JP3617089B2 - 映像蓄積配送装置及び映像蓄積配送システム - Google Patents
映像蓄積配送装置及び映像蓄積配送システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3617089B2 JP3617089B2 JP28943694A JP28943694A JP3617089B2 JP 3617089 B2 JP3617089 B2 JP 3617089B2 JP 28943694 A JP28943694 A JP 28943694A JP 28943694 A JP28943694 A JP 28943694A JP 3617089 B2 JP3617089 B2 JP 3617089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video
- data
- delivery
- storage
- access
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012384 transportation and delivery Methods 0.000 title claims description 216
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 27
- 238000007726 management method Methods 0.000 claims description 22
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 14
- 230000006854 communication Effects 0.000 claims description 8
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 8
- 208000033748 Device issues Diseases 0.000 claims 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 47
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 36
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 35
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 description 26
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 21
- 230000006870 function Effects 0.000 description 14
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 10
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 7
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 description 6
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 6
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 6
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000013523 data management Methods 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 2
- 208000034423 Delivery Diseases 0.000 description 1
- 101000969688 Homo sapiens Macrophage-expressed gene 1 protein Proteins 0.000 description 1
- 102100021285 Macrophage-expressed gene 1 protein Human genes 0.000 description 1
- 230000007175 bidirectional communication Effects 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013144 data compression Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000002716 delivery method Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000012886 linear function Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/10—Adaptations for transmission by electrical cable
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/12—Systems in which the television signal is transmitted via one channel or a plurality of parallel channels, the bandwidth of each channel being less than the bandwidth of the television signal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/92—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N5/926—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/765—Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/78—Television signal recording using magnetic recording
- H04N5/781—Television signal recording using magnetic recording on disks or drums
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/78—Television signal recording using magnetic recording
- H04N5/782—Television signal recording using magnetic recording on tape
- H04N5/783—Adaptations for reproducing at a rate different from the recording rate
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/84—Television signal recording using optical recording
- H04N5/85—Television signal recording using optical recording on discs or drums
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、映像蓄積配送装置及びシステムに係り、特に、映像データを複数のクライアントに同時に供給するのに適した映像蓄積配送装置及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の情報処理システムは、例えば、図26の(a)に示すように、中央演算処理装置(CPU)2610と、メモリ2620と、入出力(I/O)ユニット2670とを有し、上記CPUとメモリをシステムバス2601で接続し、I/Oバス2602を、バスインターフェース(I/F)2603を介して、上記システムバス2601と接続し、上記I/Oバスに接続された入出力ユニット2670を介して、例えば、データ蓄積装置2660やネットワーク2650等と接続する構成となっている。
【0003】
また、他のシステム構成としては、例えば、図26(b)に示すように、複数のCPU2610と複数のI/Oユニット2670をシステムバス2620に接続し、複数のCPUを並列に動作させることによって演算性能を向上させている(Tightly Coupled Multi−Processor構成)。
【0004】
また、複数のワークステーション(WS)やパーソナルコンピュータ(PC)等をローカルエリアネットワーク(LAN)により相互に接続して、情報処理システムが構築される。LANには、約8Mbps(メガビット毎秒)のスループットをもつイーサネットや、約100MbpsのスループットをもつFDDI(Fiber Distributed Date Interface)等が利用できる。
【0005】
また、近年、ATM(Asyncronous Transfer Mode)のLANへの応用が開始されている。ATM−LANでは、イーサネットやFDDIのような一本の通信線を時分割に利用する通信方式とは異なって、ATMスイッチを介して、同一回線上に同時に複数のチャネルを設定できるため、システム全体として非常に高いスループットを実現できる。各情報処理装置のI/Fには、例えば、約50Mbps、約150Mbps、約600Mbpsの如く、階層的なスループットが設定されおり、下位のデータをマルチプレクサによって束ねることにより、上位の階層と接続することができる。
【0006】
通信回線が高速化するのに伴い、ネットワークを介して大容量の画像データの通信を行いたいという要求がある。映像データは、ユーザに対して、テキストデータではできなかった多様な情報を提供できる。また、映像データの蓄積に必要なメモリ容量と伝送帯域を削減するためのデータ圧縮技術として、「JPEG」、「MPEG」、「H.261」等の各種の圧縮アルゴリズムが提案されている。
【0007】
イーサネットを介して、例えば、20台程度の複数のクライアントに対して、圧縮された画像データ(約1.2Mbps)を同時に配送するソフトウエアの開発が試みられている。また、大容量なデータを格納するデータ蓄積装置として、RAID(Redundunt Array of Inexpensive Disk)が考案されている。この方式によれば、磁気デイスク装置を並列的に接続して稼働させ、データを各磁気デイスクにストライピングした形で格納することにより、データアクセス・スループットを向上させ、かつ、冗長なデイスクに予めパリテイ等の情報を格納しておくことによって、欠陥をもつデータブロックが発生した場合でも、正しいデータを再生できる。
【0008】
また、複数の光デイスクを備え、任意の光デイスクを選んでデータの出力動作ができるようにした「光デイスクジュークボックス」と呼ばれる大容量のデータ蓄積装置も提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
時間的に連続する映像データを同時、あるいは並列的に複数のユーザに提供するためには、高速にデータを読み書きできる大容量のデータ蓄積装置と、大容量のデータを高速に伝送できるネットワークが必要となる。このようなデータ蓄積装置を従来のバスを経由してネットワークに接続すると、バス上でのデータ集中が問題となる。
【0010】
また、映像データは、情報処理装置が扱う一般のテキストデータと異なって、時間軸上の管理が必要となる。すなわち、各ユーザ端末対応に、1秒当りに必要な量の映像データを定常的に送り続け、出力端末で映像に欠落が発生しないようにQOS(Quality of Service)を保証する必要がある。
【0011】
然るに、映像データの配送サービスのために、従来のバスを利用した情報処理システムの構成、すなわち、映像データを蓄積するための複数のファイル装置(あるいはそれぞれが映像ファイル装置を備える複数の映像蓄積配送装置)をバスを介してネットワークに接続するシステム構成を採用すると、複数のユニット間でバス使用権の奪い合いが発生し、権利を得たユニットに映像データの送信機会が与えられるため、上述したQOSの保証が困難にある。
【0012】
本発明の目的は、QOSを保証して、映像あるいは画像データを複数のユーザに並列的に配送できるようにした映像蓄積配送装置、及び映像蓄積配送システムを提供することにある。
【0013】
本発明の他の目的は、例えば、早送りや早戻し再生の如く、ユーザ端末における多様な映像配送要求に応答できる映像蓄積配送装置、及び映像蓄積配送システムを提供することにある。
【0014】
本発明の他の目的は、任意フレームの映像、または指定の時間から映像の配送サービスが可能な映像蓄積配送装置、及び映像蓄積配送システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は映像蓄積配送システムでは、複数の入力端子と複数の出力端子とを有し、入力データを指定された出力端子に出力するためのスイッチユニットと、上記スイッチユニットを制御するための制御ユニットと、上記スイッチユニットに接続され、それぞれ映像情報を蓄積するためのファイル手段と映像データを出力するための出力手段とを有する少なくとも一つの映像蓄積配送装置と、上記スイッチユニットに直接またはネットワークを介して結合された複数の端末装置とからなり、上記映像蓄積配送装置と端末装置との間の映像データ転送および上記端末装置と上記制御ユニットとの間の通信が、上記スイッチユニットを介して行われるようにしたことを特徴とする。
【0016】
更に具体的に言うと、上記制御ユニットは、例えば、上記映像蓄積配送装置内での映像データの格納場所を記憶するための手段を備えており、端末装置が制御ユニットに対して或る映像デ−タについてアクセス要求を発行すると、上記制御ユニットがスイッチユニットを制御し、上記アクセス対象となった映像をもつ特定の映像蓄積配送装置を要求元の端末装置との間に映像データ転送のためのパスを形成するようになっている。また、上記制御ユニットは、各ユーザ(端末装置)から配送開始時間を指定した形で映像配送要求を受付け、該当する映像データの配布サービスを指定された時間に開始する機能を備える。
【0017】
本発明の映像蓄積配送装置は、映像データを蓄積するための少なくとも1つのファイル手段を備え、上記ファイル手段に、映像データの各フレームの格納アドレスを示すフレームアドレステーブルを上記映像データと共に格納したことを特徴とする。
【0018】
これによって、例えば、早送りまたは早戻し再生の要求があった時、上記フレームアドレステーブルに従って、上記ファイル手段から再生に必要なフレームデータを読み出す。尚、上記早送りまたは早戻し再生要求に対処するためには、上記フレームアドレステーブルを、例えば、第1の再生速度で再生すべき第1の映像データの各フレームの前記ファイル手段内での格納アドレスを示すための第1のフレームアドレステーブルと、第2の再生速度で再生すべき第2の映像データの各フレームの前記ファイル手段内での格納アドレスを示す第2のフレームアドレステーブルとに分けて構成すればよい。
【0019】
本発明の映像蓄積配送装置の他の特徴は、映像データを格納するための第1、第2のデータ蓄積装置を備え、配送要求された映像データの少なくとも一部を上記第1のデータ蓄積装置から読み出して上記第2のデータ蓄積装置へ書き込み、上記第2のデータ蓄積装置から読み出した映像データを要求元に配送することを特徴とする。この場合、第1のデータ蓄積装置としては、データ記憶容量の大きいもの、例えば光ディスク記憶装置を適用し、第2の蓄積装置としては、高速レスポンスの記憶装置、例えば磁気デイスク装置あついは半導体記憶装置を適用する。
【0020】
本発明の映像蓄積配送装置の他の特徴は、映像を蓄積するための蓄積装置と、上記蓄積手段から読み出された複数の映像ストリームをネットワークを介して要求元装置に配送するための配送制御手段とを備え、新規の映像ストリーム配送要求(または非周期なアクセス要求)が発生した時、既に配送中の映像ストリームによる上記蓄積装置のアクセス占有時間とアクセス周期とに応じて、これらのアクセス要求の受付と実行タイミングを制御するようにしたことにある。
【0021】
新規の映像ストリームの配送要求を拒絶または一時保留するか否かの判定は、例えば、既に配送サービス中または受付済要求に基づく上記蓄積装置へのアクセス周期時間のうちの最短の周期時間Tsと、配送中の映像ストリームによる上記蓄積装置のアクセス占有時間の総和Wと、新規の映像ストリーム配送要求による上記蓄積装置へのアクセス時間Wkとが、条件式Ts≦(W+Wk)を満たすか否かによって決める。
【0022】
本発明による映像配送システムの他の特徴は、ネットワークまたは端末装置に接続されたスイッチ手段と、上記スイッチ手段に接続された制御装置と、上記スイッチ手段に接続された複数の映像蓄積配送装置からなり、各映像蓄積配送装置は、それぞれ映像データを蓄積するための少なくとも1つの蓄積手段と、上記蓄積手段から読み出された複数の映像ストリームを上記スイッチ手段を介して要求元の端末装置に配送するための配送制御手段とを備え、上記制御装置が、上記何れかの映像蓄積配送装置において配送サービス中の映像データの少なくとも1部を他の何れかの映像蓄積配送装置の蓄積手段に転写し、同一映像に関する複数の配送要求元に対して、複数の映像蓄積配送装置で分担して配送サービスするようにしたことにある。
【0023】
【作用】
本発明によれば、複数の映像蓄積配送装置をスイッチユニットを介して情報処理装置(クライアント)およびネットワークと接続することによって、従来のバスネックの問題を解消し、スループットを著しく向上させている。スイッチユニットを適用し、これを制御ユニットで制御することにより、映像蓄積配送装置の優先制御、複数映像配送チャネルの転送レートの変更制御、新たなデータリード要求を生じた場合の既存データ配送チャネルのQOS保証が可能となる。
【0024】
また、映像データのフレームデータアドレステーブルを映像データと共にデータ蓄積装置に格納しておくことによって、ユーザが要求した映像を指定されたフレームまたは指定された時間から再生開始する場合でも、映像データの読み出しに先だって、上記蓄積装置から読み出したフレームアドレステーブルを半導体メモリのような高速メモリ上にロードしておき、上記メモリを参照して目的データの格納場所を知ることができるため、高速レスポンスが可能となる。上記高速メモリ上のフレームアドレステーブルを参照すれば、映像データの配送中に次に読み出すべきデータの格納アドレスを迅速に把握できるため、データ蓄積装置から目的データを迅速に読み出すことができ、映像のQOS管理や、早送りまたは早戻し再生時などの特殊再生要求に対処できる。
【0025】
また、映像データを蓄積するための第1のデータ蓄積装置とは別に、高速レスポンスの第2のデータ蓄積装置を設けておき、第2のデータ蓄積装置をキャッシュメモリとして用い、該第2のデータ蓄積装置から映像データを配送している間に、第1のデータ蓄積装置から後続の映像データまたは他のユーザに配送すべき別の映像データを読み出し、これを上記第2のデータ蓄積装置に転送することによって、同一ファイル(第1のデータ蓄積装置)に蓄積された映像データを複数ユーザへ並列的に配送サービスすることができる。
【0026】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の全体構成を示す図、図2〜4は本発明の主要部の構成の1例を示す図、図5〜8は本発明の動作を説明する図である。
【0027】
図1は映像蓄積配送システムの構成とこれ接続されたクライアント(各種の端末装置、または情報処理装置)を示し、101は映像蓄積配送システム、102〜105は映像蓄積配送装置、121は磁気デイスク装置、122は磁気テープ装置、123は光デイスクジュークボックス装置を示す。140はスイッチバス、130はバスI/F(インターフェース)、190は制御ユニット、160はQOS管理テーブル、161はバス制御ブロック、162はスイッチバス140を制御する制御管理信号線、165はデータ制御ブロック、110はリソース制御用信号線である。また、172はワークステーション、173はパーソナルコンピュータ、170は編集用WS、150はローカルエリアネットワーク(LAN)、180は公衆網、181は公衆網I/Fを示す。
【0028】
映像蓄積配送システム101では、複数の映像蓄積配送装置102〜105をスイッチバス140により相互に接続する。また、全体を制御する制御ユニット190もスイッチバス140と接続する。各映像蓄積配送装置102〜105は、リソース制御用信号線110によって接続された制御ユニット190で制御される。制御ユニット190は、制御管理信号線162によりスイッチバス140と接続する。各映像蓄積配送装置102〜105は、制御ユニット190より命令を入力する。
【0029】
スイッチバス140には、各種の映像データ蓄積装置121〜123と、クライアント装置(ワークステーション172やパーソナルコンピュータ173)と、ローカルエリアネットワーク150が接続され、映像蓄積配送システム101は、上記スイッチバス140を介して、映像蓄積配送装置間、映像蓄積配送装置と制御ユニット190間、映像蓄積配送装置とクライアント間、制御ユニット190とクライアント間、クライアント間のデータ通信が可能である。
【0030】
制御ユニット190のバス制御ブロック160は、QOS管理テーブル160を参照し、制御管理信号線162を通してスイッチバス140を制御し、上記装置間の接続(コネクション)の設定及び変更、通信の優先順位の設定を行うことができる。また、映像蓄積配送システム101は、公衆網I/F181を介して公衆網180と接続することができる。
【0031】
図2は、スイッチバス140の構成の1例を示す。
図において、221は、図1における映像蓄積配送装置102〜105及び制御ユニット190に対応する。231〜239は外部接続端、255はバッファブロック、250はセルの選択回路、240はバッファ、210〜219はマルチプレクサを示す。260は制御ブロックであり、制御信号線270により、各バッファブロック255内のセル選択回路250を制御する。入力用スイッチ201と出力用スイッチ202により、双方向通信を可能としている。
【0032】
スイッチバス140は、セル単位で情報の転送を行う。
各セルは、図3に示すように、ヘッダ部とデータ部とからなり、ヘッダ部には、コネクション番号を書き込んでおく。
【0033】
スイッチバス140では、コネクション設立時に、制御ブロック260において、セル転送テーブルにコネクションを加える。データ転送は、このセル転送テーブルに従って、転送先が決定される。制御信号線270により、各セル選択回路250を制御する。セル選択回路250は、送り先が対応するセルのみを選択し、バッファ240にキュイングし、順次マルチプレクサ211に出力し、外部接続端231〜239へ出力する。また、バッファ240が不足し、セル廃棄が必要となった場合、セルヘッダ部に書き込まれているセルハイキプライオリテイ及び制御ブロック260の制御により、廃棄するセルを選択する。
【0034】
図4に、図1の映像蓄積配送システム101における映像蓄積配送装置の構成の1例を示す。
本図において、400は映像蓄積配送装置、410はデータ蓄積装置、411はスイッチ、420はバッファ、421はスイッチを示す。430と435はそれぞれ出力ドライバと入力ドライバであり、460、461はセル生成ブロック及びデータ合成ブロックを示す。450は制御ブロック、451は演算装置(CPU)、452はタイマ、453はメモリを示す。110は、図1におけるリソース制御用信号線と同じで、制御ブロック450へ命令461を送ったり、状況、要求に対する返答462を転送する。471〜476は制御信号を示す。
【0035】
映像蓄積配送装置400では、リソース制御用信号線110により受け取る命令に従ってデータ蓄積装置410を制御する。例えば、データリード命令では、タイマ452の時間に従い、データ蓄積装置410より映像データを読み出す。読み出されたデータは、セル生成ブロック460によりセルに分解され、出力ドライバ430を介してスイッチバス140に出力される。また、既存のデータ読み出し命令実行中に新たな読み出し命令が入力された場合、もし、実行が不可能であれば、その旨の返答432をリソース制御用信号線110を介して制御ユニット190へ送る。
【0036】
スイッチ411は、必要に応じてデータ蓄積装置410とバッファ420を接続する。同様に、スイッチ421は、バッファ420とセル生成ブロック460及びデータ合成ブロック461間を接続する。バッファ420は、必要に応じて、入力データ用バッファあるいは出力データ用バッファとして使用される。また、メモリ453には、以上の制御を行なうコードをロードしておく。
【0037】
映像蓄積配送装置400は、リソース制御用信号線110を介して、制御ユニット190から映像データ配送命令を受けると、現在配送中の映像チャネルおよび映像蓄積配送装置400内の資源の能力から、新たな映像データ配送命令を行うか否かを判断する。一旦、制御ユニット190に対して命令承諾を行うと、それ以降の映像蓄積配送装置400内の資源管理及び配送する映像データのQOSは、制御ブロック450が管理する。スイッチバス140の管理は、図1における制御ユニット190が管理する。
【0038】
各映像蓄積配送装置400の配送能力を予め制御ユニット190で記憶しておき、各映像蓄積配送装置400の現状の配送チャネル数と転送レートから実行可能か否か判断するようにしてもよい。
【0039】
次に、図5〜8を用いて、本発明の動作手順について説明する。
図5は、データリード時の動作を示す。本図において、400は映像蓄積配送装置、190は制御ユニット、505は命令。501はスイッチバス140内のスイッチ、510はクライアント、520はクライアントから映像蓄積配送システム101への要求、521はデータを示す。
【0040】
クライアント510が映像蓄積配送システム101に映像データ読み出し要求を行うと、その要求は制御ユニット190が受け取る。制御ユニット190は、図1に示す管理情報166から、要求された映像データがどの映像蓄積配送装置400に格納されているか知る。格納先の映像蓄積配送装置が配送可能な場合、制御ユニット190は、格納先映像蓄積配送装置400とクライアント510間にコネクションを設定し、スイッチバス140内のスイッチ501を制御して、格納先映像蓄積配送装置400が出力する映像データをクライアント510へ配送する。
【0041】
本発明では、映像の蓄積と配送動作を行う複数の映像蓄積配送装置400をスイッチバス140に並列に接続しておく。クライアント側からは、一つの映像蓄積配送システム101として、アクセスを行えばよい。スイッチバス140の制御は、制御ユニット190が行う。
【0042】
次に、映像蓄積配送システム101への映像データの書き込み時の動作について、図6〜8を用いて説明する。
図6は、映像データの映像蓄積配送装置400への書き込み時の動作を示し、605は命令、620はクライアントから映像蓄積配送システム101への要求、621はデータを示す。また、図7は、映像蓄積配送システム101の制御ユニット190内のQOS管理テーブル、図8は、クライアントから映像蓄積配送装置101へデータを書き込む動作の流れを示す。
【0043】
例えば、図8に示すように、クライアント側から映像蓄積配送システム101に映像データ書き込み命令を発行し、データ名、データ量、転送レート(スループット)を通知すると、サーバ側では、データ管理情報またはリソース制御用信号線110からそれぞれのユニット400のリソースの状態を調べ、書き込み可能な映像蓄積配送装置400を決める。実行不可能な場合は、その旨をクライアント側に通知し、実行可能な場合は、書き込み先のユニット400へリソース制御用信号線110を介して、送り手側のアドレス、データ量、転送レートを通知する。次に、スイッチバス140によって、映像データを格納するための映像蓄積配送装置400とクライアントとの間にコネクションを設定する。
【0044】
制御ユニット190は、図7に示すQOS管理テーブルに新たなコネクションを加える。このQOS管理テーブル160により、新たにコネクションを設定してもよいか否かを知ることができる。
【0045】
サーバ側では、次に、クライアント側へ転送スタート要求を発行する。クライアント側は、データ転送をスタートし、格納する映像蓄積配送装置400へ映像データを書き込むことができる。
【0046】
本発明では、スイッチバス140に映像蓄積配送装置を並列分散接続する構成としているため、映像蓄積配送装置の接続台数を変えることにより、ユーザまたはアプリケーションが必要とする蓄積容量、映像同時配送能力に容易に対応することができる。
【0047】
図9〜図10は、本発明の他の構成例を示す。
図9は、映像蓄積配送装置901の構成の1例を示し、901は映像蓄積配送装置、906はデイスクアレイ装置、905はデイスクアレイのコントローラを示す。911はバス、912、921はバスへのドライバを示す。また、913はネットワークを介して通信するためのプロトコール制御部、922は、デイスクアレイ装置906のファイル格納形式制御部、930はスケジューリング及びファイルアクセス制御部、931はサーバアプリケーション、990はATM−LAN、915はATM/AAL(ATMアダプテイブ層)を示す。
【0048】
950はクライアント(端末装置)であり、970はATM/AAL(ATMアダプテイブ層)、971はドライバ、972はプロトコル制御部、960は映像データデコーダ、961はドライバを示す。962はデコーダ制御部、963はNTSC信号線、981はVideoボード、982はWindowシステム、983はクライアントアプリケーションを示す。本図では、映像蓄積配送装置901を直接ATM−LAN990に接続した例である。
【0049】
ファイル形式制御部922は、データ蓄積装置または図9に示したデイスクアレイ装置906のデータ格納形式と、データの読み出しまたは書き込み時の制御を行う。プトコール制御部913は、ネットワークプロトコールに従って、ATM/AAL915とデータを入出力する。スケジューリング/ファイルアクセス制御部930は、ファイル型式制御部922とプトコール制御部913に対してデータのアクセス命令を発行し、それぞれのタスクのスケジューリングを行う。
【0050】
970はATM/AAL、971はドライバ、972はプロトコール制御部を示す。映像データデコーダ960は、ATM−LAN990より入力され、ATM/AAL970及びプロトコール制御972により組み立てられた映像データをデコードし、映像信号、例えば、NTSC信号963に変換する。961は映像デーダデコーダ960のドライバであり、デコーダ制御962は、映像デーダデコーダ960を制御する。NTSC信号963は、Videoボード981に入力する。Windowシステム982は、入力した映像信号をクライアントアプリケーション983が指定する画面上に出力する。
【0051】
図10は、図9の映像蓄積配送装置901をスイッチバス1020に並列接続して構成した映像蓄積配送システム1010を示す。
本図において、1000は、映像蓄積配送システムの映像ファイルサーバ部、901は、図9に示した映像蓄積配送装置であり、1010は制御ユニット、1011はドライバ、1012はATM/AAL(ATMアダプテイブ層)を示す。1020はスイッチバス、1015は制御信号線を示す。950はクライアント、990はATM−LAN、1060はHUB、1070はLANを示す。
尚、本図の映像蓄積配送システム1000は、スイッチバス1020にATMセルを通すようにした例であり、制御方法と各部の機能は、図1の映像蓄積配送システム101と同様である。
【0052】
各クライアントと、映像蓄積配送装置901、制御ユニット1010は、それぞれATM I/Fを備える。LAN1070が、例えばイーサネットの如くATM以外のネットワークの場合は、HUB1060がATMセルとイーサネットのパケットとの変換を行う。各映像蓄積配送装置901がATM I/Fを備えた場合、ATM I/Fを持つクライアントは、ATM−LAN、映像蓄積配送システム1000のどちらにも接続可能となる。
【0053】
上記映像蓄積装置901と映像蓄積配送システム1000の詳細を図11〜図19を参照して説明する。
図11は、単体磁気デイスク装置におけるアクセス単位に対するSCSIインターフェース(I/F)のスループットを示す。ここでは、(a)は、磁気デイスクの仕様を仮定した場合、ワースト時のデータリードに要する時間を示す。
【0054】
磁気デイスク内のデータをリードする場合、ヘッドシーク時間と、回転待ち時間のオーバヘッドを生じる。ヘッドシーク時間は、読み出したいトラックへヘッドを移動するために要する時間、回転待ち時間は、ヘッドを目的トラックに位置づけてから、アクセスしたいセクタが到達する迄に要する時間である。デイスクリード時間は、デイスクから読み出したデータをバッファへに転送するのに要する時間、SCSI転送時間は、データを磁気デイスク装置のバッファからSCSI、またはそれに代わる別のデータ伝送線を経由して転送するのに要する時間である。デイスクリード動作とSCSI転送動作は、パイプライン形式で実行することが可能であり、その場合は、本図に示す時間より短時間で読み出しを行うことができる。
【0055】
図11の(b)に上記磁気デイスクのデータアクセス単位に対するデータ読み出しスループットを示す。
本図に示すように、アクセス単位が大きくなるに従って、オーバヘッドの割合が少なくなり、スループットを向上させることができる。磁気デイスクを効率的に使用するには、本図の斜線部分の単位でアクセスすることが有効となる。
【0056】
次に、データ蓄積装置としてRAID(Redundunt Array of Inexpensive
Disk)3を使用した場合のアクセス性能について説明する。
図12の(a)にRAID3の構成を示す。
RAID3では、ビット単位またはバイト単位ごとに複数の磁気デイスクにストライピングを行い、スループットを向上させる。各磁気デイスクは、回転を同期させる。また、パリテイ用の磁気デイスクを設け、ブロック欠陥が生じた場合も、データを再生できるようにしている。
【0057】
図12の(b)は、RAID3におけるデータ読み出し所要時間のワーストケースを示す。
磁気デイスクの回転を同期させると、ヘッドシークと回転待ち時間が同期し、その後のデイスクリード時間とRAIDコントローラ上のバッファへのSCSI転送時間とを並列に行うことができる、磁気デイスク単体に比べ、データアクセスのスループットを向上させることができる。
【0058】
バスI/F及びバスを介してメモリ上へ転送する本図の構成では、バス転送時間を要する。なお、磁気デイスク単体の場合と同様に、デイスクリードとSCSI転送、バス転送をパイプライン形式で行った場合は、本図より高速のアクセスが可能である。
【0059】
次に、アクセス単位を大きくした場合の映像データの配送方法について、図27を用いて説明する。
図27は、一つの磁気デイスク装置からABCの三つの映像データを同時に配送する場合のタイミングチャートであり、映像データの一部A1〜A4、B3〜B7、C2〜C5を順次に読み出し、メモリ上に保持する。上記メモリ上には、それぞれの映像チャネル対応にバッファを用意する。本図では、1チャネルに対してバッファを2つ用意している。
メモリ上の映像データは時間軸に従って順次配送する。メモリ上の映像データがなくなる前に、次に配送すべき映像データ部分を磁気デイスク装置から読み出し、別のバッファに保持する。以上の動作を繰り返すことにより、一つの磁気デイスク装置に蓄積された複数の映像データを同時に供給することができる。
【0060】
図13は、アクセス単位に対するデータリード時のスループットを示す。
本図から、RAID3では、斜線部分のアクセス単位でアクセスすると効率的であることが判る。また、単体デイスクの場合よりアクセス単位を大きくする方がより効率を向上できることがわかる。
【0061】
単体磁気デイスク、RAIDのどちらにおいても、アクセス単位を大きくするほど、効率がよい。しかし、複数のチャネルを同時供給する場合、1チャネルがデータ蓄積装置を占有する時間が、大きくなるため、新規チャネルの要求または早送りまたは早戻し再生等の特殊再生の要求がクライアントから発生した場合、レスポンスが遅くなる。そのため、単純にアクセス単位を大きくするだけではなく、ユーザニーズ、アプリケーションによりアクセス単位を設定する必要がある。 図14は、映像蓄積配送装置においてデータ蓄積装置に映像データを格納する場合のフォーマットの構成を示す。
本図において、1401はルートデイレクトリ、1405は映像データの管理情報、1408はフレームアドレステーブル、1410は映像または音声データを示す。映像または音声データ1410は、ヘッド部とデータ部から構成され、ヘッダ部にデータ部の構成、データサイズ等の配送時に必要な情報を書き込んでおく。アクセス単位は、磁気デイスク単体の場合、例えば100Kバイト〜512Kバイトとし、RAIDをデータ装置として使用する場合は、これのマルチドライブ倍程度をアクセス単位とする。
【0062】
図15に、映像データ配送時における物理的なメモリ上の構成を示す。
映像蓄積配送装置では、読み出し要求時に、フレームアドレステーブル1408を半導体メモリ上にロードし、データ蓄積装置から読み出したデータのバファを同じくメモリ上に確保する。以降は、フレームアドレステーブル1408により、フレームアドレスを即座に知ることができる。
【0063】
図14に示すデータフォーマット及び図15に示すようなメモリへのロードを行うことにより、一旦アクセスしだした映像データは、次に読みだすフレームの蓄積装置上のアドレスを蓄積装置のアクセスを行うことなく、知ることができる。 映像蓄積配送装置では、例えば、図27に示すように、データ蓄積装置に頻繁にアクセスを行うため、映像データ以外のデータ蓄積装置へのアクセスはできる限り行いたくない。
本発明では、映像配送要求が発生した映像データは、まず、そのフレームアドレステーブルをメモリ上にロードし、それ以後は、メモリ上の情報を元にデータ蓄積装置にアクセスする。これにより、データ蓄積装置の負荷を低減し、より多数の映像チャネルの供給を可能とし、かつ、映像データの読み出しに要する時間の把握及びスケジューリングの簡単化を行え、QOS管理を容易にすることができる。
【0064】
次に、早送りまたは早戻し再生等の特種再生方法について説明する。
【0065】
図16に、早送りまたは早戻し再生時のアクセス方法を示す。
図16(a)は、1フレームあたり約16KBと仮定した場合の早送りまたは早戻し再生時の映像データアクセス方法を示す。整数倍づつフレーム間引きを行ない、データを配送することにより特殊再生を可能とする。また、この場合は、映像データは連続して格納することにする。
【0066】
この場合のデータ読み出しに要する時間を図16(b)に示す。1フレーム目のデータアクセスのヘッドシークは、図11、12と同様であるが、2回目以降は、データが近傍に存在するため、ヘッドシーク時間は短くなる。
【0067】
通常再生時の磁気デイスクアクセス単位を256KBとし、1チャネルのために磁気デイスクを占有できる時間を一定とした場合、早送りまたは早戻し再生時のスループットは通常再生時の約1/2に低下する。これは、通常再生時は、256KB単位で磁気デイスクにアクセスしていたものを早送りまたは早戻し再生時のアクセス単位が16KBと小さくなるため、磁気デイスクアクセスのオーバヘッドの割合が増加し、スループットが低下した。
【0068】
図16(c)にクライアント側で再生される仕様を示す。早送りまたは早戻し再生時はフレームレートが通常再生時の約1/2となる。1チャネルのために磁気デイスクを占有できる時間を約2倍とすれば、通常再生時と同じフレームレートで、早送りまたは早戻し再生の特殊再生を行なうことができる。
【0069】
図17に、早送りまたは早戻し再生の別の実現方法を示す。
図17(a)は、フレーム内圧縮データの通常再生用データと特殊再生用のデータの形態を示す。図17(b)は、フレーム間予測を行なうMPEG等の圧縮データの通常再生用データと特殊再生用のデータの形態を示し、図17(c)は、蓄積装置への格納構造を示す。
【0070】
映像データは、図17(c)に示すように、圧縮方法、再生方法、データ構造または再生時間等を記述した制御データと、通常再生用データのフレームアドレステーブルと、通常再生用データと、特殊再生用データのフレームアドレステーブルと、特殊再生用データとから構成する。
【0071】
映像データの読み出し要求があった場合、映像蓄積配送装置は、メモリ上に上記の2つのフレームアドレステーブルをロードし、通常再生時には常再生用のフレームアドレステーブルを、特殊再生要求時には特殊再生用フレームアドレステーブルを参照し、映像データを配送する。これにより、特殊再生を実現することができる。
【0072】
図17(a)のフレーム内圧縮データにおいて、特殊再生用データを20倍のフレーム間引きしたデータとすると、これにより増加した蓄積容量はたかだか、5%である。RAID3をデータ蓄積装置に使用し、図16に示す特殊再生方法を行なった場合の仕様を図18に示す。RAID3においては、アクセス単位を単体デイスクを使用した場合よりアクセス単位を大きくした方がデータアクセススループットが向上する。
【0073】
通常再生時のアクセス単位を1024KBとした場合の特殊再生時に要するデータリード時間を図17(b)に示す。また、その時の特殊再生時のクライアント側に見える映像データの使用を図17(c)に示す。1チャネルのデータ蓄積装置を占有できる時間を一定とすると、特殊再生時は、通常再生時の約1/7のフレームレートとなる。アクセス単位を大きくするほど、特に、RAIDをデータ蓄積装置に用いたシステムでは、データアクセスを効率よく行える。しかし、図18の方法による特殊再生時のアクセス単位は、1フレーム単位となるため、通常再生時と特殊再生時のデータアクセス性能の差が大きくなる。
【0074】
図19は、データ蓄積装置の他の構成例を示す。
図19(a)において、1800は映像蓄積配送装置、1801はバス、1805はバスI/F、1806はデータを一時蓄えるバッファ、1807はSCSI I/F、1810は単体磁気デイスク、1802はCPU、1803はATMボード、1820はATM I/F、1850はATM LANを示す。
【0075】
CPU1802は、複数のSCSI I/F1807に接続された磁気デイスク1810のそれぞれにアクセスすることができる。また、それぞれのSCSI
I/F1807には一つまたは複数の磁気デイスク1810を接続する。
【0076】
本構成を採用し、アクセス単位を図11に示した単体磁気デイスクのアクセス単位とすることにより、特殊再生時のフレームレートを通常再生時の約1/2に維持したまま、全体のデータアクセススループットは並列化により向上させることができる。バス1801のトラフィックの集中時には、バッファ1806により、バスによるデータ転送時間をずらすことができる。また、バス転送中に別の映像データを磁気デイスク1810より、読み出しを行うことも可能である。
【0077】
図19(b)は、図19(a)のデータ蓄積装置に映像データを格納する場合のファイル構成の1例を示す。図19(a)の各磁気デイスク1810に示した番号は、図19(b)に示した番号と対応する。
磁気デイスク00には、File A、File Eを格納し、磁気デイスク10には、File B、File Fを格納する。同様に、磁気デイスク20には、File C、File Gを、磁気デイスク30には、File D、File Hを、磁気デイスク01には、File I、File Mを格納する。また、磁気デイスク11には、File J、File Aを、磁気デイスク21には、File L、File Aを格納する。ここで、File Aは、クライアントからのアクセス頻度が高い映像データである。
【0078】
図19(a)の構造の場合、一つの映像データにアクセス要求が集中すると、格納している磁気デイスク1800または、SCSI1807がボトルネックとなり、複数に要求を満足できない可能性を生じる。その場合は、図19(b)に示すように、アクセス頻度の高い映像データを別のSCSIケーブルに接続されている磁気デイスク1810に格納することにより、解決できる。
【0079】
次に映像データの蓄積装置に光デイスクジュークボックスを使用した場合について、説明する。
光デイスクでは、磁気デイスクに比べビット単価が安くなるため、映像蓄積装置として、光デイスクを使用することは、コストを低減するために有効である。しかしながら、一人のユーザ(またはチャネル)が或る光デイスクをアクセス中は、別のユーザ(またはチャネル)がその光デイスクを同時にはアクセスできないという問題がある。
【0080】
本発明では、一つの光デイスクまたは光ジュークボックス等を同時に複数のユーザ(チャネル)がアクセスできるようにするために、光デイスク蓄積装置内のデータを磁気デイスク装置等の高速なデータ蓄積装置に一時的に蓄えて、磁気デイスク装置上のデータを配送している間に、光デイスク装置上の別の映像データを磁気デイスク装置に転送するというキャッシュ方法を採用する。磁気デイスク装置上の映像データをクライアントに配送している間に、次の映像データと別に要求されている同一光デイスクあるいは同一光ジュークボックス内の映像データを磁気デイスク装置上に転送する。尚、磁気デイスク装置の代わりに、半導体メモリなど、他のメモリを用いてもよい。
【0081】
図20(a)は、図1の映像蓄積配送システム101を使用して、上述したキャシュ機能を実現できるようにしたものであり、121は高速レスポンス蓄積媒体で磁気デイスク、半導体メモリ等を示す。図20(b)に、各映像データにおける上記キャッシュ動作を示す。尚、ここで言う「大容量低速レスポンスの蓄積装置」は、例えば光ジュークボックスのようなデータ蓄積装置を示す。
【0082】
図20(b)に示すように、映像データの一部を順次、高速レスポンス蓄積媒体121へデータコピーを行なう。また、高速レスポンス蓄積媒体121にコピーされた映像データをクライアントへ順次配送する。配送の終わった映像データの一部は、順次、高速レスポンス蓄積媒体121上から消去してゆく。
【0083】
図21は、高速レスポンス蓄積媒体121に半導体メモリを使用した場合のシステム構成の1例である。本図において、2101、2102、2109は光デイスクジュークボックス、2110、2120、2140はバスI/F、2130はメモリを示す。
【0084】
図22は、同一の光デイスク、または同一の光デイスクジュークボックス上の複数の映像データを同時に配送する場合の説明図であり、光デイスクジュークボックス2101上にある「A」、「B」の2つの映像データと、光デイスクジュークボックス2102上にある「C」、「D」の2つの映像データとを本発明のキャッシュ方式により、同時に配送する場合のタイミング図を示す。
【0085】
光デイスクジュークボックス2101は、映像データAと映像データBの一部Ak、Bkを交互に読み出す。この場合のデータの読み出しには、本図に示すように、マウント時間と読み出し時間が必要である。同様に、光デイスクジュークボックス2102より、映像データCと映像データDの一部Ck、Dkを交互に読み出す。これらのデータは、スイッチバス140を介して、バスI/F2120に入力され、順次到着する映像データがメモリ2130のバッファ1〜5へ書き込まれる。また、配送時間に従って、映像データをスイッチバス140を介して順次にクラインアントへ配送する。以上の制御は、CPU2150及び制御ユニット190が行う。
【0086】
図23は、磁気デイスク装置を使用した場合のキャッシュ機能のデータの流れを示す。上述したキャッシュ機能は、図21に示したメモリ2130の代わりに磁気デイスク装置を使用しても同様に実現できる。
【0087】
図24は、本発明の他のシステム構成の1例を示す。この例では、図1のリソース制御用信号110を、リソース制御信号2401で示すように、バスI/F130とスイッチバス140を介して転送することによって、図1と同様な機能を実現できるようにしている。
【0088】
図25に本発明の応用システムの1例を示す。
本発明による映像蓄積配送装置は、本図に示すように、家庭向けのビデオオンデマンド、教育、各種の映像情報サービス、ホームショッピング等、非常に幅広い分野に対して応用することができる。また、公衆網と接続することにより、さらに多くの映像情報サービスのネットワークを実現できる。
【0089】
図28は、本発明による映像蓄積配送システムの更に他の構成例を示す。
図28において、3101は映像蓄積配送システム、3102は映像蓄積配送装置、3190は制御ユニット、3140はATMスイッチであり、複数の映像蓄積配送装置3102−1〜nが、上記ATMスイッチ3140で相互接続されている。各映像蓄積配送装置3102−1〜nには、例えば、各映像のタイトルが分散して格納される。
【0090】
ワークステーション、パーソナルコンピュータまたはCATV端末機などのクライアントからの映像配送要求は、制御ユニット3190で受付られ、要求されたタイトルを格納している映像蓄積配送装置3102とクライアントがデータ管理ブロック3190によって接続された状態で、映像蓄積配送装置3102が映像の配送を開始する。
【0091】
図29に映像蓄積配送装置3102に構成を示す。
本図において、3210は命令入力部、3211はデータ入力部、3220はデータ出力部、3230は映像チャネル配送制御ブロック、3231は映像チャネル入力制御ブロック、3232はコピー入力制御ブロック、3233はコピー出力制御ブロック、3240は磁気デイスク制御ブロック、3021は磁気デイスクを示す。
【0092】
映像チャネル配送制御ブロック3230は、配送要求のあった各映像タイトルと対応し、各映像タイトルのデータを、配送すべき時間軸に従って配送動作し、クライアント側で映像が乱れないように制御する。また、各映像チャネル配送制御ブロック3230は、命令入力部3210からの映像タイトルの指定、配送の一時停止、配送の終了や早送り再生、早戻し再生等のトリックプレイ等の命令を受け、これらの命令に応じて、必要なデータを磁気デイスク制御ブロック3240へ要求する。一旦、映像チャネルの配送動作を開始すると、クライアント側に供給すべき映像データが枯渇しないように、磁気デイスク制御ブロック3240に周期的にデータリードを要求する。これらのデータリード要求は、全てデッドラインを持っており、もし、デッドラインが守れず、タイムアウトが生じると、クライアントへの配送映像に乱れが生ずることになるため、映像蓄積配送装置では、デッドラインを守って、クライアントへの配送映像の品質を保証する必要がある。この映像品質の保証を、以下、QOS(クオリテイ オブ サービス)と呼ぶ。
【0093】
また、複数の映像チャネルを同時に配送する場合、新規のデータリード要求や一時停止からの再開動作等が頻繁に発生する。この場合、既に、配送サービスしている映像のQOSを保証するために、新規の配送要求を一時的にペンデイング状態にせざるを得ないが発生する。本発明のシステムでは、アクセスが集中しているタイトルと同一タイトルのレプリカを、別の映像蓄積配送装置3102に置くことによって、同一装置へのアクセス集中を分散させることができる。
【0094】
このような場合、タイトルのレプリカは速やかに作成する必要があり、かつ、複製元の映像の配送のサービスを中断させずに行なうことが要求される。この要求は、磁気デイスク装置の空き時間を利用してレプリカをバースト的に生成、転送することにより達成可能である。
【0095】
また、データ配送要求の形態として、例えば、会社や学校などのクライアントに対して教育用映像を配送する場合に「タイトルBを9時に配送する」というように、或る映像タイトルについて映像配送の開始時間を指定する場合がある。また、実時間制御を必要としないタイトルコピーやデイレクトリ情報の検索等のように、単発的に発生するアクセス要求も存在する。
【0096】
このような磁気デイスクへのアクセスを分類すると、以下の種類に分けることができる。
(1)周期的なデータアクセスの開始時に発生する最初のアクセス要求であって、できる限り速やかに行ないたいアクセス、
(2)周期的なデータアクセスの開始時に発生する最初のアクセス要求であって、配送時間を指定されているアクセス、
(3)周期的なデータアクセス、
(4)単発的なデータアクセス。
【0097】
これらのデータアクセスは、それぞれ異なった周期をもつ。
【0098】
以下、上記いずれのアクセス要求においても、既に配送サービス中の映像のQOSを保証し、それぞれの映像タイトルのデッドラインにタイムアウトのおそれのないスケジューリング方式及び制御方法を示す。
【0099】
図30は、磁気デイスクにおけるアクセス単位C(バイト)とスループットTH(バイト/秒)との関係を示す。磁気ディスクには、ヘッドシークや回転待ちのためのオーバヘッドを伴うため、図に示すように非線形な特性を持つ。この非線形関数をFとすると、デイスクスループットTHは、
TH=F(C) …………式(1)
により示される。
【0100】
図31は、周期タスクとなっている各映像チャネルにおける磁気デイスクへのリード要求とリード及び映像配送のタイミングを示す。
本発明では、磁気デイスクを効率よく使用するために、図31に示すようにアクセス単位を大きくすると共に、必要なデータの先読みを行なう。
【0101】
例えば、MPEG1において、256KBデータは、約1.37秒のノーマル再生データに対応する。先読みデータは、バッファ上に一旦ロードした後、約1.37秒の時間内にネットワークへ配送し、この配送動作中に次の配送すべき映像データの先読みを行なう。このようにデータの読み出し動作とデータの配送動作とを並列的に実行するために、2つのデータバッファA、Bを交互に使用する。
【0102】
例えば、一方のデータバッファAに格納されたデータを配送し終わると、次の先読みデータのリード要求を磁気デイスク制御ブロック3240に与え、他方のデータバッファBのデータについて配送動作を開始する。それぞれの先読みリード要求のデッドラインは、図31に示すように、他方のデータバッファからのデータ読み出し完了時刻までとなる。
【0103】
磁気デイスクのスループット特性は、図30(b)に示すように、折れ線近似で表わすこともできる。本図に示した折れ線近似1は、ピースワイズリニアと呼ばれる近似方法によるものである。これは、折れ線近似2のように、更に簡略化することも可能である。本発明のスケジューリングは、このような近似されたスループット特性を適用することによって、ハードウエア構成を簡略化し、プロセッサにより計算する場合の計算速度を高速化することができる。
【0104】
図32は、磁気デイスクへのアクセス要求(タスク)と、磁気デイスクにおけるアクセスタイミングとの関係を示す図であり、横軸は時間軸を示す。
図32(a)は、全てのタスクが同一周期で発生する場合のタイミング図を示す。この場合、それぞれのタスクの開始位相をずらすことにより、磁気デイスクのアクセスをばらつかせることができる。しかしながら、実際の応用において、アクセス要求される映像ストリームのビットレートは同一でないため、それぞれの映像タイトルの先読み動作を同一周期とすることは困難である。
【0105】
図32(b)は、各タスクの周期が異なる場合のタイミング図を示す。
映像チャネル配送制御ブロックから2以上のリード要求が同時に発生した場合は、重なったタスクを時間的にずらして磁気デイスクをアクセスせざるを得ない。この場合、アクセス要求が発生してから実際のディスク装置でデータアクセスが開始されるまでの時間遅れが大きくなると、各アクセス要求のデッドラインを守れない可能性がある。磁気デイスクでのアクセス遅延のワーストケースは、複数のアクセス要求の全てが同時刻に重なって発生した場合である。
【0106】
図32(c)は、全ての磁気デイスクアクセス要求が偶然に重なって発生した場合のタイミング図を示す。
複数のアクセス要求のうち、最も短いアクセス周期Tsをもつ要求Aが最後に実行された場合、デッドラインのタイムアウト発生の可能性が最も高い。然るに、このようなワーストケースにおいてデッドラインを守ることができれば、全てのデッドラインを保証することができる。以下、その条件について説明する。
【0107】
まず、周期的なアクセスのみに注目した場合、全ての映像ストリームのQOSを保証するための条件は次のようになる。
各リード要求の磁気デイスクの占有時間をWn、最短のアクセス周期をTsとすると、
Ts≧ΣWn …………条件(1)
を満足していれば、全ての磁気デイスクへの周期的なアクセス要求のデッドラインを保証することができる。
【0108】
次に、新規の周期的なアクセス要求が発生した場合、または非周期の単発的なアクセス要求が発生した場合でも全タスクのデッドラインを保証できるアルゴリズムについて説明する。ここで対象とするアクセス要求としては、
(1)新たなクライアントからの新規配送要求、
(2)既に、配送中のクライアントからの特殊再生要求、
(3)単発的な非周期の磁気デイスクへのアクセス要求
がある。
【0109】
上述したように、データの先読みを行なう方式を採用した場合、特殊再生要求(2)が発生すると、既に先読みされたデータは無効となるため、新たに周期的なアクセス要求が発生した場合と同様の扱いを行ない、以前のアクセス要求は停止させる必要がある。
【0110】
図33(a)は、全てのアクセス要求が、偶然或る時間内に重なって発生し、且つ、新規のアクセス要求と単発的なアクセス要求とが同時に発生したため、最短周期Tsをもつ周期的アクセス要求にタイムアウトが発生した場合のタイミング図を示す。このようなタイムアウトを防止し、クライアントへのQOSを保証するためには、例えば図33(b)に示すように、最短周期Tsをもつ周期的アクセス要求Aについてデッドラインを遵守できるように、新規リード要求Fのアクセスを遅らせればよい。
【0111】
ここで、新規アクセス要求Fに関するデータブロックのサイズをCkとし、このデータブロックをリード(またはライト)するために必要な磁気デイスク占有時間をWkとすると、Wkは
Wk=Ck/F(Ck) …………式(2)
によって算出できる。
【0112】
また、既に、時間Tjに発生している新規アクセス要求または単発的アクセス要求が必要とする磁気デイスク占有時間をDjとし、現在の時刻Tcから逆上って、最短周期Ts内に受け付けているアクセス要求の磁気デイスク占有時間の合計をD(total)とすると、D(total)は、
D(total)=ΣDj(if Ts > (Tc−Tj)) ………式(3)
により算出できる。
【0113】
また、既に行なっている周期的アクセス要求の合計W(total)は、
W(total)=ΣWn ………式(4)
により算出できる。
【0114】
ここで、新規のアクセス要求を受け付けた場合でも、最短周期Tsをもつアクセス要求のデッドラインを保証できる条件は、
Ts≧(W(total)+D(total)+Wk) ………条件(2)
となる。
【0115】
条件(2)を満たす場合は、新規アクセス要求を受付可能(アクセスの実行が可能)であり、上記条件(2)が満たさされない場合は、この要求を一時保留する必要がある。新規アクセス要求の受付を保留した状態で時間が経過すれば、式(3)のD(total)が減少し、やがて上記条件(2)を満足できる状態となるため、それ迄保留してあったアクセス要求の受け付けが可能となる。
【0116】
図34と図35は、上述した制御を行なうための磁気デイスク制御ブロック3102とスケジューリング制御部3720の1実施例を示す。
【0117】
磁気デイスク制御ブロック3102を示す図34において、3710は命令キュウ、3720はスケジュール制御部、3730は新規のアクセス要求用の命令キュウ、3740は命令受付部、3750はデータ入出力部を示す。
【0118】
命令受付部3740は、各映像チャネル配送制御ブロック3230、または映像チャネル入力制御ブロック3231から、磁気デイスクアクセス要求命令を受け取り、そのうち、既に周期タスクとして登録されているアクセス要求は、命令キュウ3710に送り、新規に発生した周期的アクセス要求や単発的アクセス要求は、命令キュウ3730へ送る。
【0119】
命令キュウ3730に蓄積された磁気デイスクのアクセス要求は、スケジューリング制御部3720により、上述した制御アルゴリズムに従って、直ちに命令キュウ3720へ送るか、条件(2)で説明したように遅延させた後、命令キュウ3720へ送られる。命令キュウ3710に送られた磁気デイスクへのアクセス要求は、FIFO(ファーストインファーストアウト)形式で順次に実行される。
【0120】
スケジューリング制御部3720を示す図35において、3810は、周期的アクセス要求の最短周期Tsを格納するための最短周期格納レジスタ、3811は比較器、3821は、各映像チャネル配送制御ブロック3230または映像チャネル入力制御ブロック3231から受け取る命令のフォーマットを記憶するためのメモリ、3822は命令キュウ3710へ送るべき命令を格納する命令レジスタ、3830は、新規アクセス要求の磁気デイスク占有時間を算出するための磁気デイスク占有時間算出回路、3831は、既に行なっている周期的アクセス要求を記録しておくための周期タスクの磁気デイスク占有時間記憶回路、3832は、新規タスクを記憶するためのFIFO(ファーストインファーストオウト)バッファ、3840は、条件(2)を計算するためのスケジュール判定回路を示す。
【0121】
スケジュール制御部3720は、命令キュウ3730から新規アクセス要求3721を受け取ると、以下の手順によってスケジューリングを行なう。
【0122】
(1)磁気デイスク占有時間算出回路3830より、式(2)のWkを算出する。(2)磁気デイスク占有時間算出回路3831より、式(4)のW(total)を算出する。
【0123】
(3)新規タスクが周期的タスクの場合、スケジュール判定回路3840より、条件(1)を満たすか否か判定し、満たさない場合はこの要求を拒絶する。
【0124】
(4)新規タスクの記憶FIFO3832より、式(3)のD(total)を算出する。
【0125】
(5)スケジュール判定回路3840より、条件(2)を満たすか判定し、条件を満たさない場合は、ある時間が経過した後、上記(3)の計算を再度行い、条件(2)を満たすか否かの判定を繰り返す。条件(2)を満足した場合は、命令フォーマット3821から予め磁気デイスクのアクセスに必要な情報だけを取り出して格納しておいた命令レジスタ3822の内容を命令キュウ3710へ送る。また、新規アクセス要求の磁気デイスク占有時間WkをDkとして、新規タスク記憶FIFO3822へ登録する。周期的タスクの場合は、Wkを周期タスクの磁気デイスク占有時間記憶回路3831に登録する。また、最短周期格納レジスタ3810と新規アクセス要求の周期Tを比較器3811により比較し、周期がTsより短い場合は、上記周期Tを新たな最短周期Tsとして記憶する。
【0126】
以上のスケジューリングにより、(1)新たなクライアントからの新規配送要求、(2)既に配送中のクライアントからの特殊再生要求、(3)単発的な非周期的な磁気デイスクへのアクセス要求が発生しても、クライアントへ配送中の映像のQOSを保証することができる。
【0127】
本発明によれば、映像の配送開始時間を指定した配送要求にも対応することができる。例えば、配送要求時に、このタスクを周期的タスクとして、図35に示した周期タスクの磁気デイスク占有時間記憶回路3831へ登録しておき、最初の先読みのみを行ない、配送開始指定時間まで、この映像チャネルを制御する映像配送制御ブロック3230をウエイト状態にしておく。配送開始の指定時間になったら上記ウエイト状態を解除し、通常の配送サービスを行なう。これにより、間もなく、磁気デイスク制御ブロック3102へリード要求が行なわれることになるが、このタスクは、既に周期的に行なわれているタスクとしてスケジュール判定回路3840がスケジューリングを行なっているので、上記リード要求によって他の配送中の映像のQOSが妨害されるおそれはない。
【0128】
このように、本発明の映像蓄積配送装置及び映像蓄積配送システムでは、任意の配送開始時間を指定して配送要求を行なうことができるため、例えば、2以上の別タイトルの映像を或る時刻で繋ぎ合わせた形で配送サービスすることが可能となる。
【0129】
図36は、本発明の更に他の応用例を示す。
図36において、3900はB−ISDN(広帯域公衆網)、3910は上記公衆網に接続された各種の映像タイトルを保管するアーカイバルサーバであり、上記公衆網3900には、各家庭にビデオオンデマンド、ホームショッピングなどのサービスを行なうCATV局が接続されている。
【0130】
各CATV局は、本発明による映像蓄積配送システム3101を備え、各家庭から映像タイトルの配送要求を受けると、圧縮映像をそれぞれの持つネットワークを介して要求元の各家庭に配送する。もし、自局内の映像蓄積配送装置内にユーザから要求されたタイトル(映像データ)が存在しない場合は、アーカイバルサーバ3910にタイトルのコピーを要求し、所望の映像タイトルをコピーインする。この場合、本発明の映像蓄積配送システム3101を適用することによって、既に他の映像の配送サービス中であっても、これらの配送中映像のQOSを保証しながら、アーカイバルサーバ3910からの映像データのコピーインを行なうことができる。
【0131】
図37は、上記CATV局に適用される映像蓄積配送システム3101の構成を示す。 本実施例において、映像タイトルは複数の映像蓄積配送装置3102(3102−1〜3102−n)に分散して格納されている。このシステム構成において、人気タイトルにアクセスが集中すると、そのタイトルを持つ特定の映像蓄積配送装置3102−iがボトルネックとなり、人気タイトルの配送サービスが制約されるおそれがあるが、この場合、人気タイトルを別の映像蓄積配送装置3102−jへのコピーし、アクセスを複数の配送装置に分散させることにより、上記ボトルネックを解消することができる。
本発明の映像蓄積配送装置3102を用いれば、既に映像配送している映像チャネルのQOSを保証しながら、同一タイトルへの集中度合いに応じてコピータイトルを持つ映像蓄積配送装置台数を増加し、分散体制でサービス要求に応じることができ、これと同様に、システムを停止することなく、新規タイトルを映像蓄積配送装置い追加することが可能であり、CATV局におけるビデオオンデマンドなどのインタラクテイブサービスをノンストップで実現できる。
【0132】
図38は、映像蓄積配送装置3102の更に他の実施例を示す。
図38(c)において、4005はI/Oバス、4010、4015はDMA制御、4050は制御ブロック、4020は制御ブロック内のメモリ、4025は制御ブロックの機能を実行するCPU、4040は磁気デイスク、4030はATM I/Fを示す。
【0133】
ここで、CPU4025は、図29に示した映像チャネル配送制御ブロック3230、映像チャネル入力制御ブロック3231、コピー入力制御ブロック3231、コピー出力制御ブロック3232、命令入力部3210、データ出力部3220、データ入力部3211、磁気デイスク制御ブロック3240の機能を制御プログラムにより実現する。
【0134】
図38(a)は、UNIXオペレーテイングシステムを使用している従来の計算機をベースとした映像データの転送方法を示し、図38(b)は、上記図38(c)のシステム構成における処理の高速化方法の1例を示す。
図38(a)の従来方法によれば、磁気デイスクから読み出されたデータは、CPUのオペレーテイングシステムにおけるカーネル部が管理するカーネルバッファへ転送され、これをユーザデータ空間へ一旦コピーした後、例えばATMインターフェイスを介してネットワークへ配送する。すなわち、CPU上で2回のメモリコピーを必要とする。
【0135】
図38(b)に示した方法は、ユーザのメモリ空間上にデータバッファを設け、磁気デイスクから映像データをDMA(ダイレクトメモリアクセス)機能によって上記ユーザメモリ空間上のデータバッファへ転送し、ネットワークへのデータ配送も、上記データバッファからATM I/FへDMA機能によって直接行うようにし、これにより、CPUによるメモリコピーをゼロ回にし、複数映像チャネルへの同時配送サービス機能を向上できるようにしたものである。
【0136】
【発明の効果】
以上の実施例の説明から明らかなように、本発明の映像蓄積配送装置によれば、映像データの画質を保証して、複数のユーザに同時に映像データを配送でき、映像蓄積容量または同時サービス可能なチャネル数について要求に柔軟に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像蓄積配送システムの1実施例を示す構成図。
【図2】図1におけるスイッチバス140の構成を示す図。
【図3】上記スイッチバスを介して転送されるセルの構成を示す図。
【図4】図1の装置102〜105として適用される本発明による映像蓄積配送装置400の基本構成図。
【図5】上記映像配送システム101における映像データの配送動作を示す図。
【図6】上記映像配送システム101における映像データの書き込み動作を示す図。
【図7】スイッチバス140を管理するためのQOS管理テーブル160を示す図。
【図8】映像データ書き込み動作時におけるクライアントとサーバの間の動作の流れを示す図。
【図9】本発明による映像蓄積配送装置の他の構成例を示す図。
【図10】図9の映像蓄積配送装置を適用した本発明による映像蓄積配送システムの他の構成を示す図。
【図11】磁気デイスク装置単体のデータアクセス時に要する時間とデータのアクセス単位に対するスループットとの関係を示す図。
【図12】RAID3の構成とデータアクセス時に要する時間を示す図。
【図13】RAID3をデータ蓄積装置として使用した場合のデータのアクセス単位に対するスループットを説明するための図。
【図14】データ蓄積装置への映像データの格納形式の1例を示す図。
【図15】映像データ配送のためのメモリ構成の1例を示す図。
【図16】特殊再生時のアクセス方法と仕様の1例を示す図。
【図17】特殊再生を行うための映像データの格納形式の1例を示す図。
【図18】RAID3をデータ蓄積装置として使用した場合の特殊再生時のアクセス方法と仕様の1例を示す図。
【図19】本発明による映像データ蓄積配送装置の他の実施例を示す構成図。
【図20】本発明による映像データのキャシュ時のデータの流れ及び動作を示す。
【図21】本発明による映像データのキャシュ機能を説明するための図。
【図22】映像データのキャシュ動作におけるデータのタイミング図。
【図23】磁気デイスクにおけるキャシュ機能の1実施例を示す図。
【図24】本発明による映像蓄積配送システムの他の実施例を示す構成図。
【図25】本発明による映像蓄積配送システムの応用例を示す図。
【図26】従来の計算機システムの構成の1例を示す図。
【図27】本発明のシステムにおける映像データの配送時のタイミング図。
【図28】本発明による映像蓄積配送システムの他の実施例を示す構成図。
【図29】上記映像蓄積配送システムにおける映像蓄積配送装置の機能構成図。
【図30】映像蓄積配送装置に適用される磁気デイスクのアクセス単位に対するスループットの特性を示す図。
【図31】映像データの先読み方式を説明するためのタイミング図。
【図32】磁気デイスクへのリード要求とアクセスと関係を示すタイミング図。
【図33】本発明による磁気デイスクのスケジューリングの1例を示すタイミング図。
【図34】磁気デイスク制御ブロックの機能を説明するための図。
【図35】図34におけるスケジュール制御部3720の構成を示すブロック図。
【図36】本発明による映像蓄積配送装置の他の応用例を示す図。
【図37】本発明による映像蓄積配送装置の更に他の応用例を示す図。
【図38】本発明による映像蓄積配送装置の他の実施例を示す図。
【符号の説明】
101…映像蓄積配送システム、102…映像蓄積配送装置、103…映像蓄積配送装置、104…映像蓄積配送装置、105…映像蓄積配送装置、
110…リソース制御用管理信号線、121…磁気デイスク、122…磁気テープ、
123…光デイスク、130…バスI/F、140…スイッチバス、150…ローカルエリアネットワーク(LAN)、161…バス制御ブロック、162…制御管理信号線、
165…データ管理システム、166…管理情報、170…(映像)編集(装置)、
171…ワークステーション(WS)、172…パーソナルコンピュータ(PC)、
180…公衆網、181…公衆網I/F、190…制御ユニット。
201…入力用スイッチ、202…出力用スイッチ、210…マルチプレクサ、
211…マルチプレクサ、218…マルチプレクサ、219…マルチプレクサ、
221〜229…ユニット(映像蓄積配送装置または制御ユニット)、
231〜239…外部接続端、240…バッファ、250…セル選択回路、
255…バッファブロック、260…制御ブロック、270…制御信号線。
400…映像蓄積配送装置、410…データ蓄積装置、411…スイッチ、
420…メモリ、421…スイッチ、430…出力ドライバ、435…入力ドライバ、
450…制御ブロック、451…CPU、452…タイマ、453…メモリ、
901…映像蓄積配送装置、905…コントローラ、906…デイスクアレイ装置、
911…バス、912…ドライバ、913…プロトコル制御、
915…ATM/ALL(ATMアダプテイブ層)、921…ドライバ、922…ファイル形式制御、930…スケジューリング/ファイルアクセス制御、931…サーバアプリケーション、950…クライアント、960…映像データデコーダ、961…ドライバ、
962…デコーダ制御、963…NTSC(信号)、970…ATM/ALL(ATMアダプテイブ層)、971…ドライバ、972…プロトコル制御、981…Videoボード、
982…Windowシステム、983…クライアントアプリケーション。
1000…映像蓄積配送システム、1010…制御ユニット、1011…ドライバ、
1012…ATM/ALL(ATMアダプテイブ層)、1020…スイッチバス、
1050…映像編集用WS。
1408…フレームアドレステーブル、1500…メモリ、1505…プログラム、
OS用領域、1510…(データ)蓄積装置の空きブロックリストテーブル、
1530…バッファ0、1540…バッファ1。
1800…映像蓄積配送装置、1801…バス、1802…CPU、1803…ATMボード、1805…バスI/F、1806…バッファ、1807…SCSI2(コントローラ及びI/F)、1810…単体磁気デイスク。
2100…バッファリング装置、2101…光デイスクジュークボックス、
2102…光デイスクジュークボックス、2110…バスI/F、2120…バスI/F、
2130…メモリ、2140…バスI/F、2150…制御ブロック、2151…CPU、
2152…タイマ、2171…映像蓄積装置、2172…映像蓄積装置。
Claims (2)
- 複数の入力端子と複数の出力端子とを有し、入力データを指定された出力端子に出力するためのスイッチユニットと、
上記スイッチユニットを制御する制御ユニットと、
上記スイッチユニットに接続され、映像情報の蓄積装置と映像情報出力装置とを有する少なくとも一つの映像蓄積配送装置と、
上記スイッチユニットと接続された少なくとも1つの端末装置とを備え、
上記映像蓄積配送装置と上記端末装置との間の映像データ転送および上記端末装置と上記制御ユニットとの間の通信が、上記スイッチユニットを介して行われ、
上記端末装置が上記制御ユニットに対して映像デ−タのアクセス要求を発行し、
上記制御ユニットは、上記アクセス要求に応じて前記スイッチユニットに指令を与え、上記端末装置と上記映像蓄積配送装置との間の接続を確立し、
上記制御ユニットは、上記映像蓄積配送装置内での映像データの格納場所及び上記映像蓄積配送装置の負荷情報を記憶する管理テーブルを有し、
上記制御ユニットは、上記管理テーブルを参照して、上記スイッチユニットに対し、上記端末装置と上記映像蓄積配送装置とを接続する指示を行うことを特徴とする映像蓄積配送システム。 - 上記制御ユニットは、上記指示を行った後に、上記管理テーブルを更新することを特徴とする請求項1記載の映像蓄積配送システム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28943694A JP3617089B2 (ja) | 1993-12-27 | 1994-11-24 | 映像蓄積配送装置及び映像蓄積配送システム |
US08/363,331 US6005599A (en) | 1993-12-27 | 1994-12-23 | Video storage and delivery apparatus and system |
KR1019940036704A KR100334000B1 (ko) | 1993-12-27 | 1994-12-26 | 영상축적배송장치및영상축적배송시스템 |
EP94120740A EP0660605B1 (en) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Video storage and delivery apparatus and method |
DE69424389T DE69424389T2 (de) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Gerät und Methode zur Speicherung und Verteilung von Videosignalen |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-330528 | 1993-12-27 | ||
JP33052893 | 1993-12-27 | ||
JP28943694A JP3617089B2 (ja) | 1993-12-27 | 1994-11-24 | 映像蓄積配送装置及び映像蓄積配送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07236132A JPH07236132A (ja) | 1995-09-05 |
JP3617089B2 true JP3617089B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=26557598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28943694A Expired - Fee Related JP3617089B2 (ja) | 1993-12-27 | 1994-11-24 | 映像蓄積配送装置及び映像蓄積配送システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6005599A (ja) |
EP (1) | EP0660605B1 (ja) |
JP (1) | JP3617089B2 (ja) |
KR (1) | KR100334000B1 (ja) |
DE (1) | DE69424389T2 (ja) |
Families Citing this family (99)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7188352B2 (en) | 1995-07-11 | 2007-03-06 | Touchtunes Music Corporation | Intelligent digital audiovisual playback system |
US7424731B1 (en) | 1994-10-12 | 2008-09-09 | Touchtunes Music Corporation | Home digital audiovisual information recording and playback system |
US8661477B2 (en) | 1994-10-12 | 2014-02-25 | Touchtunes Music Corporation | System for distributing and selecting audio and video information and method implemented by said system |
EP0786121B1 (fr) | 1994-10-12 | 2000-01-12 | Touchtunes Music Corporation | Systeme de reproduction audio-visuelle numerique intelligent |
WO1997009827A1 (en) * | 1995-09-07 | 1997-03-13 | Nec Australia Pty. Ltd. | A distribution system |
JP3456064B2 (ja) * | 1995-09-08 | 2003-10-14 | ソニー株式会社 | 音声・映像データ記録・再生装置 |
TW436777B (en) * | 1995-09-29 | 2001-05-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | A method and an apparatus for reproducing bitstream having non-sequential system clock data seamlessly therebetween |
JP3659528B2 (ja) * | 1996-01-08 | 2005-06-15 | キヤノン株式会社 | テレビ会議システム |
FR2753868A1 (fr) | 1996-09-25 | 1998-03-27 | Technical Maintenance Corp | Procede de selection d'un enregistrement sur un systeme numerique de reproduction audiovisuel et systeme pour mise en oeuvre du procede |
GB9705719D0 (en) * | 1997-03-20 | 1997-05-07 | Two Way Tv Ltd | Method and apparatus for transmitting data |
FR2769165B1 (fr) | 1997-09-26 | 2002-11-29 | Technical Maintenance Corp | Systeme sans fil a transmission numerique pour haut-parleurs |
US6816892B1 (en) * | 1998-03-18 | 2004-11-09 | Ncr Corporation | Web-on-cd |
JPH11282496A (ja) * | 1998-03-30 | 1999-10-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 復号装置 |
FR2781582B1 (fr) | 1998-07-21 | 2001-01-12 | Technical Maintenance Corp | Systeme de telechargement d'objets ou de fichiers pour mise a jour de logiciels |
US8028318B2 (en) | 1999-07-21 | 2011-09-27 | Touchtunes Music Corporation | Remote control unit for activating and deactivating means for payment and for displaying payment status |
FR2781591B1 (fr) | 1998-07-22 | 2000-09-22 | Technical Maintenance Corp | Systeme de reproduction audiovisuelle |
FR2781580B1 (fr) | 1998-07-22 | 2000-09-22 | Technical Maintenance Corp | Circuit de commande de son pour systeme de reproduction audiovisuelle numerique intelligent |
US6317779B1 (en) * | 1998-09-03 | 2001-11-13 | Hewlett-Packard Company | Audio/video from internet direct to compact disc through web browser |
US8726330B2 (en) | 1999-02-22 | 2014-05-13 | Touchtunes Music Corporation | Intelligent digital audiovisual playback system |
US8763053B1 (en) * | 1999-04-01 | 2014-06-24 | Cox Communications, Inc. | File system for a file server of a video-on-demand system |
MXPA01013149A (es) | 1999-07-12 | 2004-06-03 | Thomson Licensing Sa | Metodo y dispositivo para establecer una comunicacion. |
FR2796482B1 (fr) | 1999-07-16 | 2002-09-06 | Touchtunes Music Corp | Systeme de gestion a distance d'au moins un dispositif de reproduction d'informations audiovisuelles |
GB2352914A (en) * | 1999-08-03 | 2001-02-07 | Sony Uk Ltd | Data broadcast method |
US6532593B1 (en) * | 1999-08-17 | 2003-03-11 | General Instrument Corporation | Transcoding for consumer set-top storage application |
US6938269B2 (en) * | 1999-12-02 | 2005-08-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Video file providing apparatus, video receiving/reproducing apparatus, internet broadcast system, and computer-readable recording medium |
US8037502B1 (en) | 2000-01-12 | 2011-10-11 | Digital Connection, LLC | Method and apparatus for archiving media content |
FR2805377B1 (fr) | 2000-02-23 | 2003-09-12 | Touchtunes Music Corp | Procede de commande anticipee d'une selection, systeme numerique et juke-box permettant la mise en oeuvre du procede |
FR2805060B1 (fr) | 2000-02-16 | 2005-04-08 | Touchtunes Music Corp | Procede de reception de fichiers lors d'un telechargement |
FR2805072B1 (fr) | 2000-02-16 | 2002-04-05 | Touchtunes Music Corp | Procede d'ajustement du volume sonore d'un enregistrement sonore numerique |
US6912504B1 (en) | 2000-04-28 | 2005-06-28 | Blackarrow, Inc. | Distributing television advertisements over the internet |
FR2808906B1 (fr) | 2000-05-10 | 2005-02-11 | Touchtunes Music Corp | Dispositif et procede de gestion a distance d'un reseau de systemes de reproduction d'informations audiovisuelles |
US20020059635A1 (en) * | 2000-05-31 | 2002-05-16 | Hoang Khoi N. | Digital data-on-demand broadcast cable modem termination system |
US20020175998A1 (en) * | 2000-05-31 | 2002-11-28 | Hoang Khoi Nhu | Data-on-demand digital broadcast system utilizing prefetch data transmission |
US6557030B1 (en) * | 2000-05-31 | 2003-04-29 | Prediwave Corp. | Systems and methods for providing video-on-demand services for broadcasting systems |
US20020049980A1 (en) * | 2000-05-31 | 2002-04-25 | Hoang Khoi Nhu | Controlling data-on-demand client access |
US20020026501A1 (en) * | 2000-05-31 | 2002-02-28 | Khoi Hoang | Decreased idle time and constant bandwidth data-on-demand broadcast delivery matrices |
US20020138845A1 (en) * | 2000-05-31 | 2002-09-26 | Khoi Hoang | Methods and systems for transmitting delayed access client generic data-on demand services |
US20020023267A1 (en) * | 2000-05-31 | 2002-02-21 | Hoang Khoi Nhu | Universal digital broadcast system and methods |
US20020066100A1 (en) * | 2000-05-31 | 2002-05-30 | Khoi Hoang | Method for providing data services for a large number of small-sized data files |
US20020059620A1 (en) * | 2000-05-31 | 2002-05-16 | Hoang Khoi Nhu | Selective inactivation and copy-protection |
US7366402B2 (en) * | 2000-06-02 | 2008-04-29 | Lg Electronics Inc. | Method and apparatus of recording a high definition digital television broadcast signal |
FR2811175B1 (fr) | 2000-06-29 | 2002-12-27 | Touchtunes Music Corp | Procede de distribution d'informations audiovisuelles et systeme de distribution d'informations audiovisuelles |
US7149549B1 (en) | 2000-10-26 | 2006-12-12 | Ortiz Luis M | Providing multiple perspectives for a venue activity through an electronic hand held device |
US7812856B2 (en) * | 2000-10-26 | 2010-10-12 | Front Row Technologies, Llc | Providing multiple perspectives of a venue activity to electronic wireless hand held devices |
US7796162B2 (en) | 2000-10-26 | 2010-09-14 | Front Row Technologies, Llc | Providing multiple synchronized camera views for broadcast from a live venue activity to remote viewers |
US8583027B2 (en) | 2000-10-26 | 2013-11-12 | Front Row Technologies, Llc | Methods and systems for authorizing computing devices for receipt of venue-based data based on the location of a user |
US7630721B2 (en) | 2000-06-27 | 2009-12-08 | Ortiz & Associates Consulting, Llc | Systems, methods and apparatuses for brokering data between wireless devices and data rendering devices |
US7782363B2 (en) | 2000-06-27 | 2010-08-24 | Front Row Technologies, Llc | Providing multiple video perspectives of activities through a data network to a remote multimedia server for selective display by remote viewing audiences |
FR2811114B1 (fr) | 2000-06-29 | 2002-12-27 | Touchtunes Music Corp | Dispositif et procede de communication entre un systeme de reproduction d'informations audiovisuelles et d'une machine electronique de divertissement |
US7047312B1 (en) * | 2000-07-26 | 2006-05-16 | Nortel Networks Limited | TCP rate control with adaptive thresholds |
FR2814085B1 (fr) | 2000-09-15 | 2005-02-11 | Touchtunes Music Corp | Procede de divertissement base sur les jeux concours a choix multiples |
US7254622B2 (en) * | 2000-12-15 | 2007-08-07 | Tetsuya Nomura | Video-on-demand system |
US7356605B1 (en) * | 2000-12-29 | 2008-04-08 | Cisco Technology, Inc. | System and method for controlling delivery of streaming media |
US20030084461A1 (en) * | 2001-10-25 | 2003-05-01 | Khoi Hoang | Method and apparatus for transmitting non-VOD services |
JP4554111B2 (ja) * | 2001-05-18 | 2010-09-29 | パナソニック株式会社 | 映像記録再生システムおよび映像記録再生方法 |
US20030051249A1 (en) * | 2001-08-20 | 2003-03-13 | Khoi Hoang | System and method for data insertion (commercials) in client generic data-on-demand broadcast transmissions |
WO2003026216A1 (fr) * | 2001-09-14 | 2003-03-27 | Sony Corporation | Systeme et procede de traitement d'informations de reseau |
US20030055915A1 (en) * | 2001-09-14 | 2003-03-20 | Ngo Kin Cuc | Method and apparatus for transmitting data over a network |
FI115418B (fi) * | 2001-09-20 | 2005-04-29 | Oplayo Oy | Adaptiivinen mediavirta |
US7788396B2 (en) | 2001-11-28 | 2010-08-31 | Interactive Content Engines, Llc | Synchronized data transfer system |
US7644136B2 (en) * | 2001-11-28 | 2010-01-05 | Interactive Content Engines, Llc. | Virtual file system |
US7437472B2 (en) * | 2001-11-28 | 2008-10-14 | Interactive Content Engines, Llc. | Interactive broadband server system |
US7013318B2 (en) * | 2002-05-29 | 2006-03-14 | Raytheon Company | Method and system for encapsulating cells |
US9646339B2 (en) | 2002-09-16 | 2017-05-09 | Touchtunes Music Corporation | Digital downloading jukebox system with central and local music servers |
US11029823B2 (en) | 2002-09-16 | 2021-06-08 | Touchtunes Music Corporation | Jukebox with customizable avatar |
US8151304B2 (en) | 2002-09-16 | 2012-04-03 | Touchtunes Music Corporation | Digital downloading jukebox system with user-tailored music management, communications, and other tools |
US7822687B2 (en) | 2002-09-16 | 2010-10-26 | Francois Brillon | Jukebox with customizable avatar |
US8584175B2 (en) | 2002-09-16 | 2013-11-12 | Touchtunes Music Corporation | Digital downloading jukebox system with user-tailored music management, communications, and other tools |
US8332895B2 (en) | 2002-09-16 | 2012-12-11 | Touchtunes Music Corporation | Digital downloading jukebox system with user-tailored music management, communications, and other tools |
US8103589B2 (en) | 2002-09-16 | 2012-01-24 | Touchtunes Music Corporation | Digital downloading jukebox system with central and local music servers |
US10373420B2 (en) | 2002-09-16 | 2019-08-06 | Touchtunes Music Corporation | Digital downloading jukebox with enhanced communication features |
US7926080B2 (en) * | 2002-11-07 | 2011-04-12 | Microsoft Corporation | Trick mode support for VOD with long intra-frame intervals |
CN1754381A (zh) * | 2003-02-25 | 2006-03-29 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 在盘上存储用于多用户检索的节目 |
US7797720B2 (en) * | 2004-10-22 | 2010-09-14 | Microsoft Corporation | Advanced trick mode |
JP2007081663A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Funai Electric Co Ltd | クライアント・サーバシステム |
JP4297121B2 (ja) | 2006-03-01 | 2009-07-15 | ソニー株式会社 | 再生装置および再生方法 |
JP4720543B2 (ja) * | 2006-03-01 | 2011-07-13 | ソニー株式会社 | データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム、記録媒体、ならびに、再生装置、再生方法および再生プログラム |
US8826345B2 (en) * | 2006-09-08 | 2014-09-02 | Edgeware Ab | Method and an apparatus for data streaming |
US9330529B2 (en) | 2007-01-17 | 2016-05-03 | Touchtunes Music Corporation | Game terminal configured for interaction with jukebox device systems including same, and/or associated methods |
US9171419B2 (en) | 2007-01-17 | 2015-10-27 | Touchtunes Music Corporation | Coin operated entertainment system |
US9953481B2 (en) | 2007-03-26 | 2018-04-24 | Touchtunes Music Corporation | Jukebox with associated video server |
JP4772752B2 (ja) * | 2007-06-14 | 2011-09-14 | 日本電信電話株式会社 | 分散型マルチメディアサーバシステム、そのためのバッファサーバ、およびその分割マルチメディア情報蓄積配信方法 |
US8332887B2 (en) | 2008-01-10 | 2012-12-11 | Touchtunes Music Corporation | System and/or methods for distributing advertisements from a central advertisement network to a peripheral device via a local advertisement server |
US10290006B2 (en) | 2008-08-15 | 2019-05-14 | Touchtunes Music Corporation | Digital signage and gaming services to comply with federal and state alcohol and beverage laws and regulations |
US20090175598A1 (en) * | 2008-01-09 | 2009-07-09 | Jian Chen | Move processor and method |
US9832442B2 (en) | 2008-01-15 | 2017-11-28 | Echostar Technologies Llc | System and method of managing multiple video players executing on multiple devices |
US8190760B2 (en) | 2008-01-15 | 2012-05-29 | Echostar Advanced Technologies L.L.C. | System and method of managing multiple video players |
US8849435B2 (en) | 2008-07-09 | 2014-09-30 | Touchtunes Music Corporation | Digital downloading jukebox with revenue-enhancing features |
US20100031302A1 (en) * | 2008-07-30 | 2010-02-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Stream distribution system, stream receiving device, and stream reproduction method |
CA2754990C (en) | 2009-03-18 | 2015-07-14 | Touchtunes Music Corporation | Entertainment server and associated social networking services |
US10719149B2 (en) | 2009-03-18 | 2020-07-21 | Touchtunes Music Corporation | Digital jukebox device with improved user interfaces, and associated methods |
US10564804B2 (en) | 2009-03-18 | 2020-02-18 | Touchtunes Music Corporation | Digital jukebox device with improved user interfaces, and associated methods |
US9292166B2 (en) | 2009-03-18 | 2016-03-22 | Touchtunes Music Corporation | Digital jukebox device with improved karaoke-related user interfaces, and associated methods |
WO2011021906A2 (en) | 2009-08-21 | 2011-02-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for requesting data, and method and apparatus for obtaining data |
CN105355221A (zh) | 2010-01-26 | 2016-02-24 | 踏途音乐公司 | 具有改进的用户界面的数字点播设备和相关方法 |
JP6002770B2 (ja) | 2011-09-18 | 2016-10-05 | タッチチューンズ ミュージック コーポレーション | カラオケおよび/またはプリクラ機能を備えたデジタルジュークボックス装置および関連手法 |
US11151224B2 (en) | 2012-01-09 | 2021-10-19 | Touchtunes Music Corporation | Systems and/or methods for monitoring audio inputs to jukebox devices |
US9921717B2 (en) | 2013-11-07 | 2018-03-20 | Touchtunes Music Corporation | Techniques for generating electronic menu graphical user interface layouts for use in connection with electronic devices |
KR102303730B1 (ko) | 2014-03-25 | 2021-09-17 | 터치튠즈 뮤직 코포레이션 | 향상된 사용자 인터페이스를 가지는 디지털 주크박스 장치 및 관련 방법. |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5051822A (en) * | 1989-10-19 | 1991-09-24 | Interactive Television Systems, Inc. | Telephone access video game distribution center |
JP3191315B2 (ja) * | 1990-05-30 | 2001-07-23 | 株式会社日立製作所 | メディア処理装置 |
JPH05167544A (ja) * | 1991-12-12 | 1993-07-02 | Sony Corp | 情報分配装置 |
JP3262142B2 (ja) * | 1992-01-16 | 2002-03-04 | 富士通株式会社 | Atmセル化装置、atmセル化方法、ノード、及びノードにおける多重化方法 |
JPH05235991A (ja) * | 1992-02-25 | 1993-09-10 | Fujitsu Ltd | Atm交換機における分配接続方式 |
JPH05260091A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-08 | Fujitsu Ltd | マルチメディア多重化方式 |
JPH05276185A (ja) * | 1992-03-25 | 1993-10-22 | Fujitsu Ltd | 呼受付制御方式 |
JPH05292114A (ja) * | 1992-04-09 | 1993-11-05 | Fujitsu Ltd | 通信パス設定装置及びその方法 |
JPH05336152A (ja) * | 1992-05-29 | 1993-12-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マルチメディア多重方式 |
JPH05336148A (ja) * | 1992-06-03 | 1993-12-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | Atmデータ伝送方式 |
JPH0686285A (ja) * | 1992-08-31 | 1994-03-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像伝送装置 |
JPH07183884A (ja) * | 1993-12-22 | 1995-07-21 | Fujitsu Ltd | 情報分配システム |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP28943694A patent/JP3617089B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-23 US US08/363,331 patent/US6005599A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-12-26 KR KR1019940036704A patent/KR100334000B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-12-27 EP EP94120740A patent/EP0660605B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-12-27 DE DE69424389T patent/DE69424389T2/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100334000B1 (ko) | 2002-10-04 |
DE69424389T2 (de) | 2001-01-25 |
US6005599A (en) | 1999-12-21 |
EP0660605A2 (en) | 1995-06-28 |
EP0660605A3 (en) | 1995-10-18 |
EP0660605B1 (en) | 2000-05-10 |
KR950022986A (ko) | 1995-07-28 |
DE69424389D1 (de) | 2000-06-15 |
JPH07236132A (ja) | 1995-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3617089B2 (ja) | 映像蓄積配送装置及び映像蓄積配送システム | |
US6032200A (en) | Process scheduling for streaming data through scheduling of disk jobs and network jobs and the relationship of the scheduling between these types of jobs | |
Lougher et al. | The design of a storage server for continuous media | |
US5852705A (en) | Method and apparatus for guaranteeing average case disk transfer bandwidth and seek time for a video server | |
KR100228937B1 (ko) | 매체 스트리머 | |
Yu et al. | Design and analysis of a grouped sweeping scheme for multimedia storage management | |
KR100231220B1 (ko) | 다수의 디스크상에 저장된 스트라이프들로 분할되어 있는 데이타 유닛들중 요청된 데이타 유닛을 검색하는 방법 및 장치(A disk access method for delivering multimedia and video information on ctemand over wide area networks) | |
US6223211B1 (en) | Apparatus and computer-implemented process for providing real-time multimedia data transport in a distributed computing system | |
JP2742390B2 (ja) | ビデオ・システムにおけるポーズ・レジュームをサポートする方法およびシステム | |
JP4328207B2 (ja) | 対話型ブロードバンドサーバシステム | |
JP3110987B2 (ja) | 等時性データ・ストリームを生成するビデオ用に最適化された媒体ストリーマ | |
JP3338451B2 (ja) | ビデオ・オン・デマンドのためのスタッガード・ストリームサポート | |
JPH08154233A (ja) | ビデオ用に最適化された媒体ストリーマ | |
KR19990036358A (ko) | 데이터 처리 시스템 | |
CA2444438A1 (en) | System and method for retrieving and storing multimedia data | |
JPH0887385A (ja) | キャッシュ管理を有するビデオ用に最適化された媒体ストリーマ | |
JPH08154236A (ja) | ビデオ用に最適化された媒体ストリーマ・データ・フロー・アーキテクチャ | |
JP2003525486A (ja) | 有限要求リオーダを用いるディスク・スケジューリング・システム | |
Lougher et al. | The design and implementation of a continuous media storage server | |
US20030154246A1 (en) | Server for storing files | |
Jadav et al. | Designing and implementing high-performance media-on-demand servers | |
CHIUEH et al. | Design and implementation of the stony brook video server | |
Kwon et al. | Data placement for continuous media in multimedia DBMS | |
JP2000209218A (ja) | 情報記録装置 | |
Vina et al. | Real-time multimedia systems |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040406 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040803 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041019 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041101 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |