JPH05336148A - Atmデータ伝送方式 - Google Patents

Atmデータ伝送方式

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JPH05336148A
JPH05336148A JP16859492A JP16859492A JPH05336148A JP H05336148 A JPH05336148 A JP H05336148A JP 16859492 A JP16859492 A JP 16859492A JP 16859492 A JP16859492 A JP 16859492A JP H05336148 A JPH05336148 A JP H05336148A
Authority
JP
Japan
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pti
cell
data
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Prior art date
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Pending
Application number
JP16859492A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Tsujikado
光夫 辻角
Yutaka Ueda
豊 植田
Naoki Kitahara
尚樹 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP16859492A priority Critical patent/JPH05336148A/ja
Publication of JPH05336148A publication Critical patent/JPH05336148A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報の転送能力を有効に活用する。 【構成】 送信側のTVカメラ1、ビデオ符号化装置
2、マイクロフォン3、音声符号化装置4等からの出力
データ、符号を、セル組立装置7で48バイトの長さに
まとめる。そして、ヘッダ付与装置9で、行先、PTI
生成回路8からのPTI、誤り訂正符号を付加し、セル
としてATMネットワーク10に送出する。受信側で
は、ATMネットワーク10よりセルを受け取り、ヘッ
ダ分離装置11でヘッダを分離してPTIをPTI復号
回路12に出力し、付加情報を再生する。一方、48バ
イトのデータ部分をセル分解装置13に出力する。セル
分解装置13は、ビデオ符号化データをビデオ復号化装
置14へ、音声符号化データを音声復号化装置16へそ
れぞれ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、B-ISDNにおけるATM
データ伝送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】次世代の通信網として、ATM(非同期
転送モード)によるB-ISDNが注目されている。このよう
なB-ISDNは、CCITT SGXVIII において勧告化作業が進め
られている(CCITT Rec.I.361 “B-ISDN ATM laye
r specification ”CCITT SGXVIII メルボルン会合(1
991.11)参照)。図2は、ATM通信の説明図で
ある。図示のネットワークでは、音声、画像、データを
48バイト毎にまとめ、これに行先・内容を書いた5バ
イトのヘッダをつけてセル(cell)とし、セルのや
りとりをネットワーク上で行なうことにより通信を行な
う。このような固定長のセルベース通信により、メディ
アの一元化が達成され、大容量・高速通信が可能にな
る。
【0003】図3は、ヘッダの構成図である。図示の斜
線部のフィールドには、図4に示すPTI(Payload Typ
e Information)が格納される。その他のフィールドに
は、ATM交換機を介してセルを送るための情報が格納
される。上述した勧告では、図示のようなヘッダ部分の
3ビットのPTIフィールドにおいて、エンド−エンド
の情報(ATM user to use information)のやりとり
が可能となっている。このようなエンド−エンドの情報
は、例えば、ビデオ符号化における階層符号化の階層情
報をセルごとに送るというものである。ここに、階層情
報とは、セルの内容が階層符号化された画像信号を復号
する上で、重要な階層か重要でない階層かを示す情報で
あり、2つの論理値を送ることが可能となっている。
【0004】図4は、ビデオ符号化における階層符号化
の説明図である。図示のように、入力を離散コサイン変
換して低域から高域までの4段階に階層分けする。この
場合、低域の情報は、ビデオ画像全体の情報であり、重
要である。逆に、高域の情報は、ビデオ画像上の細かな
部分の情報であり、重要ではない。これは、画像の全体
は、目に付きやすく、逆に、細部は、見逃しやすいとい
う人間の目の性質に対応したものである。図5は、PT
Iフィールド情報の構成図である。図示の情報において
は、ユーザ表示=0か又は1で情報が重要か重要でない
かを表わす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような問題があった。即ち、階
層符号化等が行なわれない場合には、上述したヘッダ部
にある3ビットのPTIフィールドは使われないことに
なる。このような情報が全く使われないと、通信の無駄
が生じる。例えば、動画像通信の場合、1秒当たり16
0〜80000個のセルが送信される。従って、PTI
フィールドのうちの1ビットだけが使われなかったとし
ても、160bps〜80kbpsもの通信能力が無駄
になってしまった。つまり、符号化効率が低いという問
題があった。本発明は、以上の点に着目してなされたも
ので、情報伝送の無駄がなく、符号化効率の高いATM
データ伝送方式を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のATMデータ伝
送方式は、情報を所定量毎にまとめ、これに行先及び内
容を書いたヘッダを付けてセルを構成し、当該セルのや
りとりをネットワーク上で行なうことにより通信を行な
う場合において、前記セルのヘッダ内のユーザ使用領域
にユーザの付加情報を書き込むことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】本発明のATMデータ伝送方式においては、CC
ITT SGXVIII において勧告化されるATMによるB-ISDN
のヘッダ内のPTIフィールドに階層情報が格納されな
いときは、その代りにユーザの付加情報が格納される。
つまり、階層符号化を行なわない場合、あるいは階層符
号化を行なう場合であっても、重要でない階層を区別せ
ずにすべて重要な階層として扱う場合に、階層情報の代
りにユーザの付加情報を送る。このような付加情報に
は、字幕、テキスト、コンピュータデータ、各種制御信
号等がある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明のATMデータ伝送方式の
一実施例のブロック図である。図示のATM通信システ
ムにおいては、送信側にTVカメラ1、ビデオ符号化装
置2、マイクロフォン3、音声符号化装置4、送信側フ
ァックス5、送信側コンピュータ6が設けられている。
これらの出力データ、符号は、セル組立装置7で48バ
イトの長さにまとめられる。そして、ヘッダ付与装置9
で、行先、PTI生成回路8からのPTI、誤り訂正符
号を付加され、セルとしてATMネットワーク10に送
り出される。このうち、PTI生成回路8は、文字デー
タを1ビットずつのデータに分離し、“0”(000)
又は“1”(001)とする。そして、各セルのPTI
フィールドに書き込む。
【0009】一方、受信側では、ATMネットワーク1
0よりセルを受け取り、ヘッダ分離装置11でヘッダを
分離してPTIをPTI復号回路12に出力し、48バ
イトのデータ部分をセル分解装置13に出力する。セル
分解装置13は、ビデオ符号化データをビデオ復号化装
置14へ、音声符号化データを音声復号化装置16へ、
ファックスのデータを受信側ファックス18へ、コンピ
ュータデータを受信側コンピュータ19へそれぞれ出力
する。ビデオ復号化装置14は、符号を映像に再生し、
TVモニタ15へ出力する。音声復号化装置16は、音
声信号を再生し、スピーカ17へ出力する。PTI復号
回路12は、PTIを送信側で付加された情報に復号す
る。このうち、PTI復号回路12は、PTIフィール
ドのデータを“0”(000又は010)又は“1”
(001又は011)として解読し、付加情報を再生す
る。
【0010】次に、PTI生成回路8、PTI復号回路
12の動作について説明する。PTIのユーザ使用情報
は、例えば、階層復号化の階層識別に用いられることに
なっているが、階層識別の必要がなければ使われない。
従って、これを利用して、セル1個当たり1ビットの情
報をユーザ同士で送ることができる。例えば、動画像通
信の場合、64kbps〜30Mbps程度の情報が流
れる。これをセルの個数に換算すると、1秒当たり16
0〜80000個となる。従って、PTIフィールドで
160bps〜80kpbsの情報を送れることがわか
る。
【0011】本発明では、このようなPTIフィールド
を利用し、セルで送られる本来の情報とは別に付加的な
情報を送ろうというものである。このような情報には、
例えば、字幕、テキスト、コンピュータデータ、各種制
御信号等がある。文字データ(1文字=16ビット)な
らば、上記の場合、1秒間に10文字〜5000文字を
送ることができる。PTI生成回路8は、文字データを
1ビットずつ“0”(000)、“1”(001)とし
て、PTIフィールドに書き込み、PTI復号回路12
は、PTIフィールドのデータを“0”(000又は0
10)、“1”(001又は011)として解読し、付
加情報を再生する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のATMデ
ータ伝送方式によれば、セルのヘッダのPTIフィール
ドを利用し、付加的な情報伝送を行なうようにしたの
で、ヘッダの情報伝送能力を活用することができ、経済
的な付加情報伝送が可能となる。また、本来の目的であ
る階層情報伝送も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のATMデータ伝送方式の一実施例のブ
ロック図である。
【図2】ATM通信の説明図である。
【図3】ヘッダの構成図である。
【図4】ビデオ符号化における階層符号化の説明図であ
る。
【図5】PTIフィールド情報の構成図である。
【符号の説明】
1 TVカメラ 2 ビデオ符号化装置 3 マイクロフォン 4 音声符号化装置 7 セル組立装置 8 PTI生成回路 9 ヘッダ付与装置 10 ATMネットワーク 11 ヘッダ分離装置 12 PTI復号回路 13 セル分解装置 14 ビデオ復号化装置 15 TVモニタ 16 音声復号化装置 17 スピーカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を所定量毎にまとめ、これに行先及
    び内容を書いたヘッダを付けてセルを構成し、 当該セルのやりとりをネットワーク上で行なうことによ
    り通信を行なう場合において、 前記セルのヘッダ内のユーザ使用領域にユーザの付加情
    報を書き込むことを特徴とするATMデータ伝送方式。
JP16859492A 1992-06-03 1992-06-03 Atmデータ伝送方式 Pending JPH05336148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16859492A JPH05336148A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 Atmデータ伝送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16859492A JPH05336148A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 Atmデータ伝送方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05336148A true JPH05336148A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15870953

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16859492A Pending JPH05336148A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 Atmデータ伝送方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07236132A (ja) * 1993-12-27 1995-09-05 Hitachi Ltd 映像蓄積配送装置及び映像蓄積配送システム

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