手側映像音声送信処理装置のデータ送信処理を示す。
【0082】
まず、自端末上で受信処理が起動する。映像表示及び音声出力に必要なウィンドウ・システム上のモジュールなどが初期設定され(S171)、データ受信のためのバッファが用意される(S172)。受信のためのポートが開かれ、受け付け可能状態になる(S173)。相手側映像音声送信処理装置に、相手端末のカメラ出力及びマイク出力の送信を要求する(S174)。相手側映像音声送信処理装置はこの要求を受けると、もし受け入れられるならば、送信の初期設定を実行し、相手端末(端末144a)側の受信ポートへの通信コネクションを要求する(S178)。これにより、自端末(端末144a)は、相手側映像音声送信処理装置との間に通信コネクションを確立する(S175)。
【0083】
相手側映像音声送信処理装置は、映像及び音声データを獲得及び符号化して通信バッファに格納し(S179)、通信バッファに格納されるデータを通信相手(端末144a)に送信する(S180)。
【0084】
自端末(端末144a)は、符号化されたデータを受信し(S176)、これを復号化して、映像を映像モニタ152aのウィンドウに表示し、音声をスピーカ154aから出力する(S177)。
【0085】
その後、相手側映像音声送信処理装置は、S179とS180を繰り返し、端末144aも、S176とS177を繰り返す。これにより、映像及び音声が連続的に転送され、再生される。
【0086】
カメラの映像出力及びマイク出力はアナログ信号のレベルで分岐されコンピュータ146a,146bと映像音声送信処理装置140の両方に入力されるように構成しても良い。その場合、自分の映像を受信する必要はなくなるが、カメラ入力をディジタル化するビデオ・キャプチャ機能がコンピュータ146a,146bに必要になる。
【0087】
尚、カメラ148a,148b及びマイク150a,150bの出力を無線により映像音声送信処理装置140に送信することで、配線の負担を無くすことができる。
【0088】
以上説明したように構成することで、複数のカメラ及びマイクから4つ以内の複数のソースからの映像音声情報を自由に選択して送信できるようになる。
【0089】
図27は、図13に示す実施例の変更例の概略構成ブロック図を示す。160はマトリクス・スイッチ112と同様の8入力・4出力のマトリクス・スイッチ、162a,162b,162c,162dは、マトリクス・スイッチ160の4出力の各映像/音声出力信号を取り込み、符号化してネットワークに送出する映像音声送信サーバ、164は、外部からの制御信号に従い、映像音声送信サーバ162a〜d及びマトリクス・スイッチ160を制御する制御装置である。
【0090】
映像音声送信サーバ162a〜162dは、マトリクス・スイッチ160の映像音声出力信号を取り込むキャプチャ装置166a〜166d、キャプチャ装置166a〜166dの出力を圧縮符号化するエンコーダ168a〜168d及びエンコーダ168a〜168dの出力をネットワークに送出するために一時格納する通信バッファ170a〜170dからなる。
【0091】
各映像音声送信サーバ162a〜162dは、他の映像音声送信サーバ162a〜162dとは独立に、マトリクス・スイッチ160の出力を取り込み、符号化してネットワークに出力する。従って、各映像音声情報を高品質に送信できる。多地点間で高フレームレートかつ高解像度の信号が必要な用途では、本実施例のように複数のエンコーダを用いることにより、各端末にキャプチャ装置及びエンコーダを設置するよりもコスト効果比を高めつつ負荷を分散して、、同時に複数の信号を送信処理できる。
【0092】
図27に示す実施例では、ある送信処理要求を、複数の映像音声送信サーバ162a〜162dのどれに割り当てるかは、以下のように決定される。即ち、送信要求を出す側(受信側)は、送信要求を受け取る側(送信側)の映像音声送信処理装置の制御装置164を通じて映像音声送信サーバ162a〜162dの送信スケジューラを参照する。参照した結果に基づいて、どの映像音声送信サーバ162a〜162dに送信処理を要求するかを受信側が決定し、制御装置164を通じて映像音声送信サーバ162a〜162dを指定して送信処理を指令する。
【0093】
また、受信側が指定なしに送信側の制御装置164に送信処理を要求すると、送信側の制御装置164が、映像音声送信サーバ162a〜162dの送信スケジューラを参照し、負荷や能力などに応じて自動的に適切な映像音声送信サーバ162a〜162dに処理を割り振るようにしてもよい。この場合には、受信側は、送信スケジューラの参照や映像音声送信サーバの指定などの負担を負わずに済むという効果がある。
【0094】
いずれにしても、どの送信処理要求をどの映像音声送信サーバ162a〜162dに割り当てるかが決定されると、各映像音声送信サーバ162a〜162dの送信スケジューラに、割り振られた送信処理が追加される。制御装置164は、各映像音声送信サーバ162a〜162dの送信スケジューラを参照して、マトリクス・スイッチ160を適切に設定する。各映像音声送信サーバ162a〜162dは、設定されたマトリクス・スイッチ160の各出力を取り込み、圧縮符号化してネットワークに送出する。
【0095】
図28は、図27に示す映像音声送信処理装置を使用したテレビ会議システムの概略構成ブロック図を示す。180は図27に図示した映像音声送信処理装置である。図25と同じ構成要素には同じ符号を付してある。このように構成することにより、コスト効果比を低下させずに、負荷を分散し、複数の信号を同時にディジタル化及び圧縮符号化することができる。
【0096】
本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ又はプリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、単一の機器(例えば、複写機又はファクシミリ装置など)からなる装置に適用してもよい。
【0097】
また前述した実施形態の機能を実現する各種デバイスを動作させる様に当該各種デバイスと接続された装置又はシステム内のコンピュータに、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、その装置又はシステムのコンピュータ(CPU又はMPU)が、格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させるようにしたものも、本願発明の技術的範囲に含まれる。この場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することに相当し、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は、本発明を構成する。
【0098】
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード及びROM等を用いることが出来る。
【0099】
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)又は他のアプリケーションソフトウエア等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にも、かかるプログラムコードは本願発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0100】
更に、供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も、本願発明に含まれることは言うまでもない。
【0101】
【発明の効果】
以上の説明から容易に理解できるように、本発明によれば、映像音声情報送信処理の資源を複数の端末で共用でき、これら資源の稼働率を上げて、コスト効果比を改善できる。
【0102】
複数の圧縮符号化手段を設け、通信先との情報交換及び/又は通信経路の状況に基づき、圧縮符号化手段を選択することにより、送信先の性能や状況に応じた適切な通信品質で映像/音声情報を送信できる。
【0103】
テレビ会議システムに組み込むことで、より低コストでテレビ会議システムを構築できる。映像/音声の符号化手段を集中化することで、テレビ会議システム用端末を安価なものとすることができる。
【0104】
また、本発明によれば、複数の入力信号から任意の複数の信号を選択するスイッチを使用することで、キャプチャ装置及びエンコーダなどを共用化でき、これらのモジュールの稼働率を上げてコスト効果比の向上を図ることができる。また、複数の入力信号を同時にディジタル化及び圧縮符号化することにより、スイッチの切り替えによる時間的損失を低減できる。
【0105】
また、本発明によれば、通信先との情報交換及び通信経路の状況に基づき圧縮符号化手段を選択するので、送信先の性能や状況に応じた適切な通信品質で情報を送信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図である。
【図2】 図1に示す実施例の基本動作のフローチャートである。
【図3】 図2のS3の詳細なフローチャートである。
【図4】 図2のS5の詳細なフローチャートである。
【図5】 非占有的処理要求に対する送信処理のフローチャートである。
【図6】 占有的処理要求に対する送信処理の初期化処理のフローチャートである。
【図7】 占有的処理要求に対するデータ送信処理のフローチャートである。
【図8】 図1に示す実施例を組み込んだテレビ会議システムの概略構成ブロック図である。
【図9】 相手側映像音声送信処理装置の映像音声送信処理と自端末の映像音声受信処理のフローチャートである。
【図10】 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図である。
【図11】 図10に示す実施例を組み込んだ遠隔監視システムの概略構成ブロック図である。
【図12】 図8に示すシステムの変更例の概略構成ブロック図である。
【図13】 マトリクス・スイッチを使用する本発明の第1の実施例を表す構成図である。
【図14】 画面分割ユニット114の動作モードの説明図である。
【図15】 映像エンコーダ118の構成例の概略ブロック図である。
【図16】 図13の実施例の動作を示す流れ図である。
【図17】 図16の送信開始処理S103の流れ図である。
【図18】 非占有的処理要求の処理プロセスを送信スケジューラに追加する手順のフローチャートである。
【図19】 送信要求列の一例である。
【図20】 図19に示す送信要求列に対する送信スケジュールである。
【図21】 図16の送信終了処理S105の詳細なフローチャートである。
【図22】 非占有的処理要求の場合の、図16のS107の詳細なフローチャートである。
【図23】 占有的処理要求の場合の、図16のS107の初期化処理のフローチャートである。
【図24】 占有的処理要求の場合の、図16のS107のデータ送信処理のフローチャートである。
【図25】 図13に示す実施例を使用したテレビ会議システムの概略構成ブロック図である。
【図26】 図13に示す実施例における、相手側映像音声送信処理装置の映像音声送信処理と自端末の映像音声受信処理のフローチャートである。
【図27】 マトリクス・スイッチを使用する本発明の第2の実施例の概略構成ブロック図である。
【図28】 図27に示す実施例を使用するテレビ会議システムの概略構成ブロック図である。
【符号の説明】
10:映像/音声送信処理装置
12:スイッチ
14:送信処理装置
16:ビデオ・キャプチャ
18:ビデオ・エンコーダ
20:セレクタ
22:通信バッファ
24:音声エンコーダ
26:制御回路
30:ネットワーク
40a,40b:端末
42a:ワークステーション
42b:パーソナル・コンピュータ
44a,44b:カメラ
46a,46b:マイク
48a,48b:映像モニタ
50a,50b:スピーカ
52:イーサネット
54:ルータ
110:映像音声送信サーバ
112:マトリクス・スイッチ
114:画面分割ユニット
116:映像キャプチャ装置
118:映像エンコーダ
120:音声キャプチャ装置
122:音声エンコーダ
124:通信バッファ
126:制御回路
130,132,134:エンコーダ
136:スイッチ
140:映像音声送信処理装置
142:通信ネットワーク
144a,144b:端末
146a:ワークステーション
146b:パーソナル・コンピュータ
148a,148b:カメラ
150a,150b:マイク
152a,152b:映像モニタ
154a,154b:スピーカ
156:イーサネット
158:ルータ
160:マトリクス・スイッチ
162a,162b,162c,162d:映像音声送信サーバ
164:制御装置
166a〜166d:キャプチャ装置
168a〜168d:エンコーダ
170a〜170d:通信バッファ
Claims (1)
- 映像と音声の通信により複数の通信端末間でテレビ会議を行うテレビ会議システムであって、
映像及び音声の少なくとも一方についての複数の入力から1つを選択して、ネットワークに送信する送信処理装置であって、複数のアナログ入力信号を与えられた指示に応じて切り換える切り換え手段と、当該切り換え手段から出力されるアナログ信号をディジタル化するA/D変換手段と、当該A/D変換手段のディジタル出力を圧縮符号化する符号化手段と、当該符号化手段により符号化されたデータをネットワークに出力する出力手段とを具備し、当該符号化手段が、映像符号化手段と音声符号化手段を具備する送信処理装置を少なくとも1台具備し、
1以上の通信端末に関連するカメラの映像及びマイクの音声が所定の送信処理装置に接続され、
1以上の通信端末が、符号化映像情報及び符号化音声情報の復号化手段を具備する
ことを特徴とするテレビ会議システム。
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