JP3088268B2 - ビデオ・オン・デマンドシステムにおけるビデオサーバ - Google Patents
ビデオ・オン・デマンドシステムにおけるビデオサーバInfo
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- H04N21/65—Transmission of management data between client and server
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- H04N7/173—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
- H04N7/17309—Transmission or handling of upstream communications
- H04N7/17318—Direct or substantially direct transmission and handling of requests
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- H04N7/173—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
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- H04N7/17354—Control of the passage of the selected programme in an intermediate station common to a plurality of user terminals
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- Signal Processing (AREA)
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- Databases & Information Systems (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，加入者にビデオプログ
ラムを伝送すると共にインタラクティブな制御を可能に
するビデオ・オン・デマンドシステムにおけるビデオサ
ーバに関する。
ラムを伝送すると共にインタラクティブな制御を可能に
するビデオ・オン・デマンドシステムにおけるビデオサ
ーバに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年のディジタル伝送技術やディジタル
圧縮技術の発展に伴い，ビデオ・オン・デマンド（ＶＯ
Ｄ）と呼ばれる加入者へのインタラクティブな映像サー
ビスシステムに関する検討が注目を集め，今後広く利用
されていくことが予想される。ＶＯＤシステムは，これ
までのブロードキャスト型のＣＡＴＶと異なり，加入者
の有する加入者端末とヒデオプログラムとを１対１に対
応させ，インタラクティブな制御を可能にするシステム
である。
圧縮技術の発展に伴い，ビデオ・オン・デマンド（ＶＯ
Ｄ）と呼ばれる加入者へのインタラクティブな映像サー
ビスシステムに関する検討が注目を集め，今後広く利用
されていくことが予想される。ＶＯＤシステムは，これ
までのブロードキャスト型のＣＡＴＶと異なり，加入者
の有する加入者端末とヒデオプログラムとを１対１に対
応させ，インタラクティブな制御を可能にするシステム
である。
【０００３】従来，このようなＶＯＤシステムとして，
プロシーディングス オブ アイイ イ イ グローバ
ルコミュニケーションズ（ハーテム ガッファー他，マ
ルチメディア サーバズーデザイン アンド パフォー
マンス，Hatem Ghafir etal., "Multimedia servers-de
sign and performance"，Proceedings of IEEE GCOM '9
4, pp.886-890, Patent Number, 5,321,740, Nov. and
Dec., 1994 ）記載のＶＯＤシステムがある。
プロシーディングス オブ アイイ イ イ グローバ
ルコミュニケーションズ（ハーテム ガッファー他，マ
ルチメディア サーバズーデザイン アンド パフォー
マンス，Hatem Ghafir etal., "Multimedia servers-de
sign and performance"，Proceedings of IEEE GCOM '9
4, pp.886-890, Patent Number, 5,321,740, Nov. and
Dec., 1994 ）記載のＶＯＤシステムがある。
【０００４】図８はそのようなＶＯＤシステムの全体構
成を説明するためのブロック図である。図８では，ＶＯ
Ｄシステムは，複数の加入者端末５１，５２，交換局５
５，パケット交換網６３，及びビデオサーバ６９，７０
から構成されている。加入者端末５１，５２は各々，加
入者伝送路５３，５４で交換局５５に接続される。交換
局５５，ビデオサーバ６９はビデオ信号用伝送路１９，
２０で接続され，同様にまた交換局５５とビデオサーバ
７０はビデオ信号用伝送路１９，２０で接続される。加
入者端末５１，５２は加入者伝送路５３，５４を介し
て，交換局５５に接続され，また，交換局５５はビデオ
信号用伝送路１９，２０を介してビデオサーバ６９，７
０に接続されてビデオ信号が伝送される第１のネットワ
ークが構成されている。
成を説明するためのブロック図である。図８では，ＶＯ
Ｄシステムは，複数の加入者端末５１，５２，交換局５
５，パケット交換網６３，及びビデオサーバ６９，７０
から構成されている。加入者端末５１，５２は各々，加
入者伝送路５３，５４で交換局５５に接続される。交換
局５５，ビデオサーバ６９はビデオ信号用伝送路１９，
２０で接続され，同様にまた交換局５５とビデオサーバ
７０はビデオ信号用伝送路１９，２０で接続される。加
入者端末５１，５２は加入者伝送路５３，５４を介し
て，交換局５５に接続され，また，交換局５５はビデオ
信号用伝送路１９，２０を介してビデオサーバ６９，７
０に接続されてビデオ信号が伝送される第１のネットワ
ークが構成されている。
【０００５】また，交換局５５とパケット交換網６３
は，制御信号用伝送路６７で接続されている。さらに，
ビデオサーバ６９，７０との間は各々，制御信号用伝送
路１７，１７でパケット交換網６３と接続されている。
加入者端末は，加入者伝送路５３，５４を介して交換局
５５に接続され，また，交換局５５は制御用伝送路６７
を介してパケット交換網６３に接続され，このパケット
交換網６３は制御信号伝送路１７を介してビデオサーバ
６９，７０に接続され，制御信号が伝送される第２のネ
ットワークが構成されている。
は，制御信号用伝送路６７で接続されている。さらに，
ビデオサーバ６９，７０との間は各々，制御信号用伝送
路１７，１７でパケット交換網６３と接続されている。
加入者端末は，加入者伝送路５３，５４を介して交換局
５５に接続され，また，交換局５５は制御用伝送路６７
を介してパケット交換網６３に接続され，このパケット
交換網６３は制御信号伝送路１７を介してビデオサーバ
６９，７０に接続され，制御信号が伝送される第２のネ
ットワークが構成されている。
【０００６】交換局５５は，加入者回路５６，５７，ス
イッチ５８，スイッチ制御部５９，コネクション制御部
６１，及び制御信号受付部６２から構成されている。加
入者端末５１，５２からの制御信号は各々，加入者伝送
路５３，５４で交換局５５内へ伝送され，加入者回路５
６，５７経由で制御信号受付部６２へ伝送される。
イッチ５８，スイッチ制御部５９，コネクション制御部
６１，及び制御信号受付部６２から構成されている。加
入者端末５１，５２からの制御信号は各々，加入者伝送
路５３，５４で交換局５５内へ伝送され，加入者回路５
６，５７経由で制御信号受付部６２へ伝送される。
【０００７】制御信号受付部６２は，入力される制御信
号が，加入者端末５１，５２とビデオサーバ６９，７０
との間にビデオ信号用伝送のためのコネクションと制御
信号伝送のためのコネクションの設定／解除に関するコ
ネクション制御信号である場合には，これをコネクショ
ン制御部６１に転送する。
号が，加入者端末５１，５２とビデオサーバ６９，７０
との間にビデオ信号用伝送のためのコネクションと制御
信号伝送のためのコネクションの設定／解除に関するコ
ネクション制御信号である場合には，これをコネクショ
ン制御部６１に転送する。
【０００８】コネクション制御部６１は，制御信号受付
部６２からのコネクション制御信号を入力するとコネク
ション制御プロトコルに基づいてビデオサーバ６９，７
０とコネクション制御信号の交換を行なうとともにこれ
を処理する。
部６２からのコネクション制御信号を入力するとコネク
ション制御プロトコルに基づいてビデオサーバ６９，７
０とコネクション制御信号の交換を行なうとともにこれ
を処理する。
【０００９】加入者端末５１，５２とビデオサーバ６
９，７０との間のビデオ信号伝送のためのコネクション
は，コネクション制御部６１の処理結果に基づきスイッ
チ制御部５６が，コネクション設定／解除に必要なスイ
ッチ５８のパラメータを変更することで実現される。
９，７０との間のビデオ信号伝送のためのコネクション
は，コネクション制御部６１の処理結果に基づきスイッ
チ制御部５６が，コネクション設定／解除に必要なスイ
ッチ５８のパラメータを変更することで実現される。
【００１０】また，加入者端末５１，５２とビデオサー
バ６９，７０間の制御信号伝送のためのコネクション
は，コネクション制御信号の処理結果に基づきパケット
交換網６３内に設定／解除される。
バ６９，７０間の制御信号伝送のためのコネクション
は，コネクション制御信号の処理結果に基づきパケット
交換網６３内に設定／解除される。
【００１１】以上のようにして，ビデオサーバ６９，７
０からのビデオ信号は，ビデオ伝送路用伝送路１９，２
０とスイッチ５８経由で加入者端末５１，５２へ伝送さ
れる。さらに，加入者端末５１，５２からの制御信号
は，制御信号受付部６２で多重され制御信号用伝送路６
７，パケット交換網６３，さらに制御信号用伝送路１
７，１７経由で，ビデオサーバ６９，７０へ伝送され
る。
０からのビデオ信号は，ビデオ伝送路用伝送路１９，２
０とスイッチ５８経由で加入者端末５１，５２へ伝送さ
れる。さらに，加入者端末５１，５２からの制御信号
は，制御信号受付部６２で多重され制御信号用伝送路６
７，パケット交換網６３，さらに制御信号用伝送路１
７，１７経由で，ビデオサーバ６９，７０へ伝送され
る。
【００１２】図９は，図８の中のビデオサーバ６９，７
０の詳細な構成を示す図である。ただし，図９において
図８と同じ番号が付けられている各ブロックは，図８の
ブロックと同一である。ビデオサーバ６９，７０は，ス
イッチ１，スイッチ制御部２，コネクション制御部３，
ビデオ信号蓄積再生部４，５，６，及びシステム制御部
７１から構成される。また，システム制御部７１は，イ
ンタフェース９，１１，１８，制御信号処理部１２，サ
ービス提供管理部１３，及びビデオ信号蓄積再生部管理
部１４から構成されている。制御信号用伝送路から入力
される加入者端末５１，５２からの制御信号は，インタ
ーフェース１８を介して制御信号処理部１２に送られ
る。
０の詳細な構成を示す図である。ただし，図９において
図８と同じ番号が付けられている各ブロックは，図８の
ブロックと同一である。ビデオサーバ６９，７０は，ス
イッチ１，スイッチ制御部２，コネクション制御部３，
ビデオ信号蓄積再生部４，５，６，及びシステム制御部
７１から構成される。また，システム制御部７１は，イ
ンタフェース９，１１，１８，制御信号処理部１２，サ
ービス提供管理部１３，及びビデオ信号蓄積再生部管理
部１４から構成されている。制御信号用伝送路から入力
される加入者端末５１，５２からの制御信号は，インタ
ーフェース１８を介して制御信号処理部１２に送られ
る。
【００１３】制御信号処理部１２は，入力される制御信
号がスイッチ１で設定されるコネクション制御に関する
場合は，これをインターフェース１１を介してコネクシ
ョン制御部３へ送る。また，制御信号処理部１２は，ビ
デオ信号蓄積再生部４，５，６のどこにどのビデオプロ
グラムが蓄積されているかというディレクトリ情報を管
理しており，入力される制御信号がビデオプログラムの
再生制御に関する場合は，ディレクトリ情報に基づいて
入力される制御信号をインターフェース９を介してビデ
オ信号蓄積再生部４，５，６へ転送する。
号がスイッチ１で設定されるコネクション制御に関する
場合は，これをインターフェース１１を介してコネクシ
ョン制御部３へ送る。また，制御信号処理部１２は，ビ
デオ信号蓄積再生部４，５，６のどこにどのビデオプロ
グラムが蓄積されているかというディレクトリ情報を管
理しており，入力される制御信号がビデオプログラムの
再生制御に関する場合は，ディレクトリ情報に基づいて
入力される制御信号をインターフェース９を介してビデ
オ信号蓄積再生部４，５，６へ転送する。
【００１４】サービス提供管理部１３は，制御信号処理
部１２から入力され制御信号を基に，過去のビデオプロ
グラムのリクエスト状況，現在視聴中のビデオプログラ
ム，加入者の再生制御コマンドの操作状況，今後所望す
るビデオプログラムなどのサービス提供に関する情報を
加入者毎に管理する。
部１２から入力され制御信号を基に，過去のビデオプロ
グラムのリクエスト状況，現在視聴中のビデオプログラ
ム，加入者の再生制御コマンドの操作状況，今後所望す
るビデオプログラムなどのサービス提供に関する情報を
加入者毎に管理する。
【００１５】ビデオ信号蓄積再生部管理部１４は，図面
には記載されていないがビデオ信号蓄積再生部４，５，
６の各々のディスクストレージやディスク入出力インタ
ーフェース等のリソースの使用状況や再生送出されてい
るビデオストリーム数，送出レート等のビデオストリー
ムの状態を，インターフェース９を介して管理する。
には記載されていないがビデオ信号蓄積再生部４，５，
６の各々のディスクストレージやディスク入出力インタ
ーフェース等のリソースの使用状況や再生送出されてい
るビデオストリーム数，送出レート等のビデオストリー
ムの状態を，インターフェース９を介して管理する。
【００１６】例として，ビデオ信号蓄積再生部４，５，
６が各々，ビデオプログラムＡ，Ｂ，Ｃを蓄積している
場合に，加入者端末５１からの制御信号に応じたビデオ
サーバ６９からこれらビデオプログラムが再生され，加
入者端末５１へ伝送される手順を説明する。はじめに，
加入者端末５１がビデオプログラムＡをリクエストした
場合に，このビデオプログラムＡが，加入者端末５１に
伝送されるまでを説明する。
６が各々，ビデオプログラムＡ，Ｂ，Ｃを蓄積している
場合に，加入者端末５１からの制御信号に応じたビデオ
サーバ６９からこれらビデオプログラムが再生され，加
入者端末５１へ伝送される手順を説明する。はじめに，
加入者端末５１がビデオプログラムＡをリクエストした
場合に，このビデオプログラムＡが，加入者端末５１に
伝送されるまでを説明する。
【００１７】制御信号処理部１２は，加入者端末５１か
らビデオプログラムＡを選択したことを通知する制御信
号をうける受けると，ディレクトリ情報を参照してビデ
オプログラムＡがビデオ信号蓄積再生部４に蓄積されて
いることを確認する。
らビデオプログラムＡを選択したことを通知する制御信
号をうける受けると，ディレクトリ情報を参照してビデ
オプログラムＡがビデオ信号蓄積再生部４に蓄積されて
いることを確認する。
【００１８】次に，図８で説明した手順に従って既に交
換局５５のスイッチ５８で加入者端末５１とビデオ信号
用伝送路１８間のコネクションが確立されているとする
と，制御信号処理部１２は，インターフェース１１を介
してコネクション制御部３に，ビデオ信号蓄積再生部４
とビデオ信号用伝送路１９間のコネクション設定を指示
する。
換局５５のスイッチ５８で加入者端末５１とビデオ信号
用伝送路１８間のコネクションが確立されているとする
と，制御信号処理部１２は，インターフェース１１を介
してコネクション制御部３に，ビデオ信号蓄積再生部４
とビデオ信号用伝送路１９間のコネクション設定を指示
する。
【００１９】コネクション制御部３は，制御信号処理部
１２からの指示により，自身の管理するスイッチ１の入
出力間，すなわちビデオ信号蓄積再生部４，５，６とビ
デオ信号用伝送路１９，２０間のコネクションの状態を
参照して，ビデオ信号蓄積再生部４とビデオ信号用伝送
路１８間のコネクションが設定可能かを判定し，その結
果に応じてスイッチ制御部２を駆動させ，このコネクシ
ョンを設定する。
１２からの指示により，自身の管理するスイッチ１の入
出力間，すなわちビデオ信号蓄積再生部４，５，６とビ
デオ信号用伝送路１９，２０間のコネクションの状態を
参照して，ビデオ信号蓄積再生部４とビデオ信号用伝送
路１８間のコネクションが設定可能かを判定し，その結
果に応じてスイッチ制御部２を駆動させ，このコネクシ
ョンを設定する。
【００２０】ビデオ信号蓄積再生部４とビデオ信号用伝
送路１８間にコネクションが設定されると，コネクショ
ン制御部３はインターフェース１１を介して，制御信号
処理部１２へコネクションが設定されたことを報告す
る。
送路１８間にコネクションが設定されると，コネクショ
ン制御部３はインターフェース１１を介して，制御信号
処理部１２へコネクションが設定されたことを報告す
る。
【００２１】さらに，制御信号処理部１２は，インター
フェース９を介して，ビデオ信号蓄積再生部４にビデオ
プログラムＡの再生のために必要なビデオ信号蓄積再生
部４のリソース確保を指示する。
フェース９を介して，ビデオ信号蓄積再生部４にビデオ
プログラムＡの再生のために必要なビデオ信号蓄積再生
部４のリソース確保を指示する。
【００２２】ビデオ信号蓄積再生部４は，ビデオプログ
ラムＡの再生が可能な場合はこれを制御信号処理部１２
に報告する。
ラムＡの再生が可能な場合はこれを制御信号処理部１２
に報告する。
【００２３】制御信号処理部１２は，コネクション制御
部３およびビデオ信号蓄積再生部４各々からのコネクシ
ョン確立，再生可能の報告を受けると，インターフェー
ス１８を介して，加入者端末５１へビデオプログラムＡ
の再生が可能なことを通知する。
部３およびビデオ信号蓄積再生部４各々からのコネクシ
ョン確立，再生可能の報告を受けると，インターフェー
ス１８を介して，加入者端末５１へビデオプログラムＡ
の再生が可能なことを通知する。
【００２４】加入者端末５１は，制御信号処理部１２か
らの通知を制御信号として受信すると，制御信号用伝送
路１７，インターフェース１８経由で，ビデオカセット
レコーダの‘ＰＬＡＹ’に相当する再生制御コマンドを
インターフェース１８経由で制御信号処理部１２へ送
る。
らの通知を制御信号として受信すると，制御信号用伝送
路１７，インターフェース１８経由で，ビデオカセット
レコーダの‘ＰＬＡＹ’に相当する再生制御コマンドを
インターフェース１８経由で制御信号処理部１２へ送
る。
【００２５】制御信号処理部１２は，加入者端末５１か
らのこの再生制御コマンドを受信すると，ビデオ信号蓄
積再生部４へこれを転送し，ビデオ信号蓄積再生部４は
ビデオプログラムＡを開始（“ＰＬＡＹ”）する。
らのこの再生制御コマンドを受信すると，ビデオ信号蓄
積再生部４へこれを転送し，ビデオ信号蓄積再生部４は
ビデオプログラムＡを開始（“ＰＬＡＹ”）する。
【００２６】以上の手順によって，加入者端末５１の要
求するビデオプログラムＡを加入者端末５１へ伝送させ
ることが実現される。
求するビデオプログラムＡを加入者端末５１へ伝送させ
ることが実現される。
【００２７】次に，加入者端末５１がビデオプログラム
Ａ受信中に，“ＰＬＡＹ”以外の再生制御を行う手順を
説明する。
Ａ受信中に，“ＰＬＡＹ”以外の再生制御を行う手順を
説明する。
【００２８】加入者端末５１は，ビデオプログラムＡを
受信中に，制御信号用伝送路１７，インターフェース１
８経由で，“早送り”や“巻き戻し”“一時停止”等の
再生制御コマンドを制御信号処理部１２へ送る。
受信中に，制御信号用伝送路１７，インターフェース１
８経由で，“早送り”や“巻き戻し”“一時停止”等の
再生制御コマンドを制御信号処理部１２へ送る。
【００２９】制御信号処理部１２は，加入者端末５１か
らのこれら再生制御コマンドを受信すると，ビデオ信号
蓄積再生部４へこれを転送し，ビデオ信号蓄積再生部４
は，再生制御コマンドに応じてビデオプログラムＡの再
生を実行する。
らのこれら再生制御コマンドを受信すると，ビデオ信号
蓄積再生部４へこれを転送し，ビデオ信号蓄積再生部４
は，再生制御コマンドに応じてビデオプログラムＡの再
生を実行する。
【００３０】以上の手順によって，加入者端末５１がビ
デオプログラムＡの再生制御が実現される。
デオプログラムＡの再生制御が実現される。
【００３１】さらに，加入者端末５１がビデオプログラ
ムＡからビデオプログラムＣに視聴を変更するためのビ
デオプログラムの切り換え手順を説明する。
ムＡからビデオプログラムＣに視聴を変更するためのビ
デオプログラムの切り換え手順を説明する。
【００３２】制御信号処理部１２は，加入者端末５１か
らビデオプログラムＣへの視聴変更を通知する制御信号
を入力すると，インターフェース９を介してそれまでに
視聴していたビデオプログラムＡを蓄積しているビデオ
信号蓄積再生部４にビデオプログラムＡの再生中止を指
示する。そして制御信号処理部１２はディレクトリ情報
を参照してビデオプログラムＣがビデオ信号蓄積再生部
６に蓄積されていることを確認する。
らビデオプログラムＣへの視聴変更を通知する制御信号
を入力すると，インターフェース９を介してそれまでに
視聴していたビデオプログラムＡを蓄積しているビデオ
信号蓄積再生部４にビデオプログラムＡの再生中止を指
示する。そして制御信号処理部１２はディレクトリ情報
を参照してビデオプログラムＣがビデオ信号蓄積再生部
６に蓄積されていることを確認する。
【００３３】次に，制御信号処理部１２は，インターフ
ェース１１を介してコネクション制御部３に，ビデオ信
号蓄積再生部４とビデオ信号用伝送路１９間のコネクシ
ョンを解除し，ビデオ信号蓄積再生部６とビデオ信号用
伝送路１９間のコネクションを設定するよう変更を指示
する。コネクション制御部３は，制御信号処理部１２か
らの変更の指示により，自身の管理するスイッチ１の入
出力間，すなわちビデオ信号蓄積再生部４，５，６とビ
デオ信号用伝送路１９，２０間のコネクションの状態を
参照して，ビデオ信号蓄積再生部６とビデオ信号用伝送
路１９間のコネクションが設定可能かを判定し，その結
果に応じてスイッチ制御部２を駆動させ，このコネクシ
ョンを設定する。ここで，ビデオ信号蓄積再生部６とビ
デオ信号用伝送路１９間にコネクションが設定される
と，コネクション制御部３はインターフェース１１を介
して，制御信号処理部１２へコネクションが設定された
ことを報告する。
ェース１１を介してコネクション制御部３に，ビデオ信
号蓄積再生部４とビデオ信号用伝送路１９間のコネクシ
ョンを解除し，ビデオ信号蓄積再生部６とビデオ信号用
伝送路１９間のコネクションを設定するよう変更を指示
する。コネクション制御部３は，制御信号処理部１２か
らの変更の指示により，自身の管理するスイッチ１の入
出力間，すなわちビデオ信号蓄積再生部４，５，６とビ
デオ信号用伝送路１９，２０間のコネクションの状態を
参照して，ビデオ信号蓄積再生部６とビデオ信号用伝送
路１９間のコネクションが設定可能かを判定し，その結
果に応じてスイッチ制御部２を駆動させ，このコネクシ
ョンを設定する。ここで，ビデオ信号蓄積再生部６とビ
デオ信号用伝送路１９間にコネクションが設定される
と，コネクション制御部３はインターフェース１１を介
して，制御信号処理部１２へコネクションが設定された
ことを報告する。
【００３４】さらに，制御信号処理部１２は，インター
フェース９を介して，ビデオ信号蓄積再生部６にビデオ
プログラムＣの再生のために必要なビデオ信号蓄積再生
部６のリソース確保を指示する。
フェース９を介して，ビデオ信号蓄積再生部６にビデオ
プログラムＣの再生のために必要なビデオ信号蓄積再生
部６のリソース確保を指示する。
【００３５】ビデオ信号蓄積再生部６は，インターフェ
ース９を介してビデオプログラムＣの再生が可能な場合
はこれを制御信号処理部１２に報告する。
ース９を介してビデオプログラムＣの再生が可能な場合
はこれを制御信号処理部１２に報告する。
【００３６】制御信号処理部１２は，コネクション制御
部３およびビデオ信号蓄積再生部６各々からのコネクシ
ョン確立，再生可能の報告を受けると，インターフェー
ス１８を介して，加入者端末５１へビデオプログラムＣ
への変更が完了したことを通知する。
部３およびビデオ信号蓄積再生部６各々からのコネクシ
ョン確立，再生可能の報告を受けると，インターフェー
ス１８を介して，加入者端末５１へビデオプログラムＣ
への変更が完了したことを通知する。
【００３７】加入者端末５１は，制御信号処理部１２か
らの通知を制御信号として受信すると，制御信号用伝送
路１７，インターフェース１８経由で，ビデオカセット
レコーダの“ＰＬＡＹ”に相当する再生制御コマンドを
インターフェース１８経由で制御信号処理部１２へ送
る。
らの通知を制御信号として受信すると，制御信号用伝送
路１７，インターフェース１８経由で，ビデオカセット
レコーダの“ＰＬＡＹ”に相当する再生制御コマンドを
インターフェース１８経由で制御信号処理部１２へ送
る。
【００３８】制御信号処理部１１は，加入者端末５１か
らのこの再生制御コマンドを受信すると，ビデオ信号蓄
積再生部６へこれを転送し，ビデオ信号蓄積再生部６は
ビデオプログラムＣを開始（“ＰＬＡＹ”）する。
らのこの再生制御コマンドを受信すると，ビデオ信号蓄
積再生部６へこれを転送し，ビデオ信号蓄積再生部６は
ビデオプログラムＣを開始（“ＰＬＡＹ”）する。
【００３９】以上の手順によって，加入者端末５１から
の制御信号によってビデオプログラムＡからビデオプロ
グラムＣへの切り換えが実現される。
の制御信号によってビデオプログラムＡからビデオプロ
グラムＣへの切り換えが実現される。
【００４０】以上の構成によって，加入者端末５１，５
２からの制御信号に応じて，ビデオサーバ６９，７０か
ら，加入者の要求するビデオプログラムを加入者端末５
１，５２へ伝送させることができ，しかも加入者端末５
１，５２からの制御信号によって，ビデオサーバ６９，
７０を制御してビデオプログラムの再生制御，ビデオプ
ログラムの切り換えを実現することができる。
２からの制御信号に応じて，ビデオサーバ６９，７０か
ら，加入者の要求するビデオプログラムを加入者端末５
１，５２へ伝送させることができ，しかも加入者端末５
１，５２からの制御信号によって，ビデオサーバ６９，
７０を制御してビデオプログラムの再生制御，ビデオプ
ログラムの切り換えを実現することができる。
【００４１】
【発明が解決しようとする課題】従来のＶＯＤシステム
では，加入者端末５１，５２からの制御信号によるビデ
オサーバ６９，７０におけるビデオプログラムの再生制
御，ビデオプログラムの切り換えが可能なことから，サ
ービス提供者にビデオサーバを用いて，基本的なインタ
ラクティブなサービスを提供するという目的は満たすも
のの，ビデオサーバのシステム制御部の機能が不充分な
ため，柔軟なＶＯＤサービスの提供が困難であるという
欠点がある。具体的には以下の３点が欠点として挙げら
れる。
では，加入者端末５１，５２からの制御信号によるビデ
オサーバ６９，７０におけるビデオプログラムの再生制
御，ビデオプログラムの切り換えが可能なことから，サ
ービス提供者にビデオサーバを用いて，基本的なインタ
ラクティブなサービスを提供するという目的は満たすも
のの，ビデオサーバのシステム制御部の機能が不充分な
ため，柔軟なＶＯＤサービスの提供が困難であるという
欠点がある。具体的には以下の３点が欠点として挙げら
れる。
【００４２】第１に，加入者端末がビデオプログラムを
リクエストしてからこのビデオプログラムＡが加入者端
末５１に伝送されるまでの時間は，主にビデオ蓄積再生
部がビデオプログラムの再生が可能な状態になるのに要
する時間によって決まる。これは，例えば，ビデオカセ
ットレコーダで視聴する場合にビデオテープの頭出し操
作に要する時間に相当する。このようなビデオ蓄積再生
部レスポンス時間は，長さは１秒以下から数１０秒ま
で，リクエストの集中度により確率的に変動するもの
の，どのようなアーキテクチャのビデオサーバでも必ず
生じ，従来例のシステムではこのビデオ蓄積再生部レス
ポンス時間には何もサービス（ビデオプログラム）が提
供されず，サービス提供者と加入者ともに無駄な時間と
なる。
リクエストしてからこのビデオプログラムＡが加入者端
末５１に伝送されるまでの時間は，主にビデオ蓄積再生
部がビデオプログラムの再生が可能な状態になるのに要
する時間によって決まる。これは，例えば，ビデオカセ
ットレコーダで視聴する場合にビデオテープの頭出し操
作に要する時間に相当する。このようなビデオ蓄積再生
部レスポンス時間は，長さは１秒以下から数１０秒ま
で，リクエストの集中度により確率的に変動するもの
の，どのようなアーキテクチャのビデオサーバでも必ず
生じ，従来例のシステムではこのビデオ蓄積再生部レス
ポンス時間には何もサービス（ビデオプログラム）が提
供されず，サービス提供者と加入者ともに無駄な時間と
なる。
【００４３】第２には，加入者端末からの制御信号によ
ってビデオプログラムの再生制御を行うが，サービス提
供者の運用を考慮すると，全てのビデオプログラムに対
して再生制御を許可することは必ずしも好ましくないこ
ともある。例えば，サービス提供者の収入としては加入
者からの視聴料以外に広告宣伝業者からの広告宣伝料が
考えられる。すなわち番組提供者は，広告宣伝情報を加
入者に提供することによって，広告宣伝料を得ることが
できる。このような広告宣伝は，サービス提供者にとっ
てＶＯＤサービスの円滑な運用上重要である。しかしな
がら，従来は，ビデオプログラムの内容に関係なく加入
者に“早送り”や“巻き戻し”などの再生制御機能が与
えられているため，加入者はビデオプログラムとして広
告宣伝情報を準備しても，これの受信中に加入者が広告
宣伝情報を飛ばして視聴しない恐れがあり，宣伝効率が
劣化する。
ってビデオプログラムの再生制御を行うが，サービス提
供者の運用を考慮すると，全てのビデオプログラムに対
して再生制御を許可することは必ずしも好ましくないこ
ともある。例えば，サービス提供者の収入としては加入
者からの視聴料以外に広告宣伝業者からの広告宣伝料が
考えられる。すなわち番組提供者は，広告宣伝情報を加
入者に提供することによって，広告宣伝料を得ることが
できる。このような広告宣伝は，サービス提供者にとっ
てＶＯＤサービスの円滑な運用上重要である。しかしな
がら，従来は，ビデオプログラムの内容に関係なく加入
者に“早送り”や“巻き戻し”などの再生制御機能が与
えられているため，加入者はビデオプログラムとして広
告宣伝情報を準備しても，これの受信中に加入者が広告
宣伝情報を飛ばして視聴しない恐れがあり，宣伝効率が
劣化する。
【００４４】第３に，加入者端末からの再生制御コマン
ドを考慮した運用の実現が困難である。例えば，再生制
御コマンドの中の“一時停止”や“早送り”，“巻き戻
し”を加入者端末から送出すると，ビデオサーバがこれ
らのコマンドに従って再生制御を実行中する。この再生
制御の実行中には，加入者端末には，これらのコマンド
が実行中であることが通知され，表示されるのみであ
る。これらのコマンド実行は，加入者の行動様式により
実行時間の長さは変動するものの，ビデオプログラム再
生時間中には，確率的に生じると考えられる。しかしな
がら，従来のシステムにおいては，このようなコマンド
実行時間を利用した運用形態には対応できない。
ドを考慮した運用の実現が困難である。例えば，再生制
御コマンドの中の“一時停止”や“早送り”，“巻き戻
し”を加入者端末から送出すると，ビデオサーバがこれ
らのコマンドに従って再生制御を実行中する。この再生
制御の実行中には，加入者端末には，これらのコマンド
が実行中であることが通知され，表示されるのみであ
る。これらのコマンド実行は，加入者の行動様式により
実行時間の長さは変動するものの，ビデオプログラム再
生時間中には，確率的に生じると考えられる。しかしな
がら，従来のシステムにおいては，このようなコマンド
実行時間を利用した運用形態には対応できない。
【００４５】そこで，本発明の技術的課題は，上記欠点
を解消し，運用形態に対して柔軟に対応でき，従って付
加価値性の高いビデオ・オン・デマンドシステムにおけ
るビデオサーバを提供することにある。
を解消し，運用形態に対して柔軟に対応でき，従って付
加価値性の高いビデオ・オン・デマンドシステムにおけ
るビデオサーバを提供することにある。
【００４６】
【００４７】本発明によれば，複数の加入者端末と，複
数のビデオサーバと，前記複数のビデオサーバから前記
複数の加入者端末へビデオプログラムを伝送する第１の
ネットワークと，前記複数の加入者端末と前記複数のビ
デオサーバ間で送受される制御信号を伝送する第２のネ
ットワークとを備えて構成されるビデオ・オン・デマン
ドシステムにおけるビデオサーバにおいて，前記複数の
ビデオサーバの各々は，前記ビデオプログラムを蓄積し
これを前記複数の加入者端末各々からの制御信号に応じ
て再生する複数の蓄積再生手段と，蓄積される前記ビデ
オプログラムの高速な読み出しが可能であり少なくとも
前記複数の蓄積再生手段よりは当該ビデオプログラムの
再生開始が速い複数の高速蓄積再生手段と，前記複数の
蓄積再生手段および高速蓄積再生手段からのビデオプロ
グラムを所定の出力ポートに切り換える切り換え手段
と，前記複数の加入者端末各々からの制御信号を入力
し，当該制御信号に対応して前記複数の蓄積再生手段お
よび高速蓄積再生手段と前記切り換え手段とを制御する
制御手段とから構成され，前記制御手段は，前記複数の
蓄積再生手段に蓄積されるビデオプログラムの再生を要
求してから再生が開始されるまでのレスポンス時間を計
算するレスポンス時間計算手段と，前記複数の高速蓄積
再生手段に蓄積されているビデオプログラムの中で前記
レスポンス時間計算手段が算出する前記レスポンス時間
に再生するビデオプログラムを選択するビデオプログラ
ム選択手段とを備え，前記制御手段は，前記複数の加入
者端末各々から視聴要求を示す制御信号を受け付ける
と，前記複数の高速蓄積再生手段と前記切り換え手段を
制御して，前記レスポンス時間計算手段により算出され
たレスポンス時間に前記ビデオプログラム選択手段によ
り選択されたビデオプログラムを前記加入者端末へ送出
し、前記制御手段は，前記複数の加入者端末各々が現在
視聴しているビデオプログラムを示すサービス提供情報
を管理するサービス提供管理手段と，前記複数の加入者
端末各々から前記ビデオプログラムの再生状態を制御す
るコマンドを示す制御信号を受信すると，前記レスポン
ス時間に送出されるビデオプログラムに対する前記制御
信号に示されたコマンドの実行を中止する再生制御コマ
ンド判定手段を備え，前記制御手段は，前記複数の加入
者端末各々から前記再生状態を制御するコマンドを示す
制御信号を受信すると，前記サービス 提供管理手段が管
理するサービス提供情報を参照し前記コマンドを送出し
た加入者端末が現在視聴しているビデオプログラムが前
記複数の高速蓄積再生手段に蓄積されているビデオプロ
グラムであるか否かを判定し，前記複数の高速蓄積再生
手段に蓄積されているビデオプログラムと判定した場合
においては前記コマンドの実行を中止し，前記複数の高
速蓄積再生手段に蓄積されているビデオプログラムでな
いと判定した場合においては前記コマンドの実行を行う
ように前記複数の蓄積再生制御手段に通知することを特
徴とするビデオ・オン・デマンドシステムにおけるビデ
オサーバが得られる。
数のビデオサーバと，前記複数のビデオサーバから前記
複数の加入者端末へビデオプログラムを伝送する第１の
ネットワークと，前記複数の加入者端末と前記複数のビ
デオサーバ間で送受される制御信号を伝送する第２のネ
ットワークとを備えて構成されるビデオ・オン・デマン
ドシステムにおけるビデオサーバにおいて，前記複数の
ビデオサーバの各々は，前記ビデオプログラムを蓄積し
これを前記複数の加入者端末各々からの制御信号に応じ
て再生する複数の蓄積再生手段と，蓄積される前記ビデ
オプログラムの高速な読み出しが可能であり少なくとも
前記複数の蓄積再生手段よりは当該ビデオプログラムの
再生開始が速い複数の高速蓄積再生手段と，前記複数の
蓄積再生手段および高速蓄積再生手段からのビデオプロ
グラムを所定の出力ポートに切り換える切り換え手段
と，前記複数の加入者端末各々からの制御信号を入力
し，当該制御信号に対応して前記複数の蓄積再生手段お
よび高速蓄積再生手段と前記切り換え手段とを制御する
制御手段とから構成され，前記制御手段は，前記複数の
蓄積再生手段に蓄積されるビデオプログラムの再生を要
求してから再生が開始されるまでのレスポンス時間を計
算するレスポンス時間計算手段と，前記複数の高速蓄積
再生手段に蓄積されているビデオプログラムの中で前記
レスポンス時間計算手段が算出する前記レスポンス時間
に再生するビデオプログラムを選択するビデオプログラ
ム選択手段とを備え，前記制御手段は，前記複数の加入
者端末各々から視聴要求を示す制御信号を受け付ける
と，前記複数の高速蓄積再生手段と前記切り換え手段を
制御して，前記レスポンス時間計算手段により算出され
たレスポンス時間に前記ビデオプログラム選択手段によ
り選択されたビデオプログラムを前記加入者端末へ送出
し、前記制御手段は，前記複数の加入者端末各々が現在
視聴しているビデオプログラムを示すサービス提供情報
を管理するサービス提供管理手段と，前記複数の加入者
端末各々から前記ビデオプログラムの再生状態を制御す
るコマンドを示す制御信号を受信すると，前記レスポン
ス時間に送出されるビデオプログラムに対する前記制御
信号に示されたコマンドの実行を中止する再生制御コマ
ンド判定手段を備え，前記制御手段は，前記複数の加入
者端末各々から前記再生状態を制御するコマンドを示す
制御信号を受信すると，前記サービス 提供管理手段が管
理するサービス提供情報を参照し前記コマンドを送出し
た加入者端末が現在視聴しているビデオプログラムが前
記複数の高速蓄積再生手段に蓄積されているビデオプロ
グラムであるか否かを判定し，前記複数の高速蓄積再生
手段に蓄積されているビデオプログラムと判定した場合
においては前記コマンドの実行を中止し，前記複数の高
速蓄積再生手段に蓄積されているビデオプログラムでな
いと判定した場合においては前記コマンドの実行を行う
ように前記複数の蓄積再生制御手段に通知することを特
徴とするビデオ・オン・デマンドシステムにおけるビデ
オサーバが得られる。
【００４８】また，本発明によれば，前記いずれかのビ
デオ・オン・デマンドシステムにおけるビデオサーバに
おいて，前記制御手段は，前記複数の加入者端末各々か
ら前記ビデオプログラムの再生状態を制御するコマンド
を示す制御信号を受信し，前記制御信号に示された複数
のコマンドを識別し予め検出するように決めたコマンド
を検出する再生制御コマンド検出手段を備え，前記ビデ
オプログラム選択手段は，前記再生制御コマンド検出手
段が前記決められたコマンドを検出すると，このコマン
ドを実行している間に送出すべきビデオプログラムを選
択することを特徴とするビデオ・オン・デマンドシステ
ムにおけるビデオサーバが得られる。
デオ・オン・デマンドシステムにおけるビデオサーバに
おいて，前記制御手段は，前記複数の加入者端末各々か
ら前記ビデオプログラムの再生状態を制御するコマンド
を示す制御信号を受信し，前記制御信号に示された複数
のコマンドを識別し予め検出するように決めたコマンド
を検出する再生制御コマンド検出手段を備え，前記ビデ
オプログラム選択手段は，前記再生制御コマンド検出手
段が前記決められたコマンドを検出すると，このコマン
ドを実行している間に送出すべきビデオプログラムを選
択することを特徴とするビデオ・オン・デマンドシステ
ムにおけるビデオサーバが得られる。
【００４９】また，本発明によれば，前記いずれかのビ
デオ・オン・デマンドシステムにおけるビデオサーバに
おいて，前記制御手段は，更に，前記複数の加入者端末
各々が現在視聴しているビデオプログラムを示すサービ
ス提供情報を管理するサービス提供管理手段を備えてい
ることを特徴とするビデオ・オン・デマンドシステムに
おけるビデオサーバが得られる。
デオ・オン・デマンドシステムにおけるビデオサーバに
おいて，前記制御手段は，更に，前記複数の加入者端末
各々が現在視聴しているビデオプログラムを示すサービ
ス提供情報を管理するサービス提供管理手段を備えてい
ることを特徴とするビデオ・オン・デマンドシステムに
おけるビデオサーバが得られる。
【００５０】また，本発明によれば，複数の加入者端末
と，複数のビデオサーバと，前記複数のビデオサーバか
ら前記複数の加入者端末へビデオプログラムを伝送する
第１のネットワークと，前記複数の加入者端末と前記複
数のビデオサーバ間で送受される制御信号を伝送する第
２のネットワークとを備えて構成されるビデオ・オン・
デマンドシステムにおけるビデオサーバにおいて，前記
複数のビデオサーバの各々は，前記ビデオプログラムを
蓄積しこれを前記複数の加入者端末各々からの制御信号
に応じて再生する複数の蓄積再生手段と，蓄積される前
記ビデオプログラムの高速な読み出しが可能であり少な
くとも前記複数の蓄積再生手段よりは当該ビデオプログ
ラムの再生開始が速い複数の高速蓄積再生手段と，前記
複数の蓄積再生手段および高速蓄積再生手段からのビデ
オプログラムを所定の出力ポートに切り換える切り換え
手段と，前記複数の加入者端末各々からの制御信号を入
力し，当該制御信号に対応して前記複数の蓄積再生手段
および高速蓄積再生手段と前記切り換え手段とを制御す
る制御手段とから構成され，前記制御手段は，前記複数
の加入者端末各々が現在視聴しているビデオプログラム
を示すサービス提供情報を管理するサービス提供管理手
段と，前記複数の加入者端末各々から前記ビデオプログ
ラムの再生状態を制御するコマンドを示す制御信号を受
信すると，前記レスポンス時間に送出されるビデオプロ
グラムに対する前記制御信号に示されたコマンドの実行
を中止する再生制御コマンド判定手段とを備え，前記制
御手段は，前記複数の加入者端末各々から前記再生状態
を制御するコマンドを示す制御信号を受信すると，前記
サービス提供管理手段が管理するサービス提供情報を参
照し前記コマンドを送出した加入者端末が現在視聴して
いるビデオプログラムが前記複数の高速蓄積再生手段に
蓄積されているビデオプログラムであるか否かを判定
し，前記複数の高速蓄積再生手段に蓄積されているビデ
オプログラムと判定した場合においては前記コマンドの
実行を中止し，前記複数の高速蓄積再生手段に蓄積され
ているビデオプログラムでないと判定した場合において
は前記コマンドの実行を行うように前記複数の蓄積再生
制御手段に通知することを特徴とするビデオ・オン・デ
マンドシステムにおけるビデオサーバが得られる。
と，複数のビデオサーバと，前記複数のビデオサーバか
ら前記複数の加入者端末へビデオプログラムを伝送する
第１のネットワークと，前記複数の加入者端末と前記複
数のビデオサーバ間で送受される制御信号を伝送する第
２のネットワークとを備えて構成されるビデオ・オン・
デマンドシステムにおけるビデオサーバにおいて，前記
複数のビデオサーバの各々は，前記ビデオプログラムを
蓄積しこれを前記複数の加入者端末各々からの制御信号
に応じて再生する複数の蓄積再生手段と，蓄積される前
記ビデオプログラムの高速な読み出しが可能であり少な
くとも前記複数の蓄積再生手段よりは当該ビデオプログ
ラムの再生開始が速い複数の高速蓄積再生手段と，前記
複数の蓄積再生手段および高速蓄積再生手段からのビデ
オプログラムを所定の出力ポートに切り換える切り換え
手段と，前記複数の加入者端末各々からの制御信号を入
力し，当該制御信号に対応して前記複数の蓄積再生手段
および高速蓄積再生手段と前記切り換え手段とを制御す
る制御手段とから構成され，前記制御手段は，前記複数
の加入者端末各々が現在視聴しているビデオプログラム
を示すサービス提供情報を管理するサービス提供管理手
段と，前記複数の加入者端末各々から前記ビデオプログ
ラムの再生状態を制御するコマンドを示す制御信号を受
信すると，前記レスポンス時間に送出されるビデオプロ
グラムに対する前記制御信号に示されたコマンドの実行
を中止する再生制御コマンド判定手段とを備え，前記制
御手段は，前記複数の加入者端末各々から前記再生状態
を制御するコマンドを示す制御信号を受信すると，前記
サービス提供管理手段が管理するサービス提供情報を参
照し前記コマンドを送出した加入者端末が現在視聴して
いるビデオプログラムが前記複数の高速蓄積再生手段に
蓄積されているビデオプログラムであるか否かを判定
し，前記複数の高速蓄積再生手段に蓄積されているビデ
オプログラムと判定した場合においては前記コマンドの
実行を中止し，前記複数の高速蓄積再生手段に蓄積され
ているビデオプログラムでないと判定した場合において
は前記コマンドの実行を行うように前記複数の蓄積再生
制御手段に通知することを特徴とするビデオ・オン・デ
マンドシステムにおけるビデオサーバが得られる。
【００５１】さらに，本発明によれば，複数の加入者端
末と，複数のビデオサーバと，前記複数のビデオサーバ
から前記複数の加入者端末へビデオプログラムを伝送す
る第１のネットワークと，前記複数の加入者端末と前記
複数のビデオサーバ間で送受される制御信号を伝送する
第２のネットワークとを備えて構成されるビデオ・オン
・デマンドシステムにおけるビデオサーバにおいて，前
記複数のビデオサーバの各々は，前記ビデオプログラム
を蓄積しこれを前記複数の加入者端末各々からの制御信
号に応じて再生する複数の蓄積再生手段と，蓄積される
前記ビデオプログラムの高速な読み出しが可能であり少
なくとも前記複数の蓄積再生手段よりは当該ビデオプロ
グラムの再生開始が速い複数の高速蓄積再生手段と，前
記複数の蓄積再生手段および高速蓄積再生手段からのビ
デオプログラムを所定の出力ポートに切り換える切り換
え手段と，前記複数の加入者端末各々からの制御信号を
入力し，当該制御信号に対応して前記複数の蓄積再生手
段および高速蓄積再生手段と前記切り換え手段とを制御
する制御手段とから構成され，前記制御手段は，前記制
御信号に示された複数のコマンドを識別し予め検出する
ように決めたコマンドを検出する再生制御コマンド検出
手段と，前記再生制御コマンド検出手段が前記決められ
たコマンドを検出すると，このコマンドを実行している
間に送出する，高速蓄積再生手段に蓄積されたビデオプ
ログラムを選択する複数のビデオプログラム選択手段と
を備え，前記制御手段は，前記加入者端末各々から前記
再生状態を制御するコマンドを示す制御信号を受信する
と，前記複数の高速蓄積再生手段と切り換え手段を制御
して，前記ビデオプログラム選択により選択されたビデ
オプログラムを前記複数の加入者端末へ送出することを
特徴とするビデオ・オン・デマンドシステムにおけるビ
デオサーバが得られる。
末と，複数のビデオサーバと，前記複数のビデオサーバ
から前記複数の加入者端末へビデオプログラムを伝送す
る第１のネットワークと，前記複数の加入者端末と前記
複数のビデオサーバ間で送受される制御信号を伝送する
第２のネットワークとを備えて構成されるビデオ・オン
・デマンドシステムにおけるビデオサーバにおいて，前
記複数のビデオサーバの各々は，前記ビデオプログラム
を蓄積しこれを前記複数の加入者端末各々からの制御信
号に応じて再生する複数の蓄積再生手段と，蓄積される
前記ビデオプログラムの高速な読み出しが可能であり少
なくとも前記複数の蓄積再生手段よりは当該ビデオプロ
グラムの再生開始が速い複数の高速蓄積再生手段と，前
記複数の蓄積再生手段および高速蓄積再生手段からのビ
デオプログラムを所定の出力ポートに切り換える切り換
え手段と，前記複数の加入者端末各々からの制御信号を
入力し，当該制御信号に対応して前記複数の蓄積再生手
段および高速蓄積再生手段と前記切り換え手段とを制御
する制御手段とから構成され，前記制御手段は，前記制
御信号に示された複数のコマンドを識別し予め検出する
ように決めたコマンドを検出する再生制御コマンド検出
手段と，前記再生制御コマンド検出手段が前記決められ
たコマンドを検出すると，このコマンドを実行している
間に送出する，高速蓄積再生手段に蓄積されたビデオプ
ログラムを選択する複数のビデオプログラム選択手段と
を備え，前記制御手段は，前記加入者端末各々から前記
再生状態を制御するコマンドを示す制御信号を受信する
と，前記複数の高速蓄積再生手段と切り換え手段を制御
して，前記ビデオプログラム選択により選択されたビデ
オプログラムを前記複数の加入者端末へ送出することを
特徴とするビデオ・オン・デマンドシステムにおけるビ
デオサーバが得られる。
【００５２】
【作用】本発明のビデオサーバは，ビデオサーバのシス
テム制御部の高機能化により，加入者端末がリクエスト
したビデオプログラムの送出までのレスポンス時間を計
算し，レスポンス時間に再生送出する別なビデオプログ
ラムを選択してこれを再生送出し，これが終了してから
リクエストしたビデオプログラムに切り換えることがで
き，再生制御コマンド判定部が入力された再生制御コマ
ンドを送出した加入者端末が現在視聴しているビデオプ
ログラムをサービス提供管理部に問い合わせてから再生
制御コマンドの有効／無効を判定するので，ビデオプロ
グラム毎に，加入者端末からの再生制御を制限でき，さ
らに再生制御コマンド検出部が入力された特定な再生制
御コマンドを検出すると，この再生制御コマンドを送出
した加入者端末の受信しているビデオプログラムを切り
換えさせることが可能である。
テム制御部の高機能化により，加入者端末がリクエスト
したビデオプログラムの送出までのレスポンス時間を計
算し，レスポンス時間に再生送出する別なビデオプログ
ラムを選択してこれを再生送出し，これが終了してから
リクエストしたビデオプログラムに切り換えることがで
き，再生制御コマンド判定部が入力された再生制御コマ
ンドを送出した加入者端末が現在視聴しているビデオプ
ログラムをサービス提供管理部に問い合わせてから再生
制御コマンドの有効／無効を判定するので，ビデオプロ
グラム毎に，加入者端末からの再生制御を制限でき，さ
らに再生制御コマンド検出部が入力された特定な再生制
御コマンドを検出すると，この再生制御コマンドを送出
した加入者端末の受信しているビデオプログラムを切り
換えさせることが可能である。
【００５３】
【実施例】以下，本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。ただし，以下の説明に用いる図中で図８と
図９と同じ番号が付けられた構成要素は，図８，図９の
構成要素の作用をなすものと同一である。
て説明する。ただし，以下の説明に用いる図中で図８と
図９と同じ番号が付けられた構成要素は，図８，図９の
構成要素の作用をなすものと同一である。
【００５４】図１は本発明の第１の実施例に係るビデオ
サーバの構成を示すブロック図である。図１に示すよう
に，ビデオサーバ１０Ａは，スイッチ１，スイッチ制御
部２，コネクション制御部３，ビデオ信号蓄積再生装置
４，５，６，システム制御部７Ａ，及び高速蓄積再生手
段である高速メモリ部８から構成される。
サーバの構成を示すブロック図である。図１に示すよう
に，ビデオサーバ１０Ａは，スイッチ１，スイッチ制御
部２，コネクション制御部３，ビデオ信号蓄積再生装置
４，５，６，システム制御部７Ａ，及び高速蓄積再生手
段である高速メモリ部８から構成される。
【００５５】システム制御部７Ａは，インターフェース
１１，制御信号処理部１２，サービス提供管理部１３，
ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，レスポンス時間計算
部１５，及びビデオプログラム選択部１６から構成され
る。
１１，制御信号処理部１２，サービス提供管理部１３，
ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，レスポンス時間計算
部１５，及びビデオプログラム選択部１６から構成され
る。
【００５６】制御信号用伝送路１７から入力される加入
者端末５１，５２（図８）からの制御信号は，インター
フェース１８を介して制御信号処理部１２に送られる。
者端末５１，５２（図８）からの制御信号は，インター
フェース１８を介して制御信号処理部１２に送られる。
【００５７】高速メモリ部８は，ビデオプログラムを蓄
積し，ビデオ信号蓄積再生部４，５，６に比べ，極めて
小さなレスポンス時間でビデオプログラムを再生する。
積し，ビデオ信号蓄積再生部４，５，６に比べ，極めて
小さなレスポンス時間でビデオプログラムを再生する。
【００５８】制御信号処理部１２は，加入者端末５１，
５２によるビデオプログラムのリクエストに関する制御
信号を入力すると，レスポンス時間計算部１５ヘリクエ
ストされたビデオプログラムが再生されるまでのレスポ
ンス時間の計算を起動させる。
５２によるビデオプログラムのリクエストに関する制御
信号を入力すると，レスポンス時間計算部１５ヘリクエ
ストされたビデオプログラムが再生されるまでのレスポ
ンス時間の計算を起動させる。
【００５９】レスポンス時間計算部１５は，制御信号処
理部１２の指示を受けると，ビデオ信号蓄積再生部管理
部１４が管理するビデオ信号蓄積再生部４，５，６の各
々のディスクストレージやディスク入出力インターフェ
ース等のリソースの使用状況や再生送出されているビデ
オストリーム数，送出レート等のビデオストリームの状
態を参照してレスポンス時間を算出し，これをビデオプ
ログラム選択部１６に通知する。
理部１２の指示を受けると，ビデオ信号蓄積再生部管理
部１４が管理するビデオ信号蓄積再生部４，５，６の各
々のディスクストレージやディスク入出力インターフェ
ース等のリソースの使用状況や再生送出されているビデ
オストリーム数，送出レート等のビデオストリームの状
態を参照してレスポンス時間を算出し，これをビデオプ
ログラム選択部１６に通知する。
【００６０】ビデオプログラム選択部１６は，レスポン
ス時間計算部１５からレスポンス時間が通知されると，
高速メモリ部８が蓄積しているビデオプログラムの中か
らこのレスポンス時間に加入者端末５１，５２へ送出可
能なビデオプログラムを選択する。
ス時間計算部１５からレスポンス時間が通知されると，
高速メモリ部８が蓄積しているビデオプログラムの中か
らこのレスポンス時間に加入者端末５１，５２へ送出可
能なビデオプログラムを選択する。
【００６１】ビデオプログラム選択部１６は，レスポン
ス時間が極めて短く，その時間内での送出が不可能と判
断すると，ビデオプログラムの選択は中止される。
ス時間が極めて短く，その時間内での送出が不可能と判
断すると，ビデオプログラムの選択は中止される。
【００６２】ビデオプログラム選択部１６は，レスポン
ス時間内に送出できるビデオプログラムが複数存在する
場合は，例えば，予めサービス提供者が設定した優先に
従ってビデオプログラムを選択する。この場合サービス
提供者は，ビデオプログラム選択部１６に，サービス提
供管理部１３の管理する加入者端末５１，５２毎のサー
ビス提供情報を参照させ，これに基づいてレスポンス時
間に送出するビデオプログラムの候補を予め加入者端末
５１，５２毎に用意させることによって，ビデオプログ
ラム選択部１６は，加入者毎のビデオプログラム候補の
中から選択することができる。
ス時間内に送出できるビデオプログラムが複数存在する
場合は，例えば，予めサービス提供者が設定した優先に
従ってビデオプログラムを選択する。この場合サービス
提供者は，ビデオプログラム選択部１６に，サービス提
供管理部１３の管理する加入者端末５１，５２毎のサー
ビス提供情報を参照させ，これに基づいてレスポンス時
間に送出するビデオプログラムの候補を予め加入者端末
５１，５２毎に用意させることによって，ビデオプログ
ラム選択部１６は，加入者毎のビデオプログラム候補の
中から選択することができる。
【００６３】以上のようにして，ビデオプログラム選択
部１６がレスポンス時間に送出するビデオプログラムを
決めると，これを制御信号処理部１２に通知する。
部１６がレスポンス時間に送出するビデオプログラムを
決めると，これを制御信号処理部１２に通知する。
【００６４】制御信号処理部１２は，ビデオプログラム
選択部１６からレスポンス時間に送出するビデオプログ
ラムを通知されると，インターフェース１１を介して高
速メモリ部８とビデオ信号用伝送路１９，２０の間のコ
ネクション設定要求をコネクション制御部３へ通知す
る。そして従来例で説明した手続きに従い，所定のコネ
クションが設定されると，制御信号処理部１２はインタ
ーフェース９を介して高速メモリ部８へ再生開始を指示
する。
選択部１６からレスポンス時間に送出するビデオプログ
ラムを通知されると，インターフェース１１を介して高
速メモリ部８とビデオ信号用伝送路１９，２０の間のコ
ネクション設定要求をコネクション制御部３へ通知す
る。そして従来例で説明した手続きに従い，所定のコネ
クションが設定されると，制御信号処理部１２はインタ
ーフェース９を介して高速メモリ部８へ再生開始を指示
する。
【００６５】レスポンス時間におけるビデオプログラム
の送出が終了すると，高速メモリ部８はインターフェー
ス９を介して制御信号処理部１２へ終了を通知する。
の送出が終了すると，高速メモリ部８はインターフェー
ス９を介して制御信号処理部１２へ終了を通知する。
【００６６】そして，制御信号処理部１２がインターフ
ェース１１を介して加入者端末５１，５２が先にリクエ
ストしたビデオプログラムの送出に関するコネクション
設定要求をコネクション制御部３へ通知し，以下従来例
で説明した手続きと同様の手続きに従い所定のコネクシ
ョンが設定される。
ェース１１を介して加入者端末５１，５２が先にリクエ
ストしたビデオプログラムの送出に関するコネクション
設定要求をコネクション制御部３へ通知し，以下従来例
で説明した手続きと同様の手続きに従い所定のコネクシ
ョンが設定される。
【００６７】さらに，制御信号処理部１２は，従来例で
説明したように，リクエストしたビデオプログラムの再
生が可能なことを加入者端末５１，５２（図８）へ通知
する。
説明したように，リクエストしたビデオプログラムの再
生が可能なことを加入者端末５１，５２（図８）へ通知
する。
【００６８】例として，加入者端末５１がリクエストし
たビデオプログラムＡの送出までのレスポンス時間に高
速メモリ部８が蓄積するビデオプログラムＤに切り換え
る手順を説明する。やはり図８で説明した手順に従って
既に交換局５５のスイッチ５８で加入者端末５１とビデ
オ信号用伝送路１９間のコネクションが確立されている
とする。
たビデオプログラムＡの送出までのレスポンス時間に高
速メモリ部８が蓄積するビデオプログラムＤに切り換え
る手順を説明する。やはり図８で説明した手順に従って
既に交換局５５のスイッチ５８で加入者端末５１とビデ
オ信号用伝送路１９間のコネクションが確立されている
とする。
【００６９】レスポンス時間計算部１５は，制御信号処
理部１２から加入者端末５１がビデオプログラムＡをリ
クエストしたことを通知されると，ビデオ信号蓄積再生
部管理部１４の管理するリソースの使用状況，及びビデ
オストリームの状態を参照して，ビデオプログラムＡが
加入者端末５１に再生され送出されるまでのレスポンス
時間を計算し，結果をビデオプログラム選択部１６へ通
知する。
理部１２から加入者端末５１がビデオプログラムＡをリ
クエストしたことを通知されると，ビデオ信号蓄積再生
部管理部１４の管理するリソースの使用状況，及びビデ
オストリームの状態を参照して，ビデオプログラムＡが
加入者端末５１に再生され送出されるまでのレスポンス
時間を計算し，結果をビデオプログラム選択部１６へ通
知する。
【００７０】ビデオプログラム選択部１６は，レスポン
ス時間計算部１５からレスポンス時間を通知されると，
このレスポンス時間に加入者端末５１へ送出するビデオ
プログラムが再生可能か否かを決定する。
ス時間計算部１５からレスポンス時間を通知されると，
このレスポンス時間に加入者端末５１へ送出するビデオ
プログラムが再生可能か否かを決定する。
【００７１】ビデオプログラム選択部１６がレスポンス
時間に再生不可能と決めるとビデオプログラム選択を中
止し，これを制御信号処理部１２へ通知し，先に説明し
た手順が引き続き継続され，ビデオプログラムＡがレス
ポンス時間後に加入者端末５１で再生送出される。
時間に再生不可能と決めるとビデオプログラム選択を中
止し，これを制御信号処理部１２へ通知し，先に説明し
た手順が引き続き継続され，ビデオプログラムＡがレス
ポンス時間後に加入者端末５１で再生送出される。
【００７２】レスポンス時間計算部１５がレスポンス時
間にビデオプログラムＤの送出を決めると，これをレス
ポンス時間に送出することを制御信号処理部１２へ通知
する。
間にビデオプログラムＤの送出を決めると，これをレス
ポンス時間に送出することを制御信号処理部１２へ通知
する。
【００７３】制御信号処理部１２は，ビデオプログラム
Ｄを蓄積する高速メモリ部８とビデオ信号用伝送路１９
とのコネクション設定要求をコネクション制御部３へ通
知し，このコネクションが設定されると，インターフェ
ース９を介して高速メモリ部８へ再生開始を指示する。
Ｄを蓄積する高速メモリ部８とビデオ信号用伝送路１９
とのコネクション設定要求をコネクション制御部３へ通
知し，このコネクションが設定されると，インターフェ
ース９を介して高速メモリ部８へ再生開始を指示する。
【００７４】レスポンス時間におけるビデオプログラム
Ｄの送出が終了すると，高速メモリ部８はインターフェ
ース９を介して制御信号処理部１２へ終了を通知する。
Ｄの送出が終了すると，高速メモリ部８はインターフェ
ース９を介して制御信号処理部１２へ終了を通知する。
【００７５】そして，制御信号処理部１２は，インター
フェース１１を介してビデオプログラムＡを蓄積するビ
デオ信号蓄積再生部４とビデオ信号用伝送路１８とのコ
ネクション設定要求をコネクション制御部３へ通知し，
以下従来例で説明した手続きと同様の手続きに従いこの
コネクションが設定される。
フェース１１を介してビデオプログラムＡを蓄積するビ
デオ信号蓄積再生部４とビデオ信号用伝送路１８とのコ
ネクション設定要求をコネクション制御部３へ通知し，
以下従来例で説明した手続きと同様の手続きに従いこの
コネクションが設定される。
【００７６】さらに制御信号処理部１２は，従来例で説
明したように，ビデオプログラムＡの再生が可能なこと
を加入者端末５１へ通知し，従来例で説明した手続きに
従い，ビデオプログムＡが加入者端末５１へ伝送され
る。
明したように，ビデオプログラムＡの再生が可能なこと
を加入者端末５１へ通知し，従来例で説明した手続きに
従い，ビデオプログムＡが加入者端末５１へ伝送され
る。
【００７７】以上のようにして，加入者端末５１，５２
がリクエストしたビデオプログラムの送出までのレスポ
ンス時間を計算し，レスポンス時間に再生送出する別な
ビデオプログラムを選択してこれを再生送出し，これが
終了してからリクエストしたビデオプログラムに切り換
えることができる。
がリクエストしたビデオプログラムの送出までのレスポ
ンス時間を計算し，レスポンス時間に再生送出する別な
ビデオプログラムを選択してこれを再生送出し，これが
終了してからリクエストしたビデオプログラムに切り換
えることができる。
【００７８】また，上記例においては，レスポンス時間
内に１つのビデオプログラムＤのみの再生について説明
したが，レスポンス時間内に再生するビデオプログラム
の本数は，レスポンス時間内であれば複数であってもか
まわない。
内に１つのビデオプログラムＤのみの再生について説明
したが，レスポンス時間内に再生するビデオプログラム
の本数は，レスポンス時間内であれば複数であってもか
まわない。
【００７９】図２は本発明の第２実施例のビデオサーバ
の構成を示すブロック図である。ただし以下の説明に用
いる図中で図８，図９，及び図１と同じ番号が付けられ
た構成要素は，これらの図中の構成要素と同一である。
の構成を示すブロック図である。ただし以下の説明に用
いる図中で図８，図９，及び図１と同じ番号が付けられ
た構成要素は，これらの図中の構成要素と同一である。
【００８０】ビデオサーバ１０Ｂは，スイッチ１，スイ
ッチ制御部２，コネクション制御部３，ビデオ信号蓄積
再生装置４，５，６，システム制御部７Ｂ，及び高速蓄
積再生手段である高速メモリ部８から構成される。
ッチ制御部２，コネクション制御部３，ビデオ信号蓄積
再生装置４，５，６，システム制御部７Ｂ，及び高速蓄
積再生手段である高速メモリ部８から構成される。
【００８１】システム制御部７Ｂは，インターフェース
９，１１，１８，制御信号処理部１２，サービス提供管
理部１３，ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，及び再生
制御コマンド判定部２１から構成されている。
９，１１，１８，制御信号処理部１２，サービス提供管
理部１３，ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，及び再生
制御コマンド判定部２１から構成されている。
【００８２】制御信号用伝送路１７から入力される加入
者端末５１，５２からの制御信号は，インターフェース
１８を介して制御信号処理部１２に送られる。
者端末５１，５２からの制御信号は，インターフェース
１８を介して制御信号処理部１２に送られる。
【００８３】制御信号処理部１２は，入力される制御信
号がスイッチ１で設定されるコネクション制御に関する
場合は，制御信号をインターフェース１１を介してコネ
クション制御部３へ送る。
号がスイッチ１で設定されるコネクション制御に関する
場合は，制御信号をインターフェース１１を介してコネ
クション制御部３へ送る。
【００８４】制御信号処理部１２は，ビデオプログラム
の再生制御コマンドが入力されると，自身の管理するビ
デオ信号蓄積再生部４，５，６と高速メモリ部８のどこ
にどのビデオプログラムが蓄積されているかというディ
レクトリ情報に基づいて，再生制御コマンド判定部２１
を介してビデオ信号蓄積再生部４，５，６と高速メモリ
部８へ送る。
の再生制御コマンドが入力されると，自身の管理するビ
デオ信号蓄積再生部４，５，６と高速メモリ部８のどこ
にどのビデオプログラムが蓄積されているかというディ
レクトリ情報に基づいて，再生制御コマンド判定部２１
を介してビデオ信号蓄積再生部４，５，６と高速メモリ
部８へ送る。
【００８５】再生制御コマンド判定部２１は，入力され
る再生制御コマンドを送出した加入者端末５１，５２が
（ここでは，端末５１を対象として）現在視聴している
ビデオプログラムをサービス提供管理部１３に問い合わ
せる。ここで，再生制御コマンド判定部２１は，サービ
ス提供管理部１３に問い合わせた結果，加入者端末５１
が特定のビデオプログラムを受信していない場合には，
再生制御コマンド判定部２１は，入力した再生制御コマ
ンドを有効と判定し，インターフェース９を介して制御
信号処理部１２で指定された所定のビデオ信号蓄積再生
部４，５，６，高速メモリ８へ転送する。
る再生制御コマンドを送出した加入者端末５１，５２が
（ここでは，端末５１を対象として）現在視聴している
ビデオプログラムをサービス提供管理部１３に問い合わ
せる。ここで，再生制御コマンド判定部２１は，サービ
ス提供管理部１３に問い合わせた結果，加入者端末５１
が特定のビデオプログラムを受信していない場合には，
再生制御コマンド判定部２１は，入力した再生制御コマ
ンドを有効と判定し，インターフェース９を介して制御
信号処理部１２で指定された所定のビデオ信号蓄積再生
部４，５，６，高速メモリ８へ転送する。
【００８６】また，再生制御コマンド判定部２１は，サ
ービス提供管理部１３に問い合わせた結果，加入者端末
５１，５２が特定のビデオプログラムを受信している場
合には，入力した再生制御コマンドを無効と判定し，前
述の所定のビデオ信号蓄積再生部４，５，６への転送を
行わない。一方，加入者端末５２についても同様に再生
コマンド判定部２１は動作する。
ービス提供管理部１３に問い合わせた結果，加入者端末
５１，５２が特定のビデオプログラムを受信している場
合には，入力した再生制御コマンドを無効と判定し，前
述の所定のビデオ信号蓄積再生部４，５，６への転送を
行わない。一方，加入者端末５２についても同様に再生
コマンド判定部２１は動作する。
【００８７】再生制御コマンド判定部２１の判定基準と
なる特定のビデオプログラムは，例えば，広告宣伝情報
や映画のプレビュー情報などであり，予めサービス提供
者が選定しておくことが考えられる。
なる特定のビデオプログラムは，例えば，広告宣伝情報
や映画のプレビュー情報などであり，予めサービス提供
者が選定しておくことが考えられる。
【００８８】例として，高速メモリ部８に蓄積されたビ
デオプログラムを受信している加入者端末５１，５２に
対して，サービス提供者が再生制御コマンドを無効と判
定するように設定した場合の手順について説明する。こ
こで，加入者端末５１，５２（図８）は各々ビデオ信号
蓄積再生部４のビデオプログラムＡあるいは高速メモリ
部８のビデオプログラムＤを受信中であるとする。
デオプログラムを受信している加入者端末５１，５２に
対して，サービス提供者が再生制御コマンドを無効と判
定するように設定した場合の手順について説明する。こ
こで，加入者端末５１，５２（図８）は各々ビデオ信号
蓄積再生部４のビデオプログラムＡあるいは高速メモリ
部８のビデオプログラムＤを受信中であるとする。
【００８９】制御信号処理部１２は，加入者端末５１か
らビデオプログラムＡの再生制御コマンドが入力される
と，ディレクトリ情報に基づいて，再生制御コマンド判
定部２１へ加入者端末Ａからの再生制御コマンドを送
る。
らビデオプログラムＡの再生制御コマンドが入力される
と，ディレクトリ情報に基づいて，再生制御コマンド判
定部２１へ加入者端末Ａからの再生制御コマンドを送
る。
【００９０】再生制御コマンド判定部２１は，加入者端
末５１からの再生制御コマンドを入力すると，加入者端
末５１が現在視聴しているビデオプログラムをサービス
提供管理部１３に問い合わせる。そして，再生制御コマ
ンド判定部２１は，サービス提供管理部１３に問い合わ
せた結果，加入者端末５１がビデオプログラムＡを受信
中であると認識すると，入力した再生制御コマンドを有
効と判定し，インターフェース９を介して制御信号処理
部１２で指定されたビデオ信号蓄積再生装置４へ転送さ
れ，ビデオプログラムＡの再生制御が実現される。
末５１からの再生制御コマンドを入力すると，加入者端
末５１が現在視聴しているビデオプログラムをサービス
提供管理部１３に問い合わせる。そして，再生制御コマ
ンド判定部２１は，サービス提供管理部１３に問い合わ
せた結果，加入者端末５１がビデオプログラムＡを受信
中であると認識すると，入力した再生制御コマンドを有
効と判定し，インターフェース９を介して制御信号処理
部１２で指定されたビデオ信号蓄積再生装置４へ転送さ
れ，ビデオプログラムＡの再生制御が実現される。
【００９１】また，再生制御コマンド判定部２１は，加
入者端末５２からの再生制御コマンドを入力すると，加
入者端末５２が現在視聴しているビデオプログラムをサ
ービス提供管理部１３に問い合わせる。
入者端末５２からの再生制御コマンドを入力すると，加
入者端末５２が現在視聴しているビデオプログラムをサ
ービス提供管理部１３に問い合わせる。
【００９２】そして，再生制御コマンド判定部２１は，
サービス提供管理部１３に問い合わせた結果，加入者端
末５２が高速メモリ部内のビデオプログラムＤを受信中
であると認識すると，入力した再生制御コマンドを無効
と判定し，これを制御信号処理部１２に通知する。この
通知を受け取ると，制御信号処理部１２は，加入者端末
５２に現在再生制御コマンドが実行できないことを通知
する。
サービス提供管理部１３に問い合わせた結果，加入者端
末５２が高速メモリ部内のビデオプログラムＤを受信中
であると認識すると，入力した再生制御コマンドを無効
と判定し，これを制御信号処理部１２に通知する。この
通知を受け取ると，制御信号処理部１２は，加入者端末
５２に現在再生制御コマンドが実行できないことを通知
する。
【００９３】以上のように再生制御コマンド判定部２１
が入力された再生制御コマンドを送出した加入者端末が
現在視聴しているビデオプログラムをサービス提供管理
部１３に問い合わせてから再生制御コマンドの有効／無
効を判定するので，ビデオプログラム毎に，加入者端末
からの再生制御を制限できる。
が入力された再生制御コマンドを送出した加入者端末が
現在視聴しているビデオプログラムをサービス提供管理
部１３に問い合わせてから再生制御コマンドの有効／無
効を判定するので，ビデオプログラム毎に，加入者端末
からの再生制御を制限できる。
【００９４】尚，サービス提供者が，ビデオプログラム
毎に加入者端末５１，５２からの再生制御コマンドの送
出回数を予めきめておけば，再生制御コマンド判定部２
１によってビデオプログラム毎に加入者端末に許可する
再生制御コマンド送出の回数を制限でき，サービスの付
加価値が高まる。
毎に加入者端末５１，５２からの再生制御コマンドの送
出回数を予めきめておけば，再生制御コマンド判定部２
１によってビデオプログラム毎に加入者端末に許可する
再生制御コマンド送出の回数を制限でき，サービスの付
加価値が高まる。
【００９５】図３は本発明の第３の実施例のビデオサー
バの構成を示すブロック図である。ただし以下の説明に
用いる図中で図８，図９，図１，及び図２と同じ番号が
付けられた構成要素は，これらの図中の構成要素と同一
である。図３に示すように，ビデオサーバ１０Ｃは，ス
イッチ１，スイッチ制御部２，コネクション制御部３，
ビデオ信号蓄積再生装置４，５，６，システム制御部７
Ｃ，及び高速蓄積再生手段である高速メモリ部８から構
成される。
バの構成を示すブロック図である。ただし以下の説明に
用いる図中で図８，図９，図１，及び図２と同じ番号が
付けられた構成要素は，これらの図中の構成要素と同一
である。図３に示すように，ビデオサーバ１０Ｃは，ス
イッチ１，スイッチ制御部２，コネクション制御部３，
ビデオ信号蓄積再生装置４，５，６，システム制御部７
Ｃ，及び高速蓄積再生手段である高速メモリ部８から構
成される。
【００９６】システム制御部７Ｃは，インターフェース
９，１１，１８，制御信号処理部１２，サービス提供管
理部１３，ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，ビデオプ
ログラム選択部１６，再生制御コマンド検出部２２から
構成される。
９，１１，１８，制御信号処理部１２，サービス提供管
理部１３，ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，ビデオプ
ログラム選択部１６，再生制御コマンド検出部２２から
構成される。
【００９７】制御信号用伝送路１７を介して入力される
加入者端末５１，５２からの制御信号は，インターフェ
ース１８を介して制御信号処理部１２に送られる。
加入者端末５１，５２からの制御信号は，インターフェ
ース１８を介して制御信号処理部１２に送られる。
【００９８】制御信号処理部１２は，入力される制御信
号がスイッチ１で設定されるコネクション制御に関する
場合は，これをインターフェース１１を介してコネクシ
ョン制御部３へ送る。
号がスイッチ１で設定されるコネクション制御に関する
場合は，これをインターフェース１１を介してコネクシ
ョン制御部３へ送る。
【００９９】制御信号処理部１２は，ビデオ信号蓄積再
生部４，５，６のどこにどのビデオプログラムが蓄積さ
れているかというディレクトリ情報を管理しており，入
力される制御信号がビデオプログラムの再生制御に関す
る場合は，ディレクトリ情報に基づいて入力される制御
信号を再生制御コマンド検出部２２へ送る。
生部４，５，６のどこにどのビデオプログラムが蓄積さ
れているかというディレクトリ情報を管理しており，入
力される制御信号がビデオプログラムの再生制御に関す
る場合は，ディレクトリ情報に基づいて入力される制御
信号を再生制御コマンド検出部２２へ送る。
【０１００】再生制御コマンド検出部２２は，入力され
る再生制御コマンドが，予めサービス提供者が決めた特
定の再生制御コマンドであることを検出すると，その再
生制御コマンドを制御信号処理部１２で指定された所定
のビデオ信号蓄積再生部４，５，６，あるいは高速メモ
リ部８へ送り，さらにコマンドその再生制御コマンドを
送出した加入者端末５１，５２が受信しているビデオプ
ログラムを別のビデオプログラムに切り換えるように制
御信号処理部１２へ通知する。
る再生制御コマンドが，予めサービス提供者が決めた特
定の再生制御コマンドであることを検出すると，その再
生制御コマンドを制御信号処理部１２で指定された所定
のビデオ信号蓄積再生部４，５，６，あるいは高速メモ
リ部８へ送り，さらにコマンドその再生制御コマンドを
送出した加入者端末５１，５２が受信しているビデオプ
ログラムを別のビデオプログラムに切り換えるように制
御信号処理部１２へ通知する。
【０１０１】制御信号処理部１２は，再生制御コマンド
検出部２２からの通知を受けると，ビデオプログラム選
択部１６に，高速メモリ部８が蓄積するビデオプログラ
ムの中から再生制御コマンド実行中に加入者端末５１，
５２に送出するビデオプログラムを決めさせる。
検出部２２からの通知を受けると，ビデオプログラム選
択部１６に，高速メモリ部８が蓄積するビデオプログラ
ムの中から再生制御コマンド実行中に加入者端末５１，
５２に送出するビデオプログラムを決めさせる。
【０１０２】ビデオプログラム選択部１６が再生制御コ
マンドを実行中に送出するビデオプログラムを決定する
と，これを制御信号処理部１２へ通知する。
マンドを実行中に送出するビデオプログラムを決定する
と，これを制御信号処理部１２へ通知する。
【０１０３】制御信号処理部１２は，ビデオプログラム
選択部１６から再生制御コマンド実行中に送出するビデ
オプログラムを通知されると，インターフェース１１を
介して高速メモリ部８とビデオ信号用伝送路１９，２０
の間のコネクション設定要求をコネクション制御部３へ
通知する。そして従来例で説明した手続きと同様の手続
きに従い，所定のコネクションが設定されると，制御信
号処理部１２はインターフェース９を介して高速メモリ
部８へ再生開始を指示する。
選択部１６から再生制御コマンド実行中に送出するビデ
オプログラムを通知されると，インターフェース１１を
介して高速メモリ部８とビデオ信号用伝送路１９，２０
の間のコネクション設定要求をコネクション制御部３へ
通知する。そして従来例で説明した手続きと同様の手続
きに従い，所定のコネクションが設定されると，制御信
号処理部１２はインターフェース９を介して高速メモリ
部８へ再生開始を指示する。
【０１０４】例として，加入者端末５１がビデオプログ
ラムＡを受信中に再生制御コマンドを送出し，このコマ
ンド実行中にビデオプログラムＤに切り換える手順を説
明する。既に，交換局５５のスイッチ５８で加入者端末
５１とビデオ信号用伝送路１９間のコネクションが確立
され，しかもスイッチ４でビデオプログラムＡを蓄積再
生するビデオ信号蓄積再生部４とビデオ信号用伝送路１
９間のコネクションは確立されているとする。
ラムＡを受信中に再生制御コマンドを送出し，このコマ
ンド実行中にビデオプログラムＤに切り換える手順を説
明する。既に，交換局５５のスイッチ５８で加入者端末
５１とビデオ信号用伝送路１９間のコネクションが確立
され，しかもスイッチ４でビデオプログラムＡを蓄積再
生するビデオ信号蓄積再生部４とビデオ信号用伝送路１
９間のコネクションは確立されているとする。
【０１０５】再生制御コマンド検出部２２が検出するコ
マンドを“早送り”と“巻き戻し”とすると，加入者端
末５１から“早送り”コマンドが送出されると，再生制
御コマンド検出部２２は，早送りコマンドを検出し，制
御信号処理部１２に通知する。そこで，制御信号処理部
１２は，ビデオプログラム選択部１６に指示を出す。ビ
デオプログラム選択部１６が，高速メモリ部８のビデオ
プログラムＤを選択すると，これを制御信号処理部１２
へ通知する。
マンドを“早送り”と“巻き戻し”とすると，加入者端
末５１から“早送り”コマンドが送出されると，再生制
御コマンド検出部２２は，早送りコマンドを検出し，制
御信号処理部１２に通知する。そこで，制御信号処理部
１２は，ビデオプログラム選択部１６に指示を出す。ビ
デオプログラム選択部１６が，高速メモリ部８のビデオ
プログラムＤを選択すると，これを制御信号処理部１２
へ通知する。
【０１０６】制御信号処理部１２は，ビデオプログラム
選択部１６から再生制御コマンド実行中に送出するビデ
オプログラムを通知されると，インターフェース１１を
介して高速メモリ部８とビデオ信号用伝送路１９の間の
コネクション設定要求をコネクション制御部３へ通知す
る。そして，従来例で説明した手続きと同様の手続きに
従い，所定のコネクションが設定されると，制御信号処
理部１２はインターフェース９を介して高速メモリ部８
へビデオプログラムＤの再生開始を指示する。
選択部１６から再生制御コマンド実行中に送出するビデ
オプログラムを通知されると，インターフェース１１を
介して高速メモリ部８とビデオ信号用伝送路１９の間の
コネクション設定要求をコネクション制御部３へ通知す
る。そして，従来例で説明した手続きと同様の手続きに
従い，所定のコネクションが設定されると，制御信号処
理部１２はインターフェース９を介して高速メモリ部８
へビデオプログラムＤの再生開始を指示する。
【０１０７】また，ビデオプログラムＤからビデオプロ
グラムＡへの復帰は，以下の方法によってなされる。
グラムＡへの復帰は，以下の方法によってなされる。
【０１０８】ビデオプログラムＤを受信中に加入者端末
５１からビデオプログラムＡに対する“早送り”と“巻
き戻し”以外のコマンド（例えば“ＰＬＡＹ”コマン
ド）を再生制御コマンド検出部２２が検出すると，再生
制御コマンド検出部２２は，加入者端末５１が受信して
いるビデオプログラムＤをビデオプログラムＡに戻すよ
うに制御信号処理部１２へ通知する。そして，制御信号
処理部１２は，インターフェース１１を介してビデオプ
ログラムＡを蓄積するビデオ信号蓄積再生部４とビデオ
信号用伝送路１９とのコネクション設定要求をコネクシ
ョン制御部３へ通知する。
５１からビデオプログラムＡに対する“早送り”と“巻
き戻し”以外のコマンド（例えば“ＰＬＡＹ”コマン
ド）を再生制御コマンド検出部２２が検出すると，再生
制御コマンド検出部２２は，加入者端末５１が受信して
いるビデオプログラムＤをビデオプログラムＡに戻すよ
うに制御信号処理部１２へ通知する。そして，制御信号
処理部１２は，インターフェース１１を介してビデオプ
ログラムＡを蓄積するビデオ信号蓄積再生部４とビデオ
信号用伝送路１９とのコネクション設定要求をコネクシ
ョン制御部３へ通知する。
【０１０９】そして，従来例で説明した手続きと同様の
手続きに従いこのコネクションが設定されると，再生制
御コマンド検出部２２は，高速メモリ部８にビデオプロ
グラムＤの再生を中止させ，ビデオ信号蓄積再生部４に
ビデオプログラムＡの“ＰＬＡＹ”コマンドを送り，こ
れが実行される。
手続きに従いこのコネクションが設定されると，再生制
御コマンド検出部２２は，高速メモリ部８にビデオプロ
グラムＤの再生を中止させ，ビデオ信号蓄積再生部４に
ビデオプログラムＡの“ＰＬＡＹ”コマンドを送り，こ
れが実行される。
【０１１０】またビデオプログラムＤからビデオプログ
ラムＡへの別な復帰方法としては，ビデオプログラムＤ
を受信中に加入者端末５１から“早送り”と“巻き戻
し”以外のコマンド（例えば“ＰＬＡＹ”コマンド）を
再生制御コマンド検出部２２が検出すると，再生制御コ
マンド検出部２２は，加入者端末５１が受信しているビ
デオプログラムＤをビデオプログラムＡに戻すように制
御信号処理部１２へ通知する。
ラムＡへの別な復帰方法としては，ビデオプログラムＤ
を受信中に加入者端末５１から“早送り”と“巻き戻
し”以外のコマンド（例えば“ＰＬＡＹ”コマンド）を
再生制御コマンド検出部２２が検出すると，再生制御コ
マンド検出部２２は，加入者端末５１が受信しているビ
デオプログラムＤをビデオプログラムＡに戻すように制
御信号処理部１２へ通知する。
【０１１１】次に，制御信号処理部１２は，ビデオプロ
グラムＤの再生終了の通知を高速メモリ部８からインタ
フェース９を介して通知されると，インターフェース１
１を介してビデオプログラムＡを蓄積するビデオ信号蓄
積再生部４とビデオ信号用伝送路１８とのコネクション
設定要求をコネクション制御部３へ通知する。
グラムＤの再生終了の通知を高速メモリ部８からインタ
フェース９を介して通知されると，インターフェース１
１を介してビデオプログラムＡを蓄積するビデオ信号蓄
積再生部４とビデオ信号用伝送路１８とのコネクション
設定要求をコネクション制御部３へ通知する。
【０１１２】そして，従来例で説明した手続きに従いこ
のコネクションが設定されると，再生制御コマンド検出
部２２は，高速メモリ部８にビデオプログラムＤの再生
を中止させ，ビデオ信号蓄積再生部４にビデオプログラ
ムＡの“ＰＬＡＹ”コマンドを送り，これが実行され
る。
のコネクションが設定されると，再生制御コマンド検出
部２２は，高速メモリ部８にビデオプログラムＤの再生
を中止させ，ビデオ信号蓄積再生部４にビデオプログラ
ムＡの“ＰＬＡＹ”コマンドを送り，これが実行され
る。
【０１１３】以上のように再生制御コマンド検出部２２
が入力された特定の再生制御コマンドを検出すると，こ
の再生制御コマンドを送出した加入者端末５１，５２の
受信しているビデオプログラムを切り換えることができ
る。また，これまで説明した本発明の第１から第３の実
施例は互いに組み合わせて使用することも可能である。
が入力された特定の再生制御コマンドを検出すると，こ
の再生制御コマンドを送出した加入者端末５１，５２の
受信しているビデオプログラムを切り換えることができ
る。また，これまで説明した本発明の第１から第３の実
施例は互いに組み合わせて使用することも可能である。
【０１１４】図４は本発明の第４の実施例のビデオサー
バの構成を示すブロック図で，本発明の第１の実施例の
システム制御部７Ａと本発明第２の実施例のシステム制
御部７Ｂを組み合わせたシステム制御部７Ｄを有する。
ただし，以下の説明に用いる図中で図８，図９，図１，
図２，及び図３と同じ番号が付けられた構成要素は，こ
れらの図中の構成要素と同一である。図４を参照して，
ビデオサーバ１０Ｄは，スイッチ１，スイッチ制御部
２，コネクション制御部３，ビデオ信号蓄積再生装置
４，５，６，高速蓄積再生手段である高速メモリ部８，
及びシステム制御部７Ｄから構成されている。
バの構成を示すブロック図で，本発明の第１の実施例の
システム制御部７Ａと本発明第２の実施例のシステム制
御部７Ｂを組み合わせたシステム制御部７Ｄを有する。
ただし，以下の説明に用いる図中で図８，図９，図１，
図２，及び図３と同じ番号が付けられた構成要素は，こ
れらの図中の構成要素と同一である。図４を参照して，
ビデオサーバ１０Ｄは，スイッチ１，スイッチ制御部
２，コネクション制御部３，ビデオ信号蓄積再生装置
４，５，６，高速蓄積再生手段である高速メモリ部８，
及びシステム制御部７Ｄから構成されている。
【０１１５】システム制御部７Ｄは，インターフェース
９，１１，１８，制御信号処理部１２，サービス提供管
理部１３，ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，レスポン
ス時間計算部１５，ビデオプログラム選択部１６，及び
再生制御コマンド判定部２１から構成されている。
９，１１，１８，制御信号処理部１２，サービス提供管
理部１３，ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，レスポン
ス時間計算部１５，ビデオプログラム選択部１６，及び
再生制御コマンド判定部２１から構成されている。
【０１１６】このような構成によって，加入者端末５
１，５２がリクエストしたビデオプログラムの送出まで
のレスポンス時間を計算し，レスポンス時間に再生送出
する別なビデオプログラムを選択してこれを再生送出
し，これが終了してからリクエストしたビデオプログラ
ムに切り換えることができ，しかも再生制御コマンド判
定部２１が入力された再生制御コマンドを送出した加入
者端末が現在視聴しているビデオプログラムをサービス
提供管理部１３に問い合わせてから再生制御コマンドの
有効／無効を判定するので，ビデオプログラム毎に，加
入者端末からの再生制御を制限でき，本発明第１に実施
例と第２の実施例の２つの効果が得られる。
１，５２がリクエストしたビデオプログラムの送出まで
のレスポンス時間を計算し，レスポンス時間に再生送出
する別なビデオプログラムを選択してこれを再生送出
し，これが終了してからリクエストしたビデオプログラ
ムに切り換えることができ，しかも再生制御コマンド判
定部２１が入力された再生制御コマンドを送出した加入
者端末が現在視聴しているビデオプログラムをサービス
提供管理部１３に問い合わせてから再生制御コマンドの
有効／無効を判定するので，ビデオプログラム毎に，加
入者端末からの再生制御を制限でき，本発明第１に実施
例と第２の実施例の２つの効果が得られる。
【０１１７】図５は本発明の第５の実施例によるビデオ
サーバの構成を示すブロック図で，本発明の第１の実施
例のシステム制御部７Ａと本発明の第３の実施例のシス
テム制御部７Ｃを組み合わせたシステム制御部７Ｅを有
する。ただし以下の説明に用いる図中で図８，図９，図
１，図３と同じ番号が付けられた構成要素は，これらの
図中の構成要素と同一である。図５を参照すると，ビデ
オサーバ１０Ｅは，スイッチ１，スイッチ制御部２，コ
ネクション制御部３，ビデオ信号蓄積再生部４，５，
６，システム制御部７Ｅ，及び高速蓄積再生手段である
高速メモリ部８から構成されている。
サーバの構成を示すブロック図で，本発明の第１の実施
例のシステム制御部７Ａと本発明の第３の実施例のシス
テム制御部７Ｃを組み合わせたシステム制御部７Ｅを有
する。ただし以下の説明に用いる図中で図８，図９，図
１，図３と同じ番号が付けられた構成要素は，これらの
図中の構成要素と同一である。図５を参照すると，ビデ
オサーバ１０Ｅは，スイッチ１，スイッチ制御部２，コ
ネクション制御部３，ビデオ信号蓄積再生部４，５，
６，システム制御部７Ｅ，及び高速蓄積再生手段である
高速メモリ部８から構成されている。
【０１１８】システム制御部７Ｅは，インターフェース
９，１１，１８，制御信号処理部１２，サービス提供管
理部１３，ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，レスポン
ス時間計算部１５，ビデオプログラム選択部１６，及び
再生制御コマンド検出部２２から構成される。
９，１１，１８，制御信号処理部１２，サービス提供管
理部１３，ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，レスポン
ス時間計算部１５，ビデオプログラム選択部１６，及び
再生制御コマンド検出部２２から構成される。
【０１１９】このような構成によって，加入者端末５
１，５２がリクエストしたビデオプログラムの送出まで
のレスポンス時間をレスポンス時間計算部１５を用いて
計算し，レスポンス時間に再生送出する別なビデオプロ
グラムをビデオプログラム１６を用いて選択して，これ
を再生送出し，これが終了してからリクエストしたビデ
オプログラムに切り換えることができ，しかも再生制御
コマンド検出部２２が入力された特定な再生制御コマン
ドを検出すると，この再生制御コマンドを送出した加入
者端末５１，５２の受信しているビデオプログラムを切
り換えることができ，本発明の第１の実施例と第３の実
施例とが有する２つの効果が得られる。
１，５２がリクエストしたビデオプログラムの送出まで
のレスポンス時間をレスポンス時間計算部１５を用いて
計算し，レスポンス時間に再生送出する別なビデオプロ
グラムをビデオプログラム１６を用いて選択して，これ
を再生送出し，これが終了してからリクエストしたビデ
オプログラムに切り換えることができ，しかも再生制御
コマンド検出部２２が入力された特定な再生制御コマン
ドを検出すると，この再生制御コマンドを送出した加入
者端末５１，５２の受信しているビデオプログラムを切
り換えることができ，本発明の第１の実施例と第３の実
施例とが有する２つの効果が得られる。
【０１２０】図６は本発明の第６の実施例のビデオサー
バの構成を示すブロック図で，本発明の第２の実施例の
システム制御部７Ｂと本発明の第３の実施例のシステム
制御部７Ｄを組み合わせたシステム制御部７Ｆを有す
る。ただし以下の説明に用いる図中で図８，図９，図
１，図２，及び図３と同じ番号が付けられた構成要素
は，これらの図中の構成要素と同一である。図６を参照
すると，ビデオサーバ１０Ｆは，スイッチ１，スイッチ
制御部２，コネクション制御部３，ビデオ信号蓄積再生
装置４，５，６，システム制御部７Ｆ，及び高速蓄積再
生手段である高速メモリ部８から構成される。
バの構成を示すブロック図で，本発明の第２の実施例の
システム制御部７Ｂと本発明の第３の実施例のシステム
制御部７Ｄを組み合わせたシステム制御部７Ｆを有す
る。ただし以下の説明に用いる図中で図８，図９，図
１，図２，及び図３と同じ番号が付けられた構成要素
は，これらの図中の構成要素と同一である。図６を参照
すると，ビデオサーバ１０Ｆは，スイッチ１，スイッチ
制御部２，コネクション制御部３，ビデオ信号蓄積再生
装置４，５，６，システム制御部７Ｆ，及び高速蓄積再
生手段である高速メモリ部８から構成される。
【０１２１】システム制御部７Ｆは，インターフェース
９，１１，１８，制御信号処理部１２，サービス提供管
理部１３，ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，ビデオプ
ログラム選択部１６，再生制御コマンド判定部２１，及
び再生制御コマンド検出部２２から構成され，さらに詳
細には，制御信号処理部１２は再生制御コマンド判定部
２１に接続され，再生制御コマンド判定部２１は再生制
御コマンド検出部２２に接続され，再生制御コマンド検
出部２２はインターフェース１８に接続されている。
９，１１，１８，制御信号処理部１２，サービス提供管
理部１３，ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，ビデオプ
ログラム選択部１６，再生制御コマンド判定部２１，及
び再生制御コマンド検出部２２から構成され，さらに詳
細には，制御信号処理部１２は再生制御コマンド判定部
２１に接続され，再生制御コマンド判定部２１は再生制
御コマンド検出部２２に接続され，再生制御コマンド検
出部２２はインターフェース１８に接続されている。
【０１２２】このような構成によって，再生制御コマン
ド判定部２１が入力された再生制御コマンドを送出した
加入者端末が現在視聴しているビデオプログラムをサー
ビス提供管理部１３に問い合わせてから再生制御コマン
ドの有効／無効を判定するので，ビデオプログラム毎
に，加入者端末からの再生制御を制限でき，しかも再生
制御コマンド検出部２２が入力された特定な再生制御コ
マンドを検出すると，この再生制御コマンドを送出した
加入者端末５１，５２の受信しているビデオプログラム
を切り換えることができ，本発明の第２の実施例と第３
の実施例の奏する２つの効果が得られる。
ド判定部２１が入力された再生制御コマンドを送出した
加入者端末が現在視聴しているビデオプログラムをサー
ビス提供管理部１３に問い合わせてから再生制御コマン
ドの有効／無効を判定するので，ビデオプログラム毎
に，加入者端末からの再生制御を制限でき，しかも再生
制御コマンド検出部２２が入力された特定な再生制御コ
マンドを検出すると，この再生制御コマンドを送出した
加入者端末５１，５２の受信しているビデオプログラム
を切り換えることができ，本発明の第２の実施例と第３
の実施例の奏する２つの効果が得られる。
【０１２３】さらに，図７は本発明の第７の実施例のビ
デオサーバの構成を示すブロック図で，本発明の第１の
実施例のシステム制御部７Ａと本発明の第２の実施例の
システム制御部７Ｂと本発明の第３の実施例のシステム
制御部７Ｃとを組み合わせたシステム制御部７Ｇを有す
る。ただし，以下の説明に用いる図中で図８，図９，図
１，図２，及び図３と同じ番号が付けられた構成要素
は，これらの図中の構成要素と同一である。図７を参照
すると，ビデオサーバ１０Ｇは，スイッチ１，スイッチ
制御部２，コネクション制御部３，ビデオ信号蓄積再生
装置４，５，６，高速蓄積再生手段である高速メモリ部
８，及びシステム制御部１０Ｇから構成される。
デオサーバの構成を示すブロック図で，本発明の第１の
実施例のシステム制御部７Ａと本発明の第２の実施例の
システム制御部７Ｂと本発明の第３の実施例のシステム
制御部７Ｃとを組み合わせたシステム制御部７Ｇを有す
る。ただし，以下の説明に用いる図中で図８，図９，図
１，図２，及び図３と同じ番号が付けられた構成要素
は，これらの図中の構成要素と同一である。図７を参照
すると，ビデオサーバ１０Ｇは，スイッチ１，スイッチ
制御部２，コネクション制御部３，ビデオ信号蓄積再生
装置４，５，６，高速蓄積再生手段である高速メモリ部
８，及びシステム制御部１０Ｇから構成される。
【０１２４】システム制御部７Ｇは，インターフェース
９，１１，１８，制御信号処理部１２，サービス提供管
理部１３，ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，レスポン
ス時間計算部１５，ビデオプログラム選択部１６，再生
制御コマンド判定部２１，及び再生制御コマンド検出部
２２から構成される。
９，１１，１８，制御信号処理部１２，サービス提供管
理部１３，ビデオ信号蓄積再生部管理部１４，レスポン
ス時間計算部１５，ビデオプログラム選択部１６，再生
制御コマンド判定部２１，及び再生制御コマンド検出部
２２から構成される。
【０１２５】このような構成によって，加入者端末５
１，５２がリクエストしたビデオプログラムの送出まで
のレスポンス時間をレスポンス時間計算部１５を用いて
計算し，レスポンス時間に再生送出する別なビデオプロ
グラムをビデオプログラム選択部１６を用いて選択して
これを再生送出し，これが終了してからリクエストした
ビデオプログラムに切り換えることができる。しかも，
再生制御コマンド判定部２１が入力された再生制御コマ
ンドを送出した加入者端末が現在視聴しているビデオプ
ログラムをサービス提供管理部１３に問い合わせてから
再生制御コマンドの有効／無効を判定するので，ビデオ
プログラム毎に，加入者端末からの再生制御を制限でき
る。さらに，再生制御コマンド検出部２２が入力された
特定の再生制御コマンドを検出すると，この再生制御コ
マンドを送出した加入者端末５１，５２の受信している
ビデオプログラムを切り換えることができ，本発明の第
１の実施例と第２の実施例，第３の実施例の夫々奏する
３つ効果を合わせた効果が得られる。
１，５２がリクエストしたビデオプログラムの送出まで
のレスポンス時間をレスポンス時間計算部１５を用いて
計算し，レスポンス時間に再生送出する別なビデオプロ
グラムをビデオプログラム選択部１６を用いて選択して
これを再生送出し，これが終了してからリクエストした
ビデオプログラムに切り換えることができる。しかも，
再生制御コマンド判定部２１が入力された再生制御コマ
ンドを送出した加入者端末が現在視聴しているビデオプ
ログラムをサービス提供管理部１３に問い合わせてから
再生制御コマンドの有効／無効を判定するので，ビデオ
プログラム毎に，加入者端末からの再生制御を制限でき
る。さらに，再生制御コマンド検出部２２が入力された
特定の再生制御コマンドを検出すると，この再生制御コ
マンドを送出した加入者端末５１，５２の受信している
ビデオプログラムを切り換えることができ，本発明の第
１の実施例と第２の実施例，第３の実施例の夫々奏する
３つ効果を合わせた効果が得られる。
【０１２６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば，加入者端
末がリクエストしたビデオプログラムの送出までのレス
ポンス時間を計算し，レスポンス時間に再生送出する別
なビデオプログラムを選択してこれを再生送出し，これ
が終了してからリクエストしたビデオプログラムに切り
換えることができる。
末がリクエストしたビデオプログラムの送出までのレス
ポンス時間を計算し，レスポンス時間に再生送出する別
なビデオプログラムを選択してこれを再生送出し，これ
が終了してからリクエストしたビデオプログラムに切り
換えることができる。
【０１２７】また本発明によれば，再生制御コマンド判
定部が入力された再生制御コマンドを送出した加入者端
末が現在視聴しているビデオプログラムをサービス提供
管理部１１５に問い合わせてから再生制御コマンドの有
効／無効を判定するので，ビデオプログラム毎に，加入
者端末からの再生制御を制限できる。
定部が入力された再生制御コマンドを送出した加入者端
末が現在視聴しているビデオプログラムをサービス提供
管理部１１５に問い合わせてから再生制御コマンドの有
効／無効を判定するので，ビデオプログラム毎に，加入
者端末からの再生制御を制限できる。
【０１２８】さらに本発明によれば，再生制御コマンド
検出部が入力された特定な再生制御コマンドを検出する
と，この再生制御コマンドを送出した加入者端末の受信
しているビデオプログラムを切り換えることができる。
検出部が入力された特定な再生制御コマンドを検出する
と，この再生制御コマンドを送出した加入者端末の受信
しているビデオプログラムを切り換えることができる。
【０１２９】このように本発明のビデオサーバは，シス
テム制御部の機能を向上させ，柔軟なＶＯＤサービスの
提供を可能とする。
テム制御部の機能を向上させ，柔軟なＶＯＤサービスの
提供を可能とする。
【図１】本発明の第１の実施例のビデオサーバを説明す
るための構成図である。
るための構成図である。
【図２】本発明の第２の実施例のビデオサーバを説明す
るための構成図である。
るための構成図である。
【図３】本発明の第３の実施例のビデオサーバを説明す
るための構成図である。
るための構成図である。
【図４】本発明の第４の実施例のビデオサーバを説明す
るための構成図である。
るための構成図である。
【図５】本発明の第５の実施例のビデオサーバを説明す
るための構成図である。
るための構成図である。
【図６】本発明の第６の実施例のビデオサーバを説明す
るための構成図である。
るための構成図である。
【図７】本発明の第７の実施例のビデオサーバを説明す
るための構成図である。
るための構成図である。
【図８】従来のＶＯＤシステムおよび本発明のビデオサ
ーバが適用されるＶＯＤシステムの一例を説明するため
の図である。
ーバが適用されるＶＯＤシステムの一例を説明するため
の図である。
【図９】従来のビデオサーバを説明するための構成図で
ある。
ある。
１ スイッチ ２ スイッチ制御部 ３ コネクション制御部 ４，５，６ ビデオ信号蓄積再生部 ７Ａ，７Ｂ，７Ｃ，７Ｄ，７Ｅ，７Ｆ，７Ｇ，７１
システム制御部 ８ 高速メモリ部 ９，１１，１８ インターフェース １０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ，１０Ｄ，１０Ｅ，１０Ｆ，１
０Ｇ，６９，７０ビデオサーバ １２ 制御信号処理部 １３ サービス提供管理部 １４ ビデオ信号蓄積再生部管理部 １５ レスポンス時間計算部 １６ ビデオプログラム選択部 １７ 制御信号用伝送路 １９，２０ ビデオ信号用伝送路 ２１ 再生制御コマンド判定部 ２２ 再生制御コマンド検出部 ５１，５２ 加入者端末 ５３，５４ 加入者伝送路 ５５ 交換局 ５６，５７ 加入者回路 ５８ スイッチ ５９ スイッチ制御部 ６１ コネクション制御部 ６２ 制御信号受付部 ６３ パケット交換網
システム制御部 ８ 高速メモリ部 ９，１１，１８ インターフェース １０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ，１０Ｄ，１０Ｅ，１０Ｆ，１
０Ｇ，６９，７０ビデオサーバ １２ 制御信号処理部 １３ サービス提供管理部 １４ ビデオ信号蓄積再生部管理部 １５ レスポンス時間計算部 １６ ビデオプログラム選択部 １７ 制御信号用伝送路 １９，２０ ビデオ信号用伝送路 ２１ 再生制御コマンド判定部 ２２ 再生制御コマンド検出部 ５１，５２ 加入者端末 ５３，５４ 加入者伝送路 ５５ 交換局 ５６，５７ 加入者回路 ５８ スイッチ ５９ スイッチ制御部 ６１ コネクション制御部 ６２ 制御信号受付部 ６３ パケット交換網
Claims (5)
- 【請求項１】複数の加入者端末と，複数のビデオサーバ
と，前記複数のビデオサーバから前記複数の加入者端末
へビデオプログラムを伝送する第１のネットワークと，
前記複数の加入者端末と前記複数のビデオサーバ間で送
受される制御信号を伝送する第２のネットワークとを備
えて構成されるビデオ・オン・デマンドシステムにおけ
るビデオサーバにおいて， 前記複数のビデオサーバの各々は，前記ビデオプログラ
ムを蓄積しこれを前記複数の加入者端末各々からの制御
信号に応じて再生する複数の蓄積再生手段と，蓄積され
る前記ビデオプログラムの高速な読み出しが可能であり
少なくとも前記複数の蓄積再生手段よりは当該ビデオプ
ログラムの再生開始が速い複数の高速蓄積再生手段と，
前記複数の蓄積再生手段および高速蓄積再生手段からの
ビデオプログラムを所定の出力ポートに切り換える切り
換え手段と，前記複数の加入者端末各々からの制御信号
を入力し，当該制御信号に対応して前記複数の蓄積再生
手段および高速蓄積再生手段と前記切り換え手段とを制
御する制御手段とから構成され， 前記制御手段は，前記複数の蓄積再生手段に蓄積される
ビデオプログラムの再生を要求してから再生が開始され
るまでのレスポンス時間を計算するレスポンス時間計算
手段と，前記複数の高速蓄積再生手段に蓄積されている
ビデオプログラムの中で前記レスポンス時間計算手段が
算出する前記レスポンス時間に再生するビデオプログラ
ムを選択するビデオプログラム選択手段とを備え， 前記制御手段は、前記複数の加入者端末各々から視聴要
求を示す制御信号を受け付けると，前記複数の高速蓄積
再生手段と前記切り換え手段を制御して，前記レスポン
ス時間計算手段により算出されたレスポンス時間に前記
ビデオプログラム選択手段により選択されたビデオプロ
グラムを前記加入者端末へ送出し、 前記制御手段は，更に，前記複数の加入者端末各々から
前記ビデオプログラムの再生状態を制御するコマンドを
示す制御信号を受信すると，前記レスポンス時間に送出
されるビデオプログラムに対する前記制御信号に示され
たコマンドの実行を中止する再生制御コマンド判定手段
を備え，前記制御手段は，前記複数の加入者端末各々から前記再
生状態を制御するコマンドを示す制御信号を受信する
と，前記コマンドを送出した加入者端末が現在視聴して
いるビデオプログラムが前記複数の高速蓄積再生手段に
蓄積されているビデオプログラムである場合には前記コ
マンドの実行を中止し，前記複数の高速蓄積再生手段に
蓄積されているビデオプログラムでない場合は前記コマ
ンドの実行を行うように前記複数の蓄積再生制御手段に
通知することを特徴とするビデオ・オン・デマンドシス
テムにおけるビデオサーバ。 - 【請求項２】前記制御手段は，更に，前記複数の加入者
端末各々から前記ビデオプログラムの再生状態を制御す
るコマンドを示す制御信号を受信し，前記制御信号に示
された複数のコマンドを識別し予め検出するように決め
たコマンドを検出する再生制御コマンド検出手段を備
え， 前記ビデオプログラム選択手段は，前記再生制御コマン
ド検出手段が前記決められたコマンドを検出すると，こ
のコマンドを実行している間に送出すべきビデオプログ
ラムを選択することを特徴とする請求項１に記載のビデ
オ・オン・デマンドシステムにおけるビデオサーバ。 - 【請求項３】前記制御手段は，更に，前記複数の加入者
端末各々が現在視聴しているビデオプログラムを示すサ
ービス提供情報を管理するサービス提供管理手段を備え
ていることを特徴とする請求項１又は２に記載のビデオ
・オン・デマンドシステムにおけるビデオサーバ。 - 【請求項４】複数の加入者端末と，複数のビデオサーバ
と，前記複数のビデオサーバから前記複数の加入者端末
へビデオプログラムを伝送する第１のネットワークと，
前記複数の加入者端末と前記複数のビデオサーバ間で送
受される制御信号を伝送する第２のネットワークとを備
えて構成されるビデオ・オン・デマンドシステムにおけ
るビデオサーバにおいて， 前記複数のビデオサーバの各々は，前記ビデオプログラ
ムを蓄積しこれを前記複数の加入者端末各々からの制御
信号に応じて再生する複数の蓄積再生手段と，蓄積され
る前記ビデオプログラムの高速な読み出しが可能であり
少なくとも前記複数の蓄積再生手段よりは当該ビデオプ
ログラムの再生開始が速い複数の高速蓄積再生手段と，
前記複数の蓄積再生手段および高速蓄積再生手段からの
ビデオプログラムを所定の出力ポートに切り換える切り
換え手段と，前記複数の加入者端末各々からの制御信号
を入力し，当該制御信号に対応して前記複数の蓄積再生
手段および高速蓄積再生手段と前記切り換え手段とを制
御する制御手段とから構成され， 前記制御手段は，前記複数の加入者端末各々が現在視聴
しているビデオプログラムを示すサービス提供情報を管
理するサービス提供管理手段と，前記複数の加入者端末
各々から前記ビデオプログラムの再生状態を制御するコ
マンドを示す制御信号を受信すると，前記レスポンス時
間に送出されるビデオプログラムに対する前記制御信号
に示されたコマンドの実行を中止する再生制御コマンド
判定手段とを備え， 前記制御手段は，前記複数の加入者端末各々から前記再
生状態を制御するコマンドを示す制御信号を受信する
と，前記サービス提供管理手段が管理するサービス提供
情報を参照し前記コマンドを送出した加入者端末が現在
視聴しているビデオプログラムが前記複数の高速蓄積再
生手段に蓄積されているビデオプログラムであるか否か
を判定し，前記複数の高速蓄積再生手段に蓄積されてい
るビデオプログラムと判定した場合においては前記コマ
ンドの実行を中止し，前記複数の高速蓄積再生手段に蓄
積されているビデオプログラムでないと判定した場合に
おいては前記コマンドの実行を行うように前記複数の蓄
積再生制御手段に通知することを特徴とするビデオ・オ
ン・デマンドシステムにおけるビデオサーバ。 - 【請求項５】複数の加入者端末と，複数のビデオサーバ
と，前記複数のビデオサーバから前記複数の加入者端末
へビデオプログラムを伝送する第１のネットワークと，
前記複数の加入者端末と前記複数のビデオサーバ間で送
受される制御信号を伝送する第２のネットワークとを備
えて構成されるビデオ・オン・デマンドシステムにおけ
るビデオサーバにおいて， 前記複数のビデオサーバの各々は，前記ビデオプログラ
ムを蓄積しこれを前記複数の加入者端末各々からの制御
信号に応じて再生する複数の蓄積再生手段と，蓄積され
る前記ビデオプログラムの高速な読み出しが可能であり
少なくとも前記複数の蓄積再生手段よりは当該ビデオプ
ログラムの再生開始が速い複数の高速蓄積再生手段と，
前記複数の蓄積再生手段および高速蓄積再生手段からの
ビデオプログラムを所定の出力ポートに切り換える切り
換え手段と，前記複数の加入者端末各々からの制御信号
を入力し，当該制御信号に対応して前記複数の蓄積再生
手段および高速蓄積再生手段と前記切り換え手段とを制
御する制御手段とから構成され， 前記制御手段は，前記制御信号に示された複数のコマン
ドを識別し予め検出するように決めたコマンドを検出す
る再生制御コマンド検出手段と，前記再生制御コマンド
検出手段が前記決められたコマンドを検出すると，この
コマンドを実行している間に送出する，高速蓄積再生手
段に蓄積されたビデオプログラムを選択する複数のビデ
オプログラム選択手段とを備え，前記制御手段は，前記
加入者端末各々から前記再生状態を制御するコマンドを
示す制御信号を受信すると，前記複数の高速蓄積再生手
段と前記切り換え手段を制御して，前記ビデオプログラ
ム選択により選択されたビデオプログラムを前記複数の
加入者端末へ送出することを特徴とするビデオ・オン・
デマンドシステムにおけるビデオサーバ。
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